はてなキーワード: 新装とは
巷で○○退職しました系のブログに書いてある事を、就職するまで一部だけの話だと思ってた。エクセル方眼紙なんて実在するわけないだろうと。でも社会人になってそれが日本企業のリアルであることを思い知ったので今日はその話をしようと思います。
所属しているのは全社の生産技術の開発部署。海外にも広がる工場の次なる生産技術開発を担う重要な部署なはず。なのに、自分たちで開発はほぼ行っていない。じゃあ何やってるのというと下請け(装置メーカー)のカタログを見て良さげな新装置があったらそれを買ってるだけ。自分たちで装置作ったりしない。駆動系のある装置を作ることは表立っては禁止されていないが実質的にやられていない。なんでかというと「危険だから」らしい。小さな改造すらも超絶煩雑な承認フローを踏んでからでないと実施できない。一から装置買ったほうが楽なぐらい。だから誰もやってない。技術系社員のはずなのに、やってることはカタログ見たり展示会行ったりしてただ買うだけ。。買うのにもさんざん根回しした上で半年がかりの承認フローを経てかつ過剰な安全対策を行ってようやく装置が買えるので絶望的なぐらいたくさんの事務仕事が発生する。なので、うちの部署の技術系社員の業務の多くは装置購入のための事務である。
開発の進捗報告会が定期的にあり、各開発担当がプレゼンを行う。開発者の人事評価に大きな影響を与えるので気合が入ってる人なんかは丸2~3日かけてスライドを作る。でも評価されるのはプレゼンが上手く行った人なのでそういう人が部長に気に入られる傾向がある。進捗報告会ではわかりやすいことが結構重要。だから古臭いやり方でも部長達がよく慣れているアプローチでやってるほうがウケがいい。逆に「機械学習を使って条件だししました」なんて言おうものなら「信頼性の低い方法を使うな!」と怒鳴られる。これは、マジで起こった事。こんなのお前の会社だけでしょといわれるかもしれない。だけど、メカ系の学科出身者はそういう保守的な色が強いのを学生時代嫌という程感じてきた。教授ですら、というか教授だからこそ古臭いアプローチにこだわりをもっていたりする。この結果、新しいチャレンジングな開発は自然と忌避されるようになる。
伊東岳彦「宇宙英雄物語」角川お家騒動で止まったけど、ウルトラジャンプ創刊号から続きが描かれて完結した。
佐藤ショウジ「ふたりぼっち伝説」富士見書房から「マルとホネ」という名前で完結・・・?
衣澄れい「ヒビキのマホウ」途中かなり止まったけど、新装版も出つつ無事完結。
さらちよみ「シュタインズ・ゲート」途中かなり止まったけど、一気に最後まで描いて無事完結。
松本ドリル研究所「このはな」「この世を花にするために」っていう漫画で仕切り直しっぽい?
