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2023-11-21

アメリカ移住して2年が経った


IT界隈でエンジニアとして働いているが、なんとか2年持ちこたえることができた。

まだまだ自信なんてものはないし、一生自信なんて生まれない気すらする、俺の同僚の優秀さ。

必死にやらないと戦力外通告を受けてもおかしくないくらいの気持ちで日々働いている。

それでも日本だったら、その辺の日本なんちゃってCTOよりはマシなスキルを持っていると思う。

将来的には日本に戻って日本社会に貢献できればと考えていたが、外から見える日本ヤバイ

何がヤバイって、まず政治の面。

政治

安倍下りとか、まだ自民を盲信するアホな国民がいることに対して、民主主義が完全に機能してない点。

そりゃ他の党もまじでイケてないよ。希望の党?なんだあのルー大柴弟子みたいなおばさんは?ルー小池

中身のないやつほど、カタカナ語精神論で話を濁すよな。馬鹿おまえら、これだけは言っておく。どうせこういうカタカナ語大好き、精神論大好きなやつは100%したことは言ってない。何がワイズスペンディングだ。当たり前のことをカタカナに直すな。

そもそも政治システムが終わってるから、どうしても短期的で無益政策しか国民受け、特に老人受けしないことが破綻の原因だと思う。だから自民だけを攻めたりはしない。

政治合理性がなく、本来やるべき政策が盛り込めないことが致命的すぎる。だって票とれなきゃ戯れ言で終わるからね。

でも残念ながら、政治システムを変える流れなんておそらく破綻したって起きやしないだろう。

この数十年、政治家は老人優遇政策少子化対策度外視で、少子高齢化を歪なまでに加速させてきたよな。

日本少子高齢化はある程度は自然発生している部分もあるが、世界一少子高齢化社会自然現象で起こっていることじゃないからね。

無益な過剰医療税金を老人の延命に全力投入したって何の未来もない。政治家都合の老人票のために多額の税金が使われるとか、10年前にそろそろやめようぜって議論してたって時既に遅しだったのに、まーだ軌道修正せず、今までと同じ路線政治をしようとしている。

短絡的な政策未来なんて老人政治家は考えやしない。目先の経済政策国民歓喜

国家破綻現実味を帯びてきた今、草も生えん。

このまま少子高齢化が今のペースで進んだらあと20年で日本船は沈むんだぜ。2年前の俺は30年は持つと思ってたが。

自分日本政治に完全に諦めた。破綻エンターテイメントなんておもしろいわけないじゃん。日本ヤバイって言ってるけど、嫌いで言ってるんじゃないからね。諦めたということは、破綻を受け入れるという意味だ。

次にビジネスの面。

ビジネス

二番煎じ以外でなんかビジネスあったっけ?創造性のかけらもないよね。さら倫理観までないときた。

なんだよ、メルカリとかDeNAとか道徳なき商売とかまじで社会的大罪だからな。社会に混乱与えてるだけじゃねーか。国も国で倫理なんて知ったことではないときた。

日本人が思っている以上に日本人の倫理観って低いよ。

ちょっと脱線するけど、目の前で事故が起きて、スマホ写真とる馬鹿が決してマイノリティーでない国民性はヤバイ

金が絡むところでしかサービスがないのに、おもてなし日本人の国民性かのように言うな。

完全に個人主義社会で人が困ってたって人助けするほうがマイノリティーじゃねーか。

こっちでは新しい独創的なビジネスが次から次へと生まれている。日本じゃ考えられないペースでだ。もちろん、お金になるかどうや怪しいビジネスもたくさんあるけど、他社のビジネスコピーすることしか脳のない日本社会より全然マシ。

から日本に働きたい会社がほぼない。

そして企業凋落。既に国際競争力はほぼない。大企業すらボッコボコ潰れていくだろう。

これで少子高齢化が進んで、老人だらけになったら未来の見えない老人じゃ内需にすら貢献できないよ。

少子化で人がいない。完全に売り手市場なのをポジティブに考えすぎて若者自民を支持してるらしいね

ただの少子高齢化政策で人がいないだけだぞ。お前らの未来は真っ暗だけどな。


日本にいずれ帰ろうって思ってた自分は、そんなに馬鹿だったのか??少なくとも視野経験も今より格段に低かったことは確かだ。

2年前の自分を今見たら、もう哀れみしか感じない。

もうあと数十年で破綻することが目に見えている状況でさすがに日本には帰れない。

なんで沈む船に乗らなきゃいけないんだ?両親はギリギリ逃げ切り世代自分が守るべきは自分だけだ。

もともと自分ではなく社会の先行き不透明から子供は作らないって決めていた。その選択は正しかったと思う。

政治家さあ、お前らが馬鹿じゃないなら、意図的破綻活動をしているってことだよな。

おまえらが保身しか興味ないのはいい。もう知らん。

せめてもの償いとして、日本国民世界で働けるように働きかけてくれ。労働visaハードルが下がれば、あとは英語力があればやっていけるだろう。

俺は超苦労した。ネイティブには劣るものの、問題なく仕事ができている。

2023-11-19

昔、麻雀板を覗いたら

守備度外視して打撃能力のみで比較した場合長嶋茂雄張本勲のどちらが上か」とか「加山雄三三波春夫どちらが格上か」でレスバをしていてガチで怖かった

2023-11-15

anond:20231115100011

単品では採算度外視から作品 (または量産初期) のほうが量産機より性能が高いということが現実でもありうるんだが、メンテナンスとかまで含めた運用とかコストとか故障率とかまで考えたら量産機に分があるのが普通

フィクションというのがどの分野かにもよるが……戦場で使うならちょっと性能がいいのが少数あっても役に立たない (スペックが上昇したといっても旧型量産機が数で押し寄せてくるのに対抗できるわけではない) のであくまでも試験という体裁にするか事故とかで試作品を実戦投入せざるをえなくするなどの理由付けはいるだろうな。

2023-11-13

anond:20231113085205

鍋の中で混ぜる作業を皿の中でやるという見た目の問題度外視すれば、かき混ぜたクリームシチューご飯ってそういえばドリアほぼイコールだよな。

当たり前っちゃ当たり前だけど言われて初めて気づいた。

2023-11-10

anond:20231110142750

普通に共闘議席は増えてるから

身内の反発を度外視するなら成功ではあるよ

高齢寡婦では駄目なんですか?

