はてなキーワード: ねじとは
って、腐女子は散々言われてたんだけどね…
BLに興奮しながら理解者ぶる腐女子は偽善者でクソ!と散々叩かれてましたよ
ところが、最近はどうしてか百合厨というかオタクというか反ポリコレというかがこれをするようになった。
ディズニーやアメコミやマーベルやハリウッドはポリコレで同性愛を無理矢理ねじこむからクソ!それに引き換え我が国の百合萌えは自然で真のポリコレ!真の理解者!素晴らしい!って。
お前ら、BLに萌えながら理解者ぶる腐女子をあんなに叩いてたんじゃないかよって
というか、全ての百合作品がそうではない(今となっては少数派だろう)けど、
同性愛は迫害される愛異端な愛背徳の愛気持ち悪くて知られたら嫌われる云々、それでも愛し合ってる健気な二人!と差別的に盛り上げた作品が少なからずあって、
それに対して上から目線で理解者ぶりながら葛藤する背徳の百合萌えを叫んでいる百合厨が少なからずいて、
なーにが真のポリコレだよ。
でもさ、差別で苦しむ姿に喜んでおきながら理解者ぶるなっての!
百合作品のファンを名乗りながら「あの二人は背徳の愛をひっそりと楽しんでましたよ」と同性婚に反対する奴もいたし、
VALORANTの百合イラストに「ポリコレガー!百合には恥じらいが必要!」って言ってる奴もいたし(百合萌え勢もいたけど)
鉄道乗務員の自分にとって「ああ、ついにこの日が来たか、もう終わりだ」と思いたくなるような出来事があってから一週間と少しが過ぎた。
思ったより何もなかった。残念な気もするが広く周知していないので当然と言えば当然か。
今月後半になって、どうも国の方針がアフターコロナの社会を見据えたものに転換したらしく、現在鉄道車両内での
コロナ対策放送は朝夕の通勤時間帯に社内が混雑している場合に限って行うようにとの指導が入るようになった。
もしかしたら乗客の中には、最近以前よりコロナに関してあれこれ言わなくなったなと思っている人がいるかもしれない。
少し前まではコロナ対策を呼び掛ける放送は、放送出来る時間の余裕があれば積極的にねじ込んでいくような具合で
お国の方から「あんまりコロナコロナと騒ぎ立てるんじゃないよ」と釘を刺されてしまった形だ。
もう今となってはデータイムにノーマスクで騒ぎ立てるアホどもを見かけてもどうもこうも出来なくなった。
精々申し訳ないそぶりを見せつつ腰の低い態度で「申し訳ありませんがマスクをつけるか話をやめるかどちらかお願いしても……」
とペコペコしにいくぐらいの事しかできない。
先日、十数人単位で大騒ぎする集団にそうやって声を掛けに行った帰り、乗務員室に戻る自分の背中に「マスクを付けたら騒いても良いんだ」
というクソガキの呟く声が飛んできた。
そうか、死んでくれないかな。と思った。
当たり前だが、公共交通機関ほど客層を選べない仕事はないと思う。
他の多くの商売だとサービスや商品の内容や価格である程度客層を選ぶ余地があるが、公共交通機関は料金面での制限がかかっていて、誰でも使えるようになっている。
さらに言えばある程度小さなコミュニティをつなぐバスやタクシー、料金面でのふるい分けが出来る航空機と比べても、鉄道は広範囲かつ不特定多数の人が居合わせる。
始発まで繁華街で騒いできたノーマスクのゴミと出勤や外出で朝から出かけないといけない人が同乗するのが日常なのが鉄道だ。
そして酔っぱらったアホが嘔吐して、アホと乗り合わせてしまっただけの普通の人間に繁華街で騒いできたアホと同レベルの感染リスクが降りかかる糞みたいなスペースが鉄道の車内だ。
コロナ対策の最前線はどこだ、と言われれば間違いなく医療機関や空港等での検疫関係の施設だろうと思うが、
理由は上述の通り。誰でも使えるし、使いたくないと思っても使わないわけにも行かない公共的スペースの極致みたいな場所だからだ。
ここでコロナ対策の呼びかけをすることは世の中にとって意味のある事で、誰かがしなければならない意味のある仕事なのだと信じていた。
それを今回封じられた。よりにもよって国からのお達しで。
お達しを出したのは、感染症対策だから厚生労働省なのだろうか?
それとも、コロナ後の経済を見据えた話だから経済産業省だろうか?
