はてなキーワード: ヴァイオレットエヴァーガーデンとは
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これ読んだけど、このおっさんは強いなーって思った。40年も一人で、コンプレックス煮詰めてるのに自暴自棄にならず、「わたしたちの生きる権利を奪わないでください」とまで言ってる。俺だったら「殺してください」って書くと思う。お願いしますこのどうしようもない人生をできるだけ苦痛の無い方法で終わらせてください。建築資材に潰されたり、寝てる間に心停止とかの、社会的に綺麗な方法で殺してください。お願いしますフェミニストさん。お互いwin-winじゃないですか?世の中から不快の根源がなくなり、相手にされない悲しみもなくなる。どう考えてもいいことしかない。フェミニストがほんとに嫌いなのは宇崎ちゃんのポスターじゃなくてそれでシコってる俺ら。
わかるよ。それは悪くない。俺もヴァイオレットエヴァーガーデン見れなかったもん。オタク大好きな属性しか入ってないから。美少女、軍人、孤児、無感情。あーね。俺が好きな設定だわ。それを見て感動してる俺を想像して無理だった。
自分語りさせてもらうと、中学生から肌がやべー汚さで、大学生になった今はまぁ落ち着いてきたけど、それでも普通よりは数倍汚い。大学は理系入って、周りに女がいないのは楽だけど、気づいたら友達がみんな彼女持ちで、「喫煙者とキスするとくさいよ」とか「彼女いたらいたでめんどくさいよ」とか、そういうことを当たり前に話してんだよな。そういう時は話がなるべく膨らまないように、息をひそめることしかできなくて、自分が罪を隠してる気になる。罪なんだろうな。
文系が楽とかいうつもりはないけど、理系なので結構レポートとか課題あって、「これ解いてなんの意味があるの・・・?」としか思えなくなってきた。友達はいい奴らなんだけど、みんな遊んでるから課題やる優先度低くて、結局おれが見せる。別に嫌じゃないけど、飲み会してるから見せてってメッセージくると疎外感感じる。
たまにする外出で視線は大体女しか見てない。おっさんと一緒。めちゃくちゃよくわかるわ。女の胸しか見れないの。あと女と話すチャンスもないから、たまに話すとワンチャンとか思ってしまう。それがまたきもいんだろうな。
そういう感じで童貞コンプこじらせて、冒頭のリンク読んで、俺のどうしようもなさに落胆した。真贋はわからない、童貞だから。俺が絶対手に入らないものを当たり前に持ってる奴いるのが、許せないとかじゃなくて、どうしてこんなになっちゃったんだろう。悪いことはしてないんだけどなぁ。
こんなに童貞童貞言って普通の人はどう思うんだろうね。彼女居るのが良いことではないよとか言うのかな。うるせーよ。そういうことを言える奴が俺にかける言葉はねーよ。きも、はよ死ねやって思ってくれると嬉しいです。
ヴァイオレット・エヴァーガーデンは1,2クールの深夜アニメで一番好き。
ヴァイオレットエヴァーガーデンの映画版トリハダが立つような感動的なシーンがいくつもあるから決して嫌いな映画ではないんだけど、とあるキャラクターが好きになれなかったことで俺の中で映画の1/3ぐらいの時間が苦痛に変わってしまった。
平たく言うとですね、男って生き物は話し聞かないくせに相手のこと見ないくせに自分の思いやりはすごくしてあげてる(もしくは現実にできないことをできなかったことを自分や他人の罪だと思い込む)と言うコミュ障な生き物なんだなって思った途端にいろんなことが俺の中で冷めた。感覚的にね
映画自体が面白いとかつまらないとかそういうことよりもこういう人間が生きてていいのかみたいな不毛な事を考え始めるようなキャラクターが出てきちゃったことで映画に集中できなくなっちゃったっていうのが映画にも失礼だし僕自身語りたいと思えないからこういう映画の話は Twitter 程度で止めておく
劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデンを見て2日ぐらい立って気づいた!!
バチェラー2を見た後にバチェラー3を見たら…まあこんな感じになるんだわ。
ラブコメでも、恋愛ドキュメンタリーでも登場人物がどうでもよく感じたラブコメって萎えるんだわ!!
あーそういうことだったか~
バチェラー3も別に岩間恵さん・友永真也さんが根っからのワルとは思わんのですよ?
ただ、バチェラーのルールやブランド意識無視して自分勝手な交際を繰り広げた途端に、
ヴァイオレット・エヴァーガーデンの映画もその辺がよく似てて、上映前は
だった。
「こんなクズ男のことが好きすぎてたまらないヴァイオレットちゃんについていけない…もう勝手にして」
と思っちゃったんです
いや、
という概念が悪いんじゃないんです。
ただ、クズ男と一緒に暮らすことになる前に憧れの話で終わってしまってるから…
「恋が愛に変わる前のところで話が終わってるうちは勝手にしてとしか言えない」
と思っちゃうのよね。
「あいつクズだと思うけど、私はそういうところまで好きなゲテモノ食いだから」
みたいに言ってくれるシーンがあれば、あの映画はもっとみんなに祝福されたと思うで?
ただ、憧れのまま抱き合って仕事辞めて離島で一緒に暮らすのは…悲劇感あるよなぁ~
ヴァイオレットちゃんがそうとは言わないけど、彼女って自分で自分がわかってない部分が多い人だから、その可能性も否めないまま、恋の炎にのぼせ上がって映画が終わるわけじゃない?
そうなると、のぼせてる人の話って呆れることしかできへんなぁと
ヴァイオレットちゃんがクズっぷりを受け入れてる描写があるか、
二人で生活していくところがあるか…
それがないと、「ロマンはあるけど、地に足つかない」
ヴァイオレット・エヴァーガーデンのアニメ自体は好きなんだけど…映画版については
って思ってるところがあるんですよ。
で、それが何なのかを考えたら「恋の向こうに愛があるのかがわからへん終わり方」だからなんだよなぁ…。
うん
こうして手紙を書くのは、いつぶりでしょうか。
昔、バイトしながら小さなメモで、密やかにやりとりをした日々がなんだかどうにも懐かしくて。
それと、君にオススメされた、ヴァイオレットエヴァーガーデンに感化されて。
本当に、おめでとう。
何年経っても、ずっと変わらずに明るくまっすぐな君がどうにも眩しくて仕方ないです。
そして、そんな君ならきっと、太陽のように暖かな家庭をきっと築くのでしょうと、そう確信をしています。
思い返せば、君といる日々は、なんと鮮やかで彩りに満ちたものだっただろうか。ずっと、ずっと、私はあなたに助けられてきたのだと思います。
人生どん底だった時代の私にとって、あなたは唯一差した光であり、救いだった。
私は、あなたのそばにいたくてずっと、ずっと嘘をつき続けてきました。
あなたが笑ってくれるような人になりたくて、
だから、あなたに見せてきた「私」とは、何もかもが嘘だらけです。
背伸びをして、誇張をして、本当のことを隠して。
そういう嘘ばかりで固めたような、そんな人間でした。
こんなめでたい日に、こんな罪の告白を聞かされるのかと思うと、自分が陥れておきながらどうにも、君が不憫で仕方がありません。
君は、知らず知らずのうちに、きっとたくさんの人を救っているのだと思う。そんな、君に救われたひとりとして、君の新たな門出を心から祝いたい。
本当に、本当におめでとう。
そしてまたいつか、会える日が来たとしたら、その太陽のような笑顔をまた見せてください。
もし、もし出来るなら、その時には、嘘偽りのない私として出会えるように、君と並び立てるように私も頑張って生きていきます。
あなたが今日も、明日も、あの日のような笑顔で生きていることを毎日、心の底から願っています。
これまでも、これからも。
さっきyouutubeでヴァイオレットエヴァーガーデンの映画の予告見て、少し泣きそうになった。予告が出る時点でどのくらいの製作段階に入っているのか知らないが、よく作ってくれたと思った。でもそれと同時にこの感情はあの事件が起きなければ湧かなかったものであり、同情に近いものなのではないかと感じた。あの事件のせいで、作品の見方が変わるというのなんというか、許せない。本来意図されて無いものだし、その感情込みで鑑賞するのは絶対に違う。絶対に違う。犯人にどんな理由が、何があって、どんな人生を歩んできた結果、あの事件が起こったのかはまだわからないが、俺の作品の楽しみ方まで変えさせてたまるか。京アニ作品の見方まで変えさせられてしまうのはあまりにも悲しすぎる。徹底的に抵抗する。
7月に起きた京アニテロからずっと私にとって悲しい出来事が続いていて、
そのどれもに私は無関係なはずなのにものすごく落ち込んでしまってどうしようもなくて、
泣いてしまうから友達にも吐き出せなくて、文字にしてまとめたら落ち着くかもしれないと思った。
めっちゃつらい。
2年前からアニメを見始めるようになって、毎クールどのアニメを見るのか悩むのが楽しかった。
アニメ歴がまだ短いから、はたして自分がどんな作品が好きなのかわからなくて、でも京アニ作品なら大体おもしろいし、絵も動きもきれいでそれだけで見ごたえがあるなーって無条件で「今季見るリスト」に入れてた。
「ヴァイオレットエヴァーガーデン」も「ツルネ」も「Free!」も大好きな作品になった。dアニとネトフリで京アニ作品をたくさんみた。
ユーフォの新作もヴァイオレットの映画もFree!の映画もめっちゃ楽しみにしてる。
なんとかクリエーターさんにお金貢ぎたいねーって、健康に楽しくいい作品をずっと作ってほしいねーってオタクの友達と話すこともあった。
それがさ、なんか変な人のせいで京アニのクリエーターさんの命が奪われて、あるいは心にも体にも傷を受けてしまって本当につらい。
ヤフーのページ更新するたびに亡くなった方の数が増えていく恐怖と、楽しみにしていた作品の未来が奪われてしまったって思った。
テレビのニュースでこんなにも強くなんとか助かってほしいとか思ったの初めてだと思う。
自然災害のニュースでも同じような感情は持つけど、今回の気持ちが一番強かったのは、私が京アニの作品に親しみを持ち、クリエーターさんに感謝の気持ちをもっていたからだと思う。
見ず知らずの人が亡くなるのと、一方的にでも親しみを持っていた人の命の危機に際したときとこんなにも気分がちがうものなんだと痛感した。
