はてなキーワード: ナチュラルメイクとは
綺麗めワンピース(not高級ブランド)にナチュラルメイクでも普通にスルーされたり塩対応されること多いのよね…。
ブランド物持って派手めのメイクしてる人はすぐ店員さん付く感じ。
私もガッツリ強めのメイクしてくとすぐ売り込んでくる。あと、旦那が一緒の時は綺麗めワンピのナチュラルメイクでもすぐ寄ってくる。
ようは『買いそうか、買わなそうか』『お金持ってそうか、無さそうか』で見られてる気しかしなかった…。あくまで私がとあるブランドで受けた接客だけど。
結構あからさまなのよね…一部の店員さんだからどうしても欲しいアイテムの時は強めメイクで行く。
それ以外は普通の綺麗めの格好で行って、数店舗巡って接客良かった所で買うようにしてる。
酷い所は他店で買ったあとに他店ショップバッグ持って前通って帰るようにしてる。
ちなみに私が行くのは基本平日昼間の空いてる時間。
婚活中
会う女にあまりにもこのパターンが多いので『だから売れ残っているんだな』と思ったことを書いていく
「オマエそれ言えるだけの男なのかよ」とか関係無いし一方的に書くぞ
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ガサガサでボサボサ髪の女が多すぎる
髪は女の命なんて古い言葉があるが髪が綺麗というだけでめちゃくちゃポイントがあがる
職場の独身アラフィフお局もなぜか急に髪質改善トリートメントしたら見違えるようになった
それだけで華やかになるんだな
第一印象がグッと変わる
長い人はゆるく巻くだけでもめっちゃ女が上がる
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ナチュラルメイク(ワラ
男と会う前にお直ししましょう
プチプラのおかげでBAもいかに客を長く繋ぎとめるかにシフトしているので昔と違って無理に売りつけることも少なくなった(BAの姪曰く)
「化粧とか最低限で十分 アリノママのワタシを選んでくれる人が良い」→未だに選ばれないのはアリノママのあんたが選ぶに値しないから
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メイクしろとかスカート履けとか時代に逆行してると言うがやはり「女性らしさ」は武器になる
初めて会う時の格好がパンツでペッタンコ靴だとマジで萎える 近所帰りかよ
ストッキング履け
スカートも脚を見せろと言わん ロングでいい
「アリノママのワタシ」で結婚できている女は素材が良いか若いからだ
30中盤からはもう無理だから外見だけでも自分を良く見せる努力をしろ
男に選ばれる格好をしろ
靴もきちんと手入れしてね
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その年になってくると親の面倒を~とかあるかもしれんが せめて実家の近くに一人暮らしとか
介護があるならその間は結婚諦めたほうが良い 悲しいけど仕方ない
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⑤セックスを受け入れろ
ヤリモク最低!とか言ってる場合じゃねーぞ
男に「抱きたい」と思われるステージにいるって事は自分に女としての魅力がまだあると思ってください
そのチャンスを生かしてください
会った日にヤるとかは無いけど少しでも「この人良いな」と思うなら3回目ぐらいから頭に入れとけ
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【番外編】
その年齢の女が年下狙いとかキツいって
「周りに年下が多くて自然と年下と付き合うことが多いでーす」とか要らんて
自ら範囲狭めてどーすんねん
男は年収で割とどうにかなる
女は見た目で割とどうにかなる
俺も頑張るからお前も頑張れ
最近漫画とかでちょくちょく見かけるやつなんだけど、大人しくてニコニコ笑うナチュラルメイクの女の子がある日周りのクズ(職場、親、恋人etc)に大爆発!今まで着てた服は捨てて、大幅イメチェン!バシッと言い返してクズどもは捨ててやるぜ!みたいなやつ。あれの女の子たちが高確率で髪の毛バッサリ切ったりド派手な髪色にしてるのが辛すぎる。
いや別に大好きだったパンクやロリータをずっと我慢してて、みたいなやつならいいよ。全然良い。でもなんかそうじやないんだよな。自分を奮い立たせるために今までの自分を大幅に捨てすぎている気がする。したいなら別に良いんだよ。
仕事を辞めて、恋人を捨てて、誰も知らない土地に引っ越して、あははどうしょう!でも自由だ!って高らかに笑う女の子を見るのはすごく辛いよ。作り物の話にこんなこと思うなんておかしいってわかってるけども。
女って本当に卑怯だなと思うんですよね。
まあこう言うと世の女連中は「男が女にそういうのを求めてくるからであって、つまり卑怯なのは男の方」とか抜かすし、まあそれは半分合ってるんですけど。
男のマジでキモい所に「ナチュラルメイクやスッピンで美人が至高(実際にはクソほど金と時間をかけて整形や化粧水で金ドブしまくれるかどうかで競ってる)」とか抜かす所があるんすよ。
素の状態で強いかどうかに拘るけど、結局それって恵まれた環境に生まれたかどうかで決まるクソゲーじゃんっていうね。
まあでも口にしないだけで女のほうがそういう、パパとママがご立派な遺伝子をくれて良い先生に巡り合って、人生で必要なものを一通り与えられてスクスク育った人間だけが「正義」って価値観は強い気がするわけですが。
そこを口にしちゃってくる男の暴力性とモラルの無さもゴミクソなんですけど、うわべだけそれを隠してるけどその奥に男以上の腐った根性を臭わせてるくせに隠そうと努力してるから全部セーフみたいに言う意味不明さもキモすぎるなと。
「清潔感」や「抱ける」ってつまりは、「パっと見た印象なんですけど、遺伝子レベルで劣ってるから予選敗退で~~~す」を意味してるんですよ。
端にお前の乳首や前立腺にビビってくるかどうかだけで他人の生存権を決めつけることが出来るっていう驕り高ぶりがにじみ出てる言葉。
それを冗談で使うんじゃなくて普通に日常会話で使ってくるし、当然のようにその感覚は精神の核に近い部分に内包されているって所がDNAの運び手でしかなさすぎてキモイわけですね。
金玉と子宮が第一の脳みそになっているような奴が一丁前に人の言葉を喋ってんじゃねえよってキモさがこの二つの言葉にはある。
でもその言葉の出力の仕方に、男女さ、キモさの違いがでているのが面白いと共に苛立たしいわけですよ。
2つ上のお兄ちゃん。すごい変わっててでもすごい賢くて、小学校や中学校では誰もが知っている、「何とかと天才は紙一重」を地で行く変わり者だった。実際に国内の最高学府に行って、よくわかんないけど私たちみたいな次元では生きてないんだなぁと思ってた。アカデミックの世界にずっと生きていくんだろうなぁと思っていた。
結局大手の企業に就職したけど、それでも趣味は勉強、みたいな人だったのでキッタナくてろくに足の踏み場のないようなお兄ちゃんの部屋には小難しいメモくずや論文、参考書が漫画や趣味のものに紛れて落ちていた。そんな汚部屋をつま先歩きで入って、ごみに紛れる猫を引っ張ってくるのが日課だった。
え?
まぁ、でもいいと思う、お兄ちゃんが生きてさえいれば。
悩むこともあったと思う。私は家を出たからあまり詳しく触れていないけど、お兄ちゃんのおんなのこ黎明期にはうちの両親もそれなりに悩んで衝突したようだ。今でも悩んでいる節はある。兄も両親も。
それでも今は吹っ切れたかのようにオシャレを楽しんでいるみたいだ。今のお兄ちゃんの部屋は、いつの間にか化粧品とスカートやブラジャーなどの服が論文やメモくずに紛れて散乱する部屋になっていた。猫は変わらずそこで寝ている。かわいいピンクのふわふわの手触りのパジャマを枕にしている。
私よりもいい化粧品使ってるし、小物もフランフランでそろえたのかかわいい。散らかってさえなければ年頃の女の子みたい。
お兄ちゃん、手術はしないみたいだ。親がそこまでの決断をまだしないでくれ、と懇願したらしい。
そんなお兄ちゃんは、服装も化粧もあまりに若々しく、そして少しメイクが下手だ。ナチュラルメイクの対極をいっている。
ぶっちゃけすごく変だ。なんでそこに?というところにいれたシェーディングは、色味も位置もおかしくて、山姥メイクみたいになっている。でも突っ込めない。服も年齢不相応に若々しく、へそ出し肩出し超ミニスカートだ。
でも、私も母親も、否定したら今すぐ家を出て行ってしまうのでは?と感じるほどギリギリ人の世界に紛れている兄をなんとかつなぎ留めたくて、少しの否定の言葉でさえ言えない。否定したらその時点で心のシャッターを下ろされるからだ。
本当はトー横の地雷女子みたいなファッションじゃなくて、年相応の格好をしてほしい。だって35歳だ。オフィスカジュアルとかでいいんじゃないかと思う。でも誰に迷惑をかけているわけでもないと言われればまぁそうだ。お兄ちゃんは女湯にも女子トイレにも入らない。多目的トイレに入り、好きだった温泉や銭湯にはいかなくなった。でも化粧や身なりが明らかにおかしいので道行く多くの人が振り返ってまでジーっと見てはうわー…という顔をしてくる。一緒に歩いているとよく感じる。気分は確かに悪い。どういう感情かわかりかねているけれど。
