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はてなキーワード: 描写とは

2024-06-17

anond:20240617003553

500万年前なのに現代的な生活してる猿にピアノ教えるのがどうアメリカ原住民描写なの?

何かもっと別のメタファー可能性がたぶんにあるよねえ

いろんな可能性を排除して原住民説にこだわりたいのは単にキャンセルの声をあげてしまった人達の都合だよねえ

いまさらひっこみつかねーよーという

anond:20240617001852

だが人力車サルに引かせたり、メンバーそれぞれがピアノ乗馬天文学サルに教えたりする描写が。また、サルが「敬礼」をするシーンもあり、主従関係をうかがわせる内容となっていた。

https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/2336704/

知識コロンブスのほうが上っぽいな

上下関係もあるらしいし、やっぱ未開の原住民を教導してる様子を無邪気に描いてそう

2024-06-16

anond:20240616232440

部分的にでも美化と言えれば植民地主義美化コンテンツと言えるの!」ってコト?

その部分と無関係描写やその部分と衝突・矛盾する描写があっても?

逆に無関係描写があったら問題のあるコンテンツにならないとお前は思ってるのか?

たとえば、ナチスジェノサイドを美化したシーンがあって、それとは無関係描写も混ざっているコンテンツがあるとしたら、それは問題になりうるだろ

無関係描写問題点を打ち消すことはないからな

 

衝突・矛盾する描写については程度による

だが、お前が言ってるように「ここは美化になってない」というだけなら、俺が指摘した部分の美化を打ち消すほどの効果はないだろうよ

俺の指摘が根本的に成立しないような矛盾がないから、お前には「美化になってないところもある」という論拠だけで強引に突破しようとする以外に打ち手がないわけだ

 

全体について説明するのが無理になったから「コロンブスが何かモノをを教えてる一点で植民地美化コンテンツ!」に切り変えたわけね

おいおい、自分で持ち出したピアノのシーンすら正当化できてないくせに何言ってんだ?

自分からピンポイント論点を持ち出しておいてクリアできてない状況で、なんで全体や他の部分について説明要求できると思ってる?

 

朝鮮侵略した秀吉が快活な肯定的描写で扱われてんだからどう考えても侵略主義コンテンツだろ

秀吉朝鮮侵略を想起させるような内容が肯定的描写で扱われてたら同じように問題だろうよ

コロンブスタブーからアウトなの!」はお前が勝手に書いてるだけで俺の意見じゃないぞ?

相手の主張を取り違えてから低知能と煽ってるようでは恥の上塗りだな

anond:20240616230733

部分的にでも美化と言えれば植民地主義美化コンテンツと言えるの!」ってコト?

その部分と無関係描写やその部分と衝突・矛盾する描写があっても?

  

そっかー

全体について説明するのが無理になったから「コロンブスが何かモノをを教えてる一点で植民地美化コンテンツ!」に切り変えたわけね

君か最初からそんな判断基準だったなら猿がどうとか触れる必要すらなかったはずで、旗色悪いからまた戦線を後退したのは明白だよねw

 

そんなガバガバ基準でいいならもうアコムモビットCMだって侵略美化じゃない?朝鮮侵略した秀吉が快活な肯定的描写で扱われてんだからどう考えても侵略主義コンテンツだろ

  

よーするに統合失調連想ゲームみたいなとこまでルール閾値を下げたいわけだよね、そうじゃないと自分の主張が維持できないのとわかっちゃったたから。

   

どう考えても「コロンブスタブーからアウトなの!」とトートロジー決めてそれ以上踏み込まない他の人達の方が君よりは賢いよね

  

他の人達は賢い低知能

君は要領の悪い低知能

 

もしくは、前者は心のどこかで自分の知能が低いの自覚してる

自覚してなかった君はまだ若い人なのかもね

これからの知能低い人の長い人生を頑張ってほしいと思う

anond:20240616222357

どんどん内容が後退してるね

ピアノを教えたら植民地主義美化なんだ?

コロンブスより優れた文明を持つ猿にピアノを教えるかわりに住ませて貰う描写がどう植民地主義の美化になるの?

 

そこの理屈ちゃん説明してみて?

まあ逃げるんだろうケドね

ごめんね答えられない質問しちゃって意地悪だよね

コロンブスMVVISAの成人向けNGで、反応が違う理由を知りたい

コロンブスMV → SNSコロンブス白人で、類人猿先住民NG表現。削除も当然」 反応「そうだそうだ! 反論しても、それはお前の理解不足!」

VISAの成人向けNG → VISA未成年不同意行為描写NGです。決済させません」 反応「なんて横暴なんだ! VISAキャンセルして、JCBカードを作ろう!」

何故なのか。

anond:20240615223307

最近オタクってオタク知識量で活躍する描写を偏った知識が沢山有れば賞賛されるって勘違いしてる……?

ベース顔面は変わらず、ただ眼鏡かけてるとか前髪長いとかそばかすだとかの記号差別化されてるだけで全然萌え萌えキャラクターブサイクとしてお出しされると暴れそうになる

ただ、しっかりと表現されてもそれはそれで微妙気持ちになる

ネットのチー牛叩き漫画的な、他の人物人間にありえないような目のデカさをした萌えキャラ的な描き方をしてるのに男の方はチーズだったりするのは、まあ明らかに悪意があるからそこまでどうとも思わない

悪意というか、写実とマンガの顔で差別化するのはなんというかあまりにも違いすぎるから

同じマンガの顔でも、フレームの時点で歪んで描かれてるとなんかいたたまれない気持ちになる

おれが悪かったから、もう記号的な描き分けでいいよ……って

まあ架空キャラクターなら別になんでもいいんだけど、前燃えてたお嬢様ずんだもんみたいに実在する特定人物特定属性の人を悪意ある描写しといて、「悪意を持って描いたつもりなんてありませんけど?これを悪意ある描写、醜いと思う方こそが差別的なんじゃないですか?」とか「写実的に描いてみただけですけど?」とか白々しく言うのってねっとりとした邪悪さがある

