はてなキーワード: 度外視とは
私はいわゆる虐待をされて育った人間で、常に「お前は正しい事のために消費される以外に価値のない存在だ」とか「生きようとするな」とか「お前は数合わせで作ったがお前のせいで人生が不幸になってしまった」とか「お前は最高の人間の血を引いているのだから最高の成績を収められない場合それは血への裏切りでありこの家の子供ではない」等と言われてきたのだが、
それでも親に愛されたかった私はその言葉を忠実に継承しながら成長し、高校を出るころには夢も希望も自分を生かす意思さえもない、求められていた立派な廃人に育つことができた。
育ってみると自分を大切にしようとしないというのは結構便利な性質で、事故や事件で困っている人がいればリスク度外視で助ける事ができるし、病気や災害で本当に死にそうになってもヘラヘラしていられるし、悪意に晒されようが異常性から人に縁を切られようが影響を受けずモリモリ自分の仕事ができる……となかなか素晴らしい性能を発揮できていた。
(本質的にはそれが祟って死んだ自分を見たら流石の両親もそれまでのことを悔いて謝ってくれるのではないかという打算もあった。私は命令通り自分を使い潰して死ぬことで親に背くことなく解放されたかった。)
ところが肝心の親は私より先にこの世からいなくなってしまい、そこから数年あれこれ悩んだ結果、最近の私は私は私のために生きていていいのではないかと思うようになり、毎日がハッピーハッピーな感じになってしまう。
これはまあ基本的にいい事であり、頭にはやたらと爽快感があるし、初めて自分の人生を生きられている感じはあるのだが、
自分を許すという事は同時に持っていた自殺パワーを失うという事でもあったので、これまで私を頑張らせていたものが皆不安定になってしまった。
最近の私は過労死はおろか病気も怪我も嫌がるし、休みには子供の頃のように遊びたがるし、笑うし、泣くし、滅茶苦茶である。
その事自体は私の問題なのでいいのだが、たまにやっていた身内での(平たく言うと頭の病気仲間での)お悩み相談の精度が落ちてしまい、困っている。
私のやるお悩み相談というのは私がどん底であるが故に相手への理解が成立して可能になるというものだったので、ハッピーな状態の私では相手の病みについていけないのだ。
(以前の私は憎しみで活動していたので大体の憎しみに同調できたし、「この世にいいことなんてない」と認識していたので返ってイケてる解決策を探したりできていたのだが、最近は「いいことあるよ」で止まってしまいがち)
相手は多分私が話を聞いてやらなくては参ってしまうだろうが、憎しみを失くした私は多分もう理解者としての資格を失っていく一方だろう。
https://anond.hatelabo.jp/20200218234717
なんか伸びたので、ブクマコメへの返信を少し。元記事に足そうとしたのだけども、なぜか更新に失敗するので追記を別記事にします。
ストレッチャーは全体伸ばすのではなく、ポイントストレッチャーを想定してる。あと、原因のすべてではないので、「可能性」という形に留めている。
なお、日本人はタイトフィットを好むけど、海外ではそうでもないって話。伝聞だけど(ビスポーク界隈の話)
サイズがないって人にはビスポーク(オーダーメイド)をお勧めしたくはあるが、お高いので沼に引き込まれていない人にはちょっとお勧めできない。
ほら、趣味って採算度外視だから見合うんであって、実用一本勝負の人には向かないからね。
中国のビスポークとか比較的安いし、彼らも手先が器用なので、実用かつサイズなしって人には良いのかも。これも自分では試してない。伝聞です。
日本製で最初に試すなら宮城興業かなぁ。一応サイズ展開を貼っておくので参考にして欲しい。
https://miyagikogyo.co.jp/cms/original#step4
テクシーリュクスが1足6千円、シューキーパーが2千円とすると、2足分でも16000円。
一時的な出費は多けれど、交代で履くから最低でも倍は長持ちになるので、ランニングコストは変わらないはず。
で、なぜ1日休ませるかといえば、靴が湿気を吸っているから。
詳しく知りたい人は以下のまとめ辺りから調べてみて欲しい。
https://matome.naver.jp/odai/2142953842048043801
これによって、倍どころか3倍くらいの期間持つようになる(ランニングコストが安くなるね!)