メイクも、地雷メイクじゃなくて、もう少し抑えたらかわいいのにと思う。でも言えない。
これついてるんか?くらいでOK
てか美容オタク以外はすっぴんとナチュラルメイクなんてほぼ気づかん
メイクもファッションもたいして興味がないままアラサーに。思えば幼少期の頃からあまり興味なかった。
ほぼノーメイクで適当に過ごしてきたが、しかし時にはメイクをしなければならない時もある。その時が来てしまった。ドレスコードはしゃーない。
正直メイクとノーメイクの見分けすらほぼつかない。ナチュラルメイクはまず見抜けない。元から濃い人かもしれんし。
周囲の女性がどんなメイクと服装をしているか気にしないので全然覚えてない。服の色もスカートだったかも基本見てない。こんなんで大丈夫なのか。不安しかない。まだ夫の方がすっぴん好きで見分けが付いてそうだ。
まず一式買い揃えないといけないが、その前に化粧道具の名前と役割を覚えなければ。基本だけでも点数多すぎ。一応聞いた覚えはあるが、塗り方とかさっぱり分からん。ひとつひとつ使い方を検索。どれがいいのか全くわからん。
なんでアイシャドウとアイカラーで名前が分かれてるんだ。頼むから統一してくれ。
化粧品の相場全然わからん。高いのは論外として、安すぎると中高生向けっぽいからやや安いくらいが多分いいんだろう。どれくらいが安い値段なのか分からんが。高いからといって肌に合うわけじゃないのが面倒。
コスメ一式買うのに何万も飛んでいく。多分数回使って終わりで勿体ない。肌に合うかは付けるまで分からんので駄目だったら買い替えが発生し、さらに金が飛んでいく。世の女性たちは化粧品に何万もかけて凄いな。半分趣味なんだろうけど。
せっかく買ったんだしベースメイクくらいは日焼け防止がてらたまにはするべきか。ポイントメイクは普段やりたくない。特にマスカラはクレンジングが面倒。これちゃんと取れてるんか?と洗いすぎてまつげ抜ける。
色の選び方なんもわからん。イエベ?ブルベ?多分イエローベースやろ、知らんけど。春夏秋冬?髪染めてないから秋か?知らんけど。
濃い赤と青っぽいのは何となく合わなさそうだから無難っぽい黄色とピンクの中間を選んだ。でも合ってるか実際に塗ってもジャッジできない。もうノリでやるしかない。
メイククレンジングも買わねば。洗浄力重視なのか、洗浄力控えめで肌に優しいやつを選ぶべきなのか。オイル?ジェル?ミルク?なんも分からん。
選んだメイクもどれくらい洗浄力いるか分からんから選べぬ。ウォータープルーフが洗浄力高くないと取れないのは分かった。でも買ったのがウォータープルーフなのか分からん。大は小を兼ねるでとりあえず洗浄力高そうなのにするか。
洗顔スキンケア、ベースメイク、ポイントメイク、クレンジング。メイク以外も色々必要なもの多すぎ。いったい何点買えばいいのか。覚えられんぞ。
本番の前に多少は化粧する事に慣れなければ。もしかすると合わなくて肌荒れするかもしれんし。でも正直肌荒れても化粧品のせいなのか分からん。なんもわからん。
とりあえず薄めにやっとけばいい気がする。化粧がちゃんとのってるのかさっぱり分からんから塗り過ぎそう。気を付けねば。アイラインとか神経使う。手元震える。
一般的な大人の女性は化粧できて当たり前な感じあるけど、私みたいなのも多少はいるんだろうな。オシャレの楽しさは若干はわかるけど、やっぱり面倒な気持ちが圧倒的に勝ってしまう。
完全にデブ用の服だと大きい、しかし一般の服では合うサイズがない小デブで、服装とかオシャレとか全然分からない。
髪もセットとかできなくてひっつめ髪。
白髪増えてきているが、頭皮が妙にかゆいため(皮膚科に行ってる)美容院に行けていない。
そんなアラフォーの女捨ててると言われるような人間だが、何故か化粧品だけは好きだ。ギラギラしたコスメが好きで、すごいラメがギラギラしてるアイシャドウを眺めてうっとりしてる。自分のまぶたにつけることもあるが、上に書いたスペックなのでまあ似合わない。口紅も好きだ。ナチュラルメイクの動画より、ドラァグクイーンとか海外コスメの人の動画とか写真を見るのが好きだ。
どこから手をつけていいのか謎。
結果として小汚いのになんか持ち物だけギラギラしてる変な中年が存在している。別に職場でなんか言われてるわけではないが、このアンバランスさは自分でもおかしいと思ってる。
これどうしたらいいんだろう?
