はてなキーワード: メモリとは
http://style.nikkei.com/article/DGXMZO07281760V10C16A9000000?channel=DF260120166490
って言う記事を読んで、割りと頷ける部分は多いんだけどやっぱり商業ライターなのでバッサリ切れてないところがある(メーカーに気を使わなきゃならんだろうし)。たしかに多角的に見るのは公平だと思うんだけど、日本は大学生のPC所有/利用率が低いなんて言うニュースもあったし、ノートPCを買わなきゃいけない人もいると思うので、私見でバッサリ感のある記事を書いてみようと思った。
・CPUはわりとなんでもいい。Core i3~Core i7とかがいまの表記なんだけど、Core i5,Core i7,Core Mなんでもいい。極端に古くなければ困らない。
・メモリは4Gほしい。ちょっと詳しい人がせめて8Gとかいいだすけど、初めて買うノーパソなら4Gで十分だ。
・ストレージの容量も、あんまり気にしないでいい。でもHDDよりはSSDにしとくべき。これは記事の通り。CPUで2世代分くらい体感早くなる。
・光学ドライブとかいらねえですよ。めったに使わないし、もし使う場合は外付け買うとか、どっかでデータ読ませてもらうとかした方がいいよ。
・A4かB5ノートにしとけ。でかくて重いノートを家でデスクトップ代わりに使うとかもったいねえ。家で広い画面で使いたければ記事にあるようにディスプレイとマウスでも買っとくほうが安くて快適。
・この条件で7万前後なら概ね性能で不満は出ないと思われる。この性能なら、ネット見たりレポート書いたりWebみたり、休日にYoutubeしたり、あるいはSkypeで喋ったりしても、ぜんぜん余裕はある。おそらく今のノートパソコンの更新ペースから行って、大学4年間使っても困らない。
・CPUをCeleronというのかATOMというのにしてストレージをeMMCってのにすると、急に4万を切ったりもする。
・さすがに性能面では上に及ばず、動きがもっさりする。が、ネット見たりレポート書いたりWebみたり、休日にYoutubeしたり、あるいはSkypeで喋ったり出来ないかというと、多分全部できる。ただそれぞれがもっさりしてて作業モチベに悪影響があるくらいだ。でも、ノートパソコンを持ってないよりは遥かに良い。4万円だして、とりあえず買ったほうが良い。
・キーボードのついたPCのスキルなんてスマホやタブレットでは身につかないので、そこは別物だと割り切るべき。PCは「なんか楽しいものを見聞きできるモノ」じゃなくて「作業用の道具」なので。
・10万円以上のノートパソコンは、PCが好きな人、すくなくともPCがある程度わかる人向けだと今は思っておいて良い。狙いは「その1」の6~8万円のにしておこう。それでももっといいのが欲しい人は↓
・おしゃれな使い方がしたい人はMacbookAirでもかっとけ。
・そうじゃねえならSIM挿せるのは費用対効果がいい(おすすめ)。挿せる機種少ないけど。
・格好いいパソコン持ってても彼女は出来ねえぞ(俺調べ)。肩を並べてレポート作成デートとか都市伝説だから。
・彼女がいるっぽい雰囲気(とか、出来たときの予行演習)をつかむためには、可愛いデザインのUSBメモリでも買っておけ。500円とかあるから。
部屋がめちゃくちゃだ
足の踏み場がない
踏み潰された缶が足に刺さってたまに出血する
袋にゴミは詰めるが、外まで持っていくのにすごいストレスを感じる
やらなきゃと思うが、体が動かない
指と目しか動かない
考えただけで頭の中がめちゃくちゃだ
そのうちやろう、そう思って半年経った
PCの中がめちゃくちゃだ
今はEverything Searchを使ってるからもうめちゃくちゃなままだ
検索などが優れているためなんとかなっている
ブラウザのタブがめちゃくちゃだ
今170タブ、少なくて50、多くて200だ
最近は勝手にブクマして勝手に整理して勝手にタブを閉じるアドオン作るか迷っている
机の上がめちゃくちゃだ
家も会社もそうだ
いや、大分片付いていると思っているが、他の人はすごく整理されていて驚く
頭の中がめちゃくちゃだ
何をどうしたいのか、どうするべきか、めちゃくちゃだ
実際のところ他人よりずっとずっと考えてると思う
頭の中がめちゃくちゃなので、めちゃくちゃなコード設計は吐きそうになる
だからプログラムだけはシンプルに、というか理解しやすいように注意を払っている
そのおかげで仕事が遅い
メモ帳がめちゃくちゃだ
一応頭はそこそこなつもりだが
自分でメモを取った瞬間に、なぜそのワードを書こうと思ったのかと疑問に思うくらいだ
とにかく整理ができない
すごいストレスが掛かる
人生がめちゃくちゃだ
「複雑なこと=良いこと」みたいなこの日本において、IT業界は「複雑なこと=クソ」という共通認識はあると思う
また、プロジェクトというのは目的がはっきりしているからシンプルでいい
そこはとても助かっている
大して詳しくは知らないが、パソコンには演算装置であるCPUがあり、一時記憶部分となるRAMメモリーがあり、ファイルなどを保存しておくドライブ装置があり、ディスプレイやキーボード・マウス、ネットに繋がる端子があり、みたいな大雑把なことは知ってるつもりである。
OSやエクセルなどのアプリケーションソフトはドライブ装置にファイルがあって、メモリ上に展開されて動作する仕組みになっている、って程度のくらいも知っている。あまり細かなややこしいことは知らないが、エクセルのVBAで、ほんの触り程度ならプログラムも書ける。
さて、弱小企業たるうちの会社の面々のほとんどは、ほぼそんな知識はゼロといっていい。
だから、パソコンで困った時の相談は全部私に来る。もちろん相談していただいて結構だ。
だが、私は神様ではない。
どんなに頑張ったって、ブルースクリーンに落ちたらパソコンの電源落として再起動をかけるしか方法はない。
「君が頑張って直してくれたら私が作業中の報告書は復活するんだから、とにかく頑張って欲しい」
どんなに説明しても説明しても、電源落とされるのだけは困ると、復活できないのは非常に困るといって聞く耳持ってくれない。
事情は分かるんだ、その作成中の報告書に貼り付けた写真100枚は、元ファイルを全部消しちゃったんだから。
でもそれは、あんたが写真のサイズも考えずに無茶な貼り付け作業をしたからだろ。その上、元ファイル消すとか、アホか。
というわけで、その上司は一週間の猶予を与えるから絶対電源を落とすな、と言い残して出張先へ出かけていってしまった。
どーすりゃいいのさ?
追記:
でも、
1.PCが古くて動作が重いと上司が仰られた為、自動保存は殺してしまったのです、チーン(合唱)
ちなみに未だXPなので、更新を稟議に回そうとしたら、その直属上司は頑なに拒まれました。色々理由はありますが、最大の理由は「新しいことを覚えたくない」からだそうです。
2.写真ファイルを復活させればよい、と言うのは思いついたのですけど、すぐにダメと分かりました。
HDDにファイルを移動しておらず、SDカードをメモリーカードリーダーに差してそこから開いて使用しており、そのSDカードは再びデジカメに戻り既に上書きされてしまっているからです、チーン(合唱)
この事務所のブレーカー探して、原因不明の停電が起きたことにしようかと思ってます。南無阿弥陀仏、南無妙法蓮華経、アーメン。
とある業界向けに自社で開発した製品を売ってSIもやるし保守や購入後のサポートもやる。
自社製品は全て自社内で作るのではなく、製品の一部の機能のみをアウトソーシングしたりする。
ちなみにアウトソーシングした部分の設計書やコードはメールで一括送信方式。
(1)作業に使うPCのメモリ容量とディスプレイの画素数と枚数を教えてください。
4GBのCorei5のWindowsのノートPC1台。これっきり。
ディスプレイは余っていれば支給されるが余ってない場合は支給されない。
新たに購入したりレンタルしたりすることはない。
余ってるディスプレイも15インチくらいの昔ながらの正方形に近いタイプ。
(2)設計やコーディングや試験項目のレビューを行う体制が整っていますか? 「レビューをしてください」とお願いしたらしてくれるのではなく、組織としてレビューを行うように決まっていますか?
設計やコードレビューはチーム全員がやるわけではなく、レビュアーとレビューイ数人でやる。
同じ製品のチームであっても設計や実装の担当でない人はレビューには呼ばれない。でもリリース後はそんな呼ばれなかった人ががんばって保守をする。
知識や認識の共有、議論の場としてではなく間違い探しや足りない項目などを指摘することに時間の大半を費やしている。
コードをコミットしても(なおGitではない)、メールや口頭でお願いしないとレビューしてくれない。レビューしても何も指摘してくれない。
(3)開発用の仮想環境・試験用の仮想環境・本番の環境の3つは少なくとも用意されていますか? また、それらを構築するためのマニュアルが整備されていたり、スクリプト等で自動的に構築されるようにしていますか?
新しい人が来るたびに開発環境を整えるのに誰かがつきっきりで1日費やしている。
(4)派遣社員・契約社員・正社員を問わず、定期的に不満や改善してほしい点を吸い上げるためのミーティングの場を設けていますか?
(5)開発用のPCは、OSがWindows/Mac/Linuxなど選べるかどうか?キーボードがJISかUSか選べるかどうか?
Windowsのみ。稼働環境としてのLinuxやMacなはあるが開発環境としてなんて使わせてもらえるわけがない。
6)職場にウォーターサーバーはあるか? コーヒーやお茶などは無料か? また、椅子は1万円以下のものではなく、少なくとも数万円以上のものを貸与しているか? パーティションはあるか?
お湯は出る。椅子はどこにでもある背もたれの低いオフィス用の小さい椅子。多分4000円くらい。
(7)スーツや、ワイシャツ&スラックス着用が必須か? また、男性従業員のみがそうであって、女性従業員は比較的自由な服装か?
(8)言語のバージョンは、最新のメジャーバージョンに比べてせめて1世代前程度か?(例えばJavaなら7以上、PHPなら5.6以上か?)
