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2021-02-10

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ウェーバープロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神

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フロイト快感原則彼岸

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ポランニー『大転換 市場社会形成崩壊

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ウィトゲンシュタイン哲学探求』

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ベケットゴドーを待ちながら

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ベルダーリンヘルダーリン詩集

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谷崎潤一郎春琴抄

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太宰治斜陽

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三島由紀夫仮面の告白

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安部公房砂の女

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大西巨人神聖喜劇

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後藤明生挟み撃ち

円地文子食卓のない家』

中上健次枯木灘

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萩原朔太郎『月に吠える』

田村隆一田村隆一詩集

吉岡実吉岡実詩集

坪内逍遥小説神髄

北村透谷人生に相渉るとは何の謂ぞ』

福沢諭吉福翁自伝

正岡子規歌よみに与ふる書

石川啄木時代閉塞の現状』

小林秀雄『様々なる意匠

保田與重郎日本の橋』

坂口安吾堕落論

花田清輝復興期の精神

吉本隆明転向論』

江藤淳成熟喪失

2020-10-28

anond:20201027184650

>完全ウェーバー制、サラリーキャップ制、ドラフト指名権のトレード

いいですね、同意

巨人ライバル阪神でも中日でもない、ソフトバンクでも西武でもない。

ライバルスマホゲームyou tubeSNS

もっと戦力均衡を図らなければNPB自体巨人ソフトバンク諸共沈没しかねないという危機感を持たねばならない。

2020-10-27

なぜドラフト制が採用されているのか

ドラフト制の発祥アメリカだが、そのアメリカでは実際に、

ドラフト制が独占禁止法抵触するという判決が出ている。

現在制限付きで許可されている状態のようだが、

このあたりの法解釈はややこしくてよく分からない。

逆にヨーロッパでは基本的ドラフト制が認められないので、

欧州サッカーなどは各チームがそれぞれに選手契約するかたちをとっている。

では何故そうしてまでドラフト制を採用しているかというと、

それは「チームの戦力均衡」を目指しているからだ。

日本プロ野球や、アメリカMLBNBANFLNHLなどは、

リーグ構成するチームが決まっており、

最下位からといって別のチームと入れ替わったりはしない。

そうした環境で目指されるのは「チームの戦力均衡」である

メンツが変わらないなら同じくらいの強さで鎬を削っているのが最も面白いわけで、

資金力のあるチームが有望な新人を独占するようなことは望ましくない。

そのためドラフトによって新人を均等に割り振る必要があるのである

リーグでの成績が悪いチームから選手指名していく「ウェーバー制」も戦力均衡を企図したものである

一方、ヨーロッパなどではピラミッド型のリーグ構成採用されている。

たとえばイングランドサッカーだと最上位のプレミアリーグから

プレミアリーグ→EFLチャンピオンシップ→EFLリーグ1→EFLリーグ2→ナショナルリーグ

以下、「22部」までのヒエラルキーが出来上がっている。

強いチームは常に上位を独占し、弱いチームはどこまでも下のリーグへと落ちていく。

そうして下位チームにも競争を課すことで消化試合を減らしているのである

またチャンピオンズリーグのような各国王者が参加する大会において、

自国のチームを優勝させるために戦力を一部のチームに集中させるというインセンティブもある。

日本プロ野球はどちらを目指すべきだったのか?