石見翔子「Flyable Heart」途中かなり止まったけど、一気に最後まで描いて無事完結。
すえみつぢっか「リバーシブル!」A5版からB6版に変わって無事完結。
岡田芽武「影技-SHADOW SKILL-」途中かなり止まったけど、ちょくちょく最後まで描いてとりあえず完結。
イエスタデイをうたってのアニメ化が期待半分不安半分なのはともかくとして、また話を畳めないだのなんだのというブコメが星を集めていたので書く。
畳み方が好みに合わない、ということならともかくとして、どれだけ時間がかかろうと大半は話を終わらせているので、「話を畳めない漫画家」は風評被害もいいとこだ。
・ZERO 1巻完結
・羊のうた 7巻完結
・イエスタデイをうたって 11巻完結
・文車館来訪期 1巻完結
・幻影博覧会 4巻完結
→ 新装版で巻数表記が消えたので1巻完結扱いで良いはず。ストーリーは結末まで書かれている。(元々、同じ世界観で主人公を変えつつ進んでいくような予定だったらしい)
・ACONY 3巻完結
・ハツカネズミの時間 4巻完結
・ももんち 1巻完結
・マホロミ 4巻完結
・空電ノイズの姫君 3巻で雑誌消滅に伴い打ち切り。出版社変えて継続中
以上、短編集は除く。
水玉 蛍之丞「こんなもんいかがっすかぁ まるごと! 」
雑誌「ネットワーカー」「EYE-COM」に掲載されたイラストを多数新規収録します。
▼収録内容
1990年代、パソコン情報誌「アイコン」に連載したイラストエッセイ。1990年代、各会社ごとにOSが全然別だったり、ハードディスク外付けが贅沢品だったり、MSXやX68KやTOWNSやAmigaやレイトレなどなど、今から見れば「夢のような?」パソコンあるあるネタをパロディ交えて描く、当時の文化を知る上でも重要な資料。全256ページ、そのうちカラーが28ページの豪華仕様。
※本作品は、1992年にアスキーから刊行された『こんなもんいかがっすかぁ』と、1994年にアスペクトから刊行された上・下巻を底本に、新規イラストを加え、新編纂した新装版です。
毎期アニメが終わるたび一生分のアニメを観たような気になるので、今期もまた新作アニメのPVやニュースを憂鬱な目で見ていたはずなのだけれど、気づけば今期もまた新作アニメを浴びるほど観る毎日に身を投じていたので風呂敷を広げすぎないうちに感想を書く。それっぽく並べてあるけど、作品の優劣は付けてない。容赦して。
ちなみにここに書く作品すべて2話まで観ているわけではなく、まだ1話しか観ていない作品もいくつかある。あと解説の中に殆どキャラクター名(固有名詞)が出てこないのは、単に全く記憶していないからだったりする。表題のキャラ名(グリッドマンとか)や2期のキャラを除くと、真面目に「伝説の山田たえ」くらいしかフルネームを覚えていないかも。
~のみ見放題…対象サービスでのみ全話見放題。その他のサービスでは有料配信。
~のみ最新話無料…対象サービスでのみ最新話見放題。その他のサービスでは有料配信。
私はTVでアニメを観ない(BS見れないし、TOKYOMXもAT-Xも受信できないし)ので、配信情報はこれ以外の手段について書いている。
良い最終回だった。百合は百合でもガチの百合。花の学生生活を描くアニメ。
今年観た百合アニメで非常に印象的だった「citrus」と比較すると、citrusは主人公が性愛の目覚めに至ってから物語が始まるのに対して、本作は自分の気持ちにどんな意味があるのか?というところにフォーカスしていく物語みたい。「やがて」という言葉を冠しているところからも、同性愛に至るまでを描く内容なのだろうか。「わからない」っていうセリフが控えめに言って最高。あとcitrusにもあったけれど、最初に「男性から告白されて(恋愛対象とみなされて)、それを断った上での百合展開」というのがよりガチっぽくて好き。特に2話以降で言えば、同性愛の目覚めがけっしてみんな一緒のタイミングではなく、キャラによって気づきの早さが異なり、それゆえのすれ違いが描かれているところが最高に良い。
