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はてなキーワード: 現実逃避とは

2020-11-15

anond:20201115142708

アニメ見てるキモオタ「うんうん可愛いから許す。可愛い正義だね」

現実世界キモオタ「何で俺ばっかり文句言われるんだよ。あいつらにも言えよ。可愛いから正義なのかよ」

要するに現実逃避ってやつじゃねーの?

anond:20201115015452

応援して頂きありがとうございますマンガリンク踏んだだけで、現実逃避したく読んではなかったのでしっかりと読んでみようと思いますありがとうございます

2020-11-14

就活が辛い

毎日のように就活を辛い辛いと言っているが、よくよく思ったらなんで辛いのかよくわからないので言語化してみることに。

著者ステータス

以下つらみポイント

就活が始まるのが早すぎる

就活大学四年生の3~4月くらいから始めるものだと思っていたが、どうやらwebエンジニア志望だともう動かなければいけないらしい。ということを私は2週間前くらいに知った。

急いで就活サイト登録し、アドバイザーの人にカウンセリングをしてもらったが今から準備をするのは遅い方だと言われてしまった。

特にweb系だとポートフォリオ必須らしく、急いでポートフォリオ作成しているのだが後述するようにこれもつらみポイント

web系に就職するなんて考えてすらいなかったので、ちゃん勉強してなかったのも後悔している。特にセキュリティネットワークに関してはちゃん勉強しておけばよかったと後悔・・・

大学講義が難しすぎる

上でも述べたが私は自分の専攻に全く興味がない。じゃあなんで受験したんだと言われると「東京で二番目に偏差値の高い大学で二番目に入りやす学部だったから」以上の理由はない。カスである

大学3年生となれば講義もより専門分野に踏み込んでくる。幸いというと不謹慎まりないが、コロナ禍で講義オンラインになったことにより録画を見返せること、評価期末テストから期末レポートへ変更する講義が多いことにより平常時よりは楽だが、それでも普通に興味がなく、さらにそこそこ難しい分野を勉強しなければいけないのは辛い。

特に実験はまじで辛い。わたしポンコツすぎるせいでペアの人にも迷惑をかけてしまうし、合成はめっっっっっっっちゃ時間かかるし、録画して見返せないし・・・

インターンが忙しい

そこそこのweb企業フロント/バックエンドエンジニアとしてインターンをしているのだが、それを週三も入れてしまっているのである。アホ。

私はマルチタスクが得意な方ではないのだが、まともな企業インターンをしておかないと就活で苦労しそうだなと思いたまたま見つけた企業インターンに申し込んだ。それが間違いかどうかはまだわからないが、少なくとも8h/dayを週三は馬鹿すぎる!授業は聞かない前提で後で録画を見直さなきゃいけないし・・・

あと強強webエンジニアでもないのに初っ端から特に構成説明もなく開発に参加しなければいけないのは辛かった。今はなんとかやってるけど一ヶ月前とかひたすらコード読んでたわ!Reactとか触ったことなかったのに!

こんな状況でポートフォリオ作成とか無理!!!!!

上記ポートフォリオを作らなければいけないと知ったのが先週だが、こんな忙しい状況でポートフォリオとか無理!しか自分はあまりフロントエンドを触ってこなかったので、かなり辛いところであるtsを前の企業で触っていたのは不幸中の幸いだったが・・・

でも知らないことを学ぶのは楽しくて、特にフロントエンドは自分にとって新しいことばかりなのでポートフォリオ作成は今一番楽しい現実逃避しているだけかもしれない)

周りに就活している人間がいない!

私の大学学部生の90%以上が院進学するやばい大学なので、必然的学部四年で就職する人間は少なくなる。そのせいで友達有益なこと、辛いことを共有したり、傷をなめ合ったりすることができない。

今までレポート課題など辛いことはあったが、それは友達もみんな辛いので一緒に教え合いながら(一方的に教わっていたかもしれない・・・)乗り越えてきたが、就活はそういう相手がいないので本当に辛い。

相談できる相手が親と就活カウンセラーしかいないのはめっちゃ精神的に辛いです

最後

どこか私を雇ってくれ!!!webアプリ開発なら新卒という枠組みの中で中の上くらいできると思うし、モバイルも少しかじってますよ!

2020-11-13

人生を常にエンジョイしてる人は上手に現実逃避できてかつ

表に出さないってだけで、痛みを全く知らないわけではない。

理解しようともせず一方的に決めつけるから嫌われるんですよ

2020-11-12

認知症の父に会いに行ってきた。

2017年2月下旬、父に認知症疑惑が浮上。父を始め我が家は色々と問題がある家族で、疑惑が出るまでも紆余曲折あったがそのことは今は書かない。

私の父への感情は愛憎入り混じるというのがぴったりで、ここ何年も疎遠だった。最初検査には私が連れて行った。でもその後は姉に丸投げした。

私の中で最強で最恐な存在自分勝手わがまま子どもっぽい父。まだ若いのにアルツハイマーになってかわいそう、どころか、勝手に忘れていくなんてずるい、勝手しろと思った。

今思うと私は完全に現実逃避していたし、同じく愛する気持ちと恨む気持ち共存していただろう姉には悪いことをした。

2018年9月までは一人暮らしをしていたらしい。その後病状が思わしくないとのことで、入院施設への短期入居をするがやはり自分勝手わがまま性格が災いして施設を追い出されたりしていた。何回か会いに行こうと思ったが、姉からたまに報告を受けるだけだった。

2019年6月デート中に突然姉から電話。駅の喧騒で細かいところは聞こえなかったが、病状の悪化ひどく本人の原型がわずかかもしれない、このままだとあんたは忘れられてしまうかもしれない、会ったほうがいいと言われる。

2019年6月29日 わざわざ恋人レンタカー施設へ連れて行ってもらう。交通の便が悪く私は運転できないから、というのは言い訳で、単に1人では心細かったしまドタキャンしてしまうかもと思った。

施設に着くと、父はおやつを食べていた。私を見つけるやいなや、「ヒロ〜遅いぞ〜待ちくたびれたぞ〜」と文句を言うが、顔は嬉しそうにニヤついている。

3人で一緒にイオンに行ってコーヒーを飲み、ギターの弦が欲しいというので買ってあげる。たぶん1人ではかえられないけど。

車の降り方、割り箸の割り方などを忘れている。人格は機嫌の良い時の以前の父で、よくしゃべっていた。遠足の子どもかってくらいはしゃいでいた。恋人運転する車の中で歌い出す始末だ。

今度はカラオケに連れてってやろうか、なんて言って別れる。

から聞いていたより元気そうだったので、そんなにショックは受けなかった。こんなに喜んでくれるなら、また来てやってもいいかなと思った。

2019年9月23日 2回目の訪問。父の部屋に行くと爆音テレビを見ていた。わたしに気付いてもテレビを消さないので、テレビを消してと頼んだ。父は、「ヒロが来るとはな」と笑った。

