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はてなキーワード: 群像劇とは

2018-01-17

anond:20180117215429

いやね、その気持ちすげえよくわかるんだよ。

俺わたモテ信者なんだけどさ。

でもさ、そういう七癖くぐり抜けて

「まあ、それはそれで・・・」って

フワッと批判の声かわして、

でもそのかわしかたがイキってる感じじゃなく、

ベタ青春群像劇やってのける、

そんなわたモテって尊いと思うのよ。

2018-01-13

anond:20171228005437

最終回見た? 俺は手のひら返したぞ。

http://www.nicovideo.jp/watch/1515651169

他の回を諦めてでも最終回に一点注入したのか!って感じだ。

俺はワグナーじゃないし曲もアニメOPくらいしか知らんけど、それでもこの長尺メドレーには感心したもの

ずっとWUG応援してた人は感慨深いやろなあ。

ラブライブで忙しいかWUGいかけるまではいかないけど、最終巻は買うわ。

新章全体としては、作画はともかく話は普通に面白かった。

ただあまり衝撃的な展開はなくて、普通にしか言いようがないな。

ヤマカン版でほぼ空気だったポニテの子とか、今回こそ掘り下げられないかと期待したんだけど、結局うんめーにゃと少し喧嘩しただけだったな。

まあ新人とかI-1とか福岡とかキャラ多いし、群像劇みたいなものだったから仕方ないね

大人キャラが当てにならない分、アイドル自発的に動いてる感じがあったのは良かった。

あ、ヤマカン版も嫌いじゃないよ。気仙沼回とか好きだったし。

2018-01-09

anond:20180109165941

ラーメン二郎の「以上レポっす。チラシの裏すんません。」で有名なあのコピペの裏側かなと思った。

ザッピングするサウンドノベル的な、群像劇みたいですごくいいと思う。

あと野菜は一日350g食うべき。

2018-01-07

[]

今回は少年ジャンプ+

ファイアパンチ 83話

ああ、終わった。

本作のテーマを大まかに語るなら、“役割”や“虚構”みたいな話になると思う。

当初期待されていたような、悲しき宿命を背負ったヒーローの活劇ものでは決してない。

しろそういったもの虚構とし、その偶像翻弄され、各々の役割に苦悩しつつも時に順応し、時に戦い生きようとする者たちの群像劇みたいな感じ。

話は二転三転しつつも、実はこのテーマ自体はちゃんと一貫していたりする。

最後サンルナの邂逅だって、二人は本来サンルナではないわけだからね。

そういったテーマや作者の伝えたいであろうことを踏まえたうえで、私が本作を面白かったと思っているかというと……うーん。

展開は行き当たりばったりのように感じるけれども、連載当初の作者のインタビューから解釈する限り、大まかなプロットは決まっていたっぽいんだよね。

それであの始末なのだとすると、構成力不足か読者との意識のズレがあるのかなあと思う。

端的に評するなら、頭でっかち作品だったね。

私もよく感想書いていたから、少なくともある程度は本作を評価していたのは間違いないんだけれども、喉に小骨が刺さっているような気分だ。

いや、「不完全燃焼」と表現したほうが良いか

I WILL ROCK YOU

主人公部活に誘われて、最初のうちは渋るものの最終的に入部する、まあ紋切り型

はいっても紋切り型が悪いわけではなくて、大事なのはその型に何を入れるかだからね。

その点で「書道」などといった選ばれにくい題材をチョイスしたのは妥当判断だと思う。

難点は主人公の苦悩が陳腐で、思春期特有漠然とした虚無感の延長線上でしかない点かな。

から身内の死という要素を付け足して、その動機希薄性を緩和しているわけだけれども、そのせいでかえって主人公の苦悩が身内の死のせいなのか若者陳腐な万能感からなのか有耶無耶になっている。

そもそも芸術的な話って、一般人から見て「何がどうすごいのか」についてアカデミックな解答がないと共感しにくい。

その状態で、肝心の「なぜ書道なのか」について観念的なことばかり並べられても、結果として雰囲気だけで描いているという印象から抜け出せない。

まあ一番悪いのは謳い文句書いた人だよね。

「衝撃作」とか謳っておいてこれといったインパクトがないんだから肩透かし食らう。

伝説のスケーター☆ノリ

キャラクターの描き方が上手いなあって印象。

主役はタイトルにもなっているノリなんだけれども、言動の突飛さと激しいスケート(?)シーンを同時進行で見せることによって、「変人だけどすごい」という説得力が増す。

コメディギャグ漫画でも、絵の説得力って大事だなあと改めて実感した。

まあノリの造形はあんまり好みではないけれども、見せたいものが伝わっている時点でデザインとしては成功だと思う。

青のフラッグ 23

それぞれが「友愛か、恋愛か」みたいなことで悩んでいるんだけれども、これが三者三様であることを改めて見せてくれたなあっていう。

他の主要人物が一応の答えを出して立ち回ろうとしているのに対し、二葉場合はそこら辺が漠然としている状態

YESしろNOにしろ相応の立ち回りをするべきなのに、二葉消極的性格あいまって上手くできない。

それが前半の、二葉の将来に対する煮え切らなさと本質的な部分では重なっているわけだね。

学生たちが進路について考え始める時期に設定したのは、話がゴチャつくか空気設定になる可能性もあったけれども、なんか上手いこと繋げていくなあ。

アンドロイドも夢をみる

まあ、タイトルからしアンドロイド人格に焦点を当てた作品であることは明らかだから、話は最初からスッと入っていく。

SF要素や哲学的な話は希薄で、矛盾はしていないように見えるけれども陳腐だとは感じる。

ただ小難しい理屈を並べていないので読みやすくはある。

そもそも主題は「過去に辛い経験のある二人が、共に前向きに生きることを決意する」といった話だろうから、まあ作りはこれでも良いと思う。

期待していたものとは違うけれども、ストーリーと紡がれるドラマ自体は割と嫌いじゃないよ。

磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜 特別番外編 拙者はサラリーマン

週刊ジャンプで連載されてたのに、コミックス発売記念の漫画ジャンプ+でやるのかっていう印象はあるけれども、まあ本誌でもジャンプ+の宣伝はよくするからかいこと気にしたって仕方ないか

この手の転移モノの話で未来に飛びたがるってのが逆に珍しい気がする。

現代だと、むしろ文明異世界とかのほうがポピュラーイメージがあるし、磯兵衛が過去に飛んで原住民相手知識をひけらかしてドヤ顔するほうが“らしい”気もしたから。

でも、ここで「未来のほうが楽ができる」っていう発想は確かに“らしい”。

それに転移ものとしては最低限のツボは抑えていて、ジェネレーションギャップ(?)や、順応しようとする描写、肝心なところは大体「母上」というチート解決っていうのも(笑)

はいえ新鮮味は薄く、周りの登場人物が明らかに子孫で実質同一人物なので、現代舞台にしつつも空気感はいつも通りだね(まあ、本作はもとから現代の話がちょくちょく入り込むことが多かったけれども)。

