はてなキーワード: セルフプロデュースとは
セルフプロデュースは確かにあんまりおもしろくない。サムネはめんどくせぇし。ちょこちょこ感想付けて回るのも、ね、正直、わかるっしょ?
いまだに「あァ~SNSめんどくせェ~垢消してェ~」と思うことは多いけど、作品を見てもらう機会が増えてたまにはFAなんかももらったり、感想もボチボチ増えてきた。数字がなかったころよりも明らかに活動のモチベーションは高まっている。
この文章を読んでもらってもわかるように、私だって60点くらいの字書きだ。こんな私でも外交努力で露出機会が増えて読者がついた。作品からSNSのフォロワーがついた。こんなに嬉しいことはない。
美麗すぎるイラストいつもありがとうございます!!!!!!!!
みたいな、なんかとりあえずな感想をつけてまわらないといけないの虚無…
それがただただ返ってきてるだけなんだよな。
もしあなたが「自分が楽しみたくて字を書いているだけの字書き」ならこの文章を読む必要はない。
存分に楽しめばいい。not for youだ。
元増田はセルフプロデュースを楽しむタイプだったが、私は違う。おそらく多くの字書き増田も違うだろう。
文章を書くことは楽しいがそれ以外ははっきり言って億劫だ。SNS? ウンコぶつけんぞ!
だがそれでも数字がほしいならセルフプロデュースは必要だ。その話をしたい。
「ラブひな」「ネギま!」を書いて一躍時代の寵児となった人だ。
楽しみ代が自分に入ってくるんですよ。
アマチュアで言うなら、この「楽しみ代」が「自分が書いていて楽しい時間」のことだ。
そして「楽しませ代」がサムネイルへの拘りだったり、Twitterでの営業活動だったり、絵師との交流だったり、ちょうどいい文字数で収めることだったり、検索を意識したタイトルをつけたり、そういった「ユーザビリティに配慮」するということだ。
たしかに「文章」には関係のないところだと感じるかもしれない。だが、すべてのエンタメは総合エンタメだ。文章だけのエンタメなんて実際にはありえない。読者に対して「文章でしかワクワクさせられない」作品と「文章を読む前から、作品外でもワクワクさせられる」作品では後者の方が評価を得るのは当然なのだ。
もちろん世の中にはゲロヤバい才能の持ち主っていうのがいて、元増田で言うなら「神字書き」ってヤツになるんだけど、ヤツらは一発の作品があまりに面白すぎて「次の作品読みてェ~」と、一回の作品で「まだ書いてない作品のぶんもワクワクさせる」力がある。こういう人は煩わしいセルフプロデュースのあれこれは必要ない。書いてるだけでワクワクさせる。それが才能であり、力だ。
だが、たぶん、残念ながら「数字が伸びない」と思っている字書きの99.99%は「神字書き」じゃないし、「神字書き」になれない。大丈夫、あなたは0.01%の人間では絶対にない。安心してほしい。神字書きになれない以上、数字がほしければ「文章以外の部分」で数字を狙うしかない。
「字書き」ってのはちょっと書くトレーニングをすれば50点くらいの文章は誰でも書けるようになる。そこに本を読んで文章にたくさん触れる機会があれば70点くらいの文章を書けるようになる。そして、ネット上には70点くらいの字書きが掃いて捨てるほどいる。字書きは70点の中でも自分は違う70点であるように見せなければならない。
でなければ自分を見つけてもらうことすらできない。支部でもなろうでもカクヨムでもどこでもそうだが、閲覧回数とブックマーク(いいね、Good)数は基本的には比例する。二次創作なら特にそうだ。読まれているのにブックマーク数が少ない作品は非常にまれだ。つまり、数字が出ない作品というのは、そもそも読まれていない。
だからこそ、セルフプロデュースが必要なのだ。自分を、自分の作品を「いかにも楽しそうに見せる」ということが大切なのだ。例えばあなたがご飯を食べようと思うときに、何の期待もできないような料理屋に並びたいと思うだろうか。並ぶのなら「この店の料理はウマいにちがいない」と思わせてくれるような、食べる前からワクワクできるような店に入りたいと思うのではないだろうか。
せっかく作った料理を店構えが皿やそういった料理以外のもので食ってももらえない。それがあなたの望むものなのか? たしかに料理人は料理だけ作っておきたいかもしれない。だが、あなたは「料理を作りたい」のか、それとも「料理を食べてもらいたい」のか。
もうひとつ。日本人?というものは「数字」というものにやたらと嫌悪感を示しがちだ。
昔から「あの家お金持ちらしいよ」「なんか悪い事でもしたのかな」というコミュニケーションのテンプレートがあるくらいだ。お金を稼ぐ=悪いこととなりがちだ。だが、結局人から金なり数字なりを取るには、その人に数字に見合った何かを返す必要がある。
冒頭で上げた赤松健のインタビューには以下のような記載もある。
読者が楽しんでる顔ですね。
部数とか、印税とか。
これだけ楽しんでくれたんだ、うれしいな、という。
どれだけの人が楽しんでくれたのかという明確な指標が「数字」でありプロの場合は「収入」なのだ。
なんだか汚いことをしているような気がしてしまうかもしれないが、結局、数字を狙うということは積極的に読者を楽しませるということなのだということをわかってほしい。ちょっといい料理を作っていい皿に盛って店もきれいにして接客も丁寧にする。ちょっといい料理だけではダメ。
はっきり言ってしまうが数字が出ないのは「読者を楽しませてあげられていないから」だ。
そこまでして数字がほしくないと言うならそれもいい。ただ、やっぱ評価されてナンボでしょ。正味の話!
