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はてなキーワード: 病原体とは

2021-08-17

anond:20210817001339

これまでのインフルエンザなんかのワクチンなら弱めた病原体を接種するで大体合ってる

ただコロナワクチンは仕組みが若干違う

詳しくは厚労省のページを見ろ

https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0021.html

2021-08-12

「とにかくPCR検査!」に反対する理由

 スタンスとしてはマススクリーニングとして公費PCR検査隔離は反対。診断治療入国時の検査能力拡大は賛成。

  

検査及び診断方法

 新型コロナ検査・診断方法は主にこの3つが挙げられる。

  1. 遺伝子検査PCR検査・・・精度は高いが専用の設備必要であり、自前の設備がないと結果が出るまで時間がかかる。PCRとは違うがLAMP法というのもある。
  2. 抗原検査・・・精度はPCR劣るが、設備不要検査開始から結果が出るまで30分程度と早い。やり方を覚えれば自宅でできる。
  3. 医師の臨床診断・・・数回の検査で陰性であったが感染の疑いが強い場合や抗原検査の結果すら待てない場合に「感染疑い」として感染者と同じ対応をするために使われる。

 抗体検査CTによる画像診断は言及しない。現状PCR遺伝子検査のほうが有用でありこの検査ができない時に仕方なく臨床診断の補助として用いるものだと考えるからである

  

標準予防策と経路別感染対策

 標準予防策とは、未知の病原体潜伏期間考慮して「すべての患者の汗を除く湿性生体物質(体液、血液排泄物、その他分泌物など)、粘膜、傷のある皮膚」を感染性のあるものとして感染対策を行うことである。例えば手洗いやマスクなどは唾液などの付着や飛散を考慮して行われる標準予防策である

 無限リソースで「俺もお前もウィルス持ち」とやれば検査不要である。が、無限リソースもなければ厳格な適用生活に支障をきたすので無理がある。

私の感覚では感染対策の基本といえばこちらの方なので、検査隔離感染対策の基本と言われても違和感がある。

  

 経路別感染対策とは感染力が強いなどの理由で標準予防策では不足な疾患別に行う対策であるこちらには検査などで疾患を特定することが望ましい。

経路は3つあるが正直この3分類では説明しきれないところがあるので、定義よりざっくりこういうものだと言う話をする

  1. 接触感染・・・病原性物質がついた物などに直接皮膚や粘膜が触れることによって起こる感染
  2. 飛沫感染・・・患者の口や鼻から唾液や鼻水を直接吸い込むことで起きる感染
  3. 空気感染(飛沫核感染・・・空気中に浮かんでいるウィルス細菌を吸い込んで起きる感染

 エアロゾル感染なんて無いと言っても、空気中に浮かんだ水分を吸い込んで起こる感染は分類されていないのでそういう言い方にならざるを得ない。

飛沫でも飛沫核でも無ければ何というのかという問題である

 新型コロナでは接触感染対策隔離など)・飛沫感染対策ソーシャルディスタンスなど)が取られているが、一部空気感染対策(陰圧室管理など)が取られている。

  

検査目的有用だと思われる検査方法

有症状の診断と治療、経過観察=PCR検査必須と言っても良い。

疾患の原因を追求し治療方針を立てるためには精度の高い検査有用である

重点的にリソースを回し、検査能力を確保・拡充するべき。

  

病院等の施設における有症状者の隔離=自前の設備がなければ抗原検査有用

自前で1時間以内にPCRLAMPができなければ、迅速に陽性者を振り分けられる抗原検査の方が有用

抗原検査の精度が低いという話をするなら診断結果が出るまで個室隔離である。もちろんそれだけの個室があればという話にもなる。

  

日々の健康管理としての検査=抗原検査有用

精度よりも自分リアルタイム検査ができるという方が有用である

検査キットに補助金を出して購入しやすくする程度までならやるべきだと思う。

  

濃厚接触者の陰性確認PCR有効

無症状のうちから感染性があることを考えると濃厚接触者は無症状でも感染の疑いがあるものとして扱ったほうが良い。

この場合、迅速な治療必要としていないので、時間はかかっても精度が高い方が有効と考える。

  

感染様式モニタリング調査PCR有効

精度が高い検査を用いる必要がある。ただし、検査より感染を起きる状況を聞き取り分析する人間の方の方が圧倒的に不足していると思う。

  

出国での水際対策PCR検査有効

現場での委託含む)自前の検査設備を持て。

  

コンサートなど短期間の催事=どちらかといえば抗原検査有用

すり替えが困難でリアルタイムな結果がわかる現場での抗原検査のほうが良い。

1万人規模とか規模が大きくなると現場での検査は困難になるので事前PCR検査になるのしょうがない。

  

ドラマ撮影スポーツなど感染対策が困難になる職業PCR検査有効

現場から確実に陽性者を弾くべし。

マスコミだと派遣ADとかお上に逆らうことこそ我が人生みたいなやつから感染しそうだけど。

  

無症状者から感染者を掘り起こして隔離=支持しない

民間が自前で行うなら健康管理とみなして抗原検査をすすめる。

だが、公的検査隔離を行うのは反対。隔離して感染対策する人間をどっから調達するのかの考えたら、その人達ワクチン接種に振り分けたほうがいいと思う。

  

結論

PCR検査有用な場面が多く検査能力を拡充すべきだが、抗原検査有用な場面もあり戦略目的によって使い分けるべきである

また、検査というもの感染しているか否かを振り分ける手段であり、議論されるべきは戦略目的の方である

よって戦略目的が語られない、あるいは「感染者を見つけて隔離すべき」から感染実態調査しないと対策ができない」というように目的がブレるような、「とにかくPCR検査を増やせ!」という検査件数しか見ていないような話には反対である

戦略目的が変われば検査後に必要リソースが変わるからである

  

追記

これをかくのに今月参考にしたリンクコピペすんなと言われても同じ考えの人がいるのはしょうがないし、別に目新しいことを書いたつもりもない。

スタンダードリコーション https://www.inazawa-hospital.jp/media/standard.pdf

新型コロナウイルス感染症に対する検査の考え方  http://www.kankyokansen.org/uploads/uploads/files/jsipc/COVID-19_kensaguide0526_2.pdf

2021-08-11

和訳コロナワクチンでADEが問題にならなかった理由(MedPage Today)

和訳コロナワクチンでADEが問題にならなかった理由(MedPage Today)

〜新種のワクチンであっても、抗体依存性増強が問題となる可能性は低い〜

by Veronica Hackethal, MD, MSc, Enterprise & Investigative Writer, MedPage Today

2021年3月16日

(原文記事

Why ADE Hasn't Been a Problem With COVID Vaccines(MedPage Today)

https://www.medpagetoday.com/special-reports/exclusives/91648

パンデミックの初期に、科学者たちはCOVID-19ワクチン有効性と安全性を確保するための最良の構築方法について、さまざまな議論を行いました。その中には、他のウイルス感染症やワクチンで見られる、死に至る可能性のある免疫現象である抗体依存免疫増強(ADE)」に関する議論もありました。

これまでのところ、COVID-19ワクチンによるADEの報告はありません。しかし、COVID-19ワクチンのADEに関する懸念は、ウイルスの亜種が緊急に発生したことで再び浮上してきました。ADEとは一体何でしょうか?過去経験から何がわかっているのでしょうか?また、なぜ専門家COVID-19ワクチンでは問題ないと言っているのでしょうか?

◇ADEの特徴

ADEはさまざまな経路で発生しますが、おそらく最もよく知られているのは、いわゆる「トロイの木馬」経路です。これは、過去感染ワクチン接種によって生じた非中和抗体が、再び病原体さらされたときに、その病原体シャットダウンできない場合に起こります

トロイの木馬」経路とは、過去感染ワクチン接種によって生じた非中和抗体が、再感染時に病原体シャットダウンできず、かえってウイルス侵入を許し、通常は侵入できない細胞一般的にはマクロファージなどの免疫細胞)で増殖してしまうというものです。ハーバード大学T.H.チャン公衆衛生大学院バリーブルーム医学博士は、MedPage Today取材に対して次のように述べています

「ADEの原因は、ウイルスに対する抗体中和されないことです。ウイルスに対する抗体中和されず、抗体受容体を持つ細胞ウイルスが取り込まれしまうことにあります。これが、通常は感染しないような細胞ウイルスを取り込む方法です」とブルーム氏は言う。

ADEは、中和抗体ウイルスと結合して感染を阻止する抗体)の存在量が十分に少なく、感染を防ぐことができない場合にも起こります中和抗体は、ウイルス粒子と免疫複合体を形成するため、かえって病気悪化させることがあります

過去経験はADEについて何を教えてくれるのか?

トロイの木馬型ADEの典型的な例は、デング熱です。デング熱には4種類のウイルス存在します。それぞれのウイルスには違いがあり、過去に1つのウイルス感染たからといって、別のウイルスから守るのに十分な抗体ができるとは限りません。

ADEはデング熱ワクチン接種後にも発生しています。例えば、2016年に4つの血清型すべてを防御するデングワクチンが開発され、フィリピンで80万人の子どもたちに接種されました。ワクチンを接種し、その後、野生型デングにさらされた子どものうち、14人が死亡しましたが、これはより重症化したためと考えられます。それ以来、このワクチンは、すでにデング熱感染したことのある9歳以上の子どもにのみ推奨されています

もう一つの典型的な例は、米国で行われた呼吸器合胞体ウイルス(RSV)の不活化ワクチン臨床試験中にADEが発生したことです。1967年臨床試験に参加してワクチンを接種した子どもたちが、その後、社会ウイルスに遭遇した際に、より重篤なRSV疾患を発症しました。2人の幼児が死亡しました。このワクチンは、肺閉塞や呼吸器疾患を引き起こす免疫複合体形成と関連しており、RSVワクチンの開発はかなり停滞しました。

同様に、1960年代米国で開発されていた不活化麻疹ワクチンでもADEの事例が発生しました。ワクチンを接種した子ども重症化したため、ワクチンは中止されました。現在米国使用されている弱毒化した麻疹生ワクチンでは、ADEは発生していません。

COVID-19コロナワクチンではADEは問題にならない

科学者たちは、COVID-19ワクチンではADEはほとんど問題にならないと言っていますが、これは何を根拠にしているのでしょうか?

COVID-19ワクチン開発の初期段階から科学者たちはADEを引き起こす可能性が最も低いSARS-CoV-2のタンパク質ターゲットにすることを目指していた。例えば、SARS-CoV-2の核タンパク質を標的にすると、ADEを引き起こす可能性があることがわかったとき、彼らはすぐにそのアプローチをやめた。最も安全方法スパイクタンパクS2ブユニットを標的とすることであると考え、それを実行したと、Derek Lowe博士はScience Translational Medicineのブログ「In the Pipeline」で書いています

科学者たちは、ADEを探すために動物実験計画しました。そして、緊急使用許可を得たCOVID-19ワクチンの実世界でのデータでもADEを探しています。今のところ、その兆候は見られません。実際には、その逆のことが起こっているとLowe氏は指摘しています

「疑いの余地がないと思われるのは、ワクチンを接種した被験者から重篤コロナウイルス感染者が出ず、入院もしていないということです。これは、ADEが起こっている場合に予期されることとは正反対現象です」と彼は書いている。

さらに、ADEは緊急の問題であり、非常に劇的なものになりますトロントにあるマクマスター大学病理学・分子医学准教授であるブライアン・リヒティ博士は、「もしこれらのワクチン問題があるとしたら、今頃は発見されているでしょう」。

「(ADEが発生したら)すぐに死んでしまますよ。私が知っているADEは、すべてのケースで、それは急性で、ほとんどがサイトカインに起因する事象です」と彼はMedPage Todayに語っています

唯一の例外は、中国で開発された不活性化された全細胞ワクチン、つまり「殺した」ワクチンかもしれません。このワクチンには、1960年代にADEの原因となった麻疹ワクチンやRSVワクチン使用されたのと同じアジュバントであるミョウバン使用されていますブルーム氏によると、中国の不活化全細胞ワクチンは、これらの古いワクチンと同様にADEを引き起こす可能性が「考えられる」とのことです。

「このワクチン米国で日の目を見ることはないでしょうし、言及する価値もないかもしれません。中国製の全球殺虫ワクチンで実際にADEが発生した例はありませんし、あったとしても報告されていません」と述べています

バリアント(変異株)については?

現在COVID-19ワクチンは、世界的に流行したSARS-CoV-2の原型を防ぐために開発されたものである。亜種(変異株)が増えるにつれ、科学者たちは、これらの亜種の1つがADEを引き起こすほどの違いを持つようになるのではないかという疑問を提起してきた。Lichty氏によると、今のところ、この懸念は仮説に過ぎないようです。

「これまでのところ、COVID-19ワクチンでADEが発生したという証拠はありません。すべて理論的なものです」と述べています。「これまでのところ、ADEは既存ワクチンウイルス変異体では問題にならないという証拠があると思います」。

その理由の1つは、SARS-CoV-2が、ADEを引き起こすような形でマクロファージに影響を与えていないだけかもしれないが、科学者たちはまだ詳細を調べているところである。ADEは、HIVエボラ出血熱コクサッキーウイルスSARSMERSなどのコロナウイルスなど、他のウイルス自然感染した場合にも報告されている。

「今回のパンデミックを通じて、科学者たちはSARS-CoV-2に関連するADEを探してきましたが、これまでのところ、その事例は見つかっていません」、とLichty氏は指摘します。

「このコロナウイルスは、すでに人間に十分に適応しているので、中和しない抗体との相互作用マクロファージ侵入したとしても、マクロファージが明らかな病態を引き起こすのに十分なサイトカインを産生できないのかもしれません」と述べています

◇新しいワクチンはより安全

mRNAワクチンアデノウイルスベクターワクチン比較的新しいワクチンであるため、躊躇してしまうかもしれませんが、ブルーム氏によれば、これらのワクチンは、ADEの観点から見ると、古いタイプワクチンよりも安全性プロファイルが優れています

「肝心なのは、新しい技術は新しいウイルスパンデミックへの対応が早いだけでなく、より安全で、より明確に科学的に設計されているということです」と彼は言います。「Sタンパク質ワクチンは、よりクリーンで、より慎重に定義されており、より低リスクです。Sタンパク質ワクチンは、よりクリーンで、より慎重に定義されています。そのため、ADEの可能性は、以前のウイルスワクチン製造方法よりもはるかに低いのです」と述べています

最終更新日2021年3月18日

Veronica HackethalはMedPage TodayEnterprise and Investigative journalismチームのレポート担当しています

2021-08-04

コロナ風邪

どうして風邪じゃないという人がいるのかわからん

風邪症候群は鼻腔から咽頭喉頭までの気道である上気道に急性の炎症が起こる疾患を総称して呼ぶ

風邪症候群の原因となる病原体は80~90%がウイルスと言われている。主なウイルスとして、ライノウイルスコロナウイルスが多く挙げられ、続いてRSウイルス、パラインフルエンザウイルスアデノウイルスが続く。

2021-08-03

anond:20210803180843

レムデシビルとかあるがジャップが使えないだけだぞ

 

ブクマカ の家の近くにBSL-4施設を作れば感染症研究で遅れなかった (2020-03-05)
anond:20200305014355

 

おう!COVID-19ことコロちゃん風邪エボラ風邪症状と変わらないぞ !!!

エボラカスもBSL-4で管理する必要ないな!!


・・・バカなの???


昔、ネトウヨ新聞って定評もある産経新聞でさ、こういう記事があったんだよね

日本議論危険ウイルス研究施設“動けぬ”日本、「このままでは中国アジア感染症研究リードされてしまう」の懸念

https://www.google.co.jp/amp/s/www.sankei.com/premium/amp/150503/prm1505030010-a.html


危険度の高いウイルス治療薬開発や正体不明病原体によるバイオテロ対応するには、BSL4施設の稼働は最低条


>近隣住民不安視する

協議会では稼働に反対する住民と、安全面の対策は万全だと主張する感染研の議論平行線

都内にはエボラなどの感染症対応できる病院が4カ所もあるのに、村山庁舎の近くにはない。もしもの時に治療できる場所が遠いと不安だ」


中国感染症対策に力を入れており、今年中にBSL4施設を追加で稼働するほか、今後も施設を増やす方針だという。複数日本研究者は「このままでは中国に、アジア感染症研究を完全にリードされてしまう」と不安を口にする。現在研究者がレベル4の病原体研究をするには海外施設に行くしかないが、テロ警戒などのため、近年は受け入れ体制が厳しくなっているという。


風邪だとか言ってる連中のところにBSL-4施設作れば日本感染症研究で遅れをとることはなかったのでは???

そういう人間を一か所に集められるといいなのにな

記事の通り日本感染症研究は遅れをとっており、

たとえば、今回のコロナに対し効果があるとWHOが認めた認めたレムデシビルだって日本は使えない

レムデシビルエボラ用に開発されたやつ

米中ともにBSL-4で実際に患者へ使って改善確認、米医薬品メーカー中国の保健当局連携するのだと


本当に世の中はうまくいかいね

 

 

こういう人らを一ヶ所に集められたらいいのにな

anond:20200305015446 及び

そんなにCOVID-19って危険な病気?の知能に問題があるブクマカ

(https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20200303170825)

 

 

追記

2020年5月7日に特例承認されました

医薬品医療機器等法に基づくレムデシビル製剤の 特例承認について|厚生労働省

https://www.mhlw.go.jp/content/000628076.pdf

 

Q0 レムデシビルは薬事承認された治療薬なのに、なぜ、国が配分を行っているのか

レムデシビルは、令和2年5月7日新型コロナウイルス感染症治療薬として特例承認されましたが、全世界的に薬剤供給量が限られている状況です。

レムデシビルによる治療必要としている患者に、公平に配分する必要があるため、供給が安定するまでの間、国においてレムデシビルを買上げて、

レムデシビルによる治療必要とする患者無償提供することとしています

 

新型コロナウイルス感染症におけるレムデシビル製剤の各医療機関への 配分について(依頼)」に関する質疑応答集(Q & A)について(一部改正) 令和3年4月 14 日

https://www.mhlw.go.jp/content/000769287.pdf

ヴィーガンにヤベー奴が多いのは何故(ただ食肉しないだけの人もいるが)

なんか最近Twitter養殖カブトムシを逃がした人が話題になっていた

「かわいそうな動物」の命を守る御立派な活動をされているらしく、その一環で養殖カブトムシを逃がした模様

同じ種にせよ、地域事に遺伝子の差があるので、事実上外来遺伝子を混入させることにもなるし、病原体を持っている可能性もある。

そういったことを考慮できず、「動物の命を守る」=「正義」に結び付けて行動してしまう。

カブトムシ販売に苦情を入れるらしい。行動力だけは素晴らしい。発揮されるベクトルが最悪だけど。

飼育カブトムシを購入する事で命の大切さを学ぶ子供たちも多いと思うけど、そんなことは思いもしないだろうな。

正義っぽい事をしていると自覚している人間ほど正常な判断を損なう例なんだろうと思う。

過去には熊の餌場(?!)などを整備したり(人里に降りてきたら結局その個体は異常…射殺されるけど)、水族館イルカ飼育に対しわざわざ現地まで言って抗議

水族館飼育されることで得られる学術的知見が種の保護もつながるのにね

食事ケチをつけるのもどうかと思うが、動物性たんぱくを使用せずに「○○風」という、動物を利用した料理を蝕しているそうだ。

結局動物使用した料理の味を欲しているわけだが…そこのところどうお考えなのだろうか

現状では人間は何らかの命を奪う事でしか生きていけない。だからこそ、動物にせよ、植物にせよ頂く命に感謝を向ける姿勢大事無限に言われている。

こういった一部のヴィーガンの方たちは「動物の命」は奪わないという点に陶酔し、そういった基本的な部分の意識希薄になっているのではないか

から俯瞰した命に対する向き合い方が出来ず、短絡的なその場の自己満足感だけで行動し非難を受ける

2021-07-08

anond:20210708122424

そもそも大航海時代免疫を持った欧米人が、未開の部族危険病原体をもたらしたのも、

結局、免疫のある人間キャリアになるからでしょ。

2021-07-05

anond:20210705183952

大航海時代免疫のある西欧人が持ち込んだ病原体によって、免疫のない未開の部族が多数滅んだと伝えられている。

ワクチン未接種の人間加害者だというが、本当の加害者は、ウイルス免疫を持っている人間であることが多い。

腸チフスメアリーこと、メアリーマローンも、腸チフス免疫をもっていたからこそ、多数の被害者を生み出した。

疫学的に加害者になるのは、ほんとうにワクチン未接種者だけなのか、よくよく考えてほしい。

2021-07-03

anond:20210703152804

では炭疽菌テロで人が死んでも実行者は殺人の罪に問われないのだろうか?

そんなことはない。

蚊は殺傷能力の高い病原体をわざわざ人間の皮膚を突き破って直接注入するのだ。

ギルティ

2021-06-30

ワクチン接種者こそ、最も危険存在

各地で、コロナワクチン接種者がコロナ感染して、かなりの症状がでたけど、重症化しなくてよかった。という報告が上がっている。

まりワクチン接種者は、新型コロナ感染しても重症化しない。

素晴らしいことだ。

だが、重症化しないということは、同時に感染しても積極的に動き回ってしま可能性があるということだ。

痛い思いをしてワクチン接種した人間が、ちょっとの熱で仕事なんて休んでいられないだろう。

Gotoトラベルワクチン接種者なら問題無いらしい。

多少の咳がでていても旅行はできる。

むろん、日本に限った話しでもない。

世界中ワクチンがそこそこ行き届いて、ワクチン接種者がマスクフリーになった国で感染爆発が起きている。

ワクチン接種者が窮屈な生活様式をやめて、自由活動し始めた結果がこれである

無自覚コロナキャリアーとしてのワクチン接種者。

これは、大航海時代免疫のない未開の部族を、免疫のある白人探検家が持ち込んだ病原体で滅ぼした光景彷彿とさせる。

東京オリンピックでは、5万人のワクチン接種者が来日するという。

ワクチン接種のおかげで、発熱などの症状がでにくく、入管検査では引っかからないだろう。

デルタ株やガンマ株を遥かに超えた危険コロナ株がオリンピック会場に集結する。

2021-06-01

新型コロナ宇宙からやって来た病原体

という陰謀論を考えた

ツングースカ爆発の跡地から採取された土を武漢研究所で調べてたみたいな与太話

2021-05-31

気付いたらこ一年風邪ひいてない

毎年夏冬やられてたのに全くご無沙汰だ

変な下痢もしなくなったし風邪以外のいろんな病原体駆逐されてるだろこれ。

ニューノーマルコロナ禍以降も義務教育レベルで引き継いでいくべきなんじゃないか

2021-05-28

"SARS-CoV-2研究所起源説"とは?

"SARS-CoV-2研究所起源説"が盛り上がっているけれど、詳しい人は少なさそうなので説明しよう!

用語説明

SARS-CoV-2: COVID-19の原因ウィルスCOVID-19は病気名前で、SARS-CoV-2はウィルス名前であるSARSの原因ウィルスであるSARS-CoVと一応は近縁なので-2がついた。

RaTG13: コウモリ由来のコロナウィルス2013年中国雲南サンプルから発見された。ゲノムベースではSARS-CoV-2に発見当時もっとも近縁で、96%以上が相同であるとされる。後に日本タイカンボジアコウモリ試料から類似ウィルスが検出されている。

ACE2受容体: 動物側の細胞膜上の受容体の一つ。SARS-CoV-2などのコロナウィルス感染では、ここにウィルス側の受容体結合ドメイン(receptor-binding domain, RBD)が結合することで、細胞内に侵入(融合)できるようになる。ACE2受容体(に限らないが)の構造宿主動物の種によって違うため、ウィルスのRBDの構造によって宿主への感染し易さが違う。

最初にちょろっとだけ、ウィルス人工合成説の紹介と否定

SARS-CoV-2は人工的に合成されたという説がある。生物兵器説と呼ばれることも。

これはSARS-CoV-2がユニーク過ぎて、ゲノム切り貼りして作成するのがまず無理ということで否定された。新規ウィルス作成にはコピペ必須だがそのコピペ元が無いというわけだ。

主な根拠はACE2受容体のRBDの構造2019年時点でSARS-CoV-2のRBD配列は他の既知のウィルスとは全く異なり、仮にコンピュータ構造解析してゼロから生み出そうにも計算上"理想的ではない"ため難しい。

その上、2020年に初めて発見されたセンザンコウ由来のコロナウィルスのRBD配列SARS-CoV-2と共通していた。

人工合成したと仮定するなら、既知のウィルスを参考にしたわけでもなければ構造解析の結果から導いたわけでもないSARS-CoV-2のRBD配列が、ウィルス合成時点で世界中の誰一人その存在を知らない野生ウィルスのそれと一致するという、あり得ないレベルの偶然を想定しなければならない。

それ以外にも、SARS-CoV-2はフーリン塩基切断部位とO-結合型グリカンを持つが、当時既知だった近縁のコロナウィルスにそれは無かった。一方で2020年に見つかったコロナウィルスRmYN02とSARS-CoV-2はフーリン塩基切断部位を持っている。合成時にコピペ元が無いのに何故かフーリン塩基切断部位を組み込んで、実は偶然にもウィルス合成時点で世界中の誰一人その存在を知らない野生ウィルスがそれを持っていましたと考えるのはちょっとね。

故にこの説は否定され、今では頭にアルミホイル被ってる人くらいしか取り沙汰していない。

研究所漏洩

人工的に作ったんじゃなくて「野生のコロナウィルス培養研究してたらSARS-CoV-2ができちゃった。そいで漏れちゃった」or「野生のSARS-CoV-2をこっそり研究してたら漏れちゃった」という説。

証拠は無いけどなんか怪しいにゃー」くらいの立ち位置。対抗馬(野生動物起源説)が強すぎるけど、一蹴するのは時期尚早、的な?

肯定材料

武漢ウィルス研究所コロナウィルス研究が盛んで、コウモリSARSコロナウィルス切り貼りしてキメラウィルスを作ったり、新たな機能を獲得させるような研究を行うなどしていた。

SARS-CoV-2に近縁なRaTG13というコロナウィルス発見したのはこの研究所

2019年12月研究所研究室(武漢CDCラボ)の移転があり、その際に漏洩があり得たのではという疑惑

2019年11月職員3名がCOVID-19感染症ともとれる症状で入院。 ←New!

否定材料

① 前駆ウィルスの不在:SARS-CoV-2はユニーク過ぎて、既知の近縁種を培養しても得られない。また最初から研究所SARS-CoV-2そのものを秘匿していたと主張する場合、水掛け論にしかならない。

培養の困難性:SARS-CoV-2は培養細胞での培養では失われるはずの構造を持っており、マウスにも感染しにくいため実験動物による継代も困難。

普通に感染した説:3人の職員感染だが、WHO調査では1011月92コロナ様症状の患者武漢確認されてるので、この3人も同じように感染してたのではないか

前駆ウィルスの不在

ウィルス培養して研究しようにも、故意しろ事故しろそれを流出させるにも、元となる"モノ"が必要

候補として人気なのはRaTG13だ。武漢ウィルス研究所は以前からコウモリコロナウィルス研究をしてきたからだ。RaTG13を発見したのも研究所メンバーである

しかし、最近縁と言っても96%程度の類似度。分岐年代計算した研究があるが、RaTG13とSARS-CoV-2は40~70年前に共通祖先から分岐したと推測されている。

この2つは既に分岐した別種で、チンパンジー進化してホモサピエンスにならないように、RaTG13を培養してもSARS-CoV-2にはならない。

他には?SARS-CoVだろうか。猛威を振るったSARS病原体なのでよく研究されており、中国では流出事件が起きたこともある。しかし遠縁過ぎる。これを培養したら進化してSARS-CoV-2になったというのはRaTG13以上にあり得ない。ミュウ進化してミュウツーにはならない。

培養したら殺人ウィルスできちゃった♥」というストーリーでなければどうだろう。

最初からSARS-CoV-2に極めて近縁な未知のウィルスSARS-CoV-2そのもの」を研究所が秘匿して研究していたと主張するのは?

これはやったやってないの水掛け論にしかならない。不毛

培養の困難性

ラボでのウィルス培養は多くの場合培養細胞を用いて行われる。

SARS-CoV-2の持つO-結合型グリカンは宿主免疫機構への防衛機能であると知られているが、培養細胞免疫機構は無いため、培養細胞SARS-CoV-2を長期培養すればO-結合型グリカンは失われる。

故にSARS-CoV-2は培養細胞を用いた培養を経たウィルスではないことが示唆される。

必然ラボ培養されていたという説に固執するなら、それは実験動物を用いた継代ということになるが、ウィルス培養・維持目的実験動物への接種と継代が行われることはまずない。

ウィルスを保存しておきたいのに、宿主免疫ダメになるかもしれない危険を犯すわけがない(さら動物から取り出すときウィルス単離の手間もかかる)。研究するうえでも不便だ。

ウィルス動物に接種する場合はその病原性を見るためだったり、長期感染時の進化を見るためだったりするが、その場合も元のウィルス株は培養細胞などで維持する。

よしんば動物を用いたin vivo培養を是としても、SARS-CoV-2はマウスへの感染力が低いため、他の感受性の高い動物――豚、猫、コウモリ、ヒト、センザンコウ等――を使わねばならない。

培養細胞マウスも使わずに豚や猫やコウモリなんかを飼育してウィルス培養する理由合理的正当化する方法はない。

ちなみにこのSARS-CoV-2が感染やす動物はいずれも中国の生鮮市場食材として並ぶものである(ヒト除く)。

普通に感染した説

COVID-19感染症の拡大が大本営発表2019年12月より前だったというのは信憑性の高い仮説である

WHO3月レポートでは、2019年1011月武漢COVID-19様の症状を呈した人が92いたことが確認されている。臨床的にはCOVID-19ではなかったと主張されているが、WHO生データ提供されなかったため、詳細データ患者の血清等の試料要求している。ついでに12月以前の武漢血液バンク試料提供要求している。中国側に要求は呑ませたが結局まだ提出されてはいないらしい。12月以降の試料は出してくれるのにおかしいねえ。

また中国外、例えばアメリカでは12月初旬の血液サンプルからSARS-CoV-2が検出されており、中国の発表した感染時系列比較しても早すぎる。フランスでは血清の抗体調査11月採取した試料でもSARS-CoV-2陽性が確認された。

他にも11月23日に中国ツアーをしたギタリストAndy Gillが帰国COVID-19様の症状を呈し亡くなっている。

故に11月COVID-19に武漢在住の人が感染しても別におかしいことではない。中国の発表を信頼しない限りにおいては。

本当にCOVID-19の武漢での最初の発生が12月8日なら、11月職員感染は怪しいが、中国が嘘言ってるなら別に不思議ではない。

まあCOVID-19じゃなくて他の感染症の可能性もある(中国はそう言ってる)けどね。

まとめ

現状、研究所漏洩説を肯定するなら下記のごときストーリーになる。

武漢ウィルス研究所はどこからか「SARS-CoV-2に極めて近縁な未知のコロナウィルスSARS-CoV-2そのもの」を手に入れ、それを秘匿したまま飼育している豚か猫かコウモリセンザンコウウィルスを接種して感染させて維持し、それが研究所から何らかの形で漏洩して市井の人動物感染してパンデミック引き起こした。

このストーリーは超えるべきハードル(エビデンスと言ってもいい)が多く、有力な仮説とは到底言えない。

仮説の直接的な証拠が皆無で核となる主張がSARS-CoV-2の特性により間接的に否定されていることも大きい。

言ってしまえば「怪しさ特化」の仮説であり、中国信頼性の無さに依って立つ仮説と言える。

一部の科学者WHO認識している通り「可能性は低いが、証拠の欠如は欠如の証拠ではないので、引き続き調査必要」という考え方が科学的には妥当である

参考

https://www.nature.com/articles/s41591-020-0820-9?utm_medium=affiliate&utm_source=commission_junction&utm_campaign=3_nsn6445_deeplink_PID100024934&utm_content=deeplink

https://www.who.int/publications/i/item/who-convened-global-study-of-origins-of-sars-cov-2-china-part

https://academic.oup.com/cid/advance-article/doi/10.1093/cid/ciaa1785/6012472

https://link.springer.com/article/10.1007/s10654-020-00716-2

2021-05-23

オリンピックは繰り返す

2020年東京オリンピックは、大盛況で幕を閉じた。

開催国日本メダルラッシュに沸き、経済も上向いて最高の一年となった。

そんな明るい未来を予感させる年が終わり、翌年の2021年初頭、冷や水を浴びせるがごとく、凶悪ウイルス人類を襲った。

それは新型インフルエンザウイルス

突然変異を起こしたこ病原体は、例年の流行とは一線を画し、高い感染力と致死性を備えた最悪のウイルスだった。

この年、新型インフルエンザによる死者は世界人口の3割に達し、各国は大混乱に陥った。

しかウイルスは毎年変異を繰り返し、有効打と期待されたワクチンさえも効果限定的だった。

翌年以降も猛威を振るい続け、どの国も例外なくインフラ経済基盤に大きな打撃を受けた。

人類は衰退の一途を辿った。

そんな中で、皮肉にも発達したのがAI機械学習だった。

労働人口が激減する穴を埋めるべく、積極的投資が行われ、技術革新が起きた。

AIのおかげで高い精度の未来予測可能となり、遺伝子操作の分野でも大きな成果があった。

何よりもタイムマシン理論の構築は、人類の知性のみでは到達不可能だったと言われている。

2030年にはタイムマシンの試作機が完成した。

一部では目覚ましい科学の発達を見せながらも、人類滅亡は目前に控えていた。

新型インフルエンザウイルス蔓延により生産性は激減し、深刻な食料不足になっていた。

それを引き金に各地で紛争が勃発。

AI予測でも明るい未来を導き出すことはできなかった。

しかしそのAIから意外な提案がされる。

もしも新型インフルエンザが発生した2021年の前の年、2020年に毒性の低いウイルス流行していたら?

感染対策が十分に行われた翌年、新型インフルエンザ感染を拡大することができずに消滅する、というシミュレーションをはじき出した。

過去修正することで、人類を救うことができるかもしれない。

作品タイムマシンは、人間のような大きな質量を運ぶことができなかったが、微小な病原体であれば、過去へ送り込むことが可能であった。

遺伝子操作新型インフルエンザウイルスRNAを組み込むことにより、感染力だけが強く毒性の弱いウイルス作成された。

遺伝子を組み込む毒性の弱いウイルスには、風邪の原因としても有名なコロナウイルス選択された。

タイムマシンは、2020年へ、遺伝子操作したコロナウイルスを送りだした。

人類袋小路に迷い込むことなく、より良い未来をつかみ取ることを願って。

◇◇◇◇

2020年初頭、突如発生した新型コロナウイルスはいくつかの国でパンデミック引き起こした。

大きな犠牲を払いつつも、各国は隔離政策を打ち出し、少しずつではあるが封じ込めることに成功した。

翌年の2021年新型インフルエンザが爆発的に広がるはずであったが、高熱を出した患者はすぐに隔離他者感染することなく、人知れず消滅した。

こうして、新型インフルエンザ人類を追い詰める未来は消え、新型コロナで混乱する世界線へと改変された。

新型コロナは、新型インフルエンザを知らない人類にとっては大きな痛手となったもの、数年のうちに克服された。

人類は、より良い未来へ舵を切ったはずだった。

この新型コロナ騒動で、一人負けの様相を呈した国が日本だった。

新型インフルエンザよりも一年早く発生した新型コロナのせいで、東京オリンピックは中止となった。

しかも、延期中止をめぐる中で数々の不祥事が発覚。

日本は諸外国からの信頼を失い、国民は自信を失った。

期待していた五輪特需も無くなり経済が衰退。日本はみるみるうちに失速していった。

そんな日本が打開策として打ち出したのが、かつての栄光科学技術立国日本の復活であった。

とは言え、一度失われた物を手に入れるのは容易なことではない。

場当たり的な政策を繰り返し、国内外失笑を買うことが多かった。

それでも、数を打ったことで奇跡的に成果が出た。

それは空間不思議な亀裂があるという、今までに発見されていない現象だった。

実のところ、この亀裂はタイムマシン新型コロナウイルスを送り出した際に生じたものだった。

タイムマシン過去物質を送るのはピッチャーキャッチャーへ向けてボールを投げるのに似ている。

時空とはピッチャーキャッチャーの間にある障子のようなもので、途中を通る時、空間に亀裂が入る。

2030年から2020年の間には新型コロナウイルスが通過した亀裂が発生しており、日本研究チームが偶然にもそれを発見したのであった。

本来タイムマシン理論人類には到達し得ない領域である

新型インフルエンザ世界線ではAIの発達によりパラダイムシフトが発生したが、AIが未発達な新型コロナ世界線ではあり得ない。

しかし、何もないところから考えを飛躍させるのは無理であっても、観測できる事象があれば、類推可能だった。

落ちぶれた日本には他にできることもないので、この研究に力を注いだ。

ピッチャーが投げたボールの途中の軌道観測すれば、それがどこから発生し、どこへ向けたものなのか推測できる。

時間的連続した亀裂を観測することで、これが2030年から2020年へと微小な何かを送りつけた結果であると仮説が立てられた。

この仮説には様々な飛躍があり、突っ込みどころも多かったが、偶然にも正鵠を射ていた。

そして2020年という終着点は、日本にとって忌々しい年だった。

新型コロナ未来から「悪意によって」送りつけられたウイルスである

そう結論づけた日本はこの過去へ向けたボールを撃ち落とすことにした。

ピッチャー2030年から2020年へ投げたボール軌道上にいる今、そこへ大きなエネルギーをぶつけ、ウイルスのような小さな物体消滅させることは、それほど難しいことではなかった。

これが他の国の発見であれば、もう少し慎重な対応をしたかもしれない。

しかし、余裕を失った日本は、すぐに行動へ移した。

2030年から2020年へめがけて送られた新型コロナウイルスは、こうして途中で破壊された。

2020年に新型コロナ感染爆発を起こさなくなったことで、2021年新型インフルエンザが大流行した。

新型コロナ世界線は消滅し、再び新型インフルエンザ世界線へと戻った。

こうして世界2020年から2030年の間で、新型インフルエンザ世界線と新型コロナ世界線を繰り返すこととなった。

人類は2つのウイルスに繰り返しパンデミックされる監獄へ囚われた。

◇◇◇◇

この様子を興味深く観察する、高次の存在があった。

人間が考えるところの神と言える存在である

彼は驚きと興奮を持ってこの事態を観察していた。

文明が未発達で精神的にも未成熟地球生命体が、まさか時間を操る術を身につけるとは想像していなかったのだ。

さらには無限ループを発生させ、宇宙全体を停滞させるとは。

ただ、感心はしたものの、地獄絵図をループするだけの人類にはすぐに飽きた。

宇宙全体を見渡せば、地球よりも優れた生命体は数多く存在した。

そちらを停滞させてまで宇宙ループさせる意味はなかった。

そう判断した後の彼の行動は速かった。

地球恒星である太陽に力を注ぐ。

太陽には、コロナと呼ばれる100万度を超える大気層がある。

彼は地球大気コロナ大気を入れ替えた。

奇しくもその日、日本では何度目かの東京オリンピック開会式が開かれていた。

その世界線では、新型コロナウイルス存在しなかった。

オリンピック開会式の段階では、新型インフルエンザウイルスも発生していなかった。

まだ人々は、明るい未来漠然と信じていた。

聖火台に火を灯す、オリンピック象徴する儀式の始まる瞬間。その時はやってきた。

地球太陽からの「聖火」が届く。

100万度を超える高温のプラズマ電子レンジよろしく地球をチンした。

こうして人類は終わりを迎えた。

この時、ループを繰り返した東京オリンピック10回目の開催だった。

オリンピック10回。

五輪10

ごりんじゅう。

ご臨終。

お後がよろしいようで。

2021-05-10

新型コロナは「新感染症」ではないという自民党の謎理論を思い出せ

息をするように歴史修正をするネトウヨの不誠実さに呆れ果てる。

2020年3月自民党が特措法改正にこだわったのは、民主党政権時代に作られた法律をそのまま活用することを嫌って、新型コロナは「新感染症」にあたらないからという謎理論をふりかざしていたから。「今の法律で出来る」という野党の反応は当たり前。

旧民主党政権で成立した特措法は対象疾病として、新型インフルエンザ▽再興型インフルエンザ▽新感染症の三つを規定。新感染症は、既に知られている感染性の疾病とその病状や治療の結果が明らかに異なるもの――と定義され、立憲、国民両党はこの新感染症に当たるとみるからだ。

 政府は「原因となる病原体特定されていることなから現行法適用させることは困難」(首相)とし、主張は平行線だ。与党からは「いまさら適用するとは言えない。『なぜもっと早く適用しなかったのか』と批判される」(公明党ベテラン)との声も漏れる。

「今の法律で出来る」特措法改正、野党から注文続々 [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル

飲食店の休業は罰則なしでも実現できている。外出制限は現状ではできていないが、必要ならやるべきというのはこれも当たり前の話。

そしてこれに憲法改正はいらない。

anond:20210510090131

2021-04-20

anond:20210420121234

なんにもないからなんにもしてないふつうの人をターゲット面白い存在に仕立て上げるためいじめるのと

ポリコレ棒でおもいっきり全力でどこまでも殴れると見たから寄ってたかって全力でボコるのとは

全然ちがうよ

免疫が過剰に反応しすぎて異常をおこす病気もあるけど

病原体健康でない状態の部位が有害な反応を起こすことを病気というのとはまた別だよ

2021-04-17

安衛法警察になりたい

便所素手掃除させてるクソ会社トップブコメ

素手便器掃除職場でしたら労働安全衛生法違反です

とあった。

そんな条文あったか? と思い少し安衛則(安全衛生規則)を確認し直してみた。

第六百二十四条 事業者は、汚物を、一定の場所において露出しないように処理しなければならない。

事業者は、病原体による汚染のおそれがある床、周壁、容器等を、必要に応じ、消毒しなければならない。



うーん? 労働者が実際にその汚物を処理するにあたっての記述ではなし、露出する、という単語あくまで周囲に対しての区分以上の言葉ではないような……

周辺の条文も見てみる。

第六百二十五条 事業者は、身体又は被服を汚染するおそれのある業務労働者従事させるときは、洗眼、洗身若しくはうがいの設備更衣設備又は洗たくのための設備を設けなければならない。

事業者は、前項の設備には、それぞれ必要な用具を備えなければならない。



あっこれかな? いや、この条文の書き方だと「洗身のための設備」って感じでややズレているような……

文理上だと素手だろうと後から身ぎれいにするための設備が揃ってれば法律上違反までは問えないのでは……?

あいいや他にあるかな


第六百二十八事業者は、次に定めるところにより便所を設けなければならない。ただし、坑内等特殊作業場でこれによることができないやむを得ない事由がある場合で、適当な数の便所又は便器を備えたときは、この限りでない。

一 男性用と女性用に区別すること。

二 男性用大便所の便房の数は、同時に就業する男性労働者六十人以内ごとに一個以上とすること。

三 男性用小便所の箇所数は、同時に就業する男性労働者三十人以内ごとに一個以上とすること。

四 女性便所の便房の数は、同時に就業する女性労働者二十人以内ごとに一個以上とすること。

五 便池は、汚物が土中に浸透しない構造とすること。

六 流出する清浄な水を十分に供給する手洗い設備を設けること。

事業者は、前項の便所及び便器を清潔に保ち、汚物適当に処理しなければならない。



便所規定には別に清掃方法に関する記述はないし……

事務所則(事務所衛生基準規則)かな?

第十五条 事業者は、次の各号に掲げる措置を講じなければならない。

一 日常行う清掃のほか、大掃除を、六月以内ごとに一回、定期に、統一的に行うこと。

二 ねずみ昆虫等の発生場所、生息場所及び侵入経路並びにねずみ昆虫等による被害の状況について、六月以内ごとに一回、定期に、統一的に調査実施し、当該調査の結果に基づき、ねずみ昆虫等の発生を防止するため必要措置を講ずること。

三 ねずみ昆虫等の防除のため殺そ剤又は殺虫剤使用する場合は、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(昭和三十五年法律第百四十五号)第十四条又は第十九条の二の規定による承認を受けた医薬品又は医薬部外品を用いること。



清掃のための薬品を明記しているのは殺虫・殺鼠に限定しているし

汚物自体特殊化学物質としての制限対象にはなっていない(特定化学物質障害予防規則からそこで制限されているわけでもないし……

(安衛令別表6の酸素欠乏危険場所とかは事務所トイレじゃ無理筋

……単純に安衛法の大本の条文から読み取れるから

第22条 事業者は、次の健康障害を防止するため必要措置を講じなければならない。

一 原材料、ガス、蒸気、粉じん、酸素欠乏空気病原体等による健康障害

二 放射線、高温、低温、超音波騒音振動、異常気圧等による健康障害

三 計器監視、精密工作等の作業による健康障害

四 排気、排液又は残さい物による健康障害

23条 事業者は、労働者就業させる建設物その他の作業場について、通路、床面、階段等の保全並びに換気、採光、照明、保温、防湿、休養、避難及び清潔に必要措置その他労働者健康、風紀及び生命の保持のため必要措置を講じなければならない。



根拠条文まで遡ればだいたいのことは言えるだろうけれど、そのための省令からなぁ。

うーん、通達レベルまで下がっていいなら

廃棄物処理事業における労働安全衛生対策の強化について

https://www.env.go.jp/hourei/11/000357.html

第三 安全衛生作業基準の確立

(略)

一 ごみ処理作業

(略)

 (一) ごみ収集作業

(略)

  イ ごみ収集作業における一般的安全衛生対策

(略)

 (ニ) 手袋使用させること。特に病原体感染するおそれのあるごみ等を取り扱う場合においては、不浸透性の手袋必要保護具を使用させること。



みたいに近いところ(廃棄物処理法上廃棄物汚物を含む)までは行けるけど、これもう安衛法じゃないし、ゴミ収集作業からやっぱりズレてるし。

なんか初歩的なところを見逃している……?

やたらスターを集めていたのですごい気になってここまで書いたけど「安衛法警察だ!」まで言えるだけの知識がなかった。

何か根拠になるものを見逃してしまっているのなら知りたい。

あと、素手掃除をさせる会社が悪くないなんて言うつもりは欠片もない。

とはいえ汚物接触する仕事が世の中にはある以上、気軽に法違反とは言うのはちょっと怖かった。

しかしま普通素手トイレ掃除させるような会社のやることを想定した法律最初からあるかって言ったらなさそうなんだよなあ。

2021-04-01

2022年4月1日からやって来ました

病原体としてのコロナは根絶しています

正確には、コロナ宇宙人であることが

分かりました。地球宇宙人侵略

受けていたのです。

陰謀論めいた話が出回っていたのは

半分正解で半分不正解でした。

かに国家事実

隠蔽しようとしました。

しかし、それは彼らが悪事

蓋をしていたのではなく、

国民を混乱させないための

配慮だったのです。

今はまだ、宇宙戦争の真っ只中

ですが、終息の兆しが見えた時に

真実は明かされるでしょう。

良い方向でも悪い方向でも...

2021-03-29

ネットコミュニティ

キチガイによって過疎化するのに残されたキチガイが過疎に耐えきれず移動するのは病原体のよう

Twitterもそのうち過疎化しそう

2021-02-06

anond:20210206133324

ゴキブリのような害虫が、たとえ絶滅危惧種になっても保護されずに駆除されると思うけどね。不快から

同じように、キモい非モテ男が減り続けても排斥運動は止まら虐殺までエスカレートしていくだろう。不快から

天然痘ウイルスという恐ろしい病原体に至っては、人間の手で根絶させられたんだ。

そもそもあなたの言う「減り続けていれば虐殺が起こらない」という理屈が成り立てば、フェミニストは「女性蔑視だ」という言葉非モテ排斥を叫ばないでしょ?

フェミニスト非モテ男がいることに我慢できないから、巧みなレトリック排斥運動を叫ぶんだよ。

しかし、フェミニストに限らず社会的影響力の大きい人間は、虐殺扇動すると失うものが大きいから、そこまでやらない。

逆に、虐殺扇動しても財産社会的地位も失わないのなら、やる。

世界有数の経済大国になった中国だってウイグル人民族浄化を平気な顔でやっているでしょ。

2021-02-03

anond:20210203033632

ブコメも書いたけど、増田さんの問題意識と違うこと書いた気がするので改めてトラバ

えーと

増田さんの「やっつけること自体はいいけど直接手を下すのを幼児に見せるな」について。

「敵を滅ぼして良い」を分解すると、「なぜ滅ぼすのを選ぶか?」に触れないわけにはいかないとおもうんだよね。

寄生獣のシンイチは自分エゴにすぎないと自覚して相手を殺す選択をしたわけだけど、ビョーゲンズも寄生獣と同じく、そのようにしか生きられない生物なんじゃないのかな(よく知らないので違ってたらごめん)。

プリキュアラストで描かれたのは、おそらく)人々を苦しめ傷つけたものを罰する≒正義から手を下すと言う事だと思う(違ったらごめん)。それは大人目線では欺瞞なんだけど、その解決方法のどか以外のデウスエクスマキナうまいこと悪をやっつけてくれる…ってのは、どうなんだろう?手を下さなかったのどかは優しいねー?いやいや、大人目線ではのどかはシンイチのように無辜病原体に手を下したエゴを噛みしめるべきだろうよと思うんだよ。でも、幼児にそれは難しい。だからとりあえず正義のように描写しといて、大人になってからノンマルトの使者ジャミラみたいに「アレ人類が悪くね?」って思うのもアリなんじゃない?

2021-02-02

anond:20210201215813

それを言うなら病原体を許して回復させたらのどかは「私のせいで他の人にうつしてしまった」になるやんけやんけ

2021-02-01

anond:20210201220448

から?当初病原体と思われていたものが、実は違って風評被害という事故なんて、というか

みんなでこいつが犯人と大騒ぎしたら全然別のやつ

という大きな事故で有名なのがあるよ。なまえすらださないけど、テレビ局謝罪する事故

確証もないのにぶっ倒せるという概念がすでにヤバイ

 

自白たか

 ↓

おなじく警察自白したが

自白強要されてというのも現実実例がある

 

命乞いではなくそもそも殺すな投獄しろというのが、現代の流れ

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