はてなキーワード: サラリーキャップとは
なんで昇降制度があるかって、弱いチームを降格させて強いチームを昇格させることでリーグ内の戦力差を少なくすることにあるのよ。勝つか負けるかわからんから面白くて興行になるのであって、強いチームが弱いチームを一方的にボコボコにする試合ばっかりじゃ弱いチームのサポーター(とスポンサー)が居なくなってしまう。
で、NPBはリーグ内の戦力差を大きくしすぎないように、支配下選手数の制限とドラフト制がある(普通、昇降のないリーグの場合はサラリーキャップで戦力均衡を保つ。NPBも導入すべきだと思うがそれはさておく)。プロ野球は日本シリーズ以上の国際大会が無いので、チーム間の戦力均衡は国内だけで考えればよい。
Jリーグの場合、ACLやクラブワールドカップといった、J1上位のクラブが参加する更に上位の国際大会がある。だからJ1内で強いチームに足かせをつけるような戦力均衡は望ましくないので、J1下位のクラブを入れ替えて質を維持している。
欧州サッカーなどは各チームがそれぞれに選手と契約するかたちをとっている。
それは「チームの戦力均衡」を目指しているからだ。
日本のプロ野球や、アメリカのMLB・NBA・NFL・NHLなどは、
メンツが変わらないなら同じくらいの強さで鎬を削っているのが最も面白いわけで、
資金力のあるチームが有望な新人を独占するようなことは望ましくない。
そのためドラフトによって新人を均等に割り振る必要があるのである。
リーグでの成績が悪いチームから選手を指名していく「ウェーバー制」も戦力均衡を企図したものである。
一方、ヨーロッパなどではピラミッド型のリーグ構成が採用されている。
たとえばイングランドのサッカーだと最上位のプレミアリーグから、
プレミアリーグ→EFLチャンピオンシップ→EFLリーグ1→EFLリーグ2→ナショナルリーグ…
以下、「22部」までのヒエラルキーが出来上がっている。
強いチームは常に上位を独占し、弱いチームはどこまでも下のリーグへと落ちていく。
そうして下位チームにも競争を課すことで消化試合を減らしているのである。
またチャンピオンズリーグのような各国王者が参加する大会において、
自国のチームを優勝させるために戦力を一部のチームに集中させるというインセンティブもある。
プロ野球の場合、ドラフト制導入はマネーゲームに対する反省が主な理由だった。
金満球団であった巨人や阪神はドラフト制に猛反発したし、実際に巨人のV9が終わったのは、
戦力均衡とは逆行するような部分もあった。
結果としてどちらを目指すにしても中途半端になってしまっている。
ドラフト制の廃止をするなら2部リーグを導入する必要があるが、
国際的な人気も得られない状況で、一部のチームに戦力を集中させて、
逆にさらなる戦力均衡を図るなら
・完全ウェーバー制の導入
・サラリーキャップの導入
・トレードの拡充
などを考えねばならないだろう。
ラグビーを見ていて思ったんだけど、基本的にボールをもって走るという1種類のプレーしかないから少し飽きる。
後ろにしかボールを投げてはいけないというルールのせいだと思うので、1回だけ前にボールを投げていいと、
ルールを変更した方がいいと思う。パスを投げるのに失敗するか、タックルされて膝をついたら一旦プレーを止めて、プレーをやり直すべき。
4回ボールを投げる間に10ヤード進んだら、また新たに4回の攻撃権を獲得できたり、
10ヤード進まなかったら相手に攻撃権を与えるというルールにしたら面白いんじゃないかな。
トライしたら6点、そのあとボールを蹴って枠の中に入れたら追加で1点ね。
タッチダウン1回でフィールドゴール2回でも逆転できないっていう絶妙の点差になって面白いと思うんだけどどうかな。
もし、プロリーグを作るんだったら、各チームの戦力が均衡するようなルールを作るのもいいんじゃないかな。