はてなキーワード: キャッチとは
目の前に仕事があるのにやる気がない。
明日までの期限なのにやる気がない。
家族もいて養わなきゃいけないのにやる気がない。
震災を見て、明日は我が身だと後悔しないように一生懸命頑張ろうと思ってもやる気がない。
進化する技術に取り残されないように最新の技術をキャッチアップしてお客様に還元しようと誓ってもやる気がない。
何かにチャレンジしなければと思うけどやる気がない。
ただ、仕事をこなすだけになっている。
こなれすぎたのだろうか。
まだ、30歳、マンネリが思いの外早くきた気がする。
未熟な点はまだまだあるのは自覚している。
それでも、このまま成長していくことに自分自身に期待感がない。
自分は一体何をしたいのだろう。
したいことが見つかったら、一生打ち込めるようなことが見つかったら、やる気なんて関係なくなるのだろうか。
※検索対策で、一部伏字にしています。(読みづらくて、すみません。)
いま、行動●理学が取り沙汰されて久しいけれど、そのルーツのひとりに、ス●ナーがいる。で、彼はいろんな学派に影響を与えていて、かならずしも行動●理学だけじゃないんだ。たとえば、そのひとつが「New Pychology of Success」と言われる分野。成功●理学とでも訳すべきか。「mindset」というのは、その●理学分野のテクニカルタームだったりする。●理学一般の用語として「ス●ーマ」とか「認●的枠組み」とか言われているものとどう違うんだろう?というギモンはこの際、置いておいて……。
例えば、子供へのインタビューをもとにしたこんな事例研究で使われる。
Question1: 言いつけを守らなくて、両親に叱られたときのことを想像してごらん。なぜ両親は、あなたのことを叱ったのだと思う?
硬直的mindsetの子:ぼくが、言いつけの守れない悪い子だから、叱ったの。
柔軟なmindsetの子:この次は、ちゃんとできるようになって欲しいから、叱ったの。
Question2:友だちと遊んでいて、何かを独り占めしちゃって、両親に叱られたとするね。どうして両親は、あなたのことを叱ったのだと思う?
硬直的mindsetの子:ぼくが、独り占めするような悪い子だから、叱ったの。
柔軟なmindsetの子:友だちと仲良くするにはどうすればいいのか、ぼくにわかってほしいと思ったから、叱ったの。
事例につづく、解説を転記。
☆ ☆ ☆
子どもたちは幼いころからこうした教訓を学んでいる。よちよち歩きの頃からもう、親の発するメッセージを敏感にキャッチしている。そして、間違いをしでかすとダメな子のレッテルを貼られて罰を与えられるんだ、と学んでしまう子もいれば、間違えたときにはアドバイスしてもらえたり正しいことを教えてもらえたりするんだ(から、直せばいい:※拙訳補足)と思うようになる子もいる。
相手の反応を見て学んでいくのは、子どもだけではない。親のほうも、わが子のちょっとした行動を読み取って、それに応答することを覚えていく。
新米ママが赤ちゃんにおっぱいを飲ませようとしても、赤ちゃんは泣くばかりで、なかなか乳を飲もうとしない。ちょっと吸ってみただけであきらめてしまい、またぎゃーぎゃー泣き出すこともある。
赤ちゃんて、こんなに扱いにくいものなの? こんなに手がかかるものなの? それにしても、おっぱいの飲み方なんて、生まれつき知っているんじゃなかったの? 赤ちゃんは、おっぱいを飲む名人のはずじゃないの? うちの赤ちゃんはどこかおかしいのかしら?
「初めのうちは本当にイライラしたんです。でも、●理学の研究を思い出して、赤ちゃんにこう語り続けたんです。『あなたもママも、どうすればうまく吸えるか、今、学んでいるところだからね。おなかがすいたよね、つらいよね。でも大丈夫、あなたもママもだんだんうまくなっていくから』って。こんな風に考えると、イライラすることもなくなり、うまく飲めるようになるまで落ち着いて導いてやることができました。この考え方は、他のことを教えるときにも応用できて、赤ちゃんのことを理解するのにとても役立ちました。」
私たちも、優劣や善悪の判断を下すのはやめて、自分を教え導いていこう。今、まさに学んでいる最中なのだから。
☆ ☆ ☆
ス●ナーの徹底●行動●義の立場もそうなんだけど、この学派の要は、変化・成長への信頼なんだなあ、と思う。子供でも・大人でも、人はいつでも変わることができる。いま限界があることでも、やがてこの先、変わることができる。自分に欠けていることでも、少しずつ学んで習得できる、ってね。
自分が親からもらっていないことでも、自分の特性が苦手としてきたことでも、たしかに事実だしそれは現状なんだって受け入れたうえで、「それが、自分だ」って決めつけなければ、「どうせ、運命だ」ってあきらめなければ、自分は変わることができるんだということ。こんなに嬉しいことは、ないよね。
数年前の話になる。
友人に連れられ初めて風俗へ行った。
それまで金の無駄だと思っていたが、酒の勢いで行くことになったのだ。
そして偶然にもあたりを引けたのだ。
なにより、しばらく彼女もいなかったため、久々の人肌だった。
そして同僚との飲み会の時にその喜びを話した。
同僚もおもしろがって話を聞いてくれた。
それもあり「いやー本当によかった、今日行っちゃおうかな〜?」なんて冗談を言った。
同僚も「遊びなれてるな〜、今から案内してくれよ!」と笑ってくれた。
楽しく酒も飲めて満足していた。
しかし、裏切られた。
大体行こうと言い始めるのは、一人で行けないから「増田いきたいんだろ?しかたないな〜」という先輩だ。
この先輩こそ、噂を広めた張本人だ。
2、3度も行けば、初めての時が当たりだったことに気がつく。
始めは付き合いかと思ったが、次第に頻度が増えてきた。
毎週どころか週3で連れてかれていく時もあった。
そして、「いや〜増田が行きたいって無理にいってさ〜」と噂を広める。
時には自分が行ったことを棚にあげ、俺だけが行ったと噂を広める。
その噂は当時気になっていた女性同僚の耳にも入り、
マイクを回すは先輩になり、気になっていた女性同僚と先輩が楽しそうに話す。
出汁に使われているだけだ。
なぜ?
