はてなキーワード: 身分証明書とは
以下の質問では、あなたが倫理的に正しいと思う答えに一番近いものを選択してください。
Aさんは、公共の女性用トイレの利用者です。
Aさんは、公共の女性用トイレの中に、「女装した男性に見える人」を発見しました。
Aさんは、女性用トイレ利用者全体の性犯罪被害のリスクを下げるため、このことを施設の管理員に通報しました。
トランスジェンダー当事者、またはそのアライを自負する人として、Aさんはトランスジェンダーへの差別を行ったと非難されるべきだと考えますか。
Aさんは代わりにどう反応すべきだったのか、あなたの思う適切な対応を教えてください。
是々非々のうち、差別として非難されるべき事例、非難されるべきではない事例を、それぞれ具体的に1例ずつ挙げてください。
Bさんは、公共の女性用トイレの管理担当者です。
(a) Bさんは、通報を受けて駆けつけた女性用トイレの中に、「女装した男性に見える人」(以下Xさんとする)がいたことを確認しました。
(b) Bさんが、「ここは女性用トイレですが、お間違いですか」とXさんに尋ねたところ、Xさんは自分は女性であると答えました。
(c) Bさんは、身分証明書や医師の診断書など証明になるものを求めましたが、Xさんは提示しませんでした。
(d) Bさんは、「証明できない限りは、防犯のため女性用トイレを使ってはいけません。次に証明資料なく女性用トイレに入っているのを見つけた場合、警察に通報します」とXさんに警告しました。
トランスジェンダー当事者、またはそのアライを自負する人として、Aさんはトランスジェンダーへの差別を行ったと非難されるべきだと考えますか。
問題となるのはBさんの(a) から (d) までの行動のうち、どれでしょうか。すべて挙げてください。
また、Bさんは代わりにどう反応すべきだったのか、あなたの思う適切な対応を教えてください。
問題となりうるのはBさんの(a) から (d) までの行動のうち、どれでしょうか。すべて挙げてください。
また、是々非々のうち、差別として非難されるべき事例、非難されるべきではない事例を、それぞれ具体的に1例ずつ挙げてください。
Xさんは、後日そのトイレのある商業施設に、「自分は女性なのに、ただトイレを使うだけで疑われ証明を求められる。これはLGBT差別であり、対応した担当者の処分と今後の改善を求める」と事例2のBさんの対応を糾弾するお便りを送りました。
Cさんは、このお便りを受けとったBさんの上司です。
(a) Cさんは、LGBT差別禁止法とコンプライアンスリスクを意識して、直ちにBさんを厳重注意しました。
(b) Cさんは、「見た目で性別を判断してはならず、それを理由にした通報があってもスルーしろ。性別の証明も求めてはいけない」という施設の公共トイレの管理方針を策定しました。
トランスジェンダー当事者、またはそのアライを自負する人として、Xさんの行動の評価を教えてください。
「もっと厳しく対応すべき」「行き過ぎた対応」とした人に質問です。
Xさんは代わりにどう反応すべきだったのか、あなたの思う適切な対応を教えてください。
トランスジェンダー当事者、またはそのアライを自負する人として、Cさんの行動の(a), (b)について、それぞれ、あなたの評価を教えてください。
「もっと厳しく対応すべき」「行き過ぎた対応」とした人に質問です。
Cさんは代わりにどう反応すべきだったのか、あなたの思う適切な対応を教えてください。
もっともラディカルな意見も組み込むためか、トランスジェンダーの権利主張というのは、「結局これは差別なのか差別じゃないのかはっきりさせてよ」と言いたくなる曖昧なものが多い。
しかし、いつ自分にも銃口が向けられるかわからない状態では、反差別・反TERFの団結に加われと言われても無理だ。
もちろん、集団を代表する意見をまとめるのは極めて困難だけど、「トランスジェンダー当事者・活動家のうち何割がラディカルで、何割が現状維持派なのか」くらいは知りたい。
そこで、anond:20230309191906を参考に、実運用でありそうなことベースで、気になることをアンケートの形にした。
性別違和をもつ人は人口の0.3〜1%も母数があるので、手術なしで女湯に入りたがる"頭のおかしいヤツ"は「いる」と断言できる。
逆に、日本だけで約50万人も母数がいて"頭のおかしいヤツ"が居ない集団や属性なんて存在しないだろ!冷静になれ。
だから、そういう"頭のおかしいヤツ"が居た場合を想定した議論は、シス女性の盗撮犯が出現した状況と同じくらいは必要性がある。
そして、そういう"頭のおかしいヤツ"が本当に可視化された時は、まっとうなトランス女性もソイツを一緒に非難しているのは知られて欲しい。
(本当は"頭のおかしいヤツ"の実例を示したかったが、問題のあるTwitterアカウントは凍結していたり、問題のある発言が削除されているから難しい。)
それでも、大多数のまっとうなトランス女性は、男性器が付いたままの身体を他人にさらすなんて絶対にしないし、
先人が時間をかけてつちかって来た信頼を反故にすることは絶対に避けるし、
外見で明らかに元男性だと分かる人間(たとえ性別変更手術を済ませていたとしても)が女湯に入ってきた時に女性が抱く恐怖や嫌悪感は理解している。
そもそも、公衆浴場に入れないと困る状況なんてよほど特殊な場合でない限り滅多に無いので、わざわざリスクをおかすこともしない。
そもそも、手術と性別変更まで済ませたトランス女性のほとんどは外見上も身分証明書上もシス女性と区別できない(戸籍に記された履歴まで調べて初めて変更が分かる)ので、
大変遅くなりました!!!