こんなもの理屈じゃなく常識的判断しか考えられないのに、それを拒んだ時点でもう何も話が進まないし、なんなら苦言を呈した側を陥れる邪悪さというか

anond:20240616142106

元々「コロンブスを題材として扱うなら調べるべき」「この題材で類人猿人力車を引かせる描写はさすがにマズい」「メンバーに限らず周りのスタッフに誰も指摘できる人がいなかったのか」みたいな話だったのに、

マウントしたい人が後からワラワラ涌いてきて「現代人なら全員コロンブスの悪行は常識としてインストールされているべき」までハードル上がってきてるよな

お前ら上から目線で語りたいだけちゃうんかと

anond:20240613203515

追記)ユロックの母さんの記事面白かったので続きを書いた。

https://anond.hatelabo.jp/20240619014605

本文)

キャンセルカルチャー問題点は、「悪い・正しくない」と思う倫理が内発的なものではないことなんだろう。

どこかで知った聞きかじりの「教養」に発するものからキャンセルすることでなんとなく自分が「正しい側」にいることに内心満足してしまう。「正しい側」にいるというのは安全地帯なので、いくらでも無知な人を罵倒し、笑い飛ばせる。その教養は実際のところ、★のたくさんついたブコメかもしれない、その程度に知った教養でも安全地帯に入った感覚を得られる。

まり、「いーけないんだいけないんだー、センセにいってやろ」のアレと大差ない。

その程度の教養正義感で、MVを取り下げ、ミュージシャン謝罪に追い込む社会なわけだね。

かつて、なだいなだが、ケシカラニズムといって、理性的正義感情的正義区別し、自分のことでもないくせに感情的共感によって主語がでかくなるのが感情的正義の特徴だとした。そのことで人々がプロパガンダに流されやすくなる、という趣旨のことをどこかで書いていたのを思い出す。

もうひとつ思い出したのは、2年くらい前、

共感にあらがえ - 内田樹の研究室

のなかで、人権とかマルクス主義とか、外付けされた倫理は歯止めが効かず暴発する、ということを内田樹がいっていたこと。

増田へのレスなかに

コロンブスナポレオン他所に乗り込んでそこにいた猿を使役したり自分文化を教え込んだりする描写になんとも思わんのかお前はw

というのがあるね。

正直、なんとも思わないねというのが俺の感想だし、植民地主義への反省なんていっても、外付けの反省まり

俺の中では、このMVはたわいもなくみえている。そんな他愛のないもの批判したくなるほど自分のなかで植民地主義批判内面化されていないわ。

そんなことをいうと、すぐにいろいろな知識開陳して説教したくなるサヨクがぼうふらのようにわいてくるんだが。

しろMVのなかで、不快に思ったのはそこではなくて、ナポレオンなどの人物たちが「Monkey Attack」というビデオを鑑賞するシーン。負傷していまにも死にゆハチマキをした類人猿兵士を抱きかかえる類人猿兵士、その場面にビデオ鑑賞していた皆が涙する、という場面だが、このシーンは、旧日本軍兵士連想させられ、ビデオ鑑賞で感動ポルノを消費するという行動にはイラっとさせられた。

類人猿ベートーヴェン指導したり、人力車にひかせたりというのには何とも思わなかったのに、このシーンだけは嫌な気分にさせられた。

そう、まさに「つまり解釈余地があるんです。」という感じなんだな。モンキーアタックビデオへの不快感はあるものの、袋叩きにしてやり込めるほどのものではない。他愛もないMVだよ。

rna氏は、ネット上では一斉に右向け右で「文明的なコロンブスたちが野蛮な猿人たちに文明を伝え、教化し、啓蒙している」という構図が大勢を占めているようだが、そうは解釈できないと述べている。

Mrs. GREEN APPLE「コロンブス」MV 問題、マジわけわかんねぇ (追記あり) - rna fragments


もっとも俺も若い頃、20年くらい前までは、人権歴史教科書通りに学んで、それを教養として広めていけば、外付けされた倫理共感を呼んで広まっていく、みたいに素朴に思っていた時期があった。

https://lady-joker.hatenadiary.jp/entry/2024/06/16/011301

みたいなことを素で思っていたというか、それこそ20年前のはてな草創期の「何とかidさんの日記」にはそういうのがあふれていた時代、、はてなにははてサと言われる人たちが多かったのだろう、そういう人ともつながった。

しかし、いつしか違和感を覚えるようになった。特に歴史修正主義というドイツで使われた文脈言葉安易日本南京虐殺否定文脈で使うことが一般的になり始めたころ、はてサという存在が疎ましくなっていった。

俺の違和感の正体は、結局のところ、歴史文脈のなかで生まれ言葉には、その歴史に紐づいた反省があり、過去への抗いがあるはずなのに、いつしか教養」として普遍化するなかで、その歴史固有性が失われ、あたかハンディ批判ツールになり下がることだった。

村上春樹2009年、イスラエル文学賞を受賞したときはてサは一斉に授賞式に出席しようとする村上を引き留めようとし、攻撃した。出席することは共犯意味するとまで言った人もいた。そのとき村上氏は自身への批判を受け、それらの情景を正論原理主義といった。パレスチナの人たちとの現実の接点をもたずに、パレスチナだ、ガザだ、人権だと漠然と騒いでいる、ごく普通のひとたち(私たち)の”寄り添い”は本当に軽いものだ。共犯という言葉も軽い。イスラエルに赴いて「高くて頑丈な壁と、それにぶつかって割れる卵の側では、私は常に卵の側に立つ」と現場で話をした村上春樹言葉のほうがよっぽど覚悟必要だ。それでも村上春樹攻撃する様子をみて、俺はだんだん嫌気がさして、ブログからフェイドアウトしていった。

