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はてなキーワード: 政党交付金とは

2021-10-22

南条

@sunset2943

Dappi疑獄はヤバいというけど、森友学園加計学園関電桜を見る会も全部「政権が吹っ飛ぶ」と言われていたのが、大量の普通の日本人による「いつまでやってる!」というアシストで逃げおおせててここまできてるんだから、もう何やっても普通の日本人自民王朝への崇拝は揺るがないよ

https://twitter.com/sunset2943/status/1449350086182387713

政権が吹っ飛ぶ」と言っていたのは、菅野完

その菅野完に、立憲民主党政党交付金からいくら支払われていたか、容易に知ることができる。

2021-10-21

anond:20211020231724

立憲民主党も、菅野んとこには相当つぎ込んでいたみたいだしねえ。

誰がDappiとの違いを教えてほしいw

2019年には、石垣小川)が代表を務める立憲民主党宮城県参議院選挙区第1総支部が、菅野完の個人会社である株式会社コーポレーションに「広告宣伝戦略代」として、政党交付金から6,111,000円を支払っていたことが、翌年の政治資金収支報告書で明らかになっている。(https://www.pref.miyagi.jp/uploaded/attachment/820858.pdf

魚拓https://megalodon.jp/ref/2020-1203-1003-37/https://www.pref.miyagi.jp:443/uploaded/attachment/820858.pdf

また、2020年にも、立憲民主党支部から菅野会社に「広告宣伝戦略代」として1,215,000円が支払われている。(https://www.pref.miyagi.jp/uploaded/attachment/820870.pdf)(リンク切れ魚拓取れず)

更に、同じく石垣小川)が代表を務める政治団体「NORIKOROCK」からも、菅野個人会社に「宣伝戦略立案費用」として2,000,000円が支払われていたことが、政治資金収支報告書で明らかになっている。(https://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SS20201127/104500.pdf

魚拓https://megalodon.jp/ref/2021-1028-0502-59/https://www.soumu.go.jp:443/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SS20201127/104500.pdf

もしかして森友問題って野党政党交付金をつぎ込んで創作された、壮大な茶番だったんじゃね?

2021-09-05

anond:20210903174357

そら、まだ立憲民主党は何の成果も上げていないので、辞めて欲しいけど、まだ辞めないで欲しいんですよ。まぁ議員報酬と、政党交付金が目当てでしょうから、実際には政権自体にも興味はないでしょう

2021-07-12

anond:20210712130852

政党交付金とは?

得票数

前回衆議院議員総選挙と前回・前々回の参議院議員通常選挙の、小選挙区比例区の結果を基に、

その政党の得票を各政党の得票の総数で割り、得票率を出す。

そして、得票数割の分の総額を以下のような割合で分け、得票率に乗じて算定する

中選挙区においては別選挙区候補者名前を書いたら無効票扱いだぞw

なんで政党交付金カウントされると思ったの?

2021-02-26

選挙におけるアンケート特有の非合理性とその対案

1.選挙とは「その結果によって現実選択肢が変わるアンケート」だ

例えばカレーラーメンのどちらが好きかだけだと普通アンケートだが、その結果で現実給食の内容が変わってくるならこれは一種選挙だ。代議制民主主義選挙でも、その結果によって政権が変わらないなら、これはただのアンケートだ。

2.通常のアンケートで一票が印象に影響を与えないなら、選挙でも一票は印象に影響を与えない

確率などの構造は同じなので、通常のアンケートで一票が印象に影響を与えないなら、選挙でも一票は印象に影響を与えない。

しかし、一票差ではない時に、印象にも影響を与えないとしたら、一票を入れる意味とは何なのか。

3.全体の視点から意味があるが、個々の視点から意味がない

一票が積み重なって結果を変える、だから一票には意味がある、と考える人ほとんどだろう。しかし、アンケートには非対称性がある。

全体の視点からすれば一票一票には意味がある。通常のアンケートで例えると、票を集める人にとっては一票一票には意味がある。だから街頭でもアンケートの票を集めている。しかし個々の視点からすれば、一票を入れても意味はない。

現在日本は、アンケート政権を決めるシステム採用している。だから少なくともこのアンケート非対称性もっと意識され、また議論されるべきだろう。

4.対案

現在日本政府はアンケート意味があると思って答えるという非合理性の上に成り立っているわけだが、その非合理性を解消する方法をとりあえず二つ思いついている。

まず、複数町内会が集まり500人程度から代表を選んで、その代表から更に代表を選んで、国会議員として送り出すという方法がある。500*500*500=1億2千5百万なので、国会の下に更に国会のようなものを2層作り出すだけで済む。これは中国ソ連システムに似ている、というと聞こえが悪いが、アメリカEU国連も似たような理念構造を持っている。

他には、郵便投票ネット投票義務化などでコストを下げつつ、一票あたりの政党交付金を増やすという方法がある。政党交付金アンケートではなく量なので、投票先を考えるのが合理的になり得る。


絶望感と共に目覚めた。マナー違反だろうがもう一度貼る。

どうして誰も反応してくれないんだろう。自分たち体制を疑う文章という、小説の中に出てくるような文章なのに。

2021-02-25

選挙におけるアンケート特有の非合理性とその対案

1.選挙とは「その結果によって現実選択肢が変わるアンケート」だ

例えばカレーラーメンのどちらが好きかだけだと普通アンケートだが、その結果で現実給食の内容が変わってくるならこれは一種選挙だ。代議制民主主義選挙でも、その結果によって政権が変わらないなら、これはただのアンケートだ。

2.通常のアンケートで一票が印象に影響を与えないなら、選挙でも一票は印象に影響を与えない

確率などの構造は同じなので、通常のアンケートで一票が印象に影響を与えないなら、選挙でも一票は印象に影響を与えない。

しかし、一票差ではない時に、印象にも影響を与えないとしたら、一票を入れる意味とは何なのか。

3.全体の視点から意味があるが、個々の視点から意味がない

一票が積み重なって結果を変える、だから一票には意味がある、と考える人ほとんどだろう。しかし、アンケートには非対称性がある。

全体の視点からすれば一票一票には意味がある。通常のアンケートで例えると、票を集める人にとっては一票一票には意味がある。だから街頭でもアンケートの票を集めている。しかし個々の視点からすれば、一票を入れても意味はない。

現在日本は、アンケート政権を決めるシステム採用している。だから少なくともこのアンケート非対称性もっと意識され、また議論されるべきだろう。

4.対案

現在日本政府はアンケート意味があると思って答えるという非合理性の上に成り立っているわけだが、その非合理性を解消する方法をとりあえず二つ思いついている。

まず、複数町内会が集まり500人程度から代表を選んで、その代表から更に代表を選んで、国会議員として送り出すという方法がある。500*500*500=1億2千5百万なので、国会の下に更に国会のようなものを2層作り出すだけで済む。これは中国ソ連システムに似ている、というと聞こえが悪いが、アメリカEU国連も似たような理念構造を持っている。

他には、郵便投票ネット投票義務化などでコストを下げつつ、一票あたりの政党交付金を増やすという方法がある。政党交付金アンケートではなく量なので、投票先を考えるのが合理的になり得る。


文章は苦手だが、民主主義において重要議論だろうと思ったので書いた。自分たちが属しているシステムは見えにくいものだろうし、偶然これを読んだたった一人の世界観が変わるだけでも良いと思っている。返信を待っている。

2020-07-22

政治献金について考える 日記.1

政治献金について考える~

Go Toキャンペーン

Go Toキャンペーン受託団体が二階幹事長らに4200万円献金

こう題した週刊文春記事が今ネットSNSを通じて話題を呼んでいる。

このタイトルだけ見ると、一見Go Toキャンペーン受託団体が4200万円の献金でもって自団体利益になるような政策を買ってきた」ように思える。が、しかし実際記事を読んでみると、この献金自体は分かっている分で2011年から2018年までの間に行ってきた献金額の合計というだけで、明らかにこの政策のための献金ではない。二階氏が過去に受けたとされる合計470万円の献金理由に今回の政策を押し進めたかのようにも書かれているが、それについてもそんな少額で2020年の今になって動く訳がないだろう。今回の政策を「長年の献金実績によって政治癒着した結果」として捉えるのならば確かに問題ではあるが、その癒着事実も現状真偽は定かではない。献金の有無で癒着判断するのならば全ての献金は容易に黒となる。ミスリードを狙うような記事の書き方も悪いが、まずは落ち着いて今後の追及を待つべきだ。

さて、話題となった記事について述べてきたが、私が今日ここで記しておきたいのは献金政治活動の繋がり、特に企業献金についてである上記記事のことはこれを考えるきっかけになっただけなので、何かを期待した方はここでブラバを推奨する。個人企業政治家に金を渡す、これだけ聞くとどうにも賄賂のように思えあまりいいイメージを持たないが、実際のところ献金とはどのようなものなのか。今回はそれを確認しておきたい。

そもそも政治献金とは~

政治献金とは何かはっきりさせておこう。最初確認したいのは、なぜ献金といったもの必要なのかについてである。これはズバリ政治には金が必要からである。まず議員になるための選挙活動費、選挙で勝つためには自分応援する人々を増やし、政治団体を作って運営していく必要がある。選挙期間中は選挙運動に伴う広告宣伝費用、人件費事務所に係る費用等一部公費で賄われるものもあるが、その負担は大きい。晴れて当選して議員として活動を始めてからも、給与として年間2000万円以上の歳費や様々な補助があるが、新たな事務所を構えたり自分の補助をする秘書を増やす中で追加の費用必要になってくる。こういった政治活動にかかる費用を賄うために、個人企業献金存在するのである

ではその政治献金にはどのような種類があるのか。詳しくは政治資金規制法を参照。政治献金には大きく分けて、個人政治個人政党献金を行う個人献金、そして企業政党献金する企業献金の二種類が存在する。

まずは個人献金について、これは日本国籍を持つ個人であれば今読んでいるあなたにも可能献金である相手は二通り、政治個人政党(及び政治資金団体)だ。ここで政治個人とすると各所から怒られそうな気もするので訂正しておくが、政治個人への献金原則禁止されており、政治家に献金する場合はその政治家が指定する資金管理団体後援会を通じて献金することとなる。ざっくりと理解の上では、個人献金には政治個人への献金政党への献金があるという程度でいいだろう。

次に企業献金について、この場合相手は一通り、政党だけである企業献金場合政治個人への献金特定企業に見返りを与えることに繋がらないよう禁止となっている、というところが「一見」大きな違いだ。ここで「一見」としたのは、実はこれには抜け道存在するためだ。企業献金では、先述のように政治個人への献金禁止されている一方で、政治家の所属する政党政治資金団体献金することは認められているため、一度企業政党政治資金団体を経由してしまえば、政治個人が間接的に献金を受け取ることは容易に可能なのだ。これは企業献金抜け道として指摘されているが、現在法律禁止されていない。もう一度、詳しくは政治資金規制法を参照。

私はこの企業献金について、大きな疑問を持っている。企業献金で一番重要なのは献金特定企業への見返りに繋がってはいけないという点だ。もし見返りがあれば、それは即時に賄賂と同じになる。だが、その見返りは本当にないのだろうか。先述したように、政治には金が必要である。そこで金を出す企業言うなればスポンサーだ。スポンサーが何も言わず、ただ社会貢献のためだけに金を与えるだろうか。そこには大きな疑問が残る。事実、この企業献金については調べればいくつも不祥事が出てくるので、気になる方は自分で調べてみるといい。

企業献金政治

ここまできてやっと本題。企業献金について記していこうと思う。ここからは私の纏まっていない考えを記していくだけになるので読みにくくなり申し訳ない。あくまで私の個人的な意見であることを念頭に置いてあなたも一緒に考えてほしい。

私ははっきり言ってこの企業献金の仕組みは実質的賄賂だと感じている。必要悪とでも言おうか、完全な悪だとは思わないが、仕組みについては再考するべきだと考えている。その一番の理由は、企業政治癒着問題についてである政治には金がかかる、それは紛れもない事実であり、何らかの形での資金提供必要だ。その意味において、企業献金大事政治ガソリンになっており、必要存在だと言えるだろう。しかし、やはりそれでも現状の仕組みだと企業政治癒着は確実に起きていくだろう。企業、そして業界政党を通じて政治家に資金提供することを通じて自社、自業会に有利となる政策提言を行っていくことは想像に難くない。それを各業界から意見集約として捉える見方もあるだろうが、そこに金の大小という一つの物差しがどうしてもできてしまう時点で、一部に有利な歪んだ意見となる危険性は無視できない。そして、もしそれがその業界の発展、ひいては経済の発展に寄与するものだとしてもまだ問題は残っている。それは企業利益一般国民である我々との利益は必ずしも一致しないということだ。もちろん全ての人々に都合の良い政治などあるわけはない。だが、私たち自分たちの暮らしを、国を良くする可能性のある政治家を選挙によって選出するしかない一方で、企業は金でもってその政治に大いに関与できるのである。もちろん全てそうだと言いたいわけではないし、企業社会の一員として政治に参加する権利があるのは分かるが、これではあまりにもアンフェアではないか。それなら私たちにより良い暮らしを訴える政治家ではなく、私たち暮らしをより良くする提言をする可能性のある企業から多く献金を受けている、政党政治家を選んだ方が意見が通りやすいというものだ。その通りだ、と言われればそこまでかもしれないが、私にはそれがどうにも納得できない。資本主義だ、金を多くもっている者が偉いのだとまでは言いすぎだろうが、政治にその側面が感じられるのはどうにも腑に落ちない。政党活動資金の多くは政党交付金で賄われているし、企業献金を全く受け取っていない政党存在する。企業献金の大小でもって1か10かのように語るのは言い過ぎかもしれない。私が潔癖すぎるのだろうか。まずは落ち着こう。