本当に今更ですが・・・ちょっと長くなりすぎたのでnoteに返信を書きました。
https://note.com/akanenbo/n/n377af3f862ce
もし良かったら返信も見てください。
心配や応援してくれた方、本当にありがとうございます
あなたがたの様な人が居るお陰で私や性違和がある人、もう少しいえば色んなマイノリティの人が救われていると思います
本当にありがとうございます
今回はもぐまでの話だからって事で省いちゃった
あと、トランス女性じゃなくなったみたいな表記で不快感を与えた方、ごめんなさい
どちらが正しいかは私にはわからないですが、デリケートな話を本質じゃない所でするのは良くなかったです
https://anond.hatelabo.jp/20230306124934
この記事へのアンサーです
記憶を頼りに書いたらので色々間違ってると思うので正確な内容は一次ソースあたって下さい
この間お兄ちゃんは子宮切除しなくて済むよ!って書いた増田です
ちなみに戸籍が女性になってるので厳密にはもうトランス女性じゃなくて女性カテゴリになってるけど悪しからず
今回は前みたいにマニアックじゃなく…なる予定でしたが色々書いてたら長くなっちゃった
まぁ高いっす
SRS(最適号化手術、ちんを切って女性化する手術、以下SRSどだけ)を受けるには国内、タイ、その他医療先進国、で受ける手段があります
理由はいくつかあるのですが、値段と技術と期間とアフターサポートとその他諸々含めて一番いいからですね
一般の皆様は国内で受ければ良いって思うんでしょうが、予約がめっちゃ先の…私の時は3年先とか?まで埋まってるから海外行きたくないって強い意志でもない限り選択肢から外れます
一応保険適用になったっぽいんですが(前にも書きましたが)ガイドラインにあるホルモン適用してたら保険適用外になるという不思議現象が起きていて殆ど使われてません
あと日本は残念ながらSRS技術の後進国なので、非常に質が悪く…女性器の形が良くならなく、ネイティブ女性のそれとかなり違い、かつ感度も良くないらしいとか
高すぎるので選択肢に入りません
質は良いと聞きます
そして、タイです
タイには名医と言われる先生が2人ほど居て、それぞれの先生の名前からガモンホスピタルとスポーンクリニックという病院があります
おそらく日本人含めたある程度お金あるSRSする人はこの二つの病院から選びます
ガモン先生はチンを再利用して周りの神経とかまで使って穴を作る権威
チンだけ先に切るとこの術式が使えなくて大腸使う方式になるんですよね
スポーン先生は…私は余り知らないですがスポーン式とかいう方法でまた権威の先生です
当時ガモンクリニックで70万円ぐらいでスポーンクリニックは+30万円ぐらいだったかな
これに交通費と3週間のホテル(病院指定)とあわせて130万円ぐらい
入るのは必須じゃないんですがタイでの書類を出すサポートとか1人の病室に来てくれたりとか、非常に手厚いらしいです
私はお金ギリギリだったのでアテンド会社頼みませんでしたがガイドとかではお勧めされてたりします
これで大体30万ぐらい上乗せですね
30歳?か35歳?以上になると確か追加でお金がかかりました、20%増しとかだったかな
そしてチンを使わない術式…これ、チンを切ってしまったとかでは無く、チンの長さが11センチ?以下とかでも使えないんですよね
そうなると穴を作るのに大腸の一部を切り取る必要があり、60万ぐらい追加料金になります
更に術後の経過次第で3週間では帰れない事もあるのでバッファの滞在費と交通費が必要です
長い間海外に行くわけなので荷物も何かと必要ですし合計350万ぐらいは計算した方がいいですね
昔は雑にSRSできたらしいのですが、それでバキバキ手術した人が死にまくったらしく日本人がSRSするにほガイドラインというものを通さないといけなくなりました
これも、かなり費用かさむのです
まず初めに染色体検査や血液検査や性器の検査、諸々で10万ぐらい
あとガイドラインが進むと週に一度ホルモン療法で5000円ぐらい、二月に一度血液検査で一万円ぐらい
さらに女装が好きな性癖じゃなくて女性になりたいんだよねって確認の為に精神鑑定
これを数年行わないと日本のお医者さんはSRS受けていいよって許可証を出してくれません
この許可証が無いと国内国外問わずある程度ちゃんとした病院ではチンを切る事も出来ないのです
さっき書いた許可証がとても大切で手に入れるのが非常に大変です
まず「私は小さい頃から心が女性でした、男性で苦しいです」って言うのをお医者さんに認めて貰わないといけません
そのため、物心ついてから今までどれだけ苦労してきたかを証明する必要があり、今までの人生を作文にします
さらに社会生活を女性として一年?以上過ごす事が必要となります
正攻法では通すためには、社会人としてトランス女性として一年ぐらい給料貰う必要があります
トランス女性雇う会社なんて普通ないんですよ(今は多少増えてたりするのかな)
私は水商売だから例外中の例外ですが、水商売しないでトランス女性で給料貰うってどうすれば良いんでしょうかね
トランス女性で社会生活送るなんて事が不要なら水商売してなかった…かなぁ
世の中にはお酒とかコミュニケーションとかそれ以外の事とか苦手な人も居るのに、それらの人がSRSするにはめちゃくちゃ難易度が高いんですよ
私は3年ぐらいで許可証出たのですが、それでもとても早く許可された方なんですよね
書いてて思いましたがこの間はどうしてもトランス女性としてトイレ行く必要がありますね
バレなければ問題にならない女性トイレか入った瞬間に時によっては怒鳴られたりもする男性トイレか…
私は容姿とかについては恵まれてる?方で元から銭湯に行って女子鍵渡されてたタイプなので(ここ自慢)まだ良かったのですが、それでもトイレ問題がおっくうで外に行く機会は減りました
容姿問題は残酷で。どんなに良い人でも男性にしか見えない人は現代日本ではトランス女性として生きて行くのは非常に大変なのです
そういうハードモードで、さらにSRSのお金貯めないといけないのです
マジで水商売するか石油王か芸能人以外の人はどうやってSRS要件満たすのかな
さらに手術をすると自由に動けるようになるまで最低半年かかります
私は完全復帰するまで5年とか掛かったのでその間は親にごめんなさいして住ませてもらいました
(ジェンダーの事で縁切られた後だったので5年ほど死んだように過ごしてました。それでも親には感謝しきれないです)
私は術後の経過最悪だったのと精神がやられたので特殊ですが、一年は収入途切れても大丈夫な人しかSRSは厳しい気がします
性病持ってると手術してくれません
皮膚病で手術できない事があります
18~59歳の間じゃないと手術してくれません
チンを切る話では無いですが、結婚してるとチンを切っても離婚しないと戸籍変更できません
描くの忘れてたよ!
