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2023-07-20

キングオブコント2023札幌予選

ちょっと前の話だがキングオブコント2023の札幌予選を見に行ったので備忘録

6月17日、会場は札幌コンベンションセンター小ホールMC龍見審査員HBCテレビマン2名。

コントタイトルこちらで任意につけたもの

Aブロック

・電人バンドトイレ貸して」(通過)

札幌吉本1年目のコンビ。1年目ながらUNDER5 AWARDでは3回戦に進出経験あり。トップバッターにしては上々のウケで会場を程よく暖めてくれた。

会話主体いかにも漫才師コントという感じだけど、テンポ滑舌もよくて上手。

ゴールデンルールズ「カフェ」(通過)

札幌吉本の中堅コンビ。珍しくボケとツッコミがいつもと逆だったが、違和感なし。電人バンドの作ってくれた空気に乗って、2番手にしては随分と沸いていた。

荷物を持ち込むネタなのだが、ネタ直後に学祭営業直行することを知っていたので、これ持って行くのか……という裏笑いもついつい出てしまった。

・こばたいたZ「タクシー

アマチュアコンビ。勢い任せのネタが多い印象だったが、今回はちゃんと作り込んだネタだった。唯一のタイムオーバーとなり、爆発音オチ台詞かぶってしまった。

やすと横澤さん「Mr.マリックマジックショー」

個人事務所合同会社TOTONOU」所属フリーコンビ。ほぼ出オチだったが最初の大爆発を起こし、その余韻で2分間を走り切った。

ねこ超人ゾンビ

札幌吉本2年目のコンビ。1回戦にしてはメイク気合いが入っていた。ボケの声が昔に比べると随分通るようになったなあ。

・イノセラムス「親子」

札幌吉本3年目のピン芸人同士の男女ユニット最初バラシがすぐに理解されず、その後は伝わったもののそのままズルズル終わった印象。

・秘蔵「鮭」(通過)

札幌吉本1年目のコンビ。狂った設定とコンビ揃ってのクソデカボイスに圧倒されて大ウケ。

電人バンドと秘蔵は良いライバル関係という感じでいいな。芸風が正反対なのがなおさらそれを引き立たせてる。

Bブロック

・ひとくちの季節「飲み比べ」

男女コンビ札幌NSC生。ボケ女性の方は滑舌はいいけど声量が小さいので、笑う前に聞き入ってしまった。

補色サッカーボール

札幌吉本1年目の男女コンビ狂気じみた設定でかなり面白かった。

舞台が低く客席がフラットな会場だったので、寝転がるくだりが多いと後ろの客に見えづらくて、それがネタクオリティの割にウケが伸びなかった原因かも。

だんだん上手くなっているコンビなので、成長すれば北の蛙亭になれるかもしれない。

・華花クラッツ「ドッキリ講座」

札幌吉本2年目のコンビ。新しく結成したばかりで、これがコンビとして初舞台らしい。とにかくバカバカしいコントで、勢いで押し切っていた。たぶん台本だけ読んでも面白くない。

ポティト「献血

札幌NSC生。狂った演技が面白かったけど、あまり印象に残らず。ツッコミの人はしずるKAZMAに似てると思う。

明日は我が身「マッチングアプリ

札幌学院大学お笑いサークル大学生コンビ補色と同じく床に寝転がるくだりが多いので後ろの客席からほとんど見えていなかったと思う。

Cブロック

・まごのて「新規プロジェクト

太田プロ札幌の、50代社長と30代フリーターのコンビ漫才ネタを作り替えたコントなので、会話のやりとりだけ。折角コントなんだからもうちょっと動きも入れていいのに。

まあこのネタ漫才になる前にさらに違う設定のコントであったことも覚えているが。社長は本当に社長なだけあって、社長役のリアリティがすごい。

・さとうがし「美容院

北大落語研究会の男女コンビ。とにかく元気で分かりやすネタだったので、ウケ量の割に印象には残っている。

ミクロポエジー弁当屋

札幌吉本ピン芸人同士のユニット事務所の先輩であるMCコンビ名を間違えられていた可哀想な二人。

弱々しいツッコミの嘆き節が好きなんだけど、いつもより物足りなかったかな。

金魚強盗2「空き巣

本物の金魚相方と言い張っている札幌アングラ芸人の雄。たぶん札幌芸人の中で全国的には一番有名。

大人の事情から、賞レースとき金魚人間態になったというていで人間相方を用意するのだが、その相方はずっと隠れて外に出ないという激トガりなネタだった。相変わらず「コンビ」の概念を壊そうとしている。ルールギリギリを突くのが持ち芸みたいになってるので、賞レースのようなガチガチの場だと輝くけど、もともとなんでもありの地下ライブとかだと当たり外れが激しい。