母親に京アニの事件のことを話した。すごい作品を作る会社で、来年の夏のオリンピックに合わせて競泳の作品を発表するために尽力していた会社で~とかなんとか。
しゃべりながら涙が出てきた。ただただ悲しかった。
事件当日はまだ混乱状態で募金も何もできなくて、でもなんとか京アニの為になることがしたいって思って「Free!」の劇場版を見に行った。
3期のまとめみたいなものだから見にいくつもりもなかったものだった。
でもなんとかこの1800円のうちのわずかでも京アニに送れるならばって思った。
やっぱりすごいな~って、どういう風にしたら紙芝居みたいなアニメにならないんだろう、水も音も人の動きもすごくなめらかで美しい作品だった。
こんなすごい作品を作る場所が破壊されたのが悲しくて、冒頭からずっと泣いてしまった。冒頭のスタッフの名前が出てくるところはもう見てられなかった。みんな無事でいてほしいと願うことしかできなかった。
見るつもりのなかった作品だけど、見て良かったなって思う。と同時にこんな悲しいモチベーションでこんな素敵な作品を見たくなかったとも思っている。
劇場版Free!見た後に、どうしたって私は無関係者だからそこはすごくもどかしいけど、京アニが復活したときに備えて私はちゃんと明るく生きて、募金して、アニメもたくさん見ようって、
なんとか元気になるべきだって頑張ってた。だって私が落ち込んでても何の意味もないしって。
本当にとても悲しく落ち込んでいた。でも空元気がいつか本当の元気になるって思ってなんとかいつも通りアニメ見て、映画「天気の子」も見に行って、音楽も聴いて、普通に笑って生きた。
気力出すために頑張ってたときにKenKenとジェシーが逮捕された。
もう本当にダサくて嫌だ。心がポキっていった。
2015年のレディオクレイジーでRIZEとDragon Ash見て、KenKenのベースの音を聴いて、
ベースってこんなに色んな音がして殴りつけるように聞こえたり、こんなにメロディアスだったりするんだって感動して以来ずっとKenKenのベースを聴きまくった。
RIZEのライブもDAのライブもLIGのライブも行った、遠征だってした。
私の誕生日にある地方のフェスにDAとRIZEが出るからってはるばる飛行機で出かけた。
本当に大好きだった。
KenKenに付随する思い出は楽しいものがたくさんあるのに、思い出すと苦しくなるものに変わってしまった。
今回のことでKenKenの作ってきた作品や功績は否定されるものじゃないし、変わらずかっこいいベースの音がCDから聞こえると思うけど。
音楽聞くのもう怖いわ。
大麻がどうこうっていうか、やってても不思議ではない印象というか、でもやっててほしくなかった。
「The Live」で「この音を止めてはいけない いなくなったあなたのために」って歌ってたじゃん
馬場さんに向けて歌ってたのKenKenじゃん
どうしてDAの音楽が止まってしまう恐れのある行為をしたのか、ピエール滝が最近つかまって電気グルーヴのライブが中止になったの知ってるはずやん
KenKenがださい。KenKenを好きだった私もダサい。
「拾った」っていう言い訳もださい。そもそも健全に生きてたら道に何か落ちてても「大麻かな?」って思わない。
週刊誌の嘘か誠かわからないような記事でさえも、好きだったから信じてしまいそうになる。
ブリーチして赤・青に染めたの馬場さんリスペクトじゃなかったの?
宮迫さんの会見で露呈した芸能界の闇もマキシマムザホルモンの炎上もみんなダサい。
私の好きだったもの、かっこいいと思っていたものが一方は理不尽にもう一方は自業自得で損なわれていった。
たった一週間のうちに。
何かを好きになるのがもう怖い。
私はどうしようもなく無関係者でどうすることもできない。祈るしかない。
でも人の清廉潔白さを願うって私は何様なんだろう。
もう本当に無理だ。
2018年に放送されたアニメで、せめてこの回だけは見ておけ!的なのをブコメしてくのさ。
おいら?おいらはもちろん「宇宙よりも遠い場所」の12話と「ヴァイオレットエヴァーガーデン」の10話だわ。
あ、「ゾンビランドサガ」の7話も良かったい。
(以下、追記)
ダビスタ世代であの頃競馬見てた人間には刺さりまくりだったよ!
あれから20年経っても、いまだにサイレンススズカが生きてたら…って思い続けてるよ!
それがさ!それがさぁ!(語彙力)
「この回だけは見ておけ!はアニメに対するリスペクトが足らなかったね。すいません。
よりもいもヴァイオレットもその回に至るまでの過程があるからこその神回だというのはもっともです。
それでもさ、神回をきっかけにさ、そのアニメに興味を持ったり、見てくれる人が増えたらさ、ファンとしては嬉しいじゃん?
年末にアニメオタクが酒飲みながらさ、今年のアニメの感想をだらだら言い合いながら、録画してた名シーンなんかを見てやいのやいの言うの楽しいじゃん?楽しかったじゃん?
