はてなキーワード: ソファとは
部屋を掃除する。
ソファやねこタワー、キッチンテーブルを寄せ、箒でフロアを隅々まで掃き、清め、空気を入れ替え、洗濯物は洗濯を、洗い物は洗い物をして、ゴミ出しをする。
そうしてものを元の位置に戻す。ねこは模様替えがきらいである。だから極力、もとの通りに。
それまで洗濯物が積まれていた座布団の上、猫の毛がたまっていた絨毯やフローリングの端、隅、ものを寄せて生まれた新たな動線。
ひとまわりし、こちらにいちど立ち寄って頬を寄せてから、新天地に鎮座し、そのうしろあたまさんは、まるで隣に寝そべる下僕を守護する者の象徴のようでもある。
新鮮な水に汲み換えながら、下僕は思う。「また、こまめに掃除をしよう。なんていい気分だ。こんなことなら、ねこちゃんのために、もっと早くすればよかった」
そして下僕は別れた女や、亡くした母親のことを思い出す。わざわざ、思い出すことなんてないのに。
「おれに片付けをさせるのに、やいのやいのいわなくてもよかったんだ。ね、○○ちゃん」
「にゃーん」
人をダメにするソファ(大きめのビーズクッション)が古くなったから処分したんだけど、
他にソファもないし、リビングでテレビを見ながらダラっとしたいときに困ってる。
新しいのを買うか、座椅子にするか、他にもっとダメになれるものがないか探してるんだけど、
1Kで部屋が狭いこともあって、どれにするか悩んでる。
ソファに限らず、これがあるとリラックスしたりダラダラできるよ、買って良かったよ、ってアイテムがあれば教えてください。在宅勤務中だからこそメリハリつけて、休む時は徹底的にダメになりたいんです。
ちなみにダメソファは、確実に買って良かったし、ゴロ寝したりする時に大活躍してた。ゲームしてるときに、背もたれがあればなー、と思うことはあったけど。
私とBloodborneの話がしたい。
これはただそれだけの記事です。
Bloodborneとは2015年3月に発売されたPlayStation 4用アクションRPGです。開発元はSCEとフロムソフトウェア。
フロムソフトウェアのことは知らないけど
→アーマードコアが売れる
(アーマードコアの新作が出る)」
のコピペは見たことがある人も多いと思います。まあそもそも「フロムソフトウェアも知らん奴はインターネットニワカ」みたいに言われるかもしれませんが、少なくとも私は「コピペは知っているけどフロムソフトウェアのことは知らない」オタクでした。すみません。
そもそも自分で遊んだゲームと言えばゲームボーイSPの鋼の錬金術師やマリオ、後は3DSのどうぶつの森とブレイブリーデフォルト、モンハン、PSvitaで海賊無双、ゴッドイーター、パソコンでpso2を少し齧った程度のもので、恐らく世間一般の"オタク"にしては随分と経験が少ない方だと思います。
メインはアニメや漫画、あとはSound Horizonの緩オタクだったので、あまり自らゲームが欲しい!ゲームがしたい!と言うタイプでもありませんでした。
バリバリの世代なのにポケモンすらプレイしたことはなく、人がやっているのにもそんなに興味がない。
先に挙げたゲームも、ほとんどは「友達がやってたから」あるいは「推しコンテンツが関わっているから」始めたのであって、「そのゲームがしたいから!」と始めた訳ではありませんでした。
自分にとってゲームジャンル自体はそれほど縁のない存在だったので、当然フロムソフトウェアも知らず、PS4も「弟が中古で買ってきたBDも見られる新しいやつ」程度の認識だったのです。
数年前。
詳細は省きますが、一年と半年ほどで私はロクに眠れない、職場のトイレで吐くほど泣く、休みも仕事を緩慢としてまた辛くなり、人に優しくされたくて必要でもない買い物をし、帰り道に無駄遣いした自己嫌悪で泣き出す、自殺未遂をはかると言った典型的な"メンタルをやらかした"状態に。
もっと辛い人は世の中に沢山おられるとは思いますが、私の場合はまず眠れなくて仕事にならないので病院に駆け込み、結果休職→退職コースとなりました。
実家に戻って療養を始めましたが、当時は「自分はただズル休みをしたいだけだ」「怠けて人に迷惑をかけて、私は社会のクズだ」「あの時死んでいればよかった」の言葉が頭を巡り、薬を飲んで寝て起きてもまた実家の居間にあるソファで天井を見上げることしかできませんでした。
このままではよくない、とテレビを見ても観客の笑い声やコメンテーターの笑い声を聞いているのが辛い。そもそもテレビ番組を作っているような"社会"に己が参画していないことを思い知らされて辛い。
映画やアニメでも見て"インプット"しなくては、と思い見始めた作品でまた吐くほど泣き、トイレの中で便器を抱えたまま自己嫌悪で死にたくなる、の繰り返し。
この辺りでようやく「ああ、今自分はマトモではない」と認められたような気がします。
その後はなるべく気を紛らわすために(そして実家で働きもせず休んでいる罪悪感を払拭するために)家事をしたり頼まれた雑事をこなしたりしていました。なるべく社会やコンテンツから離れたほうがいい、と思って。
それでも相変わらずTwitterは続けていましたが。
そんな時、趣味があうフォロワーさんの動画付きツイートが目に入りました。
薄暗いヴィクトリアンゴシック調の街で、トップハットにロングコートのキャラクターが、ステッキを鞭に変形させ、またステッキに戻す。
たったそれだけの動画でした。
私あてのリプライでもなく、ただタイムラインに流れたツイート、たった一つ。
それだけなのに、私はその瞬間
「このゲームには私の好きな"全て"がある」
と感じました。
思い上がりもいいところですが、本当にそう感じたのです。
「フロムソフトウェアのゲーム」が如何なるものか知りも調べもせずに。
ゲームに触れた経験も浅ければそもそも得意ですらない、マリオの1面のノコノコにすら何度も殺されるような人間には、Bloodborneは厳しすぎました。
そもそも先へ進めない。"キャンプファイヤー"にも辿りつけない。レベルアップもどうやらできない。マップがないのでどこからどこへ繋がるのかも分からず、迷子になっている内に殺される。
これはイカン……とフォロワーさんなどの手を借り、なんとか進めました。
それが、とても楽しかった。
厳密には"楽しかった"と言うよりは"必死だった"、"無我夢中だった"と言う方が正しいのかもしれません。
朝一番で掃除をし、洗濯物を干してPS4の電源を入れる。家族が帰ってくる前に洗濯物を取り込んで晩御飯の支度をしなければならないので、夕方には電源を切らなければならない。朝から晩まで没頭する、という感じではありませんでした。
ですが、それが良かったのだと思います。
限られた時間の中で必死にコントローラーに齧りついて、死んでは進み、進んでは死ぬ。
その間は、自己嫌悪も職場での思い出を反芻することもなく過ごせました。
「ゲームとしての難易度が高過ぎて"他のこと"なんて考えている"暇"がない」。
これが何より大切だったんだと思います。
どうにかこうにか迎えたラスボス戦は、涙の出るほど美しかった。
ゲームを終えてスタッフロールを眺めながら泣き、私が次にしたことは自分用のPS4proと、DARK SOULS3を買うことでした。
いつの間にか薬なしでも眠れるようになり、今は元のように、とは行きませんが外に出て働いています。
今では「血の医療はメンタルにも効く」とフォロワーさんと冗談めかして話していますが、これは過言ではないのです。
少なくとも、私にとっては。
実はBloodborneの存在自体は別のフォロワーさんの呟きや絵を通じて前々から知っていたのですが、私にとってBloodborneをプレイする"タイミング"は正にあの時しかなかったのだと思います。
あの時Twitterを覗いていなければ。あの動画を見ていなければ。
流石に過言かもしれませんが、私が働きに出られるようになるのはもう少し遅かったかもしれません。
そう思うと、やはり私にとってはBloodborneが、血の医療が救いになったのだと思います。
私とBloodborneの話はこれで終わりです。
ビビリ散らしてガスコイン神父や血に渇いた獣を火炎瓶で燃やして片付けたがためにパリィを習得せず進み、ローゲリウス師戦で苦しんだ話やNPCイベントを見損ねて歯噛みした話、ギミックに気付かずミコラーシュと延々と追いかけっこをした話など色々とありますがその辺りは割愛します。
長文、乱文、失礼いたしました。
そこの学生君!新卒年収1000万なら贅沢で優雅な暮らしをしていると勘違いしていないか?新卒年収1000万なんてどんな化物だと思ってないか?
今日はそんな誤ったイメージを正し、実際にどれくらいの生活レベルか教えよう。
男、独身、都内在住、年収1000から1500万ほど。賞与によって違う。1000万も1200万も1500万も変わらないのでこれは誤差だ。
貯金は400万ぐらい。貯めても使うあてがないので特に貯めていない。普段使いの口座にそのまま入れている。気にせず使って2年ちょいで残った金額がそれぐらいということ。
オフィスが六本木の某ランドマークビルなので六本木周辺。歩いてオフィスまで行っている。
家賃は13.5万、1R。別に広くもない普通の部屋。エリアにしてはかなり安い方。
マンションの入口はそこそこ綺麗で、入口にソファが置いてあったりするが使ったことはない。
窓から綺麗な夜景は見える。東京タワーが綺麗に見えるのでこの部屋に決めた。
スーパーは行かない。周辺のスーパーは高級スーパーしかないのでむしろコンビニのPBの方が安い気がする。
そもそもハードワークなので食事する時間には大体チェーン店しかやっていない。
女の子と行く時以外、基本的に飲食店はそこまで高級店は行かない。