他の家族から聞いていたように、やはりギターの音がおかしいという話になる。デジタルチューナー調子おかしいと。デジタルチューナー電池を買って一緒にチューニングしてあげる。でもうまくコードが弾けていない。たぶんそもそも押さえの指がおかしいのだと思う。Cが何かはもう忘れているのだろう。お腹減った、食事が足りないというのでコンビニで甘いパンを買ってやった、貪るように食べていた。

またそんな日を空けずに来てやろう、少しギター練習して次はコードを弾いて見せてやろう、と思った。

その後繁忙期に入り、まぁいっか、そのうち行ってやるか、と思っていた。

ところでの、コロナ

しばらく面会は禁止と聞いて、少しホッとした自分がいた。会いに行かなくてもそれは私のせいじゃない、と。

でもコロナ騒動がなかなか収まらず、春が終わったあたりでだんだん不安になった。いま父はどんな状態なのだろう、私のことは覚えているのだろうか。

10月末、調べてみると16日から厚労省が面会を段階的に解禁するよう通達を出していた。数日後、電話をして予約をとる。外出禁止飲食物差し入れ禁止20分のみ、だそうだ。

そして今日202011月22日仕事前に片道1時間かけて向かう。

施設に着くと玄関前で待っていた。帽子かぶってリュックを背負い腕時計を身につけ、ぼーっと立っていた。とにかく萎んだ、という印象だ。散歩などできやしないのに出かける気満々な出立に、滑稽さと悲しさが同時にこみ上げる。

私に気づき、でも一瞬私が誰かを認識するのに時間がかかったようだった。私が持っていた大荷物を指差して「こ、これは?」と聞いてきた。自分への差し入れだと思ったのだろう。「ごめん、お父さんのじゃなくて仕事道具。」

そのあとロビーで話す。よく見ると、萎んだというのはただの印象ではなく事実かなり痩せた感じがした。手の甲が皺々でカサカサだ。表情も暗く乏しい感じだ。うまく言葉が出てこないようで、あれこれはマジでやばい?と焦ったが、少しずつ普通っぽい感じで話し出す。

コロナから外に出れないこと、20しか面会ができないことを伝えると、子どものように唇を突き出した。「早くどうにかなってくれなきゃな」とコロナのことはわかっているようだった。

20しかないし父の存在曖昧というような様子に話すことに悩み、とりあえず何か困っていることはないかと聞くと、相変わらずギターチューナーの話をする。

「部屋にも行けないので見てあげられないよ、そのうちね。」

ふと、「今何歳?だっけ?」と聞いてみる。どのくらい忘れたのか確かめたい。

「えー?50くらいじゃね?」まさかの大幅なサバ読み!思わず「いや64歳くらいじゃない?」と突っ込んでしまう。

なんだかショックを受けたみたいだった。忘れたことに気づくの嫌だったんだな、ごめん。

チューナー以外に困ったことがないか聞くと、「特にない。でも肩が痛い」と言う。

揉んであげようかと一瞬思ったけど、父の体に触れるのが急に怖くなってやめた。子どもの頃はよく揉んであげていた。父が揉んでくれることもあった。父の体の感触を私は覚えている。でも手の甲のカサカサを見ていると、あの時とどう変わっているのか実感するのが怖くて、揉んであげるよと言い出せなかった。

とにかく肩がここから上がらないんだよ、としきりに肩を上げ下げする父に、揉んであげるよの代わりに「枕が合わないのかね?」と言うと「そうか、枕か」と妙に納得したように呟く。

「今はどんなの使っているの?」

「どんなのって…枕だよ」

「綿?」そう聞くと、まるで私が外国語を言ったような空気になった。

あんなやつだよ」と、ロビーの角にまるまった白いシーツを指さした。「シーツの枕」と、父は言った。

そうか、父にとってはもう枕はシーツの塊なのだ。中に何が入っているのかはわからない。いや、それ以前に枕とは中に何かが入ってるものだ、ということ自体を忘れたような感じだった。

元気な頃は、やれ冬は羽毛だ夏は蕎麦がらだ、パイプは安っぽくて嫌だとかうるさく、一時期はテンピュールにハマって家族全員で使っていた。そんな調子であらゆる点でこだわりがありめんどくさい男だったのだ、父というのは。

試しに、テンピュール って知ってる?と聞いてみる。「知らないなぁ」「そうなんだ、宇宙飛行士のために開発された素材でね、体の重さと温度で使う人の首にあった形になるんだよ。冬になると固くて石みたいだけどね!」と言うと笑った。かなり興味を持ったようだ。やはりこういうの、好きなんだね。同じ人だ。

「でも肩凝りにはいいよ」と言うと、明後日の方を向いて「誰か買ってくれないかなぁ」などと言う。直接は頼まないのがプライドの高い父らしい。

はいはいボーナス出たら買ってあげるよ」と適当に返す。

その後何度かチューナーのくだりを繰り返し、あっという間に20分すぎた。「そろそろ時間だ」と言うと「もういいよ」と父は言った。その反応になんだか寂しくなる。もういいんかい。まぁ、少し疲れたのかもしれない。またね、と言って別れる。

私は本業仕事が長期休暇のときテンピュールのお店で短期バイトしている。父の影響で私もテンピュール好きだから説明に熱がこもるのか、よく売れる。次にバイトした時、社割してもらって買ってあげようか。でもそのことは父には言わなかった。

最後まで父は私の名前を呼ばなかった。施設を出てから、なぜだかとにかく胸がつまり涙が出た。

あれだけ憎たらしかった父だが、なぜだか最近は良いことばかり思い出す。

次は名前を呼んでもらおって、あとは肩を揉んでやろうと思う。

2020-11-08

ゲームの中でも失敗するのが怖い

 先日、友人とゲームについて話していた。友人はあまりゲームをしない。私は、特に好きなジャンルはないが、強いて言うならRPG特にPS1あたりのFF)が好きだ。

 詳しい会話の内容は多くは覚えていないが、確か私は「自分プレイ内容で台詞が変わることがあるよね。あれで失敗した時の台詞を見るたびに自分ってゲームですら失敗を犯す人間なんだなって思うんだよね。だから攻略本を使って失敗しないようにしてる」という旨の発言をした。友人の反応は、苦笑いを浮かべるだけだった。

 RPGでは大体選択肢によって台詞が変わる。失敗すれば登場人物から落胆され、自分フィクションでもダメで救いようのない人間だと痛感するのだ。現実でも良いところがないのに、ゲームでもへまをする。辛いね〜。この前はあるテーブルゲームをやったのだが、こちらは攻略本に頼らず自分思考力で勝敗が決まるジャンルである。お得意の「攻略本に頼る」ができないので、自分の力でやるしかないのだが、いつも負ける。頭の回転が遅くて鈍い自分には不向きである。おまけにそのゲームには、タッグを組んで対戦する場面も多数存在し、失敗なんてすればもうパートナー申し訳ない気持ちでいっぱいになる。CPUだろうと敗因が自分にある、それだけで悲しみに暮れる。俗に言う「マルチプレイ恐怖症」に近い感覚だ。自分ミスで敗北、なんて考えただけで萎縮してしまう。ゲームは娯楽の一種であり、現実逃避の一種として遊ぶものではないことは理解している。だけど、失敗続きは流石にしんどい。

 そのため、最近ゲーム距離を置いている。

 以前遊んだゲームも、選択肢登場人物台詞が変化するゲームだった。自分判断が正解じゃなかったときの虚しさを味わいたくないがために攻略サイトを見る。何と言うか……何のためにやっているのだろう。推しのため?ストーリーを読むため?