さて、ここまで私の考えを本当に思うままに記してきたが、私はやはり現状の仕組みを再考すべきだと強く信じている。政策提言を行いたい、経済活性化を願うのであればそれ専用の場があるべきだし、政治に金が必要であればそれはそれとして集める場所があるべきだ。その二つが混じり合うべきではない。もし奇跡的にこのただの日記を読む政治家、専門家、そして今読んでいるあなたに問いたい。あなた政治献金についてどう考えるかと。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

最後に)

これは一大学生がその日感じたことを記録しておくだけのただの日記です。

ここに書かれている内容は事実とは一部異なる場合があります。何なら全部間違ってると思って読むことをオススメします。ただの日記です。少しでも気になった方は自分で調べ、自分の頭で考えてください。ただ記載内容に誤解を与えるような明らかな間違いがある、誰かに意図せず不利益が生じる場合修正します。

また、Webに載せている以上いかなる批判もあるものとして考えておりますが、行き過ぎた誹謗中傷はおやめ下さい。

今後も日記.○のような感じで不定期で投稿をしていく予定です。次回はコロナ報道におけるメディアについて書きます。たぶん。ではまた。

2020-06-29

[]2020年6月28日日曜日増田

時間記事文字数文字数平均文字数中央値
008912515140.647
0175739298.634
0240197549.426.5
0326249395.948
04218643411.6180
05177509441.757
06313318107.052
07527915152.241.5
0854422778.341
09639232146.565
109415642166.458
11124753860.830
121421290590.925.5
131761259271.530.5
1414016907120.844
15579584168.173
1611111443103.144
1711411814103.644.5
18126936074.343.5
1979767097.150
2012814615114.238
2113213497102.348.5
221501434195.651
2318328826157.535
1日2224251953113.342

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2020-06-28

anond:20200628072917

は?なにこいつ、国民の金を自民党内で回して、その大きさで人事決めてんの??

それを一般国民賄賂と呼ぶんだが、このクソ上級国民様は何考えてんだ?

さっさとブタ箱ぶち込まれろよゴミ

--

彼女たちはパーティーで集めたお金や、政党交付金自分1人でガメていて、こうした党勢拡大の組織活動費地方支部に出さなかったんでしょう。そりゃ落選するわ。

anond:20200628072917

原資が税金のカネを配っていることには変わりないような。

政党交付金議員報酬をすぐにやめろとは言わないが、毎年10%の消費税率ぐらいずつぐらいは減らしていってほしい。

それで金のかからない政治を目指してほしい。

anond:20200628072917

きっと、彼女たちはパーティーで集めたお金や、政党交付金自分1人でガメていて、こうした党勢拡大の組織活動費地方支部に出さなかったんでしょう。そりゃ落選するわ。

ウヒャヒャ

anond:20200628072917

小選挙区制政党交付金の話は良く分かりました。で、河合議員さんらは最初、「問題ない」と言うようなスタンスでしたが、今回の事件も、いわゆる「税務調査見解の相違」的な部分があるのでしょうか?それとも完全にブラックなのでしょうか。

自民系の地方議員です。カネ配りについて書きます

自民系の三世議員市町村議員)です。

河井夫妻の事件について、元国会議員豊田真由子さんや、金子恵美さんが地元でのカネ配り(先輩議員地方議員にカネ配れとアドバイスされた)について発言しているので、地方議員からの話をします。

もともと、業界には与野党わず「目配り、気配り、カネ配り」という言葉があって、この3つができる政治家が優秀な政治家だとされていました。

でもそんな話は中選挙区時代(~1993年)であって、今はこの言葉すら死後になっています

中選挙区時代のはなし

今の話をする前に、すこし中選挙区時代の話をします。カネ配りはこの時代に盛んに行われたので。

中選挙区制は選挙区人口によって定数が決まっていて、選挙の上位2人~6人くらいが当選します。なので、ひとつ選挙区から同じ政党候補者が何人も出馬します。たとえば群馬3区では当選議席数が4で、自民からは3人(福田中曽根、小渕)が出馬します。

有権者や、地方議員からすると、同じ自民党の候補者なので、3人に基本的政策に違いがありません。3人の候補者政策的な差別化が図れないので、「あの道路は俺が作った」みたいな、どれだけ予算地元に持ってきたか利益誘導政治)がアピールポイントになりますさらにその先が、直接的なカネ配りだったり、選挙事務所での食事だったりするわけです。とにかく政策では差がないので、政策以外の差が得票になるのです。

群馬3区では選挙メシも有名でした。福田料亭中曽根レストランwikipediaの「上州戦争」でも書いてありますね。私の選挙区でもオヤジの話を聞くと、昔は選挙事務所鰻重が出た、なんて聞きますうなぎ食べたい。

参議院選挙都道府県によっていまでも中選挙区制なので、制度的にはこうなりやすいです。現に河井さんの広島も改選2議席で、自民から2人でたからね。しかアンリさんは新人で実績(利益誘導)をPRできないから。

政治改革

戦後、そんな選挙がずーっと続いていたのですが、1988年リクルート事件が発覚して、カネと政治をめぐる事件が立て続けにおこりました。それで、なんでこんな金権政治になるんだろうと考えたところ、中選挙区制が原因じゃろう、となったのです。

派閥親分が無理してカネを集める→系列国会議員に配る→地元でカネが飛び交う のが中選挙区制の行きつく先だったのです。

それでついに1993年選挙自民党は大敗し、細川護熙内閣誕生します。細川内閣は、政策理念も異なる8会派が集まってできた内閣で「8頭立ての馬車」、7政党大臣ポストを振り分けたので「レインボー内閣」なんて言われました。この内閣の唯一の政策共通点は「政治改革」で、結果としてこの内閣のもとで中選挙区制をやめて、小選挙区制します。