本作の脚本を手がけるのはあの花田十輝。「宇宙よりも遠い場所」のいしづかあつこ監督がどこかのインタビューで「花田脚本は絵で語る表現がうまく、例えば誰かが喋っているとき、そのキャラの顔をアップにするのではなく別のキャラの顔をアップにするとか、そのキャラの手元を写すなど「行間を読ませるような演出」に優れた脚本」と評価していたけれど、本作もそういった意匠のある演出になっている。「響け!ユーフォニアム」「宇宙よりも遠い場所」などでも見られるモノローグなど、花田十輝の良さが出ている作品。キスシーンめっちゃエモかった。
大島ミチルの音楽が非常に良い。校舎や制服が少し時代を感じさせる一方で、すごく特別で隔世感のある華やかな雰囲気に包まれていて、それを音楽が加速させている。また、パリッとしたわかりやすさを持たない、複雑な心情とよく合っていて痺れる。
それにしても制服のデザインがめちゃくちゃ好き。「ゆるゆり」「あまんちゅ!」の制服に似た優雅さがある。
AmazonPrimeVideo独占
制作:P.A.Works、背景:スタジオ・イースター(監修・東潤一)、音楽:出羽良彰、脚本:柿原優子。ゴリッゴリのP.A.Works作品。高校生の青春を描く物語。割とやさしいせかい。
なんやかんやで色が見えなくなった女の子がふさぎ込んじゃって、魔法使いのおばあちゃんが彼女のために云々・・・というシナリオ。色覚異常をテーマにした作品と聞いて「聲の形」が一瞬よぎったけれど、扱っているテーマが違う(あっちはいじめが大きなテーマになっている作品)。
演出的には「主人公を見守るような視点」が多く描かれていて、全体的に優しさに包まれている。魔法が日常に溶け込む世界感は「凪のあすから」くらい生活感のあるSFに仕上がっている。
生活感といえば1話の「魔法ショップの店内の様子」みたいなシーンを見て「ふらいんぐうぃっち」を思い出す人もいたと思うけれど、それもそのはず、本作の劇伴・出羽良彰はふらいんぐうぃっちの劇伴も担当していた人なので、圧倒的ふらいんぐうぃっち感のある、優しさに包まれた作品になっている。透明感のあるビブラフォンが骨身に沁みる。劇伴買おうかな。
それにしても、背景美術のクオリティが異常。一旦OPEDを観てほしい。タイトル通り本作は「色」が大きなテーマになっていて、物語のキーとなる背景が主役になるカットが多い。「(世界はこんなに美しいのに)主人公の目には世界が灰色に見える」という、暗闇の中にある思春期の心象風景に説得力を持たせるためには相当美しい背景が必要なのは分かるのだけれど、それにしても書き込みや彩色がエグく、特に彩度については主人公の心象とリンクして白黒〜極彩色まで変化するくらい凄まじい仕上がりになっている。なので、1話ラストの抽象的な、印象派のような絵画っぽい心象風景によって世界が彩られる演出は痺れた。
湘南のご当地アニメ(舞台が湘南なのは、原作者の鴨志田一曰く「湘南で青春の日々を過ごすことに憧れてたから」とのこと)。
鴨志田一といえば「Just Because!」がアニメ放送されたのは2017年10月だけれど、本作も学生のヤキモキした感じが漂う青春群像劇(ボーイ・ミーツ・ガール)になっている。
タイトルは章ごとに変わるらしい。ひたぎクラブ→まよいマイマイ→…的な。なお原作も各巻ごとにタイトルが異なる仕様だっため、先日発売された新装版は「タイトルを見ても巻数が分からない問題」が修正されている。ちなみに、2話で登場する少女(CV.水瀬いのり)のエピソードは、来年に劇場作品として公開が決まっている。
バニーガール先輩も青春豚野郎も非常にクレバーなキャラなので、ライトノベルっぽいタイトルやバニーガールのキービジュアルからは想像し難いような会話劇だったりする。「サクラダリセット」に近い。ともに主人公を演じるのは石川界人。彼の淡々とした口調がすきだなあ。ってティラミス見ながら思った。
本作は「思春期症候群」という都市伝説がテーマ。例えば「根も葉もない噂」とか「誰も自分のことを知らない世界に行きたい」とか「なんとなくみんなに合わせないといけないような、ハブられないようにしないといけない、という空気」とか「いじめを受けたことによる、目には見えない心の傷」など、特に学生時代に抱えやすい、可視化の難しい問題を「思春期症候群」という舞台装置によって可視化しているのかな。ある意味残酷ではあるけれど、逆に救いのある物語だよね。