手術するときには、死んでも何が起きても仕方ないですって書類にサインする必要があります
また、ソース忘れたのですがSRS終わっても術後一年で無くなる人も多いのだとか
女性になれた!…あ、もう人生思い残す事ないや。死のうって感じで自殺する人とかも多いらしいですね、今まで苦しかった分余計に
私も、かなりそういう風になりかけました
手術は前払い国際送金で「何かあってもこの日に手術出来なきゃ手術できませんお金は返せません」みたいな契約ありましたが、コロナ前にお金払ってた人はどうなるのかな…
あと最近(といっても私が手術した時)はLGBTみたいな運動が軽く出始めた時で手術する人が多く、一年ぐらいは手術待ちました
…と、言うわけで「私は男じゃない!」ってなった後すぐにチンを切ろうと思っても中々大変な訳です
ジェンダークリニックに行ってる人は結構多いんですが実際執刀までできたのはどれぐらいなのか
私も精神も病むしお金も無くなるしほんっとうに大変だったんですよね
ここまで調べるのも大変で、私には色々教えてくれる師匠みたいな人がいたから戸籍変更まで終えたのですが、1人だと無理だったでしょうね
ここでは書きませんが、手術もまぁー大変でした
だから…女性になるのって本当に大変なのでトランス女性に石投げる時は少し手心があると嬉しいです
昔の自分に石投げられてる感じがするので…
https://honeshabri.hatenablog.com/entry/onimai
この記事へのアンサーです。
病院の待合室でぼーって書いた増田が伸びててびっくりした…初増田だったのに
なるほど、勉強になりました。
事件として扱われたから控訴して高等裁判所に提出しないと駄目かと思っていました。
本邦裁判員制度は刑事のみなので、本件には無関係。アメリカ合衆国では民事で陪審裁判になることもあるけどレアケースじゃないかなあ……
裁判長の人にいきなり判決結果言われてもう裁判員の人とかと審理終わったのかと思っていたのですが、そもそも裁判長だけの判断だけで大丈夫なのですね。
マジレスになっちゃいますが身分証明書を作る時に非常に面倒くさくなるんです。
いやまぁ中学に編入出来てる話でこういうリアリティ考えるのはナンセンスかもしれないのですが。
ふらっと一人旅する時にも必要だったりするので、身分証明書なしの生活は大変だったりします。
薬が抜けると男性に戻るのか…それは厄介ですね。
まぁホルモン療法と同じ感覚で捉えれば薬が切れないように戸籍変更までいけそうです。
らんまは娘溺泉で若い女性になると明記されてるので染色体も変わっているでしょう。
らんまが望めば割と簡単に女性の戸籍は手に入れる事は可能だと思います。
男性の戸籍を使いたい時は良牙を水に落としてから戸籍借りれば良いでしょう。
結論としては、多分まひろちゃんは戸籍上の性別変更する際に子宮摘出はしなくて良いと思われます。
あくまで個人の見解なので間違ってる事言ってるかもしれないけど許してね。
あと増田は6〜7年前に色々勉強してSRS(性転換手術)したんだけど、ここ最近猛烈に法整備とか追いついて来てたらするので
昔はここが違った、最近はここが違うなどたくさんあると思うので悪しからず。
記事の感想としては、基本的に凄く真っ当な事が書いてて、ここまで調べられるの凄いなぁと思うと共に日本の法律はバグだらけで酷い物だというのが知れ渡って嬉しい限りです。
特に性転換手術の保険適用は性転換手術を行う為のガイドライン上でホルモン治療が許可されるまでの必要プロセスがありお医者さんの(結構面倒くさい)認定が必要なのにホルモン治療してたら適用されないバグっぷりに笑うしかないんですよね。
とはいえ実は保険適用になったのは最近で、少しずつ良くなっていけば良いなぁと思う所ではありますね。
女性から男性への胸オペ(おっぱいを取り除く手術)ぐらいには使えそうなので全く使い道が無いものでも無いのかなと。
手術自体、女性器を作る技術がタイの方が遥かに高いので、日本でしか使えない保険適用は厳しいという話もありますしね。
私は保険適用される話が出る前から水商売で手術費を貯めていたし、バグだなーって思うけど将来的にもっと気軽な手術になってくれれば良いかな、と思います。
さて、本題ですが多分元記事にあった唯一の間違い。
「不思議な力でTSしちゃったお兄ちゃんの戸籍を変えようと思ったら子宮排出しないといけない」という点ですね。
まぁ、これはこの世の事例に不思議な力でTSした症例が紹介されてないので当事者じゃないとわからんよなーって内容なのですが。
手術を行うまでにいろんなプロセスがあるんですが、その中に外生殖器検査、染色体検査というのがあります。
日本ではその人の戸籍上の性別を判断するのは赤ちゃんの時にお医者さんが股間を確認して「こいつは男の子だ!」「この子は女の子だね!」と診察する訳です。
が、そもそも外生殖器の確認を間違ったらしちゃう例がある訳ですね。
小さすぎたり一部が大きすぎたり、そもそもお母さんの子宮内で上手く形成されなかったりで。
そのため、ジェンダークリニックなどから大学病院などに紹介してもらい外生殖器と染色体の検査をするのです。
具体的にはスカートずらしてショーツ脱いで仰向けになって股開いてお医者さんに検査されるわけですな。
私は残念ながら生殖器や染色体共に男性だったので、非常に恥ずかしい思いをしてその検査をした後に「染色体上男性ですね」と言われるわけです。
ただ、まひろちゃんは恐らく不思議な力で完全な女性になった訳ですよ。
すると、ここでお医者さんは「おやぁ?これは女性じゃないか」と診断する事になるのです。
そうすると、話は非常に簡単。
家庭裁判所に「この子は男性としての戸籍があったけど外生殖器と染色体上は女性と酷似している為、社会生活上女性としての戸籍が妥当」という感じの手紙を送れる訳です。
そうすると(裁判員にもよるのかな?ここはわからん)晴れて裁判所からこの人は女性であるという事件番号が出て、これは行政書類なので役所に持っていく事で戸籍を変える事が出来る訳です。
めでたく?これでお兄ちゃんは子宮を摘出する事なく花嫁さんになる事が出来るのです。
羨ましい…。
ちなみに、気をつけないといけないのは、この裁判記録は再度覆せないということ。
(高等裁判所に行けばいけるのかな?)
