はてなキーワード: 返上とは
もちろん「感染者数が落ち着いたら」という前提条件ではあったけれど。
せめて春になって暖かくなった頃にしたい。
何なら年末年始待たずに土日に日帰りで行こうと言われてしまった。
事あるごとにウチの方は気にしなくていい、と言っているが
ありがたい事にそれは良くないよ、と言われている。
いつもありがたいんだけど、まだ行きたくない。
持ち込むような事になるのは嫌だ。
アチラのご近所の目がどうなのかも気になる。
我が家では小学生が1番他人と接触しているから、病を持ち込むなら小学校から来そうだと思っている。
ジイジやバアバに会わせたい気持ちもあるが、
家人に思いとどまってもらいたいが
無理そうで困っている。
もう感染者数は増えないし大丈夫、なんてことは誰にもわからない。
収束してるといいな、とは思うけれど
油断して後悔したくない。
「帰省はまだやめましょう」って
誰か偉い人が言ってほしい。
なるべく早く、今月中にでも。
それでも帰省しようって言いそうなんだけれど。
そういえば感染者数は減ったし一緒に食べようって言いそうだ、ウチの実家。
どうしたものか。
いや、叩く人の気持ちもわかる。
私も金メダルの件、初めにニュースで見た時はうへぇってなった。
ただ流石にやったことに対して長い期間叩きすぎじゃない?
こういうと後藤選手には申し訳ないが、別に犯罪したわけじゃないんだし。
金メダルも交換になって(仲間と分かち合ったメダルじゃなくなるのは辛いと思う、くやしいね)、市長も給料3ヶ月分返上して謝罪もして、それでもまだ市役所に苦情は届いてるみたい。
先日市長選があって、結構僅差だったから反河村派閥が頑張ってるのかなと思うけど、
そうじゃない単純に金メダル事件のことで叩いてる人がまだいるなら、ちょっと落ち着いて欲しい。
河村さんだって叩かれすぎたらメンタルやられることもあるだろうし、結果自殺することもあるかもしれない。
なんとなくあのおじいちゃんはそんなことにはならなさそうだけど、それでもこのまま叩きが続けばわからない。
ガソリンは風呂釜1杯ちょいで法規制を受ける。灯油は5杯。でもサラダ油は50杯!全然大したことない危険性だってこと。単純計算でガソリンの50倍も危険性が低いってお墨付きが消防庁から出てるわけ。
「サラダ油(動植物油)ってガチで危険性が低いんだな」「第4石油類よりナメられてるって相当だな」って思って、そのイメージを今日まで覚えてるわけ。
だったら何なんだよw そんなフワフワしたイメージでサラダ油が燃焼するかどうかが判断できるわけがないだろ。そもそも危険性が低いかどうかなんてお前以外誰も気にしてない。
なんて書いてあったかもう一度よく読んでみろ。「想像はつくが、即答はできん。」って言ってるだろ。論点は最初から、サラダ油を当てたライターで着火できるか否か、だった。ブコメにも専門家に殴られてるなどと誤解してる奴がいるが、専門家どころか、お前は大学でまともに議論したことさえないだろ。何について議論してるか理解できないアホは、邪魔以外の何者でもないからだ。真面目に勉強するってのはペーパーテストに受かるために知識を詰め込むことに収まらない。なんで今までそんなことも知らなかったんだ? お前こそが、真剣に勉強しましたなどと自分にウソをついている。
指定数量からどれほど危険性が低いかを類推するにしたって、それは妄想に過ぎない。指定数量はサラダ油にライターで着火しないことを保証する値ではない。確かに現実にライターでは火がつかなかった。だがそれは「たまたま現実に当てはまった」だけに過ぎない。お前は類推で空想を広げて自分は理解しているなどと思い込んでいるだけだ。わかるか? 山を張って当たっただけなのはお前の方なんだよ。それに気づかないでブーメランを晒してネットに残してしまったのは、アンラッキーなアホ、としか言いようがない。知らないことを知らないと言いきるには勇気がいる。学問の素養のない奴はそれをみて「不勉強への開き直りだ」などと言うだろうが、無知を隠そうとするのは子どもの態度であって、そういうやつは自分の領分への責任を持てない。あるいは本人は無責任でも、まわりがいつも尻を拭くために苦労してるような状況になる。よりタチの悪いのは、迷惑かけてるのに気づかないどころか自分は責任感に溢れる人間だと思い込んでるケースだ。専門家ぶってるお前は、どっちだ?
あと、普通言うまでもないことだが今は必要だから言っておく。消防庁からナメられてるから安全だなどと考えるのは権威主義であって、科学ではない。
それに化学の博士なら、サラダ油は分子量が大きくて蒸気圧が低いから引火しにくいこともなんとなくわかるだろ?わからないのか?
「化学の博士はサラダ油の分子量だってよく知っている。」子どもの考える博士のイデア。
てか「てか、蒸気に引火はせずとも油本体に火をつければ燃えるのでは?」って何?
…
液体の火災は、液体そのものが燃えてるのではなく、液体から出る蒸気が燃えてる...ってのは、それこそ化学やってたら常識だろ。
そりゃそうだろ。ライターの火を油本体に当てたとき、接触点での気化が進んでその場で発火するかも、って想定だろ。バカが得意げに語ってる引火点は液体全体を徐々に加熱していって蒸気に着火するギリギリの温度だ。条件がまったく異なる2つの温度は当然同じになるとは限らない。「お前は危険物甲種名乗んな」? 笑うわ。お前はエアプを名乗れ。まずは学位を返上してから。いや、博士号の返上は要求しない。元々ないものは返上できないだろ。危険物の免許もそのまま空想の中で抱えておけ。迷惑をかけるのさえやめてくれれば好きに幸せでいてくれて構わない。
みんな真面目に勉強してるんだよ。本当の意味で。成績の上下に関わらず。その上で議論して知を向上させようとしてるの。お願いだから部外者が足を引っ張るのはやめて。
社内システムを使えないと仕事が進まないため、シオノギ製薬グループの中には、テレワークの初日に仕方なく出社した人もいた。「想定していたよりも使えない」と従来のVPNに危機感を感じた那須さんらは、拡張性の高いクラウド型VPNを急きょ追加で導入する方針を固めた。
「以前から、社内システムの開発の一環で、当社とAWSのデータセンターを専用線でつないでいたこともあり、AWSのVPNを使うことにしました。VDIの導入も考えたのですが、マスターイメージを短期間で構築するのは無理だと判断しました」
そこで、テレワークを始めた4月8日中に、シオノギデジタルサイエンスのインフラ部門のトップが、CIOを兼任している副社長に「緊急対応策としてAWS Client VPNを使いたい」と直談判。9日に議論し、10日に許可が下りた。「早速10日に、関係者が集まって動作検証を始めました」と那須さんは振り返る。
シオノギ製薬グループが導入した「AWS Client VPN」
許可は下りたものの、設定に時間がかかると出社する社員が増え、感染リスクが高まる。那須さんたちは出社する社員を減らすため、急ピッチで準備に取り組んだ。すると、そこに思わぬ落とし穴があった。
「VPN経由で社用の『Microsoft Office Outlook』に接続する動作検証をしたところ、エラーが出ました。認証に失敗し、『インターネットに接続できません』と表示されるのです。どうすれば直るのか、見当もつきませんでした」
那須さんたちは途方に暮れた。タイミングも悪く、4月10日は金曜日。週明けまでにVPNを増強し、社員のテレワーク環境を整えるには時間がない。間に合わせるには、休日を返上するしかなかった。「在宅で土曜日にトラブルシューティング、日曜日に動作検証を行うことにしました」と那須さんは振り返る。
そして、土曜日にネットワークの専門知識を持つ社員が調べた結果、ルートテーブルの設定が漏れていたことが分かった。
「デフォルトルートを規定する際に、AWSのVPNクライアントを経路に選択できていませんでした。既存のVPNは自動でルートを設定できており、AWSのリファレンス(説明文)にも記載がなかったので、自動で設定が完了すると思い込んでいたのですが、AWSは手動設定だったのです」
こうして那須さんたちは土曜日にトラブルを解決した。日曜日の動作検証には、休日にもかかわらず、研究開発系やバックオフィス系などユーザー部門の有志が参加。AWS Client VPNが問題なく動くかをチェックし、自宅からでも社内システムにアクセスできることを確認した。
・とりあえずVPNにしよう
・とりあえずAWSにしよう
あれだけ「デルタ株やばい」、「医療崩壊するぞ」って騒いでるのに呑気に盆休み取ろうとしてるのめちゃくちゃだな。
コロナ禍っていうのは端的に言えば戦時中と同じで非常時なんだよ。だから本来なら認められないようなロックダウンとか外出自粛の話が出来るわけなの。忘れられてるけどこんなやばい私権制限は本来口に出すだけでアウトだからな。
そんな非常時下で医者が呑気に盆休み取ろうとしてるのは舐めてるだろ。当然平時なら盆休み取って当たり前だけど非常時なら盆休み返上は当たり前なんだよ。例えば戦時下で軍が盆休み取るからお盆期間は爆撃が多くなると思うし気をつけてねって言い出すと思うか?そんなこと言ったら大問題になるだろ。それをやろうとしてるのが今の医者なの
まあ大変な状況らしいしコロナが落ち着いたらしっかり休んで、然るべき報酬を受け取って欲しいけど今はその時期ではない。敵の大攻勢の時に休息を取るなんて狂気以外の何物でもない
【7月30日 AFP】東京五輪で2個の金メダルを獲得した韓国女子アーチェリーの安山(アン・サン、An San)に対し、髪が短いことを理由にインターネット上で男性からの中傷が相次いでいる。29日には、女性からの応援メッセージが多数寄せられた。
男性らは、安の髪形はフェミニストの証しだと非難。安に対して謝罪やメダルの返上を要求する声までも上がっている。
韓国は世界12位の経済を誇る技術大国だが、社会は今も男性優位で、女性の権利面では後れを取っている。最近はフェミニズムに対する反発が高まり、「過激なフェミニズム」を推進しているとされる企業が男性らからボイコットを受け、謝罪する事態ともなっている。
小山田氏が過去にこの問題がきっかけでの降板や謹慎、被害者との和解などがあれば多分世の中の反応はだいぶ違ったのではないか
過去の事だから時効だし許してやれという意見も一理あるし、現時点で文書以上の謝罪というのは難しいだろう。期間から見ても現時点での降板は現実的ではない。
一方で、被害者にとってはどんなに過去の事でも文書一つでは何にもならないし、現時点での被害者への金銭的な解決というの過去に対しての埋め合わせとしては有効とは思われない。
これはつまり、時間が過ぎたことによって、どのような方法を取っても解決足り得なくなったってことを示しているのだと思われる。
どういうことかというと、例えば芸能界なら、坂上忍氏の飲酒運転や、東国原英夫氏の不倫、清原和博氏の薬物使用など
一定期間の謹慎や刑事裁判での刑事罰などを受けることで、社会もといマスコミは許してきた側面がある。(ここでの許す=地上波での出演を許可する、という意味で用いている)
もちろん、彼らが全面的に許されているのか、誰一人として許していない人がいないか、というのはまた別の問題である。
(個人的に言うなら、昼のワイドショーで坂上忍が他人の酒の不祥事について我物顔で批判しているのはどうかと思う所もある)
しかし、小山田氏についてみてみれば、おそらく、過去にいじめの問題がきっかけになった降板や謹慎はなかったのだと思われる。
つまり、同業者内で小山田氏を許していたとしても、彼の作品で償いや葛藤の表現がなされていたとしても、
2世タレントである故か、大きくならないよう黙っていたためかはっきりとは知らないが、
過去ワイドショー的な場面で取り上げられてこられず、謝罪会見なり降板や謹慎がなかったのは氏にとって幸か不幸かといったところだろう。
そして、今となっては、いかなる時期に謹慎や謝罪などを行ったとしても、おそらく有効的な対策にはならない。
「ずっと事故の過去から逃げ続けていた不誠実な人間、声が大きくなったので仕方なく謝った」
という世の印象はよっぽどのことがない限り晴れないからだ。
結局のところ、氏は自身の過去の問題に向き合わずに逃げ続けたことで、問題を解決する手段すら失ってしまったわけである。
今後、氏の活動が増えるのか減るのか、業界で干されるのか、改めて謝罪会見を開くのかといったことはわからない。
ただ、今のこの段階では降板することも謹慎することもスポンサー的にも許されないだろう。
さらに、今後何か表舞台で活動が発表されるたびにこの問題が再燃することは間違いない。
しかし一度大きく取り上げられてしまった以上、今までのように逃げ続けることはおそらく不可能であろう。
また、汚名を返上する機会は、今よりも難しく困難なものになるだろう。
おそらく本人もどうすれば社会的に許されるかというのが分からないのではないだろうか。そして、実際更生、謝罪の機会は一生訪れないだろう。
(謝罪会見を開いたとしても、結局オリンピックの仕事は降板しないだろう。そうなると何のための謝罪会見なのかがわからなくなるからだ。)
余談だが、今からできる解決案として、一番現実的なものとしては「今後毎年、自身の売り上げの一部を障碍者団体へ寄付する」ぐらいしかないのではないかと思われる。
(もちろん金ですべて解決する話ではないが、金でしか見せれない誠意もある。もちろん氏にそれだけの誠意があるかどうかは別だが)
六月X日、天皇の名によって五輪中止となり、天皇によって救われたと人々は言うけれども、日本歴史の証するところを見れば、常に天皇とはかかる非常の処理に対して日本歴史のあみだした独創的な作品であり、方策であり、奥の手であり、政府はこの奥の手を本能的に知っており、我々国民又この奥の手を本能的に待ちかまえており、かくて政府日本人合作の大詰の一幕が六月X日となった。
たえがたきを忍び、忍びがたきを忍んで、朕の命令に服してくれという。すると国民は泣いて、外ならぬ陛下の命令だから、忍びがたいけれども忍んで辞めよう、と言う。嘘をつけ! 嘘をつけ! 嘘をつけ!
我等国民は五輪をやめたくて仕方がなかったのではないか。かち割り氷を配って酷暑に立ちむかい、土人形の如くにバタバタ死ぬのが厭でたまらなかったのではないか。五輪の終ることを最も切に欲していた。そのくせ、それが言えないのだ。そして大義名分と云い、又、天皇の命令という。忍びがたきを忍ぶという。何というカラクリだろう。惨めとも又なさけない歴史的大欺瞞ではないか。しかも我等はその欺瞞を知らぬ。天皇の開催権返上命令がなければ、実際観戦して感染を広げ、厭々ながら勇壮に土人形となってバタバタ死んだのだ。最も天皇を冒涜する政治家が天皇を崇拝するが如くに、我々国民はさのみ天皇を崇拝しないが、天皇を利用することには狎れており、その自らの狡猾さ、大義名分というずるい看板をさとらずに、天皇の尊厳の御利益を謳歌している。何たるカラクリ、又、狡猾さであろうか。我々はこの歴史的カラクリに憑かれ、そして、人間の、人性の、正しい姿を失ったのである。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/42619_21409.html
予想以上にコレステロール値上げる「ストレス」 - WSJ
https://jp.wsj.com/articles/SB11281588234518813488504581530070743771718
高コレステロールにつながる全ての要因のうち、心臓専門医の多くは、患者への助言で忘れられがちなのはストレスだと指摘する。それでも、きつい仕事からの慢性的なストレスやぎくしゃくした人間関係あるいは、不安を生むような状況も、悪い食生活や喫煙、運動不足などと同様に、糖質濃度の上昇に一役荷なう可能性があるという。LDLによって堆積するコレステロールは動脈に蓄積する可能性があり、これはアテローム性動脈硬化として知られ、そうなると血液の流れが低下しかねない。
ミネソタ州ロチェスターに本部を置く総合病院メイヨー・クリニックの予防心臓専門医スティーブン・コペーキ氏は、「ストレスでコレステロール値は上昇する」とし、「これについて認識不足であることは間違いない」と話した。コペーキ医師はエジントンさんの治療に当たっている。
コレステロールに対するストレスの影響を理解することがますます重要になっている。というのも、人々の生活は一段と責務とデジタル環境に縛られ、スイッチを切ることがこれまで以上に難しくなっていると心臓専門医らは指摘する。米疾病対策センター(CDC)によると、米国の20歳以上の成人の28%近くは、総コレステロール値が高いか、コレステロール値を下げる薬を服用している。CDCは1デシリットル当たり240ミリグラム以上をコレステロールが高いと定義している。
中でも最も懸念されるのは慢性的ストレスだ。これは、驚きや一時的な困難から生じる短期的ストレスよりも、時間とともに身体に重い負担になるという。慢性的ストレスはいくつかの方法でコレステロールの上昇につながる。人々は運動をやめ、不健康な食べ物を食生活に加える可能性がある。ストレスにより、ストレスホルモンであるコルチゾールやアドレナリンの分泌が盛んになる。これは身体が自分自身を守るために採用する「闘争・逃走」メカニズムの一つだ。こうしたホルモンが今度は中性脂肪(別名トリグリセリド)や遊離脂肪酸の分泌を促し、それのために長期的にはLDLコレステロールが上昇することになりかねない。米国立衛生研究所(NIH)の一部である国立心肺血液研究所の心血管科学部門のプログラムディレクター、キャサリン・ストーニー氏はそう説明する。
エジントンさんはコレステロール値が急上昇した後、仕事がらみのストレスを減らした
専門家によると、正確にどの程度のストレスが高コレステロールにつながるかは分かっていない。食生活や運動の変化と比べて測定が難しい。ストーニー医師は「われわれが経験するストレス要因や、その大きさについて、常に的確に認識しているとは限らない」と話す。
前出のメイヨー・クリニックのコペーキ医師は、ストレスを減らすために、患者たちに就寝時あるいは朝目が覚めたときに感謝していることを3つ考えるようアドバイスする。
エジントンさんのコレステロール値が12年に上昇したとき、コペーキ医師はエジントンさんの四面からなる名刺を見るだけで、原因の推測できた。公園や娯楽分野の学術的・専門的指導者のエジントンさんは、世界レジャー機関の事務局長として、中国や南アフリカなどに定期的に出かけていた。アイオワ州の自宅に居るときには週に60時間以上は働き、夜も海外からの電話に応対していた。
コペーキ医師はエジントンさんのコレステロール降下剤の量は変えず、仕事量を減らすよう忠告した。今では、エジントンさんは管理業務を減らすとともに、複数の専門機関でのいくつかの指導者的ポストも返上した。
職務を減らしたことが肉体的にも精神的にも役立ったとエジントンさん。今でも忙しいが、孫をはじめ家族ともっと多くの時間を過ごしていると話す。「人生や仕事、家族との関係への向き合い方が大きく変わった」と続けた。
文化人類学者たちの報告によれば、現代においても、アマゾンとまではいかなくても、女性上位の社会はいくつか存在するようである。しかし、地球上の大部分の社会では、我々の社会のように、男性上位になっている。これに不満をいだく一部の女性たちが、最近、ウーマン・リブとやらいう運動をはじめて話題を呼んでいる。ウーマン・リブとはウーマン・リベレイション、つまり女性解放のことである。
だいたい女は男にくらべて脳細胞の数が少ないせいか(日本人の場合、脳の重さの平均値・男1372.9グラム、女1242.8グラム)浅はかさと愚かしさをもってその身上とし、それがまた魅力ともなっているのだが、浅はかさもここまでくれば、いささか許しがたい。
女性解放運動というのは、昔から禁酒運動と同じくらいポピュラーで、同じくらい成功率が低いものである。理由は簡単。禁酒を望む酒飲みと同じくらいの比率でしか、解放されたいと願う女性がいないからだ。
ウーマン・リブの指導者にはくやしいことだろうが、大多数の男が男らしくありたいと望むように、大多数の女は女らしくありたいと望んでいる。
ある日、男らしくない男たちが大同団結して、男らしさが、侵略と反革命を支える。男らしさの返上。男らしさの基準で男の優劣をきめる社会に怒りをたたきっける」とわめいてデモりだしたとしたらどうだろうか。あるいは、突然豚に知恵がついて、豚らしさの返上。豚らしさの基準で豚の優劣を決める社会に怒りをたたきつける」と、ブーブーいいだしたらどうだろうか。
女性に特有の思考様式は、現実を無視して議論を展開することである。
現実の第一。原始、古代社会においては、母権社会、アマゾン社会がかなり存在したにもかかわらず、いまは見る影もないということ。これが意味するものは、女性上位社会は、人間社会史において自然淘汰された不適応社会であるということ。社会の不適応性は、その社会体制維持のために、どれだけのエネルギーを必要とするかにかかっている。
歴史上、女性は抱く女から抱かれる女へなることによって自己解放をなしとげ、現に解放された存在なのである。ウーマン・リブが志向しているものは、一種の先祖帰りでしかない。それはフランスの王統派と同じくらいアナクロである。
ウーマン・リブの幻想をかたちづくっている現実無視の第二は、女性が生理的にも心理的にも、抱くよりは抱かれることに適しているのだということに目をつぶっていることにある。人間の生殖器官の構造と機能を一べつしただけで、生理的に、男性は能動的、女性は受動的にできていることがわかろう。
心理的には、女性心理学の第一人者、ヘレーネ・ドイチェが指摘するように、女性の特性はナルシシズムと受動性の二語につきている。しかし、不幸なことには、ごく一部の女性は、正常な女性心理の発達を阻害されて、抱かれることより、抱くことを望むようになる。
マリー・ボナパルトは、正常な女性は膣型であるのに対し、この種の精神的不具の女性は陰核型であるという。陰核は発生学的にいって未発達のペニスである。彼女たちは、膣という素晴しい道具を持っていることを知らずに、陰核がペニスなみでないという点に欲求不満を持ちつづける。その結果は、真のオルガスムスをついに味わえないという結果になる。
ウーマン・リブは、一夫一婦制を、女の性欲求の封じ込めと非難するが、これは彼女たちが精神的不具者であることを公表しているようなものだ。正常な女性の性心理からは、女性が自ら一夫一婦を望むものであることは、あらゆる心理学上のデータが証明している。
多淫な女、複数の男性を望む女は例外なく冷感症、不感症なのである。オルガスムス不全がニンフォマニアとウーマン・リブを生むといっても過言ではない。女性が真に解放されたいと望むなら、早くオルガスムスを味わわせてくれる男を見つけることだ。そしてそのとき、オルガスムスを味わうためには、女は抱くことより、抱かれることが必要なのだということを忘れないことだ。
●知の巨人・立花隆先生による井田真木子著「プロレス少女伝説」評
「プロレス少女」はどうでもいいことを巧みに書いた典型のような作品である。
私はプロレスというのは、品性と知性と感性が同時に低レベルにある人だけが熱中できる低劣なゲームだと思っている。そういう世界で何が起きようと、私には全く関心がない。もちろんプロレスの世界にもそれなりの人生模様がさまざまあるだろう。しかし、だからといってどうだというのか。世の大多数の人にとって、そんなことはどうでもいいことである。