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はてなキーワード: 私大とは

2023-06-04

「異性から承認を求めるな」

お前も俺も有性生殖動物やんけ笑

異性から承認存在意義なんだよ。

私大文系の女学者活動家の知能なんてこんなもんだよな。正常な知能あったら私大文系も行かないもんな。

2023-06-01

anond:20230601215544

いうほど東大非医が医者より下か?

私大も合わせると大抵の医学部には勝ちそうだが

anond:20230529151106

かに私大なら、こういうキャリアありますね。

> だから結婚して籍を入れてしまえば、彼の大学もある程度の考慮はしてもらえるんじゃないかと思ってます。(妻帯同なり、留学期間なり、留学先がアジア圏なり)

自分の見聞きしている範囲だと、大学の中ってかなり考え方が昭和なので、あんまり考慮してくれない気がする。大学や分野にもよるけど、本人が子育てのために早帰りするのもいい顔されないので。

でも結婚して籍が入った方がvisaを取ったりしやすくなると思います。ただ、配偶者でもどんなvisaが取れるか(単に滞在許可なのか就労できるのか)は、国によってかなり違うので、留学先を一緒に考えられるといいですね。

応援してます

2023-05-29

anond:20230529231153

じゃあ薬学部かなあ?🤔

提携先の海外大学とかリアリティがないんだが、私大だとこういうパターンあんのかなあ?

anond:20230528200836

私大はどこも低レベル

でも人数が多いかコネが強いんだよね。そんで、学費というフィルター露骨に効いてる。

まああと東京周辺だと駅伝で憧れの気持ちやらが小さなからまれるよね。

2023-05-23

anond:20230522143804

大学ビジネス貧困ビジネスに近い、何も生み出さないけど社会の仕組みを上手く使ってお金を生成する構図になっている気がする。

大学最高学府として知識職や研究職やるなら必要だけど大半の人には必要ない。

予備校大学進学は社会攻略法としてはありかもしれないけど、社会で生きるためのスキルは観に付かず時間を浪費するだけだから虚業

自分自身勉強してセンター試験満点とってお受験して上位私大と呼ばれる大学には入ったけど、大学で学んだことが自分自身の力になったかと言われると正直時間無駄だった感じはする。

友人やサークルバイトで得た副産物はとても大きいけどそれって社会人になっていても別の形で得られていたものだろうし。

2023-05-18

anond:20230516222156

しろ大学子ども産めるようにしたら良いのでは?

大学生が子どもを産んだら

学費はもちろん免除

(↑大学院も免除)

・休学期間(産休育休にあたる期間)も学費免除

(↑私大は休学中も学費かるところがあるらしいじゃん?)

生活保護の人と同じくらいの保障

(↑親子分生活費支給医療費免除)

保育園優先入園権+保育料免除+病児保育料免除

このくらいしてくれたら

本当の"異次元"の少子化対策になるのでは?

2023-05-05

マジでこの世はクソ

anond:20230504123209

これを読んで心底腹が立ち絶望しこの世に怒りと虚しさを抱いた。

産んだ子供可哀想だとか云々についてはどうでもいい。

この国の女はすぐに外国人に股開くろくでなし動物しかいない。

今に始まったことじゃない。戦後すぐだって夫が戦地必死に戦って死んだのに、妻はとっとと死んだ夫との「正統な大和人の」子供を捨てて夫を殺した白人米軍兵に股開いてアヘアヘヨガって「混ざり物の」あいのこ産んでんだからマジで報われないよな。

俺は未だに子供どころか、結婚も付き合ったこともデートしたこともない。

でも、もし俺が白人に生まれてたら違かったんだろうな。都内のクソバ私大留学して「ニホンショクスキデスー。アニメスキデスー」って言いながらその辺のクソジャップメスに声かけまくってたらヤリまくれたんだろう。あいのこも産ませ放題で責任も取らなくていい。

俺のこと振った同級生サークルの後輩もバイトの同期も会社の同期も、俺が白人だったら「コニチワ〜」って言うだけでアヘアヘヨガって無責任中出し出産プレイさせてくれたんだろうな。