このコメントやそれに星を付けている人達、まさにそういう所なんだよね

高齢寡婦ではどうして駄目なんですか?そんなに結婚したいのなら、結婚出来ない事が不幸だと思うのなら、高齢寡婦でも選り好みせずに結婚したらいいじゃないですか。

女は高齢寡夫とでも結婚していますよ?そういう小さな積み重ねが、男女の未婚率の差を作っているんじゃないんですか?

子供がーって言うんだろうけれど、やしきたかじんの後妻のさくら加藤茶の後妻の綾菜も、少なくともその結婚では子供を産んでいないよね?

女は子供度外視高齢男性結婚しているんだから、それをしたくないのはただ単に男の我が儘、高望みでしょう。

女は金目当てだから出来る?

高齢ならば離婚より死別が多いだろうから、亡き夫の遺産がたんまりあ女性も多いでしょう。金があってもBBAお断りなんだよね?

そういう女性を狙ったらいいのに初めから度外視してる、まさにそういう所が「女は有利」の正体だと思う。


narwhal 「人口でいうと男のほうが少ないからむしろ女のほうが余る」それで余っているのは高齢寡婦だぞ

https://b.hatena.ne.jp/entry/4744771306978153487/comment/narwhal

2023-11-01

彼女居ない歴年齢の弱者男性だけど、仮に彼女が出来たとしても彼女に「してあげたい事」がなにひとつとして無い

何もない。


したいことやして欲しい事はあるけど、してあげたい事は何一つない。

料理してあげたいとか何をプレゼントしたいとかどこに連れて行きたいとか一切無い。

セックス「してあげる」立場セックスしてみたいな、とは思うけど、

それはなんとなく問いの趣旨とは違う気がする。

俺も男だから多少はヒーロー願望みたいなのはあって、

笑顔を失った彼女を笑わせたいとか笑顔にさせたいとかは無くは無いけど、

リアル想像するとなんかめんどくさいというか、最初から笑ってくれてる方がいいやって感じ。

まあ現実に出来るか出来ないか度外視して良いのなら、「養ってあげたい」はあるかもしれない。

仮に年収5000万くらいあったら好きな女の子は養ってあげたいかもしれない。

でもなー実際は年収200万台だし、「養ってあげるから結婚してください」とは言えないわな。


なんかこう、したい事として欲しい事しかいか非モテ弱者男性なんだろうなって自覚はあるけど、

でも、してあげたい事ってマジで何にもないんだよな。

でも彼女は欲しい。したい事として欲しい事はあるから。というジレンマ

2023-10-26

anond:20231025194350

コンセプトカー、一点ものコスト度外視で作るってんならまだいいけど

日産のアレはマジでリボテだから余計ダサく感じる

あのレベルの車を動かせる全固体電池はまだ存在しないからな

ワンチャンあのコンセプトカーは動かせるように作ってあるかもしれないけど、リーフとかアリアのパワートレイン乗っけただけの代物だろう

2023-10-25

anond:20231024181118

パリには400年以上の古いマンションがそこそこ残ってるし、ニューヨーク摩天楼ホテルでもそろそろ築100年を超える物件が出てるけどちゃん維持管理できてる。(水道管だけは相当大変だけど。)

大規模自然災害が来なければ、適切に維持管理すればマンションの外壁は数世紀は持つと思うし、もし大地震が来たら、全部強制リセットで綺麗さっぱり維持管理は忘れられるよ。

あと日本には国会議事堂という採算度外視リフォーム繰り返して、古い建物維持管理技術に関して関係者に多大な知見をもたらしてくれる偉大な建築物があってですね...

2023-10-15

Aさんに指示するのは楽

こちらが上司なら役割として歯向かうべきではない、と判断されるから

反面、その部下についたタイプはかなりの苦労をさせることにはなるんだと思う

限られた情報自分をよく見せることは得意なんだろう

結婚もしてたりする、けどすぐに離婚したあたり察するものはある

何かを得るための短期的・近視眼的な視点と行動力はある

こういうタイプはチームを持たせる仕事よりは、単独で成果の見えやす仕事を任せるべきなんだろうな

営業とか?

