はてなキーワード: サービス残業とは
現役管理職(データではない)なんでブコメじゃ言いづらいからこっちに書く。
会社と組合の馴れ合いと言えば無届けの時間外労働(=サービス残業)のチェック。
組合委員と労務担当課長がペアになって名簿片手に各部屋を回って確認する。
見つかると対象者の上司が怒られる。情状により重いペナルティもあり。
この形態が労使の馴れ合いなのは間違いないんだけど、もし労働組合が存在しなければそもそもサービス残業0施策なんて、会社としては全くやらなかっただろうことを考えてみるべき。
タイトルの通り。自分のための覚書みたいなところもあるので長文。
【退職までの経緯】
サービス業なので土日祝は出勤。曜日固定平日休みのシフトだったが自分にとっては趣味を継続する上でメリットが多かったので良かった。しかしその曜日休も時が経つに連れて取得が困難になり、振休も取れなくなっていった(本当は振休って取得予定日が決まってなきゃいけないらしいね。その分の代休手当はついてなかった)。
売上低下に伴い本社から人件費削減を強く言われ、社員で回すところをアルバイトで賄ったり、3人で行う業務を1人で行ったりといった手段を取らざるを得なくなった。お客様対応で売り場に出ている時間は勤務時間とカウントされたが、売上管理や棚卸し、アルバイトのシフト組みなどは業務ではなく趣味でやっているものなので給料は出さないというスタンスだった。当然「事務仕事は無給」なんて社内規定にも載っていないからそんなスタンスは無視してタイムカードにつけて残業申請していたら、ある時から上長に怒られて残業申請が通らなくなった。上長いわく「あなただけに例外を適用するようなズルい真似をすることは出来ない。」らしい。確かに他チームの部長と飲みに行ってもいかにサービス残業をしているかの自慢大会になりがちだった。
経費削減は大事だけれど、従業員を大切に出来ずに良い商品やサービスを提供できるだろうか?人件費をより割くことで提供できるものの質が上がって売上が人件費より上回る、ってことは考えられないんだろうか?
そう考えながらも提案する余裕もなく業務多忙で休日もサービス出勤していたら本格的に体調を崩した。このタイミングで退職を決意。
一般社員はおろか部長クラスもどんどん辞めていっていた流れでの辞職だった。会社としてもこれ以上の人材流出は避けたいだろうし、引き止められるだろうな…と覚悟していたが、割とあっさり話は通った。表面上の理由は体調不良オンリーなのでアルバイトや部下社員にもすごく心配された。君らも早く逃げなよ、と言いかけて飲み込んだ。
体調不良で退職した(本当はそれだけが理由ではないが!)ので、ニートになってからはしばらく自分のやりたいことをやろう。そう思っていた。
いざ何もしなくていいとなると不安が襲ってきてどうしようもなかった。自分がこうしてPrimeVideoをゴロゴロ観ている時間にも同級生・元同僚はバリバリ働いていて、自分は逃げ出した情けない人間で…などと考えてしまっていたから。
在職中はろくに睡眠もとれていなかったので、まずは規則正しい生活を心がけるようにしつつ、上記の不安を抹殺するために資格をとることにした。もともと学校の勉強は好きだったので、そうして資格のための勉強をすることで自尊心を保っていた。2ヶ月の勉強の末その資格には合格した。実務に役立つものではないが話のネタになったし、この時勉強してなかったら心折れてたかもしれん。
とはいっても自分自身たいしたスキルはないし、前職が少し変わった仕事だったため同業界で攻めることがしづらかった。ハロワやエージェントなどを頼りながら何をすべきか模索し、「未経験者歓迎」の求人を片っ端から受けてみることにした。不動産営業、総務、商品企画、英会話教室の運営、保険屋、Webデザイナー、学校法人、博物館解説員、デバッガー、印刷オペレータ、映像制作会社、写真屋、学習教材コンテンツ作成、塾講師、ECサイトカメラマン…これでも一部。もちろん全部が全部面接に行けたわけではないが、面接に行けたところは求人を眺めているだけでは知ることが出来ない雰囲気が分かったので面白かった。もちろん不採用の連絡には毎回心を痛めたが。
そんな中、大手求人サイト経由で見つけた印刷業界の会社を受けた時に考えを改めさせられた。
求人内容は「未経験者歓迎、広告印刷業、素材データ管理の仕事、業界では稀な残業少なめな会社です!」といったところ。
書類通ったらラッキー、くらいの気分で応募したので面接アポの連絡は嬉しかった。
