はてなキーワード: 抱き合わせとは
あくまで傾向だから。おぐりんとか楠木雲太郎とかミソジニーでリベラルな奴は珍しくもない。
でも傾向的にミソジニーとネトウヨは兼ねてる奴多い。「日本の女はチョンみたいだ」ってコピペもあるし。
でもツイッターを舞台にすると、リベラルとまではいかずとも他のサイトに比べてミソジニストのネトウヨ割合は減る。ツイッターは過去発言とか簡単に見れるし、「在日韓国人は犯罪率が高いから追い出せって言ってるくせに女性専用車に反対とか矛盾してないっすかぁ?w」と突っ込まれる、というのもあるんだろう。
でもツイッターでは本当にたまにしか見ない。リベラルなミソジニーより少ない。
ツイッター以外では「日本の男ってチョンみたいw」って言ってるコメントを見ることもあるけど。(つまり男女で在日差別を武器に殴り合ってる)
NifmoっていうNiftyのやってる格安SIMがあるんだけど、
2月に解約したつもりが、今月までずっと毎月270円取られてた。
俺以外にも同じ罠にハメられてる奴は多い。
https://twitter.com/search?q=nifmo%20270%E5%86%86&src=typd
いやー情弱でしたわーで済ませていいのかコレ?と思ったので一応まとめておく
もっとわかりやすいまとめが既にたくさんあるので無意味な気もするが…
@niftyってのはメールアドレスのサービスで、Niftyユーザーは全員強制オプションっぽい。
いまどきメールアドレスとか誰も要らねえよとは思うけど、
Nifmo契約中は無料になってるので、まあいいかって大抵の人はなるでしょ。
ただ、Nifmo解約して@niftyだけ契約してる状態だと月額270円取られるって仕組みなのね。
この時点で罠の臭いがプンプンするわな。
それはさておき俺の話に戻ると、1月20日頃にNifmoを解約しようとしたんだわ。
ただ、解約しようとしたら、解約は10営業日前に申請する必要があるらしい。
なんだよ10営業日って。インターネット申し込みさせてるくせに書類作ってハンコ何個も押してんのか?
で、翌月に1日でも掛かったら翌月分は全額徴収。日割なんて概念は無い。
そんなわけで、1月20日に解約しようと思ったのに2月分の月額を丸々取られたわけよ。
これが1個目の罠ね。
で、2個目の罠が@niftyの解約なんだけど、@niftyの解約は1月20日の時点ではできないのね。
その時点ではまだNifmo会員だから必須オプションは解約できないって立て付けなのかな?
Nifmo解約日の2月3日以降になるとようやく@niftyの解約ができる。
1個目の罠の時点でもうNiftyとは二度と関わりたくないと思わされてたのに、
2週間後に@niftyの解約を覚えてるとか無理ゲーにもほどがあるじゃん?
そんなわけで、解約日には認識してたはずの@niftyの解約を3ヶ月ほど忘れてたってわけ。
ホント、今度こそ二度と関わりたくないわ。
https://www.kokusen.go.jp/t_box/form.html
特にどうにもならんのだろうなとは思う。
@niftyが強制オプションになってる合理性がないよね、抱き合わせ販売だよね、
って攻め手はあるのかもしれんが、実際どうなんでしょうね。
Niftyがコジマ傘下になって契約がガンガン増えるようになったら
俺みたいな被害者も増えるんじゃないですかね。
(おため)
半紙に添えて結納金、お祝の1割の金額を入れてお返しするものです 。
また、結婚祝いの時のお返しは特に「夫婦紙(めおとがみ)」とも言います。
結婚祝いの時とその他のお祝の時では、お多芽の紙の折り方が違うためです。
昔は、お重箱にお菓子などを入れ、これを贈り物(御祝など)として頂いた際に、
「このお重箱をきれいに洗ってお返しします。」という意味を込めて、
このお重箱に真っ白の紙である半紙などを入れてお返ししていました。
このようなところから、贈り物を頂くと、半紙や懐紙などをお多芽紙として
お返しするようになりました。
また、昔は、丁稚さんがこの贈り物を持って、ご主人様の御供をしたので、
このようなところから、半紙などのお多芽紙と共に、1割のお金をお返しするようになったのです。
京都では、交通費の意味から、誰から贈り物を頂いても、1割のお金を入れます。
大阪では、丁稚さんのお駄賃と言うことから、目上の方に、お金を入れるのは
失礼にあたるとして入れません。
ばかばかしくなってきた。
式を挙げたい神社に着替える場所がないから、その近くのホテルで着付けをお願いし、終わったあとにホテル内で親族顔合わせの懐石を予約したいと主張しているのに「ウチにはブライダルプランしかありません」だと。
まあ、それなら仕方が無いと思い内訳を聞いて引いた。
衣装代二人で40万、メイクさん拘束2時間で10万、カツラに7万、お色直しで20万+着付け代5万、家族の着付けで5万+衣装代1人3万、高砂装花6万、ゲストのテーブルの装花10万、待合室の使用料7万にウェルカムドリンク代として1人2000円、式の会場利用料30万、食事会の会場利用料20万、司会の方1人10万、カメラマン10万、アルバム作って18万、データ納品3万円、招待状1人500円、メニューと座席表それぞれ500円、700円、席に置く名札1人300円、その他たくさん
安く済まそうと思っても衣装の持ち込み5万、ペーパーの持ち込み1つ200円、引き出物持ち込み1ボックスにつき6000円(袋はホテルのやつ使わないとダメ。1人500円かかる)。
身内だけ50人で見積が300万ですって。
司会とかいらない部分を削りに削っても260万。
料理に1人2万かかるのは気にしないし、職人さんの腕前や、着付けの技術にお金を払ったり、原価がかかる物など、支払いが必要な物に対して料金を支払うのは全うだと思いますが、明らかに支払い分がそのまま利益になっているような物や、いらないのにセットで抱き合わせて単価を高くしたり、謎の名目で支払いを強要する見積に腹が立つ。
ヤクザかお前らは!
