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はてなキーワード: 難関大学とは

2021-02-12

公立から難関大学に入ることぐらいでマイノリティを気取らないで欲しい

公立学校のほうが圧倒的に数が多い。

したがって公立学校卒業の生徒が圧倒的マジョリティ

難関大学となれば優秀かつ裕福な家の私立の生徒が増えるかもしれないが、それでも公立高校公立中学校卒業の奴は普通にゴロゴロいる。

そもそも私立が優秀、公立は……なんていうのは一部の都会の話であって、田舎高校に関しては「第一志望は公立私立は滑り止め」だし、お受験中学校も形だけで偏差値は本当に大したことない。

東大ともなれば、確かに私立出身割合はかなり増えるが、それは東大東京にあり、東京地方では滑り止めの私立高校が幅を利かせている特殊地域からだ。

京大東工大一橋ランクを下るにつれて(そもそも別にマイノリティではない)公立出の割合はどんどん増えていく

旧帝大レベルならもはや公立ときマイノリティごっこなどできようもない

東京私立からやってきたお坊ちゃんお嬢さんの方が圧倒的マイノリティ

地元人間と近隣の道府県人間が大多数となる

大体、高校大学の進学など県外出るなら尚更「同じ大学に進学する奴はめちゃくちゃ少ない」のが一般的

開成東大のように同じ高校から同じ大学に何十人も進学することこそ特殊な例であり、Fランに進む奴らはみんながみんな出身階層バラバラマイノリティなのだ

しかし許そう

公立高校出身からマイノリティ〜は許す

だが公立中学校、これはもう許せない

公立中学校は全国民の9割が通うマジョリティ学校

二度とマイノリティぶらないで頂きたい

2021-02-07

いわゆる難関大学とか有名大学にいけるのって同世代で上位10%くらいなのにネットだとみんな当然そのくらいは出てます的な感じなのって異常やで。

2021-02-01

「うっせぇわ」への反応を考える

「うっせぇわ」という曲が話題らしい。

かなり大きなヒットとなっているらしく、ついには近くのラーメン屋にその音が流れだす始末である

その時は、

「あのサビの不協和音とかが聞き手にとって良いアクセントになっているのだろう」

と、

音楽素人風情がもやしを頬張りながら感じた程度であったが、どうやらそれどころではなさげな感じだ。

その現状は

・高い再生

地獄コメント欄

SNSでの煽り

・5chでのマイナス評価

曲名の改変による罵倒

等々々が物語っている。

特に問題となっているのは歌詞らしい。

かなり直接的かつ攻撃的にみえものであり、厨学二年生的な全能感と痛々しさに溢れているような歌詞である

大学生自分ですら「こういった時期あったなぁ」とか少しノスタルジックになってしまった。

歌詞を見る限りは、

いわゆる難関大学卒業した「社会優等生」がルサンチマン拗らせてコンプ発症しました

といった感じのシチュエーションだろうか?

もしくは、

いじめられっ子が内心でマウントをとって自尊心を満たしている

あたりだろうか?

いずれにせよ、自分には歌詞中の人間が

「ちっぽけな自尊心を可愛げのある語彙で必死で満たす、

嘲罵された、あるいはそう思っているだけの人間

であるようには感じた。

なんとなく思うのは、

「この曲に気づいてはいけない」

ということである

内容自体は、尾崎豊amazarashiなどが

若者の苦しみなどを各々の文学的センスに包んで提供してきた「それ」に類似したもの

かもしれない。

しかし、この曲が圧倒的に違うのは

「汚く品のない歌詞

とでも言うべきその短絡的表現、そしてレスバトルでのマウンティングのような直接性にある。

まり相手からすれば

「私を見ろ」

と喚いているだけなのかもしれないのだ。

こうなったらどうしようもない。

同じ土俵に立つ(反応する)時点で相手目的は達成されてしまうからだ。

あとはダラダラと付き合って自尊心の充足を待つしかない。

もし無視しようとしても、あの奇天烈音階のサビと尊大発言否が応でも

「何言ってんだコイツ

とか

「手前よりまともだわ」

とか

「そんな時期だよねw」

とか

反応してしまう。

しかも大抵は相手にとって嘲笑侮蔑となりかねない反応である

共感する人たちからすれば気に食わないものであり、荒れるのは必至だろう。

延焼する野次馬もやってきて、更に注目する人が増える。

どんどん騒音は賑やかになる。

そうして「あの子」は色んな人に見てもらえる。

歌い手の方は歌詞バックグラウンド共感し、若者として歌ったのかもしれない。

しかし、その歌詞一般的な「お約束」を踏みにじるかのような逸脱したものだった。

故にたった今、自分たちはこの曲に踊らされている。

軽蔑し、嘲る位なら無視すれば良かったのに。

自分としては、「してやられた」としか言いようがない。

視聴回数を増やし、広告役として貢献してしまうことで

不本意とはいえ結果的に答えてしまっているのだから

何と思おうが、その喧騒に加担してしまっては誰も彼もが後の祭りなのだろう。

出来れば、この曲が内包しているだろう社会構造的な問題

前向きに考察してくれる人が増えることを祈るばかりである

複雑な気分の日記となってしまった。

2021-01-11

anond:20210111112224

無意味に数だけ多い癖にゴミみたいな政治家しか選べなかった

能力も並以下だから経済すら立て直せない

年功序列制度に救われてどんな無能でも歳取れば金を貰えるから金はあるけど知能は低いからモノの価値よりブランドロゴに金を払ってしまう、というよりそのモノサシしかいからその視点しか持てない

難関大学足切りにすら到達できない大量のバカが世の中を悪くした

だいたいこんなもんか?

