はてなキーワード: 採血とは
アフターピルはそのくらいする。
ちなみに普段から飲む低容量ピルは、種類にもよるんだけど1ヶ月分(1シート)で大体1980〜3000円。保険適用のピルとそうでないピルがあるけどどちらも大体この値段。
大学生になってからバイトを始めて自分で稼げるようになって、そのとき初めて低用量ピルを処方してもらったんだけど、私もそのときに達成感あった。
「私は、私の体を、私が思うように、扱っている。」っていう増田の言葉。まさにこの感覚があった。所詮学生だけども。
それでももし妊娠してしまったらどうしようっていう恐怖が凄かったから、初めてセックスしたあとに「普段からちゃんと飲んどこ」って思って処方してもらった。
低用量ピルは身体がピルによるホルモンバランスに慣れるまで、副作用として吐き気を伴うことがあって、これは2〜3ヶ月でなくなると言われる。
自分の身体に合う種類のピルを飲むことで、吐き気は多少軽減される。
体質によっては増田のようにまったく吐き気が伴わない人もいれば、かなりキツい吐き気が伴う人もいる。
またアフターピルが性交72時間後までに飲まなきゃいけない制約があるように、低用量ピルは毎日同じ時間に飲む必要がある。
飲み忘れないようにしようと思って寝る前に飲んだら、起きた時に厳しい吐き気がきて、登校できないことが度々あった。寝る前に飲むのだけは本当にやめたほうがいい。
今のところ2回ピルの種類を変えて、吐き気止めも処方してもらって、昼に飲むようにしてる。
それでもこれで望まない妊娠は相当しにくくなるだろうという安心感が凄い。
妊娠してしまうかもしれない…どうしよう……万が一のことがあっても学生じゃどうしようもない……っていう不安感を取り去って、この強い安心感を手に入れられるなら全然お金出せる。
でもセックスするのは1ヶ月に2回くらいだから、コスパが良いかと言われたら微妙。毎日やるひとにはうってつけ。
痛いのももちろんなんだけど、まず血管が見つからないとかで、ものすごく手間取る
右見てー、左見てー、また右見てー、を繰り返して、ぺちぺち叩かれて
でもなかなか出なくて
結局、手の甲から採った。
ちゅるちゅるちゅるーっと血が抜かれていく感触もなんかイヤ
あー、血が抜かれてるー、って感じがイヤ
でもまあ綺麗なお姉さんが眉根を寄せてうーんうーんと唸りながらぺちぺち叩いてくれるなら、それでもいいんだけど。
がんばれ♡がんばれ♡、とか言ってくれたなら最高なんだけど。
手間をかけさせてしまって心苦しい。
献血とかをして社会貢献したい気持ちも少しばかりはあるのだけど、
こんなに手間がかかることを考えると、腰が引けてしまう。
私は生まれつき背中〜肩〜腕にかけて大きな痣がある。歳を追うごとに濃くなってきてる…と気づいたのはこの前の暑い日のこと。自分の背中なんてめったに見ることもないけどふと鏡で診たら酷い色をしていたんだ。そして両肩だけ皮膚が違う。
数年前からは変な出来物?みたいなのができていたんだけど見て見ぬ振りをしていた。医者に何か言われるのが怖かったのかもしれない。
良性の腫瘍ですねとのこと。うちは数年前に母が癌で亡くなってるから今後皮膚癌や他の癌に転じる可能性は大いにある。根が深いため治すには大きな病院にあるレーザー治療しかないらしい。すぐに紹介状を書いてもらうことになった。先生は口にしないものの焦ってるようにみえた。明日、これますか?と聞かれ、急だなあと思いつつはいと答えた。
明日の採血はアレルギーの検査も兼ねて。既にある金属・ハウスダストに加えて何が判明するのかなー。
ここ数年すごく肌荒れするようになってずっと悩んでいたけど医者が冷淡な口調で「あーこれは遺伝だから仕方ないですね」って言ってきてなんだかスッとした。何しても無駄みたいだ。父と母の悪いところばかり吸収してるなぁと思ったらすごく笑えてきた。
肌やアレルギーは遺伝、生まれつきのもの。仕方ないとわかっていても暑くても長袖、海も行けない、肩が見えるたびみんなに驚かれる…だから夏が嫌いで醜い身体が嫌いで10年以上ずっとコンプレックスだった。
「結婚式どうしようね」「こんな身体に産んでごめんね」って母に泣かれたときはひどく悲しかった。今でもうなだれた母のその姿を覚えてる。わたしはしょうがないよ、と声をかけて励ました。そんな母ももういない。
でも今日は記念すべき一歩を踏み出せた日。
これから少しでもよくなるかなぁ。よくなるといいなぁ。
ひとりで大きな病院に通うのはへこたれそうだなぁ。
でも、頑張ろ。何年かかってもきっときれいになる。
いつか腕を出せるように。自分のためにがんばろ。
自分達でタイミングとってみる半年→タイミング指導2ヶ月→人工授精1回→男性不妊の通院1ヶ月→人工授精2回挑戦失敗→顕微受精1回で妊娠し、現在妊娠4ヶ月です。
したこと、かかった費用、思ったこと、気付きなんかを書きました。
だらだら長いです。
その間も自然妊娠めざして排卵日にがんばってみたけど半年妊娠しなかったため、体外受精の功績がある病院へ転院!
以上です。
長々とわかりにくい説明ですみません。
私もちゃんとわかっていなくて語句が間違っている点もありそう。
費用もざっくりです。
とにかく個人的な目線のメモなので、気に障るようなことを書いていたらごめんなさい。
私は不妊治療をはじめた時、周りにしている人はいなかったし、何も知らないままスタートしました。
もしここに書いて、「不妊治療ってこんなことなんだな」って思ってもらえたらと思い書きました。
少しでも参考になったら嬉しいです。
先頭行に+が付いている箇所は追加された行、-が付いている行は削除された行です。
マクドナルドで死にかけた話
5/10(日)13時頃
仕事の休憩中にマクドナルドにチキンフィレオのセットを食べに行きました。
ポテトを食べていたあたりは何ともなく、チキンフィレオを食べて少ししてから腕が痒くなって見てみると、両腕が真っ赤になっていてじんましんが出ていました。
休憩中だったので、休みの日にアレルギー検査に行こうかなと思って、店員さんに「すみません、これ食べてたら腕が真っ赤になってしまったんですけどアレルギー何が含まれてるか教えていただけますか?」と腕を見せながら聞きました。
「少々お待ちください。」と言ってどこかに行ってしまい、レジ前に放置され、5分経っても10分経っても戻って来ず、段々腕が痛くなってきて足も腰も首も同じようになってきて、喉が焼けるように痛くなって、近くにいたポテトをあげていた店員さんに「すみません、アレルギーが出てしまったみたいで今他の人に確認してもらってるんですけど、喉が痛くなってきたのでお水いただけますか?」と言ってお水をいただきました。
そのままレジ前に20分程放置されて、その間何度か他の人に「さっきアレルギーが出て今苦しくて、確認してもらってるはずなんですけど全然戻ってこないんですけどどうなってますか?」と聞きましたが、チラッと奥を覗いただけで私のところに戻ってくることもなく、他のスタッフと笑いながらおしゃべりをしていました。
私の頭はもうパニックで、
段々痛痒くなる全身と、
喉の痛みと呼吸の苦しさ、
声が擦れていく不安に駆られていて、何故おしゃべりしているのか、何故私はここに立ったまま20分以上経っているのか、仕事に戻らねば、連絡しなければ…
色々なことで頭がいっぱいでしたが、一つ大きく不安だったのが、
ということでした。
私は元々アレルギーが多い体質でしたが、食べ物で全身にじんましんが出たのは初めてでした。
徐々に身体を埋め尽くしていく赤いじんましんが目に見えて私を不安にさせました。
その後最初のスタッフが問い合わせから30分程してから戻ってきて、「今本社に電話で確認しているのでかけてお待ちください。」と言われました。
座って水を飲んでいた私は徐々に咳が出てきて、周りのお客さんの視線が辛くて、申し訳なくなって、このまま店を出ようかとも思いましたが、身体が上手く動きませんでした。
会社に連絡すると、上司がマクドナルドまで迎えに来てくれて、今どういう状況かと自分の身体の状態を説明し、病院に行こうと、日曜日にやっている近くの病院を探してくれました。
そしてその後ようやくスタッフがやってきて、アレルギーは何が入っているのか教えてくれました。
原材料としては使っていなくても他の食材が混入したり、共同の油で調理しているため他の食材と接触があるかもしれないのでどの食材が今回のじんましんを引き起こしたか分からないことを説明され謝られました。
「今回の料理代と病院の診察代はそちらで負担してくれるんですか?」と私と上司が聞いたら、