指定された場所に向かうと、採用担当の方が案内してくれた。応接室に着くや否や2枚の書類に記入をお願いしたいとのことだった。1枚は個人情報についての同意書。昨今こういうのうるさいから扱い大変なんだろうな。これは他社でもよくある。2枚目、質問シート。質問項目「過去に賃金で揉めたことはあるか」「既往歴はあるか」「家族の職業は」「裁判を起こしたり起こされたりしたことはあるか」「下痢アトピー頭痛等あるか」「暴力事件を起こしたことはあるか」「パワハラ・セクハラで揉めたことはあるか」などなど。答えたくない質問もあったが就職に不利になっては困ると思いすべて記入した。
記入漏れがないのを確認されたら他の面接官も入室してきた。聞かれた質問は無難なことばかりでスムーズだった。最後に応募者から質問はあるか、とのことで「残業少なめ、とは具体的にどんなもんか」を聞いた。面接官が笑いながら「広告業だよ?がっつり残業あるよ?その日中に帰れなかったらソファとかあるからそこで寝られるよ。あれ信じちゃった?wwww」と回答。うそでしょ。もう一つ掲載内容について質問したがそれも他部署の話で今回採用する人には適用されないとのことだった。
内定もらったが即断った。ハロワにもチクったけど「掲載内容に虚偽があっても法は犯してないから動けない」と虚しい回答を得るのみだった。
そこからは掲載内容を鵜呑みにすることなく活動を続けた。何社かからは内定を頂いたが面接時の違和感などから辞退。
なんとか45社目の応募で採用が決まり、転職活動に終止符を打った。
【一連の活動を終えて思うこと】
上にも書いたように事実と異なる条件での求人が載っていたり、人材派遣会社の求人ばかりヒットしたりする。使うな信じるなという話ではなく、情報源を一箇所に絞るのは危険だということ。所詮求人サイト側からみれば自分は商品であり客なのである。中途採用に限らずだが、商品として良いように使われちゃってるという意識をどこかで持っておいてもよいのかも。管理は大変になるが複数の求人サイトに登録し、別のホームページやパンフレットなどからも情報収集すべきだと思った。
・似たような会社でも違いはある
事業内容や規模が似通っている会社でも実際面接に行ってみると雰囲気が真逆だったりする。そこも踏まえて最後は自分の目で確かめるべき。普通に生活していたら会えない人たちと話して会社見学できるという意味で転職活動中は貴重なタイミングだった。
これは好みの問題もあると思うけど、若い面接官が終始タメ口で不快だった。
・固定残業代について
固定残業代30H以上になってくるとヤバイとか言うけど、これは正直よくわからん。きっちり勤怠の管理が出来ている会社なら何ら問題ない(むしろ無駄な残業が減るので推奨されるべき)と思うのだが「30H分払って定額働かせ放題」だと勘違いしている経営者の元だったらヤバイ。その判断は入ってみないとわからないかな。正しい理解が広まりますように…。
「採用側からしてみれば三ヶ月で賞味期限きれるぞ」なんてエージェントに脅されたし求人サイトにもそう書いてあるけど、これには懐疑的だ。たしかに3ヶ月も転職活動して決まらない人は難ありなのではと警戒して応募群から除外する気持ちもわからんでもない。実際受けていて思ったのは、確かに面接で突っ込まれるけれど「仕事忙しかったので辞めた後ゆっくりしてましたー」で全然余裕だった。そこで嘘の理由言ってもメリットないし、本当の理由言って弾かれるくらいなら考え方の違いからどのみち長く働けないだろうし。
誰かがそう言っていたけれど、その通りだと思う。選考段階で聞けることはなるべく聞いたほうがいいが、そうは言っても落とされたくない気持ちだったり雰囲気的に言いづらかったりで聞けないこともある。質問できたとしても入ってみてから気づくことだってきっとたくさんある。転職はガチャだ。自分の努力でどうにかなることもあるが上司や同僚など運ゲー要素もある。だからもし入社後とんでもなくガチャの引きが悪いことに気付いたら、もう一回くらい回してみるのも悪くないと思っている。ほら、これからは採用難で人手不足の時代って言うし。ちゃんと転職の経緯さえ話せればきっと理解される、と思っている。
2年半ほど経ちますが、空前のNTT退職ブームなので便乗しちゃいます。
まず既知の通りNTTグループは社員数約28万人と非常に大きな組織であり、その中で研究所はエリート中のエリートが就く位置にある。つまり上記の方達は警察でいえばキャリア組にあたる方達にあたる。以降キャリア組と呼ばせていただく。
