はてなキーワード: 人海戦術とは
山内博の言葉だか、岩田聡が山内博に言われた言葉だったか、詳細は覚えていないがこんなことを言ってた気がする。
面白い娯楽とつまらない娯楽を並べたら、つまんない娯楽なんかいくら安くたってやらないだろ?」
と。
その一方で、勝ったら総取り、負けたら全てを失う、そういう厳しさについても山内博は語ってた。
ここでいう勝ちとか、負けとかは、売り上げの問題であって売り上げの問題ではない。
勝ち負けとは、一番面白いものをつくれるかどうかで決まるのだから、勝ち負けはあとからついてくるものなのだ。
いくらでも、簡単な例でいえばガチャにでも手をだせばいくらでも稼げた。
子供から大人までレアポケモンを求めていくらでも課金しただろう。
Amazonが稼ぐ気になればいくらでも稼げるのに、資金の回収には目もくれずに拡大路線を続けるのと同じだ。
任天堂は、自社が今やるべきことは稼ぐことではなく、面白いゲームを作ることだとわかっていた。
必要なのは、面白いソフトを作ることであって、そのために必要な資金さえあればよかった。
何度、「任天堂は終わった」と言われ続けただろうか。
スーパーファミコンの次世代機が遅れ、プレイステーションに天下を奪われたとき。
だれもがこれからは大容量の光ディスクの時代だと思ったのに、ニンテンドウ64はROMカセットにこだわり続けた。
実際、メモリーカードは快適ではなかったけれど、大容量が実現した美麗な映像に人々は流れていった。
ゲームキューブがプレイステーション2の勝負にもならなかったとき。
でも、プレイステーション2の、現行機種(プレイステーション)との互換性、DVDプレイヤー機能としての機能はお買い得すぎた。
それでも任天堂は生き残った。
何度でも生き残れる自信があったと思う。
何度でも挑戦できるだけの現金と、どこよりも面白いゲームを作れる自信があったからだ。
売るときがくるとしたらは、任天堂が出したゲームをつまらないと感じた時だ。
「品質がいいだけじゃ売れない、重要なのはマーケティング、ブランディング」
なんて言うコンサルたちはなにもわかってない。
いいものさえ作れれば、いつかは浮かぶ。
それが全てだ。
今後も、何度となく「こんどこそ任天堂は終わった」と言われ続けるだろう。
そう信じている。
コンピュータ言語って世の中に山ほどあるけれど、それぞれの言語ごとに特徴がある(特徴のない言語は廃れていく)。
あまり言語に詳しくない人相手に、俺の考えるそれぞれの言語の特徴を書いてみようと思う。
なお、取り上げるのはある程度広く使われている言語に限りたいと思う。
言語名 | 概要 |
---|---|
C言語 | 高速動作するバイナリ生成を目的としたコンパイル言語。だいたいどんな環境でも使えるがバグ出やすい |
C++ | マニアック言語、高速、習得大変 |
Java | サーバで高速かつ安定に動作するコンパイル言語、大規模でよく使われる |
C# | 主にWindowsクライアント用のバイナリ生成に使われるコンパイル言語 |
Perl | 広く使われていたが今は若干時代遅れのスプリクト言語。汚い |
Python | Perlにかわって主流になりつつあるスクリプト言語。綺麗 |
PHP | Web開発にフォーカスされたスクリプト言語。一世を風靡した。 |
Ruby | とても綺麗なスクリプト言語 |
JavaScript | ブラウザで実行出来る唯一の言語。言語自体はいまいちだが、ブラウザの事情で需要あり |
Go | サーバサイドで安全かつ高速動作するバイナリ生成を目的としたコンパイル言語 |
メモリに直接アクセスして書き換えるといったコンピュータの機械語に近い言語構文を持つため、高速な処理が可能な言語。
コンパイラの歴史も古く環境も整っており、組み込み系などを含むほぼ全ての環境で利用可能な万能言語。
一方で、メモリの確保や解放といった基本的なことも自前で処理する必要があるため、コーディングの効率が良くなく、多種多様のバグを生みやすい側面も持つ。
ある程度以上のエンジニアであれば常識として知っておきたい言語だが、初めて覚える言語としてはあまり適当ではない。
C言語にオブジェクト指向を導入した言語。C++言語とはあまり呼ばれず、しーぷらすぷらす、もしくは略してしーぷらぷら、しーたすたす、などと呼ばれる。
C言語の速度を維持したままオブジェクト指向やテンプレートなどの効率的な記述を可能にしようとした意気は真っ当だったのだが、
当時最先端だった色々な技術や思想を叩き込んだおかげで、あり得ないほど複雑化した言語としても有名。
「C++を理解しています」という人はほぼ初級者で、本当に理解していくほど「C++には自信がありません」となっていく。
速度を追求する分野では良く使われている。完全に理解するのは難しいとしても、テンプレートくらいまでは理解しておくと仕事上なんとかなる…かもしれない。
サーバサイドで安全にコードを実行する目的でよく使われる言語。長い歴史を持っており、比較的高速に動作する。
当時は画期的だった「バーチャルマシン」や「ガベージコレクション」という機構を備え、CやC++でよく問題になるメモリの解放忘れというバグを生まず、
サーバサイドなどで何千時間と動作するソフトウェアに適した言語として受け入れられた。
必然的にエンタープライズ用途で利用されることが多く、各種ツールなども豊富。人海戦術がしやすい言語という側面も出てきた。
一方でブラウザにHello Worldを出すだけでも大変な労力を必要とするので、スタートアップなどではあまり使われない。
ガラケーのアプリや(ちょっと違うが)Androidなど、クライアントサイドでも使われることがある。
プログラミング言語で最初にJavaを覚えるという人は結構多いが、仕事としてJavaを使うのは大抵SI系の業務になり、なかなか辛い労働を強いられる可能性が高い。
クライアントサイドで安全にコードを実行する目的でよく使われる言語。こちらも比較的高速に動作する。
元々はWindowsのクライアント用の言語であり、Javaとは違ってクライアント向きのAPIが多数ある。
マイクロソフトが開発した言語ということもあり、マイクロソフトの優れた開発環境が利用出来るので開発効率は非常に高い。
