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はてなキーワード: バカバカとは

2023-07-24

ようやくリボ地獄から卒業する

5年以上前かな?一括払いが自動リボになるよう設定すると数千ポイント貰えるキャンペーン、みたいなのに釣られたのがリボ地獄の始まり

当初は毎月支払い元金の中でやりくりしてたから、何ともなかった。次第に設定額を超えてもボーナスで一括支払いすればいいかと考えるようになり、いざボーナス時には別で使う予定が入り返せず。

そんな事を繰り返すうちに気がつけばリボ残高は100万を超え、毎月の支払い額は元金に加えリボ手数料が15,000円ほど。相変わらずカード払いが多かったため、残高の減るスピードはかなり遅かった。

流石に毎月15,000円はバカバカしいなと思いながら数年…。今回ようやく、10年前にセールスされてよくわからないまま入った個人年金中途解約して、リボ地獄から抜け出すことにした。掛金120万ほどに対して返戻金は110万ほどなのでしっかり元本割れしてるけど、勉強代だと思って諦める。

リボはやめておけ。魅力的なキャンペーンでも、やめておけ。

2023-07-22

anond:20230722234834

気がついただけ偉い。あなたのような人間こそ生きないと世の中のためにならない。

資本主義バカバカしさに他の人も気づいて欲しい

ジブリ単独資本ってことは日テレに気兼ねなくサブスク可ってこと?

それなら映画興行が多少コケてでも広告費削ってジブリ単独資本でやる意味は十分あるなあ

今どきTV局に付き合わされてサブスクに手出しできない状況は商売勘のあるプロデューサーからしたらバカバカしくてやってらんないだろうし

しか宮崎駿次回作を作れるかも怪しい、自分も今さら先行きを気にする年齢でもない(そして、たとえコケ次回作スポンサー探しをしなきゃいけなくなっても、そのぐらいやってのける自信も多分ある)だろうから、周囲が思うより広告無し戦略は勝算あったのかもしんない

2023-07-20

キングオブコント2023札幌予選

ちょっと前の話だがキングオブコント2023の札幌予選を見に行ったので備忘録

6月17日、会場は札幌コンベンションセンター小ホールMC龍見審査員HBCテレビマン2名。

コントタイトルこちらで任意につけたもの

Aブロック

・電人バンドトイレ貸して」(通過)

札幌吉本1年目のコンビ。1年目ながらUNDER5 AWARDでは3回戦に進出経験あり。トップバッターにしては上々のウケで会場を程よく暖めてくれた。

会話主体いかにも漫才師コントという感じだけど、テンポ滑舌もよくて上手。

ゴールデンルールズ「カフェ」(通過)

札幌吉本の中堅コンビ。珍しくボケとツッコミがいつもと逆だったが、違和感なし。電人バンドの作ってくれた空気に乗って、2番手にしては随分と沸いていた。

荷物を持ち込むネタなのだが、ネタ直後に学祭営業直行することを知っていたので、これ持って行くのか……という裏笑いもついつい出てしまった。

・こばたいたZ「タクシー

アマチュアコンビ。勢い任せのネタが多い印象だったが、今回はちゃんと作り込んだネタだった。唯一のタイムオーバーとなり、爆発音オチ台詞かぶってしまった。

やすと横澤さん「Mr.マリックマジックショー」

個人事務所合同会社TOTONOU」所属フリーコンビ。ほぼ出オチだったが最初の大爆発を起こし、その余韻で2分間を走り切った。

ねこ超人ゾンビ

札幌吉本2年目のコンビ。1回戦にしてはメイク気合いが入っていた。ボケの声が昔に比べると随分通るようになったなあ。

・イノセラムス「親子」

札幌吉本3年目のピン芸人同士の男女ユニット最初バラシがすぐに理解されず、その後は伝わったもののそのままズルズル終わった印象。

・秘蔵「鮭」(通過)

札幌吉本1年目のコンビ。狂った設定とコンビ揃ってのクソデカボイスに圧倒されて大ウケ。

電人バンドと秘蔵は良いライバル関係という感じでいいな。芸風が正反対なのがなおさらそれを引き立たせてる。

Bブロック

・ひとくちの季節「飲み比べ」

男女コンビ札幌NSC生。ボケ女性の方は滑舌はいいけど声量が小さいので、笑う前に聞き入ってしまった。

補色サッカーボール

札幌吉本1年目の男女コンビ狂気じみた設定でかなり面白かった。

舞台が低く客席がフラットな会場だったので、寝転がるくだりが多いと後ろの客に見えづらくて、それがネタクオリティの割にウケが伸びなかった原因かも。

だんだん上手くなっているコンビなので、成長すれば北の蛙亭になれるかもしれない。

・華花クラッツ「ドッキリ講座」

札幌吉本2年目のコンビ。新しく結成したばかりで、これがコンビとして初舞台らしい。とにかくバカバカしいコントで、勢いで押し切っていた。たぶん台本だけ読んでも面白くない。

ポティト「献血

札幌NSC生。狂った演技が面白かったけど、あまり印象に残らず。ツッコミの人はしずるKAZMAに似てると思う。

明日は我が身「マッチングアプリ

札幌学院大学お笑いサークル大学生コンビ補色と同じく床に寝転がるくだりが多いので後ろの客席からほとんど見えていなかったと思う。

Cブロック

・まごのて「新規プロジェクト

太田プロ札幌の、50代社長と30代フリーターのコンビ漫才ネタを作り替えたコントなので、会話のやりとりだけ。折角コントなんだからもうちょっと動きも入れていいのに。

まあこのネタ漫才になる前にさらに違う設定のコントであったことも覚えているが。社長は本当に社長なだけあって、社長役のリアリティがすごい。

・さとうがし「美容院

北大落語研究会の男女コンビ。とにかく元気で分かりやすネタだったので、ウケ量の割に印象には残っている。

ミクロポエジー弁当屋

札幌吉本ピン芸人同士のユニット事務所の先輩であるMCコンビ名を間違えられていた可哀想な二人。

弱々しいツッコミの嘆き節が好きなんだけど、いつもより物足りなかったかな。

金魚強盗2「空き巣

本物の金魚相方と言い張っている札幌アングラ芸人の雄。たぶん札幌芸人の中で全国的には一番有名。

大人の事情から、賞レースとき金魚人間態になったというていで人間相方を用意するのだが、その相方はずっと隠れて外に出ないという激トガりなネタだった。相変わらず「コンビ」の概念を壊そうとしている。ルールギリギリを突くのが持ち芸みたいになってるので、賞レースのようなガチガチの場だと輝くけど、もともとなんでもありの地下ライブとかだと当たり外れが激しい。