マジでこの世はクソだわ。ゴールデンウィークだっていうのに憂鬱な気分になった。

てかマジでテレビとかで父親白人男性、母親メスジャップの混ざり物タレント女優モデル仕事させんなよ。その度に不快になるんじゃボケ

2023-05-04

嫁が性嫌悪なせいで全部めちゃくちゃになった

本当に苛立ちが止まらない。

相手出会う前

彼女、いや、もう関係が解消しそうなので相手と本稿では呼ぶことにしよう。大学時代、私は女性との関わりがほとんどなかった。正確に言えば自分から行動することがなかったのである。というのも入学してまだ一か月も経たない頃に行われた実験の授業で、実験班でアイスブレーキングを行うことになった時、班にいた唯一の女性が他の男子学生とは初対面にもかかわらず親しげに話していたが私とだけはどこか距離を置いて会話していた。本当に私を避けようと思っていたのか、それとも私が近寄りがたい雰囲気を出していたのかは今となってはもう推測しかできない。ただ、他の男子学生とはインスタで繋がっているが私とは繋がっていないのでそういうことであろう。と、まあそんなことを大学+大学院の計六年間も繰り返していたのですっかり異性との交際に向けた行動を起こせなくなっていた。とはいえ両親が生きているうちに孫の顔を見せてあげたいという思いがあったので結婚に向けた行動を何かしらしなければいけないと思った。そして社会人三年目、ようやく重い腰を上げ、婚活イベントに手当たり次第に出る生活が始まったのである

出会

相手出会ったのは所謂街コンイベントであった。なかなか女性と連絡先交換するまでにも至らずすっかり憔悴しきっていた頃の私にとってはまさに干天の慈雨と言える出会いだった。相手との初対面で私が放った「彼氏いないんですか?」の言葉を持ち出されてよく笑われたのもも過去の話である。心を開いた相手にはとても明るくて、中高が女子校だったからか時折育ちの良さを見せる人だった。そんな相手交際まで漕ぎつけたときはもう有頂天であった。両親に報告したら予想していた三倍は驚かれた。友人に報告したらその十倍以上は驚かれた。そして、同時に喜ばれた。「生まれ変わったんだ」、確かにそう実感したのを今でもよく覚えている。

違和感

交際して半年経った頃、泊りがけで旅行することになった。忘れもしない、沖縄である。友人にそのことを報告したら「ついに童貞卒業くるんちゃう?」との返信。

まだ風俗に行ったことすらないバッキバキの童貞であった私には本当に待ちくたびれた歓喜の瞬間であった。その返信が来てからというものすぐさま通販ゴムと精力剤を購入し、意気揚々と宿へ向かった。

そして運命の日、私は性行為を打診した。

それに対し、相手は「そういうことは結婚してからがいいな。」と答えた。

その後の旅行記憶はほぼない。しかしその後トイレ自慰し、精力剤を服用していたからか一回射精してもまだ股間が熱を帯びているのを感じとてつもなく悲しくなったのは一連の旅行で最も鮮明に覚えている。

そして何かと何かと理由をつけ同棲もせずに急いで入籍した。確かに育ちの良さ故に婚前交渉を一切しない女性も世の中にはいるかもしれない。しかしここで違和感気づき道を引き返していたならまだお互い幸せだったかもしれない。

新婚生活

式が終わった後そこそこ広い家を借りて同棲生活が始まった。借家ならホテルに行かなくてもいいか経済的だと息巻いていた。そして待ちきれずに性行為を打診した。またしても当然のように断られた。今回は断られただけではなかった。性嫌悪であることをカミングアウトされた。永遠に私と性行為するつもりはないことを告げられた。最後に伝えるタイミングを逃し続けたことへの形式的謝罪があった。

この悪魔が。

気が付いた時にはもう言葉に出していた。性的な興奮が全て怒りへと変わったのを感じた。もう理性的自分はいない。それはもう獣のように罵った。手こそ上げなかったが持ちゆる語彙で最大限に侮蔑した。相手はそれはもう大号泣であった。それから家庭内別居が始まり、この先に待っているのは離婚しかない状態になってしまった。

それでも私は

かに私は容姿にも優れていなくて平均より少し下の身長しかなく、勉強くらいしか他社より優れている要素がないような人間である。だからそんな欠陥品のような女性しか獲得できないと大人しく認め、末代になることを受容できるほどできた人間ではない。そもそも何故他者に害を与え続けているような何も努力したことがない中卒だか高卒だかの落伍者が愛する者との性行為快感を知ることができ、幼いころから勉強はもちろん、部活だって婚活していた頃は美容だって努力を重ねていた俺が、

旧帝大理系院卒の俺が

こんな思いをしなければいけないのだろう。天は人の上に人を作らず、人の下に人を作らずなんて嘘っぱちじゃないか。世の中結局いい思いをするのは努力をした者ではなく容姿に優れている者なのだ。というかそもそも性嫌悪のくせに恋愛市場に上がってくるような連中のせいで今の不幸が生み出されているようなものだ。

男は全員ヤリモクで恋愛していることを義務教育で必修にしなければいけない。

そうすれば子供を持ちたいと望む男性が頓珍漢な理屈で性行為を拒む痴れ者と交際してしま事故が起こらなくなる。そうなれば少子化を脱却したい国家とも利害が一致する。

文章を打ち続けて疲れてしまったのでここまで。参考までに自分相手スペック特定されない範囲で載せます。来世では性嫌悪ではない女性結婚できますように。

スペック

自分スペック

【年齢】33

学歴男子校→某旧帝大理系院卒

職業理系技術

相手スペック

【年齢】アラサー

学歴地方女子校都内二流私大

職業事務職

anond:20230504091422

日本私大早慶だろうとハズレ感あるけど海外MBA取れるレベルなら優秀そう

2023-04-22

新興宗教宗教二世に生まれた話

首題のとおり。

知人になんて話せない悩み、葛藤、苦しみをこの場を借りて吐露させていただきたく。

皆さんご存知大規模新興宗教の創◯じゃない方(統一うんたらでもないしオウム関連でもない)の信者家庭の二世として生まれた。

外見はごくごく普通の家庭。

都市部に30年ローンで戸建てを購入し、両親共働き二人兄弟の、なんともありがちな家族像という感じ。

物心付いた頃から頻繁に“支部”に連れて行かれ、同年代の子どもたちと一緒に、時には“御法話”を聞いたり、時には遊んだりしていた。

教団の映画が公開されたら映画館に数回は連れて行かれた。

(もちろんそれ以外にも、一般的習い事をしたりという、一般的社会的生活も送っている。)

あるとき両親が離婚した。

教団では常日頃から人に優しく、人と仲良く、的なことを教わっていたので、子どもながらに離婚することって信者としてどうなのと思った記憶がある。(ちなみにその後しばらくして教祖離婚した。わけが分からん。)

無論子ども意思など関係なく両親は離れ離れになり、今でこそもう何とも思わないけれども、当時とても悲しかたことは覚えている。

ただ、幸い何不自由なく有名私大奨学金無しで通わせてもらい、誰もが知っている大企業就職することもできた。

両親の離婚はつらかったけど、何不自由ない、寧ろ人並み以上の生活をさせてもらったことにはとても感謝している。

さて、問題はここから

信者、それもいわゆる宗教二世は恐らく特に世間が思ってる以上に、新興宗教というもの世間から受け入れられないものであるということをよく理解しているし、世間から差別にも近い視線に恐怖し、あるいは肩身の狭い思いをしている。(と、思う。稀に堂々と周囲に信仰告白をする人もいるけれども、それはかなり信仰度合の高い一部の人だけだと思っている。)

自分は、自分がこの宗教信者であるということを死ぬまで他の人には話せないし、話すつもりも全くない。

墓場まで持っていく、とはまさにこのことだと思う。

しかし一方で、この宗教の“教え”については、そんなに間違っていないと思うし、自分価値観オリジンとなっていることは認めざるを得ない。

教義としては「愛・知・反省・発展」という4つの要素を常に実践せよということを教え込まれたが、それ自体はまったくもって正しいことだと思うし、そのためか、教団の信者さんたちは皆、優しく、誠実で正直な人ばかりだった。

世間一般的な水準に照らし合わせると、皆がいわゆるいい人だった。

手前味噌ではあるが、自分自身もその要素をある程度は持ち合わせた人間に育ったと思っている。

まり何が言いたいかというと、信仰のことは一生教団以外の人にカミングアウトすることはできないが、一方で教団を悪く思っているかというと、必ずしもそうではない、ということ。

神の存在(それが教祖かどうかはさておき)や輪廻転生は信じているし、誰も見ていなくとも善い行いを重ねることで死後天国に戻れる、ということも信じている。

かといって教団に積極的コミットしたいわけでもないので、社会人になってからは教団とはだいぶ疎遠になっているし、いわゆるお布施も直近数年は全くしていない。

でもこんなだから信者以外の人とは結婚は難しいし(相手方迷惑をかけるのではないかと思ってしまう)、かといって信者とは結婚したくない。

その結果人生恋人を作った経験なし。

この先もできる見込みなどない。

自己責任論を突き詰めた結果、自己肯定感が皆無(寧ろマイナス)で奥手な人間が出来上がってしまった。

人生詰んでいる。

いい大学出ていい企業に勤めても、宗教二世という事実が全てを差し引く。

この先何を糧に生きていけばいいのだろうか。

先行きが見えない。

そんな中、先日教祖様が他界した。

最近教祖様の実子が次々と破門され、しか教祖様は二回り以上も年下の女性再婚してたし、教団も組織としてはきな臭くなってきてしまったので、ここいらが潮時なのだろうか。

(ちなみにYouTuberをやっている長男も、破門前はノリノリで教団の映画とか音楽とかやっていたので、破門後の諸言動もあまり信用していない。)

この先どのように自分人生を全うしていくのか、真剣再考しなければいけない。

願わくば伝統宗教(できれば神道)の宗教二世に生まれたかった。

酔っ払って記した文章につき、とりとめのない記載である旨、ご容赦いただきたく。

マルチ宗教で対抗した話(追記しました)

Twitterに書こうとしたら字数制限でめちゃくちゃ嘘っぽい文章になったので、こちらにお邪魔することにした(場所を変えたところで書き手は変わらないのだから、まともな文章になるかは微妙だが)。

最早n番煎じだが、知人からマルチ勧誘を受けた話である

書き手31歳の独身女性

大阪の街の中にはバス電車で1時間ちょっとの、中途半端田舎生活中。

うつ病発症以来、趣味ほとんど楽しめなくなったが、それまでは生活費以外のお金ほとんど趣味に使ってしまタイプオタクだった。

2023年4月13日大学同期生(以下A子)からLINEメッセージが届いた。近々お茶でもどうだという、遊びのお誘いだった。

4年制の私大(女子校)を卒業したのが2014年3月。確か入学時が1学年1学科100名程度だったので、一般的私大よりは学生数は少なめだったのではないかと思う。

A子は学科こそ同じだったが学籍番号(名前順)が離れていたので、座席や授業グループといった講義での接点は少なめ。ただ、私もA子も生息する沼は違うが推しグッズを持ち歩くタイプオタクだったので、講義で顔を合わせた時には軽く会話するようになり、校内の食堂で昼休みを一緒に過ごしたこともあったと思う。

その程度の関係性だったので、卒業後は「また会おう」なんて言いながら、一度も連絡を取り合ったことはなかった。

TwitterFacebookInstagramといったSNSでは繋がっていなかったので、卒業後の進路や近況は一切知らなかった。LINEだけは交換していたようだが、それまでにメッセージをやり取りした履歴は残っていなかった。昨年末頃に連絡していない人をLINEの友だち一覧や電話アプリから削除した際、トーク履歴も削除していたためだ。

そんな相手から9年以上ぶりに連絡がきた私は、浮かれていた。

幼少期から交友関係は狭めで、誰かと遊びたい時は自分から(かなりの葛藤の後にそれ以上の勇気を持って)誘わなければならなかった。学生時代、誘われるのはプレミアがつくくらい超レアだった。

なので、卒業から時間が経ってるのに私の存在を覚えていてくれたのね、と脳がしあわせを感じていたのである

冷静に考えればこの時点で9割なにかあると怪しむべきなのだが、私は舞い上がっていた。直近で都合がつく日を伝え、何も疑っていなかった。疑うという感覚すら持っていなかったと思う。

4月14日、私は祖母の付き添いで地元理容室にいた。店内には壁掛けのテレビが設置されており、昼のワイドショーが流れていた。店主や祖母との会話が途切れた時、ちょうどワイドショーテーマが変わった。

「○○社(マルチの社名)は明日15日、6ヶ月の行政処分期間が明け、新規会員獲得ができるようになる」といった内容で、言葉巧みな勧誘押し売りに注意を促す報道だった。

その社名は聞き覚えがあった。

20歳になったばかりの頃だ。幼稚園の時から知っている、最終的には高校同級生だった子(以下B子)が、誕生日のお祝いをしたいからと大阪カフェに呼んでくれた。

喜んで行ってみると、サプリメント等の健康食品化粧品を購入しないかという、勧誘活動だった。

カフェのお手洗いで戻すくらいショックだった。そういう会社があり、会員が多くいるのは、インターネット経由で知っていた。でもそれは外の世界の話で、自分がそういう目に遭うとは考えていなかった。それが幼稚園の時からしかったB子からなんて、想像もしていなかった。

挨拶もそこそこに飲食代を置いて逃げ帰り、B子と関わった全てのSNSブロックし、着信もメール拒否し、疎遠になった。

高校同窓会を断り続け、グループLINEにも入らないのは、この一件の衝撃が大きすぎたからだ。B子にとって私はカモだったのか、それとも純粋善意だったのか、今となっては知る由もない。善意だったとして、救いだったのはB子が一人で来てくれたことくらいだ。彼らの常套手段である囲い込みを最初からされていたら、上手く逃げられたかからない。

※ちなみにこれらを思い出した後、B子がどうなっているのか、怖いもの見たさでSNSを覗いてみた。旦那さんと子供がいる幸せいっぱいな母親像と共に、チャクラを開眼した精神世界住民になっていたので、そっ閉じした。

しばらく連絡のなかった相手から、突然会いたい等の連絡があった時は、身を守るためにまず疑いましょう。と、特集は締めくくられた。ニュースキャスターは次の話題に移る。

どこかで聞いたような話である

A子からもらった連絡を読み直した。「久しぶりだね、元気だった?コロナに負けない、健康にいいものがあるの。よかったら近いうちに会えない?」近況語りを省いて要約するとこんな感じだった。もっと早く気付けよ私。でももう会うと言ってしまったしな…、それに万が一A子がシロだったら申し訳ない。と、この期に及んでまだそんな淡い期待を抱いてしまっていた。

だが、少し冷静さを取り戻した私は、保険を用意することにした。探すのに手間取ったが見つけ出し、明日カバンに忍ばせた。

4月15日。朝から夕方にかけては別件で動いていた。大阪まで往復1000円以上出しているので、用事はなるべく一度に済ませたいのだ。哀ちゃんはあまりに可愛く、ミリオタには組織の懐事情が恐ろしかった。気づいたらパンフレットを購入していた。

そして待ち合わせの時間

やってきたA子は、仕事帰りだからパンツスーツだったので、別人のように感じられた。記憶の中の彼女は、当時の大学生が好んでいた「森ガール」の姿だったからだ。

挨拶を軽く交わし、場所百貨店内の喫茶店に移す。大学時代の、講義で印象に残った話や友人関係なんかを話してくれたが、私の記憶うつ病を機にぶっ壊れていたので、曖昧な返事しかできなかった。20〜30分ほど話して、A子はお手洗いに立つ。本当にただ会いたがってくれただけだったらしい、なんて油断が生まれかけたが、本題はA子が戻ってからだった。

会話が私の話題になる。自分のことを開示するのは気が引けた。慎重に言葉を選び、私のSNSフォロワーなら知っている内容を話した。

A子は私の「うつ病」というワードだけを拾い、苦労しているねと言った(そういう話ではなく、周りに支えられていると話していたのだが)。

そして始まる。予習していた通りの、営業トーク。このサプリメントを飲んでいたかコロナに罹らなかった、この化粧品細胞から健康になった等々「怪しい」が笑顔パレードしている。時折、私の身に起きた事象を織り交ぜながら、巧みに購買欲を刺激することも忘れずに(この頃私は呆れを通り越して飽きていたので、映画感想を思い出したりしていた。哀ちゃん可愛い)。

極めつけはブラウスの袖ボタンを外して見せてくれた、パワーストーンの珠数ブレスレットだ。これを身に付けてから会社での評価は鰻登りで、恋愛も上手くいき結婚秒読みその他諸々。あの日B子と重なる。同じだった。キラキラした純粋笑顔は、こんな欲にまみれた営業トークと共に見たいものではないのだ。話が一区切りした時、私はにっこりと微笑みながら、カバンポケットから保険」を取り出した。そして「保険」をそっとA子側に差し出す。

成功してよかったね、本当に嬉しいよ。いかなる時も、神は見ておられます。」

噛まずに言えたことを褒めたいと思った。

保険とは、名刺サイズカードである。なんとなく捨てづらくてとっておいた、以前某宗教宣教師さん(という肩書きでいいのだろうか?詳しいことはわからない)からもらった、コンタクトカードという名称のものだ。表面には「人生の疑問の答えは何処にありますか」という問い。裏面にはこの宗教法人のホームページQRコードと、手書き宣教師のものと思しき電話番号が書かれている。

A子は私とカードを見比べては、しまったと言わんばかりの顔をしている。掛かった。

「私が現在、病により仕事が思うようにできなくなっているのは、神が試練をお与えになったからです。私には乗り越えられると、神は言っておられるのです。」

「私には幸い、よき隣人がおります。神が与えてくださったよき出会い感謝し、彼らと共に歩むのです。」

「A子、あなたも私のよき隣人に違いないのです。何故ならばあなたは私が試練に耐えているこの時にやってきて、私の身の上を聞いてくださいました。理解を示し、体に良いものを勧めてくれました。あなたは本当に善人なのです。さあ、共に祈りを捧げましょう。A子と共に安息の地へ行ける日を楽しみにしていますよ。」