字書きには興味ないかもしれないけど絵師の分野だとポケモンカードなんかで絵を書いているイラストレーターのさいとうなおきさんがYoutubeで「いいねがつかない絵師の特徴」みたいな講座をやっていたりする。あいつの絵、絶対俺より下手なのにいいねがいっぱいついてるのはなんで?という疑問に答える講座だ。
どんな世界でも数字がほしければやるべきことは同じなんだと教えてくれる。
セルフプロデュースは確かにあんまりおもしろくない。サムネはめんどくせぇし。ちょこちょこ感想付けて回るのも、ね、正直、わかるっしょ?
いまだに「あァ~SNSめんどくせェ~垢消してェ~」と思うことは多いけど、作品を見てもらう機会が増えてたまにはFAなんかももらったり、感想もボチボチ増えてきた。数字がなかったころよりも明らかに活動のモチベーションは高まっている。
この文章を読んでもらってもわかるように、私だって60点くらいの字書きだ。こんな私でも外交努力で露出機会が増えて読者がついた。作品からSNSのフォロワーがついた。こんなに嬉しいことはない。
なんで、まぁ、そこの字書きのあなた。ちょっと頑張ってみないか。何の保証もせんけど。
追記。
互助会の感想書きだけど、感想も一つの作品だと思ってちょっと力入れて書いてみるのオススメ。たぶん、あなたも一度は感じたことがあるはず。良くも悪くも「こんな感想書くやつはどんなやつなんだ」って。それがプラスの方向に転じれば、「○○って作品の感想読んで気になって見に来ました」みたいな人が現れることがある。私も数人そういうフォロワーさんがいる。
ま、ひとつの参考までに。
100万人登録以上の有名YouTuberや芸能人はあまり見ない。芸能人でもテレビと違ったキャラが見えるのは好き。
【素潜り漁師】マサル Masaru.(素潜りと料理) 平坂寛さんが好きならおすすめ。まずそうな食材の回や10日間ガチサバイバルシリーズが面白い
officialアイアムマン・ IAMMAN「公式」CHANNEL(ベイブレード、ミニ四駆) チタン製オリジナルデザインベイブレード自作など子供の心のままお金と技術を持ってしまった変人。同ジャンルの「ためにならない!!」もおすすめ
SATSUMA3042(ギター) ヴァンヘイレンのコピーが上手すぎて世界中にファンがいるお好み焼き屋さん
おこさまぷれ〜と。(ドッキリ) 後ろにちゃんとした大人がいないセルフプロデュースアイドルはあやうさが面白い
真夜中のビバリウム(ヘビ)
hakaihan(研磨) ピカピカは正義
安保瑠輝也 あんぽるきや(喧嘩自慢) 闘った相手がどんどん仲間に加わっていくのがバトルマンガっぽくて朝倉未来とはまた違った面白さ。喧嘩自慢DXは評判悪いのでそれ以外の喧嘩自慢シリーズがおすすめ。
将来自分の店を持ちたいとか明確な目標がある人ならいいけど、大抵は個人レベルの展望なんてしょぼいものになりがちだよね。
おすすめの方法は、その業種の動向から3〜5年後くらいの未来を予測してそれを語ること。
たとえば飲食店のバイトだったら、コロナ禍で外食需要が減り閉店したり宅配専門に切り替える店舗も増える中、美味しいものをみんなで食べたいと願う人は増えているように思います。いずれこの反動が来るはずで、緊急事態も終わって親しい人たちと安心して楽しく会食できるようになったときに、あってよかったと思えるような飲食店でお客様に美味しい料理を提供したい、そのために今から頑張って店を支える一員になりたいと思っています。
ECサイトのプログラマーだったら、コロナ禍の影響で世界中の人々の生活スタイルは不可逆的に変化して、今や買い物は自宅でするものとなったように思います。そういった個人の経済活動の中心となるECサイトは今後まだまだ急速に進化していくはずで、そのような厳しくもエキサイティングな世界に身を置いて変化の激しい技術を使いこなす技術者になりたいと思っています。
アイドルのオーディションなら、今のアイドルは入り口のハードルが下がったことで大変な競争社会になっているように思います。YouTubeなどを中心に事務所に所属せずセルフプロデュースの子も増えてきましたし、その道のプロとして食べていけるくらいの一芸を持っている子も大勢います。そんな世界で最後に生き残るのは、やっぱり正統派の本物であることだと思います。私は他の子に比べて尖った特技を持っているわけではありませんが、本物のアイドルとして王道を極める存在になりたいと思っています。
①日本語が甘い
③聞いててこっちが恥ずかしくなってくる
さて、好きな韓国アイドルグループがある。韓国人が多いが、英語や中国語を喋れるメンバーもいるので割りとグローバルだと思う。日本のファンも沢山いる。
