2016-03-08

人はかくもどうして、卑怯ものなのか。

数年前の話になる。

友人に連れられ初めて風俗へ行った。

それまで金の無駄だと思っていたが、酒の勢いで行くことになったのだ。

そして偶然にもあたりを引けたのだ。

相手美人で、すごい愛を感じるプレイだった。

なにより、しばらく彼女もいなかったため、久々の人肌だった。

「あ、風俗って凄いんだ」と勘違いしてしまったのだ。

そして同僚との飲み会の時にその喜びを話した。

同僚もおもしろがって話を聞いてくれた。

それもあり「いやー本当によかった、今日行っちゃおうかな〜?」なんて冗談を言った。

同僚も「遊びなれてるな〜、今から案内してくれよ!」と笑ってくれた。

「お!キャッチに交渉しちゃうよ〜」と俺も調子に乗った。

そのときは話のネタにでもなればと思っていた。

楽しく酒も飲めて満足していた。

しかし、裏切られた。

そう、会社に広められてしまったのだ。

増田風俗大好きらしいよ〜」とな。

その後、無理に風俗に連れて行く様になってしまった。

大体行こうと言い始めるのは、一人で行けないから増田いきたいんだろ?しかたないな〜」という先輩だ。

この先輩こそ、噂を広めた張本人だ。

2、3度も行けば、初めての時が当たりだったことに気がつく。

だんだんと、行きたくないのに連れて行かれる様になった。

始めは付き合いかと思ったが、次第に頻度が増えてきた。

毎週どころか週3で連れてかれていく時もあった。

そして、「いや〜増田が行きたいって無理にいってさ〜」と噂を広める。

時には自分が行ったことを棚にあげ、俺だけが行ったと噂を広める。

その噂は当時気になっていた女性同僚の耳にも入り、

知らない人からも「あーあの風俗好きの人」となんて言われる。

そして飲み会で先輩がまた俺のあることないことを話す。

マイクを回すは先輩になり、気になっていた女性同僚と先輩が楽しそうに話す。

出汁に使われているだけだ。

なぜ?

先輩が一番風俗好きなのに。。。

確かに風俗が嫌いかと言われれば、YESではない。

だが好きというわけではない。

仲間とワイワイどの嬢を選ぶか話すのが楽しいのだ。

外れたとしてもネタになる。

プレイ後の反省会で当たりはずれを話すのが楽しいのだ。

そう言った楽しみがなければ、風俗プレイ自体なんて当たりが引けなければ金の無駄だと考えている。

そして極力ギャンブルなんてしない性分。

この楽しみは仲間内だけで共有できればよい。

仲間だから共有したいとも言える。

だが仲の良い同僚と行ったら、速攻で先輩に伝わっていた。

信頼していた同僚にすら裏切られた。

同僚も自分を棚にあげ、俺だけが行ったように先輩に話していた。

また噂を広められる。

人はかくもどうして、卑怯ものなのか。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん