これまで無料サービスったって、商品代金に少なからず転嫁されてたわけだろ?
消費者どころか、販売者にもメリットの感じられない法律ですが、「有料化」をとある問題の解決方法として捉えると、相互にメリットが生まれることに気づきました。
詳しい説明は要らないと思いますが、この問題は大きく分けて2つあり、①レジで小銭を支払うために時間がかかり滞留が発生すること、また、②小銭を受けとることで財布が重くなることです。
①は主に販売者に、②は消費者に関するデメリットです。これらが解決されれば、「有料化」も、相互にメリットが生まれる手段となりうるはずです。
また、この問題の主要因は1円玉です。そのため、精算金額が全て10円単位になれば、問題は少なからず解決するものと思われます。
「レジにおける小銭支払い問題」が解決されれば、コンビニなどで発生する、レジでのマイバック詰め問題もバーターなレベルに持ち込めることでしょう。
なお、この方法を適用しても、レジ袋代は現状と大きく違いはありません。
一方、この方法では、切り捨てにより、精算金額は平均的に4.5円減り、さらにレジ袋を10円で買うため、レジ袋代は平均的に5.5円です。
(端数0,1,2,…,9が、同様の確率で発生するものと想定すると、(0+1+2+…+9)/10=4.5円。)
また、この方法はレジ袋が不要な消費者にとってメリットがあります。レジ袋を買わなければ、平均的に4.5円の割引が得られるのと同じだからです。
かといって、販売者も損をしません。レジ袋が必要な客と不要な客が同数であれば、4.5円の損益と、5.5円の利益が同数発生するので、1顧客あたり平均的に1円の利益が発生します。
おそらく仕入れ値にも満たない額ではありますが、レジ袋は本来無料で配布されていたことを考えれば、損をしない分だけメリットと言えます。まあ、1円玉、5円玉を扱わなくて済むことの方が、販売者としてのメリットは大きいかもしれません。
ちなみに、精算金額の切り捨ては難しい技術ではありません。例えば、ある小売店では、プリペイドカードを使うことで同様のサービスを受けることが既にできています。
もちろん、全員がプリペイドカードを持てば、「レジにおける小銭支払い問題」自体が発生しないのですが、高速道路の完全ETC化のようなケースとは違って、その実現は現実的に困難だと思われます。
この理屈の特色は、レジオペレーションを簡素化する「精算金額の切り捨て」という方法のコストを、レジ袋購入者に負担させる点です。そのため、販売者側が一方的にメリットを享受できる内容になっています。
そして、レジ袋購入額は先述のとおり、現状とあまり変わらないため、消費者側にもデメリットが無い内容になっています。
このように、両者にデメリットが無いため、「レジ袋有料化」を継続するのであれば、「精算金額の切り捨て」も同時に実施すべきだと考えます。
そもそもレジ袋有料化は、バイオマスや生分解性プラスチックには当てはまらないわけで。 バイオマスの生分解性プラスチックに全面的に切り替われば、ポイ捨てされてもマイクロプラ...
バイオマスの推進等、法律の目的には興味を持ちませんでした。 あくまでも、現状通りプラスチックのレジ袋を使い続けたという前提で、消費者や販売者にメリットのある方法を模索し...
確かに誰も損してないように見えるが、ゼロサムの関係にあるはずなので、なんか不思議。
レジ袋有料化もいい方法あるんじゃん!
安くなるなら何でもいいや
「有料化」は消費者にも販売者にもメリットが無い点が問題とされているので、メリットを生む方法を考えれば、素晴らしい施策になるよ。 https://anond.hatelabo.jp/20200704185206