でもこういうのは採算度外視契約数だけ上げそう

向いてる仕事役割ってなんだろう

正直、Aは会社組織には向いてないと思う

既に周囲と軋轢出始めているし

フリーランスで与えられたものだけ体裁保って納品してくる、その程度が一番無難だし周囲とも良い関係を保てると思う

でもまあ、作ったもの品質は期待できないか

体裁こそ整ってるけど…という感じ

あれだ、人の作ったもの文句を言うだけの仕事とか向いてるかもしれない、検閲係的な

一人だけの部署・チームで役職名だけ与えて

実際の物作り品質にはほとんど影響ないポジション

責任者リーダー会議みたいなものの参加リストには入れておけば自尊心も満たされるだろうし

それくらいがちょうどいいな

けど無駄ではある

一番は回せなくなったあたりで本人が自覚して自分からやめること

いくらでも向いてる仕事はあると思う

2023-10-14

anond:20231013181054

「女社会」の捉え方に違和感ありすぎて意味不明

社会と女社会を何故か完全に切り離したものとして捉えているみたいだけど、

男尊女卑の世の中なんだから社会でも男から評価度外視出来ないので、男にモテる女は女社会でも好かれるに決まってるでしょ

自力で1000万稼ぐ女よりも旦那年収1000万の女の方が女社会でのヒエラルキーは上なんだから

社会の方は女から評価よりも同性同士の評価重要なんだろうが、それは男という性別社会における上位者から成り立つのであって女社会に同じ理屈は当てはまらない

2023-10-06

知性よりも見た目を気にする人たちっているよね

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/dailyportalz.jp/kiji/ji-ga-kitanai-otona

これを見ていて思った。

いや、関係あるかどうかは分からないけど、字がきれいな人に限って頭良くない人が多いんだよ。

中学の頃、字がきれいノートも綺麗にまとめてる人がいたけど、自分が覚えるということを度外視ノートを綺麗にまとめることに注力していて、その情熱意味不明だし、そのために知性獲得を犠牲にしてて衝撃だった。

文字におけるルッキズムやん、とか思ったよ。

文字でも、その中で語られている知性よりも上っ面の見た目ばかり気にしてる種類の人がいるんだなー、と驚いた記憶がある。

anond:20231006122021

儲け度外視なら推し課金するみたいに買う人も万に1人くらいはいるかもね

2023-09-26

税務官僚だった頃の思い出 Part3/3


思い出⑤ 転職を決意した時

 40代前半になり、管理職意識した仕事の進め方(実務中心→マネジメントへ)を検討しはじめた頃だった。ずっと同じ部署で働いていたわけではないが、新卒からほぼずっと法人課税一本だった。

 そんな折、数個年上の同僚のひとりであるN君が「今年度いっぱいで辞めて転職するから」と言ってきた(ビットコインの件で苦しんでいた人だ)。職場飲み会の帰りで、飲み直しで別の店に入った時だった。少しばかり仕事で縁のあった会計コンサル内定を得たという。

 「なんで辞めるの?」と聞くと、「昨年課長にはなったけど、どこまでいっても組織歯車で、それだったらまだいいけど……国民のために役に立っているとは思えない。だったら民間の方がいい。自分仕事力は、広く社会のために使いたい」といった答えが返ってきた。「上司と人事には退職の旨を話してある」という。

 私は、そこまで高邁なことを考えるタイプではない。どこか仕事から引いたところがあって、上から60点の成果を求められた時、80を出せる時でもあえて70の成果を出す。残り10の余力は、いざという時のためにとっておく。そういうタイプだった。

 できるなら上の方まで昇進したいとは考えていたが、審議官とか、次長とか、長官とか、そういう地位はむしろ遠慮したかったし、私の学歴だと奇跡が起きても難しい。職務自体は好きだったから、できれば長い間やりたいとは思っていたが。

 そのN君は、私などよりも公僕に向いている。いつも全力だからだ。そういう人だった。今回、自分の力を社会のために役立てたいという想いを聞いたが、嘘偽りはないと感じた。

 数か月後、私は「絶対にここを辞めてやる」と決意することになった。N君の退職が認められなかったからだ。それで結局、N君は内定先を辞退することになった。伝聞での話になるが、N君の内定先には「霞が関事情説明する」という名目での情報共有(という名の転職妨害)が入ったのだという。

 民間の方には事情がわかりにくいと思う。まずは次の規則を読んでほしい。

人事院規則八―一二職員の任免)

(辞職)

第五十一条 任命権者は、職員から書面をもって辞職の申出があったときは、特に支障のない限り、これを承認するものとする。

 公務員の任免というのは、民法上の雇用契約が基底にある。そのうえで、国家公務員法人事院規則により公法上の契約関係構成する。ざっくりいうと、行政事務職の公務員サラリーマンということだ。労基法適用されないからといって、隔絶した存在ではない。現業職公務員だと、よりサラリーマンに近い扱いになる(団結権があるなど)。

 上の人事院規則は、公務員のみならず民間業界をも拘束する。当規則国家公務員法国会議決から委任を受けているからだ。

 N君の例だと、別の内規により人事院規則第51条が課長補佐以上には厳しく適用されるのに加え、「再就職に関する規制」に該当するおそれがあったのだろう。それゆえ、転職目的としての辞職が認められなかった。

 結局、N君はどうしたのかというと……私が辞める時点では在職していたが……少し述べると、あれから転職活動をしたが失敗に終わったらしい。40代半ばで、国家公務員としての経験しかないN君は転職市場では必然不利になる。

 N君に興味のある会社があったとして、N君からすれば入りたい会社ではなかったという。とはいえ、税務や会計会社を選ぶとまた転職できない可能性がある。かくして、N君は今でも霞が関のどこかで働いている。どうか幸せでいてほしい。

 「こいつらクソだな」と思った。たかだか数年前に1回契約したっきりのコンサルに移るくらい、認めてやってもいいじゃないか。厳密にいうと再就職規制にかかってしまうのかもしれないが、それでもいいだろう。仲間なんだから

 当時は怒りでいっぱいだった。今はとうに収まっているが。所詮は、その程度の仲間意識しか持てない連中の集まりだったのだ――と今では達観している。



思い出⑥ 転職活動転職した後

 繰り返すが、四十前半であれば課長管理職)になってもおかしくはない。平均的には43,44ほどで課長に昇進するイメージがあった。早くミッション遂行しなければならない。