追記2)なお歴史修正主義に関して、以下のブコメが目に留まった。

???/ 外付けの倫理の話なのに2行目で教養の話になってるのはなに。/ (歴史)修正主義という言葉は50年以上前からドイツ関係なく使われてる。 - tick2tack のブックマーク / はてなブックマーク

tick2tack ???/ 外付けの倫理の話なのに2行目で教養の話になってるのはなに。/ (歴史)修正主義という言葉は50年以上前からドイツ関係なく使われてる。

すまんが、ズレてるぞお前さん。こういうのってさ、ちょっとでもファクトチェックしてもらう手間を惜しまなければわかることなんだよ。ドイツで生まれ修正主義はその後、ソ連中国などの共産主義社会で使われていった。イデオロギー的な対立が強い国では、ある視点政策に「修正主義者」というレッテルを貼ることで、それを委縮させることを狙ったわけだ。

まり信奉するイデオロギーから逸脱した奴を侮辱して叩く、こん棒として便利に使われるようになっていった、というのがお前さんのいう「50年以上前からドイツ関係なく使われてる」の実態からな。それが90年代後半、新しい教科書問題以降、日本で使われ始め、00年代半ばには定着した、というのが俺の理解。完全にこん棒化した、っていうのが歴史修正主義の使われ方の変遷だ。「相手に対する敵意と侮蔑」そして「俺たちが正しい」以外なにも読み取れない用語になり果ててるわけ。そりゃwikipedia書き換え合戦になるわな。だから俺はこの用語が嫌いなんだよな。

(/追記2)

お前、そんなこともわからないのか、そんなことも知らないのか、といって得意げに歴史知識開陳する態度。

てめえだって大して現実味のないことに対して義憤を抱いてるにすぎないくせに、この尊大な態度。

サヨクに対する嫌悪感は、ここに尽きる。キャンセルカルチャーは、無力なサヨクが得意げに知識開陳して自己満足する場になってるんだよ。


言葉の軽さはどこからくるのか。ヒントになるのは、前述の内田樹文章

そのなかで対談相手永井陽右氏は次のようにいう。

永井:それで言うと、私は本当に「人権」というものを外付けしたタイプだと思います大学1、2年の頃、大学平和学の授業を取ってたりしたのですが、そのときに、何が幸福なのか、他人が何を考えているのかなんてわからないと思ったんです。そして陳腐ですが、みんな正義も正しさも違うよねともやはり思いました。

じゃあ何を拠り所にしたらいいのだろうと考えた結果、「そうかそうか、人権というものがあるのか、みんな賛同してるし普遍性高いじゃん」となりました。普遍性が高いなら、「人権が著しく侵害されているのであれば、これは問題だ!」と堂々とみんなに言うことができる。そうして私は良くも悪くも人権というか権利しか見ない人になっていったわけですが、それは本当に「外付け」だったと思います

「これは問題だ!」と深く自分のこととして考えもせずに簡単にいえてしまう、ここにこそ問題がある。

そういう義憤の正体って何だろう。

最近朝日新聞人生相談に回答した野沢直子に対して、それを朝日新聞記者コメントともに、冷笑と受け取って批判している記事があった。

[B! 報道] 読者を小馬鹿にする記者の態度にビックリ…野沢直子(61)の「悩み相談」騒動に見る“朝日新聞の冷笑主義” | 文春オンライン

元の人生相談とその回答はこちら。

https://digital.asahi.com/articles/ASS5K30WGS5KUCVL02MM.html?ptoken=01J0FYBDAZQF5YH5MPNMCJH3QA

不正義や理不尽な行動を伝える新聞報道を見るたび、怒りに燃えて困っています」とかいう50代の男性相談

個人は、野沢直子の回答の感覚に近い(あ、俺はトランプ支持者じゃないけれどね)。現地に行ってみろと。行けば当事者意識を持てるから

これは冷笑でもなんでもない。正直、野沢直子の回答を冷笑と捉える文春の批判のほうが今の時代の病を表現していると思った。

新聞で得た世界出来事いか正義言葉で嘆いても、その切実さは現場の人の感覚とは何も通じ合っていないかもしれない。

現場にくると世界は反対側からみえることもある。

かつて、北アフリカスーダンで、ダルフール紛争と呼ばれる、政府系の集団による虐殺国際問題となったことがある。

日本ブロガーも反応し、かつてFinalvent氏がこの知名度の低いこの問題を何度も取り上げ、意識を高めようとするべく、記事をお書きになられていた。

最初は、自分の啓発もかねて弁当氏の言説に注目していたのだが、しかし、その後、私自身が北アフリカ地域仕事上関与するようになってからスーダン人とも仕事をしたし数多く知り合いになった。自分なりに関心をもって現地で情報を集めてみると、国際的に展開されているセーブダルフールキャンペーンは次第に異なる運動に映じるようになっていった。

それは当時のバシール大統領断罪をはじめ、現地武装組織悪業を過剰に喧伝する国際NGO特にアメリカNGOキャンペーンのやり方に対する違和感だった。紛争実態はもう終わっているにも関わらず紛争継続しているかのような言説が多く、過剰かつ単純な演出によって集められた資金は、NGO広告費に回っているという話まで聞いた。