彼らのことは大好きだ。セルフプロデュースと銘打って、ダンスの振り付け、作詞作曲等、プロと力を合わせて彼ら自身でコンテンツを作っている。まじアニメなんじゃないの?ってくらい凄い。そして日本を愛してくれている。韓国というとやはり反日教育だとかあんまり良い噂は聞かないが、がんばって日本語覚えてくれたり、アプリの生放送中に流れた簡単な日本語をさっと読んでくれたりする。ちなみに日本で流行ったバブリーダンスをライブで披露してくれるファンサービスなんかもあったりした。すごいな。
しかし、もう日本語で歌わなくていいよ、と言いたい。頑張って日本語でシングルを出してくれる。それも一度きりじゃなくて、何度も続けて日本語verで歌ってくれている。これは本来ならやらなくて良い行為だ。いつも母国語の韓国語で歌ってるのを買っているから、別にわざわざ日本語で歌わなくたって大丈夫だよ。
彼らは、レコーディングのチェックも彼ら自身で行う。作詞作曲をする韓国人アイドルメンバーが、プロデューサーのように指示を出し、確認する。ここで驚きなのが、日本語のチェックも韓国人がやるのである。そうとう日本語を勉強してくれているのは痛いほど分かるし、ありがたい。でも、やはりネイティブではないので、日本語を母国語とする私が聞くと、失礼だが恥ずかしくなって聞くのをやめてしまう。典型的な例をだすと、日本語の「ツ」がほとんど「チュ」になってしまう。韓国人の話す日本語モノマネでよく見ると思う。
そして外国語だと大体意味が分からないので、どんな内容かあまり理解せず聞くことができる。洋楽などもそうだが、意味が分からないから良いのである。彼らのキャッチーなメロディーの歌詞を和訳した字幕がYouTubeで出るのだが、結構日本のアイドルとそう変わらないチープなことばかり書かれていてがっかりした。それから私は歌詞の日本語訳は見ないことにしている。だって大体「君が好きだ」とか「落ち込んだりすることもあるけど前を向こうよ」とかありきたりなのである。あと日本語訳が単にださい。外国だからもっとカッコイイこと言ってるんだろうなという幻想を保つため、歌詞は見ない。MVとコンセプトだけで十分だ。
ただ感動したのが、韓国人、中国人、アメリカ人がいるこのグループで、日本語verの冒頭を歌うのが中国人だったということだ。冒頭の歌詞の四文字目に日本語の「ち」があるのだが、中国人の発音は素晴らしかった。日本の溶けるような柔らかい発音だった。
あとラップは日本語と相性が良くない。刺すような鋭さがあるラップが好きなのだが、なかなか日本語だと難しい。もちろん日本でもラップ文化はあるし某ラップアニメは目の付け所がシャープだなあと思う。
わざわざ日本語で歌わなくても買うんで、歌いやすい言葉で歌ってくださいな、という感想。
単調なビートというか、反復を繰り返しながらメインのメロディだけをどんどん発展させるアプローチはそれこそジェームスブラウンだかの時代のファンクソウルからポップスに定着してる。
誰でも知ってるマイケルジャクソンの「スリラー」や「スムースクリミナル」もトラックだけ見れば1つのリフレインだけで出来てるし、それ自体は目新しいことでもない。日本でもオザケンの「ラブリー」等、局所的にそういうものがヒットすることはあった。
ただRandBやヒップホップといったブラックミュージックの色合いが強いこのスタイルが、アリアナグランデやジャスティンビーバーといった白人中流層に支持されるポップスターや、J-popのYOASOBIや瑛人のヒット曲に取り入れられたというのは時代の潮目なんだと思う。
https://www.youtube.com/watch?v=tcYodQoapMg
https://www.youtube.com/watch?v=8EJ3zbKTWQ8
ビートが一本調子というのはNiziUやモーニング娘。の新しい曲でも見られる特徴なのでより一層こういうものが主流になっていくのかもしれない。
(反復っていうのはテクノもそうだけど、テクノはミニマルすぎてポップスに転用できる音楽ではない。電気グルーヴにしてもChemical Brothersにしても歌もの要素が大きくなるにつれテクノ本来とはやや趣が変わっていった。)
https://www.youtube.com/watch?v=a6QT0acJFQE
https://www.youtube.com/watch?v=Ty0dkunCvNw
宇野さんが崇拝に近い持ちあげ方してる宇多田ヒカルもかつてからループさせることへの意識が高かった。
First Love時こそ「稀代の歌姫」として売り出そうというレーベルの意向もあってか、ディアンジェロ風の粘っこいドラム等といった当時のトレンドを表面的になぞっただけで、アレンジ面では当時のJ-popとそこまで違いはなかった。しかし「Distance」以降はRandBからの影響が強い宇多田ヒカル本人の意向が反映されだしたのかどんどんアレンジがミニマリスティックになっていった。