大体こんな内容のことを言った。もう少し長かったかもしれない。興が乗り、舌もよく回ったので、思い返せば支離滅裂古今東西宗派が入り乱れた最悪な内容だったが、A子は瞬く間に青ざめた。顔色が悪くなるって、彼女のことを言うんだろうなと納得できるくらいに。

ダメ押しで家のポストに入っていた某宗教勧誘チラシも渡しておいた。勉強会に来ませんか的なやつだ。一刻も早く離れたかったのだろう、A子は自分お茶代を出すと、明日用事があるからと言って、逃げるように帰っていった。多分チラシのことを言っていたんだと思う(読んでないから中身は知らなかった)。

まとめ

9年ぶりに連絡を寄越してきた元学友は、やっぱりマルチ勧誘だった。ここまで読んでくださった方は察してくれていると思うが、私は宗教に関して言えば不勉強である信仰心は全くないことはないけど、私は(だいぶ落ち着いたとはいえ)血の一滴までオタクなので、そんなことに金を使う余裕があったら、推しに貢ぎたいのである

そんな私の推し(FBIの腕利きスナイパー)も活躍する「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」をぜひ劇場で観てください。

私は元学友がマルチかシロか考えなくていい状況でもう一回観たいと思います

追記

コメントいただきありがとうございました!

「見ておられます」ってコメントに、自分発言したのに「怖っ」って口から出ていました。

宗教観に関してですが、付き合いのある親族が多かったため、その分永遠のお別れもありました。その都度(関わったのは全て仏式だったので)読経があり、法話があり、最後のお別れがあり、お棺が閉じられ焼かれ、故人が骨壷に収まり、その先も月命日だなんだと法要がたくさんあり、墓への納骨を終えて、ようやく一区切り、という流れを子供の頃から何度となく見てきました(親戚付き合いの良し悪しの話ではなく、個人として貴重な経験を積ませてもらったと思っています)。この流れを何度か見ていると、幼いながらも生きること死ぬことに対する価値観形成されてきました。葬儀、祭儀は生きている人のためにあるのだと感じるようになりました。その後、宗教とは生きている人が生きていくために縋ることがあってもよいのだろうと考えていくようになります法話により心が軽くなった喪主を見てきたからです。救いを求める方向は人それぞれなのだろうと感じました(今問題視されている宗教の事案を軽視しているわけではありません)。

何が言いたいかと申しますと、私は宗教に大して明るくもなければ知識もないのに、神を騙り軽々しく利用した点に関して、時間がたった今猛省しております。ご不快に思われる方も少なくないと思います。真っ向から買わない付き合わないとB子宣言した際、しばらく執着されていたので、この時はこれしか逃れる方法を思いつけなかったのです。

もし本当に神様がいらっしゃるなら、アホな方法を取ることしかできなかった愚かな人間を笑い飛ばしてくれるような存在であってほしいと願うばかりです。

最後になりましたが、この話はマルチへの賢い対策法ではありません。マルチはすぐそこにいたよ、というだけの話です。賢い対策法は会わない、これに尽きます。誉めてくださったコメント、嬉しかったです。ありがとうございました。映画スピッツもすごく合ってたので観てください(笑)

2023-04-20

コラー!前も指摘してあげたでしょ!

中卒元ヤン土方て何十年前のステレオタイプだよと

現代では超々レアキャラ

今の中卒はほぼ不登校ひきこもりスクールカースト不可触民だって

君の想像するような人物像の居場所は低偏差値私大あたりです!

anond:20230420091845

2023-04-19

派遣先パワハラされた話

私、30代独身私大理系修士卒、国家資格持ち

個人事業の傍ら週4定時で上場一部企業派遣リモート半年ほど。

選んだ理由は楽そうだから

上司50代役職なし

勤怠切ったあと連絡してきたり、私の不備という理由休日日に出勤要請してきたり(直接話して私が問題切り分けすると全て私のせいというはずもなく)、

極め付けは「週4定時なんて俺は知らない」「土日も対応してほしい」「人の仕事をおれはやりたくない(元を正せばお前の仕事)」などと宣われたため、

派遣会社に報告。こんな感じならそもそもこの会社仕事辞めますけど?

派遣会社から派遣先人事に連絡。

2週間後、局長上司と同年代)、部長課長上司より年下)と面談

謝罪され、上司仕事はしなくて良いから続けてほしいと言われる。圧倒的人不足だから

派遣会社曰く私の所属した部署にはもう人は入れないとのこと。

後日上司が私をCCに入れて社内関係者に「私氏は契約解除になりました」

へー

2023-04-14

anond:20230413211954

うちの家族は、

ワイ(修士卒)

妹(専門学校卒)

母(パート年収100万)

父(専門学校SE年収600万円程度)

なんだけど、「食事以外の買い物」の項目は節約して出費していないのと、大学学費奨学金で出しているので抜くと、だいたいうちの生活基準と同じになるな。

子供の人数が1人少ないことを加味しても、やっぱり高校大学学費のかかりようが異常なんよ。

理系私大とかアホみたいな金かかるって聞くから自分公立しか受けなかったんだけど、公立でも年間54万円飛ぶわけよ

修士まで行くと54×6=324万円やぞ

子供奨学金借りさせずにポンと学費出せる親は元増田くらい太い年収してるんだろうけど、なんでか返済不要奨学金とか学費免除はどれもこれも世帯年収500万以下とか300万以下とかをターゲットにしてて、うちみたいな中流家庭は一番学費しづらくなる

ていうかそんな低収入家庭で大学行くやつってそんなにいるのか?(うちですら塾とか予備校代出すの辛かったのに難しいやろ、と言う話)

と思ったら実家自営業年収ちょろまかしてる奴がいるらしくて悔しくて泣きそうになった

もし私大行ったらこ生活水準ですらいられなかったと思うと恐ろしいわ

anond:20230414072709

私大行く奴らが下宿なんかするわけないだろ

anond:20230413211954

親の金下宿する文化って昔は当たり前だったのすげえよな

物価加味して計算し直しても当時の有名私大学費が年間25万円くらいと激安な時代だったからだと思うけど

2023-04-13

追記あり】既婚年収1500万円のリアル

追記】帰ってきてはてブ開いたらマジで驚いた。コメント全部読みました。賛否どちらもコメント頂いた皆様、ありがとうございます。いくつか追記しました。

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増田スペック

アラフィフ男性、既婚、子供3人(大学生2人と中学生)、都下(23区外)在住、額面年収1500万円ほど。仕事IT技術管理職理系院卒。転職歴なし。

住宅について

持ち家、ローン残あり、4LDKの一戸建て、最寄り駅徒歩10分。住宅街で治安はとても良く、夜はとても静か。駐車場有。電車通勤で勤務地まで1時間ぐらい。

普段食事について

飲み会などの食事について

食事以外の買い物

ファッション

女性関係

子供教育費用

車について

  • 10年以上前中古で買ったセレナ今日時点で10km以上走ってる。妻はほとんど毎日買い物で使ってる。増田は週末に少し乗るぐらい。駐車場は自宅についているやつ。
  • 妻も特に不満はないようだし、増田もこだわりはないので、乗れる間はこのまま乗ろうと思っている。
  • 子供が小さい頃は、寝付かないときの深夜ドライブとか、急に熱を出したとか具合が悪くなったときの夜間診療所行きでよく乗っていたなあ。懐かしい。最近子供たちが乗ることも少なくなった。

その他

  • 何にしても結婚は早い方がよい。特に子育てには体力必要子供が小さいうちは、財力よりも体力。結婚した後しばらくは金がなくて(増田大学でもらってた奨学金の返済とかもあって)カツカツだったが、まあどうにかなった。
  • 高校大学あたりから急に金がかかるようになる。小・中はあまり金がかからないので、それまで貯蓄でも投資でもよいからまとまった資金を作っておきたい。小・中学受験するとこの時期から金がかかるようになるのかもしれないが、経験ないのでわかりません。
  • 金はかかるが子供を持つことはよいと思っている。人の親になって初めて大人になった気がする(個人の感想です)。子供たちを見ていると、「おまえらには無限可能性があるぞ」と感じて幸せ気持ちになる。不思議もので、よその家の子供達を見ても同じような気持ちになる。もちろん思春期には生意気な口をきくようになって、ムムムと思うことも多くなるんだけど。
  • あと子供たちは増田の友人作りも助けてくれた。今趣味を一緒に楽しんでいる友人たちは、ほとんど全員子供関係で知り合ったパパ友。仕事上の付き合いではないので、定年とか関係なくヨボヨボになるまで付き合ってると思う。

(以下追記分)