なお、流石に出張云々は真似しなくても大丈夫です。日常的に毎日同じ靴を履くのを止めた方がいいということでよろしゅう。
あと、シューキーパー自体は買わなくてもいいけど、靴以上にロングスパンで運用できるものだから、買っといて損はないよ。
シューキーパーは靴を長持ちさせてくれるお得なアイテムである(故に高級靴では必須ともいえる)
追記:隙間時間で書いたから言葉足らずで誤読されたようなので補足。
1足履き続けたら100日目で再度購入になる。
2足交互で履いたら200日目で2足購入になる。
どちらも2足履きつぶすまで200日だからランニングコストは変わらないというのが前提。
で、交互に履くことで劣化速度が鈍化し、1足あたりの寿命が150日に延びるからトータルでは300日持つからお得だよみたいな話でした。
具体的な日数を示せるほど検証されている訳ではないですが、そういう傾向にあります。
先に挙げたクロスバイクの例でいくと、余り安めの靴を買っても、シティサイクルに毛が生えた程度で、痛みに耐えてまで履きたくないって話になる。
なので、少しお高め(GIANTかFUJI辺り?)くらいのを考えたほうが良いと思う。いわゆるミドルレンジね。
それでも、最初から高いものは買えない、安く済ませたいというなら、レイマー辺りだろうか。
レイマーは靴職人PCがレビューしてたので動画を貼っておこう。彼は靴修理を生業にしており、かつ靴に誠実であるため、動画のコメントは信頼に値する。
https://www.youtube.com/watch?v=QM5pXJqwqOk
こういった本格的な革靴は形がしっかりしてるため、大事なことは自分の足型に合った靴を履くこと。どのブランドというより、試着してフィット感を気に入ることが一番大事である。
この価格帯の靴は、1月と7月辺りにセールを行うことが多いので、本格的な革靴の最初の1足は、セールで検討してみてはいかがだろうか。
あとはファミリーセール。これは規格外品を安く売りだすもので、スコッチグレイン、大塚製靴、GMT Factoryなどが不定期に行っている。
毎年同時期にやってるから、前の開催時期を確認して、今年はいつぐらいにやるだろうって調べればわかる。
例えば、2019年11月にGMT Factoryでやったファミリーセールでは、ジャランスリワヤが2万円で買えた。4割引きくらいだろうか。
なお、個人的に好きなブランドはオリエンタル。以下の記事で一位になってたので、俺が持ってる靴とは違う型式だけど、興味があれば見てみてください。
https://io-shoes.jp/posts/1600261619/
沼に落ちますと、
道具として、埃落とし用馬毛ブラシ、磨き用豚毛ブラシ、仕上げ用馬毛ブラシ(コードバン用)、ハイシャイン用のヤギ毛ブラシかグローブクロス、ペネトレイトブラシ
消耗品として、クリームとワックスを靴ごとに色が違うので複数種類、リムーバー、ネル布等の生地
辺りを揃えて1足あたり累計1時間くらいかけて磨いたりします。
詳しい手法はここに書くには余白が足りないので自重しようと思う。
或いは磨き沼から這い出て俺の代わりに書いてくれる人が現れることを期待しつつ。
ここもお返事があったので追記。
リムーバーは皆大好きステインリムーバーと、コードバン用にステインクレンジングウォーターを所持してる。
あとは、鏡面落とすためにコロンブスのハイシャインクリーナーも。
ブコメでも、靴磨き芸人の奥野はスタンダードな磨き方してると書いた。
紹介した以下の動画ではステインリムーバーは使っている。そして私もほぼ同じやり方をしてるので、リムーバーの重要性は理解している。
https://www.youtube.com/watch?v=5cPc0XV3NIE
物は試しということで、その昔テクシーリュクスをリンス使って丸洗いしてみたが、
やはり乾燥機とかの各種ツールがないと辛かったり、乾き具合に応じてデリクリ入れたりと結構シビアだから、
お高い靴は流石にその道のプロに任せようというと考えてる。
ソール交換とか、普通はプロに任せる訳じゃない。同じことだと思う。
自分でやるのはビブラムのシートを買って、自分で切って張り付けるくらい。
なお、クリーナー周りの話を一切せずにナイトリキッドだけを勧めたのも、未経験者に向けてお勧めするにはレベルが高いという判断です。
そのため、リムーバー使わない前提で寿命が来るまでのメンテをするのであれば、2か月毎くらいがちょうどよい塩梅だろうという考えでした。
あとは、1年に1回くらい靴修理店などで靴磨きして貰うとか、手間を余りかけずにやる方法もレベル感に合わせてご案内したいところだけど、
これまた話だすと元記事を超えるくらいに長くなるので、今回はやめておこうと思った次第。(流石に元増田への言及からかけ離れるしね)
日本の内燃機関信奉者の目を覚まさせるために、エンジニアリングではなくコンサル(笑)的な観点から欧州の自動車市場でのEVの状況を補足したく思います。なおデータはhttps://cleantechnica.com から引っ張ってます。
ここでいうEVはPHV(プラグインハイブリッド)も含むようです。30-50kmくらいはEVとして走れて、それ以上はガソリンエンジンを使う形式ですね。バッテリーにモーターにガソリンタンクにエンジンを車体に詰め込まないといけないので、コストは上がるし重くなるしいい形式とは思えないけど…。まあいいや、各国見ていきましょう。まずは事実を列挙していきます。
2035年にICEの新車販売を禁止することで話題になったUKです。欧州で2番目に大きな市場です。2020年1月のEVマーケットシェアは6%、去年の同じ時期は2.2%だったので役3倍になってます。その一方でICEは18%の減少です。
欧州最大の自動車市場、ドイツでは2020年1月のEVマーケットシェアは6.5%、去年の同じ時期は2.5%でした。ICEは15%の減少です。なお、今年の夏ごろにはVWが社運を賭けて開発したID3が発売されるので、さらに増えることが予想されます。
2020年1月のEVマーケットシェアは11%、なのですがICEの減少は衝撃的な-25%。内燃機関エンジン市場の4分の1が消えました。プジョーのe208とルノーのZoeが売れてるそうです。もしかしてルノーのZoeって日産のLeafと同じ車ですか?