注意深く聴けば20年前の「Addicted to you」や「Can you keep a secret?」のころからすでに16ビートをキープしながらコード進行は8小節ほどで完結してしまっていることがわかる。
(このころはジャム&ルイスの手腕によるところも大きいのだろうが)
さらに言えばセルフプロデュースに切り替わってからロンドンに拠点を移すまでの2005~2015年あたりの宇多田ヒカルはいかにも宅録、DTM然とした手作り感あふるる音を時折鳴らしていなかっただろうか。
マスタリング等のポスプロによってある程度計算ずくで仕上げられたものにしても、Keep tryin’のパッドシンセはあの曲にしては音が厚すぎてややアンバランスだし、Kiss & Cryのホーンはモジュレーションであることを隠そうともしていない。しかしながらそんなことは取るに足らないことだった。
あのころはまだDTMそのものが新しくて費用が掛かる手段だったこともあって、宇多田ヒカルの孤高なイメージをより強固なものにしたし、なにより彼女が自宅にこもって自分の感覚だけで作ったものが、ダイレクトに自分のコンポやミニプレイヤーに届いてきたようなあの距離感がファンにとっては痛快だったんじゃないか。
「Ultra Blue」や「Heart station」時特有の浮遊感のあるきついリバーブや密室感のあるピアノの音像は、宇多田ヒカルの心象世界を垣間見ているようだったし、私生活でのラフな顔を晒してくれている様でもあって一つの魅力になっていた。
DTMはこの20年でどんどんハードルが下がっていったし、ネット上での音楽のコミュニティも成熟してきてる。今のアーティストを取り巻く環境ってあの頃の宇多田ヒカル周りの雰囲気とちょっと似てる気がする。ライブはあんまりやってなくてひたすら曲を書いてブログを書いていたのが宇多田ヒカルだった。
米津玄師にしろ須田景凪やヨルシカにしろ、宇多田ヒカルが敷いたものの上に立ってるんじゃないかな。立ってるというか宇多田さんは彼らのようなことを前時代にやりとげてしまったのかもしれない。
宇多田ヒカルの「traveling」は「夜に駆ける」に似ている。4つ打ちでビートに統一感を出している点や、トニックから長七度上(一度下)への移動が含まれる4小節ほどのコードパターンをひたすら繰り返している点、代理和音や経過音でコードに飽きがこないよう細かく配慮していることやフィルインの多さ、歌メロの譜割の細かさ…と共通項は多い。あの頃は幼くて単にかっこいい曲だなと何も考えず聴いていただけだが、当時の宇多田ヒカルはやはり規格外の存在だったんだなと今にして思い知らされる。
https://www.youtube.com/watch?v=x8VYWazR5mE
日本が歌下手アイドルの国になった戦犯は誰なの?
あたかも洋楽エンタメの世界は歌が上手い人がもてはやされているような論調だが10年代以降のポップスの状況を顧みると、元増田は今の海外シーンを旧来の日本のエンタメ観で捉えてしまっているような気がする。
じゃあ今の海外シーンは昔とどう変わったのかって話をすると、それは大きくいってヒップホップがメインストリーム化したことじゃないか。
ヒップホップがメインストリームになったというのはEminemや50 Centみたいな音楽ばっかりになったってことではなくて、ポップスがヒップホップの感覚で作られるようになったということね。
旧来のポップスもとい今の日本の一般的な制作体制ってのは、基本的に作家(コンポーザー/ライター)、アレンジャー、歌手に分けられる。
メロディや歌詞を考える作家がいて、それを基にアレンジャーが音源仕上げて、歌手はクリエイターの意図に沿った歌唱をする。
一方ヒップホップっていうのはトラックメイカー(プロデューサーっていわれることも多い)と歌手という分類になる。
まず誰がどんな歌を歌うのか未定の状態でトラックメイカーがインストの音源を作り上げてしまう。それを聞いてラッパーや歌手自身がメロディ(ラッパーではフロウと呼ばれる)や歌詞を考える。
SNSの浸透でアマチュアでも大々的なプロモーションが可能になったため、無名だけどセンスいいトラックメイカーから安く音源を買って自分で曲を仕上げてヒットを飛ばすようなラッパーが増えたのね。
歌メロと歌詞を考えるだけなら知識がなくてもセンスで勝負できるからR&Bやヒップホップ畑じゃないポップス志望の歌手もそういう方法を取り入れるようになった。
そして細かいとこまで詰めてからやっと歌入れする旧来のやり方より、ヒップホップのやり方のほうが効率よく手早くできる。
また昨今のハラスメント排除の流れとかもあって「プロデューサーとかの操り人形みたいになってる奴ヤバない?」みたいな風潮ができてきて、歌手本人が制作に口出しできなければ健全じゃないというように見られだした。
Rケリーのいざこざが蒸し返されたり、Ke$haとプロデューサーの裁判があったりで、与えられた曲を一生懸命歌うような姿勢は奴隷奉仕としてリスナーに嫌われだしたんだね。
増田が例示したワンダイレクション、Little Mixを輩出したXファクターも二年前に終わっちゃったし、この二組のメンバーも今は曲作りに積極的に関わるようになってるよ。
で、そんなこんなでコーライティングという制作スタイルが定着したんだよ。
コーライティングというのは歌手を含めた複数のクリエイターがチームを組んで、ディスカッションを重ねながら制作とレコーディングを同時進行で行うやり方。
アイドルっぽい扱いされてる人でもなんでも最近の流行歌手の曲はクレジットみたらちゃっかり歌手本人の名前が記載されているけどそれはコーライティングで制作されているから。
前置きが長くなったけどつまり今の洋楽って歌手本人が歌いやすいよう最適化された曲ばかりだから下手になりようがないんだよね。
「ちょっとこの部分高音きついわ。直してくんない?」みたいな注文つけて書き直してもらうようなプロセスがあるから。
オーダーメイドスーツだからぴしっとお洒落に決まるみたいなもんだよね。
話が脱線するけど、だからシンガーソングライターは格上だとかアイドルとアーティストの括り分けみたいな、そういう日本人がもってる概念も洋楽には存在しないんだよね。
ライブとか曲制作にいっちょ噛みしてるかどうかでアイドルか否か、アーティストかどうか日本だと分けられるけど、才能あるなし関係なく洋楽はもうみんないっちょ噛みしてるからね。
それの何が凄いの?って。
まあアリアナグランデとかThe Weekndみたいに歌唱力が売りの一つな人もいるけど、下手なことでマイナス評価がつけられることはもはやないと思う。欠点を論っても仕方ないというか。
テイラースウィフトなんかはダンスも歌もいまいちだけどSNSでのセルフプロデュース込みのイメージ戦略と、赤裸々な歌詞で地位を築き上げたじゃん。
そもそも歌が下手な奴に無理強いさせて歌わせようって感覚がおかしくて
そこの違和感に気がつかず「最近の音楽は」なんて言ってる日本人の感覚がガラパゴスなのかもしれないね。
歌いたい奴が勝手に歌って、たまたまそれを見聞きして良いと思ったら応援して拡散させるっていうのがこれからのあり方なんだよ、きっと。
(主にTwitterのジャニオタ界隈で観測したアレな人たちのまとめだからこのタイトルだけど、正直2次元も3次元もどこもこんな感じだよね)
①推していたタレントに対する愛がほとんど冷めているのにまだ諦めきれずに愚痴垢作ってネチャネチャ文句言ってるタイプと、②タレントが脱退ないし退所したのになぜかグループの方にしがみついて過去を振り返り続けるタイプの2種類が主。
①推しアイドルの後方プロデューサー顔で運営方針やセルフプロデュースに苦言を呈し続ける。アイドルの結婚と恋愛にとりわけ厳しいがち。法で定められてるのかと思うくらいセーラームーンかマイメロのアイコンのやつが多い。あとやたらお題箱を通してコミュニケーションしたがる。
真っ当な批判してる人もいるっちゃいるけど、まあ、なんというか、繊細で理想が高くていらっしゃる……
②あんまり過去ばっか懐かしんでたら推しくん可哀想だろ今の活動も見てやれよ……と思わんでもないが、人によっては現在の活動もクソもない場合もあるのでそれはご愁傷様としか言えない。
退所タレント推しの場合は事務所・グループのアンチと化す悪霊パターンも多い。
タレントの個人情報(行きつけの店とか恋人いるかとか電話番号とか)を売買したりばらまいたりしているアカウント。何らかの犯罪ではないか思うのだが。
エゴサ避けなのか絵文字を駆使した暗号めいた隠語を用いていることが多い。
正直推しが何しててもニコニコ喜んでくれるんだからアイドル的には良客なんじゃないの?と思いきや、行きすぎるとアンチツイートはおろか真っ当な批判やフラットな感想にも憲兵よろしく噛みついてくる厄介になる。こういうのが多いとこは敬遠されがち。あとタレントのおイタや失言を「かわいい」で済ますのはちょっと。
「アンチ」+「オンリー」の造語らしい。グループの1人だけを応援して、残りのメンバーをアンチする人たち。アンリーなファンが多くて有名なタレントはポツポツいるけど、どのグループでも多少は抱えていると思う。理論展開が陰謀論めいていることが多い。あとツイートの雰囲気から高齢の方が多いのでは?と感じているが実際のところどうなんだろう。
何度目だ?