まあまあウケていたが、一番ウケたのは本筋とあまり関係ない札幌ローカル地域ネタ

リングリンデ「アプリコットベイビーカバーナイト

札幌吉本リアル母子コンビ。特技のスラップベースを活かした音楽コント

Dグループ

・びぶん「内見

札幌インディーズライブに出ている若いアマチュアコンビ

ピンネタバージョンも別のライブで見たけれど、ボケ台詞回しが独特なのでコンビネタの方が良い。衣装はそれでいいのか?とも思ったが。

・高速ぷりん恋愛

北大落語研究会所属大学生コンビ北海道大学お笑いコンテストの初代チャンピオン。「こんな彼女は嫌だ」大喜利ネタ。もう1個時事ネタ系の強いボケがあれば通ってたかも。

・激チャリペットショップ

札幌NSC3期生の、オネエと元警察官コンビツッコミが元警察官だけあってモデルガンの持ち方が様になっていた。様になりすぎてて逆にネタ邪魔になっていた気もする。前半はワチャワチャとして楽しいネタだったが、後半で展開が飛びすぎて失速。

安心世代誘拐

男女コンビ男性の方がピンでインディーズライブに出てるのを見たことがあるけど、コンビでは初めて見た。女性の方がめちゃくちゃ演技がうまいあんな勢いあるキレ芸できる女芸人うそういない。

三好ポロミン「独りごとを言ってるおじさん」(通過)

札幌の地下芸人ロベルト三好ポロミンかかずによるユニット。街なかで見かけるヤバいおじさんというすでにこすられまくってるテーマだけど、こんな斬新な切り口があったとは。発想の良さという点では今回ナンバーワンかも。

・コロネケン「診察」(通過)

北海道住みます芸人札幌吉本エース格のコンビ伝統的に漫才が強い札幌吉本では珍しくコントをメインとしている。

今回の圧倒的イチウケ。後半は全ての台詞がハマっていて、拍手笑いが鳴り止まなかった。

Eブロック

・ノーチラス「夜行バス」(通過)

札幌吉本ピン芸人、中(ちゅん)と花敷こーようのユニット。中は50代半ばから芸人になったリアルなおじさん。

とにかくリアルなおじさんであることを上手く活かした設定になってて良かった。ある意味「生身のおじさん」を使ってモノボケをする一人コントともいえる。

コンビ解散以降なかなか相方の決まらなかった二人だけど、相性がいいのかもしれない。

・優主義審判

アマチュア社会人コンビ気合いの入った小道具を作ってきていた。台詞は全て録音のナレーションネタ中は一切喋っていない実験的なネタ

毒の強い芸風はい意味アマチュアらしくて好感を持てる。

心理「ロン毛」

今回唯一のトリオ札幌NSC生。ひたすら踊っていた。

スクランブルプロポーズ

札幌吉本の若手コンビ苫小牧出身で、北海道住みます芸人。UNDER5 AWARDでは3回戦に進出

ボケのとしきの見た目を活かした分かりやすネタでよくウケていた。

しろっぷ「人質」(通過)

北海道住みます芸人で、札幌吉本を退社してトリプルワンという事務所にいる。

ライブシーンからしばらく離れているコンビなのでネタは久しぶりに見たけど、昔よりも円熟味を増した気がする。吉本時代はこういう哀愁のある笑いはあまりなかったんじゃないか

通過予想

電人バンドゴールデンルールズ、やすと横澤さん、秘蔵、コロネケン

実際の通過

電人バンドゴールデンルールズ、秘蔵、三好ポロミン、コロネケン、ノーチラス、しろっぷ

7組通過は例年より多い。そしてNSC3期生の快進撃がすごい。

三好ポロミン、ノーチラスあたりはなかなか攻めた審査だなあ。でもキャラよりもアイデアで魅せたネタだったので、東京の2回戦でも通用するかもと思えるのはこの2組なんだよな。

ノーチラスの二人はおそらく賞レースの1回戦を突破したのは初めてのはず。報われてほしい。コロネケンは毎年札幌予選のイチウケなのでそろそろ準々決勝行ってほしい。

やすと横澤さんが落ちたのは意外だったが、出オチで走り切るネタはどんなにウケても評価しないということなのか。

2021-12-24

M-1 2021・ネタ以外の感想

お笑いオタクとそれ以外でけっこう感想の分かれる大会かもしれない今年。

ネタは言うまでもなくどれも素晴らしかったので、ネタ以外の感想を書きます

2018はこっち 2019はこっち 2020こっち

敗者復活戦出番順抽選

アインシュタイン稲田「なんで僕らだけ正規スペルになるんですか?」
  • KOCだったらAinshutainだった。M-1学力の高さを見せつけた。
ベポスター永見「軟水!」浜田「柔らかいほうの水です」
金属バット小林、壇上に上がったスピードそのままに14番引く
キュウぴろ1番を引き「これまだリハですよね?」
  • 見るからに安堵するまだ引いてない面々。
さや香 新山「あっつ!ほんまのマグマや!」
  • ほのぼのとした味わい。
ヨネダ2000「最後の7番、塩で味付けさせてください」