会話の意味のなさが良い。「サクラダリセット」に出てくる相麻菫と浅井ケイの会話を思い出す。哲学に片足を突っ込んでるあたり特にツボ。1話なら「ありがとう」に「ありがとう」という意味が無いとか、2話なら「キスしよっか」が「キスしよっか」という意味を持たないような。そんなバニーガール先輩を見ていると「打ち上げ花火」のナズナちゃんを思い出す。会話にほとんど意味がないために、彼らの感情をうまくキャラクターの表情で表現しているのが言葉の軽さと対照的になっている。エモい。
特に2話は、問題の解決と同時に解消されるであろう二人の関係を思うと、どこか漂う諦め、虚無、寂寥感がある。
音楽を担当するFox capture planはシンセの曲が多めかつ特にEDのようなジャズっぽい
雰囲気があるので、「Just Beacause!」と比べて本作は精神年齢高めな作品に仕上がっている。
三浦しをんの小説原作。制作はproduction I.G。大学生10人がある日突然、箱根駅伝出場を目指してみた話。
原作が一般小説なので、大学生たちがアニメっぽいキャラクター性を持っていない。性格が地味な子が多い。しかもキャラの表情やしぐさにコミカルな表現(今期「うちのメイドがうざすぎる!」みたいな動き)をほとんど使用していない。なのに表情が非常に豊か。しかも10人とも顔のデザインがかなり異なっているのに(双子を除く)どのキャラも表情含め丁寧に描き分けしている。
アパートの飲み会中後ろでガヤガヤしている人(アドリブ)とか、アニメならキャラ同士のイチャコラを中央に据えて順番に映して「ガヤガヤしてる感」を演出しそうなのに、全くのガヤになっていて「仲がいいキャラクター同士のあつまり、という空気感」として描かれている。2話では特に青竹荘の日常が描かれていて、朝食のシーンなんか「大学生の住んでる古いアパートの日常風景」がそこにある。そういうリアルな空気が「見える」作品。
カットの特徴で言えば「やや見下ろすような視点」が多い印象。その場の雰囲気を描くためなのかな。
あと背景の情報量が多い。特に1話ラストのランニングシーンとか見ると何枚街のカットがあるんだ。全体的に黒っぽいのも実写っぽさがある(普通アニメでは夜の暗さを青色で表現する事が多い)。
ランニングシーンで言えば、走りモーションの躍動感とチャリを立ち漕ぎしてる体の触れ具合が好き。
死んだ女の子がアイドルとして歌って踊る佐賀の日常に異世界転生する話。大人が本気で悪ふざけしているアニメ。大人の悪ふざけxアイドルなアニメで今年放送された作品だと「魔法少女☆俺」が思い浮かぶけれど、本作はあっちよりもずっとアイドル寄りに仕上がっている。不和→衝突→団結を繰り返しながら一つになっていく物語の中にライブパートが含まれており、毎話ライブがエモい。特に2話は、ライブシーンのアニメーションもさることながら主人公を演じる本渡楓がめっちゃすごかった。日本語のラップに抵抗のない人なら楽しめると思う。
概ねギャグアニメになっていて、ゾンビというB級モチーフも相まって福田雄一っぽさを感じる。特に宮野真守が演じる巽幸太郎がだんだん佐藤二朗に見えてくる不思議(「全部宮野さんにおまかせで!」っていうディレクションだったらしい)。
ゾンビというモチーフを積極的に使った作品で私が観たことのあるアニメは「さんかれあ」くらいなのだけれど、どっちも「ゾンビ化」→「第2の人生」みたいな、特にこの作品では「異世界転生」みたいな機能を持っているみたい。つまり佐賀は異世界。
ちなみに「さんかれあ」では、ゾンビについて「生きているのか、死んでいるのか」「魂はどこに?」「自由意志はあるのか、ただの反射なのか」「自己同一性」「どこまで肉体は不変なのか」「どれくらい肉体が朽ちると、彼女は彼女でなくなるのか」みたいな視点に触れているややハードめな作品なのに対し、本作は(2話時点で)そういう視点がざっくりスルーされているので、安心して観られる。
なぜだろう、ただ若干肌が土気色で目のくぼみが強調されているくらいなのに…なんだか…あれ?…かわいいぞ…?