プロ野球場合ドラフト制導入はマネーゲームに対する反省が主な理由だった。

金満球団であった巨人阪神ドラフト制に猛反発したし、実際に巨人のV9が終わったのは、

ドラフト制度により戦力均衡が進んだからでもあるだろう。

一方で、1巡目の抽選や、かつての逆指名制度など、

戦力均衡とは逆行するような部分もあった。

結果としてどちらを目指すにしても中途半端になってしまっている。

ドラフト制の廃止をするなら2部リーグを導入する必要があるが、

たった12球団しかない現状でそれは難しい。

国際的な人気も得られない状況で、一部のチームに戦力を集中させて、

はたして人気・収益は確保できるのかという問題もある。

逆にさらなる戦力均衡を図るなら

・完全ウェーバー制の導入

サラリーキャップの導入

トレードの拡充

などを考えねばならないだろう。

なお個人的には「指名権のトレード」を導入してほしい気持ちがある。

FAと完全ウェーバー制はセットなのになんでFA制度だけ導入したんだろ

完全ウェーバー制にしたうえで、ドラフト指名権をやりとり出来るようにすればトレードが活発になるのになあと思う

でもくじ引き日本ドラフトの売りでもあるから廃止はしないんだろうなあ…

2020-09-14

俺と社会学

社会学関連で単位とったのは

社会学入門、逸脱の社会学ジェンダー社会学教育社会学

都市社会学みたいの、比較文明社会学社会科学入門くらいか

ウェーバーとデュルケムはえいくらいには思ってる。

逸脱はかなり面白かった。教育はけっこう面白かった。

比較文明は変な思想みたいのだったと思う。

2020-01-21

anond:20200121093733

ウェーバーによれば、かつてカルヴァン派の予定説(神は万能であるから誰が救われるかは予め神によって運命として決められている)を信仰するようになった人たちは、

「どうせ運命によって救われないのが決まっているんだから努力なんてしないよ」

ではなく、 

運命によって私は救われるはずなのだからわたし努力する人間のはずである

と考えるようになり、結果、シャカリキ努力したのだという。

 

もしも遺伝環境が、かつて信じられた神の運命と同じくらい変えようのない絶対の要素なのだとしたら、現代人の心にも似たような反応があるはずではないか

遺伝環境絶対のもので覆しようがないとしても、今の人類遺伝環境の具体的内容を知ることができない。ある人物環境の不利を覆す遺伝を持っているか持っていないかは、やってみないとわからない。いや、お前自身はもうやってみたのかもしれないが、その遺伝は例えば老年になって働きだすのかもしれないし。

結局のところ、遺伝環境絶対を信じていてかつ成功を求めるなら、努力はする。努力しないのなら、遺伝環境によらない偶然をなんだかんだ信じているか、あるいは成功など求めていないのだろう。

2018-11-06

anond:20181104065044

おいおい、いまさら学問思想政治と無縁なんて甘えたこといってんじゃないぜ

ウェーバーから100年遅れてるな

2018-10-10

anond:20181010185642

ウェーバー法則というのがある。

持っている銃の重さが倍になると、増えたことに気づける弾の重さも倍になる。

トランプの増加に気づきやすいのは元から持ってたカードの重さがごく小さいため

2018-08-09

無職としての学問

 特に文系において、大学研究を取り巻く環境が厳しいので、少し愚痴を書かせていただきたくお邪魔します。

* * *

 研究生活が実生活、ことに家庭生活に対し極度の不安定性を与えることは、今日に始まったことではない。

 例えばかの有名なマックス・ウェーバーによる1919年の講演の中では、「大学に職を奉ずるもの生活はすべて僥倖支配下にある」と語られており、「精神的に打撃を受けることなくこうした境遇に堪ええたためしは極めて少ない」とまで言われている。

 このような状況は、100年の時と洋の東西とを超えた今日日本においても、同様である。むしろ人口減少と学問に対する軽蔑——それはおそらく、ウェーバーが講演の中で強調した、学問がなんの「救い」も「啓示」ももたらさないということを、多くの人々が正しく認識たからに他ならないが——に直面している極東島国の方が、研究生活を取り巻く環境過酷であるといえるだろう。

 博士号を取ったとしても多くの人々には就職先がなく、あっても有期雇用で、しか低賃金であり、長期的な研究生活の途を描くことは全く不可能である

 日本より恵まれ研究環境を有する国、例えば博士課程から給与が出るアメリカや、高等教育がほぼ無償であるフランスの例を持ち出すことは簡単であるしかし、研究生活はその研究者が根ざしている言語文化、あるいは人的ネットワークにある程度は依存せざるをえない。また、他国研究環境は、一部だけを切り出せば外面的には羨望の的になりえるが、実際は、給与と引き換えに研究テーマ選択制限されたり、あるいは無償で得られる研究環境には限りがあったりするのである

 当然のことながら、研究者における研究成果はそれぞれのおかれた研究生活の諸条件に左右されるのであり、それは資本的な制約を大きく受ける理工学系のみならず、人文系についてもそうなのである

