はてなキーワード: 映画館とは
とある映画館にふと映画を観に行ったら,毎週水曜日がレディースデーで,女性は1300円でチケットが買えていた.
レディではなかったので自分は定価でチケットを買ったのだが,今もモヤモヤしている.
その映画館にメンズデーがなかったことが気にかかっているのだ.
その日がたまたま水曜日で,もしメンズデーが火曜日だったら,「あー,昨日行ってればなー」と思いながら1800円を払っていただろう.
しかし,レディースデーしかないと,「なぜ男であるというだけで割引がないのか」という気分になってしまったのだ.
勘違いしてほしくないが,これは,映画館はメンズデーを導入せよ,という文句ではない.
なぜ,メンズデーがあるかどうかで金を払ったときの気分が変わってしまうのか,自分でもよくわからないのだということを言いたいのだ.
なのに,なぜメンズデーの有無だけでこうも消費への満足度が変わってしまうのだろうか?
8000円くらいするゲームも、100時間遊べば1時間80円で遊べたことになる
それに対して映画館で見る映画なんかは、1800円を2時間で割って1時間900円とかで、かなりコスパは悪い
飯なんかもコスパ悪い
本は微妙で、通読は相当長い本じゃなきゃ5時間はかからないと思うが、値段はだいたい600〜1000円くらいはする
登山とかはどうなんだろうな……評価のしかたもかかる金の相場もわからん
旅行なんかは数日で数万吹っ飛ばすからコスパ良いとは言えなさそう
バードウォッチングなんかは初期投資さえすめば結構タダに近くていいのか?でも交通費はあるな
流行ってるからという理由だけではとても手を出せなかったが、少し気になっている子と一緒に映画館へ行けるかもしれないという不純な理由によって俺は鬼滅に手を出した。
2週間くらいかけてTV放映版をアマプラでてきとーに見て、ふーんと思った。面白いけど魂持ってかれるくらいの情熱は感じなかったし、もういい年した大人になってしまったので子供がひたすら可哀想な目に遭いつづけるというのはちょっとしんどかったのだ。それはそれとして炭治郎少年は近年稀に見る立派な主人公ではないか。色々あって気になる子と一緒に行く計画は潰えたが俺はそれでも一人で鬼滅の映画を見に行くことにした。
結果、魂持ってかれた。泣きすぎて俺はエンドロールで歯を食いしばり拳を全力で握りしめなくてはならなかった。でも映画館にいたみんなが恐らくそういう顔をしていたのではないだろうか。暗闇に隠れてみんなが泣いて心を奪われていた。恐ろしい光景じゃないだろうか。日本全国で、いや世界のどこかしらで、この映画が公開されてからかなりの量の人間が…しかも結構いい大人が号泣してきたのだ。怖。
とにかく俺は…。俺は…。言わずもがなだと思うが煉獄さんのあまりの志の崇高さに胸を打たれて泣いていたのである。
まずこの人は登場シーンからすごい。お弁当をうまい!うまい!と言いながら食べる。普通あんなに食べたらうまいと口にするほどの新鮮な感動なんかなくなってしまうはずだ。それでも毎回一口食べるごとにうまい!とのたまい、とんでもない量の食事をきれいに食べきってしまう圧倒的な健全さに俺はまず驚いた。すごい人だ!弁当を作った人がいたら泣くと思う。俺は昔親含め家族全員の弁当を用意していたことがあったが、ここまで喜んでもらったことは当然ない。別に煉獄さんは弁当を作った人のためにうまい!と言ってるわけではないだろう。それでも毎回感じた感動をアウトプットしてくれる人が一体どれだけいるんだろうか。弁当作りについてもそうだが、仕事でも学校でもそうだった。
もちろん煉獄さんは非実在の人物だ。ただの絵と文字でできている。本物の人間がこの人のようになるには恐ろしい努力と恐ろしい無理を重ねなければならない。
そんなことはわかっているのだが、煉獄さんはそういう建前を全部ぶっこわしてしまうくらいもっともっと素晴らしかった。
終盤に突然上弦の鬼とかいうのが襲来する。映画館で俺は震え上がった。ずっと仄かに感じてきた煉獄さんの死の匂いがここで耐え切れないほど強くなったからだ。
こんなに素晴らしい人が長生きするわけないじゃないかよぉ〜!!と発狂しそうになった。
心を燃やせとかいう煉獄さんの名台詞は俺もなんとなく聞いたことがある。燃やしたものは灰になる。強く燃えれば燃えるほど早く尽きるだろう。煉獄さんの炎は力強く消えることがないように思えるが、そもそもこんな役に立ちそうな人が最後まで残っていたら絶対展開が難しくなる気がする。俺が作者なら早めに感動的に退場してもらい、後々主人公の成長に影響を与える存在になってもらうだろう。
みたいなメタなことを考えながら震え上がっていると煉獄さんは鬼の誘いを断った。
お前も鬼になれ。鬼になればもっと強くなれる、怪我も治るし老化もしないし長生きするし更に強くなれる見込みありありだぞ。という感じの話を何回されてもきっぱり断った。
「断る!」
「君と俺では価値観が違う!」
みたいなことをひたすら言い続けた。
俺はその後に来るであろうお決まりの台詞がないことに違和感を覚えたが、
結局そのお決まりの台詞を煉獄さんは退場するまで一度たりとも発さなかったのだ。
何かというと、卑劣な誘いに対して「そんなことをするくらいなら死んだほうがマシだ」みたいなあれだ。バトルものなら絶対誰かが一回くらいは言うあれ。これを口にすることにより、敵の誘いに対する絶対的な拒否、拒否のレベルの高さ、正義のために自分の命すら捨てることを厭わない高潔さ、また死を選ぶほどの勇気など色々なことが表現できるので、主人公とかがよく口にする。侍の時代から潔く死ぬことは美しいことだ。その価値観は今の今までなんとなく続いているが、煉獄さんという誇り高い剣士は今こそそれを口にするべきタイミングで愚直とも言えるほど真っ直ぐなお断りをするだけなのだ。時代的にもまったくおかしくない上、たぶんジャンプ誌上ではあらゆるタイミングで「死んだ方がマシ」と死を恐れぬ猛者どもが口にしてきたはずなのに。
煉獄さんは命を大切にする人なのだ。というか、命を無駄にしない決意を持った人なのだろう。俺がそう決定的に思ったのは煉獄さん自身の吠えるような強い台詞によってだ。
「俺は俺の任務をちゃんとやりぬくぞ!(意訳、泣きすぎてあんま覚えてない)」
「ここにいる者は誰も死なせない!!」
「若い芽は摘ませない!」