 転職活動を始めることにした。この時、妻はすでに亡くなっていた。子どもふたりいたが、先ほど書いたとおり、霞が関の一人親に子育て不可能であるため実家に預けている。妻が存命だったなら、転職活動自体していなかったかもしれない。

 この時は、リクナビも有名になっていた。転職エージェントネットで探せる時代になっていた。さっそく求人を探していくも、自分に合った仕事は見つかりそうにない。リクルートエージェントにも登録して、毎日少ない自由時間を使って求人を確かめていき、平行して求人応募に最低限必要ドキュメントを作っていった。

 転職活動スタートから三ヶ月ほど経った頃は、こんな状況だった。希望条件には、就業場所入社時期や休業制度や、もっとかい事項もあったが省略する。



【当時の転職活動方針】 ※やしお氏リスペクト

1 どの業界(会社)に応募するか?

 一 コンサル希望

  ア 今の仕事が「説明」「説得」であるため

  イ 専門性を高められる業界がいい

  ウ パワポ職人としての腕も活かしたい

 二 職務内容に拘らない

  ア どんな仕事でもやっていれば好きになる

  イ それよりもどんな人と働けるかが大事

  ウ 嫌な人と一緒にいるストレス想像以上(仏陀も言ってる)

 三 ベンチャーなどリスク高は除く

  ア 突然の内定取り消しや事業悪化可能

  イ カルチャーフィットしない可能性あり

  ウ これまでの企業文化と合っていない

2 職務概要職務経歴書

 一 徴税吏員としての経験を活かす

  ア 相手企業との折衝

  イ 過去判例を読みつつ方針決定

  ウ 最後正論で押し切る

 二 税制改革企画・調整

  ア 上級行政庁が決めたものをかみ砕いて整理する

  イ 全体向けに説明した後、現場レベル立脚した観点で是非を整理

  ウ 上の人間が本番の会議で話しやす資料作り

 三 新税務システム検討や導入支援

  ア コンサル組織内部と密に打ち合わせしつつ完成→検査検収

  ※この箇所は、文字ばかりで窮屈~というエージェントからの指摘あり

   後に、図表を効果的に使ったものに置き換えた

3 会社に求める条件

 一 及第点の実力があれば定時退社できて休日出勤もない

  ア 息子と娘を遊園地などに連れていきたい

  イ 一日にちょっと趣味をやりたい

  ウ この年になるとゆっくりしたいのもある

 二 風通しがいいこと

  ア 息をするように自然議論ができる職場か?

  イ 怒鳴ったり急に泣き出したり、負の感情を吐き出す社員はいいか

  ウ 自分が感じたことを素直に言い合える環境か?

 三 評価基準が明確であること

  ア 前の職場不明確だったので。データによらずに上司が決めるなど。

  イ 低い査定でも納得できるだけの客観性を求む

  ウ 低評価社員をすぐに見捨てたりクビにするのはNG

   ※本当に役に立つ人間勤務評定では判別できない

 四 給料度外視

  ア お金にこだわっても仕事は見つからない

  イ ずっと続けられる好きな仕事にしていきたい

  イ 子がいるので額面700万はほしい。今の年収△200万円までOK



 とまあ、いろいろ考えはしたが……結局、税務コンサルにした。スキルを活かせるうえに、さらに磨くこともできる。そのうえ、応募に必要資格である税理士免許もある。応募要項には「事業会社での税務実務経験5年以上」とか「同業界リーダーシップを発揮された経験3年以上」とか「M&A、組織再編、事業統合事業再生等の案件に対する税務コンサルティング経験」とか、該当していない要件があった。

 だが一方では、「上場企業外資系企業などに対する税務申告書作成業務」など、こちらの十八番ルールを作ったり審査する側)とも言える要件もあった。当てはまるかもしれない。

 こちらの日系大手の税務コンサルを受けたいと転職エージェントに告げたところ、「要件については、体感6割でいいので。ほかにも何社か受けた方がいいですね。増田さんの場合は、最低15社は受けましょう」とアドバイスをもらった。

 言いたいことはわかったが、こういうのは絞るべきだと感じた。一気に15社受けるのではなく、3社を5回に分けるなど、そういうやり方がいいと思った。※よく考えると、転職エージェント転職希望者は利益背反の関係にある。転職エージェントとしては、ほどほど短い期間で離職しそうな会社を勧めるのがメリットからだ。

 かくして、税務コンサルのうち、外資系大手・日系大手・日系準大手の3つにエントリーした。うち2社が書類選考を通過し、一緒に働くであろう仲間との数度の面接を経た後に、幹部社員とも話をさせてもらい、最終的に2社の内定を得た。

 決め手として、一番好感があった会社を選んだ。やはり、一緒に働く仲間――これがマストだった。上の3つでいうと日系準大手になる。

 こちらの会社は、昔仕事でお世話になったことがあった。直接契約を交わしたことはないのだが。とある相談案件を通じて、互いの知見を高めることができた……とこちらは認識していた。その会社は、国税庁を不当課税処分で訴えたことがあったのが気になったが、今さら大した問題ではない。

 次は、どうやって上司転職を伝えるか考える必要がある。まともにやってしまうと、N君の時のように無理筋なことをされる可能性がある。公務員退職にあたっての厳密な許可制再就職規制は、当時の私の役職課長補佐)だとばっちり適用される。※20代とかの若手だと、基準を緩めてもらえるらしい。

 「年度末で退職します」と告げた時の直属の上司の顔を覚えている。諦めと怨嗟が混じったような顔つきだった。一応遺留は受けたものの、上司もわかっていたようで、最後には「これまでお疲れ様。次のところでもうまくやれるように。ただ、辞職が認められたらいいけどな。俺は無条件に認めるけど」と言っていた。後は、人事による退職ヒアリングを残すのみだ。

 思案した結果、退職ヒアリングにおいては、内定を得ていた会社のうち辞退するところを転職先として告げることにした。入社予定の日系準大手は、一応これまでの取引先には当たらないが、関係先に該当すると見做されるおそれがあった。N君の二の舞だけは御免だった。絶対に避けたい。今ここで、今ここで就職しておきたい。絶対に!!