前にも書いたけど簡単に書いてやる
この流れで、収益化1日目に約1000万円投げられるという事態になった
ちょっとちがうか、発起人とか主催者とか、言い出しっぺになるタイプ、そのくせ日本人より先輩に気を使える外国人
中でもココを入り口にホロにはまった人や、入り口は違えどあさココで他の推しを見つけた人が多いんだよ
ヤンチャしつつも「歌が苦手」とか言いつつ練習するのもアイドルムーブとして正しいよな
応援したくなるし弱みを上手く見せる
歌は絶対やらないとか言って、スパチャ解禁で生歌配信っていうの、上手いよなあセルフプロデュース
人生相談までしてたりしてさ
その後でスパチャ遊び(いわゆる集金ムーブ)みたいなのも覚えてスパチャ額がどんどん伸びる
ああいうの嫌う人もいるけど、大人の遊びみたいなもんだし個人的には楽しんでる奴らが納得してるならねそれでいいと思う
普通は投げないよ、俺だってせいぜい10万くらいしか投げたこと無い
同時接続数の人気度で言えばココよりぺこらとかあくあの方が上なんだよね
3Dになると7万超えるんだけど
それらより同時接続数少ないのに金額で並んでるるしあとかもエグいよね
いい人材揃ってるなあと思った
カバーは運が良いとしか思えない、ぺこらなんて最初面接で猫かぶってたらしいし
ココは最近は英語圏の人たちも巻き込み始めていて、すでに登録者数の半分が海外勢らしい
俺は海外人気も取れたらすごいだろうけど難しいだろうなーと思ってたんだけど
クソコラ、ネタ投稿を増やすのが文化醸造と認知拡大の一助になるってのはネット文化に詳しい奴らならわかるよな
アレ正解だと思うわ
俺はホロライブハウス建ててからの展開も楽しみにしてるからこのまま突き抜けてほしい
目標2億円だっけ?他のリアル配信系ライバーなら既に億達成して豪邸建ててる人いるから不可能じゃないと思う
YoutubeLiveはかなり遅れてるよ
あ、ちなみに私は35Pです
ぼっちで引きこもりなみこココが仲良くしてるの見るとほっこりするんだわ
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10万程度で騒ぐな
ココがすごいのは100円でもめちゃくちゃテンション上げるところだと思うわ
信者はたぶん多いだろうけど、それだけ皆を楽しませてるのも事実だから良いんじゃね?と思う
【世界一雑談】世界一の女になった#桐生ココ【アルティメット感謝】
https://www.youtube.com/watch?v=7euDRog2k7k?t=2630
ココがお前らのこと言ってるぞ
あと龍が如く実況見ろ
https://www.youtube.com/watch?v=czYTe_7ek60
https://www.youtube.com/watch?v=BPiX_UPz7IY
https://www.youtube.com/watch?v=-UeF0ChusI8
https://www.youtube.com/watch?v=WS3D24tBd2Y
つってもキャバ行ったこと無いからひょっとしたらキャバ嬢も同じかもしれないけど
https://www.youtube.com/watch?v=KvirgECtOUk
そういえば17Liveのランカーの知り合いの知り合いなんだけど
あっちはだいぶ文化が違うらしい
まずファンの人数が少なくて、相対的に1人の投げ銭額がでかいとか
投げ銭額で公式がランキングするしね(マージンは50%だっけ? Youtubeは30%、ShowRoomの65%よりはマシだけど)
ココなんて50万人のファンで8000万円だとしても1人160円だから、50万人がペットボトル1本買ったくらいのもんよ
ココより前ってまだ「お金に触れるのはちょっと」っていう雰囲気あったけど
ココは日本人じゃないしはっきり言うんだよね、ありがとう!って
俺はアレでいいと思うよ、見てて面白いし、大道芸みたいなもんでしょ
10万程度で騒ぐな
>教祖に近い
それだそれ
忘れてた
声なりビジュアルなり、少しでも売れる部分があればサクっとYouTubeで売りに出せる時代なんだよな。だから、ちょっとした副業とか遊びみたいに簡単にデビューできる。どんな本業でも、本業以外のタスクをバリバリこなせる有能な人間であれば。
声優や芸能人のYouTube進出が目立つけど、そうでなくもっと規模が小さいやつ。例えば、イラストレーター and/or 漫画家 が、 リアルYouTuberやバーチャルYouTuberやるケース。とても多い。
少しでも売れるものを持っている、「持てる者」であれば、それを自分で見出す(セルフプロデュース)か、他者から見出されることによって、わりと簡単に個人でデビューできる。天は二物を与えるんだよな。才能と、美貌と、美声。そりゃあ売れるものは全部売って稼ぎにする。あるいは自己実現の糧にする。自分が持っていて使えるものは何でも使う。
事務所がアイドル声優という売り方をして久しいけども、そんな感じで「アイドルイラストレーター」も一定層を築いている。いや別に本業がなんであれ、声や容姿に自信があって適切にプロデュースすれば誰でも「アイドル○○」になれるのだろう。コスプレピアニストとか、巨乳料理とか。
Twitterでプロ絵師やデザイナーがVTuberのファンアートを描くのは、単純に「趣味で、個人的に好きだから」という同人活動の要素がほとんどだろうけども、まあちょっといやらしいかも知れないですがシビアな話「営業活動」の要素も含むと思うのですよね。実際そういう「頻繁にプロクオリティのファンアート描いてくれる人」と認知されて案件の声がかかるわけで、営業成功してるわけでwin-winなわけです。現代的な仕事の取り方だなあと感心します。Twitterが商談の常設展示会場として機能しているんですよね。自分のメディア欄はポートフォリオ、作品サンプル、過去のお仕事実績になる。
絵師に限らず音楽関係(作詞作曲MIX師)、動画職人、3Dモデリング等のVTuber活動と関連する技術領域のクリエイターも同じことが言えますが。
個人事業主が生き残るのってこういうことなんだ、大変だなあと社会勉強になる。自分で営業したことがないサラリーマンの立場からは、あまりわからないから・・。
それはセルフプロデュースではないぞ
絵師・字書き・音楽制作者など全てにおいて、ネットで活躍する趣味クリエイターの伸びない奴の特徴を書いておく。
これは男性向け女性向け、全年齢エログロ、百合豚腐女子、老若男女あらゆる属性において同じだ。
「SNSなんだから好きな事呟くべき」という大義名分において、悪口・愚痴・政治的発言に至るまで好き放題喋るヤツ。
好きな事呟くという自由を盛大に掲げつつも、その結果敵を作ったり幻滅されたりすることが伴う事を知らない。
「SNSで好き勝手呟く」と「大衆にウケる」は基本的に両立しない。好き勝手呟いてるように見えるあの人だって色々考えているのだ。
大丈夫だ安心しろ、これを言ってる人間はだいたいクオリティが良くない。良かったことがない。
「自分的には上手く出来た」と「人から見て上手いと思われる作品」は別物なのだ。ちゃんと勉強しよ。
「それお前しか楽しくないやつじゃね?」という作品ばかり創る人。
いや、創るのは構わない。むしろ自分の需要にこそ最も強くお応えするべきで、この世にないものこそ創るべきかもしれない。
でもそれと「伸びる」を両立させるのは極めて難しい。何故なら「伸びる」とは、大勢に需要がある事だからである。
簡単に言えば広報の失敗。タイトル・サムネイル・SNS運用・導線整備などで盛大に失敗している。
イラストはクオリティが良ければ直観的に伸びる為、一旦別のページにアクセスしてもらう必要がある漫画・音楽・動画に多い。
細部や機材に手間をかけてるのに、知識と技術はあるのに、なんで伸びないんだ……とダークサイドに堕ちがち。
セルフプロデュースって知ってる?
最近おけけパワー中島とかって話題が流行ってて、承認欲求が満たされないオタクの悲しい叫びが良く見られた。
逆に神が必要以上にヨイショされすぎて悩んでいる増田も見かけた。
でも少ない技量で存在を神に近づける事はできるので、その方法を今から教える。
そのためには、まずSNSで以下のようにふるまう。
「他の作品、カップリング界隈なら他のカップリング についてなるべく触れない。」
「極力日常ツイートも減らす。生身の人間ではなく、偶像であるというように見せかける。」
「フォロワーに分け隔てなく接する。」
「すかさず落ち込んでいる人間が居たら慰め、作品を発表した人間がいたら褒める。」
「綺麗な事しかいわない。」
そうだね、それこそ神の持つ苦悩そのものだ。
ただ逆に言えばそれさえ守れば、ある程度神になれるんだよ。
何かを作るのが下手でも、ひたすら感想を言い続けたり、オフ会の主催をしたりすればいい。
すると勝手に持ち上げられて界隈を掌握できるよ。
神になれないとか、神に近づけなくて困ってる人、こういう風にちゃんとセルフプロデュースしてる?してないでしょ。
あ、神として持ち上げられて困ってる人は逆にいきなり「安倍死ね」みたいなこと言ったらいいよ。
是非お試しあれ。
昨今は、書物のタイトルにもウェブページにも、沢山「生きづらさ」について書かれていますね。私は「生きづらさ」を感じたことはありません。都合よく生きています。ぶっちゃけ他人に生きづらさを感じさせる「圧倒的加害者側」の立場だからだと思います。辛い目にあわせてしまった人たち、ごめんなさい。
今まで生きてきて沢山の天才に出会ってきました。勉強は勿論のこと、イラスト、音楽的や、料理、セルフプロデュースなど芸術的な才能、コミュニケーション能力、洞察力、周囲への気配りといった対人関係を圧倒的有利に傾けさせる力といったところでしょうか。私が手に入らなった、文才を持つ人も何人も目の前に現れました。
私は凡人です。ですが、天才を沢山殺してきました。暗喩ですが、本当に殺してきたと自負しています。簡単に言えば、私のせいで、心理的肉体的負担を与えて潰してしまったことです。一人一人お詫びして回りたいですが、そういった被害を被った天才たちは私の顔も名前も思い出したくないでしょう。詫びの金品も欲しがらないと思います。私が逃げているだけでしょうが。こういう罪の意識ははっきりとあり、残りの人生は隠れ住むように生きます、結婚も子どもも作りません、娯楽という概念を捨てます。一生罪を償っていきます。とふとした拍子に思います。どうしようもなく生きています。すぐに死ぬのが正解なのですが、勤め先に迷惑がかかるなどと言い訳をして生き延びます。正直、今だって、職失って、家を解約すればすぐ実行に移せるはずです。少し前に、引っ越しをきっかけに自分の所持物を9割くらい減らしたとき、この世に私の痕跡はほとんど消せた、やっと死ねると思いました。結局己の愚鈍さに負けて飛べませんでした。人を現世に縛るのは、なんでしょう。なんとなく生きたくないを引きづって生きることに絶望しています。こういったです。私は天才達の死体の上をスキップしています。
姉はすごいなと思う。
私は高卒でフリーターのあととある接客をしている。姉はニートだ、それも30手前の。
美しい姉だと思う。実際モテてる。
姉は元神童なのに、大学で何かあったらしく気づけば学校をやめてた。詳しくは私も非行に走ってたから知らない。
気づけば水商売をしていたっぽいし、男を途切れさせたことは無い。今は元彼の一流商社の男とよりを戻した。向こうに懇願されて戻したらしい。本当だと思う、姉は絶対に終わった人間に媚びないから。
姉は水商売をしていたのに見た目は私よりずっと清楚なところだ。それにどこかの男に買わせたらしい素敵なバッグに、そんなに高価じゃないのに何故か素敵に見えるワンピースを着ている。メイクは目力を活かしたナチュラルメイク、セルフプロデュースが上手い。
そして私は社会に出て働いて、ちょっとステータスのある人間相手の接客業をしてるはずなのに姉をみすぼらしく思ったことがない。いつも教わることが多いのは暇な時間を読書ばかりに費やしてるからだろうか。
そして料理が上手い。なんでもつくるし、外で食べてきた美味しかったものを再現して作ってくれる。そして夕食のあとは私や他の家族のお弁当を詰めてくれる。
昔はさんざん喧嘩をした姉だけど今となっては尊敬している。人たらしでみんな姉を大好きで、正直姉がふらっと出かけた日は家が暗い。彼氏がベタ惚れな理由が分かるし、そういえばニートの癖に彼氏は医者に商社マンに経営者だのステータスの高い人間ばかりだった。なんで知ってるかというと姉は彼氏を連れて私の店に来る、そして誕生日、クリスマス、何か喧嘩した時の仲直りのプレゼントを買ってもらうのだ。私はデパートの某ブランドで働いてる。成績に協力して欲しい頼むと何故か男と共に現れて買ってくれる。成金っぽい経営者は私の分までバッグを買ってくれた。そしてすぐ別れていた。
そんな姉は来月苗字が変わる。
結婚ではなく、身寄りのない親戚の養子になるらしい。ニートを許し続けた両親、遺産を渡す代わりに墓の面倒を見て欲しいと頼んだ親戚、歴代の男、甘やかされる才能とはこういうことなんだなと思うと、思春期に嫉妬に狂ったかつての自分も納得した気がする。
水商売も姉はする必要がないのにやってたのも今思えば私とは違った形の非行に走った自傷行為なのだろう。
ただあの頭の良さを活かせなかったことを少し哀れに思っている。姉は将来弁護士なりたいと小さい時に言っていた。大学も一流の法学部だった。
確かにうちは機能不全家庭だったと思う。でも何人かの親族も尽く機能不全家庭で、とてつもなく裕福なのに子供がいなかったり自殺したり、育っても帰ってこなかったりとそんなのばかりだから姉は生まれついてお姫様だった。多分機能不全の血筋だと思う。そんなのあるのか知らないけど。
ちなみにうちは貧乏よりだ。悲しい。
だからみんな大学をやめようがふらふらしてようが自殺しないで姉が生きてる、そしてにこにこ料理して気が向けば配り歩いて近所の親族の犬を散歩をしてるってだけで最高だったらしい。
私は姉みたいな愛想はなく頭もあんまりで見た目も受けないし非行に走ったから論外だった。
懇願されて養子になる姉はマンションを買ってもらって、初めての一人暮らしらしい。いつでも遊びにおいでと楽しげだ。養子先の家はうちのデパートの重要な外商先だって仲のいい外商部の人に聞いた。それでも私には姉が幸せそうに全然見えないままだ。