たとえばすでに減価償却をおえたであろう定価数十万のドレスに20万も30万も払わなきゃいけない上に、持ち込むと「持ち込み料」
テメーんとこの出入り業者の引き出物が1人4500円の見積なのに持ち込むと1人6000円もする持ち込み料。腹いせ料金でも上乗せしてんのか?きな臭い商売してんじゃねーよバーカ
※100歩譲ってホテルが提携することで引き出物がボリュームディスカウントされているのなら、利用しなかった料金を手数料として引き出物業者に支払うことに納得できるが(それでも6000円は高い)、サンプルで出てきた菓子折とカタログギフトの価格調べたら定価でほぼ4500円じゃん
データ納品料って何。当日SDカード渡しましょうか?終わったあとにそのカードだけ下さい。カード抜き差しの手間賃500円くらいなら払いますよ。その場で。
というかそもそも写真撮影が必須とか言うアホくさ。いらないよ、どうせ見返さないし。
写真撮影に18万円のフォトアルバム作成が必須。身内しか写ってない分厚い本に月給の半分も出したくねーよ、いらねーよバーカ
待合室に7万円、待合室付けなかったら、式終わるまでホテルに入らないでほしいってさ
アホか?
ホテル内で飯食うスペース確保するのに20万って。一般飲食客にも席代とってんのか?
席料金が仮にかかったとしても、ボリュームディスカウントして下さいよ。お宅のホテル、大型会議室としての利用料が時間2万円でしょ。準備含め4時間くらいしか押さえないのに何その料金。
ホテルの維持管理費や人件費、消耗品など様々なコストがかかっていることはわかりますけど、利益率が悪い宿泊、ランチ事業の利益補填を式で行うのはやめていただけないですかね。
年金が出ないだろうし必死に金貯めなきゃと考えてるのに、何が楽しくて、年間の可処分所得の半分近くを下らない茶番に払わなきゃならんのですか。結婚式=華々しくて贅沢なものなんていう風潮なんなの、めんどくさい。ゼクシィの角に頭ぶつけて死ね。
先日、店舗でしかできない契約変更のためドコモの携帯ショップに行ってきたが、めちゃくちゃ待たされた。
平日の午前中で待ってる人は多分10人もいないのに、1時間以上待った。
接客を受ける中で、なぜこんなに待たされるのか考えてみた。
新規・機種変・MNPも家電量販店や街の携帯ショップの方が安いことが多い。
それでもキャリア店舗に来るのは分からないことでもそこそこ丁寧に教えてくれるからである。
一組の客に時間をじっくり使って、客単価を上げにかかるからだ。
まず、窓口は全部開けない
店舗内に、案内役やウロウロしてる店員がいるが、決して待ち時間短縮のために窓口は開けない
スーパーで混んできたからレジを増やす、みたいな対応はしない。
今日どんな手続きがしたいのか、ネットの利用状況、家族情報などを書かされる。
それをウロウロしてる店員がやってきて、「ちょっと確認しますねー」とか言いながら単価を上げるための接客に入る。
機種変更を進めたり、タブレットや二台持ちの方がお得ですよー、とか
あと契約に必要なことを聞かれていると思い、無碍には扱わない。
これがもし、新機種を眺めている客にこういうことを話しかけても、8割の人間は、
「時間がないので」「また考えます」「大丈夫です」で逃げるところだが
もし解約の類なら、「こういうことができなくなりますが大丈夫ですか 」という引き止めが入る。
続けることで得られたはずであったメリットをごり押ししてくる。情弱は、「こんなことができたのか」と
情報を得たことに満足し、引き止められる。こういうやりとりで地味に時間を消費してくる。
また、ここでも客単価を上げるべく、光への加入、クレカの作成、ほぼゼロ円端末の抱き合わせなどを提案してくる。
おそらく店員は、接客した客にみんなこういうことをやるように指示されていると思われる。獲得数のノルマがあるのだろう。
また情弱客が、○○の使い方が分からない、と聞いているのも影響しているだろう。
「せっかく長時間待ったんだから、分からないことがあったら全て聞いておこう」
ソフトバンクのオプション強制はある程度予想していたけど、今回は酷かった。
今まではオプション強制と言いつつ、「今まで無駄なオプションに入ったことないんですけど!」って強く言ったら乗り切れたんだけど、今回は無理だった。
強制されたのは以下のとおり。
http://www.softbank.jp/mobile/price_plan/sumahodai/
電話はほとんどせず、するとしても家族(全員ソフトバンク)の父親は圧倒的にホワイトプランのが有利。
店員「こちら初月は必須となっておりまして、1月以降の変更となります~」
自分「家帰ってすぐにMy Softbankで変更することはできないんですか?」
店員「変更が適用されるのが1月となっておりまして、それまでは変更できません~」