一度下った判例は覆せない筈なので、お兄ちゃんが何らかの原因で再度男性に戻っても戸籍を男性に戻せないのです。
いやぁ、こうして見ると性転換周りは大変な事がわかりますね。
結婚して初めてホストクラブに行ったので、記憶の整理のために書いた。同じ空間にいた人なら一発で誰か分かる内容だが、果たしてあの空間にはてな匿名ダイアリーを読む人はいるのだろうか?
Too Long; Didn't Read.
【忙しい人のために】支払総額10万。閉店後のデートで同衾を誘われて逆に萎えた。キスはされたがセックスはしていない。既婚者が行ってはならない場所だと痛感した。
【スペック】結婚約10年目、子なし、レスだが仲は良い、アラフォー、田舎在住、普通体型、不美人。性欲はあまりないがときめき欲(?)はある。田舎すぎて職がないのでオンラインで小銭を稼いでいる。
【本文】
ある日東京に行き、用事を済ませた後一人でホストクラブに行った。結婚前は都内在住で、メンズキャバクラ(今は廃れつつある時間制ホストクラブ)に1年ほど惰性で通った苦い経験がある。最近はホストクラブやホスト個人がYouTubeチャンネルやSNSアカウントを開設しているので、店に行く前からホストクラブの雰囲気やホスト個人のことを知ることができる。あるチャンネルを通じ某大手グループ所属のホストXを知り、声と顔が好みすぎて会ってみたくなった。配信で「既婚者がお店に行ってもいいですか?」という質問に、「全然OK! 人のものっていいよね」とあしらっていたのも決め手になった。
行く日の夜、インスタのDMで「Xさん初回指名で今日お店に入れますか?」と連絡すると、しばらくして「ありがとうございます!顔写真付の身分証明書が必要なので持ってきてくださいね」という旨の返事。初回指名とは指名するホストを予め決めて初入店すること。普通、初入店時は指名ホストを決めるために1人5~10分くらいでホストが入れ替わり立ち替わりやってきて、これを初回と呼び、1時間3千円〜と安い。初回指名は2回目以降の来店と同じ扱いで、予め指名したホストが接客し、だいたい2万〜。
上品そうに見える服にハイブランドのスカーフ、金持ちを装った小さい鞄をひっさげ、軍資金として独身時代の貯金から15万おろす。店の付近で迷ってしまい、恐怖と緊張が高まる中、なんとか店を見つけてエレベーターで昇り、震える手で店の扉を開ける。YouTubeやTikTokで見たままの店内、見たままの美丈夫たちが目に入り、テンションと緊張と恐怖が最大値になる。受付で身分証明書を見せる。コピーはとられなかった(たぶん)。書き物もなし。ホストに呼んでもらう下の名前(偽名可)を聞かれて本名で答えると、若手ホストに席へと案内された。
21時少しすぎに行ったが店内はまだガラガラ。ホストクラブは通常19時開店だが幹部(売り上げの多いホストたちの呼称。毎月売り上げ上位をキープするなど、条件がある)は21時に出勤するところが多く、同伴(出勤前に姫(=客)とデートすること)してから来るためと思われる。
若手ホストにメニューを見せてもらう。発泡酒や缶酎ハイは2本セットで2000円。水商売では明記された値段に消費税と、TAXという名目の法外なサービス料約25~45%が加算される。グラスワイン1杯3000円、有名日本酒4合瓶3万円〜、スパークリングワインボトル5万円〜など。すでに高い。この店の場合、消費税とTAX入れて支払額は書かれてある値段に×1.5しなければならない。
飲み物を迷っていたら担当(指名したホストのこと)となるXが登場。わー! ばり好みの顔! YouTubeでの印象より背が高い! 身体つきが思ったより男らしい! 超好みの顔! いい声! 上品な色味の上等なスーツ! ほのかないい匂い! 感極まって思わず立ち上がりペコペコするキモいムーブをかますと「その反応めっちゃ嬉しい!」とリップサービス。並んで座ると膝の先を触れ合わせてくる。既に刺激が強すぎる。
「来てくれて本当にありがとう! SNSとかで『行きます!』って連絡来ても9割来ないからさ〜」といった会話を至近距離でする。顔が近い! すごく目を合わせて会話してくる! カラコンで目がちょっと充血してる! リップが淡いピンクでぷるぷる! マットなお肌! 化粧品または香水のいい匂い! 脳内麻薬が瀑布のように分泌され、体がじんわりと変な風に麻痺してくる感覚に陥る。
担当から店の料金システムを説明される。席料は固定であとは飲み物代が加算されるだけ、とのこと。予算は5万円と伝え、とりあえず自分と担当に白ワイングラス、ヘルプ(指名ホスト以外で席につきお喋りしてくれるホスト)に缶酎ハイを注文。時々膝に手を置かれつつ、「どうして俺指名なの?」「YouTubeを見て……」「いつから?」「初めてYouTubeチャンネルができたときから……」「えーすごい! 古参じゃんw」みたいな会話から入るが、一杯目を飲み切らないうちに内勤(ホストをどの席につかせるか等を指示する裏方)に呼ばれていなくなった。
ホストクラブは売れっ子になればなるほど自分以外の指名客(被りと呼ぶ)も来るため、高いお金を払っているのに自分の席についてくれる時間が少なくなるので、席についてもらうためにはより高額の酒を入れなければならない、という鬼畜な商売である。高額な酒を入れると、「[ホスト名]の姫様より[酒名]が入りました〜!」と被りを煽るようなクソデカ店内放送が入り、シャンパンコールとなる。