家庭では別々の口座を持っていて、各々の給料がそこに振り込まれる。
どうにも手が回らなくなり、どうしようもなくなって妻に泣きついた。
妻は最初、唖然とした表情を見せたが、次第に落ち着きを取り戻すといつもの和らいだ表情を見せてくれた。
妻は自分の口座からお金を出して、俺の借金を肩代わりしてくれた。
借金の肩代わりをするのは今回だけだからね、と妻は言い、俺は深く頷いた。
それでもギャンブルは止められなかったんだ。同じことが二度続くと、彼女は俺に離婚を切り出した。
俺はそれに従うしかなかったんだ。でも借金は必ず返す。そう誓い、不本意ながら離婚した。
そして今はギャンブルとほぼ縁を切っている。するとみるみる金が溜まっていった。
元々給料は悪くない。俺は今30手前だが同世代の平均よりは幾分か高い。多少の贅沢が許されるほどのゆとりもある。
先日の日曜、俺たちは共にランチを食べた。一か月ぶりに会う彼女は相変わらず奇麗で、淡い新緑色のワンピースのようなドレスを着てきた。
ナチュラルメイクのような薄い化粧は相変わらずで、彼女は本当に美しい。彼女が現れた時、俺は数秒間じっと見惚れてしまったほどだった。
雰囲気は以前のままで変わりなし。男の影がないことに俺は心底ホッとした。
ランチの雰囲気は和やかだったと思う。近況を話し合って楽しく笑い、食事の最後に思い出したように封筒を取り出して彼女に渡す。
ちょっと厚くない?という彼女に「利子だから」とそのまま渡す。でも…と躊躇するので「いいから」と無理にでも渡す。
そんな余裕があるなら残りも全部返せるんじゃない?
妻がそう聞いてこないことに俺は安堵し、なにより嬉しかった。
食事代はもちろん俺が払う。彼女はただ「ありがとう」という。それだけで俺は満足だった。
じゃあまた来月、といって俺たちは笑顔で別れる。
俺たちはこうして来月も、再来月も会うだろう。でもそれは借金があるからで、もし借金がなくなってしまうと彼女は俺に会う理由をなくしてしまう。
それがなによりも恐ろしかった。また借金を作って彼女に借りる?といったことも一瞬考えたが、あまりに馬鹿らしいのですぐにその考えを捨てた。
このままでは返済が終わってしまう。でも俺は彼女との関係を決して終わらせたくはない。
もし彼女に別の男が出来たと、そう考えただけでも気が狂いそうになるのだ。
彼女は美人だ。数多の男が言い寄ってくるのは目に見えるように分かる。
じゃあ普通に復縁したいって言えばいいだろ?っていうのは分かってる。
断れたらどうする?そんな、学生の恋愛みたいな臆病は恐怖心が俺を貫き、言い出すことが出来ない。
ああ、こうしている間にも俺は彼女が今、何をしているのだろうかと考えている。
嫉妬に狂いそうだ…俺はどうすればいいのだろうか。
A属性に組み込むと強化バフになるコスメを、うっかりB属性の人間が使用すると、デバフになってしまうトラップが存在する。
例えばパーソナルカラーが真逆のコスメを使うと、容易に顔色が死ぬ。まぶたに同じ色を使っても、ある人間はナチュラルメイクになり、ある人間は妖怪化する。塗らないほうがマシまである。
そりゃバキバキの青とか塗ったらそうなるだろうけど、肌なじみのいい茶色・ベージュ系なら「塗らない方がマシ」とまではならんでしょ
あれが拡散されるにつれて「スターターパック売ればいいのに」という感想が二次バズりをしており、理解による新たな未理解(無理解ではない)が生まれていておもろになったので書く。
残念ながら化粧において本当の意味でのスターターパックは成立できない。
それができたら、化粧品会社はとっくに売っているしヒットしているのである。
というか、昔はそれに類するものがあったのだが、廃れていった。
何故か。コスメスターターパックは、「対戦の流れ体験キット」としては機能するが、多くの人間にとって実戦機能を果たせないからだ。
というか、スターターパックは既に生まれた瞬間から配布されている。