正しい、とみんなに思い込まされていることでも、プロパガンダが功を奏しているだけかもしれないということだ。

弁当氏がその後、一貫してスーダンに注目していたかどうかは知らないが、やがて同氏の記事の傾向が変わり、国際問題にはほとんど言及されなくなっていった。

今、現在スーダンの置かれている状況はというと、2023年に始まった国軍準軍事組織「迅速支援部隊(RSF)」による内戦により、ダルフール紛争の比ではない、深刻な国内避難民が発生している。2023年末時点で国内避難民が905万2822人。これはスーダン人口の2割に相当。2003年の世界最悪レベルの人道危機と言われたダルフール紛争ときですら国内避難民は100~200万人というオーダーだったので、それをはるかにしのぐ難民が発生している今の状況がいか危機的かがわかる。

しかし、俺は思う。当時、弁当氏のスーダン記事を読み、義憤を抱いた人の何割くらいが、現在進行形の危機を憂いているだろうかと。エジプトトルコスーダン国軍支援アラブ首長国連邦はRSF支援、このように中東の中堅国らは、自分たちに好意的顧客武装させながらも、和平を口にする、いわば代理戦争様相を呈している。





ただ、一方で、外付けの教養には意味がない、とは思わない。しかし、植民地主義歴史を知るとか、外付けの倫理いか理解しているかという意味ではない。

普遍的な価値として、人権を外付け実装してきた日本である自分自身いかに受容してきたのか、それを踏まえて自分の生きる社会をどうしたいのかを知ること。

そのルール規範の成り立ちといった背景をもう少し知る必要があると思っている。

表現の自由ひとつとってもそう。表現の自由って大切じゃないか?と少しでも思ったら、それを所与の普遍価値から、と思考停止しないでよくよく考えてもらいたい。

なぜアメリカ判事歴史的な判決のなかで、空気が濁っているほうが社会健全だといったのか。なぜフランスでは神を冒涜することが権利なのか。

なぜドイツではホロコースト否定表現の自由に当たらないのか。日本公共の福祉解釈としてそれらをどのように受容したのか。表現の自由が失われると何が恐ろしいのか、それはそれぞれの社会文脈がある。少なくとも自分社会ではそれは何なのか、それを知ること、それこそが教養というものだと思っているし、理性的共感というものだと思う。

少なくとも俺が思うに、日本社会においては、冒頭のケシカラニズムが政府にとって都合よく操れる心情だろう。

表現の自由が失われることによって立ち現れる社会では、こういう感情的正義ますます膨れ上がるだろう。

表現の自由が失われることによって立ち現れる社会は、「これが正義だ!」とみせられるとすぐに無教養な人々を煽り立てることでき、簡単プロパガンダ誘導することのできる、政府にとって都合の良い社会ということになろうかね。

MV叩いて知識開陳してマウントとってるサヨクもそれで満足ですかね。まあそういう奴はそういう時代がくれば、アカ狩りで共産党員不倫していたことをネタ糾弾しているかもしれないし、体制寄りになってるかもしれないけどね。

世界中、世の中でいろいろと深刻で理不尽なことが起きているなか、そういう諸々には無関心で当事者意識もないくせに、「教養ある人」が突然ポリコレし始め、他愛もないMV植民地主義的な傾向にかみついて、そうだそうだとみんなして一斉に同調した結果、MVの発表取り下げに至る、という構図は学級会のつるし上げそのものだ。

サヨク知識マウントできて満足だし、日ごろのストレス発散になったことだろう。

朝日新聞人生相談をした「不正義や理不尽な行動を伝える新聞報道を見るたび、怒りに燃えて困っています」という50代の男性も、MVをぼこぼこに叩いて満足するくちかもしれない。新聞を読んで中途半端ポリコレ意識をもてあましている、という輩に対する処方箋としては、野沢直子の回答はこれ以上ない的を射たものだと思った。

anond:20240616001422

どれも弱くない?やっぱその辺描写不足だなって考えが補強された

最初発言の"努力"が「歌やダンス努力」じゃなく「アイドルとして成り上がる努力」つまりメンバー集めなど明確に描写されてた努力だと思う方が自然だと思うし

口パク時の「練習すればいいじゃん」も自分努力たからという裏付けが無い、自分の受けた印象としては昔受けてたオーディションの時の経験分で差がついてるだけで、その努力継続出来てるとは思えなかった

この辺やっぱ「好意的に見れば努力してるかもしれないね」程度にしか思えないな

ダンスシーンについては初日運動神経差、特にくるみダメな事を描写してるのが主でこれもやっぱり努力には見えない

ユニゾンで低い方に合わせたから差が出ないっていうのは好意的過ぎると思う

それこそ乃木坂ユニゾンダンスでも実力差は伝わって来るから、そうだとしても描写不足に思える。

歌については声優の実力があるから無理な事情も分かるんだけど、作品として言ってしまうと差を出せてなかったよね

言いたい事は分かるんだけど、全体として描写不足の箇所を好意的に受け取るかそうじゃないかの差に見える

それはブコメでも言われてた通りだと思う

whiteskunk トラペジウム、「描かれない部分」を欠如(描写不足)と見なすかで評価は変わると思ってる。「東ゆうが他の三人に対して友情を抱いてた」とか(私はあった派だが、描いてないなら存在しない派もあり得る)

iheettkun 内面描写や話の筋、それに伴った描写が丁寧な映画とは絶対に言えない。それ故に発信を好き勝手解釈するドルオタ思考との親和性でバズっているわけだが、そういう層の期待に応えているとも言える。その典型的な例。

セスMV騒動に思う

コロンブスが如何に酷いヤツか、あのMVの何が問題かを懇切丁寧に教えてくれるエントリーポストツイートなど山ほど見たが、それってMVの中で描写されてた、サルピアノやら乗馬やら教えて悦に入る行為と何が違うんだろう。