 証拠書類として、第二志望だった外資系大手オファーレターの写しを人事ヒアリングで提出したところ、それから約一週間ほどか、何事もなかったように辞職の許可下りた。そこから、残りの約二ヶ月半の間で引継資料を作り、3月の初め頃には仕事を引き受ける人に業務説明をして、懸念事項の対処方法の素案を示して、最後職場内で気を付けるべきことを述べて……それから数日後、私は職場を跡にした。



 転職成功した。一度下った辞職許可である、春先になって覆されることはない。覆そうにも、4月の時点ですでに民間企業との雇用契約が成立している。どうしようもない。私は管理職ではないからして、そこまで大事にならないはずだ。

 実際、春先になってすぐ、雇用保険健康保険手続き関係で、私の勤め先は元職場に知られることになったろう。それでも、私に元職場から電話がかかってくることはなかった――転職成功したのだ。

 新しくスタートした税務コンサルティングの仕事は、私にピッタリ合っていた。最初の1年間は、向こうの会社でいうところの雑巾がけ(企業の予定納税額の調べ、特定の申告方法の可否の問い合わせ、税制改正の動向調査)に当たる仕事だった。これまでの経験が活かせる、いい仕事出会うことができた。

 定時退社が実現し、給与は少しだけ上がり、休暇日数も増えて、福利厚生も十分だった。何より、一緒に働く仲間だ。自然な話し合いができる。暴言を吐く者や、怒りや悲しみの感情をぶちまける者や、不貞腐れる者もいない。言いたいことを言い合える。

 反対意見に弱い人達じゃなくて、なんというか、「精神的に健康」というか。自分と考えの違う人の反論に耳を傾けることができる。それでいて、自分意見として昇華できる。そんな人達だ。

 いい職場に移ることができた。運がよかった。太陽が昇っている時間に家に帰れるなど、私にとっては夢のひとつだった。夕焼けは近かったものの、まだ青空が残っている部分を見上げると、子どもの頃に読んだ児童作品を思い出した。少し前にも思い出そうとしていたっけ。きっかけは忘れたが。

 タイトルは、『ちいちゃんかげぶんしん』だった。時代背景は、太平洋戦争の末期だ。ネタバレは避けるけれども、ちいちゃんという女の子家族と一緒にやった『かげおくり』という遊びを通して、戦争反対を訴えるものだ。

 かげおくりというのは、地面に映った影法師をしばらく見てから青空に目をやると、網膜に焼き付いた影の残像が空に映ってみえるというものだ。未成年だった頃の私の心にドスンとき作品だった。増田民にも是非おすすめする。

 晴れ晴れとした気分だった。それからマイホームで羽をのばした。なにしろ毎日が定時帰りなのだから子ども実家から引き取るまでの間、家でゴロゴロしたり、趣味に勤しんだり、妻の遺品を整理したり、平穏な日々を過ごした。

 暇な時間を使って、『犬神さんと猫山さん』のBlu-rayディスクを購入して観た。やはり、何も考えずに見られる。1話CM込みで5分なのもいい。最終回は、花火大会だった。今まで出てきたキャラクターがみんな登場して、最後ふたり花火を見上げながら手を繋いだところでエンドだった。

 ネット掲示板を読んだところ、原作漫画(※記念に1巻を購入)の方は、残念ながら打ち切りのような結果だったらしい。作者も若い人だから、いろいろと苦労があったのかもしれない。でも、あの作品面白いと思った人がたくさんいるのだと――作者に知ってもらえたら幸いだ。

 私のようなおじさんが楽しめたのだから若い人だったらもっと楽しめる。面白い作品に違いない。できれば15分枠のアニメだったらよかった。

 たった三ヶ月の間だったが、思い出に残るアニメだった。ありがとうございました。



 ここまで書き終えて、今は自室にあるパソコン机の前で一息ついている。携帯電話の通知を見ようか、それともコーヒーを飲もうか、ボーッとするのもいいかなと、いろいろ考えている。

 税務官僚だった頃に比べると、今は幸せだ。そのうち慣れるとは思っていたが、あの辛かった日々を思い出すと、しみじみ幸せに思えてくる。不思議かな、辛かった日々であればあるほど、思い出す時に幸せな気分になる。なぜだろうか。

 そんな思いに捉われて、ふと携帯電話を拾い上げた私は、デリヘルでも呼ぼうかと思い、アドレス帳を開いた。お気に入りの子脳裏に浮かんでくる。

 ここで思い留まった。そうだ、先日誓ったばかりじゃないか。もう風俗店を利用するのは辞めようと。昔はよくソープに行ったり、デリヘルを呼んだりしていたけれども、もうしない。そういう店は利用しないと決めていた。

 長い日記になった。ゆっくり読んでもらえばいいし、わかりにくいところや、興味のないところは飛ばしてもたぶん理解できる。

 今回、昔のことを振り返ることができてよかった。書いている最中、じんわりとした幸せが込み上げてきた。この幸運感謝したい。



(追伸)

 上で挙げたN君だが、半年前に話をする機会があった。今でも彼は、どうにか転職ができないか模索しているらしかった。裏技を使おうかとも言っていた。さすがにここでは言えないが。

