はてなキーワード: 返上とは
近年、フェミニストが所謂「萌えキャラ」にクレームをつけて炎上する事が頻繁に起こっている。
それに対して、萌え表現に難癖をつけて表現の自由を侵害するフェミニストが許せないという所謂「表現の自由戦士」と呼ばれる人たちが反発し、フェミニストとの間で激しく対立している。
ちなみに自分は「表現の自由戦士」側ではないことを初めに断っておくが、自分の感覚はオタクでもフェミニストでもない一般人の感覚と近いはずだ。そして、世間の一般人の多くは萌え表現の価値を理解していないし、大して必要な物とは考えていないので、萌え表現が問題になった時の反応としては、フェミニストが騒ぐほど萌えキャラが問題になるようには思えないが逆に「なんでオタクの方も、たかが絵に執着するの?」だったりするのだ。
世間一般のごく普通の人にも大抵は好きなアーティストや作品等があるが、それほど執着が強くないのだ。だから、萌え表現を攻撃されて普段は大人しいオタクが激怒する様を見て「ここまで執着するのは何か怪しい」と思ってしまうし、マスコミ等により植え付けられたオタクに対するネガティブなイメージを思い起こして異様に思ってしまうのである。
自分も全ての「萌えキャラ」炎上案件とその顛末をを詳細に把握している訳では無いが、気づいた事は独立した運営が存在したり既存の作品とコラボした案件では抗議後も運営や作品は続いているという事だ。
表現の自由戦士は萌え表現に対するフェミニストからの抗議を「燃やしに来た」とか「焼きに来た」と言ったり、過去の炎上案件を「燃やされた」とか「焼かれた」と表現するが、運営や作者が修正したりパネルなどの広告を引っ込めれば、それ以上は執拗に追及したり運営や作品の発表を停止に追い込むような事まではしていないのだ。常識的にはフェミニストの抗議よりも国家権力による検閲の方が表現の自由に対しては脅威なのだ。
一方で、炎上の結果コラボレーション撤回に追い込まれてしまったのは「温泉むすめ」のキャラクター「熱海初夏」だ。
「温泉むすめ」を「性差別で性搾取」であると発言した仁藤夢乃氏は無戸籍で学校に行ったことがない女性や小卒で売春以外に仕事がない女性などを保護し就学や職業訓練の支援活動をしているが、保護している女性を連れて熱海に旅行へ行ったことに表現の自由戦士たちが反応し、「熱海初夏」の画像が「嫌がらせ」として大量に貼られる事態が発生し、見かねた熱海の温泉むすめとコラボしている現地の居酒屋店主が表現の自由戦士達に苦言を呈すると、怒った表現の自由戦士達は居酒屋に対する悪質なデマを拡散し、それを反表現規制派で知られる大田区議会議員おぎの稔氏が表現の自由戦士を諫めると、あろうことか味方のはずのおぎの稔氏に対して「フェミを擁護するな」と殺害予告し炎上が延焼する事態に発展してしまった。とうとう営業上の弊害が大き過ぎたのか心が折れたのか当該居酒屋が公認を撤回し「熱海初夏」のパネルを返上。熱海で「温泉むすめ」と提携している施設は当該居酒屋1件のみだったため「熱海初夏」は設定のみ存在するキャラクターになってしまった。
「熱海初夏」を焼き尽くしたのは「温泉むすめ」を守ると言っていたはずの表現の自由戦士なのだ。
自分もラディカル・フェミニズムには賛同できないので、仁藤夢乃氏の主張に全面的には賛同できないが、仁藤氏の活動には頭が下がるし敬意も感じている。世の中の責任ある地位・立場の全てが保守主義者で占められてしまうと救われない人が必ず発生してしまうので、仁藤氏のような人は社会に必要なのだ。
そして、熱海の居酒屋店主が料理人として客に安全で美味しい料理を提供しスタッフを雇用し賃金を払うという経営者としての社会的責任を果たすにあたり、営業ツールとして「温泉むすめ」を利用する事は何も悪いことでは無い。それに対してオタクと同じ熱量で「温泉むすめ」に対する愛情を持てとかフェミニストと闘えとか要求すべきでないし、店主は経営者なのだからドライに割り切った判断をしたとしても責められる理由は一つも無いのである。
彼らは正規の職員への就職を焦ってはいないし、むしろ週休3日、時給1200円のフルタイムで働いて満足している。
一人暮らしの人もいる。実家が太いのか?副業があるのか?うらやましい限り。
奨学金で大学院まで行ってやっと就職できた私とは、生活の充実度も人生の満足度も違うんだろう。
今年も4月1日付で新人さんが入ってきた。彼も週休3日で、時給で働く契約社員である。
私も今年度から職階が変わったので研修を受けているが、新人さんに業務を教えられる人が私しかいないので、研修の間に教えている。無理ゲー。
貴重な昼休憩と終業間際の時間を割いて教えている。勿論優しい上司なので新人さんの昼休憩は確保済み、残業はさせない。
やるべき業務が立て込んでいるのに、休み返上、休日も返上で仕事をしなければいけないのもつらい。
新人さんに焦って教えてもまだ全部は理解してもらえないし、新人さんも自分で考えて修正することもまだできない。ということで業務が進まない苛立ちの矛先は自分へ。
自分は別にハイキャリアを目指しているわけではない。実家が裕福でないので、自分の食い扶持は自分で稼ぐのが当たり前と思って生きている。
許されている立場の人が羨ましい。その人にはその人の苦しみがあると知ってはいる。それでもその立場にいて堂々と生きられる人が羨ましいことに変わりはない。
下っ端なら年収300万とかで「あなたはこの仕事に命を賭けますか?休日を返上して24時間365日働きますか?労働基準法が適用されなくても平気ですか?」って契約書にサインするんだぜ?
まともな人間ならやらんわ。
よっぽどしょーもない無能か、よっぽど氷河期の時代に就活・転職したやつぐらいだね。
偉くなってもいろいろつけて年収1500万円ぐらいが上限の世界。
これはどこの国でもそう。
そしてそのレベルの仕事ができる人がちゃんと仕事を選んでたら、ホワイトに働いて2000万円貰ったり、なんなら働いてるのかもよく分からん立場で億単位で稼いだりもできる。
でもしなかった。
根本的な所で将来に対する見通しの効かないバカだったから軍人になった。
上は目先の体面ぐらいしか考えられない、下は犯罪に手を出してないことだけが取り柄の知的障害・精神障害、そんな連中よ。
「精神病院に入院しているのは障害者ばかり」と言うようなもの。
言ってる方がバカ。
これからは正しい言い方をしよう。
「バカとキチガイと無能の集まりなのは重々承知だったが、俺の予想を遥かに上回る税金泥棒のミソッカスの群れだったか」
だ。
わかったな。
何処の国の軍隊に対しても同じだぞ。
【捏造事件】いつもの方々がタバコポイ捨て告発で大喜び→捏造発覚でアカウント消し逃亡【温泉むすめ】
https://togetter.com/li/1867409
234ブックマーク
バルバルATAMI(スタッフ急募) on Twitter: "お知らせ 諸般の事情により温泉むすめの等身大パネルの公開を休止させていただいておりましたが、運営会社様との協議の結果、コラボ自体を終了とさせていただく運びとなりましたのでお知らせいたします。 続く"
https://twitter.com/barbar_atami/status/1511297750025261056
88ブックマーク
[ブックマークしていない]
あの表現の自由戦士界隈の連中、呉座せんせ捨てた時みたいにまた次の生贄見つけるだけなんだよねえ。せんせにしたってこれにしたって一部ヒエラルキー上位にいる連中の金儲けのタネに過ぎないのでな。
[ブックマークしていない]
id:[IDのため伏せる] オタクのやらかしでコラボが終了しても、コレ。認知の歪みが酷すぎて、対話できない相手というのはいる。
[ブックマークしていない]
「コラボしてる以上はオレたちのご要望を叶えなくてはいけない!」みたいなオタク特有の本末転倒な思い上がりの犠牲になったんだなぁと。
[ブックマークしていない]
表自ソーシャルジャスティスウォーリアーが起こした悲劇。SNSの赤の他人の行動なんて止めようがないということを「自浄作用」を他者に求める人間は知ろうな。
[ブックマークしていない]
『オタクに逆らうなら、コラボ返上しろ』と口々に攻撃している様子は観測していた。お題目として掲げていたコラボの目的を見失って、「反フェミ派による聖戦」という、内輪でしか通用しない戦争に明け暮れた結果だ
[ブックマークしていない]
表現を「焼いた」といえる行為ってこっちでしょ。仁藤さんは温泉娘についてジェンダー的な問題を指摘しただけだし、公式が修正してそれで終わるはずだった。その後はしゃいで放火したのはオタクの方としか
[ブックマークしていない]
明らかにアウトだった案件を、攻撃性・残忍さ・執拗さが高い一部のオタクが逆ギレした結果自滅。そしてそれを正しく認識できない者がまたさらに逆ギレしている。同様のことはまた繰り返されるだろう。
[ブックマークしていない]
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/barbar_atami/status/1510213967029112836 の続報。執拗な嫌がらせが見事に結実、日本有数の温泉地の唯一の協力店から温泉娘の排除に成功した模様。ファンを自称する皆様、この顛末に満足ですか。
[ブックマークしていない]
撮り鉄の所業と同じ、迷惑だと言われても、止まらない止められない、行動原理が自己陶酔と承認欲求と勝利宣言のトライアングルだから行き着くところまで行く。もちろん予想されていたことでもある。
アンチフェミは最近、「人を晒してオモチャにしていたぶる」行動が加速しすぎている。
おもちゃとみなしたフェミは悪だから何をしてもいい、たとえ死んでも構わない、と言わんばかりだ。そのくせ「正義の暴走ガー」と言う。暴走してるのはどっちだよ。
https://togetter.com/li/1859568
性暴力加害者への糾弾よりも石川優実さんを叩いて叩いてオモチャにする方が大事らしい。告発する為に敵だらけの戻ってきた勇気がわからないようで、茶化して茶化して攻撃しまくっている。
https://togetter.com/li/1854998
ここのコメ欄なんか、「4トントラックに轢かれてクソ漏らしながらくたばれ」というコメントを咎める人間は一人もおらず、フェミの自業自得だと嘲笑うコメントばかり。おぞましすぎる。
熱海のあっつん氏、長期間の度重なるオタクの誹謗中傷に心が折れ、温泉むすめコラボの返上を検討する
https://togetter.com/li/1859568
熱海の居酒屋に関しては一層酷い。「お前はフェミの味方をしたな!許さん!」と営業妨害、犯罪予告、宗教団体と繋がってるなどのデマ流し、「おもちゃ壊れちゃった」「娘さんは親ガチャ失敗」などの誹謗中傷とやりたい放題だ
その結果がこれ。
彼らが守りたいのは温泉むすめでも表現の自由でもない。人をおもちゃにしてサンドバッグにしてゲラゲラ笑う権利だ。
そういうことをするのは、トゥーンベリ・ゴンやフェミ松速報や幻集郎といった、フェミをおもちゃにして周りと一緒に楽しみ飯の種にする連中とその信者ばかり。青識もそうだ。
すももや小山晃弘はミソジニストで変なことを言うが、少なくともこんな嫌がらせ、クソリプのような真似はしない。彼らは真剣にアンチフェミ論を語っている。いや小山は怪しいが。
少なくとも昔のアンチフェミはここまで弱いものいじめの様相を成してはいなかった。青識も、フォロワーが少なかった頃は不遜だったが礼儀正しく真剣にフェミを理解し対話しようとしていた。どうしてこうなったよパパミルク太郎。
