「社交辞令」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 社交辞令とは

2021-05-27

anond:20210527111525

とりあえず

繰り返さないようんに気をつける

ということは前提だが

人のせいにしない、たまたまそういうこともありますから

偶然はしょうがないと、物の性にしておくのは基本

それを

あなたは、注意力が足りないからです。お薬のせいにしないでください

医者が、薬をかばって、患者のせいにした場合

どうなるか

という

社交辞令理解していない医者がいた

まずは、精神科医相談して

僕、社交辞令を間違えるような病気でしょうかと

検査してもらう

自分が悪くないと検査を繰り返して1割はあるとして9割 医者おかしいとなった場合

個人責任かといわれると、一人いるからには全国に数千人入る(はいる というのをIME誤変換している)と考えて

厚生労働省指導マニュアルが間違えていると、するのに

何の間違いがあるのかがわからない

anond:20210527111406

とりあえず、人のせいにして若い奴らがなどというと

人のせいになっちゃうから

いやぁ風邪薬のせいかなl怒りっぽくて

いやぁごめんね

(薬のせいだなどと思っていない)

社交辞令理解することは、ビジネス世界では大事

anond:20210527111312

いやぁお薬のせいでね風邪が(だれも薬のせいだと思っていない 社交辞令

2021-05-17

ケータイ小説読者に自作小説見せた

ケータイ小説っていうのがあってるのかわからないけど、なろう系とかじゃなく、その前? 並行して? あった、ガラケーで読んでた女子向け多かったやつね。

たまたま取引先の会社が何故かサイト運営してて、そっからの流れで。

短編だったから、そんなに設定とか考えずにノリで書いたやつで。

一応ケータイ小説向けに、めっちゃ短文。怖いぐらいに描写を減らしてって寄せてみた。

そしたら、「凄い! 映像が浮かぶようです!」みたいな褒められかたした。

まあ、社交辞令だとは思うんだけど、ああいスタイル流行ったってことは妄想力とか凄いのかな。

そこで育ったか最適化されてるのか、元々女性ってそういう感受性? 想像力豊かなのか。




自分とかでもなろう読むスイッチ入れてなろう読んだら何にも気にならないナーロッパでも「ギルドだ。酒場が併設されている」でも情景浮かぶし、スイッチ切ったらなんじゃこれ、全然わからんってなるし。

慣れというか後天的ものも多いんだろうなぁ。とも思った。

2021-05-16

まりに爽やかな同期

Y:文章を書くのは好きな文系出身。うっかり第二新卒大企業で働くことになった。

  片付けや家事が大の苦手。この日記の筆者。

Mくん:Yの同期で工学系の院卒。国家資格複数持つエリート

    Yと研修で同じグループになり、仲良くなった。基本的ヘラヘラしている。

ーーー

今日見たものは本当に口外しないでね…」Yは憂鬱だった。

今日は部屋に同期のMくんがやってくる日だった。

ボーナスも入るし、そろそろ家具を新調したいなぁ。在宅で残業するのに今の椅子だとちょっと辛いし…)

数日前、Yは在宅勤務での残業が辛くなってAmazonで新しい椅子を探していた。

「在宅勤務におすすめ」と書いてある特集ページを見ていると、今の部屋の雰囲気似合いそうなゲーミングチェアを見つけた。

(ゲーミングチェアって黒地に赤とか、やたら光るやつとか中二病イメージがあったけど、レザー調のもあるんだ。

このベージュのなら部屋の雰囲気に合いそう)

少々値段は張ったが、レビュー評価もよかったのでYはベージュのゲーミングチェアの購入ボタンを押した。

その恐ろしさも知らずに…。

届いたのは、予想を超える大きさのダンボールだった。

玄関に入れるのがやっとのことで、洗濯機でも入っていそうな大きさだった。

ダンボール解体作業だけでも息が切れてしまった。

やっとの思いで出したパーツを床に並べ、手順書を開いて組み立てに着手する。

まず椅子の下部から組み立てることになっていた。

キャスターを土台に入れ、ガス圧調整レバー差し込み、その上にカバーをかける…はずだった。

(あれ、キャスターが土台に入らない…)

色々な角度から嵌め込もうとするが駄目だった。

キャスターの根元についているリング状の金具が邪魔しているようにも見えたが、

手順書に書いていないことをしたら余計面倒なことになりそうだった。

10近くある組み立て行程のうち、1で頓挫してしまった。

(だめだ…)

その日は疲れてしまったので組み立てを諦め、同期のMくんに愚痴を言った。

「ゲーミングチェアを買ったのに組み立てれなくて詰んだ」、と。

ただの愚痴を言うはずが「じゃあ手伝おうか」と予想外の提案を受け、心臓が飛び跳ねた。

こんなことってあるのだろうか?

戸惑いの中、Yは脳内会議を開く。

そもそもMくんを部屋にあげてもいいのだろうか?

このまま組み立てられずにいるのも嫌だけど、わざわざMくんに来てもうのも悪い。

自分の部屋を晒すのも恥ずかしい。

そもそもちょっと気になる男性を部屋に上げていいものだっけ?

男性を部屋に入れるのって何年振りだっけ…?

そもそも部屋に入れていいものだっけ?

でもせっかく提案してくれてるし断るのも変か…?)

「うーん、じゃあお言葉に甘えて…!」

ぐるぐると考えたが(考えても仕方がない)と思い切り、

Mくんに組み立てをお願いした。

そして冒頭部分に戻る。Mくんが部屋に来る当日だ。

不用品は捨てたし、シンクも磨いたし、洗面所も隅まで磨いた…)

できる事は全部やったが、それでもYは不安だった。

プレゼン前よりも緊張していた。

今日見たものは口外しないでね…本当に汚ない部屋だから

Mくんに対して差し当たってできることは、自分の部屋に対するイメージを下げておくことだった。

あらかじめ部屋の綺麗さのイメージを下げておくことで、現実ギャップを減らす作戦だ。

めっちゃ気にするじゃん」

「それもう、気が気じゃないよ…

家事できないのバレるし家具の組み立てもできないの恥ずかしいし」

緊張の中、部屋の鍵を回す。

ガチャリと音が鳴って扉を開ける。

Mくんに入ってもらうと、さっと靴を脱いで揃え、手前の洗面所に向かった。

(ここまで誘導の通りだ)

Mくんが手を洗う。

汚部屋って言ってたけど、ここまで汚いとか特にないんだけど…?」

「いや、生活感がバレるのが恥ずかしいんだってば」

キッチン不用品ほとんど処分したので、がらんとしている。

シンク下に食器とかしまってるの?」

「いや、このスペースにある分だけ」

「確かに一人暮らしだとこれくらいでいいかも。今度引っ越すから参考になる〜」

そうして奥の部屋。

「え、別に汚部屋じゃないじゃん!カーテンベッドカバーの色とか揃ってるし

あ!このガラスモニター置くやつ?おしゃん〜」

「あ〜その辺はごちゃごちゃしてるし見んといて!!!