自分「それって、1月分は高いプランが適用されるってことになるんですか?」
http://www.softbank.jp/mobile/campaigns/list/kisyuhen-sakidori/
月額300円払えば、1年で機種変できますよ、というオプション。
今までiPhone5をずっと使いつづけてきた父親には全く不要。
店員「こちら必須となっておりまして、一月無料となっておりますので、来月以降またご来店いただければ解約いたします~」
自分「どうせ家帰った瞬間解約するんで、外してくれませんか?店にこなくてもMy Softbankで設定すれば解約できるの知ってるし、どうせ私がやる羽目になるんで、手間を少しでも減らしたいんですけど。」
店員「初月無料なのでその間にじっくりといるかいらないかをご判断いただければ~」
自分(聞いてねぇ)
それにしても必須必須ばっかり言ってどんなオプションなのかをちっとも説明しないのはひどいと思う。
1ヶ月間加入したら店のインセンティブになるのは知ってたので、帰宅即解約。
http://www.softbank.jp/mobile/service/kihonpack/iphone/
「基本」と名がつきながら不要なサービスばっかりを集めたパック。
ソフトバンクで料金が高い人の原因はだいたいこれ。
紛失ケータイ捜索サービスとか「iPhoneを探す」があれば全く不要。
迷惑電話ブロック機能とかつけるよりも、迷惑商法をストップしてほしい。
スマ放題にすると有料の留守番電話プラス(月額300円)に入らないと留守番電話が使えないので気をつけましょう。
こちらも即解約。
http://www.softbank.jp/mobile/service/personal-karada-support/
いらない。
http://www.softbank.jp/mobile/service/global/america-hodai/
アメリカ滞在時に指定されたネットワークを利用すると無料で通話できるサービス。
一見有用そうだし、無料なら…と思いがちだけれども、見逃したらだめなのは「キャンペーン時に限り無料」だということ。
http://www.softbank.jp/mobile/service/smart-login/
店員「Yahoo!のサービスを使えるように、初期設定させていただきますね~」
店員「お使いにならないのであれば、名前とか入れなければ大丈夫ですよ~」
これ、i.softbankのメルアドで勝手にYahoo!ID作られてるんかな?
受け取ったあとYahoo!へのショートカットがずらずらと作成されてて気持ちわるかった。
バックアップから復元するために初期化したんで、無意味なんですけどね。
http://faq.mb.softbank.jp/detail.aspx?cid=81545&a=101&id=81545
調べたら目立ったデメリットはなさそうだけど、とにかくソフトバンクの無料オプションは信頼できないので一応解約。
「他の店だったら、オプション入らなくても契約できたんですけど!」とか結構強めに言ったけど、「それなら別の店に行ったら?」みたいな雰囲気で、別の店に行くのも面倒くさかったので今回はあきらめた。
一番笑ったのは帰ったあと契約書をよく読んだら「ソフトバンクではオプションの強制加入など抱き合わせ商法は行っておりません」の文字。
あれが抱き合わせじゃなかったら何なんだ。
先日書いた増田の続き。
逃げ切り? DeNAパクリサービスを生んだ土壌は、あの韓国企業の再挑戦
今でも過去のホットエントリーに残っているようだが、これを書いたのは、本当に心から「止めてくれ、守安さん、英断してくれ」と思ったからだ。その翌日の展開を見て少々驚いている。
なぜ釣りタイトルにしたのかというご意見をチラホラもらったが、結果としては、はてブが900弱、Twitterでもかなり拡散され、もしかしたら守安さんか、南場さんか、そのお近くの人に届いたのではと思っている。フォロワー100万人超の津田大介氏に拾って頂けたのも大きかった。
今回のタイトルは「逃げ切らなかった」であり、「逃げ切れなかった」ではない。
逃げようと思えばできたのに"逃げずに向き合った"という意味で、かなりポジティブに評価している。
この一件は、マスメディアでは誤った医療情報を垂れ流した事が問題視しされているが、パクリ問題の方も深刻だ。だから逃げ切らず向き合って欲しくて「問題は2つあり、コンテンツ汚染も深刻」とパクリ問題に焦点を絞って書いた。さらに、守安氏自身もネットを使う側として「本当にこんなことをやりたいのか?」と心情に訴えてみた。
TechCrunchによるインタビューでも、守安氏の発言として「問題点は2つあり、個人的にもコンテンツ汚染は辛い」と書かれていて、指摘した通りの流れになっている。守安氏に読んで頂けたのだろうか?