先輩が一番風俗好きなのに。。。
だが好きというわけではない。
仲間とワイワイどの嬢を選ぶか話すのが楽しいのだ。
外れたとしてもネタになる。
そう言った楽しみがなければ、風俗のプレイ自体なんて当たりが引けなければ金の無駄だと考えている。
そして極力ギャンブルなんてしない性分。
この楽しみは仲間内だけで共有できればよい。
仲間だから共有したいとも言える。
だが仲の良い同僚と行ったら、速攻で先輩に伝わっていた。
信頼していた同僚にすら裏切られた。
同僚も自分を棚にあげ、俺だけが行ったように先輩に話していた。
また噂を広められる。
なんとなくの体感で。
可もなく不可もない一般的な職業エンジニア。もっとも多い人種。
一般的なコード規約や言語やライブラリのリファレンスはあまり知らない。レガシーコードのコピペが多くリファクタリングに積極的でない。
下位に行くほど知識に乏しくコードが酷く不具合が多くなり、仕様によっては作れないものもある。
仕事に積極的で新しい技術もキャッチアップしていて、この辺りから課外活動を積極的にする人が出てくる。ただコーディング力については一般的なコード規約は守っているが、データ構造やロジックが不適切だったり設計におかしい点が見られる。抽象化が弱い。
新しい技術もそこそこキャッチアップして設計も綺麗。ここから先のエンジニアはチャレンジングな開発現場を求めているので普通の現場ではレアな存在(抽象化して設計をきちっとできるエンジニアは少ない)。課外活動や情報発信も多い。
いわゆるギーク。プログラミングがないと生きていけない人たち。
いわゆるパイオニア。新しい領域を開拓していくのはこの人たち。
※ どの世界でもそうだが上に行くほど勾配がきつくなってくる。
※ 実際には課外活動に積極的でもコードがイマイチだったり、腕はあっても課外活動が少なかったりするパターンもある。
※ 異常に技術力があってもそれって誰得?みたいな開発してるパターンやコピペばかりで設計もめちゃくちゃなクズコードだけどそこそこ金になるしユーザー数めちゃくちゃ多いサイトの開発をしてるパターンもある。
年と性別は察してください。思い出しながら、自分の音楽遍歴を書く。
姉が19のファンクラブにいた影響で、19を聴き始める。真面目に音楽を聴き始めたのはたぶんこれが最初だ。あとは、姉が定期的にヒット曲のCDをツタヤで借りていたので、それをちょいちょい聞いてみるなどしていたが、ヘビロテしていたのは19だった。朝早起きして「音楽」をリピートしながら勉強するのが楽しかった。
中学生の自分にとって326の歌詞はやたらと心地よく、将来は作詞家になりたいなどと本気で思ってしまっていた。
ひょんなことからブルースハープを始めることとなり、その関係でゆずを聴き始める。ゆずのブルースハープのパートはハーフベンドができれば大体の曲はコピー出来るので、ゆずのCDと一緒に楽譜も買い漁った。なお、ギターはFコードをうまく押さえることが出来ず断念している。ブルースハープをやっていくうちにハイロウズと山崎まさよしもちょいちょい聴いていたが、ヒロトは化物だと思った。個人的にはボディは木より樹脂のほうが好き。
また、やはり姉がミスチルのベストをツタヤから借りていたので、その影響で自分もミスチルを聴き始める。ファーストから最新までのフルアルバムとミニアルバムを全部借りて聴いていた。桜井和寿は天才だと思った。
椎名林檎は、中学時代から姉がCDを持っていたので、その影響で聴き始めた。当時好きだった女の子も林檎が好きだったので、相乗効果でやたらと聴きまくった記憶がある。虐待グリコゲンとか発育ステータスとかツアーメンバーにバンド名をつけてるんだぜ!って自慢気に高説を垂れていたので、今思えばとても恥ずかしい。あと、「一期一会」を聴いて、スピッツもちょっと聴いていた。「花鳥風月」と「フェイクファー」でお腹いっぱいになった。
ゴイステは、当時やっぱり童貞ソー・ヤングが流行っていたので、「さくらの唄」をヘビロテした。捨て曲がまったくない!と思った。峯田最強だぜ!って思った。
ちなみに、ゆず/ミスチル/林檎(事変)/ゴイステのヘビロテは、大学の2年くらいまで続く。
どうでもいいが、受験シーズンはなぜか大塚愛にドハマリしてファーストのPretty Voiceをヘビロテしていた。
先にも書いたが、当時はやたら大塚愛が流行っていたからか、可愛かったからか分からないけど夏ぐらいまで大塚愛をヘビロテしていた時期があった。ただ、夏が過ぎたら飽きた。
大学に入ってからは、CDだけではなくライブDVDにまで手を広げるようになっていた。当時は桜井和寿がBank Bandでライブなどをやっていて、ライブDVDを傷だらけになるほど見た記憶がある。東京事変のライブDVDも見まくった。透明人間を見て、ヒイズミすげーってなってた。そこからPE'Zを聴くようになった。
バンプは、先輩が聴いていたからだと思う。ヒット曲バシバシ飛ばしているのに厨二くさい歌詞と曲が、遅れてやってきた中二病患者の自分にとっていい感じでマッチしていたと思う。ただ、ユグドラシルより後あたりから、なんか曲がポップになってやる気がなくなっていった。
ちょっと前に遡るが、ピロウズ15周年だかでコンピレーションアルバムを出したときにミスチルも曲を提供していて、久々に聴いてみたらStrange Cameleonいいなあ、おっ、ベスト出てんだ、んじゃそれ借りて聴いてみようってなったのが最初だったと思う。ベストなんで良い曲ばっかりなのは当たり前だよね。いろいろなアルバムを借りては聴いてを繰り返した。個人的には巴里の女性マリーが好き。
音速ラインは、ナツメが良かったのでちょいちょい聴いてた。ジャケットが盗作じゃねーのって噂にはなっていたけど、そんなのはどうでもよく、逢いたいを聴きながら手塚治虫のMWを読んでいた。
銀杏は、そもそも忘れていた、っていうのはある。銀杏のアルバムが出てから何年か経ってたけど、峯田が新バンド!?んじゃ聴いてみよう、ってなってた。冬の寒空に東京をヘビロテしながらタバコを吸っていたのは本当に良い思い出だった。
あとは、スキマスイッチ/レミオロメン/7188/エルレ/テナー/ART/ブランキー/アジカン/ミドリカワ/時雨など、数えたらきりないけど、なんかそこらへんの所謂ロキノン系をいろいろ聴いて回ってた。十把一絡げにロキノン系で括るのは良くないかもしれないけど、なよいロックでインディーズから上がってきたのはだいたいロキノン系でいいんじゃないかなって今でも思っている。
この頃からだんだんとマイナーなバンドばかり聴くようになったため、メジャーどころはあんまり聴かなくなっていった。
「とりあえずガッツリ邦楽を聴いてから洋楽に行こう!」というなんだか良くわからない縛りを設けて音楽を聴いていた。
きっかけは忘れたけど、どこかの動画でミドリを発見して、後藤まりこYABEEEEEEってなったのが春先での出来事だったと思う。アドレナリンがヒルルク状態のままわりとすぐにライブハウスに赴き後藤まりこを生で見た。パンツが見えるとか見えないとかはわりとどうでもよかった。山本直樹画のTシャツをわりと愛用していたけど、大学卒業と同時に処分してしまった。もったいない。このあたりから、「ライブに行く」というのをちょいちょいやるようになる。
向井については、ちょうど向井秀徳が大好きな烈海王そっくりな奴がいたので、その影響でちょいちょい向井秀徳バンドのCDを聴いて回った。その関係でイースタンとかブッチャーズとかをヘビロテして回った。当時の心境を振り返ると、「アジカン?イースタンと向井のパクリじゃねーか!」というひっじょーに恥ずかしい理論を脳内で展開しており、脳内で展開するだけならまだしもmixiで毎日のように「◯◯はすごい、☓☓はクソ」といった日記を書いていた。すんごい恥ずかしい(ちなみに今はもう退会済み)。今思えば、イースタンもブッチャーズもナンバガも、夏の日の午後とか7月とか透明少女とかすっごいヘビロテしたし人にも勧めたい曲はちょいちょいあるのだけど、アルバムを通しで聴くとすっごいダレる。
どう贔屓目に見てもクッソ痛々しい中二病患者のクソ理論をmixiで展開しつつmixiで情報を拾うという蛇が蛇を食うような生活をしていたある日、ゆらゆら帝国を知ることとなる。経緯は忘れたけど、mixiで「このバンドがおすすめ」みたいなコミュがあってそこから知ったと思う。はねるのトびらにゆら帝の曲が使われていたのは、ゆら帝をちゃんと聴き始めてから知った。メタルとかフュージョンみたいにバカテクではないけど上手い演奏、なんだか良くわからない歌詞と歌、耳をつんさくギター、そして一グラムも人気になろうと思ってないルックスとビジュアル、どれもがやばくて、深夜、学校帰りに「なましびれなまめまい」の星になれたをアホみたいにリピートした。数年に1回くらいのペースで亀川ベースがすっごい変態的になるイメージだった。
もうここまで来ると流れがお分かりかと思うが、亀川千代が灰野敬二にそっくり、という流れから灰野敬二もちょいちょい聴き始める。「わたしだけ?」の捧げるが個人的にはスーパーフェイバリットなのだが、試しに友人に聴かせてみたら大不評であったため、このあたりから自分の音楽の趣味を人に言わなくなる。
そしてCasiopeaだが、亀田誠治って本当に上手いよね。って思っていたのだけれど、2chのスレを漁っていたら、もっと上手い人がいるんだ!?ってなって、どうやらこのテのスレで頂点に君臨するのは櫻井哲夫で、彼はCasiopeaのベーシストらしい、という流れでCasiopeaを聴き始めたのだった。だが、最初に見た動画はライブ中満面の笑みでチョッパーを連発しつつ客席に乱入する変なおじさんだった。このあたりから、所謂「フュージョン」というジャンルに手を染め始め、Jaco Pastoriusに出会うこととなる。
並行してなんかロキノン系もちょいちょい聴いてたけど、もういいや書くのめんどくさい。ベボベの例の動画からヤマジュンを知ってヤマジュンパーフェクトを買ってしまったのが大学生時代最大級の黒歴史ではないかと思う。
当時ジョジョを読んで、なぜか四部だけのスタンド名の元ネタバンドのアルバムを聴きまくった時期もあった。
あと、相対性理論の自主制作盤を買ったけど、見た目がすごくしょぼいCD-Rで、数年後売ろうとしたら「売り物なのか自分で作ったのかこちらでは判別出来ないから買い取れない」と言われたのは良い思い出だ。
Jaco Pastoriusについては多くは語らない。件の烈海王がやたらプッシュしていたので、聴き始めた。彼については、Weather Reportに加入するときも超上から目線で「君の音楽すごく良かったYO」「俺は世界最高のベーシストなんだZE」と言って門前払いされたのは最高にロックだと思う。その関係で、Sex PistolsとかJoy Divisionとか早世アーティストのバンドをやたらヘビロテしていた。
ゆらゆら帝国と灰野敬二は引き続き聴いていたが、ゆらゆら帝国はどうも昔のバンドのごった煮らしいぞという情報をキャッチしたので、このあたりからクラウトロック/プログレ/USパンクやらに傾倒していった。MagmaとかAmon Düülとかいろいろ聴いて、CANはすごくいいぞ、ってなって、当時海外で生活していたけども、ずっとCANの「Tago Mago」と「Ege Bamyasi」を聴きまくっていた。ダモ鈴木を愛でまくっていたし、けいおんのMMDでCANのPaperhouseとか出来ねーかなとか思ったものである。Thiefをヘビロテしながら就活して回った。
