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はてなキーワード: オペレーションとは

2020-07-21

anond:20200721045304

自動AI じゃないですね。

それはあくまでも自動化ってだけですね。

そこがごっちゃになっていると思いますよ。

世の中、あなただけでなく AI という言葉が一人歩きしてしまっていてので、誤解しやすいかもしれませんが。

全てのオペレーション機械化するっていうのはまだまだ難しいです。

(車は安全面とか、道路交通状況なども完全に同期しないとダメなので)

ただ、翻訳とか、税務計算とかはかなり自動化(AI化)は可能になると思いますね。

あとは会話しミューレーション的なのもだいぶ進んでいるなーとは思います

薬剤師自動化は結構現実的かなと思います

特に分類は AI が得意な分野なので)

2020-07-16

しか野党

現在野党支持者は、なぜ犯罪だらけ、説明責任も果たさない、一度決めた方針はテコでも買えない偏屈安倍内閣自民党が支持されているのか不思議そうにしている

私自身、先の参院選では、立憲民主候補者と比例は共産党に入れたし、先日の都知事選でも宇都宮けんじに入れた。

この投票結果を見る限り、如何にも反自民リベラル、左寄りの思想を持っている投票者だと思われるだろう。

ただ、自分思想信条を考えると、自分思想はどう見ても保守なのだ

各論はおいといて、総論でいえば経済政策などを含め、自民党方針賛同できるところは多い(ただし自民憲法案、お前だけはどう考えてもダメだ)

ではなぜ自民に入れないのかというと、公文書偽造政治主導という名の法律無視した行政オペレーション、その能力欠如をもって

私は現在安倍内閣(および自民党)にノーと言っている。あなたたちに私の代表になって欲しくないと思っている。

そして共産党に入れている理由は、共産党政治腐敗の指摘能力がとても高い点を支持している。つまり自民党のお目付役をするという点で国会必要だと思っている。

ただ共産党与党になり、国の舵取りをしてほしいなど、さらさら思っていない。そんな期待はしていないし、そもそも共産党思想と私は相入れない。

ここで、いわゆるリベラル曖昧言葉だが、共産党から立憲民主くらいまでを含むとしよう)の支持者は、私のような投票行動をする無党派層をみて、

「ほら、やはり自民党にNOだ!」と興奮するかもしれない。しかし、申し訳ないことに、私(もしかしたら私たちが)が自民党にNOと言っているのは、

から共産党や立憲民主が良い、と言いたいわけでは全くなく(ここ重要

公文書偽造政治主導という名の法律無視した行政オペレーションをしない自民党思想をもった党」が出てきて欲しいな、

もしくは現在自民党がそのように変わってほしいな、と思っているに過ぎない。

私はそう思っている集団の中で、どちらかといえば「自民党のお目付役をする」役割政党議席を増やして欲しいと思って、立憲民主共産党に入れたし、

同じ集団の中でも、まぁいろいろ不満はあるが、自民党以外は選択肢いか〜と思っている人は自民党に入れているだろうし、

その役割をできるのは維新かなと思っている人は維新に入れているんだろう(これは驚愕だが、たぶん維新に入れている人は維新を第二自民党解釈していると思う)

そもそも政権交代したとき民主党も、立憲民主ほど尖っておらず、第二自民党的な立ち位置だったように思う。

というか、国民はそう解釈していたはずだ。だからこそ、政権交代ができたんだし、間違っても左寄りの思想が支持されたわけではないと思う。

から、いま無党派層よりの国民が求めているのは、「自民党っぽい思想だけど、自民党ほど腐敗しておらず、そこそこちゃんとした行政オペレーションができる党」であって、

「いわゆるリベラル革新政党」ではないと思うのよね。

一時期の小池百合子による希望の党旋風も、「自民党っぽい思想だけど、自民党ほど腐敗しておらず、そこそこちゃんとした行政オペレーションができる党」と期待したからだと思う。

あのとき百合はいくつかのミスを犯したけど、うまくやっていれば、かなり早い段階で初の女性総理になれたんじゃないかな(私がそれを嬉しいと思うかどうかは別にして)

そういう意味において、自民党支持者の受け皿である第二自民党を目指していた国民民主は、立憲民主との合流によって、

そのアイデンティティを脅かして間違った方向に行くだろうし、あまりメリットがないように思う。

2020-07-09

地雷から奇跡生還を果たしためんどくさい夢女の話

はじめに

この記事は『ツイステッドワンダーランド』の新イベント、『ゴーストマリッジ』について偏った目線から書いた感想のような怪文書でございます

イベントストーリーの他、ストーリーネタバレを含んでおりますので「ツイステ気になってるんだよね~」という方の閲覧はおすすめしません。

インストリー(特に3章)はできるだけネタバレ見ずにプレイしてほしい…!

これを書いた人間アズールの(ゆるーい)夢女です。

同担拒否の方はウィンドウ(タブ)をそっ閉じ、もしくはブラウザバックすることをおすすめします。

また、この文章あくま思考の整理であり、誰かに向けたものではございません。

(誰もこんな文読まないだろうけど予防線を張っておく)

魔除けを済ませたところで本題へ

まず、私個人の感想を申し上げますと「大草原不可避」。この一言に尽きます

当初自然回復分でブーケを集めて少しずつ読んでいこうと思っていたのをやめ、かけらを少々砕いてどんどん読んでいったぐらいにはストーリーが楽しかったです。

でも、アズールの出番をざっくり拾うと、

2年寮長ズで勉強会してたら追い出される→運動場で監督生を気にかけるような発言(社交辞令可能性あり)→『オペレーションプロポーズ』に案外乗り気→先に玉砕したリー兄弟のことを詫びつつ自分も花婿候補として名乗りを挙げる→(「薔薇花束を捧げて、高らかに愛を歌い上げ」る→)イライザちゃんビンタ→第2陣組でひときわ悔しがる(※個人見解です)→イデアボドゲ部のよしみで助けを求められるも切り捨てる…とよく考えたら夢女的にアウトになりかねない要素が普通にあるんですよね…

多分他作品推しで「演技とはいえある程度ノリノリで異性に告白玉砕」の流れがあったらブチギレる。きっとお気持ち文書ちゃう。最悪他界する。

そして大変恥ずかしい話ではあるのですが、わたくし、推しの扱いにあまりにも納得がいかなくてその作品から距離置いたり他界したりなんかした経験があるめんどくさいオタクであるという自覚があります

冒頭でゆるーい夢女などと申しましたが、鍵掛けずに推し×夢主アイコンにしているような夢女子(夢男子)さんがはっきり言って地雷なめんどくさい夢女です。(もちろん見かけても絡んだりはしませんし、自分推し関連以外はそこまで嫌ってない)

それなのに、なぜ今回は笑っていられるのか…

自分でも不思議です。フシギダネ

どうして生きてるんですか?

平気だった理由として考えられるのが、「監督生に対しての台詞があったから」「推しだけじゃなくて他のキャラも同じような目にあっているから」「コントのような雰囲気から」「花嫁求婚を突っぱねたから」…

ストーリー自体から挙げられるのはざっとこんなところでしょうか。

監督生に対しての台詞があったから」

これは前述の社交辞令ともとれる台詞のことです。

「◯◯さんも、ご無事でなによりです」ですって…!