煉獄さんは死んだ方がマシなんて絶対に言わなかった。炭治郎が言ったように、ここで煉獄さんが倒れると他の全員が死んでしまうかもしれないのだ。煉獄さんは生きている間、ベクトルが常に他人に向いている。炎柱になったことを父褒めてもらえなくとも、その辛さより弟への気遣いを優先した。人のためになるべく生きてきた人だ。死ぬほど苦しくても怖かったとしても少しでも長く生きなくてはならない。人よりも力ある人間は人を助けなくては。みんなのための命だから、粗末にしてはならないということなのか。そんな自己犠牲は狂気ではないか。煉獄さんの考え方はやばい、それは俺にもわかる。しかしこれを美しいと感じてしまう俺自身のやばさも分かる。怖い。煉獄さん怖い。立派すぎて怖い。でも立派な人だ…。
結局、やり抜けない人が自己犠牲に走るのは危ういということなのか。俺にはできない。仕事でも自分の親の世話でも滅私奉公をやり抜くのは不可能だった。多分俺には人より力がないからだ。でも煉獄さんにはできた。それだけ人を助ける力を維持し続けたから誰も不幸にせずにやり抜けたのだ。
朝日と共に映画は終わり、烏が煉獄さんの死を告げた。その後のエンドロールですら俺は目茶苦茶泣いた。煉獄さんの死を烏が告げ回った後に、その烏を腕に止める煉獄さんの絵を見せるなよ。煉獄さん自身もこうして訃報を受け取っていたのかなとか思ってしまうだろうが。煉獄さんはいつも表情が変わらないからこのタイミングでその絵を見せられると変な勘ぐりをしてしまう。
そもそも映画でこの話をやるなよと思った。たとえらこの後泣いた顔で映画館を出る勇気は俺にはない。だからしばらくトイレに篭ったりした。
煉獄さんが口にした命の美しさとは、不可逆的に前に進み続けることだ。常に進み続ける。どんなに辛いことがあっても。漫画やアニメやDVDではともかく、映画館で観る映画は俺の力では止められないし変えられない。もう少しこの素晴らしい映画を見続けていたい、煉獄さんがいる時間の中にまだ居続けたいと思ったところで1分たりとも時は戻らず進み続けるだけなのだ。そんな構造で煉獄さんの物語を見せようとした嫌らしさと巧妙さがしんどい。いや、素直に言うとすごいと思います。
多分、映画を見にきた人々は炭治郎たちと一緒に無限列車に乗せられてしまうのだと思う。共に切符を買い、係員に鋏を入れてもらい、わくわくしながら決められた席に座る。この装置が自分をどこに連れて行ってくれるのか胸を高鳴らせながら。きっと素晴らしい旅になると夜汽車の窓を(俺たちは暗闇に浮かぶスクリーンを)ただ見つめる。彼らがお弁当を食べるようにたまにはジュースを飲んだりポップコーンを食べる。これは楽しい旅だから。
無限列車を作り出した鬼は炭治郎ではなく、自分自身でもなく、スクリーンに向かってこう言うのだ。
「人間の幸せな夢を見たいって言う欲望は本当に強いものなんだからね」
みたいなことを。
楽しい夢を見にきた俺たちは地獄を見せつけられる。多分漫画で予習してきた層にとってもそのはずだ。心躍る旅だと思ったのに、恐ろしいクオリティで畳みかけられる情感と精緻な臨場感で一刻一刻がつらくなる。どちらが素晴らしいと言う話ではなく、漫画の中の煉獄さんの存在感と、この映画の中の煉獄さんの存在感はまた別物だ。どんなに漫画を読んでいても映画を初めて観る人は映画の中の煉獄さんには初めて会うはずなのだ。映画の煉獄さんはすばらしい。絶対に予想を裏切ってくるほどすばらしい(重ねて言いたいのだが決して漫画より優れていると言う意味ではない。自分の頭の中にあった程度の予想など軽く振り切ってしまうほどの出来というほどの意味だ)。映画の煉獄さんは俺たちが頭の中に描いていた予想よりずっと優しく、強く、魅力的だ。だからこそこの人をずっと見ていたいと強く願わされ、その願いを留めておく方法がないことに涙する。映画は止まらない。走り出した汽車も止まらない。列車は時と同じく常に走り去りゆくものだ。また同じ場所を走る時にはまったく違う乗客で満たされているだろう。
不可逆的に前に進み続けること。残されたものは生きていくしかない。それを突きつけられた炭治郎たちの夜は明け、俺たちのスクリーンの夜すらも空けてしまい、俺たちは煉獄さんのいない平凡で平穏な日常に取り残される。それでも進まなくてはならない。だから俺はアホみたいに泣いた顔をマスクで隠してちゃんと歩いた。煉獄さんのいない日常を生きなくてはならない。
でもエンドロールの最後の最後で煉獄さんの折れた刀を見せつけてきたのは誰なのかマジで知りたい。お前のせいで俺はあの瞬間更に涙が決壊した。お前だけはマジで許さん。
ちなみにその映画館は商店街の中にあり、内装は木でできている。インド人(何人かは知らないがインド人だと確信していた)が受付をしていた。私は1000円を出してなぜかそのまま待っていたが金が足りないことを指摘され、すみませんと言って300円を追加した。店内で食事と交換できる赤い楕円形のコインを2枚もらった。
スクリーンは普通の映画館のように閉め切った部屋ではなく、大窓から光が差し込む明るい広場にあった。椅子もスクリーンの外枠も床も木製である。こんなん大丈夫だろうか。絶対後ろの物音気になるやんと心配になった。
食品売り場を見てみると焼きそばや定食などのガッツリ系しかなく、腹が減っていなかったので食べられるものがなかった。かと思えば、髭面のでかくて肌が黒いおじさんが小さな娘とケーキのようなものを焼いていた。セルフサービスだろうか。ケーキを焼くところからの。
そこまで見てから、コロナ禍に映画館に来てしまったことや変な映画館を引いたことを後悔した。
終わり。
https://anond.hatelabo.jp/20210131122416
ほぼ同じ理由で、コロナ禍だし、いっそのこと期間限定で海の見える家に住みたい…と、別宅借りたんだけど、
移動も買い物も車ないと生活できない場所だから強制的にペーパー脱出したんで、ブコメにも書いたけど参考になれば
親は遠方、友人知人もペーパーだから、隣に誰か乗ってもらうという手も使えなかったんで、素直にペーパードライバー教習受けた。
教習所のペーパー講習通うか迷ったけど、価格があんまり変わらなかったのと、密避けたくて自宅まで車持ってきてくれる出張タイプのペーパードライバー講習を受けた。
私の場合、15年のペーパーではあるけど、原付に乗ったことがあるんで交通ルールはそこそこ大丈夫そうだったので、
1日4時間のコースで、千葉に引っ越すので都内からアクアラインで千葉まで移動出来るようになりたい、と希望を出して予約した。
教習当日はレンタカーのヴィッツを持ってきて自宅に来てくれた。それに補助ブレーキをつけて練習する。