当時はやたらとけいおんが流行っていた。けいおんのメンバーはだいたい実在するミュージシャンの名前をもじったものであることは周知の事実だが、HTTのモデルであるP-MODELは知らなかったので、その絡みでP-MODELとヒカシューとPlasticsが競演している動画を見て、ヒカシュー、というか巻上公一YABEEEEEEってなって、オーガス02などを見て、アニメにハマり始めた。あと、テクノ御三家ってことで、YMOもちょいちょい聴き始めたのがこの頃だったと思う。
なぜ古代祐三にハマり始めたのかは詳しくは覚えていないけど、確か世界樹のサントラ動画を見たのが最初だと思う。そこからイース→ソーサリアン→スキームなどといろいろ聴いて回った。並行してファルコムのゲーム音楽にもハマっていったのを覚えている。
バレスタイン城の埼玉最終兵器アレンジのイントロがStratovariusのHunting High And Lowにそっくりとか、偉大なる試練がYngwie MalmsteenのFar Beyond The Sunのモロパクリであるなどといった理由から、ちょいちょいメタルを聴くようになる。
特に事故前のインギーのJet to Jetは本当に圧倒的で、音の弾幕がすごくて、なんだろうこの人、なんでこんなにいろいろ弾けるんだろう、すごいなあって思った。そんなある日のこと、たまたまハンターのアニメを見ていたらEDが思いっきしメタルで、バンド名もGalneryusで「あっ…」てなったりした。バイオリンの名前がバンド名って絶対メタルだよね。
そんなに数は多くないし、XとかIRON MAIDENとか超メジャーなところは意図的に避けてたけど、所謂ネオクラとかメロスピとかにカテゴライズされるバンドをちょいちょい聴くようになった。特にガルネリはANGEL OF SALVATIONあたりから入っていって、Silent Revelationを聴いたら「あれっ、ハンターの人じゃない」ってなって、YAMA-B超SUGEEEEEEってなってちょいちょいコミケでYAMA-BのCDを買うようになった。ジョジョ四部の主題歌はYAMA-Bやってくれないかなって今でも思う。
Jet to Jetの動画を漁っていたら、横山やすしみたいなおっさんが歌を歌ってるぞ!となり、Alcatrazzにハマった。比較的クリアなハイトーンボイスに慣れていた自分にとってグラハム・ボネットのだみ声は最初はハマらなかったけど、聴くうちに良いと思えるようになった。
やっぱり多くは語らないけど、「メタルといえば革ジャン」みたいな風潮にあって横山やすしみたいなリーゼント+スーツ+グラサンで自分を貫き通したところが最高にロックで、聴けば聴くほどハマる声と合わせて、最近のフェイバリットになっている。
振り返ってみると、なんかいろいろな音楽を聴いているなあって自分でも思った。ただ、mixiでクソ理論を展開しまくっていた黒歴史と相まって、自分の音楽の趣味をあまり人に語らなくなったし、ライブにもいかなくなったけど、かなり前から動画で気に入ったらアルバムはレンタルせずにお店かiTunesなどで買うというサイクルは徹底しているため、数多のミュージシャンに対して幾ばくか活動の足しにはなっていると思う。
これからどんな音楽が自分を待っているのか楽しみでしょうがないのです。
仕事をしていないものが、自己を正当化する為に、よく「働きアリ」の話をするのだけど、
つまり、今、働いているアリが死んでくれたら、自分たちが次に働くと言いたいのだろうけど、それはない。
今、仕事の2極化が起こっているのは、誰かから与えられる仕事を待っている人間と、
自分で自ら仕事を発見し、(問題をキャッチし)、解決している人間の間で2極化が起こっている。
つまり、仕事は膨大(処理しきれないほどの問題が膨大に)に横たわっているけれど、それを見れない人間と、見れる人間がいるのであって、
仕事があることを見れない人間は、見れる人間が死んでも、一生見れない。
見る事のできない仕事をするのは難易度が高いので、それよりも低い難易度でも出来ていない。
つまり、仕事が来てるのに、拒否して、「なんで、私がしないといけないの?」というのが口癖の人も多い。
そんな人間(今働けていない人間)が、現在、働きアリの後釜になれるかというとなれない。
現在働きアリの残した成果を食いつぶすタダ乗りライダーになるだけ。
そして今、膨大にある仕事というのは、人類が食いつぶしてしまった蓄えを1から積み上げなくてはいけないような仕事なので、無償労働も多く割に合わない。
つまり、100の仕事をして、100の収入が入るのではなく、100の仕事をして、1の収入しか入らない仕事ばかりしかないののだ。
アリの生態系を例えに持ち出しても、質が違う。
食べこぼしが多い。ハンバーガーから必ず中身が溢れる。クレープは絶対にクリームが服に落ちる。もう25歳のいい大人なのに。
なんで自分はどれだけ気をつけても食べこぼしが多いんだろう、ときれいに食べてる人を見ていて、食べるときの口元が自分と違うなと気づいた。具体的には唇の使い方。
一口で食べられないもの(ハンバーガーとする)を食べるとき、まずは、口にくわえる→噛みちぎるって動作をするじゃないですか。
この「口にくわえる」をするとき、わたしは「歯」だけでくわえてたんです。
こぼさない人は、「歯」と「唇」の両方でパンをくわえてたんですよ!
……よく考えたらわかることなんだけどね。今になってようやく気がついた。
ハンバーガーを歯で噛むと、小さい面積に力が加わることになるから、どうしても中の具が外に逃げようとする。歯だけでくわえてると、「噛みちぎる」をしてハンバーガーを口から離したとき、歯の外側に逃げた具はそのまま食べこぼしになってしまう。
唇でもくわえていると、歯の外側に逃げた具を、唇が覆いかぶさるようにしてキャッチすることができるから、食べこぼしが格段に減る!