時間20分程度だしほとんどボケしろもなく淡々とした抽選会だった。グダることなく短尺で華麗なモノボケを繰り出したヨネダ2000が抽選会のMVP

敗者復活戦

煽りVでさや香石井全然終わってないんで、こっからちょっと勝ち上がります
  • この熱い宣言の後にあのネタをすると思うと感動すら覚える。
キュウ清水「実に面白いからの「間違いない」
  • 出来はどうかと聞かれたぴろが気温の話を始めたのも良かった。
ハライチ澤部「タイムオーバーしちゃったんですよね」
  • これに対し陣内「そこはでも関係ない」、平均点発表の際も同じ内容のコメントした澤部に「それはそれでツッコミになってたから」。澤部が本気で申し訳ないと思ってたとしても二回もほぼ同じ内容のボケなしコメントするのはどういう意図なんだろうか。陣内もせめて2回目は「もうええわ」程度で流したほうが無難だったかも。
ヨネダ2000 愛「お先に暖まらせてもらってます〜」
ヘンダーソン中村「(どうでした?やってみてと聞かれ)はい?なっ……」
  • 画面外で聞こえる「アホや」「1ラリー目でもうあかんの?」は盛山か?
ノンスタ石田電通の人じゃない?」
ベポスター永見「スタジオのほうに、僕がちょっとイチゴ苦手めなのって伝わってます?」
男性ブランコ平井「みなさん本当に甲乙つけがたくて、どうしても甲乙つけろと言うのならば、甲です」
  • 言うのならばのあたりの言葉遣いの妙だよなあ。実は他にいないキャラだと思う。
陣内「コウメさん投票したと思いますよ」
陣内「(審査員の評点は)国民審査の皆さんとはそこまで変わりはなかった」
金属バット小林「今僕この絡みで滑ってるんですけど、ネタだけ見て投票してください」
  • まっすぐな瞳で。
さや香 新山「勝ちを確信しています!!」

去年の反省を踏まえて夕焼け小焼けタイムを設けた今年。爆発した組も多く、見応えある戦いだった。中でもM-1歴史に残るであろう狂気の捨てネタことからあげ4を繰り出したさや香は平場も100点の出来だったと思う。ということでさや香二人にMVP

本戦

待機席中継のヒロドアナ「口数が少なく非常に張り詰めた空気が」
今年の俺たちが一番面白いは川瀬
今田登場時にBKBポーズ
松本「この時点でThe Wと全然違いますね」
敗者復活戦会場中継で平子変則的漫才をやったわりに返りが悪かったんで、恥ずかしかったですね」酒井「僕らじゃないのかなって思います
モグライダー芝「今までは?」
ランジャタイ国崎、ネタからボケ倒し
今田「さあ審査員の皆さん、大いに悩んでください」
ランジャタイ国崎「せり上がり途中で止まってませんでした?」
  • そんなことはないですよと言われ、「よかったあ」。ボケ以外の発言は一つとしてしないくらいの意気込みを感じる。
敗者復活会場・金属バット友保「吉本とりあえずギャラ上げてくれや」
男性ブランコ平井「34万票。市長ちょっと立候補もしようかなと」
えみちゃん「(ハライチの)漫才は初めて拝見したんですけど」
ランジャタイ国崎、敗退コメント「すいません巨人師匠、待っててね」
真空ジェシカネタ前の廊下で足を怪我したランナーコント
真空ジェシカ川北センスがあって良かったです」
一位通過の暫定席オズワルド畠中「確かに嬉しいです」
  • 畠中の朴訥とした口調で言われると笑っちゃうんだよな。
ゆにばーす はら浅草キッド見てね!」川瀬「僕は今宵初めて風俗に行きたいと思います!」
真空ジェシカ ガク「相方キングオブコントの待機の仕方してたので、だめな気はしてました」
インディアンス田淵「自分の唯一嫌いなところです」
ロングコートダディ、暫定席ネタ合わせ
もも まもる。「でも来年優勝するんで」
オズワルド畠中、最終ジャッジ前の三組並びコメント「この三組ってのは小さい頃から兄弟のように遊んできた仲なんで、一緒に来れたのが嬉しいです」
錦鯉まさのり「僕はラストイヤーが56歳だったので、その前に決めれて良かったです」
  • このボケの前、まさのり号泣のアップだけで笑いが起きてる。いい客だ。
番組ラスト直前、なぜかMC席に立つモグライダー
  • ともしげの赤ジャケがMC風なのが余計笑える。早く本物のMC席に立てるといいね