あのMV不快感を覚えたなら、それを表明するのは本人の勝手だけど、寄ってたかってMV削除させて、アーティスト謝罪文出させて、良いことした気になっている連中はそれこそコロンブスしか見えんよ。

かに歴史に残すべき名作MVとは言えない。差別表現云々が上手く処理されてたとしてもくだらん内容なのは間違いないと思う。でもそんなのアーティスト勝手やろ。「くだらんMV作りやがって」の評価をもらう以上の責任はないはず。

ていうかさ、あのMV問題だと思うなら、自分ポリコレ的に問題ないやつ作ってコカ・コーラタイアップ勝ち取ればいいじゃん。自分でできないならできそうなアーティスト推すとか。結局みんな叩きやすいところを叩くだけなんだな。

今まで特に彼らの音楽ファンではなかったが、今回の件で俄然応援する気になったよ。メンバー非難意見ばかりで凹んでるだろうから、そうじゃないと思っている人間もいる、という記録を残すためにこれを書いておく。

anond:20240616015855

奥さん申し訳なそうにしてる描写がないからそうなったの?」

逆に、奥さん旅行に関して何も言及してないから、不自然すぎて作り話認定したわ

バカブクマカの一例

https://anond.hatelabo.jp/20240615145606

id:cutedays 奥さんも把握してない韓国旅行ってことは出張って嘘つくタイプのやつだよね。不倫旅行回春ツアーのどっちかって感じかな。感情吐露中途半端だなぁ

奥さんが把握してない旅行なんて本文に一文字も書いて無くない?

奥さん申し訳なそうにしてる描写がないからそうなったの?想像力たくましすぎるわw

id:mikuti2 残念だったね(保育園の歳の家族を抱えて、一人で海外は無理がありそう。家族が39℃の熱の時点で、キャンセル判断すべきだったように思う)

前日キャンセルも前々日キャンセルほとんどキャンセルポリシーペナルティは変わらないんだけど、もしかして海外旅行したことない?飛行機チケット取ったことない?知らない分野なら口出すなよw

id:tottotto2009 なんで韓国なんかにひとりで行くの?理解出来ない。奥さん仕事子育て家事毎日大変よね。あなたたまたま何日かやらされただけでしょ?何が問題なの?そんなの普通じゃん。子育て大変な時に旅行なんか行くな

なんでそんなに自信満々にこの増田普段家事してない前提なのか理解できない。なんで書いてないことを読み取るの?妄想で語りたいならヤフーニュース探偵ごっこやってなよw


書いてないことを読み取って、相手を傷つけるコメントができる心豊かな人間が集まる素敵なWebサービスだな。

救いは大半が増田に同情的なコメントであるところか。

妄想広げて相手叩く癖があるやつ、人間として人格壊れ始めてるから自分見直したほうがいいぞ。

ダンジョン飯は女受けしかできなかったのでフリーレンになれなかった

作者はファンタジーRPGが好きなのだろう、随所にゲーム仕込みのファンタジーへの造詣の深さは感じられたが

それでは覆いきれないほどの強烈なフェミポリコレ思想が前面に出され、好きな声優がメインキャラだから耐えたがかなりキツイ作品だった

Twitterで絶賛しているのもマジのガチフェミしかいない

フリーレンは美しき者たちの恋を描いているのがキャッチーだが、ダンジョン飯は不自然なほどに恋愛描写がなく、キャラもブスが多い

母斑というのかな、顔に大きなシミのあるキャラとか、濃いそばかすが大量にあるキャラとか、そういうのを押し付けがましく「美形だけでなくこういうのも出せちゃいます」と立て続けに出してくるのがげんなりした

太短い体のドワーフ女もやたら出てくるし

ああ、多様性信奉者なんだなって

ファンタジー世界生活感を描けるのに性欲から完全に逃げているのが無職転生にも勝てなかった原因

キャラ清潔感の塊で全員オナニーしたことない顔してる

木の股から子供が発生する世界観なのか?

全く動じることもなく男女が入り混じって雑魚寝したり、ヒロインが下がパンツだけの状態で走り回っても反応皆無

去勢された男しかいないためところどころ急にリアリティ消失する

作者はふかふかダンジョンを読んでほしい

https://b.hatena.ne.jp/entry/4754833172524324032/comment/kkkirikkk

かに個人練習してる描写は自室でダンス風呂場で歌?ぐらいしか確認できなかったが、シンジとの会話で「勉強してないって言ってたのに(ry( https://youtu.be/VgRnDQ5m1G4?si=cwWxA9IKE5aRmJ1P&t=40 )」、口パク時に「苦手と思うんだったら練習すればいいじゃん( https://youtu.be/9Wk1bVGNE3I?si=lL5ZprcIwXQvgncs&t=85 )」などのセリフから陰で当たり前のように努力してることが窺える。

実力の差異ダンスレッスン初日に明らかに描かれてる(さっきの2個目のURLの開始位置にも一瞬ある)。そこから全員で練習して他の3人に合わせる形でユニゾン重視で仕上げたため差異がないように見えるだけではないか。手抜きで不自然で不気味なシンクロをしてるわけではなく、きちんと一人一人モーションを取った上で綺麗に揃ってるんだから意図的ものだと考えるのが妥当だろう。ちなみに、原作者乃木坂出身である

なんでわざわざ2回目見に行ったのに求めてたシーンがこんなに簡単引用できてしまうのか…。まだ公開中だぞ。

2024-06-15

anond:20240614213954

村田沙耶香コンビニ人間

主人公が働くコンビニ新人として入ってくる白羽。「男なのにコンビニバイト程度の職にしかつけない」(この職業蔑視も白羽の意見理由を、現代縄文時代と変わらないムラ社会社会不適合者に厳しいせいだと主張する。

「僕はずっと復讐たかったんだ。女というだけで寄生虫になることが許されている奴等に。僕自身寄生虫になってやるって、ずっと思っていたんですよ」

市川沙央『ハンチバック』

主人公が暮らす施設ヘルパーである田中。身長包茎(手術済み)。重度身体障害者で金には困らない主人公に対し、田中は健常者の男性ではあるが貧乏モテないため主人公を憎んでいる。「インセル」や「弱者男性」といったワードも登場する。

どっちも有名作だし、弱者男性はむしろ女性作家の興味が向きやす人物像だと思う。彼らは愚かしい人物として描写されてはいるが、ある種主人公のご同類であり、同じ穴のムジナとして描かれている。

男性作家だと自称弱者男性私小説的な作品主人公に据えるパターンはいっぱいあるけど、いうほど登場しなくないかしか私小説だと、現実の作者は作品を完成させる能力があり商業出版されたりもしてるという矛盾がある。

なぜ弱者男性フィクションに登場しづいか。腹の中で不満をたぎらせてるだけで全然行動しないパーソナリティから物語が動かないんだよ。

そのかわり内面描写が得意な小説では「現実では関わりたくないし自分はなりたくないけど、あいつらの生態を知りたい」という怖いもの見たさ的な需要がある。そして弱者男性は誰から透明な存在だが、女性は謎の敵意を向けられたりしつこく言い寄られたりと、加害される形で不本意に関わる機会が結構あるので興味が向きやすい。

anond:20240614213954

ポリコレアフロに出てくる弱者男性描写の巧みさはもっと評価されるべき

切り抜きの主人公がムカつくで止まってて実際に読んでない奴が多い

anond:20240615080759

この文章は、なろう作品における女性キャラクター描写に対する批判的な視点を示していますね。作者は、女性キャラクターが表面的な特徴や役割にとどまりがちであり、その内面多様性が不足していると感じています。また、このような描写の傾向が若い作家たちにも見られ、作品の質や作家としての成長に影響を与える可能性があると懸念しています

個人としては、文学小説社会の鏡であり、多様なキャラクター視点を通じて読者に新たな考え方や感情提供する重要手段だと考えています。そのため、キャラクター描写単一化されたり、表面的になることは、作品の豊かさと深みを損なう可能性があります

また、このような批判があることで、作家たちがより意識的キャラクター造形に取り組み、よりリアル多様性のある描写を目指すきっかけになることも期待されます文学進化するものであり、読者や批評家意見作品の向上に寄与することは重要です。

要するに、この文章文学における女性キャラクター描写についての議論を促し、より深い理解表現が求められることを提起していると感じました。

女性」を書けないなろう作家が多すぎる

あるいは、なろう作家限定したことではないかもしれませんが。


なろう小説を3桁ほど読ませてもらいましたが、話の巧拙に関わらず共通点が一つ。

それは女性描写の少なさ。あまりに少ないもので、ひとしきり笑ってしまいました。

かに作中に女性キャラは登場しますが、決して彼女たちは「女性」として扱われていません。

最初キャラクター紹介で雑な外見設定を付けられ、あとは大抵が主人公の妾になるだけ。

いくら女性とのお付き合いが日々の中でないからって、自分理想を書いているからって、

流石に薄っぺらすぎて、悲しくなってきます


今の若者は「女性」を本当に書けません。外見も、内面も。

そして書くことが苦手なので、どんどん女性描写が減っていく。思考単一化していく。

これってもはや女性差別じゃありませんか???

その様な本を若者たちに読ませたら、ああどうなることやら。考えたくもありません。


お色気・破廉恥さに拠らなくても彼女たちは描写できるはずです。思考内面を文に落とし込めるはずです。

巨乳主人公ベタボレで優しくて才女で……ほとほと繰り返される安易女性描写には辟易しました。

女性」は自分で熟慮し、行動でき、なおかつ確固たる意見を発現できる、そういうものだと認識しています

もっとも、今あげたのは女性の一部要素であり、他にも長所はたくさんあるのですが!)

……頼みますからもっと質感的な、深みのある「女性」を書いてください。

女性」を書くことを忌避しているうちは、到底真の作家にはなれませんよ?


貴方達が変わり、成長できることを、そしていつかちゃんとした「女性」を書けることを、心から願っています

anond:20240614213954

そういうこともあるだろうか…って読んでたけど、弱者男性対義語が「美人ではない女性」と書いてあるのを見て、増田弱者女性に対する認識ちょっと甘いな?と思いました。

自分から見てより遠い存在である異性に対して想像力が及ばなくなることは誰にでもあることかもしれませんね。

かにブギウギではお金に困ってスズ子からお金をせびろうとした小田島をその子共々家に雇い入れるというような描写もありましたね。

他にもアホのおっちゃんやゴンベエ、おミネなど性別わず様々な社会的弱者が登場しました。

そういう人々に希望を与えた歌手というテーマだったので特に描かれたというようなこともあるかもしれませんね。

虎に翼で言うと、よねの父はかなりそれに近い立場男性なのではと思います。よねの回想の中でしか出てきませんが。

あと他の人も言っていますが優三さんも比較的。彼も早くに両親をなくし昼間働きながら苦学生をやっていましたが夢叶わずでしたね。

あと花岡特殊ではありますが、彼の性格なのか環境なのか他人に弱さを見せて適切に助けを求めたり自分に折り合いをつけることのできなかった不器用なところなど、何か弱者男性と通じるものはあるように思います