担当がいない間は卓を挟んだ向かいに他のホストがヘルプについてくれる。主に若手や新人がついてくれるが、数分だけ幹部もついてくれた。「隣座ってもいい?」と聞かれるも「あなたの姫に悪いから大丈夫です」といい人ぶって断ると「優しいんだね」とにこり。幹部は纏う空気が柔らかく、ドキドキするというより癒される感じがして話しやすく、なるほどこれが売れっ子なのかと思った。
3人くらい新人ホストが入れ代わりヘルプについた。そのうちに他の席も埋まり出し満席になる。他の席に担当がいるのが普通に見えるし声が通ってよく聞こえる。被りの姫がエレベーターに乗るときに肩を組んでいるのがちょっと見えて気になってしまう。姫たちは水商売風の人もそうでなさそうな人もいて年齢は20〜40代くらいだろうか。可愛い人や綺麗な人ばかりで背筋が伸びる。
新人ヘルプでも会話に困って気まずい、ということはないが、店には他の席の会話を聞かれないために大音量の音楽が常に流れており、大声で喋り続けるので喉が枯れてくる。龍角散ダイレクトを持参すればよかったな、とこぼしたら、ヘルプの一人が龍角散のど飴をくれた。いい子~!
やたら長く感じて正確には分からないがたぶん40分くらいすると担当が戻ってきた。酒が進み、白ワイン2杯目を自分と担当に追加。スカーフを巻いてもらうなど戯れあう。この辺りからボディタッチがあからさまに増えてゆく。膝に手を置くほかには腕を回したり肩や頭を寄せ合ったりふくらはぎをスカート越しに揉むなど。小中高と容姿で虐められていた私のような不美人にもけっこう触れてくるんだなと思ったが、手慣れているというか、勢いがありすぎるというか、誰にでも同じようにやっていそうな雑な感じがした。確かこの辺りでLINEの交換をしたと思う。最新型のiPhoneの画面は少し割れていて、LINEはウケ狙いのような画面で萎えた。非現実的な空間で現実に引き戻させないでおくれ。
グラスが空いたものの、「そろそろ予算に達しそうだけどどうする?」と言われ、「1、2万なら超えても大丈夫」と答える。赤ワインを担当と自分に追加。チェイサーがわりにジャスミン茶も追加。
赤ワインが来たあたりで担当に仕掛けられている感覚があった。抱きつかれたりキスされそうになったり、今後通わせるためか艶めいた色を滲ませるような会話内容になってくる。今日初めて会ったのに早すぎないか? 田舎在住で頻繁には通えないから最初からフルスロットルなのだろうか。「いつ東京出るの?」「明日」「えっ、じゃあ今夜がラストナイトじゃん! そうしたらさ、……店が終わったら、一緒にどこかへ行こうよ」閉店後にホストとデートすることをアフターと呼び、これがあの聞きしに勝るアフター……! とちょっと感動。しかし既に23時を回っており、眠気と疲れでそろそろ宿に戻りたかった。けっこう渋ったのだが全く諦めてくれる気配がなかったので「じゃあ[歌舞伎町にある一部に有名なスポット]に行きたい」と言ってアフターを約束した。いま思うとここで無理にでも帰っておけば、よい思い出だけが残っただろう。しかし、店に着くまでの緊張や恐怖、美丈夫たちに囲まれてちやほやされる高揚感、薄暗い店内、馬鹿みたいにうるさい音楽と店内放送、美しい姫たち、昏く煌びやかな装飾、服越しに伝わる担当の体温と質感に飲まれて断れなかった。そのままずるずると奈落の底へ導かれてゆくような心地だった。
赤ワインが空いてラストオーダーの時間が迫ってきて、どうしようか……となり、つい雰囲気に負けて「10万円までなら出せて、それ以上は物理的に無理」と言ってしまう。「じゃあ俺の好きな日本酒頼んでいい!?」と担当の目と纏う空気が突然ぱっと明るくなる。10万円という額は一般人からすると大金だが、ホストクラブにしてみれば雀の涙。そんな額に対してこのぱっと嬉しそうな表情になったのが演技なら、けっこうすごいなと思った。
日本酒の4合瓶が来る。ジャスミン茶を飲み干す。幹部が数分席についてくれたり、日本酒の話などをしたりして2合くらい飲んだあたりでシャンパンコールをする時間になり、天井からスモークが出たり赤や青のライトが点滅したり始める。まぶしい。担当とヘルプがコールのために席を外す。私の席の左側には壁があって、その壁を挟んだ反対側でコールしていた。様子は見えなかったが、オールコール、ホスト全員でコールするレベルのとても高額の酒が入ったようだった。席で一人になり、ここぞとばかりにアイスペールに入った氷をひたすら食べながらコールを聞いていた。酔っているのに頭の中はだいぶ醒めていて、帰りたいなあ、アフター行きたくないなあ、明日何時に起きなきゃ、こんなにボディタッチされるとかえって萎えるな、などと考えていた。内勤が伝票を持ってくる。会計99000円也。ちゃんと10万に収まってよかった。バインダーに現金10万円を挟んでおく。
シャンパンコールが終わって担当が戻ってきた時には、動いたせいなのかすっかりベロベロで、やたらと抱き着いたり抱き寄せたり私の頬に鼻や唇をつけてきたりする。もはやホストというよりもいい匂いのするばか犬に懐かれているような気分だった。ばか犬に失礼か。ただあまり酒の匂いはせず、抱き着かれるたびにいい香りがした。その秘訣は知りたい。お会計でおつりの千円が返ってくる。
