はてなキーワード: アルバムとは
V系という括りで言えばソフビ系に当てはまるそのバンドは、音楽性も人間性もとても魅力的で。
田舎の中学生だった私は、全国ツアーの中でも地元の1公演にしか行けなかった。
だけど、とても満足していたし、楽しくて仕方がなかった。
でも大学受験の頃にはそのバンドも新たなプロデューサーを迎えたり、少しずつ方向性が変わっていってしまって。
もういいか、とライブには行かなくなった。
大学生になってから、時折CDショップに行って彼らのCDの棚を見て、新しいアルバムが出ていたら一応買っておくことは忘れなかった。
久しぶりにカラオケで彼らの曲を歌ったら昔のPVが流れて懐かしくなった。
同じバンドが好きだと言っていた、別ジャンルで繋がった友人にその話をしたら、友達もその話を聞いてPVを見て懐かしくなったらしい。
バンドの話で盛り上がり、調べてみたらちょうどツアーが始まることを知った。
10年ぶりに見た彼らは、ステージの上でキラキラに輝いていて、色あせるどころかもっと素晴らしくなっていた。
今回のツアーはそれぞれチケット1箇所しか取れなかったけど、次はもっと行こうね、と友達と約束した。
そのためにFCにも入り直した。
毎日CDを聞いて、DVDを見て、ニコ生を見て、楽しくて仕方がなかった。
新しいアルバムをひっさげた、次のツアーの告知があった時、諸手を上げて喜んだ。
ありがたいことに、公演は全て土日2デイズで社会人でも行きやすくて全国各地のチケットを確保した。
最終公演は彼らの思い出の会場だった。そこに行けることが、嬉しくて仕方がなかった。
友達と二人で、本当に楽しみにしていた。
最終公演で、友達は泣いていた。私は、泣かなかった。
メンバーはそれぞれ個別に活動を初めて、私と友達はそれを追いかけるようになった。
いろんなバンドを好きになった友達はすごく楽しそうだった。毎回色んな場所に誘われた。
でも、普通の会社勤めをしていると平日の地方遠征は出来ない。ごめん、と断ることが増えた。
私よりもずっと仲の良い人たちとたくさんの話をしていた。
私とは喧嘩しかしなくなった。夜通し喧嘩したあと、もうダメだ、と諦めた。
友達にはずっと嘘をついていた。
この人好き、って言ってたメンバーも、間近で見た時に醜い二重あごが目立っていた瞬間に熱が冷めた。
本当は、最初に好きになったバンド以外、好きになれたものなんて、一つもなかった。
ただ、ジャンルの切れ目が縁の切れ目、となるのが嫌でしがみついていただけの
戦場のメリークリスマスもレッツダンスもいいけど
https://www.youtube.com/watch?v=4B5zmDz4vR4
スペース・オディティ
https://www.youtube.com/watch?v=D67kmFzSh_oh
あたりがすき
https://www.youtube.com/watch?v=4Z1rNXb56EQ
モットザフープルを世に出したりイギーポップとかイーノ、クイーンとかと交流したり
https://www.youtube.com/watch?v=VkqQj8Z_aVY
ゲスのやつって壮大なファンドッキリ&宣伝じゃないの?????
前にフランプールがさ、メンバーの誰かデブすぎるからノンスタ井上と入れ替えるとか下らない企画あったじゃん
ゲスの極み乙女ってくらいだから、なんかサブカル全開で見せてるのにそんなゲスい手法で宣伝するとか!
俺たちほんとにゲスでしょ〜!世間を煙に巻くこれこそまじサブカル! まさにゲスの極み!!!っていう企画じゃないの?
ファン層若そうだからそれくらいやっても、やっぱゲス最高やわえのんさんカッコイイ抱いて!!!!!
みたいな反応で終わる、みたいな想定なんじゃないのって思ったんだけど、違うの???
どっちのファンでもないからどうでもええのやけど、
なんかうまくできすぎててイライラする!
何なの?!すっごいモヤモヤきになる
(そんなのがあったかしらんけど)
みたいなやりとりとかあったんじゃないの??
やっぱベッキーイイ子だったわみたいな
むしろ好感度上がってゲスもベッキーもウィンウィンやでみたいな
ことでは??
おもしろいけど違うん?