まあまあウケていたが、一番ウケたのは本筋とあまり関係ない札幌ローカル地域ネタ

リングリンデ「アプリコットベイビーカバーナイト

札幌吉本リアル母子コンビ。特技のスラップベースを活かした音楽コント

Dグループ

・びぶん「内見

札幌インディーズライブに出ている若いアマチュアコンビ

ピンネタバージョンも別のライブで見たけれど、ボケ台詞回しが独特なのでコンビネタの方が良い。衣装はそれでいいのか?とも思ったが。

・高速ぷりん恋愛

北大落語研究会所属大学生コンビ北海道大学お笑いコンテストの初代チャンピオン。「こんな彼女は嫌だ」大喜利ネタ。もう1個時事ネタ系の強いボケがあれば通ってたかも。

・激チャリペットショップ

札幌NSC3期生の、オネエと元警察官コンビツッコミが元警察官だけあってモデルガンの持ち方が様になっていた。様になりすぎてて逆にネタ邪魔になっていた気もする。前半はワチャワチャとして楽しいネタだったが、後半で展開が飛びすぎて失速。

安心世代誘拐

男女コンビ男性の方がピンでインディーズライブに出てるのを見たことがあるけど、コンビでは初めて見た。女性の方がめちゃくちゃ演技がうまいあんな勢いあるキレ芸できる女芸人うそういない。

三好ポロミン「独りごとを言ってるおじさん」(通過)

札幌の地下芸人ロベルト三好ポロミンかかずによるユニット。街なかで見かけるヤバいおじさんというすでにこすられまくってるテーマだけど、こんな斬新な切り口があったとは。発想の良さという点では今回ナンバーワンかも。

・コロネケン「診察」(通過)

北海道住みます芸人札幌吉本エース格のコンビ伝統的に漫才が強い札幌吉本では珍しくコントをメインとしている。

今回の圧倒的イチウケ。後半は全ての台詞がハマっていて、拍手笑いが鳴り止まなかった。

Eブロック

・ノーチラス「夜行バス」(通過)

札幌吉本ピン芸人、中(ちゅん)と花敷こーようのユニット。中は50代半ばから芸人になったリアルなおじさん。

とにかくリアルなおじさんであることを上手く活かした設定になってて良かった。ある意味「生身のおじさん」を使ってモノボケをする一人コントともいえる。

コンビ解散以降なかなか相方の決まらなかった二人だけど、相性がいいのかもしれない。

・優主義審判

アマチュア社会人コンビ気合いの入った小道具を作ってきていた。台詞は全て録音のナレーションネタ中は一切喋っていない実験的なネタ

毒の強い芸風はい意味アマチュアらしくて好感を持てる。

心理「ロン毛」

今回唯一のトリオ札幌NSC生。ひたすら踊っていた。

スクランブルプロポーズ

札幌吉本の若手コンビ苫小牧出身で、北海道住みます芸人。UNDER5 AWARDでは3回戦に進出

ボケのとしきの見た目を活かした分かりやすネタでよくウケていた。

しろっぷ「人質」(通過)

北海道住みます芸人で、札幌吉本を退社してトリプルワンという事務所にいる。

ライブシーンからしばらく離れているコンビなのでネタは久しぶりに見たけど、昔よりも円熟味を増した気がする。吉本時代はこういう哀愁のある笑いはあまりなかったんじゃないか

通過予想

電人バンドゴールデンルールズ、やすと横澤さん、秘蔵、コロネケン

実際の通過

電人バンドゴールデンルールズ、秘蔵、三好ポロミン、コロネケン、ノーチラス、しろっぷ

7組通過は例年より多い。そしてNSC3期生の快進撃がすごい。

三好ポロミン、ノーチラスあたりはなかなか攻めた審査だなあ。でもキャラよりもアイデアで魅せたネタだったので、東京の2回戦でも通用するかもと思えるのはこの2組なんだよな。

ノーチラスの二人はおそらく賞レースの1回戦を突破したのは初めてのはず。報われてほしい。コロネケンは毎年札幌予選のイチウケなのでそろそろ準々決勝行ってほしい。

やすと横澤さんが落ちたのは意外だったが、出オチで走り切るネタはどんなにウケても評価しないということなのか。

anond:20230719145549

ジャストシステムが長らくそういう立場で、理不尽なほどに目も耳もふさいでた記憶があるけど、いまは少し緩めて、免責を口酸っぱく付けつつ窓口だけは開放しているようだ(https://www.justsystems.com/jp/contact/#sec03)。

バカバカしい世の中だねぇ。

2023-07-17

米とか油とかをバカバカ食いまくるとデブが出来上がる。脂質と糖質を大量に摂取たから。

じゃあ野菜バカバカ食ったらどうなるんだろう。

せいぜいうんこの量がどっかり増えるくらいだと思うんだよね。

2023-07-10

就職が出来ないまま、アラサーになった。

どこに吐き出せばいいのかもわからない自分気持ちと、きっと誰の記憶にも残らないであろう自分人生増田に投下したい。

要旨はタイトルの通りでしかないが、就活に失敗し続けて無職のままアラサーを迎えてしまった。今年はもう就活すらしていない。

就活は売り手市場だなんだと聞いていたが、それは結局平均的にコミュ力のある人間にとっての話であって、自分のようなコミュ障で陰気な人間にとっての話ではないのだなと痛感した。