とっさに大きな声を出してしまった。

(Mくんと密室ってだけで緊張するのに…自分のだらしない所まで見られたら死んでしまう!!)

はいはい、これを組み立てればいいのね」床に散乱したパーツを見てMくんが言う。

渡した手順書をふむふむと読んで「え、ここで躓いてたの?」と少し驚かれる。

「すいやせん…」

「あ〜これ、角度とか、力の入れ方がちょっと独特なんだよね」

Yがしみじみと謝っている間、Mくんはしれっと土台に4つのキャスター全てをはめ込んだ。

「え、早くない…?神?教祖って呼んでもいい?」

教祖になるつもりはないな〜」ヘラヘラ笑いながら、Mくんはやすやすと組み立てていく。

またたく間に椅子らしい形が出来上がってきた。

「このパーツと背もたれを繋ぐ時、ちょっと床傷つけそうだからベッド借りてもいい?」

「え?う…うん」

自分のゲーミングチェア組み立てる時もベッド使ってて」

ベッドを使うことに異存はないが、Mくんがベッドにいると思うと、ドキドキする。

変な緊張をしているYをよそに、Mくんは「作業者」として完璧だった。

手順書を読み上げ、パーツや作業内容に誤りがないか一点一点確認する。

可動域を調べ動作確認をするMくんの手つきが滑らかで、綺麗だった。

「大きい方の六角レンチとって〜」

はい先生!」Mくんの手つきに見とれていると、指示が飛んで来た。

「あ〜、確かにこれ、女の子一人だと難しいな」

背もたれの部分だけでも結構な大きさだったので、片手で支えながら座席部分と組み合わせるのはかなりしんどそうだった。

Yが背もたれの部分を持ち、応援する。

「あ、助かる」

「うん…」Mくんとの距離が近くなると当然ながらMくんの香りがする。なんとなく安心する香りだった。

柔軟剤香りかな?いい匂い。あと首筋きれいだなー)Yはぼんやり見とれてしまった。

「あー、来週の構築作業もこんな感じなんだろうなぁ」組み立て作業中のMくんが仕事の話を投げてきて、急に現実に引き戻された。

Mくんの「聖域」を邪魔できるはずもなく、ただ作業を見守っていた。

座席と背もたれを接合し、土台にはめ込む。

それにフットレスト、アームレスト、各種クッションをつけて、ゲーミングチェアが完成した。

できたてほやほやのゲーミングチェアに座ってYが「わーい」とはしゃいでいると、Mくんがぐるぐると回して来る。

あかん三半規管がやられるって」

「この椅子本当にいいな〜持って帰ってもいい?」

結構なお値段でしたからね…いや駅まで運ぶの無理でしょ」

「じゃあ作業費3万もらうわ」

「そこを同期割でなんとか」

「1万5千円になりますね」

「いや高いわ!冗談を一通り言うと「よし、じゃあ撤収する!」とMくんが言った。

「来週引越しだよね?荷造りとかお手伝いします…」とYは申し出た。

「うーん、来週はちょっとスケジュール的に難しいんだよね。夜勤だし」

「そっかあ。じゃあ今度なんか奢らせて!」とYはぼんやりした提案しかできなかった。

(こんなんじゃ社交辞令みたいじゃないか)いつものことながら、

YはMくんと会うと、いつも言いたいことを言いそびれる気がする。

Mくんと駅まで他愛のない話をしながら歩く。

「またなんか組み立て必要だったら呼んで」へらりと笑ってMくんは言う。

「まじか、本当に助かる…」

じゃあ、と言ってMくんは改札まで向かう。

じゃあね、と言ってYはくるりと方向を換える。

Yは少し歩いて振り返ると、Mくんが階段を降りようとしていた。

後ろ姿まで颯爽としている。

天然記念物レッドリスト、あるいは人間国宝

そんな言葉が思い浮かぶ爽やかさだった。

2021-05-15

自分をひどいやつだと思う

気になってた人が結婚するらしい。

それを聞いたとき、表面上はかろうじて「おめでたいことですね!!」と社交辞令を述べることができたが、内心穏やかでなかったこはいうまでもない。

相手はどんな人なのか、私には何のチャンスもなかったのにそのチャンスを得たその人は一体どれほどの人なのか、どうやってそのチャンスを得たのか、なぜ私ではそのチャンスを得られなかったのか、こんなにもいい女をものにできた見知らぬ人がうらやましくて憎々しくてしかたない、私にはいい女をものにすることができるほどの魅力も価値能力もまるでなかったのか、あと何がどれだけ足りなかったのか…そんな感情しか出てこなかった。

本当に自分のことしか考えない、自己中心的傲慢人間である大人の皮をかぶった赤ん坊にも等しい幼稚な発想だ。

しかしこういうときに心の底から100%本心相手を祝福できる人って現実にいるの?

こんなときにまで聞き分けのいい、できた大人でいなくてはならないの?

「なんで私じゃないんだよチクショー!!」ってのが偽らざる本心なんじゃないの。

2021-04-29

体育会系のヤツって社交辞令ガチでとらえるやつ多くね?

今度飲みに行きましょう!とかこの前に日程決めてなかったけどいつにします?とか聞かれたし、この前あったらいいなと言ってたバンデージですがたまたまあったので持ってきましたとか、いやいや全部話の流れでそう言っただけでガチじゃねーよ!と心の中でいちいち突っ込んでんだけどさ

体育会系ってそんなのばっかなん?

適当なこと言えないかあんまり会話すんのやめようかなと思い始めてんだけど

2021-04-15

ドイツから今日イースターチョコ頂きました。

無事受け取ったよ。可愛い缶のだった🐰🐣

いつもの優秀な航空便だったのに、何故か自分ちに帰ってきたんだって言ってたけど

コロナの影響なの?なんと一カ月もかかってるよ、

いつもは航空便って3日もあれば税関についてる。ドイツ日本間。

しかコロナで、航空便が飛んでなかったのかな。

そういえばクリスマスの時も、日本からドイツ荷物を載せて飛ぶ便がコロナで出ないって言われたもんなぁ。

思ったより早く届いたけど。

もういちどおくるねーみたいなLINEをみたけど

家の工事の話でわちゃわちゃしていて

いつまでも来ないので「社交辞令かぁ」と思ってました。

ミルクチョコ、甘~くて。

元気出たよ、ありがとう

パッケージ可愛い

優しさが染みたわ。

いつも優しいの。

ありがとう

友情っていいもんだなぁ。

工事は続いてます

明るい良い感じの工務店さんで

とうぶん庇なしで過ごします。

(ゆくゆくはつけますよ)

頑張るよ。

2021-04-10

一目惚れをしたかもしれない

ここ最近心が動くこともなくなってしまっていた。

さすがに危機感を覚えて街コンなどに参加するも「公務員からアプローチするか」「LINEしていても楽しくないけど、デートくらいはしておくか」程度で心が動かない。

唯一ときめくのはイケメン俳優くらいか

 

だらだらだらだらと日々を過ごして、独り身のまま死ぬんだろーなーと思っている。

 

そんな中、一目惚れをしてしまった。

彼は派遣会社営業で、私は派遣社員という立場

職場見学だというのに、彼と休日の過ごし方や好きなアニメの話をして、思いの外盛り上がってしまった。

自然と「もう少し話したい」「一緒にいたい」と気持ちが湧き上がっていた。

その辺の誰かとアニメ話しているときとは違って楽しくて仕方なかった。なぜだろう、中身のない会話しかしてなかったのに。

ただ、彼と私の立場的に恋愛には発展しないだろう。

彼にとって私は商品しかないのだろうし、私もできる限り面倒ごとは避けたい。

 

帰り際に「またお会いできると信じています」と声をかけられた。

その言葉はただの社交辞令なのだろうけど、愚かな私は少し期待してしまっている。

顔合わせの合否もすぐに出て、彼から「おめでとうございます」と連絡があった。結局、また会うことになる。

 

どうしよう。ずっと彼のことばかりを考えている。

 

多分、何も始まらないし終わりもしない関係だろうから、期待しちゃいけない。

忘れて、またしょーもない日々に戻らなくちゃ。

2021-04-03

科研費が取れないだの取れてもポジションがないだの

それは自分能力がなかっただけでしょ・・・

まさか周囲の人間の「○○さんは業績もいっぱいあるし~優秀ですよ~^^政府おかしいです^^」なんて社交辞令を真に受けてるのか?

2021-03-24

anond:20210324190408

どうでもいいんだけど、こういうのネットといえど社交辞令じゃなくてマジで茶を飲むつもりで言うんだけど、まあ実現することはほぼないよな。

誰かわからんけどマジで応援したいなあという気持ちはわいたりするし、きっとおなじように一瞬でも心を寄せてくれてる人も増田だっているのかもなってたまに思うよ。お互いがんばろーぜ

2021-03-17

anond:20210316115629

心を開かれる(開かれたい)側に立って、まず大事もの他人に開示することが難しいよ

私の話になるけど、オタクであることを理由いじめられたり差別されたりしてきた経験もあって周囲にオタバレしたくなくて、グッズは絶対身に着けないし美容室漫画があっても(本当は読みたくても)雑誌ばっかり読んでる

この時点で多くの人には私の大事ものなんてわからないだろう

また、何かのきっかけで趣味がバレたとして、別に同じ趣味でもないのに興味を示してくる人は怖い

ベラベラ自分趣味一方的に語るのは恥ずかしいし、引かれるのやだな、とか社交辞令だろうしな、とか考えて、何も言えなくなってしま

私がコミュ障からなのかもしれないけど、ちょっと興味を示してくれただけの相手自分大事ものアピールできる人ってすごいレアだと思うので、相手の話を聞く姿勢云々よりどちらかというとそこを開示させるテクニックがすごいんじゃないかなと思う

2021-03-13

BL作品実写化舞台化もやめてほしい

純情ロマンチカ舞台化するって知って、嫌なこと思い出したかちょっと吐き出す。

っていうかBL実写化するたびに嫌な気分になってる。

これはもう15年くらい前の話なんだけど。

むかし学生ものBLものすごい人気のある小説があって、みんな新作の発売日とか楽しみにしてた作品があって、それが実写映画化するっていうんでけっこう楽しみにしてた。

役者若い子たちで名前も知らないような男の子たちばかりで演技も下手クソだし、まあそれでも好きな作品演じてくれて嬉しかったんだよ。

それで、インタビュー記事とかも読んだりしたけど、主役の男の子が最悪だった。

BLベッドシーンもあるような作品だったんだけど、インタビューで「ベッドシーン気持ち悪かった」って言ってた。

それ以外にも作品や役に対してボロクソ言ってた。

しかもその映画宣伝のためのインタビュー自分が主役やった作品なのに。

正直、そんなことを言う俳優おかしいと思うし、その発言を許すマネジメント会社もどうかと思うし、そのまま載せる媒体もどうかと思う。

けど顔立ちがかわいいからか、その主役の子が出た別の映画監督が「今度BL撮るから主役やってほしい」って舞台挨拶で言ったら、あからさまに嫌な顔して断ってた。

社交辞令かもしれねえだろ、次の仕事のためにカメラの前ではうまいこと演じろよ役者だろ。

やりたくないけど仕事いから受けるのはしょうがないとしても、嘘は突き通して欲しい。

本音は知らないけど、せめて「勉強になりました」くらい言っとけ。

「この役やって後悔してます」とか言うくらいなら最初から受けないでくれ。

ああ、仕事いから渋々受けたんですよね。それで仕事増えましたか

目立った仕事はしてませんよね。

そういえば数ヶ月前芸能界引退しましたね。お疲れ様でした。

こんなことをいまだにねちねちと考えてしまうほどあの俳優についてはムカついた。

原作ファンとしては二度と同じ役やってほしくなかった。

続編で主役変わってて嬉しかった。

けどもうそ作品の実写自体見たくないって思ったので、新しい主役の俳優さんがどういうスタンスで役やってたかは知らない。

一人だけキャラのものルックスで、素の性格までそのままの子がいて、その子オアシスだった。

役や作品への文句も公の場では言ってなかった。

の子だけはずっと同じシリーズで同じ役を続けてたし、舞台俳優として2.5次元でも役もらって地道に役者続けてたけど、去年突然病死した。泣いた。

からBL作品実写化役者のためにも役者ファンのためにも原作ファンのためにもやってほしくない。

どうせあとでこの俳優も「あの役は嫌だった」とか言うんだろうなって思う。

You Tubeチャンネル持ってる俳優さんも多いし、そういうところで笑いのネタにしたりするんだろうなどうせ。

先入観ガチガチなのは分かってる。

けどしょうがないだろ、実際にそういう俳優さんがいたんだから

2021-03-12

例のモテフェミ男のnoteとそれを褒める反応って就活で嘘ついて当然って話みたいでキツいな

就活志望動機とかサークル活動とかボランティアとかバイトとか学業とかの実績を誇張して自己アピールするのは不誠実な嘘つきだというのは疑いようがない。

採用する側はそうした方が採用したくなるのが現実だし、みんなやってるんだからやりなよ、とかアドバイスするやつらもたっくさんいるけど、そいつらは悪事意図的に推奨してるんだから輪をかけて不誠実である

ここまでは皆同意するだろう。

から私は就職面接でもハロワでも、勤労意欲のなさや持病のことを完全に正直に語ってる。

その結果どこにも採用されないで自殺未遂したし今後もいつまで生きていけるか分からないけど、私の方が正しい行いをしているってのはちょっと物を考えて誠実さのあるやつは頷くはずである

「自社製品の悪い所を言うセールスマンから物を買いますか? 就活恋愛も同じです」みたいな話があるけど、いやそもそもなんでセールスマンの不誠実な営業トークOKってしてるんだ?