どちらでもいいけどとにかく死んでくれないかなと思う。
そもそも「条件付きで○○しても良い」とか「○○を呼び掛けるのは特定の時間帯だけ」とかいう方針を提示するのをやめてくれないかな。
それが一般庶民にとってどれだけ高度な事を言ってるか分かってないんだろうな、頭の良い省庁の人たちには。
熱中症対策で「人が疎らな屋外ではマスク外しても良いよ」とか言い出した時もそうだったんだけど、
あれを聞いて「国の方針でマスクを外しても良くなったのにマスクをしろと呼びかけるのか」と乗務員に食って掛かる人間がどれだけ出たと思ってるんだ。
「マスクを外してもいい」だぞ、人間の都合のいい頭の前では「屋外」すらカットされて解釈されるんだぞ。
そもそも鉄道の車内はそこそこ人が居るし屋内のカウントだからアウトだというのに、何度説明しても理解しようとしない。
挙句の果てにこちらの名札をジロジロと眺めてスマートフォンを弄り始める始末。
そうですか、文章は読めないのにクレームの送り方は理解できるんですね。貴重なご意見ありがとうございます、ケッ。
まあその時は「変な意見がくるかもしれない」と上司に報告したっきりで何も言われることはなかったけれど、
そもそもコロナ関係に関して会社の上からどう対処するか明確な指針が出されないのが終わってるんだよな。
精々が「他のお客様から注意がなかったとご意見が来た時に困る」ぐらいの話しか出てこない。
それは積極的に声を掛けろという意味なのか、波風を立てないように注意して後は他の人がご意見を送ってこないかの運ゲーに賭けろという意味なのかどっちなんだ。
自分は途中までは声をかけていたし、その対応は正しいと上司から言われたこともあったが止めた。
メンタルが持たない。
世間の人々は知らないと思う。というか知らなくていい。ノーマスクのアホに「失礼しますがマスクの着用をお願いできますか?」
とお声かけした時に帰ってくる「持ってません♪」という言葉の、人をとことん馬鹿にした響きと、
それを聞いて「そうですか」と返し乗務員室に戻るしかない時の心境を。
あの頃は日々「ノーマスクの人間に突然ドロップキックをかましても合法になる法律とかできないかな」とか考えていた。
正しい正しくない以前にこれでは自分のメンタルが持たない。そう思って声をかけるのはやめた。
どうせ今回もコロナ禍の終わりには向かわないんだろうけど、正直コロナ禍が終わった後の未来が来てほしくなさ過ぎて辛い。
一つはマスク関連。ノーマスク関連に頭を悩まされ過ぎて、マスクの有無で最低限の人間性の有無を判断するようになってしまった。
公共スペースにマスクを着けて出てくることすらできないあいつらが、コロナ禍に打ち勝ったと誇りながらマスクの無い日常に
溶け込んでいくのだという事実を受け入れたくない。というか同じ人類だと思いたくない。
もう一つは鉄道車両の話だが、電車の窓の開け方が世間一般に周知され過ぎた点だ。
長々とノーマスクへの恨みを書き連ねてきたが、過敏すぎる人間も過敏すぎる人間で厄介だ。
連中数駅で降りるのに車内の開けられる窓という窓を全開にして降りていきやがる。
数駅移動すると天気が大きく変わるなんてよくあることだから、その度に窓を閉めたり対応を余儀なくされる。
というか雨が降ってても全開にする奴もいる。
これがコロナが終わった後も続くんだろうと思うと堪ったもんじゃない。
これが一番の不満なんだが、そもそもこのコロナ禍で鉄道業界が大人しすぎる。
今月の大雪で依然として公共交通機関が「そこにあって当たり前のものであって、止められると迷惑」といったイメージで報道されてるのをみて、
きっと鉄道業界はコロナ禍においても何も問題はなかった、いつも通りの日常を守りましたという顔をしてコロナ後の世界に向かいたいんだと感じた。
どれだけ尽くしても尽くしても尽くしても社会のイメージが権力側の犬か誠実な鉄道マンの二択しかなくて辛い。
100~200円程度の初乗り運賃で高い利便性と速度、ここまでやって権力側なのかと言いたい。
当たり前にあると思ってるものに鈍感すぎるだろ。
インフラなので売れないからと即座に減らすわけにも行かないが、他のインフラの様に生産調整で何とかしたり、
そもそも親方日の丸だったりとかそういうプラスになる要素もなかった。
定時運行を守るという名目の下で赤字を垂れ流し、外に出ていくためのツールだから当然巣ごもり需要の恩恵もゼロ。
こんな糞みたいな状況で苦しくないわけがないのに鉄道会社は聞こえの良い事しか言わない。
まあ当然だ。
鉄道というものがあって当然のインフラであって、当たり前の維持が求められる都合辛いとか苦しいとかそういう話を
会社側からするはずがないのだから。それが交通従事員の自覚を持った行動なのだろう。
問題はそれを言ってるのがコロナ禍での負担を直接受けていない本社連中なわけだが。
苦しい所は全部こっちに押し付けて何が誇りだ死んでくれ。
https://anond.hatelabo.jp/20221230032323
Colaboを必要以上に叩くことが、どういう結果をもたらすのかをよく考えるべきだ。自分たちがどういう思想、どういう勢力に手を貸しているのか、何を奪っているのか、今一度熟慮してもらいたい。
https://anond.hatelabo.jp/20221229223951