しか花岡描写についてはなんとなく唐突というか、大学時代花岡にそういう伏線特になかったような…実際の事件を織り込むのに突然花岡が引っ張り出されたような印象は否めませんでしたが。

それについては轟の突然のアウティングも、そんな感じあったっけ…?よねエスパーすぎんか?と私は思いました。まあ余談ですが。

弱者男性をよく描いた作品でまず思い出すのは芥川龍之介太宰治ですね。

女流作家では樋口一葉もっとも当時は多くの人が生活に困っていたでしょうから、何を描いてもそのうちの誰が真の社会的弱者であるのか?という定義も難しいものなのかもしれませんが。

あとは向田邦子幸田文あたりも男女問わず様々な社会的弱者が登場します。

私もそれほど詳しくはないのですが…

漫画ラノベもよろしいですが、昔の文学などもたまには手にとってみられるのはいかがでしょうか?

ああでも最近のものでも蛇にピアスなど男女ともに社会的弱者のような人しかでてこないような作品も…彼らを社会的弱者と言ってはならないような気もしますが…

なるほど現代弱者男性をこれこれこういうものであると具体的に示すことは個人名誉毀損しかねないのでポリコレ的に難しい、というのはあるのかもしれませんね。

[] グラモスの余燼 感想考察

ショートアニメ「グラモスの余燼」

うおお……また凄まじいものを見せられている……

どう解釈すべきなのか一番問題になる部分について

ゲーム本編でもつぶやいていた「焦土の夢を見た」がまた出ているが

どこからどこまでが夢なのか

おそらく冒頭から全部夢ってことはないだろう

焦土作戦が実行されたあと、目を覚ましたところからが夢なのか?

それとも死体だらけの焦土で目を覚ましたのは現実だが、その直前まで現実と相違ない夢を見ていたということなのか

夢で見た大樹に囁かれるシーンが現実オーバーラップして心象風景として描かれているのか?

この作戦が夢ではないとして、現実としてホタル生還しており、そして宇宙で星の破片にまぎれて漂流していたところをカフカが見つけたシーンも事実だとして

そうなると大樹はさておき、少なくともホタル心象風景と同じように何らかの力の覚醒を経て、星を砕くほどの行為を実際にしていたということになる

もちろん目覚めシーンからは全部夢で爆撃の衝撃で単純に瓦礫ごと宇宙まで吹き飛ばされてただけという線もなくはないかもしれないが

やはり大樹由来っぽい緑の発光を伴って全裸漂流していることから、装甲サムの能力を超えた何かが覚醒していると見た方が正しいだろう

もし大樹が夢ではないのだとしたら、あのような力は「豊穣」しか考えられない

大樹って呼び方自分が言っているだけだが、一応ピノコニー編のクロックボーイ文脈で「大樹」といえばファミリーから来たゴフェル、「調和」や「調和」の中の「秩序」の象徴だったが

にょきにょき伸びて緑に光る意匠からして、星神と関連づけるなら「豊穣」が妥当だろう

ただ樹状の先端の黄色とか、蟲との戦いで星を燃やすとかは「壊滅」の関連も見いだせそうだが決定的なことは何もわからん

カフカ発見されたということは、あの蝗害に遭っていた岩石惑星は星核と関係があったのかもしれない

覚醒とともに「豊穣」から使令クラスの力を得て、さらに星核からも何らかの力を得るくらいでないと星を砕くのは無理だろう(ヨウおじは置いといて)

ホタルにとってサムが医療ポッドとして機能していたということはクローン兵士であるラモス鉄騎全員がロストエントロピー症候群を患っているということなのだろうか

ホタルの顔に入るヒビのような模様が関係ありそうだが、この緑色版の崩壊エネルギー侵食の発光のようなものは、ホタル以外の兵士にも現れているようだ

このアニメだと芽が大樹へと育つのと同時に涙の跡も樹状の侵食模様へ育っていく描写がある

というかこのシーンのBGM構成がよすぎて思考力が奪われる

一つ前の紀行PVでは、4人のパイロットがそれぞれ変身解除したあとの数秒光っているのに加え、旗をちぎる前後のシーンでもホタルメガネの同僚になぜか発生している

このメカニズムも謎だけど何かと関係していそうで、生命力との関連を感じさせるのでもしかしたら鉄騎テクノロジー自体そもそも豊穣由来なのかもしれない

ロストエントロピーとは「物理構造が不可逆的な慢性解離に陥る」ことらしいので、生身の人間がまるで体格の異なるロボへと変異するメカニズムが、魔陰の身のように「物理構造乖離」させることで成立している、それが豊穣だという具合に解釈可能

まあ意味不明な変形は虚数エネルギーに通じるあらゆる星神とその運命行人が使えそうと言えなくもないが

一応遺物テキストにも「彼ら(鉄騎)の降臨は神の恩恵の如く」という一文があり、「人類本質に手を加える」というのも生命を弄ぶ豊穣との関わりが疑われる部分だ

あと覚醒ホタルに砕かれた星の背後にもう一つ星があったのが気になるが何か意味があるかは分からない

もう一つ気になるのが、グラモスはもう存在しないのになぜクローン兵士はずっとグラモス軍規に従って活動を続けているのかということ

かつてグラモス共和国架空の「グラモス帝国」の女皇「ティニア」に盲従する洗脳クローンを量産し鉄騎兵団とすることで星系で発生していた蝗害を鎮めたが

その強大な武力の扱いをめぐり内紛?が起きて滅びたと取れるような内容が遺物ストーリーにて明かされていた

この人間間の問題によって滅びたくだりが胡散臭い個人的には思っている

クローン兵士は成長速度が一般人と異なり、寿命が極めて短いことはキャラクタープレビューで判明しているので、アニメの直後に星核ハンターに拾われたであろうことを考えると