車幅感覚とかなにそれ?だけど、こまめに軌道修正の声掛けはしてくれた。(右行きすぎてるよ、とか、こういう場面だと速度もっと落として、とか)
基礎の車間距離や、速度、停車時は前の車のタイヤが隠れるくらい、とか、具体的なアドバイスをこまめに出してくれて、かなり勉強になった。
都内ならではの車道に多い自転車や人の避け方、狭路、すれ違い方も教わって助かった。
自分は免許を合宿でそれも雪の新潟で取ってしまってたんで、都内ならではの道路事情や運転を知れてよかった。
市街地走って、広い駐車場のある商業施設に入って、駐車の練習を何度か。
これも図に書いてのハンドルの切り方の説明分かりやすくて、よかった。
ペーパードライバー専門だからか、全体的に講習の人も物腰かなり柔らかい口調で、ペーパー特有のつまづくところが分かってるからか、説明がとても分かりやすくてよかった。
市街地を走る・駐車の練習・首都高の出入りがあるコースを組んでくれて、だいぶ足がかりになってよかった。
特に首都高は、免許持ってる人でも避けてる人が多いから、これがきっかけで乗れるようになってかなり助かった。
原付経験があったんで4時間で足りたけども、完全にペーパーであれば、複数回いるかもしれない。
出張教習の時間がもったいないので、交通ルール(標識まわり)の復習だけは事前に自習しておいたほうがいい。
講習後いきなり乗れるようになるわけではないので、その後も自分の車を持つまで間を空けずに自主練したほうがいい。
都内ならカーシェア網があると思うので、使わない手はない。格安のレンタカーでも良い。
初心者マークは100均で準備して貼る。「わ」ナンバーの初心者なんて近寄りたくないから、まず距離を置いてくれる。
15分250円とかなので(予約時間の15分前には乗車できるので、実質30分)、入出庫の駐車の練習だけでもいいから、慣れを忘れないようにしたほうがいい。
時間に余裕のある時はナイトパックを使って、交通量が少なそうな時間帯を選んで、
駐車場の広いスーパーや、映画館にレイトショー見に行ったり、ニトリ・IKEA等、都内でも駐車場代がかからない場所に、車で行く必要がなくても練習と割り切って乗るようにした。
このあと、格安の短期カーリースで車を6か月契約で借りて引っ越した。
都内と千葉の往復で何度も高速乗って、降りて、観光して、スーパー行ってを繰り返して、ようやく年末に初心者マーク外してペーパードライバー返上できた。
8月末にペーパードライバー講習受けたのでだいたい4か月くらいかな。
運転する頻度が週に1回ぐらいだからこれぐらい掛かったけども、頻繁に乗る人なら初心者マーク外すのもっと早いと思う。
ここまでくれば当分運転しなくても、そうそう簡単には運転忘れないだろうと言うところまでは来れてホッとしてる。
私の場合、旅行でレンタカー使えるようになりたい、という動機が大きかったんで、その為にしては大きすぎる出費だけど、今後何十年と使えると思えば満足してる。
時折無茶苦茶なことを言い始めますが、自分が怒りにとらわれていた時点での感情であって、日ごろから自分がそういった主張の人間というわけではありません。
ただ、そういう風な思考回路を辿ったよという事実が誰かの参考になるんじゃないかと思い記録しています。
また、タイトルの「理不尽な怒り」というのは、自分が勝手に理不尽に相手に怒りの感情を抱いたという意味です。
理不尽なのは私の考えがであって、叱責した側がではありません。
まずはどのような叱責であったかについて。
内容は、数日前の仕事においてある方にサポートしてもらったことについて、一言何かあってもいいんじゃないのかといった類のもの。
単純に私が忘れていたのが悪いので、叱責の内容自体はもっともなものだと思っています。
場所は職場の休憩所で、人が多く集まっている時間帯。非常に威圧的な態度での言葉で、言われている間私はすくみあがっていました。
いわゆる「人前で叱責する」というパワハラの一種みたいな感じです。上司ではなく先輩なのでパワハラとも少々異なる気がしますが。
申し訳ない気持ちと相手の威圧感に押されて頭が真っ白になった。
始業直後のことであったので、とりあえず仕事に取り掛かるもそのことが気になって頭が回らなくなる。この時点ではまだ叱責されたことを気にしている段階。
脳細胞の稼働率が普段と比較して70%ぐらいまで落ちているという感じがする。
思い返せば、あの日特に大きなミスを起こさなかった自分はよくやったと思う。
怒られたことを反芻しているうちに、言われた内容や場所、その時の相手の表情態度などパーツ分けをしてそれぞれに思いを巡らすようになる。
やはり仕事は片手間でやっている状態。脳細胞稼働率が70%で、30%ほどは常に怒られたことについて考えている。
「内容についてはわかるけど、何もあんな風に言わなくても」「そもそもあんな注目を集める場所で言うか」「挨拶を忘れていただけなのにあそこまで言われる必要はあったのか」「怒られたせいで仕事に手がつかない」
といった具合。思考が迷走を始め、相手自体への嫌悪感や怒りが混じり始める。
仕事が終わり余裕が出てきたことでさらに思考が迷走し、半ば個人攻撃、差別的思考のような内容が中心になっていく。
「そもそも日ごろから威圧感出しまくりで鬱陶しい」「前職が○○だって聞いたけど、研修で人間性を否定されたっていうんだったら人間のいるところに帰ってくるなよ」「普段から他の後輩も偉そうに見下してるしそんな態度で感謝してもらえると思ってるのか」等。
ベトナム帰還兵の悲哀を描いた名作で、母国に帰ってきても碌な仕事も貰えない青年、ランボーが感情を爆発させるシーンは映画史上屈指の名シーンだと思う。
私はそのシーンを見て帰還兵の苦しみに思いをはせた事があったが、ここで一つ実感した。
上下関係に異様に厳しく、威圧感があり、言葉はぶっきらぼうだが鋭く、暴力的で何をするか分からない。そのうえ何かあったときに物理的に制圧することも不可能。
前3つでも相当きつい。全部そろった帰還兵を自分が職場で受け入れられる自信はない。
考えてばかりで疲れたので、強めのアルコールを摂取し思考を吹っ飛ばす。
あまり気にならなくはなったがそれでも時折辛く感じる。
とりあず当日はここまで、明日は休日なので何とかなるだろうと考えて就寝。
テレビを見て気を紛らわそうとするが、一定間隔で怒られた時の声音と顔がフラッシュバックし始める。
傷が熱を持ち始めた時のようにじんじんと痛みとフラッシュバックが繰り返し、まるで自分の視界上に怒り色のペンキをぶちまけられたみたいだとか考え始めた時点で察する。