それは私が21歳の大学生だった時のことです。
その頃の私は、男性とお付き合いしたこともないし、実家と大学を往復しているだけの、ぼーっとした学生でした。
さて、私の所属学部には、学生に人気のある男性の先生がいました。歳は当時40代だったと思います。
今でも覚えていますが、近くのホームセンターで購入したら思っていたより高かった、と皆に話していました。
好きなものを選んでください、と先生に言われ、皆がバラの花束に集まりました。
色んな色がありましたが、私は赤いバラを選び抜き取りました。そして、無意識で花の匂いをかぎました。自分の席に戻ろうとすると、先生と目が合いました。先生は私を見て「バラが似合うね」とおっしゃいました。
私は絶句しました。男性と付き合うどころか、手すら握ったこともないのに、当時人気の男性からそう言われるのは、あまりに衝撃的でした。そのバラの匂いも思い出せませんが、同級生が「私も似合う?」とからかい、ポーズを取っていたのを、とても恥ずかしい思いで見ていたのは覚えています。
また、同じ先生の講義でのことです。その日私は遅刻して教室に入り、空いている席に座りました。席に着くや否や、先生は私を指名しました。花を使った慣用句があるが、聞いたことはあるか?と聞かれました。さっき座ったばかりでぼんやりする頭では何も浮かんできませんでした。先生は、「立てば?…芍薬。座れば?…牡丹。歩く姿は?…」とまで言ったとき、ピーン!ときた私は「百合の花!」と答えました。先生は私が正解するとは思っていなかったようで「良く知っていましたね」、と大変驚いた様子でした。それを見て私は生意気に、バカにしないでよ、と思いました。しかし先生は「誰かに言われたことでもあるんですか」とおっしゃってきました。私はカーッと顔が熱くなり、慌てて否定しました。先生は「本当に言われていそうですね」とニヤっとされました。そのあと先生が、この慣用句は美しい女性を表現したものであることを説明しているときの、私のいたたまれなさと言ったら。
今の私ですか?彼氏のいない30歳です。
ベッキーとゲスの極み乙女の川谷絵音氏の不倫騒動が話題になっている。
聞きたいのはミュージシャンが不倫したらミュージシャンとしてだめになるかどうかということ…というよりそのミュージシャンのファンがそのままファンでいることはだめなのかということ。
例えば、大工が不倫をしたからといってその大工が作る家に影響が出るだろうか。いや、その大工の持っている技術も、作る家の品質も変わらないだろう。
ましてその家に住む人なんて何も悪くない。
しかしこれがミュージシャンとなると少し違ってくるだろうか。不倫をしたミュージシャンが書く曲には影響が出てくるかもしれない。曲というのは書く人のその時の心情が反映されそうだ。それがラブソングならなおさら。(私は実際曲を書いたことはないけれど)
この件で、ゲスの極みから離れるファンは大勢いるだろう。しかし、川谷絵音が不倫していようがいるまいが川谷絵音の書く曲が好きだからファンを続けるというファンもまたいると思う。
不倫を肯定しているわけではなく、純粋に川谷絵音の書く曲が好きだからその曲を聴いているという人は、世間から「不倫男の曲を聴いている悪い奴」として批判されるのだろうか。
純粋にゲスの極みの音楽のファンだからライブに行く人は、世間から「不倫男のライブに行っている頭のおかしい奴」として見られるのだろうか。
私はゲスの極みの熱烈なファンとまではいかないが、リリースされる新曲を毎回楽しみにしていたし、来週発売されるアルバムも、1/17の代々木公園でのフリーライブや3月からのツアーも楽しみにしていた。
しかしこの件が起きてから、正直どんな顔をしてこの人の曲を聴けばいいかわからなくなってきた。ライブもどんな顔をして楽しめばいいかわからないし、行こうかどうか悩んでいる。
はてなのみなさんは不倫したミュージシャンの書く曲を聴いたり、ライブに行ったりする人のことをどう思いますか?いろんな人の意見が聞けると嬉しいです。
わたし氏、25歳。
18歳になる前からネットの紹介制度?を使ってひそかに入会し、なんだかんだで大学のころにどっぷりと浸かって、21歳くらいまでは現役mixiユーザーだった。
・日記、旅行記を書く(当時は主流だったけど、その中でもディープな方だったかもしれない)
・趣味のコミュニティに参加(300とかそれ以上のコミュニティ。似たり寄ったり)
・ごくごくごくたまにオフ会も参加(しょうもねえオフ会やパーティーに参加し地雷を踏んで帰宅)
・mixiニュースにコメントする(これが一番多かった)&コメント欄でディスカッションする(たまに)
読み返すと若さゆえなところあった。
自分史でも作れるんじゃないかという文章を残していたように思うけど、思い切って退会した。
いま読めば恥ずかしいこと書いてても、当時はそれだけ考えることにも発信することにも情熱があったんだなぁと、利用しなくなって数年放置してきたけれども、なんか思い立った。
きっかけはなんだろう。
日記みたいな長い文章、今は頻繁に書かなくなった。なにか吐き出したいことがあれば、ここで書くし。短いことなら鍵付きツイッターでいい。
途中でフェイスブックを始めたから、写真アルバム的要素はそっちに移った。
オフ会は、もう参加する気が起きないんだけども。たまに新しい誰かと知り合いたいなぁと思うので、mixiじゃないなにかが生まれないかな?
過去の書いたものを完全に消去するのって、ちょっと寂しい気もするけど、なんかすっきりするね。多ければ多いほどすっきりするのかも。
いずれツイッターも削除したくなるのかな?これも18歳のころぐらいからずっと同じアカウントで続けてるので2~3万ツイートになってる。
掘り返す気がまったく起きないというかタイムラインっていう形がそれを起こさせないのが、消さない理由なのかも。
日記だとすぐ見返せちゃって、ウワァアアアアってなるしね。
そんなウワァァァァァアってなるような酸味の強い青春時代を削除しましたって感じがするけど、まぁ、25だし、四半世紀だし、区切りだよね。もうすぐ26になるから厳密にはタイミングまったくよくないんだけどね。
★★☆☆☆
2巻7話。
BJを問い詰めるとこれから会いに行く男の妹で、昔恋人だったと言う。
ピノコは男とBJを引き離すことに成功し、男から直接事情を聞く。
はみ出し者だったBJは、陰ながらボディーガードをしたり、傘を置いてあげたりしていた。
あるとき子宮がんだと判明し、教授陣の反感を買いつつもBJは一人で手術すると言い張り、手術を行うことになる。
手術は成功するが、子宮も卵巣もとってしまい、女ではなくなってしまったという。
そこまで聞いたところでBJが戻ってきて、結局どうなったかを聞けずに終わるが、ピノコは満足したように帰りの車の中でBJの膝の上に座る。
BJは男にアルバムを渡し、男もまた船医として旅立っていった。
たぶん初めて読んだ・・・かな。
こんな話あったんか・・・
ヤングブラックジャックでも触れられてるのかな?
