はてなキーワード: フルネームとは
選択的夫婦別姓について語ってるフォロワーがいたので、自分も少し考えてみた。私は、できるなら結婚しても名字を変えたくない。
なぜなら私にとって名字は、子ども時代から現在に至るまで大きなアイデンティティになっているからである。
私は、どちらかといえば珍しい名字をしている。しかし下の名前はごくありふれたものだ。
ここでは仮に《花屋敷アヤ》としよう。なお今のところ親戚以外で、自分と同じ名字のひとに出会ったことはない。
まず小学校で、同じクラスにアヤが二人いた。私ではないアヤの名字を佐藤とする。《佐藤アヤ》はアヤ、私はアーヤと呼ばれていた。ここまでは良かった。
次に中学校。同じクラスにアヤが三人いた。《佐藤アヤ》は引き続きアヤちゃん、別の小学校から来た《高橋アヤ》は自己紹介で「あだ名はアーヤです!よろしくお願いします!」と言ったため、アーヤと呼ばれるようになった。これをきっかけに、名字をもじった《ハナ》というあだ名で呼ばれる人生が始まる。
そもそも自己紹介で「花屋敷アヤです」と名乗った時点で、クラス内が若干ざわついていた。漫画みたい、お金持ちっぽい、みたいな。これは社会人になった今も変わらず、名刺を交換する際に「珍しいお名前ですね」と言われることが多々ある。キラキラネームではないが印象に残る名前、それが私のフルネームだ。
高校は、同じ中学校だったメンバーが多かったこともあり引き続き《ハナ》と呼ばれた。大学では《ハナ》とか《はなやっしー》とか、人によっては《はなやん》とか。社会人になってからは名字+さん付け、もしくは《ハナさん》。
私をアヤと呼ぶのは、血の繋がった親族のみ。彼氏にさえ《ハナちゃん》と呼ばれていた。
私が結婚して夫の名字になり《花屋敷アヤ》ではなくなった場合、私はなんと呼ばれるんだろう。以前、友人に「ハナが結婚したら旦那の名字に合わせて新しいあだ名考えるよ」と言われたことがある。その場では笑って返したが、内心複雑だった。私のような女は、旦那の姓に合わせて呼ばれ方をコロコロ変えなければいけないのか。そんなの御免である。
まぁ私自身が一人っ子かつ父親が一人息子(父の姉妹はいずれも嫁に出ている)のため、そういう意味での懸念もあるのだが。
「ロシア語の表記揺れはなぜ起きるのか」(anond:20200904111105)の増田だよ! みんな前の増田ではたくさんのブクマありがとう!
全米オープンで大坂なおみ選手が優勝したね! おめでたいね! そして決勝戦の相手はアザレンカ選手だったね! 名前をニュースで聞いて「ん?」と思って気になって調べてみたらやっぱりベラルーシの人だったね!
前回の増田を踏まえて、ベラルーシ語の事情についてちょっと語るね!
ウクライナでは苗字の語尾に-енкоってつく人がとても多いんだ! ちょっと前のオレンジ革命では、ティモシェンコとかユーシェンコとか、そういう名前をたくさん聞いたね!
この「~エンコ」で終わる苗字は、ウクライナだけじゃなくてロシアやベラルーシにも分布してるよ! 函館空港に強行着陸したベレンコ中尉とか、ベラルーシの独裁者ルカシェンコ大統領とか、一度は聞いたことがある名前だと思うな! ちなみにこの形の苗字は男女で形が一緒だよ!
そして、アザレンカ選手の苗字も、この-енкоで終わる苗字の一種なんだ!
え? どういうこと? って思うかもしれないけど、Wikipediaでアザレンカ選手の名前を調べてみるとよくわかるよ! ロシア語版でもウクライナ語版でも、彼女の苗字は「アザレンコ(Азаренко)」って書かれてるんだ!
じゃあどうしてそれが「アザレンカ」になるのかな? そうだね、ロシア語の強勢に関するトリビアを思い出してみようね!
ロシア語では強勢の置かれないоは「ア」みたいに発音される、っていうのは前の増田で説明したよね! だからХорошоは「ハラショー」なんだね!
これは発音と綴りが乖離してるので、学習者からするとちょっとめんどくさいかな! ロシア人の子供も書き取りテストとかで間違えたりするらしいよ! 日本の子供も「ぼくわげんきです」とか「これおください」とか書いちゃったりするもんね!
だから、強勢が置かれないоは、語源的にはоであってもаって書かれるよ! ロシア語の「頭」はголова(ガラヴァー)だけどベラルーシ語だとгалава(ガラヴァー)、「牛乳」はロシア語でмолоко(マラコー)だけどベラルーシ語だとмалако(マラコー)になるよ! ロシア語で「ベラルーシの」という形容詞の女性単数生格形はбелорусскойだけど、ベラルーシ語だとбеларускайになるんだね!
ここまで読めば、昔「ベロルシア」って呼んでた国をどうして「ベラルーシ」って呼ぶのかもわかるんじゃないかな? そうだね、ロシア語Белоруссия(「白いロシア」の意)の強勢はуに置かれるから、оがаみたいに発音されるんだね! そしてベラルーシ語だとそれを忠実に綴りに反映するからБеларусь(「白いルーシ」の意)になるんだね!
だから、ロシア語では「アザレンコ」と呼ばれる苗字は、ベラルーシ語では「アザランカ(Азаранка)」になるんだね!
あれ?
そう、増田も調べてみてビックリしたけど、ベラルーシ語だと「アザランカ」なんだよね!
ベラルーシ語には現在一般的に使われている正書法とタラシケヴィチ式正書法(タラシケヴィツァ、Тарашкевіца)という2つの正書法があって、Wikipediaには現代標準ベラルーシ語版とタラシケヴィチ式ベラルーシ語版の2つの版があるんだけど、どっちを見てみても綴りは「アザランカ」だったよ!
確かに強勢は2番目のаに置かれるから、еが弱く読まれるのは言われてみればわかるよ!
だからベラルーシ語だと、アザレンカ選手のフルネームは「ヴィクトールィヤ・フョーダラウナ・アザーランカ(Вікторыя Фёдараўна Азаранка)」になるんだね!
ロシア語の「ヴィクトーリヤ・フョードロヴナ・アザーレンコ(Виктория Фёдоровна Азаренко)」と比べて、どこが弱く読まれてるか見てみると面白いね! ちなみにウクライナ語だと「ヴィクトリヤ・フェドリウナ・アザレンコ(Вікторія Федорівна Азаренко)」になるよ! 真ん中の部分は「フョードルの娘」って意味だね! 「アザランカ家のフョーダルの娘のヴィクトルィヤさん」だね!
でも、なぜか彼女は英語では「ヴィクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka)」って名乗ってるんだよね! ロシア語でもベラルーシ語でもなくない!?
どうして彼女がこう名乗ってるのかは、彼女本人に聞いてみないとわからないね! でも、実はベラルーシでは「正しい」ベラルーシ語を話す人はそんなに多くないんだ! 国内ではロシア語の方が通じたりするし、農村部のベラルーシ語話者が喋っているのは「方言」であって「標準語」じゃないから、きちんと教育を受けた人じゃないと「正しい」ベラルーシ語を話すことができなかったりするよ!
アザレンカ選手も、英語で自分の名前を書くときに、Azarenkaという綴りが一番自分にしっくり来るから選んだのかもしれないね!
最近の英語でのベラルーシ政治に関する論文とかでは、政治家の名前がベラルーシ語表記されることが多くなってきているね!
たとえば今話題の独裁者ルカシェンコ大統領も、ベラルーシ語読みの「ルカシェンカ」って表記されることが多いね!
日本のジャーナリストはロシア語を通してニュースを仕入れているんだろうからロシア語読みになっちゃうのは仕方ないところもあるんだけど、せっかくだからベラルーシの人名はベラルーシ語で書いてみない?
今年の大統領選挙でルカシェンカ大統領に立ち向かったスヴェトラーナ・ゲオールギエヴナ・チハノーフスカヤ(Светлана Георгиевна Тихановская)氏も、ベラルーシ語だと「スヴャトラーナ・ヘオールヒエウナ・ツィハノーウスカヤ(Святлана Георгіеўна Ціханоўская)」になるし、その旦那さんは「シャルヘーイ・レアニーダヴィチ・ツィハノーウスキ(Сяргей Леанідавіч Ціханоўскі)」になるね! 新聞とかでは「スベトラーナ・チハノフスカヤ」「セルゲイ・チハノフスキー」っていうロシア語読みで書かれることが多いけど、「スビャトラーナ・ツィハノウスカヤ」「シャルヘイ・ツィハノウスキ」って書いてもいいと思うな!
ノーベル文学賞を受賞したスヴェトラーナ・アレクサーンドロヴナ・アレクシエーヴィチ(Светлана Александровна Алексиевич)氏も、ベラルーシ語だと「スヴャトラーナ・アリャクサーンドラウナ・アレクシエーヴィチ(Святлана Аляксандраўна Алексіевіч)」氏になるね! よかった、苗字の表記は変える必要がないね!
わわわ、こんな人がいるんだね! 教えてくれてありがとう!
ベラルーシ語だと「アルィーナ・シャルヘーエウナ・サバレーンカ(Арына Сяргееўна Сабаленка)」だけど、ロシア語だと「アリーナ・セルゲーエヴナ・ソボレーンコ(Арина Сергеевна Соболенко)」さんだね! 苗字にあるоが全部аになってて、いかにもベラルーシって感じだね! 英語ではAryna Sabalenkaと名乗っているみたいだけど、これはベラルーシ語の忠実なローマ字表記になってるね!
私が30歳の時に両親が離婚した。
その10年後、夫の後妻から連絡がきた。脳出血で倒れ、高次脳機能障害と静脈瘤を患い、あなたに会いたいと言っているから来てくれないか。
両親は長いこと仲が悪かった。あとから振り返れば「仲が悪かった」の一言で済むが、私が10歳の時から30歳になるまで、子供の前ではまともに口をきいていなかった。年金や借家の更新手続きなどはすべて娘を介してやりとりが行われた。娘の立場としては別れて当然だと思っていたが、よくある「妻が働くことをよしとしない夫」と「専業主婦を望まれて家庭に入り、まともに職歴のない妻」の組み合わせが崩壊すると、子供を養ってはいけなかったのだろう。
そして父には恋人がいた。愛人と称するべきなのだろうが、どうもなじまないので恋人とさせていただく。母によれば、口を利かなくなる前に、離婚歴があり一人で子供を養っていて立派だと、よく話していたそうだ。となると私が10歳の頃くらいには関係があったのだろう。私の前ではその人の話はしなかったから。
私が大学に入ると、恋人の子供の家庭教師というアルバイトの口があてがわれた。子供は親同士の関係を知ってか知らずか、どの教科を教えても手応えはなく、頭がいいのか悪いのかもわからなかった。家庭教師として恋人の自宅にお邪魔すると、その両親が出迎えてくれる。おやつと飲み物と軽い雑談、成立しない家庭教師役、私はうっすらと事情を察した。恋人の両親はよく父を褒めていた。頭が良くて、気が回って、本当に立派な人だ。どこの世界の人だろう、と思った。家では無口で、たまに自分を連れてファミリーレストランに行って。もっと小さい頃の思い出はたくさんあるが、10歳以降の思い出は数えるほどしかない。思えば自宅で風呂に入らないのが不思議だった。そうか、この家で風呂に入っているのか、と考えた。もちろんラブホテルの時もあっただろう。私は当時、まるで子供だった。母はアルバイトに対していい顔をしなかったし、その家で食事を勧められることをいやがっていた。今考えれば当然だと思うが、私は両親の中が悪いことは知ってはいても、両親の心境にはとんと疎かった。考えるのをシャットアウトしていたのではないかと今なら思えるが、何を考えているのかわからなかった、不可解だったというのが正直なところだ。
大人同士の機微を読むのが面倒になって、勉強が忙しいからという理由でアルバイトを辞めた。
就職し、家にお金を入れ始めるようになった頃、父親が月に1回手渡してくる生活費の額ががくんと減った。バブル期でも不景気な時でもあまり額の変動はないようだったが、バブル期にはかなり儲かっていたらしく、自分の親戚にみかんを送る箱の数を間違えて発注し、4箱のはずが14箱届いたという電話を受けたことがある。父は子供に話すわけにもいかず、ましてや母に話せるわけもなく、一人でぷりぷり怒っていた。かなり面白かった。そんな状態だったから、額が増えても減っても母と私にはどうすることもできなかった。生活費がない月もあった。その頃から、父は何を思ったか、子供がいない時に外から家によく電話をかけていたという。私は母の証言しか聞いていないが、母に働けと言ったり、お前が浮気をしているのは知っているんだと怒鳴ったり、大変そうではあった。母は事態をかいつまんで話してはくれたが、父は何も言わなかった。ますます、何を考えているかわからない両親だなとしか思えなかった。母が浮気をしていたかどうかは私にはわからないが、一度ぶっちゃけどうなの、と聞いた時には、本当に父親一人しか知らない、他の人に好意を抱いたことはあったが子供が生まれる前だった、と言っていた。真偽はどうでもよかった。なぜか父の恋人が家を訪ねてきて「あなたも働いたらどうですか」と母に説教してきたそうだ。私から見れば、母の化粧や外出、外で働くことの検討を嫌がっていたのは父の方だった。私にとってはすべてが藪の中だった。ただ、このままの両親が年を重ねていくのなら、私がずっと生活の面倒を見るんだろうという覚悟だけがあった。
私が30歳になる頃、父母の電話での言い争いは激しくなったそうだ。どこまでも伝聞だ。母は不毛な言い争いに疲れ、離婚届を準備していた。証人欄ふたつのうちひとつには私がサインした。特に感想はなかったが、これで父が恋人と再婚すれば、将来の面倒を見るのは母一人でいいのか、助かった、と思った。
父は離婚届にサインして、いくつかのアルバムだけ持って家を去った。私への連絡はなかった。携帯の電話版号も、メールアドレスも知っていたのに、特に娘に伝えたいことはなかったのかと、不思議だった。不思議ではあったが、謎の両親の電話――本当にそういうやりとりがあったのか、私は知らない――で二人で決めたのなら、私は意見も文句も言うまい、夫と妻の間の話だ、と思っていた。
それから10年間、父からの連絡はなかった。戸籍謄本から辿れば現住所が分かることは知っていたが、特に話したいことはなかったし、非常時にはいくらなんでも連絡くらい来るだろうとたかをくくっていた。結婚した時も報告しなかった。子供ができていたら連絡しただろうか?幸か不幸か、子供はできなかった。「仲の良い夫婦とその子供」というサンプルを知らない私には子供を持つのは厳しいだろうと思っていたが、ごく自然にできないままだった。
10年経って、父が脳出血で倒れたという連絡をよこしてきたのは、一度だけ親族の葬儀で顔を合わせた父方のいとこと、父の恋人の兄だった。Facebookで探し当て、メッセージを送ってきたそうだが、Facebookのメッセージを受け取る範囲を絞っていたので、気づいたのは倒れてから約半年後だった。死んでいればさすがに親族から母に連絡があってもよさそうなものだったが、そういう話は聞いていなかったので、母には何も言わずにメッセージに返信した。手間をかけてすまない、父の具合はどうか、非常時にはこの電話番号とメールアドレスに連絡をくれ、いざとなったら先方に伝えてもらっても構わない。それくらいの簡単なものだった。
ところが、携帯電話にかけてきたのは父の恋人だった。私は瞬時に、失敗を悟った。留守番電話に残されていた最初のメッセージは「連帯保証人になってくれ」だった。SMSには再婚したこと、病状、娘に会いたいと言っていることなどが断片的に送られてきていた。どう出ればいいか迷い、しばらく自分からコンタクトを取るのは控えておこうと思った。
次の日、会社の始業時間から終業時間まで、というのは単なる偶然だったのだが、1時間おきに着信があった。これを書くのは本当に恥ずかしいが、狼狽した私は電話と留守番電話の通知が恐ろしくなり、不安障害を発症して心療内科に通うようになった。簡単に連絡先を教える自分がばかだったし、想定できたはずだったのだ。1日考えて、父の後妻(結婚したことがわかったのでこう書く)の番号を着信拒否にした。着信拒否にすることで逆上されかねないとも考えたが、このままでは自分の生活が壊れると思った。夫には全部ひとりで決着をつけたいと言った。
次は父の携帯電話から着信と留守番電話があった。さすがに1時間おきではなかった。留守番電話を聞くのに心の準備が必要だった。何を言われるんだろう、何をふっかけられるんだろう、本当に怖かった。父よりも後妻の方が怖かった。留守番電話は2件あり、1件目は「ほら、◯◯ちゃんよ」という後妻の声の後に父が「◯◯◯◯(父のフルネーム)です、こんにちは、どなたですか」と言った後に電話が切れた。2件目は直接父が発言したようで、「◯◯、元気か。会いたいな。子供はいますか、元気ですか。連絡くれるとうれしいです」という、私の主観では「何かを読み上げた」ような内容だった。
2件目を聞いた時に、高次脳機能障害というのはこういうことなのかと腑に落ちた。私のことがわからない父も、私に会いたいという父も両方混じっている。人前でしか出さない、機嫌のよい時の父の声で「どなたですか」と言われたこと。この10年一度も親から子への連絡をしなかった父が、私の10年を何も知らずに「子供はいますか」と無邪気に尋ねること。一瞬気が遠くなった気がした。そして私のことをきちんと認識している父はもういない。いなくて当たり前だ、10年かけて私の中でゆっくり父の不在から父の死へ変化していったのだから。私の中で既に父は死んでいた。正確には「死んでいたということがわかった」。私はもう父の家族に、といっても後妻しかいないけれど、一切関わるまい。そういう決心をしながら、そういえば私が家庭教師をしたあの子供はどうしたんだろう、という思いがちらりとよぎった。
父の番号を着信拒否してから、1年に1回ほど、後妻からメールが届いた。「賢くて頼りになるお父さんのことを思い出します」。頼りになる? あなたにはそうだったんだろう、私にとっては違ったけれど。いとこからもメールがきた。「今度静脈瘤の手術をするので連絡してあげてください。私の母が死んだ時にお世話になったから、恩返しをしたい」。つまり私にとってのおばがこの10年の間に死んでいて、私に連絡がこなかったのだから、親族扱いされていなかったのは私の方では? 誰も彼も何を言っているんだろうと思った。怒りはなく、ただ不可解さだけがあった。両親がなぜか電話で意思疎通(といっても口げんかだったそうだけど、私は聞いていないからよくわからないままだ)していたこと。すべてにおいて排除されていたのは私ではなかったのか。そして父が死にそうな時にだけ連絡が来る。不可解だった。どのメールにも返事をしなかった。
最初のコンタクトがあってから4年後、おそらく戸籍の附票からたどったと思われる封書が後妻から届いた。ざっくり言えばもうそろそろ死にそうだから、面会に来てほしい。相談したいこともあるから連絡してほしい。会っていなかった10年を埋めることもなく、ただ死にそうだという連絡だけが来る、それがなんだかおかしかった。
そのさらに1ヶ月後、今度はいとこから、父が死んだこと、告別式の日時と場所の連絡があった。私は即座に相続放棄の手続きを開始した。お金について計画性があったとは思えないので、相続手続きをしたところでたかが知れている。相続手続きには相続人全員の承諾が要る――つまり後妻と私は何らかのコンタクトを取る必要性があるだろう。弁護士を挟むにしても。私は一切後妻と連絡を取りたくなかった。分かり合える何かがあるとも思えなかった。年を取ってからの再婚なんだからそういうこともあるだろうに、なぜ死んだからといって関係性が生まれるのか。丁寧に必要な書類を集めて回り、家庭裁判所の相談員の人と会話をして、「よくご存じですね」と言われた。そのことだけが、この一連の騒動の中で、本当に感情を動かされた。つまり、うれしかった。誰も彼もが私を都合良く(といってもきっと善意なんだろうけど。地獄への道は善意で舗装されているのだった)使おうとする中で、事務手続きを挟んだ人だけが、私のことを褒めてくれた。
父の名に大きく×がつけられた、後妻の名前も入っている住民票を見て考える。父にとって私はなんだったのか。かわいがってもらった記憶も、愛情をかけてもらった記憶もあるにはあるけど、空白の10年間、私が気を遣って父にコンタクトを取るべきだったのだろうか。いやそんなことはないはずだ。父は父の意思で私を家族から外したのだと思いたい。私が一連の話の中で一番ショックだったのは、面識があったはずのおばの葬式に呼ばれなかったことだったのだから。
父と母と私の欄に「除籍」と書かれ、後妻の名前が連なっている戸籍謄本を見て考える。一番コンタクトを取りたくない相手の名前が、同じ書類の中におさまっている。後妻の生まれた日も、両親の名前も、続柄も、再婚した日も書かれている。そういえば再婚したという報告すら父からはこなかった、それは当たり前だろうと思う。別の誰かとの再婚ならともかく、母との婚姻の継続中に家族の中に割って入った人。割って入ったことすら気づくのが遅れた人。
家庭裁判所から送られてきた「相続放棄申述受理通知書」と「相続放棄申述受理証明書」だけが、私にとっての宝物だ。家庭裁判所の人はやさしかった。見知らぬ私のために、書類についてあれこれ教えてくれて、印紙が売られている一番近いコンビニエンスストアまで紹介してくれた。人のやさしさってあるんだなと思えた。
長くなりました。読んでくださってありがとうございます。
俺は母を嫌っている
表面的には仲良くしてはいるが常に壁を作って過ごしていた
そんな人が重い病になったらしい
あの人と同居している妹からの連絡で知った
1年前にあった時は老婆そのもので、近くに寄らなければ気づかないほどだった
ほんの少し会わなかっただけでおどろく程の変貌
妹によれば、最近よく転ぶという
大怪我もしたらしい
恐らく四肢の壊死だろう
そしていまは父親が家で看病している
妹とは少し離れた所に住んで
耐えられる訳がない
なのにあの人は頑なに入院を断っている
そういう性格の人だ
何かにつけて口出しをして恩着せがましい態度を取る
医者を信用していないらしいが、自分が患者として見られるのが苦痛なだけだろう
正直行きたくない
妹からも止められた
妻帯者だから気を使われたのと同時に、俺が力づくで入院させようとすることを懸念したのかもしれない
俺は、弱ったあの人にかつての祖父母を重ねた
その昔、祖父母を執拗に虐待を繰り返してきたあの人が、同じ姿形をしていると想像できてしまった
いや、わからないだろうな
そんな判断力すら危ういらしい
今、あの人に会えば、俺はあの人とソックリな行動をしかねない
足腰の立たない老婆を叩き、細い身体の爺に水槽を無理矢理洗わせたり、できなければ目せしめに食事を投げつけていたあの日々
その矛先が子供や夫に向かない日はなかった
名字だ
「ねぇ、山田(仮)さん」と
夫をこう呼ぶ
時々、俺の事も似たように呼んでいた
同類だったのだろう
異様だ
あの人はよく言っていた
多額の金を貸して、未だに返済されないと
つまり、あの人はあの家を嫌っていたのだ
その中で血の繋がっていない自分を上に持って行きたかったのかもしれない
聞く気もない
だけどあの人が行ってきたことは覚えている
学校関係者からはモンペであり、接客業ではおなじみのクレーマー
そういえば
俺はあの人の料理を知らない
あの人に会いたくない
関わりたくもない
俺はなんて親不孝か
人間性センターさあ!
空耳アワーのタモリじゃないほうのフルネームで人間性を計られたくねーよ!
もっとさ、
「Q:再投稿は?」 → 「A:甘え」
とか
俳句では雅号を名乗るように。
夜の町では源氏名を名乗るように。
お店の店員さんはみんな名札つけてるけど、たまにものすごく珍しい名字の人とかいて、そういう人は大変だろうなと思う。
名札は何もなければあんまりみないけど、スーパーなんか、レシートにまでフルネームが記載されてたりするし。
学校とか、賞を取った生徒の氏名をホームページに載せてたりするだろ。
仮にストーカーが調べるとして、佐藤と勅使河原じゃ難易度は全然違う気がする。
仕事でネームプレート出すのは、あとでお礼や苦情入れたりする際に判別できるようにとかなわけじゃん。識別記号。そしたら別に、本名じゃなくてよくない?むしろ本名だと、佐藤がたくさんいたりするんだから、職場ごとに自分の仕事ネーム選べるようになりたい。俺は鈴木になりたい。
推しの話をさせてください。
お友達が少なくて語る場がないだけの悲しい拗らせオタクなのでダラダラ書きます。
推しには上品で美しい名前があるのですが、ここでは多くの慣例に則り、“推し“とします。
推しはとにかく眉目麗しく、たおやかで賢く、物理の力が強い人型の生き物です。
公式では仕事に関して“敏腕“と表現されています。とにかく優れた生き物です。
性別は不詳です。
私個人の解釈としては、美しすぎて性別の概念を超えているのではないかと思っています。
ここより前も、ここから先も、性別に対する解釈が周りと違うせいで、鍵をかけて引きこもってるオタクが書いてます。
多分出会うことがない同志への言い訳とお礼とメッセージが主題です。
原作12話のなかで一コマだけシャツにボタンホールの書き込みがあるのですが、人間のルールで解釈すると推しの体は男性ということになります。
人間界に住んでもいません。つまり人間界と服飾に関するルールが同じとは考えにくく、この程度では推しの性別を特定する要因にはなり得ないと思っています。
何より20巻近くある原作の中のたった1コマなので、作画ミスの可能性すらあります(不完全なところもまた美しいですね)
以上の条件により、推しの性別はわからない、わからないを楽しむべきと考えています。
推しの性別に対して“わからない“を貫くと、困ったことがあります。
推し活です。
この繊細な気持ちのせいで二次創作全般を読み手として楽しむことができないのです。(えっちな二次創作が好きなので余計に読めないです)
私にとっての推しの肉体は、無性ではなく、ふたなりでもなく、男性か女性か“わからない“。
表現の問題として、男性か女性かわからないけれども、とびきりエッチな創作はとても難しいのです。
大抵、どちらかの性、または無性を強調して描かれています。
界隈は、どちらの性も楽しめるオタクが多いのでしょう。
選択肢が多いというのは素晴らしいことです。
私には原作の推ししかいないので。(アニメはアニメが勝手にやってると思ってるタイプの気難しいオタクです)
解釈は全く分かり合えないですが、同じキャラクターを推す者同士、有事の際は手を取り合って生きていきましょうね。
かっこよくて可愛くて美しくて神に完璧な容姿を許された唯一無二の存在みたいなデザインにも関わらず、推しは脇役です。
原作一巻から登場しているにも関わらず、交友関係も十巻くらいまで描写を焦らされ(しかも一ページで終了)、フルネームもわかりません。(ミステリアスなところも素敵ですね)
たしかに毎巻登場しているのですが、立場上、口数も少なく(美人は黙っていても輝きますね)、表情だってほとんど変わらず(安定して美人ですね)。
ある日突然、それこそ“魅入られた“ように落ちた人しか推してないのでは?というくらい原作での活躍は乏しいです。
先日、生まれて初めて人気投票に参加しました。とても楽しかった。
週刊誌を大量に買う方法なんて分からないから、本屋さんに一軒一軒取り置きをお願いして。
回れるコンビニ全て回って。
aニメイトって雑誌は1人10冊までなんですね。重かったですが、一回10冊ならなんとかなりました。
郵便局で分厚い束の葉書を買って、家にあるものと厚さを比べて写真を撮ったり、夜通し背中を丸めて応募券を切り離したり。
何日もかけて推しの良いところや原作に対する思いを被らないように葉書にしたためて。
今の気持ちは今しか書けないから、そう自分に言い聞かせて何度も原作を読み返して無事に書き上げて投函しました。
人気投票の結果も最高でした。一位ではなかったけれど、
作者曰く「ちょっと意外」、結果発表ページ曰く「驚異の人気急上昇」。
私の票だけではない、大量の得票を見て、文字通り涙を流しました。
グッズもほとんど出ず、週刊誌の切り抜きを額にれて飾った日もありました(カラーページなんて大層な扱いは受けられない推しなのでモノクロページです)
本当はわかりあいたいのに私のキャパが狭すぎるせいで鍵垢に引き篭もった日もありました。(これは今も継続ですが)
もしかして推しに投票するのは私だけなのでは、と不安な思いを抱きながらたくさん投票葉書を書きましたが、
私が思っていたよりもずっとずっと、推しが世間から愛されていて嬉しいです。
無表情の頬に二本線が足された“照れ顔“は国を滅ぼすほどの美しさでしたね。
私は絵柄が発表された日に有給申請をし、当日はスーツで本屋に迎えにいきました。
10年ぶりくらいに花束を買って、推しを入れた額の横に生けたり、お祝いのケーキを発注したり、それから、ステーキも焼きました。
同志はどうやってお祝いしたんでしょうか。
私の世界には推しと私しかいないので、同志の喜ぶ姿は見えません。
ブラインド商品なんて出たら、推しを意識してなかったオタクにも推しの魅力に気付かれてしまいますね。
いつか人気投票の時に積んでくれたどこかの同志が積めなくなったら、私がその分投票します。
推しに大好きって一緒に伝えましょうね。
私たちはお互いの姿を認知できないけど、推しで繋がっているので。
以前からずっと感じていたことだが、人の採用に関わるやつの香ばしさはなんなのだろうか。
人材会社は基本意識高い系が多く、一般的な企業で就活生などに対してめちゃくちゃな対応をし、匿名掲示板に晒されるのも大体このポジションだ。
人の採用に関わる事でふんぞり返ってしまうのか、それとも元々人を馬鹿にするようなやつがこの仕事を好むのかは分からないが、あまりにも杜撰な対応をする割にはいっちょ前に意見を言うからタチが悪い。
某人材会社と関わった時も、ITエンジニアを増やしませんか?うちならこんなに弾がいますよ?とか人を弾扱いすることにも引いたし、何より営業の圧だけで中身がチグハグな事しか言っていない、典型的な意識高い系だったので皮肉を言ってみたがそれすら分からない馬鹿だった。
そして最近Twitterでフルネーム@〇〇のお母さん、とかいう感じで意識高そうな感じの本人写真でツイートしてる奴が居たら大体人材会社かベンチャーの人事で、やたらかっこええことを言っている。それこそ本でも書けそうなくらいに聞こえのいい言葉を書いているし、強い言葉を断言的な口調で書いているからか、似たような考え方を持っている意識高い系が分かります!とかやっぱり〇〇さんは凄いですね!とか内輪で褒めあっている。なんだこれ、ゴキブリホイホイか。
なお、人材会社も香ばしいが、人事もかなり香ばしい。特にベンチャーの連中はコンプライアンスもクソもない様なことを平気でツイートするし、露骨に態度が悪い。いわゆるホリエモンとかを崇拝しているやつが多いが、ホリエモンは例えそれをしても許される実績があるからいいが、ベンチャーにいる人事のほとんどは上記のようなゴミクズムーブをかまして、え?何が悪いの?みたいな感じである。
会社の社員が平気でベラベラ会社の内情を全世界に発信しているような会社に発展する余地はあるのか。賢い人ならわざわざそんな人材がいるような会社を選ばないだろうし、実力が伴った企業にいったり個人で何かしら事業を行っていることだろう。最近では、どんどんこの界隈が過激化していって、SNSでベラベラ喋るのは会社の力を借りてめちゃくちゃなツイートをし、個人の自己承認欲求を満たしたいだけのオナニー行為に見えるようになってきた。
先日、妻が高熱を出した。
緊急事態宣言解除後であり感染者数も落ち着いた段階ではあったが、
しかし、仮にコロナであるならば、安易に医療機関を受診することで感染拡大に加担してしまう恐れがある。
どうしようかと右往左往しながら調べたところ、大阪市には「新型コロナ受診相談センター」という電話窓口があったので電話をしてみた。
結論から言えばコロナの診断ではなかったが、自分と同じように電話した人の体験談を見かけないので、参考までに記録しておきたい。
大阪市内在住。
増田・・・30代後半会社員。オフィス勤務。書類を扱う業務があるため緊急事態宣言中も週2程度出社。
子無し。
5月30日(土) 朝から体がだるいと言っていた妻が、午後になり発熱。当初は微熱だったがみるみるうちに上昇し、39度になった。
しんどそうではあるものの、咳や鼻水、喉の傷みなどは特に無し。本人曰く味覚も問題ない。便は下痢。
接客業のため緊急事態宣言中も出勤はしていたものの、マスクも着用しており、帰国者や陽性患者とも接触はなかったという。基礎疾患は無し。
素人目から見ても、「コロナではなさそう」とは思ったが、無症状の患者もいるというのだから判断がつかない。
土曜の午後ということもあり近隣のクリニックはやっていないし、連れていくわけにもいかない。
「この状態で4日待たないといかんのか、いや基準は変わったのか」と思っていたところに、大阪市のウェブサイトで「新型コロナ受診相談センター」の相談基準を知る。
https://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000490878.html
24時間の電話を受け付けており、相談目安に該当すれば電話してもよいのだという。
次の症状がある方は、新型コロナ受診相談センター(帰国者・接触者相談センター)にご相談ください。
1.息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の強い症状のいずれかがある場合
2.重症化しやすい方(※)で、発熱や咳など比較的軽い風邪の症状がある場合
(※)高齢者、糖尿病、心不全、呼吸器疾患(COPD等)等の基礎疾患がある方や透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤等を用いている方
3.上記以外の方で発熱や咳など比較的軽い風邪の症状が続く場合
(症状が4日以上続く場合は必ずご相談ください。症状には個人差がありますので、強い症状と思う場合にはすぐに相談してください。解熱剤などを飲み続けなければならない方も同様です。)
とある。今回の場合、(2)は問題が無いし、発熱してすぐのため(3)でもない。(1)の高熱に該当すると判断した。
土曜の夕方に電話をしたが、待たされることなくすぐにオペレーターにつながった。相手先は「大阪市保健所です」と名乗ったと思う。
(あとから相談センターの電話番号をググったところ、大阪市の保健所の番号だった)
電話先の相手は30代くらいのはきはきとした喋り方の女性。口調は丁寧だし、応対には慣れしていた。
こんなことでいちいち電話するなよ、と塩対応をされたらどうしようか不安だったため、この点では少し安心。
最初に、妻が発熱をしており、コロナではないか不安である旨を伝えたところ、
発熱者のフルネーム、同居人である増田のフルネーム、年齢、住んでいる区を確認される。どちらか一方の連絡先を尋ねられたため、ひとまずは増田の携帯電話の番号を伝える。
そののちに症状を伝える。今朝から体調が悪かった、39度の熱がある。咳や味覚異常は無いなど。
オペレーター側からも改めて、「基礎疾患は無いか」「息苦しさはないか」「外国からの帰国者との接触はないか」「陽性患者との接触はないか」「風邪薬や解熱剤等を飲んだか」
などを確認される。いずれも該当しないと返答する。
その上で、今後どのように行動したらよいかを指示される。
「コロナであるか否かに関わらず、一度近くのクリニックを受診して、医者の診察を受けてほしい。
PCR検査は医師が診察し、コロナの疑いがあると判断した場合しか受けることができないため」
「土曜の午後で病院がやってないと思うので、受診は月曜日でよい」
「たしかに高熱ではあるが、息苦しさや陽性者との接触などの状況が無いことから、コロナかどうかは分からない。
しかし、若くて体力もあるため、熱以外の症状が出ていない場合もある」
以上を説明された上で、大阪市の24時間の相談窓口の番号を案内される。
(https://www.city.osaka.lg.jp/shobo/page/0000003501.html)
オペレーター曰く
「24時間救急病院を案内している窓口があるので、万が一以前として熱が下がらなかったり症状が悪化するようならば、
電話をしたうえで近隣の夜間診療対応の病院を受診してほしい。コロナ対応で救急医療も依然としてひっ迫している状態が続いているため、
と伝えられる。
説明は分かりやすかったし、内容を復唱確認したうえで、電話を切る。
一晩経過し、翌日(日曜)の熱は38度台~37度台後半で推移。
息苦しさや味覚異常なども無し。
念のため増田も自身の勤務先に相談したが、緊急事態宣言が解除されることもあり、増田本人に症状が無いなら出社してほしいとのことだった。
月曜の朝に妻の熱を測ったところ37度。熱は残っているが、体調は問題が無いとのこと。
午前休を取って病院に連れて行くことも考えていたが、結局増田は普通に出社した。
病院が開く時間には熱は下がった。待合室では隔離されたらしい。
医師の診察した結果は「下痢症状があるため、おそらく胃腸からの風邪ではないか」との診断だった。PCR検査は不要と判断される。
翌日から平常通り妻も勤務を再開する。
案内ややりとりもスムーズであり、安心感はあった。最終的にPCR検査は医師の判断が必要なため、「発熱=疑わしい。すぐに検査」という体制ではないらしい。
少なくとも「30代前半で39度の熱が出た程度では、ただちに検査する必要がない」という方針で運用されているようである
最終的にコロナではなかったからよかったものの、万が一感染していた場合は、平常通り出社した増田自身が無症状の感染者として、周りにウイルスをばらまいていたのではないかという不安はある。
実際、twitter検索で「大阪 検査数」「大阪 保健所 相談」といったワードで検索すると、発熱はあるが検査をしてもらえなかった人々のツイートが散見される。「検査数を絞って感染者を抑えているのではないか」という疑惑とセットではあるが、検査数も公開されているためそれはさすがに無いだろう。
医療リソースやこれまでわかってきたコロナ感染者の状況を加味した総合的な判断ではあろうことから、素人の増田が現在の大阪市の方針を批判するつもりはない。
だが、クラスタに関わらなかった無症状・軽症者については、もう当たり前に外を歩き回っているという前提で、これからも過ごしていきたいと思っている。
ちなみに大阪では「https://covid19-osaka.info/」で、陽性者数・検査数はもちろん、新型コロナ受診相談センターへの相談者数も公開している。
増田が相談した5月30日の相談件数は590件であり、検査数は390件だったらしい(相談・受診後、検査が実施されるまでのタイムラグがあるだろうから、この数字が相関しているわけではなさそうだが)
1: 顔
単純にブス、しかも面長でパーツが中央に寄ってるからメイクで修正が効かない。(そして100のうちの1つ目に速攻で顔をチョイスするところ)
2: 自撮りをする
ブスなのに自撮りする。まあブスだから自撮りをするんですけどね…。ユーライクで顎を殺す。
3: 太っている
食べることが人生の楽しみな上、引きこもりなので当たり前に太る。(BMI21)
少なくともわたしが男だったらわたしみたいな趣味の女の子は彼女にしたくないです。
すぐ語るのでかなりキモイ
6: 斜に構えてる
いつも一歩離れた場所にいる。輪に馴染めないから入れないだけなのに、入りたくないので…Wとか言っちゃう。本当はめちゃくちゃ入りたいよ。
親に紹介できない
9: 2回中退してる
普通に考えて最悪
10: 感情に波がある
11: 眠たいと機嫌悪くなる
最悪すぎる自覚がある。人と一緒にいるときも発動する。中退してから症状軽減した。
12: 連絡を返さない
人と連絡を取るのが本当に苦手。返信の内容はどの絵文字使うかまで完璧に考えてあるのに何故か送信ができない。返信ができないまま24時間経ってしまった場合、絶対に返信できなくなる。なんか気まずくて。1週間後くらいにさりげなく既読だけつける。
すぐリセットするからそれなりに深い仲を長く続けられている人がほぼ居ない。だから友達以上にならない。
14: ストーカー癖がある
出会ったらとりあえずフルネームを検索する。SNSを特定する。そこのあなたの鍵垢もちろん知ってるし、定期的にリプライ検索してるよ。
15: 夢見がち
最高でも月イチくらいでしか同じ人に会いたくない。
17: すぐNANAに答えを求める
NANAを人生の教科書にするな、人生めちゃくちゃになるからな。
18: 親がちょっとアレ
それなりに近しい人には親がちょっとアレな話をしているので、そんな人と家族として付き合いたくないだろうなと思う。
19: 頭が悪い
最近自分がかなり頭が悪いことに気づいた。漢字を間違えるし、そんなことある?!みたいな英語の和訳ミスをよくやる。
自分が数分前にやったことを、やったという事実を忘れてもう一度同じことしてたりする。
21: 勿体ないという精神がない
使わないものは直ぐに捨てるし賞味期限は過ぎなくても近づいたら捨てる。必要なら必要な時にまた買えばいいと思ってる。服もワンシーズンごとに捨てる(衣替えがめんどくさいので)家庭的ではないなと思う。
22: うっかりどころではないうっかりが多発
1番よくやるのはペットボトルの蓋が閉まりきってないのにカバンに入れて、カバンが水浸しになるやつ。
23: 若干の性嫌悪がある
自分が当事者になることに嫌悪がある。恋愛には付き物なので、性嫌悪がある限り恋愛は難しいのでは。
わたしは陰キャ、相手も陰キャ、何も起こらず終わる。陰キャなので。
25: 安定した熱量をかけられない
趣味も人間関係も何に対しての熱量にも波がある。飽きっぽいというか、熱量が大きすぎる時期とほぼなくなる時期を繰り返してる感じ。
基本他人の趣味に興味が無いので、相手の好きなものを一緒に楽しむというのができないと思う。ハマればハマるけど、ハマらなければ一緒に楽しもうという気持ちが湧いてこない。でもあとあとハマる事もある。めんどくさいですね。
27: 話がつまらない
これ本当に自信あります。元々話が得意じゃないので、話したいことあっても言葉詰まっちゃうし上手く話せない。一緒にいてもつまらないと思う。
28: フラフラしてる
29: すぐに人と距離を置く
このままだとこの人とバチバチしそうだなと思ったら一旦距離をとるようにしてる。本当は争いを避けるんじゃなくて、根本の解決をするため向き合うべきなんだろうな。できないけど。
30: 頑張れない
頑張りたくない、頑張れないので。極力努力せず楽な方法を選んで生きていくつもりです。
31: 人の話を聞いてない
人と一緒にいる時でもトリップしていて、話を聞いてないことが多々ある。そういうときは大抵碌でもない思考に陥って抜け出せなくなってる。
基本プライドも何も無いのに、ほんとにほんとにしょうもないことで見栄を張ってしまうことがある。例が思いつかないくらいだから本当にしょうもないんだと思う。
34: 友だちが少ない
35: 過去を引き摺りがち
36: あと一歩が頑張れない
ベッドシーツは洗うのにベッドメイクができない、お風呂には入れるのにドライヤーができない、そういうところ。
37: すぐ物を無くす
何かを忘れないようにメモしたのにそのメモを無くしたりする。ドジっ子とかいうレベルではないので、周りの人はらイライラしてると思う。
38: 教養がない
好きなものは好きだけどそれ以外には興味無し!という人生だったので、あまりにも教養がない。
39: 好き嫌いが激しい
食べ物も趣味も人も全部。割と好き嫌いは分かりやすいから事前に避けて通れはするんだけど、色んなものを避けすぎている。
40: うるさい
まともに話せる人相手だとずっとしゃべってる。相手が喋る隙を与えないくらい喋ったり、急に黙ったりする。
41: 声がかわいくない
顔やスタイルはいじれても、性格を誤魔化すことが出来ても、声だけは変えられなくないですか?泣きます
42: カラコンがやめられない
昔から目にコンプレックスがあったから、カラコンが辞められない。そろそろいい歳だから辞めなきゃとは思うけど。
43: 人と食事するのが苦手
今まで1:1の食事は基本的に断ってた。ここ1年くらいで解禁した。それでもやっぱり苦手なものは苦手なのでうまくできない。
44: 食べるスピードが異常
めちゃくちゃ早いんです、すぐ食べ終わってしまう。相手のペースに合わせて食べなきゃって思っていつも失敗する。
45: 口だけ
○○やる!って宣言したとき、7割くらいの確率でやってません。
わたしはわたしが間違っている時には正論で殴り返して欲しいのに、普通そういうのはダメなんだって。お互いがそうなら良くない?
47: 相手の嫌いなところを探すのが得意
すきなところを探そうよ
48: 他人に一切期待をしない
自分が傷つきたくないゆえの予防線なんですけど、基本誰かに期待したりしないようにしてる。立場が逆だったら悲しいので嫌だなと思う。やめたい。
友達が少ないゆえ、思いが強すぎる。さすがに男友達が相手だと彼氏も嫌だろうなと思う(実際、過去にめちゃくちゃキレられたことがある)
50: 100の理由を書くつもりが50で終わった
飽きました