 昔は「楽しいからゲームをする」だったのに、今は「ゲームの中ではせめて成功したいから、自分気持ちよく遊ぶために攻略を見て事務的プレイする」に変わっている。こうなったら一巻の終わりだ。ワクワクを取り戻したい。

2020-11-07

後生きてていいことあるのかな

コロナは治まりが見えない  

オリンピックも中止だろう

経済的に言えば素人目で見てもボロボロだろう

これらを仮に乗り越えても大きい震災が今後起きるのは確定してるし

更にそれを乗り越えても絶対に逃れられない少子化が待っている

震災少子化も俺がガキの頃からずーっと言われてたことだ

震災が起きる可能性は年々上がってるだろうし少子化に至ってはもうデータ上で加速度的に進んでることは証明されてる

人がいなければ生きてくもクソもない 死んだと同然だ

せめてエンタメ界隈へと現実逃避しようとするがネットの普及により息苦しい相互社会

何をするにしても何かから叩かれる

作り手もひと目を常に気にしてるため作られるコンテンツは角を削りに削って平均化されて丸っこいつまらないものばかりになった 

今年27になる

仕事内容に不満はない でも週5で働いて金稼いでこんな状況下の中続けられるメンタルもないしそもそも日本というもの自体存続できているのか懐疑的だ  

今でさえ上司人手不足中人数調整を倒れそうになりながら頑張っている

今でさえ老人は老害と言われ叩かれてる

俺が上司になる頃には俺が老人になる頃にはもっと酷くなってるだろう

先に書いたようにエンタメ界隈への現実逃避も難しくなってる

とりあえず最近になっていつかいつでも吊れるようにロープだけ買った

5000円くらい 高いわ

後は場所だけだが周りの迷惑とか考えてしまう時点でまだ心の底から死にたいとは思えてないんだろう

衝動的に死ぬことしか考えられなくなったときこのロープをいつでも使えるように俺は押入れにしまっておくことにした

2020-11-06

自分の頭の中の(もうこの表現もどうでもいいほど自分の声が探せ無いけれども)おとぎばなし今日も元気に

現実逃避気味に透明人間(正しくは食傷気味にそぞろ歩き)

2020-11-04

anond:20201104185746

現実逃避してるお前こそおっさんだろう。

キャバクラ風俗マッチングアプリポルノも全て女が男の事を嫌ってるから商売として成立する。

anond:20201104175318

エロ文化で女にとっても良いものなら、

何故風俗嬢は高給なの?なぜAV堕ちという言葉があるの?何故女性用の風俗一般的ではないの?

現実逃避するなよ。

anond:20201104112953

お前は現実逃避しすぎ。

お前の父親の醜い姿と情けない稼ぎを見ろ。愛される要素がある?

男の9割が女にとって不愉快存在なんだよ。

2020-11-01

ガシ高のひょっこりさん

うちの高校はガシ高と呼ばれている。東高校が変に略されてガシ高になったらしい。そしてこのガシ高には、「ガシ高のひょっこりさん」と呼ばれ、近所の学校でも有名な奇人がいるのだ。

ガシ高のひょっこりさんは私と同じ学年の女子生徒だ。でも、みんなにひょっこりさんと呼ばれていて本名を知らない。ひょっこりさんのあだ名の由来は非常に単純で、学校の中で交わされる会話にひょっこりと紛れ込んでいるからひょっこりさんと呼ばれている。私はまだひょっこりさんのひょっこりに遭遇したことはないけれど、噂話をまとめるとこうだ。

・ひょっこりさんは会話にひょっこりと紛れ込んでいる。

・ひょっこりさんは話題感想一言残して去っていく。

・みんなひょっこりさんが一言いうまでその場にひょっこりさんが紛れ込んでいることに気がつかない。

・ひょっこりさんに遭遇した人は幸運になる。

なんとも奇妙な話だ。特に最後のなんて意味が分からない。

でも、ひょっこりさんがひょっこりしてくるまで誰も気がつかないのはどうやら本当らしい。彼氏友達が遭遇したとか。

というわけで、私は学校の昼休みの今、お弁当をつつきながら彼氏からひょっこりさんの話を聞いている。

「で、ダチはテストヤマカンが当たって今回学年一桁だったんだって。ひょっこりさんのおかげだって言ってたよ」

そう言ってくる彼氏に、私は疑わしい目を向ける。

「でもひょっこりさんって言っても普通の人のはずじゃん。だってクラスで授業も受けてるわけだし。私はまだ遭遇したことはないけど、噂の中でも幸運になるとかいうのが一番訳わからないよ」

「訳わからんって言っても、噂はそうだしそもそも会話にひょっこりさんが紛れ込んでいるのに誰も気づかない時点で意味わかんねぇじゃん」

「確かにそうだけど、やっぱり幸運になるってところは単なる偶然でしかないでしょ。ひょっこりさんに遭遇した後の幸運をひょっこりさんのおかげだと思い込んでるだけだって

「そうでもないんですよ」

「だからそんな訳ないって、偶然……」

私はそこまで言ってハッとした。彼氏もびっくりしながらその人を見つめている。ひょっこりさんだ。ひょっこりさんが会話に紛れ込んできた!

本当に噂通りだ。今この瞬間までひょっこりさんがこの場にいることに気がつかなかった。そしてひょっこりさんの言葉はこの会話を把握していないと出てこない言葉だ。少なくとも、少し前からこの場にいたことはわかる。噂通りならこの後ひょっこりさんは去っていくのだろう。

でも、ひょっこりさんはこの場を去っていかなかった。何かに気がついた様な顔をしてこちらを見ている。

「お二人とも、ちょっとついてきてもらえますか?」

噂話にはなかった展開に、私と彼氏はびっくりしながら、ただ無言で頷いて彼女のいうことを聞くことにした。

私たち美術室に連れて行かれた。そしてそこで、ひょっこりさんの秘密を見せてもらった。

彼女は全校生徒が描かれた絵を描いていたのだ。その絵のために人を観察することが必要で、それは決して見た目のことだけではないので、密かに会話に紛れ込み一通り話を聞いた後、盗み聞きにならない様に一言残していくということをしていたのだと。

そして、この絵の中心に男女を描きたいらしく、私と彼氏モデルにしたいと言われた。

私も彼氏もびっくりしたけど、二人揃って二つ返事でオーケーをした。だって、見せてもらったその絵はあまりにも輝いてみえて、素晴らしい出来だったのだから

そしてもう一つ。この絵のことは秘密にしてほしいと言われた。題材が題材だけに描くのに時間がかかっているが、完成するまでできるだけ人には知られたくないのだと。私たちはそれもオーケーした。