 N君の転職活動成功する未来を祈っている。彼は独身から、私よりは選ぶ会社自由が利くだろう。彼の多幸を願って日記の結びとする。

2023-09-24

anond:20230924001845

読んでて悲しくなったので書いた。

これは依存の先送りであり、生まれてくる子ども可哀想だ。

完全なる弱者である自分の子どもにハイスペの遺伝子を組み込むことで、その子どもを愛そうとしている。

ただしこの子どもを愛すというのは条件付きの愛になる。本来夫や彼氏に行くはずだった求愛行動がこの子どもに行く。絶対に離したくないという観念が、子の自立を妨げるようになり、絶えず子を束縛するようになる。

多くのシングルマザーの子どもは、どうであれ「かつて愛した人の子ども」であることが大半である(そうでない場合もあるが)。

こうした他のシングルマザーとのズレは、育児の場で大いに影響し、子は他者とのコミュニケーションが苦手になる。マイノリティの中でさらマイノリティとなるのだ。逆境を跳ね返す能力がなければならない。

子が自分自身の人生を生きる上で最大の障害となるのはこの母親である

自分人生でできなかったすべてが、この子に託される。この母は、人生において子以外に依存先がなくなっているからだ。子にとって自立の最大の敵が母親になるのは不幸なことだ。母親人生を歩まされる。

子どもはたいてい、13歳ごろから自立し始める。増田が41歳ぐらいのころだろう。18歳時点においては経済的にはともかくとして精神的には自立する。

増田が46歳になったころに、また今のような状態が再びやってくる。いや、より大きな孤独状態がやってくるということに耐えきれるのだろうか。

まだ居もしない子どもへの強烈な依存垣間見える。適当な男ではダメ理由は、プライドが許さないからであろう。「こんな男では、私に釣り合ってない」と考えている。

ヤリチンからセフレとしても選ばれない」のではないか

そうした今現在全然選ばれない」ような女性は、46歳ではもう「50歳ぐらいの汚いおじさんですら相手にしない」ような女になりかねないのではないか。そして子は離れていこうとする。

また、文章を読んで気になった点は「そこまで可愛くなく」「そんなに洒落っ気もない」「人並みに頑張ってはいる」と書いている見栄である

オタク構文である点も気になる。非モテ権化だ。

他の点「愛嬌もない」「男に媚を売るのも嫌い」と書いている点に関しては断定している割に、その点に関してプライドがあるのがよりめんどくささを助長している。

まり、本当はフツメンババアなどではない。ブサイクババアなのである。その自覚が足りない。ブサイクババアのくせに性格も良くないのだ。

「そのへんの女より可愛くて洒落っ気はあるのだが、『つまらない男ごときに媚を売る』ことができないために、婚活市場では、意味わからんけど『無価値』となってしまう」と考えているのだろう。しっくりこないか

これは他の女性バカにしていることに気付いていない。つまり自分相場度外視して「本当の私は彼女たちよりも価値が高いのだが、バカな男どもはそれに気付かない」と、自分の中で折り合いをつけてしまっている。

自己愛が異常だ。フェミニストミサンドリストであるという点で不幸だが、増田ミサンドリストな上に、女性も嫌いなのではないか学校でのカーストはどこに位置していた?

教育関係というそ仕事も、『子どもという弱者なら自分支配できるから』という考えが根底にあるのではないかわからんけど。なおこれはイネブリングといわれている。

おそらくこの増田毒親育ちなのかもしれない。若いときに、可愛くもないのに化粧をしないことを選ばされた女性は大変である。あとで追いつかなければならないからだ。

「女の武器を使うのは悪いこと」という、おそらく増田母親から強固に植え付けられた観念が罪悪感を抱かせる。未熟なスキルもそれを助長する。

そうした先延ばしのツケが今来ているのだろう。

中身が全く可愛くもないのに美も底辺という、弱者女性である自覚が足りていないのではないか。そしてそれを改善しようとする気もない。

「今現在の、ありのまま自分」を愛してほしい、自分が認めた人間からだけに強烈に愛されたいのかもしれない。

美を鍛えるのが苦行なのは「女の苦しみ」の1つだろう。「なぜこんな目に遭わさなければならないのか」と考えたくなる。多くの女は人生の早い段階でそれを乗り越えている。最近では男もやっているが……

ともあれ、理想自分現実自分がすさまじく乖離している。だから人見知りなのではないか

婚活疲れによるメンタル崩壊が第3の選択肢を選ばせているのだろうが、それは回避性パーソナリティ障害ではないだろうか。今までそうやって生きてきたのではないか

そしてまた今回も問題の先送りをしようとしている。

自分が「下」だと思っている女性が、本当は圧倒的に自立しており、圧倒的に「上」であることに気付くべきときなのではないか

これは俺の勝手憶測・俺の勝手な印象だから、ふふっと笑って流しても構わない。

だが、子どもができてからではもう戻れない。今、己の存在価値アイデンティティが問われているのだ。己と真剣に向き合うときが来たのではないか

子どもを持ちたいと思う気持ちはわかる。ただ、まだ本気で戦ってもいないのに「婚活惨敗した」あなたに、子を幸せにできるのか。撤退ではなく惨敗なのだ

臭いものに蓋をしても、臭いもの臭いままだぞ。

anond:20230924082511

寧ろ本当に貴族だったらとっとと卒業して稼いだ方が効率がいいのに

自己利益度外視でそういった活動に身を捧げるって褒め称えるべきじゃないのか?

現実問題、どんなに志があったとしても貧乏人にはそういった活動継続して行うのは難しいでしょ

から金持ちが率先してそういう活動を行う事の、一体何がおかしいんだろう?