トップモグライダー、二番手ランジャタイと地下の風変わり初決勝組が早々に消化されてしまい、彼らのインパクトが薄まったのが残念だった今年のM-1。8組目から錦鯉インディももインディ錦鯉お祭り騒ぎバカたちが初決勝の20代を取り囲む地獄の出順で、ももインパクト残すのも不可能になってしまった。笑神籤って恐ろしい。

とは言え客はしっかり暖かく、平場でも何度も拍手笑いが起きていた。中でもランジャタイの暴れっぷりを会場全体が今か今かと待ちわびている空気は画面越しにも伝わるほどで、映っていない時でも彼らの名前が上がるたびに確実に笑いが起きていた。M-1の熱血ショー化を全力で拒否し、あらゆるボケしろボケまくり名誉最下位を獲得して存在することそのもの大会を盛り上げたランジャタイ文句なしMVP


今年は大反省会と打ち上げは省略。これを書き始めた2018年は直後に暴言騒動があり、王者霜降りはおろか敗者復活戦や本線の平場で爪痕を残した芸人たちがまったく顧みられないことに不満があった。順位が振るわなかった芸人たちが反省会や打ち上げ必死で取り返そうとする姿を自分なりに記録したかった。なので売れっ子や高位者よりもまだ知名度が低かったり、目立たなかった組を重点的に取り上げたつもり。

しか反省会も打ち上げも当時のようなカオスさはなくなり、きちんとした「番組」になった。もう福徳が5位なのに準優勝ばりの号泣する姿も、滑り倒した川瀬が死にそうになる姿も見られない。なのでわざわざ記録する必要性を感じなくなった。

2018年の平場で金属が注目されてライブテレビの出番が増え、翌年は錦鯉、去年はランジャタイとキュウがその枠になった。敗者戦まで来なかった組も予選で注目されればどんどん売れるようになってきている。書き始めた頃はM-1に出ていない中堅芸人ラジオ感想を話す程度だったのが、今は出場者本人がYouTubeで「平場で誰々が面白かった」と話すようになっている。ネタ順位けが重要じゃないと多くの人が理解している今が本当に嬉しい。そういうわけで、これを書くのは多分今回が最後になると思う。来年書きたいことが出たらわからないが、とりあえず。もし読んでくれた人がいたらありがとう。これからM-1お笑いを楽しんでいこうな。MVPとか偉そうでごめんね。

錦鯉、本当におめでとう!

2020-06-14

7年間いたジャンルを離れた自分ハム太郎アンチを笑えない

きっかけは約3年前 2016年年末だった 滅多にpixivに絵をまとめない作者が一気に作品をまとめて投稿した しかTwitterに上げたものをまとめることが殆どだったのに 今回はほぼ未発表のもの

スケブイラストカップリングカラー色紙が数枚、オリジナルイラストが入っていて ツイッターですら見たことのなかった推しカプの絵がたくさんあって純粋に大喜びした

でも当時親しいと思っていたフォロワーは軒並み喜んでいなかったどころか反応すらあまりしていなかった

なんでだろう?と思う気持ちと 作中で絡んだことなどないフォロワー推してるマイナーカプの絵があったことで何か確信にも似た気持ちがあった

年は明け2017年 変なDMが届くようになった 「作者と繋がってるって本当ですか?」「まとめられてますよ」まとめサイト掲示板リンクが直接送られてくる 見てみると原作者オタク数名が繋がりを持っており、その内の一人が何か問題を起こして仲間外れにされてアカウントを消したこと暴露した内容だった ここまでは別に良かった ツイッターでは良くあることだ

恐ろしくなったのは匿名LINEが送られてきた時だった 何度か一緒に遊んで顔を合わせたことのある 顔見知りのフォロワー数名としか交換していないはずのLINEアカウントを知っていた 教えたその内の誰かがサブ垢を取得したのか それとも誰かに教えたのか

送られてきた内容は「あなたは繋がろうと思えば原作者と繋がれる立場にいるんだから、余計なこと書き込まない方がいいよ」というものだった

掲示板原作者と繋がれないことを恨んだ私が書き込んだと思っているらしい言われようだった これで実際に自分原作者と繋がっていて 好きなカプやキャラの色紙を書き下ろしてもらえていればどんな罵倒誹謗中傷も甘んじて受入れられたに違いない そんな物は無い 原作者LINEアカウントも顔も声も私は知らない

渦中の内の一人にある事ないこと吹き込まれ自分アイコンを描いてくれた一番仲の良いフォロワーアカウントは消えた

私は繋がっていた側から原作者と繋がっていたが裏切られて繋がりが切れたらしい側からも どちら側からも何も言われず知らず ただこいつも何か知ってるんだろうな、と周囲からぼんやりとした疑いの目を向けられた 何も知らなかった 誹謗中傷DMは続いた

