はてなキーワード: ピーコックとは
もらった玉ねぎとじゃがいもを早く使い切りたくて、久しぶりにカレーを作ろうと思った。
カレー粉を切らしていたので、最近増田でもカレールーのあったし、何か買って簡単に済まそうかなと
近所のピーコックで、まあまあ安かった固形カレールーを買った。
ほぼ箱の通りに作った。が、できあがったら、
あれ?しょっぱい!?
あっため直す前提で、水多めにしたけど、しょっぱくねえか?
とびっくりしてしまった。
実家の母の料理が、だしのきいた塩分少なめな料理が多かったせいか、外食やコンビニ食の塩のきつさにいまでも驚く増田。
実家を出て、自炊するようになり、塩分を気にするようになって、塩ひかえて自炊してたせいか、市販のカレールーの塩気にびっくりした。
これは増田が現在ひとり暮らしで、他人に合わせる必要もなく、勝手に生きているせいだとも思うが
食べられるように薄めると、大量にできて、ひとりじゃ食べきれない!
となって、それから塩が入ってない、赤缶とか、インデアン食品のカレー粉を使うようになったのだった。
しまった忘れていた。
食べてくれる人が、できたら、いいのにな…
https://biz-journal.jp/2023/09/post_359782.html
この記事やそのブクマで代官山の衰退が語られている。2013年ごろ、衰退が始まったとされる時期に私は
代官山で働いていた。その時の思い出を振り返りながら書いてみるので、「あーそんなのあったな」なんて共感してくれる方がいれば嬉しい。
私は当時20代で、ファッションには全く興味がなかったため、その辺りの詳しい話はできない。
私が勤務していたのは、IT中小企業で、オフィスは代官山CAビルにあった。
このビルは代官山駅から非常に近く、カルピス本社の旧社屋であった。建物の雰囲気は、周りと異なり、昔の役所のようだった。
https://www.google.com/maps/@35.6487173,139.7052217,3a,75y,289.25h,103.41t/data=!3m7!1e1!3m5!1sjMKJoQHr99O42UqEuWliwQ!2e0!5s20130601T000000!7i13312!8i6656?entry=ttu
現在、そのビルは取り壊され、跡地には「パークナード代官山」という高級マンションが建っている。
入社当初、私は建物は古いとはいえこんな超一等地にどうしてこんな中小企業が入れたんだ?と思っていた。
古参の社員さんなどに話を聞いてみたところ、カルピス本社自体は2004年頃に恵比寿へ新築ビルを建てて引っ越したものの、
2007年に味の素への完全子会社化、2012年にアサヒグループへの売却などがあり
旧社屋はカルピス社内でどうするかがしっかり決まっていなかったようで、場所の割には激安なオフィスビルとなっていたのを勤務先が借りていたという話だった。
1. 交通が不便
2. 飯が高い
3. 坂が多い
の主に3つであった、これは代官山が働く人の街ではないので仕方がないものの交通が不便については
記事にも書かれていた東横線と副都心線の相互乗り入れで大幅に改善された。特に遠くから通勤する人がとても喜んでいた。
飯の高さについては皆困っていた。当時のランチの相場は800円程度だったと記憶しているが
代官山にあるオシャレなカフェやレストランでは1000円超えが当たり前だった。
2千円代でグラスワインが付いてくる店もあった、美味しかった。
当時は周辺にチェーン店も無く近所のセブンイレブンかスーパーマーケットに行くことが多かった。
またこのスーパーマーケットもピーコックという高級スーパーマーケットで弁当類も高いことが多く辟易した。