金融資産と年間収支について

実家距離と太さについて

子供大学生)にバイトさせることについて

風俗経験

収入だった頃の記憶

クレベリ

都内私大教員をしている。

トイレにクレベリンが置いてあって、

来校者に、われわれはバカです、と広告してるようなもんだから

やめればいいのに、と思っていたが、

大学保険組合経営する病院も「クレベリン発生機」を導入しているらしい。

誰か金もらってるのかな? バカすぎて屁も出ないわ。

https://www.seirogan.co.jp/business/clo2/case/tokyorinkai/

2023-04-12

anond:20230412173352

知らないんだと思うけど、高専は各県にあって、さら県庁所在地じゃない第二の都市にあることが多い

都会民からすると価値観が変わるくらいの田舎にあるんだよ

そしておそろしいのが「もっと田舎エリアから高専のある街に出てくる」ケースが多いこと

高専は寮があり、高校と似ていて、学費も安いため、一族郎党誰ひとり大学を出ていない辺境の子女でも、高専なら進学の許可が出やすいんだ

逆に言えば、大学への進学の許可が出ない家庭が今でもたくさんたくさんあるってこと

なので、学生本人は勉強が良くできて、本当は大学に行きたいんだけど、家庭環境から高専くらいしか行かせてもらえない、という子は案外多いよ

あと、何といっても就職のよさ

半端な私大からじゃ到底採用されないような超有名企業普通に入れるのが高専の魅力

それを期待して子供高専に入れる親も多いよ

都市部の高専は、それとはちょっと毛色が違ってて、早くから実技に触れたいような優秀でマニアックな子が多い印象

田舎高専就職7割進学3割とかだけど、都会の高専は8割9割進学するようなところもある

職業訓練校で話題に出る高専

職業訓練校の話になると高専話題が出るが、卒業者の一人として思ったこと。

現時点の採用側や大学職場での高専卒に対する能力評価ポジティブものが多い印象受ける。

だけど、そこを担保しているのは

学校数が少なく、入学の段階で一定学力必要なこと。(中学卒業者の1%)

一般的な年齢の子大学受験に要する時間の多くを、実務や専門の勉学+α(ロボコン等)に割けること。

高校生相当の年齢(15〜20才)で留年する子がそれなりの人数発生すること。

卒業した高専在校生の1割が留年経験者で、入学からストレート卒業するのは8割くらい。退学者も多い。25%が留年したクラスもあった。

大部分は若い段階で学力と専門への適正で篩い落としが働いていることが大きいと思う。

他の高専は分からないが入学以降はカリキュラムと塾がリンクしていないので、塾で成績を上げてきて入学した子は辛そうな印象を受けた。

それと専門や環境が性に合っていない子もしんどい

高専退学者怨嗟の声もよく聞く。若い段階で篩い落としが激しいので当然。

近々だと卒業者が毎年全国で1万人ほどで、就職するのが6000人弱。しかも専門の特性特定産業

専門とマッチする卒業生が就職市場に何人投入されるんだろうなって人数。

大学もここまで極端に数が少ないわけではないが、そこに至るまで競争や篩い落としが働いてたこそ質が担保されてた側面もあるんじゃないだろうか。

高専の数を増やすだけだと、私大が増えた現状と似た感じで安泰とは言えなくなるように思う。

現状は工学に偏ってるので、他の専門分野の高専が増えるのなら面白く思うが。

追記

高専に行った個人的動機

第一小学校中学年時点でなりたい職業が決まっていたこと。大学生になって学べるようになるまでの時間を考えると中学卒業時点から学べるのは魅力があった。

高等教育は受けたいなと思っていたこと。それに対して高専コスパが良かったこ

高専が家から通える範囲だったこと。

田舎だと教育コスト関係上 公>私 の価値観私立高校に対する認識は、大学内におけるFラン私立のような認識

高校受験が学区制で自分学力と合う公立高校が近隣になかったこと。調べたら現在半数の都道府県で学区制は廃止らしい。自分受験した当時は大半でまだ学区制があったようだ。

学区内の公立進学校偏差値が60、次点公立高校が55。近隣の私立高校公立進学校よりも低い。

自身偏差値が60半ば、高専目的学科が60前半だったので高専を選んだ。

自分が住んでいる地域に置ける中学卒業時のコスパを含めた選択肢の狭さの影響が大きい。

中学卒業時点で学力さえあれば住んでいる地域に限らず入学できるよっていう公立学校高専しかなかった。国立メリット

公立中学校→推薦→高専入社だったから、組織に入る際に学力を測るテストを受けたことはなくそこに関しては個人として特殊なんじゃないかと思ってる。

2023-04-11

未だに弁護士になりたいとか言ってる奴がいる。俺みたいな数弱私大文系なら「頭悪いんだろうな」で済むけど、国立の奴らでも予備校に高い金払ってシコシコ勉強してるからこの国の教育マジで終わってる。

司法修習終わって、さあこれから働くぞって時に弁護士AI検察AI判事AIが導入されたらどうするつもりなんだろうか。

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