ジャンルを離れようと思った

けどここで離れたら嫉妬しているようで 自分だけ作者と繋がれてないことが嫌だからオタクやめるという証明のようで悔しかった

自分は作者じゃなくて作品が好きなんだ!関係ない!意地でも繋がりたいなんて思わず好きでいてやる! 決心した それが真にジャンルのものを推すオタクである証明になると思った

それから取り憑かれたようにそのジャンルのことばかり呟き他の作品に見向きもしなくなる この件で自分が好きでなくなってしまったら 人間関係のゴタゴタでジャンルを去ったあの人と同類のようなものだ それは嫌だ という強迫観念のようなものだった

それから3年が経った 強制的に目を背け続け 好きでい続けた日々に終止符を打った明確なきっかけは分からない 3年前のあの日から我慢し続けた意地を断ち切った決定的なものクラウドファンディングかもしれない

原作10周年記念 盛り上げようという名目で開催されたクラウドファンディング 最高額が50万コースだった 50万コース原作者が好きなキャラを一名書くよ、という文言を見て真っ先に 馬鹿にしてるのか と思った

友達オタクには好きなキャラどころかカプを無償で書いたのに?原作で接点すらないマイナーカプの色紙を描いたのに?

何度もツイッターで言いそうになっては留まる それとこれとは別、それとこれとは別だろうと言い聞かせて

それから公式側の対応が酷かった 度重なる延期や発送遅延 お世辞にも良いとは言えない本編作画OVAとオープニングが未完成の「完成披露試写会 完成披露試写会は5万以上のコースでないと参加できなかった

ガタガタの作画に全く動かないED そもそも映像が全く無いどころか主題歌すら流れないOP 誰も怒ってなくて 良かったね と言っていて正気かと思った

こんなにお粗末でいつ燃えてもおかしくないのに全く燃えないのが悲しかった 一億近く集めたくせに金の使い所が不透明 サイトには「イベント製作費用プロモーション費用、リターン品製作費用」に充てると書いてあったが

イベント特に衣装も無くセットも並 ライブパート以外は小物を使ってモノボケ原作朗読と今までのイベントの中でも最も安上がり

プロモーションは完成披露試写会まで本編映像は全く無し、オープニングとエンディングの視聴すら無し、それどころか一枚絵すら更新されない始末

リターン品はCD、複製台本円盤レプリカ学生証、薄いブックレットと正直何にそこまで金をかける必要があるのか不明だった

結局当初の予定から五ヶ月くらい遅れて発送されたクラウドファンディングのリターン品

ここまで来て最後最後円盤CDと複製台本以外の同梱物全ての入れ忘れ、声優オーディオコメンタリークラウドファンディング版には未収録で一般発売版限定、それだけでも舐めているのに クラウドファンディング版のジャケットにもオーディオコメンタリー収録と印刷ミスしてしまったせいでジャケット再配達……

酷さはもう擁護できなくなっていたし どんどん冷めていくのが分かった 一億円は全部再配達費用に宛てられたのか?

この頃にはもう自分が言わないと誰も気付かないのでは?とすら思ってしまツイッター対応の酷さへ愚痴を吐いていた

気持ちが離れてしまたから魅力的に見えなくなってしまったのか 本当に作風が変わったのかは分からないが この頃から原因不明休載も相まり原作を昔のように純粋に段々読めなくなる

楽しみにしていたイラスト集第二弾は 手描きのコメントイラストが全ページ描かれていた第一弾に比べ イラストはおろかコメントも無し 掲載されてるイラスト毎の大きさもちぐはぐで 明らかにやる気がないのが悲しかった

本誌で秋に発売されると発表のあったスピンオフ作品単行本は 延期します等のアナウンスは何も無く半年近く延期された もちろん謝罪も一切なし そして誰も怒らない 発売されるだけでありがたい!という空気 異常だ

最新刊だって購入日から一度も読み返していない 極め付けは最新刊の後書きが 3年前の事の発端とも言える作者のゲームアカウント(名義隠してイラスト上げてるサブ垢)で「知り合ったオタクアシスタントになったよ!私のことゲーム垢で知り合ったから作者と同一人物だと思えないみたい!毎日お仕事楽しい!」と存在を一切隠そうとせず こちらを煽ってるとしか思えない内容だったこ

もう冷め切って諦め果てたはずなのに 今日ポスト仕事郵便物を出しに行った時に 学生時代このポストから劇場版等身大タンディ欲しくてハガキ出したなあとか ファンレター送ったなとか 本誌のお便りコーナー宛にハガキ出して 作者から一言コメント貰えただけで大喜びしてたなあとか思い出して 泣けて仕方なかった