ふと思い返せば友達が居た記憶があるのは小学生の頃までだったし、その頃もたまたま流行っていたポケモンに詳しかたから仲間に入れてもらえていただけだったんだろうなと今になって思う。

中学入学したあたりでクラスバラバラになり、小学生の頃のグループ自然消滅してしまった。

誰にも声をかけられることはなく、かといって声をかける勇気もなく、本当にただ孤独に過ごしていた。

部活にも入らなかった。正確には入れなかった。

聞こえてくる話を聞く限り、中学入学した時点で皆は入りたい部活まで既に決めている人が多かったようだった。

特にスポーツ経験もなく、かといって文化的素養もない俺にそのようなものはなかった。

「この部活に一緒に入ろう」と声をかけてくれるような人も当然いなかった。

経験部活の仮入部に飛び込む勇気もなかった。気がつくと入部届の提出日は過ぎていた。

そこから孤立の日々だった。

友達はもちろん欲しかったが、既に俺以外の人たちで完結しているように見えたコミュニティに入り込めるような人間ではなかった。

最初入学式の時点で、席が近い人たちか、同じ小学校出身の人たちで話して仲良くなっていた。俺だけが孤立しているような錯覚を覚えて、行きたくもないトイレに逃げて泣きそうになったのを今でも覚えている。

中学生にもなると皆携帯を持ち始めるようになっており、誰々とメアドを交換したとか言う話題が聞こえるようになった。

親にねだって携帯を買ってもらった。結局誰1人としてメアドを交換することはなかった。

中2の時だったと思うが、モンスターハンター3rdが学年中で流行っていた時があった。

みんなで放課後に誰かの家や公園で集まって一緒にプレイしているような話が聞こえてきた。

親にねだってPSPモンハンを買ってもらった。話しかけてもらいたくてわざわざ学校PSPカセット持って行き、わざと休み時間に机の上にそれらを出した上で寝たふりをしていた。

国語先生に見つかって取り上げられ、皆の前で叱られ、反省文を書かされた。あの瞬間が中学生活の中で1番みんなからの注目を集めた瞬間だったんだろうな。悲しすぎる。

今にして思えば、ポケモンに詳しかたことで仲間に入れてもらえた小学生の頃の成功体験を引きずり続けて、同じ手法でなんとか挽回しようと考えている自分の浅ましさがもう情けないよな。

勉強だけは頑張った。成績が良かったテニス部クラスメートが色んな人に「勉強を教えて!」と声をかけられているのを見たからだ。それもまた、今思えば笑ってしまうくらいに浅はかだけれど。勉強ができるから声をかけられていたのではなく、テニス部の人気者だから勉強理由に声をかけてもらえてただけなのに。その構造を見抜くだけの頭の良さは残念ながら当時の私は持ち合わせていなかった。

勉強甲斐あって、地元で1番の公立高校合格した。親以外に祝っては貰えなかったが、それでも良かった。

合格と同時にiPhoneを買ってもらった。LINEインストールした。

中学の頃は初手で部活に入ることに失敗したことや、コミュニケーションを取ろうとアクションする前に既に人間関係ができてしまっていたことが敗因であると考えていた。今回は入学式の日からちゃんと人に声をかけると強く決意した。

失敗した。

出身中学が同じもの同士で既に固まっていたし、何より塾が同じもの同士での結びつきもかなり強固であった。

3~4日目にして、ついに席の近いクラスメートが声をかけてくれたことでクラスラインに加入することには成功したが、人数から察するに私が最後メンバーであった。

私が入った頃にはクラスラインでの会話は殆ど無く、既に仲の良いもの同士でより小さなグループを作ってそこでコミュニケーションをしていた。

同じ塾での繋がりから合格発表があったその日には学年のグループができており、入学式の日にはもうクラスラインが出来ていたらしい。

結局、中学生の頃に友人を作れなかった負債高校生になっても苦しめられるのかと思った。

部活動にも入ろうと思った。未経験でも最初の入部の時点であれば飛び込めるのだと学んでいた私は、新歓で惹かれた剣道部に入部した。

2ヶ月で辞めた。

私以外の入部者が全員経験者であり、初心者が私しかいなかったからだ。

先輩はもちろん自分のために練習に付き合ってくれたが、同級生や先輩達のレベル自分立ち位置があまり乖離しており、自分1人だけが別で初歩的な練習をしているのが、晒し者にされているような気がして嫌になり、逃げ出してしまった。

自分けが初心者だという引け目から同級生ともろくに話せずに終わってしまった。

ここで投げ出さなければ…と今なら思えるが、やはり当時の自分には無理だったのだろうなという諦めのような感情もある。

同じような基礎練習に打ち込む初心者がもう1人でも居れば…と仮定しては、さも自らが理不尽な状況下にあるかのような想像をして自分正当化しようとしていたことを何故か今でも覚えている。

幸いだったのは学校自習室があったことで、これにより部活動の時間分を自習室勉強することで、親には部活動を続けているようなフリをし続けていた。今思えばバレていたのだろうか。

中学の頃から帰宅部であり、友人と遊ぶようなそぶりすら見せてこなかった俺を、親はどう思っていたのだろうか。

何も言わないでいてくれた親の気持ち想像すると、胸が苦しくなる。

高校Twitter流行った時期もあった。例に漏れず私もアカウントを作った。当時のTwitterはまだ身内感が強かったこともあり、高校名や氏名で検索しては片っ端から同級生フォローした。