 ハンナ・アーレントのように、生地での生活を根こそぎ奪われ、新天地で大きな研究成果を挙げる例もないわけではない。大学官職への道を閉ざされてから活躍したカール・マルクスそもそも学歴のなかったピエールプルードンなども、偉大な思想家としてのちに崇められる存在であるしかしながら、すべての人が偉大な人、指導者のような人、あるいは預言者になることを目指して研究に励んでいるわけではない。実態はむしろ逆であり、陽が当たらない部屋で日がな一日、誰も読まないような古雑誌の1ページをどう解釈するかについて考え、その謎を解けた時に無常の喜びを感じる、そういう人が研究生活に入るのである。そのような、全くつまらないことこそ重要研究成果なのであり、むしろ大きな社会的反響を呼び起こす御宣託が科学的な研究成果とは全く呼べないようなものであることは、ウェーバーの指摘するところであり、歴史が度々証明してくれたところでもある。いずれにせよ、研究生活とは社会的名声や富と全く関係がないどころか、資本主義社会ではしばしばそれらは相反するものとなるのである

 尤も研究者も所詮人間であるからして、研究のものの「客観性」や科学位置付けとは無関係に、それぞれの求める研究生活上のあり方というのは存在する。名声や富を求めて研究に取り組む人もいるのかもしれない。しかしそれは明らかに悪手だ。羽生名人でも挽回できないぐらいの悪手だと思う。

* * *

 さて、反面、家庭生活はまさに「経済」の必要に駆られるところのものであり、十分な収入、定住可能な住居、そして可能な限り多くの家事労働自動化が進んだとはいえなお労働集約的だ)が投入されて、初めて成り立つものである

 収入がないなどもっての外であり、亡命収監失踪放浪なども、家庭生活とは相容れないものである

 歴史を顧みれば、自死発狂、子捨て、虐殺に至るまで研究に身を置いた人々の末路は様々であるが、なんとかしてそのような事態は避けたいと誰しもが願うところであろう。

 できれば平穏無事に、昭和時代理想とされたライフスタイル、すなわち夫婦円満子供と共にマイホームに住み、安定した立場で働き定年後は年金生活という人生を歩みたいところである(これは皮肉である)。

 しか今日の若き研究者は、子供はおろか結婚もままならず、マイホームマイカーも持たず、年金制度破綻を前に怯えながら年老いるのである

 もしあなた結婚したとすれば、それはパートナーの全く寛大な心によるものか、パートナー無知蒙昧で完全に誤った選択をしたかのいずれかであろう。

 さら子供がいるとすれば、当然あなた研究生活放棄するか、あるいはなんらかの安定した不労所得に拠って研究生活と家庭生活の両立を試みねばなるまい。(あるいは、あなたが非常に体制時代に順応的な研究をなしていたとすれば、すでに十分な収入に恵まれいるかもしれない。これこそウェーバーの言った「僥倖である。そういう人には心から祝福を送ろう。願わくば同じような僥倖が数多の迷える研究者たちにあらんことを。)

 多くの研究者たちにとって、結婚出産研究生活首にかけられた縄である

 女性研究者の研究生活性別役割分業的発想や家庭生活に対する支援パートナーから十分に得られないなどの理由によりすぐに縛り首になってしまうが、男性研究者の研究生活も同様に性別役割分業的発想や金銭支援パートナーから十分に得られないことですぐにギロチンにかけられてしまう。

 いずれにしろ他者にとって金にならず有用性のわからない行為としての研究は、家庭生活に直面すると挫折する公算が大きいのである

 だからといって、家庭生活を全く否定してしまうことも困難である穂積陳重来日本の身分法学者は、日本国民の位置付けを次の三つの身分のいずれかあるいは複数に属するもの定義した。すなわち、夫婦、親子、親族である

 しかし、親が死に、結婚もせず、親族との紐帯も弱いとなれば、その人は社会的にも法律的にも、全く孤立した存在となってしまう。

 その人は十分な社会保障の対象にならないことはもちろん、社会生活上の様々な面で制約や不利益を受けることとなる。

 実際上の問題として、社会的要請として家庭生活に入ることを我々は求められており、多くの人はその生活が全く不幸であり耐え難く絶望的なものだと感じていたとしてもなお、家庭生活に甘んじているのである

 当然、研究をしていなければ家庭生活が楽になるとは全く言うことができない。しかし、少なくとも研究生活が家庭生活と激しく対立することであることは自明であることのように思われる。

 あるいは「家庭」という理想像の崩壊高齢者二人世帯や単身世帯シングルマザーの増加、生涯独身者の増加などによって、家庭生活という名付け自体空虚ものになっているという批判があるかもしれない。