グレタさんの故郷、意識高い系環境大国スウェーデン。2020年1月のEVマーケットシェアはなんと30%で、去年の12.7%から大きく増えました。その一方で、ICEは-40%だそうです。ここまで行くと市場崩壊ですね。
世界で一番EVが売れる国、ノルウェーは新車販売の64.4%がEVでした。去年のマーケットシェアは53%。もうEVじゃない車を買うと「なんで?」て言われそうですね。
マーケティングの世界では、質やコスパ度外視でいち早く新しいものに飛びつく人をイノベーター(2.5%)、流行に敏感で自ら情報収集を行った上で判断し新しいものを取り入れる人をアーリーアダプター(13.5%)と呼びます。欧州においては、去年の段階でイノベーターはEVをすでに手に入れていて、今はアーリーアダプターが手を出している段階だとみられます。新規販売で5%を超えると、EVを買ったという人が同僚や友人で割と見つかるようになります。そこから先の変化は驚くほど速いです。EVの圧倒的な経済性(電気代はガソリン代よりはるかに安い)と利便性(寝てる間に充電できる)を、ネットのマーケティングではなく信頼できる知り合いからのリアルな情報として仕入れたマジョリティの決断がどうなっていくか。火を見るより明らかでしょう。ノルウェーやスウェーデンなのどの北欧は、すでにそのフェーズに入ってます。
もうガソリンエンジンが無理なのはどう見たって明らかですよね。日系メーカーのEV対応が遅れてるのは心配ですが、環境に良くて便利なEVが増える変化は喜んでおきましょう。
ICEは効率の点ではEVに遥かに及ばないよ。印象だけでは語るとデマになるので、少し計算した方が良い。
原油⇒精製(90%)⇒輸送(98%)⇒エンジン(30-40%)⇒変速機(80-90%)
=20%-35%程度
一番の問題は、熱機関は最良でもカルノーサイクルの壁を超えられないこと。つまり入力と出力の温度差による限界が来るわけ。
エンジンの素材は金属なので、良くても数百度とかにしかできないわけで、予算度外視でどんなに効率をよくしても量産車で60%に至ることはありえない。
エンジンはアルミか鉄なわけで、そこまで高温にできない。それで30-40%止まりと言うわけ。最近50%近いエンジンができたーとか言うニュースもあるが、もう熱力学上、天井は見え始めている。これは物理学なので、どうしようもならない。
(ちなみに、燃焼温度を上げると今度はNOxなどの問題が顕在化してくる。そのため、むしろEGRなどにより温度を下げるのがトレンド。エンジン開発はいろいろなトレードオフなのだ。)
ディーゼルエンジンは効率が比較的高く、CO2の排出もガソリンエンジンよりも少ないとされるが、NOx/PMなどの排出が多い問題がある。NOxについてはマツダが頑張って尿素SCRなしのエンジン作ったけど、結局、PMについては、DPFを用いて微粒子を捕獲している。そのDPFの煤焼き運転必要だったりするので、その分の燃料は無駄になるわけだよね。
で、エンジン車の問題として、トルクバンドが上のほうにあるので、クラッチ、トルクコンバーター等と変速機が必ず必要となる。その際にロスが出てしまう。AT/MT/DCTは段数が少ないとパワーバンドを生かしきれない。段数が多いと重い。CVTは滑るし、CVTフルードは温まるまで粘度が高くてロスになる(ダイハツはCVTサーモコントローラーとかで頑張ってるけど)。
エンジンの熱効率が50%に達したという記事(JSTの「革新的燃焼技術」)で反論する方がいらっしゃるが、そのエンジンは実験室の563cc単気筒エンジンだ。もちろん単気筒なんて自動車では振動などで使い物にならないから、最低でも3気筒からとなる。そうしたときに、気筒が増えて動弁系などのフリクションの発生によって効率は下がるはずなので、そのまま量産車に適用することは難しい。実用車では気筒数増加による動弁系の負荷、オルタネーターなど補機系の負荷などもかかってくることも頭に入れておきたい。
日産が45%のエンジンを開発しているとの記事もあるが、これはe-Powerの「発電専用」エンジンだ。ハイブリッドなので、こういう芸当が可能だ。
45%からは数%上げるだけでも相当血のにじみ出るような開発の労力がいるだろう。
燃焼温度はアルミや鋳鉄の融点よりも遥かに高いと言う指摘があった。その通りです。
しかし、熱力学を説明したかっただけで、例えば入口・出口の温度差を数万度にしたならば、熱効率はかなりのものとなるが、そんなものは物性的に不可能ということを示したかった。
原油⇒火力発電(超臨界発電) 50-60%⇒送電 (95%) ⇒バッテリへ充電(90%)⇒変換(96%)⇒モーター(95%)
=39-45%
PHEV, BEVの場合、上に示したうちで一番効率の悪い「火力発電」の部分を再生エネルギーや水力に転嫁することで、CO2削減を目指せる。もちろん、原発にしてもCO2は減らせる。
なお日本の火力発電所のSOx/NOx排出は海外に比べてもとても少なく、優秀である。
発電所の部分では、現状でも50-60%の効率は稼げる。なぜ熱機関なのにここまで効率が出せるかと言うと、巨大なプラントで高温に耐えるコストの高いタービンを回してるから。
それによって熱機関の効率が高められるから。車のエンジンは小さくてスケールメリットが働かないよね。でも発電所レベルなら巨大で、コストも充分かけられるのでこう言う芸当ができる。
で、電気の輸送に関しては送電線なので一度つなげたらしばらくはCO2を出さない。送電の効率も超高圧送電(100万ボルト以上)によって高まっている。
また、インバーターとかモーターに電気を流す部分はパワーデバイス(GaN等)の発展によってどんどん効率が上がっている。
なお、モーターのトルク特性としてエンジン車のように変速は不要のため、クラッチ・トルコン・変速機などによるロスはない。将来、インホイールモーターが実用化されれば、モーター→タイヤへの伝達効率はさらに上昇する。
ちなみに、xEVは回生充電もできるために、ブレーキ時に運動エネルギーがICEほど熱に変わらない。
(一方ICEはエンジンブレーキを使ったとしてもエネルギーに変えているわけではないので(多少オルタネータの充電制御は入るが)、ブレーキ時には運動エネルギーを熱にしてしまう。せっかく石油を燃やして運動エネルギーを得たのに、そのエネルギーを回収しないで熱に変えるわけ。)
まあxEVが回生できるとはいえ回生時にパワーデバイスとかの充電ロスがあるから、実はコースティング(回生も何もしない)で空走した方が距離を稼げる。なので、前の信号が赤にかわったとき、EVに関していえば、ブレーキも何も踏まないで空走状態を維持し、空気抵抗だけで0kmにするのが一番効率が高い。まあ、そんなことしていたらノロノロすぎてウザがられるので、妥協点として回生ブレーキを使ってちょっとはロスするけど、エネルギーを回収しながら止まるってことだね。
(ICEだと、エンジンブレーキを積極的に使って、ブレーキを踏まない運転を心がければ良い。やってはいけないのは、Nに入れて空走すること。Nに入れるとエンジンはアイドリングを維持するために燃料を消費する。ギアを入れたままエンジンブレーキをかけると、その間は燃料噴射をやめても回転が維持できるので、エンジンは燃料噴射をやめて、実質消費はゼロとなる。)
バッテリーの製造時の負荷は確かに高い。しかし、製造には電気を使っているので、電力構成によりCO2の排出は変わる。つまりグリーンなエネルギーを使えば問題なくCO2を減らせると言うこと。
なお id:poko_pen がマツダのWell-to-Wheel理論を持ち出しているが、あれば古い時代のバッテリー製造時のCO2データを使っていて、CO2排出を過大評価している。最近のテスラのLi-ion電池工場では、再エネを利用して製造しているのでCO2は少なくできる。こうした、製造時のCO2排出の問題は工場や電源構成をアップデートしていけば減らせる問題だ。
(マツダはBEVよりもICE派で、SPCCI(圧縮着火)とかで頑張ってるから、バイアスがかかってるのは仕方ないと思うね。私は内燃機関とデザイン周りで頑張るマツダは大好きだけど、SKYACTIV-Xが思ったよりも微妙だったから株売っちゃったわ。)
Li-ion電池に10%含まれるリチウムは、採掘時に水を大量に使ったりする問題はある。ただ、これは「製造時」に限った話であり、内燃機関を使うたび、原油のために油田をあちこち掘り返したり、オイルタンカーが座礁して原油を撒き散らしたりするのに比べれば遥かにマシというものだろう。
xEVには必要となる貴金属類には依然として供給リスクとか採掘時の「児童労働」とかの問題を孕んでいる。ここら辺は全世界的に解決するしかなさそう。需要が増えれば、世界の目がこう言う問題に向くはずなので、我々技術者はそれを期待するしかない。
例えば沖縄は石炭火力の比率が高いため、EVの効率を持ってしてもCO2の排出がHVとかより高くなる。しかし、それ以外の都道府県ではICEよりBEVの方がCO2が低い。原発が動いていない現時点でもね。
PHEVはもちろんICEより遥かにCO2を出さないが、BEVには勝てない。ただ、電力構成によっては逆転もありうるが、ほとんどの都道府県ではBEVの方がCO2を出さない。
(追記: anond:20200211034316 に FCEV vs BEV の効率比較を書いた)