公開されないからへーきへーき、と少々恥を忍びつつ主人公名前本名(世界観に合わせてカタカナ)に設定していた私は不意討ちを食らうこととなりました。宇宙状態

アズール性格を考えると何度も言います社交辞令である可能性は十分にあります

ですが、なんであれ監督生を気遣うような発言をしたのは事実です。

そして、ライターさんの解説でもない限りこの発言真意が明かされることはないと思っていいでしょう。

そうです。せっかくだから都合よく解釈したろ!ということです。

他人自分のそれを押し付けない限りはどう解釈しようが自由です。なので私はアズールのあの発言本心からと思うことにしますね。

この台詞についてはまた後程ほじくり返します。

推しだけじゃなくて他のキャラも同じような目にあっているから」

これはシンプルながら個人的にはわりと馬鹿にできない理由です。

後半どうなるかは不明ですが、現時点でレオナ、ヴィル、ジャックセベクトレイリー兄弟リリアデュースケイト、そしてアズールと半数近くのキャラプロポーズチャレンジからビンタ(紅葉刻印)を食らっています

やっぱりなんだかんだ言って「みんなそうだから」っていうのは強い。

推し一人だけがひどい目にあっていたら怒りたくもなりますがこれだけの人数が同じ目にあっていればちょっとした平等さすら感じます

コントみたいな雰囲気から

そして「みんなそうだから」はここにつながってきます

あんな人数の多種多様イケメンが順番にビンタを食らう流れに笑わずはいられませんでした。

選択肢にもありましたよね、「バラエティ番組みたい」だって

似たような感想をすでに多数目にしましたが、イライザ姫の「却下!」からビンタからにじみ出る「笑ってはいけないシリーズ」臭…

から次へと挑んでは玉砕する彼らに笑いが止まらず、推しがぽっと出の女性キャラ求婚して惨敗していることにショックを受けるどころではなかったのです。

花嫁求婚を突っぱねたから」

花嫁側がプロポーズを受ける様子が全くなく、バッサリだったのも個人的にショックを軽減する要因だったように思えます

あそこで少しでも「素敵♡」みたいな反応を見せていたら私も絶望の淵に立たされていたことでしょう。

ここまでがストーリーのものから考えられる理由、ここから幻覚も交えていきます

アズールは何にでも本気になるから

思い込みを混ぜ混んだ4つ目の理由

ナニソレ、イミワカンナイ!って感じかと思われますが、はしょった結果なので仕方ないね

でもアズールが何にでも努力するからこそ、ショックが少ないのです。

ぱっと思い出せるだけで少なくとも、

過去100年の出題範囲からテスト対策ノート作成(3章)、ユニーク魔法習得(3章)、ハッピービーンズデーに向けて1年前から準備、サイコロの目を狙って出す練習をする(制服パソスト)、などが挙げられますし、そして何より自分を良く見せるための努力が随所から伺えます

あの場でイライザさんに例の指輪渡すことができたらスゲー、ってなるでしょうし、そりゃアズールも名乗りを挙げるし全力で花婿になりきるよね。

「あのプロポーズ本心からのものではないから」

妄想シマシ、まさかまさかの5つ目。なんか嫌な予感がする文ですね。

ええ、どうも私にはアレが自分を良く見せる努力の一環、つまり打算的な行動にしか見えなかったのです(結果はお察しだけど)。

ここで例の台詞の話に戻る…という訳だ。

オペレーションプロポーズ』を成功させれば周りから評価が良くなる→でしゃばるのも無理はない…

ですが、逃げてきた運動場で監督生を気遣う発言をしたところでアズールに何らかの得があるとは思えないんですよね。

だって監督生、美しい声もなければ一国の跡継ぎでもない普通人間、おまけに小汚い雑巾ですしおすし

あんな対価要求マンが得るものがないのに人を気遣うって一周回って本心から発言しかあり得ないんだよねってこと。パンドラの箱、開けちゃったんだよね。

…話を戻すと、要は「監督生のことは素で気遣ってくれた(と思ってる)けど、あのプロポーズ本心からのものではない(と思ってる)ので痛くもかゆくもありません」ということです。(言ってることが)ヤバいですね☆

収拾がつかなくなってきた

…と、まぁ自分でも着地点がわからなくなってきましたが、これら5つの要素が地雷原をお花畑に変えてくれたのだろうなと思います

えらく雑なまとめ方だな…

別に全てが平気だったわけではない

ここまでピンピンしている私ですが、ショックなことももちろんありました。

比較監督生と行動を共にすることも多い、デュースプロポーズの様子から監督生の性別が男であることがほぼ確定してしまったみたいなのです。

いや、NRCは男子校だから何もおかしくないんですけど。むしろである方がおかしいんですけど。

でも魔法養成学校魔法使えない人間入学した時点でイレギュラーなんだから男子校に女がいるというイレギュラーを重ねたっていいじゃんアゼルバイジャン

しかし、紅一点だからといって逆ハーは私の好みではないです、あくま男子いっぱいの中からたった一人にだけ恋愛感情を向けたいし向けられたいのです。うわキモ

まぁこれ書いてる奴はレオナより少し年上だから監督生=自分としてプレイは無理あったんだけどね!

自分分身を何だと思ってプレイしたらいいのだろうか、男装女子か、はたまた男の娘か…

一体どうしたらいいんだ、脳内で『ツイステッドワンダーランドイケメンパラダイス~』とかいって『イケナイ太陽』でも流しておけばいいのかな…

推し関連ではショック少なかったものの、こっちではなかなか大きなダメージを負ったかもしれない。

おしまい

いい感じにオチがついた()ところで私のお気持ち表明は以上となります

読んでくださる方がいるかはわかりませんが、ここまでお付き合いいただき、本当にありがとうございます

普段は見なかったことにしてしまいがちな同担女子(夢男子)さん(いる?)も、ありがとうございます相互不干渉(私はひっそり暮らしているので関わることはほぼないと思います)でお互い強く生きていこうな!

後編が公開されてまた何かあったら怪文書を流すかもしれません、後編も楽しめるといいな!!!

2020-07-08

anond:20200708121544

俺は4年間くらいSES保守運用やってたけどその間

は学べたぜ。

2020-07-04

レジ有料化」を、消費者にも販売者にもプラスに生かす方法

これまで無料サービスったって、商品代金に少なから転嫁されてたわけだろ?

それを金をとるようにするわけだからいくら商品が安くなってもいいんじゃない

anond:20200704184428

レジ有料化」が始まりましたね。

消費者どころか、販売者にもメリットの感じられない法律ですが、「有料化」をとある問題解決方法として捉えると、相互メリットが生まれることに気づきました。

その「とある問題」とは、レジにおける小銭支払い問題です。

詳しい説明は要らないと思いますが、この問題は大きく分けて2つあり、①レジで小銭を支払うために時間がかかり滞留が発生すること、また、②小銭を受けとることで財布が重くなることです。

①は主に販売者に、②は消費者に関するデメリットです。これらが解決されれば、「有料化」も、相互メリットが生まれ手段となりうるはずです。

また、この問題の主要因は1円玉です。そのため、精算金額が全て10単位になれば、問題は少なから解決するものと思われます

レジにおける小銭支払い問題」が解決されれば、コンビニなどで発生する、レジでのマイバック詰め問題バーターレベルに持ち込めることでしょう。

そして、その解決方法は、例えば以下の通りです。

なお、この方法適用しても、レジ袋代は現状と大きく違いはありません。

現状、レジ袋は多くの店で、5円で販売されています

一方、この方法では、切り捨てにより、精算金額は平均的に4.5円減り、さらレジ袋を10円で買うため、レジ袋代は平均的に5.5円です。

(端数0,1,2,…,9が、同様の確率で発生するものと想定すると、(0+1+2+…+9)/10=4.5円。)

また、この方法レジ袋が不要消費者にとってメリットがありますレジ袋を買わなければ、平均的に4.5円の割引が得られるのと同じだからです。

かといって、販売者も損をしません。レジ袋が必要な客と不要な客が同数であれば、4.5円の損益と、5.5円の利益が同数発生するので、1顧客あたり平均的に1円の利益が発生します。

おそらく仕入れ値にも満たない額ではありますが、レジ袋は本来無料で配布されていたことを考えれば、損をしない分だけメリットと言えます。まあ、1円玉5円玉を扱わなくて済むことの方が、販売者としてのメリットは大きいかもしれません。

ちなみに、精算金額の切り捨ては難しい技術ではありません。例えば、ある小売店では、プリペイドカードを使うことで同様のサービスを受けることが既にできています

もちろん、全員がプリペイドカードを持てば、「レジにおける小銭支払い問題自体が発生しないのですが、高速道路の完全ETC化のようなケースとは違って、その実現は現実的に困難だと思われます