 しかし反面で、なお結婚出産経験する人は半数を占めており、「家庭」に代わるほど普遍化された結婚出産を前提とした私的領域生活モデルはいまだに存在しないわけだから、やはり家庭生活という呼称を用い、特に若い研究者たちにとってはそれを重視せざるを得ない現状もあるのだ。

* * *

 収入、定住、家事労働を求める家庭生活は、無収入、度々の転職と転居をもたらし、にもかかわらず時間の余裕を求める研究生活とは、完全かつ深刻に対立する。

 では、この間の解決はどのようにしてもたらされるのか。非研究であるパートナーの忍耐によってであろうか。あるいは研究生活の適度な抑制によってであろうか。

 前者はこれまでの男性研究者がしばしば採用した方法であり、女性人権がない時代であればよかったが、21世紀にもなってこの方法採用しようと思っている人がいるなら、その人は妻を見つけることができないであろう。

 後者方法は、実際には採用し得ないものであり、つまりそれは相撲レスラー炭水化物摂取を控えるとか、プログラマーが1日3時間しかモニターを見ないようにするとかいう話であって、研究生活を「適度に抑制する」などということは単に研究生活否定しかない。

 研究者はその人をして全的に研究に没頭せしめなければ、素晴らしい「霊感」を得られないものである。そうでなければ、特に人文学研究においては、それは単なるジャーナリズムに陥るであろう。

 そして、これもウェーバーと同じく声を大にして言いたいところであるが、そのような素晴らしい「霊感」、今日言葉であれば「イノベーション」などというものは、研究のみならず仕事や様々な形の労働の中でも、それに没頭し専心していなければつかむことの能わざるものであり、行政府が旗をふって労働時間の長短や職業訓練の有無をいくら弁じ扇動しようとも、生まれてこないものなのである

 家事労働ワークライフバランス長時間労働問題は、まさにこの没頭の可能性にあるのであり、特に家事労働時間を細切れにしてしまうために人をして何かに没頭させることを妨げること大であるワークライフバランスも、結局その目的とすることが明らかでないか低賃金かつやることのない中途半端余暇をもたらすだけである長時間労働改善しても、人々が自ら欲するところのものに取り組めるような労働時間の設定でなければ、それが長かろうが短かろうが、人々の不満は変わらない。いくら労働時間が短いとしても過労死は起こりうるし、長く労働していても過労死しない場合があるのは、この理由によるのである

 とにかく、家庭生活の求めるもの根本的に否定しなければ、研究生活は成り立たないのである

* * *

 では、解決方法は何か。家庭生活問題点は、それが夫婦という二者で成立するように想定されていることである。それゆえ、収入と定住を男性が支え、家事労働女性が支えるという構図が出来上がった。

 しかしこの想定は噴飯ものであり、シングルマザーは全て一人でやらざるを得ず、あるいは逆に親族から支援収入不安が軽減されたり、実家を譲り受ければ定住も可能というように、家庭生活の諸条件の実現は夫婦という関係性の外部で決まっていることが多い。

 もし家庭生活に関与してから研究生活継続するためには、家庭生活を成立するためのリソースを外部から調達することが最も望ましい。(逆にいえば、外部からリソース調達できなければ、ついにここで研究生活のお墓を立てるしかない。自分研究というアイデンティティよ、さようなら、と。)

 ただ、ここには二つの問題がある。一つは、リソース調達である大川周明のように徳川家から調達したり、大杉栄のように政治家からぶんどってくることができれば最高だし、あるいは明治時代のように女中を置いたりできれば最高だが、なかなかそういうわけにはいかない。もう一つは、その調達個人能力に帰せられることで、研究能力とは別にそれに取り組む環境規定されてしまうということである

 この二つの問題解決するためには、若い研究者同士で研究生活を支えるための生活ネットワークを構築するしかない。あるところには金がある人もいるだろう、あるところには手が余っている人もいるに違いない。

 どうせ研究生活に勤しんでいる人以外に若い研究者に対して同情を寄せてくれる人はいないのである

 アカデメイアリュケイオンがどうだったかはわからないが、古今東西大学に併設されている寮や大学街(カレッジ)では生活上でも学術上でも研究者のコミュニティ形成されていたはずだ。修道院のようなものである