最後に磯兵衛はちょっとした成果を出すけれども、いわゆる枯れた技術の水平思考になっているのはちょっと感心した。

近年の異世界転生・転移ものマンガ読んでいる私からすると、現代文明を旧文明世界で活かすパターンが多かったから、その逆パターンポピュラーになってもいいよねと思った。

オーバーキラーギコくん

子供主人公にして過激なことやらせるってのは、まあ鉄板といえば鉄板

主人公であるギコの序盤のアクションケレン味が強く、まああんまりマジになって見るべきものじゃないことはすぐに伝わる。

ギコの人格成熟させるのではなく、あくまで年齢相応に設定したのは良かったと思う。

アクションとのギャップメリハリが出るし、分かりやすい未熟さはキャラクターとしては魅力にもなりうる。

反面、プロットは前時代的な勧善懲悪ものしかなっていないのは残念。

悪役のキャラクター像は安直、展開は強引。

結果としてはギコの一方的勝利で終わるので、バトルシーンは総じて面白みが薄い。

例えるなら、小学生向けの漫画誌で描いていた作家ちょっと過激描写に挑戦してみたものの、その頃のクセが抜けていない作風っていう感じ。

リンクス

ボクシングを題材にはしてあるものの、スポーツものというよりは青春ものって感じ。

ほとんどモノローグ調で語られる主人公セリフと、反して明朗快活なヒロイン

だが本質的には同じ苦悩を抱えており、互いが想いを分かち合おうとすることでトラウマを払拭するという構成は良いと思う。

気になるのは、主人公の設定がボクシングシーンと噛み合っていないというか、分かりにくいところかな。

今までは防衛本能で殴っていたけど、共有できる仲間がいることを自覚したので冷静になれた、みたいな感じに解釈したけれども。

部活モノとして表面的に見るならば、今回感想書いた『I WILL ROCK YOU』と似ているんだけれども、テーマによって印象は大分変わるね。

2017-12-28

今年も

映画『ニューイヤーズ・イブ』をみた。

年末にみるのが毎年の習慣になっている。

群像劇が好きなのと、2011年12月は疲れていて、明るい映画が観たくなって映画館に足を運んだのだった。

初めて観てからもう6年も経つ。

見るたびに借りるのもなんなので、今年はブルーレイを購入した。

もうババアなので、知らない人間たちが愛し合う姿をみると、無条件で泣けてくるのだった。

当時は、最後震災というワードを含んだメッセージに心が温かくなったのを覚えている。

今年は、タイムズスクエアTOSHIBA文字哀愁を感じた。

来年は何を思うだろうか。

2017-12-27

なぜスターウォーズ 最後ジェダイダメなのか

※ この記事にはネタバレが含まれています

公開初日最後ジェダイを見て来たのだが、何とも言えないモヤモヤが残り続け

自分の中ではずっと評価保留になっていた。

色々と他人感想を聞くにつれ、モヤモヤの正体が見えてきたので聞いてほしい。

前作であるep7「フォース覚醒」はパーフェクトではなくとも、それなりに楽めた。

ep6「ジェダイの帰還」から作中でも実世界でも30年越しの新作、ファンとして興奮しないわけがない。

ep7を鑑賞した後、次回作の展開について頭の中で空想を巡らせた。初めてスターウォーズを見た子供のように。

レイスノークの正体は?ルークはどんな活躍をするのか?カイロ・レンはアナキンの後継足り得るのか?

今になって思えば、公開前までが一番ep8「最後ジェダイ」を楽しむことができた、幸福時間だった。

実際にep8を鑑賞すると、想像していたような展開は何一つとして実現せず、常に観客の裏をかく脚本に仕上がっていた。

もちろんこれは意図的路線変更であり、明らかに過去作との差別化を目指している。

過去キャラクターとの決別や「お約束」の排除、「神話」と揶揄される古いヒーロー像の否定・・・

これらは確かに旧作ファンからすると寂しいものがあるが、私は実のところこういった「テコ入れ」は嫌いではない。

少し話が逸れるが、私はスクリプトをこねくり回すような職についていたことがあるのだが、

国内外わずシリーズものが強いコンテンツ業界においては「テコ入れ」や「リブート」は必須スキルだ。

これは持論だが、テコ入れはいくつか定型パターンがある。

構造の変更」とは例えばギャグ漫画がバトル漫画になったり、

冒険譚が日常系になったり、物語フレームを取り替えてしまう。

舞台の変更」とは例えば現代の話が江戸時代タイムスリップしたり、

SFになったりファンタジーになったり、「海外編」が始まったりする。

キャラクターの変更」とは例えば敵キャラ主人公に抜擢されたり

性別を変えてみたりキャラクター解釈を変えてみたりキャッチーな新キャラを登場させたりする。

演出の変更」とは絵柄や作画担当を変えたり、アニメ化実写化もこれに当たるかな?

そして最後に「抽象度の変更」、これは物語リアリティレベルを変え、

リアルハードストーリーになったり、逆にマイルド子供向けになったりする。

ep8の「テコ入れ」で大きいのは「キャラクターの変更」と「抽象度の変更」だろう。

ep8ではジェダイ血筋神話性を否定し、これまで凡俗とされていた人々にフォーカスを当てた。

正直、このタイプテコ入れは大好きだ。大好物だ。

X-MENの新作「ローガン」では今まで考えられなかったウルヴァリンキャラクター性と生き様を描き、

シン・ゴジラ」では原点回帰意識させつつ妙なリアリティ説得力を持って庵野ワールド表現している。

しかし、ep8はどうだろうか。

本来この方針で行くならば徹底的にリアリティを追求して凡俗な者たちの力で泥臭く物語を進めたり、

新世代のジェダイ」は「滅びゆくジェダイ」と全く違う描き方をすべきだった。

凡俗な者たちの人間ドラマについても群像劇なりに感情移入できるだけの脚本力が欲しい。

しか実査には御都合主義的で破綻した脚本感情移入できないキャラクターたち、

とりあえず性別は変えたが扱いに困る「新世代のジェダイ」。

これが自分の中のモヤモヤの正体だった。

ついでに書くと、この方針転換はep7からやるべきだった。

ep7では旧作を意識した作りをして、旧3部作を踏襲するかのように思わせておいてep8でどんでん返しを決めた。

かに驚きはあったが、仮にep8の物語が上出来だったとしても幸福裏切りにはならなかっただろう。

最後に望むのは、ep9がep8の「テコ入れ」を上手く回収し、ep7からの3部作を「名作」たらしめて幕を下ろすことだ。

2017-12-25

anond:20171225095816

主役級が複数いる群像劇ドラマはいくらでもあるだろ

オタク男向けの、一人の男主人公大勢の女が群がるハーレム作品が無いのは

ドラマの主な視聴者女性高齢者で、そんなもの売れないから、というだけだが。

(逆に女主人公一人に多数のイケメンが群がる作品ならあるが)

2017-12-19

スターウォーズいまいち乗れない理由

3分ぐらいで考えてみたが

戦争群像劇が苦手だ

何に注目していいかからないし、誰に感情移入していいかもわからない

 

歴史漫画とかは上手くて、感情移入するための主人公を1人用意して

そこから派生させて全体を見せていると思う

 

そういうのが一部のジャンルでは存在しない

映画だけではないと思う

三国志あたりも苦手だ

 

ところで、最近流行りの三部作映画とか、こういう視点が散らかったものが多いと思う

6時間超えるとそうなっちゃうよな

だいたい三部作の一作目で満足してあとは見ない

2017-12-11

月蝕歌劇団をまた観に行った記録

なんか、ひょんなことから月蝕歌劇団(という小劇団が都内にあると思ってほしい)の公演を見に行って、それ以来なんか芝居づいている。

これまで演劇なんてぜんぜん興味がなかったのに。

いくつか劇場に足を運んだところで、もう1回くらい観ればもっと色々と見えてくるものがあるかと思い、また月蝕歌劇団に足を運んでみた。

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演目は『ねじ式・紅い花』と『盲人書簡−上海篇』の2本立て連続公演