「はい、病院の領収書をお持ちいただいて、本社に電話してください。」と言われました。
しかし書かれていた番号は日曜日には繋がらないフリーダイヤルのお客様窓口の番号でした。
苦しくて頭もぼーっとしていた私にはもう既にあまり判断力がなくなっていて、後半は上司が話してくれていました。
幸いすぐ近くにアレルギー科のある病院があったのでそこに行きました。
診察を始めるや否や先生達は私が呼吸が浅かったのを見て喘息かどうか聞いてくれて、運動性の喘息があった私は「運動性の喘息があります。」と答えました。
すると先生達は大慌てで点滴を作ってくれて、「苦しいね、ちょっとベッド行こうか。すぐ点滴するからね。採血も一緒にやっちゃうからね。」と言ってベッドに連れて行ってくれました。
入れ替わり立ち替わりに看護婦さんや先生が来て、私の症状を聞いたり採血したり点滴したり、そんな風にしてる間にいつの間にか意識を失って気付いたら点滴が終わって、全身を覆っていたじんましんがだいぶ引いていました。
でも喉の痛みと咳はまだ出て、苦しさが残っていました。
その後改めて診察や検査を受けると、正真正銘喘息であることが診断され、重い喘息がある患者はアレルギーのじんましんが全身に広がると、アレルギーのアナフィラキシーショックに誘発されて喘息の発作も起きるらしく、それに気付いた先生達は大慌てで点滴を打ってくれたようでした。
あと30分程遅かったらどっちの発作が起きていてもおかしくなかったこと、どちらの発作も死が伴うことを聞かされ、やはり私は死に近いところにいたことを実感しました。
そしてこれから今回の件が引き金となり喘息が今までよりずっと酷くなることや、喘息は死なない病気と広く言われているが実際はそうではないことが説明されました。
「間に合って本当に良かったね。もう大丈夫だからね。一緒にこれから頑張ろうね。」と言われました。
私の両親がその夜マクドナルドに診察結果を連絡すると渡された番号はフリーダイヤルで繋がらず、近くに別のマクドナルドがあったので両親が事情を説明するため話にいくと、マネージャーや本社の人と電話が出来て、対応の悪さを謝られました。
15日に謝罪に来ると言われました。
しかし昨夜(12日の夜)になっていきなり手のひらを返してきて、
「こちらに責任はありません。」
「何を謝らなければいけないんですか?」
と言ってきました。
目の前でアレルギーが出てどんどん具合の悪くなっていく客がいるのにも関わらず、店長も出てこない、聞いても返事もなく、スタッフ同士笑顔でおしゃべりして何十分も放置されていたのに
何を謝らなければいけないのか?
人としてどうなのかと思いました。
一度謝罪して、後日謝罪に伺いますと自分達から言っておいて、突然の態度の急変。
皆さんはどう思いますか?
私は今年の4月から大手アパレル会社に勤め始めて、GWも乗り越え入社1ヶ月必死に働いてきました。
しかしアパレルは喘息患者にとってはよくない職業の中でも上位です。
接客業なので、咳が出始めるとお客様にもスタッフにも申し訳なくなって、身体のためにも仕事を辞めるかという話にまでなっています。
なのに、何故「何を謝らなければいけないのか?」と言えるのでしょうか?
マクドナルドには、昨夜「アレルギーがあるかどうか自分で把握せずに食べたあなたが悪い」と言われました。
元々食べ物のアレルギーがあったわけではないのに、何故そんな風に言われなければいけないのでしょうか?
私は何か間違っていますか?
ただ謝ってくれたらそれで良かったのに。
皆さんの意見が聞きたいです。
そして皆さんの力が借りたいです。
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すると先生達は大慌てで点滴を作ってくれて、「苦しいね、ちょっとベッド行こうか。すぐ点滴するからね。採血も一緒にやっちゃうからね。」と言ってベッドに連れて行ってくれました。
入れ替わり立ち替わりに看護婦さんや先生が来て、私の症状を聞いたり採血したり点滴したり、そんな風にしてる間にいつの間にか意識を失って気付いたら点滴が終わって、全身を覆っていたじんましんがだいぶ引いていました。
でも喉の痛みと咳はまだ出て、苦しさが残っていました。
-その後改めて診察や検査を受けると、正真正銘喘息であることが診断され、重い喘息がある患者はアレルギーのじんましんが全身に広がると、アレルギーのアナフィラキシーショックに誘発されて喘息の発作も起きるらしく、それに気付いた先生達は大慌てで点滴を打ってくれたようでした 。
+その後改めて診察や検査を受けると、正真正銘喘息であることが診断され、重い喘息がある患者はアレルギーのじんましんが全身に広がると、それに誘発されて喘息の発作も起きるらしく、それに気付いた先生達は大慌てで点滴を打ってくれたようでした。
あと30分程遅かったらどっちの発作が起きていてもおかしくなかったこと、どちらの発作も死が伴うことを聞かされ、やはり私は死に近いところにいたことを実感しました。
そしてこれから今回の件が引き金となり喘息が今までよりずっと酷くなることや、喘息は死なない病気と広く言われているが実際はそうではないことが説明されました。
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一度謝罪して、後日謝罪に伺いますと自分達から言っておいて、突然の態度の急変。
皆さんはどう思いますか?
接客業なので、咳が出始めるとお客様にもスタッフにも申し訳なくなって、身体のためにも仕事を辞めるかという話にまでなっています。
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なのに、何故「何を謝らなければいけないのか?」と言えるのでしょうか?
マクドナルドには、昨夜「アレルギーがあるかどうか自分で把握せずに食べたあなたが悪い」と言われました。
元々食べ物のアレルギーがあったわけではないのに、何故そんな風に言われなければいけないのでしょうか?
-私は何か間違っていますか?
ただ謝ってくれたらそれで良かったのに。
皆さんの意見が聞きたいです。
そして皆さんの力が借りたいです。
少しでも多くの人がこのノートを見てマクドナルドの危険性と接客の悪さ、非人道的対応を知っていただけたらと思います。
+-追記-
+お問い合わせが多いので追記します。アレルギーに関しては現在検査結果待ちです。
+私も悪いところがあったのは分かっています。
喉の痛みと呼吸の苦しさ、
声が擦れていく不安に駆られていて、何故おしゃべりしているのか、何故私はここに立ったまま20分以上経っているのか、仕事に戻らねば、連絡しなければ…
色々なことで頭がいっぱいでしたが、一つ大きく不安だったのが、
-(苦しい、痛い、アレルギーって私もしかしたら死ぬのかな…)
+(苦しい、痛い)
ということでした。
-私は元々アレルギーが多い体質でしたが、食べ物で全身にじんましんが出たのは初めてでした。
-徐々に身体を埋め尽くしていく赤いじんましんが目に見えて私を不安にさせました。
その後最初のスタッフが問い合わせから30分程してから戻ってきて、「今本社に電話で確認しているのでかけてお待ちください。」と言われました。
座って水を飲んでいた私は徐々に咳が出てきて、周りのお客さんの視線が辛くて、申し訳なくなって、このまま店を出ようかとも思いましたが、身体が上手く動きませんでした。
会社に連絡すると、上司がマクドナルドまで迎えに来てくれて、今どういう状況かと自分の身体の状態を説明し、病院に行こうと、日曜日にやっている近くの病院を探してくれました。
そしてその後ようやくスタッフがやってきて、アレルギーは何が入っているのか教えてくれました。
原材料としては使っていなくても他の食材が混入したり、共同の油で調理しているため他の食材と接触があるかもしれないのでどの食材が今回のじんましんを引き起こしたか分からないことを説明され謝られました。
-「今回の料理代と病院の診察代はそちらで負担してくれるんですか?」と私と上司が聞いたら、
しかし書かれていた番号は日曜日には繋がらないフリーダイヤルのお客様窓口の番号でした。
苦しくて頭もぼーっとしていた私にはもう既にあまり判断力がなくなっていて、後半は上司が話してくれていました。
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人としてどうなのかと思いました。
一度謝罪して、後日謝罪に伺いますと自分達から言っておいて、突然の態度の急変。
-皆さんはどう思いますか?