東京都内で、一般派遣のPGとして何年か働いてきました。時給は2600円前後の案件が多かったです。(個人的にはもっと上げたいところですが、なかなか叶っていません)
SIer系(社内SE含む)は総じてクソだという印象を抱いていますので、バイアスがあるかもしれません。
どんな職種や就業形態であれ、何年かやっていると誰でも、「この条件を満たす就業先はアウトだから、ここで働いてはいけないな」という判断基準が自分の中で確立されてくるものだと思います。
自分のそのような判断基準を整理する意味合いも含めて、「就業先(派遣先)との面談の際、これを聞けば良いな」と思う質問項目を書き出してみようと思います。
typoはご容赦ください。
(1)作業に使うPCのメモリ容量とディスプレイの画素数と枚数を教えてください。
メモリ8GB未満→論外。「我々は、たかだか数千円の費用をケチって従業員の作業効率や快適性を下げているバカの集団です」と言っているも同然。
フルHD未満→論外。「我々は、たかだか1〜2万円の日用をケチって(同上)」
フルHD以上のディスプレイが1枚→可もなく不可もなく。ノートPCと外部ディスプレイ(フルHD以上)ならまあ可か。
(2)設計やコーディングや試験項目のレビューを行う体制が整っていますか? 「レビューをしてください」とお願いしたらしてくれるのではなく、組織としてレビューを行うように決まっていますか?
NO→論外。開発をする一個人が判断ミスや作業ミスをしたり、たまたま疲れていて良い判断ができなかったりした場合、責任が開発者個人に降りかかってきます。時給3倍くれるならともかく、2600程度でそんな責任を負いたくありません。
YES→OK
(3)開発用の仮想環境・試験用の仮想環境・本番の環境の3つは少なくとも用意されていますか? また、それらを構築するためのマニュアルが整備されていたり、スクリプト等で自動的に構築されるようにしていますか?
全てNO→アウト。開発環境を整備する能力もやる気も無い企業ということです。
条件つきYES→まあまあ良い。
完全にYES→すばらしい。
(4)派遣社員・契約社員・正社員を問わず、定期的に不満や改善してほしい点を吸い上げるためのミーティングの場を設けていますか?
NO→企業としての体を成していないので、行くべきではない。
(5)開発用のPCは、OSがWindows/Mac/Linuxなど選べるかどうか?キーボードがJISかUSか選べるかどうか?
NO→特定のOSでないと作業ができない程度の体制でしかないということなので、行くべきではない。
(6)職場にウォーターサーバーはあるか? コーヒーやお茶などは無料か? また、椅子は1万円以下のものではなく、少なくとも数万円以上のものを貸与しているか? パーティションはあるか?
NO→開発者にとって快適な環境を整えようという気が無い。行くべきではない。
全てYES→作業しやすい環境を整えようと言う意思は感じられる。好ましい。
(7)スーツや、ワイシャツ&スラックス着用が必須か? また、男性従業員のみがそうであって、女性従業員は比較的自由な服装か?
両方ともYES→わざわざ窮屈でダサい格好を男性社員のみに強いている上、公然と男女差別を行っている反社会的企業。決して行くべきではない。社会悪。
両方NO→合格
(8)言語のバージョンは、最新のメジャーバージョンに比べてせめて1世代前程度か?(例えばJavaなら7以上、PHPなら5.6以上か?)
NO→新しいバージョンにキャッチアップする能力が組織として備わっていない。注意を要する。
——
学問の徒として生きるのは完全に諦めてるし、大学もはや無駄と思ってるけど、無能でない俺ですら無理と思う道であってこんな補助金出してガバガバ教育してる日本金の使い方無駄すぎ……とは思う
もっとちゃんとした就職予備校設置してほしいけどそういう変革は無理なんだろう。
そういう話じゃないのか。今回はそういう話ではないです。
パソコンのご本を読めるようになるのが難しい、という感じのお話。独学? が難しい。
パソコンのご本、あんまり知識がちゃんとしてない人は読めないようになっているっぽい。
後述するけど、わかりやすいように作られたスクショまみれの本とか。
全体的なビジョンがないわけ。実際の世界がそれで動いてるようなビジョンが。だから読めない。
僕は社会の役に立つことを直接学びたかったよ。社会がどういう風に動いてるかみたいな話をさア
そういうのがあれば、パソコンのご本を読めるようになるんだろうなという感覚がある。
実務の話!! 実際に「IT系のおしごと」というのがやってるような話で、特にコーディングに直接絡んでくるようなもの。
技術の実態みたいなやつ。そういうのは学校で教わらないんですよね。
優秀な人はバイトとかやって知ってるっぽいけど、それみんなバイトでやるの? みんなはやらんでしょ。
というかバイトみたいな形で社会参画しないと学べない知識だったら、それはそれでやばくないですか? という提起でもあります。
はてな民の人IT系で働いてる人多そうだけど、そういうところ、そういうところなんですよね。
そういう知識があれば、大学の図書館に置いてあるような「技術本」っぽいやつ? の扱い方がわかるんだろうなーと思う。
いや別にやってきたことは何も無駄にはなってないんだけど。ハードよりの話もしたり、基本的な数学とか物理とか電子とか論理学とかシャノンの話とか。
でも、パチョコンは実学も以前に学問というか、実際に使えてナンボな部分が(いまこの想定してる話では)デカすぎるのに、
そんな環境的な、Linuxでサバ建てしましょーねーみたいな話も三年後期になるまでやらなくて、そんなん人が立ててるの見たら一発で覚えられることだし、みたいな。
みたいな。
そう、なんというか本が読めないんですよね。これ人がいたら一発なのに……というようなことだらけで、絶対間違った道に来ちゃってるよという感じがする。
↑
(焦ってるんじゃないのか?一冊だけをしっかりやれよ。と思ったりするし、言われそうだけど、それが一番の正解なのかな…やっぱり)
つーか本読みながらチンタラチンタラ比較するの嫌になるわけですよな。わかる。
スクショがいっぱい貼ってあったからといってわかりやすくなるわけではないし……。
てかスクショ貼ってあると古くなるとすぐ対応できなくなるから本当に困りますわよね、という話もあります。
僕が何を期待しているのかって?それは実務のうちで難しいお話が出てこない、環境の話、という感じ。
プログラミングをやれと言われても、それIDEはなによ?っつー話ですわな。WindowsだとVisual Studioとかになるのかな。
Eclipseはよくわからない。Javaでアプリ作るっていうのそんなに真剣にやったことないし……
っていうかそもそもプログラミングのお仕事??がよくできる人たちはプログラミングで何をしているの?