匿名での擁護が「何一つ根拠を示さない自分の感想」「道徳による話題そらし(詭弁)」になっているのが本当に弱い。
はてな左翼の人たち、いつも些細なことで人を責めることは得意みたいだけれど、自分や自分の周囲の人間が責められたときにいつもこれ。
そんなだからお前たちはネット民のおもちゃにしかなれないんだよ。
3人目なんか金融のプロを「増田で」自称しておきながら、何一つ金融のプロらしい発言がない。もうこれギャグだろwww
公認会計士が名前を出してnoteで3人くらいColaboの問題点を指摘してるのに
匿名で「俺っち金融のプロなんだけど(自称)」で通じるわけねえだろバーカwww
なんか一つでいいから「プロだからこそ言えること」を言ってみろよ
https://anond.hatelabo.jp/20221229211726
そうだ、これは女性像の話だ。
監査委員の見解が出たことを受けてColaboを支える会が声明を出したが、主旨は「東京都に言われたことに従っていただけで、自分たちは悪くない」という内容に過ぎない。しかし、それでは「自分たちは『子供の使い』同然でした」と言っているに等しいのである。
女性差別の常套句に「女子供」という言葉があるが、Colaboを支える会は自ら「我々は『子供同然』である」と言っているのである。仮にこの主張によって責任を免れたとしても、これでは女性に対する偏見を助長するだけだ。だから私は悲しいのである。
https://anond.hatelabo.jp/20221230105326
そうそう。しかもそのあたりってむしろ暇空茜を応援してる側から指摘されてるよね。redさんとか。
ちなみにredさんってそのあたりちゃんと指摘しつつもColaboに問題がないことにはならないことも同様に説明されてるんだよ。
暇空茜を応援してる側って味方でもそのくらい厳しくチェックしてるんだけど、
Colabo擁護してる側が全力で擁護してこの3つってのがクソダサいよねww
擁護側の擁護ってredさんよりも弱いというのがほんと情けない。
人生は有限だし、触れる事のできるコンテンツなんて全体の中の一握りの一握り。だからこそ限られた時間の中で普遍的に好かれる、自分にとっても良いと思える可能性が高いものを選び抜かないといけない。凡作に付き合う暇などない。
名作は凡作駄作との差異によって名作たらしめられる。凡作の何が悪いかを知る事で初めて名作の良さを知る事ができる。名作ばかり観ていたら、それは自分にとって普通のものになってしまう。
良いものは良い。駄作など関係なくこの世に本質として存在する美に迫った普遍的な良さというものは存在する、という本質主義的な考えに立つか、いや本質的な価値など存在しない。実存と差異によって「良いもの」が浮かび上がるのだという考えに立つかの違いなのではないか。
あと、後者の方がより作り手側に立った側面が強い気がする。良いものの良い部分を取り入れようと思っても何が良いのかが分からないと無理だし、悪いお手本を見る事の大切さ、みたいなのは当事者性の強い問題だと思う。
チェンソーマンでもデンジくんに「クソ映画のある世界の方が良い」みたいな事言わせてたし、クリエイターにはそういう意識があるのかもしれない。でも悪役にこそ作者の主張が込められていて、主人公が一般論や良識でねじ伏せるのが定石だ、みたいな話もあるしな。
「名作」と言っても、それそものの出来の素晴らしさを讃えられたものとエポックメイキングな価値を評価されたものがある。後者は過去にない新しい価値や手法を世に突きつけたという文脈があってのものだし、それはまさに「差異」が価値を生み出している訳で。何も知らない人が、絵ならキュビズムやら印象派やらの代表作を見ても、知識がなければ変な絵だとか寝ぼけた絵だとしか思わんだろうし。映画ならヒッチコックなんかを今観ても、教科書を読んでるような気分になるだろうし。新しい手法を使いつつより洗練されたフォロワー作品の方が面白いだろうし、今の人にとってはそちらの方が魅力的な訳で。
でも、教科書に載ってるような絵画を見てよくわからんけどなんかいいなーと思ったり、2001年宇宙の旅を観て退屈だけどなんか凄いっぽいと思う事もあるだろう。その「なんとなく」を説明できないのなら、それは本質的な美があるという話になるんじゃないかと思う。
政治というのは基本、正義と正義の戦いで、どっちの正義が人気か、ということでしかない。
行政は基本的には政治が決めたことに従う。従うのだが、政治の塩梅を予想した素案を政治に出す。それが予算案。基本的にはこの予算案を政治がチェックして、与野党でよく揉んで、議決して行政に戻ってきたものを、行政は執行する。
議会などでは、予算案に対して、野党から正義の反対が出る。しかし、議会は民意の反映なので、基本的には数が多い与党の意見が民意として、反対意見は通らない。この過程は公開も公開、議会などは傍聴もできるし、中継もされるし、一言一句文字起こしがネットに残される。
反対意見を戦わすこと自体はすごく大事なことなのだけれど、もし、少数野党が正義による反対意見をどうしても実現させたいと目論んで、
1.予算案議決後の行政に直接ねじこむ(予算執行を変えさせる)
2.予算案にステルスねじこみ(膨大な予算案に正義による反対意見を先に紛れ込ませておく)
をしたらどうなるだろう?