この理屈の特色は、レジオペレーション簡素化する「精算金額の切り捨て」という方法コストを、レジ購入者負担させる点です。そのため、販売者側が一方的メリット享受できる内容になっています

そして、レジ袋購入額は先述のとおり、現状とあまり変わらないため、消費者側にもデメリットが無い内容になっています

このように、両者にデメリットが無いため、「レジ有料化」を継続するのであれば、「精算金額の切り捨て」も同時に実施すべきだと考えます

2020-06-23

anond:20200622195053

ネットでのレジ有料化の反対意見の大半は、レジ袋が有料になること自体ではなく、「それによって、(忙しい店舗の)コンビニバイトオペレーション負荷が増えるのに給料が増えない」 ことなので、ここで述べられている目的に関しては反対しているわけではない。

フランチャイズ支援不足を攻めろ。

2020-06-19

ケンタッキー本部の人って致命的に頭が悪いんだろうな

なんやあのクソオペレーション

3人に注文聞くだけで10分待ったぞ

そのあと唐揚げ2個もらうために15分待った

アホかと、馬鹿かと

店も全然混んでないのに

昭和なら許されるのかもしれないけど

ちなみに店員さんは普通にテキパキ働いてたので完全にオペレーションが悪いと思う

殿様商売っつーか一切改善せずにここまで来てることが驚きだし

本部人間は致命的に頭が悪いと思う

で、社長を調べてみたら近藤正樹さんというらしい

早稲田卒で三菱系列から来てる人

ケンタッキー大株主三菱なんでそっちのルートからかな?

一言増田から言わせてほしい

近藤正樹はボンクラ経営者

安倍さん界隈が私利私欲にまみれた頭おかしい連中ってのは分かりきってて、法で裁かれるべきなのは当然なんだけど

からってアベ死ねだのヒトラーだの言ってたパヨ連中が正当化されるわけでも勝利がもたらされるわけでもないんだよ。

『5年以上前からアベの異常性を指摘してきた私達の勝利だ、これが民主主義だ。ようやく私達の時代が来る』

じゃないんだよ

マーケティングオペレーション遂行という観点で君等は完全に敗者で一般人からしたら蚊帳の外なんだよ。そのやり方ならこれからもこの先もな。

から君らの手柄なんて間違っても思っちゃいけないよ。だって君らの支持率上がってないでしょ?

安倍さん界隈がいずれこうなるような予感はしてたけど、それを支えてたのは批判対象を口汚く罵って一般人の態度を硬直させ続けてきた君等の責任もあるんだよ

安倍政権になって7年だっけ?権力危険性を監視してる人たちの先見性で彼は極めて危険だというと察知するのが早かったから先に動いてたというのは認めるよ。

でもね、警察仕事量の確保のために反社パチンコ屋の完全な殲滅をしないのと似たような、アベさんを口汚く叩き続けてジリ貧内部組織の結束を高めていくというある種の依存関係を保ってきたわけでしょ君たち。

それってもう完全に共犯じゃん。

だめだよ君ら。ほんとだめ。

2020-06-15

anond:20200615094050

なんでそうめん食えるチェーン店って(ほとんど)ないんだろうね。

そばうどんとそんなにオペレーションが違うのか?

2020-06-12

妻がJavaScriptJavaと読む

おれはプログラマで妻はデザイナー

紙とか什器デザインからwebは詳しくない

中高生の時にガラケーで(!)でHTMLタグ打ちはしていたらしいが

CSSは知らず当然JavaScriptも知らない

最近おれが勉強してるのを見ていて

私もwebやろうかなと勉強を始めているようなのだ

JavaScriptJavaと読むし、jQueryジェイキュアリーと読む

一度メロンパンメロンは違うから云々の説明をしたが変わらず

仕事相手とか後輩だったら何度も注意するんだが

家族だし何度も言われたら嫌な気になるだろうから放置してる

今日もうちは平和です

話は全く変わるが昔一緒に仕事してたディレクター女の子

最近PHP勉強してるんです!と言って感心してたらphpMyAdminだったのを思い出した

確か既存バグがあってたまにデータの不整合が起こるからディレクターが本番DBいじる謎のオペレーション

おれも当時は無知で恥ずかしいことたくさんしてたなあ

パスワード再発行に印鑑入りの書面が必要(社内システム

A「パスワードの再発行にハンコ、必要なんですね」

先輩「一応、パスワード再発行機能あるんだよ。機能は隠してるけど」

A「じゃあ、復活させればいいじゃないですか。こんなオペレーションやらないほうが良いじゃないですか」

先輩「作ったんだけど、上司に『当初からその機能は予定していない』っていう鶴の一声でお蔵入りになったんだ。あとパスワードを再発行をあまりさせないように、社員が本気でパスワードを覚えられるように教育する側面もあるんだそうだよ」

A「で、この平文のパスワードテーブルを書き換えるわけですか……」

先輩「平文なのは許してくれ…当時はそれでよかったんだ…」

2020-06-03

楽天モバイルが酷すぎる話

3月、UN-Limitの事前受付開始で申し込みを行い。その後サポート窓口のチャット機能を使ってキャンセルをした回線がある。

この私にはキャンセル完了と伝えられた作業楽天側のミス完了していなかったらしく、SIMが送られてきてしまったのが4月上旬

受け取ってしまった宅配物を、サポートに指示された返送先まで送って一件落着と思ったが違った。

そもそも私がキャンセルをしたのは、申込方法を変えて申し込み直すためで、それを楽天も認めてくれてのキャンセル&再申し込みという話だったが。

なぜかこの当初の回線が「2回線目」という扱いになったらしく、そしてキャンセルがされていないため無料キャンペーン適用されず、料金が発生。

しかし既に私の手元にSIMは無い。(当然開通もしていないまま返送した)

これらを解決すべくサポートに問い合わせる日々だが、とにかく電話チャットもつながらない。

電話がつながっても、担当部署から折り返します。折返しを受けてもとにかく待ってください。

この繰り返しで、今現在は「折り返します」と回答された折り返し電話すら掛かってこない状態で、お金を取られる日々が2ヶ月続いています

契約金合わせて既に1万円、何も無い状態に対してに支払っているし、今も月額料金が発生している。

返金するとは言っているものの、そもそもキャンセルが2ヶ月経っても完了しないって。あまりに異常ではないですか?

コロナ禍、新規オペレーション立ち上げなど混乱要因が大きいことも理解はするが、あまりに酷く。ストレスが溜まる。

総務省相談窓口も電話つながらず、もう吐き出す先がないので、ここに。

2020-05-25

Vol.106 政府による布マスク生産調達について、皆様の疑問にお答えします。

医療ガバナンス学会 (2020年5月21日 06:00)

 

経済産業省 政策統括調整官

江崎 禎英

2020年5月21日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp

 

新型コロナウイルスへの対応のなかで、その危機シンボルのように扱われてきたマスク。ここに来て仮設店舗飲食店などでも50枚入りが一箱2000円前後販売されるようになり、ひと頃のようなマスク不足の状況は改善しつつあります

そうした中で、政府実施している一世帯2枚の布マスクの配布について、これを疑問視する意見が増えています。配布されたマスクに髪の毛や糸くずが入っていたり、カビと思われる変色したマスクがあったとの報道を耳にされた方もいらっしゃるでしょう。問題のあるマスクは速やかに交換する対応を行っているところですが、実際に手にされた方に不安と不信感を与えてしまいましたことは、心からお詫び申し上げたいと思います

 

マスクを巡る一連の対応への批判は、政府としてこれを真摯に受け止めるのは当然です。しかしながら、実際にマスク製造した事業者にも厳しい批判の目が向けられていることは、この作業をお願いした立場にある者として誠に申し訳なく思っております。今後市場に出回るマスク供給量が増え、マスク不足に対する危機感が薄れるにつれて、今般の布マスク生産に携わった事業者に対していっそう厳しい目が向けられる可能性があります緊急時対応平時基準によって評価されることは往々にしてあり得ることですが、懸念すべきは、そうした評価が広がることによって、今後、国の緊急事態に協力しようとする企業が現れなくなってしまうことです。

先日の国会審議の中では、「政府が配る布マスクはその大半が不良品であり全て廃棄すべき」といった趣旨議論が展開されたため、その経緯を理解していただくために、質疑に割り込む形で答弁をさせていただきました。しかし、私の答弁は通告された質問に答えるものではなかったために、怒号と叱責の中で十分にお伝えすることができませんでした。そこでこの場をお借りして、多くの方の疑問にお答えする形で、その背景と経緯について書き記しておきたいと思います

 

<なぜ、布マスクだったのか>

再利用を前提とした長期間使用可能な布製マスクを大量に生産調達することによって需給ギャップを埋め、使い捨てマスク医療関係者等に優先的に回せる環境を整えようとしたのが、布マスクに取り組んだ最大の理由です。

本年1月から、それまで国内供給の8割程度を占めていた中国からマスクの輸入が途絶え、マスクの品薄状態が始まりました。このため2月にはマスクを求めて早朝から店舗の前に行列ができる状況となり、国会等でもマスク供給を増やせとの指摘が相次ぎました。2月下旬には、マスクの買い占め防止のためにネットオークション自粛を求めると共に、国内生産設備の増強を含めた供給量拡大に取り組みました。

しかしながら、当時の国内におけるマスク供給能力は月産4億枚程度であり、その殆どが不織布を用いた使い捨てタイプでした。国内生産力増強のための補助金に応募した企業も全て不織布を用いた使い捨てマスク用の設備投資でした。この頃、感染症専門家などからは、使い捨てマスク再利用を行うべきでない旨の見解が出されており、需給ギャップは拡大の一途を辿るおそれが生じていました。

このため、ハンカチキッチンペーパーによる手作りマスクなど、使い捨てマスク以外の対応を考える中で、政府としてたどり着いた結論が、ガーゼマスクでした。かつて小学校などで給食当番の際に使っていたガーゼマスクは、洗濯して何度も利用されていました。そこで「健常者による飛沫感染に対する予防としては、手すりやドアノブなどに触れた手で自らの鼻や口に触れないことが重要との観点から、布マスクによっても有効対応可能である」と医療関係者確認し、布マスク生産調達プロジェクトスタートしました。

 

<布マスクは何時までにどれくらいの量を調達しようとしたのか>

マスクが手に入らないことに対する国民不安を軽減するためには、繰り返し使用できる布マスクを来月(4月)末までになんとか1億枚規模で調達できないか」というのが当時の認識でした。私自身がこの布マスク生産調達プロジェクトに参画し、事業者との調整に携わったのはまさにこの頃です。

本年3月には、ドラックストアやスーパー店頭からマスクが消え、一日中マスクに関する報道が流れ、国会でもマスク供給不足に対する政府対応非難する質問が続き、マスク供給のためにあらゆる手を尽くせと責め立てられる状況でした。全国民が一斉にマスクを買い求めるというこれまでに経験したことのない爆発的な需要増の一方、中国からの輸入が全く見通せないなかで、1億枚という規模の目標形成されていきました。

 

<なぜ、日本製マスク調達しなかったのか>

そもそもマスク材料となるガーゼ中国しか生産しておらず、ガーゼ国内在庫殆ど存在しない状況でした。

このため、国内供給できる布マスクは、せいぜい1万枚から多くても10万枚のレベルで、およそ1億枚といった規模には届かない状況でした。仮になんとか国内材料となるガーゼを持ち込んでも、布製マスクを縫製する設備ミシン)や人員を揃えることも困難な状況でした。現在でも、「布製マスクを作るなら日本生産すべきだ」との意見も多いのですが、国内生産設備殆どが不織布を用いた使い捨てマスク用の機械装置です。

 

<なぜ、「興和」を始めとする特定企業とだけ契約したのか>

今年3月時点で、海外で1億枚規模のマスクガーゼ調達するネットワークを有し、布製マスク材料調達から裁断、縫製、検品、袋詰めまでを一貫して行える企業は、興和しかありませんでした。

ただ、興和単独では1億枚規模の生産は困難であったため、中国で縫製関係業務経験のあった伊藤忠とマツオカコーポレションの協力を得て生産体制を構築したものです。

当初、これら3社からは、4月末までに1億枚の生産など到底無理だと言われましたが、日本の窮状を救うためにあらゆる手を尽くして目標を達成して欲しいとお願いしました。結果、ベストシナリオで約9千6百万枚まで積み上げ、1億枚規模の目標達成の可能性ありとして、直ちに材料の確保、製造ラインの立ち上げをスタートしていただきました。

 

<実際のマスク生産体制はどうなっているのか>

4月末までに1億枚規模の生産を行うために、興和だけでも中国において約20カ所の縫製工場と約1万人の縫い子と検査要員を確保しています

これには、興和中国に有する様々なネットワークを駆使して、尋常でないスピードでこの体制を整えたと聞いています伊藤忠やマツオカコーポレーション独自ネットワーク東南アジアの国々に縫製工場人員を確保し、生産を行っています

これだけの人員を集めても、縫い子さん1人当たり1万枚ものマスクを縫製する必要があり、24時間体制での生産を行っています。各工場一定量生産が進んだ段階で検品梱包し、直ちに航空機日本に運ぶといったオペレーションになっています

 

<なぜ、不良品が発生したのか>

当初、興和からは「興和名前が出る以上、従来通りの国内検品を行うのでなければこの仕事は引き受けられない」と強く言われました。しかし、興和国内検品は、一旦全てのマスクを一か所の検品施設に集め、1ミリ程度の縫い目や折り目のずれ、布のほつれも不良品として弾いてしまうというレベル対応です。このため従来どおりの国内検品作業を行っていたのでは目標の半分も達成できない可能性があり、緊急避難的な対応として現地検品を基本とするオペレーションに変更してもらいました。

日本に持ち込んだ後は、配布準備段階で最終チェックを行うのですが、ここでのチェックをすり抜けた不良品利用者の手元に届いてしまたことは誠に申し訳なく思っています。また、自治体によっては、こうした作業保健所に依頼したことで、保健所職員作業を増やす結果になったことも反省点として認識しています

ちなみに、特定医療マスクを除き、マスクに対する国際的品質基準存在しません。また、国内におけるマスク業界団体が出している品質基準ホルムアルデヒドの検出基準が示されているだけで、各社毎の自主基準による検品が基本となっています

不良品報道を受けて、現在では事業者においても自主的に国内検品実施していただいているところです。「受注した以上、企業完璧製品を届けるのが当然だ」といった意見もっともですが、それはあくま平時における常識で、緊急事態対応にまでこれを要求することは酷だと思います。それ故に、これを補う形で国が改めて検品を行っているのですが、この費用に国費を充てるのは問題だとの意見が寄せられているのが現在の状況です。

 

<なぜ、配布が遅れているのか>

4月末までに1億枚の布マスク生産して国内に持ち込むというのは、元々極めて厳しい目標でしたが、緊急事態ということで各社全力で取り組んでいただきました。しか現実には、急遽集めた1万人に及ぶ縫子さんの教育からまり中国国内での物流障害企業活動制限)、更には中国政府によるマスクの輸出規制によって通関で止められるなど次々に問題が発生しました。

しか入国制限によって、これらの問題解決するための職員中国派遣することができません。大使館の協力も得ながらなんとか通関を突破しても、日本へ運ぶ航空機の確保ができないといった状況にも見舞われました。生産物流、通関等々、二重三重障害を乗り越えて国内に持ち込む中で、スケジュールが後ろ倒しになる状況が続いてしまいました。