Unityなどでも利用可能であるが、基本的にはクライアントの実行形式ファイルを生成する目的が大きく、サーバサイドではあまり使われない。
自作のゲーム開発をしたいのであればうってつけの言語。初めて覚える言語としても十分に良いだろうが、C#を使う仕事は近年無くなりつつある。
ほぼ全てのLinux系ディストリビューションに含まれており、ツールや様々な用途で使われていた。
上に紹介したC、C++、Java、C#のようなコンパイル言語とは違い、(少し語弊はあるが)1行ずつ実行してエラーがあれば止まるスクリプト言語である。
ちょっと開発してすぐに実行ということが出来るのと、コマンドラインでワンラインのコードを読み込ませてちょっとした処理が出来るなど応用範囲の広い言語である。
20年近く前にWebでCGIが普及した時には、ほぼどのようなサーバ環境でも実行可能だったこともあり、Perlを使うことが極めて多かった。
しかし、主に読みづらい言語仕様のせいで、近年新規ではほとんど使われなくなった。既存のコードもどんどん別の言語に置き換えられていることが多い。
日本の大手Web企業の一部が使っているので、そこに就職するために覚えるのもアリっちゃアリだけど、今からPerlをわざわざ覚えるのは強くオススメしない。
後発のスプリクト言語。こちらもほぼ全てのLinux系ディストリビューションに含まれており、それゆえに広く使われている。
インデントまで言語仕様で規定することで、誰が書いても読みやすいコードになるように考えられている言語である。
Perlの代わりに使われることが増えていて、周辺ツールなども充実しており、小規模から大規模までカバーする勢いがある。
ただ、Python2とPython3のバージョン間での非互換性があまり綺麗に設計されていなかったため、そこで混乱を招いていたこともあった。
最近だとマシンラーニング系のライブラリでPythonが使われていたり、海外ではPerlに代わる言語として受け入れられつつある。
Web開発に特化したスクリプト言語。CGIの代わりに使われ始め、一世を風靡した。
以前CGIでWebに何かを表示するには比較的大変な労力を割かなければいけなかったのが、PHPを使うと誰でも即座にWeb開発が出来たので爆発的に普及した。
またphp.netの豊富なドキュメント&スニペットのおかげもあり、開発初期の効率が大変に良い言語である。
残念なことに、言語やAPIの設計がいけていない点が多く、一部の人からは蛇蝎の如く嫌われている。
今でも根強い人気があり、海外でも小規模プロジェクトの最初の開発にPHPを選ぶのは比較的よくある選択肢であるようだ。
Webアプリを開発をしたいという明確な目的を持つ人が、最初に学ぶ言語としてPHPを選ぶのは理にかなっていると思う。
なおこの言語を本気でディスってる人は大体視野の狭いエンジニアであることが多いので、地雷エンジニアを見分けるのにも役立つ。
綺麗なスクリプト言語。日本発で世界的に普及している数少ないIT技術の一つ。
言語仕様が美しく、それゆえにファンが多い。Ruby on RailsというWeb用フレームワークの登場で、Webアプリでの採用例も一気に増えている。
基本的には他のスクリプト言語と同じくサーバサイドでのプログラミングに用いられることがほとんどである。
スクリプト言語で何かを作成するのであれば、Rubyを選んでおけばそう失敗することはない万能言語。
サーバサイドで何かすることに興味を持っているならば、最初に覚える言語としてはとてもオススメ出来る。
一方で、なぜかRubyが採用するWeb側のフレームワーク(具体的にはprototype.jsやCoffeeScript)はいつもクソなので、そちらは深入りしないのが吉。
ブラウザで動くスプリクト言語。ブラウザ戦争が勃発していた18年前、奇跡のようなめぐり合わせでベンダー間の合意が取れ実装された言語。
言語としてはプロトタイプベースのオブジェクト指向という少しめずらしい形式を取っているが、実際にはあまりその特徴は利用されていない。
言語仕様がイマイチで、大変バグを生みやすい言語であり、また関数のスタックが深くなる特性もあり、あまり積極的に使うべき言語ではないが
ブラウザで動く言語が現在これしかないので、大きなシェアを持っている。
一部の物好きがサーバサイドでこの言語を使おうと(主にnode.jsで)四苦八苦している(とはいえ、1つの言語でWebとサーバが完結するのは大きなメリットだ)。
ブラウザで動く唯一の言語のくせにとにかく書くのが面倒ということもあり、多数のAltJSと呼ばれるJavaScriptに変換される別言語を生み出されている。
まあJavaScript本体人が手で書く言語ではない…というのがECMAScript5までの印象だったが、新しい規格が順次導入されており、今後に期待。
Web業界で生きていくならば、好むと好まざるとにかかわらず覚えなければいけない言語である。
最初に覚える言語としては、ブラウザ上でゲームなども作れるし、node.jsでサーバサイドもできるしで、意外とオススメだったりする。
C、C++やJavaと同じでコンパイル言語。サーバサイドで高速かつ安定なバイナリを出力することを目的とされ設計されたGoogle発の言語。
その目的においてはかなり高性能を誇るので、特に速度を要求されるサーバサイドでのプロジェクトでは導入が進んでいる。
それ以外の目的ではあまりこの言語を採用するメリットはないが、ニッチな用途をピンポイントで抑えており、これから広く利用されることも期待される。
コミュニティも活発であり、初めて言語を覚える人が参入すれば喜ばれるだろう。言語としても美しい言語なので、サーバ系のプログラムに興味があればオススメである。
繰り返しだけれど、それぞれの言語ごとに特徴があり、特徴のない言語は廃れていく。
ここに挙げた言語は何らかの特徴があり、何らかの用途で必要なので生き残っている。
その背景を知った上で、ここにある言語は全部ある程度読み書きが出来るようになると素晴らしいと思う。
http://anond.hatelabo.jp/20160413023627 を見て触発されたので書く。
タイトルのようなことについて、実態というか現実というか、そういうのを当たり障りない範囲で書こうと思う。全ての企業や学生に当てはまるはずはない(むしろかなり偏見や単純化を混ぜてる)けど、参考になれば幸い。