あの作戦に集っていたサムたちはホタルと同世代で、ホタルが謎の力でよほど長い年月漂流していたのでない限り、それなりに最近出来事だと思われる、つまり

ラモスの改造戦士技術(と付随する洗脳技術)は何者かによって収奪され、つい最近まで宇宙の蝗害対策として使い捨ての道具のように運用されていたのが真相のように思える

そうでもないと大勢自軍兵士の巻き添えを厭わない爆撃作戦など実行されないだろう

協定採択の協定がなんなのかはわからないが、協定は一つの国だけで結べるものではない、怪しい

ホタルがどのようにして「グラモスはもう存在しない」ことを知ったのかは謎だが、「帝国存在しない」ではなく「グラモス存在しない」(=滅亡)ということで、最近出来事説が濃厚になる

描写から洗脳あるいは記憶操作状態にある様子が見て取れ、その洗脳が解けたのと同時に謎の力に覚醒してただ一人生還したというのがこのアニメの内容だろう

遺物テキストで「彼女(「ティニア」)が織りなす夢」と言われているのがこの洗脳技術だと思われ、その嘘を初めて打ち破ったクローンホタル、そう考えるとピノコニーでホタルが成した事とも重なる

しかするとグラモスも、カンパニー市場開拓部オスワルド・シュナイダーによって、意図的に内紛が起こされて滅び、技術を奪われたのかもしれない

ピノコニー編の主要人物、アベンチュリンブートヒルもオスワルドによって故郷を滅ぼされているので、二度あることは三度ある予想をしたくなってしま

ラモスの滅亡がどれくらい昔のことなのかよくわからんのでオスワルドじゃないかもしれんが

2024-06-14

漫画 ケントゥリア 暗森透

https://shonenjumpplus.com/episode/17106371852950440097

 

親の愛も一般常識も知らない少年を、たまたま居合わせ100人奴隷が庇った結果、超常の生贄条件と合致100人分の力や命を得ました。さてどう生きるか。さっくりそんなかんじの話。

この作品を他の漫画で言うならば、大枠は荒川弘+藤田和日郎。そこに不滅のあなたへとかヴィンサガとかの人間性の獲得や力持った人の力抜きでの通し方とかがありそう。

絵のほうはboichi味もあるかな。目の周りのラインとかが想起させるけど、やっぱり筋肉とかがですね。

主人公、読んでいるとイメージよりかなりマッシブになる。力を行使すると筋肥大するようには読み取れなかったんだけど、今公開してる8話とか、アームストロング大佐を思い出すようなステゴ肉弾戦を描く人みたい。そういった人物の絵の書き方や命を寄せ集めて対話もできそうとなるとどーしてもハガレンを思い出すよね。と。悪い意味じゃなくて。(中年以上のおっさんが魅力的なのも二人の先達と似てる)

そして超常の怪異モンスターなんだけど、これがすっっっっっごくデザインが怖くできてる。まだ数体しか出てないけど、どれも背筋がゾクゾクする恐ろしい姿で、本当に驚嘆している。  

ただですね、この人から離れた秀逸なバケモノたちがですね…すっごくおしゃべりなんですよ。

そしてひとたび口を開けば人よりも人の心理理解しているし、人よりも人くさいセリフを吐くんです。人の理の外の存在なのにね。人の恐怖を煽るには心理精通していると効果的ではあるんですけど、どうしても獣から離れていく。

好き嫌い別れる部分かと思います。私は結構嫌いです。少なくともホラージャンルからはずれるし。そしてこの手法の使い手が藤田和日郎なんです。

2話のキメの見開きが獣の槍だから、じゃなくて人くさいバケモノ成分を指して藤田和日郎をあげてます藤田センセのあれは手癖もあるけど子供読者向きにそうしてるのかなと思っていて、そういう想定読者層を下げることをジャンプラでやる必要はそんなになかったのではと残念に思っています

イラストだけならダクソ・ブラボ方向性にいけるのに、ダークファンタジーバトルを銘打つ割にはライト方向性になるのかなと予想中。

 

そもスタートからしてドードーステラーカイギュウもかくやといえる温和で奴隷になった危機感がないのか?という100人が食料を分けたり、かと思えば火事場では全員命を張って女子供を庇ったりの暗い部分が無い善性の塊だったのでね。人間賛歌の比重重めでそのためダーク要素、と主従が逆かもしれない。

そう、モンスターデザインを褒めたけど、キャラクター描写もよくできてる。さらに会話も緩急もつけれてて抜きのセンスも感じるのだ(100人しか知らないとか、ボケてる老人のところとか「できるじゃない!」と思ったね)。悪人が若干、テンプレすぎるけど、現状使い捨てしか出てないから、準レギュラーレベル悪人が出たときにどうなるか、である

 

出来ておる喃…といえば海の化け物からの祝福という点に言及しておきたい。

不死身系の制圧方法お約束溺死(窒息死)を2話曹操に海からの祝福だから水の中へっちゃら!としたのはほぼほぼ自然な形でさっさと提示できてよかったのではないでしょうか。

 

 

 

 

まとめるとですね、ジャンプ本誌を目指した作品。本誌に連載しててもおかしくないクオリティだしそういう読み味だけど、同時に話が本誌対象読者向け、やや低年齢向けの組み立ての可能性濃厚なので、過剰なご期待はご遠慮したほうがよいかと。

この作品のどこを気に入ったのかをちゃん自覚しておいて、作者が目指す方向との周波数をつど確認しておかないとアンチに落ちかねない危うさを感じるのでやや引いて応援しています

面白いけど、「好き」まではもう数話様子見やね。

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