燃料電池車に関していえば、無用の長物と言える。水素を製造する場合にも電力が必要だが、まあこれを再エネで行ったとしても、水素の輸送とタンクに注入する際の水素の圧縮時のロスは非常に大きい。その圧縮の際に再エネを使ったとしても、結局そのエネルギーでBEVを充電した方が効率がいいのだ。
そもそもBEVならば、送電線さえあればいいわけで、わざわざ水素のように輸送する必要がない。
また燃料電池は化学反応なので、アクセルレスポンスが遅いと言う欠点があり、反応のラグを補うために燃料電池車には結局バッテリーが積まれている。
ただ、航続距離は長いために、俺は現代におけるタクシーとかのLPG車みたいに細々と残るとは思う。航続距離が重要なトラックやバス、タクシーなどには燃料電池が使われるかもしれない。
効率以外にも、めんどくさい高圧タンクの法定点検とか、割と問題は多い。水素ステーションは可燃性の水素を貯蔵するわけだから、EVの充電スタンドよりも法的なめんどくささがあるのも確か。
これは燃料電池車より論外。カルノーサイクルに縛られてしまうので、電気分解よりも効率が悪くなる。水素の使い方としては燃料電池よりも悪い。
再エネは不安定と言われる。確かに自然相手なので、予測も難しい。しかし将来的にEVが普及すれば、EVをバッファとして利用することで、不安定さを吸収しグリッドを安定させられる。
これは再エネを導入する動機にもなる。職場に着いたらEVにCHAdeMOを挿しておいて、電力の需給バランスに応じて充電開始、とかが普通になるかもね。
BEVは寒さに弱い。リチウムイオン電池の特性上、寒くなると容量が可逆的ではあるが減る。そのためテスラにはバッテリーヒーターが搭載されている。(ちなみに、寒いノルウェーでもテスラが爆売れしているし、なんと新車の半分くらいの売り上げがBEVという。もはや寒さは問題ではないのかも?(まぁ優遇政策があるからだけどね))
FCEVも寒いと反応が弱まって出力が減るので、そこらへんは考慮されている。
一方ICEも、冬になると燃費が悪化するとされる。US DoEによると、理由は、オイルの粘度低下、温度上昇までの暖機、ガソリンの配合が夏と違う(日本でも同じかは謎)など。他には空気密度によるエアロダイナミクスの悪化とかがあるがこれはEVでも同じだ。オイルなどが原因となって燃費が悪化するのはICE特有だろう。
BEVはまた暑さにも弱い。Li-ionは熱によって不可逆的なダメージを受けて、寿命が縮む。そのためテスラにはエアコンを利用する水冷バッテリークーラーが搭載されている。リーフは空冷で、これが問題だったのか、劣化の問題でざわついていたリーフオーナーも多かった。今は改善されているらしい。
URLを多く貼るとスパム認定されるから貼れないけど、US DoEとかCARB、日本だと日本自動車研究所あたりの公開資料を見ればソースに当たれる。
一つだけ、EV vs ICEの効率について、13分程度で詳説してある動画のURLを貼っておく。英語で字幕もないが、割と平易なので、見てみてほしい。論文ソースは動画の中でよく書かれている。
「製造時の負荷」「化石燃料の発電でEVを使うのは利点あるのか?」「リチウム採掘の負荷」の3つで説明されている。簡単に箇条書きにすると:
https://www.youtube.com/watch?v=6RhtiPefVzM
前述のようにマツダはEVと自社のICEについて、Well-to-Wheelでライフサイクルアセスメントで比較している。その比較におけるLi-ion製造時のCO2排出量のデータだが、2010年〜2013年のデータとなっており古い。しかも、Li-ion製造時のCO2の排出量は研究によってばらつきが大きく、いろいろな見方があり正確性があまりないのが現状。また現状を反映していないと考えられる。例えばテスラ「ギガファクトリー」のように太陽電池をのせた自社工場の場合などについては考慮されていないのが問題だ(写真を見ると良い、広大な敷地がほとんど太陽光で埋まっている)。
また、マツダの研究はバッテリー寿命を短く見積りすぎている点で、EVのライフサイクルコストが大きく見える原因となっている。テスラのようにバッテリーマネジメントシステム(BMS)がしっかりとしたEVは寿命が長く、またLi-ionの発展によって将来は寿命を伸ばすことは可能だろう。事実、今まで電極や電解質の改善によってサイクル寿命は伸びてきた。
テスラは現時点で最も売れているわけだし、このことを考慮しないのは少々ズルいと言える。
"Why Hydrogen Engines Are A Bad Idea" でYouTube検索したらわかりやすいが、噛み砕くと