こっちが一言きりのコメント大事にしている間に作者は特定オタクと繋がって 一緒にUSJ行ってたり カラオケ行ってスケブ描いたり オタク女体化イラスト描いてあげたり オタク推しカプのサイン色紙フルカラーで描いてあげてたんだもんな

繋がり持ってたオタクVtuberになれば サブ垢があるのにわざわざ公式名義の方のアカウント応援絵二枚も描いて上げて 今までVtuber関連のツイートなんて一切したことないのに露骨リツイートまでして もう隠す気無いよな 馬鹿馬鹿しい

あんなに好きで崇拝すらしていたのに憎いとすら思ってしま

また昔みたいに楽しく没頭出来る日がいつになるのか分からない もう来ないだろう 勝手に憤り勝手に冷めた自分が悪い

最近は楽しかった頃の記憶だけをぼんやり辿って反芻している 好きだった 楽しかった 楽しい7年間だった こんなこと知りたくなかった

こんなことなら3年前意地を張らずに離れるべきだった 作品だけを好きでいてキャラクターだけを推し健全オタクで在りたいと思って 3年間知らないふりをしてツイッターを続けた 何があってもジャンルが変わってもアカウントは消さないと思っていた 消した 自分二次創作物ツイートもこんなジャンルに関わっていることが憎いから消した

私は繋がりを持って原作者と遊んで自分だけの推しカプの色紙を描いてもらいたかったのだろうか

本当は繋がりを持っていたオタク嫉妬していたのだろうか 友達に描いたやつ〜とわざわざ自分からピクシブ作品を上げたりオタクに贔屓のリプライばかり送り 原因不明休載期間に公式垢には作品イラストを一切上げなかったくせにゲーム垢にはイラストを上げ続けていた作者に失望していたのだろうか

もう自分が誰に怒ってるのか分からない

ふせったーにこれと似たようなことを書いた翌日に 滅多に絵を上げない原作者が5枚もイラスト連投してた上に 今までほぼ言及していなかった原因不明休載について他人へのリプライで「休載期間が本当に悔しくて〜」と釈明していて笑いが止まらなかった

イェーイ見てる〜? 繋がってないオタクことなんて眼中に無いか

界隈へのお気持ち表明なんて大手ジャンルの話だと思ってたし 対岸の火事みたいに見ていた まさか緩くて優しい人間関係を売りにしている作品でドロドロの人間関係が露呈して嫌気が差すとは思っていなかった

ハム太郎アンチのことも響きがアホっぽくて笑ってたけど ゆるゆりアンチ馬鹿っぽくて笑える響きだな

ゆるゆりなんて緩いのはタイトルだけだわ

2018-12-27

水曜日のダウンタウンモンスターハウスについて

追記〉この企画の始めごろ、クロちゃんキスシーンが放送されたときプロデューサーツイッターにて「みんな気持ち悪いと言うが、これがイケメンなら誰も文句言わないだろう。視聴者クロちゃん差別している」とツイートしてて、クロちゃん気持ち悪く演出している張本人がこう言うのは最初からある程度の視聴者誘導というか、社会実験的要素はあったんじゃないか、と指摘するの忘れてた。追記終わり。

はてなじゃ全く話題になってなかったけど、この年末の二ヶ月はずっとネット安田大サーカスクロちゃん話題で一色だった。

日本中クロちゃん気持ち悪さに魅了されていた。

「大爆笑ホラー」なんて、今まで見たことのない新しいコンテンツだったことは確かだ。

もうこの二ヶ月ずっとツイッタートレンドが「クロちゃん」「水曜日のダウンタウン」よ。

正直はてな以外のサイトじゃ連日この話題ばっかりだったし、

ネットでバズりまくってるのがウリで、「テレビオワコン」「テレビなんて誰も見ていない」と言われている今の時代純粋テレビ世間熱狂させることに成功した。

お笑いマニアの俺は胸が熱くなったね。世間見返したぞって。

ただ、これだけ世間熱狂している中のクロちゃん監禁企画無料で開放したのが甘かった。

ツイッターによるとハロウィン並の暴徒と化してて、NHK取材に動き出したらしい。

ツイッターに大量に現地の動画があがってるのだが、スマホ片手に大挙して押し寄せて将棋倒し状態、「人倒れてるから!踏まれてるから!下がって!」と叫ぶ警備員無視して尚押し寄せる様子は、インスタ蝿とかでは説明がつかないほど日本人SNS洗脳されている証明だと思う。もはや狂気すら感じて怖い。

クロちゃんみたさに器物破損暴力沙汰にも発展して警察も出動、もうそんな大暴動なっちゃったもんだから、一旦中止のつもりがクロちゃんは早々撤退明日イベントも中止になったとか。