フェミや「女さん」を嘲笑うゆっくり解説動画やvtuberが量産され伸びまくっている。彼らは性被害の話も嘘松扱いして嘲笑う。
アンチフェミはどんなに変なことを言っても「これだからアンチフェミは」とは言われない。責任取れ自浄作用しろとは言われない。
もう、ね…
昨日も同じようなエントリ書いた。
別にTwitterの婚活界隈の人間でもないし、男性を若さや減点方式でみているわけでもない。
そうか、相手が30過ぎてても自分より社会経験が薄いから寛容な目で見なきゃいけないんだな、わかった。
おじさんバッシングのためにアプリ使ってる訳でもない。まあでも私に塩対応的側面があることは認めます。
というわけで第一弾に書いた人たちより小物感があるのは否めないけどまたおじさんのエピソード書いてく。
現在私は今の会社に在職しつつ、諸事情で資格を持っていても活かせていない異業種への転職を目論んでいる。
とはいえ自分が資格を取るため実習した頃とは社会情勢も変化し業界も様変わりしていることだろう。
なのでその仕事をしているとプロフィールに書いていた男性からのいいねは嬉しかった。
その話もしたし、現在彼が働いている場所についての話なども聞いて最初はまあまあ有益な出会いだと思っていた。
身長が私と同じだったことがやや引っ掛かったが、男性の千鳥のノブ似の笑顔は人なつこい感じでいい人そうに見えた。
自分は資格はあっても経験が伴ってないので、なんならうちの職場を紹介しますよと言ってもらえたのもありがたかった。
けどメッセージを重ねるうちノブからのメッセージの語尾に「デートもしたいです」なる一言が書かれていることが気になった。
そりゃ私だって休みの日ならデートしたいわ、でも今月は休み返上が多くてちょっと予定が詰まってますと書いてもノブは
「そうなんですね。でも頑張る〇〇ちゃんかわいいと思います。デートしたいです」
なんか日本語が通じてない感あるなと思いつつ当たり障りのない返信をしていたらノブは返信してこなくなった。
なのでしばらく忘れていたのだが、ある日「転職活動どうなりましたかあ?(満面笑顔の絵文字)」というメッセージが来た。
そんなにデートしたいならいつなら予定空いてるのか聞いてセッティングすりゃいいじゃんよ。
そういう必要なことをしようとせずチラッチラッと見てくる姿勢が無理ーって思って私はこう返信した。
ノブはすぐメッセージ欄から消えてった。ノブもオンライン中ですぐこちらをブロックしたのだろう。
こっちが年上なんだから気を利かせてデートのセッティングしなきゃダメだったのかね?
男性の身長と人権がどーのとか騒いでた頃の話だったのでその後いろいろ考えてしまった。
■5人目 性急すぎ男性(同い年)
プロフィールの一言の欄にそれが書いてあり自分の知らないゲームの画面を撮影したような画像も載ってた。
まあ、それが何であっても犯罪行為じゃなければ夢中になれる趣味があるのはいいことだと思う。
とりあえずマッチしてみて話そうかなと思ったらすぐにメッセージが飛んできた。体感で10秒ほどだ。
「マッチありがとうございます。私は結婚を急いでおりますので明日カフェにでも行って話しませんか(葉っぱ&コーヒーの絵文字)」
そりゃ明日は土日だけどとりあえず同じ県内でもどの辺に住んでいるとかそういうこと聞かないのか。
男性のプロフィールを確認すると県庁のある街に住んでいるような記述があった。同じ県内でもうちから遠い。
明日は予定があること、もし会うなら盛り上がれるような話題をメッセージで少し話しておきたいことを伝えたが返信はない。
まあでもわかるよ、急ぐ気持ちは。
年齢や年収だけで判断しないでほしいという旨も自己紹介文にあったが彼の年収は書かれていなかった。
■マッチしてすぐ「さすがにさあ、ババアすぎ!」と言ってきた男性(5歳下)