何故か寿司屋が入っていてイートインで海鮮丼を食べるのがたまの贅沢だった。
代官山アドレスというタワマンと商業施設が入っている複合施設の中なので、自然と店側もタワマン住民を客層として狙っていたのだろう。
坂についてはしょうがないが、恵比寿駅から歩いて代官山まで通勤してくる人はそれでも文句を言っていた。
オフィス周囲にはオシャレな店が多かったが全く縁がなかったが、だんだんと減っていったなという記憶はなんとなくある
ただ会社近くにあったキルフェボン(高級だが美味しいタルト屋)が撤退したときは残念だった、
フルーツによっては1ピースで1000円超えるようなものもある高級タルトだが本当に美味しかったのだ。
店員さんの話によると建物の老朽化で…という話だったのだが数ヶ月後同じ建物同じフロアに美容院が入っていてあの話は何だったのだ…となった。
T-SITEについてはよく昼休憩を取っていて良い場所という思い出がある。
案外ゴミゴミしている駅周辺とは違い開放感があるのも良かった。
面白そうな本を探すのも楽しかったが、ここは普通の書店ではないので仕事で必要な本などは
恵比寿駅アトレの有隣堂で買っていた。アトレの有隣堂はリニューアル後大きく面積を減らしたのが残念でならない。
代官山の働く街としての印象は今でも良くないが、地元では全く感じられない街の変貌というのをリアルタイムで経験できたのはとても良かったと思う。
今回の選挙を見ても杉並区の中心が阿佐ヶ谷であることは確定的に明らかであろう。
賑やかさナンバーワンの高円寺でも休日に快速が止まる荻窪でもない。
名だたる立候補者が事務所を置き、各党のトップが応援演説に来る阿佐ヶ谷こそが杉並区の中心なのである。
たしかに荻窪は休日に快速は止まるしでかい商業施設もある。でもそれだけだ。
高円寺は賑やかで華やかで若者も芸人も多いが、マスク着用率の低さは都内でもトップクラスだしやはりいろいろ浮ついた街だと思う。休日に快速止まらないし。
一方阿佐ヶ谷は駅前にでかい西友とでかくないヨークストアがあって生活にも困らない。無駄にスタバも多いしなんならコメダもある。
阿佐ヶ谷パールセンターにいけばピーコックとココスナカムラとアキダイもある。
あと最近ユニクロもできた。もう阿佐ヶ谷から出なくても大体の物は揃う。そのうえ役所関係も全部そろってる。阿佐ヶ谷はそんな街になったのだ。
なお中央線以外の街はどんな感じかしらない。
ここ最近で和装になる機会があって個人向け着付け師というのを手配した
この着付け師の人が40ぐらいの女性なんだけど理論的に格好良く見える見立てと着付けをしてくれて
この年で着物店に行くと店員さんも店主もすごい老齢で私からするとおじいちゃんおばあちゃんが
まだ若いんだからってとにかく黄色寄りの赤い着物を勧めてくるわけ
鏡で見て黄色寄りの赤い着物が自分に合ってるとは思えないんだけどなって何度思ったことか
そんで着付けるのに使う和装下着ってのがほんとこれ…って感じで気分が下がるようなダサさで…
ところがその着付け師さんはどういう場に着物を着ていきたいのかとか一通りインタビューしてくれて
パーソナルカラー診断したうえで肌と目の色に映える色の長着にしましょうって解説してくれるわけ
今まで黄色寄りの赤の地の和風の花が飛び散ってる着物ばっかりゴリ押しされてきてうんざりしてたけど
カッコいいシルバーグレーと黒のストライプ柄の着物にアイボリー地にうっすら偏光色のメリーゴーランドの柄の帯とか
ピーコックブルーの帯締めとか和装用のスリップドレスとか持ってきてくれてめっちゃ着物着たい欲を高めてくれる
求めてた着物はこれだよこれ!
味じゃなく、見た目が。いつも見た目で避けてしまうため、味についてはわからない。
前はもっとぽろぽろっとした見た目だったように思う。でもここ数年、西友、イトーヨーカドー、ピーコック…と行ってひき肉を見ると、なんだかチューブから出てきた歯磨き粉みたいな見た目でディストピア感がある。
脂を余計に混ぜてるんじゃないかとか、固形としての肉の割合はどのくらいなのかとか、そういう感じのツッコミも浮かんでは来るんだけど、それよりもまず見た目で「うっ」となる。
サミットはまだぽろぽろしたひき肉だったからそこのを使ってたんだけど、引っ越してから近くになくなってしまった。
なので、ブロックやスライスは普通にスーパーで買うけどひき肉だけは肉屋で買う。
…んだが、今日は8月15日。盆休み真っただ中であることを失念していた。休みだから餃子を作り貯めしようと思っていたのに頼りにしていた肉屋が閉まっている。迂闊だった。下準備も全部済ませてしまったので今更変更もできない。
そういうわけで、初めてスーパーの、チューブ食品みたいな見た目のひき肉を買った。
食べてみて普通においしかったら今までの偏見を詫びようと思う。
(でもやっぱり昔のぽろぽろした見た目の方が私は好ましいな)
同じように関西の友人からは代官山!というだけで高給取り扱いですが、帝塚山のほうがセレブやろと言い返してあげて下さい。
買い物は恵比寿のピーコックですがそれでも高いと感じたら、明治通沿いのライフ一択。
ライフは駐車場もあるのでクルマがあればなおよし。自転車でも10分くらい。
すこし足を伸ばして運動がてら目黒不動前のオオゼキも安いです。
ドラッグストアは恵比寿西にたくさんある。ココカラファインは日用品も安い。
自転車で少し足を伸ばして、青山のオリンピックや目黒のドンキホーテが日用品は安い。
坂を降りて恵比寿西には安いお店もちょこちょこ。中華定食の舞香や吉兆などは1000円でお釣りが来る中華定食たくさん。
舞香ラーメンは食っとけ。ヤケド注意。
恵比寿西まで行けば吉野家も松屋も日高屋もある。庶民の味方だ。
アドレスに住んでる方はセレブですし周辺の戸建ての方々とは住む世界が違うので友だちになる必要もお互いあまり無いしお互いメリットもない。
無理して作らなくても別のコミュニティで友達作るほうが健全です。でも住んでる人たちはみんないい人。お金持ちだから。
イオンがマルエツ、カスミ、マックスバリュ関東の3社を統合して、首都圏での新しいスーパーマーケット連合をつくると発表をしている。
http://www.aeon.info/news/2014_1/pdf/140519R_2.pdf
この「首都圏スーパーマーケット連合」発足をきっかけに何をしようとしているのかを、ゆるく考えてみた。
統合後はスーパーマーケットの屋号は、「マックスバリュ」に統一するだろう。マックスバリュサイズでないマルエツ・プチみたいな小型の店舗は別屋号にする。
具体的には、
にするのでは?で、首都圏で、「マックスバリュ」「まいばすけっと」の2つのブランドでガンガン攻めていくってことじゃないかな。残念だけど、マルエツ・カスミの屋号はさようなら。
今回不思議だったのは、首都圏で店舗をもっているイオングループ企業のダイエーがはいっていなかったこと。ダイエーをどうするか、ってのがイオンの課題なのにね。
「首都圏スーパーマーケット連合」は実は、ダイエーの受け皿なんじゃないかというのが俺の意見。新会社に丸紅が30%も出資するのが謎だが、これもたぶん「ダイエー受け皿説」で説明できる(ちなみに報道ではマルエツに丸紅が出資しているから、みたいな言われ方をしている)。丸紅ってダイエーの株主じゃん。きっと何か関係してるんだよ。そうでもなきゃ、イオンの大株主の三菱商事が丸紅の出資を許すわけがない。
ダイエーの始末は以下のようにするんじゃないかな。
ってやるんじゃないかな。
ついでに、同じく首都圏に店があるグループ会社の旧ピーコック、旧テスコに関しても同じようにするんじゃないかな。
イオンの持ち分法適用会社の「いなげや」「ベルク」あたりを入れてもいいんじゃないの。他の会社で買えるところは買っちゃうんじゃないかな。