あと補足すると「エンジン」は爆発によるエネルギーを使っているが、全てを使い切れていないこと。十分に長いシリンダーを使って、大気圧まで膨張させるならエネルギーをかなり取り出せるが、そんなものは実用上存在できないので、爆発の「圧力」を内包したまま、排気バルブを開けることになる。この圧力をターボチャージャーで利用することも可能ではあるが、全て使い切れるわけではない。
あーでも、水素エンジンのメリットが1つあった。燃料電池(PEFC)は白金を必要とするため Permalink | 記事への反応(16) | 01:34
目新しいサービスってドンドン出てきて、これからは経済変わるんだって言われることあるけど、
目新しさで最初は試すんだろうけど、次から次へと新しいサービス出てくるからすぐ移っちゃう。
例えば江戸しぐさとかトンデモ歴史とかがそうなんだけど、「違う」と識者がちゃんと言っておかないと、それが定着して、まるで事実のように扱われだしてしまう。
だから識者は自分の専門分野についての間違いを指摘した時点で責任を果たしてんの。
明確に間違ってる箇所についての訂正を発表すべきだし、そもそも間違いを発信しないように努力すべきだよねって話。
ちょっと話変わるけど、なんか、中田自身の改善を端から度外視してる人が擁護者に多い気がする。
ツイッターで木村幹先生にクソリプ投げかけてた奴とかもいたけど、まず中田サイドが自ら改善しようとするのが筋じゃないの?
なんで識者側がどうすべきか考えるみたいな論調になってんの?
おかしいんだよ。
投資じゃないですが、ツイッターにはこういうリスク度外視でノーガード戦法の人がたくさんいますよね。例えばネトフェミの皆さんは、そもそも自分の感覚と社会の感覚が区別できなかったり、善悪二元論が大好きな人が多いですが、さらに「リスク」か「リターン」のどちらか片方しか目に入ってない状態でないといえないような発言を平気でします。あと、この人たち性善説のせいなのか自信のなさなのかなんだか知らないけど「他人を根拠もなく信じる」という甘えが目立つ。「人を批判したり疑うのはよくないこと」とか平気で言う。別にいいけどそれで自分は正しい判断できるんですか?と言いたい。どうしてそこまで「自分で考える」ことを放棄したがるのか本当に不明。「マザーグール」の狂信者たちと同じように、信仰していれば自分たちに災いは降りかからないって本気で信じてるのか。本当に不思議
うまくいくケースが出てくると、それを書いて何になるのかという気持ちが出てきた。
半年間のジム通いを経てスポーツマンの擬態を身につけた結果、明らかにウケが良くなった。
あとはミスのないよう、ミスして失敗しても他で補えるよう、数をこなすのみである。
あとはより容姿のレベルが高い子をゲットできるか、社会的職業のある子をゲットできるか、とかそういう軸になるだろうか。
女の子と温泉旅行でも行くか。楽しいし小目標にはなるだろうけど、書くほどのことではないな。
童貞捨てた時に似ている感じだ。
次どーしようと。
性的に安定したシステム構築は少し興味があるが、パッションは感じないよな。
津原泰水の発言に関しちゃ「女流文学」という言葉が今ではあんまり推奨されない言葉なのも相まってちょっと雑語りなのでは? でも伊東麻紀は津原泰水が男性であることを以て勝手に女性蔑視の話に紐付けているのが最悪。
津原泰水がこう呟いた。
少女漫画や女流小説が、政治を直接的には描いてこなかったというのも、一因のような気がする。そこ、完全に座席が空いている。
https://twitter.com/tsuharayasumi/status/1206719227022860288
で、それに対して伊東麻紀が津原泰水の作品には女性蔑視的な部分があるという言及をして、色々と揉めている。
あんまり言いたくはないんだけど、この方もうっすら女性蔑視が漂ってるんだよね。作品を読んでいてもそれは感じる。いや、本当にあんまり言いたくはないんだけど。
https://twitter.com/ItohMaki/status/1207045087860887554
揉めてる様子は各位Twitterを見てくれ。
この話のポイントは、発言者の経歴とかを度外視して「字面から推測できそうな意図」だけ読み取ってしまうと意味が全く変わってしまうというところ。
まず、津原泰水は「女性作家」の話をしていない。津原泰水自身は津原やすみ名義で少女小説を書いているのだ。しかも2−3作ではなく、30冊近くに登るはず。つまり、「少女小説を書く男性作家」である津原泰水は、「少女小説」の書き手が女性に限定されないことを誰よりも知っているのだ。その意味で、「少女漫画」「女流文学」の書き手が女性であるとは限らないことも理解している(実際、他ユーザーとの女流文学に関するやりとりの中で紀貫之を例にあげている)。