いいねを押したのは男性側である。まあ年齢とかプロフとか読まずに写真だけ見ていいねするか決めてるんだろう。
マッチのお礼のメッセージを送ったところ体感5秒程度で上記のメッセージが返ってきた。
新卒採用で男女同数くらいを採用したら、社長に「正直、女性は現場からは歓迎されてないんだけどね」って言われた。
営業会社なのに、女性は子供産まれたら営業嫌がってバックオフィスに行きたがるからダメらしい。
なんで嫌がるのかって、客からの昼夜休日問わずやってくる問い合わせの電話に対応しなければならず、契約が決まったら1週間以内にまとめあげるために休み返上でひたすら契約書類の作成に追われ、急ぐがゆえに発生する「そんなはずじゃなかった」「聞いてない」のクレームで精神が安定しないなどという、そもそもの業務を進める上での構造に問題があるからで、そんなの独身男性だって嫌だろう。
嫌々耐えながらも自分の身ひとつなら何とか対応している仕事に、育児に追われながらはとても対応できないので営業は無理、となる。
実家の70代夫婦は20年まえから両方指定難病もちの夫婦で2人ぐらしなんだけどまあ今月からようやく介護2になったんだってさ、
両方ねっとで調べものできるように仕込んであるし、ラインで連絡とれるし、片方は難病も寛解してるっぽいからさ、長持ちしてるのよ。老々介護にしてはいいほう
だけどその仲良かったご近所がもうほんとダメなの
奥さんが糖尿病で足の感覚がなくなって(血糖値管理がわるいんだろうな)自宅の家の前につくった階段(つくっとくなそんなものを)ののぼりおりにものすごく時間かかる
あと足の感覚がないのに田舎だから自動車にのらないと外出できない 自動車のペダル踏み間違いで自損事故1日に2件やらかした日から返上したらしい
そんで旦那さんが運転役なんだけど緑内障で視野欠損なのに運転してるらしい、免許更新できるのかそれ、それとも無免許か?
運転免許もってて食い詰めてる若い奴いたらほんとに年金大した額もらってないだろうけど食ってはいけるんで同居してあげてほしいんだよなぁこういう老老介護家庭ばっかとおもうよ日本なう
なんで産休や育休取得したら評価や評判落ちるんだよ。どんな古の会社なんだよw
「男の所得を上げるのではなく、結婚した女性の所得を上げるじゃ何でダメなんですか?」というのも馬鹿な質問だな。
一部属性を無闇に優遇しすぎると、社会が分断されておかしくなっていくんだよ。気づけよ。
婦人科系の手術をしたこともあるし、年齢的に子供を産む旬はとうに過ぎている。
就職氷河期世代でもあり、企業から振り落とされないように必死で仕事をしていたため、機会は2回ほどあったが結婚には至らなかった。今となっては結婚しなくてよかったかもって思ってる。
子供も嫌いとまでは行かないが、育児の想像もできなかったし、心底欲しいと思ったこともなかったので、他人の結婚・妊娠・出産・育児には興味がない。
会社は200人未満、設立から40年近く経過した中小企業である。男性が8割を占めるので、女性はかなり少ない。
望んでなかったのだが、昨今の流行りのせいか、社内で初めての女性管理職になって数年経つ(今は数人の女性管理職がいる)。
現在、部下5人中2人は時短、1人は近いうちに産休・育休に入る。
正直ベースで書くけど、めちゃくちゃ辛い。
保育園の問題が無事クリアになって1人が復帰(時短)できたと思ったら、入れ替わりでもう1人が産休・育休に入るので、自分の負担は軽減するどころか増大する予定。
「この負担をまた、1年以上やる羽目になるのか…むしろ時短が1人増えてるからもっと負担増えるなあ」って既に青色吐息である。
ご存知の通り「働き方改革」が流行っているので、非管理職の労働時間に対する締め付けが厳しい。そのため、管理職が多くの仕事を肩代わりする羽目になる。
自分も、ここ1年くらいは非管理職の2倍の労働時間と業務内容で死にそうになっている。