売りに出てる成城石井はどうかな。その場合は、マックスバリュ業態にするのはしんどいから、ピーコックとくっつけてアッパーな層に対応させるかな。オオゼキとか、いっそのことウォルマートから西友買っちゃうとか。西友はさすがに無理か。
急にラバーカップが必要になったので、午前10時の自由が丘をさまよってきた。
最初に、新装開店したばかりの東急ストアの2階に行ってみた。片手鍋だのシリコン調理器だのは売っているが、無印良品で言うところのバス・トイレタリー商品は一切売っていない。
それで次に、緑道を越えて無印良品に行ってみた。11時からだった。なんでそんな開店が遅いの。ついでにFrancfrancに行ってみる。ここも11時から。こういうものは、いったん欲しいと思ったら手に入るまで心が落ち着かない。雑貨屋などに頼ったおれがバカだった、と思い、大井町線の踏み切りを渡ってピーコックに行ってみるが、かなり近い線、つまり掃除用具などはあるのに肝心のラバーカップは売っていない。
雑貨屋もダメ、スーパーマーケットもダメ、仕方ないので駅前の五十嵐金物店に泣きついた。ここには売っていた。「超強力型」というパンツァーファウストの弾体みたいなのが1575円だった。
持って帰って早速使用。今、おれはとてもとても爽やかな気分だ。
http://www.news-postseven.com/archives/20110101_9256.html
小沢一郎氏 ネット上で自然発生した「小沢支持デモ」に感激
この夏頃から全国各地で「小沢一郎支持デモ」というのが起きている。インターネット上の呼びかけで自然発生的に1000人以上集まる。普通の市民が自発的にいわゆる「政治とカネ」の問題を調査したり、検証したりしている。特定の政治家に対して、国民がそういう形で集会やデモをすることなどかつてなかった。そのことについて、小沢氏は――。『小沢一郎 嫌われる伝説』の著者・渡辺乾介氏のインタビューに、小沢氏が答えている。
何だそりゃ?と思ってググってみたら、どうやらこれの事らしい。
http://www.apfnews.com/whatsnew/2010/10/apf_sp_1000.html
【市民の声】「検察・検審の横暴を許すな!」 ツイッターで呼びかけ約1000人が都内でデモ行進
冒頭のインタビューに登場する方々は、順番に、矢野健一郎さん(権力とマスコミの横暴に抵抗する国民の会・実行委員長)、徳根和幸さん(一般参加者)、二見伸明さん(元運輸大臣)。
で、最初に登場する矢野健一郎という人でググってみると、こんなのが出てくる。
http://kaiedabanri.jp/2005/action.html
民主党本部 東京議会議員選挙対策街頭演説
2005.5.31.
俺だよ!!(http://anond.hatelabo.jp/20080929213709)
ようやく気分が落ち着いて穏やかな俺に戻ったよ。数年振りにブチギレてもう先日のような勢いは無いから只の後日談・報告だけ
失敗したなと思うのはこれだけの人が読むならタイトルに「バナナダイエット」という単語を加えれば良かったことだ。
Google先生の上位に入れてたら主婦の方々の目にも入ったはずだ。悔やまれてならない。だから今回は入れる筈だったタイトルにしといた。
昨日はバナナを買いに行くバナナの日だから帰り道先日とは違う別のコープに寄った。小さなバナージュ2個しか無かった。少な過ぎる。
続いて近所のピーコックに向かい同じく高地栽培の甘熟王(298円)を買おうと思ってバナナ売り場に目をやったら黒ずんだ見たこともない
(13-4cm)くらいのとんでもなく小さいバナナだけが2房死骸のように転がってた。怖えよ!
「田辺さんのバナナ」やいつもは腐る程ある189円のバナージュは一つも無い。しかし横の359円以上もする台湾バナナや有機栽培バナナは
手を付けた痕跡すらない程残ってる。・・・
しかし俺は高地栽培と気心知れた仲なので家に自転車を取りに帰り先日の巨大なコープに向かった。
なんか先週の金曜日にまたバナナダイエットについて放送したらしく、どうせ荒野の雑草状態だろうと思ったんだよ。
そしたらなんといくつだったと思う?!0個だよ!!!!ついに我が町からバナナが消えたwwwwwwwオワタwwwwwww!!!!