(前回の観劇の記録は

https://anond.hatelabo.jp/20170925212923 

 を参照のこと)

ということで、自分のログを兼ねて、また観劇記を残しておくことにする。

御用とお急ぎでない方は、しばしお付き合いを。

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ただし。

自分は舞台観劇についてはとことん素人なんで、これから書くのは、通りすがりの素人が見た印象批評くらいのつもりで、紹介文としての情報は期待しないでほしい。

(というか印象批評というワード小林秀雄みたいで偉そうだな。ほんとに感想文くらいの感じで、ひとつ

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■全体として

歴史の長い劇団というのは知っていたけれど、今回は公演100回記念とのこと。

で、旗揚げ時代からのライバル劇団その他のビッグネームが集結した大プレミアム公演だったらしい。

普段は若い女性主体の “少女歌劇団” っていう感じの劇団なんだけど、今回はキャストの年齢が大はばに高めだった。

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ちょっと変わった構成をしていて、1つのシーズンというか公演期間を前後に分けて、2種類の演目を上演する。

さらに各演目について前座というか露払いというか、出演キャストの歌唱ショー、寸劇、詩の朗読その他をまとめたパフォーマンスとして “詩劇ライブ” というのがある。

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なので、フルで鑑賞すると1シーズンで合計4演目。

これを多いと思うか、アリだと思うか。

いろんな作品世界が見られてオトクだとも言えるし。

リハーサルシナリオ練り込み等々のリソースは分散されるから内容的に落ちるものになるかもしれないし。

自分が見たところ、器用な高能力キャストと、まぁそうでもないキャストでうまく仕事を振り分けて、不満を感じさせない作りにしている感じだった。

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順番に見ていってみると。

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■前半の前座『詩劇ライブ メメクラゲ』(11月19日

先に不満点を言わせてもらうと。

演目『老人と子供のポルカ』の歌唱。

左卜前役のベテランキャストカンペ片手に左右のキャスト(岬花音菜、慶徳優菜)を振り回して大暴れ。

休みなく次の曲『本牧メルヘン』が始まり、そのまま岬花音菜がマイクを握るが、息の上がった彼女にはキーが低すぎた。

おかげで貴重な戦力(岬)を空費。

トリの白永歩美キッチリと『バフォメット(と、あとなにか悪魔がもう一柱)の歌』(詳細不明)で締めてくれたのが、せめてもの救い。

それにしても、あの大狼藉は、ハプニングプロットか。

ハプニングなら再発防止策を取ってほしいし、プロットなら、申し訳ない、あれに快哉を送るハイなセンスは自分は持ち合わせていない。

しかし。

詩劇ライブというのがファンミーティング同窓会だというのなら。

いとしの大スターがいつにないハジケっぷりを開陳したほうがファンサービスとしてのお値打ち感は高いのかもしれない。

と、思って周囲を見回してみると、自分と同じか、あるいはさらに年配の観客がホクホク顔で舞台を見守っている。

ハテ、招カレザル客ハ自分ノホウデアッタカ。

うん、わかった。

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■後半の前座『詩劇ライブ 暗黒少年探偵団』

詩劇三傑(←たったいま自分が決めた。はるのうらこ、岬花音菜、そして白永歩美の3人)のパフォーマンスたっぷり見られたので実に良し。

はるの嬢は前回と同じギター伴奏かと思ったら、ギターからキーだけもらって、ほぼ独唱。それでいてピッチは正確、ハイノートも申し分なく出ていたし、なんというか、 “このヒト、ひょっとして劇団の隠れた屋台骨なのではないか?” という予感がさらに強まる。

(↑それは本編でガツンと証明されるんだけど)

なぜ合唱のときは控え(それはもう、あからさまな控え)にまわるんだろう?

リハーサルの負荷をソロに集中させるためか。

岬花音菜はカッパの舞。そして小阪知子を舞台に引き出してカッパの相撲。

あいかわらず、この人は歌って動いてが実に良い。

そしてトリは白永歩美

朗読、歌唱と大活躍。

いつ見ても、この人は安定しているなぁ。

はかなげで、あやうげで、その状態のままガッチリ安定しているという不思議キャラクター

そういえば『Those ware the days』に日本語歌詞をつけたものを歌ってたんだけど、受付で立ち読みしたセットリストにそんなのなかったぞ、と思って調べてみたら、『悲しき天使』なんていう日本語版があったのね。

知らなかった。

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さて本編。

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■前半の本編『ねじ式・紅い花』

つげ義春の原作、『ねじ式』『紅い花』『女忍』『沼』『狂人屋敷の謎』をまとめて1つのストーリーにしてある。

実を言うと、前回の公演を見たあとに、某氏から、

「なに、月蝕歌劇団が面白かったって? それじゃアレだ。主催の高取英のアレ読んどけアレ」

といって勧められたのが、『聖ミカエラ学園漂流記』(小説版と戯曲版)。

前回の公演を観たときに、

「この人の持ち味は “奔放に見えて実は緻密な複数世界のマッシュアップ” だろうな」

と感じていたのが、この本で確信に変わったのだけど。

原作が2作品や3作品なら、例えば2つの世界の登場人物呉越同舟で共闘する、みたいな展開もあり得るけど、さすがに5作品同時となるとメドレー形式にならざるを得ない、という感じ。

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さて、もう1つ、高取氏の特長と思ったのが、ストーリーに必ずクライマックスを用意する、という点で。

(それが、エンターテイナーとしての氏の本性によるものか、それとも “客にはなんとしてもカタルシスを持ち帰ってもらわないと次につながらない” という興行師としての冷徹な計算によるものか、そこまではわからない)

それが、つげ義春の茫漠としたアンチクライマックスな世界とどう折り合いをつけるのか、そこに興味があったんだけど。

これが『紅い花』を中心に最小限の改変を加えただけで、見事に全ての原作が一斉に収束に向かうオチといえるオチになっているのは、さすが。

最後にはねじ式青年が『パーマー・エルドリッチの3つの聖痕』(P. K. ディック)みたいに無限増殖するあたりの幻想テイストが高取氏らしい。

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あと、前回公演みたいな「身捨つるほどの祖国はありや」的な大きな主題は今回は抑制されている。

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助成金云々の楽屋落ちは生臭いので忘れたことにする。

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そして、この劇団特有の時間がゆがむ感覚をまた味わう。

今回は、サヨコの祖父の楽屋オチ的な台詞。

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「最近、嵐山光三郎が書いたんですがね、松尾芭蕉は忍者だったんですよ」

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えーと、嵐山光三郎の “芭蕉忍者説” は2000年代なんですが。

高取氏の作品世界が戦前、戦後、昭和30年代、1960年代1980年代みたいに複数の時代を放浪するように、劇団自体も、60年代80年代、そして2000年代の全ての時代に存在しながら、どの時代にも存在しないような不思議立ち位置

それが、この劇団の持ち味でもあり。

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あ、あと、狐舞の意味がやっとわかった。

なんのことはない、 “ここから現実感見当識がゆるんで、心象風景と象徴劇が始まりますよ” という演出効果だ。

多色発光LEDを掲げた葬列も、夜光塗料の試験管をもった少女たちも、おそらく同じ。

少女漫画で「なんでクライマックスに花びらが飛び回ってるの?」とか訊かないでしょ? アレと同じだ。

そういえば、最近の子供は漫符(怒りの青筋とか緊張の汗とか)がわからないケースが多いらしい。

つまり自分は月蝕の鑑賞において子供だったわけだ。

というあたりで。

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そして、問題の↓

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■後半の本編『盲人書簡−上海篇−』

あー、うん。

むかし『草迷宮』(寺山修司)を観て途方に暮れたことを思い出した。

あるいは、さらにむかし『原始人』(チャーリー・ミンガス)を聴きながら、

「これは良い音楽なんだ、良い音楽なんだ、みんながそう言ってるから良い音楽なんだ」

と歯を食いしばっていたことを思い出した。

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はっきりしたこと。

自分に “前衛” を受け止める感受性はない。

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それでも、なんとか受容を試みてみる。

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(1)1930年代の第二次国共合作を背景にした不穏で混沌とした上海共同租界。

(2)明智小五郎小林少年という、戦前・戦後の言ってみれば “陽のヒーロー” をどす黒く改変したキャラクターと、堕落した母親としての小林少年の母。

(3)白痴の少年と娼窟の姉妹がからむ、不快にユーモラスな人物群。

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この3つの人物群を主なストーリーラインとして、失明した小林少年を中心に “目明きと盲(めしい)、世界が見えているのはどちらか” という問いを主題として話はすすむ(ように見える)んだけど。

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途中、影を喪失した少女、みたいな挿入話をはさみながら、ひたすらグロテスクストーリーとも言えないストーリーの断片が続く。

クライマックス小林少年と恋人(?)のマサ子の再開を中心にしながら、全てが虚構の中の虚構、悪夢の中の悪夢、という入れ子の構造をあからさまにするところで、唐突に終わる。

最後の最後には第四の壁も突破して現実のキャストの名前まで出てくる。

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うーむ、書いておいてなんだが、なんの説明にもなっていない。

ねぇ、寺山修司って、ホント70年代80年代青少年カリスマだったの?

(今度、『書を捨てよ云々』でも読んでみるか……)

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可能性としては、今どきの若者がP. K. ディックやら筒井康隆やら読み慣れてるせいで、 “崩壊する現実” やら “虚構の中の虚構” を普通においしく摂取しているのに対して、当時はその種の超現実的な幻想悪夢ワールドが知的にトガった青年だけの愉悦であったとか。

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ま、さておき。

これ以上はどうにも言いようがない。

自分にとって確かなことは。

高取氏オリジナルの作品、脚色作品のうほうがずっと面白い

ということ。

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さて。

キャスト、演出その他については、以下の通り。

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白永歩美

女忍コジカの息子、宗近と小林少年を好演。

このヒトが、登場するだけで舞台が猟奇的ビザールな空気になるような、言ってみれば “嶋田久作” 的な怪優でありながら、それでいて結構な美人サンである、というのは劇団にとって大きなアドバンテージなんじゃなかろうか。

劇団のカラーを一人で体現しているような。

ビジュアル、演技、歌唱、トップの名称は伊達じゃない、って感じ。

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というか。

実のところ、トップというネーミング自体はどうでもいい。

それがプリマドンナでもソリストでもエースでも四番でも同じことで。

その種の人に求められるのは才能でも鍛錬でも、ましてやプロデューサーディレクターの寵愛でもなく。

それは「いつ、いかなるときでも、自分が前に出ていってなんとかする」という思考形態だと思う。

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例えば才能、というか生まれつきの資質なら。

前回の公演には高畑亜美という彼女に負けず劣らずのビザール美人さんがいた。

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例えば技能なら。

前回の公演で、白川沙夜というキャストは、ストーリーテラーコメディリリーフ、仇役という3つの仕事を3本の腕で同時につかんでブンブン振り回して大暴れしていた。

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でも、彼女たちは今回はいない。事情は知らない。

いっぽうトップには「事情により今回は出演しません」という選択が無い。

脚光も浴びる、注目もされる、そのかわり劇団の出来が悪ければ矢オモテ、火ダルマ、槍ブスマと。

群像劇主体の劇団で、ある程度は負荷が分散するにせよ、あの細っそい体にかかっている重責を想像すると、なんというか、なんというか。

長くなった。

ともあれ、健康にお気をつけて。

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■川合瑞恵

前回までは “作りようによっては、いかめしく見える” ビジュアルを活かしたワンポイント役だったのが、今回は『女忍』パートのキーとなる女忍コジカに大抜擢。

これが大根だったら目もあてられないところを、実に器用に演じきってしまった。

本職はモデルさんだと思ってたんだけど。違うの?

芸能関係って器用な人が多いのよね。

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■岬花音菜

演技はさておき、まずは狐舞。

今見ているのがカラダのオモテなのかウラなのか、腕なのか脚なのか分からなくなってくる超絶変態空間機動がひっさびさに大炸裂!!

これだ! これが観たかった!

いや、じつは、このところモヤモヤしていた。

「いや、たしかに踊りも歌も演技も良いけど、ここまで追っかけるほどか?」

でも、たしかに思いちがいじゃなかった。

ほんのちょっと前のことなのに、忘れかけていた。

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そこには、たしかに岬花音菜がいた。

およそ2ヶ月前、片目の猫の舞で自分の脳味噌をブチ抜いた岬花音菜が。

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ちなみに。

あとから取材を試みたところ。

あの一連の動きは、ボランティアアルバイト?)のダンス教室で子供たちに最初のウケを取るために編み出した動物踊りがオリジナルだとのこと。

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するとなにか。

自分の鑑賞眼は子供レベルか。

まあいいけど。

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というか、彼女の狐舞に視線をもぎ取られ、ねじ式青年と女医のベッドシーンの大半を見逃していたことに、劇場を出てから気がついた。誠に申し訳ない。

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さて。

キャストとしては『紅い花』パートのシンデンのマサジ、『盲人書簡』で白痴の少年を担当。

この演技、周囲の評価はウナギ昇りだろう。

じっさいTwitterを中心にネットを見ると、彼女と慶徳優菜の評価はウナギ昇っている。

ただ。

自分としては評価は保留としたい。

なぜって?

あまりに、あまりにもハマり役すぎて、いま見ているのがキャラクターなのか、それともキャスト本人なのか、観劇素人の自分には判然としないから。

(これ、自分の中では笠智衆と同じ位置づけだ)

大竹しのぶアニーを演じたり、同じ劇団でいえば白永歩美ピーターパンを演るのとは、意味が違う。

『紅い花』ではプレ思春期の少年のいら立ちを、『盲人書簡』ではスケベなアホの子を、と、いろいろ打ち出しているのは分かる。

分かるけど、いずれも、まずは本人あっての効果であって。

このあと彼女は “月蝕きっての永遠の少年役” として存在感を増していくのだろうか。

それもアリだと思うけど。

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■慶徳優菜

『紅い花』キクチサヨコ役。

昭和の山村、思春期の少年の心に思い描くマドンナ

うん。もうずばり田舎のマドンナそのもの

だけど彼女の評価も保留。

理由は岬花音菜と同じで本人そのものだから。

その意味では、娼窟の妹と小林少年の想い人のほうが、本人のポテンシャルがよく分かる気がする。

そっちの方はというと、うん、悪くない。

ただ、これは自分の思い込みかもしれないけど。

なんというか彼女は “月蝕、次世代プリマドンナ育成枠” というのに完全に入っている気がする。

この直感が正しければ、それはおそらく本人の十分な資質と劇団の目算があってのことだろうけど。

なんかモヤっとする。ほかの新人も若手も、ひとしく頑張っている(ように見える)のに。

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はるのうらこ

なんというか、詩劇ライブのときは “ひかえめな、でもシャレのわかるおねーさん” というオモムキの彼女。

キーとなる配役のキャスティングが多いから、信頼の厚いキャストなんだろうな、という以上の認識はなかったんだけど。

(そしてそれは、ねじ式青年という大役を見ても動かなかったんだけど)

これが。

『盲人書簡』娼窟姉妹の姉役。実にすごい。

あのフワっとしたキャラが、女の嫌なところを全部集めて煮詰めたようなキャラクターに大変身。

慶徳優菜をサポートに娼窟パートカラーというか空気を完全に支配していた。

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あと、些細なことだけど。

キーアイテムとなるタバコチャイナドレスに入れ忘れたか、取り出せなくなったか。

取り出そうと悪戦苦闘して2秒。

見切りをつけてアタマの中でプロットを切り替えるのにコンマ2秒。

架空のタバコをふかして場面転換の決め台詞につなげるまでの時間の空費がわずか2.2秒。

はるの氏にとっては迷惑な賞賛かもしれないけど、ここの所作の切れ味に地味に鳥肌が立った。

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■宍倉暁子

彼女が登場すると、そこだけ別の照明があたってるようだった。

さらに今回の千本桜ホールより少し大きめの劇場向けにチューニングされた、よく通る発声。

今回集結した “夢のベテラン勢” の中では、彼女が出色だった。

彼女だけは気になって調べたら、舞台を中心にTV、映画と活躍の現役大ベテラン

たしかに分かる。

自分の外見と所作が人にどう見えるか、何十年にもわたって掘り下げていないと、ああは行かないと思う。

『紅い花』では漂泊の釣り人。すこし困り顔の茫漠とした旅客でありながら、マサジのカウンターパートとして要所を締める。

『盲人書簡』では軍人と密通する小林少年の母として、実に汚ならしい堕落した母親像を体現。

教科書的に言えば寺山修司の作品世界に通底するコンプレックスというかオブセッションというか、ともかく “その部分” を実に彼女一人で背負って担当していた。

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大久保千代太夫

今回最高の当たり役の一人。

犬丸は尾張織田と敵対している設定だけど、人物造形はおそらく美濃のマムシこと斎藤道三ベースだと思われ。

自分に襲いかかった刺客を手籠めにして側室にする一代の梟雄らしい悪太郎ぶりと、戦国武将の透徹した死生観が、もう全身からみなぎっていた。

『盲人書簡』の方は。

うーん、自分の中では “生ける舞台装置” としての黒い苦力(クーリー)の集団は、なんというか、全員が均質な筋肉質の没個性の集団だったんで、あの巨躯が逆にマイナスにはたらいた気がする。

こればっかりは、いたしかたなし。

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■小阪知子

影の殊勲者にして功労者

前説とカッパ相撲のときから(自分の見立てでは)この人は切れ者だろうな、と思ってたんだけど、今では確信に近い。

馬鹿をやる、それもビビッドに馬鹿をやれる人間は、なんというか、切れる。これは自分の持論。

自分が見るかぎりでは、月蝕歌劇団キャストベテラン高位職者(?)には2つのカテゴリがあって。

1つは白永歩美、岬花音菜のように “スタア” 役を仰せつかってスポットライトを浴びる職種。

もう1つは、前回公演の鈴乃月葉や今回の彼女のように “ひとり10役をこなしてストーリーラインを維持する” という重責の担当者

月蝕歌劇団は後者の高能力キャストがいないと成立しない。

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■若松真夢

薄い眉、暗く沈んだ眼。白永歩美が陽のビザールだとしたら、彼女は陰のビザール美人。

もっといろんなキャストで見てみたいと思った。できれば和装で。

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城之崎リアン

詩劇ライブのみに登場。OGか。

男装の貴公子然とした男装の貴公子。うん、貴公子

そりゃ、男女問わず固定ファンガッツリと付いたことは想像にかたくない。

問題は、貴公子以外にどんなキャストをやっていたのか、想像がしにくいことで。

もっと昔から見ていなかったことがくやまれる。

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■登利忌理生

前回の中村ナツ子に続き、今回の「なにものだ! このひと!」ワクに期待のダークホースが登場。

自分は茶髪に偏見があるようで、「えっとぉ、学校卒業の記念にぃ、オーディション受けちゃいましたー!」みたいなハスッパな外見と、そこから飛び出す恐ろしい長セリフと演技巧者ぶりのギャップに舌を巻いた。

本当に何者だ! と思って調べてみたけれど、月蝕以前の芸歴がまったく引っかからない。

あれか。学生演劇出身か。

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■音無ねむ

今は、まだ大部屋女優といった立ち位置

(たぶん。自分が調べた限りでは、まだ無名)

何者でもない。

何者にも、まだなっていない。

だけど、あの男に引けを取らない長身とキリっとしたマスクには、絶対に活きる使いみちがあるはず。

実際、『盲人書簡』の “新聞朗読笑い男” には何とも言えない味があった。

キャスティングの認識、間違ってないよね?)

陵南の田岡監督ふうにいえば、「体力や技術を身につけさせることはできる。だが、彼女をでかくすることはできない。立派な才能だ」ということ。

まずは、その長身を恥じるような猫背をやめて、胸郭を開いてまっすぐ立つところから、カンバレ!!

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J・A・シーザー(と音響)

ふむ。ふむふむ。

エンディング、こんな感じかにゃ? 間違ってるかもだけど。

(いま手元にGarage Bandしか無いんで大変)

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Bm....................BmM7(←Daugかも)

寺 の 坊 ん さ ん 根 性 が 悪 い

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Bm.............Bm........F#m..GM7

守 り 子 い な し て 門 し め る

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F#m.........Bm........F#m......Bm.E

ど し た い こ り ゃ き こ え た (か)

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(間奏2+4小節)

E.................Bm.......Bm.......Bm.......Bm

+--------+--------+--------+--------+--------+--------+

.

Bm.......D/A...GM7..........Bm.D/A..E..

守 り が 憎 い と て 破 れ 傘 き せ て

.

Bm.......D.....GM7.......Fm#......GM7

か わ い が る 子 に 雨 や か か る

.

Fm#.........GM7.......Fm#......GM7

ど し た い こ り ゃ き こ え た か

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(間奏4小節)(以下同じ)

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※各コーラスの7、8小節目のメロディが元の民謡と違う。

 メジャーセブンに合わせて変えたか。

※地味に1コーラス目と2コーラス目以降でコード進行が違う。

 採譜するまで気が付かなった。

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えー、日本のニロ抜き音階(いわゆる田舎節)で作られた民謡/童謡に、7th、9thがタップリ乗ったモダンコードをあわせて。

さらに、それを流行りのリズムパターンに乗せると、こう、実にカッコいいニューエイジワールドミュージックになるのは皆さんご存知のとおり。

(今回はハードロックリズムビート

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こういう音楽はみんな大好き。ボクも大好き!

この種の音楽の嚆矢は自分が知る限りYMO(実質、坂本龍一)で、80年代ではあるけど、このスタイルが「教授(坂本)のパクリじゃ〜ん!」と言われなくなったのはEnigmaやDeep Forrestが日本でワサワサ紹介されて一般化した90年代のような感じがしていて。

(“姫神せんせいしょん” や喜多郎については、当時ノーマークだった自分に語る資格はない)

問題は、J・A・シーザー氏が、何故この時期にこの種のスタイルをぶつけてきたか、だ。

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  • ここで急遽訂正!!-------

本公演エンディングの『竹田の子守歌』はJ・A・シーザー氏の手になるものではないとの指摘がありました。

お詫びして、訂正します。

以下、上記の誤りを前提にした言及をカットします。

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でも、今回のエンディングが実にイイ感じだったことは確かで、これからもこの路線はアリなんじゃないか、と思った次第。

うん、自分に言えるのはそれだけ。

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最後に音響について。

なんか、今回の殺陣は斬撃の効果音タイミングがやたらと良かった。

何か条件が変わったんだろうか。

ただ、いつもながら思うのは、客席一番奥にコントロールブースを置かないで、それでもあのレベルの音響を維持できているのは、それ自体が奇跡に近いことだ。

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プロップ大道具の印象は前回と同じ。

ただ、生きている動物の仕込みはさぞかし苦労しただろうな、と。

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んー、今回の月蝕歌劇団はこんな感じでした。

全体としてどうなのかって?

うん、良いところもあれば、首をかしげるところもある。

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まずは。

自分はもともと聖子ちゃんキョンキョンのころから、それほどアイドルが好きではないので、フレッシュキャストライブ感、というのにはそれほど重きをおかない。

なので、(おそらくは)キャストのものに入れ込んでほしい、という劇団の方針には同意しかねる。

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しかしながら。

高取英氏の作品世界。これにはどーしても、どーしても不思議な引力を感じでしまう。

結果として、スケジュールが合って演目の印象が良ければ、これからも足を運ぶような、そんな感じがしている。

というあたりで。

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また機会があれば。

2017-11-13

シンゴジラエヴァ踊る大捜査線

あいうの何ていうんだろう

 

情報を追えないくらいいっぱい出す

作戦がある

群像劇的に人がワチャワチャ動いてる

組織指揮系統、細かい作業描写コミュニケーションかにこだわる

・司令室と現場みたいな構図がある

会議描写がある

 

こういうの好きなんだけど、あまりやらないよね

ジャンルとして確立されている感じはしない

そもそも一般受けはそこまでしない気がする、おっさんが好きそう

断片的に似ているのはある

 

ジャンルとして確立したらそれなりに面白そうなんだけど、大変なのか

 

___

 

グランドホテル方式、そう言えば前調べたな

でもちょっと違う気がするな

撮り方の部分?

群集劇・群像劇でも、撮影する際の主と従があって、主がコロコロ変わるの多いと思うんだけど

シンゴジみたいなのって、下手すりゃ1シーンに従しかいないみたいなのあるよね

もしくは「主は視聴者が感じ取れ」みたいな、そういうシーンを数秒毎に切り替えて、全体として何か大きな出来事が起こってる感じを出す

 

そう言えばアメリカ映画でも、例えば飛行機が不時着した!みたいなシーンでワチャワチャ感を出すためにああい手法になるケースがあると思う

でもシンゴジみたいに、ほとんどずっとそれみたいな作品は知らない

 

パトレイバー友人にも勧められたわ、アレを庵野が参考にしたんだっけ?(違うっけ?)

2017-10-23

アウトレイジ最終章を観た

1作目、2作目にあったドンパチや暴力シーンはかなり抑えめで、政治群像劇みたいな仕上がりになっていた。

これで2時間弱もたせるのだから、やっぱり監督北野武はたいしたものだなと思った。激しいシーンが少なめなので、前2作と比較しても客層は広がりそうだ。

ただ、ビートたけし西田敏行塩見三省役者としての劣化が激しく、見ていて辛かった。

バラエティニュース番組でも、たけしのろれつが怪しくて何言っているかからないことが多いが、映画でも同じであった。

西田敏行は、演技の技でごまかしてはいたが、病気の影響を隠しきれず。

塩見三省は、脳出血の影響で身体麻痺が残っているのか、だいぶ辛そうだった(けれど、耳に手をあてて「はぁ?」と聞くシーンは良かった)。

最終章見てからビヨンドを見たら、演技のハリが違いすぎて同一人物とは思えない。

映画は良かったけれど、役者ビートたけし老いを痛烈に感じてしまい、そのことがとても悲しくなった。

ドンパチヤクザ映画主人公としてのたけしに期待するのはもうやめよう。

クリント・イーストウッドみたいなポジションで、シニカル映画を撮って欲しい。

2017-10-22

kindle で「アンラッキーヤングメン」を買って読んだ

結構から気になっていて、ずっと読みたかったのだけど、一冊1,200円くらいして上下巻で・・ちょっと高いな、と思って敬遠してました。

キンドルアカウントにも買って読んでない本が300冊くらいあって、まあ全部読み終わってから買うか。その間にセールでもあればラッキーだと。

で、昨日くらいになんとはなしに値段を確認したら半額位になってたんですよね。

でもさ、個別商品ページには何も書いてないの。

○○セール対象商品から50パーセント引きとか。

キンドル自体、どんなセールをやっているのかいまいちわかりづらくて、外部のキンドルセールを羅列したサイトを利用しているんだけど。

なんか書いといて欲しいよね。

それはそれとして、学生運動テーマとした話は好きで、当時インテリを中心に流行した『共産主義』というファッションが今見ると滑稽であるし、それでも自由だ、平和だ、理想だと振りかざしながらお互いを監視し、血を流し合って、薄汚く滅びていった馬鹿者どもの群像劇面白いのだ。

それで、読んでいていちいち気になるのが、主要登場人物の一部のキャラクターにおいて名前がNとかTとかMとかSとかKのイニシャル表記されるのだ。

Tはどう見ても北野武モチーフにしているだろうし、Mは三島由紀夫主人公のNは永山則夫だ。KやSも当時の活動家が当てられている。

しかし、その中でもヒロインたちは普通名前で出てくるので、少し混乱してしまう。

2017-10-21

Just Because!』の全力出し切れていません感

ガルパンなどの水島努監督作品で多く絵コンテ演出を手掛けてきた小林敦‏が初監督を務めるオリジナル作。

世間的には『さくら荘のペットな彼女』の鴨志田一脚本、『月曜日のたわわ』の比村奇石キャラクター原案作品

高校生活終盤の男女の恋愛模様を描く青春群像劇制作PINE JAM

やはり青春群像劇アニメは良い。演出が光る。

モノローグが極力排され、ほぼ第三者視点物語が展開されている。

さりげないセリフ目線、表情、そしてよく練られたレイアウト登場人物の心情が読み取れる。

ところがこのアニメ、どうも演出意図100%反映された映像になっていないような気がする。

繊細に描かれるべき人物の表情が、あまり丁寧でない。絵が崩れてしまっている。

まあ今風に言うと万策尽きそうってやつ。

制作会社PINE JAMは新興の会社なので圧倒的に人手が不足している。あるいは時間か。

こういう演出をするなら京アニくらいのかっちりした体制じゃないと難しい。

響け!ユーフォニアム』を少ない人手で作ったらどうなるか。そんな感じ。

WUGの1期を見た時も似たようなこと思った。

小林敦監督ツイッターも不穏である



とにかく無事に完成することを祈る。

2017-10-18

anond:20171018121031

新章への批判がほぼ主観

キャラデの変更は旧キャラデがヤマカンの友人で、キャラ継承許可しなかったからなので仕方がない。

場外乱闘は主にヤマカンが焚き付けているために起きている。

もちろん板垣ヤマカン作風は違うが、そもそもヤマカン監督なら続編は作られていないだろう。

ヤマカンが何をしていたかは、関係者日記などをあたればわかる。

山本寛板垣夫妻にのっとられたと主張しているが、実際はそうではない。

ヤマカン仕事をためこみ、公開スケジュールに間に合わず、それでもヤマカン自分がちやほやされるイベントに出かけてしまっていた。

なんとか終わらせるためにプロデューサー板垣嫁)が沢山の人を集めて完成させた。

そのため人件費が嵩み、借金を抱えることになった。

被害者のように言っているが、原因を作ったのはヤマカンだ。

そして、スケジュールを守れない監督作品私物化する監督スポンサー仕事を任せたいか

NOだろう。

ordet経営自体が危ぶまれる。だから山本は追い出された。

また、WUGをなんとか存続させたい制作側がヤマカンを外すのも当然の判断だった。

さらに、アイドルを売り出すアニメであるならば、それぞれのキャラクターを立てなければいけない。

そのために方向性シフトするのも製作側にとっては当然の判断だ。

映像的には劣化してる部分が多いのは事実だが、キャラクターを立てるポーズ脚本は上手くやっている。

宮城負け組アイドル成長物語およびアイドル群像劇という軸を維持しながら、萌よりのコミカルな要素を増やしていて、バランスは良い。

今のところそれほど悪いとは思わない。

もちろん、作らないという選択肢もあったとは思う。

本来存在しなかったかもしれない新章なのだから文句があるなら見なければいいと思う。

たいしたアニメではないと思うし。

2017-10-11

anond:20171010231842

世界転生もの流行は落ち着きつつあるが、

ラノベでの流行の数年後にアニメ化流行が来るので、異世界転生ものアニメ化がくるのはこれから

世界転生ものが廃れたわけではなく、バリエーションを増やしつつ安定期に入っている。

ただし「小説家になろう」のほうで異世界転生ものが減りつつあるので、今後はラノベにもその影響が出てくるか。

学園もの特に青春ものは増えているけど、主流となるには至っていない(友崎くんがアニメ化するかどうか?)。

昔は現代舞台といえば学園もの・バトルもので決まりだったが、

今は現代ものでもバリエーションが増えてきていて非学園・非バトルでヒットが増えている。

から一概に学園ものが次に来るとは断言できない感じ。

どっちかというと異能バトル系の流行がそろそろ巡ってくるのではと個人的には予想。

ちなみに今後アニメ化が予定されているラノベ

2017-10-08

アルペジオ楽園追放のヒットからけもフレを経て現在宝石の国まで3DCGアニメ進化してきた

手描きのもの品質的には変わらないものが出せるようになってきたかと思える

群像劇みたいなものだと正解するカドのように手描きとのハイブリッド必要になるけれど

キャラ数が限られているアニメに関しては3DCGアニメ問題ないのかもしれない

動画確保の難しくなってきた現状を考えると3DCGアニメシフトしていく流れは今後増えるだろう

2017-09-29

アニメ化の予想

持っている漫画が軒並みアニメ化されていく。

ひなまつり少女終末旅行がされるとは思わなかった。


自分が持っている漫画アニメ化されるか、何の根拠も無しに予想してみる。


バイオメガ

個人的にはBLAMEより好きなので是非してもらいたいが、シドニア、BLAMEがアニメ化された今、

バイオメガアニメ化する意味は全くない。悲しいがアニメ化されることは無いと思う。

あるとしたらハリウッド映画化だろう。

アキラ的なバイク乗ってドローン倒してイオングリーンを助けるいかにもな感じで。


がらくたストリート

オタク描く理想的夏休み。これがアニメ化されたら自分も含むオッサンに人気が出るのでは?と思っているが、

どういうタイミングでこの作品アニメ化されるか全くわからない。

個人的にはしてほしいけど……されないかなぁ。

されないだろうなぁ。


BEASTARS

される。間違いなくされる。

獣達の青春群像劇

自分の野生の勘が語りかけてくる。

「この作品アニメ化されるよっ!」

根拠は無いが、きっともうそういう話が出ていると思う。


波よ聞いてくれ

台詞がとにかく多い。やるとしたらシャフトが作りそう。

しかし、この作品アニメ化よりドラマに向いていそうだが、最近の感じではないので難しいかも。

アニメにするにしても、オタクウケはよくない設定だし、多分されない。


水惑星年代記

しろ。嘘です。誰かして下さい!!

水惑星年代記シリーズ完璧クオリティアニメ化したら、ハマるオッサン沢山出て来ると思うんだけどなぁ。

でも……されないんだろうなぁ。


さんさん録

夕方NHK放送してもらいたい。

個人的願望でしかない。


ちいさこべえ漫画版)】

ノイタミナアニメ化されないんかい!第1位。

あとリツが橋本愛実写化されると思ったけど、原作原作なだけに難しいのかしら。

既に映画ドラマ化はされているけど、漫画版映像化したら面白いのに。


ABARA

30分程のショートアニメで。

どうですか!ポリゴン・ピクチュアズさん!

海外ウケいいと思いますよ!


ダンジョン飯

される。


【1518!】

ちゃんとした青春お話

完結した暁には是非アニメ化を!(土下座


盆の国

劇場アニメとして……されたらいいなぁ。

映像化したら面白いと思う。


【1122】

結婚7年目の夫婦の話。夫は妻公認浮気をしているという、家族夫婦とは?という問題作

渡辺ペコさんの絵がアニメで動いているのを見てみたいけど、これをアニメ化したら間違いなく荒れるだろう。

結婚していない若い世代にとっては全く理解出来ないので。

これは間違いなくドラマ化される作品だと思う。もしくは映画化


町でうわさの天狗の子

なんでされねぇんだよ!

しろよ!(土下座


神様うそをつく】

劇場版アニメで!されていいと思う。

題材的に地上波では難しそう。

この作品アニメ化するメリットはと聞かれたら、正直無いけど、個人的に大好きなので……。

されてほしい。


ハルシオンランチ

されないでしょうね!でも、どこかの会社に挑戦してほしい。沙村広明シャフトの相性はいいと思う。

ヒヨスが吐いているところ映像でみたい。


きょうの猫村さん

NHKでされるって絶対に思っていたけどされないんかい作品第1位。


【センネン画報】

5分アニメで。されないもんだよねぇ……。

こういう画風のアニメ必要だと思うけど、それがセールスに繋がるかっていうと別物だもんね。


【あひさなぐ】

映画化が先で、この後アニメ化が発表されますはい

……まさかされない?!


まだありそうだけど、会社でこれを書いているので本棚を思い出せない。

アニメ化される作品って不思議だよねぇ。

折角アニメ化されても全く売れないのもあるし。

どういう思惑でされるのか。


さて、この中で一体いくつアニメ化されるのか……。

楽しみ。

2017-08-22

https://anond.hatelabo.jp/20170820225352

アニメ放映前の紹介を見た時は、

ゲーム部?あーはいはいゲーム部でみんな集まってゲーム作るお話ね!