それ自体は喜ばしいが、「組織の体制」を考えた時に、ずーんと負担が出てくるわけです。
産休・育休を理由に異動させることは認められないので、当然、席を空けておかなければならない。
自分がいる会社は、社長の意向で非正規雇用は原則NGのため、産休・育休期間だけの補充ができない。
そうなると、稼働している社員たちで分担をして、産休・育休中の社員の仕事をこなすことになる。
「誰かが仕事を肩代わりする」というのは、全くうまくない制度だけど現状はどうしようもない。
感情的なものは別として、産休・育休明けや時短の社員の査定を不当に扱ったことはない。
うちの会社は男性の育休実績もあるし、家庭の事情で残業できない期間があった男性社員もいるが、評価や評判が落ちたことはない。
「今日は子供のお迎え当番なので、早めに帰りまーす!」と宣言しておけば、打ち合わせ時間の設定を配慮するなど、周囲は様々動く。
そもそも、「私用で早く帰りまーす!」でも同じ動きになるので、心理的障壁は低い会社なのだと思う。
そのためか、給与に直接関わる査定は、働きによって評価されるものであって、その人の持つ属性(年齢・性別・未既婚・子供有無)は関係ないという考え方が主流になりつつある。
会社の規定では、性別関係なく、昇給・昇格の査定期間に休職(産休・育休含む)している場合、復帰1年目は昇給・昇格はない。
また、賞与は直前6ヶ月間の査定をもとに行われるので、査定期間に復帰していなければ賞与も支給されない。
時短を望む場合は1日6時間からの就業が可能だが、短縮された時間分が給与から引かれる。
だから、複数回休職を繰り返すと、一時的に昇給がストップするので給与が低くなる。
この対応を不当と考えるならば、自分が休業している間、他の社員が業務を遂行して会社組織を維持しているという点を考えていない。
就業中と休業中では、どちらが維持に寄与しているのか?ということを考えると、査定期間に不在になっている社員に対して、昇給や昇格を行うわけにはいかない。それは公正な対応とは言えないからだ。
一部属性に対して過度な優遇ををしてしまっては会社組織として失格だし、組織の維持は非常に難しいだろう。
自分の部下にも給与が低めの人がいるのだが、仕事を進める点では、休職がなかった部下たちよりも優秀。
ただ、以前の部署の性質上、複数回の産休と育休、時短がマイナスに働いて、昇給額が非常に低く抑えられていた(この部署が不当に低く抑えていたわけではなく、給与の原資には限りがあることや、他社員との業務バランス等を加味すると仕方ないところではある)。
私の部下になってからは、復帰2年目に返上していた役職に復帰させ、毎年会社の規定ギリギリまで昇給させて、働きと給与のバランスを取り戻そうとしている。
女性が上昇婚を望むことに関して批判が多いけど、出産育児を考えた時に「自分より稼いでいる人」を選ぶのは至極当然だと思う。
健康的に妊娠期間を経て、健康的に出産・復帰ができ、子供も五体満足で産まれ育つのは当たり前だと思っている人がいるが、そんな平和な事例だけじゃない。
最悪、出産を機に健康を損なったり、子供になんらかの医療的ケアが必要になった場合、職場に復帰できずに退職という可能性も出てくる。
家庭内年収が800万だとしても、夫婦が同等の年収だった場合は一気に400万円まで落ちる。
住環境にもよるが、育児スタートと同時に年収半減もスタートでは、「それでも大丈夫!」と言える人はほとんどいないのではないだろうか。
リスクヘッジを考えるのであれば、自分が職を失っても、当分は正常な家庭生活を営める年収を持つ相手を選ぼうと考えるのではないか。
また、男性が女性にそれなりの年収を求める場合も、「自分が病気などで働けなくなった時」「リストラされた時」を仮定しているのではないかと思われる。