一方で、私は地方のノンキャリア警察官のようなポジションにある子会社(大株主は研究所)出身なので、その分際でこのようなエントリーを書くのはおこがましいかもしれないが、
キャリア組層のエントリーなのに共感できる部分がとても多い上に、すでに [ 10年勤めたNTTを退職しました(無能編) https://anond.hatelabo.jp/20181126192228 ]のようなノンキャリアそうな人(←失礼はご愛嬌)のエントリーもあったりしたのでちゃっかり便乗させてもらう。
データとデー子もこんな感じなのだろうか。ぜひ知りたいものだ。
「6年勤めたNTTを退職しました」http://kumagi.hatenablog.com/entry/exit-from-ntt に寄せて。
この方は修士卒→NTT研究所という有能かつエリートな道を歩んできた方ですが、極端に有能すぎてあまり参考にならないケースですね。無能代表として僕の事例も紹介しておきます。
・NTT社員の子として誕生。生まれ出づる時はかわいらしい赤子であった。健康に恵まれるものの、勉強運動コミュニケーション能力全てダメ。部活もバイトも恋愛も人とおはなしすることすらせず、無駄飯食らってすくすくと育つ。
・三流私立大学の文学部に入学。進学動機はそこしか受からなかったから。在学中はキーボードすら打ち込まなかった。
・就職活動に取り組むものの、地図を見て会社にたどり着けない(当時はGoogle Mapとかいう便利なものはなかった)、人と目を見て話せない等のスキルをいかんなく発揮し、見事全敗。無い内定のまま無益に卒業。おまえの おかあさんは 泣いているぞ!
・全ての気力をなくして部屋に閉じこもり、悟りを開こうと昼寝の修行を積み重ねるも、それを見かねたパパのコネで無理やりNTT地域会社の子会社(契約社員)の面接を受けさせられる。
・面接では痛罵される。23年間ぼんやりと生きていた人間に価値はないらしい。面接官にやる気と能力のなさを見せつけるも、なぜか合格。親のコネってすごい。
・入社後、ろくな研修を受けないまま、某地方の拠点に配属される。辺り一帯に草が生えてた。
・配属初日に出社後、課長代理と面談するも、90秒で嫌われる。
・配属後、しばらく電話番をするも、人というものが怖くて怖くてたまらない僕には全くできない。電話番という仕事を取り上げられ、OJTをするもどうにもならない。
・仕事自体はサルでもできる内容だったが、サル以下の知能しかない僕には全く理解できない。次から次へとトラブルを引き起こしたせいか、契約社員なのに次から次へと別部署に飛ばされる。引越しの荷造りスキルが格段に向上する。
・人件費削減目的で設立された子会社には、似たような境遇の契約社員がたくさんいた。彼らは皆生産性のない仕事に従事していた。正社員への道はほどんどない。なれたとしても新卒正社員と同じ待遇にはならず、給与面で差別される。当然皆やる気が出るわけがない。
・僕の成績は最低だったが、なぜかクビにならない。国家資格や社内資格に無理やり挑戦させられるも連戦連敗。パートのご婦人の方々に罵倒され、息も絶え絶えに徒然を過ごすなか、無駄に歳を積み重ねる。
・当然若い世代も入ってくる。正社員(中途採用)の枠が広がったせいか、契約社員のやる気が上がり、下の世代に次から次へと抜かされる。子会社枠での新卒正社員採用が始まり、有能な方々が入社する。
・彼らの台頭により、猫の額ほどであった僕の居場所が全くもってなくなる。そうこうしているうちにメンタルを病んで逃げるように退職。就職活動もせず、うどんやそうめんを食いながら生をつなぎ、今に至る。無職の病は悪化する一方だ。
文を重ねるうちにいよいよ即身成仏でもしたくなってきましたけど、無能の立場から見たNTTについて論じていきます。
NTTには団塊世代の方、契約社員やパート・アルバイト、新卒採用の方等、立場は違いますが、多くの方が在籍しております。びっくりするほど有能な方もおり、それぞれの部署で活躍していました。
問題はやる気を全くなくしたもの、極端に無能なものを排除する仕組みがないことです。社員はクビにはできませんが、パートや契約社員をクビにしないのは本当におかしいとしか思えません。僕の契約は一年契約でしたが、会社の利益を考えるなら入社後一年で切るべきでした。仕事のできない非正規を何度も配置転換(引越し代金は全て会社持ち)までして雇用を継続しようとするのは、正気の沙汰と思えません!