営業トーク社交辞令なんてのははっきりいって欺瞞なんだから、なくなるべきだ。

にもかかわらず、あのモテフェミ男のノートとそれへの肯定的反応である

営業トーク社交辞令、美化して聞こえをよくした志望動機ボランティア経歴を語る、そんな行為肯定するようなのばっかりだ。

世の中を誠実で正直にしていく気がないのかい

あるだろ、だからちゃんと疑ってくれ。

巧言令色はすくなし仁だぞ。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20210311135635

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20210311150638

2021-03-06

彼氏ご飯作るの楽しい

今日メニュー

・牛赤身ナスの甘辛炒め

ピーマンの焼き浸し

小松菜ニンニク炒め

・鶏胸チャーシュー

筋トレ中らしいのでタンパク質多め、脂質少なめで献立考えた。

食べてる途中にふるさと納税いくらが届いて、急遽ご飯おかわりしていくら丼にしてしまっていたが。

彼氏文句を言わずなんでも沢山食べるし、美味しいとしか言わない。

私は気を遣われるのがとても苦手なので、「先に食べてもいい」と言えば喜んで食べる彼にとても好感が持てる。

申し訳なさとか一切感じずにもりもり食べて、食べたらぐーたらして、付き合い始めてから明らかに太ったところが大変可愛い

前に付き合ってた人は、食器下げないと腹が立ったし、私が作るなら後片付けしろやとイライラすることがあったのにとても不思議だと思う。

社交辞令的な発言は一切なくただただ「うまい」と言って秒速で平らげるのはもはや見ていて気持ちいい。

おかわりあるよと言えば、「やったー!」と言って茶碗を当然のように私に渡し、お酒がなくなれば「俺くんのお酒ない……」とだけ困った顔で告げてくる。

私は彼の茶碗にご飯をよそい、彼のタンブラーお酒を作り、お母さんじゃないんだよ!と思われそうなぐらいベタベタに甘やかしている。

誰に対してもこんなに甘やかす訳では無い。

だが、過去1人だけ同じぐらい甘やかしても全然苦にならない人はいた。

まるでその時と同じ気持ちなのだ。おそらくこれは愛と言うより完全に母性

彼がシャワーを浴びたら、顔に化粧水美容液クリームを塗ってあげて、寝間着を着せて髪の毛を乾かす。その後はぐずる彼に布団をかけて、寝付くまで抱っこ。

私は寝つきが悪いので、深夜まで一人でソファにいることが多いが、ベッドから彼の鳴き声が聞こえれば飛んでいきまた抱っこする。

ちなみに一歩外に出ると、全くそ素振りを見せないのがまたいい。私の呼び方すら変わる。家では「増田たん」なのに外では「増田なのだ

どうやら、世の中には甘えることにおいて才能のある人がいるようだ。いや母性を引き出す天才か。

私は甘え下手なのでその才能が時折羨ましくなる。

から、次の献立を考えている。

先日作ったハヤシライスの残りでドリアか、ヘルシーに和食メニューでいくか。

幸い料理は大好きなので作ること自体は全く苦にならない。

彼の厚かましい態度と気持ちの良い食べっぷりを見るために、私はまた台所に立つ。

2021-02-22

まんが編集者の嘆きと自戒

※この内容は個人意見です。

 

私はまんがの編集者やってる。

多分そこそこ有名な、作品名言えば幅広い年代の人に通じる本出してる会社

私が担当している作品は「超有名!」って程じゃないかもしれないけど

ファンもいるし、そのジャンル好きな人なら知ってるだろうって作品

 

編集って、多分何やってんだかよくわかんない仕事の上位に入りそうな仕事だと思う。

作家の家に原稿取りに行って「できるまで帰りません!」と居座るとか

完成原稿よんで「没!」とか言ったりするイメージかな。

 

編集スタンス雑誌作家ごとに違う。

まんがの描き方は様々なので、

全部自分ネタ出してきて、描き間違いや矛盾がないか確認するだけ人もいれば

「今回はグループ遊園地に行かせたいんだけど、2人きりにするシチュエーションは何が良いかな?」とか具体的に聞いてくる人もいる。

9割ネタ出し丸投げの人もいる。

丸投げタイプも「じゃ~何しまっしょっか?」と会話をするうちにネタがまとまる人がほとんどだから

完全な編集任せじゃないし、楽しく仕事させて頂いている(と、私は思ってる)。

メインの仕事文字校正とか写植の手配とか広告記事ページを作ったりすること。

あとWEBサイトネット公開用の漫画を整えたり、複製原画作って営業さんに渡したり販促品作ったり。

私は業務時間の8割くらい広告記事販促品作ってる気がする。

 

この仕事をしていて寂しく思う事が一つある。

編集だってまんがが大好きだし、担当作家が大好きだ。

本当に貰った原稿をみて興奮したり爆笑したり泣いたりしたか感想を伝えている。

でもなんか、いつも社交辞令営業だと思われる。

わかるんだ。

私も書店さんから「今回の告知チラシ良いですね」って言われたら社交辞令半分に受け取るから

でも私は本気で作家に「楽しみにしていました」って言ってる。

〆切があるからじゃない。雑誌のためじゃない。

私があなた作品を読みたいんだよ。

じゃなきゃ会社で貰える見本単行本とは別に自宅用に、自腹で購入しないって。

在宅仕事用じゃない。好きだから買ったんだ。

いや、わかる。他人に言われた方が嬉しいのすっごいわかる。

作家は悪くない。

ちょっと読者に嫉妬ちゃう私が悪い。

 

でも最近悔しいから、担当作家が他社で描いてるマンガ応援アンケートはがきを送った。

他社の単行本AmazonLOVEコールレビュー書いた(実際すごく面白かったから嘘じゃない)。

これで私も「無名の読者」じゃないか

他社の担当さん、感想伝えてください。アンケートはがきを読むと捗るタイプ作家さんです。

コロナ落ち着いたら友達にも布教します。

 

自社の利益とか無関係に好きなんだ。

今日も、表向きは真面目に数字や読者反応を考えて動ける編集者として応援して、

影ではただの一オタクとして作家応援していきたいと思う。

 

これ以上めんどくさいファンにならないよう、自戒と愛を込めて。

 

P.S すべての作家さんへ。

頼む、よく寝てよく食べて適度に運動してくれ。長生きしてくれ。

無理はしないで欲しいけど、作品もっと読みたい。

私は健康にいいむくみが取れるお茶(My担当作家好きな物)を

季節の折に差し入れするくらいしかできない。

 

この文章を昼休みに書いていたら、ちょうど絵のラフが届いた。

かっわいいー!大好き!!!は~~~幸せ

早くファンに見せたい。むしろ人類に見せたい。仕事頑張ろう!