そういう気持ちの動きを責めるなら、自分は下方結婚してます!という人だけ石を投げなさいw
「男性」「女性」「既婚者」「子供あり」という属性で語るから色々おかしくなる。
シンプルに全体の給与水準を上げることが、問題改善の第一歩だと思う。
属性関係なく、同じ仕事・同じ能力であれば同等の年収にすれば良い話なのだ。
もちろん、働きに対して給与が支払われるので、労働時間など規定に満たない場合は、適切にその分を引く必要がある。
全体を上げると言うと「もらっている人は、それ以上にもらえるのか!」と批判する人も出てくるけど、低いところばかりにフォーカスしてもダメで、「生活が苦しい層は安心して生活できる金額に引き上げる」「余裕のある人にはさらに余裕を持ってもらい、経済を回すべくお金をたくさん使ってもらう」という両輪が必要。
要はグラフ上の低収入の金額を「貧困」から「安心して生活できる」金額に変化させればよい。
自分は幸運なことに、性差で給与を低く抑えられた経験がない(おそらく業種的に性差が薄い)。
数回転職したが、卒業以降に空白期間もなければ、休職した経験もないので、同世代の男性平均年収以上はもらっている。
ただ、ここ20年以上、給与水準も変わっていないため、自分が新卒の時の初任給と変わらなかったりすると、なにやら絶望的な気分になることもある。
低い方に合わせていては、いつまでたっても貧困から抜け出せない。ただ、貧困を生産し続けるだけだ。
それに、現在は少子化社会なんですよ。労働者を確保するのも大変。
この文章を書いていた時に「非正規雇用」という部分で思い出したことがある。
うちの会社は原則正社員雇用。理由は社長が「正社員がいいの!解雇も絶対したくない!」という持論の持ち主だからw
ただ、仕事が落ちそうな危機的状況が起こった場合は、最後の手段として「派遣」を視野に入れる場合がある。
自分の部署でも過去にあって、派遣会社に「このスキルを持つ経験者を派遣してほしい」と依頼したところ、まったく棒にも箸にもかからない人材の紹介があった。
ちょうど新入社員が配属された時期で、正直「時間がかかっても、新人をがんばって教育したほうがマシ」な人材だった。
結局、平均かそれよりもちょっと上の金額を提示しても経験者の紹介がなかったため、社内のリソースに無理やり調整をかけて、いろいろな犠牲のもとで仕事を納めた。
その時思ったのが「自分が若い頃の派遣と違うなあ」という感想。
今から25年近く前の話になるけど、いわゆる「派遣社員」っていうのは、その道のプロフェッショナルで、能力の高い人が高給与で雇用されるものというイメージだった。
それが派遣法が改正されるに従って、「新卒」「未経験」みたいな人たちが参入してきて、本来の「派遣社員」とは異質なものになってしまった気がしている。
企業の立場では「採用の時間も教育する時間もないが、スキルを持つ人材が今必要だ」と思って依頼するので、「未経験なので、就業したら教育してほしい」という人材を派遣されても困る。
教育が必要なポテンシャル人材は自社採用するし、「今すぐ使える人材」が必要だから派遣会社に依頼しているのに。
そういう人材しか派遣しないから、単価が下がっていくし、派遣社員自体も低給与で貧困に転落してくのも必然だよなあと思った。
ただ、他方で、会社の仕事というのは昔と違って、いわゆる雑用的な仕事がほぼなくなっている。
昔は資料のコピーとか細々な仕事を渡すことができた。今はペーパーレスなので、相手にデータを送れば仕事は完了だ。
業務に対する適切な報酬を…とはいえ、昨今の業務に追いつけない人材はどうするのか?
自分も経験があるが、上司が努力して指導・指示をしても、仕事が身につかない層は一定数いる。
だからと言って、そういう人たちを貧困層に落とすのは社会として問題だと感じてもいる。
ただ、民間企業がそれらすべてを拾い上げるのは無理な話だよね。