そこで午後の授業の開始チャイムがなり、私たちは各々の教室に帰っていった。

それから、私と彼氏放課後になると美術室に通った。その間彼女は絵に集中してほとんど話をしない。一方で私と彼氏他愛のない話をし続けた。ひょっこりさんによると、話の仕方の雰囲気などにその人らしさが出るということで、会話をすることもモデルとして必要だと言われたからだ。

この美術室には私たち以外の人は来なかった。ひょっこりさんが、美術部員は私だけなので、と言っていた。

そうして、ひょっこりさんの絵が完成に近づいた時、事件が起こった。ひょっこりさんが停学になったのだ。原因は、彼氏だった。

彼氏放送部員だ。毎年ドキュメンタリー撮影をしてコンテストに出場しており、今年の題材をひょっこりさんにしたのだという。

彼氏には勝ち目があった。ひょっこりさんの素晴らしい絵を知っているのは自分と私だけであり、ひょっこりさんの奇妙な噂話と自分が知っている事実、そしてひょっこりさんのすごい絵をちゃんとまとめれば、今年は全国大会に出れると思ったらしい。

そして彼氏ビデオカメラを持ってひょっこりさんのいる美術室に入ったところ、ひょっこりさんはペインナイフを振り回して出ていけ!と彼氏に怒鳴りつけたそうだ。

何が悪かったって、ひょっこりさんのその様子が彼氏ビデオカメラにしっかり映ってしまたこと、その上その動画SNSで出回ってしまたことが重なり、停学になってしまったのだ。それどころか、退学になるのかも、という噂まで流れてきていた。

その動画は私も見たし、彼氏からも話を聞いた。ひょっこりさんが怒っていたのは彼氏秘密を破ったからだ。彼氏が言うには、あそこまで怒るとは思わなかったそうだ。そして動画が出回ったのは完全に不手際で、部活備品に録画されていた映像たまたま見た他の部員がすぐに流出させてしまったらしい。でも、それが誰なのかははっきりわからないと。そしてその動画にはひょっこりさんの絵は映ってなくて、SNSではなぜかキレてペインナイフを振り回す危ない女としてひょっこりさんが認識されてしまった。

私はこの件で何よりも彼氏がっかりした。なぜ、秘密約束を守れなかったのか。ひょっこりさんの怒り方も確かにすごいものだったけど、でも、私たちはひょっこりさんと絵のことは秘密にすると約束していたのに。加えて、彼氏はこの件で自分がひょっこりさんを怒らせた理由について何も言っていなかった。ただ、ひょっこりさんを取材したくて、美術室に向かうのを見たかカメラを持っていったとしか説明していなかった。それも、ことが大きくなってしまったがための保身が理由で。

となると、私がするべきことは彼氏、いや、元彼と私、そしてひょっこりさんのことを白日の元にしてなんとかしてひょっこりさんの退学を避けるために努力することだと思った。

そのためにまずはひょっこりさんの絵を写真に撮るのが必要だと思い、放課後美術室に向かった。そうしたら、そこにひょっこりさんがいた。

ひょっこりさんは学校を辞めると言った。今日はそのために荷物を取りに来たのだと。

私はひょっこりさんを引き留めようとしたが、ひょっこりさんはそれには答えず、ただ、私の絵をもう一度描きたいと言った。私はそれを断れなかった。

ひょっこりさんがイーゼルに向かう。そして、今日の私の話し相手はひょっこりさんになった。

ひょっこりさんがぽつりぽつりと話をする。

今回学校を辞める直接の原因は両親の離婚だという話。自分父親にも母親もついて行かず、ひとり立ちしたいか学校を辞めるのだと。

ひょっこりさんの両親はだいぶ前から仲が悪く、ひょっこりさんは絵を描くことで嫌な現実から逃げていたと言う。全校生徒を絵に描くという途方もない挑戦を始めたのも現実逃避だったと言っていた。

絵を描くこと自体は楽しく、そのポジティブ気持ちと元々の動機になるネガティブ気持ちが入り混じって、せめて完成するまではなるべく他人には絵を見られたくなかったらしい。

けれども元彼ビデオカメラを持って美術室にやってきたことで、秘密が暴かれたと思い、混乱してしまったそうだ。それが録画され、動画流出に繋がっていく。

そしてその件が両親の不仲への決定打となった。二人とも、ひょっこりさんを面倒な子どもしか思ってないことが分かってしまい、ひょっこりさんは自立を決心し高校を辞めるという決断に至ったらしい。

私はひょっこりさんに学校を辞めて欲しくなかった。ここに至るまでのことをちゃん先生たちにも説明する、元彼にも謝らせると言ったが、ひょっこりさんはもう決めたことだから大丈夫だと言った。そして、そのタイミングで私の絵が完成したらしい。

時間にして2時間弱。私は絵については詳しくないけど、ものすごく筆が速いと思った。その私が描かれた絵は、やっぱり輝いて見える絵だった。

「私、モデルさんとお話ししながら描くのって初めてでしたけど、お話を聞くだけよりもたくさんのものが見えますね。ありがとう

ひょっこりさんはそんなことを言っていた。

そして荷物をまとめて帰ろうとするひょっこりさんに、私は何かを言わなければと思っていたけれど、何を言っていいのかわからなかった。

だけど、ふと初めてひょっこりさんと話をした時のことを思い出した。あの時、ひょっこりしながら彼女は「そうでもないんですよ」と言っていた。ひょっこりさんに遭遇すると幸運になるという噂話に対して、そう言っていた。だから、私はその噂は本当なのか?とひょっこりさんに訊いた。

ひょっこりさんは笑いながら答えた。

「本当ですよ。私、絵に描いた人に幸運を運べるんです。私に遭遇するってことは絵に描かれるってことだから、そんな噂になったんでしょうね」

「じゃあ、もしかして最後に私の絵を描いてくれたのって……」

「そうです。私の素敵なモデルさんに、幸運が訪れます様に」

そう言って、ひょっこりさんは去っていった。

ひょっこりさんの話は正直信じがたい。けれども、そうなのだと思うことにした。

それ以外、私にできることは何もないのだから

https://anond.hatelabo.jp/20201101013516 へ。

思っていたひょっこりとは違うかもしれないけれど。

2020-10-31

anond:20201030155328

わかるわかる

俺はこれベース自意識過剰ネガティヴが混ざってる感じだわ

半年に1回くらいでこの感情ループになる

まず「自分は一体これまで何をやってきたんだ・・・?」という自責の念に駆られる

「いや自分はこんなもんだから」と自分過小評価し納得させようとする

そもそも自分のやりたいことってなんだ?」と思い、やりたいことメモを見返す

メモからやりたいこと(たいていリリースしてみたいサービスなどをメモってる)をやろうとする

環境構築、チュートリアルで満足し、ちょっと深く調べないといけないことになると投げ出す

自分のやりたいことってゲーム増田、5ch、Twitterとか無料で楽しめるものだった」ということにして現実逃避をする

これを繰り返して毎回ショボショボの進捗しか埋めてない

2020-10-10

アニメ現実逃避材料になった

前はそうじゃなかった

でも現実が辛くなると今までと同じようにアニメ見てても現実逃避の道具になったような感じがしてしま

でもよくよく考えてみると変わったのは現実側であってアニメ視聴は変わってないんだよ

と考えるとコレってアニメを他のものに変えても成立するんじゃないだろうか

 