このときに行われた政治改革のポイントは2つです。1つは小選挙区制(1つの選挙区に各政党は1人しか公認しない)にすることで、カネではなく、政策勝負する選挙構造にすること。もう一つは政治献金に大きな規制を設けることで金権政治元凶であるカネ集めをできなくする、その代わりに税金から政党交付金(約300億円)をつくってこれを各政党に分配するということでした。

いまの状況

この政治改革から約30年、選挙は確実に変わりました。カネ配りも、選挙事務所での豪華メシもなくなりました。石破茂さんも雑誌とかメディアインタビューで「小選挙区になって、お金は確実にかからなくなった。誰でも議員に挑戦できるようになった」、「中選挙区制だったら私は議員を続けていられなかっただろう」って何度も言っています。そりゃそうだよね、自民から1人しかでないなら、カネ配んなくても地方議員はその人応援しないといけないもん。

から、我々自民党の地方議員も、河井夫妻の事件をみてビックリしています。なんて昭和なんだろうって。うちのじいさんのときの話みたい。

んで、本題に入りますが、もちろん、地元代議士からお金をもらうことはあります。年間10万円くらい。

正確には、党勢拡大のための組織活動費として、自民選挙区支部代議士支部長)→自民地方支部代議士か県会議員が支部長)→自民市町村第XX支部増田支部長)という形でお金がきます。このお金政治資金規正法に則り、年にいくらもらって、年にいくらつかったかを報告義務があり、その収支報告書ウェブでも公開されています。もちろんお金を受け取ったら領収書を発行します。

地方議員国会議員と違って、給料以外の集金の手段政治資金パーティー政党交付金)を持たないので、基本的活動はすべて自腹です((野々村竜太郎県議城崎温泉に行って有名になった、政務活動費という税金が原資の経費があるが、一連のスキャンダルで使途についてチェックがえらく厳しく、文房具交通費広報紙くらいにしか使えない。せめて議員として招かれる団体会合の参加費には使わせてほしい。))。一方で国会議員給料以外に、文書通信費で1200万、立法事務費で800万、派閥から数百万、党本部から2000万(政党交付金)、パーティーで2000万と、だいたい年間6000万くらい集金できるので、それを原資に活動しています。どこの選挙区でも、与野党わず国会議員支部から地方支部(=地方議員)に組織活動費を出します。代議士国会が開かれる1~7月1012月永田町に行っていて、週末しか地元にいませんので、その間、地元で党を守り、地域の声を直接聞くのは地方議員ですから会社組織でいうなれば、本社から支店に補助をだしてるみたいなイメージ

冒頭の豊田真由子さん、金子恵美さんの発言(先輩議員から地方議員にカネ配れとアドバイスされた)はこの収支に報告義務のある組織活動費の話と、領収書なしの裏金であるアンリさんのお金混同していて、センスのなさを感じます。きっと、彼女たちはパーティーで集めたお金や、政党交付金を自分1人でガメていて、こうした党勢拡大の組織活動費地方支部に出さなかったんでしょう。そりゃ落選するわ。

とまあ、河井夫妻の事件自民党の地方議員もびっくりしているので、当たり前とは思わないでほしいです。

はいもの

でも、仮にうちの代議士が、去年の統一選挙直後に「当選祝いです。領収書はいりません」といって、30万持ってきてたら受け取っちゃうよなーとはちょっと思う。

選挙ってそれほどつらくて厳しいもの(ほんとに毎回憂鬱になる。新人候補が思ってたよりつらくて途中でやめるのはよくあること)で、カネもかかるから金銭感覚もマヒしているし(普段なら絶対30万なんて怪しいとおもうけど、選挙で多額の金を突っ込んでるから感覚マジでマヒしている)、当選の直後なんて超絶な解放感で有頂天だし(4年に1回の選挙オリンピックメダルをとった感覚イメージしてほしい)、単純に「あっ、どうも、気遣いありがとうございます」って感じでご祝儀として受け取っちゃう。受け取ったときに「奥さんの集票のため」なんて思わない。広島地方議員首長が軒並み「集票のためとは思わなかった」って見苦しい言い訳してるけど(私ですらそう思うから一般の人からするとマジで見苦しい言い訳しか見えないだろう)、当事者だったらマジでそう思ってると思う。

まあうちの代議士ケチ絶対カネ配りなんかしない。安心して職務に専念できる。しっかり地域のため働きます

2020-02-05

自民党と同じ政策で良いから対抗馬としての野党作れよ

政策自民党と同じ

けど若い議員女性議員たくさん、政党交付金放棄公文書管理徹底

そういうクリーン政党作れば、自民党に入れる理由なんてなくなる

お前らも安倍自民じゃなければどこでもいいって言ったんだからもちろん賛成だよな

2019-08-07

anond:20190807001538

政党交付金をだれももらえなくなるとか...

まあ、いまの自民公明vs野党連合政治をみるに、小選挙区制導入は庶民にとって大損害だな

2019-07-28

れい新選組投票したが裏切られた(最後追記)

山本太郎が世の中を変えてくれると思ってれい新選組投票したワープア29歳です。

障害者議員に更に金を出せと言っている山本太郎とその支持者を見て絶望しました。

年収2000万を超える議員様に、俺みたいな年収220万のワープアから取った税金から補助だの追加予算だの出すのおかしいだろ?

歳費は給与じゃないって色々な人が書いてるから調べたけど、他にも文書交通費で月100万、立法事務費で月65万、合計で年間4000万以上支給される。

JR航空機無料、常に最優先で乗り降り。

これもう上級国民じゃん。

更に秘書3人の給与として3000万近くもらえて、この給与の一部を自分寄付させる国会議員も多いらしい。

そしてれい新選組には寄付で数億円と、政党交付金で6700万も入る。

収入無い障害者は仕方ねえよ。ほっとき死ぬ人を見捨てろとは言わない。

でも年収2000万超える上級国民議員様にまで出さなくていいだろ?

れい新選組弱者の味方じゃなかったのかよ。

弱者の味方ヅラする奴はいつも同じだ。

権力と金を握ったら手のひらを返す。

参議院議員任期は6年。その間に蓄財したら数千万の貯蓄が出来るだろうな。

俺らワープアの生き血をすすって肥え太って楽しいのかよ。

クソが。



whiteskunk これ本当に真面目に聞きたいんだけど、国会議員一般共通することをなぜ障害者場合にだけ問題視するのか。そこに非合理的な線引きが見える。


出たよ問題すり替え野郎

国会議員一般共通する事を問題視してるのではなく、年収千万+各種特権持ちの高額所得者さらに補助出すのを問題視してる。

当選したなら予め決っている待遇を受けるのはわかるわ。それ以上の待遇税金負担でやれ、自分の金で出来るけどお前らが払えって言うから裏切られたと言ってる。

議員という上級国民になったらホイホイ金が出て、決まっていない事でも自分有利に展開できそうで良かったですね。

クソが。


shikiarai あれ、本当はもらえるお金で全部賄ったあとに「我々は議員から資金を工面できたが一般の方々はとてもじゃないが工面できない」みたいな論に持っていくべきだったんだよな……いや、足りるかどうか分からんけど


そう、議員歳費で賄って明細だして「こんなにかかるから改善しなくてはいけない、障害者が働くための補助を考えないといけない」と言うなら話はわかる。

または「我々ですら歳費だけでは足りなかった、もっと考えよう」というのでもわかる。寄付が山程集まっているのだから耐える事は可能だったろ。

年収2000万超えて追加で経費も2000万使える議員が「払えるけど1円も払いたくないのでお前ら出せ」と言うのはクソだろ。その金は年収200万のワープアが払った税金でもあるんだぜ。

それが通るなら白内障の手術をやる高齢議員にも金出すのか?麻生太郎みたいなクソバ金持ちが寝たきりになったら税金出すのか?どっちもお断りだ。


lady_joker 年収220万だと所得税住民税10万強、手取り180万を全額消費したとして消費税は13万強の合計24万。これを国の税収58.8兆で割って4000万円をかけると、あなたから議員ひとりに渡ってるのは0.15円。これで納得しないか


すごい奴が来た。お前の払ってる税金は少ないから納得しろだとさ。

では逆に多額の税金を払っているなら、発言権が大きいという事だろうか?

lady_jokerは時々見るが民主主義否定するような発言をする人とは思わなかった。

収めた税金によって選挙権発言権が変わるというのなら、戦前大日本帝国と同じじゃないか

れいわの支持者はマジでクソなんだな。

どうしてこんなクソな党に票を入れてしまったのか・・・

貧すれば鈍するブコメにいくつもあるが、貧乏ってバカになるよな・・・

こんな俺から吸い取って肥え太るのやめてくれよ・・・

2019-07-23

28歳の私が、選挙で立憲とれいわに投票した理由

はい便乗

https://anond.hatelabo.jp/20190723004058

自称19歳ほど考えてないからあまり書けないよ

1. 増税抵抗がある

自分家計に響くというのは当然あるけど、消費が先細ると言うのが一番まずいと感じている

リベラルではないか弱者云々はあまり考えてないけど景気と治安は大切

2. 与野党システムを維持するため

正直言ってこれが全て

権力暴走した時のストッパー必要

3. はてブの影響

なんやかんや言って色々な意見が見られるのは貴重

特に左派リベラル層の意見は(吊し上げ以外は)他だとあまり見られない

4. 自民党イメージが悪い

はてブ見てれば自民党ネガキャン毎日のように上がってくるのでそりゃイメージ悪い

5. 共産党は信用できない

政党交付金受け取ってない割には立候補者数が多すぎる

赤旗の売上があるとはいえ色々搾取してるんじゃないかと勘繰ってしまう(根拠はない)

6. 維新烏合の衆

色々なところの寄せ集めだし、何か出来ると思えないし実績も無い

ただし政党マッチングやったら維新トップだったので今後投票する可能性が30%ぐらいある

7. 社民党は滅びるから

正直言って維持している意味分からん

======================================================================================

ここから蛇足

年金システムは正直言って破綻していると思う。でもいざという時に障害年金貰えるしそもそも天引きなので拒否権も無い

はてサと呼ばれる連中が選挙結果で喚いてるのを見てシャーデンフロイデを感じてしまった。

正直言って自身の中にここまでヘイト溜まってると思わなかった。

というか残念なのはどこにでもいるけど、☆付けたり擁護するのやめれ

2019-07-02

なぜNHKから国民を守る党は全選挙区候補者を立てるのか

2016年参院選では全選挙区候補立てたら幸福実現党ですら得票率1.7%(比例区では0.7%)

既存与党野党に入れるくらいなら泡沫政党に入れるという人が1%くらいいるようで

これにNHKが嫌いな人が1%以上加われば得票率2%超える

国政選挙選挙区比例区のどちらかで投票率2%以上なら

当選者0でも国会議員を一人でも入党させれば政党交付金がもらえるので

選挙で負けて没収された供託金も十分返せるようになるらしい

衆院だと300人近く候補者立てないと全選挙区は無理だが参院はたったの45人

あと供託金比例区は一人600万だが選挙区は300万

2018-07-11

anond:20180710232948

平成総理大臣についてwikipediaレベルのまとめ。

竹下登1987.11.06 - 1989.06.03(576)ふるさと創生事業
消費税を導入
牛肉オレンジ輸入自由化
リクルート事件
宇野宗佑1989.06.03 - 1989.08.10(69)女性スキャンダル
海部俊樹1989.08.10 - 1991.11.05(818)湾岸戦争への経済協力・掃海艇派遣
バブル崩壊
宮澤喜一1991.11.05 - 1993.08.09(644)PKO協力法成立・自衛隊カンボジア派遣
天皇訪中を実現
河野談話を発表
細川護熙1993.08.09 - 1994.04.28(263) 自民政権
1993年米騒動コメ市場の部分開放
小選挙区比例代表並立制政党交付金の導入
羽田孜1994.04.28 - 1994.06.30(64)自民政権
戦後最短
村山富市1994.06.30 - 1996.01.11(561)村山談話を発表
韓国人元慰安婦への見舞金支給
阪神・淡路大震災の初動対応の遅れ(ただし村山自衛隊出動に反対したというのはデマ
消費税5%への引き上げを決定
橋本龍太郎1996.01.11 - 1998.07.30(932)普天間基地返還道筋
村山政権下で閣議決定された住専への公的資金注入を成立
財政構造改革法による緊縮財政
金融ビッグバン
小渕恵三1998.07.30 - 2000.04.05(616) 周辺事態法
通信傍受法
国旗国歌
男女共同参画社会基本法
住基ネット
赤字国債の激増(ただし景気回復には貢献)
地域振興券
二千円紙幣の発行
労働者派遣法改正派遣業種の拡大
森喜朗2000.04.05 - 2001.04.26(387)口蹄疫問題の迅速な処理
沖縄サミット開催
IT革命インパク
大量の失言歴代最低支持率7%
小泉純一郎2001.4.26 - 2006.09.26(1980)金融再生プログラム不良債権処理
郵政民営化道路公団民営化
テロ特措法イラク特措法
有事法制
日朝平壌宣言拉致問題
年金制度改革
後期高齢者医療制度
歴代最高支持率87%
安倍晋三2006.09.26 - 2007.09.26(366)教育基本法改正
防衛庁の省昇格
福田康夫2007.09.26 - 2008.09.24(365)消費者庁の設置を表明
麻生太郎2008.09.24 - 2009.09.16(358) リーマンショック対策財政出動
IMFへの出資
エコポイント制度エコカー減税
鳩山由紀夫2009.09.16 - 2010.06.08(266)自民政権
事業仕分け
高校授業料無償化
二酸化炭素排出削減目標についての国際公約
年次改革要望書廃止
普天間基地移設問題
菅直人2010.06.08 - 2011.09.02(452)自民政権
東日本大震災原発事故への対応
尖閣諸島中国漁船衝突事件への対応
野田佳彦2011.09.02 - 2012.12.26(482)自民政権
消費増税を決定
安倍晋三2012.12.26 - 現在

2018-05-18

国民民主党政党交付金の件ってあんまり話題になってないな。

1)平成30年希望の党政党交付金30億のうち、4/1に7億6000万支給

2)5/7に希望の党が分かれる。国民党という名前で提出

3)同日に国民党民進党合併国民民進党誕生

という流れで国民党っていうのが一瞬だけ誕生し1)の7億のうちの按分が支給されてる。

いいのこれ?

2017-10-02

民進党左派新党結成なら政党交付金返納!

民進党自称リベラル派のパヨク議員希望の党に入れてもらえないか新党を結成しようと言い出した。

昨年1年間に民進党交付された政党交付金は、総額97億4388万円だという

http://hosyusokuhou.jp/archives/48801974.html

新党を作るなら私達の血税の97億4388万円は返納すべきだ!

民進党から金を貰った議員民進党に金を返せ!

2017-10-01

民進党政党交付金を返納すべき!

昨年1年間に民進党交付された税金は、総額97億4388万円だという

http://hosyusokuhou.jp/archives/48801974.html

解党することは決まっているのだから血税の97億4388万円は返納してほしい。

国会税金無駄遣いを追求していたが、自分たち存在が一番の税金無駄遣いだったよな。

2017-09-28

anond:20170928095002

新宿東京都庁アクセク働く人と達はどんな気持ちで今回の選挙を見守ってるのかってのは、気になります選挙しろ政党交付金しろ、動くお金がスゴいですよね。

2017-04-27

国会議員ホームページを論評してみた

国会ウォッチャーさんほどではないけど、自分国会は好きだしたまに見る。

今まさにどういうルールや予算が出来るのかとか、どういう運用になるかなとか、面白そうなテーマないかなとか、そんな感じ。プロ野球に例えるならば、時間があまりないとき山田(ヤクルト)vs菅野(巨人)みたいにピンポイント面白いところだけ見るけれど、時間あるならば中継で見たいし、可能ならば直接球場に行きたいみたいな感じ。

国会見てて思うのが、700人近く国会議員が居るだけあって、新聞/報道は国会活動の本当に局所的な部分しか伝えないなということ。国会ウォッチャーさんはどのようにして国会活動を把握しているか分からないけれども(是非教えて欲しいです)、自分は各国会議員ホームページ一次ソースになることが多い。

いずれにせよ、国会議員ホームページ千差万別で、活動報告に写真しか載せていない人も居れば相当仔細に立法活動を記録している人も居れば中村喜四郎みたいな人も居る。ただ、多くの場合、自分のような有権者が求めている情報とギャップが有る。

一つの原因として国会議員ホームページに対する有権者側からの包括的レビューが無いことがあるのだと思う。というわけで、以下自分の知っている範囲で国会議員ホームページレビューしてみようと思う。13人ぐらいの紹介しているが、はてなスパム対策により全員にリンクを貼れていないのであしからず

自分が重要視するのは以下のような基準。

①UI(見やすいか、モバイル対応、反応etc)

政策ビジョン(論点の明確さ、情熱特設サイトetc)

③立法活動(議員立法に関する情報、資料、法律のメリットデメリットetc)

④予算/決算に関する情報(一般会計特別会計、GDP統計への言及、予算書コード番号の付記、税制への言及etc)

行政/司法に対する監視(質問主意書議事録・動画・資料、要約、検索容易性etc)

⑥実行力・組織運営能力

⑦内容が面白い

⑧定期的なengagement(更新頻度、予定の通知、SNS、連絡のし易さetc)

⑨収支報告

多くの人がそれぞれの基準があると思うが、どのような基準にせよ、ある程度国会議員ホームページ標準化してもらいたいと思う。特に、国会議員ホームページは、立法過程を記録しているという意味では単なる個人のホームページとは異なる次元の重要性があるので、是非もっと質的量的な情報発信を心掛けて欲しい。

①UI

前原誠司 衆議院議員(民進党) http://www.maehara21.com/

普通に見やすいのは前原さんのホームページモバイル対応もしているし。個人的には色の使い方が好き。議事録質問主意書も載っているので大まかには議員活動を追える。

ただ、前原さんクラスからはもう少し政策とかビジョンに関する情報が欲しいかもしれない。自民党の石破さんみたいに『シンゴジラ』と絡めて日本の安全保障を語るとかの工夫も交えながら。

あと、政治とカネ問題で失脚したのに収支報告書がないのが残念。

②論点の明確さ・政策ビジョン

辰巳孝太郎 参議院議員(共産党) http://www.tatsumi-kotaro-jump.com/black

野党の一年生議員辰巳さん。コンビニに於ける労働問題に取り組んでいるようで、こういう風に「特設サイト」をつくる情熱は素晴らしいし分かりやすい。自分コンビニ会計について少し調べる契機になった。

野党の議員もっと政策で勝負して欲しい。日程闘争や失言狙うのではなくて。そういう意味でこういう「特設サイト」を作るアプローチはとても良いと思う。

自分は森友問題でこの人を知ったが、とてもテンポが良く質疑内容も分かりやすかった。森友問題でも資料をまとめたサイトを作っている。

正直こういう「関連資料をすべて載せてます」みたいなサイトが欲しかったので、とても有り難い。質疑のリズム感も合わせ、「政界グレン・グールド」とでも言うべき独特の世界観の広がりを感じている。森友問題は下火になりつつあるが、学校法人を舞台にした政治とカネ問題の亜種に思えるしその他行政府情報公開に関する様々な論点があるので、立法府はこの人を委員長にした特別委員会でも作ってそこでじっくりやって欲しい。

また、日本共産党の森友問題に関する追求を見ていると、やはり政党交付金企業献金を受け取らない政治基盤の強さと言うものを感じる。個人的には、国会議員ホームページもっと拡充することにより、幅広く個人献金の慣習が広がり、1~3億円ぐらい集める人が現れ始めたら日本の政治も少し変わるかなと思う。

③立法活動

山田俊男 参議院議員(自民党) https://www.yamada-toshio.jp/

ここで紹介したいのがこの自民党議員。こういう「オレが作った法律」みたいな項目がとても好き。その法律に関する審議なり資料なりが包括的にまとまっているのも有り難い。他の国会議員ホームページではこういう立法活動に関する情報が本当に少ない。<番外編>に出てくる西川議員と合わせ、一部の農林族は良い意味でやたらと説明的なのが不思議

惜しむらくは、その法律に関するメリットデメリットや各種データシナリオが無いこと。あとは、「投票歴」のデータが無いこと。規制改革推進会議の方針といろいろ違うみたいだけれど、「主要農作物種子法を廃止する法律案」や「農業競争力強化支援法案」に関して賛成なのだろうか。

全体的に政策に関する情報も分かりやすい。あと、amebaではなく、wordpresshatenamediumにして移行してもらえると有り難い。

④予算/決算に関する情報

河野太郎 衆議院議員(自民党) https://www.taro.org/2017/01/6929.php

予算に関する情報は、「行政事業レビュー」を主導している河野議員ホームページが一番多いように思う。そして普通にかなり面白いし、勉強になる。残念なのは、河野議員とはいえ各目明細書や予算書コード番号ベースの細かい説明は記載されていないこと。

行政事業レビュー」では次は社会保障テーマになるようだが、「こども保険」の話題からも次の選挙は社会保障が争点になりそうなので、とても楽しみ。河野さんはどれほど議論を主導できるだろうか。ひとまず時間のある時に我が国社会保障制度の説明で定評のある平成24年厚生労働白書』でも再読しよう。

最近提唱された「こども保険」には、「子育てリスク」というような新しい発想が導入され、そのような社会を作った数十年の自民党の施政を否定する可能性があると思うが大丈夫なのだろうか。子供の観点からは、日本に生まれること、誰が親なのか、誰が先生なのかはリスクだと思うが。

玉木雄一郎 衆議院議員(民進党)が提唱するような「こども国債」はもっと知りたい。次世代への負担の移譲という観点から批判されやすいが、歳入面での相続税に対する租税措置的な制度設計だと勝手に解釈しているので。悪影響が多いアパート節税などの相続対策を減らし金融システムリスクを低減しつつ、所得の再分配を実現できる可能性があると思う。

というかこの人まだ3期目なんですね。結構活動が多岐に渡る印象だが、ホームページを見てもその活動を追えない。UIを改善してくれたらかなり有り難い。

ちなみに、決算会計検査院に関する情報は誰か発信しているのだろうか?

行政/司法に対する監視

倉林明子 参議院議員(共産党) http://kurabayashi-akiko.jp/report

自分の興味のあるテーマではないが、何というか情熱を感じる。gds(議事録、動画、資料)もしっかり揃っている。検索も出来る!!!将来関連する法律/予算を調べるときにかなり重宝しそう。強いて言えば、「投票歴」と要約が欲しい。また、どの予算を話しているのか分かりにくいので、予算コードを記載して欲しい。

なお、動画は衆議院参議院サーバーは1年ぐらいしか保存できないみたいなので、衆議院参議院へのリンクではなく、youtubeにuploadするなどしておいて欲しい。倉林さんはそうしている。

あと、審議中のパネルってそんなに大事だろうか。中継にしろ動画にしろパネルを見ながらは結構しんどい。前もって資料を頂けると有り難い。ついでに行政府に何を事前通告したかも教えて欲しい。

正直倉林さんの扱っている議題が自分にはちんぷんかんぷんなのであまり理解できていない。ただいつか必ず読むことがあるのだと思う。i shall return。

やはりDJ的に論点を教えてくれて盛り上げてくれる人が欲しい。。。

永田町のDJ的な存在といえばこの人だろうか。

山本太郎 参議院議員(自由党)のページ

ホームページを見ると結構熱心に議員活動をしていることが分かる。実際に議事録質問主意書だけでなく、要約的な動画を作ったり、さらに動画に字幕があったりと有り難い。

取り上げているテーマは意外に面白い気がする。日本政府がどれほど定量的リスクシナリオを分析しているのかは疑問があるので「原発とミサイル攻撃」(2015年7月29日 平和安全法制特別委員会)みたいな議論は大事だと思った。少子化問題や貧困問題解決手段としての住宅政策(2017年3月9日 内閣委員会)に関する議論も様々な知見を得ることが出来た。

ただ、こうしたテーマに対する陰謀論的なトーンには追いつけない。重要なテーマだと思うので地道に着実に追求して欲しいと思う。あと、DJ的な盛り上げ能力はもう少し期待してます。。。

⑥実行力・組織運営能力

岸田文雄 衆議院議員(自民党) http://www.kishida.gr.jp
塩崎恭久 衆議院議員(自民党)のページ

実行力や組織運営力を確認する方法論はいろいろあると思うが、ひとまず行政機関トップホームページ

岸田さんのホームページは全体的に品があり、ブログの内容も面白い。ちなみに、岸田さんが演説しているときあまりヤジを聞かないのは気のせいだろうか。安倍首相体現しているようなコミニュケーション力の高さな帝王学も、それが今の日本に必要なのかは分からないが、持っているようだ。是非もっとブログ継続的に書いて欲しい。

塩崎さんのホームページ面白い。というか、結構英語上手なんだと言う発見。政策に関する情報はUIに工夫の余地があると思う。昔日経夕刊で一週間ぐらい寄稿してたけれども案外文学青年な気がするのでそういう文章をもっと期待している。

小池百合子 東京都知事のページ

小池さん都知事立候補して急いで仕立たと思われるホームページ。当時は短時間とはいえよくこのレベルまで作ったなと思い、組織運営能力は高いのかなと推察出来た。「情報公開」を争点をするセンスも良いと思う。ただ、選挙の組織運営には強いが、その後の組織運営はどうなのだろうかという印象。

⑦内容が面白い

大塚耕平 参議院議員(民進党) https://ohtsuka-kohei.jp

先程の河野太郎議員と合わせ、メルマガがかなり面白い大塚さんの場合、内容が毎回違いやたらと多岐に渡るが、優秀なブレーンでも居るのだろうか。メルマガの内容を発展させたものを、その後の委員会質疑なので展開するので、立法活動が追いやすい。以下でも取り上げるが定期的なengagementは本当に大事。700人を追うことは無理。

あと、ダークホース的なのが

大野元裕 参議院議員(民進党)のページ

自分インターネット中継の参議院本会議で知った人だが国際情勢、特に中東情勢、に関するブログ面白い気がする。amebaではなく、wordpresshatenamediumにして移行してもらえると有り難い。

というより本会議に登壇するレベル議員でもほとんどの人は、本会議中の写真は載せているがその演説内容や資料をホームページに載せていない。何故なのだろう。

他にも面白いテーマを扱っている議員は居るはずなので自分がチェックしきれていないので是非教えてください。。。

【番外編】出版物面白い議員
西川公也 衆議院議員(自民党)

の『TPPの真実』は今まさに読んでいるが面白い。このように交渉過程を記録してくれていることで包括的評価が可能になると思う。甘利さんとかも是非回顧録を出版して欲しい。他国の交渉官の回顧録も読みたい。ちなみに、TPPに関する「特設ページ」は12ヶ国中日本政府内閣府のものが最も情報公開をしていて資料も多いと思った。結構日本政府が主導してルールを作っていたのかなと推察している。UIは残念な感じだが。

西川さんにしろ甘利さんにしろこのレベル議員政治とカネ問題で失脚する脆弱性を抱えているのはとても残念。その辺の事情をブログなりに書いて欲しい。あと、収支報告書も。

不動産周りのルールの立法過程を知りたくなったので保岡興治 衆議院議員(自民党)の著作も読んでみようと思う。渡辺喜美さんの『金融商品取引法』のように立法過程に携わった方々の出版物もっと出版して欲しい。

⑧定期的なengagement

山添拓 参議院議員(共産党) http://www.yamazoetaku.com/schedule

野党の一年生議員だからか、質疑時間も短く扱うテーママニアックだが、予定を前もって告知してくれるので、少しでも自分なりに調査することが出来る。実際に自分が興味あるテーマではないので、そのまま中継で見る機会は少ないが、あとで要約をさっと読みついでに議事録を読んだりすると結構面白い質問をしているなと印象がある。資料もどこかに置いといて欲しい。

多分twitterでは少し煽り気味。議事録ブログとは違う感じがする。2017年4月13日日経によると、「長澤運輸事件」での最高裁の判断をもとに行政府は「同一労働同一賃金」に関する政策を進めるようだが、その際に論客として名乗りを上げるかもしれない。

日本の国会に最も欠けていることの一つがスケジュール予見可能性だと思う。そういう意味でこのUIはとても有り難い。このように予定という項目がある国会議員ホームページ殆ど無い。というより、他の有権者はどのようにして国会の審議スケジュールを把握しているの??

twitterとか見ていると「明日、本会議代表質問します」みたいな国会議員が多々いるけれども、そんなに社会人スケジュールって流動的なのだろうか。いくら国権の最高機関とはいえ、数日前に予定を教えてくれないとリアルタイムで追うのは難しい。。。

多分、多くの国会議員の方は国会スケジュールに関しては(今日も審議中止みたいだし)そういうルールだからみたいな一種の諦観があると思う。そういうなかで山添さんみたいな感性は本当に素晴らしいと思う。国会の審議のルールも整備できなくて、国家のルールを作れるのだろうか。。。

野党は「日程闘争」という手段で与党に対抗するのも良いけれど、政策論争を本当はして欲しい。「共謀罪」はもしかしたらこ国会で成立しないけれどもそれはスケジュール関係?それとも政策的に落第だから?野党のほうがもっと良い政策を提案したから?「日程闘争」では次の政権を担えるかは微妙だと思う。あと、「日程闘争」とはいえ「憲法審査会」は開催するぐらいの余裕はあっても良いと思う。

⑨収支報告

長妻昭 衆議院議員(民進党) http://naga.tv

多分今日時点(2017年4月27日)で最もホームページが充実している議員の一人だと思う。上記の各種項目はほとんどクリアしているし、「今週の一分動画」も個人的には結構好き。驚くべきことにほとんどの国会議員ホームページには収支報告書が記載されていないがちゃんと(少し古いが)記載されてある。

長妻さんの収支報告書を見てびっくりしたのが、枝野さんの収支報告書もそうだったが、政策を調査・展開するために使われる「調査研究費」などの勘定項目が15万円程度だということ。感覚的には2000万円ぐらいあっても良いと思う。

実は長妻さんのホームページには重要な欠点があると思われる。それはinstagramが連携していないとか、word pressの管理画面のurlにアクセス出来るとか(多分この時点で安全保障は任せられないなとは思うが。多くの議員ホームページも同様)ではなく、数年前まで自分は長妻さんの選挙区だったということだ。確かにその時の自分実効税率も低く責任も無かったのでルールにも興味はなかった。だが、これほど素晴らしいホームページを作って議員活動を定期的に報告しても、その当時の自分レベルの人間には伝わっていなかった。

根本的な原因は、多分、ビジョンが無いことなのだと思う。

年金制度の抜本的な改革とは何か?メリットデメリットは?それに関するデータや資料はどこにある?他の社会保障制度との関連は?その改革後のシナリオは???こういう点を「特設サイト」なり何なりで是非説明して欲しい。現政権の厚生労働白書より良い物を期待している。

とはいえ、2014年衆議院選挙東京小選挙区民進党候補が壊滅したなか唯一当選した議員なので、相当程度ホームページでの活動小選挙区のブレやすい波に左右されないコアなファンを形成するのに成功しているのだろう。ゴールデンウイークに日本待機を命じられた比例復活議員は参考にしたらどうか。

細かい点を言えば、uploadする資料の向きを整えて欲しい。あと、「マクロ経済スライド」に関して長妻さんがどのような発言をしているのかみたいな検索が出来るとうれしい。

収支報告書も監査付きのものが、本当は欲しい。

こんなところだろうか。

終わりに

自分のなかでは上記の9つの項目のうち、5つ満たされていれば投票を検討し、7つ以上あれば個人献金検討する感じ。とにかく、「投票歴」と「収支報告書」と「gds(議事録・動画・資料)」は全国会議員のホームページ標準的に記載されていて欲しい。slackも導入を検討して欲しい。

日本維新の会に関してはtwitterは盛り上がっているがホームページで良いなと思える議員は居なかった。ただ、100法案提出みたいなサイトはある。公明党議員ホームページ自分では良いなと思えるものが少なかった。自分がチェックしきれていないだけだと思うので、誰か教えて欲しい。

国会議員情報発信クオリティーが高まれば、国会中継は少なくともその辺の交流戦試合よりは面白くなると思う。

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