フォローバックも多少はしてもらえたと思う。

しかしながら、結局何もツイートすることはできず、ただ同級生の動向を監視しているだけの気持ち悪いアカウントに成り下がっていた。

一言も喋らない陰気な奴が変なことをツイートしたらどう思われるのだろうかと、怖くて何もツイートできなかった。

一瞬、LINEツムツムが流行たことがあった。

LINEを交換しているもの同士でスコアランキング形式で共有されるのだが、たまたま引いたマレフィセントというツムで圧倒的なスコアを叩き出したことがあった。

その時にクラスメートが「上手いんだね!」と声をかけてくれたことがあったが、気の利いた返しが浮かばず、ぎこちない笑みを返すことで精一杯だった。

3年以上碌に会話をしていないのだから当たり前なのだが、もはや会話をするという行為自然には出来ないようになってしまっていた。うまく言語化できないが、相手の言っている内容を理解した上で、それに対する返答をいくつか頭で構成し、そのうち最適なもの選択して口からアウトプットするという一連の行為自然に出来ないようになってしまっていた。目を合わせるだとか、自然な表情を作るだとか、そんなことは言うまでも無くできなかった。

その会話での失敗は自分の中でも忘れられず、次に同じように話しかけられた際の返答を何度も何度もシミュレーションした。

ツムツムも継続してスキルを磨き、ランキングではトップを取り続けた。

当たり前だが、次の機会は来なかった。

高校3年間は最も密度の高い青春の3年間だったと知り合いの誰かがTweetしていたが、俺の3年間は思いつく限りの思い出で上記限界だと思うと、本当に虚しい気持ちになってしまう。

大学は通える範囲にある旧帝大合格した。

今度こそ失敗しないようにと臨んだが、やはりダメだった。

講義における自由な席のシステムや、そもそもクラスなどが存在していないという状況で、自ら人に話しかけるだけのスキルを持ち合わせていなかった。出身高校予備校基本的には違うはずなのに、即座にそれぞれで仲良くなれていたのが不思議で仕方なかった。

サークル新歓にも行った。バーベキューだった。同じ机に先輩が2人、新入生が3人の5人で座っていたのだが、気がつけば私を除いた4人での会話になっていた。

先輩が時折私に話を振ってくれていたのだが、明らかに気を遣ってくれているのだとわかり、余計に苦しく、惨めだった。

新歓用のライングループがあったようだが、私には加入の声もかからなかった。

勉強に逃げようと思ったが、逃げる先も見つからなかった。

自ら興味のある分野を見つけ、そこに飛び込むだけの主体性すら持ち合わせていなかった。

テストは同じ授業の過去問を持ち合わせているかどうかで対策の可否が大きく変わるものだった。友達のいない私には非常に厳しかった。

授業に一度も来てないようなテニサーの奴よりも、私の成績の方が悪かった。友人は居なかったが、それでも勉強だけは出来た自分にとって、学業の成績は唯一の精神的支柱であったのだろう。かなりメンタルにきたのを今でも忘れられない。

しかし、そうは言っても今更友人を作ろうと発起するのも見苦しいように思えて、結局何の行動も起こせなかった。

ゼミはそれなりに興味のあった行動経済学ゼミを志望したが、人気ゼミ面接に通るはずもなく落ちた。

結局、不人気な統計学ゼミに入った。幾つ上かもわからない留年生と私の2人だけだった。

自分存在は何度も留年を繰り返す謎の男と同じ程度なのだと言われているようで苦しかった。

そして就活の時期を迎えた。

まず情報弱者だった自分は出だしからつまづいた。

講義室で聞こえる会話で周りが既にインターンというものエントリーしていることを知った。その後、焦って就活について調べ始めるものの、そもそも特にやりたいこともなく、また、特段興味がないものに対して熱意があるかのように見せられるだけの技量もなかった私は、悉くインターンにも落ちた。

志望動機経験(あまり好きではない語彙だが「ガクチカ」と呼ばれるもの)に嘘や誇張した内容を書くような人々を見下していたが、結局採用されるのは見下していたはずの人々だった。

奴らは汚いことをしているのだと内心見下すことで、倫理的には彼らより優位にあると思いたかったのだと思う。そんな卑屈さで小さなプライドを守ったところで、何一つ実利はなく、ただ不幸になるだけだということに気づけなかった。

その後、大学名の威光もあってか1dayのインターンには通ったものの、グループワークが中心の1日に馴染めるはずもなく、ひたすら透明人間を演じた上で、最後儀礼的に連絡先だけを交換して終わった。

同じグループの人は関関同立(関西ではそれなりの地位にある大学群)の同学年だったが、グループワークでのリーシップの発揮ぶりは私とは比にならなかった。社員の見る目も違っていた。もちろんその後を知ることはないが、きっと大手企業内定を得て働いるのだろうなと思う。

休みの会話で、高校は私と同じ地域にある偏差値50程度の私学であることを知った。指定校推薦大学に入ったらしい。

学業しか縋れなかった私は、恥ずかしながらも内心では関関同立を見下していたし、偏差値50程度の高校に行った人とは今後交わることすら無いものだとすら思っていた。卑屈な選民思想を持った自分が恥ずかしかったし、完全に下に見ていた人々にも逆転されたという事実を突きつけられたのはかなりショックでもあった。

後日講義室で聞こえてきた「1dayインターン意味がない」という言説を信じ、1度きりで申し込むのを辞めた。今思えば、傷つきたくないがために縋ってただけなんだろうな。人は信じたいものを信じるように出来ているとはこういうことなのだろう。

そうこうしているうちに、気がつくと本選考の時期が到来した。最終的に50社くらいはエントリーしたと思うが、全落ちした。

就活対策の本を立ち読みしたが、内容のバカバカしさに呆れて買うこともしなかった。ここで変な意地を張らずに素直に買って、その内容を再現できていれば結果は変わったのだろうか。正直そうは思えないが。

