はてなキーワード: 沈黙とは
薄汚い女の人も沈黙中www
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・デートにはコードがあるのでそれをきちんと守れないと嘲笑の対象です。
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どれだけハードルあるの?って思うよ。
1「異性と意志の疎通が取れる・相手のことを考えて行動出来る」という人でも
2「デートコードを踏まえてスマートなエスコートが出来る」で引っ掛かるって人が少なくない数居る。
バルだのなんだの自分が普段行きもしない店を調べて予約するという嘘くさいツクリをするのも限界がある。
食事なんて気の置けない男同士の雑談か仕事の会食しかしたことないのに
ほぼ初対面の異性をエスコートして話を繋げなんていきなり言われても無理に決まってるし
それを80点以上でこなせなければ相手に内心失望嘲笑されて意地が悪ければ吹聴される。
無理だ。
そもそもとして
その文化圏に属してない非モテからすると実はあんまり同意出来ない。
けれども世間の人は2を大事にして2で威嚇してマウンティングして参入障壁敷いて
その結果相当数のスマートでない男を交流の場から排除したし機会は毀損されたと思う。
言い方は悪いけど田舎のなんとか風土の人達がみんな結婚してるのは
デートの行き先に選択肢が少ないので定番や相場が完全に固定していて
拡張性は乏しい代わりに相場さえ守ってれば馬鹿にされないからではないか。
都心部に住んでいてある程度収入や選択肢があるとかえってデートコードは難解になる。
自分の周りは30代後半に入り半分が結婚してるけど半分はもう結構しなさそう。
結婚できた奴はコミケで知り合ったとか出会いが先にあって相手が厳しくデートコードを要求しないでくれたケースばっかり。
死ね!
みんな何度も失敗するんだよ。何十年経っても時折思い出しては「うがー!」と奇声をあげるような失敗をね。だけどそれは赤の他人と寄り添い共に歩んで行くためには必要な学びなんだ。 11 clicks
ああ、こういうしばき上げ主義ね
非婚少子化が問題なのはわかるけどちょっと待ってくれと言いたい。結婚すべきでない人間が周りの空気や圧力により結婚してしまうという不幸もあるだろうし社会全体より個人を重視した場合その不幸の方が問題だと思う
わかります
都市部(というか東京)なら、シティホテルのランチで問題ないと思うのだが、なんかまずいのかな。ニューオータニのサツキでカツカレー食べながら、安倍首相を退陣させなければならない理由を二時間話せばバッチリ。
冗談はともかく最近はいきなり政治の話振ってくる人が多くてびびる 俺がノンポリじゃなかったらどうする気なんだ
これは友達というより自分の話をするけどそもそも飯屋に興味が無い人間もいる
バブル期のアッシー君、ミツグ君等が加速させ、バブル崩壊以降「失敗が許されない」雰囲気で、より厳しくなった感がある。「女性の我が儘全部叶えろ」的な? 低コスト女性がいいんだが、そんなものはいないw
こういうのは脳の社会性を司る部位である前頭葉が大きく発達する思春期に、トライ&エラーをして経験値を積むのが一番だと個人的には思うんで、
死ね!
ねー
そういうのいっぱいあったのになかった風にいうのずるいよねー
4℃って何かすらわかんないけど
もんじゃや居酒屋は払うお金に対するお料理のクオリティが低いと思うことが多くて余り楽しめない、トイアンナ氏と正反対な自分。フレンチはコスパいいとこがいいよ
自分も友達もわりとお金は余裕があるコスパは何でもいいんだけどこういう個々人のこだわりでひそかに不満ポイントためられてると思うとどこまでもめんどくさい
こういう増田にはそういうこと書く人ばっかり集まってくるけどさー
失敗したら終わりみたいな空気やメンタルのほうが問題な気がする。恋愛強者とされる人も最初は全員初心者。失敗以上の教科書ない。人間関係全般同じで相手が異性かは関係ないと思う。
なんでデートが出来ないっていうと人格的な説教されなきゃいけないんだろうね
あーこの人下手に出るとすかさずマウントする人だなとかそういうのはちゃんと見る
はあ いいですね
目的に出来るほどデートに興味ある人は普通にデートするんじゃ無いかな
サイゼリヤでも松屋でも会話が楽しかったらまた会いたいと思う。流行りのバルなんかは会話がつまんなくても内装と盛付けで間が持つのはあるかも。
面白い会話がしたいなら友達に会うか、趣味なんかで新しい誰かを開拓して会うしさ
私は五右衛門でもサイゼでも吉野家でも何ならコンビニでおにぎりとお茶買って立ち話でも問題ないよ。34歳非正規雇用女だけどね…
34歳非正規は全然かまわないんだけどなんかあんたもしんどそうだね
お互い頑張ろうな
失敗に学べと言うけど、チャンスそのものが少ない(努力によって増やせない)人間にとっては「今の1回」をどうしても失敗したくないんだよな。
もっとカスで申し訳ないけどそこまで興味が無いジャンルで何度も失敗して学べって言われるのはしんどい
仕事とか趣味ならいくらでも苦労も努力もするけど興味もなくルールもよくわからない世界はしんどい
ほんこれ
礼節を持って好きな相手と好きなところに行って、縁の有無を判断すればOK。デートコードなんてものはないし、それで評価する人間を相手にする必要はない
「礼節を持って」←わかる 「好きな相手と好きなところに行って」←どうやって?
まあそれは同感
よっぽど高負担か非常時なコードでもない限り、叩いてる人は嫉妬してんのかやらない自分を正当化してんのかよくわからないのばっかりだったと記憶してるが。あれに怯んで作らない、って本当にいるのか?
よっ お貴族様
辛いよね
どんだけ「バカにされる」ということを恐れてるんだよ…。自分が、そういうデートコードがどうこうとか言うの読んだだけで、行きたいとこ聞くことすら出来てないのに相手を馬鹿にしてるからそんな発想になるんだろ
あなたがバカにされても応えない人で、すぐ「相手を馬鹿にしてるからそんなんだ」と気軽に人を攻撃できる一なのだけはわかった
強くてうらやましい
異性に求めるデートコードとかデートに対する文句は守ろうとするとロクなことがない。異性(特に女)のアドバイスは聞くべきじゃない。
そこまでなってくると何がなにやら
「相手に聞け」「聞くとろくな事がない」
ちょっと特別感を出すぐらいでちょうどいいから、普段使う食事+1000円くらいの客単価の店に行けばまあいいんじゃね。普段松屋なら五右衛門カプリチョーザでドンピシャだ
えー 居酒屋?
私みたいに悪い方の百戦錬磨になると、逆にスマートなエスコートができる人は地雷なのでNGってなってくる。小手先の技術に惑わされちゃいかん。男女問わず好きな人とデートをするなら、単純に相手を思いやればいい。
こういうのって一見いいこと言ってる風のとこからワンステップで「お前らは相手を思いやることが出来ない」みたいに言って来るから身構えるよね
多かれ少なかれ接待じゃない?
今思ったけど営業の人は仕事の感覚でやればいいだけなんだろうな
どこ行きたい?何食べたい?って聞いちゃう。答えにこまってる相手は、そもそも「オレというオトコと一緒に行動したいとは思っていない」んだろうなと、基本諦めたよ。
真面目にかっけー
そうかなあ
そもそもの疑問で、デートって初対面の人とするの? 好きな人とするんじゃないの? 好きな人なら喜ばせたいし相手の好みに合わせたくならないの?
それなんだけどさ、
「喜ばせたい」と「俺との飯に誘う」って根本的に矛盾してない?
うん
アスペまでいかんでも「そんなこといわれてもなあ」って人は結構いっぱい居ると思う
(俺の周囲に似たのが固まり過ぎてるだけか?)
そういうのを真に受けるような人間が「お金がないと結婚できない」も真に受けてる傾向はあるのである意味真かなあ。作られた消費慣例を真に受けて地獄の餓鬼になった人達を見ると価値観を委ねる事の恐ろしさがわかる
自分は普段そういうの気にかけてなくても、相手が居ることはねえ
結局は、どうすれば相手が喜んでくれるかを考えれるしかない。それが相手のお気に召さないのであれば、そりゃご縁がなかったんだ。
具体的には?
デートコードというより抽象的にいうとマスコミやネットメディア筆頭に無価値感や恐怖感を煽る情報が多く流通して、失敗・リスクを感じさせて心理的ハードルを上げまくってる面がないとはいわない。
そういうのはずっとあったよね
女に恥をかかせちゃいけないけど男は恥かいて成長しなきゃならないのね。なるほどね。
しんどいよね
『デートコード』が何たるものかが分からないのは、男も女も同じやと思うで。むしろそうした『典型的な恋愛像』みたいなものが衰退したことが非婚化を進めたんじゃないのかな。
ね
こういう話すると「お前らは特殊事例」って感じで鼻息荒くマウントしてくる人が必ず要るけど
そんなこと気にする人に会ったことないので実際どのくらい存在するのか疑問……と思ったが「好きな作家が百田尚樹だったらその時点で無理」みたいな人は複数思い当たるので文化圏の違いか
百田尚樹なんて読んだことないけど好きあらば政治の話する人嫌い
リアルでも増えてる気がするんだよなあこういう人
俺が反対陣営だったらどうする気なんだ
僕のぬえのような表情を勝手に「こいつは同陣営に違いないな」と読み取ってるのか
ね
うちの嫁はすき家とかラーメン屋とか行ったことないので連れてくと喜んでたよ。そういうローコストな女を探せ、と言いたいところだが、いい店行き飽きてるのでここぞというところでハッタリ効かなくて寂しい。
なぷさくさんの隙あらば自分語り嫌いじゃないよ
リアルでも上機嫌で自慢話する人って実は付き合いやすいんだよね
人の話ばっかするよりいい人なこと多い
なんかそれはそれでやらしい話になって行くよね…
私、人間て自由恋愛捨てて生きるのが一つの生存戦略だったんじゃないかと思ってるわ。自由恋愛には闘争が付き物だから身内で殺し合わない様に恋愛をしなくなったんじゃないかって。
関係ないよ。結婚する気があるかないかだけだよw デートをたくさんしている男女の方が婚期をのがして、根気がなくなると、結婚したくてもできないんだなぁw 結婚したいなら、先に結婚顔しておけば?w
どんな顔だよ
相手に気に入られようとするんじゃなくて自分のデートコースで「ええやん」ってなってくれる女に出会えるといいよね、私ももんじゃ焼きとか居酒屋派だからフレンチとか初デートだとビクつく。
ケッ
性淘汰ってやつ
それ言い出したらそもそもデートの必要あるのけ? って前から疑問なんだよなあ
そういう人が居たとして、自分の企画したデートという物に自分の人格は反映されてないと思うので
それを喜んでくれた相手というのは付け焼刃を喜んでくれた人なわけで
まあ別にそこに異存や不満は無いんだけど
正直人の好みって物にそこまで価値を見出せないのはある
だよね
アプローチの初手でとりあえず食事に誘えとか言ってる連中は本当にゴミなんだよなあ。洒落た店には気の置けない相手と行きたい。お見合いみたいな空気出してるテーブルとか痛すぎて視界に入れたくない
割とハイアークラスの女性の方々、自分のコミュニティ以外の出会いの場だと少々のミスや違いでも許さんよ。普通の階層の方だとそれなりに許容してくれるけど。
まあハイアークラスの女性に興味があるわけじゃないんですけどね
デートコードとやらに文句言ってる人は実際にコードで弾かれた経験をしたのではなくネット記事を見て恐れおののいてるだけだろう。誰だってデートでの失敗の1つや2つあるのに完璧なデートをしなきゃと思い込んでる。
ああうんざり
消しました
なろう版(同一内容):https://ncode.syosetu.com/n0012dq/
「遠藤さん。僕は、先週の水曜日に、遠藤弘美さんの上履きを下駄箱から抜き取り、廊下の角の水槽の中に隠しました。そして、自分でやったことなのに、誰か他の人がやったふりをして、自分でその上履きを見つけました。ごめんなさい。もうしません」
気持ち悪かった。男子なんてこんなもん、って思ってたけど、実際に自分がやられてみると、『こんなもん』じゃ到底気が済まない。私の上履きを、私が見ていないところで下駄箱からとって、それを水槽の中に入れた? こいつが? 自分が目の前にしているものを、到底受け入れられなかった。
でも、こう言わなければならないんだろう。
「いいよ」
せめて、ケン君に軽蔑の気持ちが伝わるように、自分にできる限り最大の軽蔑を込めた声色で、私はそう言った。でも、どうせ『素っ気ない』くらいにしか思わない。男子はそんなもの。まして、こんな変態に、私の気持ちがわかるわけがない。
お決まりの儀式が終わると、私はできるだけ無表情を保ったまま、席についた。
「園田君は、勇気を出して自分がやったことを告白して、三人にきちんと謝ってくれました。間違いは誰にでもあります。でも、間違いを認めて謝るのは、誰にでもできることではありません。園田君、ありがとう。そして、高橋さん、広瀬さん、そして遠藤さんの三人も、園田君の話をきちんと聞いて、許してくれてありがとう。人を許すのも誰にでもできることではありません。みなさんも、間違いを犯したり、悪いことをしたりして、だれかを傷つけたり、また誰かに傷つけられたりすることが、これからたくさんあると思います。そういうときは、高橋さん、広瀬さん、遠藤さん、そして園田君のように、間違いを認め、きちんと謝り、そして、誰かが謝ろうとしているときは、きちんとその話を聞いて、できれば許してあげてください」
くだらない。先生だって、「ごめん」の一言で許せることと許せないことがあるのはわかってるだろう。ただ自分がクラスを指揮したいから、こんな風にしているんだ。
「園田君、こんなことをしたのは、理由があるんですよね? それをみんなの前で話してくれますか?」
「クラスのみなさん、僕は、高橋さんと広瀬さんと遠藤さんの上履きを隠して、それを自分で見つけてヒーローになったつもりで楽しんでいました。豊島さんの上履きがなくなって、それを山崎君が見つけたとき、山崎君がみんなに褒められて、豊島さんに喜んでもらっていたのが羨ましくて、自分もああなりたいと思って、やってしまいました。みなさんを騙して、不安にさせて、それを今まで黙っていて、本当にごめんなさい」
どうして当事者じゃない他のみんなが、「いいよ」、「いいよ」と言っているのか。本当にくだらない。迷惑をかけたというけど、だったらそれは、当事者の問題をクラスみんなの問題に仕立て上げた浦木のせいだ。『先生』という立ち位置は、そんなに気持ちいいんだろうか。
周りのみんなを見渡して見ても、本心で「いいよ」なんて言っているやつはいないだろう。いや、ひょっとしたら、ケン君と仲良しのタッ君くらいは、本心かもしれない。
そう思って彼の方に目をやった時、私は自分の耳を疑った。
アヤちゃんだ。ケン君が犯人じゃない? アヤちゃんは、何かを知っているの?