これに加えて、今般の不良品問題の発生によって、メーカーが全量回収の上国内検品を行うとともに、更に万全を期すために国による検品も行っているために、配布スケジュールしわ寄せが生じる結果となっています

 

最後に>

現在も、関係者尋常ならざる努力によって布マスク生産調達が続いています国民マスク不安を解消するための布マスク生産調達でしたが、状況が落ち着くにつれて、「量、スピード品質」全てに完璧が求められるようになりました。まだ全体のオペレーションが終了していませんが、こうした一連の作業の結果、事業者にとっては大きな持ち出しになることを懸念しています興和では今も職員を総動員して布マスク検品作業を行っています

また、現状では不良品や国による検品費用ばかりに議論が集中し、こうした布マスクの取り組み自体が全て失敗であったかのような議論がなされているのは誠に残念なことです。特に日本危機的な状況を救うために協力してくれた事業者が、結果的社会的批難を受けることがあってはならないと感じています。また、日本のために今も昼夜に亘って布マスク製造してくださっている1万人を越える海外の縫子さん達のためにも、是非事実を知っていただきたいと思い、筆を執りました。

もちろん、だからといって不良品が許されるわけではありません。現在検品には万全を期していますが、万が一不良品が届いた際には速やかに交換させていただきますのでご協力をお願いします。その上で、不良品の状況はきちんと確認評価し、今後の反省材料にしてまいります

なお、まだ一部の方々にしか届いていない布マスクですが、実際に手にされた方からは良い評判もいただいております新型コロナウイルスへの対応は長丁場になる可能性が高いと言われています。是非、多くの方々の努力によって届けられる布マスクをご活用いただき、この災禍を乗り越えていただきたいと思いますよろしくお願い致します。(令和2年5月18日

2020-05-24

Vol.106 政府による布マスク生産調達について、皆様の疑問にお答え

医療ガバナンス学会 (2020年5月21日 06:00)

 

経済産業省 政策統括調整官

江崎 禎英

2020年5月21日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp

 

新型コロナウイルスへの対応のなかで、その危機シンボルのように扱われてきたマスク。ここに来て仮設店舗飲食店などでも50枚入りが一箱2000円前後販売されるようになり、ひと頃のようなマスク不足の状況は改善しつつあります

そうした中で、政府実施している一世帯2枚の布マスクの配布について、これを疑問視する意見が増えています。配布されたマスクに髪の毛や糸くずが入っていたり、カビと思われる変色したマスクがあったとの報道を耳にされた方もいらっしゃるでしょう。問題のあるマスクは速やかに交換する対応を行っているところですが、実際に手にされた方に不安と不信感を与えてしまいましたことは、心からお詫び申し上げたいと思います

 

マスクを巡る一連の対応への批判は、政府としてこれを真摯に受け止めるのは当然です。しかしながら、実際にマスク製造した事業者にも厳しい批判の目が向けられていることは、この作業をお願いした立場にある者として誠に申し訳なく思っております。今後市場に出回るマスク供給量が増え、マスク不足に対する危機感が薄れるにつれて、今般の布マスク生産に携わった事業者に対していっそう厳しい目が向けられる可能性があります緊急時対応平時基準によって評価されることは往々にしてあり得ることですが、懸念すべきは、そうした評価が広がることによって、今後、国の緊急事態に協力しようとする企業が現れなくなってしまうことです。

先日の国会審議の中では、「政府が配る布マスクはその大半が不良品であり全て廃棄すべき」といった趣旨議論が展開されたため、その経緯を理解していただくために、質疑に割り込む形で答弁をさせていただきました。しかし、私の答弁は通告された質問に答えるものではなかったために、怒号と叱責の中で十分にお伝えすることができませんでした。そこでこの場をお借りして、多くの方の疑問にお答えする形で、その背景と経緯について書き記しておきたいと思います

 

<なぜ、布マスクだったのか>

再利用を前提とした長期間使用可能な布製マスクを大量に生産調達することによって需給ギャップを埋め、使い捨てマスク医療関係者等に優先的に回せる環境を整えようとしたのが、布マスクに取り組んだ最大の理由です。

本年1月から、それまで国内供給の8割程度を占めていた中国からマスクの輸入が途絶え、マスクの品薄状態が始まりました。このため2月にはマスクを求めて早朝から店舗の前に行列ができる状況となり、国会等でもマスク供給を増やせとの指摘が相次ぎました。2月下旬には、マスクの買い占め防止のためにネットオークション自粛を求めると共に、国内生産設備の増強を含めた供給量拡大に取り組みました。

しかしながら、当時の国内におけるマスク供給能力は月産4億枚程度であり、その殆どが不織布を用いた使い捨てタイプでした。国内生産力増強のための補助金に応募した企業も全て不織布を用いた使い捨てマスク用の設備投資でした。この頃、感染症専門家などからは、使い捨てマスク再利用を行うべきでない旨の見解が出されており、需給ギャップは拡大の一途を辿るおそれが生じていました。

このため、ハンカチキッチンペーパーによる手作りマスクなど、使い捨てマスク以外の対応を考える中で、政府としてたどり着いた結論が、ガーゼマスクでした。かつて小学校などで給食当番の際に使っていたガーゼマスクは、洗濯して何度も利用されていました。そこで「健常者による飛沫感染に対する予防としては、手すりやドアノブなどに触れた手で自らの鼻や口に触れないことが重要との観点から、布マスクによっても有効対応可能である」と医療関係者確認し、布マスク生産調達プロジェクトスタートしました。

 

<布マスクは何時までにどれくらいの量を調達しようとしたのか>

マスクが手に入らないことに対する国民不安を軽減するためには、繰り返し使用できる布マスクを来月(4月)末までになんとか1億枚規模で調達できないか」というのが当時の認識でした。私自身がこの布マスク生産調達プロジェクトに参画し、事業者との調整に携わったのはまさにこの頃です。

本年3月には、ドラックストアやスーパー店頭からマスクが消え、一日中マスクに関する報道が流れ、国会でもマスク供給不足に対する政府対応非難する質問が続き、マスク供給のためにあらゆる手を尽くせと責め立てられる状況でした。全国民が一斉にマスクを買い求めるというこれまでに経験したことのない爆発的な需要増の一方、中国からの輸入が全く見通せないなかで、1億枚という規模の目標形成されていきました。

 

<なぜ、日本製マスク調達しなかったのか>

そもそもマスク材料となるガーゼ中国しか生産しておらず、ガーゼ国内在庫殆ど存在しない状況でした。

このため、国内供給できる布マスクは、せいぜい1万枚から多くても10万枚のレベルで、およそ1億枚といった規模には届かない状況でした。仮になんとか国内材料となるガーゼを持ち込んでも、布製マスクを縫製する設備ミシン)や人員を揃えることも困難な状況でした。現在でも、「布製マスクを作るなら日本生産すべきだ」との意見も多いのですが、国内生産設備殆どが不織布を用いた使い捨てマスク用の機械装置です。

 

<なぜ、「興和」を始めとする特定企業とだけ契約したのか>

今年3月時点で、海外で1億枚規模のマスクガーゼ調達するネットワークを有し、布製マスク材料調達から裁断、縫製、検品、袋詰めまでを一貫して行える企業は、興和しかありませんでした。

ただ、興和単独では1億枚規模の生産は困難であったため、中国で縫製関係業務経験のあった伊藤忠とマツオカコーポレションの協力を得て生産体制を構築したものです。

当初、これら3社からは、4月末までに1億枚の生産など到底無理だと言われましたが、日本の窮状を救うためにあらゆる手を尽くして目標を達成して欲しいとお願いしました。結果、ベストシナリオで約9千6百万枚まで積み上げ、1億枚規模の目標達成の可能性ありとして、直ちに材料の確保、製造ラインの立ち上げをスタートしていただきました。

 