閉店時間が近づいてきて、初めのうちは「余ったお酒持って帰っていい?」と言っていたのが何かスイッチが入ったのか飲み干そうとしていて、ヘルプも呼んで飲ませようとしていたがなかなか減らず、残り一合くらいになったあたりで母校の下校時刻に流れていたのと同じ曲がかかり始めた。ホストクラブでもこういう曲ってかかるんだねと笑いながら、仕方ないのでテキーラを飲むような飲み方で日本酒を片付けた。ごめんよ。担当は私のグラスが空くたびに自分のグラスに入った日本酒をそっくり私のグラスに入れることで自分も飲んでいるようなふりをしていた。汚いわんこそばスタイルはやめろ。
閉店時間間際になってやっと飲み干せたので店を出る。「エレベーターの前で待ってて!」と担当に言われて待つ。担当は千鳥足で、本当にアフターに行ける状態なんだろうかと不安になる。早く帰りたい。担当が戻ってきて(吐いたのかな?)エレベーターで一緒に降りて外に出る。風が冷たくて寒く、少し酔いが醒める。
歩きながらそれとなくホテルに誘われる。これがあの「初回枕」……! (初めて来店した客とセックスすること)本当にあるんだ! と思いつつ「いや結婚してるから無理」と答える。「えっ、結婚してるんだ! いいなー」「いいだろー、結婚はよいぞ」などと大変ふざけた会話をしつつ担当に自販機の水をねだる。アフターは基本的に全額担当持ちである。担当も水を飲めばいいのに矜持があるようで、この日見る限り一滴のノンアルコールもとっていなかった(裏では飲んでいたかもしれないが)。歩きながら500mlを飲み干す。ゴミ箱がない。道路が汚い。担当は寒い寒いと言って首元に手を突っ込んでくる。冷たい。やめろ。
[歌舞伎町にある一部に有名なスポット]に着いて少し戯れたあと、一軒目の居酒屋に入るが色々あってすぐに出る。この時の担当のセリフ(店員への不満)にドン引きして逃げたくなる。走って振り切れるか? と思ったがヒールだし転ぶかもと思って諦める。歌舞伎町から出てしまうと、25時過ぎという時間のためか新宿の街には本当に誰もいない。担当はとても酔っていて突然大声を出したり歌いだしたりする。人がいなくて本当によかった。「今日が最後の日なんでしょ」「旦那さん家なんでしょ」と色々な言い回しで何度もホテルに誘われるので行く気がないことをセリフと態度で示すと「は? うざ」と何度も言われつつ、誰もいないのに妙に明るいビルの中へ入ってゆき妙に大きなエレベーターに乗る。
エレベーターが開いた先はアクアリウムダイニングで、これ見よがしに淫靡な雰囲気が漂っていた。かなり広い店内だったが時間が時間なためか客は数組しかおらず、わかりやすくいかがわしいカップル席に通される。店内はホストクラブよりもやや暗く、蛍光がかった瑠璃色の水槽の中で熱帯魚がけだるく泳いでいた。グラスビールを二杯注文する。眠さのピークは越えたが倦怠感がひどく、早く帰らせてくれと心から思った。
担当も意地になっているのかなおも枕に誘ってくるので、そんなに飲んでたら起つものも勃たないだろと思いつつ、なんとか諦めてもらえる話題を……と性病の話などをする。「いや実は昔クラミジアをうつされて……(嘘)」「えー、小陰唇見なきゃ信じない。小陰唇見せろ(嘘つくな)」今日初めて会った人間同士でする会話ってこんなだっけ? 結婚前知り合いにレイプされてそのせいかは不明だが後日HPV高リスク型と診断された話、その知り合いが肺がんになって死んだ話などをする。意外と否定せず聞いてくれる。梅毒が流行っているから絶対に夫以外の人とセックスしたくない、会ってちょっとときめきたかっただけでセックスがしたいわけではない、刺激が強すぎる、もう充分楽しんだからもう帰りたい、ということをひたすら言い続けたら、さすがに担当も嫌になってきたのか目を見ながら「はいはい梅毒梅毒」とか「ガキが」とか言ってくるようになる。一回りくらい年下の男子にガキがと罵られてもかえって滑稽である。それでも抱き寄せられて頭を大きな手で優しく撫でられる。どの客にも同じことをしているんだろうなと思って全く嬉しくなく、もはや触られすぎて全くドキドキもしない。終電前に帰ればよかったな、でもそれだとかえっていい思い出しか残らなくてまた行きたくなってたかもしれないから逆に最悪な場面が見られてよかったかもな、それにしても色々ドン引きだな、こんな接客される被りの姫たちがかわいそうだな、ホストクラブなんぞ二度と行かないな、私みたいな人間が行く場所じゃなかったな、早く終わらないかな、宿に帰って風呂に入りたいな、と色々なことを考えながら撫でるに任せていたらマスクを外されてキスされた。気持ち悪かった。顔と声は本当に好みなのだが、本当に好みでも気持ち悪いと感じたことにほっとした。独身時代だったら、あるいは夫と仲が悪かったら、あるいは自分の性欲がもっとあったら、ここまで行きつく前にすっかりやられて身も心も崩れ爛れ落ちて二度と引き返せないところまで一瞬で行ってしまっていたかもしれない。担当の顔は暗い店内で定かではないが能面のような顔をして笑っていた……ような気がする。
もう行こうか、と担当が言って、ビールを飲み干し(担当はやはり汚いわんこそばスタイルで自分のビールを私のグラスに注いでいた)店を出た。そのまま新宿駅のタクシー乗り場まで一緒に歩く。「次いつ東京来るの?」「LINE返信してね」みたいな会話をしたような気もするし、「はーうざ」と言われたような気もするがあまり覚えていない。タクシーに乗る前に最後にハグされたのでハグし返す。酔って匂いが全然分からない。これでやっと帰れる! と開放感でいっぱいだった。
タクシーの中ですぐLINEをブロックし、インスタの捨てアカウントを削除する。部屋に帰った時には27時だった。水を700mlくらい飲み風呂に入ってさっさと寝た。(幸いなことに二日酔いにはならなかった)