給与については皆話したがらず、噂話程度しか知り得ませんが、団塊世代の給与は会社再編に伴って削減されたらしく、手取りですが月額20万円を割り込むという話を聞いたことがあります。現在ほとんどの方は退職されたと思います。
僕の年収は200万円代後半(額面)からスタートし、月1000円程度給与は上がっていきました。新卒正社員(子会社)の場合は年収は300万円程度(額面)からスタートしていきますが、400万円程度(額面)で頭打ちになり、それ以上を目指すなら管理職コースに乗らないといけない(はず)です。正規社員は手厚い福利厚生が受けられますが、非正規にはそれはありません。
NTTでは人より10倍仕事ができる人間に、10倍の給料を支払うことはありません(一部営業を除く)。しかし10倍の量の仕事を押し付けられることはおおいにあり得ます。
NTTでは部署全体の仕事の量により、人員の配置数が決められる傾向があります。仕事ができるもの、やる気のないもの、仕事ができないもの。部署内では全て「一人」としてカウントされます。できない、もしくはやろうとしない人間に仕事を回してもどうにもならないため、彼らの分の仕事は必然的に仕事のできる人間に回っていきます。当然ギスギスします。
上記の話とは相反しますが、会社全体として労働法の徹底遵守が推し進められています。月30時間以上の残業は原則禁止ですし、サービス残業なんてもってのほかです。社員(僕もでしたが)は終業時間後、会社から雁首そろえて脱兎のごとく逃げ出していきます。
しかし会社に残っての自主学習(仕事に必要な技術の訓練)には給与は出ないという話も聞いたことがありますので、部署によってブラックな方針を立てているところもあるかもしれません。
NTTの組合は巨大です。NTT組合は正規非正規関わらず、雇用を守ろうとし、処遇を改善していく姿勢を打ち立てています。NTT研究所にいらっしゃった方のブログの記述にある、「組合としては現在は相対的に冷遇されてきた契約社員・有期雇用・再雇用などの方々の待遇改善を通して護送船団方式で全体の改善を図っている」は僕も聞いたことがあります。
労使共に巨大組織なので、一個人の話はなかなか通りにくいでしょう。ソフトウェアエンジニアのPC環境の改善はとても理にかなっていますが、要求として吸い上げられるとは、僕には思えません……。
NTT自体はとてつもなく大きな会社です。僕は末端を垣間見る機会しかありませんでしたが、「カネを稼ぐぞ!」という意識は低く、僕の目から見ても上から下まで無駄なことばかり力を注いています。
典型的な親方日の丸商売で成り立っている会社なので、部署によるでしょうが、何年いても外で通用するスキルを習得するのは難しいかもしれません。ISDNの仕組みにいくら詳しくなったとしても、それで一生食っていくのは無理そうです!
NTTの社内システムは非常に使いづらい印象を受けます。末端までセキュリティ施策を推し進めるのは結構ですが、全体最適化のために推し進められた施策が個々の部署の生産性を大きく押し下げているケースが多々あります。
NTTの組織は官僚以上に官僚的だという話を聞いたことがあります。幹部候補生は様々な関連会社、関連部署に飛ばされます。管理スキルは向上するでしょうが、専門性を高める機会に恵まれません。ある部署でITに携わってもしても、3年程度で別部署に飛ばされるため、継続的な学習は困難です。特定分野の専門家は社内で出世できません。
NTT研究所にいらっしゃった方が述べたように、上層部のITリテラシが低いのは当然の帰結であり、むべなるかなとしか言いようがありません。
駄説を長々と述べましたが、NTTはとてもいい会社です。ーーできない人に限ってですが。できる人に負担をかけてまで、無能を排除しない。無能と有能で給与に大きな差が出ない。先々のキャリアプランが見えやすい会社ではあります。
できる人はやる気をなくし適当に過ごすか、転職するかのどちらかの道を選ぶ場合が多く、やる気を継続したまま定年まで勤められるのはレアケースです。さすがに僕のまわりでGoogleに転職された方はいませんが、NTTを踏み台にして別の道に進まれた方はたくさんいらっしゃいます。
NTTには無能ばかり残ります。しかし会社は潰れません。NTTは会社自体に特別な法律が適応されるほどの特殊な企業であり、国策企業だからです。NTTが潰れる時は、日本国が潰れる時です。
とにかく何もしたくない、しかしほどほどのお金が欲しい方はNTTに潜り込むことをおすすめします。Googleに入れるほど優秀で意欲にあふれる方には絶対におすすめしません。現場からは以上です。
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11/27 1:45 タイトル・本文中の「退社」を「退職」に修正、本文中の表記、誤字修正。
11/27 1:57 NTTの組織全体のどこの子会社かわからないため「パパのコネで無理やりNTTの子会社」から「パパのコネで無理やりNTT地域会社の子会社」と表記修正。orbital_velocity氏、ご指摘ありがとうございます。
11/28 18:30 複数の方よりご指摘のあった、「パートの妙齢のご婦人」を「パートのご婦人」に表記修正。その他表記修正。ご指摘ありがとうございます。パートどころか老若男女関わらず平等に罵倒される日々を送っていた記憶もありますが、本文中はそのままにしておきます。
12/8 21:38 あとがきを書きました。https://anond.hatelabo.jp/20181208213728
いくら営業だからって酷すぎない?36協定ちゃんと出してるの?