アプリを作っているんですか?それだったらヴィジュアルモードのチェックが簡単なやつ必要だよね、という話で。
あるいは別にアプリなんか作ってないのかもしれないよな。とすると何かしらサーバーを使って捌くようなシステム・サービスの細かい調節のお手伝いをしてたりするわけだ。
その具体的なトラフィックがどうだからどうのこうの、というお話をしたり、アクセスの仕方がどうの脆弱性がどうの、新しい技術がどうの、という話だと思うんですけど、
端的に言ってそういう話がぜんぜんわからない。そういう話がわかるとスンナリ進めるはずなんだけどな~と思いながら。
親の金で大学行ってるのに、なんかもっとこううまくできるはずなのに……という感じでつらい。
僕は人の役に立つ仕事のおべんきょおがしたいんですよ。なのに図書館で借りられる本、自分が何を知らないから理解できないのかもよくわからない感じで……
日経Linuxとか読んでみて、去年のやつにプロセスとかスレッドの説明あったけど、僕はまだOSの基本的な話もマトモに理解できていないなので、
そういう人間には難しすぎる (というか抽象的すぎてかなりわからなかった) スケジューリングの話はされたので、プロセスが対象なの?とか、そもそもCPUがアセンブリ命令ADDとか?を実行しつつ、
OSがそのアセンブリ命令をセットにした実行単位を用意して、OSがスケジューリングしてくれる、みたいな話なのかな……? と思った
(でも明らかにプロセスとスレッドがわからない人間には伝わらないような程度のフワフワ説明しかなくて、これ、誰向けだ?とか思ったけど、やっぱり身近に聞ける人間がいる人のための本なのかもしれないですなあ)。
そういうの、本とか、自分の足りない知識とか、おそらくその辺にあるんだろうな~と思いながら、でもバイトで働くにも微妙にプログラミングの知識が必要で、「これまで何作ってきましたか?」と言われても、
そういう、あんまりしっかりしたものを作ったことないし、C言語、gccで可変引数までやって、でもアセンブリがどう実行されるんですか、という話はよくわからない。
Javaも習って、まあそれっぽいお話はいっぱいされたんですけど、アプリ作るの難しかったし、GUIはクソだね、というか、手打ちでやったんですけど、こんなん絶対手打ちより良いやり方ありますやろと思いながらやっていた。
絶対手打ちより良いやり方あるはずだけど、僕は知らんし、知らない以上何が効率的に作れるのかもよくわからないし、わからないことにはできるだけ手を出さない方がいいな、と思う。
いや~なんつーかこういうことばっか書いてると「甘えんなカス。氏ね」とかコメントされて、2000回くらいは殺されちゃうんですけど、それは甘んじるとして、でも何というか……みんなそうなんですかね。
同年代で「めちゃくちゃプログラミングできちゃいます!(漠然)」みたいな人間いるけど、僕が例えばどういう本読んでどういう道筋を歩んだらそういうカンジになれるか、かなり見えなくてつらいし、
そもそもそういうのを職業にできるスキル高く磨けるような人って、いったいどういう生き方してきたらそうなるんだろう、と思っている。
これで情報系の研究室いって、なんとか乗り切って就活して、プログラムがんばって書きましょうー!というような職場に行ったら、
それはもう「学生じゃないんだから。もう社会人なんだから自分で調べて」となるんですよね。マンガとかでたくさん読みました。それは死ぬほどつらいでしょ。現に人死んでるじゃないですか。
結局周りに聞ける人間がいる環境ってなに? 今もいないし、大人になってもいないんでしょ? だからはてブで「プログラマーはやっぱ自分で本読んでスキルアップしなきゃ死ぬぞ!」みたいなやつがホッテントリになったりするわけでしょ?