「やばいこれトラウマか、トラウマになりかけなのかこれは」なってる。
余りに繰り返し続けるので、発覚しにくい方向での嫌がらせの方法について考え始める。
あれでもないこれでもないと考えた上で「まだ陽性出てないコロナ患者がいたら、体液でも貰ってあの人中心にクラスター発生させたいなぁ」とか考えだした時点で瀕死だった理性が復活する。
ものすごく不毛だこの思考は。不毛だとわかっているのに思考がコントロールできない。
そもそも相手の主張内容自体は間違っていないのに、相手の人格を否定するような考えや相手を貶めるにはどうすればいいかという想像が頭をめぐって止まらない。
ここでまた唐突にあることを思い出す。この展開、三国志で死ぬほど見たやつだ。
人前で叱責されたことを根に持ち謀反を計画するも、事前にバレて族滅されたり。
酔っぱらった状態でのパワハラを根に持ち、出陣前の上司を裏切り殺したり。
気に食わない上司に不満をもちそれを口にしたことを讒言され、庶民に落とされたり。
張飛と関羽の部下は悪者扱いされがちだが、その気持ちを不覚にも理解してしまった。
あの人も主君に酷い仕打ちを受けつつもその場は耐え、のちに謀反に手を貸し復讐を果たした人物だった。
よく耐えられるもんだと思った。自分ならその場で動揺して打ち首だ。マジリスペクト。
さらに「好きの反対は嫌いではなく無関心」という言葉を思い出し、そんなわけがあるかと叫びたくなる。
自分が忘れたくても関係なく興味を引き、頭の一部を支配して、マイナスの感情と心身への不調をもたらす感情。
完全に好きの反対だ。バフとデバフの関係であり、興味という原点から正反対のベクトルを描く感じだ。
「好きの反対は……」などといった小洒落た言葉に何の意味もない。好きの反対は嫌いだという事実を直視したほうがいい。
嫌いな対象に対してばかり思考が向いて建設的なことを考えられない状態というのはかなり堪えた。
とりあえずこの感情はろくでもないものだという自覚を持ったので何とかしようと思って、鬼滅の刃のアニメを見始める。
漫画は読んだけどアニメは見てなかった。今無限列車編の4dxが上映されてるらしいのでこの休暇中に全部見ようと思いマラソンをスタートする。
水の呼吸って映像化するとこんなに奇麗なのとかそういう今更感あふれることを想いつつ全話見てそのまま勢いで映画館に行ってみてきた。
前々から「こんなまっすぐな主人公が評価されるなんて凄い時代だ」と思っていたけれど、改めて炭治郎君凄いな。
相手のことを否定したり、食って掛かったりしない。伊之助との会話で特に顕著で、話の腰を折らずにうまく相手を動かす技術が突き抜けている。
これぐらい器用かつまっすぐに人付き合いができたら素晴らしいだろうなと思いつつ感動のまま映画視聴終了。
大迫力で素晴らしい体験ができたが、常に微振動が続くので、途中でトイレのために退室する客がいたのが印象に残った。
怒られた話? そんなものどうでもいいや。
あの××のために思考回路を割いたこの数日間は完全に無駄だった。
負の感情に思考のリソースを割くの本当に無駄でしかないよね。あー無駄無駄。
↑のような思考をするようになったらかなり精神的に楽になった。
それなりに落ち着いたうえで、休み明け、同僚に「この前のアレなんだったの?」と聞かれたので「仕事関係で気が利いてないってちょっと怒られてねー」と軽く話をして独り相撲終了。
独り相撲をさんざんやったけど、なんだかんだで人に話を聞いてもらうのも大事だよねという話であった。
・怒りは二次感情と言うが、困惑や恐怖が怒りに煮詰まっていく過程を確認できたのはよかった。
・ハラスメントが成立するにあたっての、内容以外の要素の影響の大きさを実感できた。
・嫌いという感情がいかに不毛なものかを理解できた。これからは嫌わず憎まず梯子を外すよう努力します。
・謀反ってこうやって起こるんだなというのを肌で体験し、スケールの大きい経験をした気になった。歴史は繰り返す。
怒りに囚われているときの自分の感情がまるで自分でないみたいに制御できないことが非常に厄介で印象深かったのでみんなにもっと知られてほしいなと思う。
自分は普段から、「嫌いな相手のためにエネルギーを使うのが勿体ない」という理由で他人を嫌わないことをモットーにしていたから、怒りを抱いている状態でもある程度理性が働いたが、本当に自分ではない何かを必死で抑え込んでるような感覚を覚えた。
「ごめん無理なのおおおおお必死でやってるけど無理なのおおおおおうおおおおお本来の俺はこんなのじゃないいいいいい俺の思考に侵入するなぁあ脳のリソースを奪うなぁぁぁぁぁ助けてぇぇぇぇマジ無理いいいいい」という具合で悲鳴をあげながら向き合いました。善逸かよ。
映画秘宝はもう終わりだろう。
廃刊というのは今はほぼないとかいうきゅうかいまめちしきはともかくとして、あの気持ち悪いことした編集長切って別の人を編集長にして存続するような余裕のある体制じゃなかったぽいじゃん。
まさか会社ごと消滅してた方がマシだったなんていう展開は予想外だったけどよのなかそういうものかもしれない。
映画秘宝って当初は70年代とか80年代にあった誰も見てないような映画をおもしろおかしく紹介するみたいなのがコアにあった雑誌で、オトコの映画雑誌みたいなホモソーシャル的要素は確かに強くあったのはあったのだけど、どちらかというと一人で映画館にいって映画見るような人向けの映画を紹介みたいな路線だった気がする。
ファミリー向け、カップル向けの映画ばっかりじゃなくてこんな映画もあるんだぜ、みたいなのはインターネットがそこまで普及してない時代にはありがたいところではあった。だけど、なんだかんだでそんなにヘンテコ映画のネタが続くわけもなく「これ前も見たよ」とか「言われるほど変な映画でもねえな」みたいなのが多くなってきて雑誌買わなくなっていった。買わなくなった理由はそれだけじゃなくて広告が増えるのは良いんだけどBOXセットの宣伝で、シリーズ全作揃ってないのになんか褒めてたりしてアホかいなみたいに思ったのもあった。
別に高いの買えとは言わない軽でもいい
車なんてアウトドアの極みなのに?と思うだろうが俺は逆だと思う
我が部屋が城ならば車は外という脅威から守ってくれる動く城でもある
大雪除いて天候に左右されずに外出できるというのは心に大きな余裕が生まれるのである
例えば君が映画好きならば映画館に行こうとしても雨が降っていたらそこで断念するだろう
家から車で映画館にいってそのまま映画で見て車で家に戻る間はずっと室内にいるような気持ちだから
もしも君がゆるキャン△を読んでキャンプにちょっと興味が湧いたとして正直キャンプ用品を抱えて生身だけで行くのは無謀に近い
そこで車を味方にすればいい重たい荷物を持たなくても良いし、テント張って泊まるの心細いなら車内で寝ればいい
それはキャンプといえるのか?はともかくとして何もしないよりはマシだろう
それならば車という城を手に入れて立ち向かえばいい
http://shionei.blog19.fc2.com/blog-entry-4761.html
シアター内ではしゃべりながら飲食しない。ロビーではしゃべりながら飲食する。
マスク無しでしゃべるかどうか
ってことなのかなと思った
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
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00 | 100 | 13388 | 133.9 | 32 |
01 | 110 | 14491 | 131.7 | 50.5 |
02 | 88 | 9129 | 103.7 | 58.5 |
03 | 43 | 5649 | 131.4 | 36 |
04 | 17 | 2867 | 168.6 | 80 |
05 | 19 | 2556 | 134.5 | 104 |
06 | 25 | 2060 | 82.4 | 42 |
07 | 36 | 2555 | 71.0 | 39.5 |
08 | 76 | 5900 | 77.6 | 34.5 |
09 | 101 | 10009 | 99.1 | 63 |
10 | 136 | 13890 | 102.1 | 39.5 |
11 | 157 | 14511 | 92.4 | 47 |
12 | 151 | 12627 | 83.6 | 41 |
13 | 178 | 18012 | 101.2 | 37 |
14 | 129 | 11801 | 91.5 | 38 |
15 | 119 | 21733 | 182.6 | 51 |
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1日 | 3060 | 318360 | 104.0 | 42 |
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LDHにハマった人が少し変わった話
私は三代目J SOUL BROTHERSとEXILEがとても好きで、彼らの所属する事務所LDHのほかのアーティストのことも応援しています。
◼️出会い
2017年の夏の終わりの私はEXILEのメンバーが何人いるのか知らず、踊る人が多いなぐらいの認識で、三代目J SOUL BROTHERSもグループ名だけはなんとなく知ってはいたけれど何人いるのか知らない、かの有名なR.Y.U.S.E.Iのことも知らないというのに加え(聴いている人が多そうな年代にたぶん私も属しています)EXILEも三代目もウェイウェイしているお兄さんたちという認識でいました。人気者の岩ちゃんのことも知らなかった。
この流れは突然LDHにハマった方のエッセイでもよく見かけるのでよくあることなのだと思います。
そんな私がLDHに興味を持ったのは映画「ザム2」と呼ばれている「HiGH & LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY」を観たからです。
ハイローに全く興味がなかった私のTwitterのTLにザム2を見た、ハイローランドに行った、という投稿が流れ続けること1ヶ月。なんなの、と気になったので軽い気持ちで観にいくことにしたのでした。
ハマるはずはない、でも岸谷五朗が出てるし(好きなんです)なんか映画観たいしハッピーになれるらしいから、と思っていたら面白すぎて何度も心の中で面白い〜面白い〜と繰り返し、帰りにパンフレットを買っていました。
岸谷五朗さんもめちゃくちゃよくて、私はあんな岸谷五朗を知らなかった…前髪がふわふわしていて優しいお父さんみたいなイメージが強くてそれが好きだったので衝撃で、そこでもハイロー最高じゃん!!と思いました。
たくさん出てきた人物や勢力を全部ちゃんと覚えたい、突然ザム2から観たからこれまでに何があったかを知りたいと、真面目な受験生が参考書を買った時のように、3歳児が初めて買い与えられたはたらくくるまの図鑑を眺めるかのようにパンフレットを熟読しました。
ハイローにはEXILEの人が数人出ているのだという知識で行ったけれど(確かにEXILEは数人出ていると言えるのですが)主要キャラのほとんどがLDHという事務所の人なのだな、三代目J SOUL BROTHERSは今市さん以外の全員が出ているのだな、など少しずつ知識を増やし、ハイローCDを聴くと完全にLDHにハマっていました。
ザム2を映画館でもう一度観て、3の公開までにテレビドラマシリーズとザムとレッレの観賞を終え、ザム3はライブがついている完成披露試写会に訪れた後10回以上も映画館に赴き、その後マイティのスピンオフも購入しました。ザラのDVDも買いました。
私はハイローに特に好きなキャラクターが二人おり、彼らを演じている二人はどちらもEXILEと三代目J SOUL BROTHERSを兼任していることがわかりました。
当時はEXILEが活動を休止していたということと、三代目J SOUL BROTHERSのライブ(UMP)のライビュがタイミングよくあったため、一人でも行くぞとフラッグも持たずライビュに赴き、ああ、素敵な人たちだなと思ったのでした。
ジェシーはぴょこぴょこ跳ねて、源治さんはまさかの全開の笑顔だし、ダンさんはひょうきんなキャラが嘘みたいにかっこいいし、広斗はザム3の試写会のライブで見たゆるゆる(それもかわいかった)と違ってバッチバチにかっこいいし、アイスはソロがカッコよすぎてもう一度見たいと一番思ったし、コブラは意外と隅っこにいて、でも楽しそうに踊る姿やライビュの画面にデカデカとうつしだされる顔が綺麗すぎて涙が出そうになりました。
そして一番知識がなかった今市さんの声と歌を聴いたとき、登坂さんとの違いがはっきりと分かり、聴き分けができた自分が嬉しくなったのと、こんなに違うのにどこか似ていてうまく絡み合う二人の歌をもっと聴きたいと思ったのでした。二人にはバラードが最高に合いますね。