<実際のマスク生産体制はどうなっているのか>

4月末までに1億枚規模の生産を行うために、興和だけでも中国において約20カ所の縫製工場と約1万人の縫い子と検査要員を確保しています

これには、興和中国に有する様々なネットワークを駆使して、尋常でないスピードでこの体制を整えたと聞いています伊藤忠やマツオカコーポレーション独自ネットワーク東南アジアの国々に縫製工場人員を確保し、生産を行っています

これだけの人員を集めても、縫い子さん1人当たり1万枚ものマスクを縫製する必要があり、24時間体制での生産を行っています。各工場一定量生産が進んだ段階で検品梱包し、直ちに航空機日本に運ぶといったオペレーションになっています

 

<なぜ、不良品が発生したのか>

当初、興和からは「興和名前が出る以上、従来通りの国内検品を行うのでなければこの仕事は引き受けられない」と強く言われました。しかし、興和国内検品は、一旦全てのマスクを一か所の検品施設に集め、1ミリ程度の縫い目や折り目のずれ、布のほつれも不良品として弾いてしまうというレベル対応です。このため従来どおりの国内検品作業を行っていたのでは目標の半分も達成できない可能性があり、緊急避難的な対応として現地検品を基本とするオペレーションに変更してもらいました。

日本に持ち込んだ後は、配布準備段階で最終チェックを行うのですが、ここでのチェックをすり抜けた不良品利用者の手元に届いてしまたことは誠に申し訳なく思っています。また、自治体によっては、こうした作業保健所に依頼したことで、保健所職員作業を増やす結果になったことも反省点として認識しています

ちなみに、特定医療マスクを除き、マスクに対する国際的品質基準存在しません。また、国内におけるマスク業界団体が出している品質基準ホルムアルデヒドの検出基準が示されているだけで、各社毎の自主基準による検品が基本となっています

不良品報道を受けて、現在では事業者においても自主的に国内検品実施していただいているところです。「受注した以上、企業完璧製品を届けるのが当然だ」といった意見もっともですが、それはあくま平時における常識で、緊急事態対応にまでこれを要求することは酷だと思います。それ故に、これを補う形で国が改めて検品を行っているのですが、この費用に国費を充てるのは問題だとの意見が寄せられているのが現在の状況です。

 

<なぜ、配布が遅れているのか>

4月末までに1億枚の布マスク生産して国内に持ち込むというのは、元々極めて厳しい目標でしたが、緊急事態ということで各社全力で取り組んでいただきました。しか現実には、急遽集めた1万人に及ぶ縫子さんの教育からまり中国国内での物流障害企業活動制限)、更には中国政府によるマスクの輸出規制によって通関で止められるなど次々に問題が発生しました。

しか入国制限によって、これらの問題解決するための職員中国派遣することができません。大使館の協力も得ながらなんとか通関を突破しても、日本へ運ぶ航空機の確保ができないといった状況にも見舞われました。生産物流、通関等々、二重三重障害を乗り越えて国内に持ち込む中で、スケジュールが後ろ倒しになる状況が続いてしまいました。

これに加えて、今般の不良品問題の発生によって、メーカーが全量回収の上国内検品を行うとともに、更に万全を期すために国による検品も行っているために、配布スケジュールしわ寄せが生じる結果となっています

 

最後に>

現在も、関係者尋常ならざる努力によって布マスク生産調達が続いています国民マスク不安を解消するための布マスク生産調達でしたが、状況が落ち着くにつれて、「量、スピード品質」全てに完璧が求められるようになりました。まだ全体のオペレーションが終了していませんが、こうした一連の作業の結果、事業者にとっては大きな持ち出しになることを懸念しています興和では今も職員を総動員して布マスク検品作業を行っています

また、現状では不良品や国による検品費用ばかりに議論が集中し、こうした布マスクの取り組み自体が全て失敗であったかのような議論がなされているのは誠に残念なことです。特に日本危機的な状況を救うために協力してくれた事業者が、結果的社会的批難を受けることがあってはならないと感じています。また、日本のために今も昼夜に亘って布マスク製造してくださっている1万人を越える海外の縫子さん達のためにも、是非事実を知っていただきたいと思い、筆を執りました。

もちろん、だからといって不良品が許されるわけではありません。現在検品には万全を期していますが、万が一不良品が届いた際には速やかに交換させていただきますのでご協力をお願いします。その上で、不良品の状況はきちんと確認評価し、今後の反省材料にしてまいります

なお、まだ一部の方々にしか届いていない布マスクですが、実際に手にされた方からは良い評判もいただいております新型コロナウイルスへの対応は長丁場になる可能性が高いと言われています。是非、多くの方々の努力によって届けられる布マスクをご活用いただき、この災禍を乗り越えていただきたいと思いますよろしくお願い致します。(令和2年5月18日

2020-05-21

政府による布マスク生産調達に関する質問にお答えしま

経済産業省 政策統括調整官

江崎 禎英

2020年5月21日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp

新型コロナウイルスへの対応のなかで、その危機シンボルのように扱われてきたマスク。ここに来て仮設店舗飲食店などでも50枚入りが一箱2000円前後販売されるようになり、ひと頃のようなマスク不足の状況は改善しつつあります

そうした中で、政府実施している一世帯2枚の布マスクの配布について、これを疑問視する意見が増えています。配布されたマスクに髪の毛や糸くずが入っていたり、カビと思われる変色したマスクがあったとの報道を耳にされた方もいらっしゃるでしょう。問題のあるマスクは速やかに交換する対応を行っているところですが、実際に手にされた方に不安と不信感を与えてしまいましたことは、心からお詫び申し上げたいと思います

マスクを巡る一連の対応への批判は、政府としてこれを真摯に受け止めるのは当然です。しかしながら、実際にマスク製造した事業者にも厳しい批判の目が向けられていることは、この作業をお願いした立場にある者として誠に申し訳なく思っております。今後市場に出回るマスク供給量が増え、マスク不足に対する危機感が薄れるにつれて、今般の布マスク生産に携わった事業者に対していっそう厳しい目が向けられる可能性があります緊急時対応平時基準によって評価されることは往々にしてあり得ることですが、懸念すべきは、そうした評価が広がることによって、今後、国の緊急事態に協力しようとする企業が現れなくなってしまうことです。

先日の国会審議の中では、「政府が配る布マスクはその大半が不良品であり全て廃棄すべき」といった趣旨議論が展開されたため、その経緯を理解していただくために、質疑に割り込む形で答弁をさせていただきました。しかし、私の答弁は通告された質問に答えるものではなかったために、怒号と叱責の中で十分にお伝えすることができませんでした。そこでこの場をお借りして、多くの方の疑問にお答えする形で、その背景と経緯について書き記しておきたいと思います

<なぜ、布マスクだったのか>

再利用を前提とした長期間使用可能な布製マスクを大量に生産調達することによって需給ギャップを埋め、使い捨てマスク医療関係者等に優先的に回せる環境を整えようとしたのが、布マスクに取り組んだ最大の理由です。

本年1月から、それまで国内供給の8割程度を占めていた中国からマスクの輸入が途絶え、マスクの品薄状態が始まりました。このため2月にはマスクを求めて早朝から店舗の前に行列ができる状況となり、国会等でもマスク供給を増やせとの指摘が相次ぎました。2月下旬には、マスクの買い占め防止のためにネットオークション自粛を求めると共に、国内生産設備の増強を含めた供給量拡大に取り組みました。

しかしながら、当時の国内におけるマスク供給能力は月産4億枚程度であり、その殆どが不織布を用いた使い捨てタイプでした。国内生産力増強のための補助金に応募した企業も全て不織布を用いた使い捨てマスク用の設備投資でした。この頃、感染症専門家などからは、使い捨てマスク再利用を行うべきでない旨の見解が出されており、需給ギャップは拡大の一途を辿るおそれが生じていました。