次の瞬間、タッ君が立ち上がって叫ぶ。
「僕じゃない!」
状況が理解できなかった。
「犯人は……」
「だから僕じゃないって言ってるだろ!!」
「黙って。タカヒロ君疑ってな……」
「黙るのはそっちだ!」
「だからそうじゃないって言って……」
「うるさい!」
「私はケンジ君じゃないって……」
「違う、違う、違う! 犯人はケンジなんだ。それでいいんだ。ほら、本人がそう言ったじゃないか! あいつは、アヤネの上履きを見つけたユウヤが羨ましいって言ったんだ! 『ヒーローだぜ?』って言ったんだ! あいつは、みんなに褒められて、女子に感謝されるのが羨ましくて、自分で上履きを隠したのに、それをまるで、『俺は頭が良いから見つけられるんです』って言うみたいに、わざと知らないふりをして、自分で隠したのを自分で見つけて、自慢げに『先生、あった!』なんて言ってたやつだ! あいつは、表では優等生ぶって、裏では女子の上履きを盗む変態だ!」
そんな言い方しなくても、と心の中で言いかけた時、自分もそう考えていたことに気づいて、ゾッとした。でも、タッ君のいうことは間違ってない……はず。じゃあアヤちゃんはなんでケン君をかばうの?
「園田君待ちなさい!」
割って入るように先生が叫ぶ。思わず教壇に向き直ると、ケン君がいなくなっていた。状況に耐えられなくなって、逃げ出したのかもしれない。弱い奴。あいつは私の上履きが隠された日もこうだった。いや、隠された、じゃなくて、あいつが隠したんだ———アヤちゃんの言うことが、本当でなければ。
「みんなは静かに待ってて」
音の方に向き直ると、涙目のアヤちゃんがタッ君を睨みつけ、タッ君はほっぺを抑えて俯いていた。
「上履きを隠したのは、私なの!」
「マジかよ」
私にだって、にわかには信じられない。アヤちゃんが私たちの上履きを隠した? ケン君がやったって、さっき言ったばかりなのに。
私はあの時、ユッちゃんとアユちゃんと一緒に、体育館で遊んでいて、上履きは体育館の下駄箱に置いたままだった。アヤちゃんは、いつも一緒に遊ぶのに、あの時はいなくて、私が上履きがなくなっていることに気づいて、二人と一緒にギリギリまで探した後教室に戻ったら、自分の席に座ってた……ような気がする。だから、アヤちゃんにアリバイは、ない……の、かな。でも、アリバイがないのはケン君だって一緒……。
「私は、ユカちゃんと、アユミちゃんと、ヒロミちゃんの上履きを隠しました。でもそれは、三人が私の上履きを隠したからです」
はっとした。アヤちゃん、まさかあの時のこと……。でも、それは違う。
「アヤちゃんそれは違うよ」
私の思ったことをそのまま言ったのは、私の口ではなくユッちゃんのそれだった。
「何が違うの!? あの時私の上履き袋を持ってたのはあんたたちじゃん!」
そうだけど、と私が言う間も無く、口の早いユッちゃんが続ける。
「アヤちゃんが途中でいなくなっちゃうから、私たち、ずっと体育館で待ってたんだよ。でも、用具のおばさんがもう体育館閉めるよって言うから、仕方なく、アヤちゃんの上履き袋も一緒に持って出たんだけど、アヤちゃん戻ってくると思って、用具のおばさんに言って、上履き袋を体育館の入り口のところにおいておいたの」
体育館は普段、授業とか式典で使う時以外は閉まってるけど、昼休みに校庭が使えないときは、昼休みが終わる10分前まで解放してくれる。その日はちょうど、光化学スモッグ警報が出ていて、校庭が使えなかった。
「でも私、体育館に戻ってきたら、もう閉まってて、入り口に上履き袋なんてなかった」
アヤちゃんが嘘をついているとは思えなかった。でも、ユッちゃんのいうとおり、私たちは確かに、アヤちゃんの上履き袋を体育館の入り口に置いて教室に戻った。あとでユウ君がそれを見つけたのは、体育館のそばにある、西校舎の給食用エレベーターの脇だ。だから、アヤちゃんの上履きを隠したのは、私たちじゃない。
「私たちは体育館の入り口に置いたんだから、アヤちゃんが戻ってくるまでに、誰かが移動させたんだよ」
「じゃあ誰が!?」
……
「俺なんだ」
沈黙を破ったのは、ユウ君だった。
「は?」
「お前、自分が見つけたって言っといて、隠したのも自分だったの?」
「こいつがほんとのジサクジエンかよ」
ユウヤは立ち上がって言った。
「俺、アヤネさんに、良いとこ見せたくて……ごめんなさい」
信じられない。こいつがアヤちゃんのこと好きなのは薄々知ってたけど、上履き隠して見つけたふりしてポイント稼ごうとするなんて。
……
「黙って!」
アヤちゃんの声。
「へーんたい……」
「私、嬉しかったのに……」
教室に先生が戻ってきてからは、みんな何も言わなかった。先生がいない間にわかったことは、アヤちゃんの上履きを隠したのがユウ君だったってこと、ユウ君はアヤちゃんの気をひくために、自作自演をしたと言うこと、私とユッちゃんとアユちゃんの上履きを隠したのは、アヤちゃんだったってこと、アヤちゃんは、自分の上履きを隠したのが私たちだと思い込んで、仕返しのつもりでそれをやったこと。わからないことは、どうしてケン君と仲良しのタッ君が、ケン君を犯人だと言ってあんなにキツく罵っていたのかと言うこと。
先生はそのままホームルームを解散して、放課になった。ケン君が犯人じゃないってアヤちゃんが叫ぶのを、先生は確かに聞いていたはずなのに、何も言わない。結局先生は、偉そうなことを言って私たちを指揮することにしか興味ないんだ。
放課後、アヤちゃんと話がしたかったけど、ユウ君と何か話してたから、また今度にすることにした。アヤちゃんだって、被害者なのはわかる。でも、自分の思い込みで私たちを一週間も振り回しておいて、まるで自分ばっかりが悲劇のヒロインみたいなあの態度は、ちょっとムカついた。何も水槽に入れなくたって良いのに。自分のは、上履き袋に入って出てきたくせに。
ユッちゃんとアユちゃんにバイバイした後、駅の近くの電話ボックスに向かった。ケン君にはちゃんと伝えておかないといけない。ママにもらったテレホンカードは、まだまだ度数が残ってたはず。ママの前じゃなく、落ち着いて話がしたかった。
他人を悪く言うことでストレスを発散させようとするのはもうやめないか。
LGBTも女性差別も社会にとっては大事な課題点だが、少なくとも底辺を生きる多数派の人間にとっては関係ない問題だ。
その問題にかかわることで、または解決することでお前の人生が好転するのか?
収入が増えるのか?
病や悩みが消えるのか?
お前は本当は自覚しているはずだ。仕事から帰ってゆっくりできる貴重な時間を自分以外の問題に費やす愚かさを。スキルアップのため、夢の実現のために本当は勉強しなければならない、準備しなければならないと認識しているはずだ。お前以外の問題にではなく、お前が対峙している目の前の問題に集中しなければならない。
直接会ったこともない誰かが失言して炎上したとしても、それはお前に関係あるのか?その人をたたくことで気持ちよくなっていないか?くだらない屁理屈で自分の行為を正当化していないか?
お前は気づいているか?
お前がせっせとネット記事を見て憤慨してコメントを量産している間に、他人は恋人や家族と楽しい時間をすごしているかもしれないぞ。お前が叩いた人間だって、今まさその瞬間はリアルで充実した時間を過ごしているだろう。何年もたてばみんな叩いたことなんて忘れる。現実はそんなもんだ。みんな本当はそこまで真剣にコメントしていないなんてわかるだろう?なのに自分の貴重な30分をかけて書いたコメントがほかの人間が書いたコメントに押し流されていく光景を見てなにも思わないか?だれもスターつけてくれなかったことなんて山程あるだろう?
無駄なことだということを理解しているのだろう。反対しても賛成してもよそから批判されるだけで何の得もないからだんまりをきめこんでいるのだろう。まさに「沈黙は金」だ。そして「雄弁は銀」だ。たとえ正論であっても「うるさい」という事実が煙たがれる理由になる。日本にいるならばこの事実は覆らない。内部告発者が守られないのもこの心理が上層部に働いているからだ。そして法の整備は追い付かない、これが現実だ。
もちろんお前が当事者ならば声を上げることは無駄ではない。だがそうでないならば関心を向けないほうがメリットがでかいぞ。怒るのはエネルギーを使う。インキャでインドア派ならばお前のエネルギー量は他人より少ない。その少ないエネルギーを自分以外のために使うなら、お前は自分のために使う余力なんてないだろう。だから勉強も集中できない、集中できないのはあの問題のせいだと思い込み、怒りは倍加する。でも怒るエネルギーは自分に向けられることはない。他人に向けて鎮火するのがオチだ。そしてまた誰かの失言、不祥事、また批判。それで何年分の時間を浪費してきた?何人が自分の上を通過していった?いくつものサイトのPVに貢献してきた?そしてお前はいつまでそのままなのか。
ニート、引きこもり、無職、フリーター。お前の苦悩はよくわかる。自分が辛い状況なのに他人が輝いてるように見えて苦しいのはわかる。自分はもう詰んだと自虐したくなるのもあきらめているのもわかる。
運ちゃんが重い荷物を運ぶ。客のクレームに頭下げてあやまる店長。失敗したら医療ミスで訴えられるかもしれない手術をおこなう医師。エリア内売り上げ一位という上からの数値目標を達成するために客先に足を運ぶ営業マン。それと同じ時間だけパソコンの前に座ってネット記事を読んでは気軽にコメント。書いてすっきりしては惰眠をむさぼっているお前。みんな同じ時間を過ごしているが、お前だけは何のスキルもない。お前が追い付こうとしても追い付けないはるか前を彼らは歩いている。
もうそろそろよくないか。ストレス発散でも、お前の時間をクソみたいにどうでもいい他人のために使う余裕はお前にはない。だからその時間を自分のために使おう。本当に簡単なことからはじめてみないか。深呼吸、ストレッチ、本や新聞の音読、本当に簡単だ。そうして自分の時間を自分のために使うことを心掛けてほしい。社会問題に目を向けるのはお前が社会で一人前になってからで全然遅くない。5年後、10年後のお前が社会で批判されるような上の立場にたっていることを願うよ。
https://peek-a-boo.love/2018/08/06/post-3169/
名前があったんだ
これだ。全くこれだ。ずっと妻を苦しめてきた。
妻「言わないでもわかってほしい。頼んだ瞬間無意味になるものもある」
私「言われないとわからない。でもわかりたい。泣かせたくない。でもわからない」
お互い無力感だけを育てる日々だった。
「一方、夫婦となった途端に態度が変わる夫は、結婚後は妻を他者として認識しなくなるようだ。これまで妻にしてきたこと、言ってきたことを全くしなくなる。もはや妻の気持ちを配慮する必要はないのだ。そのため会話もなくなり、むしろ独りでいたがり、妻は孤独に陥る。妻からの否定は裏切りになる。 」
これもあった。
妻の日常の何気ない行動を気高く、品があるなと思える。
見知らぬ人に親切で、真面目に働き、でも私を優先してくれて、いつも笑顔で、いくつになっても少女のようで。
そして私のなんの悪意もなく行ったことにいつもひどく傷ついている。
こんなに好きなのに、うまくいかない。
結局今は家庭内別居に落ち着いている。
妻は私を家族だと思わないと「期待」をせずどこまでも優しくでき
私は妻を一緒に住んでいる他人だと思うとビジネスのように接せるのだ。
私にとってビジネスのように接するというのは、今まで知り得た人間の機微や空気の読み方をデータとしてストック・活用し(2秒以上の沈黙は納得していないと翻訳できる、今度とつけるときは逆に予定を曖昧にしたいとき、等)、多大な疲労を覚悟して、なんとか相手を不愉快にさせず切り抜けることに全力を注ぐ、の意だ。
この人はそんなことをしなくても私を見捨てない家族だ、と思うとそれが停止するので前述の引用状態に陥る。やっとリラックスできる、と思って本来の自分の考え方のまま楽に振る舞うと、なぜか相手が泣いてしまう。
だからどこか冷ややかに、こういうこといっておけば喜ぶんだろう?という気持ちで吐いた言葉に本当に喜ばれてしまっては「感情を重んじる割にお前ら演技されて本当に嬉しそうだな」とうがった見方になってしまう。
本実験で、低身長女子との性体験は 最 高 であることが明らかになった。
吉原までの道は、近くて遠い。そういつだって沈黙が支配する送迎車は気まずい。僕は緊張して、ひたすら深呼吸しながら到着をまった。いっそのこと途中で下ろしてもらって引き返そうか、とも思ったがいまさらそういう勇気さえ無かった。隣には20前半と思わしき青年が座っていた。彼は帰り道でメッチャいい顔してたから、さぞかし楽しかったのだろう。う、羨ましい。
僕はビビリだ。昨年の初風俗体験(=初めての性体験)では、"お姉さん"という未定義の存在に困惑してしまい、ほとんどまったく勃たなかった。そんなトラウマが忘れられず、時間を長めに予約することにした。だから今回は90分で3万円くらい。今回のお相手は(低身長) && (黒髪) && (貧乳)という条件で絞り込んだ。すべてがTrueになるときが来た。優柔不断で迷いがちな性格なので、自分のなかでアルゴリズムを決めて、不安になる前にお店に電話した。風俗では悩む時間コストに見合ったリターンが得られないと学習してきた。
ついに店に着いた。ニヤニヤ氏は待合室でもスマホ片手に終止ニヤニヤが止まらないようであった。予約していたのに結構待たされた。TVに映る懐かしいお笑い芸人を見ながら待たされた。
さて、私の目の前には女性がいた。ちっちゃくて、若かった。後で調べてみると、彼女のような身長の女性は40〜50人に一人程度。クラスで一番背の低かった女子のイメージだ。矢口真里がちょうどそれくらいらしい。僕の顎の下に彼女のつむじがあるという光景を目の当たりにして、僕の心は水面下で興奮した。体型はコレと言って特徴がなく、肉付きも丁度いい感じであった。腕も、足も、指の先まですべてのパーツが小さく繊細であるが故に「美しい」と感じた。これまで、文字通り「手に余る」サイズの乳房をもんでみたこともあったが、それほど感慨がなかった。しかし、二つの乳房を両手で覆うと、ぴたりとフィットする感じだった。ほんのり感じる胸の脂肪の柔らかさと温かさに、静かに興奮が高まった。
人の年齢は手の甲に出るらしい。彼女の手の甲だけでなく身体全体の肌はとても美しかった。はたと、自分が20代前半だったころの肌を思い出してみると、きっと彼女もそれくらいの年代なのだろうと思った。顔には少しニキビがあった。職場のお姉さんが徹夜のストレスで口の周りにできるニキビと違い、彼女のニキビは頬にあった。化粧はニキビが透けて見えるくらい薄かった。職場で厚塗りしたブツブツの肌ばかり見ていたし、これまでお相手頂いた女性もみなそうだったので、女性はそういうものだと思い込んでいた。だから厳然と輝く肌を見せつけられて、僕は驚きを隠せなかった。
すらりと伸びた黒髪は、肩まで達するほどの長さだった。色白とまでは言えないが、色黒ではない彼女の肌に、漆黒のような黒髪が映えていたので、かわいくて繊細な雰囲気を一層引き立てていた。顔は特に印象に残らなかった。例えるなら、どこのクラスにでも居そうな感じであった。
彼女はきっと美少女だったにちがいない。よって、以後のこと彼女を「擬」少女(Pseudo-Beautiful Little Girl, PBLG)と呼ぶことにする。
私の前にいる擬少女は、おさげの髪型でセーラー服を着ていた。僕は服を着ている方が興奮するタイプだったのでありがたかった。歩いても、座っても身体を洗ってもらっても小さくて繊細な後姿が可愛かった。身長差があると、上からキスしてもいいし、僕が屈んでキスしても良いので、それがかわいくて興奮した。
とにかく擬少女の各々のパーツを触ってみて、撫でてみて小ささに感動し胸が高鳴った。
僕の数少ない経験からキモくてカネのないオッサンであっても、お金を払えば90分だけ自尊感情を得られる。そう思っていた。しかし、最初から最後まで彼女はあくびが止まらない様子で、こちらが申し訳なく感じた。なんだか会話もうまく続かないので、気まずい沈黙が風呂とベットをくっつけた不思議な空間を支配した。まあ、話が続かないのは職場で慣れている。だからしょうがないと自分に言い訳しつつ、いままで出会った風俗のお姉さんは近所のオバハンなみに話しかけてくれたので僕は楽だったということが幸運だったと理解した。
過去にコスプレデリヘルで「きみ、気持ちよくなるためなら何でもするって、言ったよね? じゃあ、アタシのここ舐めて」と言われながら顔面騎乗されて最高だった。暖簾みたいにスカートめくったりして大爆笑もした。しかし、擬少女にはそのようなプレイは望めなかった。僕はほとんどの時間、擬少女の身体を制服の上から無言で撫で回していた。まあ、それはそれで不思議な満足感があったし、気づくと股間も膨らんできていた。
擬少女は僕に撫でられて終止嫌そうな感じだった。僕は自分の強烈な性欲と申し訳ない気持ちで引き裂かれた。
制服に身を包んだ擬少女は、時計を見やると横になるように言った。やっと期待してた「仕事」にとりかかってくれた。
まず、擬少女は僕の胸の頂点をイジった。なるほど、その入力に対し正直な出力として、僕の股間は大きくなった。僕のアレは興奮して大きくなっても相対的には小さい。銭湯にいったりAV見たりすると、世の男性のアレは恐ろしく大きいのだなあと感じている。
次に、擬少女は僕の股間のアレを口に含んだ。ときどき、歯が当たったりして「口もちっちゃいなあ」と感嘆した。以前別のお姉さんに喉の奥まで飲み込まれて感動したんだけど、後日、魚肉ソーセージを僕は自分の喉奥に突っ込んでみたら嗚咽して涙を流すことがわかった。だから、擬少女が優しく口に含んでくれたのは、彼女なりの精一杯なのだろうと思った。ついでに玉も舐めてくれた。だけれども直後に手でゴシゴシしてそっちのほうが気持ちよかった。
最後にお待ちかね。擬少女のアソコは綺麗なピンク色ではないが、綺麗な構造でした。毎回毎回風俗にいくたび、女性のアソコをよく見ていないことに気付き後悔する。一回だけ以前のお姉さんが「くぱぁ」からの顔面騎乗をしてくれて、そのときはよく観察できた。さて、今回は擬少女の騎乗位であった。思い込みのような気もするが、アソコも小さく動くたび気持ち良いと感じる。「キモチいなら態度で示そうよ♪」という童謡にもあるように、僕は情けない声を上げながら快楽を受け入れた。擬少女の腰使いの甲斐もあって、僕はまたたく間に絶頂した。行為の最中に胸も触ったし、尻も撫でれたので満足度が高かった。AVで見て一度やってみたかったことがある。それは「キスしながら絶頂」だ(AVでは正常位が多いけど)。今回それもできたので大満足だった。
帰る途中でまんがタイムきららを買って帰った。部屋でニヤニヤしながら読んだ。ああ、僕には風俗よりこっちのほうが合ってるなと思ったし、3万円の風俗より500円のまんがタイムきららの方が高い満足感が得られたのであった。
今回の収穫は以下の点だ。
なんか女性に触れることに慣れてきた気がする。これまでの「されるがまま」から一歩進んで、女性を撫でたり揉んだりして能動的に楽しめた。やっぱ若い子より優しいお姉さんの方が落ち着いていい。性行為は握手の延長線上にあるような自然なふれあいであって、特別な行為じゃないと思えてきた。
次回はAVでおなじみの正常位もやってみたい。
会話も続かず女の子の表情も無表情で辛かったです。普通のソープ嬢とはこの程度の対応なのでしょうか? 優しい増田のお兄様、教えてください!
私はあまり食事を好まない。食事をすることは、すなわち殺生することである。生き物が死ぬのはかなしいことであり、殺さずして生きのこれないのは生命の悲劇である。私は食い食われる連鎖からなる生の構造をみなまで肯んじない。また、都市生活者たる私は、どこの誰か知らぬものに処理された食材を買って食事することになる。私は身銭を切ることを信条としているから、この時点で食に関する興味の半分は致し方なく失われている。本来なら、森でウサギでも狩って、その場で煮込みでも作って食べるのがおあつらえ向きなのだが、都市生活者には出来ないことであり、またそのために都市を脱出するつもりは、今のところ私にはない。そこで私は妥協案として少食をとるわけである。さらに、食事を好まない一方で私には味の明確な好みがあり、単に茹でて塩して食べる、みたいな簡単な料理を好むが、複雑な味付けのものは好まない。私の味の好みのストライクゾーンは狭く、その的を外れるものはほとんど食べない。のみならず元来の神経質も少食に影響しているだろう。私はなにかに夢中になると食事をそっちのけにしてしまうことが多く、死なないために仕方なく食事をとることがよくある。味にこだわりがある一方で食に頓着しないのである。
これらの理由から、私は少食であり、世界保健機関か国の保健省が定めたのであろう、標準体重の値からかなり劣る痩身なのである。とはいえ少食の理由はこれらに尽きるものではない。自身の痩身については、私に複雑な感情が与えられており、また自身について何を語るにせよ、私は必ずある女性からはじめなければならない。スペースシャトルに乗った宇宙飛行士が地球に戻って以来、別人格を持ちはじめることがあるという。あたかも青い星の外になにかを置き残してきたかのように、宇宙飛行士は永遠に故郷を喪失し、シャトルの不時着は帰還でなく到着となってしまったかのようだ。これに類することを、ある女性が私に与えた。
私は彼女を一目で恋するようになった。それまで経験した恋愛の感覚とは、次元が違うとでもいう他ないものがあった。今日日まで私は彼女の名前すら知らないのだが、あるいはそれ故に?彼女は私にとって紛れもないファムファタアルとなった。彼女の存在の何がしかに近づくことは、すべて正しくまた喜ばしいことであり、私が彼女のいる室内に入り、着席し、そして彼女が私のテーブルの前に立ち、声をあげたときから、私の感覚器官は福音の代弁者となった。現実と能く交わる術を持たなかった私には、あるいはそれ故に?彼女は身を焦がすように愛しい女性であり、あるいはそれ故に?目の前の彼女から私はますます遠ざかっていった。私は時間をかけて、また時間をかけた分だけさりげなく、思いの丈を伝えたものの、その後にはただ沈黙だけが広がっていた。あたかも現実にほとんど干渉しなかった私の振る舞いを誠実に反射してゆくかのように、彼女の沈黙はどこまでも虚ろにこだまし続ける。あるいはそれ故に?いまもなお私の周囲の一切が福音を黙示するかのようである。しかし、黙示をめぐり彷徨うことは、仮託されたはずの言葉を探すことであり、私は取り返しがつかないという火に焼かれ続けている。私はあれ以上のことはできなかった、これ以上はなかったことを何度も確認し、彼女と出会い、別れるまでの一切が最善であると結論せざるを得なかった。にもかかわらず私は後悔している。いや、私でないものには、それは後悔としか見えないだろう。しかし私にとっては、なにか自然の摂理がずらされることのようであり、あってならないこと、あるべきでないこと、なにかが転回してしまったことだった。端的にそれをなんといえばいいのか、相応しい言葉が見つからない。私が含まれる出来事の一切は、渦潮の流れに捕まったかのように、ある方向へと引かれる。たとえばそれは、ちょうどノヴァーリスがゾフィーと別離しなければならなかったことである。一介の読者には、それは単なる若者の失恋でしかないだろう。だが、ノヴァーリスが与えた「青い花」の名には、ゾフィーとの出会いから別離までの一切の出来事が含まれている。とこなしえに芳しい青い花とは、拷問めいたもの、十字架めいたものである。彼が紙幅を尽くして書きのこそうとしたものは、青い花の名を冠し咲き続ける。青い不合理のひと雫はその他の一切合切をまた青く染め上げてしまう。Sein zum Todeと言われるように、人間は死に向かう存在だが、たいていの現存在とは死へと否が応にも引かれてゆくことだ。だが、ノヴァーリスには、死が手段となった。彼は、生き続けるためには死ぬ他ない。彼にとって生き続けるとは、すなわち青い花を咲かせ続けることだ。そして青い花を、彼は咲かせ続けるままにする他ないのである。ノヴァーリスは簡潔にこのことを言い表した。…「我、神聖にして、言い難き、神秘なる夜の方へ降りゆかん」…
私のファムファタアルは、名をFといったが、彼女はただならぬ風に極めてほっそりと、品良く痩せた女性であった。私は痩せた自身の身体に、どこかFの面影を探している。痩身が複雑な喜びを与える。キリスト者がキリストをまねび、そのまねた振る舞いによって自己脱自するように、私の痩身とは、運命なる女性のまねびなのである。これが、冒頭に記した諸理由に比して、私の痩身により影響していると思われる。
娘は11級に難なく合格したので、ご褒美にアイスを買ってやった。
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帰りの車の中から、小学生高学年くらいの男の子が嵐の中傘もささず、レインコートも着ずにずぶ濡れで歩いてるのが見えた。
「あの子どうしたんだろ、濡れてかわいそうだね」
「傘はないのかな」
「うちのママはすごい」
とボソリと言った。
「どうして?」
と聞くと、
「だって、ママは朝に天気予報を聞いて、今日雨が降るかどうかいつも気にしてる。」
「雨の時は、傘を持ってきなさいとわたしに言うんだよ。」
「きっと雨に濡れるとわたしが風邪を引くから、そうしてるんだと思う。ママはすごい。」
とそんな感じの事を言った。
俺は感動してるのを隠しつつ、
「そうなんだよ、ママはすごい。塩とか砂糖とか醤油とか、切れたことが一度もないんだ。いつも予備がある。すごいよね。」
と返した。
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と言うと、
「そうだよね。ママもお昼寝したいよねぇ」
と娘は言った。
ロシアは反LGBTだし、アメリカだってトランプが大統領だから多様性を後押しするような圧力はかけないだろう
精神的に不安定な子供を守るためとかそれらしい理由をつければ世論も傾く
しかもものすごく突然、なんの前触れもなく。それまでグイグイ来られて、親友までお互い紹介しあったのに直後突然疎遠にされた。
あれこれしてた約束も全部なくなって、毎日来てた連絡もなくなって、直近の会う約束も無くなって、また連絡するわって言われたまま何も無い。
はい察しました、こちらから連絡するねはお前から連絡してくんなよの意ですよね分かります。別の日なんて一生来ませんよね知ってます。
てか付き合う前にセクロスしたのがいけないんですよね知ってます。分かってたから全部話半分に聞いて全然前のめってなかったのに、別にセックスしなくても会えればそれでいいなんて言われてちょっと嬉しくなっちゃった学習能力のない恋愛偏差値30、女IQ50のババアですこんにちは。
会いたいなーからの向こうからの電話1時間の翌日に突然疎遠になってもう笑いすら起きないですよ。
過去から学んだのはこういう時にしつこく連絡したり、私のこと嫌いになったの?って聞いたり会おう会おうって言わなくなったことだけですよ。沈黙のBBA艦隊。つまりは撃沈ですよ。
最後会った時、抱きしめて「もー、またすぐ会えるからそんなさみしそうな顔しないでよ笑」ってキスしてきたお前は誰だ?!
お互いの親友たちの前ではっきり私のこと好きだっていった貴様は誰だ?!
思わせぶりな言動にまんまと引っかかって股パッカーンして順当に凹んでる馬鹿は誰だ?!ワイや!私を愛してくれている家族友達ほんとうにごめんなさい!!!
でも本気でしんどいんです!色々とタイプな男にストレートな愛情表現されてどツボにハマりました!!!
かーらーのー突然FO&お前からは連絡してくんな宣言!フェードアウトてかCOですね、このペース。
辛すぎて辛すぎて声も出なくて耳鳴りして腸炎起こしてるけど全然泣けない。大人だから。相手が悪い!って癇癪起こせない理由が推して測れるからもうなんも言えねえ。
なんか見た目がタイプでスケベな女だしまぁまぁ話してて楽しいからしばらく遊んだけど、帯に短し襷に長し、しかもなんか俺のこと好きになったっぽい。あ、もっと可愛い子おったィェーィ!じゃほな!
全然涙でない。ババアは生きるだけで体力使うし、仕事もパツパツすぎてさめざめ落ち込んでる暇すらないけど精神的に蝕まれすぎて思わず抗不安薬ポチッた。
つれえわ
いのちの電話とは「死にたい」と検索をすると出てくる電話番号のようなサービスで、日本いのちの電話連盟のHP曰く 「自殺予防いのちの電話」は、様々な困難や危機にあって、自殺をも考えておられる方の相談電話です。
どうぞおひとりで抱えず、その苦しいお気持ちを私たちに聞かせてください。 とのことだ。
本日私は自殺したくて自殺しそうで気が狂いそうだったのでいのちの電話に文字通り必死で電話をした。
結論として、いのちの電話に掛けたことで私は今もこうして生き延びてこの文章を打っている。
しかし、いのちの電話のあたたかい対応によって気持ちが救われたから生きているのではない。
いのちの電話の無知と侮辱にまみれた対応によって怒りが燃えたから生きているのである。
何も電話が中々繋がらず240回も掛け直す羽目になったから怒っているのではない。
絶望はした。何度掛けても繋がらない。こちらは目の前に転がっている死のビジョンから目をそらすために、僅かに残った理性で必死に電話をしているのだ。
充電器のケーブルで首を絞めないために、窓から飛び降りないために、ボールペンを喉に突き立てないために、必死で思考を逃そうと電話をかけているのだ。
元々、いのちの電話 つながらない でサジェストされる位にはいのちの電話が繋がりにくいという事は知っていた。
はてなにも http://boring-story.hatenablog.com/entry/2016/08/17/011626 という記事がある。
繋がりにくい理由として支援が十分でない事、相談員が足りていない事、この日本がただ生きるのだけでも過酷すぎる故に掛かってくる電話は膨大な件数で内容も深刻化が進み長時間になっているという事も聞いている。
しかし、ここまでとは思わなかった。
もしこの記事を読んでくれているあなたが死にたくなった時には是非全国、あるいはお住まいの地域のいのちの電話にかけてみて欲しい。
こちらは全国のいのちの電話の番号一覧である https://www.inochinodenwa.org/lifeline.php
命をかけて電話をかけて、鳴り続ける呼び出し音に耐えた後、やっとつながったと思ったら、ただいま大変電話が込み合っております。恐れ入りますが暫くしてからお掛けください。という音声によって無慈悲にも電話は終了する。
音声ガイダンスの文言等には地域差がある可能性が含まれるからあなたがかけたいのちの電話とはちょっと違うかもしれない。
けど絶望的につながらない。
まずこの時点で死にたくて死にそうでたまらないのにいのちの電話にたどり着けず、あきらめた人が大勢いるだろう。
いのちの電話にかけて繋がらないで帰って気持ちが電話を掛ける前より落ち込んだ人もいただろう。
私は240回目でつながった。
今かけている電話でつながるなんて心にもなく、電話をかけ直すためにただただスマホをタップするだけの機械になっていた私は言葉が出なかった。
しばらく何も言えずに無言の時間が続く。
「どうかされましたか?」
私は必死に声を振り絞って言った「死にたくて困っているんです」
「そうなんですか。何に困っているんでしょう?」
どうやら電話に出てくれた相談員さんは「死にたい」という言葉が聞こえなかったらしい。私はもう一度「死にたくて困っているんです」と繰り返した。
「困っているんですね」
まだ私の死にたいは届かなかったらしい。相談員さんに悪気はない。悪いとしたら小さい声しか出せない私だ。
ただ、もう生きている人に向かって死にたいという言葉を何度も発するのが限界で私は何も言えなかった。
「あの、私このまま待っていていいんでしょうか?」
私がまだ何も言えずにいると
「何もないなら切らせていただきます」
私は急いで言った「死にたくて自殺しそうで困っているんです」
「自殺しそうで困っているんですね」
自殺というワードが届いてから相談員さんの口調がやや緊張したものになった。
「えっと、あなたは自殺したいと考えるくらいには辛いことがあったんですね それは辛い、それは大変ですね」
ちょっと嫌な予感がした。
「あなたの辛い気持ち分かりますよ。自殺したい、と考えてしまうのは何か自殺を考えるきっかけになるような辛い出来事があったんですね。いつから自殺をしたいと考えるようになったんですか?」
分かります、という決定的な単語が飛び出した。顔も知らない相手、今までどんな人生を歩んできたか、何があったか知らない、出会って数分の相手の死にたい気持ちが分かります?!