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振り返ると、なんだか夢か幻かのような朧気な記憶しかなく、つらつら書いてみたが本当にあったことなのか少し不安になる。写真も撮っていないし、連絡手段も断っている。不美人だし、何十、何百万も使うような客には見えないだろうから色恋営業かけられることもなかろう、楽しく飲んで帰れるだろうと思っていたらこんな目に遭うとは思わなかった(昔通っていたメンズキャバクラの担当とは、艶めいたこともなければアフターや同伴をしたこともなかった、というのもある)。至極当たり前なのだが既婚者が行く場所ではなかった。なお夫への罪悪感は悲しくなるほどない。もしもセックスしていたらあったかもしれない。
次に東京へ行く機会があるとすれば半年以上後なので、物理的に距離を取れる環境でよかった。もしも都内在住だったら、通ってしまっていたかもしれない(逆に、田舎在住で通えないからこそ一度店に行ってみようと思ったのはある)。中村うさぎの著書やネットに転がるホスト体験談、ねほりんぱほりんのホスト回などは履修済だったが認識が甘すぎたようだ。
担当が酔うまでは、べたべた触りだす前までは、本当に楽しくてドキドキして理想的なホスト遊びだった。あんなにひどい目に遭ったのに、店内でのよい思い出が脳みそのどこかに楔を打ち付けたみたいだった。薬物中毒者の気持ちがわかる気がした。もしも万が一、もう一度担当に会いたくなったら、遅めの時間帯に何か大事な予定を入れて早い時間に入店するか、財布の中に免許証と現金3万円だけ入れて入店して酎ハイだけ頼むか、とにかく自分の意志を信じないで行動するしかないと思った。こんなことを考えている時点でもうだめかもしれない。もしもまた店に行くことがあればまたレポートしようと思う。その時は嘲笑ってほしい。そんな日が二度と来ないことを祈っている。
マイナンバーカードの受け取り行ってムカついたので増田に書く。
自治体によって違いがあるも知らんが自分のとこの受け取りプロセスが終わってる。
土曜は予約がいっぱいなので、わざわざ平日に有給とって、朝イチから自分の分と0歳と1歳の子どもの3人分を受け取りに行ってきた。
そしたら、赤ちゃんだろうと原則本人が受け取りに来ないとダメだと言われた。
受け取り会場は予約客でいっぱいだったので、こんな人の多いところにマスクをできない乳児を連れてきたくないというと、代理の場合は本人の顔写真付きの身分証明書がないとダメだと言われ、結局受け取りが出来なかった。
AmazonやAppleのアカウントだって物理カードはなくとも機能してるわけで。
そもそも、免許証や保険証で身分を証明できるという仕組みがわからない。
逆ではないか?身分や身元がはっきりした人間に運転免許を与えるべきで、免許証が身分証明に使えるのは変だ。健康保険だって勤務先や住所があって初めて加入できるわけで、保険証で身分証明は変な感じ。
免許取得や健康保険の加入で必要になる身分証明書というと、住民票だった記憶。
でも、住民登録するときって身分証明書いるんだっけ?出生届の時も住民票を移すときも身分証明書なんかいらんかったような記憶なんだけど。
ワタシがワタシである行き着く先が戸籍だとすると、住所と名前をキーとなるデータベースシステムということになり、なにそれこわい。
結論先に書いておくと、諸手続きをオンラインで完結できるようにならない限りメリットをデメリットが上回るだろ、と思っている。
例えば去年引っ越ししたんだが、役所での手続きが住民票の移動だけじゃなく、マイナンバーカードの住所変更もしなければいけなかった。
ただでさえ面倒な手続きが増えてる上にマイナンバーカードの住所変更って専用端末でやるんでそこがボトルネックになりものすごく待たされた。
パスワードロックをやらかしたことないので想像になるが、ロック解除も同じ状況だろうなと思っている。
明確な利用目的がない人にとって面倒増えるだけ。
最近は改善してきてめったになくなったが、当初は身分証明書類として全然機能してなかった。
公的に使えない、という意味ではなく、関連法令での禁止事項が結構ガチガチに決められてるので店舗側判断でお断りされることがあった。
君子危うきに近寄らずの精神は理解できるが、利用者からしたら信用できなくなるよね。
謳い文句に偽りあり、使えない可能性あるなら実績のある別の使うよね。
当初サイレントでやってた上に、マイナポイントで釣ったら人増えた結果拡散されて炎上とかそれはもうイメージ最悪だよね。
一度ついた不信感はかんたんに拭えるものではないし、メリットも感じないのであれば普及しないのも当然だろうと思う。
そういう意味ではもう逆転不可能なので、強権発動義務化は戦略としては正しい、、、、正しいがまあ結局割食うのは現場の人だろうなあ頑張ってください。
「送ってこい」という的はずれな批判が目に余るので、マイナンバーカードがなぜ役所で手渡しなのかを説明する。
結論から言えば、マイナンバーカードを身分証明書として機能させるために顔写真で本人確認しているから。
運転免許証が自宅に送られてこないのと同じ。
なおマイナンバーカードは来年からスマホ内蔵になって物理カードを持ち歩く必要はなくなるわけだが、
「物理カードがいらなくなるんだからネットで手続き完結させろ」と考えるのは間違い。