更には、この発言自体、過去の話を話題にしている。女流文学というものがある一定の範囲で許容されてきた歴史が存在することは(残念ながら)事実である。ついでに言えば、元発言自体はジェンダーギャップ自体を批判する文脈である。その点を見過ごし、「女流文学」という言葉を使ったことだけを以てして、津原泰水の発言が女性蔑視的なものだと読み解くのは、解釈の飛躍である。「女流文学」というものはたしかに存在「した」し、津原泰水は現在の話には一言も触れてない。むしろ、津原泰水さんの立場から見た場合に、上記の発言は半ば自戒・反省の意図の方が大きい筈である。もっとも、「少女漫画」「女流文学」「少女小説」全部違うものであり、少女小説の書き手であれば少女漫画や女流文学を語れるのかというとそれも少し違う気がするので、増田自身は津原泰水のこの発言をうかつだと思うし、正直雑語りだと思いますよ。
それはそれとして、伊東麻紀はどのようにこの件に絡んでいるか。
まず、引用RTにて「作品から女性蔑視が読み取れる」という話をはじめ、やりとりの中で「女流作家という言葉を使う時点で女性蔑視」と津原を批判する。また、「津原やすみ」名義の作品を読んだことがない上に「読む気もない」と述べており、津原泰水が「女流文学」という過去のジャンルの話をしていたことに気づき「脱力」する。
女流ですか。その表現自体に男性よりはワンランク下というニュアンスが含まれてるんですがわかりませんか。女流と呼ぶなという女性作家は少なくないと思いますが。もうその時点で女性蔑視なんですよ。
https://twitter.com/ItohMaki/status/1207176254643793922
津原泰水名義の作品なら読みましたよ。それだけではご不満ですか。わざわざ古本で少女小説を買って読め、と。お断りします
https://twitter.com/ItohMaki/status/1207172161422557185
やっとわかったような気がします。「少女漫画」や「レディコミ」と同じように「女流文学」というジャンルがあって、作家の性別にかかわらず、そのジャンルに参入することは可能であるという認識だったわけですね。あまりにもズレがありすぎて、これ以上会話できるとは思えません
https://twitter.com/ItohMaki/status/1207187821678583808
はあ、ものすごく脱力。結局、最初から最後まで噛み合わない話をしてたわけだ。
https://twitter.com/ItohMaki/status/1207191049891762176
ここでのポイントは、「津原泰水が女性作家に責任をおしつけている」という前提で伊東麻紀が話を進めていることだ。津原泰水は一貫して「少女漫画」「女流文学」の話しかしていない。概ねの傾向として女流文学と呼ばれるものの殆どが女性作家によるものなので近いようにも見えるが、津原泰水の経歴を考えるとそこを同一視することはまず有り得ない。仮にあったとして、津原泰水の発言は半ば自省や自戒を含むと読める。この、カテゴリの話を女性の話に飛躍させている、そこに解釈の飛躍がある。誰も、そんなことは一言も言っていないのである。むしろ、文学において書き手の性別と作品の作風とは関係がないこと、そういう垣根は超えられることを実践してきたのが津原泰水なのである。
ここから得られる教訓はいくつもあるんだけれども、確実に言えるのは伊東麻紀は「言ってないことを勝手に読み取る悪い見本」ということだ。書き手が男性であること、自分が少女小説に嫌な思い出があること、女流文学というカテゴリに対して批判的な態度をとっていること、そういった先入観が、津原泰水に対する潜在的な拒否反応を生んでいる。その前提からスタートするため、津原泰水の発言から悪意を勝手に読み取っているのである。たとえば、やりとりの途中で津原泰水本人から「少女小説を書いていたから女性の気持ちはわかる」と津原泰水が言ってもいないことを勝手に読み取り、本人から問いただされている。
少女小説を書いていたから女性の気持ちはわかるし、女性蔑視もしていないというのは思い上がりですよ。性差別は社会構造そのものに組み込まれているものです。誰もそこから完全に自由ではありません。女性である私自身でさえ、女性蔑視を無意識に内面化してしまっている部分はあるでしょう。
https://twitter.com/ItohMaki/status/1207173245478174720
「少女小説を書いていたから女性の気持ちはわかる」というのは誰の言葉?