シャチホコに騙されて集まったアッコファミリーが「早く帰れて最高」と言っていたが、クロちゃんも早く帰れて最高だったろう)

12時に生放送終わって、もう3時を回った今もとしまえん周辺は渋滞で全く車が進まないとかで、この年末配送業寝る時間無いほど忙しく今も絶賛仕事中の人が多いのだが、全く仕事にならず大変、これ企画した奴死ねとのツイートがあった。

もうずっとクラクション鳴りまくりで、周辺住民が困り果てているというツイートもあった。

ハロウィンといい、今回のクロちゃん監禁騒動といい、日本人って簡単暴徒化するっていうのは平成最後の良い収穫になったと思う

そう考えると水曜日のダウンタウンとは結果的に壮大な社会実験となったのでは?と全員が思っているのに、今回の騒動を受けて「モンスターを見ていた我々の方がモンスターだったのだ」とか皆ネットに書いてた。

そんな誰でも思いつくこと、うまいこと言ったつもりで書くの恥ずかしいからやめろ。

今年も水曜日のダウンタウン世間を騒がせました

今のコンプライアンス時代には珍しいほど低俗下劣バカお笑い番組が、ギャラクシー賞受賞して評価されちゃったりしたけど、

低俗下劣番組であるのは間違いなく、今まで何回も問題を起こし世間を騒がせてきた。

今の時代ここまで攻撃的な番組内容は滅多にないので、お笑いマニアの俺は涎を垂らして笑い転げるほど大好きな番組なのだが、

今までこの番組は2度監禁ネタ世間を騒がせている。

2016年(もう2年以上クロちゃんいじってたのか)に「クロちゃんツイッターさえあればどこに閉じ込められても助けてもらえる説」という企画の収録があり、

あるマンションの一室にクロちゃんを閉じ込め、窓から見える外の景色情報ツイッターに呟き、ツイッターを見た視聴者に、それがどこのマンション推理してもらい実際に助けに来てもらうという企画だったのが

案の定視聴者が片っ端から関係のないマンション突撃し騒ぎになり企画中止に。

そして今年、「ジョジョ鉄塔システム生活第2弾」という企画

企画内容としては、芸人拉致監禁監禁された芸人自身が閉じ込められた檻のある場所まで、他の芸人電話で嘘をつきをおびき寄せ、まんまと騙され現場まで呼び出された芸人監禁する代わりに今まで監禁されていた芸人脱出できる・・・それを繰り返すというもの

第1段はやりすぎとクレーム殺到したものの、俺のようなお笑いマニアからはかなり評価が高く続けて第2段を収録したのだが

街のど真ん中で芸人拉致したところ、「通行人誘拐された」と通報殺到警察が出動する騒ぎとなり収録はすべて終了していたにも関わらず放送中止に。

次週予告までやっていたのに、いざ放送当日になると何事もなかったかのようにカットされて説明も何もなかったため、超絶楽しみにしていた俺のようなお笑いマニアの間で話題に。

監禁にこだわり続けたプロデューサー狂気

過去2回も監禁企画バッシングされた水曜日のダウンタウンだが、プロデューサー性癖なのか監禁企画は手を変え品を変え続けていき、

そして今回のクロちゃん監禁企画となる。

散々クロちゃん人間としてどうかしている様子を放送したあと、視聴者に許すか許さないかテレビのdボタン投票を求め、許せない票が多ければクロちゃんとしまえんに用意した檻に監禁

放送終了後の深夜12から翌日の夜10時まで檻に監禁し、開園準備が始まる朝の9時半までは無料で入場できるとした。

が、無料開放が甘かった。SNS洗脳され完全に頭が狂っている日本人が暴徒と化さない訳がなかった。

そもそも番組内で「クロちゃんはいくらバカにしても良い存在」として描いているため、それを真に受けたDQNクロちゃんの檻目掛けて着火したタバコを投げ入れるとかのトラブル絶対起きるだろ、

しかトイレも檻の中に用意されており、ガチで翌日夜10時まで檻から出られないということになっていたため、ツイッターにはクロちゃん脱糞映像が大量に乗るだろうなとは思っていたが

まさかここまで暴徒化するとはね。

以前も番組放送はしなかったが、水曜日のダウンタウン宣伝としてクロちゃん監禁して晒し者にする企画を既にやっており、その時はそこまで人も集まらなかったので

まさかここまでの騒ぎになるとは番組側も思っていなかったのではないか

しかし、ここまでこの2ヶ月日本を夢中にさせてしまった以上、騒ぎになるのは目に見えていたと思うんだけどなあ。

NHK取材に動いているだろうし、朝のニュースで他局にバッシングされるだろうな、確実にBPO案件だなこれとは思うんだけど

まあ番組打ち切りまではいかないでしょう。けど、今年のクイズ正解は一年後に今年もクロちゃん出れるかなー、と少し心配

プロディーサーとしては、今までさんざんバッシングされてきた監禁企画視聴者自らが実行するという皮肉演出たかったんだろうけど、更に自分にしっぺ返しが来るっていう残念な結果になっちゃったな。

これで思い出したんだけど、黄金伝説でも似たような企画あったよね?