それはつらい。ご本読んで理解できないの、というか読めてないの、ウチにあるだけで目が上滑りして「全体像がよくわからないからな~ しょうがないよな~~」と言いながらろくに読む気も起きなくて、
「でも本当に役に立つ本って開いた瞬間に読みやすいのでは?」みたいな信念がある。 これが原因なのかな。でも、この信念、少なくともこれまでめちゃくちゃ役に立ってきたものなんだよなあ……。
学生の今、自分が考えてて不安に感じてることが、「追いつけない」みたいな不安が、イマイチわかり切ってないし、
だから具体的な質問として一言で言える話の羅列としてわかってないわけじゃなくて、もっと漠然とわからない。こういうこと感じてるの、僕だけじゃなくてパソコン知りてえ~~となって大学に来た人のうちけっこう多いような気がするんですよね。なんか生半可に甘えた環境だから。
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とりあえずこれ書いてたら少し気分落ち着いたので、要点をまとめると、
「本で勉強するのつらいよなあ~ そんなんじゃどんな分野行ってもつらいだろうなあ~」
ということです。
そういう有象無象の本をスパッスパッと切って、「この辺のこの本読んどくとこういうことができるようになるだろうな~」というモデルがまだあんまりできてない。
そういうのができるようになるのかと思ってたらあんまり学校でも学べる感じじゃない。全体像とは……となっているけど、こういう悩み、自然に解決したりしなかったりするんだろうな。
とりあえず、これは自分メモの今後の方針です。OSより下の階層、たとえばALUとメモリの組み合わせで、program counterを進めながら動いてるんだよーという感覚はあるので、
それがOSとどういう風につながってるのか、とか、100均で売ってる電卓、あのデジタル表示の部分がどういう仕組みで動いてるの、ということを考えたり、
インターネットプロトコルでパソコンが具体的にどういうパケットを送信しているんだろう、というような話を攻めて、これが全体像とやらが見えるようになる一助になるかはわからないけど、
できるところからできるところだけ勉強していきたいと思います。それが、僕にとって、よくわからない本をじっと読まなきゃいけない義務から抜け出した罰の引き受け方っぽいので。
サーバマシンの搭載メモリが512MBだったわけじゃなくて、搭載メモリのうち、サービスに割り当ててたのが512MBだったんだと思うよ。
まあお粗末なのは変わらないけど。
マイナンバーのシステム障害、富士通に賠償請求へ:朝日新聞デジタル
www.asahi.com/articles/ASJ8Y541HJ8YULFA01K.html
このニュースを聞いて、安定のSIerクオリティだと思ったので少々調べてみた。情報管理にはやたら煩いSIerのことだから一般に手に入る資料の範囲であるが、それでもお粗末な実態が垣間見えてくる。
https://www.j-lis.go.jp/data/open/cnt/3/2064/1/j-lispress160427_2.pdf
"処理を実行するためのメモリ容量に比して大量の通信を処理しなければならなくなり、処 理時間が多くかかるようになったため、カード管理業務サーバにおけるメモリ割り当て量を
はあ〜ぁ?
512MB??
ここ重要
国民の大事な個人番号を預かるシステムはスマホ以下のボロコンピューターで運用されています。
参考
エロは技術を切り開くなどとはよく言ったものだけれど、ことアダルトVRについては、必要機材がまだまだ高価なので知見が集まりづらい。それにエロいものはおおっぴらに書きづらい。
なのでこの場を利用して、幸運にもコミケで『なないちゃんとあそぼ!』を入手できた貴重な一サンプルとして体験記を残しておく。
今夏開催されたコミックマーケット90で頒布されたVRアダルトゲームである。先日開催されたアダルトVRフェスタで話題になったタイトル、と書けば覚えている人も多いはず。
プレイヤーの動きを空気嫁(に取り付けたスマホ)が検知して、空気嫁の代わりにVR空間内に映し出されるなないちゃんが感じてしまうという未来志向のゲームだ。
準備するものが多すぎる。人によっては既に持っているものもあるのだろうが、準備するハードルはかなり高い。
当たり前だがまずソフトが必要。コミケは終わったが現在はとらのあなの通販などで買える模様。3000円。
グラボ:GTX970以上、CPU:Corei5-4590以上、メモリ:8GB以上。まあVRヘッドマウントディスプレイが動くスペックだが、イコール現状最上スペックのゲーミングPCが必要となる。一から買ったら15万円以上すると思った方が良い。
なおGTX1070、Corei7-6700、16GBでプレイしたところ、問題なく動作した。
Oculus RiftまたはHTC Viveが必要。8万円~10万円くらい。なないちゃんのパッケージにはスマホ用動画も同梱されているが、スマホでは遊べないので要注意。
動きを検知するためにiPhone4s以降、またはAndroid4.2以降のジャイロ付きスマホが必要。アプリを走らせるわけではないので何でも良いかと。
最高級のゲームには最高級のセッティングをしないと失礼だと思い空気嫁を調達することにした。とはいえその道には詳しくないので、とりあえず店頭で目についたラブボディヒナという嫁を購入。諸々合わせて6000円ぐらい。
ここ何年も海に行ってないのに、ようやく膨らませたのが浮き輪じゃなくて空気嫁……。こんなことでいいのか30歳の夏……。
固定方法を悩んだ結果、テープで固定した。スマホポケット付き制服あたりを公式通販すべき。
どうやってスマホを連動させるんだ?と思いつつソフトを起動するとまずはバージョンアップの要請。
それを済ませてから画面に表示されるアドレスをスマホのWEBブラウザに打ち込むと、スマホがコントローラと化した。
アプリなしにこんなことできるのかと驚き。画面長押しでゲーム開始。ゲーム中に短く押すとなないちゃんの位置リセットができる。
一分で果てた。
上記の通り、非常に実用性が高い。
果てた後にいじってみたところ、嫁(スマホ)を横向き、下向きにするとなないちゃんも連動してその通り動く。またVR空間内に浮かぶボタンに視線を持っていくと、下着・制服の着脱も可能だった。こういったところでプレイのバリエーションを出しているのだろう。試せなかったが。
要望としては、位置調整機能を早急に導入してほしい。どうにも空気嫁との位置ずれが発生してしまう。位置リセットを行っても最適な位置にはならなかった。
またタイトルにしている以上は変えられないのだろうが、他のキャラや、せめて服装の追加アップデートも検討してもらいたい。プレイの密度が濃いとはいえ、3000円のボリュームとは言えない内容なので。
なんにせよアダルトVRの未来は明るいと感じた。素人童貞を捨てる日は来そうにないので、VRヘッドマウントディスプレイがどんどん安価になって普及して、じゃんじゃんVRアダルトゲームが出れば良いと思う。
(2016/8/18追記)
再度仕様確認というかワンプレイしたことで、位置リセットのコツが分かった。というかリセットの仕様を理解していなかった。
スマホの画面を押すことで機能するリセットは、てっきりスマホの設置位置になないちゃんを表示する機能だと思っていたが、実際はヘッドマウントディスプレイの位置に応じて好きなところになないちゃんを表示する機能だった。これを駆使することでなないちゃんと空気嫁の一体化を果たすことに成功したわけである。捗る。
不調だから買い直したくて調べてるけど、5年前に買った時から性能あんまり変わって無くない??