 いま、若い研究者は官僚主義的な大学制度によって互いに分断され、地方に散住し、有能なもの国外へ出て行ってしまっている。もう最後タイミングである

 いま我々若い研究者が団結して助け合わなければ、この国の研究はすぐになくなる。もし研究のなくなり方が緩やかであれば、日本語で達成された学術的成果を、多少なりとも国際的に、人類のために遺す時間猶予が生まれるかもしれない。あるいは、国外から救いの手が差し伸べられるやもしれぬ。「タコツボ」を脱しなければならない。近くで助け合って生活し、なんなら雑誌なども出して(いまであればブログでいいのかもしれないが)、特に文系では消え掛かっている研究の灯火を、なんとか引き継いでいかねばならぬ。ならぬと思う。

いや、それとももう、研究生活を諦めるべきなのか。

2018-03-14

文系研究者に関する愚痴

愚痴を書かせてください。

私は大学公開講座を受講している社会人という立場

職業研究者が、使えない……。

私は、彼と同じ学術分野(文系)のQ教授過去研究内容に疑義があり、それを指摘するために本講座に参加している。

最近わかってきたのは、Q教授研究はまさに先行研究だということ。彼らは先行研究だったのに押さえてなかった。つまりタコツボだった……。

文科省審議会人文学社会科学振興に関する平成21年報告書を読んだのですが、

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu4/toushin/1246351.htm

基本的にこの頃から問題性質は変わっていません。十年ぐらい叱られているのに、それでも克服できない。

昔の学者ってどうだったのかなと思って、マックス・ウェーバー職業としての学問』を読んでみたのですが、当時のドイツ大学では、私講師という資格けが与えられ、何を教えてもよく、給料は受講生から授業料の上がりだけ、つまり出来高制だったみたいです。しか医学自然科学系の研究に巨額の資金必要となり、アメリカでは研究者という仕事が月給制になった。ドイツでもアメリカナイズが進んでいるとウェーバーは書いている。ドイツ式だと市場原理が働くので、実力不足学者は淘汰される。一方、アメリカ式だと雇用保護されるので、官僚主義がはびこる。

日本大学設立された頃の事情ですが、福沢諭吉あたりが大学を創設した後、その後に官立大学を作ったみたい。2011年東日本大震災原発御用学者社会的批判を受け、国立大学法人改革で彼らは国家公務員ではなくなった。

いままで国は学者個人自主性・自律性を尊重するとか言って、お金は出すけど口は出さなかった。しか厚遇しすぎて、仕事をえり好みする人ができあがった。果たして障害者フッサールを教えることが正しいのか? 私は、彼らがずっとサボタージュしてきたQ教授過去研究批判という仕事の督促のためにやって来たのですが、彼らは、どうしてもフッサール障害者に教えたいらしい。Q教授批判という仕事絶対にやりたくない。病人の私に押しつけたいそうです。病人の私がいまやらないといけないのは自分病気を治すこと(自己保健義務)です。早く元気になって、勤労と納税の義務を果たすことです。Q教授批判なんて、病気に障るからできるだけやりたくないのだが。

国が税金複数学者を雇っているのは、お互いをチェックさせるためなのですが、彼らはタコツボという自分たちの宿痾を克服したくない。どうしても大好きな哲学学を障害者に教える仕事だけをやりたい。私はいまQ教授20年前に書いた悪書を読んで、問題点を洗い出す作業をしている状態です。泣きたいですよ。

文系って理屈っぽい。「理論上はこの結果がでるはず」と自説にこだわって、ありのまま事実を認められない。理想主義者なんですけど、理想論学生にも吹き込む。そうするとモンスター障害者モンスター高齢者ができる。大学教員モンスター化しているともいえます

東京周辺に在住している高齢障害者熊谷さんの講義を何回も聞いている一方で、沖縄の子もの貧困率は29.9%です。

いま医療費が年1兆円ベースで急増している。とても国民全員に熊谷さんの講義を何度も聞かせられる財政状況ではない。税金で喰っている哲学者と税金で喰っている障害者学校を開いたら、そりゃあ「学ぶことはすばらしい」という結論になるでしょう。その学費を稼ぎだしているのは誰? 受講生は病人から知らなくてもいいと思うけど、プロである学者がそんなことさえわからないとしたら、職業としてもう終わりだと思う。一度、マックス・ウェーバー時代に戻すべきでしょう。