DeNA守安氏「認識が甘かった」——WELQに端を発したキュレーションメディアの大騒動
今回のサービス停止の判断は、個人的にはパーフェクトであるように思う。
決断が遅かったという人もいるが、問題が起きた時の決断は何をしても「遅かった」となる。なぜなら「決断が早い=そもそも問題が起きない」わけで、何か起きた後はどのタイミングで何をしても「遅い」と言われてしまう。
この点は守安氏もわかっている。インタビュー内でもWELQの対応が遅れた事を反省し、今回は即対応したと答えている。
では、MERYを残した理由はどうか?なぜMERYを残したのだと不満に思う人も少なくないだろう。
今回の一件で、何よりの不幸中の幸いだったのは、MERYを運営しているペロリ社はDeNA本体と多少なりとも別経営にしていたことだろう。M&A後の効果最大化を図るためにMERYを吸収することも検討しただろうが、今に至るまでオフィスも別れている。
外部からみると別経営と言われてもピンと来ないが、DeNAは渋谷駅前の立派なビル「ヒカリエ」に入っていて、MERYのペロリ社は渋谷と原宿の中間ぐらいにある雑居ビルに入っている。当然ながら、社風も方針もこの2社は多少なりとも違う。これが結果的に今回のダメージを最小限に食い止めることになった気がする。キュレーション事業内でMERYの存在は頭一つ抜けていて、これを残せるかどうかは実に大きな違いだ。
iemoの村田マリ氏は、サービスやユーザへの思い入れより、いかにして儲けるかの方が比重が大きかったように見える。だから、iemoにMERYも抱き合わせて買収価値を上げた。一方で、MERYの中川氏は当初は会社を売るつもりはなく、現在もサービスへの思い入れも強い。中川氏としては今回のWELQ炎上は、正直いって「ほどほどにしてくれよ」と思っていたのではないだろうか?
守安氏にとっても、中川氏は子分みたいな存在だろう。だから今回、MERYだけは別組織という「言い訳」ができたことは不幸中の幸いで、実際、「元WebTechAsiaのあの方」まで切り込んでいるTechCrunchであっても、インタビュー内でMERYについては追求できていない。
MERYを残したことに納得できない人もいるだろう。しかし今回の一件で、どのような対応をしても払拭できない事がある。それは「コンテンツをパクられた人の怒りや不満」である。謝罪だけではもちろん、仮に金銭的な謝罪をするとしてもいくらなら適正なのかわからない。つまりは、パクられた人の心情を完全に戻す事は実に難しい。
そうであるなら、別組織として動いていると言い訳ができる「MERYと中川氏は残す」という経営的な判断は、しょうがないのかもしれない。
参考:DeNA、人気サイト「MERY」の記事も大量削除「無断転用した可能性」
DeNAやMERYの側として考えると、記事削除前にやった方が良いと思う対応がある。
中川氏およびMERYはこのタイミングで「パクられた人が容易に訴え出られる連絡先やフォーム」を全面に出したらどうだろうか?言い訳せず、訴え出るためハードルを設けることもせず、オープンに開いてしまうのだ。「パクられたと思っている方、申し訳ありません。こちらからご連絡ください。」と。
そんなことをしたらさらに炎上や批判が殺到することを一瞬想像するかもしれないが、実際には拍子抜けするほど少ない気がする。この手の炎上は、実は正面から受け止める姿勢を見せた方が短期間に沈静化し、社内も前向きに進む事は多い。
一方でこのままでは、いつまで経っても「なぜMERYは残すの?」という火種が残り続ける。DeNAもMERYも優秀な人材を採用することは課題であり、膨大な金額を投入しているはずだ。パクリ問題の対応窓口設置など、企業ダメージ(=人材損失)に比べたら、全く微々たるものだろう。記事を消しても消してもこの問題は残り続けてしまう。
中川氏としても、今後MERYを女性向けメディアとして更に一皮も二皮も向けていくために、パクリ問題というモヤモヤを残すのか、ここで向き合ってスッキリさせるのか、どちらが良いと考えるだろうか?
大逆風で評価も底を打っているこのタイミングこそが、膿を出し切る絶好で二度と無いチャンスだと思う。もう削除を開始したということは遅かったかもしれないが、この対応方法ではむしろ炎症が残ってしまう。
http://b.hatena.ne.jp/entry/withnews.jp/article/f0161202004qq000000000000000W03610701qq000014379A
MERYは記事を削除するのではなく、パクリと向き合ったほうが沈静化と印象反転につながるように思う。さらに、結果として虎の子の"記事"も残せる。中途半端な削除は、守安氏がWELQ問題で「認識が甘かった」と反省した同じことをやっているように思えてならない。
一気に書いた。
結局(一時?)閉鎖に追い込まれたWELQ問題と、キュレーションと、DeNAがやってること。
けど「モラルなき金儲け」の土壌が生まれた背景に、あの外資系が影響しているように思う。外資系企業は、「自国以外の法や心情には無頓着にサービス展開」する傾向はままある。但し、韓国企業の批判ではなく、話の流れとして登場させた。