以前は最新型がとにかく性能いいから同じくらいの値段で買えば絶対性能良くなるよーって感じだったけど
CPUは今のがCorei7とかの表記になってからi5の数字が高いやつと比べて性能差がどうなのかわからんし
メモリも今8GBだけどそっからあんま変わってないように見えるなー
HDDは2倍くらいになってるけど、そこは外付け使ってたし
グラボなのか!? と思ってみたけどベンチマーク変わんないように見える……
買い直す時にしか調べないからわからんだけど、地味に性能が上がったりしてんかね
です。
親切にコメントしてくれる人が多くてびっくりです。
頂いたコメントを見ていると
(2)不調を書いたら教えてくれる人いるかもよ(というか調べたほうがいいよ)
って感じでしょうか。
見ていて「ははあ、やっぱり性能はあんまり変わってなかったんだなー」と思いました。
不調は「外付けHDDをはじめとして、キーボードとマウスが起動時に反応しなくなるので操作できなくて困る」というもので
調べてみると確かにいろいろ出てくるので、先にこっちを調べるべきだったのかも……。
http://freesoft.tvbok.com/tips/pc/mouse_and_keyboard.html
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6438637.html
あまりに眠くて今は頭に入ってこないですが、もう一度調べてみようと思います。
あと、SSD化の件ですが「メモリをガッと指す」くらいは出来るような気がするのですが実際やったことはなく
HDDを?SSDに?という感じなので、苦手意識を克服する所からかなーと。
やってみると全然たいしたこと無いのかもしれませんが……。
https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-10-specifications
一応、↓の通りとはなっているけれど、たいていこういうのは最低限スペックだから、この2倍あれば問題なし。
CPU:1 ギガヘルツ (GHz) 以上のプロセッサまたは SoC
メモリ: 32 ビット版では 1 GB、64 ビット版では 2 GB
ハード ディスクの空き領域: 32 ビット版 OS では 16 GB、64 ビット版 OS では 20 GB
グラフィックス カード: DirectX 9 以上 (WDDM 1.0 ドライバー)
仕事で複数台使ってきて思うに、Win7810それぞれ、必要スペックはさほど変わらないよ。むしろ、8以降は7より早いんじゃないかと思うくらい。
とはいえ、動かなくなるものも出てくるから、CD化やバックアップは必須。
モニタやキーボードやマウスといったインターフェース部分が使えることが確認できてからアップグレードする事を薦める。まぁ、普通は使えるんだけど、使えなかった時が痛手だから。
文章として本当にいいものを書いたな、という手応えがあるときにいい反応は絶対にない。
マイナスかけるマイナスがわからない馬鹿にでもなったつもりで、趣旨も一貫しないような、主観をまき散らすだけの、「思う」連呼の小学生の作文みたいな稚拙な落書きを推敲一切無しで書き散らすと簡単につまらん説教がしたいアホが釣れる。
みんなただマウンティングがしたいだけなんだよね。
本当に興味があるとか感動したとかそういうものに対する反応を大きく取り上げるシステムになってないんだよ。
むしろ、誰にとってもクズでしかないものほど、クズを利用して相対的に自分を立派に見せたい承認欲求を吸い寄せる事で成立する仕組みになってる。
これはそもそもいいものを素直に褒める習慣のない日本人の性質の問題もあるのかも知れない、とは思う。
まあでもそれもたぶん程度問題だ。
自分は英語しか読めないが、英語話者の言論空間で繰り広げられる世界的なやりとりを眺めていても、多少の自制心は感じられるが、本当にしょうもないものほど無視出来ずに衆目が集まり、結果として逆にクズの存在感を高めてしまうだけという現象はそれなりに見られる。
日本の場合は、それをある意味で『薄める』効果を持った、「ほんの些細ないいものでもとにかく褒める」というカウンターの熱量が相対的に足りないだけだ。
他人に教えてあげたい新情報を盛り込み、読みやすさを考えてきちんと順を追って説明し、一読諒解でスッと頭に入って来るように文章を整えると、まあ、まず酔っぱらいの気まぐれくらいな無差別なクソレス以外は、トラバもブクマもつかない。
スッと読んでうむ、と納得して終われるように読者への配慮を怠らない事は、通常の作文技術で言えば必要不可欠の基礎技術に当たる。小学生の算数が覚束ない状態で高度な数学へ手を出そうとしても、計算間違いばかりで教科書を読み進めるのすら難しいのは誰にでも想像がつくことだ。
しかしこれがネットで発表するブログやSNSの記事となると、むしろそんなことをしない方が生存戦略としては正しいという現実になる。
読んですぐ、どころか読みながらすらすでに反論や混ぜっ返しを構想しつつ出しゃばる計画を企図し、吸った息を吐くようにそのままノータイムで書き込むなんてことは従来の文章の使い方としてなかったことだ。単なる口頭会話の置き換えのつもりで軽く見ている人もいるかも知れないが、文章には口から発する言葉と違って一息(一文章)で長々と演説が出来たり、本当のリアルタイムというにはタイムラグがあったり、それらに起因する割り込みや訂正の難しさがあったりして、現実としてこれらネット上の文字コミュニケーションは音声と文章、両方の悪いところだけを引き継いだような最悪のコミュニケーションツールになっている。
文章は、書き、読み、思い、反論でもそれを踏まえたまったく別の場所での言及や自説の開陳でも、それらステップの間にいくらでも考えを改めたり気づき直したりという猶予があるものだった。
だからこそ、文章術とはまずすんなりと理解させることに重点を置いていた。
スッと読んでうむと納得して、まとまった形で頭に残っているからこそ、検討も検証も出来る。わかりやすさとは頭に残り、こころに残り、読み手のその後の人生の中でじっくりと「対話」をしてもらうための絶対条件だったのだ。
感情や空気に流されがちな体面の問答と違い、ひとつの思想パッケージとして読み手の中に取り込み、そのあとでじっくりと自問自答という形で葛藤してもらうことこそが文章と言うメディアを用いた「対話」のやり方だった。
「逆に名文。」「むしろ名文。」?そんなありきたりの逆説は要らない。
後から折りに触れじんわりとその一行一行を噛み締めたり、何度も読み返したくなったりする深みがあるか?
