はてなキーワード: PROJECT X ZONEとは
仕事の付き合いで嫌々ねー、本当は全然行きたくなかったんだけどしつこく誘われちゃってさー、本当に行きたくなかったんだけどさー、ってこんな前置きはどうでもいいな。
前回デビュー戦は飛び入りな上に張り切って待合室で爪切って行ったら「爪切った直後に触られると刺さって痛いんだよ、よく考えろ」的な説教をくらってかなり落ち込んだ。
今回は人気があるらしい嬢を予約して挑戦。
どの写真も同じ顔の角度で撮ってるから心配だったけどほぼ写真通りだった。細身でどっちかっていえば美人系か。
で、どんな話の流れだったか忘れたがその嬢が周りとポケモンで盛り上がってるって話を始めた。
まーどうせほどほどに交換したりほどほどに対戦している程度だろ、と思って軽く聞き流していた。
一方そのころ俺のポケットモンスター(英語圏のスラング)は順調にレベルアップしていた。
「俺もゲームよくやるよ」
「へー。なにやりました最近?」
OverwatchやFallout4なんかじゃ通じないだろう。かといってスマホゲーはカジュアルすぎる。
「す、スプラトゥーンとか」
「あー、周りに勧められてるけどやってないんですよねー」
その後の話の流れで、スプラトゥーンは遊んでないけどWii Uは持ってるらしい。あれ、けっこうマジでゲーム好きっぽい?
「ゲーム好きなの?」
「最近は時間なくてポケモンしか遊んでないけど。誰も知らないようなハードも持ってますよ」
誰も知らないハード?どうせXboxとかバーチャルボーイとか3DOとかプレイディアとか止まりだろ?
「なに、Xboxとか?」
鼻で笑われた・・・。
「え、じゃあなに」
「うん。ピピンアットマークは数年前に箱付きのやつをアキバ・・・じゃなかった中野で見つけて、この子は私に買われるためにいる!って思って買ったんだけど。買ってから気付いたんだよね、ソフトがぜんぜんわからない(笑)。でもピピンアットマークはバンダイだからガンダムのソフトは出てるだろーと思って探したんだけど見つかんなかった。だから一度もピピンアットマークで遊んでない(笑)」
一方俺の両乳のアットマークもピンピンになっていた。
「ハイサターンも車の中で遊べるけどさ、友達の運転してる車の助手席で一人でバーチャやっててもねえ(笑)」
「近くを走ってるドライバーも、えっバーチャ!?って驚くよね・・・」
「いやー普通の人はバーチャ知らないでしょ?このまえ20代のヤングなお客さんがね、PROJECT X ZONEの参戦キャラの半分もわからないって言ってて。鉄拳は知ってるけど、バーチャもストライダー飛竜もわからないって言われて。すごくショックだった。私は全キャラわかったのに」
いや俺もストライダー飛竜はよく知らない。それとこの嬢のプロフィールは20代前半だったはずだけど、今の発言でうちゅうのほうそくがみだれてね?
このあとも逆転裁判6が期待できないとか(俺は大逆転裁判の途中で積んでる)、ブレイブリーセカンドががっかりだったとか(俺はフォーザシークエルの途中で積んでる)、ゼノブレイドクロスもがっかりだったとか(俺は前作も今作も途中で積んでる)、さっき「忙しくてポケモンしかやってない」って言ってたわりに、俺なんかの何倍も現役ゲーマーらしい話をされた。
「も、もしかして、ポケモンもけっこうやりこんでます?(思わず敬語)」
「ううん全然。でも6Vは何匹か持ってる」
やりこんでるじゃねえか!
「好きなポケモンで厳選しまくって、200個くらいタマゴ割ってようやく欲しいやつ出たんだよねー」
「は、はあ」
俺は本編ストーリークリアしてちょっとポケモン集めたくらいでやめてしまう程度だから、まったく頭が下がるばかりである。
一方俺のポケットモンスター(英語圏のスラング)はメガシンカしていた。技はかたくなる、こうそくいどう、つのでつく、みだれづき。
フィニッシュ後、身体をすすぎながらせがた三四郎と湯川専務の話で盛り上がった。この嬢、30代前半の俺と同世代としか思えねえ。
一方俺の湯川専務(のちのクオカード社長)は常務に降格していた。
で、現状、俺調べだとソープ嬢の2人に1人はピピンアットマークとハイサターンを持っている計算になるんだけど、これが全国的な標準値とみていいの?
(10日11時半追記)
ネットの片隅で誰の目にも触れないつもりで事細かに書いたが、この勢いで世の中を石鹸(ソープだけに)すると嬢本人の目に留まってもおかしくないと思って震えている。