2021-02-10

anond:20210209183044

今北産業のために

相互になった絵師小説書きのもとに、DMやリプで自身の絵を貼っつけるのだ。相手推しキャラ推しカプではなく、自身の考えたオリジナルキャラを。そして感想を求める。いいねRTを欲しがる。彼女はそういう人なのだ。」

これだけでもうわかったしほかいらんわな

 

普通にいい絵をみたら褒めて良くない絵はほめなきゃいいんだぜ

センスで正直につきあえよ

おためごかしうそくさいほめことばならべるのもやめてやれ

社交辞令が見抜けない人はもうSNSまじ向いてない

SNS学校じゃないし同級生でも同僚でもない人の機嫌とってどうすんの?

手首着ったとかいいだしたらおまえんとこの固定電話に110おして出てくる人に通報しろ

おわり

心に残っているパンティランキングベスト

あと4個は順位微妙なのが多数なので、記憶辿り中

6位 猛疾走するJK

当時の俺は高校生だった。普通の生徒はバスで通う距離だったが、実家が貧しかったので、バス代を節約するために、自転車通学を選んでいた。

加えて言えば、小5以来自転車を買ってもらってなかったので、中学時代も、なんか後部車輪の横にかご付けるタイプの、ハンドルからサドルまでまっすぐ伸びたフレームの途中に前後に動く6段変速のやつがついてるやつに乗ってて、新しい自転車が欲しかったのも理由

普通ママチャリちょっといいやつを買ってもらい、朝が弱いので毎日の通学でいつも遅刻ギリギリで、かなりの脚力が鍛えられた。

ママチャリ最速を誇っていた。

が、ある風の強い日。俺に並びかけてくるチャリがあった。明らかにチャリだ。バイクでもない、勿論車でもない。最速を誇る俺はペダルを踏みこむ速度を速めた。

今は時間に追われているわけではなかった、俺の本気はまだまだ出していない、俺が最速だ。

が、上り坂に差し掛かった時、すっと俺の横を通り過ぎる影。

どう見ても女子高生、どうみてもママチャリ。その女子立ち漕ぎで颯爽と俺との距離を離していった。

その時、風にあおられてマントのようにたなびくスカートの中で輝いていた、真っ白な、なぜかパンティ自体も風をはらんで、カボチャパンツみたいになってたあのふわふわもこもこのやつ。

5位 布団のしたから出てきたパンティ

自宅のシングルベッドならぬ、普通の敷布団で夢とかSさんとか抱いた後、Sさんが寝てしまった。

仕方がないので一緒に寝た。起きて、やばい、早く帰らなきゃと焦るSさん

が、シャワーを浴びて、まず身に着けるべきパンティーが見当たらない。掛け布団をひっくり返したり、その辺のゴミとかなんだかんだまさぐっても一向に出てこない。

最終的に、やはり布団周辺を重点的に調べようということになり、まさかと思いながら敷布団を持ち上げた時に、ぺちゃんこになったパンティーが申し訳なさそうに顔を出した。

二人で「コーヒー飲む時間なくなっちゃったね」と笑い合った。パンティーの皺を伸ばしながら。

4位 安心しください、履いてますからパンティ

その日はえらくミニだった。S2ちゃんが着ていたのは、ワンピースというかニットで上からスポっとかぶって長袖で、裾丈が短めのスカートみたいになってるやつ。

スカートみたいにはなってるが、スカートとしての機能には少し足りてないやつ(伝われ

ちょうど寒くなってきた時期で、寒いけど生足だね、大丈夫? って聞いた流れで、下は何履いてるの? って聞いた。

レギンスとか、ショートパンツも好きだ。そういうのを期待してた。

「えーっとね、ズボン履いてる(短いキュロットみたいなやつ)」とスカートめくられると、そこには生パンティー)があった。

「それパンツじゃない?」「あ、履き忘れた! てへ」

3位 洗面台のドライヤー上で踊るパンティ

数か月前だろうか。急におんなのこのひになってパンツが汚れてしまった。休憩でホテルに入っていたが、Rちゃんは洗って乾かすといって洗面台に消えた。

出てきた後もずっとブオーってドライヤーの音が聞こえており、どうしてんの? って聞いたら、こうすれば多分帰る前には乾くと。

後で、洗面台利用する時に見た、パンティーを被るドライヤー。それに踊らされるパンティー。

2位 昨日初めて興奮を覚えたTバッグ

より正確にいうと、Tバック込みでの尻かもしれない。

そのこのケツはスレンダー貧乳なのに、妙にエロく、ここ数年のエロランキング1位だった。が、俺はオッパイ聖人

尻は社交辞令程度にしか撫でない、舐めない、諦める。すぐに裏がえしておっぱい意識が向かってしまう。

だが、紫だしエロ下着から見て、と言われたので、さすがに短時間スルーしてしまうのは気が引けた。

加えて言えば、セットだったブラジャーが、刺繍とかレースとかあるタイプじゃなくってツルっとしているタイプだったので、それはそれでまあ悪くはないのだが。(ぶっちゃけそんなに良いとは思わない)

下着姿の間は尻に意識が向きやすかった、普段より。

元々知っていたエロい尻に、一本の紐が付与されることによって、より深みのあるエロい尻になるということを知った。

その勢いでバックに挑戦してみたが、中折れした。あ、パンティーの話でしたね……。

1位 小学1年の時のM子ちゃんパンティ

俺は、スカートめくりは基本的にやらず、付き合いでやっていたぐらいだった。何故か仲がよかったというかなんだかんだちょっかいかけてきた、クラスメイトのM子ちゃんが家に遊びに来た時に、家の裏庭で、「スカートめくっていいよ」って言ってきて、その時に見たパンティー。もうどんパンツだったか覚えてない。白のグンゼ系だったのが朧気に記憶にあるぐらい。赤かオレンジの丸っぽい動物プリントがあったという記憶が後年定着してきた。生まれて初めてパンティーをパンティーだと認識した日。ただし、そこからパンティーに興味を覚えるまでには数年かかった。

anond:20210209100954

2021-02-05

anond:20210204192802

Twitterなんてちょっと気になったアカウントを気軽にフォローして暇な時適当に眺める場所だし

相互フォローを重く見すぎてる人怖すぎるよね

繋がった時の挨拶社交辞令だよ

2021-02-02

逆に聞くけど、クズじゃない人間ってどんなん?