https://twitter.com/tsuharayasumi/status/1207174096586342401
ひとと議論・口論をする上で、この「相手の言ってないことを読み取らない」力はものすごく大事な能力なんだけれど、残念ながら知識の豊富さや政治的スタンスの正しさと相関性がない。「何を言ってるのか」、ひいては「何を言ってないのか」を読み取らないと、会話は全くかみあわなくなる。相手の言動から可能な限り意図を(できる限りフラットに、つまり悪意をできるだけ排除して)推測しようとする力は、最低限相手に対するリスペクトがないとできない。「コミュニケーションをとる相手に対して、少なくとも最初のうちは表面上だけでも最低限のリスペクトをとる(たとえば津原泰水は最初伊東麻紀に敬語で話しかけている)」という、人間が社会生活を送る上で多かれ少なかれ求められることができない人は男女関係なくたくさんいるんだなぁ、という悲しい気持ちが心に無限にわいてくるのである。本当に悲しい。
pixivでは主にエロ絵を中心に、youtubeでは作画アドバイス講座作って収益化してる。
ここまで来るのに1年掛かったが、頑張った甲斐はあったと言えるんじゃないだろうか。
実家に寄生してる身分なので肩身は狭かったが、この不労所得で月数回は親を美味しい外食に連れてったりしてる。
高校も大学も皮膚疾患で中退して、それを治療した後死に物狂いで就活して何とか中途採用された事務仕事すら鬱で半年で退職して完全な社会不適合者に堕ち、どうにもならんと思っていたが、やれば何とかなるもんだ。
親には迷惑を掛けたが、これから徐々に収益を増やしてもっと上手いメシに連れてってやりたい。
オッスオラ増田!
何か知らん間にすげえ伸びててオラ驚いちまったぞ!
「30にもなって正社員ですらなく月10万とかww雑魚乙wwwwww」みたいに煽られてるのかと思ったら、
ブコメがあったかいコメントめっちゃ多くて思わずウルっときちまった…みんなありがとうな…ありがとうな…
せっかくなんで多く寄せられてたブコメ内容について回答していきたい。
>それ不労所得じゃなくない?働いてない?在宅フリーランスなのでは?
確かにイラスト制作や動画制作など、やってることはめちゃめちゃ手間暇掛かるし工数も多い、労力の掛かるまさに労働かもしれないが、
コンテンツを作成し、それをアップして置いておくだけで放っておいてもそのコンテンツが毎月自動的に金を生み出し続けてくれるっていう意味において不労所得だなこれは~って思ってた。
まあ安定した収益を維持し続けていくためには絵にしろ動画にしろ継続的に作品制作してかないといけないんで、何にせよ労力は掛かるけどw一番ヤバい時で一日17時間近く作画と動画編集に充てる生活を続けてたしな。
あとブコメにあった、「この方の考える労働というのは会社に所属して苦労して稼ぐということ。好きなことをしているのは「不労」なのでその意味では不労所得。」っていうのは、それ!それだよ!って膝を打った。
やっぱり、やってて楽しいことで稼げるのは精神衛生上良いぞ!自分には会社員経験が半年しかないが、それでもあの地獄の半年と比べると今はすごく楽しんで生きれてると思う。
おう、やったるで!
確定申告書類作成には、一時期ウメハラモデルも話題となったコイツを使うつもりだ。
月収10万に達したのは本当にここ最近で、それまでの稼ぎから考えれば今年の年収は100万行ってないがそれでも確定申告をしようと。
要するに還付金狙いだよね。
>同人誌作れ
やってるぜ!
今はコミケにしか出してないけど、いつか採算性度外視でコミティアに殴り込みたいと思ってる。
絵描きならやっぱ最終目標は完全オリジナルでウケるモノ描くことだよな~。
あと、DL同人という分野でめっちゃ参考にした書籍があるからこれも貼っときたい(布教したい)
>家に金入れろ
少ないが月1万入れてるぞ!
こればっかりは少なくて親にも申し訳ないが、制作用のPCを新調したいと思って金を貯めてるんだ。
もっと収益が上がればもちろんもっと多くの金額を家に入れたいと思ってる。
こんな感じだろうか。みんなありがとな!
メシ食ったらまたお絵描きの続きしてくるぜ!