世間には真面目に働く人が沢山いて驚く。学生時代のバイト先の店も、非正規なのに真面目に接客する労働者が多くいた。就職先でも、2次請3次受けのメンバー達がしっかりと成果を出してくれている。いずれの人たちも、年齢と労働時間に見合った適正な賃金を得ているとは思えない。(一応免責しておくと、私にはまだ契約周りの裁量権がない。)
一方の私は不真面目で、人生で頑張った事といえばそれこそ2,3年間の受験勉強と数ヶ月間の就活の思い出くらいしかない。しかも受験は失敗し、第1志望とは程遠いランクの大学で妥協した。部活などもロクにやってこなかったので、面接では適当な嘘のエピソードを披露してそれなりの会社に潜り込んだ。仕事も完全にやる気がないし、適当にこなしている。
私には、どこにでもいる普通の人達がみんな真面目で勤勉過ぎるように見えてならない。正直何考えてるのか分からなくて恐ろしい。どうして?どうしてみんな、そんな条件の悪い仕事に懸命に従事しているんだろう?仕事が好きなのか?学生時代はその勤勉さをどこに向けてたんだろう。スポーツなどの活動に打ち込んでたのかな?なんかもっと、一発逆転とか狙いたくならないんだろうか。不条理さとか感じないのかな。本当に不思議だ。
他がやってるから、だろどうせ
確かに…案外そんな理由からかも。 自分で考えたとおりに行動することを憚られる空気が、いまだに日本社会を覆っているものなあ。
ウェーバーでも読んでみたら?