化粧になじみがない人間は、顔のことをプレマだと思っているが、これは大きな誤解である。
プレマにあたるのは道具としての鏡であり、顔というのは最低枚数が構築済の基礎カードパックだ。
しかも、このパックは絶対にデッキに組み込まなければならないという縛りが課されている上に、初期状態だと所持効果が隠匿されている。結構なクソゲーである。
なるほど、生まれつきの美人は初手でSRとかUR引いてて有利なわけね、と思うだろうが、そう簡単な話ではない。
実際、造形が整っている=初手でSRとかURとか引いていれば有利ではあるのだが、ここで問題になってくるのはむしろ基礎カードの属性である。
人の肌質、肌色、骨格、パーツの形は多種多様であり、そのバランスによって得意属性と不利属性(パーソナルカラーや骨格特性など)が決定されるのだ。
この属性というのがかなり厄介であり、SRとかUR以前の問題で、強力なバフとデバフを生んでくる。
勘のいい人は既に気付いているかもしれないが、A属性に組み込むと強化バフになるコスメを、うっかりB属性の人間が使用すると、デバフになってしまうトラップが存在する。
例えばパーソナルカラーが真逆のコスメを使うと、容易に顔色が死ぬ。まぶたに同じ色を使っても、ある人間はナチュラルメイクになり、ある人間は妖怪化する。塗らないほうがマシまである。
にもかかわらず、己の属性と所持効果は初期状態だと隠匿されている。
なので、大勢が使えるスターターキットというのを作るのは難しいし、仮に大まかに数パターン用意したところで、結局自分がどの属性かを判断、理解できるくらい習熟しないと意味がないのだ。
しかも一昔前は、この「属性」というものが、全体としてまだ詳細には発見されておらず、せいぜい色の濃さくらいしか勘案されていなかった。
そのため、スターターキットに類する商品も多かったのだが、それを使った結果、隠匿属性の違いによって逆効果になってしまい、化粧に苦手意識を持った人間も多かったと思う。自分がその一人だった。
仮に高めのSRコスメを手に入れたとて、それを使っても全然「良い」と思える結果が出ないのは、自分の物理的な技術が足りないせいだと思っていたし、結果が出ないから練習するのも嫌だった。
それがこの10年くらいでそのあたりの解析と開示が急速に進み、いわゆる共通の「堅調路線」を目指すにしても、人によって全く別のカードを使用しないと辿り着けないことが判明したのである。
これはかなり画期的なことで、私はプロ査定による基礎デッキの能力開示によって、やっと自分のデッキが組めるようになった。
こうなると、メイクは楽しくなってくる。安く見繕ったパレットのコンボもきれいに発動するし、無駄にしないで済むから、高価なSRやパラレルにも手が伸びるようになった。
そうやって少しずつ経験値が増えると、不思議と他人の能力もわかるようになってくるのだが、そこまで結構時間がかかった。
今でこそ、このあたりのことはいろいろと指南書も出ているが、かつてこの秘匿情報を経験や試遊の繰り返しだけで研究し、強デッキを組んでいた人たちのことは素直にすごいなと思うし、その人たちは、それだけの数を買ったり試したりしていたわけだ。
で、こういった経験者から口伝で教わらなければレベルを上げられないゆえに、コミュ障は化粧に目覚めるタイミングが遅いというのもあると思う。(あるいは独学でめちゃくちゃハマる人間もいる)
ということで、メイクに対戦デッキが組めるスターターパックは存在しないが、始めてみようかなと思う人は、男女問わずコスメカウンターなり、PC診断なり、ドラストのメーカー販売員に声をかけるなどするのが早い。
属性さえわかれば、その属性向けの構築済デッキは結構色々と販売されているし、属性不利を打ち消すためのテクニックとかコンボも存在する。
性別問わず興味が出たタイミングが始めどきなのはどの界隈も一緒なので、緊張はするだろうけれど、経験者に聞いてみるといいと思う。