せいぜい「日本死ね」が大喜利的にバズワードになるだけじゃないか。
「日本死ね」はレトリックとして死なないものの死を願うという無常感、絶望感を含有した良い捨て台詞だと思うが、バズワードにはそういう文脈は考慮されない。ただ字面上同じであれば単に自分の気に入らない相手(普通に死ぬ、比喩になってない相手)を死ねと罵倒するのにも平気で使われる。
あくまでそれはただ大海原の表面が鳴動しているに過ぎない。船を転覆し浅瀬の生態系をかき乱す力はあるかも知れないが、人のこころの深いところを揺り動かし、大きな変化をもたらすような津波にはならない。…変な比喩だが。
自分のこころの深いところに入り込み、そこに不可逆な変化をもたらしてしまうようなものを読まなければ、書かなければ、知は停滞する。
まとまったものを読み、読み切った後に意識の中に残った断片あるいは芯のようなもの、それらの感触、反芻、自己言及的な葛藤を通して得られる新しい自分…
そういう一種のコース料理のようなひとつづきの体験が文章という表現に当たり前に付随するものとして認識されなくなっている。
いきなり俗な話になるが、これはエロゲーのシナリオを文章や物語として扱う層への違和感と似ている。
ひと文字いくらで量を書いてナンボなんて世界で書き増されるだけのテキストデータに芯や内容なんて生まれない。エロゲーのシナリオには「読み終わり」すらない。
ただカネを納得させる「量」と水増しを誤摩化すための「刺激」でエロシーンまでの間を前戯的に埋めているだけのものだ。さながら増田が、ネットでバズるブログやSNSの投稿が、文字として表された思想や人格を葛藤するよりもただ愉快な炎上を持続させるための刺激としての埋め草であるように。
ネットの言論空間というのは、本当に「脊髄反射」という言葉が相応しい。
文章の、言論の装いを纏ってはいるが、その実いっさい論者の芯の部分を経由していない、ごくごく皮相的な反発の応酬で成り立っている。
その場で読んで、その場で反発して、三日経てば何を読んだのか何が書いてあったのかその一節すら思い出せないようなインク(メモリ)のカスに右往左往して、白熱した議論かなにかを装いながらどんどん使われない脳味噌が退化していっている。
これがネットでだけならいいのかもしれない。使い分けが出来ているのなら良いのかも知れない。しかし実際のところ、刺激としての文字列に慣れた脳味噌はまとまりを、芯を感じる力を明らかに加速度的に低下させている。
コンピュータ言語って世の中に山ほどあるけれど、それぞれの言語ごとに特徴がある(特徴のない言語は廃れていく)。
あまり言語に詳しくない人相手に、俺の考えるそれぞれの言語の特徴を書いてみようと思う。
なお、取り上げるのはある程度広く使われている言語に限りたいと思う。
言語名 | 概要 |
---|---|
C言語 | 高速動作するバイナリ生成を目的としたコンパイル言語。だいたいどんな環境でも使えるがバグ出やすい |
C++ | マニアック言語、高速、習得大変 |
Java | サーバで高速かつ安定に動作するコンパイル言語、大規模でよく使われる |
C# | 主にWindowsクライアント用のバイナリ生成に使われるコンパイル言語 |
Perl | 広く使われていたが今は若干時代遅れのスプリクト言語。汚い |
Python | Perlにかわって主流になりつつあるスクリプト言語。綺麗 |
PHP | Web開発にフォーカスされたスクリプト言語。一世を風靡した。 |
Ruby | とても綺麗なスクリプト言語 |
JavaScript | ブラウザで実行出来る唯一の言語。言語自体はいまいちだが、ブラウザの事情で需要あり |
Go | サーバサイドで安全かつ高速動作するバイナリ生成を目的としたコンパイル言語 |
メモリに直接アクセスして書き換えるといったコンピュータの機械語に近い言語構文を持つため、高速な処理が可能な言語。
コンパイラの歴史も古く環境も整っており、組み込み系などを含むほぼ全ての環境で利用可能な万能言語。
一方で、メモリの確保や解放といった基本的なことも自前で処理する必要があるため、コーディングの効率が良くなく、多種多様のバグを生みやすい側面も持つ。
ある程度以上のエンジニアであれば常識として知っておきたい言語だが、初めて覚える言語としてはあまり適当ではない。
C言語にオブジェクト指向を導入した言語。C++言語とはあまり呼ばれず、しーぷらすぷらす、もしくは略してしーぷらぷら、しーたすたす、などと呼ばれる。
C言語の速度を維持したままオブジェクト指向やテンプレートなどの効率的な記述を可能にしようとした意気は真っ当だったのだが、
当時最先端だった色々な技術や思想を叩き込んだおかげで、あり得ないほど複雑化した言語としても有名。