WELQ問題は2つのポイントがある。一つ目は、場合によっては生死に関わるかもしれない医療情報の問題。そしてもう一つが、前々から一部の人達が不満を抱えている「パクリ」問題だ。こちらのパクリ問題はまだネット業界の一部だけにしか問題視されていない。DeNAとしては何としてもWELQだけの閉鎖で誤魔化したい所だろうが、今やっていることはあまりにも酷い。
の4部構成で書いた。
NAVERといえば大半の人は NAVERまとめ の会社ぐらいの認識だろう。ちょっと知ってる人で LINE を作った会社、さらに詳しい人なら livedoor を買収した会社ぐらいは知っていると思う。
実はこの NAVER は、一度日本に参入したが撤退、その後に再挑戦して今に至る。(※ 以下、社名とサービス名は違うといった話は無視する)
NAVERといえば韓国では圧倒的な存在。日本の Yahoo! と同じような影響度だ。NAVERは過去、2000年頃に日本に参入した。
検索エンジンとしての成果は出せなかったが、NAVERブログの方は予期せぬ注目を浴びる。NAVERブログには他サイトのコンテンツを容易に転載できる機能が実装されていたため、他社サイトの画像などを無断で直リンする「著作権無視」のブログが多数作られ、批判が噴出する。
最近の人は「NAVER厨」という言葉を聞いたことがないと思うが、NAVER厨というのは著作権無視のユーザを批判的に言う表現として使われていた。
参考:NAVER厨
NAVERは2005年頃、メインの検索エンジンがうまく行かず、著作権を無視した韓国の企業というイメージが強くなってしまった事もあり、日本を撤退する。
そしてその2年後ぐらいに、再度日本市場に挑戦。NAVERは韓国国内で生む潤沢な資金があり、しかし韓国は限られた市場であり、日本攻略を是が非でもやりたかったのだと思う。
同じ失敗をしないために、前回の教訓を活かす事にした。韓国色を消すため日本人が経営者であることを打ち出し、他には美人広報を前面に立てるなどして、イメージ戦略を大きく変えた。
そして前回手痛い目にあったもう1つの課題、著作権問題について。
"NAVER厨"として叩かれたイメージを払拭すべく、今度は日本の著作権をよく調べ、法的なリスクを「回避する」方法を見つけ出す。この「回避術」が、今の「インチキなキュレーション」につながってしまったと思うのだ。
(※ NAVERに問題があるという話ではなく、DeNA が酷いことやってるのが現状だと思う)
まず大きなポイントは、日本の著作権の多くは「親告罪」と呼ばれ、著作権侵害の被害者が訴えない限りは告発されないこと。つまり、有名タレントの画像を無断で使ってもその権利者(タレント事務所やタレント本人)から訴えがない限りは、言い逃れできてしまう。
もう一つは「引用」の解釈。Googleの検索結果は著作権の侵害ではなく引用の延長と考えられており、訴えられることがない。現状では、"検索"という体を取り、出典を載せ、参照元へリンクを貼っておけばスリ抜ける事ができてしまう。
他にも、権利を侵害された側がそれを実証する必要があるというルールをうまく使い、権利侵害を訴えるハードルを上げまくったりもしている。「こうした防御壁は今のキュレーションメディアに全て踏襲」されている。
NAVER社はこうしの抜け道を見つけ出し、まずは「著名タレントの画像検索エンジン」を作り出した。検索窓にタレントやグラビアアイドルの名前を入れると、ズラッとグラビア写真などが出てくるサービスである。この画像検索エンジンは、自社でコンテンツを持ってないにも関わらず、NEC子会社サービス(BIGLOBEのこと)にOEM提供するなどの成果をあげる。こうして韓国色を消し日本的な見せ方をするイメージ戦略と、著作権上のグレーゾーンを巧みにつくことによって、そこそこに日本市場に受けいられる事に成功する。
この成果を元に次に生み出したのが NAVERまとめ である。NAVERまとめがどういうサービスかは皆さん知っていると思うので省略する。
こうして、「ユーザが作成し、引用元を書いておけばOK」というキュレーションサービスが生まれる事になった。ここまでが「キュレーション」誕生までの流れである。
話は大きく変わって、nanapiについて。
nanapiは元々、著名投資家のアイデアで、それを古川氏(=けんすう氏)がサービス化していったものだ。当初は 7分でわかるライフレシピ とかいうコンセプトだったと思う。
サービス開始から1年後ぐらいに、コンテンツを増やすための試作としてライター募集を始める。現在は終了してしまったが、nanapiワークスというサービスである。当時のnanapiはいかにして質の高い記事を安価にたくさん作るかが大きな経営課題だったと思う。そのため、ライターに対して、低単価にも関わらず高い要求をしていた。
300円で数千文字、画像などの引用をルール通りに行うなど、たいへんな作業だったことがわかる。
ところが、あることに気づいてしまう。この国には、これだけの低単価と高要求にも関わらず、仕事を請ける人がたくさんいるのだ。そしてSEO対策すれば記事を作れば作るほど、記事作成コストを上回る"流入"があることもわかった。"流入"という表現にしたのは、nanapiは膨大なユーザ数を換金化するために KDDI に売却するという道を取ったので、お金ではなく人の流入という意味である。