昔からサウンドトラックはDVDやBlu-rayの特典として発売されてることが多かった
特に限定盤につくことがおおく、10年後15年後に手に入れようとするとそれが無理だったりする
言わせてほしい
サウンドトラックはDVDやBlu-ray、ビデオパッケージの付加価値であるべきじゃないんだよ
そして、音を楽しむ人
アニメのために作られたわけだし アニメの映像に完全に関連していないわけじゃない
だけどサウンドトラック単体が欲しいのに高額なビデオパッケージをいくつも買わされるのはちょっと違う
その劇伴作家が好きでそのアニメを見たり、その曲だけが欲しい人もいる
CDが売れなくなった最中、「なんか豪華になるし付けようか」みたいな雰囲気で劇伴をつけるのはやめてほしい
もう一つ物申すのであれば、LOST SONGのような「アニメの音楽を変える」とか言って
結局ビデオパッケージの抱き合わせ販売でサウンドトラックを売り出すような真似だけはやめてほしい
みっともないぞ 本当に音楽に忠実に自身があるのであればそれだけを売り出せよ
プリンセス・プリンシパル、ゆるキャン△、ヴァイオレットエヴァーガーデン、宇宙よりも遠い場所
先日、総合アニメーションイベントであるAnimeJapanが終了した。
今年は15万人以上が参加し、順調にイベントとして成長しているようだ。
今年のAnimeJapanを見ていて一つ思ったことがある。
「AnimeJapanはE3(或いは東京ゲームショウ)になりうるだろうか?」
という問いだ。
今年はAnimeJapanが始まる数週間前から多数のアニメ企画に関するPVが発表されていた。
そしてそういったニュースは多数のアニメニュースを取り扱うサイトで拡散された。
実は昨年のアメリカのAnimeExpoというイベントでも似たような事をやっていた。
トリガーの新作アニメ企画発表や、ヴァイオレットエヴァーガーデンのワールドプレミアなどアニメイベントを利用したプロモーションだ。
昨年の時点ではAnimeExpo側か日本アニメ業界側の施策かどうか判断に迷っていたのだが、今回ではっきりした。
どうやら日本のアニメ業界ではこういったアニメ関連のイベントをプロモーションの場として利用しようという潮流になってきたようだ。
もし今後もこの方向性を取るというのであれば一アニメファンとしては大いに歓迎すべき事態だ。
またここから先は単なる妄想ではあるが一つ意見を述べておきたい。
AnimeJapanがこの先もこの方向性を取るのであればイベント開始直後に全世界に生放送するメインステージを一つ用意するべきだと思う。
そして、そのメインステージの場で今後放送予定のアニメ企画のPVを大々的に発表するというE3方式を取るという選択肢だ。
少し話が変わるが、最近のアニメ関連のYoutube生放送で興味深いのが、生放送のチャット欄で英語コメントが大量に流れ始めていることだ。
※生放送以外にもアニメ関連の動画は日本語・英語・中国語・韓国語・スペイン語・ロシア語 etc...が入り乱れたカオスな空間になりつつあるが。
これは外国人アニオタにも日本で行われているアニメのイベントや発表会を見たいという需要があることを意味する。
で、あるならば今現在各社ばらばらに発表しているアニメ化発表PVをメインステージで一斉に発表し、英語への同時通訳放送を用意すれば良い。
もちろん予算的な問題もあるだろうからE3のように生オーケストラを準備したり、発表会場をお金をかけてド派手にしたりする必要まではない。
しかし、プロモーションを集約することによる効果はでかいはずだ。
また、メインステージにおける発表でゲスト枠として外国産のアニメやインディーズアニメを発表するなどの構想も考えられる。
そうやって世界各国でのプレゼンスを増大させることで結果的に日本のアニメの宣伝にも繋がる。
今、新興国の中間層の増大による全世界的なコンテンツ産業の市場拡大と技術的な進歩によるアニメーション産業の勃興が起こりつつある。欧州製2Dアニメの地味な復興、中国製アニメの台頭、中東のアニメ産業への進出。
アヌシーを代表とするように海外でもグローバルに目を向けてアニメ産業を拡大させようと言う流れが出来つつある。
そういう時代に日本のアニメーション業界やアニメファンが取るべき態度なのは
「中国製アニメが台頭してきたから日本のアニメはもう終わりだ」
と言ったような対立を煽ることでもなく
「これ以上の技術流出を避けるべきだ」
と言うような閉じこもった態度でもないと思う。
ではどうするべきなのか。
それは
「日本のアニメ業界にできる力を使って全世界のアニメ産業市場規模を拡大することに貢献すること」
だと思うのだ。
そしてその態度が結果として日本のアニメの全世界でのプレゼンスを上げることにつながるんじゃないか。
私は今そう思っている。
アニメ観てると「この話のコンテ切ってる人は他にどんなアニメやってんだろ」ってなるよね。意外とヤマノススメ関係してた。
新八合目…絵コンテ-鎌仲史陽(5話「二つのキャンプ、二人の景色」演出・6話「お肉と紅葉と謎の湖」絵コンテ)
十三合目…好き。「ネト充のススメ」監督の柳沼和良が同話絵コンテを担当。
十四合目…4話「野クルとソロキャンガール」で登場した長野県の山「霧ヶ峰」を、主人公たちが登る。
あと、3期楽しみだね
ちなみに音楽担当のEvan Callは今季「ヴァイオレットエヴァーガーデン」「ハクメイとミコチ」音楽を担当。
佐々木恵梨が同作OP「Ring of Fortune」で歌手デビュー(ED「ふゆびより」作詞・作曲・歌)。
ちなみに同作の原案・脚本-林直孝は今季「ダーリン・イン・ザ・フランキス」のシリーズ構成・脚本を担当。
天谷颯太 CV.花守ゆみり(各務原なでしこ)。「同じ人だよね・・・?」ってなった。
三ノ輪銀 CV.花守ゆみり(各務原なでしこ)。「同じ人だよね・・・?」ってなった。
他に何か、引っかかった作品あったら教えて。
こないだ今季のアニメ1話ほぼ全部見た感想書いた元増田だけど、ちょっとみんなに聞きたいことがある。その日記には気になるブクマが付いてて、内容は「耳が良い増田だね」的なもの。恐らくレビュー内でアニメの音響やら音楽についてちょこちょこ触れていたのを受けてのコメントだと思ったんだけど、そもそも私は耳が悪く(具体的には、後天性の病気で片耳があまり聞こえない、という具合だ。もう片耳は人並みに聞こえるが、多少仕事等に支障が出るくらいには不便である。)、アニメを見るときも本当はヘッドホンを使いたいけど、左の音があんまり聞こえないのでスピーカーで我慢している状態だ。なので上のブクマを読んだ時「え、みんなは両耳使えるんだしアニメの音楽とか音響とかもっと楽しんでるんじゃないの?」と感じ、ここ2~3週間ずっともやもやしていた。んで、さっき「視聴環境が違う人には、アニメが違う風に見えたり、聞こえてるんじゃないだろうか」と思い至ったわけである。それなりにでかい画面+それなりに音質の良いスピーカーないしヘッドホンでアニメ観てる人はどれくらいいるの?