中学時代の友達と飲みに行ったときも、年収の話になって、申し訳ないので奢ったことがある。
その代わり行った店では値段を気にせず飲む、食べる。
スーパーとか、ちょっと安いけど10分歩くみたいな場所に、わざわざ買いに行くことがなくなった。時間が一番大切。
ユニクロ。
一時期ZOZOの毎月届くやつ使ってたけど、着ないのでやめた。
今まで買ったものの中で一番高いのは、フラッと通ってディスプレイされてたアウター。20万円。
高かったけど気に入ったので買ってしまった。
そもそも見た目も若いので、自分で言わない限り「金を持ってる」と思われることがない。
それと容姿が中の下ぐらいなので、結婚はできてもモテることはないんだろうなと思っている。
割り切ってデリヘルのお世話になっている。
一回3万円から4万円ぐらいの女の子を月に1から3回ぐらい呼ぶ。店とか女の子にこだわりはない。その日にいいなと思った人。
あとはパパ活アプリとかも使ったことがあるが、結局ごはん食べて終わるのでコスパ悪いと思ってやめた。
あれはコミュ力あったけど年齢いっててモテなくなった人用のアプリで、そもそもモテない人種には無理だった。
車はカーシェアリング。
タクシーはかなりよく使う。山手線圏内ならほとんどの移動をタクシーでしてる。基本経費。時間大事。
というわけで、学生時代と比べると贅沢になったが、それで得られたものがあまりない。
これまで優秀だとは言われてきたけど、
この先、こうやってどこにでもあるような人生の道を一歩一歩登っていくだけなのがツラすぎる。
デュアルディスプレイ、もしくは液晶タブレットや板タブを使ってる人間で、モニターアームを使ってないやつは馬鹿だ。今すぐ買え。
分かる。ちょっと前までは、まともに使えるモニターアームと言えば4、5万はするし、ごつくて重くて一人で設置するのは大仕事だった。
しかし、今は不良品ガチャさえクリアできれば、Amazonの中華製5000円程度でまともなものが来るし、クイックリリースなら10分もかからないし、腰も痛くならない(クイックリリース対応でないものには2000円程度の追加部品が必要だが、その価値はある機能だ)。
「机にクランプが挟まらない」というなら、もう穴開けちゃえ。どうせハードオフで500円で売れるかどうかも怪しい机だろう。粗大ゴミで1000円払う羽目になるんだから、穴なんかいくらでも開けるべきだ。ホームセンターの1500円の電動ドライバーと10mmのドリルピットでいい。ずぶっと開けちまえ。
それだけで、「自分の思うところにスイスイ動くモニタ」が手に入るのだ。ケーブルの配線も楽ちんだぞ、回るから。
モニタがスイスイ動くと何が良いかって、細かいストレスが減る。
動画見てる時は、ハイバックに寄りかかって目線上にした方が楽。なのでモニタを高くする。
資料を並べながら作業する時は二枚横に並んでると楽。なのでぐいっと横に回す。
リングフィットアドベンチャーやりたいが、机の前にスペースがない。しかし、裏にはある。裏側に向ける。
それが、くいくいっとモニタの端っこ持つだけで動き回るんだから、QOL上昇半端ない。中華アーム最高。
壊れたって5000円くらいだし、壊れた頃には手放せなくなってるから、お高い信頼と安定のエルゴなんとかとか買えばいいのだ。
自分は、テレビとソファでゲームするより、ゲームに合わせて視線を変えられるモニターアームの方が圧倒的に楽なので、HDMI切り替え機も買いました。というか、テレビもモニターアームにしたい。するか。
https://anond.hatelabo.jp/20200530164357
そこの学生君!年収1000万でも贅沢で優雅な暮らしができないのなら、その半分以下の年収の人間(雑にググったら日本の平均年収が420万、中央値が350万くらいらしいぞ!)がどういう生活か気にならないか?
「年収1000万なんて全然生活ラクじゃないっすよ~」という上流階級の無自覚な自虐自慢に歯ぎしりを覚えつつ、今日は中流階級の生活レベルの実際を教えよう。
31歳男、独身、関西在住、去年の年収420万ほど。400万も420万も変わらないのでこれは誤差だ。今年はコロナの影響で賞与激減だから300万台いくぜ!
なお年収400万未満の方にとってはマウンティングなどと言われるかもしれないが、そんなつもりは全く無く、
キッチンは激せまで、キッチンの横にカラーボックスを置いてキッチンに置けるものを拡張しないと何もできない。コンロは1口。というかそもそも自炊はしないほうがいい。後片付けやかかる時間を考慮したら、自炊は金持ちの道楽だということがわかる。
定時退社して少し家でだらだらして7時くらいにスーパーに行ったら惣菜が半額になってるので、基本的にそれを食っている。
窓から綺麗な夜景が見れるとかも無い。シャンデリアももちろん無い。
吉野家とかコンビニ飯、ラーメンなど。俺も年収1000万の人と同じものを食っている。親近感わくな!
安いスーパーの売れ残った激安弁当とかは食っている。平日は基本的にそれ。俺が食にあまり興味がないからかもしれんけど、これで苦痛はない。
年に一度高校の同級とか数人で飲むときは、さすがにそこには行かないけど、まあ一人あたり5千円くらい。
焼き肉も勿論行くけど、一人あたり1.5万円は行ったことないですね。牛角とか、地元の焼肉屋でひとり1万円いかないくらい。
食に興味がないのか貧乏舌なのか、飲食店はそこまで高級店は行かない。
基本的に飲み放題の店ばかりなので、そういう意味では値段を気にせず飲む。
俺もコンビニやスーパーは値段を気にせず買っている。というかコンビニに売ってるものなんてたかが知れてるし。
ユニクロ。
街コンとか、趣味のロードバイクのオフ会とか、出会い系でやってる。
基本的に趣味の集まりに行くようにしてて、どちらかというと話がある人に会いに行ってるというスタンスで遊んでるので、あまり「カネ目当ての女性」に出会ったことはない。
女性との飲食代は、基本自分持ち。でも趣味のイベントとかは割り勘というか、女性は女性で買いたいものがあったりするので、当然会計は別。
タクシーは使わない。
読み返してみたら年収1000万の人とたいして生活変わらなくない?と思っちゃったけど、でもたぶん固有資産で差がついてる。俺はドラム式洗濯機もルンバも大きな冷蔵庫もソファもダイニングテーブルもないけど、たぶん1000万の人はそういうの持ってるよね…?あと貯金額もぜんぜん違うんじゃないかな。俺貯金ほぼないよ。
まあ東京は家賃高そうだし、あまり中流と上流の分断を煽るようなこともしたくないので、それぞれ生活が大変ってことで。
まあ当然だけど、年収1000万でも豪勢な生活ができないのなら、年収400万なら言わずもがなで。
なんだかいまだに落ち着かないんだけど、自分を落ち着かせるためにも書き留めようと思う
ぼくの会社はほそほぞとも何とかやってる会社で、この前の緊急事態宣言で解除が宣言されたある田舎県に住んでる
それでうちもそれまでは一応リモートワークしてたんだけど、明日からは一応出社しろといわれた
でも実は会社にちょっとした忘れ物があって、それで明日出社したとき同僚から「お前、あれ置きっぱなしにしてたのかよ」って揶揄されるのもいやだったんで、昨日それだけとりにいったんだ
土曜だから誰も居ないだろうと踏んでたんだけど、そこにまさかのぼくの直属の女上司がいたんだ
その女上司はたしか30過ぎで顔は柴崎コウに少し似ていて、でもそれをちょっと幼くした感じ
まさか土曜にそれも会社でばったり出くわすなんて思いもしなかったんだけど、直接にあうのは久々だったから思わず笑っちゃって
そしたら向こうも笑ってくれてさ、なんだかこう久々に知人に会って嬉しくなったみたいな感じでいつもだったら絶対こんな雰囲気にならないな、ってぐらいに穏やかな雰囲気になってさ、それで「このあと暇?」って聞かれたから「暇です」って答えた。実際に暇だったし。
そしたら「じゃあ飲みに行かない?」って誘われて「今からですか?」って当然聞き返した。だって未だお昼ごろだったから
でも、その女上司は「知り合いのお店で昼からお酒出してるところあるから」とそんな風な事を言うわけだ
別に悪くないなと思ってぼくも承諾して、じゃあ二人で行こう!って話になったんだよ
そこは案外会社の近くにある居酒屋でさ、こんな時期だから緊急事態宣言が解かれたといってもやっぱり空いてた
ぼくとその女上司しか客は居なくてさ、それに本当に女上司と店の人は知り合いらしくて、昼なのにも関わらずお酒やつまみを出してくれたんだ
それからはもうなんだか今でも信じられないんだけど、とても打ち解けられてさ、今までは仕事上のみの関係で正直ギスギスしていた感もあった
でも今はこうして二人で一緒にご飯を食べて、女上司の身の上話とか聞いて、といってもおおよその話題はやっぱりコロナのことで、外に出られなくて仕事以外の時には何をしている?見たいな話でだいぶ盛り上がったりしたんだ
でも既に結構飲んでしまっててほろよい気分で店を出ると、車だから足もないし帰りはどうしようかな?
そう思ってると「うち近いから、よかったら来る?」ってその女上司が誘ってくれた
悪いなあと思って断ろうとすると女上司のほうも寄ってるみたいで「よし、じゃあ行こう!」っていってぼくを引っ張るから、それにつられてほいほいと歩いていった
意外と女上司のマンションも近くにあって、もしかして徒歩で出勤してる?自動車がないのはそういうわけ?なんて思いながらも女上司の家に上がらせてもらって、そのあとにはリビングのソファにちょこっと座らされて「ちょっと待ってて」なんて言うわけ
半分はもう夢心地でぼっーとしてたら「お待たせ」って声をかけられて、振り返ればいつの間にかスウェットに着替えてしかもちょっとサイズが小さい?なんて思えるほどには体のラインが強調させれ入るもんだからなんだか妙にドキドキしてしまって目のやり場に困った。
「それ脱ぎなよ」って言われてさ、そうかとぼくも上着を脱ぐとすぐに受け取ってハンガーにかけてくれてさ、そのあと女上司が作ってきてくれたチンジャオロースで二度目の晩酌、乾杯した
底ではもう何を話したのかよく覚えてないんだけど、楽しかったことだけは覚えてる
気づけば外はもう暗くなってて、ぼくの酔いもだいぶ回ってふらふらしてたからか「よかったら泊まってく?」なんて冗談半分みたいに女上司は笑っていうんだ
それは流石に…と思ってやんわりと断ると、じゃあ少し休んでからでも良いんじゃない?と言うからそれには同意した
だからテレビを見てるようで見てないような状態が続いて、水をたくさんもらって、あと暑くて結構汗をかいていたんだ
それをみて「シャワーだけでも浴びてく?」っていうからタオルもないし断ろうとしたらタオルぐらい貸すからっていうし、なにやら結構強くおしてくるから従うことにした実際結構汗はかいててシャワーは浴びたかった
お風呂は普通ぐらいの広さで、シャワーを浴びはじめて少しすると後ろで物音がして、でも気のせいだと思ってそのままシャワーを浴びてた
でも次にははっきりと、お風呂の戸が開く音が聞こえたんだ
びっくりして反射的に振り返ると、そこには生まれたばかりの姿をした女上司がいて、ぼくに
省略されました。全てを読むにはわっふるわっふると書き込んでください。
ちょうどコロナ禍が始まる前ぐらいの時期に、人生で初めて耳かき専門店に行った。
東京・恵比寿の「ボニータボニート」という店で、メイドとか膝枕とかが絡まないガチの方の耳かき店だ。
私は元々相当の耳かき狂人で、「匠の技」(※現環境最強の耳かき。細くしなる煤竹が耳奥まで届く。生産環境が変わったのか数年前からのモデルは少しタッチが硬い)で2日おきに耳の中をクリーンアップしなければ気が狂ってしまう。
「耳かきってホントは必要ないらしいよ」とか「やりすぎると体に悪いらしいよ」とか、知らん。今更その手の意見に耳を貸すつもりはない。きょうび健康のために耳かきやってる奴とかいるの?あんなん快楽のための行為でしかないだろ。私は早死にしても耳かきしたいよ。
そんな私でも、イヤースコープで耳の中を見たことだけはなかった。
だから思ったのだ。2日おきに耳の中が更地になるまで耳かきを繰り返す私でも、もしかしたらちょうど届かないような角度に何年も取り逃がしているやつがいるかもしれない。何年も潜伏し、度重なるガサ入れからもうまく身を隠し、今も捜査の手を逃れ続けている凶悪犯がいるかもしれない、と。
ゆ、許せねぇーーーーッ。今すぐ耳の中ぜんぶにサーチライトを照射して指名手配犯どもを余さず引きずり出してやりてぇ。悪は明るみに出すべきだ。私はボニータボニート恵比寿店を予約した。
店に来た。アースカラーの落ち着いた店内に、アロマのいい匂いが漂っている。
歯医者で座る椅子をホテル仕様にしたようなフワフワの革ソファに身を沈めると、耳かきのお姉さんが来た。さりげなく来店のきっかけを聞かれ、急に気恥ずかしくなって「いや……なんとなく、興味があるかな?ぐらいで」と思いきりカマトトぶった。このきれいで常識がありそうなお姉さんに耳かきフリークだと思われたくない。ウソでも何も知らない処女の顔をしていたい。耳にスコープが入っていく。
耳の中は笑っちゃうぐらい何もなかった。
「なんにもない……」とお姉さんも言った。こんな耳の処女がいるかよ。耳の中に汚れも傷もなかったことでお姉さんは私のふだんの耳かきのうまさを褒めてくれたが、直前でカマトトぶった手前なおさら恥ずかしかった。
……いや、しかし。世の中には耳が汚れにくい体質の人もいるだろう。幸い掻き傷もないみたいだし、そういうていでやり過ごせるかもしれない。そう思った矢先、私はさらにトドメを刺された。お姉さんが耳の中に何かを見つけたのだ。
それは私の耳奥に浮かんだ鹿の背のような模様だった。
「これ、見えますか?」とお姉さんが私にスコープで照らしてみせる。「なんですか?」と私が聞く。「掻きダコです……」お姉さんが微笑んだ。
掻きダコ。それは、何度も耳かきで擦ることによって耳の表面が硬くなったものだそうだ。私にとっては紛うことなき耳非処女、いや耳淫乱の証だった。
「実は耳かきメチャクチャ好きなんですよね……」私はゲロった。
耳の中はあとでもう少し詳しく見るとして、耳内の毛のカットをやってくれることになった。
これがかなり気持ちいい。細いハサミが耳の中に入り、ショキショキと涼しい音を立てる。耳かきが内壁を擦る音すら楽しむタイプの私にとって、これは新しい快感だった。
毛を取り落とさないように、カットの後はローションで濡らした極細の綿棒で耳内の表面をさらう。これがまた気持ちいい。耳の汚れも同じ方法で取るそうだ。
細かい汚れが見えるようになり、それを綿棒ですくう工程をスコープ越しにぜんぶ見た。触覚と聴覚頼りの一人耳かきと違い、視覚を通して明確に「汚れが取れた」達成感があるのでイヤースコープは偉大だ。
と、鼓膜近くに細かい汚れがあるのをお姉さんが見つけた。お姉さんは思わずそこへフラフラと綿棒を伸ばすと、慌ててサッと綿棒を引っ込めた。
「これは鼓膜近くなので汚れが外に移動するのを待ちましょう。大きい汚れではありませんし」
落ち着いた理性的な声だ。でも見てたぞ。今の動き、どう見ても耳かきフリークがやるやつだった。もしかしてお姉さんも”こちら側”の人間なのか?私と同じ求道者なのか?
そう思うと途端にお姉さんへの親しみが増して、初手でカマトトぶった自分が馬鹿馬鹿しくなった。
そりゃそうか。この店に来るのはきっとみんな同じような人間だ。店員さんだって、少なくともこちら側の気持ちが分かる人間だろう。欲望に正直であることを、わざわざ恥じなくたってよかったのだ。
私は耳をきれいに拭き取ってもらい、丁寧なマッサージまで受けてから決意した。「次はもうちょっと耳をサボってから来よう」と。だって耳の中にほぼ何もないレベルでもこんだけ気持ちよかったんだもん、何かある時なら絶対もっと気持ちいいじゃん。
そう思ってからコロナのやつが始まって、私はまだボニータボニートに行けていない。やむなく自分で耳掃除をしているけど、もう一度あの店に行くことを考えると耳がムズムズしてくる。早く行きたい。
在宅勤務なので日焼け止めすら塗らないすっぴん。楽〜〜〜!!!
時々、アイラインだけ引いてみると(目がすっぴんに慣れたせいか)今までより変化を感じて楽しい!メイク楽しい!!!
メイクしてる自分が見たくて、謎にSNOWに自分を映してみたりしている(撮らないけど)
仕事中、椅子の上であぐらかいたり膝立てたりできるし、部屋着最高。
今後も在宅が続くならエフォートレス×スポーティな服が欲しいぞ。
ムダ毛の処理や、爪の甘皮のケア、ネイルアート、ヘアケア…等。
めちゃくちゃ気分変わっていい!!
普段はテキトーに剃っている眉毛を毛抜きでシッカリ抜いたことで、顔がキリっとして鏡を見るたびに良い気分になる。
ネイルを塗ると手元が目に入るたびに気分アガる。
爪切りをていねいにやるだけでも相当イイ。(裏表逆さから見ても対照なアーチになるように丁寧に爪を切るだけ)
今は、家でエステできる系の機械を買うか迷ってる。ヘッドスパ用のブラシも欲しい。
以前はメイクして会社に行くのも面倒だったのに、家にいる間にキレイになりたいと思ったのは意外だった。
ジムに行けなくなったので、家で筋トレ。持っててよかったダンベル。
持病の通院時にも、バス利用をやめて自転車で行くようになった。季節も相まって気持ちいい。
今まで朝は食べてなかったんだけど、通勤時間を朝食にあてられるので食べるようになった。
コーヒーはちょっと飲み過ぎ傾向にあるので気をつけたい。コーヒーの入れ方にもこだわってきた。楽しい。
近所のお店までお散歩がてら歩いて行って買う。
週末にUberや出前館を利用することも。しかし気が引けるね。
在宅勤務になりメリハリを欲っするせいか、勤務終了後はほとんどパソコンを見なくなった。
息がつまるので、ニュースも見過ぎないようにしている。
代わりにNetflixで45分以下のプログラムをよく見るようになった。
テレビの代わりに語学学習系のYouTubeをずっと流しておいたりもする。
以前は勤務中の息抜きでよくツイートしていたが、なぜかツイートが減った。
在宅だと気分転換にも多様性があるので(ソファに横になったり、ハーブティー入れて窓辺で飲んだり)そのせいかも。
逆に今の時期ツイートが増えてる人って、在宅仕事ヒマなんだろうなあと思ったりする。(そもそも日頃からツイートばっかりしてる人って仕事ぶり微妙な人が多いよね)
品薄の時に残り4ロールと大ピンチになり、ケチケチ使ううちに最低限で使うことが習慣づいた。
家の中で歌って踊るようになった。体がほぐれるし楽しいです。
踊り慣れて、だんだん自分の中にグルーブ感が生まれてきた気がする。(適当ダンスです)
ラジオじゃないけど、窓の外から聞こえてくる子供の声にも癒されている。
流れてきた曲に合わせて夫と一緒に歌ったりしている。仕事の気分転換になってよい。
ずっと家にいるとホコリの溜まり方がえげつないので掃除機フル稼働。
ホコリをたてたくなくてクイックルの使用も増えた。料理後にささっとキッチンを掃除することも増えた。
家にいる時間が長いので、自然を感じたくて生花を買うようになった。
2回ほどやって楽しかったけど、毎晩毎週やるほどの魅力は感じなかった。
あとすべてのビデオ通話サービスには顔立ちの変わるエフェクトをつけて欲しいなあー。地顔でビデオに映るの恥ずかしすぎません?
せっかくだから親しい人にお手紙でも書こうかななんて最初は思っていたけど結局やってない。
切り絵をいれて手紙を送ったら、姪っ子とか喜んでくれそう〜とも思うけど、郵便局の仕事増やしたくないなあとも思ったり。
会えなくなると電話でもメールでもなく手紙を書いてみたくなるのはなんでだろうね。
歌ったり踊ったり窓辺でお茶を飲んだり、これってFikaでは!?と思う時間が増えた。
両親や兄妹と会いたい。姪っ子がどんどん大きくなっちゃうから会いたい。
私は…ルッキズムが嫌いだった……
学生時代、エヴァを見ては「綾波レイがかわいくなかったらクラスで絶対いじめられてる」とか野ブタ。をプロデュースを見ては「野ブタが堀北真希じゃなかったら修二も彰も現れないんだが」…とかしょうもないルサンチマンを抱えながらアトピーと戦いちょっといじめられつつ生きてきた。
が、ひょんなことから5年ほど前にイケメンの旦那と結婚してしまい、「顔がいいってすごい」と感じる毎日である。
ご飯食べると昼でも夜でもすぐ寝ちゃうのかわいい、ジュース買ってくると喜ぶのかわいい、在宅勤務でひげ伸びっぱなしかわいい、酔ってすぐ寝るかわいい、最近ちょっと出てきたお腹を気にしてフィットボクシングに励むかわいい、私が台所でご飯作ってるとドアの隙間から顔半分出して覗いてくるかわいい(「今日のご飯なに?なに?」なのか「手伝う?手伝う?」なのか分からないがかわいい)
でも一番かわいいと思うのは、ソファで昼寝するとき毛布をかけずに抱き枕のように毛布に抱きつきながら寝てるとこ
もちろん、旦那の良いところは顔だけではない。
でも時おり15歳の私が心の奥から問うてくる「『かわいい子は性格も良く見える。逆は…』ってニヤニヤしてたクラスの男子と今の私、何が違うんだ?」と。
いや、旦那のことは全てじゃないけど付き合ってきた年数分よく知っていて、その上で私にとって唯一無二の存在であり、ぶっちゃけ昔のことなんてどうでもいいのだけれど。
ただ、なんで私と結婚してくれたんだ?とは今でも思う。
とりあえず、頑張って稼ぐね!
この記事は2018年8月に書いたものですが、ブログを削除することにしたため、匿名記事化することにしました。
________
突然、うつになった。
原因は仕事だったので休職することになった。休職すると何もすることが無かった。今までの趣味をする気にもなれないし、しようとしても頭が働かなくてできなかった。
幸い、夫が身の回りのことを全てやってくれた。私は昼過ぎに起きて、夫が帰宅するまでソファに座ってぼーっとテレビを眺めている生活を送ることになった。
あるとき、同じ時間帯の他の番組を面白いと思えなかったから仕方なくプロ野球中継を見ることにした。細かいことは思い出せないけれど、阪神戦だったのは覚えている。
野球のルールなんてほとんど知らなかった。「投げる人が投げたボールを打つ人がバットで打って、良いところに飛んだら点が入る。客席に飛んだらホームラン」という認識だった。選手もイチローとダルビッシュくらいしか知らないレベルだった。
うつになって以来、楽しい方向へ動くことが無かった私の心が「おぉ!」とほんの少しだけれども確実に弾んだ。それ以来、プロ野球中継があるときは必ず観るようになった。我が家はサンテレビが映るので、地上波とBSでほとんど毎日阪神戦を観ることができた。平日の夕方が、少しだけ楽しみになった。
野球の基本的なルールをなんとなく把握しスタメン選手の顔と名前と背番号を覚えられてきた頃、解説者や観客が何かのカウントダウンをしていることに気付いた。
鳥谷選手に興味がわいて、Wikipediaで経歴を調べたり過去の映像を見たりした。休職以来テレビを眺めることしかできなかったのに、はじめて「Webで調べること」ができた。「顔の良いおじさん選手」との認識を改め、鳥谷選手は「とても凄くて顔も良いベテラン選手」になった。そして私も毎日カウントダウンをすることにした。平日の夕方がとても楽しくなった。夫からも「笑顔が増えてきた」と言われた。
野球の良いところは、素人でも楽しく応援できるところだと思う。ヒットを打って走ってホームベースを踏んだら点が入る。投手の球種がわからなくても、ワイルドピッチとパスボールの区別がつかなくても、フィルダースチョイスってなんやねんと思っていても、それでも楽しめる。
さらに、選手や本気で応援しているファンには申し訳ないけれども、負けてもヒットが出なくても「試合は明日もあるから良いじゃん」と思えた。だから応援やカウントダウンをしていても、心に負担なく楽しく応援できた。(これ、うつだから、とても大事)
そして遂にその時がきた。
観客席で泣いてる人がいた。長年応援してきた人なんだろうなと思った。ファン歴数ヶ月の私ですら、とても嬉しかった。私は何一つがんばっていないけれども、とても達成感があった。
この頃にはもう、引き籠っていた私が家の外に出られるようになっていた。遠出はできないけれど、医師の指示で歩数計を持って散歩をするようになった。未来の目標を立てると医師と夫から「がんばるな」と言われてしまうから黙っていたけれど、甲子園で観戦したいという目標ができた。そのために、動くことが嫌いだけれども散歩を続けることができた。
結局、2017年のシーズンは甲子園に行くことはできなかったけれど、家で鳥谷選手のユニフォームを着たり、2000安打達成記念Tシャツ(夫が買ってくれた)を着たりしてテレビで楽しく観戦できた。
今までできていたことが何一つできなくなってしまいソファに座って一日を過ごしていた私が、「選手みんなも今頃練習してるかな」と思いながら散歩をして、「試合開始までに済ませよう」と思いながら家事をして、夕方からはテレビで楽しくプロ野球を観戦するところまで復活できた。
思っていたより早く元気になれたのは、無料で見れるプロ野球中継と、にわかな私にもわかりやすく野球の面白さを教えてくれた鳥谷敬選手のおかげだと思っている。(鳥谷選手はそのために野球やってるわけじゃないんだけどね。ごめんなさい)本当にワクワクさせて貰えたし、夕方が楽しみになったから生きることができた。当時の環境でプロ野球観戦に出会えなかったら、本当にどうなっていたかわからない。まだソファに座っていたかもしれない。
2018年になった。私は迷わずファンクラブに入って甲子園開幕戦のチケットを取った。
初めての甲子園球場はとても楽しかった。少し暗い通路から観客席に出たときにぱっと開ける空とグラウンドの眺めだけで感動した。球場での観戦はとてもエネルギッシュで格別だった。私にとって記念すべき日だったのに鳥谷選手のユニフォームを家に忘れてきてしまったのが心残りだ。
球場での観戦が大好きになったし有料動画配信サービスも充実しているけれど、やっぱり私は地上波・BSでやってくれるプロ野球中継に感謝している。野球中継が無かったら阪神ファンになれなかった。今でもメインはテレビ中継での観戦だ。お世話になってます特にサンテレビさん。
鳥谷選手もスタメンではなくなってしまったりしているけれど、代打等で出てきてくれた時は本当にテンションが上がる。ワクワクするし元気になれる。
まだ私は抗うつ剤を飲む必要があるし治ってはいない。仕事もしていない。けれども夫が驚く程のスピードで元気になっていっているし、活動範囲も広がった。私を元気にしてくれてありがとうプロ野球。ありがとう鳥谷っていう話でした。
最後に。
うつになってから文章を書くことが無くなっていて、このブログの記事がうつ発症後のはじめての長文になります。読みにくかったと思います。ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。
そして、私の球場での初観戦のときに出会った2人のおじさんへ。
焼き鳥に並んでたら話しかけてくれた白髪が似合うダンディーな岩田稔選手のファンの方。「誰のファン?」って聞いてくれたのにあの時はなんだか恥ずかしくて「まだ特定の選手のファンじゃない」って嘘をつきました。ごめんなさい。がっつり鳥谷ファンです。最近は植田海選手のユニフォームも買いました。ミーハーです。
アルプス席で隣に座っていて風船をくださった方。風船をくださり本当にありがとうございます。風船はファンが買って用意するものだと、あのとき初めて知りました。風船だけでなく、点が入った時にハイタッチするのも楽しかったです。この間の甲子園での観戦時に、隣の方があの時の私同様風船持ってなかったのであげました。
今週末は初めての京セラドームでの観戦です。楽しみだ!!
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この記事を書いてから状況が大きく変わって鳥谷選手は阪神からいなくなってしまったし、コロナウイルスのせいで今季はまだ開幕できていません。
コロナが原因で飲食店を閉店させるのでテナントの大家さんに解約通知をしに行った時のこと。
高齢の大家さんだし電話で済ませて通知書だけポストに入れるとかにしたほうが良いかなと思って電話。
いや、今すぐにでも大丈夫なんでいつでもいいですよと伝えるも「そしたら14時に来てください」とのこと。
この時点でかなり嫌な予感はあった。
14時に伺うと、ひとまず事務所に通される。
と思いつつ、相手の正面を避けるようにソファの入口側に腰掛けようとするも、「いやいや、中央へどうぞ」と大家さんの真正面に招き入れられる。
ただ、今の世の中にとってはこの「古き良き礼儀」そのものが感染のリスクを高めている。
そのことについてどう考えているのか興味がないと言えば嘘ではなかった。
程なくしてお茶が運ばれてくるも、事務員さんも大家さんに負けず劣らずのご高齢。
お茶を運んで早々に退出するかと思うも、こちらの閉店にからめて世間話を持ちかけてきた。
自分は店にも立っているしこの閉店で従業員とも業者とも膝を突き合わせて話し込む機会が多かった。
今の所発熱はないけど、感染していないとは言い切れないし、子供が小さいのでそちらからの感染コースも十分に考えられる。
その点含めて自分も感染している可能性を否定できないし、大家さんたちも気をつけたほうがよい世代だと思うので、世の中的にも長居は避けたほうが良いと思うと提案。
ところが、もうひと押しのつもりで「日本はまだ抑えてられていますが、いつイタリアやNYのように大変なことになるかわかりませんからね」と、クロージングするつもりの言葉が思わぬ方向に。
イタリアと言えば道路のゴミが、、、NYはメインストリートとダウンタウンとの差が、、、中国の田舎に行ったときはトイレがそもそもなくて、、、
そこから30分、他国の衛生管理が如何に劣っているか、それに比べて日本の衛生意識がどれほど高いかの話しを延々と聞かされることになった。
この人達に取ってみると、コロナはテレビの中の出来事と同じなのだろう。
目の前に、自分といういつ感染しているかもわからない人間が座っていても、それ以外の要素において安心できる(普段からのやり取りもしっかりしていたのでそう思われていると思いたい)からと言って、すっかり油断しているのだ。
日々増加していく感染者数をどれだけ報道していても、自分の周りでは起こらないと信じて疑わないのだろう。
ちょっとくらい手洗いを増やした程度で感染しないのであれば、そんなウィルスはとっくに収束しているはずだ。
日本が他国に比べてどれだけ衛生管理が行き届いていたとしても、食い止めることができていないという唯一の真実に目を背けてしまうのだ。
自分の親とかを見ていても、それどころか自分と同世代の人間であっても、歳を重ねるごとに正常性バイアスは強くなる傾向にあると感じる。
幼少期がMAXだとして、思春期から減少を始め35歳くらいから再び増加し始め、70を過ぎた辺りにはすでに開き直りとも言えるレベルに達しているようなイメージだ。
結局1時間に差し掛かろうという段階で、来客があるという理由でこちらから退出を求めるまで大家さんの話は止まらなかった。
30分を超えれば感染リスクは横ばいかもしれないが、こんなやり方を続けていれば遅かれ早かれ感染してしまう。
なんとなくではあるが、この人達と会うのはこれが最後かもしれないと心のどこかで思わざるを得なかった。
少なくとも自分はその引き金にはなりたくはない。
若い世代がどれだけ感染を食い止めようと経済を止めて自粛しても、一番死に対するリスクが高い世代がこれである。
武士は食わねど高楊枝ではないが、目の前の客に対して例を欠くことのほうがこの人にとっては感染よりも怖いことなのかもしれない。(昔気質のテナント大家さんだからというのもあるだろうが。)