自分クズ人間だってのはわかるけど逆にクズじゃない人間ってどんなんなんだろうと考えてみた

結婚して子供がいる。夫婦仲はそれなりに良くて協力しあえている。子どものことは程よく愛している。

仕事ができ、人の役に立って働いて金を稼いでいる。その金で自立し家族を養っている。もしくは稼いでいる人間の役に立つよう働いている。

他人馬鹿にしない。中庸過激思想意見を持たない。誰とでもそつなく社交辞令で付き合える上に深くて長い付き合いの友達が何人かいる。

・何か一つのことに依存していない

こんな人間って本当にいるのかな?

自分理想が高すぎるんだろうか

人間って思ってたよりもクズなのかもしれない

2021-01-17

エンドロールのその先

自分の整理のために記録として書いています

長いし、読む価値は無いので、読んでからガッカリしたとしても自己責任でお願いします。




子供の頃からなんとなく漠然と、自分人生は二十歳で終わると思っていた。

高校受験学校見学で魅力的な学校を見つけ、どうしても入りたくて、頑張った。

憧れた高校入学して、そのあと何をしたらいいのか分からなくなった。

受験が、入学が、私のゴールだった。

高校生活は何をすればいいのかわからなくて、とりあえず「それっぽい」ことをして終わった。

憧れた高校生活は、ほとんど何もせず、ただ好きな制服を着て、かっこいい校舎を彷徨くだけだった。

それで満足していたし、それ以上はなかった。

大学は行きたくなかった。

やりたい事はほぼなくて、勉強もできないし、将来の目標も無いから、行く意味が分からなかった。

小学生の頃の昼休み友達に「絵が上手いか漫画家になればいいじゃん」と言われた。

その時からなんとなく漠然と、自分漫画家になるんだ、と思っていたし、漫画家になるなら専門学校の方がいいと思っていた。

あとは、当時見た3D映画がかっこよくて、そういうのを作る人になりたいと漠然と思って、そういう専門学校も考えていた。

結局、絶対大学じゃなきゃダメだという両親に説得され、漫画3Dも学べる大学に入った。

入学から半年後、学部全体説明会で、学長に言われた。

「お前ら今すぐ全員大学辞めて専門学校行け」

新設の学部だったし、入試説明会や案内には、漫画アニメ…それこそ専門学校のようなラインナップが書かれていて、親が許さず専門学校ではなくこちらにきた、という人が私以外にも大勢いた。8割はそうだったと思う。

実際、入学前に散々確認した3Dモデリングに関する知識のある講師は、入学後には存在しなかった。

かろうじて漫画講義はあったが、ただのオタクおじさんが自分ロリ趣味を語って聞かせるだけで、そこに学べるもの(例えば、そのロリの魅力、なぜいいのか、どういうところがファンの心を掴むポイントなのか、などを話されればまだしも、ただ「かわいい」としか話されなかった)は無かった。

これは、このままここにいても意味がない。このままじゃ無駄時間を過ごしすぎる。

だって私の人生はあと数年で終わってしまうのだから

二十歳まで残り2年、アルバイトを頑張って、大学在学中に夜間の漫画専門学校に通った。

ぶっちゃけ漫画専門学校に通わなくても描ける。

それでも学校に行ったのは、私自身がそうしないと一作も描けない人間だったからだ。

まり、この時点で気づくべきだった。

私に漫画は向いてない。

専門学校では初めこそ有意義時間を過ごせた。

話の組み立て方、起承転結コマ割り…

授業は週一、1年間。必死で稼いだバイト代ほとんどを注ぎ込んだ。最大限に有効活用して作品作りに役立てようと息巻いていた。

入学特典として、時間外でも個別相談作品を見てもらえたので、入学2ヶ月後、早速初めてのネームを見てもらった。

ストーリーも何もかもボロボロで、とても酷いネームだったと思う。

それでも、丁寧に指導してもらえて、学ぶことがたくさんあって嬉しかった。

教えてもらった事を活かすために、早速新しいものを描いて、2週間後にまた持っていった。

あなたネームは長いし、見るのに時間がかかるからなぁ。僕、家が郊外で遠いし、嫁が家で待ってるから

今思うと、先生だってそりゃ家庭があるし、仕方ない話だ。

それ以来、週一の授業も休みがちになり、半年をこえた頃には専門学校は行かなくなった。

自分でなんとかしなきゃ。

とにかく、まずは一作。

そうして、専門学校卒業前に1人で作品を完成させ、初めての持ち込みに行った。

せっかく描いたし、なるべくたくさんの意見を聞いて次に活かしたい。

5個の編集部に持ち込みに行った。

うち2箇所で、二度と漫画を描くなと言われた。

そんなバカな、誇張が過ぎると思うでしょ?一箇所はあくまでやんわり、自分担当作家と私との違いを長々と話した上で、向いてないと思うと言われた。

もう一箇所は誇張無しでハッキリと、「二度と描くな」だった。

そりゃ、最初から傑作が描けるとは思わなかった。

まして、今回は誰にも見せてなかった。ダメ出しも覚悟の上だ。

でも、2度目を描くことも許されないとは思わなかった。

帰り道の足取りは重かった。

初めての単身上京、知らない街。

憧れた新宿から半蔵門まで歩いた。

足を止めたら消えてなくなる気がしたから。

そんな作品だが、一応残りの2箇所では名刺をもらった。

うち一つは、みんなの憧れで厳しいと言われる場所で、なんならそここそ絶対無理だと思っていた場所だ。持ち込み予約の電話時点で扱いが悪かったし、当日も約束時間に行って、30分待たされて、待ってる間他の人が酷評されているのが聞こえて、怖くて途中で帰ろうかと思っていた。