・兄弟A:地上波をXP画質(キレイなVHSくらい)で録画し、CMを削ってBDに焼いたものを観る。たまに円盤を買ったり借りたりして観ることもある。再生する機械はBDプレーヤーと19インチくらいの小さいフルHDテレビ(スピーカー内蔵)。基本的にメッチャ小さい音or消音で観る。
・兄弟B:ニコ動やGyaoを使い、無料視聴できる作品のみ視聴。非プレミアムだそうだ。再生機械は2010年頃のノート&イヤホン。
・友人:私には友人がいないので聞けず。
・私:サブスクリプションサービスでHD画質配信されてるのを観る。機械は24インチのフルHDモニターと1マソのサウンドカード&2マソのヤマハスピーカー(アンプは中華製)orAKGヘッドホン。(弁明させてもらうと、私はよく3Dゲームをプレイするのでそれに合わせて機材を買っていたらこうなってしまったのだ。あるあるだよね?)
n=3て。本当なら兄弟たちと同じアニメについて感想の言い合いっこと洒落込むのも一興だと思うのだけれど、私はそこまで彼らを愛していないので無理なのだ。ただ、彼らから「このアニメ、音楽が~」みたいな話を聞いたことは今のところ無い。
要は「視聴環境が異なるならば、アニメにおいて注視するポイントが異なる」の真偽が気になる、という話。ただ、アニメの視聴環境と作品の印象について考えるとき「元々音へのこだわりが強く、結果今の視聴環境がある」なのか、「ひょんなことから金のかかった視聴環境を持つ事になったが故に、アニメを観る時音響やら背景美術やらが目につくようになった」のか分からないという問題があるので、アニメが大好きな諸兄の力を借りたい。以下に最近放送されたアニメの、私なりのざっくりとした印象を書くので、諸兄の視聴環境を踏まえた印象の違いを知りたい。「同じような環境だけど違う」のか、「環境にこだわってないけどだいたい同じ」なのか、はたまた「もっと環境にこだわってるけど違う」なのか。「いやいや手元のスマホで再生してみればええやんけ」っていうのはそうなんだけど、それなりの視聴環境で堪能している私がスマホでアニメを見ると、背景とか音楽を脳内補完しちゃうのであんまり意味がなかった。アニメを見る上で脳内補完は非常に優秀なツールである。
1.少女終末旅行
ケッテンクラートのドコドコ音が心地よいアニメ。なんてこと無い会話の後ろで流れるアコースティックなBGMも相まって無限に聴いていられる。「雨音」とか最高すぎる。
2.宝石の国
劇伴が劇的に優れているアニメ。1話で月人が登場するシーンの音楽は魂が震えた。音響効果も凄くて、特に宝石たちの硬い足音がすごく好き。公式ラジオによると、あの硬い音はキャラクターごとに違う石を使って録音したらしい(聞き分けられる人いる?)。一番好きなのはアンタークの話以降フォスがハイヒールになり、足音が変わるっていう演出。
3.魔法使いの嫁(前期)
美麗な背景美術を観ることができるアニメ。また各話の、挿入歌による効果的な演出がすごい好き。
4.覇穹 封神演義
すげー書き込まれてる背景とデカイ音で楽しむバトルアニメ。1話あたりの尺がバトルに極振りされてるので、ストーリー知りたかったら原作見てね、と言われてる気がする(ストーリー忘れちった)。ちなみにシリーズ構成は「異世界はスマートフォンとともに」のシリーズ構成でおなじみ高橋ナツコ。
5.ポプテピピック
6.ゆるキャン△
色んな人が、あるいは一人で、あるいはみんなでワイワイ、アウトドアを楽しむ姿を描くアニメ。この作品、BGMの音量デカイよね。キャンプ場毎に変わるBGMとすんごい背景美術が流れる様は、「なんだ、ミュージックビデオか」と思わせる。特に3話の、「ED曲を挿入歌として流しながら映る夜のキャンプ場と、ずっと聞こえる風の音」と「背景美術を効果的に使った5話ラスト」がヤバかった。
ここから予想。スマホやタブレットは画面が小さいので、例えば美しい美術は目に止まりにくく、相対的にキャラクターの表情や動き等分かりやすい所に目が行く傾向があるのかなぁ、と予想している。音についても、スマホやタブレットの内蔵スピーカーは「人間の声」がよく聞こえるような仕様になっているので、「美麗な音楽や環境音が流れる会話」が「会話の後ろでなんか音楽流れてんな」みたいな印象に変わりやすいんじゃないだろうか。
一昔前と比べると、ネット配信でアニメに初めて触れる人は増えたと思う。ネット配信が目指すのは「いつでも手軽に楽しむ」ことなので、それに伴い視聴環境も非常に多様化しているのは間違いない。例えばAbemaTV。コメントしているユーザにスマホ勢が非常に多い印象を受ける。もし視聴環境によって作品の印象が変わるのなら、AbemaTV独占配信のアニメである「覇穹 封神演義」は、その背景美術や音楽の魅力が薄れちゃうので「なんか主人公が毎回敵と戦ってるけど、ストーリーも意味分からんただのクソアニメ」みたいな印象が大多数になったりするんかな。
ほいでネット配信が主流になるにつれ、視聴環境に金をかけてる人は相対的に減ることになるのでは?と思っている。もっとも、そういう人向けに「円盤」という商品があるのだけれど。今後、「視聴環境に金をかけてる人に好まれるアニメ」と「視聴環境にこだわらない人に好まれるアニメ」の2極化が起きたりして。