ちなみにトラバ先は研究を志望したという話だけど、本エントリは研究志望というよりは一エンジニア志望向けかも。
あえて定義はしないけど、Github で公開されてるような OSS を使ってます/いじってますとか、LL 使って Web アプリ作ってますとか、アジャイルやらテストコードやら最近主流の手法使ってますとか、そんな感じで捉えていただければ幸い。あるいはメインフレームで COBOL とか周辺機能を全部車輪の再発明してるC言語製アプリとかそういう古い仕事ではない仕事、と捉えてもいいかも。
トラバ先のトラバの言葉を借りると「日本的な旧来型のIT大企業」という感じ。
ITという言葉には色々な意味がある。大手IT企業だとこれが特に広い。もちろん「モダンな開発」も含まれているけれど、そんなの全体のごく一部でしかない。(主観だけど数 % とかじゃないだろうか)
話は少しそれるが、大手IT企業は元々メインフレームなど「化石」で発展してきた経緯がある。何十年以上も昔、コンピュータといえば化石しかなくて(それでも当時は最先端)、それを個人やそこいらの企業では相手にできないような大組織に対して導入してきた。プログラミングの手法やノウハウが十分存在しない時代だったけど、それでもやるしかなくて、幸いにも昔は今ほど不景気ではなかったし人材も豊富だったから人海戦術で何とかなった。
そうやってつくられた化石コードと化石システムは今なお動いているし、時代に合わせてそれなりに機能追加もある。大手IT企業は化石から離れることができない。現代が化石で食べていけるほど甘くない時代だとしても。
そもそも化石に詳しい化石人が現役引退や昇進などによりいなくなったということもあって、実は現状維持ですら大変である。たとえばレガシーで汚い膨大なソースコードを知る者は誰もいない。もちろんネットで調べても答えなど出ないし、IT界隈のコミュニティに頼ったところで知る者はやはりいない。どんなに時間がかかっても読んで、理解するしかない。どんなに時間がかかっても。
以上のような現実があるので、化石のお仕事に新人を割り当てることも普通にあるし、むしろそうなる確率が圧倒的に高い。
大手IT企業にとって新人とは「専門的な技能や経験は無いが、地力(頭の良さ、伸びしろ、根気など)はあるため近い将来使える戦力になる卵」である。
対人コミュニケーションには自信ありますという遊んでばっかのリア充も、OSS に Contribute してました大学はほとんどパソコンと向き合ってましたという趣味グラマも、同じ「新人」でしかない。
「新人」は技能も経験もないので、いきなり一人前の仕事を任されることはない。電話応対、飲み会の企画運営など雑用全般を任されつつ、簡単な仕事がアサインされる。
この簡単な仕事というのが曲者で、手順書にしたがって環境を整えるとかテストをするとか、そういう仕事だ。手順書を読める程度のIT知識があれば誰でもできる。でもボリュームは多いし、手順書は不完全で不正確だからわからないところが多々あって、忙しい先輩や上司に何度も相談しにいくことになる。言うなれば「属人性の高い単調な手作業仕事」とでも言えようか。
ITを知らない素人新人ならこれが仕事だと抵抗なく受け入れられるが、ITを知る新人だったら、これはとてつもない苦痛だろう。配属先が「モダンな開発」を行う部署であれば苦痛具合も軽減されるし、なんなら「君結構詳しいんだね。じゃあ早速本格的な仕事任せてみようかな」なんてこともありえる。化石部署だとそんなことはない。だって、仕事で扱ってるシステムは化石だからモダンなIT知識なんて役に立たないもの。
この「新人」に、早くて数ヶ月、遅くて数年耐えると、次第に仕事を任せてもらえるようになる。設計やコーディングといった、エンジニアらしい仕事だ。といっても、配属先が化石部署であれば、当然扱うのも化石なわけで、いつまでたっても化石で苦しみ続けることになる。
一方で化石部署から異動し、「モダンな開発」を行う部署で働く者も存在する。これには色んなパターンがあるが、おおよそ以下のような状況が重なって異動するパターンが多い気がする。
大手IT企業では エンジニア→中間管理職(部長以下)→偉い人(部長より上) というキャリアパスがつくられている。特徴は
こんな感じ。
いつまでもエンジニアとして働いて、でも給料はそれなりにもらって、ということはありえない。成果を出せば昇進するし、昇進すればエンジニアから離れていく。成果を出さなければエンジニアとしていれるけど、いつまでたっても給料は増えない。大手だけあって新人時点での給料はそこそこ良いけれど、30代以上になってくるとそれでも苦しい(物欲無き健康的一人暮らしなら問題無いが、家族を養うつもりなら相当苦しい)し、そもそも無能な管理職に振り回されることに対して苛立つだろう。つまりエンジニアとして何十年も働き続けにくい。
「昇進するつもりだから問題無し」と考えている人も要注意である。というのも、大手IT企業は管理職で溢れかえっているからだ。新人が昇進するのは非常に難しい。昔は割と誰でもなれていたし、実際「こんな奴がなんで管理職になれてんだ?」っておっさんもたくさんいるけれど、今は違う。一握りの社畜(必死に仕事に食らいついてきた&先輩や上司からのウケも良い)だけが昇進できる。たとえエンジニアとして優秀な仕事をし、正当な意見を主張してきたとしても、空気を読んでウケの良い社畜にならなければ昇進はできないのである。
大手IT企業の研究所は非常に狭き門である。トラバ先でも言及されているが、博士課程を終えたようなガチさに加え、当然のことながら学歴も必要になってくる。実際、研究所の人間は英語を当たり前に読み書きできたり、分厚い技術書を躊躇なく読み込んだりするような変態であり、裏を返せばそれほどの実力と熱意がなければやっていけない世界というわけで。とにかく多少ITに覚えのある凡人が入れる場所ではない。
また、入社後に研究所に異動するケースもほとんど無い。一般部署の凡人をわざわざ引き入れる理由が無いからだ。
ここまで色々書いたが、そもそもなぜ大手IT企業を目指すのか。それは以下のような理由や期待があるからではないか。
確かに上記のメリットはある。あるけれど、ここまで書いたように
といったこともあるわけで。