それに相談員さんが多用するえっと、ぎこちないしゃべり方、この人は今まで何人も相談の電話を受けてるんだよね!?
でも私も会話して数分の相手だ。ここで信用できない相手だと心を閉ざしてはいけない「ずっと前から死にたくてしょうがないんです」
「えっと何かあって、その、自殺したい,と考えるようになってしまうくらい辛いことがあったんですよね?」
正直に自殺したいと考えるようになった原因と思える何かは家庭環境、学校生活、対人関係、仕事、今から昔まで沢山ありすぎて何かがあって死にたくなったんだと上手く説明できない。
それになんかもう、辛いとか大変という言葉で自分の状態を感情を決め付けられてしまったようで酷くショックだった。
こっちは死にたくて困っているとは言ったが、どれだけ辛いとかなんて言ってない。「明確に何か思いつきません」私はそう答えた。
暫く沈黙があった。
「えーっと、なんか、あたし何て言ったらいいんでしょうか?」
えっどういうこと?何て声をかけたらいいか分からないって、相談員の人が相談している相手に向かって言う言葉なのか?
これにはなんかもう訳が分からなくなって、私がかけたのはいのちの電話だよな、相談員の人っていくら人手が足りないとはいえ研修を受けてこのお仕事をしているんですよね?と困惑した
本当に頭が真っ白というか、まさか相談員の方からそんな言葉が出るとは思ってもなくてただただ言葉が出なかった。
「あの、私は、あなたがどんな風に辛いのか、そういう話をしてもらって、その辛いお気持ちによりそって、あなたがお話をすることで、少しでも楽になれば、私は嬉しいなと思っているんです。」
会話の意図がさっぱり分からなくてこの時は何も答えられなかったのだが、相談員さんは私に辛い話をして欲しかったようだ。
「あの、えっと、ここは辛い気持ちを話して楽になってもらう場所なんですけど、でも、あなたは何も話したくないという事なんですね。」
「あの、でも、借金とか、なにかないんですか?」
借金ないんですか?え、いくら何でも例えでも借金があるかないか聞くか?
何かもう借金ありそうですねと言われたみたいで、あなたの汚点はなんですかと聞かれたようで、酷く侮辱を受けた気になっていた気がする。
「あなたは何にも話さないんですね 辛いことを話してくれないんですね ここではあなたの辛い気持ちをお話していく中で少しでも支えになれたらという場所です」
何時間もスマホを握り続けてここまで辿り着いたのだから、電話をかける前より酷い気持ちになってたまるかと、相談員さんの話を聞くこと怒らないように必死に耐えていた。
「辛い気持ちを話したくないなら電話なんてしないでください 他にも待っている方がいらっしゃいますから、電話は切らせていただきます」
「じゃあ話してください」
笑いながら言われた。私は相談員さんの話し方や態度が耐えられなくて泣きながら「もういいです」と電話を切った。
書いていて、疲れて、電話の通話履歴は残っているけれど、相談員さんとのやりとりが非現実的に感じられて怒りは比較的収まった。
それで思ったのだけど、これ、私が間違っている。
普通、自殺は明確に何かがあって、何かが起きたから考えるようになることなんだ。
私は日々波のように襲ってくる自殺衝動が辛くてきつくてそれを収めたくて電話した。
だから相談員さんは私が辛いことをいつまでたっても話してくれないと困惑していたのか。
いのちの電話は今この瞬間にも死にそうで自殺に移りそうな自殺衝動が辛い人がかけるように作られていないんだ。
いのちの電話が相談してくる人として設定しているのは何かがあって辛くなって死にたい人間なんだ。
それと比較して書けば私は死にたくて死にそうで頭と体がそれで一杯になって辛いから死にたい人間なんだ。
私の電話に出てくれた相談員さんの対応は、今この瞬間生きるか死ぬかの人間にはちょっとアバウト大胆で、今にも死にそうな人と電話するためのものではないんだと思う。
でも多分この相談員さんと話して気持ちが楽になった人も、この相談員さんと話して助けられた人も沢山いるはずだ。
今辛くて話を聞いて欲しい人がかけるものだ
じゃあもしかしたら、毎日毎日ふとした瞬間に湧き上がる自殺衝動と戦っているのが辛い人ってとっくにそれで精神科に通っている?
ああいのちの電話はなにがあって死にたいと感じているのか、自殺を考えたのかを話せば死ななくなる人がかける電話なんだ。
私は死にそうで死にそうで辛かった。
また今日もふとした瞬間に自殺衝動は沸いて必死に死なないように死なないように死なないようにしなきゃと耐える羽目になるんだろう。
死にそうで死にそうで学校に行けなくて、うつ病を疑って二度それぞれ別の精神科に行ったことはあるんだけど、よくある事だとその程度ではうつではないと笑われて終わりだった。
そう判断されないのは私はこうやって文章を書けるくらいには落ち着いてしまうからか、診察時には落ち着いて話をしようとするからか。