でも、そこの編集者が1番優しくて、また見せてほしいと言われた。

社交辞令かもしれなかったけど、それが嬉しかった。

でも結局、編集部名前が凄すぎて恐れ多いし、なにより田舎者自分はそう簡単に持ち込みに行けないので、もう1箇所の名刺をくれた人にネームを送るようになった。

結果から話すと、うまく行かなかった。

私の実力と、担当さんの期待値が合わなかった。

その頃には大学卒業の年になり、最後の思い出のつもりで卒業制作を別の編集部投稿した。

ついでに、同じ雑誌イラスト賞にも応募した。

持ち込みの時にも行った編集部だが、持ち込みの反応はかなり悪かったし、きっと今回もダメだと思っていたが、卒業旅行中の魚市場で受賞の連絡を貰った。

カニを見ながら泣いた。嬉しかった。

漠然と、自分漫画家になる、と思っていたから、就活はしていなかった。

元々していたアルバイトフルタイムにして、漫画を描いていた。

しかバイトハードすぎて漫画を描く時間はなかった。休憩時間事務所トーン貼りしたりしてた。

鬱になった。

正確には鬱になったのは卒業制作中、同じゼミの子と比べられるプレッシャー作品ができない焦り、バイトの繁忙期が重なってパンクした。

ある日突然、プツンと何かが切れるような感覚があって、それ以降、目の前で話しかけられても、音声として認識できても言葉として理解できなかった。

話を聞いているのに、聞き取れない。理解できない。

当時の店長相談して、接客から裏方作業に切り替えてなんとか過ごしていたが、色々あって結局辞めた。

元々2年で辞めるつもりだったし、漫画バイトもうまく行かなくて、就活を考えた。2年以内ならまだ第二新卒枠がある。

何社か受けて、履歴書を見て笑われたこともあった。

それでも雇ってくれるという会社があった。絵を描ける技術を買ってくれて、新しく雇用形態も増やして、漫画の夢を追いながらうちで働けるようにサポートしてくれる、と。

すごく嬉しかったが、断った。

私は、言葉呪いが効きやすタイプだ。

そして特に、親の言葉は。

雇ってくれるという会社は、夜の街に近かったし、それに隣接するお店も取引先になっていた。

両親はそれが心配だったらしい。

「周りの人に、そんなとこで働いてるって言えるの?」

私は働いた事がないから分からないけど、親が言うならそうなのかも、と思ってしまって、断った。

今思えば、あの時あの会社で働いていたのが、1番幸せ分岐だったのかもしれない。

面接をしては落ち、を繰り返している間にふと、どうせ働くなら漫画に近い場所の方がいいのでは?と、アシスタント先を探すことにした。

当時はまだアナログが主流で、どこも都内で通いの募集ばかり。田舎者自分には不可能だった。

そんななか、本当に偶然、地元募集を見つけた。

から自転車で行ける場所、未経験者可、自分にとっては最高の条件。

早速応募して、面接

そこで初めて、現役の漫画家さんと話した。

採用になり、週に四日、6時間勤務。

作家さんの仕事場はフルデジで、ワンルーム作家さんと私用のPCと液タブが、それぞれ壁を向いて設置されていた。他は何も無い。

お互いにコミュ障で、会話はあまり弾まなかった。それでも、ネームを見てもらったり、トーンの貼り方をなんとなく教わったりした(基本的には「いい感じにして」の指示だったので、ほとんどは独学だった)。

その作家さんは漫画業界の闇に触れすぎて疲れていたので、ほとんど話し相手役割だったが(そもそも週刊と月刊の2本連載をほぼ1人で描く狂人だった)、私にとっては貴重な話がたくさん聞けた。

あと、その話を聞いてて、「漫画家なんてなるもんじゃないのかもしれないな」、とも思った。(作家さんが毎日のように辞めたいと言っていたから。そもそも異常な執筆量を1人でこなしてたし、そりゃ辞めたくもなるわな、と今は思う。)

そこで1年半すごし、作家さんの連載の終了と共に辞めた。

その頃は、何度か原稿を送って、1番小さい賞を何度か取っていた。しか担当さんとはうまくいかないし、原稿送っても「悪くは無いけどよくもない」しか言われず、何をどうしていいかからない状態だった。

そしてふと、自分は今まで一度も漫画を楽しく描いた事がないことに気づいた。

展開が、目線誘導が、読者の盛り上がりが…

初めて描いた時から、そんな事を気にしてばかりで、自分自身が楽しく漫画を描いたことがなかった。

アシスタントも無くなり、名実ともに無職になり、再度就活を始めた。

相変わらず履歴書を笑われて、嘘つきな採用担当意味不明な事を言われながら、最後自分の好きなものを描いてみようと思った。

何を描いても、誰にも何も言われない。

好きなように、楽しく。

結果的にやっぱり「読者の目が〜」とか「起承転結が〜」とかを気にしてしまい、完全には楽しくなかったけど、それでも、今までで1番気楽に描けた。

せっかく描いたし、SNSにあげてみた。

今まで私の漫画学校先生と、編集部の人くらいしかたことがないし、反応をもらえた事はない。

いいねが1万件ついた。

びっくりした。

たった一晩で想像もしない人数が見てくれた。感想コメントもいっぱいついた。

しかった。

それから就職が決まるまでの間…と、少しずつ好きな作品を描いた。

編集部酷評だったけど、SNSコメントは優しかった。

これで漫画最後にしようと思っていたのに、やっぱり描きたくなった。

SNSにあげた漫画を、編集部に送ってみた。

ジャンルが違うので、今までのところではなく新しい編集部だ。

ほとんど返事はなかったが、1箇所だけ返ってきた。

そしてそこで、いきなり連載になった。

今までもらった事ない反応が続いて、ある種のハイ状態だった事もあり、その連載もうまくやれる気がしていた。

電子のみの連載だったが、書籍化もできる自信がなぜかあった。

そして実際単行本も出した。

これだけ聞くと、SNSで人気出て連載、書籍化、すごく順調っぽい。

当時の自分もそう思っていた。

でも実際は違う。

話数が増えて、人気もちょっとずつ出て、物語ちょっと複雑な内容を追加した。

すると担当から言われた。

エロがあればいいから、余計な事はしないで」

私が描いていたのは、エロ系の漫画だった。

とはいえ、ただエロシーンが続くだけでは読者も飽きるし面白くない。何より話が続けられない。

そして元々少年漫画が描きたかった私は、エロだけを描くのは本意では無い。

今までは「いつか人気が出れば複雑な話も描けるから」と言われて頑張っていたが、その「いつか」が来ない。

担当にはっきりと、「絵がそこそこ描ければ話なんてどうでもいいから」と言われ、自分から打ち切りを申し出た。

今でも配信サイトコメント欄には続きを望む声が書かれていて、非常に申し訳ない。

描けなかった。

今度こそ、きちんと、話で勝負できるように。

単行本と、新作のネームを持って持ち込みに行った。

連載の経験もあるし、単行本も出てる。今までとは違う。採用にならなくても、作品を良くする話をしてもらえるはず。

「よくこれで本が出ましたね」

持っていったネーム単行本も、今までのどの持ち込みよりも酷い評価だった。

曲がりなりにも約2年、頑張って描いていたのはなんどったのか。

当たり前といえばそうかもしれない

過去に2社で連載をしたが、その二つ共が作品の打ち合わせはほぼ無かった。

一社に関しては一応ネームチェックがあり、エロの量だけ指示された。

もう一社に関しては、企画段階で一度だけ電話があり、メールの内容の復唱だけして終わった。以降は何を送っても「いいですね!」何も良くない。こっちが頑張って、相談しても特に取りあわれず、返事は全て「いいですね!」