すすすすっ。”SSSS.”は発音しない。グリッドマン。アニメ版特撮ヒーロー。アニメ(ーター)見本市からの長編アニメ化(過去に長編化したのは「龍の歯医者」だけ?)。監督、美術、音響効果など一部スタッフが続投している。アニメで観る特撮ヒーロー。
作品のコンセプト的に子供向けっぽいのかな、と思っていたけれど、OP見ると本来あるはずの白文字テロップ歌詞が無いので、なんか大人向けっぽい。
作品の雰囲気を象徴している背景美術のフェチズムがすごい。何あの電柱の書き込み。他にも教室の雰囲気や町並みなども懐かしさを感じる雰囲気。
強烈なのは、日常と非日常が交錯する日常パート。「なんかヤバそうなんだけど、別にみんななんともないし大丈夫なのかな」という正常性バイアスに支配された日常っぽくてしびれる。特に1話の日常パートには音楽がなく、緊張感がある。
それはそれとして、モブ同士の会話がすごく良い。文字通り何気ない会話なんだけど、モブが活き活きしている。なお公式では毎週期間限定でボイスドラマを公開していて(脚本:雨宮哲監督)、内容としては各話の幕間を描いている。1話4分位なので聴きやすい。
そんな日常パートが終了するキッカケとなる怪獣の登場シーンがまた強烈。デザインとか暴れ方はまさに特撮ヒーローに出てくる怪獣そのものって感じだけれど、直接怪獣を描くのではなく「混戦する無線通信」「燃える街」「ビルの向こう側でなんか大変なことが起きてるみたいだけど見えないのであんまり慌てていない電車の乗客」等、雰囲気を描くことで怪獣の怖さを描いている。私はあんまり特撮ヒーローモノを観ないけれど、これを観てて「シン・ゴジラ」と同じ感動を覚えた。本作の音楽も鷲巣詩郎であり、無音からの劇伴→勝利用BGMという演出が見事に決まっている。
グリッドマンのアクションシーンもやはり特撮ヒーローライクな演出(というか再現)になっていて、重量感のある着地や舞い上がる瓦礫はまさにという感じ。特にアニメで見るライダーキックは迫力がある。アニメなのだからもっとデフォルメして空高く飛んだりしてもいいのに、中に人間が入っているような動きで繰り出すキックらしい迫力がある。これを観たかった。あとたまにフィギュアが動いているように見えるのは、監督含むトリガーの人たちがフィギュアオタクだからなのかも(職場が足の踏み場もないくらいフィギュアで溢れているらしい)。
心・技・体の揃った「未確認で進行形」の紅緒お姉さまがロリ小姑を追い詰める。
動画工房の持ち味である、ヌルッヌルのコミカルなアニメーションを観ることができる。特に本作はチーム太田(監督:太田雅彦、副監督:大隈孝晴、シリーズ構成・音響監督:あおしまたかし、音響監督:えびなやすのり、音楽:三澤康広。代表作は「みつどもえ」「ゆるゆり」「琴浦さん」「さばげぶっ!」「干物娘!うまるちゃん」「ガヴリールドロップアウト」等)による新作であり、作品のベクトルはあんな感じの日常コメディ。ついニコニコ動画で観ちゃう。
○朝食:パピコ
○間食:なし
○調子
「ゆうきゅー!」だったので、むっきゅりすごした。
午前中は、見知らぬ土地を散歩したのだけど、散歩して行くと見知った土地に出てしまいかつ、嫌な思い出があった場所なので、そそくさと地元に帰ってきた。
ハードカバーのときも読んだので二回目なのだけど、話の筋をすっかり忘れていて、楽しく読めた。
竹本健治熱が非常に上がったので「さんれんきゅー!」の際には、ウロボロスシリーズが文庫と新装版で出ているので、それをまとめ買いして楽しもうと思う。
安い店なので、クオリティはそれなりーなんだけど、レバーはとても美味しくてレバーばかり頼んでしまった。
お仕事がんばろー!
