はてなキーワード: 石鹸とは
洗い方を変えるだけで治せます。
まず解決するためには問題の原因をハッキリさせる必要があります。
原因を理解していなければ方法にも誤解ができるため、読み飛ばさないでください。
原因を理解し、最後にその原因全てを解決させる洗い方を紹介します。
主な原因は2種類。
フケの原因その1:すすぎが足りない
単純に汚れを流し切れてないため、せっかくシャンプーしてもフケである垢が残ったりシャンプーが残ってしまうのが原因。
フケの原因その2:フケ原因菌
まだあまり啓蒙されていないと思うが、これが原因の場合でフケに悩む人も多い。
これが原因でできるフケを分類するのによく「カサカサ型」「ベタベタ型」などと言われて、
カサカサ型はシャンプーのしすぎで皮脂が不足してしまうから、と説明されている。
なぜならきちんとシャンプーをしているのならフケ原因菌は殺菌されて死ぬので矛盾しているからだ。
カサカサ型に陥るのはそもそも皮脂が健康な状態の頭皮に留まっていられないことが原因であって、
しっかりとシャンプーをして、しっかりと洗い流している限り、皮脂は正常にとどまりカサカサしない。
とにかく、フケに悩まされている人間にとってシャンプー=悪という認識をする必要はない。
それを後述する。
【フケに悩まされない洗い方】
①普通の温度で普通に髪をシャワーで濡らす。熱すぎなくていいし冷たすぎなくていい。いつも通り髪を濡らす。
②シャンプーを気持ち少なめにして、手で泡立てるように伸ばす。ダマになると流し残しの原因になるので石鹸で手を洗う要領で伸ばす。今後シャンプーをこのようにしてから使うこと。
③普通にシャンプーする。外で髪に付いた外来的な汚れを軽く落とすイメージで適当にシャンプーする。そしてシャワーで流す。
④ここからが本番。シャンプーをできるだけ大量に手に落とす。そして石鹸のように泡立てる。そして髪につける際に、頭皮と平行になるように、櫛のように指を差し入れる。髪を指でかきあげるときのようなイメージで指全体を頭皮に密着させる。その状態で爪も指も立てずに、指全体の腹を使って前後に動かし頭皮をゴシゴシする。問題は頭皮に存在するフケ原因菌なのだ。だから髪の毛を洗っても仕方ない。頭皮に接触する表面積を増やすためにできる限り指を密着させて前後に動かし頭皮を洗うのだ。爪を立てるな、指も立てるな。密着させて指の腹で洗え。
④横サイドや後ろも同じように洗え。横から平行に指を差し込んで、頭皮に悪い感じがしたとしても力強く前後に動かせ!フケを無くすために原因菌を殺すんだから頭皮に悪いに決まってるだろうが!黙ってゴシゴシしろ。
⑤「結構疲れたな」と思って流してそこで終わったら、いつもと同じだぞ。もう1セットだ。もう1回大量のシャンプーを手に落として頭皮をゴシゴシ。シャンプーのしすぎ?黙ってろフケ野郎。
⑥最後の仕上げの流し。しつこいまでのシャンプーのおかげで皮脂が飛んでいるので水が弾いてバラバラになり流しにくい。我慢だ。シャンプーの時と同様に、できるだけ頭皮に平行に差し込み流しの残しの内容にゴシゴシしろ。疲れてきたらシャンプーヘッドを直に当てたり、下から当てるなどして角度を変えろ。時間とお湯をタップリ使って流すんだ。日本に産まれて良かったな蛆虫が。
⑧もし髪を拭いている途中でまた頭が痒くなってきたらまたシャンプーし直せ。かゆくなくなるまで徹底的にシャンプーしろ。
この方法で過剰なシャンプーによりフケ原因菌は除去できるし、最後の流しを諦めなければ流しの残しも発生しない。
1か2どちらでも解決できる。
そして気づくはずだ。
これが大嘘だということを。
しっかりと流せば皮脂は正常に皮膚に留まる。
単に流しのこしの罪をシャンプーのせいにしているだけだということを。
私は今までシャンプーこそがフケの原因だと不当な印象操作を受けていたが、
根本的な原因は流し残しとフケ原因菌、この2つだったのだ。
そしてこの両方を解決する洗い方を見つけ、実践し、開放された。
シャンプーは敵ではなく、味方だった。
フケだらけの者にとって、水洗いオンリーブームなど犬の糞以下の教えだと知れ。
フケに悩む者よ!恐れるな!!しっかりとシャンプーを使え!!!
以上だ。
追伸:
もちろん、この洗い方をしてからフケが出なくなったなら通常のシャンプー量に切り替えて頭皮の環境を整え続けるといいだろう。
既にフケ原因菌を殺したのに過剰なシャンプーの使用を続けても意味がないからだ。
その2はコチラ http://anond.hatelabo.jp/20160905104520
お金も底をついてきたので、いっちょ何か書いて面白がってくれた方からマネーを頂戴したくネカフェでカタカタしております。
それにしても最近のネカフェは安いですねえ。何と12時間1000円ですよ、1000円。
さて、何を書いたら皆さんに楽しんでもらえるのかなあ。
朝。
そこは高速道路が20メートル上空ぐらいを走ってる場所でもありまして、雨よけもバッチリ。
3日に2日ぐらいの割合で夜釣り人が付近にやってくるのが問題といえば問題なのですが、お互い無関心な感じでいけてます。
で、朝なんですが、ダイソーで買った100円の目覚まし時計が5時に鳴ります。
「あー、寝たなー」とか「朝の川って綺麗ねー」とかぼやーっと考えながらアラームを止めて、そこから軽く30分ぐらい二度寝。
5時を過ぎると川沿いウォーキングおじさん達が出没するので本当は5時に起きたいのですが、一向に通報される様子もないので舐めきって二度寝しちゃうマン、ここに参上。
でまあ5時半ぐらいに今度こそ起きて、パパっと身支度を整えます。
パジャマ代わりのパーカーと長ズボンを脱ぎ、Tシャツとパンツを洗ってあるものと換え、短パンを穿きます。
いわゆる夏のTシャツ短パンスタイルです。ぶっちゃけ早朝にこのカッコはわりと寒い。
それから寝床であるビニールシート&薄手の毛布をヒラヒラさせて土を払って原付のメットインにしまいます。
そうこうしているうちに、かるーく便意をもよおしてくるので近場のコンビニにレッツゴー。
コンビニには、タオルを一枚首に巻いて入店します。体を拭くためです。
いかにも「ランニング中にトイレに行きたくなりましてね」風を装ってはいるのですが、原付でやってきてるので装えてはいない気がします。
まあ気にせずトイレに入り、手洗い場でタオルを濡らし、体をゴシゴシと拭きます。
週に2回のペースで銭湯に行ってはいるのですが、ゆーても週2でしかお風呂に入らない人なので念入りにそこはやっております。
あ、便意も解消しとかないと。うん、今日もよく出たなあオイ。(何故かリアルタイム風)
そのあとは、朝7時に食料館があくイオンまで行き、原付を停めます。
6時ごろには結構な数の自転車やバイクが停まっているので、あまり悪目立ちしてないといいなーと思っています。
まあリュックと大きめのショルダーバックがギチギチに足置き場にネットで固定されてる原付なんて目立ってしょうがない気はするのですが。
で、そのまま原付を放置して、8時ぐらいまでラジオ片手に近所をブラブラします。
「生島ヒロシさん今日もテンション高いなー」とか「お、今日は晴れるのかー洗濯日和だなー」とか「武田鉄矢さん相変わらず空回ってるな(真顔)」とか、そんな感じで。
朝からイラっとしたい人、「武田鉄也 今朝の3枚おろし」まじオススメです。
んでまあ、8時頃にイオンに入店し(7時ジャストに入ると悪目立ちしそうだから)、豆腐を一丁購入。「あ、お箸つけてください」の一言も忘れずに。
ここでショルダーバックから取り出しますは緬つゆ。緬つゆでございます。
僕は無類の緬つゆ好きでして、大体何でも緬つゆつけて食ってさえいれば幸せな人間なのです。
豆腐、パックご飯と納豆に緬つゆドバー。ちょっと贅沢したいときにはイオン内にあるお寿司屋さんの鯖の煮付け弁当(お昼の2時にいけば値引きで300円)を食べる。
大体こんな感じの食生活で回しております。弁当に入ってるだしまき玉子、マジ味わい深いんだよなあ。でも今の僕にはちょいと高嶺の花なんだよなあ。
また食べたいので皆さんお金ください(ダイレクトマーケティング)
天才・横山雄二の「平成ラヂオバラエティごぜん様さま」が始まるのです。
この生活を始めるまで、こんなに「いっちゃってる」人の存在を知らなかったとは迂闊の一言であります。
びっくりして調べてみると、深夜ラジオの帝王・伊集院光さんも受賞したことがあるギャラクシー賞(ラジオ界で最も権威のある賞)を獲ってたり何だかんだと有名な方みたいで。
平成ラヂオバラエティごぜん様さま、本当にマジおすすめです。今朝の3枚おろしとは真逆の意味で。
で、そんな天才横山の軽快過ぎるトークを聴きながら洗濯をします。
3枚のTシャツとトランクスを着まわしているので二日に一回洗濯をしなければならないのです。
最初は「3枚だから三日にいっぺん洗濯してるんだな」と思っていたのですが、どうも妙に洗濯する回数が多いので日記をつけたら二日に一回してました。
それぐらいのアホの子です。よろしくお願いします。おいといて。
洗濯は近くの公園でしてます。石鹸と洗い物をビニール袋に入れてテクテクと歩いていきます。
みんなのトイレ(スペースのでかい例のトイレ)を少しお借りして、手洗い場にシャツとパンツと石鹸をほおりこんでジャブジャブと洗います。
何回か水を替え、まあいいかと思ったらすすいでギュッと絞ってハイ終了です。
あとは公園の近くにある秘密の干し場所にゴー。そして図書館が閉まるまで放置プレイです。
そう、洗濯が終わってしばらく天才横山の声を聴いていると、図書館が開く10時になるのです。
あとはイヤホンしたままマンガ読んだり雑誌読んだりネット借りたり(一回30分)して、図書館が閉まる5時を待ちます。
んで5時になったら洗濯もの回収してー、イオンの電子レンジでパックご飯チンして納豆ご飯食べてー、あ、納豆はイオンの冷蔵ロッカーにしまっております。
一日で納豆3パックを食べるのは中々大変なので、1、2パックは持ち帰り、つまり翌日まで常温保存になってしまうのですが気にせず次の日も食べております。
で、納豆ご飯を食べて余は満足じゃ、したあとはイオン内の古本屋さんにいって座り読みします。
野宿生活をするにあたって重視しているのは、いかに疲れないか、の一点にありまして。
なので出来るだけ座りたいですし、バックパッカーのように荷物を持ち歩きたくもありません。
最初は普通にリュックを背負ってショルダーバックを肩にかけて移動していたのですが、「アカン、これ疲れるやつや!」と気付いたときから荷物は原付に縛って放置がデフォになりました。
まあこれが盗まれない盗まれない。ニホンチアンイイクニ、コレホントウ。
そして話は戻りまして、9時前になったら古本屋さんのスピーカーから蛍の光が流れてきますので、じゃあぼちぼち帰るか、と原付で川沿いの土手の寝床に戻って、一日終了でございます。
どんなもんでしたでしょうか。
少しでも面白がって頂けたなら幸いなのですが、うーん、どうなんですかねえ。
もしお金を頂けたなら、週に一回月曜日、こんな感じで野宿生活のレポートをしていきたいと思います。
ここに「その2」へのリンクを貼りますので、チェックしていただけたらなーと。
まあ誰にも読まれずに野垂れ死にしてる可能性が遥かに高いのですが。
それでは一応振り込み先を。ではでは、できればまた。
金融機関コード:9900
店番:438
口座番号:6341006
記号:14330
番号:63410061
意を決して剃ってみたんだが…
これが驚くほど臭わない!!
もちろん個人差などあるかもしれないが、
自分は汗かいたとき特有のあの脇の下のムワっとした感覚がなくなり、
本当に快適になった。
なんでも臭いの原因は汗の成分をそれを好む細菌が分解することで発生する物質が原因らしい。
つまり腋毛が生えているとそれだけ表面積が増えて細菌が増殖しやすくなる。
髭が不潔なのと同じだ。
いつも汗かいたあとはスプレーをしていたけどそれでも気になっていたのに
今では少しトイレで水で濡らしたハンカチで拭いてきたらべたつきもなくて快適。
もう快適。
夏になるたびに剃ってたら憂鬱な気分を過ごさずにすんだのに。
それでタイトルに戻る。
男が腋毛剃ってたら気持ち悪いというのが日本社会の一般的な常識。
この常識を何とかしたい。
別に欧米かぶれになりたいわけでも欧米の文化に妄信的なわけでもない。タトゥー怖い。
衛生的に不潔だし、毛のせいで洗いづらいし、見栄えも気持ち悪い。
正直オリンピックの水泳や体操でも腋毛モジャモジャで飯食ってたら食欲なくなる。
汚い。
あちらではシャワーのときに男でも全身の毛を剃るのは一般的で下の毛も剃る。
それくらい剃ってて当然、なぜなら汚いでしょ?という感覚らしい。
俺はあまり詳しくないがその感覚がとても羨ましいし男が剃ってても社会的に奇異の眼で見られない環境も心底羨ましい。
日本の美容メーカーは男の剃毛を一般化させる取り組みをしてもいいのに
男の美容品なんてドンキホーテのエログッズコーナーくらいのシェアしかない。
真面目に取り組む気なんてサラサラないのが伝わってくる。
もし同僚に見られたり家族に変な誤解を抱かれないか不安を抱えることになった。
腋毛剃ってるのをバレたときの言い訳も面倒だしそもそも言い訳する必要あるのかとか要らないことを考えてしまう。
なので日本の常識を変えたい。
男も剃るべきだと。
本当に不幸だと思う。
剃った方が快適なのは分かってるのに日本の常識がそれを拒んでくる。
悲しいよ。
今は俺は男なのに腋毛剃ってツルツルの快適だぜと心の中で思って
職場では精神的な優位を感じているがこれがバレたら逆転だろうなという不安がある。
そのドキドキがつまらない日々の仕事をちょっとだけ刺激的な非日常にしてくれるアクセント。
ぜひ、増田にも試してほしい。
PS:
どういったメリットがあるのか一応簡潔に書いておこう。
・清潔を保てる
汚れは皮膚という表面に付着するゴミが原因だが毛があるということはそれだけゴミが付着しやすい。
ゴミが付着すると細菌の温床にもなり自分のような腋臭に悩まされたり悪い常在菌が住み着く可能性もある。
陰毛は毛じらみが付くかもしれないし汚れやすい局部の汚れが陰毛に付きやすいのは不衛生。
防御的な役割は服を着るようになった時点でほぼないに等しいので剃っても問題ない。
・違和感を感じなくなる
実は毛があることで日頃から服や体とこすれて違和感を感じているはずだが
しかしそれば分かるがこの感じていた違和感というストレスを0にすることができる。
あの腋毛のジャリジャリとしたこすれるノイズが無くなったのを実感できる。
楽しい。
・洗いやすい
頭だってちゃんと流し切れてるか半信半疑だし確信が持てるくらい洗うと時間が掛かる。
腋毛がないとゴシゴシゴシゴシ、これで終わり。
毎日軽く髭剃りでサッサッサと剃ってあとは石鹸でゴシゴシで終わり。
不信感なく洗い終わることができる。
コスパ最高。
・なんか綺麗になった気がする
完全に思い込みだが鏡を見たときにはみ出ていた気持ち悪い腋毛がロストしただけで体が綺麗になった気がする。
体型維持のために始めた腹筋も楽しい。
シルエットがスッキリして体のラインをよりカッコよく引き締めていこうと前向きになれる。
歳を取ってすこし崩れてきて自信喪失してたがまだまだ俺も行けるなという気分にさせてくれる。
「ペンの力って今、ダメじゃん。だから選挙で訴えた」鳥越俊太郎氏、惨敗の都知事選を振り返る【独占インタビュー】
http://www.huffingtonpost.jp/2016/08/10/shuntaro-torigoe_n_11422752.html
http://b.hatena.ne.jp/entry/www.huffingtonpost.jp/2016/08/10/shuntaro-torigoe_n_11422752.html
ブコメで「鳥越に投票した人の意見が聞きたい」というものが多くあるので、書こうと思う。以下、候補者・知事の敬称略。
吾輩は「無党派層」である。支持政党はない。ただ、公明党支持者にしつこくされたことがあり、同党は論外だ。自民党も好きではない。猪瀬辞任後の前回の都知事選では、細川・舛添・宇都宮の三択で、宇都宮に入れた。細川は、演説を聞いて「これはダメだ」と思った。見栄っ張りで派手好きな舛添は以前から嫌いだった。このような消去法で宇都宮に入れた。消去法で宇都宮を消さないのだから、吾輩は「リベラル」と呼ばれ得るのかも知れない。
しかしながら、今回、2016年の都知事選で「リベラルが一致して担いだ神輿」には、心底、失望した。何しろ、最初が「都政には興味がなかった」発言である。ジャーナリストの「調べる」「人に伝える」という技能は、行政の手腕には関係がない。そもそも吾輩は、ジャーナリストの鳥越俊太郎に憧れのようなものは抱いていない。テレビで大きな声で堂々と喋る鳥越が、何かに優れた知見・洞察力を持っていると思えたことはない。逆に、「中学生レベルのことも知らないのか」と思ったことはある。なぜ鳥越が「勝てる候補」と看做されたのか、吾輩にはとうてい理解できなかった。
だが、文句を言ったところで、小池、増田以外の選択肢は「野党統一候補」だけで、それが鳥越であるという現実は変えられない。
かくなる次第で、このほどの都知事選挙は、吾輩にとっても、他の多くの人々と同様に、小池・増田・鳥越の三択だった。率直に、どれも選びたくなかった。しかし、「選ばない」という選択肢はない。
真っ先に消去したのが増田である。岩手県知事時代のひどい仕事ぶりについて書かれたネットメディア(吾輩の記憶が正確ならばBlogos)の記事を読んで出した結論だ。
次に消したのが小池であった。東京にとっては福祉が非常に重要な問題だが、小池の政策で、東京が吾輩や吾輩の家族・友人の暮らしよい街になるとは、まるで思えなかった。それに、小池は数年前、とんでもない電波を飛ばしていたことがある。この人を都知事なんかにしてはならない。ぜったいに。
かくして、吾輩に残された選択肢は鳥越のみとなった。しかし、鳥越には入れたくなかった。「都政には関心がない」「私だってバカじゃないのだから、少し勉強すればわかる」と言い放つ無神経な大物にトップに座られても、現場が混乱するだけだ。しばらく、一度選択肢から消した増田や小池の発言を見直しては、やはりダメだと結論を出すというようなことをしていた。そして、あの週刊誌報道がダメ押しになった。そのころには、新聞なども「小池がリード」と報じていた。鳥越は、吾輩が投票しても、どうせ当選などしないだろうと吾輩は確信した。
その段階でも、実は、残る選択肢があった。即ち、棄権か白票・無効票である。だが、香港で雨傘を掲げたデモ隊のことが思い出され、棄権は絶対にできないと思った。
吾輩は、投票日当日まで悩んだ。いっそ、「泡沫」に入れるか? だが、「泡沫」も、今回は名前を書くのもためらわれるような面々だ。
当日。吾輩は投票所に到着するまで、一歩一歩歩きながら、「鳥越、白票、鳥越、白票」と唱え、投票所に入ったときが「鳥越」か「白票」かで決めようと思っていた。だが、横断歩道で信号が変わりそうになって走ったので、わからなくなってしまった。そうなると、「暑い中、せっかく投票所まで来たのだから、何か書くべきだ」という内なる声がしてくる。「何か書く」といっても「鳥越の名前」以外にはないのだったが、投票用紙を受け取り、ブースに向かい、鉛筆を持つまでの間に、「宇都宮の名前」を書こうかなとも思った。あるいはいっそ「舛添の名前」でもいい。しかし「宇都宮」は下の名前が思い出せず(名字だけでもよいのだが)、「ますぞえ」は漢字がわからなかった(ひらがなで書いてもよいのだが)。吾輩は鉛筆を持ち、「鳥」という字を書き始めた。この時点で後戻りできなくなった。最後まで名前を書いた。
投票所を出るとき、吾輩は、かつてないほど悪い事に手を染めたような気がしていた。道徳的に、許されないことをしたような気がしていた。横断歩道の向こうにあるコンビニのトイレに直行して、石鹸で手を洗った。
こうして吾輩は、130万票の1票になったのである。吾輩のような有権者は、他にもいるであろう。ハフポのインタビューへのブコメのいくつかで「ご愁傷様です」と言われ、吾輩は思わずぺこりと頭を下げている。
先日、嫁さんがどうしても実家に帰らなきゃならない用事が出来たので、割と近所にある僕の実家に娘(1歳)を連れてお泊りした時のこと。
夕飯を食べながら「子どもの顔がカサカサしてて困った」的な話題になったんだが、母が「良いものがある」と言って高級そうなオリーブオイルを取り出してきた。
「これは食べても美味しいけど、肌に塗っても良いのよ」と言って自分の肌に塗り込んでみせた。これを娘の顔に塗ってみたらどうかと提案してきたので、赤ん坊の肌は敏感だしそれはちょっと、、、と拒絶したのだが、「オーガニックだから大丈夫よ」と。
いやオーガニックだから大丈夫ってことは無いのだよ、天然由来の石鹸でアレルギーが出た話だってあるんだぜ、と釘を刺したのだが、「そうかしらねえ?」と納得いかない様子。
んで、実家の風呂借りる事になって、娘と一緒風呂入って、ピジョンの子ども用シャンプーで娘の身体と頭洗って、そのまま母親に娘を渡してオムツとパジャマ着させてもらってるうちに僕も頭と身体洗って、風呂から出た。んで、母親が娘の顔にオイルを塗りたくってるのを見て唖然とした。娘の顔がオイルでテッカテカになってた。
僕はびっくりして、結構声デカめで、赤ん坊に変なモン塗るなって言ったじゃないか!と怒ったんだけど、母親は「オーガニックだから大丈夫って言ってるじゃない!」の一点張り。いわく、「風呂上がりに塗ってる赤ちゃん用クリーム(市販のやつ)に入ってる化学成分がカサカサの原因」だと。「私は子育て経験があるのよ!」と。
だからオーガニックだから大丈夫って根拠は何だよ!天然由来だったら何でも安全なのかよ!事故があった例だってあるって言っただろ!と言ったのだが「あんたが子どもの頃もそうやってきた」と言って譲らない。
もうこりゃラチがあかんと思い、こっそり濡れガーゼでオイル拭ってクリーム塗り直してその日は寝たんだけど、悔しい事に娘のカサカサが少し良くなってた。
「ほれ見たことか」と言わんばかりの母親。帰る時にオリーブオイルを一本くれた。毎日塗りなさいと。
絶対塗るもんか、先に料理で使っちまえと思い、昼にオリーブオイル使ってペペロンチーノ作った。悔しいけどすげー美味くって、オイルが違うだけでこんなに味が変わるのかと衝撃うけた。夜は調子乗ってアヒージョ作ってみた。超美味かった。
30近くなると女でも髪の毛うすくなりますよね?
なるんですよ…
髪の毛の多さでウォーズマン?でしたっけ?なんかそんなあだ名ついてた私ですら
あげく、あげく、ニオイですよ・・・・
頭皮くっさくなってきちゃってもうなんていうか。
もともといたるところがクッサイ一族ではあったので納得の変態ではあるんですけど…
っていうか頭べたべたするんですよね。
もう悲しくなってきちゃって石鹸で洗ってみたんですよ。
皮膚関連も石鹸で楽になったって経緯があったんで、すっきりしつつボリュームもアップ!ってそんなイメージ持ってやってみました。
確かに頭皮はキュって洗いあがるようになってこれは!って思ってたんだけど、結果から言うと石鹸ダメだった。
もう髪の毛弱っってんやね。
髪の毛の3割が枝毛になって、そうなると毛先だけボリューミィな状態で、人から見ると「栄養とってる?」って状態みたい。サプリで摂ってる。
となると逆路線で高いシャンプー行ってみようかって話になるんだけど
オーディオの界隈の熱意インフレと同じにおいを感じ取った。なんか内容量と、値段と、レビューの感じで。
そしたらもうお母さんに聞くよね。私今までもずっとそうしてきたんだもの。
お母さんって大抵なんとかしちゃうから。もうあと30年はしっかりと縋りついて導いてもらおうと思ってる。
それで実家行ってお母さん居たからちょっと髪の毛見てみたら、あれ?私より全然ふさふさだしつやつやしてない?ってびっくりしちゃって。
そいで何使ってる?って聞いたらメリットのリンスイン、オンリーだって言い出してさ。
うっそー。メリットないわあーって思った。だって昔買ってはいけないって本に乗ってなかったっけ?
あ、でもあれ買ってはいけないは買ってはいけないとかって反論食らってたんだっけ。
うーん。
まあその日泊まったし使ってみたんだ。
そしたらね!!!
マアーーーーよかったんだよ!
今はメリットpureと無印メリット(ノンシリコンなんやて…安いのに)とリンスインを
気分で使い分けてます。
仕事の付き合いで嫌々ねー、本当は全然行きたくなかったんだけどしつこく誘われちゃってさー、本当に行きたくなかったんだけどさー、ってこんな前置きはどうでもいいな。
前回デビュー戦は飛び入りな上に張り切って待合室で爪切って行ったら「爪切った直後に触られると刺さって痛いんだよ、よく考えろ」的な説教をくらってかなり落ち込んだ。
今回は人気があるらしい嬢を予約して挑戦。
どの写真も同じ顔の角度で撮ってるから心配だったけどほぼ写真通りだった。細身でどっちかっていえば美人系か。
で、どんな話の流れだったか忘れたがその嬢が周りとポケモンで盛り上がってるって話を始めた。
まーどうせほどほどに交換したりほどほどに対戦している程度だろ、と思って軽く聞き流していた。
一方そのころ俺のポケットモンスター(英語圏のスラング)は順調にレベルアップしていた。
「俺もゲームよくやるよ」
「へー。なにやりました最近?」
OverwatchやFallout4なんかじゃ通じないだろう。かといってスマホゲーはカジュアルすぎる。
「す、スプラトゥーンとか」
「あー、周りに勧められてるけどやってないんですよねー」
その後の話の流れで、スプラトゥーンは遊んでないけどWii Uは持ってるらしい。あれ、けっこうマジでゲーム好きっぽい?
「ゲーム好きなの?」
「最近は時間なくてポケモンしか遊んでないけど。誰も知らないようなハードも持ってますよ」
誰も知らないハード?どうせXboxとかバーチャルボーイとか3DOとかプレイディアとか止まりだろ?
「なに、Xboxとか?」
鼻で笑われた・・・。
「え、じゃあなに」
「うん。ピピンアットマークは数年前に箱付きのやつをアキバ・・・じゃなかった中野で見つけて、この子は私に買われるためにいる!って思って買ったんだけど。買ってから気付いたんだよね、ソフトがぜんぜんわからない(笑)。でもピピンアットマークはバンダイだからガンダムのソフトは出てるだろーと思って探したんだけど見つかんなかった。だから一度もピピンアットマークで遊んでない(笑)」
一方俺の両乳のアットマークもピンピンになっていた。
「ハイサターンも車の中で遊べるけどさ、友達の運転してる車の助手席で一人でバーチャやっててもねえ(笑)」
「近くを走ってるドライバーも、えっバーチャ!?って驚くよね・・・」
「いやー普通の人はバーチャ知らないでしょ?このまえ20代のヤングなお客さんがね、PROJECT X ZONEの参戦キャラの半分もわからないって言ってて。鉄拳は知ってるけど、バーチャもストライダー飛竜もわからないって言われて。すごくショックだった。私は全キャラわかったのに」
いや俺もストライダー飛竜はよく知らない。それとこの嬢のプロフィールは20代前半だったはずだけど、今の発言でうちゅうのほうそくがみだれてね?
このあとも逆転裁判6が期待できないとか(俺は大逆転裁判の途中で積んでる)、ブレイブリーセカンドががっかりだったとか(俺はフォーザシークエルの途中で積んでる)、ゼノブレイドクロスもがっかりだったとか(俺は前作も今作も途中で積んでる)、さっき「忙しくてポケモンしかやってない」って言ってたわりに、俺なんかの何倍も現役ゲーマーらしい話をされた。
「も、もしかして、ポケモンもけっこうやりこんでます?(思わず敬語)」
「ううん全然。でも6Vは何匹か持ってる」
やりこんでるじゃねえか!
「好きなポケモンで厳選しまくって、200個くらいタマゴ割ってようやく欲しいやつ出たんだよねー」
「は、はあ」
俺は本編ストーリークリアしてちょっとポケモン集めたくらいでやめてしまう程度だから、まったく頭が下がるばかりである。
一方俺のポケットモンスター(英語圏のスラング)はメガシンカしていた。技はかたくなる、こうそくいどう、つのでつく、みだれづき。
フィニッシュ後、身体をすすぎながらせがた三四郎と湯川専務の話で盛り上がった。この嬢、30代前半の俺と同世代としか思えねえ。
一方俺の湯川専務(のちのクオカード社長)は常務に降格していた。
で、現状、俺調べだとソープ嬢の2人に1人はピピンアットマークとハイサターンを持っている計算になるんだけど、これが全国的な標準値とみていいの?
(10日11時半追記)
ネットの片隅で誰の目にも触れないつもりで事細かに書いたが、この勢いで世の中を石鹸(ソープだけに)すると嬢本人の目に留まってもおかしくないと思って震えている。
胸の高さまでしかない壁で仕切られた1畳半の空間。ここでは踊れない。
「9番さん、十分前です」競り師のような言い回しが耳に入る。
箱に詰められたマグロが並ぶ魚市場にいる。視界に映るのは壁に囲まれた天井だけで、ふと自分がマグロなのだと気づく。
「初めまして。」化繊のブラウスとチェックのスカートを履いた女の子が立っている。
僕はピンサロにいる。
ソープランドに一度だけ行ったことがある。待合室で肩をすぼめた年配者に囲まれていると病院にいるような心持がした。それに比べてピンサロに来る人は様々だ。いかつい革ジャンに片耳ピアスのお兄さん。隙のない髪形をしたサラリーマン。もちろん影の薄いおじさんも。彼らが隣の箱の中で下半身だけ服を脱いで体育座りをしていると思うと、そしてドアを一枚隔てれば代わり映えの無い日常が続いていると思うと、愉快な気持ちになる。
初めてピンサロに行ったとき、僕は18だった。俯きながら初めて来たことを伝えると、じゃあまずキスしてみよっか、と2つ年上の女の子は応じた。まだ靴紐を上手く結べなかった6つの僕の代わりに結んでくれた6つ年上の女の子を思い浮かべながらキスをした。
吉祥寺のピンサロで会った女の子はキスがとても上手だった。ベルトを緩めることなく30分が過ぎ去った。また会いたいと囁いても応えは無かったが、最後に手渡してくれた営業用の名刺には彼女のアドレスが記されていた。
ちょうど1週間後の新宿駅東口で彼女と再会した。ルックスはただ凡庸でどこか垢抜けなかった。それでも気合の入ったメイクと一番のお気に入りだろう花柄のワンピースに身を包んだ彼女はとても綺麗だった。
駅に近くて夜景の見れる、そして料理は酷い、個室居酒屋で食事をした。
彼女は栃木から出てきた、都内の女子大の2年生だった。慶応とのインカレサークルに所属していて、慶応生の彼氏がいた。家族仲も良く友達が少ないわけでもない普通すぎる女の子、この子があのミラーボールの下で男のペニスを咥えていること、それが僕には信じられなかった。
自己紹介代わりのありきたりな会話が終わって数秒の沈黙が生まれた。
大学ではみんなお互いを値踏みし合っていて、あそこで本当の友達を作ることなんてできないの。彼女は言った。お店で働く女の子の方が私は好き。
僕は何を言ったらいいかわからなくて、絹豆腐を掬うときのように、多分そんなふうにして言葉を返した。
あなたは面白い話をしてくれるわけではないけれど優しい目で聞いてくれるから好きよ。彼女はそんなことを言ってくれた。それからキスをした。横目で新宿の夜景を見ながら、ここには何でもあるけど何もないのだなと思った。
それから歌舞伎町のレンタルルームでセックスをして、そして別れた。
長期休みにはアジアに行った。パスポートと航空券とお金と数日分の服と石鹸、それと地球の歩き方だけバックパックに詰めて。いつも入国したその日に3ドル以下でサンダルを買い求めた。
初めの頃はむこうで何を見るか前もって決めていた。そして地球の歩き方のページの角を折った。
ガイドブックに載っている名所を見て、食べ物を食べた。それがオリエンテーリングでしかないと気づいてからは日本を離れるまではガイドブックを開かないようにした。道に迷ったら拙い英語で尋ねて、宿で会う日本人に勧められた場所を訪ねた。
どこに行っても異邦人であるということが楽しかった。誰も自分を助けてくれない場所で、自分の直感だけで行き先を決めること。自由だと思った。その全能感も回数を経るうちに、旅行者に与えられた選択肢の中から選び取っているだけだとわかり、失われた。
つまり、僕の財布の中では福沢さんが微笑んでいて、何でも買うことができた。ただし、コンビニでしか買い物をしていなかった、ということだ。
それでもアジアに行き続けた。
コルカタで、俺の車に乗れと馴れ馴れしく触ってくるタクシー運転手の汗ばんだ手。
雨に降られて入ったルアンパバーンのカフェで、まとわりつく湿った服と少し粉っぽいコーヒー。
ホーチミンの信号の無い横断歩道で、自分の周りを通り過ぎていく原付の騒音と顔にかかる排気ガス。
ただ、それだけのために。
そこでしか得られなかった何かがあった。
肌に触れる感覚があった。
今朝、出勤前のわたしが洗濯をしていたら、同じく出勤前の夫が、昨日洗って乾かしてあった食器(夕食で使った食器:夫が洗ったもの)を食器棚に片づけてくれた。
ついでにシンクにおいたままの洗い残しの2つのマグカップ(昨日の夕食後に夫と私が使ったもの)も洗ってほしいと頼んだところ、「仕事から帰ってきてからやる」と言われたので今やって欲しいと伝えた。
夫は平日、仕事で帰りが常に私より遅く、結局は先に帰ってくる私が洗うことになるからである。いつもそうである。朝残っている家事を夜にやるのは私。だから今キッチンに立っているあたなにぱぱっと洗ってほしいと頼むと、「じゃあゴミ捨ては君がやってね」と言われた。
別にゴミを捨てるくらいやるよ。ただ玄関に置いてあるごみ袋(私がまとめたもの)を出勤前にマンションの前に出しておくだけなのだから。特別遠い場所や面倒な場所にゴミ捨て場があるわけでもないし。
夫の中では、「洗って乾かした食器を棚に戻す」と「マグカップを2つ洗う」が家事「2件」としてカウントされるたのだろう。
で、そこにゴミ捨てもプラスされて、「僕だけ家事3つは不公平だからゴミ捨ては君がやってね。君は洗濯物(1個)だけなんだから」と思ったのだろう。
しかし夫よ。
その食器を片づける作業をいつもしてるのは私なのだよ。その際にシンクに残ったマグカップも洗ってる。
毎朝洗濯物を干してるのも私ですし、仕事から帰ってその洗濯物を取り入れてただんでるのも私です。
部屋の掃除だけでなくお風呂やトイレ掃除やってるのも私ですし、トイレットペーパーとか石鹸とか消耗品買ってるのも私ですYO。
夫はナチュラルに自分が良い夫で、家事もちゃんと手伝っていると思っている(食器洗いはいつもやってくれるしたまに掃除や洗濯物も手伝ってはくれるし)。
だから何か頼むと「何で僕ばっかりやらなきゃいけないの!」みたいになる。
楽しい人だし仕事も一生懸命やるから良いけど、こういう小さいことで地味にストレスがたまってしまう。
「夫は褒めて伸ばせーっ」てよく言うけど、元々家事しない人に自分と同等に家事してもらうようになるのは難しいと思う。
褒めてやってもらえるようになっても彼らにとってそれは「当然のこと」ではなく「お願いされたし喜んでもらえるから頑張ってやったこと」なので所詮言われないとやらないし何個か連続してお願いすると「何で僕ばっかり」病が発病しちゃうの。
そんな感じでけんかになるより自分でやっちゃった方が速いから大半はもう自分でやっちゃお、ってなる。
その分、湯船には15分以上つかるようにしている。
出かける前にシャワーして石鹸で丁寧に洗って、匂いの元にもなる無駄毛も剃ってミョウバン水スプレーしてAg+つけたり軽い香水かけてもまだ匂い気になるのでスプレー持ち歩いてる飴耳としては羨ましい限り
聞いてほしいんですが、
すごい臭いです。
おじさんの臭い。いや、違うのかもしれないけど、ともかく、
壮絶な臭いを発しているんです。
うちの父が使い始めて、そうなりました。
それで、あの街中でたまに遭遇する、すごい臭いのおじさんは、サクセスを使ってるのだとわかりました。
父は今サクセスをやめて、また無臭のおじさんに戻ることができました。
不思議です。
ともかく、薄毛対策に男性向けとして開発されたものを使うのは危険と思います。
自然志向と言われるかもしれないけど、石鹸とかクリームとかは、なるべくシンプルなものを購入した方がいいです。
洗い方とか、お手入れとか、生活習慣の方から改善した方がいいです。
行きつけの美容師さんに聞いたら、ミノキシジルがいいと言いました。
これは正しい情報じゃないかもしれないけど、お医者さんなどに相談すれば、今はおそらく有効な手段があるのだということだと思います。
春になると嫁さんとそのお母さんと連れ立って河川敷によもぎを採りに行く。
なんでも肌の乾燥に効くということで、子供がまだ赤ん坊の頃に肌荒れが多かったからとよもぎ湯に入れたらよくなったそうだ。
それが去年の春にまた子供の肌荒れが目立つからと、近くの河川敷で大量によもぎを採取しては煮だして乾燥させ、それを袋に入れて風呂に浮かべるようになった。
肌荒れが治ってからも毎日のように入れ続け、結局1年間よもぎ風呂に入り続けたことになる。
ところが今年になってからというもの、息子は5歳にもかかわらず花粉症に苦しみ始めた。
ここですぐに因果関係を疑うわけではないのだが、茶の葉石鹸のときもしかり、体外から侵入を試みる成分を免疫が過剰反応するというのは科学的に立証されているアレルギー発生のプロセスといえるわけだ。
煮沸消毒しているとはいえ、それそのものが持つ成分が消えるわけではない。
さらに5歳ともなれば毎日のように膝小僧やらに傷をこさえて帰ってくる。
それなのに風呂に余計な成分を入れるというのは、どうしてもはばかられてしまうのだ。
かなりの田舎から出てきた嫁の母親は、そうした旧態然とした知識を時折披露しては、嫁が妄信的に従うということがよくある。
「体外から入ろうとした成分を免疫が過剰反応してアレルギーの原因になるらしいよ」
その一言を言えば、強い剣幕で「だったら子供が肌荒れで苦しむのを指くわえて見ていればいいの?」と反論されることは目に見えている。
今年もまた山のように河川敷のよもぎを採取しては、1年間それが入った風呂に子供を入れ続けるのだと考えると憂鬱で仕方がない。
どうすれば止めさせることができるのだろう。
本当に誰か助けて欲しい。
井の頭線の下北沢駅で若干は感じてはいた、ただしすぐにそれは収まった。
気にしないつもりではいたのだが、自分の中に何か僕のお尻の将来に対する唯ぼんやりとした不安は存在していた。
午前8時渋谷。井の頭線西口の改札を通るときには違和感はほとんどなかった。トイレに寄るという考えもなかった。
ぼんやりとした不安を抱えたまま、西口改札を出て246方面に向かう。
夜は煙がごうごうと立ち上る、外国人にも人気の焼き鳥屋の名店鳥竹の脇を通り過ぎ、磯丸水産の目の前で言い様がない鈍い痛みが下腹部を襲ってきた。
会社までは15分ほど、「行けるか?」と自分の腹と尻に問いかける。
改札は出てしまった、もう行けるところまで行くしかないことは明白だった。
建て替えを行っており、現在は更地になっている東急プラザの裏手を通り過ぎる。
中が見えないが、これから基礎工事を行う工事現場の作業員の人が朝礼を行っているみたいだ。
今日も1日安全に頑張ろう!というかけ声の後に、大勢の人の”頑張ろう!!”という叫びが聞こえた。
そうだ頑張ろう、この危機的状況を乗り越え平穏な時間を取り戻し、
今日も1日安全に過ごす為に頑張ろう、決意が固まった。勇気をもらった。
歩を進め、246に出て歩道橋を渡った、桜丘の入り口に降り立つ。
痛みは一歩進めるごとに力強さを増し、そして肛門に対しての圧力を掛けてきていた。
そう、形容するならぷよぷよで自陣が8割は埋まってきている状態だろうか、もう少し貯まるだけでぷよは肛門の入り口に到達し、滝のように流れ出るだろう。
前門の虎、肛門の狼。南無三南無三。
ベトナム料理ならハノイのホイさん、タイ料理のタイ料理研究所、ネパール料理はネパリコ、カンティプール、インドネシア料理のアユンテラス、ペルー料理ならミラフローレスなどなど、
多彩なエスニック料理の名店を有し、富士屋本店やワインバー、リゾットカレースタンダードなど軽飲みでも使えるお店も多数ある。
素晴らしい界隈なので是非渋谷に来た時にはご飯を食べに来て欲しい。
桜丘を上がりきったところの大和田文化センター内にある、図書館とプラネタリウムも混んでいないのでおすすめだ。
なんとかトイレットを探さなくては行けない。かすかな期待は持っていた、そう桜丘の入り口にはファミリーマートがあるからだ。
さらに圧力を増して攻め込んでくる、容量の9割を超えてきた、これは流行の立ち飲みバル系では無く立ち糞ゲリ系の可能性が高まる。
なんとかファミリーマートに侵入、小さい店なので可能性は多くは無いと思っていたが、奥のSTAFF ONLYの札をみてあえなく撃沈。
しんどさからか滑るように高速移動をし、店内を一周したがどこにもTOILETの文字はなかった。
可及的速やかに物事を処理しなければならない。残されたタイムリミットは数分。
もうだめなのかと諦めかけたその時、目の間に見えたのが富士そばだった。
白地の看板に豪快な筆字のフォントであしらった富士そばの文字、ワンアクセントに赤字の名代の文字がよく映える。
シンドラーのリストの少女の服が赤色だったのと同じ効果なのだろう。
食券を買ったら定員に渡さなくては行けない。そしたら提供されるまで待たなければいけない。
まいった、どうしようと考えた瞬間、グリグリグリと下腹部から肛門に掛けてのドリルダウンが始まった。
やつらも必死なのだ。全共闘世代のゲバ棒での突貫よろしく、俺の下半身は三里塚闘争さながらのせめぎあいが行われていた。
もう堪えられない、姿勢が思わず前かがみになる。前かがみになってのすり足で富士そばに突入する。
前進しながら定員に後で食券を買うのでトイレを借りてもいいですか。
返事はイエス。
店内の奥へ移動をしながら、辺りを見渡すトイレが無い。
いやトイレが、2階。
俺は脚をあげても大丈夫なのか。
ゆっくりとはやくというまるでピアニストが指揮者から無茶振りをされるかのごとく13階段を登り切る。
さすが富士そば、そこまでお客さんがいなかった為にトイレはオープンだった。
コートを脱ぐが置き場がない、洗面台の上に置くかと思い置いた瞬間、手洗器のセンサーが反応し水がこれでもかとコートを濡らしてきた。
コートをどけている時間はないのだ。ベルトは階段で緩めていた。
コートがびしょびしょになるのを横目にみながら、勢い良くズボンとパンツを同時に下げ、その反動を利用し便座に座る。
ゴリっ、ズバっ、ビショ、バシャシャシャー、けたたましい音と共にやつらが流れでた。
バリケードを突破した、未来を夢見た学生運動の闘志達をもう止めるすべはない。
冷め切った体が、いきんでいるせいか、急激に熱くなってきた。けたたましいビートと流れ続ける水。
そうかここが俺にとってのフジロックなんだ。なぜだかそう思った。
残糞の絞り出しと体のほてりが収まるのを待ち、便座を上げ、トイレットペーパーで丁寧に便座を拭いた。
来た時よりも美しく。林間学校の教えはここでも活きた。
冷静になり、そして平静を装いつつ1階に戻る。
軽い足取りで食券機に向かう。
さて、何を食べるべきなのだろうか。
まず目に飛び込んできたカツ丼は違う、かけ蕎麦では感謝の気持ちが伝えられないが天ぷら蕎麦は重い。
なぜか自分の手はとろろ蕎麦に伸びていた。そこまで食べたいわけではなかった。
食券を渡ししばし待つ。「とろろ蕎麦お待ち」の声を聞き受け取りに行く、そして着座。
うん、とろろが多い。
出社前、時間ももうなさそうだったので流しこむようにとろろ蕎麦を食べた。
美味しかった。しかし、できれば腹を痛めたのが小諸そばの前であればなんて思ってない。そう、思ってないのだ。
片方の袖はびしょ濡れだ。
店でそれを隠そうとしたためにまるめてしまったため、背中部分もびしょ濡れだ。競歩の如く前進をした。爽やかな朝だ。
そう、ようやく私にも朝が来たのだ。快腸に飛ばし朝礼の10分前に会社に到着した。
後ろを歩いていた女性は気づいていたのだろうか、なぜか片袖から水が滴っていることに。
着座してパソコンの電源を入れる、立ち上がったら即座にヤフーニュースのトピックスをチェックする。
朝礼が始まる。
スピーチが始まると同時に下腹部がグニャリとした。かすかな痛みが襲う。
本調子でないところにとろろ蕎麦をかっくらったせいか、まだお残りがあったのか、
さっきほどでないにせよ加速度をますかのごとく下腹部から臀部に圧迫感が強まってくる。
女性は花粉症の対策法について熱弁を奮っている。2分経過、話はまだ半分ほどとみた。
さらに強さをましてくる。脂汗がじわりとでてきた。
彼女は内科で薬をもらったらしい。肛門は先の激闘が終わりブレイクタイムだったらしい、弛緩している。
これはまずい「今日も1日安全に頑張ろう!」勇気をもらった魔法の言葉を心のなかで唱え自らを鼓舞してみる。
「早く終われよ糞」という感情と「今日も1日安全に頑張ろう!」という鼓舞の16ビートオルタネイトピッキングの状態に入った。
何故かかかとが上がってきた、つま先脚立ちになり、脳天が天へ天へ目指そうとする。
ワンフォアオール・オールフォアワン、体が細胞がみんなが頑張っている。感動した。
の言葉とともに朝礼は終わった。
フロア内にトイレがあるので20メートル先を目指す、苦しい、厳しい。
まだトイレに入る前の段階でベルトを緩める。見られていても構わない。
トイレに侵入、大便用トイレにすかさず入り先と同じ要領でスムーズに用を足した。
間に合った、安堵感でいっぱいになった。ホット一息をいれ、下をみた、
きっとたぶん、つま先立ちして尻にあらん限りの力を入れた時にパンツを巻き込んでしまったようだ。
敢えてカラーコードで言えば#a0522dのような色だったかと思う。
トイレットペーパーで表裏から拭きとるが、筋は薄くなるだけで消えはしない。
起きた事象は二度と元通りにはならないのだ。
石鹸の香りがするスプレー芳香剤を涙目ながらにパンツに1分噴射した。
おもむろにパンツを履いた、切れ痔の部分に芳香剤のエキスが触れてじわりと痛みが襲ってきた。
少し長めに手を洗った。