「モダンな仕事をバリバリしたいならベンチャー行け」という話もあるけれど、ベンチャーで通用するほどの人材ならそもそも大企業を選ぶことに悩みなどしないだろう。大企業を選ぶということは、実力なり待遇なり何かを求めているわけで、そうなってくると大企業以上に適切な選択肢は無い。でも、その大企業にも上記のデメリットがあるわけで。
世の中は甘くないですね。
http://anond.hatelabo.jp/20150526175312
↑を昔描いたんだけど
アニメ産業の問題はオリジナルで勝負しないことだってことってかいたら
わかってないなぁみたいな反論が来たんだけど
結局よくよく読んでみると、反論できてないっていうか
図星なんだろうなっていう結論に至ったわけですよ
まぁそんななか増田で
SIはやめておけ
http://anond.hatelabo.jp/20160123131828
なんてものが書かれてたわけ
読んでSIも似てるんだなっておもったよ
仕事の主導権が自社にない
受諾で孫請けでシコシコやるだけ
それで愚痴るw
俺たちが悪いんじゃない悪いのは上の奴らだってねw
プログラミングもできないSEが仕様書描いてるとかいうじゃんw
それでおいしいところ持っていかれるのも似てるよね
やっぱり思うわけよ
リスクも取らずにぶら下がってるごみみたいな連中が、自分を正当化するために上を叩くんだなって
教訓
受託はだめだね
アニメなんてメンテナンスもなにもないからSIとくらべるのもおかしいんだろうけど
アニメは幸い海外ではそんな盛んじゃないから、なんか日本は進んでるみたいに思われてるけど
あほみたいな人海戦術でCGもしょぼいのにぐりぐり動いただけですごいすごいともちあげるところみるとやっぱ遅れてるなぁって思う
結局何が悪かったのかわかるようでわからんようで、まだ正直気持ちの整理もできていないが、落ち着かせる意味で増田に書かせてもらう。
今度、35年つとめた会社を退職することになった。いや、正確には一応は役員になっているから、解任か。
解任理由は簡単、
会社人生ではいろいろやった。自分なりに会社に貢献してきたつもりだったし、事実、苦しいときには俺がやった事業が会社の新しい展開をやれたとは思う。
ただ、その事実そのものを、専務の奴は気にくわなかったんだと思う。
もういい加減、愛想が尽きた。今は、あんな会社は徐々に腐っていけばいいと思う。
入社したときは、企画職でも営業でもなく事務職だった。ただ、ちょうどその頃会社はその頃の看板商品が大ヒットしていて、人手が足りなくなってた。
そこで、他の部署に応援に回される事になって、いろいろな部署の応援をやった。
人海戦術のDM発送、苦情受け付けに倉庫整理、制服の繕い物、展示会の売り子から営業の補助まで、何でもやったよ。その中で、最終的にある製品企画のプロジェクトに回された事が転機になった。
そのプロジェクトは全然注目されて無くて、一応商品化は済ませていたものの、社長や専務の覚えも悪く全然売れてなかった。
ただ会社の景気だけは良かったからお取りつぶしにされる事無く済んでいた。
こんな、他にもいくつかあったプロジェクトの一つだった。一応は責任者という立場だったが部下はいなかった。
会社はどこまで行っても同族企業で、その上社長や専務が強力なコネクションを持って仕事を取ってくるような所があった。
だから、社長や専務の覚えがめでたけりゃ予算をもらえてそれだけである程度売れる。
ただ、そういう所はひたすら専務の言うことを聞いてなきゃだめ、言いなりになってないと駄目と言う感じだった。
一方で、そうではないところは完全に日陰。だから俺がやる事になった所は、商売としてはさっぱりだったが、その代わり注目もされないので専務に横やりを入れられることもなく、自由にやる事ができた。とにかく当時は看板商品が売れに売れてお取りつぶしにするような手間すら惜しかったのだろ。
どうせつぶれるのだろうし、いろいろな場所でいろいろな手伝いをして歩いてずっと考えてたビジネスプランを実行してみることにした。
それが、当たった。ビジネスプランには自信が無いわけじゃないが、時代に当たった運もある。
もちろん、始めはいろいろと難しかったけど、取り組み初めて数年で軌道に乗り始めた。
バブルの残り香が消え始め、酔いが覚めるように人々はだんだんともうバブルは終わったんだと言う空気感になり始めた頃。そんな時代が切り替わるタイミングというのはいろいろと古い商売と新しい商売が入れ替わっていく。
そんなタイミングにあっても、出た芽は小さくて、昔からの商売をしている人にすれば、たまに生まれてすぐに消えるようなものに見えていたと思う。だからそう言う新しいことをやろうとしている人は、今の商売でうまくいっている人々に相手にされていなかった。
そこに俺は、今の商売でうまくっている所の看板を使って乗り込むことで、一気に市場で存在感を出すことができた。今流で言うと社内ベンチャーということになるのだろうか。最初は小さかった商売もだんだんとうまく行き始めた。
ただ、うまくいきすぎた。いや、違うか、本当に時代が変わっていた。これは悪い事に、これは看板商品の方がだんだん時代に通用しなくなってきたことも意味してた。前の看板商品はだんだんと売れ行きが鈍っていく。一方で俺の商品は売れていく。
そうして、あるとき有力な取引先が3つも相次いで路線変更をし、うちの商品のそれまでの看板製品の扱いを大幅に絞った。その代わり採用されたのが俺がやってた路線の商品。
うれしいと思うよりも、もう必死だったよ。気楽にやってたのにいつの間にか主流の落ちた売上を俺が支えなきゃならない立場になってしまった。必死で必死で会社を守るために働いた。幸いにして努力は報われてどんどん売上は伸びたが、主流派の商品はどんどん駄目になっていった。
よく覚えている、阪神淡路大震災があり、オウム真理教事件があった頃だ。
専務が関わっていた主流派の方は、既存の設備が無理がたたって主力品が販売できなくなった。
一方で、同系統の代替品を用意はしていたが、売れない。それはそうだ。時代の変化について行けなくなったから。前と全く同じ商品だったから売れていただけで、時代に合わない違う新製品を出しても売れなくなっていた。
一方で俺の方の商品は順調に売れていた。そこで、俺はよかれと思って、俺の方の商品に、主流派の商品をセット販売を少しずつ始めていた。どうも専務たちはそれを本当はやりたくないような雰囲気が合ったが、当時は完全に俺の商品以外は赤字になっていたからだ。
また、この新しい商品のノウハウは社内にも公開した。当然だ、秘密にする理由がない。
ただ、ここまで来ても俺がやっていた方のラインは、メインのラインと完全に交わることはなかった。ただ、スタッフの交流は行われていたし、現場レベルでは別に完全に分離されているわけじゃなかった。
社長や専務が主流の方に力を入れていて、こちらに何も言ってこないのは以前からだったし、何よりもそう言う体制があったからこそ、時代の流れの変化に会社として対応ができたから、それはそれで好ましいと思って、特に気にしなかったんだ。
ただ、今思うと、だんだんとひずみが蓄積していったのだと思う。
いくつか時代を象徴する出来事というのがあるが、オウム真理教事件が以前の時代の節目を象徴したものなら、俺にとってのその次は、リーマンショックだったと思う。
この頃から市場環境が再び大きく変化し始めた。商売の環境が再び変化し、90年代に確立しつつあったやり方が再び通用しなくなった。顧客の予算配分が大幅に変わり、そもそも市場が縮小し始めた。これにより売上が頭打ちになり始めた。当然手は打っている。手を打ったから大幅な売上減少にまでは至らなかったが、このままではじり貧なのは間違いが無い。
そして時代が回るうちに、うちの会社で主流派の社長や専務がやってきていた古いスタイルが再び受けるようになってきた。主流派は、こちらが作り上げ、提供したやり方と、80年代からやっている古いやり方両方を知っているため、堅調に伸び続けた。
当然、我々も後を追おうと考えた。
この二つのうち、どちらかを認めてくれるのならば、まだ耐えられた。ただ、両方とも封じられてしまったら、もう手も足も出ずに、座して沈んでいくのを待つしか無い。
しかし、もう問題は俺だけの問題でも、俺の部下だけの問題でもなく、供給者責任として商品を届ける取引先や、それに連なる経済の生態系に対して責任が及ぶようになってしまった。
そこで俺は、ここへ来て明確な指示への違反をした。いろいろと問題にならないように配慮をしつつ、せめて影響が小さくなるように、できる限りの手配をし、できる限りの手を打った。
専務からは何度も話は合った。そのたびにできる限り社の方針に従いながらも、しかし責任は果たすように新しい方向に舵を切っていった。
専務からの締付は強くなってきてはいたが、専務はそもそも会社愛が非常に強い人間でもある。ある程度の自制は効いていたのか、俺や幹部には強く当たるが、実際に決まった業務に影響が出るようなことはなかった。関係性は冷え込んで、それは取引先にまでしれるような状況になっていたが。
均衡状態が一気に動いたのは、ある噂だった。
タイミングとしては最悪だった。社長や専務はもう高齢で、後継者の話がでて、専務の娘が会社に入り、次期社長に決まっていた。そこでいろいろな整理が始まっていた頃だった。
もちろん、俺にはそんな気は全くなかった。弁解もした。ただ、これが「とどめ」になった。
専務からの指示はどんどん強くなっていった。それは俺に言うだけではなく、従来は現場レベルではある程度協業できていた末端の業務にも影響が出始めた。
そして去年の1月、専務に呼び出された。慌てて向かうとそこには専務の他に取引先の人間と、会社の顧問弁護士がいた。専務は取引先の人間に、独立する気も社長の座をねらってもいないと直接説明するように求めた。
俺は求められたように、何度も繰り返していた同じ話をした。そんなつもりは全くない、これからもやっていくつもりだと。事実として、社長や専務が戦後直後から作り上げた偉大なブランド力と、会社の巨大なシステムがなければ商売は続けられないし、それを辞めるメリットはどこにもなかった。冷静になれば誰にでもわかることだ。
ただ、専務はその取引先がいる席上で、そういった説明だけではなく、俺がやっている商品がいかに駄目か、いくらやっても会社の主流は専務の商品であり、劣った亜流であるかを演説し始めた。顧客まで馬鹿にするような発言。はっきり言って事実じゃない。そうして言ったのだ。主流になっているラインと、俺がやっているラインが分かれて摩擦がある事そのものが存在せず、もし存在しているとしたら刃を向けているのと同じだから、辞めてもらうと。
話はあっという間に広まった。
わかっている。いくらやっても主流になれないことは。
だが、会社が問題になったときに、古いやり方に固執して市場変化に対応できず、それでも売ろうとして製品を壊してしまったの誰なのか、収益を上げて会社を支えたのは誰なのか、それぐらいは人気視していると思っていた。
専務が後生大事に掲げる理想ははっきり言って利益になってない。それは我々が作り上げた売れ筋の土壌の上にしか存在できないものだ。それを認めろとは言わないが、否定するということはどういうことなのか。
主流になりたいと思ったことがないと言ったら事実ではないが、主流にしてくれと言ったことはないではないか。それでも何故、敵視してくるのか。
専務の言い分、それがすべてでたらめとは言わない。もっともな指摘はあるだろう。古い伝統や理想を掲げることは大事だ。
しかし、古い理想を古いやり方が再び流行が回るように時代の流れになったからと言って、それは合っていたとは言わない。
止まっている時計は必ず一日に一度は正確な時間を示す、しかしそれは時を動かしているものがいるからだ。止まっていることと動いている事は全く違う。
正直愛想が尽きた。
この方針は続けることになるだろう。少なくとも社長と専務がいる限りは。その娘がいる限りは。ただ、誰の目にもその方針でいつかは行き詰まることはわかりきっている。消えてしまうことはないだろうが、市場は大幅に縮小することになるだろう。
専務は取引先がいる席上でこう言った。「辞めろ」と。本流と一緒にやろうとしたとき、それを拒否し壁を決定的にした本人が、摩擦が存在するならば、辞めろと。ならば辞めてやろうと思う。
ただ、そう決めたからと言って、いきなり出社しないとかではなく、いなくなっても問題が無くなるまで引き継ぎをするあたり、結局俺は小物なのだと思う。
あいつが勝手に辞めたから会社が駄目になったとか言われるのも癪に触る。部下が困るのも本意では無い。結局一年かかってしまった。
希望を言うならば、ただ、進行の遅い癌のようにじわじわと会社をむしばんでいって、最後どうにもならなくなった時に、あのときあいつが残っていれば違ったのだろうなと言わせたいと言う程度の希望はある。(これは呪いでもある)
金なら十分すぎるほどあるし、仕事しかしてこなかったから養わなきゃならん家族もいない。これからは気楽にやろうと思っている。
悩み事としては、俺が辞めるではなく独立して新しい会社を興そうと考えてると勘違いして、ついて行きますと言ってる部下をなだめるのに苦労している。
俺も、それなりに人望はあると思ったが、そこまでとは、正直感動した。
感動したが、部下たちもあんな会社でそんなことを言ったら会社での立場が完全に駄目になることはわかりきっているのに言ってしまった。だからといって本当に会社を興してうまくいくとは思っていないので彼らを拾うこともできない。
もう噂になっていると言う所で頭が痛いが、最後の奉公だと思って(会社はどうでもいいが、部下や取引先は大切だ)各方面にこの下げなれた軽い頭を下げに行ってくるつもりだ。
ある伝統工芸に興味をもった。
職人になるには、一人前になるまで約10年、ほぼ無給の内弟子生活を強いられるそうな。
と嘆くけど、いや、それ無理じゃんかと思う。
仕事が出来ない、1円の価値もない素人に10年給料を払い続けるシステムの構築が急務と、俺なら考える。
しかし、その原資は、というと難しい。
良さを理解する人が少ない。
数少ない顧客に訴求するために、高付加価値商品、限定商品にシフトする。
コンサルの答えとしては正解なんだろう。
今さら廉価商品を開発したって、機械で大量生産できるようなものだと大手にゃ敵わないし、素人でも作れる品質なら人海戦術が使える途上国に敵わない。
というか、技術そのものをアップ出来るんなら、限定生産なんかしなくても、全部の既存商品の品質レベルを上げられる。
オーバースペックな材料に、技術は並、製品としての品質は並かそれ以下になる。
そうやって、WinWinかと思い続けて数十年。
売り上げが右肩下がりなことに気付く。
入門モデルより高付加価値商品にシフトしたツケを払うことになる。
廉価モデルのマーケットでは、同じ値段で倍の性能を持つ海外勢にボロ負けする。
技術者の減少が甚だしい。
技術者が使う専門の道具もまた、専門の職人の手によるものだが、その職人はもっと前から後継者不足だ。
もう詰んでる。
ある伝統工芸に興味をもった。
職人になるには、一人前になるまで約10年、ほぼ無給の内弟子生活を強いられるそうな。
と嘆くけど、いや、それ無理じゃんかと思う。
仕事が出来ない、1円の価値もない素人に10年給料を払い続けるシステムの構築が急務と、俺なら考える。
しかし、その原資は、というと難しい。
良さを理解する人が少ない。
数少ない顧客に訴求するために、高付加価値商品、限定商品にシフトする。
コンサルの答えとしては正解なんだろう。
今さら廉価商品を開発したって、機械で大量生産できるようなものだと大手にゃ敵わないし、素人でも作れる品質なら人海戦術が使える途上国に敵わない。
というか、技術そのものをアップ出来るんなら、限定生産なんかしなくても、全部の既存商品の品質レベルを上げられる。
オーバースペックな材料に、技術は並、製品としての品質は並かそれ以下になる。
そうやって、WinWinかと思い続けて数十年。
売り上げが右肩下がりなことに気付く。
入門モデルより高付加価値商品にシフトしたツケを払うことになる。
廉価モデルのマーケットでは、同じ値段で倍の性能を持つ海外勢にボロ負けする。
技術者の減少が甚だしい。
技術者が使う専門の道具もまた、専門の職人の手によるものだが、その職人はもっと前から後継者不足だ。
もう詰んでる。
ある伝統工芸に興味をもった。
職人になるには、一人前になるまで約10年、ほぼ無給の内弟子生活を強いられるそうな。
と嘆くけど、いや、それ無理じゃんかと思う。
仕事が出来ない、1円の価値もない素人に10年給料を払い続けるシステムの構築が急務と、俺なら考える。
しかし、その原資は、というと難しい。
良さを理解する人が少ない。
数少ない顧客に訴求するために、高付加価値商品、限定商品にシフトする。
コンサルの答えとしては正解なんだろう。
今さら廉価商品を開発したって、機械で大量生産できるようなものだと大手にゃ敵わないし、素人でも作れる品質なら人海戦術が使える途上国に敵わない。
というか、技術そのものをアップ出来るんなら、限定生産なんかしなくても、全部の既存商品の品質レベルを上げられる。
オーバースペックな材料に、技術は並、製品としての品質は並かそれ以下になる。
そうやって、WinWinかと思い続けて数十年。
売り上げが右肩下がりなことに気付く。
入門モデルより高付加価値商品にシフトしたツケを払うことになる。
廉価モデルのマーケットでは、同じ値段で倍の性能を持つ海外勢にボロ負けする。
技術者の減少が甚だしい。
技術者が使う専門の道具もまた、専門の職人の手によるものだが、その職人はもっと前から後継者不足だ。
もう詰んでる。
ある伝統工芸に興味をもった。
職人になるには、一人前になるまで約10年、ほぼ無給の内弟子生活を強いられるそうな。
と嘆くけど、いや、それ無理じゃんかと思う。
仕事が出来ない、1円の価値もない素人に10年給料を払い続けるシステムの構築が急務と、俺なら考える。
しかし、その原資は、というと難しい。
良さを理解する人が少ない。
数少ない顧客に訴求するために、高付加価値商品、限定商品にシフトする。
コンサルの答えとしては正解なんだろう。
今さら廉価商品を開発したって、機械で大量生産できるようなものだと大手にゃ敵わないし、素人でも作れる品質なら人海戦術が使える途上国に敵わない。
というか、技術そのものをアップ出来るんなら、限定生産なんかしなくても、全部の既存商品の品質レベルを上げられる。
オーバースペックな材料に、技術は並、製品としての品質は並かそれ以下になる。
そうやって、WinWinかと思い続けて数十年。
売り上げが右肩下がりなことに気付く。
入門モデルより高付加価値商品にシフトしたツケを払うことになる。
廉価モデルのマーケットでは、同じ値段で倍の性能を持つ海外勢にボロ負けする。
技術者の減少が甚だしい。
技術者が使う専門の道具もまた、専門の職人の手によるものだが、その職人はもっと前から後継者不足だ。