接客業なので、咳が出始めるとお客様にもスタッフにも申し訳なくなって、身体のためにも仕事を辞めるかという話にまでなっています。
なのに、何故「何を謝らなければいけないのか?」と言えるのでしょうか?
-マクドナルドには、昨夜「アレルギーがあるかどうか自分で把握せずに食べたあなたが悪い」と言われました。
-元々食べ物のアレルギーがあったわけではないのに、何故そんな風に言われなければいけないのでしょうか?
ただ謝ってくれたらそれで良かったのに。
-皆さんの意見が聞きたいです。
-そして皆さんの力が借りたいです。
少しでも多くの人がこのノートを見てマクドナルドの危険性と接客の悪さ、非人道的対応を知っていただけたらと思います。
-追記-
お問い合わせが多いので追記します。アレルギーに関しては現在検査結果待ちです。
私も悪いところがあったのは分かっています。
-すぐに救急車を自分で呼ばなかったのは判断ミスだったと思います。
+アレルギーに驚いてすぐに救急車を自分で呼ばなかったのは判断ミスだったと思います。
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-追記-
お問い合わせが多いので追記します。アレルギーに関しては現在検査結果待ちです。
また、アレルギーを確認していたスタッフは時間帯責任者で、店長は不在だったそうです。
+私の言いたいことが伝わらないのは文章の書き方の問題だというコメントをいただきましたので、ご指摘いただいた部分は編集させていただきました。
+今回の件で、金銭のくだりが発生したのは、
+今回記載されたもの以外の物が混入していてそれが原因だった場合はマクドナルドの責任ですよね…?
+そういう話で、もしというお話でした。
+お金を払ってください。
+という話ではなく、
私も悪いところがあったのは分かっています。
履歴についてはhttps://archive.is/https://note.mu/hal_800/n/n8ae61b030390を使用しました。ありがとうございます。
主 文
原判決を破棄する。
右罰金を完納することができないときは、金一、五〇〇円を一日に換算
理 由
本件控訴の趣意は、東京高等検察庁検察官検事鈴木信男が差し出した東京地方検
察庁検察官検事伊藤栄樹作成名義の控訴趣意書に記載してあるとおりであるから、
控訴趣意第一点(訴訟手続の法令違反ないし事実誤認の主張)について
所論は、原判決が、被告人に対する本件酒酔い運転の公訴事実につき、警察官に
よつて採取された被告人の本件尿は、被告人に対し偽計を用いこれを錯誤に陥し入
れて採取したと同様のものであり、かつ尿中のアルコール度を検査する真意を告知
すれば被告人がこれに応じないことが推認される場合であるのに、令状なくして採
取したことは、憲法三五条、刑訴法二二二条(原判決は二一三条と記載している
が、これは明らかな誤記と認められる。)、二二五条または二一八条等の定める令
状主義の原則を潜脱し、憲法三一条、刑訴法一条の要求する適正手続にも違反する
ものであるから、右尿は事実認定の証拠としては使用できないものであり、右尿中
に含有するアルコールの程度の鑑定結果を記載した鑑定書も、右尿と同じく事実認
定の証拠とはなしえないものと判断し、結局被告人が酒に酔いまたは酒気を帯び
て、身体に呼気一リットルにつき〇・二五ミリグラム以上のアルコールを保有する
状態にあった事実が認められないとして、無罪の言渡しをしたのは、憲法、刑訴法
の解釈を誤って採証演則に関する訴訟手続の法令違反をおかし、ひいては事実を誤
認したものであつて、これが判決に影響を及ぼすことが明らかであるから、破棄を
免れないと主張する。
そこでまず、本件において問題となる尿の採取及び鑑定の各過程について検討す
るに、原審証人A、同B、同C、同Dの各供述、当審証人E、同Bの各供述、D作
成の鑑定書二通、司法警察員作成の鑑定嘱託書謄本、当審において取調べた被疑者
留置規則実施要綱(昭和四二年五月二五日通達甲三号)謄本、警視庁刑事部刑事管
理課長作成の「玉川警察署被疑者留置運営内規の報告受理について」と題する書
面、警視庁玉川警察署長作成の「玉川警察署被疑者留置運営内規の送付について」
と題する書面、「玉川警察署被疑者留置運営内規の制定について」と題する書面
(右内規を含む)謄本を総合すれば、次の事実が認められる。即ち、被告人は、昭
和四七年九月一九日午前〇時四四分ごろ、東京都世田谷区ab丁目c番d号付近道
路上において、酒酔い運転の現行犯人として警察官に逮捕されたものであるとこ
ろ、酒酔いの事実を否認し、呼気検査に応ぜず、玉川警察署に連行されてからも右
検査を拒否していたが、同日午前二時五分ごろ同署留置場に入監させられたこと、
当時玉川警察署留置場における夜間の留置人の処遇は、被疑者留置規則(昭和三二
年国家公安委員会規則四号)、前記被疑者留置規則実施要綱および玉川警察署被疑
者留置運営内規に則って行われていたが、留置人の夜間の用便に際しての処置につ
いて、右要綱第三、看守の項の「13看守者の遵守事項」中の(15)には、「夜
間、留置人が不時に疾病、用便等を訴えたときの留置人の出房は、必ず幹部の指揮
を受け、他の看守者立会いのうえ措置しなければならない。」と規定されており、
また右内規二一条には、「看守者は夜間宿直体制に入つてからの留置人の起床、就
寝、用便、急病等に際し、必ず宿直幹部の立会いを求めてこれらを行う」べき旨定
められていたこと、なお同署留置場の房内には便所が設けられていなかったこと、
当夜同署留置場において看守勤務についていたB巡査は、被告人の入房に先立ち身
体検査をした際、入房後不時に被告人から用便の申出があると宿直幹部の立会が必
要となるので、入房前に用便をさせておくのがよいと考え、被告人に対し「トイレ
に行くか」と尋ねたものの、被告人が「行きたくない」と答えたので、午前二時二
〇分ごろ同人を入房させたところ、ほどなく被告人から用便の申立があったので、
前記諸規定に則り宿直幹部の立会を求めるため、留置場備付けのインターホンで宿
直事務室に連絡をしたが、応答がなくその立会が得られなかつたため、被告人に房
内で用便をさせようと考え、以前留置人が病気のときに使用したおまる様の便器が
たまたま留置場横の物入れに保管されていたので、その便器を出して被告人に渡
し、立会幹部が来られないからこの便器の中に尿をしてくれと告げたところ、被告
人は午前二時三〇分ころ房内において右便器内に排尿し、排尿した右便器をBに引
き渡したこと、当夜内勤宿直主任(宿直幹部)として勤務していた警察官Eは、前
記のように玉川署に連行されて来た被告人の取調べに当り、これを終えて午前二時
二〇分ごろ事務室に戻つた際、警視庁から神田警察署管内の派出所に爆弾が投入さ
れたので庁舎等を警戒するようにとの緊急電話指令が入つていたことを知り、これ
に基づき警察署庁舎および付属施設周辺の警備を実施すべく、直ちに宿直警察官を
指揮して庁舎周辺等を巡視点検させ、自らもその巡視に出て午前二時四〇分ころ事
務室に戻ったなどの事情があつたため、同人をはじめ他の宿直幹部はいずれもBの
前記インターホンによる連絡を知らず、被告人の用便の立会に行けなかつた状況に
あったこと、前記B巡査は、被告人を入監させる際、交通係のF巡査より、被告人
が酒酔い運転の容疑で逮捕され入監する者でアルコール度の検知が未了であること
を告げられ、被告人から用便の訴えがあつたときは小便をとつておいてくれとの依