いまの文系の振興策、例えばこんな研究に三年間で一千万ぐらい使われちゃってるんですけど、

https://www.jsps.go.jp/jissyakai/data/saitaku/h25_houkoku/hamauzu.pdf

こういう税金の使い方、本当にいいのかな。

2017-11-01

https://anond.hatelabo.jp/20171101104529

標準的理論体系がないのだから学問」ではなく「道楽」ですな。

デュルケームウェーバーも、それぞれ「哲学者」「経済学者」としての色合いが強い。

欧米でもすでに時代遅れ学問になっている。

http://degreeinsociology.net/influential-sociologists/

社会学インチキ大学では不要ではないか

於・現代風俗研究会2015年9月例会

加藤秀俊社会学者):社会学インチキ大学では不要ではないか

高田公理日本では今までは国が道楽を黙認してきたのでは。

ttps://twitter.com/hikaru_sth/status/645132749817319424

最近、某(自称社会学者テレビ差別発言をしたとか話題になっているが、あれは社会学者はいえない。

そもそも社会学という学問存在するかどうかもあやしい

少なくとも私は、デュルケームウェーバー以外の「社会学者から学問的に重要なことを学んだ記憶がない。

http://agora-web.jp/archives/1665734.html

社会学者」が奨学金学費について不満を述べるほど、奨学金を拡充したり学費を下げたりすることへの

支持が下がっていくとしか思えないので、黙ってた方がいいよね。

学生がああいう人たちの講義を受けたり、彼らに給与を払うために税金を投入したいと思う人いないでしょ。

ttps://twitter.com/rionaoki/status/698348305382658048

学生支援機構奨学金に対する批判の相当部分は、同機構のウエブサイトすら見ていないレベルのものなのだが、

まともな同業者がそのレベル議論相手にするインセンティブは小さいかもしれん。

いやそもそも多くの研究者が○○学者同業者認識(略

ttps://twitter.com/mana613/status/697763623633035265

日本社会学者は3600人、世界10パーセントと推測されるが、

研究重要性の指標とされる引用率(ほかの論文研究引用される率)は1%はるかに割っているという。

http://japan-indepth.jp/?p=30462

価値学位全米ワースト8

1. 社会学 2. 芸術系 3. 教育学 4. 神学 5. 観光 6. 栄養学 7. 心理学 8. コミュニケーション

http://www.professorshouse.com/the-most-useless-college-degrees/

2017-08-10

口頭主義

不正大好きジャップ証拠を残すのを嫌って極力文書を使わない

そのおかげで忘失や伝達ミスが起こってロス多発のコスト増加

それをカバーするためにさら不正を働いてーのダメスパイラル

やはり文書主義こそ至高

官僚制は無敵

ウェーバーを称えよ

2016-11-20

http://anond.hatelabo.jp/20161120173300

「ああ」ってなんだはっきり書け。

アーミッシュとプアホワイト(として問題にされている人たち)は全然違うだろ。プアホワイト「的」とかいうふわっとした言葉を使って議論あいまいにするな。

それと「プロテスタント」って一口で言ってるけど、ファンダメンタリスト(とレッテルを貼られる人たち)はむしろプロテスタントが中心だからな。

おそらくウェーバーあたりをななめ読みしてそのイメージで論じてるんだろうが、言ってること事実誤認だらけだからな。

2016-10-16

http://anond.hatelabo.jp/20161016105702

ウェーバープロ倫って今読むと何で持て囃されてんのか分からん

そもそも異端かどうかで争いのある予定説スタート地点にして、それをねじ繰り回してさら牽強付会を繰り返すことで資本主義に結びつける。

まともなクリスチャン経済学者であれに賛同してる奴いないんとちゃうか。

2014-09-21

2014-09-21アタック25 2ch liveanb側集計

http://anond.hatelabo.jp/20140810143635

一時的な百数十分規制なので心配しないで

 

携帯サイト 今月2554名 累計50447名

 

15pts ID:R+ON6IoS

6pts ID:U2iH8mz+

3pts ID:p3Y1hsbr

2pts あゆあゆと嘘とビデオテープ ◆AYUAyutj5s

1pt*7 ID:+K9TbAFI ID:+lAwTvUk ID:6YCNXx0m ID:ZQcvRe54 ID:zXsRZ52u

(・∀・) ◆WHAM2EQxlE ◆RbdsL/2C4E

 