売上だけで評価するような会社だけど、旦那はまだだけど、同僚では月収を下げられた社員もいると聞いて不安になる。
酷い人になると社用車に傷を入れた分を弁償させられた挙げ句クビになった人もいた。
売上と言っても支払いする側が今一つ危機感がないので勧告しても支払わなかったりするのに、それが営業マンの評価に繋がるって理不尽に思えてしまう。
旦那は就業時間を超えて働いているのにボーナスは雀の涙ほどしか出ない。労基って何やってるの?って感じだ。
けれど怒っているのは私だけらしい。
私も働いているのだから数カ月ならなんとかなる。そんなブラックな会社は辞めてしまえ。そしてサービス残業分を請求してやれと言っても世の中はこんなものだの一点張り。
こうなると妻に出来ることなんて何もないんだよね。
でも本当は労基に届けてやりたいくらい腹が立ってる。
俺がサービス残業をした事で俺の手に渡らなかった金は資本主義のシステムにより巡り巡って金持ち達の懐に入っていく。
俺はこれがどうにも許せないのだ。
もしこれがどこかのニートが生活保護で暮らすために使われているというのなら、まだ納得はできる。
真っ当に仕事をすることも出来ないクズを世の中に放たないためにしゃぶらせる飴を配るためにその金が使われているのなら、俺の手に渡らなかった金は俺の手を介さずして俺の生活を豊かにしてくれているとロジックを組み立てられるから。
でもなあ、どっかの金持ち達が水商売の姉ちゃんたちのケツを触るために使われているとして、それが俺の生活を豊かにするとはとても思えんのだ。
水商売の姉ちゃんたちの手に金が渡って、それが姉ちゃんたちの化粧品や生活費に消えて、そしてその姉ちゃんたちは夜の街と家とブティックを往復するわけだが、その過程で俺が豊かになることは全く持ってない!全くない!
そうなると途端に許せなくなる。
俺の手に渡らなかった金が俺の生活を全く豊かにしない!これを許せるほどの余裕は俺にはないんだよ!
なぜなら!その余裕がまさにその、俺が奪われ続けてきた金によって生み出されるはずだったからだ!
まず先に余裕があって、その上で奪われているというのならまだ許せたかも知れねえ。
腹一杯食える所をちょっとつまみ食いされても、腹八分目まで満たされるならそれで満足して寝息を立ててやることも出来るがよお!
そうじゃねえんだよ!
最初っから腹八分行くかどうかの量しかねえ所から奪われてんのよ。
巫山戯んじゃねえよ。
この怒りをどこへぶつければいいんだ?
国会か?
国会議事堂か?
それともトランプタワーか?
はてな本社か?
よっし!わかった!
NHKだな。
そうなんだな???
久々にエロゲーを買った。
で、内容云々はともかく、誤字脱字がちょっと多い。
もしくは…PCエロゲ文化の衰退と違法ダウンロードの蔓延により制作費はギリギリ、
サービス残業により疲弊したライターの書いたテキストは誤字脱字まみれ。
徹夜3日目の真っ赤な目ではテキストの完璧なチェックなどできるはずもない。
…って感じなのかな。
ブラックな日常を彩る数々の言葉が舞い踊る中で、そもそもその業務は成功しているのだろうか?