頼を受けていたので、被告人の排泄する尿がアルコール度を検定する資料に用いら
れることはその予想するところであつたが、前記のように被告人が用便を訴えた際
には、右のことには触れず、前記のとおりのことのみを申し向けて便器を差し入れ
たこと、そして同巡査は、F巡査より前記の依頼を受けていたため、被告人から受
け取つた右便器内の尿を便所に流すことをせず、便器はふたをして看守室に置き保
存したこと、そして同日午前五時ころ宿直事務室に尿をとつてあるから取りに来る
ようにと連絡したところ、同署交通係のC巡査が牛乳の空瓶を持つて留置場に来
て、便器内にあつた尿の全量を右牛乳瓶に移し入れ、その口をビニ―ル製の袋で塞
ぎ輪ゴムでとめて持帰り、同日午前九時三〇分ころ前記F巡査とともに右牛乳瓶入
り尿及び鑑定嘱託書を携行して玉川警察署を出発し、警視庁科学検査所に行つて係
官にこれを渡し鑑定を依頼したこと、同検査所第二化学科主事D作成の昭和四七年
九月二八日付鑑定書は右牛乳瓶入り尿(容量約五〇ミリリツトル)を資料としてし
た鑑定結果を記載したものであること、その他被告人は、現行犯逮捕された現場で
警察官がうがい用に差し出した水筒の水を飲み干したほか、玉川警察署に到着後調
室内洗面所において湯のみ茶碗に四杯の水を飲み、その後取調を受けている途中に
捜査係の室にある便所に排尿に行き、これを終ってのち水道の蛇口に口をつけて若
干の水を飲んだこと、以上の各事実を認めることができる。被告人は、原審並びに
当審公判においてB巡査から便器を差し入れられたことは記憶にあるが、その中に
排尿をした記憶はないと供述し、弁護人は、入監前に大量に水を飲んだ被告人の排
尿の量がわずかに五〇ミリリツトルであることはあり得ないことであり、被告人の
供述をも総合して考えれば、本件において鑑定の資料とされた尿が被告人の尿であ
るということはすこぶる疑わしいというが、被告人の原審並びに当審におけるこの
点に関する各供述は、その他の証拠と対比して到底信用できないものであり、入監
前に相当量の水を飲んだ事実があつても、前記のとおり入監前に一度捜査係の室の
便所において相当量の排尿をしたことが認められる本件の場合においては、入監後
二五分位を経過した時点における排尿の量が五〇ミリリツトルであつても、異とす
るには足りないと考えられるのであるから、弁護人の所論は容れることができな
い。弁護人は、また、F巡査からの依頼により被告人の尿を保存することを予定し
ていたそのB巡査が被告人の用便に際し宿直幹部の立会を求めたということは、あ
り得ないことである旨、及び、そもそも前記被疑者留置規則実施要綱及び玉川警察
署被疑者留置内規中の留置人の夜間の用便に関する規定は、いずれも、刑訴法に根
拠を有しない違法な規定であるのみならず、憲法の保障する基本的人権、特に生理
に関する自由を侵害するものである旨論ずるが、右要綱及び内規は、国家公安委員
会が警察法五条一、二項、同法施行令一三条に基づき逮捕された被疑者の留置を適
正に行うため必要とする事項を定めた昭和三二年国家公安委員会規則四号、被疑者
留置規則等に根拠を有するものであつて、それらの中の夜間の用便等につき宿直幹
部の指示を受けることまたはその立会を要する旨の定めは、事故防止の見地からす
るそれなりの合理的理由のある規定であつて、疾病等でやむを得ない者については
房内で便器を使用させることができる旨の規定(要綱13の(16))があること
に徴すれば、本件のように宿直幹部の立会が得られない場合に応急措置として房内
において便器を使用することを禁ずる趣旨のものとも解せられないのであるから、
その規定自体は、人の生理の自由を特別に侵害するものとはいえず、これを違法、
またB巡査は、留置人の夜間の用便については宿直幹部の立会を要する定めにな
つているため、一応形式的に宿直事務室に連絡を取つたとみられるのであつて、F
巡査よりあらかじめ被告人の尿を採取保存することを依頼せられていたにかかわら
ず、宿直事務室に連絡したことを架空の全くの虚構のことであるといわなければな
らない理由はないのであるから、叙上の点に関する弁護人の所論もまた容れること
はできない。
そこで、以上の事実関係を前提として、本件尿の採取行為の適法性及びD鑑定書
の証拠能力の有無について考えてみるに、被告人が現行犯逮捕の現場においても、
玉川警察署に連行されたのちにおいてもその呼気検査を拒否し続けていたことは前
段認定のとおりであるが、前段認定のとおりの尿の採取経過によつてみれば、本件
尿の採取は、酒酔い運転の罪の容疑によつて身柄を拘束されていた被告人が、自然
的生理現象として尿意をもよおした結果、自ら排尿の申出をしたうえ、看守係巡査
が房内に差し入れた便器内に任意に排尿し、これを任意に右巡査に引渡したことに
帰するものであつて、この採取行為を違法というべき理由を発見することはできな
い。原判決は、立会の幹部が来られないというのは単なる口実であるといい、本件
尿は、偽計を用い被告人を錯誤に陥し入れて採取したのと同様であるとするが、立
会の幹部が来られないということが単なる口実ではなかつたことは、前段認定のと
おりであるばかりでなく、被告人が尿意をもよおして排尿を申し出て排尿した尿で
あることは、右のことの如何にかかわらず動かし難い事実である。もつとも、看守
係のB巡査が、被告人の尿がその中に含まれているアルコール度検出のための資料
とされることを知りながら、そのことを告げないで便器を差し入れたことは前段認
定のとおりであり、原判決も、被告人の原審公判廷における供述を根拠として、
「被告人は自己の尿中にあるアルコールの程度を検査する意図であることを知った
ならば、尿の排泄を断念するか、あるいは排泄した尿を任意に捜査官に引き渡さな
かつたものと推認できる」とし、右の点においても被告人を錯誤に陥し入れたこと
になるものとしていると解せられるが、本件被告人のように、酒酔い運転の罪の容
疑によつて身柄を拘束されている被疑者が自然的生理現象の結果として自ら排尿の
申出をして排泄した尿を採取するような場合、法律上いわゆる黙秘権が保障されて
いる被疑者本人の供述を求める場合とは異なり、右尿をアルコール度検査の資料と
することを被疑者に告知してその同意を求める義務が捜査官にあるとは解せられな
いのであるから、右のことを告知して同意を求めなかつたことをもつてその採取行
為を違法とする理由の一とすることはに賛同できない。特に本件被告人の場合は、
容疑事実を否認していたことは別としても、呼気検査を拒否したばかりか、逮捕後
大量の水を飲み体内のアルコール度の稀薄化を意図していたと認められるのである
弁護人は、本件の場合、被告人は、その尿が便所に捨でられると思つていたから
便器に排尿したもので、これを検査に使用するといえば当然に反対することが予想
された場合であるから、便所に捨てるというような道徳上または常識上承認される
処置を完了するまでは、被告人が排泄した尿は、排泄着たる被告人の占有に属した
物であり、これについて適法な法的手続をとらず、勝手に検査の用に供した措置は
違法であると論ずるが、各人がその自宅の便所以外の場所において日常排泄する尿
の如きものは、特段の意思表示のない以上は、排泄の瞬間にこれに対する権利を放
棄する意思をもつて排泄するというのが社会常識上も首肯できる解釈であり、被告
人の場合もその例外ではなかつたと認むべきてあるから、排泄後の占有が依然とし