と思って気にしてなかったけど、

始まってからは、ついつい続きが気になって観てます

ゲームオタクたちの群像劇的な何かって感じで、ほんのり面白い作品です。

2017-08-04

https://anond.hatelabo.jp/20170803200935

陰謀にしたって台詞多すぎだしゴチャゴチャしすぎ

読者に0から10まで説明したがって画面がうるさくて仕方ないし全員書こうとしすぎ

そのシーンであまり関係ないキャラを無理に差し込んで書かなくていいよ

冨樫群像劇なんて書けない、できるのは旅団編のときも占拠編のときも2場面進行まで

それ以上やろうとすると広島焼きみたいになる

2017-07-14

https://anond.hatelabo.jp/20170714150311

そういえばティーンエイジャーか若者が主役の恋愛映画ってあんまりアメドラで見たことなかったな。

あっても日本教育テレビで昔やってたようなドラマイメージ

海外恋愛映画って大人な人が主役なイメージ

群像劇イメージリアルな。

でもgleeみたいなドラマとかがあるところを見ると昔からあったのかなと。

トワイライトとか。

https://anond.hatelabo.jp/20170714110214

せっかくの群像劇ラブコメカップル成立して望み薄な相手片思いする切なさを出さなくてどうするの。

ノンケに恋する切なさは片思いしてるノンケさらに他の女に片思いでも美味しいけど、男→男↔女の方がより引き立って好み、むしろ両方楽しめる途中で成立もいいし男→男→男↔女で全方位ハピエン目指すのもいい。

群像劇タイプラブコメなんて

男→女→男→女→男→男→女→男

って感じに登場人物並べればいいんでしょって言ったらマジ切れされた

三角関係を随所に入れておけということだろうか

2017-07-06

https://anond.hatelabo.jp/20170625114148

4-ヒロイン自殺を話の中核に置きすぎた

7-話の進むペースを遅くしすぎた

かなあ?もともとの発想としては、「Fate」の英霊を[現代創造キャラクター×評価経済的なヤツ]でやってもよくね?ぐらいだと思うんだけど、ここでFate重要構造を見落としていて通常の群像劇アニメ文法(一人ひとりが役割理解していく過程を描く)でやってしまった感がある。

逆に「Fate」を見直すと「主人公以外は、自分役割を登場段階で理解している」ってのが大きな特徴なんだよね。これだと「主人公に誰かが教えさえすればあとはとっとと進めても問題ない」というのが作る方も見る方も非常に楽ちんになる。サーヴァント召喚された時点で世界のことも役割も事前に知識インストールされて呼び出されるってのはスゴイご都合で、おそらくそこがレクリエイターズスタッフにとって”それ反則じゃね?”とひっかかったからああなってしまったと思う。でもそこが時短キモだったんじゃないかな。これを丁寧にやりだすと全然尺が足りず、Fateでいえば一人ひとりの召喚儀式をやりおえた時点で聖杯戦争システムがわかって最終回みたいなことになってしまってる。

また、ヒロイン自殺による世界への復讐…みたいなチープな目的で終わっているのも気になる。たとえそれがおおもとだったとしても「人類史の救済」とか「根源への到達」みたいな厨二あふれるキーワードがなかったのが吸引力弱い。

2017-04-24

2017年アニメ

はじめに


2017年アニメもそろそろ3話まで出揃ったと思うので、

見ているものと、個人的感想を少し。


2017年アニメ総評(期待度)

ランクにそこまで意味はないが、他人にすすめるのはB帯くらいまでかなーという感じ。


S : 正解するカドアリスと蔵六

A : アトム ザ・ビギニング武装少女マキャヴェリズムロクでなし魔術講師と禁忌教典

B : サクラクエストRe:CREATORSID-0月がきれい


C : エロマンガ先生冴えない彼女の育て方♭、フレームアームズ・ガールプリプリちぃちゃん!!

ひなこのーと終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?

ゼロから始める魔法の書つぐももソード・オラトリア(ダンまち外伝)、サクラダリセット

D : 恋愛暴君


視聴予定:有頂天家族


いくつか


正解するカド

SF枠、脚本は「know」の野崎まど

凄腕官僚未知との遭遇をし、人類との橋渡し役をするという話。

3話時点では、異方の来訪者がもたらす未知の技術により

技術的特異点を迎えどうなっていくのか・・・という感じ

この先の展開はまだわからないがオリジナルアニメから

アニメ尺に合わせて作られているはずなので安心して見られそう。


アリスと蔵六

これもSF枠、原作漫画あり。

アリスの夢という特殊能力もつ少女組織から抜け出し組織をぶっつぶす話なのかな?

時折大人になった主人公?の語り(CV.ゆかりん)が入るのがそれっぽさを出している。

1話時点でCGが馴染んでなさすぎて視聴厳しいかと思ったが、

自体面白いので1話で切った人は3話まで見てみるといいと思う。

HP可愛い


武装少女マキャヴェリズム

作画が凄いとか特別話が面白いとかそういう訳ではないんだけど、

わかりやすくてテンポもいいので見てて苦痛がないアニメだと思う。

こっからマンネリせず最後までやってくれるといいなと。

OPがなかなか癖になる感じ


ロクでなし魔術講師と禁忌教典

これもマキャヴェリズムに似てる感想

ラノベアニメクオリティ重視のものと、これみたいな勢い重視のものがあると思う。

どっちが好きというのはないが、最近後者が不足気味だったので欲求がみたされた。


サクラクエスト

PAお仕事枠。オリジナルアニメ

まだ準備回の段階だと思うので、これからかなーという印象。

町おこししたい観光協会とあまり興味がない住民たち

それと外から観光協会に雇われやってきた主人公

色々癖がありそうなキャラもいるので期待はできそう。

PC公式HPレスポンシブになってるんだと思うんだけど見づらい。


Re:CREATORS

放送前段階は1番期待してたオリジナルアニメ

これも準備回が長いのでこれからだと思う。

世界住人がこっちの世界に飛んでくる。

っていう最近ラノベアニメパターン

絵が綺麗なので展開次第で良くなりそう。


ID-0

谷口悟朗×黒田洋介×サンジゲンによるオリジナルボアニメ。

映像サンジゲンなので、ブブキブランキが無理だった人には厳しいかも。

こちらも2話終わってまだ準備回という感じ。

ただ、谷口悟朗黒田洋介なら安心して見られるかと。


月がきれい

青春ドラマっぽい 青春群像劇になっていくのかな?

うわぁあの頃に戻りたいって感じになるし、そんなもんはねぇ!ともなる。

HPは見やすい。


冴えない彼女の育て方

キャラの魅力は他と比べられない。

みんな可愛い

話は相変わらずあってないような感じ。

HPの一枚絵が可愛いカッコイイ。


ひなこのーと

日常枠。

頭身が他の日常枠より高いのでややエロ成分が高い感じ。

OPEDはかなりいいと思う。

日常枠にこれを言うのはおかしいかもしれないが、

話はあんまり面白くない。


■すかすか

クオリティ重視ラノベ枠。

まだ2話までなので、キャラ立ち位置くらいしかからない。

こっから面白くなるのがあまり想像できなかったので期待度低め。


ソード・オラトリア

今のところ胸の話しかしてない。

外伝の良さは本編を補完していくことにあると思ってるが、

今のところは日常重視で特に外伝でやる意味を感じない。


サクラダリセット

ファンタジーラノベ

ちゃんと見ていなかったせいか3話がよくわからなかった。

わかってこれば面白くなりそうな予感がある。

HP1話情報公開していっているようだが見づらい。


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