もしみんなが「アニメは基本スマホで見るモノ」と考えるようになったら、作り手はきっと「スマホの画面やスピーカーで再生することを想定した作品」を作るだろう。簡易な視聴環境を持つ人が多数派になると、例えば「ポプテピピック」のように視聴環境に依存しない面白さを持つ作品の相対的な価値が上がっていく可能性がある。別にこの手の先駆者では無いのだけれど、AbemaTVで放送しているアニメ「ポンコツクエスト」を試しに観て欲しい。簡素な背景、8Bitサウンドの音楽、シンプルなアニメーションの会話劇。明らかにスマホで観ることを想定して作られてると思うんだけど、今後こういう需要が増えていくんじゃないかなぁ、と予想している。んで、相対的に高予算高クオリティのアニメの立場が弱くなって行くんじゃないか、とすごく心配している。ちなみにポンクエは面白い。
でも一方で、ネトフリ限定配信作品である「ヴァイオレットエヴァーガーデン」なんかはめちゃくちゃハイクオリティだったりするので、「ネット配信利用者の増加≠視聴環境にこだわる視聴者の減少」と作り手は考えてる、ということなんだろうか。
高クオリティ需要に応えるカタチの一つが劇場版作品。劇場版アニメの一番いいところは、最高レベルの視聴環境が提供されることである。作り手も映画館で上映されることを想定して作品作りができるので、劇場版作品を金のかかる視聴環境で視聴すると明らかに音響が凄かったり、細かい効果音を使った演出や異常に美しい背景美術が楽しめる。マジで最高。こないだ劇場版攻殻機動隊観たけど凄いぞアレ。
美少女コスプレ魔法少女アニメことCCさくらの新作を筆頭に萌えを研ぎすませたアニメがこれでもかと襲い来る。ハクメイとミコチの愛らしいデフォルメ体型に君は何を思う?三ツ星カラーズに真のロリコンを感じているか?はたまたりゅうおうのおしごとにこそロリ王の波動を見出したか?ゆるキャン△のキャラは何故あんなにも生き生きとしているのか。雨上がりのように訪れる恋は男女逆ならただのセクハラではないのか。ヴァイオレットエヴァーガーデンのこれでもかと並べられたむき出しの性癖をしかと見よ。萌えの形は十人十色ながらきっと誰もが気に入った萌えを見つけられるであろう萌えアニメの豊作クールだ。
今期はロボットアニメが二本も始まった。これは凄い。凄いことなんだよこれは。そしてどちらも出来が良い。これは本当に素晴らしい。明るいエヴァンゲリオンことシンカリオンは子供向けアニメにありがちなマンネリズムに囚われまいと物語に揺さぶりをかけようとする作り手の気遣いがあって信用度は高い。なんとエヴァンゲリオンコラボ新幹線が本当に登場するというのだからそこも注目だ。ダーリン・イン・ザ・フランキスはロボットアニメというよりも変態スケベアニメなのだが、作画の質は高いし世界には謎が満ち溢れSFアニメとしての意欲も強い。一見すれば作品の方向を見失わせるようなドスケベデザインや、少年少女の葛藤を剥き出しで描くことによって産まれた青臭さのジェットストリームは、人型ロボットという子供じみた無邪気さとベストマッチしているのではないだろうか。
今期はオリジナルアニメが強い。さきほど語った二つのロボアニメもそのオリジナルアニメである。原作付きであるはずのポプテピピックも、もはや原作の枠の向こう側に飛び出ているのでオリジナルアニメと言っても問題はないだろう。あるのかも知れないが私は無いと思う。他にもいくつかオリジナルなアニメとして注目したい作品がある。1つは刀使の巫女。だけど視聴を薦めるつもりはない。このアニメは余りにも危ういからだ。ストーリーはいつ破綻するとも知れないし、作品の作りたい絵作りもまだまだ見出しきれていない。美少女が刀を振り回したら面白カッコイイカワイイぜをコンセプトに左足が沈む前に右足を突き出して水面を走り抜けている状態が当面は続くだろう。このどこに向かうのかわからない所がオリジナルアニメの魅力なのだ。どこに向かうか分からないといえば『南極』こと宇宙よりも遠い場所だ。南極に向かうのは分かる。だけどそこで何をするのかが分からない。とにかく南極に行くわけだから観測隊に潜り込むために頑張るのは分かるが、それで南極に実際行ったらなにをするのかが未知数だ。危うい。この危うさが魅力なのだ。バクチってのは外れるから楽しいんだよ、だ。
もはや語るまでもない。今期でもトップクラスのアニメである。女の子がカワイイ。キャンプが楽しそう。冬のぼっちキャンプが寒そうで暖かくて季節感満載だ。皆でキャンプの準備するのが楽しそう。ただそれだけだ。それだけなのにどうしてこんなに時間が早くゆっくりあっという間にまったりと流れるんだ。
今季のアニメは豊作である。これは間違いないことなんだよ。他のクールと比較する必要なんて無い。今が楽しければそれでいいのだ。アニメ視聴なんてそれでいいのだ。これでいいのだ。
最後に謝っておく。
嫁なるものは俺の脳内にしかいないのでこれは実質的には俺の感想だ。
これでいいのだ。
人の命は大切ってみんな言うけど本当に人の命が目の前に見えた時、それを守ろうと行動できる人間がどれだけいるか。
言葉に本音と建前があることは当然だけど、その区別を付けられないことが一番怖い。
みんな建前を守ることに必死で、その中で本音を口にする人がいたらみんなで袋叩きにする。
本音を守るための建前のはずが、建前を守るために本音を押し潰す。そんなの世の中上手くいくわけない。
たくさんの言葉の中から本音を探し出して、みんなでそれを大切にする。そういう事をここ数年ずっと夢見てた。
でも親にも兄弟にも友達にも彼女にも誰にも理解されなくて、僕はどんどん孤立して、社会に適合出来なくて。
だからヴァイオレットエヴァーガーデンを見る。
「言葉には裏と表があるの。」
どちらが正しいとか悪いとかそういう意味ではなく。
「良きドールとは、人が話す言葉の中から伝えたい本当の心をすくい上げるもの」