  

 

・01 奈良 (県 (56): ID:6YCNXx0m 13:26:59.06

・02 芸術 (86): ID:R+ON6IoS 13:27:57.79

・03 灯台下暗し (107): ID:R+ON6IoS 13:28:48.58

・04 ブラックマヨネーズ (132): ID:R+ON6IoS 13:29:32.02

・05 3 (番 (145): ID:p3Y1hsbr 13:29:55.49

・06 [植物]ナデシコ (175): ID:U2iH8mz+ 13:30:32.68

・07 千と千尋の神隠し (195): ID:R+ON6IoS 13:31:02.27

・08 ポップコーン (252): ID:U2iH8mz+ 13:31:31.72

・09 森昌子 もりまさこ (338): ID:R+ON6IoS 13:32:30.25

10 [大会]全米 オープン (366): ID:U2iH8mz+ 13:33:05.75

11 土屋 つちや (403): ID:+K9TbAFI 13:33:25.52

12 3 分の1 (435): (・∀・) ◆WHAM2EQxlE 13:33:51.56

・13 アル ジェリア (521): ID:ZQcvRe54 13:34:27.74

・14 枕 (556): ID:+lAwTvUk 13:34:55.64

・15 猫ひろし (600): ID:U2iH8mz+ 13:35:20.65

・16 オオサンショウウオ (638): ID:R+ON6IoS 13:35:49.40

17 レオナルド・ディカプリオ (689): ID:R+ON6IoS 13:36:46.58

・18 ベルサイユのばら (705): ID:U2iH8mz+ 13:37:13.61

・19 お茶の水女子 (大学[お茶の水だけ] (733): ID:R+ON6IoS 13:37:52.71

20 4 (種目 (790): ID:p3Y1hsbr 13:38:25.49

・21 オルレアン (812): ID:R+ON6IoS 13:38:50.02

・22 リチウム (834): あゆあゆと嘘とビデオテープ ◆AYUAyutj5s 13:39:11.06

23 サンジ (879): ID:R+ON6IoS 13:39:31.90

24 4 (つ/本) (926): ID:p3Y1hsbr 13:40:02.25

・25 鳥取 (県 (949): ID:R+ON6IoS 13:40:23.64

・26 [AC]あらしのよるに (991): ◆RbdsL/2C4E 13:41:21.01

・27 フィールズ (賞 (15): ID:R+ON6IoS 13:42:05.34

28 11 (点 (34): ID:U2iH8mz+ 13:42:36.19

・29 オス (76): ID:zXsRZ52u 13:42:58.80

・30 [作曲]ウェーバー (107): ID:R+ON6IoS 13:43:26.59

・31 ナウマン ゾウ (136): ID:R+ON6IoS 13:43:55.54

・32 凸 (レンズ) (251): ID:R+ON6IoS 13:46:36.81

33 プラザ (合意 (287): あゆあゆと嘘とビデオテープ ◆AYUAyutj5s 13:47:11.21

・xx 南総里見八犬伝 なんそうさとみはっけんでん (558): ID:ZQcvRe54 13:51:28.18

・yy (2)明 (674): ID:eRVKrBd1 13:53:04.02

2013-05-12

最強のSF5選

巷ではSF10選とか流行ってるらしいけど、どいつもこいつもセンス0

つかこの5選で十分だろ

強いて言えば後は

オルタード・カーボン、青の騎士ベルゼルガ物語名誉の欠片

あたりを押さえておけば大丈夫だろ

2013-04-23

ユニクロ柳井正の見落とし、あるいはGrow or Killについて

例のユニクロ柳井氏の発言について

http://www.asahi.com/business/update/0423/TKY201304220465.html

ま、ここで、柳井氏は、国際的な競争下においては成長なければ死ぬしかない、ゆえに世界同一賃金競争を強化し、ありていに言えば従業員をふるい落としていくことを言っているわけですな。

Grow or Dieという言葉で彼はその考えを端的に示しているわけです。

でもさ、よく考えてみなさいよ、何で従業員が死ななきゃならんのか? いやむしろ死ぬなら柳井氏もろともって考えてもおかしくないでしょう。

彼はナチュラル資本主義における競争の敗者は死ぬ、と考えているけど資本主義ルールに則った戦いをしなければならないというのは、まさに彼の勝手固定観念なわけで。資本主義以外の方法論で戦っているマオイストやムジャヒディーンは世界中に掃いて捨てるほどいるわけです。アメリカじゃ、職場に銃を持ってryなんて事件は普通にあるわけでして。