ロマンスもなんか安っぽいっつーかありきたりすぎて…
今読むと最初の時点でネタが想像ついちゃうからちょっといまいちだな・・・
あとはキスするときに、この瞬間は永遠なんだ・・・ってのがあった。
ピノコ愛してる
二度死んだ少年
アリの足
えらばれたマスク
めぐり会い
白いライオン
シャチの詩
二つの愛
幸運な男
閉ざされた三人
万引き犬
奇胎
からだが石に…
これは 退学 Advent Calendar 2015 12/18 の記事です。
勢いで登録したものの1週間近く過ぎてしまったこと自体が、2回も退学するような人間であることをよく表しています。
てきとうなブログスペースがないのでここに書き殴ります。なるだけ時系列順で。
物心ついたときからなぜか勉強ができたというか、テストの点数だけは良かった。
小学生時代は(客観的に本当にそうだったのかわからないが)イジメられるような人間で、
それがイヤになって公立の中学を避けて、中学受験をして私立の学校に進学した。
ここがいわゆる進学校的なところで、中高一貫校の利点を活かして中学のうちから高校の授業をするようなところだった。
模試なんかも1学年上の模試を受けさせられたりしていて、自分にはそのような先取りの学習スタイルが合っており、
中学を卒業する頃には高校の理科系の科目については教科書の内容を終えていた。
中1からギターを始め、まわりの友達に楽器を教えてバンドを組んで、
自分たちで企画してライブハウスを借りて同級生を集めてライブイベントを開いたりしていた。
音楽にドップリはまって、東京に行ってミュージシャンになりたいと思い始めた。
また、当時流行していたモーニング娘。にも衝撃を受けて、後藤真希に激ハマリ。
「自分は上京して音楽家として売れて後藤真希と結婚するのだ」と強く思い込むようになった。
すでに高校の学習内容を終えていた自分にとって、学校はひどくつまらなかった。
拘束のキツい進学校で、朝課外・夜課外というものが必須で組み込まれており、
7:30-18:00 という長時間、わかりきった授業を受けるのが耐えられなくなった。
こうなることはだいたい予想できていたので、別の高校の受験も検討していたが、
その学校には「他の高校を受験してはいけない」という規則があったため叶わなかった。
そのうち学校に行かなくなって、自宅で将来を空想して過ごすことが多くなった。
この頃インターネットにハマって、アイドルのファンページや 2ch を見始めた。
「スムーズに上京してミュージシャンになるにはどうしたらいいか」を考えた結果、
アルバイトをして音楽機材を買い、東京大学に合格して上京しようと思い始めた。
しかしながら、いくら試験の点数が良くても授業に出なければ卒業はできない。
(が、もともと通学できてないのだ。新聞配達をして寝るようになった。)
周囲の大人にだいぶ迷惑をかけた。
「今辞めたら大検を2回受けられる」というのを切り札にして退学した。
(が、大検会場が田舎でめちゃめちゃ遠かったので、結局1日目しか行かなかった)
「音楽機材を買い集めること」と「東京大学に合格すること」だった。
平日深夜はコンビニ、土日昼は結婚式のアルバイトという具合で、
昼夜も逆転しているため勉強どころではなかった。
当時一番つらかったことは、「実は高校を中退していない」という悪夢を繰り返し見続けることだった。
この時点で自分はただの中卒のフリーター。大学に合格しなければただのドロップアウト。未来はないだろう。
それが自分には受け入れられなかった。もともと「高校を辞めたい」と思って辞めたわけじゃない。
「つまらない教育制度が悪い」と思って辞めた。より高等な学問を勉強したかった。
「自分で勉強すればいい」には「つまらない授業のために教室にいられない」と答えるし(学費も私立なので高い)、
「海外で飛び級すればいい」には「そこまでの度胸はない」と答えていた。
(アイドルにハマっていたというのも大きいが)
このように、「本来の自分(と思っているもの)」と「現実の自分」とのギャップの大きさに耐え切れず、
「本当は高校中退してないよ、お前はマトモだよ」という甘い夢を見続けることになる。
(現実は甘くない。そしてこの夢は大学に入ってからも数年続いた)
バイトに通う道すがら、制服を着た学生を見かけると思わず身を隠すぐらいこわかった。
ろくに1、2年勉強しなかったのでさすがにハードルを上げすぎたなと後悔した。
しかし、努力が長続きするタイプでもないし、勉強机に何時間も向き合える性格でもない。
当時は枕元にバイトで買った Mac のディスプレイを置いて大学受験板、大学生活板、モー娘。板などを見ながら
寝そべった体勢で受験勉強していた。
直前の模試では良い結果は出なかった。
「これはヤバイ」「人生終わったか?」と不安になったが、実際にはなんとか現役で合格できた。
(合格発表の現場に行く勇気はなかったため、インターネットで番号を見つけて喜んだ)
このとき一番うれしかったのは何といっても「憧れの東京で一人暮らしできる」ということだった。
とにかく何でもできる気がしていた。今まで辛い思いをした分、ここからはバラ色の人生をつかむのだ。
大学なんてどうとでもなるだろう、問題はどうやって人気者になって成功するかだ。本気でそう考えていた。
今思うとまったく甘い考えであるが、結果、大きな挫折にぶちあたることになった。
まず、朝起きれない。武道館で行われる大学の入学式に遅刻した。(入場できたかどうか覚えてない)
親が記念に購入したアルバムに自分が写っておらず、ひどくガッカリさせてしまった。
(また、自分が在学していた証拠が残らないという結果にもなった)
どこに行けば授業が受けられるのかすらわからない。
いつのまにか試験の時期が来たが、試験の受け方もやはりわからない。