「『愛している』を知りたいのです。」
8月になってアニメ配信が大きく変化しそうなニュースが次々飛び込んできた。
もちろん業界内の人間であれば事前に知っていたり常識の範囲内なのかもしれないが1視聴者としてはそういったニュースから情報を取得するしかない。
というわけで、いくつか出てた情報を整理しておく。
①DAISUKI.Netのサービス終了
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1073968.html
知らない人に向けて一応説明しておくと、DAISUKI.Netというのは
アニメコンソーシアムジャパンという日本の会社が運営している英語圏向けのサイトである。
主に英語圏の人間に向けてアニメのネット配信やアニメグッズを販売している。
今年の4月頃(3月?)にバンナムに子会社化され、その後続報が無かったのだが突如飛び出してきた。
「最近のアニメ配信サイトの隆盛を見るに、日本人が外国向けにアニメ配信サイトを作る流れは恐らく終焉をむかえるだろう」
ということだ。
以前から放送・配信プラットフォームを全てテレビに握られていること自体がアニメ制作会社の低待遇の要因の一つであると言われていたためそれに変わるプラットフォームを望む声が(にわかビジネス)オタク内でも多く
また、純粋にビジネスサイドの人間からも外資が本格的に日本アニメを買い付ける事例が出てきており、今のうちにアニメ制作会社と渡りをつけておかねば日本の有望なアニメコンテンツを全て外資に握られる可能性が高くなるという声が出ていた。
そういった国産のプラットフォームとしての映像配信サイトであったが、結局の所失敗に終わってしまった。
また、アニメコンソーシアムジャパンはこういった海外配信プラットフォームの作成(DAISUKI.Netのことかまではわからないが)にCoolJapan機構から10億円の出資を受けており、今後そういった面からの指摘を受ける可能性もある。
様々な面で残念な結果に終わってしまったが、今のところバンダイナムコから大きな話はでておらず(ひょっとしたらビジネス向けの専門誌とかだと出てるのかな)、今後DAISUKI.Netあるいはそれに続く何かが出るのかは注視したい。
※ちなみにワンパンマンはここの独占配信だったらしく英語圏でワンパンマンが見れなくなるのではと懸念の声が一部上がっていた。
②Sony Pictures Television NetworksのFUNimation買収
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201708/17-0801/
DAISUKIで若干落ち込んでいたところ、続けざまにSONYがFUNimationを買収したという話が出てきた。
FUNimationはアメリカ国内で最古参といってもいいくらいの歴史のある日本製アニメをあつかう会社でよく知られている。
少年ジャンプ系のアニメ、僕のヒーローアカデミア、ドラゴンボールZ、進撃の巨人など錚々たるコンテンツのライセンスを取得しており扱う範囲は狭いものの海外アニオタ内でも知名度の高い会社である。
ちなみにシンゴジラや君の名は。の映画館へのアメリカ配給を担当したのもFUNimationである。
その会社をSONYが買収したと言うのは大きなニュースであった。
ここ最近SONYは決算説明会でFate/GrandOrderの話をTOPに持ってくるなどアニメなどのオタク系コンテンツの話題を頻繁に出していた。
http://toyokeizai.net/articles/-/166107
またインタビューでもアニメ配信に力を入れていく旨を関係者が話したりするなどなんらかの手を打ってくるといわれていた。
その折、FUNimationをソニーと別の会社のどちらが買収するか争っているという話が浮上していたわけだが、結局SONYがFUnimationを買収したというわけだ。
DAISUKIと入れ替わる形でSONYが浮上してきたわけだが、今後どうでるだろうか。
Sony Pictures Television NetworksはSONYだけあって日本とかかわりの深い会社なのでシナジーを期待したい。
ただ、Aniplexを抱える部門とは別会社らしく、縦割り構造で協力できない可能性もあるんじゃね?と言う話も出てるが・・・
※SONYはなんか不況の時にいろんなところでアニメ放送を打ち切った過去があるらしく、一部海外アニオタから不安視する声もある。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1073883.html
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1073966.html
http://animationbusiness.info/archives/3570
先日、ネットフリックスがメディア向けにイベントを行い、その際に多数の新作アニメを配信することを発表した。
前々から日本のアニメにチャンスがありそうだということを日本支社の社長が言っており力を入れていく発言をインタビューで口にしていた。
ところが、しばらくそういった動きがあまり表に出ていなかったのだがここに来て急に本格的になってきた。
恐らく日本に組織を設立して、アニメの制作会社と話をつけ、大々的に発表できるようになるのに数年間かかったというところだろうか。
『DEVILMAN crybaby』 = アニプレックス/サイエンスSARU