そしてライブの最後の今市さんの「みなさ〜ん、絶対に幸せになってくださーい!」で岩ちゃんの美しさを観ても堪えられていた涙が溢れたのでした。
数ヶ月前まで何の思い入れもなかったグループにこんなに心を動かされて、幸せをもらえるんだなと幸せに浸りながら一人で映画館を後にしました。彼らにとって何の思い入れもないはずの私たちの幸せを願ってくれるなんて好きにならないはずがないのです。
そのあと、年末の歌番組にLDHのアーティストが多数出演するのを逐一録画し、まさかのマイティも出演したことに歓喜しました。三代目J SOUL BROTHERSの紅白出演、その間にもおこなわれている祭りのようなLDH年越し配信……忙しすぎましたが最高の年末年始でした。
◼️私の心が少し変わった話
たくさんのことをインプットし続ける中、雑誌やwebのインタビュー記事を読むことも増えました。
そこで、彼らが「夢」という言葉をよく口にしていることに気が付きました。
私は夢を私には無理だからと遠い昔に諦めた気がします。それか、見つからないままここまできたのかもしれません。夢について考えたことがほとんどなかった気がします。
夢とは叶わないもので、口にして生きるものじゃない。私は私が生きるために最低限できることをすると荒んだ気持ちで毎日嫌々労働していました。
しかし、夢を語る彼らは夢を叶えるためにそれを口にしているような気がしました。
実際に血の滲むような努力をしてきたのだろうし、これからも続けていくのだろうなと思い、それは遠い世界の人の話だったのですが(実際そうなのですが)最近私も夢を持ちたくなりました。
2017年に彼らに出会ったので3年と半年かかりました。うそでしょ、と自分でも思いますがそれほどヘドロがこびりついていてなかなか取り除けなかったのだと思います。
ただ、私には夢はありません。
夢と言われて思い浮かぶことがないのは自分がこれまでに何も努力をしてこなかったから、目指したいものがないからです。
これから私は自分に与えられたことを努力して成し遂げたい。そうしたら夢が見えてくる気がします。はじめは給料アップでもいいと思うし、最終的にぶっ飛んだところに行ってもいいと思う。行けたらいいと思う。とにかく自分で切り拓くものなんだなと今更ながらに気付きました。
私は忘れっぽいです。こういうことを何度か思ったことがあったような気がします。例えば、大学に入学するときや仕事の面接に合格して働き始めるとき、新鮮な気持ちで未来を見ていたような気がします。
でも、毎日早く起きるのは面倒くさいし夜更かしをしたい。定時で終わるために仕事をパパッとやってしまう、それを繰り返して今のようなダメ人間になったような気がします。だからこうして書き留めておくことにしました。
https://note.com/kouichi1997/n/n7df16cf0f4bc
こんにちは!今日もこの増田を見ていただいて、誠にありがとうございます!え~、今日はですね、また新しいnoteが投稿されたという事で、読んで行きたいと思います。
前回、80プペルで話題になった本岡さんなんですけど、彼が長い沈黙を破ってついにお気持ちを表明したという事でですね、早速気になる内容のほう、ガチャを回して読んでいきたいと思います。
はい。いま読み終わったんですけどね、僕は本岡さんは救う必要ないんじゃないかって思います。彼はもう救われてます。
僕の意見の前に、サラッと本岡さんについておさらいしときましょうか。
本岡さんは兵庫県の加古郡出身で、3人兄弟の真ん中です。兵庫の高砂南高校から、確か高知工科大学の環境理工学部に入って、そこから綜合キャリアグループって会社に入ったと思います。プロ野球には入ってないです。彼も昔はもちろん野球部だったんですけど、高校の時に辞めちゃってるんですよね、そこが残念です。
で、大学を出て綜合キャリアグループに入社したんですけど、入って一年しないうちにアムウェイとかの副業をやり始めた挙句、そこから数か月後の2020年5月に綜合キャリアのほうは辞めちゃうんですよね。今は土木作業員なんかやりながら糊口を凌いでるって聞いてます。
そんな本岡さんなんですけど、いつの間にか西野サロンに入ってて、そこでプペルの映画チケットと台本のセットを80セットも購入するんです。本岡さんは台本のセットは2020年の8月頃に購入して、2020年の10月ぐらいに「無職が失業保険使ってチケット台本を80セット(約24万)買った話(理由)」って言うnoteを書いたんですけど、これがめちゃめちゃバズったんですよ。バズったというよりは明らかに炎上ですよね。誹謗中傷とかすごかったです。ただ、この炎上にはちょっと時差があって、本格的に炎上しはじめたのは今年の一月に入ってからなんで、ホントつい最近ですよね。
炎上してからしばらくは本岡さんのnote更新が止まってたんですけど、1月23日(土)に前述のnoteがアップされたと。大まかにはそういう流れです。
…で、僕の増田の表題にもなってるんですけど、救いたくないんで、もう結論から言っちゃいますね。
彼はサロン外部の人間に迷惑をかけてないんですよ。もう、これに尽きます。
この件について語る時、皆さんは色んな話をごっちゃにして話されるんでこんがらがるんですけど、実際にはめちゃくちゃシンプルなハナシなんだと思ってます。順を追って説明していきますので、ちょっと長くなるかもしれないですけど、良かったら読んでいってください。よろしくお願いします。
結論で既に述べてますけど、僕は全然悪ではないと思っています。まず、彼の本質が善人か悪人かで言うと、確実に善人側の人間なんですよ。これはハッキリと言っておきたいですし、異論もほぼないと思ってます。
彼が騙されやすそうな言動や思考をnote上に残していたり、彼のとっている行動が毎回あまりもに微妙なんで皆さん色々と批判めいたアドバイスをしてらっしゃるんだと思うんですけど、彼自身は今のところサロンメンバーの外部には明確な金銭的被害を与えてないんですね。
本岡さん以外にも西野サロンのメンバーで炎上した方がいて、仮にS藤さんとするんですけど、このS藤さんはサロンの外部の人に「サロン内でしか通用しない信用」を売りつけようとしたのが一番マズかったと思っています。それに比べて本岡さんはチケット購入当初はサロンメンバー以外にも売ろうとしていたみたいですけど、実際は売ってないですよね。この差はすごく大きいと思っていまして、僕は本岡さんの「サロン外部の人間に金銭被害を与えてない」って状態はすごくいいと思います。