代わりにバナナの棚に申し訳無さそうにいちじくが並んでた。ふざけんなコラ!!。横に墓石のように「先日テレビでバナナが大きく
取り上げられコープ全店でバナナ入手困難となっており供給が追い付かず輸入量にも限界が云々」と印刷された張り紙があった。
あの身近でフレンドリーなバナナが全国の店で入手困難wwwwwどんな出世だよ!!さすがのバナナマンもこの事態は予測出来なかった。
ここ数年欠かさず週3回決まった日に買いに来ていた俺が初めて来なかった訳だから「あのバナナ男が買いに来なかったwwwww」と笑われたと
思うと非常に悔しい!もう太った主婦がバナナ売り場の前に立っていようものなら後頭部を(バナナの)形が変わるぐらい殴打してやろうかと
思った程だ。
この3日で散々怒ったり悲しんだり嘆いたり、もう疲れ果てた。これから毎日こんな日が続くのかと思うと気が滅入るよ。
大した事ないと思うだろうがご存知の通りもはや俺にとってバナナは皆さんにとっての米のような物で、とうに好き嫌いなどの表現は超えている存在だ。
1日でも切れると思うとソワソワしてくる。およそ4年間家でバナナが姿を見せなかった日など無いというのに。極論だがバナナを米に置き換えて
しばらく食べれない生活を想像して欲しい。
今回みたいな本の著者は流行るかもしれない物を常備菜とかにした場合まずどういう事になるか考えて欲しいよ。
先日は感情のままに少し書き過ぎたかも知れない。バナナを愛する一人の人間であるなら彼女らを微笑ましい目で見守る余裕を見せないと駄目だよな。
現に俺は数年間毎日食べ続けた訳だし今回は身を引くべきだよな。俺がきゅうり齧ってれば済む話だしな。
見方によってはマスメディアの言う通り単純に買っちゃうなんて可愛いもんじゃないか。軍隊アリなんて書いちゃったけどどう見てもイナゴの大群の
間違いだよな。
また明日から元の一バナナマンに戻るが今回の騒動の事は忘れないよ。
ポイント1・・・「なんと巨大なバナナ・・・!!」しかしここで踏み止まらなければならない。巨大過ぎる物は甘味が拡散され大味な物が多いのは
この業界では常識である。しかしこれは経験を積んだプロでも難しい。どうしても自分の欲と戦わねばならないからだ。
基本であると同時に極意でもある。
ポイント2・・・バナナの向きに注意する。向きが明後日の方向に向く物は経験上水分含有量が少ない物が多く、また芯が固い物に当たる確率が
非常に高くなる。
ポイント3・・・皮の角張りに注意する。一見他の物より大きく見えるが1を学んだ方ならもうお分かりであろう。無論ここでも紳士たるものすぐに
飛び付いてはならない。中身は通常サイズのそれすら下回る。
*この時売り場から一歩下がると視野が広がり視線移動が楽になる。
以上の選別眼は真剣にバナナと接すれば1つ1つポイントを確認せずとも瞬時に見極められる様になる。
誇れる物が何一つ無い俺でもバナナ両手に見比べる主婦の隣で縦横合わせ100房程のバナナの中から5秒程度で最低基準を満たすそれを
発見する事が可能になった。ぜひとも修得して欲しい。
http://anond.hatelabo.jp/20080805043250から。
まあ、どのくらいの数の地雷オタがそういう彼女をゲットできるかは別にして、「オタではまったくないんだが、しかし自分のオタ趣味を肯定的に黙認してくれて、 その上で全く知らない地雷の世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」ような、ヲタの都合のいい妄想の中に出てきそうな彼女に、地雷のことを紹介するために見せるべき10個を選んでみたいのだけれど。(要は「MCあくしず」の正反対版だな。彼女に地雷を布教するのではなく相互のコミュニケーションの入口として)
あくまで「入口」なので、時間的に過大な負担を伴う地雷原の敷設、運用の解説は避けたい。できれば、長くてもテンプレ範囲内にとどめたい。あと、いくら地雷的に基礎といっても古びを感じすぎるものは避けたい。地雷好きが『フガス地雷』は外せないと言っても、それはちょっとさすがになあ、と思う。
そういう感じ。
彼女の設定は
地雷知識はいわゆる「秒速5センチメートル」的なものを除けば、デスクリムゾン程度は見ている
サブカル度も低いが、頭はけっこう良い
という条件で。
まあ、いきなりここかよとも思うけれど、「ソビエト連邦」を濃縮しきっていて、「スプートニク2号」を決定づけたという点では外せないんだよなあ。結局欠陥兵器だし。ただ、ここでオタトーク全開にしてしまうと、彼女との関係が崩れるかも。