例えば酒好きの人が居たとして、現実が上手く行ってたらただの楽しい酒飲みなわけで

現実が上手く行ってないから酒に逃避とかいう構図になる

例えば仕事好きの人が居たとして、現実が上手く行ってたらただの真面目な人なわけで

現実が上手く行ってないか仕事に逃げてるという構図になる

 

まり現実逃避している」というのって別に行動が変わったわけじゃなくて「現実問題を抱えている」と同義なのではないか

 

うんち

2020-10-09

自分を愛する増田とは戸田須丸吸いあをン無事(回文

自分へのご褒美ってのは分かるんだけど、

自分を愛するってのがよく分かりません。

おはようございます

よく自分を愛せない人は他人も愛せないってあるじゃない。

私よく分かんないわー

自分を大切にってのともなんか違うくない?

早寝早起きちゃんこご飯食べて、

体調やメンタル管理するってのは物理的に分かるのよ。

だけど、

自分を愛するってよく分からないわ。

自分探しとも通じてるのかしら?

よく自分探しの旅に出る人は、

何が見つかったの?って思うし、

それなら椎名誠冒険した本を読んだ方が手っ取り早いってものよね。

旅に出る際、

持って行く食料にもちろんタンパク質必要なので、

鶏を生きたまま逆さに吊して持って行くんだって

その方が鶏生きていて食べる寸前にさばけば新鮮お肉にあり付けられると言うことで、

あ~あ、なるほどねーって。

タマネギ結構冒険の食料アイテムにはもってこいなんだって

ドラゴンクエストビルダーズ

焚き火野菜ぶち込んだら

野菜炒めが出来ちゃう発想よね。

私はその発想なかったわ。

かに鶏肉って水分多いから秒で傷んじゃうしね。

冷蔵庫に入れてたって、

鶏肉って傷みやすいじゃない。

モヤシしかり、

傷む足の速さでは1位2位を争えるわよね。

そうなると、

自分探しの旅って言葉眉唾物よね。

やっぱりこれも現実逃避ってことなのよ。

現実逃避が上手な人ほど、

なんとかなのかしらね

よく分からないけどそう言う気もしないでもないわ。

でもさ、

かにつけて自分へのご褒美って言う人も

ご褒美あげすぎじゃないかしら?って思うし、

でもそれがデフォルトになったらもはやご褒美とは言えないのか。

そっか

ご褒美ハードルがどんどん上がっちゃうし、

それもそれでまた困ったものよね。

しかし、

あの黄色い缶のMAXコーヒーっていつ飲んでも甘すぎるのよ。

私へのご褒美ではさすがにちょっと甘すぎるわ。

私にはちょっとプディングぐらいが丁度良いかもしれないわね。

うふふ。


今日朝ご飯

ハムタマサンドです。

なかなかいラインナップのサンドイッチが無かったので、

消去法でハムタマサンドです。

殿堂入りタマサンドはご褒美のときに食べるって決めているの。

デトックスウォーター

水出しルイボスティーウォーラーです。

今週とかは忙しくて家事できてなさ過ぎまくりまくりすてぃーなので

果物すぐ傷むから買い置きしてなかったのよ。

果物また買いに行きたいわね。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

別の非モテ女だけどこのゲイ増田気持ち少し解った気がする

anond:20201007220421

モテすらない俺可哀想

なるほどこの「ゲイに掘られた非モテ増田」は、

「穴モテすらない俺(たち)可哀想、穴があるだけマシだよな」

と言っているんだね?

私は女だけど、

(と書くと急にネカマ臭くなるけどそれは置いといて、)

かに心も身体も何もかも求められず、

存在自体否定されるのは素直に可哀想だし、

そりゃ人生ハードモードだと思う

穴があるのに穴モテすらされない非モテ女の存在

でもさー

それって穴があるのに穴モテすらされない非モテ女も確かに存在するわけで、

そっちの方がハードモードというか、

みじめさ半端ないと思うわ

自分で言ってて辛くなるけど

男女比は知らんけどでも私の友達みんなこんな感じよ?

モテ不快屈辱で『ハードモード要素』である可能

それにね、

穴だけ愛されて嬉しくないんだよね、

個人的には

しかしたら男のひとは

貴方の竿だけ愛してるの!顔とか性格とかバックボーンとかどうでもいい!貴方の竿大好き!」

って言われると嬉しいのかもしれない

竿=俺だから

でも私は

「お前の穴だけ愛してる。」

と言われても、

「はぁ…?オナホ扱い?私モノじゃないんですけどー!?

と怒ると思うし、まぁ、

「お前の穴は名器だ。素晴らしい名器を持っている君は素晴らしい人間だ。」

とまで言われたら、それは嬉しくなるかもしれないけど、男側はこんな意味で穴を愛してないと思うんだけど、違うかな

「お前個人はどうでもよくって穴が気持ち良ければそれでいい。つまり誰でもいい。」

ではないか

それって嬉しいどころか不快になる言わば『ハードモード要素』ではないか

「ついでに『支配欲』『自己顕示欲』『優位に立ちたい欲』などなどを満たしたいので加害や陵辱、痴漢などをしたい」

という不快感凄まじいハードモード要素付き

逆に加害ご褒美だと思う人間も居るけどさ

まぁでもこれも男女関係なく所謂身体だけでも構ってほしい人」や「ドMの人」には寧ろご褒美で、

ウルトライージーモード」なのかもしれないな

「竿ならなんでもいい、誰でもいいから竿持ってる人間イジメ気持ちよくなりたいだけだ」

って言われて嬉しいの……え?嬉しい?

はてなーはド変態ばっかだな…

月並みだけど、人生難易度は考え方

とにかく、月並みだけど、考え方だし人それぞれなのかもしれないね

余談

因みに私は三次元に興味がなく二次元派なので、趣味に生きる人生が楽しくってしょうがない

色濃い沙汰の楽しさ苦しさは知らんけど、

趣味の楽しさは知ってるのでそこそこ楽しく生きれてると思ってる

二次元や同志と繋がれるネットがある時代イージーモード

でも恋人たち溢れる日などは特に現実逃避したくなるハードモード!!

まり非モテ現実ハードモード!!

早く二次元に入れる日来るといいな…

2020-10-06

他人にクソを浴びせかけるということ

この日記今日「マイ日記」というアプリで完全プライベートで書きはじめたものだが、思いのほか長文が書けたのでこのクソを人に浴びせかけるとどういう心の動きになるか、どんな文句を言われるか発達障害者ADHD)が認識の歪みを治したい半分好奇心半分で匿名ダイアリー投稿するものである

以下アプリコピペ

日記をつけることにした。このアプリタイトルをつけなくていいのが良い。タイトルは頭を使う。それはともかく、非常にダラダラした1日だった。昼夜逆転し、やる気が起きず、テレワーク始業の時間になってようやく眠気が来るという有様だった。寝てはいけないとは思いつつ、そのモチベーションが保てずAmazonプライムをダラダラ見ながらというか聴きながら就寝。

14時あたりに起きるがこの体たらくに罪悪感、金曜から返信していない取引から怒られる恐怖(実際この程度の遅れで怒る人間はいないが、見てるのに返信していないという罪悪感が被害妄想を駆り立てる)、全力を出しても生活を立ち直す未来みえない絶望などから、今やるべきことを無視してまたAmazonプライムを観る。

コンサータが切れそうなので病院を予約したが、上記理由と「黙って業務時間中に行くのは会社に悪い」という謎の罪悪感が伴ってやはり動けない。散々現実逃避でサボってたくせにである

いや、単純に億劫なだけなのを「会社に悪い」という後付の理由真人間っぽく取り繕っているだけだな。自分への言い訳だ。なんとなく頭の片隅では見苦しい言い訳だと感じつつも、結局はこの期に及んでいい人ぶりたいんだなという事実に今気づいて少し発見だった。さらに、日記でこれを赤裸々に書くことで自虐的気持ち良さにも浸っているのかもしれない。そういうのは思春期学生とき卒業しとけよ。と別の自分が突っ込んでいる。でもこれは赤裸々に書くものと決めたから。

というわけで、とてつもなく億劫だったのでとりあえず気持ちの良いことをとオナニーに逃げる。野原ひろみさんのエロ漫画でシコりつつ決め手にかけるのでエンジェル倶楽部を流し見するも結局は中途半端はところでイく。「こんな世界に生きれたら」と願った。

その後一服して遅れつつも心療内科に行きコンサータをもらう。27から36に増えた。これでなんとか動けるようになれば良いのだが…。とは感じつつも同時に薬に頼るのも限界があるという事実脳裏にへばりついている。

今日進歩はこの日記をつけようと思ったことだ。日本語おかしくてもいいので思考客観的に見れるよう、ハードルを低く設定して続けていきたい。「今日ダメだった」の一言でもいい。日記が書けないほどのモチベーションの低下がみられるという事実が記録されるからだ。(この理屈だと何も書かなくても事実として書けなかった、という記録が残ることにはなるのだがそれはあまりにもその日を思い出すきっかけがなさすぎる)

まり「頑張らなきゃ」と思わないように意識したい。てにをはや語尾の統一表記揺れなどは気にしなくていい。ここに至っては自由なのだから自分でその拙さを許せるかどうかだけだ。(とはいいつつ、見直して流石に変だと思うところはちょっと直してしまう)

しか初日で単なる思いつきにも関わらず、(あるいは初日から?)誰にも見せなくていいという気楽さから結構長文が書ける。これは意外だった。自分の中は空っぽだと思っていたが、他人相談するより吐き出すほうが向いているタイプなのかもしれない。既にもっともっと書きたいと思っているが、この気持ちが続くかというと謎である。寝て起きるとリセットされるのが常だから。むしろ家に帰ったら別のことがしたくなるだろう。そのほうが楽だから。場に気分が左右されすぎだ。自分がない。アイデンティティを得たい。

※結果、家に帰る途中でコンビニ寿司豚汁を買い、タバコを吸いこの日記追記をしている。金ないのに寿司なんか買うな自制心ないボケナスと思いつつ、追記するモチベが保てているのは褒めたい。これから深夜までサボった分の仕事も取り戻そうと思っているし。

だけど、思えば中学のころから辛い気持ちを吐き出すために絵を描いていた。僕の表現本質は排泄なのだうんこ他人ぶっかけるわけにはいかない。この年になって自覚するとは、頭が悪いにもほどがあるな。自分文章をみてすこしすっきりするのは「こんな大きいうんこした」という満足感と相似するものだろう。

からクリエイターに向いているとアールキャップなどでも診断されるが、今のエンターテイメントは数が多すぎてレッドオーシャンだし、全体的に洗練されすぎていて、上質な作品さえも話題性がないと見てもらえない。この手の診断のクリエイターとは社会不適合者の言い換えであることは理解している。

というか、クリエイターはたいてい締め切りがあって、よほどの大物であるか、かけがえのない技術がない場合クライアント要望市場を的確に把握しつつも個性を出す必要があるので、普通サラリーマンよりコミュ力や自制心が必要だと思うのだが。なぜ社会不適合な解答をするとクリエイターを勧められるのか。検査を作ってる人間クリエイティブ仕事の内実をきちんと理解しているのか?発想力や企画力必要からこれじゃない?知らんけど。レベルしか思えないのだが。

しかし、小学生のころはアホだがよく笑い、運動も好きで、友達結構いてなおかつ可愛げがあったと思うのに、どうしてこうなった理由は明白、中高時代の荒んだ生活のせいなのだが。

中学校に行くのが本当に嫌だった。不良に弄られる、遊びで殴られる恐怖に支配されていた。また、小学校時代の友人たちがどんどん環境適応していき、若干の攻撃性を帯びていくのも嫌だった。とは言っても不良になったわけでもなく、一般的にみて普通だったのだが。超個人的な細かい部分の変化だ。ちょっと口が悪くなったりメダルゲーム競馬遊んだエロくなったりしただけだ。むしろそれはポジティブなことで、健全でたくましい成長と言い換えてもいい。僕が自意識だけ肥大して、強くなれなかっただけだ。

なにはともあれここで自己肯定感自己肯定感なのかな?ともかく人格形成において何かしらの重要な要素が欠落したのはたしかだ。なにもやる気が起きなくなった。)がなくなり根暗となる。

それを引きずり高校に進学したあと友達が出来ず、マイナージャンル音楽を聴いてアイデンティティを保っていた。良さは全然わかってなかったのに、みんなにないものをもっていると思いたかった。いわゆる中二病というやつだ。実際、あんなに聴いていたのに曲の展開や歌詞などうろ覚えだ。下手するとそのジャンルの有名なバンド名も出てこない時がある。聴いていたというより聞き流していた。

三年になると優しいオタクたちが仲間に入れてくれたが、彼らのパッとしなさに内心見下していたので「僕はこいつらとは違う」と一線引いていた。客観的に見れば同じどころか僕のほうが気色悪くてヤバいやつなのに。今でも交流はあるものの、話が合わなさすぎてやはり見下している部分があるのは否定できない。というか、純朴すぎて自分社会不適合者であるにもかかわらず「社会でやっていけているのだろうか…」と最悪すぎる心配をしている。何目線なんだ。いや、最悪すぎると自虐して予防線を張るのやめたほうがいいよとまたもや別の自分が言っている。はあ。

大学に関しては楽しかったと思わないと自分が保てない。実際はコミュ障すぎてサークルでも「そこにいた」だけなのだが、それを弄ってもらえたおかげでなんとなく存在感は出せていた気がするので、青春経験した、というカウントにしておきたい。そうしないと僕の人生悲惨すぎるので。彼女はいなかったが。ただ、尊敬できる人間には少なから出会えた。うーん、こんな赤裸々な日記でも大学生活に関しては脳のリミッターが解除しきれず、曖昧擁護してしまっている。恐らく尊敬出来る人たちと同種の人間なんだと思いたい心が、まだある。

話しはエンタメに戻るが、昔も話題性重要というところは変わらないかもしれないが、私小説は排泄に近い表現ゴロゴロあるからなあ。とはいっても、詳しくはないかイメージの話だ。したり顔であるからなあ」じゃあない。しかし昔のほうが荒っぽい、素材そのままみたいな表現が許されていたのはたしかだろう。

売れる売れないはともかくとして有効データなど取れないし、今ほど娯楽が多くないのでともかく試してみようという機運と余裕があっただろうと思われる。知らんけどきっとそうだろう。そのかわり、働き方はめちゃくちゃだっただろうけど。その荒っぽさにはついていけなかっただろうから、どっちにしろ詰んでいる。というか、そもそもクリエイターなれるほど上等なクソは捻り出せない。そんな面白人間ではないし、根気もこだわりもない。

僕はどこへ向かい、どこに落ち着くのだろう。一生落ち着かないのかもしれない(むしろそれが濃厚である。なんせ学歴私立文系偏差値50程度、仕事もできない、生活破綻している発達障害者なのだから今日明日も多少の見栄と死の恐怖によって死んだように生きている。本能と少しばかりの社会性によって辛うじて生かされている。タバコを吸ってゆるやかに自殺しているが、体調が悪化するとやめてしまうことの繰り返しだ。

こんな中途半端自分でもどうか、少しでも幸せ人生になりますように。わがままにも祈らざるを得ない。アーメン

ああ、掃除をしなければ。

2020-10-04

オールスター感謝祭って昔はクイズ番組だったんですよ

昨日のジャニーズで盛り上がってた若い諸君、知ってるか?オールスター感謝祭って昔はクイズ番組だったんだぜ。

昨日のアレを見た人たちってあれをどういうジャンル番組だと称するのでしょうか。

バラエティー番組?ドッキリ番組?なんなんでしょうねアレ。

そもそもオールスターって何」というところから始まるんすよ。昔の感謝祭は本当に色んな有名人が出てた。若手俳優大御所芸人国会議員プロ野球OB力士ニュースキャスター・・・本当に各界の著名人が「賞金のために」出てたんですよ。1問正解で数百円の賞金が加算されて行って、ピリオドチャンピオンになると何十万円も貰えて、さらボーナスクイズに正解するとまた賞金がもらえる・・・まさに景気のいい時代に「普段TBSに出演してくれる芸能人感謝する」ために作られた番組

で、近年視聴率も落ち続けおまけに不況になった。いつの間にか赤坂スタジオには200人来なくなり賞金も減った。ここまではまだ許容範囲だが、クイズをやらなくなった。クイズ番組なのにクイズやらなくなった。じゃあこの番組は何?

別に春秋の改編期にやる特番だしドラマ新番組宣伝めっちゃ力入れるのは良いんですよ。最近創設された新企画アーチェリーも数々の名勝負を生み出してきていいなって思ったんです。でもその他が蛇足すぎる。くだらねぇスタジオ企画とかそういうの求めてないんですよ。おまけに昨日の「このあと誰誰は○○するでしょう?」とかいクイズにもなってない謎コーナー、あれマジで引いた。つまらない面白くない以前に引いた。あの企画なんだよ。確実にモニ○リングが絡んでるだろ。なんであいつらにやらせたんだよ。そもそも感謝祭にそういうの求めてないし、そんなこと次回以降も続ける気なら「オールスター感謝祭」を名乗らないでほしい。29年前に当時のスタッフ島田紳助がこれ見たら泣くぞ。まあもう次回やる気なんてないんだろうけど。

「もう自分の見たい感謝祭は帰ってこないんだろうな~」って思いつつも毎回見てしま自分も悪いのだが、地面スレスレにまで下げたハードルを蟻のようにくぐってくるのやめてくれ。こっちは極限までハードル堕としてるんだぞ。くぐるなよ。

ていうか数十年見てきて昨日は本当に途中で見るのやめた。「史上初のスタイルでお届けします!」史上初って何?結局過去焼き回しコロナ流行理由に手抜いてるだけじゃん。前から手抜いてたけど。「史上初」要素、どこにもなかったんだけど。

別に人少ないのは良いよこういうご時世だし。もっと人呼べよなんて言わないからさ、せめてもうちょっとまともに見れる「クイズ番組」やってくれねえかなぁ。

ていうか今のTBS上層部って「クイズだらけの感謝祭はつまらない」って本気で思ってそうだし、俺のこの意見も「今の視聴者層あなたの考え方は合ってないので、嫌なら見なくて結構です」って言われると思う。俺が老害なのは自覚してるし今テレビマンの考え方と全く違うのは分かってるけどさ、俺は悲しいんだわ。時代の流れなのかな、これ。

で「最後くらいは見るか、誰優勝したか気になるし」って思って23時半にテレビつけたら例の「このあと誰誰は○○するでしょう?」とかいクイズにもなってない謎コーナーまだやってんの。嘘でしょ。「このあと誰誰はスタッフを助ける?助けない?」じゃねえよ、助けられるのはお前たちの方だろ。

昔はこの時間帯にぬるぬる相撲やってたな~とか、最近だと大逆転ピリオドとかあったな~と昔の感謝祭現実逃避をしながら今回も島崎和歌子の「My life is...」を聴いてこうしてグチグチと文句を垂れ流している。

今回はなかったけど、最近は「オールスター後夜祭」という救済措置が出来たので、次回はぜひ開催されることを願っております

2020-10-01

鬱ってほんとに病院行けば治るの?

過去の対人トラブル記憶が、ふとした事で思い出されて心が痛くなり、気分が落ち込んで何もしたくなくなってしまう。

突然スパイク付きのボールが飛んできて痛みに耐えながら受け止めて倒れ込む感じ。

でも、病院にいけば、何か変わるのかな?

もう10年経つけど、時間解決にはならないし、むしろ冷静に考えることで、より痛みに鋭さが増した気がするし。

現実逃避すれば楽になるけど、24時間逃げるわけにもいかないし、趣味気分転換程度ではどうにもならないし。少しは持ち直すけど。

病院行って治療受けるっていうのはどんな感じなんだろう。

ボールを受け止めた記憶が消える

ボールを受け止めても、気にならない痛覚の無い体になる

ボールを受け止めても、ダメーを受けない鋼の体になる

ボールは飛んでくるけど、小さくなり痛みが緩和される

ボールは飛んでくるけど、軌道ががそれて当たらなくなる

ボールは飛んでくるけど、間に壁が作られて当たらなくなる

ボールが飛んでこなくなる

どれ?