ただ、彼のワキが甘いのは確かです。2020年の9月11日に失業保険の認定に行って来たとnoteに書いてるんですけど、2020年の9月7日から土木作業員として働いています。つまり彼は、違法行為をして受け取った失業保険でプペルのチケットと台本を買ってるんですね。誰か葛飾区のハロワにチクっといて下さい。
(※一応、就業中でも失業保険は受け取れます。ただ、その場合は認定日に就労日申請をする必要があり、本岡さんの場合は自己都合で退職したと書かれていますので、2020年5月末から約3か月の給付停止期間を挟むと最速でも9月7日の土木作業員として勤務開始日に被ってしまいます。そうなるとチケット購入したという24万円以上の給付はかなり無理があります。再就職手当を加味したとしても同様)
他にも2020年11月29日にノートルダム大阪ONEで開催された、今年26歳になるお姉さんの結婚披露宴にノーマスクで出席したり、その様子をモザイク等無しでそのままnoteにあげてしまったりと、何かと思慮が足りてないのは事実あると思うんですよ。
その辺を差し引いたとしても、少なくても本件において彼は悪いことはしていないです。失業保険の不正受給はダメですが。
ここなんですけどね、やっぱり否寄りの評価が多くなると思います。それが今回の炎上をかなりややこしくしている原因かなと僕自身は思っているんですけど、今回は僕は「本岡さんをガチャで引きたい救うか救わないか」という軸で増田を書いてるんで、一旦本岡さんからは切り離してます。
ただ、僕が「本岡さんは救わなくていい」って思ったのも彼が西野サロンに所属しているからなんで、そこは説明させてもらいたいと思います。
まず西野サロンそのものについてなんですけども、これはもう僕が何か言うよりも、既に様々な人によって喧々諤々と議論されたエントリとかがたくさんあるんで、それを色々と見てもらったほうがいいと思います。僕はあんまりこの言葉を使いたくないんですけど、宗教団体と色々と構造が似てます。
その上でなんですけど、西野サロンで活動している本岡さんは、ものすごく楽しそうなんですね。少なくともnoteの上では。
これで本岡さんが「自身の享楽の為にサロン内外の他人に多大な金銭的負担を強いている」とかだと非常にマズいなって思うんですけど、今のところは全然そんなことないです。
確かに西野サロン外にいる我々からすると、本岡さんの言動や行動って理解に苦しむものが多いんですけど、それで即座に「西野サロンは悪の組織!滅ぼすべき!」となるのはちょっと違うんじゃないかなと思います。本人も楽しそうですし。
過去の様々な歴史に学べば、「外部に実害を及ぼすまでは彼我の距離を適切に保っておく」ぐらいしかないと思っています。
これはもう、ぼったくりですね。ちょっと言い過ぎかもしれないですけど、少なくとも本岡さんの言う「原価で購入した」はあり得ないですし、まぁ適正価格ではないです。ただ、当の本岡さん本人はこの値付けに納得してまして、少なくともnoteではそう宣言しています。
一応説明しますと、西野サロン内でプペルの映画前売り券と台本がセットで売ってたんですよ。それでサロンメンバーは利益を上乗せして転売しても良い事になってました。そのセットを本岡さんが80セットで23万6千円程で買ったのが「適正価格」なのか?という事です。だいたい1セットで3,000円ぐらいですね。
映画の前売り券は皆さんご存知の通り、大抵1,500円(税込)で買えます。台本は「ブルーノ」っていう公式のオンラインストアがあるんですけど、そこで西野さんのサイン入りで1,480円(税込)で買えます。
つまり、本岡さんじゃなくても、サロンメンバーじゃなくても、税込2,980円で我々も普通に買えたんですね。今は映画が上映中なので前売り券は買えませんが、メルカリ等に掃いて捨てるほど出品されていますので、今は実質3,000円以下…いやもっと安く買えます。なのでこれはもう全然適正な値付けとは言えないですね。
ちなみに、今現在本岡さんの自宅に積まれているであろう80冊の台本には、西野さんのサインは1冊も入ってないです。
整理すると、本岡さんは悪事を働いておらず、西野サロンも一概に悪いとは言えないけど、チケット台本の値段はちょっと高いよね、となります。ただ、金銭的にマイナスを出したのは現状では本岡さんのみで、当の本人が購入したことを肯定的に捉えている為、僕は本岡さんを「救われている」と判断しました。なので本岡さんはもう救う必要はないです。
概ね以上なんですが、まずはここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。最後に少しだけ、僕がこの増田を書いた理由とかを述べたいと思います。
「本岡さんは救いたくない」って書きましたけど、「じゃあお前は誰を救いたいねん」ってなるじゃないですか。この増田は、「救う」とまではいかないかも知れないですけど、「オンラインサロンの外にいる人」とか、「オンラインサロン内にいるけど、今あんまり楽しくないと思っている人」に向けて書いてます。
ぶっちゃけて言うと、今まさに溺れようとしている本岡さんの状態を客観的に書く事で、本岡さん以外の「西野サロンって楽しそう」と思っている方、もしくは「西野サロンに入ったけど、なんか楽しくないな…」と思っている方等に届けばいいな、と思っているます。サロン的なものを全否定するわけではないですが、サロンというのは誰でも無条件に楽しくやれる場所ではないです。一度立ち止まり、自分に合っているのかどうかをゆっくり考えてみてもらえたら嬉しいな、と思っています。その時に僕の書いた文章が少しでも助けになれば幸甚です。
なんだか偉そうに言ってますけど、結局は本岡さんを批判して周囲に注意を促す、いつものやり口です。この方法を好ましく思わない方も大勢いらっしゃるのは承知していますが、現状の僕にはこのやり方しか思いつきません。許して下さい。
本岡さんもそうなんですけど、オンラインサロンで活動してる人って単純に楽しそうじゃないですか。しかも西野亮廣っていう有名人がやってる集まりに月々980円で参加できるって、パッと見めちゃくちゃ魅力的だと思うんですよね。