このため、ハンカチキッチンペーパーによる手作りマスクなど、使い捨てマスク以外の対応を考える中で、政府としてたどり着いた結論が、ガーゼマスクでした。かつて小学校などで給食当番の際に使っていたガーゼマスクは、洗濯して何度も利用されていました。そこで「健常者による飛沫感染に対する予防としては、手すりやドアノブなどに触れた手で自らの鼻や口に触れないことが重要との観点から、布マスクによっても有効対応可能である」と医療関係者確認し、布マスク生産調達プロジェクトスタートしました。

<布マスクは何時までにどれくらいの量を調達しようとしたのか>

マスクが手に入らないことに対する国民不安を軽減するためには、繰り返し使用できる布マスクを来月(4月)末までになんとか1億枚規模で調達できないか」というのが当時の認識でした。私自身がこの布マスク生産調達プロジェクトに参画し、事業者との調整に携わったのはまさにこの頃です。

本年3月には、ドラックストアやスーパー店頭からマスクが消え、一日中マスクに関する報道が流れ、国会でもマスク供給不足に対する政府対応非難する質問が続き、マスク供給のためにあらゆる手を尽くせと責め立てられる状況でした。全国民が一斉にマスクを買い求めるというこれまでに経験したことのない爆発的な需要増の一方、中国からの輸入が全く見通せないなかで、1億枚という規模の目標形成されていきました。

<なぜ、日本製マスク調達しなかったのか>

そもそもマスク材料となるガーゼ中国しか生産しておらず、ガーゼ国内在庫殆ど存在しない状況でした。

このため、国内供給できる布マスクは、せいぜい1万枚から多くても10万枚のレベルで、およそ1億枚といった規模には届かない状況でした。仮になんとか国内材料となるガーゼを持ち込んでも、布製マスクを縫製する設備ミシン)や人員を揃えることも困難な状況でした。現在でも、「布製マスクを作るなら日本生産すべきだ」との意見も多いのですが、国内生産設備殆どが不織布を用いた使い捨てマスク用の機械装置です。

<なぜ、「興和」を始めとする特定企業とだけ契約したのか>

今年3月時点で、海外で1億枚規模のマスクガーゼ調達するネットワークを有し、布製マスク材料調達から裁断、縫製、検品、袋詰めまでを一貫して行える企業は、興和しかありませんでした。

ただ、興和単独では1億枚規模の生産は困難であったため、中国で縫製関係業務経験のあった伊藤忠とマツオカコーポレションの協力を得て生産体制を構築したものです。

当初、これら3社からは、4月末までに1億枚の生産など到底無理だと言われましたが、日本の窮状を救うためにあらゆる手を尽くして目標を達成して欲しいとお願いしました。結果、ベストシナリオで約9千6百万枚まで積み上げ、1億枚規模の目標達成の可能性ありとして、直ちに材料の確保、製造ラインの立ち上げをスタートしていただきました。

<実際のマスク生産体制はどうなっているのか>

4月末までに1億枚規模の生産を行うために、興和だけでも中国において約20カ所の縫製工場と約1万人の縫い子と検査要員を確保しています

これには、興和中国に有する様々なネットワークを駆使して、尋常でないスピードでこの体制を整えたと聞いています伊藤忠やマツオカコーポレーション独自ネットワーク東南アジアの国々に縫製工場人員を確保し、生産を行っています

これだけの人員を集めても、縫い子さん1人当たり1万枚ものマスクを縫製する必要があり、24時間体制での生産を行っています。各工場一定量生産が進んだ段階で検品梱包し、直ちに航空機日本に運ぶといったオペレーションになっています

<なぜ、不良品が発生したのか>

当初、興和からは「興和名前が出る以上、従来通りの国内検品を行うのでなければこの仕事は引き受けられない」と強く言われました。しかし、興和国内検品は、一旦全てのマスクを一か所の検品施設に集め、1ミリ程度の縫い目や折り目のずれ、布のほつれも不良品として弾いてしまうというレベル対応です。このため従来どおりの国内検品作業を行っていたのでは目標の半分も達成できない可能性があり、緊急避難的な対応として現地検品を基本とするオペレーションに変更してもらいました。

日本に持ち込んだ後は、配布準備段階で最終チェックを行うのですが、ここでのチェックをすり抜けた不良品利用者の手元に届いてしまたことは誠に申し訳なく思っています。また、自治体によっては、こうした作業保健所に依頼したことで、保健所職員作業を増やす結果になったことも反省点として認識しています

ちなみに、特定医療マスクを除き、マスクに対する国際的品質基準存在しません。また、国内におけるマスク業界団体が出している品質基準ホルムアルデヒドの検出基準が示されているだけで、各社毎の自主基準による検品が基本となっています

不良品報道を受けて、現在では事業者においても自主的に国内検品実施していただいているところです。「受注した以上、企業完璧製品を届けるのが当然だ」といった意見もっともですが、それはあくま平時における常識で、緊急事態対応にまでこれを要求することは酷だと思います。それ故に、これを補う形で国が改めて検品を行っているのですが、この費用に国費を充てるのは問題だとの意見が寄せられているのが現在の状況です。

<なぜ、配布が遅れているのか>

4月末までに1億枚の布マスク生産して国内に持ち込むというのは、元々極めて厳しい目標でしたが、緊急事態ということで各社全力で取り組んでいただきました。しか現実には、急遽集めた1万人に及ぶ縫子さんの教育からまり中国国内での物流障害企業活動制限)、更には中国政府によるマスクの輸出規制によって通関で止められるなど次々に問題が発生しました。

しか入国制限によって、これらの問題解決するための職員中国派遣することができません。大使館の協力も得ながらなんとか通関を突破しても、日本へ運ぶ航空機の確保ができないといった状況にも見舞われました。生産物流、通関等々、二重三重障害を乗り越えて国内に持ち込む中で、スケジュールが後ろ倒しになる状況が続いてしまいました。

これに加えて、今般の不良品問題の発生によって、メーカーが全量回収の上国内検品を行うとともに、更に万全を期すために国による検品も行っているために、配布スケジュールしわ寄せが生じる結果となっています

最後に>

現在も、関係者尋常ならざる努力によって布マスク生産調達が続いています国民マスク不安を解消するための布マスク生産調達でしたが、状況が落ち着くにつれて、「量、スピード品質」全てに完璧が求められるようになりました。まだ全体のオペレーションが終了していませんが、こうした一連の作業の結果、事業者にとっては大きな持ち出しになることを懸念しています興和では今も職員を総動員して布マスク検品作業を行っています

また、現状では不良品や国による検品費用ばかりに議論が集中し、こうした布マスクの取り組み自体が全て失敗であったかのような議論がなされているのは誠に残念なことです。特に日本危機的な状況を救うために協力してくれた事業者が、結果的社会的批難を受けることがあってはならないと感じています。また、日本のために今も昼夜に亘って布マスク製造してくださっている1万人を越える海外の縫子さん達のためにも、是非事実を知っていただきたいと思い、筆を執りました。

もちろん、だからといって不良品が許されるわけではありません。現在検品には万全を期していますが、万が一不良品が届いた際には速やかに交換させていただきますのでご協力をお願いします。その上で、不良品の状況はきちんと確認評価し、今後の反省材料にしてまいります

なお、まだ一部の方々にしか届いていない布マスクですが、実際に手にされた方からは良い評判もいただいております新型コロナウイルスへの対応は長丁場になる可能性が高いと言われています。是非、多くの方々の努力によって届けられる布マスクをご活用いただき、この災禍を乗り越えていただきたいと思いますよろしくお願い致します。(令和2年5月18日

2020-05-17

anond:20200517135819

中国経済発展すれば民主化するだろうって見通しが外れて、独裁のまま世界征服をもくろんでいるって認識に変わったんだよね。

断交って言葉大統領選挙向けのプロパガンダからまり気にしなくていいけど、中国は利用できるところは利用して封じ込めるって対象になったのは間違いない。

日本は封じ込めオペレーションチャンネルの一つだから中国との行き来が全部閉じられることはないけど、スパイ容疑とかで捕まる日本人は出てくるだろうね。

2020-05-09

ご当地グルメより

ココスジョナサンの方が美味いのではないか

原料の調達メニューの開発、キッチンオペレーションなど会社が大きいほうが優れているわけで

地方旅行して地場のお店の料理が美味いと感じるのは旅行気分の錯覚なのでは?