確実に本人確認することにより、各種手続きをオンライン化できるようになるのがメリット。
確定申告のe-taxも、コンビニで住民票の発行も、健康保険証としての利用も、運転免許証になる計画も、
理屈ではあらゆる手続きをオンラインで完結させることができる。
受け取るときは対面で面倒でも、そのおかげで後が快適になるんだよ。
帰宅して、ちょうど玄関の鍵を開けているところで電話がかかってきた。
その日は、
電車に乗っていて2回、
駅の改札を出たところで1回、
うんざりしていたのだがカバンから鍵を出してゴチャゴチャしているときに、
もう一度電話がかかってきたのでちょっとキレ気味に電話に出てしまった。
靴下を脱いだり、
スピーカーに切り替えて手を洗っているうちに
もう電話がかかってくることはない。
ホッとして電話を切り、あんまり簡単にイライラしたら駄目だなと反省しながら
いつものように家の鍵と定期券を玄関の棚に置こうとしたところで
パスケースがないことに気づく。
これは大変だ。
というのもパスケースの中には定期券と健康保険証を入れていたからだ。
身分証明書になるものを紛失すると色々と厄介なことが起こりかねない。
再び沸点まで気持が上がりそうになるが、いやいや待てよ。
探せば出てくるだろうと落ち着きを取り戻してカバンの中を覗き込む。
でも、ないんだよなあ。
うっかり無意識に家の何処かに置いてしまったのかもしれないと探してみるが全然みつからない。
いつも定期券は外付けの紐付き定期入れで持ち運んでいる。
でも紐が切れてしまったので仕方なく別のパスケースに入れていたのだが、
運が悪いときには色々と重なってしまって困ったことが起きてしまう。
すっかりと疲れていたし、夜も遅い時間だったのだが仕方ない。
脱いだ靴下をもう一度履き直すか洗濯したものに履き替えるか考えてから、
駅のほうへとパスケースを探しながら夜道を歩いて行った。
が、幸い街灯はしっかりとしている道なので定期券を探すのには困らなかった。
すっかり疲れてしまっていたし暑いし、これ以上探し回るのは無理だ。
駅で落とし物の問い合わせをした後、
はー、っとため息が出た。
その日は本当に色々と疲れた一日だった。
秋になって気温の低い日が何日か続いた。
私は雑で無精な性格をしているのだが
冬場に使っていたちゃんちゃんこ代わりの
薄手のダウンベストを春夏の間もかけっぱなしにしていた。
ふとポケットの中に手を入れると、
紛失したパスケースが出てきた。
うーん?ここか?
いや、どっかからひょっこりと出てくる可能性も高いよな、と思ってはいたんだけど、ここか?
どうやってパスケースを取り出してベストのポケットに放り込んだんだろ?
今となってはわかるすべもないから考えても仕方がないが、
とチラッと一瞬思ったが、もちろんそんな必要はない。
今のところは。
つくづく思うんだけど、マッチングアプリだの結婚相談所だのの婚活サービスってあまりにも数が多すぎない?
そして登録する時に記入する事項や提出する書類が多過ぎて嫌になるんだが…
必要事項が多くてもせめて一箇所で一括して登録出来たらこんな苦労も要らないのに
・既婚者が混じっていない
・ヤリモクがいない
の二点がまず何よりも大切だと思ってる
つまり本気で結婚する気のある男性だけかって問題が一番なんだよね
そのために提出するのって、偽造のおそれのない身分証明書と独身証明書くらいでよくない?
勿論顔とか収入や学歴がどうとかっていうのもあるけれど、顔は会ってみれば分かるし収入や学歴も付き合いが進めばいずれバレるしなあ…趣味や特技や自己紹介文を細かく書かれても、実際に気が合うかどうかって別問題だと思うし。
そこまで詳しい情報を最初から列挙する必要が、本当にあるのか?
マッチングアプリだと、複数のマッチングアプリのためにそれぞれプロフィールを入力して、余所行きの服を買っていつもよりもがっつりメイクして写真もプロに頼んで映えるものを用意してって
自分でやってて死ぬほどめんどくさいし、その時点で気力が削られて、男と出会うだけでここまでしたくない……って思ってしまう
結婚相談所の無料相談に行くと、高い会費やめんどくさいプロフィールや細かい書類の提出が必要なのは本気で結婚する気のある人を絞るためだと言われるけれど
それって必ずしも比例するものではなくない?
別に婚活のためにそこまで必至にならなくとも、良い相手がいたら結婚するしその後浮気もしない受け身で真面目な人なんていくらでもいると思う
ていうか異性との出会いのためにそこまで豆でアクティブな人こそ、寧ろ結婚しても浮気しそうなんだが。
確実に独身だという証明と、あとは住所氏名生年月日と学歴職歴取得資格程度の記入
顔写真だっていちいちプロに頼んで奇跡の一枚を撮ったりしなくて、写真不要か付けるにしても履歴書用の顔写真程度でいい
こういう主張をしている政治家がいたら絶対票を入れるんだけど。
勿論、ハローワークも就活サービスとしては全然貧弱だと思っているけれど
それでも一定の成果を上げている
結婚した後の子育て支援は市役所や保健所という行政が請け負っているんだから
婚活もそれでよくない?
まあ、どうせこういう意見が主流になる事はないし、実現する事もないんだと思う
「結婚までは全部自己責任の自由競争で!めでたく勝ち上がってその後の妊娠出産子育ての段階になれば国が全部面倒をみるから!」なんていう弱肉強食の国で
子供の数が増える訳がないんだけど