しかしながら苦労自慢、奴隷自慢をしている諸氏はその代償としての業務の成功をもたらされていない。
決してたどり着けないゴール設定をされ、ゴールポストの移動も平然と行われ、
働いているのに何も生み出せていないのである。
ただあるのは、頑張ったけどうまくいきませんでした、と誰かに言い訳するための死体づくりでしかない。
繰り返す。プログラマは何かを生み出すために労働しているはずだが、
何も生み出せなかった言い訳をするために死体の山を作る業務と変貌している。
命と引き換えに得られるのはクライアントへの言い訳。ただそれだけである。
俺も一時期よく増田であいつらからかって遊んでたけど、あいつら本当に大脳が機能してなくて皮肉エントリの半分も理解できないでマジレスしてくるから相手しないほうがいいよ。
ベーシックインカムの話題になると毎回ちゃんと「あれは高負担高福祉が基準の北欧だから成り立つ議論だぞ」って釘さしてるんだけどぜんっぜん理解してくれない。彼らにとっては日本も高負担国家なのかな?笑
今の日本でベーシックインカムの思想実験したってさ、「現在の社会保障や年金予算を全部そのまま全国民に均等に再配分する代わり、働けない高齢者や病人、難病患者は全員死亡決定の超自己責任社会」になるか「既存の社会保障をある程度キープする代わり大増税社会」になるの2択しかないんだけど、こんなこと義務教育うけた連中ならわかるよね?この増田は最初のケースをもっと細かく説明して「こんなお花畑政策、できるわけねーだろ」っていってるだけだぜ?
それとも支持者の大半は年収200万円クラスとか生活保護世帯とかの負け組で、どうせ増税負担は他の勝ち組が払うから問題なくね?って思っているのかな?必死に努力して年収1000万円クラスになってもそれの7~8割をベーシックインカム財源で持っていかれる国が理想なのかな?笑 いやー酷いねそんな国で誰が真面目に責任あるポジションで働くんだろ?真面目に働く奴が負け組で働かないで子供5,6人作っている連中が勝ち組になる国かよ。そんなの成り立つと思っているんかね。
真面目な話、ベーシックインカム議論がまともにできるような成熟した国だったら、あんな極端な政策とるまえに解決できる問題山ほどあるだろ。ベーカム増税容認できるんなら保育士の待遇あげるための増税なんて超簡単だろ?ベーカムみたいに「働かなくても生きていける社会」目指すより「サービス残業なくしてストレスなく働ける社会」目指すほうが1億倍簡単だろーが。馬鹿じゃねーーーの?
私の会社は激務だ。
新卒ストレートで入ったので、長い間激務だということに気づかずにいた。
月の1/3以上が夜勤であり、そもそも夜勤というか、1回の拘束時間が異常に長い。
ちなみにここにはムダな朝会や仕事の準備時間であるサービス残業4、5時間が含まれている。
当然夜勤なので、仮眠時間があるはずだが、忙しすぎて2時間ぐらいしか横になって眠れない。
そもそも忙しくてご飯やトイレも行けないので、睡眠は一番後回しになるのだ。完徹もザラだ。
これで終わりではない。夜勤明けの日にはなんだかんだで仕事が入っている。
夜勤明けで昼過ぎに帰り、また夕方から深夜まで仕事をすることもよくある。
前提として夜勤明けにお昼過ぎに帰れる日も少ない。不眠不休のまま夕方や夜まで仕事をすることもある。35時間だ。
休日は了承もなく潰れる。勤務から次の勤務までの時間が10時間も開かない。残業代は2万ほど。有給は取れない。
夜勤明けにもかかわらず上司にあいさつしないと帰れないという決まり。1時間電話をしている上司の横でただ「帰ります」の一言を言うためだけに待たされる。
少ない休みにもかかわらず、朝会で上司の毎回代わり映えのしない話を聞くためだけに出勤させられる。たった数時間のために無給で。
時間関係なく休みでもかかってくる電話。朝の6時、夜の12時。それ今じゃないとダメなの?という用件の数々……。
なんだか本当に疲れてしまった。
仕事内容も危険な上、人から罵倒されたり、緊張度も緊急度も高い。
その仕事の前ではご飯やトイレなど人間らしい欲求は後回しなのだ。
ここまでして働かないとダメなのか。
もう人間に戻りたい。
年収は20代後半で約450万円だが、それと引き換えにいろいろなものを失っている気がする。
私の職場はおかしいと思う。でも職場ではおかしいと言う私の方がおかしいという扱いだ。
よくもうわからない。