結局何もわからないまま、2年が経過した。
単位は1つも取れず、それどころか1点も取ったことはない。
(この頃も「高校辞めてないよ、大学行けてるよ」という悪夢を見続けて辛かった)
入学させてくれた親との折り合いも付かず、往生際も悪く、結局5年も在籍して、1度も進級できなかった。
つまり、タイムアップである。(8年在籍できるが、もう卒業の見込みがない)
通常であればここで実家へ戻るのであろうが、
上京前からのインターネットの知り合いから仕事を紹介してもらって、
なんとか東京に残りたいと説得した。
しかし、それも束の間。
アルバイトのような仕事を転々とした後、家賃を滞納して強制退去。親に泣きつくことになる。
ルームシェアしていた友人の家に転がり込んだ。
いろいろあって25才くらいだったと思うが、当時は自分が正社員になることなんて絶対に無理だと思っていたので、
今でも、どうにかこうにか東京にいることができている。
10代のあの頃、自分がこんな人生を送るとはまったく想像していなかった。
ひとえに、まわりの大人・先輩方のおかげとしかいいようがない。
(ちなみに大学の友人は一人もいない)
うっかり長文になってしまった。
振り返って思うのは、(よく誤解されるのだけど)僕は退学したいと思って退学したわけではない。
なんとかまわりの人に助けていただいたということが大きい。
とはいえ、もう1度人生をやり直せたとしても、自分は退学することしかできなかっただろうなと思う。
今は、N高等学校 のような取り組みもあるし、
今後も、自分のような平均的でない人間であっても苦しまなくていいような柔軟な教育体制になっていってほしいと心から思っている。
このアルバムはすごい名盤だってものすごく語りたいです。音楽にうるさい方々にも積極的に聴いていただきたいなと思う次第です。
でも、こういうのをあまりべた褒めするのって結構怖いですね。音楽の好みは人それぞれですし。
自分が最高!って思ってても世間的には全くそんなことないなんてことは本当によくあります。妙に褒めると反発をくらいかねないです。
実際、音楽雑誌とかの「2015年ベストアルバム特集」をぱらぱら読んでみても全然話題に出てなかったので。まあそんなもんです。自分の視野が狭いだけです。
とはいえ、それなりに注目されて評価されてるのかなってのはなんとなく勝手に思っていたので、年間ベストに入ってなくてちょっとがっかりしました。
だから自分で語ろうかな、と思い至るわけですが、やっぱり、ハマってしまったあまりに冷静さを失った文章になる気がするので、書いて叩かれるのが少し怖いところはあります。
花澤香菜とは、声優です。人気若手女性声優です。名前くらいは聞いたことがある人が多いと思いますし、検索したほうが理解は早いです。
声優の中ではアニメの出演数がトップクラスに多いです。1年間に何十本も出ていたりします。最近は少し落ち着いてきましたけどね。
特徴は、ウィスパーボイスというか、天使のようにかわいらしい声ですね。ヒロインボイスです。個人的には少し荒げた演技も好きですが。
声に含まれる倍音成分がものすごく豊富らしいです。科学的に実証されてるらしいです。
声優なので、当然ソロで歌手デビューする前からキャラソンとか歌っていました。化物語の「恋愛サーキュレーション」という曲がレジェンド級に有名です。
あと、セキレイという作品のライブで歌った時の歌い方がネタにされてて、わりと音痴っぽい扱いを受けてました。
そして、2012年に満を持してソロ歌手デビューをするわけですが、みんな歌の方は割と心配してました。
私も深夜アニメはよく見ていて花澤香菜さんのことは当然知っていましたが、当時は特別好きというわけでもありませんでした。
しかし、プロデュースするのがROUND TABLEの北川勝利だというニュースを聞いてにわかに興味が湧いたのを覚えています。
ROUND TABLE、及びfeaturing Ninoは好きで聴いていましたし、声質との相性も良さそうだということで、けっこう期待していました。
その後2013年に1stアルバム「claire」がリリースされたのですが、確かに名盤でした。
北川さんをはじめ、中塚武、神前暁、カジヒデキ、宮川弾、矢野博康、沖井礼二などなど、渋谷系の流れを汲むポップス好きにとってはたまらない作家陣で、花澤さんにぴったりの歌を作ってくれました。
花澤さんも声優らしく表現力豊かに歌いこなしていて素晴らしかった。「マダダーレモー」とはなんだったのか。たぶん自分の歌い方ってのを少しずつわかっていったんでしょうね。
1年後の2014年には25歳の誕生日を迎えることにちなんで25曲入りのアルバム「25」をリリースしました。ものすごいハイペースです。
この2ndアルバムでは岩里祐穂さんを作詞に迎え、花澤さんと意見を交わしつつパーソナルな部分を反映させた曲作りをしています。
そのうえで、25曲という多さを生かして幅広いジャンルの曲に挑戦していきました。
そんなこんなで、アニメやらレコーディングやらライブやらで多忙を極めた後に迎えたソロ活動3rdシーズンの集大成が「Blue avenue」になるわけです。
Blue Avenueがリリースされるまでに、3つの先行シングルが発売されました。
しかし、この3曲を聴いて「このアルバムってこんな感じか」と思ってはいけません。
むしろ、この3曲がアルバムの中で最もコンセプトから外れている曲といっても過言ではないでしょう。
では、このアルバムはどんなコンセプトで制作されたのでしょうか?
「Blue Avenue」のコンセプトは一言でいえば「ニューヨーク」です。
テーマがニューヨークになった経緯はインタビューで話されています。
──今作のテーマは「ニューヨーク」とのことですが、なぜこのテーマを?
ニューヨークはわりと後付けなんです。アコースティックライブの「かなまつり」みたいな少人数でのライブを何度か経験して、少ない音と声で作り上げる空気感っていいなと思っていて。
3rdアルバムの方向性を考えているときに、「あの自由に音楽を楽しむ感じを生かすなら、ジャズをやってみるのもいいんじゃない?」って意見が上がったんです。
その中でニューヨークというキーワードが浮かび上がって。ジャズの街でもあるし、ほかの新しい音楽に挑戦するのにも「ニューヨーク」をテーマにすれば統一感のある作品になるんじゃない?って。
ジャズ、AOR、フュージョン、レゲエなど、これまでのアルバムと比べると「大人」な雰囲気を持った曲が多めのアルバムになっています。
そして、ニューヨークといっても70~80年代くらいのニューヨークのイメージという感じがします。
それはSwing Out Sisterが参加してるのもあるかもしれませんね。
詳しい方ならば、楽曲のクレジットを見ればこのアルバムがどういったアルバムなのかがわかるかもしれませんね。
ということで曲目・スタッフリストを載せたいのですが、長いので記事の末尾に載せました。
こういうのをあまり主張するのもどうかと思うんですが、参加しているミュージシャンが豪華です。
クレジットを見ていただければわかるように、今までのアルバムでおなじみの作家陣に加え、シングル曲ではSTUDIO APARTMENTややくしまるえつこがサウンドプロデュースをしたり、2つのニューヨークレコーディング曲においてウィル・リーやスティーヴ・ジョーダンなどの海外のスタジオミュージシャンの参加、80年代から活躍するイギリスのユニット・スウィングアウトシスター提供曲など、一流の人たちがたくさん参加しています。
まあ、極端な話、名前は知らなくてもいいと思うんですけどね。聴けばわかりますから。「I ♥ NEY DAY!」「Nobody Knows」での軽快なドラムが気持ち良いなあとか、「Dream A Dream」の洋楽っぽい感じがすごい良いとか。ここでいう洋楽っぽいってのは英語圏の歌っぽいなあっていう意味ですね。洋楽の日本語カバーみたいな雰囲気がありますね。それもまた味。そして、セリフのパートがあって、もしかして本業が声優であることを意識して作ってくれたのかなとか想像してみたり。
おなじみの作家陣もすごい良い仕事をしてくれています。というかキレキレです。特に矢野博康作曲「We Are So in Love」が光ってますね。4つ打ちのフュージョンで、イントロからもうたまらないです。シンバルズの頃から思っていたんですが、矢野さんは王道のポップソングもいいんですけど少し趣味に走った感じの曲を書くと時々とんでもない名曲を生み出しますね。
一つだけ主張しておきたいのは、みんな決して無駄遣いではないということですね。すべてが良い方向に結びついています。
「ニューヨーク」というコンセプトがあって非常に統一感があるのが素晴らしいです。
最初に「シングル曲がコンセプトから外れている=ニューヨークっぽくない」と言っておいてなんなんだ、と思われるかもしれませんが、このアルバムの面白いところは3つのシングル曲が違和感なく自然に収まっているところなんですね。
バラードの「君がいなくちゃだめなんだ」が終盤に入ることでアルバムがよりドラマチックになっています。そこから最後の曲「Blue Avenueを探して」に続くのがもう最高ですね。西寺郷太さんの歌詞がいいんですよ。
クラブミュージックの「ほほ笑みモード」ややくしまるえつこさんの個性が色濃く出ている「こきゅうとす」も、意外なくらい自然に入ってるんですよね。それは曲順が考えられているのもあるんですが、「ほほ笑みモード」がアルバム用ミックスになっていたりなど、音づくりにこだわっているからというのもあるのでしょう。後述しますが、このアルバムは音が良いです。
アルバムとして非常によくまとまっていて、通して聴いた後の余韻が良い感じです。
NYで録音した2曲は際立って音が良いんですけど、それに劣らず全体的に非常に高いクオリティの音づくりがされています。花澤さんのアルバムは1stの頃から一貫してソニーの茅根裕司氏がマスタリングエンジニアを務めていて、常にクオリティが高かったんですが、今回は最高の出来栄えなのではないでしょうか。オーディオに詳しいわけではないので断言はできないですけど。
シングル曲が違和感なく収まっているのもマスタリングによるところが大きいのでしょうか。詳しくはわかりませんが、ぜひ良いヘッドホンでじっくり聴いてほしいと思えるくらい良い音です。
ニューヨークっぽいということでAORとかフュージョンを取り入れた、と聞いても正直ピンとこない人が多いんじゃないかと思います。AORってどんな音楽かを説明できる人って実はそんなに多くないのではないかと。結構マニアックなところを突いてきてると思います(そんなことないよ、常識だよとお思いの方もいるでしょうが)。
でも、そういうジャンルとか全く分からなくても「良いな」と思えるようなアルバムになっているのではないかと思うのです。それは曲自体がそう作られているというのもあるかもしれないんですけど、やはり花澤香菜が歌うということでポップスとして完成されるというか、そこに花澤さんの歌のすごさがあるのではないかと思っています。
3rdアルバムを出すまでの3年間で60曲以上のオリジナル楽曲を歌い、ライブも精力的にこなしてきたからこそその次元に達しているというか、こういう曲を楽しみながらポップスとして歌える筋力がついたのではないかなと思うのです。それこそ「25」あたりの頃の怒涛のスケジュールが千本ノックのように効いてるのかもしれないですね。
1stの頃は作家の作る曲を最大限に活かすために歌うという感じ、それこそ声優としてディレクションに応えるような感じで歌っていたように思うのですが、「Blue Avenue」ではコンセプトの発端が花澤さんの意見であることからも、ちゃんと歌手になってきてるのだなと感じます。
当然ですが、豪華なメンツに霞むこともなく、曲に負けているだとか歌わされてるだとかいう印象を全く受けません。むしろ北川さんも他の作家さんも花澤さんをプロデュースすることで新しい扉を開けているような感じさえします。インスピレーションを与える「ミューズ」なのかもしれませんね。