こうして nanapi は記事の質を高める方向ではなく、「ライターに安価に記事を量産させるSEO対策サイト」として拡大していく。
「ライターに安価に作らせた記事でも、工夫さえすればSEOが強烈に効いてアクセスが稼げる」ことに気づいた人は他にもいた。
ここでMERYが登場する。MERYはペロリ社が運営する女性向けキュレーションメディアである。現在、このペロリ社はDeNAによって買収され、炎上したWELQを含むキュレーション事業の中核を担っている。
MERYを作り上げた中川綾太郎氏は、けんすう氏と仲が良く、nanapiワークスで記事を量産し始めた頃は2社は歩いてすぐの場所にあった。「ライターに安価に作らせた記事でも、工夫さえすればSEOが強烈に効いてアクセスが稼げる」事を知った中川氏は、記事を量産し、アクセスを順調に伸ばしていく。選んだマーケットがとても良く、1つの記事に多数のアクセスが稼げるようになり、アクセス数は急成長を続けるようになる。
また当時、同じやり方でインテリア関連のメディア iemo を作っていたのが、村田マリ氏である。もちろん、村田氏は上記の方々とは仲が良い。村田氏が凄いのは、DeNA社長の守安氏に iemo を売り込む際に、MERYも抱き合わせた事だろう。iemoの買収価値を上げるため、自社よりアクセス数が圧倒的に多く若い優秀な経営者もセットで売り込むことで、DeNA社はこの2社を数十億で買収する事になる。
参考:iemoやペロリの買収に見る~DeNAが仕掛けるゲーム・メディアの次のビジネス【B Dash Camp】
村田氏はサービスやユーザへの思い入れで事業を興したというより、けんすう氏や中川氏や他の起業家仲間から得たヒントを具現化し、換金化したという感じだろう。例えば、子育てすらも効率重視でアウトソースを活用すると発言しているこちらのインタビューが参考になる。(※ 批判してるわけではない、考え方は人それぞれ)
DeNAが2社を買収するまでは、まだ「一線を越えた」と書かれてしまう状況ではなかった。
参考:DeNAがやってるウェルク(Welq)っていうのが企業としてやってはいけない一線を完全に越えてる件(第1回)
nanapiワークスは、お金を払って記事を作っている事は明らかだった。NAVERまとめも同様に、ユーザに還元することで記事を増やすサービスだ。
しかし、DeNAが買収したMERYとiemoの2社が行っていた「キュレーションメディア」は、実態は、キュレーションとはほど遠い。
記事の大半は、クラウドソーシングを活用して大量に記事を作成している。もちろん、中には一般ユーザが投稿したコンテンツもあるだろう。しかしこの割合は非常に低く、かつ、一般ユーザ投稿記事でSEOが強力に効いている物はほとんどないはずだ。つまりキュレーションサービスと言いながら、実態はコンテンツ作成は外注。記事内容は全て自社でコントロールしており、ややこしいが見方によっては「内製」しているわけだ。
「キュレーション」というを隠れ蓑にすれば、「パクリ問題や記事の質をさほど気にしなくて済む」という発見は nanapi が見つけ出した法則に近い。
こうした背景からDeNAパレットが生まれた。DeNAパレットのページによると「キュレーションメディアプラットフォーム」と書かれている。
当初、キュレーションという言葉が生まれた時に期待されたものは
だったように思う。
しかしDeNAパレットは、NAVERが日本再攻略の際に見つけ出した著作権などの法をすり抜ける「キュレーション」という言葉を都合よく使い、nanapiが発見した「日本には安価に雇えるライターがたくさんいる」ことを組み合わせ、SEOスパム記事を大量に生産するというのが実態だろう。
資本を投下すればそれが回収できる見込みが経った今、スパム記事の量産に邁進している。(やや誇張だが)ユーザのためではなくSEO対策だけしか考えられていないサービスに、月間数千万人ものアクセスが集まるメディアになってしまっている。
DeNA創業者の南場氏が天才と言うほどの経営者である守安氏が、これをわかってないはずはない。モバゲーで急拡大した会社を引き継ぎ、「高成長への高いプレッシャー」があるのだとは思う。
だが、本当に "こんなサービス" を作りたいと思ってやっているのだろうか?
「中の人」は自分達が、ユーザのためのメディアを作っているのではなく、ライターに安価にSEOに記事を量産させているだけのサービスであることは十分にわかっているはずだ。
球団を買収し、任天堂と手を組んだのは、もっと世間に受け入れられる会社にしたいからではないのだろうか?「目指すイメージに見合うサービスを作る会社にする」と宣言することは、株価はプラスに反応してもおかしくない。
DeNAは高学歴で頭が切れる方が多数いる優秀な集団であり、このまま「キューレーション?事業」を閉鎖すること無く「抜け道を見つけ出して」サービス運営を続ける事は可能だろう。しかしそれで得られるお金に比べたら、失うレピュテーション(企業への信頼やイメージ)は計り知れない気がするのだ。これまでに投じたと言われる50億をサンクコストと見て"英断"することで、大きな転機と飛躍につながるようなイメージが沸くのだが、難しい決断だろうか?