増田実家大富豪だったのに安易な道に逃げずに看護師世界に飛び込んだナイチンゲールの事も「貴族の遊び」と揶揄する気?

2023-09-21

anond:20230919140032

家は予算をきっちり決めることが大事

予算が潤沢にあれば望み通りの家を購入することは難しくない(リセール度外視)

とはいえ、そんな人はそう多くないので、殆どの人は何かしら妥協を強いられる

先ずは予算内で住めそうな地域を絞り込め

例えば予算が1億しかないのに港区とか中央区は無理

杉並区世田谷区ぐらいだったらなくはないが、リセール間取り妥協しないと難しい

この辺りの条件が適切に設定できれば一日あれば地域候補は絞れるだろう

これで選択肢が無いなら予算に対して高望みってことになる

2023-09-12

anond:20230912174351

いや、プラスだったブランド力に、掛け算でマイナスが付いた形だろ。

もしもプラスがあるとすれば、ブランド力を除いてもまだ存在している個々のタレントのパワーしかないよ。

俺はそう思う。

 

 

しかも、ジャニーズ上位陣が、そういうブランド力計算したとは思えないよ。

たぶん、もっと感傷的な「ジャニーさんに教わったものを俺は残したいんだ」みたいな、ブランド力もクソもない計算度外視の決定だと思うよ。

俺は、それをやったからもうジャニーズは沈むと思うね。

2023-09-06

anond:20230905190857

2023-09-05

医師自殺報道に対し、当事者として思う事

最近医師自殺ニュースで度々見る。

私は大学病院医局に属す外科専攻医だ。

専攻医とは、専門医取得前、初期研修医修了後から医師5年目までを指す。

今回過労死報道された彼らと立場を近くする当事者として、今臨床現場に何が起きているか記載したい。

そもそも働き方改革」で医師がほぼ度外視の扱いを受けているように、長年医者の働き方は異常な上にそれを黙認する空気がある。

私は入局1年目のとき、月の半分が当直だった。

当直とは夜勤とは異なり、朝から働いた後に、夜間の緊急対応も請け負う。2時間以上連続で寝られる事は少ない。もちろん、当直の次の日はまた日中の勤務に追われる訳だ。

その上通業務は朝7時から夜は22時までにも及ぶ。つまり殆ど太陽を拝むことはない。

しかも、日中は息つく間もない程忙しい。

入局してから昼ごはんを食べた事など、初期研修医接待以外では数回しかない。

当直でなくとも、異常。

これで給料年収1億なら歯も食い縛れるだろうか。実際は無給医だった。つまり大学病院から給料ゼロ。本当に零。(後に問題視され、県の最低賃金が出るようになる。人の命を預かるのに、最低賃金

病院から労働者としてみなされていないので健康保険にも入ってもらえない。国民保険に入り年金自分で払うため、マイナス出費。

生活ができないので、休日や平日の夜間は外勤(いわゆるバイト)にいかなくてはならない。身体を休めたりリフレッシュに使うはずの時間が、生活費のための出稼ぎに消える。

これで素敵な先輩後輩同僚に囲まれていればまだ幸せだろうか。

医局の中はこういった働き方で人格破壊された上司しか残っていない。(それともあの性格は元々なのだろうか)

少しのミス出身地性別出身大学に関する罵詈雑言が飛び交う。

女性なら、妊娠出産の期間に関して医局制限をかけてくる。

人のために生きたいと志高く医師になったのに、大学病院へ進めばこのような待遇が待ち受けている。

学生時代一生懸命勉強してやっと医師になれたのにこんな所で辞めたら親に合わせる顔がないという葛藤

同期達は同じ状況でもどんどん優秀になるのに、自分だけ取り残されていく葛藤

患者さんや医学に一つも関係のない事象で追い込まれていく自分との葛藤

様々な葛藤が正常な感覚を狂わせる。

「逃げればいい」と人は簡単に言うけれど、どっぷりと医局の中にいると視野は狭まり、まるで医局を辞めることが殺人匹敵する大罪のように錯覚する。

忙しい日々の中、どこかへ相談しようにも一般的相談窓口は仕事が終わると閉まっている。

大学ハラスメント相談窓口も9時5時だ。

どこへ逃げれば良いのか。

逃げようとした先輩同期達は、重罪者のように祭り上げられ2度と大学病院や外の関連病院に顔を出すことはない。

働き方改革果たして私たちを守ってくれるのだろうか。

大学病院であれば、たくさんの症例経験でき、早く一人前の医者になれると思ったのに。ただそれだけを想ってここまで来たのに、どうしてこんな思いをしなければならないのだろうか。