この動物虐待過多な兵器について、どれだけさらりと、嫌味にならず濃すぎず、それでいて必要最小限の情報を彼女に伝えられるかということは、オタ側の「真のコミュニケーション能力」の試験としてはいいタスクだろうと思う。
アレって典型的な「オタクが考える一般人に受け入れられそうな地雷(そうオタクが思い込んでいるだけ。実際は全然受け入れられない)」そのもの
という意見には半分賛成・半分反対なのだけれど、それを彼女にぶつけて確かめてみるには一番よさそうな素材なんじゃないのかな。「地雷オタとしてはこの二つは“兵器”としていいと思うんだけど、率直に言ってどう?」って。
ある種のSF兵器オタが持ってる指向性対人地雷への憧憬と、ガイ・スローナー開発のオタ的な面制圧へのこだわりを彼女に紹介するという意味ではいいなと思うのと、
それに加えていかにもアメリカな
「合理的なださカッコよさ」を体現するデザイン
「合理的で好ましい兵器」を体現する殺傷力
の二つをはじめとして、オタ好きのする要素をボディにちりばめているのが、紹介してみたい理由。
たぶんこれを見た彼女は「N2地雷だよね」と言ってくれるかもしれないが、そこが狙いといえば狙い。この系譜の核兵器がその後続いていないこと、これが軍ヲタには大人気になったこと、冷戦中なら実戦配備されて、それが北海道に持ち込まれてもおかしくはなさそうなのに、日本国内でこういうのがつくられなかったこと、なんかを非オタ彼女と話してみたいかな、という妄想的願望。
「やっぱり地雷は子供のためのものだよね」という話になったときに、そこで選ぶのは「それは都市伝説だよ」でもいいのだけれど、そこでこっちを選んだのは、この作品にかけるソ連の思いが好きだから。断腸の思いで譲りに譲ってそれでも「ちょうちょ型」、っていう形状が、どうしても俺の心をつかんでしまうのは、その「殺す」ということへの諦めきれなさがいかにもオタ的だなあと思えてしまうから。PFM-1の形状を俺自身は子供向けとは思わないし、もう譲れないだろうとは思うけれど、一方でこれがアメリカや日本だったらきっちりおもちゃと誤解させないデザインにしてしまうだろうとも思う。なのに、各所に頭下げて迷惑かけて「ちょうちょ型」を作ってしまう、というあたり、どうしても「悲惨な物語を形作ってきたものが捨てられないオタク」としては、たとえソ連がそういうキャラで済まされるレベルでなかったとしても、親近感を禁じ得ない。兵器自体の高評価と合わせて、そんなことを彼女に話してみたい。
今の若年層で「木製」地雷見たことのある人はそんなにいないと思うのだけれど、だから紹介してみたい。
第二次大戦よりも前の段階で、地雷の哲学とか探知回避の技法とかは木製地雷によって頂点に達していたとも言えて、こういうクオリティの兵器が第三世界で今の時代も使われているんだよ、というのは、別に俺自身がなんらそこに貢献してなくとも、なんとなく地雷好きとしては不思議に誇らしいし、いわゆるアニメ・ゲームでしか地雷を知らない彼女には見せてあげたいなと思う。
地雷の「悪意」あるいは「禍々しさ」をオタとして教えたい、というお節介焼きから見せる、ということではなくて。「終わらない悪意の中を毎日生きる」的な感覚が紛争地域には共通してあるのかなということを感じていて、だからこそ世界各地の『紛争』最終段階はテロリズム以外ではあり得なかったとも思う。「地雷原化した土地で生きる」という悲愴な感覚が今日さらに強まっているとするなら、その「憂鬱な気分」の源は憎悪が憎悪を呼ぶテロリズムの連鎖にあったんじゃないか、という、そんな理屈はかけらも口にせずに、単純に楽しんでもらえるかどうかを見てみたい。
これは機雷だよなあ。定義論争が火を噴くか否か、そこのスリルを味わってみたいなあ。
こういう専守防衛風味の地雷をこういうかたちで国産化して、それが非軍オタに受け入れられるか
気持ち悪さを誘発するか、というのも見てみたい。
9個まではあっさり決まったんだけど10個目は空白でもいいかな、などと思いつつ、便宜的にストパンを選んだ。
地雷犬から始まってストパンで終わるのもそれなりに収まりはいいだろうし、パンツじゃないもん以降の百合アニメ時代の先駆けとなった作品でもあるし、紹介する価値はあるのだろうけど、もっと他にいい作品がありそうな気もする。というわけで、俺のこういう意図にそって、もっといい10個目はこんなのどうよ、というのがあったら教えてください。
「駄目だこの増田は。俺がちゃんとしたリストを作ってやる」というのは大歓迎。
こういう試みそのものに関する意見も聞けたら嬉しい。