最後のとか無いでしょって思っちゃうあんなに強烈で嫌な記憶絶対に消えないし。

こんなこと考えてる暇があれば、とりあえず行けってことなんだろうけど、一人でいる時間が増えすぎて悪化してきてる気がする。

今日あんまり寝れなかった。

このあと仕事だ。しんどい

2020-09-30

たまに振り返りたくなるランチ増田酢魔賃等ルナ区たり得カリフに亦(回文

昔取ったさ杵柄でついたお餅を食べながら感傷に浸りたいときだってあるじゃない。

振り返ることだって必要と思うのよ。

から古いアルバムをめくりたくなるときがあるわ。

きっと私の原点がそこにあるかもしらん!

ふとそんな時ってないかしら?

おはようございます

過去は振り返らない!って言ってる人たまに見かけるけど、

絶対そんなことはないわよね。

絶対振り返ってるはず。

逆に聞いてみたいところよ。

もうさ、

最近借り出されることが多くて、

私にその借り出され手間賃もらったら、

普通事務所でやってることより儲かるんじゃない?って思うぐらい、

私のこの最近の借り出され率は120%なのよ!

仕事が終わって事務所に戻ろうとしたときにもまた借り出されるから

100%を超えるの!

もう損なこと言ったって致し方ないので、

やるしかないんだけど、

やるせないわね。

そう思いながらふと思った訳よ。

立ち止まってふと振り返りが必要だってこと。

たこれも逆に言えばただの現実逃避ってことが究極それが目的だと思うの。

何を言ったって、

それは全て現実逃避ってことなのよ。

日常ってのも現実逃避ってことだと思うし、

人は結局現実逃避したい生き物なのよ。

そう結論づけるわ。

いい加減ランチに行かないとランチタイムが終わっちゃいそうなので、

もう私は行くわね。

から最近遅いのよ時間が。

ここを書く時間が!

それにいらだつと共に、

いや、いやだめよ。

イラついちゃったら筆にまで出ちゃう

キーボードだけど。

そんな屁理屈はともかく、

私は唯一無二のランチタイムを楽しむべく、

今日もいそいそと増田を書き上げるのでした。

うふふ。

美味しいランチにありつけるといいわね。

日替わり楽しみなんだけど、

たこれかー!ってちょっとガッカリするときがあるけど、

日替わりだっていいじゃないって

相田みつを先生が「だもの調」で結末を言いそうなほど、

そう言うものって

干支12年で一回巡り戻ってくるように、

日替わり定食マンネリ化、

いやマンネリじゃなく巡り戻ってくると言う、

ああこれは正に現実逃避なんだなって

つくづく人間現実逃避する生き物なんだなって思ったわ。


今日朝ご飯

フィッシュフライサンドタマサンドの入ったハーフアンドハーフパッケージがご機嫌のサンドイッチよ。

やっぱり良質なタンパク質を求めて

人はやまないのねと感じながら食べるサンドイッチは一塩よ。

デトックスウォーター

困ったときレモン頼みの時間が無いときの即効、

レモン氷ウォーラーよ!

プレーン炭酸水割れば、

シュワッと爽快に朝の目覚めができるかもしか


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2020-09-28

コロナ禍鬱を言語化したい

俳優自殺が相次いでいるが、コロナ禍鬱だと思う。

平成時代常識共同幻想高度経済成長幻想、祝祭幻想現実逃避用のショービズ幻想)みたいなもの崩壊した。

人が集まる「不要不急」業の価値が壊滅した。

昔あった単語の「終わりなき日常(幻想付き)ver」から「終わりなき日常(幻想なし)ver」に移行した感じかな。

こういうことに敏感な人は特にダメージを受けるんじゃないか

特に東京は「幻想で出来てる街」みたいなものから

東京のものが「お祭り騒ぎ多幸感システム化したディズニーランド」みたいなものから

そういう幻想の中で「キャスト」として生きてた、生きようとしてた人にはキツイはず。



東京都市生活、というか平成日本人生活ってのは「面倒な人間関係接触」を減らして、

自分に都合のよい幻想を維持向上してくれる人間関係を選ぶ」ことを目指してきた。

その幻想が壊滅ししまったら「人との接触がない、幻想もない」生活しかない。それはキツイわな。

昭和までは「日々の生活サバイバル人生から現実逃避」ができた

労働現実逃避」もあるが、コロナ労働日数や強度が薄い場合もきつい。

最後は「バーチャル現実逃避アニメゲーム漫画)」だが、これは元々ヒキオタク適性がないとできないしな。

2020-09-25

anond:20200925092658

30代でゲーム趣味の同僚を馬鹿にしてたけど本当は幸せ者なのかもな。

しかしたらただの現実逃避かもしれんが。

2020-09-24

友人との付き合い方

最近小学生の頃から20年以上の付き合いのある友人が少しおかしくなってしまった。

きっかけは三浦春馬さんの逝去である

彼女別に三浦春馬さんガチ勢ではなく、(あくまでも私には)複数いる好きな俳優さんの中の1人くらいのスタンス応援をしていたように見えた。

でも今は毎日毎日Twitter三浦春馬さんのことを呟いている。

それ自体別におかしいことではない。

好きだった人が急にこの世から居なくなってしまったのだから、考えずには居られないのだろう。

ただ、その内容が私には少し不可解なのだ

詳細に触れるのは避けるが、彼の死の原因や周囲の人々・組織を訝しむようなものや彼の出演作品撮影現場での扱いについての噂など、どれも根拠信憑性に欠ける妄言のような気がする。

どうやらファン界隈の一部では彼の死について疑問を抱く主張をする人がそれなりにいるらしく、彼女もそれに取り込まれているようなのだ

私は彼のファンではないのでとやかくいう資格もないかもしれないが、彼の死を受け入れられない故の現実逃避に思えてしまう。

リアルの知り合い用・趣味用の2種類のアカウントで同じことを呟き続けているので、下手をすると彼女発言でTLが埋まる。

ミュートをしたり、SNS繋がりを経てば発言自体は見なくて済むようになるのかもしれないが、長い付き合いなのもありただ避ける以外の関わり方をしたいと思ってしまう。

彼女母親(※私と共通アーティストファン同士でもあり、ライブで何度か連番をしたこともあるほど付き合いが深い)から直接相談も受けているので、自宅でもその様子なのだろう。

今は何を話しかければいいのかわからないし(死亡のニュース直後追い詰められたようなLINEがきて、それ以来やり取りをしていない)ただ耐えて見守るしかないのだろうか。

多分私が彼女発言内容について「そんな事実はないと思う」なんて言った日にはきっともう関係破綻してしまうだろう。

本当に何かに取り憑かれているような、宗教じみているような異質な感じがするので早く元の彼女に戻って欲しい。

一体どうすればいいのだろう。

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