他にも面接対策をやっているサークルの一室を訪れようとしたが、室内の華々しさに気圧されて扉の前で踵を返してしまった。

あんな楽しそうに就活に臨んでいる人々はどうせ碌な結果を得られないのだと自分に言い聞かせて帰路についた。

ゼミ教授の勧めで留年することにした。

無職で世に放たれるよりは学生身分があった方がいいとの計らいだった。多分留年を繰り返していた彼も、同じような配慮留年を続けていたのだと思う。本当に有り難かった。

しかし翌年の就活も失敗した。諦めて卒業した。

結局、面白くもないyoutubeを観ていただけの1年だったと思う。観ていた動画の内容すら思い出せない。

卒業の翌年、公務員試験を受けることにした。

勉強だけは出来たのだから学業勝負するのが自分にとって最適な戦略だと今更思い至った。

予備校に通い勉強をしていた。数年振りに自分の得意分野で勝負ができて、純粋に楽しかたことを覚えている。

筆記試験には合格したが、その後の面接(厳密にはこれも試験という名前ではある)で落ちた。

国家だけでなく、地方すらも落ちた。

周りを見るに自分と同程度にはコミュニケーション能力が疑わしい者も散見された。少なくとも就活面接では考えられないほどにレベルは低かったと思う。それでもダメだった。

いよいよ俺に出来ることはないんだろうなと深く絶望した。

無職の悪いところだが、時間だけは無限に持て余しているせいで、絶望的な場面が何度もリフレインしてしまう。

あの時こうしていたら…という後悔があまりに多すぎる。

どこが俺の人生の岐路だったのだろうか。

どうしていれば俺はこうならずに済んだのだろうか。

1年引きこもってもその答えは出せずにいる。

何度考えても、命を絶つ他にないんだろうなとは思うのだけれど、それにしたってどの選択を取っても両親に多大なる迷惑をかけるんだと思うと踏み切れない。

ここまで育ててくれて、何も言わず無償の愛を注いでくれた両親に、最期に出来ることは何かないだろうか。

こう振り返ってみても、本当に家庭環境も含め、両親には恵まれ人間だと想う。だからこそ、その結果がこのザマで本当に情けなく、申し訳ない。

せめて迷惑だけはかけずに、ただ俺1人だけが苦しむだけで済むような方法を取りたいとは考えているが、それすら踏み出せないのかもしれない。

ここまで読んでくれて本当にありがとう

想像の通り俺に友達なんてものは1人たりとも居ないし、今まで生きてきた人生も、今まで抱いた感情も誰にも共有できず、誰の記憶にも残らずに終わったんだと思う。

その意味で、誰か1人でもこれを読んで、誰かの記憶に少しでも残ることができたかなと思うだけで、なんとなく心が軽くなった気がする。

増田があって良かったよ。ありがとう

2023-06-29

https://anond.hatelabo.jp/20230628151516

わいもこの嫁さんと同じようなことをわいの嫁さんにやってる(やってた)

 

具体的には、嫁さんがすぐ被害者ぶるのでこっちも被害者ぶるようになった。

  

事例をあげると、

・「家事も何もしてくれない!」って喚くのでこっちも「家事も何もしてくれない!」って喚くようになった

・やりたくないことがあるとすぐ「こんなの難しくてできない!むり!」で終了させるのでこっちもやりたくないことがあったら「こんなの難しくてできない!むり!」で終了するようになった

・少しでも気に入らないことがあったら機嫌が悪くなってスネるのでこっちも少しでも気に入らないことがあったら機嫌悪くなってスネるようになった

ちょっとでも批判いたことを言うと「私のこと馬鹿にしてるんでしょ!」ってブチ切れるのでこっちも少しでも批判いたことを言われたら「私のこと馬鹿にしてるんでしょ!」ってブチ切れるようになった

ちょっとでも何かぶつかったら「いたいっ!!!!ひっどい!!」って喚くのでこっちもちょっとでも何かぶつかったら「いたいっ!!!!ひっどい!!」って喚くようになった

 

これら、私は本気では(本心では)やってない。ただ、嫁さんの態度をマネてやってるだけ。

そもそもこういう感情言動モチーフが私の中には無い。

ただ、マネだけは真剣にやってる。(やってた。)

  

これをやり始めてから嫁さんは自分有害女性らしさをだんだん自覚し始めて、いまでは全くやらなくなった。

たまにおどけて、有害女性らしさを発揮する嫁さん、のマネをする私のマネをされることはある。

それに応えてこっちも有害女性らしさゴッコをやることもある。

 

この手法発見する前は、こっちもムキになって怒ったり、なぜそれが恥ずべき行為なのかを理屈でクドクドと説明した期間が長かったが、まったく効果がなかった。

しろただ喧嘩になってお互いに損するだけだった。

 

とあるとき「泣いてる子供を泣き止ませるには、泣いてる子供映像を撮って子供に見せればいい」という児童福祉関係の人の言葉を思い出して、嫁さんの言動ミラーリングするようになった。

自分の悪い点を抽象化されて言語的に説明されてもダメージ受けないけど、実際の言動で反撃されるとダメージ受ける。しかもそれが過去自分言動に起因するので反省パワーが上がる。

最近は嫁さんも私の悪い言動(「んあ〜〜」とか言ってすぐとぼける、自分勝手な振る舞い、先延ばし癖)を演技して教えてくれるので、すみませんでしたって謝罪する事が多い。

 

また、嫁さんのポジティブ言動ミラーリングするようになった。

例えば、男性基本的女性みたいに「わあ!」とか「ありがとう!うれしい!」とか「これおいしいね!」とか、感情を大げさに表現しないが、

そこは恥ずかしさを忘れて、あえて「わあ!」とか「ありがとう!うれしい!」とか「これおいしいね!」と嫁さんのマネをする。

すると、それがとても嬉しいみたいで喜ばれることが多くなった。

正直な話、こっちの中にはそこまでの感情は無いんだが、相手(異性)は異星人みたいなもので、ほぼすべてのSF惑星コミュニケーションは基本マネから入るように

「そういうもんだ」と納得させてやってるけど、このしっぺ返し戦略はうまくいくっぽい。

夫婦関係問題解決は、相手との同調と同期を取ることがコツっぽい。

 

 

追記¹

嫁さん曰く

「女はただ女であるだけでヨシヨシされて育ってくるので反省する機会が無いまま大人になってしまう」

感情的に喚けば周りが解決してくれるので、そのような習慣が形成されてしまう」

クリィミーマミみたいにやりたくないことは「イヤ!」の一言強制終了させられるのが女」

とのこと。

クリィミーマミ最近昭和評価みたいな流れから話題になって配信かなんかで一緒に観た。)

 

主語がでかい指摘への回答

 女も男も成長過程普通に怒られが発生して社会生活では一人前の大人になってたとしても

 子供の頃に家庭内だと甘えが通用した経験が深く刻み込まれているので、夫婦関係だと家庭内なので甘えが再発して子供っぽくなってしまうんだと思う。

 確かに主語がでかかったし、「家庭内では」と限定したほうが良かった。

 私も家庭内だと子供っぽくなって報連相を怠るとか自分勝手な行動するとかしてしまう。)

 

追記²

こっちの中に感情がなくても、嫁さんの言動トレースすることで、ある程度相手感情理解できるようになったよ。

自分にこの感情モチーフがなくても、この感情がポップしてくる合理性とか過去出来事とかを思い出せるようになる。

そして、この被害者ぶることによって相手悪者に仕立て上げる手法の巧みさにも気づいて、畏れ入った。

なんつうか、本当に最小限の言葉だけで最大の効果が得られるの凄いよ。被害者ぶる言動マネ絶対にやってみた方がいい。面白いくらい強いから。

理屈じゃなく直感でこれをやってた嫁さんをある意味尊敬してる。

 

 

追記³

これ単純に軋轢を生んでるだけだと思う。妻は夫に本心を聞いてもらえず、表面上は仲良く振る舞うようになっただけじゃないの。妻の気持ちに寄り添わないかぎり、将来的にしっぺ返しを喰らうのはあなただと思うよ。

みたいに心配されてるので。

この手法は嫁さんには内心はかなりウザがられてると思うけど、毎日嫁さんからチュウチュウしてくるし、こっちが悪いことをしたらそれはそれでやり返されてるので、しっぺ返しはすでに受けてるしあまり心配してない。

単純に被害者ぶる言動マネをやりまくると被害者感情インフレして価値暴落してバカバカしくなってくるんですよ。

そうするまねっこどんどん的な遊びに変化してきて、お互いに「ある感情」とか動物とか出来事とか擬音とかのマネをお互いにリクエストするようになって、いろんなモノになる遊びをやるようになってきた。

うちがたまたまそうなっただけかもしれないけど、自分以外の何かになる演技をやることによって、自分言動を相対化する効果があるんじゃないかって気がする。

不満を感じてるならちゃん真正から向き合って伝えればいいのに、相手の真似をして馬鹿にするような方法はやめましょう、気持ちが離れるだけですよ、って話をしてるんだけど…...

最初真正から向き合って、ぶつかり稽古しまくって、結果お互いに爆発してたんですよ。だけどあまり得はなくて。

嫁さんのマネをするようになってから、嫁さんと同じ方向を向けるようになったと思います。そのほうが得られるものが大きかったです。

嫁さんも粗野な私の姿をマネしてくれますが、反省もするし、私のことを見て理解してくれてるんだろうな、と嬉しさもある。

 

 

注意

この手法をやるときは、敵として撃退しようとするんじゃなくて、相手と同じになってみようって気持ちが大切だと思われ。

相手のカタチを変えようとせず、まず自分のカタチを変えてみる経験としてやってほしい。

被害を受けて悲しむ感情茶化すようにはして欲しくない。それは相手への侮辱から

そうじゃなくて、一時的にでも、本当に悲しい気分になってみてほしい。そうすると分かることもある。

悲しくなくても、外形的に真剣言動を真似すれば、ある程度悲しい感情自分の中にもポップしてくる。

相手に発生した感情は本当に発生した本物なんだから、それをリスペクトしながらやってほしい。

2023-06-25

コロコロスーパーマリオくん

久しぶりに読み返してるけど、勢いとノリとギャグで全てを誤魔化して突き進んでるからバカバカしくて面白い時事ネタも多いから、昔の巻だとそういえばそんなCM流行ってたなーとか(引越のサカイとか)、そういう昔の流行りを思い出せるのも楽しいな。

マリオくんコロコロの他に別コロや小学○年生にも同時平行で連載されてて、それをまとめて単行本化してるから話の整合性が割とメチャクチャ。6つの金貨編やワリオの森編だとワリオが敵キャラなのに、ワリオランド編だと味方になってるとか、話の繋がりがそもそもおかしいとか。あまりにも苦しいときは、作者や編集者ツッコミメタネタとして挿入されている。

マリオとワリオ」→「ワリオランド」→未来編(オリジナルストーリー)→「ヨッシーアイランド」を、無理矢理繋げてるのはさすがに、メタツッコミが何度も入るくらいかなりムチャクチャ。やっぱりマリオゲームは次々発売されるわけだし、いつまでも過去ゲームネタにするわけにも行かないし、新しいゲームネタにしないと……という大人になった今だからこと、作者の気苦労がよくわかる。

なお、自分は7巻~13巻当たりがギャグのキレが一番良くて好き。

anond:20230625175832

バカバカしい・・・ けど、ちゃんとやろうと思えば合法的にできるんだろうか。

っていうのが成立すればいいのか?給料マイナスになりそうだ

2023-06-23

ダサい服の基準がわからない

服装に気を使ってみるかといろいろ調べてみたところ、どうやら俺が普段着てる服(ゲームシャツパーカー+スウェットパンツ)はダサいらしいんだが、何が悪いのかよくわからない。

世間的?にオシャレとされている服が全然良いと思えなくて、見た目のためだけに着たくもない服我慢して着るのもバカバカしいし今のままでいい気がしてきたわ

anond:20230623112503

戦争してる時点でゴミだろ

公式設定&公式の本編の描写(ニュアンスではなく下記の言葉が使われている)で、

 

主人公が 幼稚園児並みの判断能力の持ち主で 異常なポジティブ思考サイコパス って設定やで

まりにもアホ過ぎるサイコパス過ぎるから、一周まわって周囲からまさかそんなわけはない勘違いされているという設定

 

下記はお気に入りの一節

 砕け散っていく闇の中、おぞましいほどに輝かしい笑みを浮かべるリゼ・ベイバロン

 臨界点へと達した独善的思考もう止まらない。誰に願われたわけでもないのに、リゼはひたすら未来に向かってこれから暴走し続けるだろう。

 ああ、彼こそまさしく人間性破滅極致。都合の悪い現実を一切認めず、考えず、幸せな夢の中に完結した『全盲白痴なる魔王』として、ついに覚醒の産声を上げる。

 

 “……俺の名前はリゼ・ベイバロンッ! いつか世界平和に導き、英雄譚を創り上げる男だァァァァアアッ!!!

 

どうして主人公がそういう人物になったのかはバカバカしいSF小話がある

2023-06-14

「許さない」を"I won't forgive you."と訳してはいけない理由

anond:20230611072022

以前軽く紹介したけど、その後色々調べたりネイティブに尋ねたりしてわかったことがあるので補足ということで

まず前提として、海外におけるアニメ漫画翻訳では「許さない」を"I won't forgive you."と訳すことは基本的誤訳扱いとなっている

まり、単に下手な訳とかつまらない訳ではなく明確に誤りとみなされるほどにはまずい翻訳だということ

なぜかというと、両者がカバーしている意味範囲にズレがあるため、「許さない」が本来持つニュアンスが全く伝わらなくなってしまうから

言い方を変えれば、日本人が「許さない」と口にするような状況で英語ネイティブが"I won't forgive you."と言うことはほとんどないと言っていい

  • 具体的にどう違うのか

まず第一に、"forgive"は「許す」と比べてかなり意味の幅が狭い。

具体的には、シリアスな場面にしか使えない(軽い場面では"Excuse me."を使う)。

例えば貴重な壺を割ってしまったとき"Oh please forgive me."と言えるが、くしゃみ相手の顔にかけてしまった、といった軽い場面では"Excuse me."を使う。

一方で「許す」はシリアスな場面でも軽い場面でも使える。

この違いが混乱を招いてしまうようで、例えば日本人ゲームで負けたりしただけで「許さない」と言うので、英語ネイティブからすると大げさすぎて面食らってしまうらしい。

アニメキャラパンチラを見られただけで「許さない」と言うのも大げさに聞こえるとか。

  • 軽い場面の「許さない」が大げさすぎるなら、シリアスな場面での「許さない」は"I won't forgive you."とピッタリ合うのでは?

これも色々な理由からうまく行かない。

ドラゴンボール悟空セリフ「仲間を傷つける奴は許さねえぞ!」を例に取ってみよう。

日本語だと最高に盛り上がる決めゼリフという感じだが、これを"I won't forgive you!"と訳してしまうと、バカバカしくて拍子抜けに聞こえてしまうらしい。

なぜかというと、"I won't forgive you."は「許さないという感情受動的に示すだけで懲らしめようという能動的な意図は表さない」から

要するに、日本語だと「許さない(だから懲らしめてやる!)」という反撃の意思までもを含んでいる(恐らく)のだが、"forgive"だと「許さない(それだけ。別に何かするわけじゃない)」となってしまう。

なのでネイティブからすると全く敵に対する脅しに感じられないため、いまいち盛り上がりに欠けてしまう。

ネイティブにとっては以下のように直接的に脅すようなセリフのほうがしっくりくるという。

I’ll punish those who’d hurt my friends!(仲間を傷つけるやつは懲らしめてやる!)

No one gets away with hurting my friends!(仲間を傷つけておいてタダで済むと思うな!)

Anyone who hurts my friendswill pay!(仲間を傷つけるやつは……報いを受ける!)

まあこんな長々とした説明より下の例のほうがわかりやすいと思う。これは日本語が堪能なネイティブに書いてもらったもので、違和感がすごく明快に言語化されてる。

ネイティブからすると"I won't forgive you."は「一生根に持つぞ」みたいな意味合いになるとのこと。

スカートの中を覗かれた女の子「一生根に持つぞ!」→過剰反応

孫悟空「俺の仲間を傷つけるやつは、心の中で一生根に持つぞ。」→え、そこで止めたりやり返したりするんじゃないの??ダサッ。


他にも、"I won't forgive you."は許す許さないが意味なす相手でないと使えない。

例えば、パートナー浮気されて別れたとする。その時相手に"I'll never forgive you!!"と言うのは正しい使い方。

この場合は、相手を許せば関係が続いたかもしれないが、許さなかったか破局した、という点で許す許さないが意味を持つ。

しかし、悟空の例では、敵は許してもらおうとは端から思っていないわけで、そんな状況で"I won't forgive you."と言っても、ネイティブからすると「許そうが許すまいが相手は気にしないでしょ」とバカバカしく聞こえてしまうらしい。なので、こちらが許すかどうかを気にする相手でないと使えない。

また、自分自分にとって大切な物や人が大きく傷つけられた場合でないと使えず、自分関係性のない相手や、まだ何もしてきていない敵に対して言うのも不自然に聞こえるとのこと。

  • まとめ

"forgive"は「許す」より意味範囲が狭く、シリアスな場面にしか使えない

軽い場面での「許さない」を"I won't forgive you."と訳すと大げさすぎる

シリアスな場面の「許さない」であっても色々な理由から自然に聞こえることが多い

→「許さない」と"I won't forgive you."はほぼ別物だと考えた方がよい

2023-06-12

anond:20230612034201

今では昔ほどバカバカしく思えなくなってきてるんじゃない?

社会がよくなってきた証拠だよ

これからもどんどん性を規制して、安全社会を作っていこう

anond:20230612033420

セックスできなくなるけど、いいのか?

中学生労働権も夜道を歩く権利もなく酒もタバコも許されない

でも性を提供する権利はある、って明らかにおかし

ジェンダーレス水着を着ればいいよ

ビキニとかは禁止で誰も困らない

未成年に肌を見せる権利なんて要らない

それだと真剣に好き合ってる男の子に性を提供するのも無理になるけど、いいのかい

性的同意議論で、年の近い未成年セックスを禁じるのはバカバカしい、と言われていた。

性を提供する権利を捨てさせれば、そのバカバカしい事態現実化するぞ。

2023-06-11

anond:20230610230647

何度でも繰り返すが、住むところは勤務地の近所にしろ

いや、わかる。

様々な事情により、それが難しいことは。

でも、ホント通勤時間が徒歩15分とか、どれだけ快適なことか!!

朝は楽だし、帰りもどんだけ残業があったとしても苦にならないぞ。

万難を排してでも引っ越しする価値がある。

ましてや対して難もない独身男性とかが、ただなんとなくの惰性で住むところを変えないとかバカバカしいとしか…(過去自分への感想)。

2023-06-09

anond:20230608204714

もう10年ほど前のことだが、自分自身人事部門にいたときに同じような事件が起こったの思い出した。

とある事業部人材採用したいと要望があり、採用活動のために記事作成してインターネット掲載すると説明し、同意書も取った上で採用媒体会社に依頼して取材を行い、掲載に至ったが、後で取材を受けた本人が嫌だと言い出し、一部の写真差し替えることになった。

そのとき特に問題対象女性社員だったもので、周囲の(男性)諸先輩・管理職の方々一同、ハラスメントだ何だと矛先が自分に向けられることを何よりもおそれ、それを避けるかのように、全員図ったように女性社員擁護&人事叩きに終始していたな。

憲法で認められた権利とはいえ、このように行使することで方々(ほうぼう)に影響を与えることは確かだから行使には相応の慎重さが求められると考えてきたが…そうやって変にいいこちゃんぶっている自分バカバカしく思えてきたから徹底的に削除要求してやろうっと。

新宿ビートニック関連について調べていると、出口王仁三郎ニューエイジ関連と親和性が高い。と言われる理由が見えてきた。

所謂陰謀史観の根っこみたいなもの

昔の人はリアルタイムでその土台から見れたのだから羨ましい。この砂上の楼閣にバカバカしくてやってられないだろうけど

2023-06-08

メンヘラアラサー復活!!

前職で自殺寸前まで行ったけど何とか回避出来た。

その時が人生の中で1番メンタルがやばかった。

その時の自分気持ちを吐き出す場としてはてブを選んだ。

そんなこととてもじゃないがSNSでは発信できない。

そんな訳で死にたいだのなんだのが未だにはてブサーバーに残っている。

その後転職をしてある程度精神に余裕が出来てきてからはてブに来ることは無くなった。

メンタルが安定している時の発信はSNSに乗せても誰も不快にならないから。

でも最近またメンタルがやばくなってきた。

またはてブな戻ってきてしまった。

よろしく底辺ども。

死ね死ね

くそくそくそくそ

バカバカバカ

死んでくれ。

ちょっとキツすぎる。

何が不満なんだ。

じゃあどうすれば良かったんだ。

2023-06-05

24歳男、人生を振り返る

ヤッホー、みんな!24歳男の俺が、人生を振り返ってみたよ!社会理不尽さについて、高校生時代大学生時代、そして社会人になってからエピソードシェアするから、楽しんで読んでくれよ!

高校生時代

まずは高校生時代の話からだ。あの頃はピーチパフューム匂いと、大量の宿題に囲まれてたよ。クソ暇な授業に耐えるために、友達とノリノリでダベってたら、先生に怒られる日々だった。理不尽ってやつは、校則バカバカしさと、教師の偉そうな態度に具現化されてたな。運動会で騒いだら、即刻停学!何の罪もないのに、みんなで楽しんでるだけなのにさ。社会の先輩たちに教えられたのは、「ルールってのは絶対に守らないといけない」ということだった。

大学生時代

次は大学生時代エピソードだ。入学式の日、緊張とワクワクで胸がドキドキしてたよ。でもさ、大学生活っていうのは、なんかイメージと違うんだよね。授業はまぁまぁ楽しいけど、それ以外はホントに退屈。バイトしてもカツカツで、友達と遊びまくる暇もないし、彼女作るどころか、出会いすらなかった。大学ってのは人生を楽しむための場所じゃないのかって、モヤモヤしながら過ごしてたよ。理不尽なのは、将来の希望について真剣に考える必要があるのに、何も教えてくれないことだったな。

社会人になってから

そしてついに社会人になったんだ。おめでとうって言ってくれ!でもさ、社会ってのは思った以上に大変だったんだよ。朝早くから夜遅くまで働いて、ストレスまりまくり会社上司上から目線で、自分意見もないって感じ。仕事が終わっても残業が当たり前みたいで、自分時間なんてなかった。給料も微々たるもんで、将来の夢に向かって進めるはずのお金が足りない。理不尽ってやつは、社会の厳しさと不公平さを毎日味わってる感じがしたな。でも、経験を積んで、自分の力で変えていけるって思えたのが救いだったよ。

以上が俺の人生振り返りブログだ!高校生時代バカバカしさ、大学生活のつまらなさ、そして社会人になってからの厳しさ。でもさ、どんなに理不尽なことがあっても、前向きに頑張っていけば、自分人生を切り開いていけるっていう希望を持ってるんだ。苦労もたくさんあるけど、みんなも頑張って人生を楽しんでいこうぜ!Keep fighting, guys!

anond:20230605204840

歳の差の離れてない子ども同士のセックス違法にするのはバカバカしい

あなた達は青春時代に当たり前に恋愛して、子ども同士でセックスしてきたんだよね。

anond:20230605082553

主人公命名システムってバカバカしいと思ってたけど、そういう人もいるってことか・・・

2023-06-04

https://togetter.com/li/2160096

日本刺身は美味いし、健康保険が充実してるのもありがたい話だが、アメリカ貧乏人ほど不味くてカロリー高いものバカバカ食うしかないし、その上医療費バカ高いのは笑えない社会問題からな。

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