さて、1も2も通ってしまったとしましょう(結論、通ることはありえる。)。そうするとこれ、行政が隠していかなきゃいけなくなるのよね。曲げてあるからね。
何から隠すか。予算と決算を議決すべき議会。ただし、これは担当分野であるとか興味持っているとかじゃないと、範囲が膨大で見つけ出すのは難しい。もちろん党派性もある。次、監査委員。監査委員は議員と有識者だが、実務は事務局がしていて、その事務局自体が同一母体の公務員なので、本質どこかで大問題にはしたくない。監査委員のうち、議員には党派性が、有識者には首長との人間関係などがあるかな。
あとは住民が直接ってこともある。行政が持っている行政文書は基本全公開なんで、情報公開請求はできるし、住民監査請求もある。
国が絡んでいれば、国税の使い道のチェックということで会計検査院の会計検査が当たることも。
実際のところ、行政は自らを歪める正義と戦ったり共犯だったりしている。何かを進めるためには正義を強調しつつ、悪は隠す。その説明のできやすさ、曲げてなさこそ、事業が終わってから決算議会や監査などを無事通り抜けるためには必要なのだ。行政がうるさいこと言うのはそういうことで、できるだけ曲げたくないし、説明はできるようにしたい。そうでなければ我々は全てのログ(作成した文書もお金の流れも)を記録され、疑われたら最後、全て暴かれるのみだ。
あー、自己責任でわきまえられない人はこないでください。
未成年にはかなり気を使いますが、そうでなければ余計な詮索は失礼になりますから普通やりません。
その人が月なん卓立ててるとか知りませんし。
いです。
共産党が福祉や子育て、民衆の生活を真剣に考えてないわけないやん…
さらに言うなら全政党一応真剣に考えてるだろ、自民もれいわも。NHKはわからんが
共産党が国民の方を向いてないと思うんなら勝手だけど、自民が国民の方を向いてるとでも思ってるの?向いてないよね?
国民の方を向いてないというのは同じなのに「自民の方がまし」としてるのは何でなん?まあきっと君は説明できないだろうが
民衆の生活のことを真剣に考えたうえで社会保障大削減と大増税につながる防衛費増に反対してるんだけどお前みたいなのは「国民の方を向いてない(笑)」とか言う
野党は自民の言うことに何でも反対とか言うけど、ジャップは野党のやってることに何でも反対だろアホくさ
なぜ野党が支持されないか。国民の頭が悪いからです。自民はいいけど野党はダメとかいうダブルスタンダードを平気でかますような奴ばかりだから。
自民も野党もどっちもクソならスイングさせろよ。権力をねじれさせろよ。そういう日本のためを思っての勇気をもって選択をすることができないいくじなしで情けのない幼児のようなジャップばかりだから野党に支持が集まらないわけですね。
フェミ女、ネットでキーキー騒ぐことで結果的にcolaboみたいな法人を行政にねじ込んで、男性の左派重鎮に金を回したりホス狂女支援を通して間接的にホストの営業を支援してたりしてメチャクチャ面白いんだよな
どうあがいても男に搾取される定めなの悲しすぎる
頑張って生きてくれ
私は守銭奴だ。出ていく金は一円でも少なく、入ってくる金は一円でも多くするために日夜ケチケチ過ごしている。
初めて貨幣を手にした瞬間から金勘定をしていたので、きっと生まれながらのいやしんぼうなのだろう。そんな私の特性をよく理解していた両親は、私に何かさせようとするときは金銭をからめた。家事をしなかったら罰金、テストでいい成績ならおこづかい増額、「一発ギャグが面白かったら100円やる」と言われたりもした。
中1の冬、いよいよ祖父がベッドから起き上がれなくなった。意識ははっきりしているが体がいうことをきかないらしい。あとどれぐらい会えるのか考えたら泣きそうになった。
祖父が起き上がれないから、その年の正月の宴会は寝室で行われた。酒が入った大人の1人が、「誰かじいさんに添い寝してやりなよ」と言い出した。じいさんも男より女のほうがいいだろう、どうせなら若い女がいいと話が進み、候補は2人のいとこと私に絞られた。従姉妹は絶賛反抗期だったので、おじいちゃんキモいとか、ウザいとか散々罵っていた。お互いに添い寝を押し付けあっている。そのやりとりをベッドの上から祖父が眺めている。見ていられなかった。なんで大人どもは笑って見てるんだ。
私が行くしかない。見せ物になりたくなかったが、誰かが行かなきゃ終わらない。私が立候補しようとした最悪のタイミングで親が財布から金を出した。
「じいちゃんと寝たら千円やるよ!」
千円札をぴらぴらとわたしに見せつけてきた。親にとってはいつもの余興のつもりだろう。私は金さえ出せば動くから。
本当に最悪のタイミング。ここで私が祖父と寝れば、祖父は私の金ヅルみたいじゃないか。断れば、祖父は金を出しても添い寝してもらえない人だ。私の立候補の決心があと10秒早かったら、祖父にこんな惨めな思いをさせずに済んだのに。
結局、私はヘラヘラ笑いながら祖父が寝るベッドに横たわった。親戚たちは「本当に寝やがった!」とドッカンドッカン大爆笑。祖父は掠れた小さいこえで「ごめんねえ、ごめんねえ」と呟いている。
私、おじいちゃんが好きだよ。たかが千円のためにここに来たんじゃないんだよ。昔は一緒に昼寝したもん。ちょっと恥ずかしいけど、中1のでかい図体でおじいちゃんと寝るのが恥ずかしいんだ。おじいちゃんが恥ずかしいわけじゃない。
泣きそうになるのをこらえて、ヘラヘラと起き上がる。親は満足そうに私の財布に千円札を入れた。その光景でまた親戚は大爆笑。
それから半年ぐらいして、祖父は死んだ。祖父の死後10年は経ったけれど、あの日の出来事はいまだ「金のために祖父と寝た女」という親戚爆笑テッパントークとして語られているらしい。
私はあのときどうすればよかったのだろう。添い寝を命じてきた大人を引っ叩いて回ればよかったのだろうか。ヘラヘラせずに号泣してみせればよかったのだろうか。千円札を親の口にでもねじ込めばよかったのだろうか。祖父の法事のたびに、その場の空気とか大人の機嫌とか気にしてヘラヘラした自分を思い出して嫌になる。
今年書いた増田で、あまり反応をもらえなかった増田がいくつかある
今後の参考にしたいので、評価してもらえたら嬉しい
極道の組長かと思わせるようにミスリードを狙った。実際は町内会の組長
重言だけで書いた
はてな民はIT系が多いので「画像イメージ」や「HDDドライブ」に違和感があるかと思ったが、そんなことはなかったのかな
単純に知りたかった
志村けんのイメージによって「志村」の姓のイメージも変わるという、志村けんによって人生を翻弄される世の中の全志村さんの悲哀を描いたつもりだったが、共感を得られなかったか
単純に怒りが湧くので書いた。あるあるネタではない?
まだ怒りが収まらない
単純に疑問
はてなに登録されているあらゆる男性自身の説明を見てみようという企画
増田が水曜日のダウンタウンに出たら、というネタ
実際に引けるくじ引き。反応が少ないと悲しい
おちんぽ売りの少女 anond:20220812234157 と同じシリーズ
多すぎると思うのだが、共感は得られなかった
Apple製品を買うと付いてくる、いつも持て余してしまうシール
増田に貼ってみた
増田に切り取り線を取り入れてみた
(おまけ)直近でバズった増田
遡ればアズールレーンが出た時もここまで下品な衣装でいいのかって結構話題になったし中国系のオタクコンテンツの振り切れっぷりはいろいろとすごい
で、一方で艦これ自体は三越コラボとかガッツリ服着せてエロじゃありませんみたいな方向性になってたじゃん。最近の萌え系企業コラボって基本そういう路線だったと思うんだよね
でもそこ指摘する人双方にあんまりいないのがすげえ気になるんだわ。反対派が意図的に無視してるのはわかるが擁護側も「いやあれやってるの中国系なんで」とか意外と言わないんだよな
さらに言うと中国そのものではエロ規制が激しくて中国企業発なのにエロ解禁は日本のみみたいな変にねじれた構造になってる(ブルアカのやつとか)
正攻法は初手保健所とか市・区役所の福祉関係の相談窓口だと思う(増田一人で行っていい)
あとEテレの「きょうの健康」「ハートネットTV」とかでも増田の抱えてるような問題をたまに扱うのでチェックしとくといいかも
自分は「おかしい自覚あるのに10年以上精神科にかかれなかった人」なんだけど
「このまま進行させて死にたい」って泣きながら訴えたら
「うちのメンタル科でちょっと話してみる?」って予約ねじこんでくれて初診に至った
メンタル専門の医療ソーシャルワーカーにもいろいろ助けてもらった
こういうルートもあるよってことで
元気だった知人が調子悪くなりメンクリ行って薬に依存して辛そうなのをリアタイで見ていたから
つい先ほどの出来事
コンビニへ用事があり車を運転していると、前を走る車の窓から右手が出ているのに気づく
よくよく目をこらすとどうやらタバコを持っているようで、一口吸っては車外へ灰を落とす行為を繰り返していた
今時珍しい紙巻きタバコで、またそんな奴がいたのかと少し笑ってしまったが、見ている間だけでも5回以上も路上へ灰を落とす姿に、だんだん苛立ちが募った
コンビニが近づき駐車場へ入ろうとウインカーを出すと、その前走車もウインカーを出しコンビニの駐車場へと入っていった
駐車場には2台並んで空きがあったこともあり、先に前走車が店舗入り口に近い方へと停め、その後、前走車の右側に駐車した
財布を持ちマスクを付けて車を降りると、隣の車は運転席のドアを開けたままガサガサと荷物を漁っているようだった
その様子を横目で見つつ通り過ぎようとした時にふと気がついた
タバコを口に咥えているでもなく、両手で何かを漁っているため手で持ったままでもないだろう
ああ、車内の灰皿に入れたのかと思ったが、嫌な予感がして一歩戻ると地面に火がついたままのタバコを見つけた
火を消しもせずポイ捨てしたのだ
意を決して声を掛けた
おそらく灰皿自体もコストカットのためのオプションになっているだろう
こちらを一瞥してから「あ?灰皿ぁ?ついてないなぁ!」と関西訛りの50代くらいの男が気だるそうに答える
地面に転がるタバコを見ながら「タバコのポイ捨てやめてもらえます?」伝えると「あ?ああ、捨てよう思ってたんや。やっとくわ」と白々しく答えながら車から降りてくる
160センチもないだろう小さめの男はぶつぶつ言いながらポイ捨てしたタバコを拾った
「あと、車外に灰を落とすのもやめてください」と追加で伝えると、見上げながら凄みをきかせながら「ああ?何がや?灰ぃ?」と意味が伝わらなかったのかとぼけているのか、タバコ臭い息を吹きかけて来た
少しも悪びれた風もない姿にイラッとして「そんなことも分からないなら、もうタバコ吸うなよ」というと「なんやぁ!喧嘩売っとんのか!ああぁ?!」と小さな体を震わせて威嚇してきた
この様子では注意されたことに腹を立てて、どうせタバコを灰皿に入れることすらしないのではと見ていると、火がついたままのタバコをそのままコンビニの灰皿にねじ込み「ほら!これでええやろ!」と悪態をついてコンビニへと入っていった
喧嘩になったとしても負ける気はしないほどの体格差と年齢差があったし、威嚇だけは上手な男は手を出す素振りもなかったが、こちらは腸が煮えくり返る思いだった
帰宅してから、こういう場面の際にどう立ち振る舞えばいいのだろうと考えている
男が店内に行ってから火のついたタバコをそっとワイパーの上にでも置けばよかったのか
それとも見て見ぬふりをしてそのまま用事を済ませればよかったのか
ポイ捨てごときでは警察は動かないだろうし、警察を呼んだところで口だけは達者そうな男は逆に因縁を付けれて困っているとでも言いそうだ
タバコを吸っているすべての人々が悪だとは思わない
しかし、JTが多額の金額を啓蒙活動に投資しようが、パッケージの大半を注意喚起に割り当てようが、結局は一人の非常識な振る舞いですべてを台無しにする
ポイ捨てされたタバコが及ぼす環境への負荷を、この男は知ろうともしないだろうし、見たところで理解することもできないだろう
こういった時には決まって必ず「数千本に一本ずつ、特別なタバコを混入させて喫煙者を減らす」という過激な書き込みを思い出してしまう
ナニカはブントとか日本革命的共産主義者同盟(第4インターナショナルの資金源みたいですね
公安ーーーーーーーーーーーー!
こーーーーーあーーーーーーーーーーん!!!— 暇空茜 (@himasoraakane) December 14, 2022
洒落になってないしマジでいつ俺が後ろから鉄パイプで殴られても何も違和感ねえんだよ— 暇空茜 (@himasoraakane) December 14, 2022
まともな常識ある社会人なら俺が今いかにやばいかもわかるし、妻子がいたら絶対できないって魂で理解出来ると思うよ
アスナいなくてよかったねじゃねえんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!— 暇空茜 (@himasoraakane) December 14, 2022
俺がColaboを軽くしらべはじめてえいえいって痛い腹をえぐってたらナニカが全部でてきて俺を潰そうとした
これが今回のすべてです
つまり俺が立って戦ってたらやつらに痛い一撃になるかもしれない
がんばります 死なないように— 暇空茜 (@himasoraakane) December 14, 2022
おもろい評論だった。元増田はジョジョ読んだか? 読んでたらジョジョはどう感じるか教えてくれ。
俺はめちゃめちゃジョジョオタだが、スタンド能力の攻撃・防御も、都合のいい時に胡散臭い物理理論や科学っぽい理屈を出してくる。
そしてまたジョジョの、というか荒木の謎の所なのだが、それがいい効果を発揮したり悪い効果をはっきりしたりする。
ミステリ小説みたいに(は言いすぎだが)かなりビシッと理屈にハマって格好いいこともあれば、厳密な理屈としてはガバなんだが科学的っぽいフレーバーとして格好良くケレンミ演出としてプラスになっていることもあれば、理屈をこねてるせいでかえって読者の疑問が湧いてきて没頭できないということもある。
たとえばジョジョ五部のリゾット vs ドッピオ戦は、「鉄を操る能力のリゾットが、ドッピオの血中の鉄分を無数の剃刀刃物に変えて攻撃し、さらに鉄分不足でヘモグロビンが働かず酸素を運べなくする。ドッピオは応急処置としてそこらの小動物を食って鉄分を補給する」という攻防がある。こう書き出すと科学っぽいことをねじ込んだがガバガバである。血中の鉄分はそこまで多くないし、動物から即補給はできない。だがこのバトルは名バウトとしてファンの中でも人気があり、俺も大好きだ。
だがジョジョ六部とかだと、物理っぽい要素がかえってノイズになってると言われるバトルは多い。ラングラングラー戦とかメビウスとかリキエルは好きだがね。
ジョジョとハンターと呪術は系譜があると思うし、ジョジョを読んでたら、ジョジョの理屈っぽかったりガバかったりをどう見てるか聞いてみたい。
自分は独身で入れ込んでるセフレ(というか呼ばれたら行くような相手。自尊心とかちんぽとかを満たす道具として扱う相手)が結婚してるとか彼女がいるとかの、いわゆるセカンド女のポエムを読むのが通勤時間の趣味になっている。
私も私の友人達もそういう経験がないのでおもしろくてしょうがない。
女が男の都合のいい女をやって、それを「真実の愛」とポエるパターン。
年数経過すると病んでポエ散らかしてそれを読むのが楽しい。
女と男が出会ってデートとかするんだけど、実は男は結婚してましたor本命彼女がいます、ってやつ。
でも彼女たちは「私は大事にされている」「私たちだけは」「お互いに愛し合っている」と言う。
そして精子or劣等感を拭いたティッシュとして燃えるゴミに出されてポエ散らかす。
それを読むのが楽しい。
男は最初から結婚指輪や本命彼女の存在を隠さず、「セカンドでいいなら穴使うわ」「穴はいらねーけど褒め言葉ベンダーとして使うわ」「そのためなら安い台詞吐くけど、嘘はつかないんだよねー」という態度。それに女がついていって「私たちには私たちだけの友情があるから」「お互い体の相性がよくて」「でも彼は心の底で私だけを」とかそういうのをポエってるやつ。
「お互い都合がいいから」「わかりあってる相手」「こんなに大事にされている」みたいな感じで相互性を強調する。相互性はゼロだとどこかでわかっているから自分に言い聞かせたくてはてブロとかノートとかTwitterとでポエ散らかす。
自己欺瞞のためなら何でもする。
呪術廻戦は漫画を全巻買ってて毎週ジャンプで最新話を追っているけど、あと一歩の所で大好きな作品と言い切ることができない。いつも少し引いた目で見てしまい熱を感じる所まで行かない。なんでかというと、呪術廻戦から読者を置いてきぼりにする癖を感じるからだ。以下自分が置いてきぼりにされたと感じたよくわからない部分を書いていくけど、自分は頭が悪くてそのせいで楽しめてない可能性もあるので、むしろ納得いく説明できる人がいたら誰か説明して欲しい。
まず設定に関してなんだけど、呪力周りがよくわからない。なろう系の読者にはRPGの世界観が前提として共有されてるからウィンドウが出る理由の細かい説明はいらないみたいな感じで、ハンターハンターの念能力という前例があるからなんとなくで理解できてるけどなんかいまいちピンと来ない。
縛りってなんなんだ?ハンターハンターの硬っていうのは、体中のオーラを一点に集中させることで体の防御が薄くなる代わりに一部の攻防力が著しく上がるっていう、筋が通ってるし直感的にもわかりやすい仕組みだ。手の内を晒すという縛りが能力の底上げに繋がるっていうのはどういう理屈なんだ?晒したから何?としか思えない。だれか呪力を生み出した黒幕みたいな存在がいて、その人がルールを決めた的な展開がこの後来るんだろうか。そうでもないと納得できない。まあ同じ事は制約と誓約でも言えるんだけど、オーラの性質を細かく説明してくれてるおかげで一応納得できる。例えばクラピカの鎖なら対象以外に使わないと言うことで、その分普段ためたエネルギーを一気に対象に向けるみたいな感じかな、とか。でも手の内を晒す縛りは本当に意味がわからない。
あと黒閃の2.5乗も訳がわからない。かっこよさで決めたらしいけど違和感が先に来てしまう。乗はやりすぎでしょ。こんな感じのヒロアカの1,000,000%みたいなピンと来ない感が呪術にはいっぱいある。
術式なんてもうぜんぜんわからん。念能力は能力者の思いや育った環境とか色んな要素が反映されるものという前提が共有されている。術式って基本一子相伝で引き継がれる才能がほぼ全てのものらしいけど、アニメの術式とかコピーの術式とかってどうやって生まれたんだ?後引き継がれる前の最初の術式はどうやって作ったんだ?
特に渋谷事変あたりからピンと来ない展開が増えた気がする。色々あるけど思ったことをいくつか挙げていく。
1射道の卍蹴り。いや虎杖お前いつそんなの習ったんだ?あまりに唐突すぎるしこれが話の引きなのもよくわからん。普通にかわして殴って終わりなら別に何も思わなかったけど、虎杖の見せ場に唐突な要素をねじ込んできて真人に攻撃を当てられた理由にしてる感じに違和感を覚えた。格闘技好きっぽい作者にとっては卍蹴り格好いいよねという前提があるから迫力ある見せ場になるのかもしれないけど「射道の卍蹴り!!!」でうおおおおおおおお卍蹴りだああああああああってなる読者はどれくらいいるんだろう。いっぱいいたらごめん。
2甚爾のバグ。殺戮マシーンと化すバグ、あまりに都合が良すぎる。RTAの裏技みたいに物語上都合が良くて便利なバグを一発で引き当てるってどんな確率?
3綺羅羅ちゃんの術式。複雑すぎる。あと戦闘中に一発でそれを理解した伏黒は頭が良いとかそういう次元じゃ無くて、考察能力自体を術式にしてもいいレベル。あまりに少ないヒントで術式を把握するに至る道のりが急すぎてご都合感半端ない。あと綺羅羅ちゃんの術式はどんな過程をたどって継承されたらそんなわけわからんことになるの?
4秤VS鹿紫雲戦。一番ひどい。パチンコ術式って何???これ本当に少年漫画?どうやってその術式を得たの?大当たりで呪力爆増ってどういう理屈?現実の機体とかその仕組みが術式に反映されてるのは、明らかに秤の意思によるものだけどそんな自由に決められるもんなの?ハンターハンタ-みたいに能力者の思いによってオーラが形を成す、みたいな説明をしてくれた訳では無くただ一子相伝とか元々体に刻まれてるとかたまに隔世遺伝するとかそんな感じのことしか聞いてないから、そういうのができるならできるって言っといてくれよ!って思う。術式ってそんな可変性あるの?真人に直接脳をイジるようにお願いしてパチンコの術式にして貰ったって言うなら一応納得する。後パチンコと言えば金を溶かすリスクをしょって勝負するものだと思うけど領域展開すればたいしたリスク無しに無限に回せるのってどうなんだろう。秤のザラザラした呪力に関してはいつか詳細が明かされるんだろうか。鹿紫雲の呪力は電気の性質を帯びてるらしいけど鹿紫雲の時代に電気みたいな概念ってあったのか?現代の術式は現実の物を参考にしてるのが多い(パチンコとか)割に、鹿紫雲だけその時代にはないような概念を使っているのに違和感を感じる。あと電荷分離とか海中で電気を放出するとか塩素ガスとか急に科学要素出てきたけど本当に急で置いてかれた感じがある。どこをファンタジーにしてどこを現実にするかって作者次第だけど、なんか都合の良いときだけ現実の法則を持ち出されてもいまいち乗り切れない。ご都合というか作者の意思を感じてしまって没入感が阻害される。ファンタジー漫画なんだからもっとシンプルに科学じゃなく能力で駆け引きして欲しいし勝敗を分かつのはファンタジー要素であって欲しい。あとなんで鹿紫雲は大昔の術師なのにそんな科学を使いこなしてるの?あとジャンプのターゲットの少年はパチンコの良さがわからないだろうから(自分もパチンコをやってないのでわからない)そこでも置いて行かれてる感がある。
他にも羂索の儀式とか死滅回遊のルールとかよくわからないところが色々ある。こういうのはまあ別に細かいこと気にすることは無い、そういう前提があるもんなんだと片付けるべきなんだろう、ファンタジーだし。サカモトデイズなんかハチャメチャな世界観だけど勢いとかキャラの魅力とかアクションシーンの良さでゴリ押されて「なんかすげ~」って楽しめる。ノリでかっこよければ良いよね、みたいな楽しみ方をする漫画かも知れない。でも呪術廻戦はバトルの決着理由を半端に科学とか理屈に寄せてるせいでよくわからない所への疑問が際立ってしまう。都合の良さを感じて物語に乗りきれない。
読者を納得させるためじゃなくて作者が納得するために設定を練ってる気がして、理屈が独りよがりで自己完結してるように感じる。設定オタクの悪いところみたいな感じがする。下手に科学とか複雑な設定の術式なんかを持ち出して頭良さそうというか高度な駆け引き感を演出するんじゃ無くて作品で明快に説明された能力内でシンプルに決着して欲しい。ワールドトリガーとかハンターハンタ-とかこのあたりマジで凄いと思う。説明や設定は多いけどスッと頭に入ってくるもん。呪術廻戦の場合は疑問が先立って読む手が止まってしまう。
後度々「これくらいは知ってるよね?」「普通こうだよね?」みたいな感じで前提の説明が不足するのも嫌。先生が虎杖がパチンコ行ってたことの弁解で、「普通お爺ちゃんに育てられた一人っ子はパチンコ行ってるから」みたいなこと言ってたけど全然共感できん。ここでも強い作者の意思が作品への没入を阻害する。この作者は普通とは感覚が決定的にズレている気がする。藤本タツキとかはネットだと狂人みたいに扱われてるけど作品内でも狂人はちゃんと狂人として描くし、狂った世界の中でも女の胸揉みてえみたいな男なら誰でもある普遍的な感覚を描くことで入り込みやすくしてくれたり意外と普通の人の感覚をバッチリ押さえている。呪術廻戦は作者のズレた感覚のせいでナチュラルに人が狂っていてそれがさも当たり前かのように描かれている。まあ何が普通でどの感覚なら世間とあってるかなんて誰かが決められることじゃないけど自分からすると決定的にズレている。他の漫画と比べてもそう感じる。普通と違うっていうのは創作だと良い要素になったりもするけど、このせいで作品に乗り切れなくなってるのでこれは良くない尖り方だと自分は思う。
ただ、こんだけ嫌な要素が入ってるのに読むのをやめようとは思わないしずっと先が気になってるっていうのは本当にそれ以外の部分が面白いからだと思う。作者の影を抜きにすればキャラクターは皆デザインがよくて性格も魅力的で、覚悟が決まってて格好いいと思う。自分は野薔薇さんがめっちゃ好き。台詞回しも軽快で煽り合いが見てて楽しいし、ストーリーも展開が読めずハラハラする。だからこそ本当に嫌な要素、納得できない要素が残念でならない。
自分は幽遊白書は好きだけどそこまででもなくて、ハンターハンタ-がめっちゃ好きな人間なので芥見先生も呪術廻戦を踏まえて二作目を描いて欲しい。ていうか、むしろ自分は能力バトル以外の要素にとても良さを感じていて、別にハンターハンターになろうとしなくて良いし整合性も気にしなくて良いからもっとシンプルな良さと勢いのある作品を描いて欲しい。