まさに、グローバル化の一側面しか彼は見ていないんだね。グローバル化は単に資本主義グローバル化するというだけじゃなく、もっといろいろな意味があるわけだよ。うん。

柳井氏は確かに才覚のある経営者で、お金も持っている。しかし、彼は24時間ボディガードをつけられるか? と聞かれれば、できなくもないだろうけど、ちょっと難しい面があると思う。

そういったボディガードを付けて、さらに防弾車に乗って移動する生活ならかなりの危険は防げるけど、いろいろと困難さはつきまとう。

たとえば、日本でも比較的容易にショットガンを持つことができるし、ソードオフ加工をすることは違法だけど難しいことじゃない。大口径のスラグとか防弾チョッキ着ててもヤバイ

さらに言えば、信号自分の通行に合わせて切り替えるなんてのも普通はできないわけで、ANFO満載のワゴン車に横づけされても大丈夫な防弾車なんてそれこそ大統領専用車両ぐらいしかない。

しかも恨みを抱くのは従業員なわけだから比較的接近もしやすい。

資本主義ルール大前提とした考え、ロック主義的なそれはスマートだし、まぁそれなりに合っている部分もあるけど、解雇規制なんかまさにロック主義的な所有と契約関係ルソー的な社会契約という名の暴力現実的には労基やね)が圧倒している実例なわけですよ(それを山口巌というコンサルは微塵もわかってないhttp://blogos.com/article/60841/)。あるいは、ウェーバーのいう「国家とは暴力の合法的独占ry」という部分もあるわけでしてね。

私はユニクロの従業員でもなんでもないか別に彼に恨みはないけど、あまり従業員なめてるとよろしくないんじゃないかなーと老婆心ながらに思いました(まる)

2012-08-15

法学部生の必読書50

 法学部生が読むべきと思われる本を50冊選んでみました。

プラトン法律

アリストテレス政治学

キケロ『義務について』

トマス・アクィナス神学大全

マキャヴェッリディスコルシ』

ボダン『国家論』

スアレス法律についての、そして立法者たる神についての論究』

グロティウス『自由海論』

ホッブズ哲学者法学徒の対話』

スピノザ神学政治論』

ロック『統治二論』

ヴィーコ自伝

モンテスキュー『法の精神

ヒューム人間本性論』

ルソー社会契約論』

スミス法学講義

ベッカリーア『犯罪と刑罰』

バークフランス革命省察

ハミルトン他『ザ・フェデラリスト

カント人倫形而上学

ヘーゲル『法の哲学

ベンサム道徳立法の諸原理序説』

ミル『自由論』

トクヴィルアメリカデモクラシー

バジョット『イギリス憲政論』

イェーリング権利のための闘争』

モムゼンローマ国法』

ウェーバー『法社会学

カフカ『法の前』

モース『贈与論』

ケルゼン『純粋法学

シュミット憲法理論

ベンヤミン暴力批判論』

カントロヴィチ王の二つの身体

コジェーヴ『法の現象学

ハート『法の概念

ハイエク『法と立法と自由』

フーコー『監獄の誕生

ドゥルーズ記号と事件』

デリダ『法の力』

ルジャンドルドグマ人類学総説』

アガンベンホモ・サケル

ハーバーマス事実性と妥当性』

ルーマン社会の法』

ポーコック『徳・商業歴史

パトナム『事実価値二分法の崩壊

ロールズ『公正としての正義 再説』

ドゥオーキン『法の帝国

ヌスバウム感情と法』

レッシグ『CODE』

2011-06-03

http://anond.hatelabo.jp/20110602224634

Yahoo!知恵袋的に答えてみる。

正社員になりたーい!」としか聞こえないが、正社員になってもあなたは何かに悩みそうで心配。

もし私なら、派遣であることの長所を思いっきり使えばいいと答えちゃうだろうが。

そんなあなたはまさにマックス・ウェーバーの「職業としての政治」「職業としての学問」の読み時。

多分あなたと同じように真面目すぎるウェーバーさんが出した答えが読める。

岩波文庫版は難しいので日経BPクラシックス版がおすすめ

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