……わかっても25年来の食べ方変えるのには苦労してるけど。一歩前進した気分なので記録に書きました。
http://b.hatena.ne.jp/entry/togetter.com/li/929278
↑魔女の宅配便で、落ちる人を片手で掴むのがすごいみたいな話が大受け
http://blog-imgs-11.fc2.com/h/o/m/hom16ichirou/kyo8-6.jpg
↑でも、アニメでこういう崖から落ちそうになって片手でキャッチというシーンはよくあって、物理の計算とかできなくても「現実には無理だよな」ってのは分かるよな。
空想科学とかでもそうだけど、普通は「まあアニメだから」みたいにいちいちツッコミいれてないような事でも「科学的に考察するとこうです」みたいなことを言われると、やたらと面白がって感心するのって、なにかこういう方面にコンプレックスのある人たちなんだろうなと思ってる。
子供の頃からアレルギー性鼻炎の妹を尻目に、ほぼ鼻に関してだけは健康だった。
たまに詰まることがあっても、ちょっとすすったら終わりだった。妹みたいにずっとグズグズ鼻をすすり続けてることはなかった。
30歳越えて、体質が変わったのか冬場に鼻水が出てくるようになった。
自律神経が狂ってるらしい。
電車とか乗るとダラダラ出てくる。
でも、鼻がかめない。
あの頃を思い出すと、親が妹にティッシュあてがって「チーン」しなさいって言ってた。
チーンってなんだよ。
鼻炎の同僚とか友達とぎ鼻をかむ時にそれとなく観察してみた。
多分、息を鼻から勢い良くフンッって出して一緒に鼻水出してる?ように見えた。
失敗したら恥ずかしいので風呂場で試してみた。
「ブベラ」みたいな音がして耳の奥がツンとなった。飛行機とかで圧力が変わった時のやつだ。
翌日もう一回観察してみたら、片方ずつやってるっぽくみえた。
風呂場で片方の鼻の穴に人差し指を入れて塞いでからやってみた。
またブベベベラみたいな音がして、鼻水が塊になって飛んでった。シャワーに流されてどこに着弾したのか確認はできなかった。
鼻が通った。
耳はやっぱりおかしくなった。
あと、鼻の奥喉と繋がってるところ(と感じた)場所が震えるような感覚がして、体全体に震えが来た。初めての感覚だった。
何度か試してみたが、必ず飛んで行く。
あと、指は人前では突っ込めない。
鼻をかむ時のポーズがある。
左手の掌と鼻の下から顎まで鼻水だらけになって顎から鼻水が垂れ下がった。
妹や同僚みたいにティッシュ1枚では不安があるので2枚重ねてやってみた。
手は汚れなかったが、鼻の下から顎までが汚れるのは変わらなかった。
ティッシュでかむと決めた鼻の穴をコの字に囲ったら顔にも付かなくなった。
でも、妹や同僚たちはそんな風にしてるようには見えない。二つ折りにしたティッシュの折り目を目の下に当てて、その上から両手で抑えているようにしか見えない。
下に向かった鼻水はどこに行ってるんだ?
初心者なので仕方ないのだろうか。
あとは鼻をかんだあと震えてるのもしてるようには見えない。
ブルっと震えるのに。
未だに外では鼻がかめない。
仕事中に鼻が垂れそうになったらトイレに駆け込むようになった。
いつか、電車の中でもできるようになるのだろうか
鼻をかんだあとのティッシュを開いて見てしまうのは理解できるようになった
追記
ブクマ b:id:nobujirou これでいいのか?
手でやるのを手鼻というのか。ありがとう。
鼻をかむ事について妹や同僚や友人に訊ねると「は?鼻炎バカにしてんのか?」というような事を言われてしまい、誰もかみ方を教えてくれなくて困ってたんだ。一気にだな。やってみる。
入社してすぐのプログラミング研修で、自分にエンジニアリングの才能は無いなと気づいた。
同期でものすごく才能あるやつがいて、そいつは自分の3倍くらいのスピードで課題を解いていく。
あ、これ俺は終わったな、と思ったが、そうでもなかった。
自分に才能は無いと自覚した後、自由な社風なので志願して複数の部門をかけもちさせてもらった。
飛び込み営業からコールセンター、プロモーションや運用部門、当然プログラミングやサーバー管理、ディレクターやデータ分析の部署も。
1部署は半年から1年くらい。それをかけもちしながら、6年で18部署を経験した。
もちろんその部署をやってる間はその仕事に関係する本を読みながら、必死ですぐキャッチアップできるようにした。
各部署の人から最初は嫌がられることはあるが、他部署の知見を持っているというのは意外と役に立つもので、すぐに価値は出せてくるもんだ。
個人的な感覚値としては、1部署で半年から1年くらい働けばだいたいのことはわかってくるし、そのあとの学習曲線は急速に鈍化する。
4年目くらいから、急激に自分の出せる価値が多くなってきた。また、他社から誘われることも増えてきた。
複数の部署を経験していると思いの外、「みんななんて非効率なことをやってるんだろう」というのに気づける。
ディレクターは、そんなのコールセンターに聞けばすぐわかるのにというニーズにうじうじ時間をかけていたりする。
プログラム書いてるやつはその後そこに入ってくるデータがどんな風に分析されるかなんて考えたこともない。
営業は10人月かかる変更も1人日で終わる変更も同様に要望として上げてくる。
重要なのは、今の日本にはこうした複数の業務をガンガンやったことある人はほとんどおらず、
だからこそ超貴重な人材になれる。実際引き抜きの話も本当に多くなった。
実際に面接で聞かれたらテンプレ回答的に「いいえ」って言うのかもしれないけど、まあそれは置いといて。
しょっちゅう「私は運が悪い」「出掛けるといつも悪いことが起こる」「最初から最後まで楽しかった外出などない」と言っているような人だ。
よく言っていることとしては、以下のようなことが頻繁にあるのだそうだ。
何かと順番を抜かされる、ぶつかられる、舌打ちをされる、ジロジロ見られる、改札がエラーを起こす、コンビニで箸やストローを忘れられる、
店員を呼んでもこない、注文が忘れられる、注文を間違えられる、わざわざ念を押したオーダーも通ってない、店の予約が出来てない、
初めて入った店で案内された禁煙席に空調の関係で喫煙席からの煙が流れてきて予定より早く席を立つことになる、急ぎたい日には遅延・渋滞、
近くの席にうるさいおばさんや学生グループがくる、ひったくりや交通事故の現場に遭遇する、確認せずに行くと臨時休業や休館・改装工事中、
路肩駐車が自分の進行ルート上に停まる、路駐の車を避けようと道を渡ったら車が発進していなくなる、タクシーがつかまらない、
カバンや靴が壊れる、装飾品を失くす、捻挫や爪が割れるといった怪我をする、順番待ち中に自分の前の人がやたら長い、ふと時計を見ると毎時13分とか4:44とか、
道を聞かれたりアンケートやキャッチに絡まれてバスや電車に乗り遅れる、洗濯物を干して出かけると通り雨、洗車すると雨、黒猫が自分の前を横切る、
Webでの手続き中にエラー、通販や定期購読が予定通り届かない、同じことをして自分だけ怒られる、むしろ自分は何もしていないのに怒られる、etc...
