2022-04-12

うちの職場には世に言う弱者男性がよく入ってくる。

彼らは正規職員への就職を焦ってはいないし、むしろ週休3日、時給1200円のフルタイムで働いて満足している。

一人暮らしの人もいる。実家が太いのか?副業があるのか?うらやましい限り。

奨学金大学院まで行ってやっと就職できた私とは、生活の充実度も人生満足度も違うんだろう。

今年も4月1日付で新人さんが入ってきた。彼も週休3日で、時給で働く契約社員である

私も今年度から職階が変わったので研修を受けているが、新人さんに業務を教えられる人が私しかいないので、研修の間に教えている。無理ゲー

貴重な昼休憩と終業間際の時間を割いて教えている。勿論優しい上司なので新人さんの昼休憩は確保済み、残業はさせない。

やるべき業務が立て込んでいるのに、休み返上休日返上仕事をしなければいけないのもつらい。

新人さんに焦って教えてもまだ全部は理解してもらえないし、新人さんも自分で考えて修正することもまだできない。ということで業務が進まない苛立ちの矛先は自分へ。

自分別にハイキャリアを目指しているわけではない。実家が裕福でないので、自分の食い扶持は自分で稼ぐのが当たり前と思って生きている。

許されている立場の人が羨ましい。その人にはその人の苦しみがあると知ってはいる。それでもその立場にいて堂々と生きられる人が羨ましいことに変わりはない。

稼ぎがないと人権がはく奪されると感じてしまう。誰かに養われていることが怖い。私の方が病気である

忙殺された夜は、苛立ちの矛先を”許されている人たち”や”私の思想を作った人”に向けたくなるのをぐっと抑えている。

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