これを書いている私自身も、精神的な危機を感じている。だが、精神科に行く時間がない。

私の自殺ニュースになるのも明日かも知れない。いや、もしかして、私の大学病院なら揉み消しかねない。

医者聖人でも鉄人でもない。ただの労働者だ。労働者としての権利が欲しい。

適切な休息と、勉強時間が欲しい。

どうか、今回の報道SNSの力で大きな問題にしていただきたい。

医者労働環境崩壊して、最終的に困るのは患者さんなのだから

追記 2023年9月6日

同じような労働環境話題になって、私の現状を世に伝えるには今しかないと意を決して当直の合間に書いたのですが、ここまで心無いコメントが付くと思ってませんでした。

匿名だと人は邪悪になるのかな。

「私の努力が足りない」と言われているようで、根性論を掲げてなかなか現場改善されない理由の一端を垣間見た気がして、もう人間にも人生にも絶望しました。

ありがとうさようなら

2023-09-05

医師自殺報道に対し、当事者として思う事

最近医師自殺ニュースで度々見る。

私は大学病院医局に属す外科専攻医だ。

専攻医とは、専門医取得前、初期研修医修了後から医師5年目までを指す。

今回過労死報道された彼らと立場を近くする当事者として、今臨床現場に何が起きているか記載したい。

そもそも働き方改革」で医師がほぼ度外視の扱いを受けているように、長年医者の働き方は異常な上にそれを黙認する空気がある。

私は入局1年目のとき、月の半分が当直だった。

当直とは夜勤とは異なり、朝から働いた後に、夜間の緊急対応も請け負う。2時間以上連続で寝られる事は少ない。もちろん、当直の次の日はまた日中の勤務に追われる訳だ。

その上通業務は朝7時から夜は22時までにも及ぶ。つまり殆ど太陽を拝むことはない。

しかも、日中は息つく間もない程忙しい。

入局してから昼ごはんを食べた事など、初期研修医接待以外では数回しかない。

当直でなくとも、異常。

これで給料年収1億なら歯も食い縛れるだろうか。実際は無給医だった。つまり大学病院から給料ゼロ。本当に零。(後に問題視され、県の最低賃金が出るようになる。人の命を預かるのに、最低賃金

病院から労働者としてみなされていないので健康保険にも入ってもらえない。国民保険に入り年金自分で払うため、マイナス出費。

生活ができないので、休日や平日の夜間は外勤(いわゆるバイト)にいかなくてはならない。身体を休めたりリフレッシュに使うはずの時間が、生活費のための出稼ぎに消える。

これで素敵な先輩後輩同僚に囲まれていればまだ幸せだろうか。

医局の中はこういった働き方で人格破壊された上司しか残っていない。(それともあの性格は元々なのだろうか)

少しのミス出身地性別出身大学に関する罵詈雑言が飛び交う。

女性なら、妊娠出産の期間に関して医局制限をかけてくる。

人のために生きたいと志高く医師になったのに、大学病院へ進めばこのような待遇が待ち受けている。

学生時代一生懸命勉強してやっと医師になれたのにこんな所で辞めたら親に合わせる顔がないという葛藤

同期達は同じ状況でもどんどん優秀になるのに、自分だけ取り残されていく葛藤

患者さんや医学に一つも関係のない事象で追い込まれていく自分との葛藤

様々な葛藤が正常な感覚を狂わせる。

「逃げればいい」と人は簡単に言うけれど、どっぷりと医局の中にいると視野は狭まり、まるで医局を辞めることが殺人匹敵する大罪のように錯覚する。

忙しい日々の中、どこかへ相談しようにも一般的相談窓口は仕事が終わると閉まっている。

大学ハラスメント相談窓口も9時5時だ。

どこへ逃げれば良いのか。

逃げようとした先輩同期達は、重罪者のように祭り上げられ2度と大学病院や外の関連病院に顔を出すことはない。

働き方改革果たして私たちを守ってくれるのだろうか。

大学病院であれば、たくさんの症例経験でき、早く一人前の医者になれると思ったのに。ただそれだけを想ってここまで来たのに、どうしてこんな思いをしなければならないのだろうか。

これを書いている私自身も、精神的な危機を感じている。だが、精神科に行く時間がない。

私の自殺ニュースになるのも明日かも知れない。いや、もしかして、私の大学病院なら揉み消しかねない。

医者聖人でも鉄人でもない。ただの労働者だ。労働者としての権利が欲しい。

適切な休息と、勉強時間が欲しい。

どうか、今回の報道SNSの力で大きな問題にしていただきたい。

医者労働環境崩壊して、最終的に困るのは患者さんなのだから

追記 2023年9月6日

同じような労働環境話題になって、私の現状を世に伝えるには今しかないと意を決して当直の合間に書いたのですが、ここまで心無いコメントが付くと思ってませんでした。

匿名だと人は邪悪になるのかな。

「私の努力が足りない」と言われているようで、根性論を掲げてなかなか現場改善されない理由の一端を垣間見た気がして、もう人間にも人生にも絶望しました。

ありがとうさようなら

なんで弱者男性ってお見合いに過剰な期待を抱くの?

https://anond.hatelabo.jp/20230904221133

こういうのを見るとつくづく思うけれど、

なんで弱者男性ってお見合いに対して過剰な期待を持ってるんだろうな?

昔のお見合いって個人意思度外視だったかもしれないけれど、その分シビアな家柄や資産の擦り合わせでしょう?

男性だったら例えば、年齢30歳以下で年収600万円以上、大手企業正社員公務員

実家は持ち家で親類縁者に障害者がいない事……、みたいにシビア要求されて

今の弱者男性殆ど土俵に乗れないと思うんだけど?

ていうか昔のお見合いに代わるものが今の結婚相談所やマチアプなんじゃないの?

そこで足切りに遭ってるような層はお見合いが廃れなかったとしてもお見合いさせてもらえないでしょうに。


このコメントも尤もだと思うし。

弱者男性お見合いでとんでもないブスをあてがわれても、ちゃんと納得して満足するの?

legnum 「ボクに女を当てがえ」論者はお見合い時代に生まれてたら「なんでこんなブスと」論者になってお見合い廃止に一役買ってたから結局同じだよ

2023-09-04

都市スーパー野菜がまずい問題

郊外道の駅とかJAスーパーとかで売ってる野菜うまい。安いし。これってでも趣味ちょっとだけ野菜作ってる人が原価率利益度外視で、

「とりあえず100円くらいかな」って値段付けてるから成り立つんだろうなぁ。街中にこんなにおいしいイチジクオクラつるむらさきはない。

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