私が花澤さんのアルバムの中で際立ってこれを好きなのは、花澤さんと作家陣が一緒になって制作している感じを受けるからなのかもしれません。化学反応が起きているのをひしひしと感じます。
また、花澤さんは1stの頃から自作詞曲を歌っているのですが、今回も2曲作詞していて、ちょっと詞もこなれてきたというか、アーティストとしての一面が出てきたような感じがします。
「タップダンスの音が聴こえてきたら」では音楽に身を委ねることの喜びをシンプルに書いていて、歌を楽しめている感じが伝わってきます。
タップダンスの音が 聴こえてきたら
軽やかなそのリズムに 身をまかせて踊るの
今はいらない ふみならそう 夢中になるだけさ
一方、「プール」では暗い部分を歌っている感じで、こういうのがあるとなんというか、深みが増しますよね。
花澤さんは詞を書くと少し重たい感じになってしまうみたいで、それもまた個性というか、人気声優としてバリバリ活躍している彼女の影の部分が垣間見れるようで、イイですよね。
どうやって喋ってたかな
ねえ どうやって眠ってたかな
どうやって歩いてたかな
ねえ どうやって 笑ってたのかな
わからない 思い出せないの
もしかしたらここまで惚れ込んでいる理由はライブを見たからなのかもしれません。花澤香菜の歌の魅力の真骨頂はライブにあるのかもしれません。
武道館公演の映像を収録した「Live Avenue Kana Hanazawa in Budokan」というBDが発売されているのですが、アコースティックライブの映像も収録されていまして、他にも素晴らしい映像特典もありまして、とても素晴らしい商品です。
花澤さんの歌って生演奏にすごく合うんですよね。地上波で「こきゅうとす」を披露したこともあるんですけど、それとは全然違いますね。ライブの「こきゅうとす」すごく良いです。
武道館ライブではバックバンドの通称「ディスティネーションズ」にホーンも加わって、とても豪華なものになっています。
一番の見どころはジェームス・ブラウンの「Get Up (Sex Machine)」(ゲロッパ)に合わせて花澤さんが好きなパンの名前を叫ぶというパフォーマンス(メロンパン!メロメロ!)。冷静に考えるとすごくくだらないシャレなんですが、演奏がガチであることと、みんなすごく楽しげな様子が印象的で、とても幸せな空間が出来上がってるなあと感じました。
あと、花澤さんのパフォーマンスがいちいちかわいらしいんですよね。「Merry Go Round」の振り付けとか。
そして、アコースティックライブが素晴らしいんです。花澤さんの生歌ってこんなに良いものなのか、とため息が出ますよ。本当に、歌がヘタであるような扱いをされていたのが嘘みたいです。声量は確かにそんなにないのですが、歌の細かい表情付けがたまらなく上手いです。ピアノとギターだけの少ない音だと余計に際立ちますね。
誰にと言われれば万人に、と言いたくもなるんですけども。
最近、星野源やらceroやらで、ブラックミュージックとかシティポップとかそういう言葉がよく聞かれるようになったんですけど、このアルバムもそれと同じ文脈で語ることができるのではと思います。
「シティポップ」ってもはや言葉が独り歩きしだしてよく分からない感じなんですけど、街のことを歌うのがシティポップだとするなら「Blue Avenue」も十分当てはまりますよね。
また、北川勝利さんをはじめとした作家陣は、最近再評価の流れがある気がする「渋谷系」や、最近流行り気味の新しい「シティポップ」の世代の狭間にいる人たちなんですよね。どちらも独り歩きしてあやふやな状態にある言葉ですけど。
良質な音楽を作ってきながらも長らく日の目を見なかった人たちがこうやって素晴らしいものを作り上げてくれている、というのも感慨深いものはありますね。
そして、70~80年代のニューヨークイメージってことで、けっこうオッサン向けなのかもしれません。……年間ベストに入らなかったのは革新性がないと思われたからなのかも。私は花澤香菜さんが歌うだけで十分新しいと思うんですけど。
というわけで、以上、Blue Avenueについてでした。
花澤香菜「Blue Avenue」インタビュー - 音楽ナタリー Power Push
http://natalie.mu/music/news/111594
花澤香菜×北川勝利が明かす、“極上のポップソング”の作り方「人生と音楽がより密接になってきた」|Real Sound|リアルサウンド
http://realsound.jp/2015/04/post-3000.html
作詞 : 岩里祐穂 作曲・編曲 : 北川勝利 ホーンアレンジ : 村田陽一
Bass : Will Lee
Drums : Steve Jordan
Electric Guitar : David Spinozza
Piano, Organ : Rob Mounsey
Trumpet : Jeff Kievit
Trombone : Mike Davis
Saxophone : Andy Snitzer
Conga, Tambourine : 三沢またろう
Electric Guitar : 山之内俊夫(流線形)
Wind Chime, Chorus : 北川勝利(ROUND TABLE)
Chorus : acane_madder
作詞 : 岩里祐穂 作曲・編曲 : STUDIO APARTMENT
Guitar : 堀越雄輔
Vocal Direction : 北川勝利(ROUND TABLE)
Sound produced by STUDIO APARTMENT
作詞 : 岩里祐穂 作曲 : 北川勝利 編曲 : 北園みなみ、北川勝利
Bass : Will Lee
Drums : Steve Jordan
Electric Guitar : David Spinozza
Piano, Organ : Rob Mounsey
Trumpet : Jeff Kievit
Trombone : Mike Davis
Saxophone : Andy Snitzer
Conga, Tambourine : 三沢またろう
Wuritzer, Claviniet, Analog Synthesizer : 北園みなみ
appears courtesy of Polystar Co.,Ltd.)