参考:Welq(ウェルク)で炎上しているDeNAがこんな事業をしないといけない訳。
と、まあ、部外者が経営方針に口出しするのは余計なお世話ではあるが、これはさておき、今やってることは日本中に大迷惑を撒き散らしているようにしか思えない。
このままゲームで荒稼ぎしたお金を「ライターを安い賃金で買い叩いて、質を問わないスパム記事量産」に投入し続けるような行為は本当に勘弁だ。
例えば現状でも、自分たちが大量投入したコンテンツによって検索結果がどれだけ酷い状況になっているのかは、DeNAの中の人でもわかっているはずだ。むしろ、中の人の方がよくわかっているだろう。
美や健康など、人が切実に悩んでいることやコンプレックスに感じている事は検索数も多く、金儲けの商材としても美味しい。しかし、今や彼らが目をつけたサービスの関連ワードに関してはGoogleの検索結果はほとんど使い物にならなくなってしまった。
DeNAは様々な会社やサービスが見つけ出した「抜け道」と編み出した「手法」を組み合わせ、ガチャで荒稼ぎした「資本」を組み合わせた実に酷い現状が作られつつあるように思う。なぜ同じ国の国民を買い叩いて、質の悪い記事を量産し、検索エンジンを使い物にならなくする行為に邁進しているのか。
もし中の人がお金儲けだけしか考えてないにしても、これ以上、インターネットの検索結果を汚しまくるのは止めて欲しい。
その他、参考にしたページ
WELQの面接で落とされ、その後WELQが炎上して、思うところ
http://b.hatena.ne.jp/entry/gigazine.net/news/20161014-most-driver-phone-navigation/
OEMナビは、自動車メーカーが開発元を選ぶんだけど、機能性より、値段重視で選ぶから使えない物が多い
500万Overの車だと良いナビが着いてる
OEMナビに不満あるなら、オーディオレスで車買って、DOPか市販品がベストなチョイスかと
「目的地の設定に多くの労力がかかる」
問題はGPS頼りなとこだけなのでカーナビが使うようなセンサー等をスマホで利用できるようになれば専用カーナビを使う理由はないのでは。そういう製品も数年内には出そうな気もするけど。
リビングのTVと同じで単一の機能を使うだけにしては高価すぎるデバイス。自動運転やスマートホームが普及すれば価値が上がるだろうね
わかる! 我が家の車についてるマツコネ、IKEA鶴浜からの帰り道、名神豊中から乗りたいのに、何が何でも近隣の阪神高速から第二京阪を案内しようとする。嫌になってYahoo!カーナビ使ってる
横浜DeNAベイスターズ。親会社がDeNAになって4年の中畑清時代を経ての5年目にアレックス・ラミレスが監督になってペナントを戦っている。
何もベイスターズに限らず、過去現在を問わず采配、起用がどうしたという事に文句を言いたい人は多いらしい。
例えば今年新外国人としてJ.ロマックを獲得したが、獲得や起用に応えるような成績は見せることがなく、現在は2軍暮らしになっている。
シーズン途中に獲得したエリアン、最近1軍初登板で類を見ない鮮明なデビューをみせたブロードウェイ。
あるいは国内選手にしても、采配がおかしいという声はあちこちにある。
では、チーム監督やコーチというのはそれほど絶対的な権力を行使できるのか。与えられているのか。
Noだと思う。
ロマックは最終打席に四球を選んだが、3打数無安打。打率1割1分8厘。その姿に「我慢の限界にきている」と手厳しかった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160617-00000111-dal-base
今年の6月のデイリースポーツの記事だが、この我慢の限界はどこへの限界なのか。
ロマックに限らず野球選手としての成績や指標はそれぞれ一定のものは残してきているが、彼らは現場では求められた仕事とは遠い現状がある。
編成・スカウトといった裏方の人間にとって自分たちが探してきた人間が求められた役割を果たしていない、特に助っ人として獲得するにあたって国内選手より選手契約そのものにかかっているコストも少なくはない。
とすれば、そのような裏方からは「自分たちが工数を計上し、(国内選手に比べれば)難しい状況で、それなりに費用をかけて獲得したのだから、一定の期間は使い続けて様子を見てほしい」というようなリクエストが現場に飛ぶのは良し悪しを別にして、よくある事だ。
さて、冒頭の話に戻したい。
招聘され契約によって就任したチーム監督などの現場要職に就いて試合を戦う人間は試合に勝つことを求められるだろうが、このような裏方の要請を「勝ちにつながらないので断る」と拒絶できるだろうか。
特に契約している選手に信賞必罰であたっている球団であれば、そのような裏方の人間は本来相当首が涼しくなるはずだ。なんなら首が胴から離れてもおかしくはない。
チーム監督や、あるいはオーナー、球団社長等の名前という分かりやすい看板を叩きたくなる人は多いだろうが、そんなサンドバッグのような役目も抱き合わせにされ、契約社会よりも社内政治が勝るだろうチームを率いるのに、本当に充分な権利権力、待遇が用意されているのだろうか。
せっかくディアスポリスがドラマ化されたのに、夜中過ぎてリアルタイムで見れん。
テレビ如きの為に夜中まで待ってるわけないし、翌日フラフラの頭で仕事すんのも辛いし。
録画機器も持ってない、TBSオンデマンドでもなぜか配信しない。
さすがにドラマ1本のために4万も5万も出してブルーレイレコーダー買う気にならんわ、他で使わんし。
配信といえばケーブルテレビと抱き合わせのj-comオンデマンドと携帯キャリアと抱き合わせのauビデオパスだけ。
ケーブルテレビ呼んで工事するほどの事でも無く、この為に携帯キャリア変えんのもバカバカしい。
なんでこんな回りくどい集金するんだよ。
普段ドラマなんか見ない、俺みたいな薄い客でも、敷居低くすりゃ見るんだよ。
そりゃ作品作るの大変だろうよ、金かかるし、頭も人力も使うし。
でも、何かね、テレビ屋さんてのは、「自分らが労力かけて作ってるもんは、お客様も万難排して見てくれるはずだ」とでも思ってんのかね?
