2023-02-17

お兄ちゃんおしまいしても多分子宮摘出しなくても大丈夫

https://honeshabri.hatenablog.com/entry/onimai

この記事へのアンサーです。

2023/2/18 18:45 追記

病院の待合室でぼーって書いた増田が伸びててびっくりした…初増田だったのに

何か質問があれば答えます

id:casm

戸籍訂正は審判から既判力は無いので1度限りというわけでも無いはず。

なるほど、勉強になりました。

事件として扱われたか控訴して高等裁判所に提出しないと駄目かと思っていました。

  

id:maangie

本邦裁判員制度刑事のみなので、本件には無関係アメリカ合衆国では民事陪審裁判になることもあるけどレアケースじゃないかなあ……

こちらも勉強になりました。

裁判長の人にいきなり判決結果言われてもう裁判員の人とかと審理終わったのかと思っていたのですが、そもそも裁判長だけの判断だけで大丈夫なのですね。

 

id:cara10

マジレスなっちゃます身分証明書を作る時に非常に面倒くさくなるんです。

いやまぁ中学編入出来てる話でこういうリアリティ考えるのはナンセンスかもしれないのですが。

ふらっと一人旅する時にも必要だったりするので、身分証明書なしの生活は大変だったりします。

まぁ今は学生証が使えるから大丈夫かな…?

 

id:chibatp9

anond:20230217211433

薬が抜けると男性に戻るのか…それは厄介ですね。

まぁホルモン療法と同じ感覚で捉えれば薬が切れないように戸籍変更までいけそうです。

 

id:fhvbwx

らんまは娘溺泉で若い女性になると明記されてるので染色体も変わっているでしょう。

らんまが望めば割と簡単女性戸籍は手に入れる事は可能だと思います

男性戸籍を使いたい時は良牙を水に落としてから戸籍借りれば良いでしょう。

原文

結論としては、多分まひろちゃん戸籍上の性別変更する際に子宮摘出はしなくて良いと思われます

私は男性から性転換して女性になった者です。

あくま個人見解なので間違ってる事言ってるかもしれないけど許してね。

あと増田は6〜7年前に色々勉強してSRS(性転換手術)したんだけど、ここ最近猛烈に法整備とか追いついて来てたらするので

昔はここが違った、最近はここが違うなどたくさんあると思うので悪しからず。

 

 

記事感想としては、基本的に凄く真っ当な事が書いてて、ここまで調べられるの凄いなぁと思うと共に日本法律バグだらけで酷い物だというのが知れ渡って嬉しい限りです。

特に性転換手術の保険適用は性転換手術を行う為のガイドライン上でホルモン治療許可されるまでの必要プロセスがありお医者さんの(結構面倒くさい)認定必要なのにホルモン治療してたら適用されないバグっぷりに笑うしかないんですよね。

とはいえ実は保険適用になったのは最近で、少しずつ良くなっていけば良いなぁと思う所ではありますね。

女性から男性への胸オペ(おっぱいを取り除く手術)ぐらいには使えそうなので全く使い道が無いものでも無いのかなと。

手術自体女性器を作る技術タイの方が遥かに高いので、日本しか使えない保険適用は厳しいという話もありますしね。

私は保険適用される話が出る前から水商売で手術費を貯めていたし、バグだなーって思うけど将来的にもっと気軽な手術になってくれれば良いかな、と思います

 

 

さて、本題ですが多分元記事にあった唯一の間違い。

不思議な力でTSしちゃったお兄ちゃん戸籍を変えようと思ったら子宮排出しないといけない」という点ですね。

まぁ、これはこの世の事例に不思議な力でTSした症例が紹介されてないので当事者じゃないとわからんよなーって内容なのですが。

 

手術を行うまでにいろんなプロセスがあるんですが、その中に外生殖器検査染色体検査というのがあります

日本ではその人の戸籍上の性別判断するのは赤ちゃんの時にお医者さんが股間確認して「こいつは男の子だ!」「この子女の子だね!」と診察する訳です。

が、そもそも生殖器確認を間違ったらしちゃう例がある訳ですね。

小さすぎたり一部が大きすぎたり、そもそもお母さんの子宮内で上手く形成されなかったりで。

そのため、ジェンダークリニックなどから大学病院などに紹介してもらい外生殖器染色体検査をするのです。

具体的にはスカートずらしてショーツ脱いで仰向けになって股開いてお医者さんに検査されるわけですな。

私は残念ながら生殖器染色体共に男性だったので、非常に恥ずかしい思いをしてその検査をした後に「染色体男性ですね」と言われるわけです。

ただ、まひろちゃんは恐らく不思議な力で完全な女性になった訳ですよ。

すると、ここでお医者さんは「おやぁ?これは女性じゃないか」と診断する事になるのです。

 

そうすると、話は非常に簡単

家庭裁判所に「この子男性としての戸籍があったけど外生殖器染色体上は女性酷似している為、社会生活女性としての戸籍妥当」という感じの手紙を送れる訳です。

そうすると(裁判員にもよるのかな?ここはわからん)晴れて裁判からこの人は女性であるという事件番号が出て、これは行政書類なので役所に持っていく事で戸籍を変える事が出来る訳です。

 

めでたく?これでお兄ちゃん子宮を摘出する事なく花嫁さんになる事が出来るのです。

羨ましい…。

 

 

ちなみに、気をつけないといけないのは、この裁判記録は再度覆せないということ。

高等裁判所に行けばいけるのかな?)

一度下った判例は覆せない筈なので、お兄ちゃんが何らかの原因で再度男性に戻っても戸籍男性に戻せないのです。

 

いやぁ、こうして見ると性転換周りは大変な事がわかりますね。

記事への反応 -
  • ちなみに、気をつけないといけないのは、この裁判記録は再度覆せないということ。 (高等裁判所に行けばいけるのかな?) 裁判所って記録資料をよく破棄するから、ワンチャンそ...

    • 男性に戻ってもまた不思議な力で女性になるかもしれないし構ってられない感がある・・・

  • お兄ちゃんが何らかの原因で再度男性に戻っても戸籍を男性に戻せないのです。 むしろ薬飲み続けないと戻る設定なんだ。

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