Wind Chime, Shaker : 北川勝利(ROUND TABLE)
Chorus : acane_madder
作詞・作曲・編曲 : 宮川弾
Programming, Clarinet, Saxophone, Chorus : 宮川弾
Guitar : 後藤秀人
Chorus : acane_madder
作詞 : 岩里祐穂 作曲・編曲 : mito
Drums : 千住宗臣
Guitar : Saigenji Permalink | 記事への反応(0) | 15:20
はてブ眺めてたら赤旗のサイトが不自然にひとかたまりに表示されたので、誰か要らん工作でもしてるのかと思って確認してみたら、id:heavymetalcommunistと「表示されない謎のID」の二つがほぼ全部に入ってるんだけど、これって以前から知られてたっけ?
こいつなんだけど
http://b.hatena.ne.jp/heavymetalcommunist/
全部確認したわけじゃないが赤旗以外のブクマが見つからず、しかもほぼ必ず不明なIDがセットでブクマされてる
その数ははてブが作成され始めてから今日までの約2年半の間で推定1万2千以上あるんだけど、ググっても言及してる人が居ない
さらに掘ってみたらどうやらブログがあるっぽいが、何も投稿されてない
http://ameblo.jp/heavymetalcommunist/
ブログタイトルはJudas Priestのアルバム名(背徳の掟)が元ネタか?
なんか不気味だわ
あ、コメントしてるっぽい
http://netnavi.appcard.jp/e/m9d1
十年くらい前かな。
2chのFlash板でバンプの動画が流行ったことがあって、俺も面白く見ていた。
「K」が気になったのでアルバム(THE LIVING DEAD)も買った。
ざっと十年経って、今。
おおまかなメロディとおおまかな歌詞は覚えているのだが、場面がいきいきと蘇ってこない。
雪の中走り続ける猫とか、たんぽぽのところに通うライオンとか、当時は目の前にあるかのように想像していたものだが、
全部消えた。
唯一「車輪の唄」の「ゆっくり離さーれーてーくー」だけは当時のように思い出せた。
やっぱ歌でいくら歌詞を頑張っても、それだけでは難しいものがある。
ここ数ヶ月パートを始めた。
家計を助ける為、という名目ではあったが実際は今一番好きなアイドルに、お金を気にせずに貢ぐ為だった。
夫からは、普段から「早くパート行ってくれ。そしてお小遣いをくれ」と耳にタコが出来るくらい言ってきていたので、私がパートに出る事には大賛成だった。
でも私は渋った。パートに出ると自分がどんな風になるか分かっていたからだ。
しかし、一番好きなアイドルに貢ぐ、と言うかCD、アルバム、DVD、雑誌を購入するのにあまりに莫大な金額が掛かることが分かり、私は重い腰を上げパートに出るべく偶然見つけたとあるお店に電話した。
そこのお店は随分と人が足りていないのか、電話をしたらその日の内に面接来ることは出来ないか、と打診された。しかしその日は風邪を引いた子供たちの病院があったので面接は後日にしてもらった。
そして面接当日。まさかの立ったままで行われた面接では、あまり重要な事を聞かれずこんな事でいいのだろうか、と内心心配している内にその場で採用が決まった。
パート初日、お店を見回すと、成る程、私が心配していた事柄は起きそうにないな、とそっと胸を撫で下ろした。ビクビクとしていた人間関係も幸いいい人達ばかりに恵まれ安心してパートに取り組む事が出来た。
元々趣味であった事をパートに出来たので、仕事内容自体も楽しくたまに店長の理不尽さに他のパートさんと一緒になってぷりぷりと怒る程度であった。
しかし、様子が変ったのは、普段いた社員が別の人に変わった頃だ。
最初はあまり接点もなかったので、なんて事はなかったのだが、私の働くポジションがパートに慣れてきた頃、その人と隣り合って仕事をする事が増えた。
すると感じる、店長と働く時と随分違う仕事の早さ。細やかな所に気付く優しさ。寡黙なのに話すと目尻を垂れ下げて楽しそうに笑う笑顔。
もう、ダメだった。子供を産んでからの数年、男性と関わる事は夫か、父親か親戚、それか病院の先生だった私にその刺激は強過ぎた。
人から優しくされるのすらいつぶりだろうと言った感じだ。トキメキかないはずがなかった。ドキドキしないはずがなかった。
人と話してドキドキするなんて、本当に久しぶりだった。話しながら笑われるとなんだか嬉しくなった。もっと笑ってほしいなぁと思って、夜になると何回もその笑顔を思い出した。その度に胸がドキドキした。
私にはこうなる事が分かっていた。
私は男性経験が極端に少ない。少ない、と言うか付き合ったのも今の夫だけだ。
だから、なのかそういう性分なのかは分からないが、所謂チョロいのだ。元々チョロいのに、何年も男性と接さず優しくもされていない所に、新たに優しくされると簡単にそちらへ転がってしまうのは明白だった。
周りからパート行かないの?と言われるたびに パートなんか行って、自分のちょっと好みの顔がいてさ、その人に優しくされたら絶対好きになるもん。んでさ、夫とか子供の顔見るたびにごめんな…ってなって病むもん!と言っていた。
自分である程度予想していた事がまさかぴったり当てはまるとは思っていなかったが、今の私はまさしくこの状態だ。
だからと言って何か行動に移すことは考えていないし、相手側にも家庭があると周りからの情報で知っているから、何もするつもりはない。
ただ仕事中に与えられる生暖かい優しさに身を委ねて、少し話す時に笑ってくれたらそれでいいと思うのだ。
与えられてる優しさも実は私の盛大な勘違いかもしれないし、普段話さないあの人が内心で私をどんな風に思っているかなんてこれっぽっちも分からないが、それを口に出さない限りは勘違いだとしてもその優しさに身を委ねていたいのだ。
こんな事になるからパートに出たくなかったのに、今はあの人に会う事を楽しみに仕事へ行くのだから本当に私はどうしようもないな。
岡村靖幸、11年半ぶりオリジナルアルバム「幸福」発表 - 音楽ナタリー
父親と思われる人物の主観視点で、自分がお風呂に入り、脚の間には子供がいるという会田誠のイラストのジャケット。
今はそれほど話題になってはいないが、発売されたりして目立つと騒動にならないか気がかりである。
また、「怒る人がいそうな気がする、大丈夫かなあ」と心配してしまい、アルバムを気兼ねなく全力で楽しみにはできなくなってしまったということは、私の脳の中にもポリティカルコレクトネス警察がすみついてしまったわけで、困ったな……。
もっとも、議論を巻き起こしがちな人間である会田誠をわざわざ起用したのは、怒る人は怒りなよ、という覚悟の上でのディレクションな気もしなくはないが。
2010年の『Happy Celebration』以降、しばらく音沙汰なかったので、
一昨年の2013年に『Celebration Ghibli Songs and More Plus』を発表、
今年2015年は『Princess Celebration』が出たかと思うと、
続いて今週には、2009年の『Winter Celebration』以来の、
ウィンターアルバム『Winter Classics』が発売されるらしい。
ひさしぶりにQ;indiviのアルバムとして『Princess Celebration』を
聴いてみたが、Rin Oikawaの透明感のある美しい歌声は健在だった。
ファンとしては、Q;indiviの精力的な活動うれしいかぎりだ。
アマゾン限定で『Premium Celebration』なる新譜が出るらしいが、
『Celebration ~special program~』というアルバムも、
撮った写真はlightroomで現像して何も考えずにgoogleフォトへとアルバム単位でアップする。
そうすれば、どこにいても自分の撮った写真を確認することができる。
iPad Proの液晶が占めるサイズは197mm×263mmで、写真サイズでいうところの六つ切り(203mm×254mm)とほぼ同等だ。
Lサイズ、KGサイズ、2Lサイズ、六つ切りと並べてみれば、説得力の違いは言うまでもない。
アップロードの際、容量無制限のサービスを利用した場合は1ファイルあたり1600万画素(EOS5D Mark3を使っている自分の場合4898×3265)に圧縮されるが、iPad Proの解像度は2732×2048なのでドットバイドット以上の解像度が維持されていことになる。
そこに来て液晶の色彩は折り紙つきのappleだ。信用して問題ない。
今までのどんな携帯デバイスでも見ることができなかった、まつげ一本一本からさらに一歩踏み込んだ感情を読み取ることができる。
細かく書き分けられた人々の表情から読み取れる情報は、まるで自分がそこにいるような錯覚さえもたらしてくれる。
それらが写真を拡大することなく、開いた状態で一度に目に飛び込んでくるのだ。
この情報量の多さは今までに経験したことのない感動を生み出してくれるはずだ。
ちなみに重量は723g。
Air2の437gに比べれば確かに重いが、iPad4の652gを持ち歩いていた自分にしてみればその差は些細だ。
200g減らして携帯性を取るか、たった70g増えただけで飛躍的に向上する感動を取るか、選択は当然自由だ。
しかし断言できることは、一度このサイズの写真を手元で楽しむことを覚えてしまえば、もう元には戻れないということだ。
ペンもキーボードもまだまだ届く見込みはないが、もうすでに自分の生活にイノベーションが起き始めていることを実感している。
購入を迷っているならiPad Proで写真を見てはいけない。
ライフスタイルに変化を必要としないあなたには高い買い物になってしまうに違いない。
わたしもこれ以上フォトグラファーとしてのライバルを増やしたくはないのだ。
どうかappleのonline storeで在庫の確認なんてしないでほしい。
なんて、一度こういうの書いてみたかったんだよな。かなりそれっぽいと思うけどどう?
・ちょっと詩的な響きを入れる
好きな絵をトレースするとムラムラしてくるというブコメが一番人気だけど、俺は逆だな
模写するために絵を分解して詳細に見るということをやると、なんでエロいと感じたのかわかんなくなってくるんだよ
全体として見れば同じ絵のはずなのにだよ
しかもさらに悪い事に、模写すると元の絵もエロく感じなくなってしまう
だから、エロマンガは衝動で目を走らせて射精してそれで終わりにする、勢いと一期一会を大事にしたほうがいいと思う
コスパは悪くても仕方ないと思う
あーでもほんとに気に入ったやつなら、毎日とは言わずとも数週間おきに見たくなったりするから、長い目で見れば全然コスパ悪いなんてことはないよ
そういうやつあるだろ?
コスパいいやつもあれば悪いやつもある
ただ悪いやつのほうが多い
でもいいやつを求めて次のエロ本をまた買うんだ
ってわけじゃねーけど、それでも許せないのは表紙と冒頭の1話だけ絵がうまくてそれ以外が古い作品で全然抜けないやつな
アンソロ系で表紙だけうまいのよりかは多少マシだけどすげー詐欺にあった気になるんだよな
まあエロ漫画なんてそうそうストックたまらないし古いのが増えるのが仕方ないのもわかるんだけど
普通のマンガでそれやられてもそれはそれでいいんだけど、エロ漫画でやられると、あからさまにエロレベルでギャップあって萎えるどころの騒ぎじゃない
どうしても処分しなきゃいけないけど捨てたくなかったのをファイリングしてた
そういや二次絵の首を折ってアルバムの好きな子の顔写真に合わせるっつうアナログなアイコラして抜いてたりもしたな・・・
そんなもんなんだよ
一枚絵でエロいと感じるのが難しいのはそこだな
ああああああこんなこと書いてたら俺もエロい絵を模写したくなってきた
(追記)