○ポケとる
マンスリーピカチュウを受け取って、これで残る未捕獲ポケモンはマーシャードのみ。
ラストかあ……
寂しいね。
昆虫図鑑にすると「図鑑、高くない?」「今職場に2冊くらいあるよね、新しいのいらなくない?」「図鑑は載ってる虫の数は多いけど虫の種類一匹あたりの説明文の量が少ないから詳しく調べたい時に向かない」と上司から言われる
じゃあカブトムシの本を、って言うと「カブトムシしか載ってないの?他の虫もいろいろ載ってるのがいい」と言われる
あと「漢字にふりがなが載っている程度じゃ駄目、ほとんどひらがなで小1が読めるくらいのものがいい、内容は簡単だけど絵本みたいなのじゃなくて虫の生態についてちゃんと書いてあるのがいい」みたいなことも言われる
小説は表紙が今時の漫画やアニメみたいなオタクっぽい絵のは駄目
恐竜の本?迷路の本?確かに子ども需要は高いけど遊んで騒ぐだけで勉強や読書には使わないよね
あれも駄目これも駄目
でもどんな本を買うか選ぶのは増田さんの仕事だから増田さん決めてね
どんな本を選ぶの?さあ早く言ってだいたいでいいから今決めて今早く
あ~~~~~~~~~~~~~~~~無理
今日知り合いの家に行った。部屋に通されてすぐに俺は本棚をつぶさに見た。悪癖と言う人もいるが他人を知るには本棚を見るのが一番だと俺は思っているのだ。
予想どおりというか、大体は文庫本である。ミーハーな彼らしくベストセラー的なのがほとんどを占める。まあそれは好きにすればいい。
問題は漫画の列だ。全巻揃っているのが大半なのだが、新装版と旧版が交ざっていたり、出版社違いだったり、版型が違ったり、ひどいのは途中から文庫版が並んでいたり。これはいけない。まったく美しくない。揃えるつもりならデザインを合わせる、せめて大きさくらいは合わせるのが当たり前だと思っていたものだから、この光景は衝撃的であった。
細かいところまで指摘しあえるほどの仲ではないから苦言はしなかったけれども、なぜこんな事態になっているのかは気になるから話のついでに触れてみた。そしたら彼曰く「読めればいいじゃん」「中身に没入するんだから見た目とかどうでもいい」。
いやーダメでしょ。紙質も大きさも本の重さも異なっていたら気持ち悪い読書体験になってしまう。言わなかったけどさ。
揃えるんなら多少はお金をかけて版を揃えてほしいと強く思った次第。
小学生『10歳までに読みたい名作シリーズの本が読みたくて図書室に行ったら先生に断られた』→その理由『あなたは11歳だからダメ』
https://togetter.com/li/1191269
ざっくりと説明
学校司書:学校で司書をしている人。基本司書資格を持っている人が採用になりますが必須ではないので持っていなくても場合によっては採用になります。配属先は選べないので公共図書館で勤務したかったのに小学校に配属になってこんなはずじゃなかったという思いをしている人もいるかも
司書教諭:教員かつ司書教諭の資格を持っている人。学校司書のサポート役だったり、他の先生と学校司書の橋渡し役等をしてくれる先生、のはずですが担任を持っていたりすると忙しくて図書館の業務に全然関われないという場合も……
その他、地域によっては司書資格も何もないボランティアの方が司書の代わりをしているという話を聞きます
ツイート元の方の言う学校の司書がどれに該当するかによって話が少し変わってきそうです
または「この本は購入しない」「この本は戸棚の中や倉庫に隠す」というのはウチの学校や他の学校でもあります
フェイクのためどれが自校でどれが他校の話かは伏せさせてもらいます
また、それらのルールについては司書の意思の他に「司書教諭の命で仕方なく実行している」「学校の方針」「前々々々任の司書が決めたルールで、変える機会がなくずっと続いている」などさまざまなケースがあります
・図鑑、百科事典は貸し出し禁止。これらの本は授業で使う機会が定期的にあり、いざという時図書館にないと困るから。また、飛び出す絵本など貸し出ししたら即ボロボロに破壊されそうな本も貸し出し禁止。禁帯出マークの赤いシールを貼って見分けられるようにしている。
・本は3冊借りることができるが、かいけつゾロリのみ例外で1冊までしか借りられない。子どもたちには「ゾロリはとても人気だから、1人が1冊までなのよ」と説明しているが本当は「字が大きくて漫画じみて幼稚な内容のゾロリはあまり借りて欲しくないから」。ゾロリを一斉に廃棄処分にして0冊にした学校も
・強制ではないが、高学年はあまりゾロリは借りないようにすること。6年生にもなってゾロリばかり読んでいるなんて恥ずかしいから。低学年向けの絵本や○○のひみつシリーズもなるべく借りてほしくない
・あさのあつこのNo.6は教科書に紹介されているのだが、だんだんBL描写が激しくなっていくので購入するのは1巻のみ。公共図書館から取り寄せたいという時だけ対応する(自校の図書館にない本を公共図書館にリクエストして配達してもらうというシステムがある)
・公共図書館から取り寄せてほしいとリクエストがあった本でも、漫画のノベライズ版、オカルト本などこれはちょっと……というものは「こういうのは駄目よ」「近場の公共図書館になくて……(嘘)」などと言って諦めてもらう
・保健体育系の本は、性器などの写真がモロに載っていてそれを見て騒ぐ子がいるので普段は戸棚の中に隠していて、勉強で必要になった時だけ出す。何回注意してもやめない、もし一人が注意を受け入れて騒ぐのをやめても別の子が騒いでまたその子を何回も注意して……と大変疲れるので隠した方が早いし楽
・「表紙がキラキラしててかっこいい!」「表紙にドラゴンが載っててかっけー!」などの理由で、漢字どころかカタカナもまともに読めないような小さい子が、挿絵もルビもない重厚なファンタジー小説を借りようとすることがあるが「借りても全然読めないでしょ」と説得して貸し出しをやめさせる
思い出せないだけでもっとあるかもしれませんがこんな感じです
低学年向けに購入した新しい本を高学年が いの一番にごっそり借りていくと、うーん……とは思いますが口には出さないですね
あと、1年生から6年生まで各学年向けの本を並べたコーナーを作っていますが自分の学年じゃない本を借りてもOKです
今回、ツイート主の親戚の子が年齢を理由に貸し出しを禁止された本は
「赤毛のアン」「西遊記」など児童書としてはド定番の作品ばかりで
学研が出版している「10歳までに読みたい世界名作名探偵シャーロック・ホームズ」は11歳になったら借りちゃ駄目だけど
講談社が出してる青い鳥文庫の「新装版名探偵ホームズ」はOK!みたいな感じになってるんでしょうか
大なり小なりどこもローカルルールがあると思うので「誰でもどんな本を好きなだけ借りられるようにするべき!反対するなら教育委員会に言いつけるぞ!!」という流れになるのはちょっと困りますがさすがに今回は理不尽すぎるので炎上もやむなし
とか書いてる間に追記を読みましたがそんなギチギチにルールのある図書館なのに他の先生が把握してないって色んな意味で問題ですね
私の周りだと司書の立場が弱すぎて先生たちにNOと言えなくて……という悩みは山ほど出てくるんですが司書が独裁国家築いてるパターンとは
そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱいで自転車が停められないんです。
で、よく見たらなんか垂れ幕下がってて、新装開店、とか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、新装開店如きで普段来てない肉のハナマサに来てんじゃねーよ、ボケが。
なんか親子連れとかもいるし。一家4人で肉のハナマサか。おめでてーな。
よーしパパ豚バラブロック買っちゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。
刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。女子供は、すっこんでろ。
で、やっと入れたかと思ったら、隣の奴が、鶏ムネ2kg真空パックで、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、鶏ムネ2kg真空パックなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、鶏ムネ2kg真空パックで、だ。