て被告人にあつたことを前提とする所論は、採ることができない。
これを現行刑訴法上の立場から考えても、理論的には、裁判官の発する鑑定処分
許可状・差押令状を得てこれを採取することその他の方法が考えられないではない
としても、刑訴法二一八条二項が「身体の拘束を受けている被疑者の指紋若しくは
足型を採取し、身長若しくは体重を測定し、又は写真を撮影するには、被疑者を裸
にしない限り、前項の令状によることを要しない。」と規定していることとの対比
からいつても、本件の場合のように、被疑者が自ら排泄した尿をそのまま採取した
だけでその身体を毀損するなどのことの全くないものは、むしろ右二一八条二項に
列挙する各行為と同列に考えるのが相当である。その他、酒気帯び状態ないしは酒
酔い状態の有無は、他の徴憑によつてこれを判定することが不可能でない場合にお
いても、できる限り科学的検査の方法によつて明らかにされることが望ましいとこ
ろ、尿はその性質上飲酒後の時間の経過とともにアルコールの含有量を漸減して行
くものであつて、飲酒後なるべく早い時間に採取される必要性、緊急性がある<要
旨>ことも、考慮に値いしないことではなく、上述のところを彼此総合すれば、本件
のように、酒酔い運転の罪の</要旨>容疑により身柄を拘束されている被疑者が、自
然的生理現象の結果として自ら排尿方を申し出て担当看守者が房内に差し入れた便
器内に排尿した場合に、担当看守者が尿中のアルコール度を検定する資料とする意
図をもつて右便器内の尿を保存採取することは、たとえ右担当看守者が房内に便器
を差し入れ被疑者をしてこれに排尿させる際当該尿を右検定の資料とする意図があ
ることを告知しなかつた場合であつても、憲法及び刑訴法の規定する令状主義の原
則及び適正手続に違反する無効の証拠収集であるということはできない(原判決が
引用する仙台高等裁判所の判決は、採血に関するものであり、本件とは事案を異に
し、適切ではない。)。
そうとすれば、本件において、前記B巡査が便器内に保存したうえ、C巡査が牛
乳空瓶に移し入れて警視庁科学検査所に持参した尿は、これを証拠として使用でき
ないという理はないのであり、右尿中のアルコール度を鑑定したD作成の鑑定書
も、その作成者であるDが原審公判廷において証人として尋問をうけ真正に作成し
たものであることを供述している以上、その証拠能力において欠けるところはない
というべきである。そして右鑑定書によれば、右尿中には一ミリリツトルについて
一・〇二ミリグラムのアルコールが含有されており、これを血液アルコール濃度に
換算すると、血液一ミリリツトル中のアルコール含有量が〇・七八ミリグラムとな
ることが認められるのであるから、右鑑定書は本件酒酔い運転の公訴事実の証明に
欠くことのできない証拠であるというべきである。とすれば、右鑑定書を事実認定
の証拠とはなしえないものとした原判決には、訴訟手続の法令違反があり、これが
以上説示のとおり、論旨は既に右の点において理由があり、原判決は破棄を免れ
ないので、控訴趣意第二点、事実誤認の主張)については判断を省略し、刑訴法三
九七条一項、三七九条により原判決を破棄し、同法四〇〇条但書に従つて更に次の
とおり自判する。
(罪となるべき事実)
お医者さんに行ったらですね、
1.採血
3.心電図とる
の3つをやりましょうと言われたのですよ。
医者の意図は読めなかったんですけど、素直さがウリの私は『ハイ』と言って従いました。
で、結果は『太り過ぎ』
私「デブっていうだけですか?」
医者「う、うん……」
私は身長165cm、体重87kgのピザ。検査なんかしなくても一目でデブと分かるんですけどね……
血税を使って診断名『デブ』を頂くデブ。えらく非国民なデブです。
私、医療費払ってないんですよ。
ある日、社会保険事務所から「お前貧乏だから医療費タダな」という通知を受けて以来、医者にも薬局にもビタ一文払っていません。仕組みは謎です。
税金も納めてないんですよ。
税務署から「お前の所得わからん。教えろ」という督促状を頂いて、正直に申告したんです。
そしたら「むっちゃ貧乏やんか…… 無税な。それと可哀想やから一万円やるわ」と言われて諭吉一人もらいました。
どんだけ非国民なんですか。
http://anond.hatelabo.jp/20150121201817の続き。
検査結果がわかりました。
HIV・梅毒・クラミジア・B型肝炎、すべて陰性でした。そりゃ当然… とはおもいつつ。
検査を受けたのは先週です。で、検査結果が出るまで一週間かかります。
検査結果は、検査を受けたところに直接聞きに行きます。電話などでの結果問い合わせは受け付けていないと思います。匿名での申し込みなので、もちろん郵送などもできません。
検査を受けた時に記入した紙の下半分が、結果を聞くときに必要です。保健所におもむき、紙を渡して、整理番号をもらい、しばし待ちます。
別室で、ドクターから結果を口頭で伺います。検査結果のプリントアウトは、見せてはもらいましたが、もらうことはできません。写真撮影もナシのようで、控えました。
検査を受けるとき、どきどきしましたか? は聞かれました。あと、検査全体に対する印象なども。
僕は「これは良いサービスで制度だし、ありがたいです」という感想を述べ、「ありがとうございます。もしお心あたりの方がいらっしゃったら、ぜひ教えてあげてください」といったご返事をいただきました。
その後、すぐにまた別室に移り、ドクター? アドバイザー? のかたからお話を聞きます。ただ、僕はすべて陰性だったので、あらためてきちんとコンドームを使いましょうね、という簡単なお話だけで、1分ほどで終わりました。
ちなみに今日は、受付、ドクター、アドバイザーともすべて女性でした。ドクターとアドバイザーは既婚女性のようでした。結婚指輪をしてたから。
ネックがあるとしたら、
この場合は、行く時間も病院との調整次第で自由ですし、検査結果の証書もきちんと発行してくれるようですが、2万円程度のお金がかかるようです。名前を明かして検査を受けに行くも少し気が引けます。
いままでは、この手の検査を受ける気持ちはまったくなかったのですが、最初は面倒だと思ったものの、新しいことへのチャレンジも面白そうだな、と思って受けることにしました。
自治体の保健所が、月に一回程度、検査を受け付けていることがあります。
そのかわり、検査結果の証書のようなものは出ません。口頭で検査結果を聞くだけです。検査結果を聞くために、もう一度赴く必要があります。
検査する対象は「エイズ・HIV」が主軸であることがほとんどです。
加えて、一般的な性病検査をオプションで行ってくれるところもあります。半数以下ぐらいでしょうか。
また、性病検査は特定の日だけだったり、年に2回程度しか受け付けていなかったりします。
ですので、お住まいの地域の近くで、どのような自治体が検査をいつ提供していて、かつ望む性病の検査も受けられる日はいつで、加えて結果を再度聞きに行く時間の都合もつけられるか。ある程度ちゃんと調べる必要があります。
受けられる人数には限りがあるので、思い立ったら早めに予約したほうがいいですね。
比較的行きやすい、渋谷区保健所のエイズ相談・HIV抗体検査を受けることにしました。
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/fukushi/health/health/hiv_kensa.html