でも、オンラインサロンで本格的にガッツリ活動して行こうと思うと、ある程度の金銭が必要になってくるんですよ。これは割とどのオンラインサロンでもそうなんですけど、西野サロンの場合はそれがかなり顕著で、かつ動く金額が大きくなりがちです。これはごく少数の例外を除いて発生します。例外になるのは、西野さん本人とその周辺の著名人や、「絵が描ける」等の何らかの才能がある方とかです。それ以外の人…言い方は悪いかも知れませんが本岡さんのような方は、ガッツリと活動したければかなりの支出を覚悟する必要があります。(実際に24万円払っています。)
ここからが肝要なんですが、そのお金をどうやって補填するのかによって、色々と大事なものを失ってしまう可能性があります。
非難されやすいのは、「オンラインサロン外の人間から補填する」事です。先述のS藤さんはまさにこのパターンでしたし、初期の本岡さんもこの計画だったと思われます。これは本当に駄目です。人生の上で大事なものをたくさん失います。サロン内の人間が勝手に散財して勝手に破産するのはどうでもいいのですが、サロンの外の人間に「サロン内でしか通用しない価値」を売りつけるのはまさしく詐欺そのものです。やめて下さい。
我々はプペルの映画が観たければ2,000円払って映画館で観ます。観た上で西野さんのファンになれば、西野サロンに入るかもしれません。そういう流れになればみんなハッピーだと思うのですが、本岡さんやS藤さんといったサロンメンバーの方は何故かそういう流れに持っていきません。「3,000円で仕入れて3,500円で売ろう」とか、「150万円でトラックを札幌に呼ぼう」とか、我々からすると理解のできない方向に行きます。
それで理由を聞くと、「プペルは本当に素晴らしいから、皆に知ってほしい」「西野サロンは本当に素晴らしいから、皆に知ってほしい」と返ってきます。
これ、本当に心からそう思っているならコンテンツ自体の良さを語ってほしいんですけど、なんで誰もそれをやってくれないんですかね?何故プペルの原作が無料で公開されているサイトを教えてくれないんですか?何故西野サロンに入れば毎日西野さんの長文記事が読めるとかの情報を教えてくれないのですか?
そういったコンテンツ自体の良さを何も喧伝しないのに、トラックに150万円は出せないです。チケットに3,000円は出せないんですよ。「いやこれは3,000円分以上の価値があるから」じゃないんですよ。先にコンテンツありきじゃないですか。そこを飛び越えてくるから、互いに分かり合えないんです。
「えんとつ町のプペル」というコンテンツは素晴らしい!皆に教えてあげたい!…そう思うならですね、まず一番初めにやってほしいのは一緒に映画館に行く事なんですよ。で、観た上で興味が出てきたのなら、台本なりサロンなりを勧めればいいじゃないですか。なんでそれを飛び越えて、「まず台本」「まずトラック」なんですか?なんでまず「映画を観る代金」以上のものを要求してくるんですか?穿った見方をすると、プペルというコンテンツ自体にはそこまでの魅力がないのかな?と思ってしまいます。プペルがあまり面白くないから、ほかの手段でカネを巻き上げてやろうと思っていませんか?
私は「サロンや映画えんとつ町のプペル」が好きですし、作品と関係ないところで評判が落ちてしまうのはとても悲しいです。
って書いてますよね。ハッキリ言っておきますが、いま作品の評判を落としているのは本岡さん自身です。今回の炎上で「プペルって面白そうだな」って思う人はいないです。まさに、作品と関係ないところで評判を地の底まで落としているんですよ。その自覚がありますか?
本岡さんが西野さんやサロンを大事に思うなら、今やるべきなのは、「僕は前向きにとらえています!」と宣言する事じゃないんですよ。評判の落ちたプペルというコンテンツの良さを世間に知らしめる事なんですよ。なんでそういう方向にいかないんですか?今のままだと、本岡さんのせいで映画に行かない人が増えている状態ですよ。そんな状態を放置していていいんですか?
また、本岡さんは約24万円のチケット代金を全額自分で被っていますよね。ここだけはかろうじてマシです。他人に迷惑かけてないんで。…ただ、これも最終的には詰むんですよ。持続性がないからです。本岡さんが大富豪なら別なんですが、そうではないようなので、ずっとこの状態を維持することはできないんですよね。
今起こっている事象の大半は、「24万円払った」という行動からはじまっています。善きにせよ悪しきにせよ、今まで経験したことのないものを味わえたと思います。一応、本岡さん自身は今回の件を「とてもプラスな経験」とおっしゃっています。
でも、それで終わりなんですよね。次に似たような経験をしたかったら、本岡さんはまた24万円を払わないといけないんですね。もし24万円で慣れてしまったら、もう50万円とか100万円とか払うしかないんですよね。覚せい剤と一緒です。ずっとそのお金を払い続けることができるならいいですけど、大抵の人はそれができません。だからいずれ、自分以外の他人…サロン外の人にお金を払ってもらおうとしますし、それができないとどんどん追い詰められていきます。覚せい剤と一緒です(2回目)。
この状態の本岡さんを擁護する人は、「信用経済的に、本岡さんは24万円分の信用を買った。だから問題ない」とか言うんですよ。でもそれは80枚のチケットを他人に売りつける事に成功した人だけですよ。本岡さんは1枚も売れてないです。そんな人は信用できないです。
僕から見れば本岡さんは「プペルというコンテンツを周囲に売ろうとしたけど一切売る事ができなかった人」にしか見えないです。信用経済で言ったら、マイナス勘定でしかないですよ。サロンメンバーもなぜか本岡さんを擁護するんですが、これがよくわからないです。プペルって素晴らしいコンテンツなんですよね?そんな素晴らしいコンテンツの良さを周囲に伝えられなかった人を何故評価するんですか?先程も言いましたけど、むしろプペルのコンテンツの評価って本岡さんのせいで下がってますよ。プペルが大好きなら、大好きなものの価値を下げまくった人を擁護するって、おかしくないですか?
いや…なんで営業できてる業種に補助金出さなきゃいけないんだよ。
働かずしてお金もらいた~い働くの大変だし~って便乗乞食やめてくれよ。
なめてんのか?
なめてんのか??
映画館が善きお客様のためだけの高級娯楽施設だと自惚れてないか?
色んな人間がいてそこに訪れるのは色んな人間がいる、あたりまえだろ。
高級ブランドのように門前払いするか?映画館も。そういう場所にしたいならすればいい。
それとコロナ禍の話を一緒にするなよ、別の話だろ。
便乗補助金をせびるな。