ちなみにその映画館は商店街の中にあり、内装は木でできている。インド人(何人かは知らないがインド人だと確信していた)が受付をしていた。私は1000円を出してなぜかそのまま待っていたが金が足りないことを指摘され、すみませんと言って300円を追加した。店内で食事と交換できる赤い楕円形のコインを2枚もらった。
スクリーンは普通の映画館のように閉め切った部屋ではなく、大窓から光が差し込む明るい広場にあった。椅子もスクリーンの外枠も床も木製である。こんなん大丈夫だろうか。絶対後ろの物音気になるやんと心配になった。
食品売り場を見てみると焼きそばや定食などのガッツリ系しかなく、腹が減っていなかったので食べられるものがなかった。かと思えば、髭面のでかくて肌が黒いおじさんが小さな娘とケーキのようなものを焼いていた。セルフサービスだろうか。ケーキを焼くところからの。
そこまで見てから、コロナ禍に映画館に来てしまったことや変な映画館を引いたことを後悔した。
終わり。