毎月第3木曜日の9:00~10:30に検査を受け付けているようです。
これを調べたのは昨年年末だったので、つまり2015年1月15日(木)に検査し、翌週1月23日(金)に結果を聞ける、ということかな? と思い、実際そのとおりでした。
正月休みはさすがに役所もやっていないので、1/5の月曜朝8時すぎに電話してみたら、スムーズにつながり、予約も無事できました。応対もていねいで、基本的な確認項目の応答のあと、伺うべき時間が決まり、通し番号のようなものを教えられました。順番通りに採番されているとしたら、7番目かな? と思われるものでした。
さて、当日の朝、指定された時間に渋谷区総合庁舎の2階の保健所受付に行きます。
「思い当たるコトから60日経っているかどうか」がポイントのようです。HIVの潜伏期に検査しても仕方ないということなのでしょうね。
加えて、「梅毒・クラミジア・B型肝炎」も検査を希望するかどうか、チェックします。HIV検査自体は毎回定員30人程度のようですが、性感染症検査のほうは月に20人程度とのことです。
そのあと、HIVについての説明を受けます。こちらも丁寧で親切にレクチャーしてくださいます。
止血バンドを巻いて、しばし待っている間、もう一枚だけアンケートに記入。
さて、結果がわかるのは来週です。
この手のものに感染している気はまったくしませんが、とはいえ、ある程度開いた性的活動をしている人であれば、可能性はゼロではありませんよね。万が一のとき、パートナー、セフレ、いろいろ、切ないことを増やさないため、受けてみるのもいいと思います。
胃腸の調子がおかしいので家の近くに最近できた漢方を処方してくれる病院に行ったんだよね。
そしたらいきなり採血検査しますねって血を抜かれたの。でも何の為の検査か不明なんだよね。病院の中にやたらアレルギー検査できます!って案内が張ってあったからアレルギー検査なのかな。
アレルギー検査はやった事あるんだよな。アレルギー検査ってどのアレルギーについて調べますかっていくつかコースみたいなのがあるから、今まで検査した事ないやつにしたかったな。
検査とか嫌いじゃないからなすがままであえて聞いたりしなかったけど、完全に説明不足で不安になるよ。医療費の点数稼ぎの為にやらなくていい検査させられたみたいな気持ちになります。
検査結果楽しみだなぁ
次男が小学二年の時、ある日の深夜
横で物音がするから目覚めたらひきつけを起こしてた。
本当にあれは焦る、知識として持ってても死んでしまうんじゃないかと恐怖に襲われる。
そこから一月に二回就寝時に発作を起こし、検査の結果良性小児部分てんかんと診断された。
薬が良く効き、服薬開始後一回の発作を最後にその後発作はおきてない。
このまま経過順調なら中学卒業と同時に減薬して高校在学中に治療終了を目指すらしい。
そこから9年が経過した。
薬を飲んでる以外はいたって健康、野球に燃え筋トレに燃える中学生だ。
その間に次男が精神的に荒れてたことがある、
一時期立て続けに起こった、てんかん患者が起こした車での事故のニュースだ。
ニュースの第一報を聞いてとんでもないことが起きたと思った。
なんだこれは、発作が起きていてなぜ車を運転する、なぜ薬を飲まない。
なんで同じ病名がついているだけでこんなクズと一緒のカテゴリに分けられないといけないのか。
ニュースを見て、これは僕と一緒の病気なのと暗い顔で言う次男に
あなたはこのままきちんと治療を続けていけば免許をとる年齢までには治る可能性の高い病気だ。
これは自分のことだけしか考えない、間違った大人が起こした事件だ。
絶対にあなたをそういう大人にはさせない。自分とあなたの家族を信じなさい。
大人でてんかんでも、きちんと薬を飲んで治療を受けて、働いたり生活してる人なんてたくさんいる。
だけどそういう人は何も起こさないで静かに生活してるからニュースにならないだけなんだ。
何度も何度も言い聞かせてもニュースが流れるたびに暗い顔をしてた。
そしたら同時期に、子供の頃に僕もひきつけで薬飲んでたって人に三人会った。
みんな年齢は違えど普通に働いて家庭を持つお父さん。一人は野球のコーチだった。
次男はその人たちを見て、なんだきちんとした大人になれるんだって安心したみたいだった。
てんかん発作が二年以上なくて医師がOKを出したら運転免許を取れる、ここまではわかる。
てんかんってだけで差別されて免許取得を許されなかった、きちんと治療に励む患者に道を開いてくれたんだろう。
たしかに差別はよくない、でも合理的な区別は受け入れるべきだ。
発作が起きていたり、血液検査したら服薬してない、定期的な通院検査をしないなど、一度は与えた免許に問題が起これば
医師から公安委員会に通報義務をつけたらいいじゃないか。こういう時だけ個人情報っていうのはずるい。
もちろん患者が免許を取得、更新するときの告知内容に虚偽があれば大きい金額の罰金をつけるべきだ。
事件の加害者は医師から運転をやめるように指導されていたってどういうことだ。
てんかん協会は患者の権利を本当に守る気なら、間違った患者にお前らのせいで迷惑してるんだと怒れ。
それを率先してこそ、きちんと治療をしつつ日常生活をおくる患者が生きやすくなるんじゃないか?
権利だけ主張するから間違ってるんだ、間違った時の罰則も提案するべきだ。
てんかんだけじゃなく、意識消失など、運転に支障がある病気は診断の時点で公安委員会への通報を行うべきだ。
例えばアルツハイマーが進行しても本人が希望できる免許を維持できる今はどうかしてる。
逆行する老人なんてニュースにもはや驚きを感じないことが恐ろしい。
なんでこんなこと書きたくなったかっていうと
次男がiPhoneをいじってて、てんかん患者叩きの書き込みみつけて暗くなってたからだ。
どうしたのって聞いたら見せてくれた。まあ内容はまあありがちなキチガイとかてんかん患者死ねとか。
こういう雑音を聞き流せるようになろうね、だってあなたなんにも悪いことしてないし。
何回も言葉をかえて同じこと言ってたら少し顔が明るくなった。
http://anond.hatelabo.jp/20131212072624
HIV検査は意外と簡単だし証明書とか不要なら無料なので行っとくといいよ。
元カノとつきあいはじめた時のことだけど。俺が風俗通いやってたの彼女知ってたので、
都内某区の保健所がやってる即日検査だけど、他府県からもオッケーだった。つーか匿名検査だから当たり前かな。
電話で予約して予約番号もらって当日は予約番号告げればオッケー。
保健所の中だけど「HIV検査」なんて表示じゃなくて「なんとかセンター」みたいなよくわからない表示で偽装されてて、
万一知り合いに目撃されても簡単にはバレないようになってた。
検査場のスタッフはボランティア団体の人なのかな?お役所の人って感じじゃなくてみんなやたらとフレンドリー。女性スタッフが多かった。
検査受けにきてる人たちは男女様々。若い人が多かったけど、みんな普通の人に見えた。
時間予約してるので待ち時間はほとんどなかった。血液検査なので採血されるけどたいした量でもないのですんなり終了。
結果待ちは二時間ぐらい。保健所の外に出て待ってた。確率低いとは知ってても結構緊張感が出てきたのでゲーセンとかで時間つぶした。
保健所に戻ってセミナールームみたいなとこにスタッフと二人きりで入って結果を聞くと、封筒に入った紙に番号と結果が書いてあって、結果は陰性だった。
ほっ、と胸をなでおろしたところで、スタッフから感染予防について簡単なレクチャーを受ける。20分ぐらいかな?