2002年の「スケルトン生活」。

全面アクリル張りの部屋にふかわりょうよゐこ浜口を閉じ込め1週間生活させるという企画

ふかわ浜口が今まででやった仕事で1番キツかったと豪語する企画だ。

屋外に2人がの生活が丸見えの部屋が1週間も設置され、もちろんシャワー室やトイレも丸見え。

シャワートイレに入ろうものなら、裸見たさに客が押し寄せ当時のガラケー撮影放題。

24時間常に観客に監視されていて、寝ようものなら外からガンガンやられて、それが本当に精神的に来るらしく、ふかわノイローゼになったとか。

また、これで思い出すのは電波少年の「箱男」という企画

性格が最悪な芸人ダブルブッキング川元をあぐらで座ってそこから一歩も動けないというか立ち上がれないくらい狭い箱に閉じ込め、世間の人と触れ合って性格矯正しようという企画なのだ

とにかく性格が悪い川元。食い物は基本的に何もないので、箱まで来た人に恵んでもらうのが基本なのだが、恵んでもらったものに対しても箱の中で暴言を吐き続け視聴者をどんどんアンチにしていった。

その箱はスタッフ不在の環境の中、適当にそこら辺に放置されているので頻繁にDQNが訪れては箱を壊しにかかられたり、ついには川に投げ込まれそうになったりで常に命の危険があったとか。

かなりの長期間あぐらのまま動かなかったので、箱から出たらしばらく歩けなかったとかで

今じゃ絶対にできない企画だなぁと。

これ、番組内で散々川元の性格の悪さをクローズアップされていたので、今のクロちゃんの比じゃないくらい嫌われており、

SNS時代の今なら箱がどこにあるかすぐ拡散されて人が押し寄せて即企画中止だろうな。

ところで、安田大サーカスで忘れられない出来事が一つある

2004年頃に、フジテレビで「お笑い登竜門」という若手のネタ見せ番組をやっており、そこに安田大サーカスも参加していた。

27時間テレビの深夜枠でお笑い登竜門生放送をやっており、いわゆるモノボケ企画をやっていた。

芸人AV女優が交互にモノボケ披露し、芸人は何をやっても滑ったことにされ、AV女優軍団はただ茄子とかキュウリをチンポに見立てて咥えるだけのボケ一辺倒なのに受けた判定になるというお約束のくだり。

で、安田大サーカス団長がとにかくウザかった。

他の芸人の見せ場なのに、カメラの前までダブルピースで出てきて「イエイイエーイ」とか言ってて、素人かよと思った。他の芸人もあからさまに嫌な顔をしていた。

そして、安田大サーカスの番になるとクロちゃんがまー、つまんねえボケかまして、ガチで滑った。マジ滑りした。

その瞬間!

団長まさかの「お前は障害者か!」と叫びながらクロちゃんの頭をどついたのである

まり返るスタジオ

その瞬間、「ヤバイ」って顔をした団長が「俺何も言うてへんよ!俺なにも悪ないよ!」と言いながら、さっきまで他の芸人の番ですらダブルピースカメラ前にしゃしゃり出ていた団長が、青ざめた顔で奥に引っ込んで一切出てこなくなってしまったのだ。

その後は何事もなかったかのようにコーナーは続いたが、コーナー終了後伊藤アナが「先程は不適切発言があり…」と謝罪していた。

いつもここから菊池ナイナイラジオゲストで出た際、「ナイナイさんってなんでテレビ売れっ子なのにこんなラジオやってるんですか?」って言っちゃって、さすがの岡村テンション落ちるという事件があり、あれ、なんか菊地やべえぞってなってるところに

何かの番組で「僕って見た目が障害者みたいじゃないですか、だから電車障害者料金で乗れるんですよ」とかそんなことをナチュラルに言っちゃって、これテレビに出しちゃヤバイだってのがバレてトーク番組を干されたという記事週刊誌で読んだばっかりだったので(嘘か本当か知らんが)、

「これは大騒ぎになるぞ!安田大サーカス干されるぞ!とんでもない物を見た!」とワクワクしていたのだが

ネットは全く騒ぎになっておらず、その後も普通に安田大サーカステレビに出演し続けていた。

俺が見たのは夢か幻か。

俺の勘違いだったのか?覚えてる人いない?ねえ?

この話題増田で一番乗りかと思ったら先に書かれてた・・・

https://anond.hatelabo.jp/20181227015207

書くの時間かけすぎたわ

 
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