もう詰んでる。
高度な訓練を受けた優秀な兵が、特殊部隊員とか空挺とか、まず最初に一番危険な最前線の任務に突っ込まれる。強襲偵察とかもそうだし、救難部隊も自分を守り生きるためだけでなく、他人を助けるだけのほんのわずかな余裕を訓練によって培って来たから、まず最初に危険な現場に突っ込まれる。
福島第一原子力発電所でも、まずベテランが作業をし続けた結果、早い段階で被爆限度量に達してしまい、現場を退くという話を聞いた。
IT業界も、まず危険な任務に優秀な人員が突っ込まれる。短納期、高技術、低予算のプロジェクトに優秀な人材が突っ込まれる。他にも混乱したプロジェクトにもレスキューとして突っ込まれるのも訓練したベテランである。そして最初につぶれていくのは、優秀な人たちだったりする。そういう優秀な人は、結局使い捨てであり、弊社だけかもしれないが、あらゆる突っ込み・攻撃の対象にさせられるのも、優秀な人たちである。
まぁ、割に合わない気もしますけどね。優秀が故に、より高いリスクを背負うってのは。
自衛隊のご飯は美味しいとよく聞くが、そりゃMREばかりはどうかと思うが、駐屯地や基地の食堂、艦内食とか美味しかった。それに引き換え弊社では競争相手の無い一企業独占状態の社員食堂。全然美味しくないし量も少ない。かといって安いかと思いきやそうでもない。文句があるなら外に食べに行けばと言われるが、事実上、外に食べに行くのは不可能な状態。一番近い飲食店(しかも牛丼屋)まで片道歩いて20分(コンビニはもっと遠い)。そして昼休みは45分しかない。何の楽しみも無い。
お偉方の得意な言葉にOJTがあるが、単に教育訓練費をけちっているだけで、前線の現場には大変な負担である。考えてもみよ。入隊したての新兵を何の訓練も無しに前線送り。生き残ればラッキーなんて軍隊が存在するとでも?前線のベテランがカバーするので大変な負担になる。優秀な兵隊は最初からいるわけではなく、国や軍隊が造り出すものであるよ。志願なら最初に試験類はあるだろうが、日々訓練である(戦時で無ければ)。IT業界では逆だ。通常が戦時であり、極稀に教育訓練がある。
ルーキーのOJTだけでも大変だというのに、IT業界ではフレンドリファイアは日常茶飯事。むしろフレンドリファイアは同じ人員が繰り返し起こす。自軍の最前線が進もうとする先に、せっせと地雷原を築く、クラスター爆弾を投下する。これが無いだけでも6割以上は効率が上がるはずなのに。
そして指揮官がイカン。なにしろ、ほとんどの指揮官は「炎上したプロジェクトを(人海戦術で)担当する事でやり甲斐を得る」事を明言している人が多い。弊社の部長課長連中はそんな感じ。現場の兵隊にはえらい迷惑な話である。まして戦力の逐次投入は被害を増すばかりである。指揮官であれば、プロジェクト内のくそったれな人員を基準にそれでもプロジェクトを進められるよう、環境を整えたり根回しをするものなのに、プロジェクト内最優秀を基準(であればまだマシだが、ほとんどの場合夢想のエスパーが基準)にして作戦を遂行する事になる。
顧客や自社上層部への工程進捗報告はもちろん、大本営発表である。
現場に渡される兵器もよく分からない。フルHDの画面の物を作らなければならないのに、支給されたPCはVRAMが8MB、モニタはSXGAだったとか、HDDが40GBであるとか、開発環境がExpressEditionであるとか、中古品で光学ドライブが動作しないとか。B-29に竹槍で闘いを挑めとでもいうのだろうか。コストカットの影響がこういう風に現れるから困る。
確かに、こちらもプロである以上、弘法筆を選ばずの如く、道具を選ばず任務を遂行する努力はするが、職人さんの使っている道具をみてみろ。職人が納得のいく道具を使っているだろう。相手がR-77装備のSu-35やMig-29だというのに、手持ちの戦力がサイドワインダー装備のF-4やF-1とかで対抗しなければならないとか。しかももっと悪い事にAWACSがいない。自機搭載のレーダーと肉眼だけが頼り。プロジェクト開始時点から絶望的な状況なのはよくある。指揮官の立てる作戦は「状況に柔軟に対応しつつ、臨機応変に」という玉虫色の指示しかこない。こんな命令が上から下りてきた軍隊はどう動くか見てみたい。
俺は平成2年にこの業界に入ってきた。今から15年位前で23歳のときだった。当時は某県に住んでいた。
初めて与えられた仕事は人材派遣会社のシステムのメンテナンスで、東京に出張だった。出張期間は2ヶ月間。
この仕事にはN君という俺と同じく若手の技術者が出張に出された。N君は俺よりひとつ上の24歳で、RX7を乗り回す派手目の性格のやつだった。
で、その人材派遣会社のシステムなのだが、複数のシステム会社が開発に携わっていて、請求システムに仕様ミスがあり大混乱していた。
データの修復に人海戦術で挑んでいたが、それだけで1ヶ月くらい掛かかった。渋谷のビルの一室で缶詰状態で作業した。すべての伝票をチェックしてミスをみつけ、表計算ソフトに打ち込むのが俺の仕事だった。N君もこの作業をやった。
伝票の合計金額は80億円だったが、データをすべて修正すると40億円だった。つまり合計で40億円の金額が違っていた。これはシャレにならない。
当然、システム会社同士で大喧嘩になってた。殺し合いになってもおかしくない状態だったなぁ。「殺してやる」「裁判だ!」なんてね、怒号が飛び交っていた。客先の人材派遣会社の部長さんはシラケきってて、「昨日、開発費の1億円を振り込みましたので」と淡々とした口調で言ってるのを聞いた。
そのときに思ったのが、「システムの開発費って1億円も掛かるんだ」と、その金額に驚いたのと同時に、「1億円かけて40億円の計算ミスをするシステムを作ってりゃ世話ないな」とか、思った。
けっきょく2ヶ月くらいの出張だった。その2ヶ月で、太った。そして、花粉症になった。俺にとっては仕事よりもそちらのほうがなによりも辛かった。
出張から帰ってきてから、もう一人一緒に帰ってくるはずだったN君が行方不明になった。そういえば、一緒に仕事をしてるとき悩んでる様子だったなぁ。N君が行方不明になったということで俺もいろいろ聞かれたが、このときはあまり気にしてなかった。
それからしばらくしてN君はなぜか北海道で死体となって発見された。
車の中で練炭を炊いたらしい。当時、練炭自殺とかあまり聞いたことがなかったので、事故とも自殺ともよくわからんかった。
でも自殺なんだろうな。悩んでいたもんなぁ、、、でも、死ぬほど悩んでるとは思わなかったなぁ。当時は単に寒いから練炭を炊いて寝てしまったという事故ということで表向き片付けられたような記憶がある。実際のところ、なぜ死んだのかはいまだに謎だけどね。
思えばこんなできごとなんて大したことじゃなかったんだと、後になるとそう思うくらいいろいろなできごとがあった。これはほんの序の口でしかなかったのだ。
20代後半独身。AVが好きだ。大分ペースは落ちたが、新人系、素人系を中心に月に平均50本以上は観ている。
単に性欲処理が目的であればここまで偏執的にAV消費しないでも良いのだが、僕がAVの新作チェックを辞められないのは、将来結婚する人がAV経験者だったらショックだからという理由が実は大きい。最近は半ば義務感に駆られて観ている。
この増田を書くために簡単にググったので、数字の正確さなどはともかくとして、以下のURLにあるように、毎日膨大な数の新作AVがリリースされ、膨大な数の新人女優がデビューしているのはまぎれもない事実だ。
http://tani-channel.com/other/1087/
「国内でのAV制作本数は、ネット配信や裏ビデオまで含めると、年間約3万5000本といわれています。単純計算しても1日100本がリリースされている。新人AV嬢も年間2000~3000人は確実にデビューしており、業界ではAV経験者はすでに15万人を突破したといわれています。」
夜の世界の経験者も含めればそれこそさらに膨大な数になるのは間違いない。まさに犬も歩けばなんとやらだ。別に処女厨というわけではないが、不特定多数と性交渉してお金を稼いできた人と結婚したいかというと正直言って受け入れがたいものがある。
そんなわけで、僕は新作チェックを辞められないのだ。
これまであったAV出演が発覚するケースって大体ネット上のAVソムリエが気づいて広まることが多い。つまり今はAVソムリエ頼みの世界ってわけだ。いわゆる中国なんかで言う人肉検索のような人海戦術を利用した検索に近い。そんな状態で僕がAV鑑賞を辞めたら、世の中からAVソムリエが一人減り、この世界から何かしらの記録が失われることになるのだ。
誰かエロナリッジの集積のようなシステムを作ってくれないものか。いつまでもこんな生活続けられない。顔写真から自動で照合かけて膨大なAVから出演履歴を洗うシステム。今も似たようなレコメンドシステムはあるけど、メジャーなAVしかおさえてないし、精度も残念だ。ただ、現代のテクノロジーなら不可能な話じゃないと思う。僕が結婚する前に誰か実現してくれ。頼みます。
ingressを「自分の活動領域を自軍色で染め、それを常態化すること」を目的としたゲームとして考えた場合の話です。
※ingressの遊び方は個々人ごとに全く異なるので上記が全てではないです、ねんのため。
基本的な事として
団子デプロイしない、MODの挿し方を工夫する、リンク張りを工夫する、多重CFをかける/かけない、ファームを保持する/破壊する、FFを開く/邪魔をする等々…
いろいろと皆さん地域ごとに考えたり考えなかったりして動いているかと思いますが。
まずingressの特徴として、開始当初からぶれない以下2点があります。
何をしようがいつかは無かった事にされます。
賽の河原でレゾを挿し続ける苦行です。
「やられたか!よっしゃ即復旧してやるぜ!」と思う人が、
結局は人海戦術です、単純な話。
(活動できる時間帯や、エリア等も重要ですが、それも結局は「そういう人が要る」という話に集約されます。)
で、ゲームを長く、積極的に続けてくれるような人を集めるにはどうすればよいか。
簡単な話「楽しそうにしてりゃいい」です。
何の見返りもないただのゲームである以上、面白い雰囲気さえあれば、それでいいんです。
「なんだか良くわからないけど○○をしてたら■■さんにおこられた…」
→やめます。
「良くわからないまま○○をしてたら■■さんから面白い話を聞いた!」
「このHOはなんだかネガティブな事を言ったり人を貶したりする…」
「このHOは誰に何をされても逆に盛り上がる!見ていて面白い人が沢山居る」
→活動が活発になります。他所からわざわざファクションチェンジしてこっちに来たりもします。
(他にも色々例上げられると思ってたんだけど、
楽しくしてたら人は集まるよ。
つまんない雰囲気出してたら人は離れていくよっていう、
まあ当たり前の話です。
おわり。
http://lacucaracha.hatenablog.com/entry/2015/05/19/000000
それはまぁそうなんだけどそこは大した要因じゃない。
単純に賛否の票差>未開封票が確定しただけ。
そりゃ多少の推計は行ってるだろうけど
かなり安全なレベルでの推計ぐらいしか行っていないと思います。
じゃあなんで接近した票数で票差あるのに当確出せるのかについて順を追って説明しよう。
まず意外に知られてないのは、開票所の開票作業は基本的に立ち入り自由です。
民主主義の透明性を示すためで、公職選挙法にもちゃんと定められてます。
もちろんマスコミの立ち入りも自由で今回も以下の動画のように中継されてました。
https://www.youtube.com/watch?v=hEbmg9N-5kI
まぁいろいろあるみたいなんですが、
要となる最終工程には賛成票チェックするマンと反対票チェックするマンがいます。
大体1000票単位まとまった単位で「賛成1000票!」「反対1000票!」
みたいな感じでアバウトな開票結果が現場ではアナウンスされます。
今回の選挙では24の区があってそれぞれで開票作業が行われました。
となればあとは単純に人海戦術だけです。
全開票所にアルバイトなり社員なりを送り込んでアバウトな開票結果を集計するのです。
なぜNHKの開票結果の数値は他局より遅かったのかということです。
これはこのアバウトな開票結果をテレビ画面の下に出すかどうかの各局判断の違いによります。
民放ではアバウトな開票結果を出していてNHKでは本営から公表された確実な開票結果を出していました。
実は他局と同様90%を超える数値若しくはもっと高い精度のアバウトな開票結果の数値は持ってたはずです。
これにより1万票差がひっくり返った理由も単純に説明できます。