HIVの基礎知識、コンドームの使い方、持ち歩き方、保存方法、装着が簡単なタイプもあること、女性用コンドームもあること、など。
実物を見せて一部実演(俺の棒じゃなくて木の棒につけるんだが)も交えて丁寧に教えてくれた。
帰りにゲイ・レズビアン関係のイベントのチラシとかくれたから、スタッフはそれ関係の団体のボランティアの人かも。
そういうわけで、
同じ悩みを持ってる人がいっぱいいること、
それを笑顔で支援してくれる人がいること、
陽性の結果が出た時の事は俺の体験ではないからよくわからないけど、たぶんスタッフが真剣にケアしてくれると思う。
だから悩み続けずに行ってみるといいよ。
mixiより
オトナな娘と食べ盛りの息子と犬っぽい猫2匹の家族です
2011年11月からネズミ(デグー・推定2歳)1匹、2012年2月から次女(娘の同級生)も仲間入り
ちなみにアイコンは他人様の猫です
今の職種に従事して、気がついたら人生の半分以上が経過してしまいました
病棟勤務を経て、看護学校教員3年、会社員を7年の後、2012年9月から再度病棟勤務をしてました。患者さんとの毎日は楽しいのですが、体力が続かず(T_T)
2013年6月からは献血ルームの必殺採血人となりましたヽ( ̄▽ ̄)ノ
服装を含めた見た目年齢は年下、でも喋ると年上に見られる謎の人です
本体は眼鏡ですが、眼鏡かけのドッペルゲンガーは10人超え。後ろ姿は20代、顔は澤ほまれ7・もたいまさこ2.5・原田知世0.5
要するに、ありがちなんですね(  ̄▽ ̄)
離婚後も元夫の姓を名乗っているので、今年で今の姓を名乗った年数が旧姓を名乗った年数を超えました。考えたら長いなあ
だからと言ってお父さんらしいのかといえば、そうでもありません。
中の人はちっさいオッサンです。
この痛みを誰かに伝えたいけど、流石にかけないので増田に。
エロはないけどシモネタはたっぷり。それとグロいかも。あと長くてすいません。
***
というとエロ漫画みたいに「ああんうずいちゃうのおおん////」みたいな想像をする人がいるかもしれないが、そんなことはこれっぽっちもなく、単に痒い。というか、腫れて痛い。
この時点では過去の経験から『ストレスで抵抗力が低下して雑菌に負けたんだな』と判断。
仕方がないのでマキロンで消毒、フェ●ニーナ軟膏でかゆみを抑え、体温があがって痒み痛みが増す夜は清潔なタオルでくるんだ保冷剤を当てて冷やしながらだましだまし過ごした。
日中もポケットにフェ●ニーナ軟膏を忍ばせ、トイレで塗る日々。
そこにエロなんてものはあろうはずはない。ただ耐えしのぶのみ。
そのうち治るはずと思っていたが改善の気配はないまま数日後。
ある日トイレットペーパーを見ると、何やらうっすら血のようなものが出ていた。
それ自体もやはりストレスがひどい時たまに起きていたりしたのだが、流石にかゆみとダブルで来るとなるとショックが大きく、また嫌な予感もしたので半日休みをとって病院へ行く事に。
診察はそこそこ年の行った男の先生で、症状を伝えると「かゆみは多分雑菌だと思うんだけどね、不正出血は色々な原因が考えられるから検査しましょう」とのこと。
この時点では「検査」って言っても血液取られるくらいだろうと思っていたのだが、検査室に入ると鎮座している診察台。
検査とはどうやら内診だったらしい。
やばい数日前に塗ったり冷やしたりするのに面倒だからって下の毛剃ったんだった見られるの恥ずかしい//////
…と言っても生えるまで待ってられないし、どうせ向こうは仕事で見慣れてるだろうからいいや。と諦めて、診察台の上へ。
こっちは使う予定もないものをお見せして恐縮のしきりなのだが、看護婦さんがすごく丁寧かつ親切に指示してくれた。
下半身は薄いカーテンで仕切られてよく見えないが、さっさと先ほどの先生が来て診察開始。
と何やら液体をばしゃばしゃかけ…っていてええええしみるううううううう!!!!…と思わず声を出すと、先生は飄々と
「あれ、しみるのかい!そりゃまずいなあ、カビじゃないといいなあ」
と言いながら何やら器具を取り付け、内診を始めたらしくぐりぐりされる感触が。
というとエロ漫画みたいに「いやんそこはだめええええ////」みたいな想像をする人がいるかもしれないが、やっぱりそんなことはこれっぽっちもない。
そのうち超音波で卵巣の中を見られだしたいたようで
などと説明などしてくれた。
この時点ではどれも何かされてる感触はあるものの痛みはなく余裕ぶっこいていたのだが、それが終わった後更にもう一度違う何かを入れられてトントンと叩かれ…今度は痛い。
どうやら何かを採取されてるような気配なのだが…いやまじで痛いですよ先生!?
「あれ?痛いの?それはおかしいな…」
「うーん、なんで痛いんだろう?気になる。ごめんねもっと痛いけど胎盤の検査もするねえ」
と、更に何かを押し込まれるような感触…これが本当に痛い。
内臓直接ぐりぐりされてるんだから痛いのは当然なんだけど、かなり痛い。
昔誰かが生理中の痛みを『直接内臓をいじくりまわされる痛み』と表現していたけど、あれは言い得て妙、確かに生理痛の最大級の痛みに近い。
ひたすら歯を食いしばって痛みをこらえていると力が籠ってるのがわかるのだろうか、年長の看護婦さんの一人が膝のあたりをさすりながら
「ごめんね、痛いよね、でも力ぬいてねー」
と優しくいってくれる。けど無理マジ痛い。声も出せないし、顔に汗が吹き出てくる。
「本当に痛かったのね、声も出てなかったものね」
という声が天使の声に聞こえた。
でもって、終わった後の説明では超音波検査で確認できた卵子のサイズと内膜の様子が一致していない、ホルモンバランスが崩れているのではないか?とのこと。
診察中のキョーレツな痛みも内膜の厚さが薄いせい?とかで「これなら痛いよねえ」とのこと。
「多分最悪の事態(ガン)ではないと思うけど、検査で確認するから」との事で、そのあと違う部屋で採血をしてもらって、この日は終わり。
子宮がん検査等々含め、費用は8500円強。検査結果は、来週末。
そんな訳で、思い当たる人や、思い当たる人が周囲にいる人は早めに病院にね!
7.:30集合
航空おちて海だったらどうするのみたいな書類を書く
2次または3次って書いてあったから2次オチで海にまわることもある?
4問くらいやってない
おなじく常識問題 (コロンブスは何人 オランダ ドイツ スペイン アメリカ)…みたいな 20問4分
8割方とけたと思う
全部合ってるけど10個くらいやってない
図形に0から9の数字が当てはめられていて、図形を数字に置き換えるやつ 60問くらい4分
40問ちょっとは書いたと思う。これだけは解答数-誤答数だったかも
図形を半分にして正方形をつくりなさい 9問くらい 5分
無理!