1人で何度もネーム再考して、完成原稿を期日までに送る。

一応お金をもらっていたけど、やってる事はSNS投稿漫画と同じ。

商業作品の魅せ方のノウハウはもちろん無く、作品作りの才能がない自分には、自分だけの力で読者を惹きつける漫画を描くことはできなかった。

3度目の、「もう漫画やめよう」が来た。

悔しいけど、やっぱり自分には描けない。

でも、今日まで頑張った事を無駄にするのも惜しい。

また、「最後」と言う名目で、好きな漫画を描いて本にした。

作画配信したりしたおかげで、完成前から応援の声は多かった。

そして初めて、オリジナル同人誌完売した。

その漫画は、内容にアラは感じていたが、今までで1番楽しく描けた。

初めて感想差し入れもたくさんもらえた。

その作品を持って出張編集部に行って、そこでも2社声がかかった。

あの時がたぶん、私の漫画人生ピークだった。

その後、持ち込んだ漫画を元に読み切りを描き、運良く掲載

SNS時代ファンの皆様の応援もあり、連載化が決まった。

描けなかった。

私の中でイメージするキャラは持ち込みの時から変わっていない。けれど、いくらネームを描き直しても、担当さんからキャラブレ、別人になってるという指摘をされた。

だんだん自分でもそのキャラがどんな子なのかわからなくなった。

しばらく練り直して、やはり変わらなくて。

諦めて別の話を描くことにした。

そこからは真っ暗闇だった。

どんな話を描いても、中身が全部同じと言われる。

当然だ。「好きなもの」を描いてるから

下手に考えるより、自分の好きなものを好きなように描いて、それを膨らませる。

そう言う方法で描いた方がうまくいくタイプなのは自覚していたから、そのように描いていたつもりだ。

結局実力も追いついていなかったし、描きたいものも分からなくなってダメだった。

そんな事が2年近く続いた。

別の編集部の人に、考えている途中のネームを見せたこともある。

足りないのは実力じゃなくて話の一番の見せ所だ。あとちょっとでうまくいきそうだし是非頑張って。

それは、私が初めての持ち込みの時からずっと言われている事だった。

初持ち込みから10年。

結局自分は、10年経っても何も変わらなかった。

そろそろ30になる。

二十歳で死ぬと思っていたのに、10年もロスタイムを生きてしまった。

友達は1人もいない。比喩表現ではなく、本当に誰もいない。

小学時代、一番仲が良かった子に、ある日突然いじめられた。

一番仲がいいと自分では思ってたし、昨日まで仲良く遊んでたのに。

転校して、中学時代もそうだった。

突然クラス男子からいじめに遭い、それを一番仲が良い友達相談していた。

男子を使ったいじめの首謀者がその子だと気づいた時は目の前が真っ白になった。

「そう言う事するなら、あなたとはもう友達じゃいられない」

はっきりと意思表示をした。思い直してくれることに期待した。

別にいいし」

友達を作るのが怖くなった。

どんなに仲良くなっても、弱みを握られるだけだ。

お陰で高校の2年間はクラスで1人で過ごした。

ある程度損得が考えられる生徒が多かったから、いじめにはならなかった。

触れてはいけない、祟り神みたいな扱いだった。

3年でようやくできた友達は、卒業と同時に「私たち高校の間だけの友達じゃん」と言われた。

友達って難しいな。

中学時代、好きな男の子にはペットボトルを投げられた。

親には言えなかった。

高校時代、好きな子相談を親にした事があった。

友達に言うとまたいじめられるかもしれない。親なら相談に乗ってもらえるだろう。

あんなこ辞めときな。大学生になったら彼氏できるから!」

大学時代バイトと専門、学部女子が圧倒的に多い。

そのまま卒業した。

「いつかいい人が現れるから

そう言われ続けて卒業した。

卒業した瞬間、「いつになったら彼氏できるの」に変わった。

友達の作り方も分からないのに、彼氏ができるわけない。

一応婚活とか街コンには何度か行った。

まずは友達が欲しかった。

何人か連絡先を交換して話したりした。

仲良くなった人もいる。

その頃の私はマニキュアを塗るのが楽しかった。

ちょうどアシスタントを始めた頃で、それまでバイトの都合で服装制限があったし、オシャレはほぼした事がなかった。

ネイルと言うにはお粗末だが、100均の安いマニキュアを買ってなんとなく色をつけて喜んでいた。

100均のマニキュアを使った事がある人なら分かると思うが、乾くのが早い代わりに、木工用ボンドみたいにペロッと剥がす事ができたりする。

オシャレに無頓着な私はそれが何となく楽しくて、塗った後しばらくたって剥がれたマニキュアをめくったりもしていた。

ある日、LINEのやりとりで仲良くなった1人に食事に誘われた。

趣味の話とかゲームとか、そう言う楽しい話をしていた、異性で初めてできた友達感覚だった。

自分の指先が、剥がし掛けのマニキュアボロボロなのを完全に忘れて食事に行った。

かい合った個室のテーブルで、その爪に気づいたその人に、「ネイルやってるの?見せて」と手を握られた。

そして、ボロボロの爪を見られた。

「オシャレだね」

怖くなった。

ボロボロハゲ公園遊具ペンキみたいな指先を綺麗と言ったのだ。

しかも、気持ち悪い笑顔を貼り付けて、視線は全く手を見ていなかった。

メガネの奥の瞳と視線があって、二度と会わないことを決めた。

男女でただの友達になれるのは大学まで、そのあと仲良くなれるのは下心のある人だけらしい。

それがたまらなく怖かった。

その後も何度か友達までの付き合いの人はいたが、例えばふとした瞬間肩を触られたり、手を握られたり。

そう言うのが怖くて続かなかった。

そのままもうすぐ30だ。

家を出る能力がないので実家暮らし毎日両親…特に母に怯えて生きている。

「家にいるんだから家事しなさい」「他の人は外に働きに出てるんだから

少ないながらに在宅でアシスタントはしている。

両親の中で、外に通勤していない、在宅労働は「仕事」ではないらしい。

本当は拘束時間が長い職場だが、家事があるため作家さんに頼んで短くしてもらっている。

当然、その分給料は減る。

給料が少ないから、その分早く自分原稿で稼げるために作品作りに励む。焦る。

それでもようやく希望が見えてきて、前向きに色々挑戦できそうになってきた。

真夜中に叩き起こされ、いつ結婚するのかと叱責された。

完全に寝ていたので、はじめ何を言われているのか分からなかった。

真っ暗な部屋の中で、Permalink | 記事への反応(1) | 16:44

anond:20200721013244

この本は数学書ではない。あまりにも内容が無さすぎる。そして、文芸作品としても大して完成度は高くない。

バカ発見器みたいなもの数学コミュニティ出版コミュニティ内の社交辞令ではなく、この本を「面白かった」「よく分かった」なんて言ってるのは、「自分は専門書を読んで利口ぶりたいがその実考える力の無いバカです」と告白しているようなもの

2021-01-12

やっぱアラフォー子供生むのって悪だと思う

腐った遺伝子キメラとして生れ落ちて蔑まれ続けて生きるなんて可愛そう。

社交辞令で祝福はするけど、子供人災を思うと悪魔所業しか思えん

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん