久しぶりに読み返してるけど、勢いとノリとギャグで全てを誤魔化して突き進んでるから、バカバカしくて面白い。時事ネタも多いから、昔の巻だとそういえばそんなCMが流行ってたなーとか(引越のサカイとか)、そういう昔の流行りを思い出せるのも楽しいな。
マリオくんはコロコロの他に別コロや小学○年生にも同時平行で連載されてて、それをまとめて単行本化してるから話の整合性が割とメチャクチャ。6つの金貨編やワリオの森編だとワリオが敵キャラなのに、ワリオランド編だと味方になってるとか、話の繋がりがそもそもおかしいとか。あまりにも苦しいときは、作者や編集者のツッコミがメタネタとして挿入されている。
「マリオとワリオ」→「ワリオランド」→未来編(オリジナルストーリー)→「ヨッシーアイランド」を、無理矢理繋げてるのはさすがに、メタなツッコミが何度も入るくらいかなりムチャクチャ。やっぱりマリオのゲームは次々発売されるわけだし、いつまでも過去のゲームをネタにするわけにも行かないし、新しいゲームもネタにしないと……という大人になった今だからこと、作者の気苦労がよくわかる。
ルイージが公式のキャラ寄りになってってる感じいいよね