本当にそりゃー運が悪かったねぇ、みたいなこともあれば、
何か工夫したら改善されるんじゃない?とか、気の持ちようで気にならなくなるのでは……?みたいなことまで、本当に多岐にわたる。
そして上記のようなことをとてもよく覚えていて、似たようなことがあると「あの時も、あの時も、あの時も……ほら頻繁だ!ああやっぱり私は運が悪い!」となる。
不運に遭ったことを「笑い話にする」ということがどうもできないらしい。
話を聞くに、どうも根底には幼少期から兄妹内で(親は無自覚のようだが)差別を受けて理不尽に晒され「どうして自分ばかり……」という思いを蓄積してきた結果、
「自分は運が悪いんだ(私は悪くないんだ)」というところに逃げ込むしかなくなって、些細なことも全て悪い方に捉えたり、
「ああやっぱり自分は不運なんだ」と自分にずっと言い聞かせていないと納得というか、心の安定を保てなくなってしまっているような感じを受ける。
さらに「私はこんなに不運に見舞われながら苦労して頑張っているのに、(私より人生イージーモードなハズの)アイツが弱音を吐いているのが許せん」と
他人への敵意や攻撃性に変換されたりしていることもあって、なんだかとても危なっかしい。
上にあげたような事であれば、大半はそもそも「まあ些事よ些事」と気にしなかったり、
「今日は厄日かな?天中殺かな?星の巡りがダメなのかな?」と茶化してすぐに忘れるタイプの自分からすると、
小さな不幸を探すためにずっと下を向いて歩いているような状態に思えるので、人生のエネルギーの使い方としてもったいないんじゃないのー?って思うのだけれど、
お互いいい大人であり、下手に口を出すことでもないだろうと思って、そっと心療内科を勧める程度にとどめている。
死にたい。思考を止めたい。消えてなくなりたい。俺という存在を最初からなかったことにしたい。なんでこんなことになった?何かが間違っている。おかしいだろう。こんなことは、あっちゃいけないはずなんだ。
事の起こりは数ヶ月前。20年来の付き合いの悪友が電話をかけてきた。その時俺は家で焼き鳥をつまみにビールで晩酌していた。いつもはメールのくせに珍しく電話なんてかけてきて、なんだろうと思った。どうせくだらない話に決まっていた。あれに出なければよかったんだ。
奴は勢い切って言った。ハゲ始まったおでこの下に目ん玉剥きだして、ビックニュースに大興奮のキモい顔面がありありと目に浮かんだ。通報モノだったに違いない。
『魔女先輩』とは中学時代の1コ上の先輩で、すさまじい美人なのに、よく言えばエキセントリック、悪く言えばキチガイな奇行と相まって、学校の有名人だった女に勝手につけたアダ名だ。直に話したこともない、俺の初恋の相手だ。
洋菓子みたいな語感の芸名を教えてもらって、ネットで検索したらすぐに動画まとめが出てきた。もう20年近くも顔を見てなかったが、サムネイルだけで彼女だとわかった。独特の勝気な目つき、そのままだった。流れるような黒髪、長くなっていた。美少女は見事な美女に育ったらしかった。
奴が言うにはデビューは9年も前で、元同級生の間ではとっくに常識になっていたらしい。それを今まで知らなかったなんて、俺たち、まじで二人ぼっちだな、なんてホモくさいことを言い合いながら、俺は電話を切った。そして、瞬間、俺はプライベートな空間にいた。一人になった。パソコンの画面にはきらびやかなサムネイル。青春時代の憧れだった先輩の、あられもない姿が映っている。
一度ブラウザを閉じた。ついでにパソコンの電源を切った。トイレに行って小便を出して、ビールの残りを全部開けた。散らかった8畳間を無駄にうろちょろした。食いさしのポテチの袋を足にひっかけて中身をぶちまけた。
パソコンの電源を入れなおした。起動を待っている間に焼き鳥も平らげた。ついでに床にぶち撒いたポテチも拾って食った。罪悪感とも高揚感とも違う何かがへその下に溜まっていた。
震える指でおっかなびっくりブラウザを立ち上げ、検索窓にさっき聞いた女優の名前を打ち込んだ。唐突に高校生だった時に親父のパソコンでエロ画像を検索した時の事を思い出した。誰も居るわけがないが周囲や背後を確認して、検索ボタンをクリック。どうしようもない背徳感。さっきのページを見つけ、居もしない誰かに心の中で言い訳をしながら動画の再生が始まるまでの数秒感に、心臓が6回大きく脈を打った。
最初のインタビューの場面だけで勃起した。中学のころの面影を残した、大人になった彼女がそこにいた。くりっとした挑戦的な瞳。黒くしなやかな長髪。華奢な体格。胸は大きくなっていた。最近ではオナニーもルーティン・ワークになっていたというのに、その動画だけで3回抜いた。
それからは彼女ばかりでオナニーするようになった。ネットで動画を漁ったのは初日だけで、翌日からはDVDを買い揃えた。デビュー作から順々に。計算してみると、デビュー当時は22歳のはずだが、18歳の現役大学生というプロフィールでデビューしていた。
普段は気にも留めないインタビュー部分も、食い入るように見た。俺は彼女について、少しずつ知っていった。初体験は中学生の時、同級生と。経験人数は50人超え。性感帯は全身。クリ派。休みの日は3時間に一度オナニーする。中絶経験あり。今までにしたことがある一番の変態的プレイは彼氏の友達と宅呑みしてて女体盛りからの乱交。
最初はアイドルのイメージビデオみたいな内容だったが、年季が入るにつれだんだんとハードな内容が増えていった。潮ふき。初アナル。出血。許可無し中だし。浣腸。乱交。SM。全身ぶっかけ。100人斬り。最新作は喪服の未亡人モノだった。熟女というキャッチがついていた。
彼女は俺の中学のヒロインだった。学校中の男が彼女に恋をしていた。彼女は凛とした美少女だった。女だてらに生徒会長をやっていた。ハードル走の選手で、学校で一番足が速かった。しかも成績も良くて、まさに完璧なお嬢様だった。
だけどなぜか魔術にハマっていて、放課後に空き教室を占拠して勝手に怪しげな儀式を執り行っていた。それでついたアダ名が『魔女先輩』だ。タロットや星占いは可愛い方で、床に魔法陣を描いたり、一度、鶏を殺して生き血を使った儀式を行って問題になったことがあった。
彼女らは日がな、何やら哲学的な議論に明け暮れていた。その集団に混ざっていく勇気はなかったが、俺はそれを隣の教室のベランダから、聞き耳を立てて聞いていた。抜けるような青空だった。俺は彼女の事が好きだった。
『魔女先輩』について、忘れられない思い出がある。その日もいつものようにベランダに身を潜めて教室内の会話を盗み聞きしていた。夏休み前の初夏の日差しの下で、汗をぶったらしながら、息を殺して部屋の中の様子を伺っていた。部屋の中には男女が5、6人はいたと思う。声だけしか聞いていないからはっきりとは分からないが。彼らの前で魔女先輩は高らかに宣言した。
ことさらに男女を強調するのに、思春期の俺はいかがわしい何かを予感した。先輩らは教室の窓とカーテンを閉めきって中で何をしているのか見えないようにした。廊下側の扉も鍵を閉めて中を見えないようにしていたようだった。何が始まるのか、俺は全神経を集中して聞き耳を立てた。
音が聞こえた。衣擦れ。どよめき。裸足の足音。「みんなも脱いで」先輩の声。何かをしゃぶる音。「見たことある?」肉と肉の打ち合う音。男子生徒の唸り声。女生徒のすすり泣き。「血を集めて」
いつもと様子が違う。なにか、いけない事をしているというのが分かった。興奮。胃袋がひっくり返るような興奮。同時にひどい汚らわしさも感じていた。今すぐここから立ち去るべきだと思いながら、その実、体は石のようになって動かない。狭窄した視界の中で、先輩の艶めかしい声だけがはっきりと聞こえていた。
オンナの声だった。今では先輩達は人目をはばかるのも忘れて、本能のままに声を上げていた。その声を聞いているうち、俺の中に何かが降りてきて、そして過ぎ去った。青臭い臭いが鼻についた。射精していた。手で触れたわけでもないのに。これが俺の精通だった。汚れた、と思った。
濡れた制服のズボンを前に呆然としていると、がらっと窓が開く音が聞こえた。驚きのあまり心臓が飛び出すかと思った。心臓がバクバクと脈打った。400m全力疾走の後のようだった。息もできなかった。誰が窓を開けたのかは分からない。『儀式』の終わった先輩達が、片付けを始めたのだ。逃げなければと思ったがぴくりとも動けなかった。『儀式』を盗み聴きして、射精までしたと知れたら。考えるだけで全身からおかしな汗が噴き出した。怒られるか、軽蔑されるか。自分の置かれた状況が、涙が出るほど汚らしかった。
結果的には何もなかった。臭いや気配で俺の存在はバレていたと思う。誰のものか、ぺたぺたと裸足の足音が遠ざかっていった時の安心感は、言葉では言い表せない。片付けの終わった先輩たちはそそくさと教室を後にしたようだった。脱力した俺はそのまま、日が沈むまでベランダに死体のようにうずくまっていた。その日から俺は盗み聞きをやめた。
さて、そんな彼女が俺の初めての相手になった話をしよう。俺は女に縁なくずっと今まで童貞だったが、なんとなく彼女の作品を作っている制作会社のホームページを眺めていると、汁男優の募集がかかっていることを知った。別に彼女の作品のための募集とは書いていなかったが、軽い気持ちで応募してみることにした。俺は運がいいのか悪いのか当選した。
撮影は平日だったが、有給を使って会社を休んで制作会社へ向かった。身分証を見せて控室に通されると、パンツ一丁になるよう言われ、服を脱いだ。控室では同じようにパンツ一丁で待機する男達が20名ほどいた。なんというか、出荷前の養豚場の豚のようだった。スタッフから汁の出し方について簡単なレクチャーがあった。
この期に及んでも、俺はなんてことなく思っていた。不思議なほどに、これが俺の初めての女性経験になることに思い至らなかった。うまくできなかったらどうしようとか、自分の性行為を撮影される不安もなかった。やがて男達は撮影用の部屋へ通された。
彼女は眩むような照明の中、マットの上で男に組み敷かれていた。白くか細い肢体を投げ出して。虎のような喘ぎ声を上げてイキ狂っていた。男の物とは違う、むせ返るような臭気がこもっていた。
男達は働き蟻のように整然と列をなして彼女の中に精を放っていった。彼女はその全てを受け入れていった。すぐに俺の番が回ってきた。
彼女の前に立った。男と女の、殴りつけるような臭気。肌の上に粒になって浮いた汗。白く浮き上がる手足。飲み込まれるような黒髪。目と目があった。磔にされた天使のようだった。
ふと見ると、画面越しでは気づかなかったが、うっすらと手首にリスカの跡があった。
俺は鉛のように重くなった性器を彼女に挿入した。これが初めての挿入だったが、思いの外スムーズに彼女の中に入っていった。彼女の熱い胎動が俺を包み込んだ。
彼女と一体になっている間、俺の脳裏には中学校のベランダで盗み聴きした彼女の言葉がよぎっていた。
『語りえぬものについて沈黙するのは知性の方法論に対する隷属』ですか?
『デカルトが分離してしまった物質と魂を融合させる、グノーシス主義の実験』はどうなりましたか?