どこが違うのかは良く解らん
身体検査
午前中
パンツ一枚編
耳抜きできるか
眼球運動
肺活量
握力
…たしかこれだけ。
医官の人が返事が小さくてキレてた
だった。返事はしっかりしましょうね
服着たあと
尿検
何故か再検wwwww
胸部レントゲン
くらいだったかな…
午後
視力 超手作業 なんとか環に1から8の数字が振ってあってその向きの数字を言う
視野 目を動かさずに端っこから指し棒が現れるからみえたらストップをかける(これは目の大きさによると思うけどね)
近距離視力
中距離視力
豆本サイズよりちょっと大きな文字を 近距離より遠くのところで読まされる(0.2しかはからない)
失敗すると問診室に行って3D絵本の検査を受けて、深視力を再受験できるか決まって再受験。再受験のときは試験官が気持ちやさしい
あと目にモノをどんどん近づけて目がどこまで寄るか見る奴
機械に顔をくっつけて光の点を見て縦と横の赤い線をリモコンでいじって位置が光に合うように調節する
聴力
頭小さいとぶかぶか。右からいきますとかなんにも言ってくれない
音めちゃくちゃ小さい。呼吸するとわからない。
血圧・脈拍
座った状態・寝た状態・たった状態で測る。じみーに時間がかかって眠くなる。
顔面レントゲン
問診
うまく出来なかったと思ったら再検査があるんじゃないカナ。
開放時間7時30分くらいだし。
もともと特別仲が良かったわけではなくて,よく空気のような存在とか言うけど,いなくては寂しいけど一緒にいればそれなりに喧嘩もして,なんとなく一緒に暮らすようになって,親も結婚結婚と煩くなり,半分以上はそれが原因で,のこりは不安定な関係がすこし落ち着いて,その空気に近いようなものになるのを期待して,俺から言い出して結婚した。彼女はその後しばらく無理やり結婚させられたと言っていたけど,子供が生まれた頃にはそれもあまり口にしなくなった。彼女はもともと精神的に不安定な人で,気分が悪いといって連絡もせずに仕事を一週間くらい休むようなこともあって,そんなに調子が悪いのなら医者にかかってはどうだというと医者は嫌だ自分で治す,自分は自律神経失調症でたぶん精神科にかかることになる,そうすれば薬漬けになる,私はそういう人を知っている,薬で常にぼうっとしている,自分はそんな風になるのは嫌だと言われた。子供が生まれた後は輪をかけて不安定になって,俺もそれほどストレスに強い方ではないから,お互いにつらい思いをしたんだと思う。俺は俺で仕事が上手く行かなくなり,家に帰れば彼女がそんな状態で,ある日突然職場に行けなくなり,職場から精神科の受診を薦められて,うつの診断を受けた。彼女が言ってた薬漬けの状態になり,仕事は休職して,自宅で過ごすことになった。仕事というのはそれなりに精神力を使うものだったようで,自宅でなにもしない生活をしているうちに,復職が怖くなってきた。休職と復職を繰り返すようになって,結局その職場は退職することになった。彼女は生活に不安はあったものの,やり繰りの能力は俺よりはるかに高かったから,半年は凌げるからとりあえず心配しなくていい,自分にあった仕事をさがしたらと言ってくれた。辞めて半月もしないうちにたまたまあまり変わらない条件で雇ってくれるところがあって,うつであることを隠して就職した。新しい職場は勢いもあり,上司も俺を買ってくれていたので,忙しいながらも充実した毎日だった。妻もその時期は比較的安定していたようだったけど,働き始めて半年後,その上司が突然亡くなった。職場の体制も代わり,それまで期待されていたのが傍流になり,また仕事が辛くなってきて,ほとんどやけでお義理程度の仕事をして過ごした。すさんだ気持ちが家での態度にも出ていたんだろう,彼女にも相当のストレスをもたらしていたようで,そのことを何度か口にしていた。それまでは彼女と子供と一緒の部屋で寝起きしていたのだけど,なにかのきっかけで俺だけ別の部屋で寝起きするようになり,彼女と子供の寝室に入ろうとすると嫌がられるようになった。そのままだらだらと何年か過ごしていたのだけれど,ある日役員から呼び出しがかかり,職務態度を理由に降格か自主退職を迫られ,不服もあったけど職場での自分の態度も好きでは無かったし,たいして思い入れのある職場でもなかったので,何も考えずまた退職した。ただ呼び出しがかかった時点ではなんとなく退職を迫られるのではないかと思っていて,それまでそれなりに安定していた精神状態が一気に不安定になって,職場から彼女に退職することになるかもしれないと電話をすると,思い込みだけでいちいち電話して来ないでくれと言われた。結局思い込みでもなんでも無かったのだけど,前の転職より条件は悪くなるだろうから,今より狭い部屋に引っ越さなくてはならないかもしれない,そうしたらまたみんなで一緒の部屋で寝起きするようになるかもしれないけどどうすると聞くと,仲がいいわけでもないのに一緒に寝起きできるわけ無いよねと言われた。この言葉にはさすがに俺もショックを受けて,もう何もかも嫌になって,内服をさぼって大量に手元にあった精神安定剤20錠くらいを酒で流しこんで,あやふやになる意識で,このまま救急車で運ばれて,その先で死んだらなんにも考えなくていいなあなんてぼんやり考えていたら,どうやら自分で救急車を呼んだらしく,気がついたら部屋で寝ていて,腕には採血されたらしく絆創膏が貼ってあって,彼女から薬を飲んで自分で救急車を呼んで近所の病院に運ばれた,救急隊員に昔の職場に運んでくれと言っていたらしい,連絡先がわからず実家に連絡が行き,病院に親と兄弟が呼ばれて,そのうち彼女に連絡が取れたらしいのだけど,過去に辛いことがあると何度か大量に薬を飲んでフラフラになっていたのを知っていたので,また俺の嫌がらせだと思って今すぐ行かないとだめかと答えた,来ないと困ると言われたので子供と一緒にタクシーで迎えに行った,医者はこの程度の量ならたいして問題ないと言われたので連れて帰ってきた,近所は何事だと思っているだろう,という説明をされた。その頃からもう家族である必要もないしたぶん別れたほうが楽だろうなと思い始めた。友人に散々諭されたので,それから大量に薬飲むような事はしていない。彼女は働いていないし,家に金を入れずに何ヶ月も過ごすほど余裕も無かったので,知人が紹介してくれた,それほど興味もなかった職場に入職した。給料が下がって生活も苦しくなったので,どうも彼女も危機感を感じたらしく,働き出したようだ。保証人になってくれと言われたのでなにか書類を書いたのは憶えているけど,どこで働いているのか,いつ働いているのかも知らない。そのうち家で一言二言交わしてた会話も全く無くなり,ここ数ヶ月は全く口も利いていない。大体帰ると彼女らの部屋から彼女の子供を叱る声が聞こえてきて,一度それがストレスになるからもうすこし声を抑えてくれと言うと,必要だから叱っているのでそれは無理だと言われた。子供はなついてくれてて,俺が帰ってくると俺の部屋に来て,その日あったことを一通り説明して彼らの部屋に帰っていく。食事は用意してくれている。一度当直のときは言ったほうが良いかとメールで聞いても返事が無かったので,食事が不要な時も何も伝えていないから,家に帰ろうが帰るまいが用意しているのだと思う。用意しなかったときは食事してきてくれとメールがあったけど,夕食は家で取らないからもうメールはいらないと返事すると,それ以降なにも返事がなかった。でも相変わらず夕食は用意されている。もう彼女と俺との関わりはこの夕食だけで,もうそれすら俺は嫌になっている。子供に対しての叱り声やあきれたような声は相変わらず聞こえてくる。声が大きくなると俺はそれに合わせてオーディオの音を大きくする。そうしないとやりきれない。退職を機に再発したうつで精神科からもらっている薬を飲む。それでもちっとも変わりゃしない。俺の残りの人生はたぶんこの繰り返しだろう。もう生きるのが面倒くさい。同じくらいに離婚も面倒臭い。いいことなんかあるはず無いし,あったとしてもたいして興味もない。今日寝てそのまま目が覚めなかったとしても,後悔することが何もない。子供はかわいそうだけれど,母親にはとてもなついているし,まだ小さいので,父親がいなくなるのは早いほうが多分いいだろう。傷つくとしても小さくて済むと思う。生活は遺族年金があるだろうし,俺の生命保険もでるだろうから,相応の生活は送れるんじゃないだろうか。だから家族のことも心残りにならない。仕事はもとからどうでもいい。友人とはしばらく会っていない。俺が死んで困る人はいないと思う。誰かが悲しむことも想像できない。むしろ望まれているようにすら思う。一番望んでいるのは俺自身だ。ここまできたら死ねばいいと思うけど,怖くてなかなか死ねない。歩道を歩いてて車が突っ込んでくれるとか,そういうのを毎日期待して過ごしている。もう残りの人生は心の底から要らない。そして,なんでここにこんな事を書いているのかもわからない。