そっちが敷居上げて上げてくりゃ「あー、いいや、ちょっと楽しみだったけど、別の見よ」ってなるんだよ。
テレビなんてその程度なんだよ、見てる側にとっては。
わざわざ見づらくしやがって。
「福島のかわいそうなわんちゃん猫ちゃんのためにご寄付をおねがいします」という訴えを、東京近辺に住んでいる人なら駅前等で聞いたことがあるだろう。あれは、青年協議会という熊本のNPOが行っている事業だ。すこし調べてみたが、巧妙に仕組みを作っているNPOだったので共有したい。情報は彼らのホームページおよび内閣府で開示されている彼らの公式情報による。
NPO法人の目的を定める、定款という書類がある。彼らの定款にも、9項目にわたり幅広い項目が目的として入っているが、動物や犬猫に関するものはない。そもそも、なぜ「青年協議会」が犬猫の保護に対する寄付を求めているのか?事業報告書に答えがある
ニートや引きこもり、法務省からの紹介者などを積極的に雇用し、地域の清掃活動や街頭募金活動を通じて感謝の心を学ぶことにより豊かな人格形成を図る
そもそも募金を行うことそのものが目的で、募金で犬猫を救うことが目的ではないのだ。募金を訴えている人たちはニートや引きこもりで、給与をもらいながら働いているのだ。NPOの目的を達成するためのなんと上手な戦略か。私みたいなニートを雇用するために寄付をください、と言っても誰も寄付してくれないから、戦略的に寄付の対象を選んだ結果が福島の犬猫なのだろう。
公式サイトにスタッフの誓いというものがある。さすがニート再教育のための誓いだけあってよくできている。
http://seinen-kyougikai.jp/wp/wp-content/uploads/2015/03/stuff_tikai.pdf
このあたりをきちんと理解すれば、社会でブラック企業に当たったとしても耐えられるだけの心の強さが身につくだろう。
㉒ 今日も一日、名前も知らない誰かのために、名前も知らない誰かに頭を下げ、東北復興の窓口に自分がなるために、街頭募金活動を頑張ります。
上記の組み合わせは実に味わい深い。街頭募金活動は企業家として意識を持って行わなければならないのだ。
その企業家精神を実践しているのが青年協議会だ。少し詳しく見てみよう。
企業家たるもの、資本の有効活用は必ず意識しなければならない。寄付されたお金をそのまま使うなんてもってのほかだ。寄付されたお金は、さらに増やしてから使わなければならない。彼らは、NPOにしかできないやり方で、企業家精神を実践している。それを図解したのが以下のURLにある。
http://seinen-kyougikai.jp/wp/wp-content/uploads/2015/03/tikai.pdf
彼らは、いったん受け取ったお金でアルバイトを雇い、そのアルバイトがさらに寄付を求めることで、寄付されたお金を3倍に増やしている。その結果多くのお金を使う効果的な社会貢献ができているのだ。なんと巧妙な仕組みなのか。
2015年度事業報告書によると、彼らの収入の6567万円のなかで、NPO事業支出に使っているのは3440万円で最大だ。ただ、詳細は明らかにしないことにしたらしく、監督省庁から「内訳(支払機付近であれば支払先も)を提出するように依頼するも、提出なし」との注記を受けている。企業家たるもの自らの企業秘密を明かすわけにはいかないので、お上の圧力に負けず秘密保持を徹底するその態度は素晴らしい。
ただ、2014年度の事業報告では、圧力をかわしきれなかったのか、寄付金の内訳が事業報告書に添付してある。そのなかで最も多い441万円の寄付が「助成金コンサル事業」に使われている。他の寄付金の宛先が「相馬会(福島)」「猫のマリア」等であるのと対照的だ。助成金コンサル事業が何を示しているのかは秘密保護を徹底している以上当然明らかではないが、企業家精神を実践する青年協議会がただ単純にコンサルのために貴重な寄付金を払うこともあるまい。
ここは筆者の完全な憶測になるが、寄付金を払っているNPOに対して、助成金のコンサルを抱き合わせで紹介しているのではないか。そのコンサルにかかる費用についても寄付で賄えば、NPOにとっては無料でコンサルを受けることができてハッピーで、青年協議会は、関係するコンサルへの支払いが寄付金と会計上計上できてハッピーという、みんなが喜ぶ仕組みを構築していると考えるとしっくりくる。NPO法人は、2/3以上の役員が役員報酬を受け取ってはならない、という制約があり、せっかく稼いだ寄付金をそのまま役員報酬として支払うことができないのだ。もちろん、役員かつ常勤の職員として雇用することはできるが、その場合はタイムシートだとか兼業禁止だとかうるさいことを言われる。その点、コンサルタントであれば柔軟な支払が可能だ。頭の固い役人や理解のない第三者にいちゃもんをつけられないよう、念のため2015年では寄付金の内訳を公開しないことにしたのではないか。もちろん、まったく違うより巧妙な仕組みを考えている可能性もある。増田諸賢のトラックバックを待ちたい。
素直に寄付金を事業に使うごく普通のNPOが圧倒的多数の中、青年協議会のクリエイティブでイノベーティブな社会貢献は、「福島のかわいそうなわんちゃん猫ちゃんのためにご寄付をおねがいします」という言葉で想像されるものよりずっと幅広く豊かなものであった。彼らの革新性が、それにふさわしい社会の認知を得ることを望みたい。
https://www.npo-homepage.go.jp/Portal/corpDetail!show.action?no=043000212