2021-01-01

anond:20210101191145

あんまり知られてないんですが学部限定すると日本のいわゆる難関大学(の学部教育レベル)は世界レベルといってもいいですよ。特に数学とか物理は。

anond:20201231161221

まさかこの超おちぶれた日本大学を指して超難関大学とか言ってるんじゃないだろうな?スタンフォードMITハーバードとかじゃなかったら、まじでふざけるなといいたい。

2020-10-27

地方都市部教育格差

https://anond.hatelabo.jp/20201026003439

バズってる増田を読んだ。

日本海側の3万人クラス田舎出身人間としては共感しかないのだが、嘘松扱いしている人がいるのがなんかむかついたので、私のエピソードも追加して地方の状況を広めたい。個人的には下記の3つが地方の不利さだと思ってる。

大卒で就ける仕事ロールモデルがいない件

元増田も挙げていたが、地方に住んでると高等教育を受けた後に就ける職業イメージが全くわかない。なんていうか、大学進学率が2割台で大卒仕事自体があまりない町なんで、両親や親類、先輩と言った周囲の大人ロールモデルとなる人が全然いないのだ。うちの家族も俺がはじめての大学学者だったりする。そんな俺の10代の頃のイメージはこんな感じ。

医師→都会から来る偉い先生か町1番の秀才

公務員市役所職員(官僚なにそれ?)

金融信金さん(都銀外資系存在しない)

弁護士ドラマ世界の住人

工学部卒のエンジニア→箔のついた工業高校出の現場作業員

建築士→箔のついた大工さん

研究者少年マンガサポートキャラコナン阿笠博士的な発明家ぽい人

その他商社マン広告代理店とかの文系花型の仕事司法書士公認会計士等の仕業そもそも大学行ってから存在を知ったぜ!

見えてる世界が狭かったんで、将来像がそもそもはっきりしないんだよな。俺は結局地方国立工学部に行ったんだけど、箔のついた工業高校だと思ってたから授業で微積をまたやるのに驚いた。なんせオープンキャンパスでは面白理科実験的なことしかしてなかったんで。今となっては笑えるエピソードだけど、地方高校生認識ってマジでこんなもんだと思うよ。

公立中学校の劣悪さ

個人的にはこれが地方の最大の問題点かなと思ってる。3万人の地方田舎町でも、高校には進学コースがあってそれなりにレベルの高い教育を受けられた。ところが中学校ダメダメ動物園状態英語リーディングで笑われるのはまあデフォルトとして、廊下自転車で走るヤンキーがいたり、冬場にストーブ教科書を燃やしたりする馬鹿かいしょっちゅう授業が中断して学習できる環境では無かった。だけど義務教育なんで進度別のクラス分けとかあるわけもなく、校区制なんで学校選択肢もなく。先生も進学熱が無いというか、金八先生に憧れてるようなタイプが多くて生徒指導のことしか頭がない。もしもタイムマシン過去に戻れるなら親に無理を言って県庁所在地中高一貫受験してるだろうな。だけど地方で育つと中学受験という選択肢に思い至らないんだよな。そもそも田舎には通学1時間圏内に進学系の中高一貫自体が無かったりするのがザラなんで。

学習方法や教材の情報の無さ

コレは最初の項目と少し関連してるかもしれない。Amazonが普及した現在でも、参考書は実際に手に取って使ってみないとわからない部分が多いものだが、地方だと蔦屋併設の本屋が町に一軒だけ見たいな事が多くて置いてあるのがせいぜいチャート式赤本だけだったりする。この選択肢の少なさは正直キツかった。もちろん予備校とかも無いので、入試対策全面的高校教師を信頼するしか無かった。幸い俺の担任地方国立数学科院卒の経歴で、難関大学入試問題もスラスラとけるような頼もしい人だったんですごく恵まれてたんだけど、一つ下の学年は教育学部出身ちょっと頼りない先生だったんで、教師ガチャの要素がデカいなと思えたのだ。

まあ同じ地方でも、県庁所在地まで行けば話が変わってくるもしれない。紀伊国屋ジュンク堂的な大型書店があって多種多様参考書を手に取って見れらし、進学校存在してるから、実際に使ってる友人に見せてもらったりできるんでハンデは小さいかもしれない。周りにも県立なんたら大に通うような大学生があるから、それこそ友達のお兄ちゃんとかが自宅から通ってたりして、ノウハウエピソードを聞いたりできそうだし。

そんなわけで

俺も普通に地方は不利だと思うよ。特に県庁所在地以外。

2020-10-22

偏差値70みたいな容姿の人たち

偏差値70って言ったら大体難関大学くらいの割合

2クラスに1人はいるくらいの割合

そんな人ばっかな施設業界結構ある

あれに巻き込まれるととても切なくなる

2020-10-21

俺が本当に逃げたかったのは母親だったのかも知れない

19歳で大学進学のために京都に来てから、早くも二十年近くが過ぎようとしている。もともとのきっかけは本当に些細なことで、高校二年生のころ当時のクラスメイトに「京大受けてみようかな」と言ったところ「絶対に無理」と言われて、天邪鬼だった(いや、今もだけど)私は「それなら受かってやるよ!!」と心に何故か硬く決意したのでありまして。でも客観的にみればその友人の言ったことは甚だ正しく、なんとなれば当時の私の学力と言うと惨憺たるもので、高校の学年内順位なども辛うじて下から四分の一にいるかどうか。通っていた高校も曲がりなりにも「進学校」の枠に入ってはいものの、当時(おそらく今もだと思うけど)札幌に四つあった東南西北麻雀かよ、と思うけど本当にその四つがあった)の進学校のうちではドベで、北大への進学者数こそ多い(それだって今振り返って考えるにつけ、すごいことだと思うけど)ものの、東大京大といった「いわゆる」難関大学への進学者は数年に一人くらい。まあそりゃ「無理」と言われるわという状況であったのね。ここまでの流れ、「それでもなんとか受かった俺すげー」みたいないけすかない感じにしか読めないな。すまん。違うんだ。そこは本題じゃない。なのでここを省略すると、現役のときは華麗に落ち、かつ後期受験の申し込みを前期受験前にしておかなくてはいけないことをしらず、後期受けようと思っていた、北大受験すら出来ず(自業自得という言葉がこんなにも当てはまる状況他にある?って思った)、一浪確定。親に泣きついて予備校に行かせてもらい、ファンキー講師陣に必死でついていくこと一年代ゼミ英語講師(だけじゃないけど)は本当にファンキーで、セックスピストルズでかっこ良かったのはシドじゃなくてジョニロットンだったということを繰り返し述べていた)。そのおかげで本当にギリギリ合格したと言った塩梅センター自己採点やってたとき(何故か妹と妹の彼氏(これも未だに何故かよくわかってないが俺の高校同級生)がいた)どんどんバツがついていくものから、私も周りも顔が青ざめていくのは正味の話悪夢しかないのではないか。二度と経験したくないし、この世から大学受験というシステムは無くした方が良いのではなかろうかと思ってますけれども閑話休題

んで、京都に来てから。もちろんこれまで本当に過保護に育った人間には寮生活ってのはペットだった猫がいきなり野良に放り出されたくらいな無謀な状況ではあったのだが、やることなすことにだれか、というか親の監視が無いことに異様な解放感を感じた。

堕落ではあるもの楽しい日々がきちんとそこにあり、毎日誰かとたくさん話をし、価値観が変わっていきながら、でもそれをちゃんと嬉しいこととして捉えられていた。人生で一番泣くことが多かったのもこの時期だし、まあなにかと閉じ込めていた感情が多かったんだなと改めて。周りにいた人たちがめちゃくちゃエモーショナルであった影響も、もちろん有ると思うけれども。

長々と前段が続いたが。

最初、私が京都に来たかった、と言うよりも「地元を離れたかった」のは、友だちもいねえし、黒歴史残ってるしで、そんなところから離れたいということかと思っていたんだが。今振り返ってみるとおそらくそこは理由の一個ではあるけれど、大きな要因ではなかったなあ、と思っている。

ここで、また冒頭のことに戻るのだが、何故京大でなくてはいけなかったか、と言うことが、わりとこの話の主題にもかかってる。

俺の母親死ぬほど世間体を気にする人で、ひと昔前の言葉を使うなら、いわゆる「教育ママ」みたいな人やった。

今になれば、彼女がそう考えるに至った経緯もわからんくもないのだが、当時はよくわかってなかったし、母親の元から離れてようやく「監視管理」をされていたのだと気づき、それがどんだけ嫌かもわかった。

うちの母ちゃん母子家庭で、母方の祖父はもともと病弱ではあったらしいが戦争行って帰って来て母親子供の時になくなったらしい。

それから生活保護を受けたりして、まあいわゆる「普通ではない」生活をして来たのが、俺に対する教育だったりに現れてんやろな、と後に振り返って思うし、そこは「子ども自分のような「「惨めな」」生活を送らせたくない」という気持ちがあったのもめちゃくちゃわかる。もちろんあとになって少しずつ理解できた話に過ぎないけれども。

ただ、それと関連するのかそうでないのかはわからないが、俺の母親は「通常そうなることが望まれてる」ルート以外の道を俺が辿ることに、異常な嫌悪感を持つ人であった。

極端な例えだが、俺がヘテロでなければ、あの人は納得しなかったと思う。タトゥーを入れたら、俺のことを拒否したと思う。法律婚をしないことにも違和感を感じたと思う。

なんとかわかってもらいたくて(甘かった)、きちんと真摯に向き合って話をしたこともあったけれども、最終的に彼女から返って来る言葉は「私はあなたの親なのだから」という、一つも意味を持たないものしかなかった。

うちの母ちゃんは「性別に関わらず家事はしなさい」と言って、洗濯料理掃除、全部教えてくれた。今も改めて思うけども、その価値観はとても正しいと思う。大人になってから話した時に「結婚前に男性から良いように扱われて本当に辛かった」と話してくれた。聞いた時は俺も辛かったし、許せねえと思ったんだ。311以降に「初めてデモに行ったよ」と話してくれたことも嬉しかった。「もしかしたらようやくお母さんと和解できるかも」と思ったから。

でも、それはすべて「対他人に関して」のことで、彼女にとってはいつまでも俺は「かわいいゆうちゃん」でしかなかったとわかって「理解し合える」「親とはいえそれぞれ別の人間として付き合える」という望みを捨てた。

一個言いたいこととしては、「俺はあなた感情ホストクラブではない」と言うこと。

あなたの期待通りに動かないといけないなら、そんなことはできないよ、と強く思った。

お互いに理解して、別々の人間として尊重あいたいな、と思っていたけれど、少なくとも俺の親子関係のケースでは無理だった。

悲しいけれど、もう放って置くのが精神衛生上良いのだろうと思っている。

京都に来れたのは、そういう意味で本当に良かったと思う。

しんどい経験を経て来てたのは知っているからあまり強く言いたくはないけど、彼女子ども支配下に置きたかったんだなあと改めて思う。

母親が死んだとしてもなんの感情も湧かない予想を確信しているし、でも、それが少し寂しい。わかりたかった。

2020-09-29

anond:20200928195006

スポーツ以外にも芸術系音楽絵画など)の方に誘ってみるという手もあるかも。

僕もこの子のような小学生だったけど、コーラスを始めたのがきっかけで音楽好きになり、高学年で声変わりで歌えなくなったのをきっかけに楽器を始めて、中学高校でのめり込み、大学ではオーケストラに没頭して留年しちゃったよ。

難関大学オーケストラは真面目な努力家でしかセンスがあってお人好しな良家の子女多かったから、良い人脈が出来た。女の子と仲良くなる機会も多くて楽しかったよ。

2020-09-28

東京学歴社会という異文化にショックを受けた思い出

10年以上は前の話。

田舎出身。都会に憧れがあったので、首都圏の難関ではない某国公立大を志望した。当時の自分学力に合っていて、希望する学科があるのがそこだった。田舎の県立高校で地道に勉強し、受験し、合格した。他の大学のことはよく知らなかった。国立単願だったし、元から偏差値が合わない大学は眼中になかったので。俺はただ憧れの大学に通えることが誇らしく、新生活に胸を躍らせていた……

4月。新入生オリエンテーションが終わり、同じ学科の数人で集まって話していたときのことだと思う。経緯は忘れたが、同級生の1人が「こんなBランク大学」と言ったのだ。「本当はこんな所に来るはずじゃなかった」「俺の同級生には東大生がたくさんいる」と。(今考えるとFランではなくCランでもなく「Bラン」をチョイスしたところに彼の葛藤が伺える)

それを聞いてとてもショックだった。なぜかは分からなかったが、ものすごくショックだった。地道に勉強して、希望どおりの大学に入ったのに、目の前のこの人はそうではないんだと。当時は学歴コンプレックスというもの存在がよくわからなかった。ただ、全く違う価値観で生きてきた人なんだということは感じた。まさに異文化との遭遇。田舎高校にも、難関大学を志望したりそれで不合格だった同級生はいたが、それとは違う何かを感じた。

それからしばらく経って、大学の同期の中にも「中高一貫進学校出身者が多くいることに気づいた。そこは田舎の県立普通高校とは全く違う何かであるようだった(今だによくわからない)。また、関東出身同級生たちは殆ど皆、受験予備校に通っていた。河合塾とか駿台予備校とか。都会出身同級生たちは受験戦争の荒波に揉まれまくった生き残り(または、当人感覚では敗残兵)だったらしい。東大とかナントカ難関大学とかの高みを目指し、そこにたどり着いた、またはたどり着かなかった、妥協して腰を落ち着けた…。マジかよ。田舎価値観と違いすぎるだろ。そら学歴コンプにもなるわ。子供のうちからそんな生活してたら心が荒むに決まってるじゃん。

とくにオチもないんだけど、このことは何故かふとした時に何度も思い出すし、地域間格差とか、学習機会の均等とか、受験戦争の過酷さとかなんかそんな話題が出るたびにジワーっと思い出してモヤモヤするので吐き出したかった。

※ちなみに件のBランの彼はその後就活成功、誰もが知ってる超一流企業就職したそうです。よかったね

2020-08-29

まさに、こんな量、殺人的な量で、気が狂って死ぬと思うけど

おまえが、俺にやれっていって、受けてきたんだから

お前がやれよ。ちょっと大変で、死ぬほどの量だからってなにいってんだ?お前が受けてきたんだろ。

ということは、俺には出来ないけど、お前にはできるんだろ?

責任とって、やって、納品してくれ

 

あるいみ、難関大学突破の20倍の量とか、できない。俺には。

2020-08-28

学歴(勉強できた)自慢がご法度であるつの理由

学歴アレルギー

この前ツイッター

「なんで運動や他の特技はアピールしても、それほど嫉妬されないのに、学歴だけ妙にみんな過敏に反応するんだろう」と

つぶやいていた御仁がいた

言いたいことはわからんでもない。

でも、学歴を他のスキルと同等に扱えないのはそれなりに明確な理由がある。

学力試験は全国民参加の強制レース

2019年大学進学率は53.7%。

全入時代で、定員割れしてる大学も多いから、全員がガチ勉強して進学する訳でもない。

それでも中卒・高卒・専門卒・大卒(四年制・短期)・院卒と、基本的に誰もがどこまでの教育を受けたか区分けされる。

勿論、大卒の中でも、というより大卒の中でこそ、旧帝早慶駅弁March(最近Smartなんだっけ?)・日東駒専なんやらかんやらと、細かいヒエラルキーというか、序列意識存在する。

そりゃ、義務教育高等教育期間と、正味12年(以上)かけた上でのレース結果である

ある意味しょうがないって言えばしょうがない。

でもこれだとある意味、全員に"学歴"という属性強制付与されてるようなものだ(非常に気持ち悪い表現だが)。

シグナル(フィルタリング)としての学歴

紙切れ一枚に夢託す

サインコサインなんになる

受験戦争過熱していた受験生ブルースの一節だが

実際、紙切れ一枚で頭の良し悪しなんて、簡単判別できるものではない。

そんなの、みんなわかりきっている。

わかりきってるし、学歴信仰偏差値信奉者は一般的にはクソダサいので、学歴で頭の良さが決まるなんて、皆さん口に出して言わない。

でも、実際の所はどうだろう?有名企業就職率は技術職の理系ならまだしも、文系でも明らかに全体のうん%しかいない一定以上の高偏差値層で固められている。

場合によっては、就職後の研修まで大学ランク別に分けられている。なんだよ、企業なのに、予備校と一緒かよ。という感想である

もちろん、これにもある程度はちゃんとした理由はある。

学歴=頭の良さではないが、高学歴の方が勤勉性が高かったり、論理的な(座学的な)思考能力が高かったり、まあそれらを測るシグナルとしてはそれなりに信頼性は高いわけだ。

人間外見より中身のが大事だが、これだけ肥大化した社会ではそこまで丁寧に中身を見ることはできないので、大数の法則的に学歴を足きりの条件として使わざるを得ない。

これだけでも、お勉強できましたアピールは、運動できた、楽器弾けますという類のアピールとは、殊更性質が違うことはお解り頂けたであろう。

(優秀で高学歴増田諸氏からはわかりきったことほざくんじゃねーよ、と切れ味鋭いツッコミが返って来そうであるが)

そして学歴コンプレックス非情に拗らせやすいのは、加えてややこしい要因があと二点程挙げられるからである

人生の早期における進路決定

増田のような過ごした田舎公立校では、若くて楽しい青春時代に、机に齧りつくのはダサいと考え、学業に重点を置かなかった層も一定数(というかかなり)いる。

就職やその後、たかテストの点数でこうも扱いが違うの?阿呆じゃね?ということを痛感したときには既に遅いのだ。

もう少しだけ、勉強にステ振り分けてれば、後の人生もっと楽だったのに。妥協して滑り止めに入るべきではなかった。

そうした意識学歴コンプをよりややこしくする。

働きながら、資格を取ったり、通信などを含めて学び直すことも可能ではある。

が、正直それは、学業に集中することが許された時期に比べると、かなり余裕を持つことが難しいと言わざるを得ない。

特に通常の大学進学なら、合格後も4年間まるまる勉強に専念することになる。

結婚育児職場責任あるポジションを任されると言った事情があれば、尚の事これは難しい。

④家庭環境出身地などにおける格差

そして、学歴の獲得は所得の再分配、などと言われながらも、

なんだかんだで家庭環境出身地など他のデリケート要素が絡んでくるからである

文科大臣が新受験制度における教育格差について指摘されたときに、「身の丈発言」で物議を醸したこと記憶に新しいだろう。

だが、失言だったには違いないが、家庭環境及びその収入、或いは予備校進学校の多い都市圏で暮らすか否か

これが学力に大きく影響するのは残念ながら事実なのである

都市圏に多い私学の中高一貫校は、難しい試験を課して入学者を選別する。

その試験突破するにもやはりある程度家計に余裕がなければ、合格は厳しいだろう。

そしてレベルの高い生徒が集まる環境で、難関大学合格目標に塾や学校で、合理的で進度の早いカリキュラムが組まれる。

無論、地方だろうが、世帯収入が低かろうが、ストイック学習に励むことは可能だし、賢い子どもは幾らでもいる。

だが、都市圏でかつ富裕層の方がそれだけ選択肢に恵まれている。この点は否定のできない事実である

そして、何よりデリケート問題なのが、やはり不向きな人はそれなりにいる、という点だろう。

ケーキが切れない非行少年たち」という児童精神科医が書いた本が話題になったが、

境界知能と呼ばれる、IQ70〜84の知的障がいに該当しない人の割合は実は人口の約14%に当たると言われている。

IQ学力相関性は、増田は実際のところ門外漢なので、少し言いづらい部分もあるが、スポーツがどうしても苦手なタイプがいるように

勉強がどうしても苦手だという人もそれなりにはいるような気がする(公立小中で過ごした時期を振り返って)。

増田スポーツがどうしても苦手だが、かろうじて学業だけは人並の成績ぐらいはおさめられた。

スポーツが苦手なのは子供の頃からコンプレックスだが、歳を重ねれば、学生の時に比べ、そう比較には出されない。

勉強だって基本的にそうだ。だが、別に努力しなかったわけでもなく(あるいは努力する機会がなかったために)、勉強が不得手であった人に

そうしたコンプの瘡蓋を刺激するようなことをすれば、話がややこしくなるのは当然である

加えて、社会的な記号として、長い期間付いて回る問題でもあるから、二重にややこしく、なるべく人と比較しない方が無難話題である

2020-08-22

anond:20200822201815

あなたみたいに他人ちゃんと認める人は良いと思うよ。

私も難関大学卒業してる人は偉いと思ってるから

私は最初金融系のバッチ処理作ってたけど、クソ面白くないか個人ゲーム開発してゲーム系の会社に行ったよ。

だけど、なぜかパチンコ仕事させられて C でパチンコ液晶演出の開発してたよ。グラフィック系のライブラリ拡張したり、簡単エクスポートツール作ったりね。

並行して個人スマホアプリを作ってたから、パチンコは激務だったのもあり、今はスマホアプリの開発してるよ。iOS / Android 両方できるからご飯には困らないかな。

多分、これ関係者が見たら特定できちゃうかもしれないw

(ないとは思うけど別に困らないので大丈夫です)

anond:20200822200025

できる人間はそれでいいと思うよ。

俺の知り合いに教科書過去問だけで難関大学合格した奴がいるが

参考書問題集なんて金の無駄」なんてほとんどの受験生には当てはまらないだろう。

2020-07-28

統計的〇〇

かに知的障害者婚姻率が健常者と比べて著しく低かったとしても

知的障害者のうちそもそも結婚希望する人がほとんどいないなら

単なる統計上の数字にすぎない

うんわかる

わかる

統計上の数字で差があることがただちに差別存在証明するわけではないよね

そして同じことは男女や人種難関大学合格率やホームレス率や経営者率や政治家率を比べた時にも言えそうな気はするけど

わかるよ

たぶんそっちは差があること自体が何かを証明しているんだろうね

2020-07-25

anond:20200724204845

難関大学上場企業か…。

完全にガワだけ見て選んだらババをつかまされた形だね。

こういうケースだと人間性改善は見込めない。

子どもも外面だけ良ければ世間で褒められるもんだと誤学習するよ。

子どものためにも、別れてあげてください。

2020-05-24

暗記数学絶対に間違っている

はじめに

自分は、「一般的に、暗記数学に賛成している人」とされている、

の中の一人だが、そのはしくれとして、「暗記数学が正しい」という妄言を徹底的に批判する。

自分が暗記数学を間違いだと考えるようになった理由

自分浪人生向けの大学受験塾でアルバイトをしていた。

その塾では基本的に生徒に自習させ、分からないことがあったら講師自分)に質問する、というスタイルを取っていた。

基本的自習だが、毎日チェックテスト(基礎的な数学問題が数題出題される)のみ、全員に共通したノルマだった。

講師初日、全員にチェックテストやらせていたが、一人(A君とする)だけなぜかやらなかった。

話を聞いてみると、「基礎の練習など無意味自分もっと応用問題の解答を暗記する」という強い信念を持っていて、基礎はやらない、とのこと。

生意気言うな。基礎もできない人間に応用問題なんてできるわけないだろ」と何度も注意したが、

なんでも和田秀樹の本を読んで感動したらしく、忠告拒否され、毎日せっせと解答の丸暗記をしていた。

結局浪人期間の一年間で一番A君と仲良くなった(自分説明が分かり易いので気に入ったらしい)が、

彼の解答の丸暗記法では、全く同じ問題だと解けるのだが少しでも違う問題だと全く太刀打ちできなかった。

彼が熱っぽく如何に和田秀樹理論が素晴らしいかを語るを聞き、

問題が解けるようになってから言えよ。とはいえいたいけな受験生をここまで変な考えにさせるなんて和田秀樹ってやつはトンデモねー極悪人だな。」

しか思えなかった。

結局彼は成績が上がらず、目標としていた難関大学ぶっちゃけ慶応)よりも相当偏差値の低い大学に行った。

最後に彼は「やっぱり基礎は大事なんですね」と反省していたが、彼の貴重な一年を棒に振った暗記数学はもう極悪だとしか思えなかった。

以上が、私が和田秀樹提唱する暗記数学絶対に間違っていると判断するに到った根拠である

A君は暗記数学を誤解していたのでは?

とは言え、暗記数学氏の

論理ギャップや式変形の意味等の不明点は曖昧なままにせず、人に聞いたり調べたりして、完全に理解すべきである

との主張は至極最もだし、暗記数学氏の提唱している勉強法は「暗記数学」というタイトルを除けば極めて全うだろう。

また、私もA君からの又聞きによってしか和田秀樹理論を知らないので、

「A君のやっていた『解答を丸暗記する』法は本当の暗記数学ではない。本当の暗記数学理解して暗記するものだ」

との反論はあるかもしれない。

詳しくは知らないが、自分の読んだことのある和田秀樹エピソードは、

和田秀樹大学時代に灘の高校生(B君とする)の家庭教師をしていた。B君は灘というプライドがあったため、和田秀樹が何度も

「解答を覚えろ」と忠告したのにも関わらず、いきなり難問を自力で解くという勉強法を繰り返し、成績が上がらず、大学受験で撃沈した

というものである。これは暗記数学氏の言う「何かをこじらせて勉強法無駄な拘りを持っている人たち」に対応するものだろう。

かに数学は暗記だ」という言葉は、B君みたいな灘に入ったからと言って勘違いしてしまった一般人(灘にいる本当の天才はそんな勉強法でも大学受験レベル数学くらい解くだろう)には有効言葉かもしれない。

しかし、である

A君みたいに解法を暗記するだけ暗記して全く応用の聞かない馬鹿を産み出したのは確実に和田秀樹のせいである。

そして、日本の「数学が出来ない高校生」のうち、A君タイプ(解法の暗記はするけど理解が追い付いていなく、暗記した問題から少し変えると答えられない)が99%で、

B君タイプ自分天才だと勘違いした凡人)は1%にも満たないだろう。

そのような状況で、B君タイプを減らすことを目的として、A君タイプを量産することになる

数学は暗記だ!」という言葉に何の意味があるのだろう。

仮にA君の暗記数学理解が不十分だったとしても、暗記数学という言葉有害無益である

じゃあどう言えばいいんだよ?

暗記数学氏の主張が

平方完成のロジックを暗記せずに二次関数問題を解こうとするな

という主張なら、それは100%正しい。オイラーガウスでもない一般人が平方完成も知らずに

二次方程式が解けるはずがない(というかオイラーガウスも平方完成は暗記しただろう)。

しかし、オイラーガウスが行ったことを「暗記数学」とは言わない。

暗記数学氏の想定している「アンチ暗記数学派」の主張は「数学の体系をゼロから始めて全て車輪の再発明をしよう」

という荒唐無稽な主張であるため、このような主張のアンチテーゼである「暗記数学

という言葉には何の意味もない。

よって、暗記数学氏の言う暗記数学は「数学」という名前で呼べばよいのではないだろうか。

https://anond.hatelabo.jp/20200521175803

2020-05-21

暗記数学が正しい

受験生諸君は、悪質な情報に惑わされないように。

暗記数学の要旨

和田秀樹らによるいわゆる「暗記数学」の要点をまとめると、以下のようになるだろう。

数学重要なのは、技巧的な解法をひらめくことよりも、基礎を確実に理解することである

これは従来、数学入試問題を解くのに必要なのが曖昧模糊とした「ひらめき」や「才能」だと思われていたことへのアンチテーゼである。「暗記」という語はその対比であり、特別な才能がなくとも、基礎事項を確実に習得することで、入試を通過できる程度の数学力は身に付くことを主張している。

そもそも大学入試大学研究をする上で重要知識や考え方の理解度を問うているわけであって、徒な難問を出して受験生を試しているわけではない。したがって、そのような重要事項(つまり教科書の基礎事項や、数学活用する上で頻繁に出てくるような考え方)を身に付けるのが正攻法である

そのための教材としては、エレガントな別解や難問に拘ったものよりも、基礎事項や入試頻出の問題網羅したスタンダードものが良いとされる。

数学理解するには、具体的な証明計算例を通じて行うのが効果である

これはいわゆる解法暗記である。なぜ、具体的な実例を学ぶのかと言えば。数学に限らず、具体的な経験と関連付けられていない知識理解できないためである

実際、教科書を読んだばかりの人の多くは、自身知識入試問題との間にギャップを感じる。たとえば、ベクトル内積定義線形性等の性質を知っただけでは、それを幾何学問題に応用するのは難しいだろう。教科書を読んだばかりの段階というのは、将棋で喩えれば駒の動かし方を覚えただけのようなもので、実戦で勝つのは難しい。実戦で勝つには、定跡や手筋のような、ルールだけから直ちに明らかではない、駒の活用法を身に着ける必要がある。

将棋の定跡を初心者独自発見するのが難しいのと同様に、数学自明でない実例を見出すことも難しい。そのほとんどは歴代数学者が生涯をかけて究明してきたものなのだから、当然であるしかし、現代高校生には既に教科書入試問題がある。特に入試問題は、数学専門家が選りすぐった、良質な実例の宝庫である受験生はこれを通じて数学概念活用のされ方や、論理の展開等を深く理解するべきである

そしてこれは、大学以降で数学工学を学ぶ際も同様である特に大学以降の数学では、抽象的な概念が中心になるため、ほとんどの大学教員は、具体的な実例を通じて理解しているかを非常に重んじる。たとえば、セミナー大学入試等では、以下のような質問が頻繁になされる。

  • ある概念(群やベクトル空間など)の具体例を言えるか。
  • 逆に、そうでないものの具体例を言えるか。
  • ある定理を具体的な状況に適用すると何が言えるか。
  • ある定理仮定を除いて、反例を構成できるか。

論理ギャップや式変形の意味等の不明点は曖昧なままにせず、人に聞いたり調べたりして、完全に理解すべきである

教科書記述や、解いた問題は完全に理解すべきである。つまり

といったことを徹底的に自問するべきである自分理解絶対に正しいと確信し、それに関して何を聞かれても答えられる状態にならなければいけない。「微分極値が求まる理屈は分からない(或いは、分からないという自覚さえない)が、極値問題からとりあえず微分してみる」というような勉強は良くない。

そして、理解できたと思ったら、教科書の一節や問題の解答を何も見ずに再現してみる。これはもちろん、一字一句を暗記するということではなく、上に書いたような知識有機的な繋がりを持って理解できているのかを確認することである。ある事実が、どのような性質を前提としていて、どのように示されるのかという数学ストーリー理解していれば、何も見ずともスラスラ書けるはずだ。

また、問題を解く際は、いきなり答えを見るのではなく、一通り自分で解答を試みてから解答を見ることが好ましい。実際に手を動かすことにより、分かっている部分とそうでない部分が明確になるからである

以上のことは、何も受験数学に限った話ではない。他の科目でも、社会に出て自分で調べたり考えたりしたこと他人に発表するときでも同様である

暗記数学に賛成している人・反対している人

一般的に、暗記数学に賛成している人。

要するに、数学の専門知識社会的常識のある人は暗記数学に賛成しているようだ。

逆に、反対している人。

反対しているのは、金儲けが目的で目立つことを言っているか、何かをこじらせて勉強法に無駄な拘りを持っている人たちのようだ。

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追記

思うに、アンチ暗記数学派というのは、精神根底に以下のような考えを持っているのではないのだろうか?

一部の人は、大学入試では「ひらめき」「発想力」「頭の柔らかさ」「地頭の良さ」などを試すために敢えて典型的ではない問題を出しているとか、「天才」を発掘するために常人には解けないような難問を出題していると思っているのかも知れない。しかし、先にも述べたように、大学入試は、大学に入って研究するための基礎学力を測っており、入試問題は、そこで問われている知識や考え方が重要から出題されるわけである。したがって、そういう重要知識や考え方を十分に身に着けていれば受かる。ただそれだけの話である。そして、良識ある教育者は、数学重要なところが分かっているから、それに基づいて教材や予想問題を作っている。そうでない人はもしかしたら、大学普通受験生には解けないように徒に問題を複雑にしていると思い込み、ひねくれた問題を教えているのかも知れない。

また、「数学自体重要ではなく、数学を通じて思考力を鍛えることが重要」とか「受験勉強社会に出て嫌な仕事我慢するための訓練」等と思っている人もいるかも知れない。特に前者は、自称数学好きにもいるようだ。しかし、深く考えるまでもなく、大学受験数学が課せられるのは、大学研究するために(少なくとも、教員が望む水準で)絶対必要からである。そして何度も言うように、入試で問われるのは、研究のために必要知識や考え方であり、「頭の柔らかさ」などではない。また、数学をそれほど使わない学部にも、受験数学が課せられるのは、多くの大学には転部等の制度があり、文学部から経済学部とか、農学部から工学部に転部するような事例は珍しくないかである

上記2つに共通するのは、「理解」よりも「ひらめき」等のオカルティックなものを重視することである。これは、上に述べた胡散臭い教育業者や、受験生に絡んでる学歴コンプが暗記数学に反対する理由と符合する。金儲けがしたい受験業者にとって、「基礎を確実に理解することが重要」と言うよりも「入試本番に典型問題は出ないから、ひらめきが大事(。そして、ウチの教材を使えば、それが鍛えられる)」などと言った方が、客は集まりやすいだろう。また、SNS等で受験生教員などに絡んでる奴にしても、数学本質理解できず霊感的なもの価値見出しおかし勉強理論かぶれてしまったと考えれば納得がいく。

繰り返しになるが、受験生諸君はそういう悪質な情報に惑わされてはいけない。

2020-05-20

大学院に入って、好きだった勉強がつまらなくなってしまった

俺は中学生ときから化学が好きだった。

高校ではもちろん理系選択、全国模試をやれば化学偏差値70をいつも超えていたし、先生にいつも色々と質問をぶつけていた。

化学の成績で俺の右に出る奴はいなかった。

大学は誰もが知る難関大学化学系に進学して、学部の間もそれなりに優秀な学生だった。

自分博士課程に進学して、優秀な化学者になる未来を思い描いていた。それを疑ったこともなかった。

で、いざ学部4年になって本格的に研究してみると、これがあまり面白くない。

割り当てられたテーマはやりたいことではなかったけれど、学部4年の1年間自分なりに頑張ってみた。

でもテーマの都合で見かけの進捗が同期に比べて随分遅い。

これが俺のプライドを傷つけたのかもしれないし、そもそも結果がなかなか出ないとやりがいがない。

じゃあ座学はというと、上にも書いた通り俺は”それなりに優秀”程度なので、研究室内に自分よりすごい同期がいるし、1,2年じゃ追い越せないような先輩もいる。

座学でも特段目立ったところがない。

だがそれ以上につらいのが、化学を”楽しい”と感じられなくなったことだ。

同期や先輩が、何かしらの論文だとか他人研究だとかについて楽しそうに語っているのを何度も見てきた。

けれど、俺は論文他人研究も”面白い”だなんて思ったことがない。

ギリ”interesting"はあっても、”fun"や"exciting"になったことがない。

教科書レベルの話ではない、突き詰めて詳細で、地道な研究データの積み重ねは見ていて楽しくない。

結局俺があんなに好きで、将来を捧げたいと思っていた”化学”とはいったい何だったのだろうか?

高校大学学部程度の勉強で語られる学問神秘性が好きだったんだろうか?

それとも俺がただの負けず嫌いで、化学他人に勝ってることが好きだったんだろうか?


コロナの影響で大学が閉鎖しているが、自粛間中化学勉強をする気があまり起こらなかった。

もうすぐ再開される研究活動を考えると憂鬱でたまらない。

2020-04-29

字下げ増田文の読みかたのコツ

anond:20200429185046

あー、「女」「女の子」は法律用語?の「子女」みたいなものね?

基本的に「子」と読み替えると、意味不明批判される字下げっちの文章の7割は解読できるようになる。

「やりまんびっち」「淫乱」は稀に本当の性的な語彙として解釈すべき場合もあるが、基本的には上記の「女」に対応する下品比喩表現であり、「一生懸命頑張った」「奮起した」と読み替えることができる。

残り3割は定期的に彼が書き込む、本人の経歴や現状についての基礎知識を踏まえると理解できる。

たまに「ボボかんじん」「きさねー」など九州中部方言が混じるので、どうしても意味が分からない語彙は調べるとよい。

文頭の字下げ自体はただの箇条書きの「・」「一、」のようなものだ。

句読点もあまり句点と読点の厳密な使い分けがされていない。

彼はツリーをつなげることが少なく、単発の書き込みが非常に多い。

初めて見ると、突然発狂した奇怪な文章に思えるが、実はそれより前に書きこんだ内容の続きのつもりで書いている場合が多い。

 仕方ねーだろ父親閻魔大王みたいなブサイクでそのブサイクからまれブサイクな女で、母親ボボかんじんだったか育児放棄

していなかったし、そのDVブサイクから15年虐待された腹いせに平成時代凄まじく勝手勉強して九州から東大文Ⅰ勝手に行った

稀代の勉強ヤリマンビッチで当時は凄まじい評価を受けていたんだから

   そして平成のこの東京形成したのもそういう体験をしたか出生がブサイクだった女の子たち

   てめえがどうにもならないことを言うから平成が終わったんじゃコラ、ダムに来い

これを書き下すと

 (俺の怒りの書き込み非難する人間はてな匿名ダイアリーに多いけど、俺が怒るのも)仕方ねーだろ。(怒っている原因を俺自身の経歴も含めて説明すると)俺の父親閻魔大王みたいなブサイクで、俺本人もそのブサイクからまれブサイクということで容姿の面で不利な(※注:「ブサイク」も容姿の直接表現ではなく、能力が低いことの比喩表現可能性もある)子供だった。家庭面でも不利な環境に育ち、俺の母親性交大好き女だったか育児放棄して家にいなかったし、(母親もいないので)俺はDVブサイクである親父から15年もの虐待されていた。しかし俺は(不利な環境で潰れるのではなく)腹いせに(逆境をはねのけて)平成時代(具体的には1990年代後半から2000年代前半頃)凄まじく勝手に(親に極力頼らず、高校教師から教わった勉強法やZ会予備校などを活用して)勉強して、九州から地元高校でも、その後入学した予備校でも合格者のいなかった)東京大学文科Ⅰ類に独力で合格し進学した、稀代の勉強狂い少年で、当時は(不利な環境にも負けず、高校予備校でも前代未聞の偉業を成し遂げた秀才として)凄まじい評価を受けていたんだから

 そして、平成(見る影もなく衰退した平成後半ではなく、昭和時代とは違う独自文化興隆した2000年代前半頃)の東京形成したのも、(俺と同じように)難関大学合格するほどの実力を身につけて地方から集まってきたり、出生や家庭環境逆境をはねのけた若い子たちだった。

 てめえ(※注:誰?本文中にはない)がどうにもならないこと(※注:何?本文中にはない)を言うから、(あの素晴らしい文化東京で花開いた)平成(の全盛期)が終わったんじゃコラ(俺が怒りをぶちまけてるのも俺の頭がおかしいからではなく、お前のせいだぞ。俺を含め逆境をはねのけた若者必死に頑張って作り出した全盛期を壊されたんだから、俺が怒るのも当たり前だろ)。(※注:著者の出身地である九州ではなく、現在居住地である関東地方南部にあると思われる)ダムに来い(突き落としてやろうか)。

このようにして読めば、ほぼ全ての文意理解することができる。

2020-02-19

IQ180の才能に恵まれ難関大学合格し、大学時代セックス三昧、在学中に結婚相手も得られて、家も仕事順風満帆。それで死にたいと言われても、その憤りを表す言葉自分は持ち合わせていない

今ある幸せ享受しとけよ……

2020-02-13

本当に男性脳女性脳ってないのかな

自分は塾で働いてるんだけど、これはもう明らかに男子生徒のほうが数学物理などが得意で女子生徒のほうが国語社会が得意だけど数学物理は苦手。

こう言うとジェンダーバイアスで女に数学はいらないとか言われてるから、とか言う人いるんだけど、みんな難関校の生徒で、難関大学行くために社会バイアスとか関係なく苦手科目を克服しようとしてんのよね。その課程で、上で書いたような差が明らかになってくる。

本当にないのかな。明らかに女子空間把握、計算が苦手な子が多い。一方で男子文章読解、暗記の苦手な子が多い。

2020-01-08

厳しい進学塾は生徒の競争が激しく序列を点数とクラスと席順で明示されるらしいが、メンタルの弱い子供はそういう塾に通わせるべきではないんだろうか?

順位課題を突きつけられてもっと頑張ろうと奮起できる子供はいいが、打たれ弱いと心が折れて諦めたり無気力になったりするのは想像に難くない。

この社会競争社会であることは事実だ。

心が強くても弱くても社会に出れば等しく競争を強いられる。

この現実子供はいつ知ればいいのだろうか。

お受験中学受験を通して世の中はそういうものだと早いうちに体験させて準備期間を長く取るのか。

精神面の成長を待って高校受験まで先延ばしにするのか。

諦めて大人になるまで温存するのか。

しかし温存しすぎると社会の少しの厳しさにさえ跳ね返されて心を病むかもしれない。

打たれ弱い子供に寄り添って着実に学習をさせてやることで難関校・難関大学合格させることは可能なのだろうか。

そんなにゆっくりで大丈夫か?

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