2020-05-08

anond:20200508013713

ガンダムw!!!ガンダムw見てないの?アフターコロナー195年だって何回も言ってんだろw!!ファーストじゃねえんだよw!オペレーションメテオなんだよw!別に笑ってないよ?wなんだよ!

2020-05-06

江川紹子さんの強権に反対する態度は素晴らしい。でも、戦争というのはシステムとして便利な面がある。NYローリングオペレーションなどもその例だろう。危機的状況でどう行動すべきかのサンプルとして戦争を持ち出すのは悪くないと自分は思う。

2020-05-01

久々に松屋めし食ってるが

味が濃い・・・

自炊生活で味覚が正常化したのか、

オペレーションミスで濃いめにされたのか。

2020-04-24

ネット通販をご利用の一部お客様尊大すぎてつらい

ECサイト運用やってます。扱っている商品は「ザ・不要不急」。在宅勤務ではなく、通常通り出勤。

タイトルそのままなんだけど、我はお客様であるぞ、みたいな客が多い(ほんと一部だとは思う、そのほかのみんな買ってくれてありがとう)ことへのストレスと、この社会情勢、感染への恐怖、息止めて生活するような窮屈さもあって愚痴りたくなったから書くことにした。

弊社EC部門緊急事態宣言後も現状維持、むしろ売り上げ伸ばせ、との本社大号令のもと、出荷倉庫スタッフCSスタッフも、不安心配ななか出勤してもらって、平時比7割の人数でなんとかやりくりしてる。もちろん自分も含めて会社に命を捧げる人なんていないし、ぜったいにスタッフさん達は守らないといけないから、少しでも心配を減らして働いてもらうために金とか人とかいろんな対策とか掛け合ってみたけど、もらえたのはハイター薄めた除菌スプレーと、要約すると「気合で乗り切れ」との勅語

キーボードヘッドセットを消毒し、マニ車を回すようにマウスホイールスクロールしながら、受注出荷管理やらカスタマー対応やらしてる。

いままでも毎日毎日、客からクレームワガママ本社無理解にへとへとになりながら働いてたのに、このコロナ禍になってからというもの、受注件数比での客のワガママ本社無理解体感100割増だ。

出自粛とか何でもかんでもオンライン推奨(帰省までオンラインとは…)とかで、メーカーもそうだけど、うちの営業システム部門物流担当も一部在宅勤務になってて、今までだってグダグダだった社内連動が更にダメダメになってる。そして客層も、明らかに、いままでたぶんネットで買い物とかしてなかった層からの受注も増えてる。

なんつーか、コンシェルジュマンツーマンでお買い物、みたいな、百貨店外商みたいな対応勝手に期待され過剰対応を求められ、結果暴言吐かれて心が軋む。安いからうちで注文してるくせに、高度な対応をさも当たり前に要求できるの理解不能だよ。

まずはみんな、頼むからメールのセーフリストにうちのアドレス入れてくれ。メールなんて来てないとぬかす前に話はそこからだ。「住所の番地抜けの確認メールなんて知らない、確認ができてないから返信できないのは当たり前だ、返信が必要なら電話してこい」ってあなた様みたいな人が何人いると思ってんの、うちは別に返信なくても困らないんだよ、困るのはあなた様じゃん。

試してから買いたいから注文前に商品を送ってもらえますか、っていうのは本気で何言ってるのかわからなかった。

中国製商品のようですがコロナウィルス心配なので除菌してから商品梱包してください、とか普通に言われるけどさ、むりだよ。

いま注文して明日届きますか、って即日配送不可って書いてあるよ読んで?

ほかの店ではAとBセットで売ってたので同じようにセットで売ってくれませんか、ってうちはA扱ってないよ、ほかの店で買いなよ。

新規さんだけじゃないよ、もちろん。

常連匂わせて特別扱い(通常よりも念入りに梱包しろだの)求める客。いつものドライバー配送してもらうようにしてくれ、ってお前誰だよみたいな客。不在通知入ってたんですけど再配達してください、ってそれ依頼するとこうちじゃなくね?って客。いま注文するけど受け取りはコロナ落ち着いてからにしたいです(いつだよ?)って客。

取引オンラインで終わるけど、手元に商品が届くまでには店舗以上に人の手を介してんのよ。

だけど客にとっては自分ECスタッフは「店員さん」でもなんでもないもんなあ。注文した次の日には届いてないと文句うだうだ言ってくる奴からしたら、対応してるのは人権持ってるスタッフだって知らないのかもなあ。

人が仕入れて、人が商品ピッキングして、人が梱包して、発送してんのよ。メールの問い合わせの回答も、あなたの手元には文字しか届いてないかもしれないけど、その問い合わせ内容を調べて、作文して添削して、送信してる人がいるのよ。

くだらんことでキレ散らかすやつとか、レビューでしっかり評価させていただきますって脅す?やつ(どうぞよろしく評価しろよ)とか、オペレーターさんの言葉尻に難癖つけてくるやつとか、自分は買ってやってるお客様なんだだから理不尽だなんて微塵も思う必要ないって感じなんだろうなあ。

最近医療最前線で働く人たちとか、いわゆるエッセンシャルワーカーとかに感謝します、みたいなムーブ起きてるけど、あれから感じる薄ら寒さとこの現実、どっちも同じくらいもやもやする。権利を主張することの何が悪いんだ、客が頼んでるのに対応できないなんてひどい、って開き直るのも、直接対象に伝えるわけでもなくパブリックな場で私感謝してるのよってアピールするのも、同じくらいお前らなんなんだよ何様だよって思う。

話が逸れた。

この仕事最初ほんとに心折られてばっかりだった。だんだん理不尽な客は未知の生物かなんかだと思ったりすることでやり過ごせてたけど、最近またしんどさがぶり返してきた。

もうちょい想像力持ってくれよ頼むよ、って思いながら申し訳ございません、って唱えてる。

安さで勝負の店だからこうなんだろうって部分もあるから本部にも腹が立っておさまらない。価格設定と受注件数なりの方針見直してほしい。運用でカバー教から脱会したい。

あと郵政が、集荷してから配達局の感染発生で配達不能になってるってのがボコボコ発覚しててつらい。ヤマト佐川は止まらないだろうと根拠のない信頼を置いているけど、郵政は不穏すぎてもうしばらくは郵政出荷しないことになった。メール便対応ができなくなるのが地味に痛い。梱包オペレーションも昨日即席で変更したけど取りこぼしがありそう。あとは出荷分どうしよう。集荷後の荷物物流センターで履歴止まってて、引き戻し依頼しても荷物確認時間かかるしすぐ対応できないと言われて、その先の着荷を待ってるお客様(から吐かれる罵詈雑言)を想像するとつらい。引き戻しは後回しにして二重発送しとこうか?件数的に無理か?いますぐお前が持ってこい用の人手確保しといた方がいいか?引き戻しもできないうえに在庫切れになってたらどうしようか。

レッドブル飲むと気持ち悪くなるようになってきた。そして不眠だ。あと数時間後にはまた申し訳ございませんだ。

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4/25追記です。

トラバをくださった皆様、またブコメ言及していただいております皆様、ありがとうございます

久しぶりに増田となりましたが、読んでいただく前提ではございませんでしたのに予想外に言及いただきまして、コメントを読むたび冷静になることができました。

昨日の今日では特に何も変わらず、同じような業務、数%の尊大お客様対峙し、融通の効かない社内にキーボードを叩き割りたくなるようなことばかりですが、いい転職先が見つかるまでもうしばらくマニ車を廻しつつ生きていきます

このご時世、みなさまも健康でお過ごしください。

2020-04-23

この日

作戦オペレーションシムラの発動が全国民に向けて通達された。

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