『B: the Beginning』 = プロダクションアイジー
『A.I.C.O -Incarnation-』 = ボンズ/バンダイビジュアル
『LOST SONG』 = LIDENFILM(ウルトラスーパーピクチャーズ)/ドワンゴ
『BLAME!』 = ポリゴン・ピクチュアズ/キングレコード/講談社
ネットフリックスは独自コンテンツの作成に力を入れており、様々な国のクリエイターと手を組みコンテンツを製作していることは知られている。
ネットフリックスの収集したデータによるとネットフリックスでアニメを見ている人の90%は日本以外の人達で、特にアジアやラテン系国家で多く見られているとのことだった。
アニメエキスポに参加した人達からしばしば聞く、参加者にアジア系、ヒスパニック系、黒人の人達がかなりの割合で存在しているという話とも合致する。
そういった層を新たにネットフリックスに取り込む一つの手段として強力な武器になると考えたのかもしれない。
また、アニメ制作会社側にも権利関係や契約が複雑な製作委員会方式だけに頼るよりもマネタイズの方法を複数持てるのはメリットであると思う。
ネットフリックスの独自配信しているコンテンツは100億円かけて製作されているドラマもあるといわれており
それに比べると数億円で1シリーズ製作できる日本アニメは費用対効果の面で有用であるという声もある。
もし、今後制作費用が高騰化して2~3倍になったとしても、きちんと海外のユーザーに届けば十分リクープできると考えたのかも知れない。
ただし、海外のネット配信会社は全話製作後、全て納品した上で制作費を払うのが主流のため、一部の自転車操業のアニメ製作会社でメーターへの金払いを渋っているのではないかという噂も出ている。
最終的に会社はお金をもらえるが製作中は非常に苦しい状態になってしまうというわけだ。
今後はアニメ制作会社にもそういったよりシビアな経営感覚が必要になってくる可能性は出てくる。
※とりあず最初は誰かから融資してもらったり銀行で前借とかできんのかねぇ。ネットフリックスが数年内につぶれるのはなかなかなさそうなので審査通りそうなもんだが。まぁそんな甘くないか・・・
他にも現状把握しているものでは海外への配信が遅れてしまう点が問題になっている。
違法配信サイトからオフィシャルな配信サイトへと移行したクランチロールでは日本とほぼ時差なく字幕をつけた状態で配信する体制が整いつつあったが
ネットフリックスは春からやっているリトルウィッチアカデミアなどがそうだが、日本で全話放送完了した段階で配信し始めるため海外アニオタの間で不満が高まりつつある。
日本ではSNSでワーワー盛り上がってるのにそれを横目に黙って待っているしかないからだ。
ネットフリックスで解禁される前に映像に字幕をつけて違法配信してしまうわけだ。
ヴァイオレットエヴァーガーデンが同じ状況になっており、来年1月に国内で放送されたあと春から全世界配信される。
京アニは英語圏でも中国でもかなりブランドイメージが形成されつつあり、ファンがかなり多いため、ファンサブが猛烈な勢いで増大すると考えられる。
恐らくこれは全話製作完了した後でなければ納品できないという問題と、日本国内ではテレビで毎週放送するというハイブリットな制作体制が生み出してしまった状況ではないか。
これを解決するために、ネットフリックス側で完全に主導権を握ってしまえばよいという結論からでてきたのが今回の発表につながったのではないか(あくまで推測だが。これで状況変わらなかったらとしたらごめんちょ。
これ以外にもAmazonや中国のビリビリ動画、国内でもdアニメストアなどアニメ配信の状況がただの一視聴者にもはっきりわかるほどに地殻変動を起こしつつある。
別にここまで調べなくても良いのだが、ある程度追っておかないと「このアニメが放送されているのを知らなかった」という状態になる可能性も出てきた。
特にネット配信だと実況的な文化で対応できない部分が増えるためSNS拡散が弱まる。
ここからゲーム業界のように、プラットフォーム独占、時限独占、マルチプラットフォーム化のように進むのかどうかまではわからない。
場合によっては完全に分断されて結果的に日本国内では総アニメ視聴者が減ってしまうという事態も考えられる。
現在の余りにも酷いアニメーターなどへの待遇を考えれば競争が激化し価格が高騰するのは良いことである。
もちろんついてこれなくなり淘汰される企業もでてくるだろうが・・・
それはある意味日本のアニメ業界では今までも通ってきた道である。
最終的にはより質の高いアニメコンテンツが製作されることになるはずだ(もちろん、アニメ制作会社はそれ相応の政治的立ち回りが求められることになると思うが
ヴォルトロン、悪魔城ドラキュラ、マスターオブスキル(Quan Zhi Gao Shou)等
明らかに日本アニメスタイルに影響を受けた作品が多数出てきている。
マスターオブスキルは後半失速したため最初期よりは若干勢いを失ったが2期も製作されるとのことでまだまだ目を話せない。
アニメスレートで発表された作品にも制作会社自体は日本のアニメ制作会社だが外国人がプロデューサー・監督・脚本を担当する「キャノンバスターズ」、外国人が脚本担当の「聖闘士星矢」がある。
redditのアニメ板(r/anime)では現在、日本製のアニメ以外はAnimeとして認めない風潮があるが、この勢いが続くとこういった壁も崩れていく可能性がある。
将来的にはゲーム業界のような各国で争う群雄割拠状態が訪れる可能性すらあるわけだ。