お前は本当に鶏ムネ2kg真空パックを買いたいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
肉のハナマサ通の俺から言わせてもらえば今、肉のハナマサ通の間での最新流行はやっぱり、
鶏モモ切り落とし、これだね。
鶏モモ切り落としってのは予め食べやすいサイズにカットされた鶏モモ。グラム48円で300~400円分詰められてる。これ。
あの時も俺は同じこと言ったと思うけど
単に3Dでアニメ表現をするノウハウが蓄積されてないだけだから
ニモみたいなやつでなくて日本式の3DCGアニメが今後主流になるし2Dアニメは最終的に少数派になるよって言ったよね
当時でもゲームは完全に3Dに移行してたし3Dのアニメ表現はゲームでの模索の方が圧倒的に早かった
それから結果として、ベルセルクやキングダムみたいなお前が指さして笑ってた糞3Dも確かに世に出たけど
けものフレンズみたいに低予算でも面白くヒットに繋がる作品にできるってことがやっと証明されたし
…そうそう、もっとハイクオリティな3Dモデルを見たかったら次みたいな作品があるぞ
日本の制作スタジオ ポリゴンピクチュアズが送る3DSFアクション映画だ
元はニビンの連載していたコミック「BLAME!」だがPVを見る限り映画オリジナル用の再編成されたシナリオっぽい
しかし専門用語が多い作品なのでこの映画を見る前には必ず漫画を読んでおくべし!
10巻という短すぎず長すぎずなので土日にサクッと読んでしまってくれい
なお、新装版が出ているが描きおろしは表紙しかなく、追加ページはなく、修正もオリジナルの持ち味が失われていると感じるものなので、
オリジナルのほうでいいというか、表紙の禍々しさが持ち味を出しているので元の方がむしろいい
ざっくばらんに説明すると1話完結式っぽいのから長編が入ったりストーリーが次第に解き明かされていく形式のSF漫画
特徴的なのがその世界設定であり、現実のように地球上で起こっていることではなく、
暴走したネットスフィアにより太陽系を埋め尽くすかのように増設された超構造体という建物の中が舞台という変わった内容だ
その世界に空はなかった…アーマードコアかい!(しかも旧作の方かよォィ
階層ごとに世界が分断されているが主人公のキリイだけが重力氏放射線射出装置で突破することができる
…とにかく、2週間限定公開ってことに悲しみを覚えている
できれば数回観に行きたかったというか
悲しい…でも意外と早くてよかった
次。幸せのマチを読んだ。岩岡ヒサエの漫画はほっこりするし全般的にあたたかな内容なんだけれど、ところどころにひりひりする内容を忍ばせてくれるのがいい味出していると思う。
一冊で簡潔なので気軽に手に取ってもらいたい。ひなびかけた商店街を舞台にした若者たちの奮闘と恋愛に主題を置いているんだけれど、それを見守るとあるキャラクターたちの眼差しが素敵な作品だった。
次。春と盆暗を読んだ。なんかよくわからないけれど、とても魅力に満ち溢れている漫画だった。
一応は恋愛漫画に分類されると思う。でも、全体的に妙に掴みどころがないというか、登場人物たちがありがちなキャラクターからずれているので、不思議な読書感を味わえる漫画になっていると思う。
ふわふわとしていて、でも何かしら本質を捉えていそうな物語が好きならあり。もちろん、読み取れていないだけで相応なメタファーが隠されているのかもしれないけれど。
次。おんさのひびきの新装版を読んだ。銃座のウルナの三巻が見つからなかったんだよ。でも、これはこれで素晴らしい作品だった。
内容としては文学小説を読んでいるような感じがちょっとした。登場人物それぞれに懊悩があり苦悩があり煩悶がある。それでも生きていかなければならない子供たちの姿を、精緻に切り取っているなあって思った。
エトもマコも順基も、きっと大人になったらそれぞれの内面で、それぞれの関係性で、何かが変わってしまうのだろう。それでも彼らの十年後ないし二十年後が読んでみたくなる漫画になっていた。