光が見えた。
時間にしたら数秒だったのだろう。性器を引き抜くと、俺の精子が他人のそれと混じり合いながら彼女の中からこぼれ出た。それだけだった。
そして気が付くと俺は家に帰ってきていた。ポケットに汁男優の謝礼の3000円が入っていたから、近くのコンビニでビールとつまみの唐揚げを買ってきて、泣きながらこれを書き上げて今に至る。死にたい。
『ダメな私に恋してください』
29歳の主人公が医大生の彼氏の財布にされてて。借金して貢いで。捨てられて。仕事もやめる。
で、イケメン上司を好きになったから、その人と結婚したい。でも冷たくされる。相手されてない。
家族からは見合いを何回もさせられるも、医大彼氏に振られたなどの愚痴を見合い相手に言うなどクッソ失礼な感じ。親も紹介してくれた先に頭下げる。
これ最初見たときに、なんじゃこれは。って思ったんだけど。これが女は好きなんかーってビビッタ。
頭が弱いというか。なんというか。29歳ってリアルさを出していくはずなのに、少女マンガ展開にしちゃってるのが頭が弱い。
ノーチャンスもいいところだろ普通。普通にダメな29歳は、普通にダメ。それを描かないで。
なぜ見合いで愚痴るという社会的に死んだだけでなく、人間性も終わってる描写に出るのか。
この描写は、単にうまく行かない29歳というだけでなく、恋愛は見合いなんかよりいいんだと持ち上げておくなら、ホストに貢なみに人生終われってのを最初に提示している。それなのに、恋愛まだやるんですか。
そういうのって、29歳どころか、20歳くらいに終えてないとだめなんじゃないの。バンギャあがるなり、ソープ落ちして苦しむなりして、金が足りなくなって23歳くらいでってのがパターンで、それを横目に普通の人は、バンドマンとかホストやサークル幹事みたいなチャラ男イケメンは怖いんだなって普通の男と付き合いたがるみたいな。
だってさ。年齢とともに市場価値はドンドン落ちていくわけで。そこに乗るために努力する人が多いなかで。29歳で貢んだ。とか。知的障害見てるみたいで辛すぎて読めなかった。
よくある、マドマギみたいな、怖い話を御伽噺風のタッチで描く系の漫画に見えて怖い。
33歳の彼氏いたことない処女の地味なオバサン。大学生の新歓のときに先輩とラブホに誘われたのに断ったことを後悔している。
バイトに来ている大学生と誕生日に飲んで、記憶なくしているうちにセックス。付き合うことに。
次の日バイトの大学生のいる大学に行くと、大学生のリア充友達がきて、
これも、え?ってなった。
普通、詐欺漫画の序盤だよねこれ。初デートもどきでバーで飲ませてセックスするって展開もまんまキャッチや風俗斡旋のそれ。
そういうものにしか見えないのに、美談にしてるところが気持ち悪さっていうか。あれだ。怖い話なのに御伽噺風にする手法あるじゃん。そういうものを感じた。
なんだろ。『バキ』に通じるものがある。多分作者はマジメにやってるんだけど、ギャグになってるみたいな。
たぶん作者はマジメに「白馬に乗った王子様×アラサー女」っていう設定でやってるんだろうけど。読むほうとしては、現実との整合性がなさ過ぎて、詐欺漫画にしか見えない。怖い。
p248
ほんの少し関心をもつだけで、世の中におかしなことがたくさんあるのが目に入ってきます。
誰かがそれに気づいて「おかしいよ。このままではまずいんじゃないか?」と言うところから世の中が変わることだって有るはずです。
きっかけは小さなことでも、目を凝らせば、やがて大きな問題が浮かび上がってきます。
p269
夢を持たないことは自分勝手だ
p278
論語には「過ちてすなわち改めざる、これを過ちという」という言葉があります。
間違ったことを間違ったと認めないことこそ、一番の間違いであるという意味です。
今、このコトバをわが胸に突き付けてみる必要があるのではないでしょうか?
いままで私達が「正しい」と信じこんできたものを疑い、新たな道筋を探しだすこと。
それは非常に勇気のいることです。
しかし、いままさにこうした価値観や考え方を改めなければ、人類はこの先をやっていくことができない。
それほどの大きな転換点に私たちは立たされれている、といって良いでしょう。
(´・ω:;.:...
「渡邉美樹の勝つまで戦う」
p242
それは全く予定外のことでしたが、今思えばまさに願ってもないタイミングだったのです。
予定外のところに自分の進むべきみちが忽然として見つかる。
有る目標をおいかけて進んでいるうちに、必ずと言っていいほど、その目標とは異なる、新たな目標に巡りあうのです。
自分の意志や計算とは違うところから、運命に導かれるように私の前に目標がやってくる。
しかもそれは、必ず自分にとってやりがいのある仕事であり、また、うまくやることのできる仕事でも有る。
そんな経験を重ねる内、私は自分が一つの道具として使われているのではないかと考えるようになりました。
「かつての和民は強すぎた」創業者・渡邉美樹氏激白!|『週刊ダイヤモンド』特別レポート|ダイヤモンド・オンライン
ワタミは介護事業を失ってチャンスを得たと思います。ワタミの介護は食事で選ばれてきた。他の老人ホームから食事を提供してほしいという話もありましたが、差別化できなくなるのでしませんでした。これからは、全国の施設に提供できるようになります。
p248
ほんの少し関心をもつだけで、世の中におかしなことがたくさんあるのが目に入ってきます。
誰かがそれに気づいて「おかしいよ。このままではまずいんじゃないか?」と言うところから世の中が変わることだって有るはずです。
きっかけは小さなことでも、目を凝らせば、やがて大きな問題が浮かび上がってきます。
p269
夢を持たないことは自分勝手だ
p278
論語には「過ちてすなわち改めざる、これを過ちという」という言葉があります。
間違ったことを間違ったと認めないことこそ、一番の間違いであるという意味です。
今、このコトバをわが胸に突き付けてみる必要があるのではないでしょうか?
いままで私達が「正しい」と信じこんできたものを疑い、新たな道筋を探しだすこと。
それは非常に勇気のいることです。
しかし、いままさにこうした価値観や考え方を改めなければ、人類はこの先をやっていくことができない。
それほどの大きな転換点に私たちは立たされれている、といって良いでしょう。
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