「C++を理解しています」という人はほぼ初級者で、本当に理解していくほど「C++には自信がありません」となっていく。
速度を追求する分野では良く使われている。完全に理解するのは難しいとしても、テンプレートくらいまでは理解しておくと仕事上なんとかなる…かもしれない。
サーバサイドで安全にコードを実行する目的でよく使われる言語。長い歴史を持っており、比較的高速に動作する。
当時は画期的だった「バーチャルマシン」や「ガベージコレクション」という機構を備え、CやC++でよく問題になるメモリの解放忘れというバグを生まず、
サーバサイドなどで何千時間と動作するソフトウェアに適した言語として受け入れられた。
必然的にエンタープライズ用途で利用されることが多く、各種ツールなども豊富。人海戦術がしやすい言語という側面も出てきた。
一方でブラウザにHello Worldを出すだけでも大変な労力を必要とするので、スタートアップなどではあまり使われない。
ガラケーのアプリや(ちょっと違うが)Androidなど、クライアントサイドでも使われることがある。
プログラミング言語で最初にJavaを覚えるという人は結構多いが、仕事としてJavaを使うのは大抵SI系の業務になり、なかなか辛い労働を強いられる可能性が高い。
クライアントサイドで安全にコードを実行する目的でよく使われる言語。こちらも比較的高速に動作する。
元々はWindowsのクライアント用の言語であり、Javaとは違ってクライアント向きのAPIが多数ある。
マイクロソフトが開発した言語ということもあり、マイクロソフトの優れた開発環境が利用出来るので開発効率は非常に高い。
Unityなどでも利用可能であるが、基本的にはクライアントの実行形式ファイルを生成する目的が大きく、サーバサイドではあまり使われない。
自作のゲーム開発をしたいのであればうってつけの言語。初めて覚える言語としても十分に良いだろうが、C#を使う仕事は近年無くなりつつある。
ほぼ全てのLinux系ディストリビューションに含まれており、ツールや様々な用途で使われていた。
上に紹介したC、C++、Java、C#のようなコンパイル言語とは違い、(少し語弊はあるが)1行ずつ実行してエラーがあれば止まるスクリプト言語である。
ちょっと開発してすぐに実行ということが出来るのと、コマンドラインでワンラインのコードを読み込ませてちょっとした処理が出来るなど応用範囲の広い言語である。
20年近く前にWebでCGIが普及した時には、ほぼどのようなサーバ環境でも実行可能だったこともあり、Perlを使うことが極めて多かった。
しかし、主に読みづらい言語仕様のせいで、近年新規ではほとんど使われなくなった。既存のコードもどんどん別の言語に置き換えられていることが多い。
日本の大手Web企業の一部が使っているので、そこに就職するために覚えるのもアリっちゃアリだけど、今からPerlをわざわざ覚えるのは強くオススメしない。
後発のスプリクト言語。こちらもほぼ全てのLinux系ディストリビューションに含まれており、それゆえに広く使われている。
インデントまで言語仕様で規定することで、誰が書いても読みやすいコードになるように考えられている言語である。
Perlの代わりに使われることが増えていて、周辺ツールなども充実しており、小規模から大規模までカバーする勢いがある。
ただ、Python2とPython3のバージョン間での非互換性があまり綺麗に設計されていなかったため、そこで混乱を招いていたこともあった。
最近だとマシンラーニング系のライブラリでPythonが使われていたり、海外ではPerlに代わる言語として受け入れられつつある。
Web開発に特化したスクリプト言語。CGIの代わりに使われ始め、一世を風靡した。
以前CGIでWebに何かを表示するには比較的大変な労力を割かなければいけなかったのが、PHPを使うと誰でも即座にWeb開発が出来たので爆発的に普及した。
またphp.netの豊富なドキュメント&スニペットのおかげもあり、開発初期の効率が大変に良い言語である。
残念なことに、言語やAPIの設計がいけていない点が多く、一部の人からは蛇蝎の如く嫌われている。
今でも根強い人気があり、海外でも小規模プロジェクトの最初の開発にPHPを選ぶのは比較的よくある選択肢であるようだ。
Webアプリを開発をしたいという明確な目的を持つ人が、最初に学ぶ言語としてPHPを選ぶのは理にかなっていると思う。
なおこの言語を本気でディスってる人は大体視野の狭いエンジニアであることが多いので、地雷エンジニアを見分けるのにも役立つ。
綺麗なスクリプト言語。日本発で世界的に普及している数少ないIT技術の一つ。
言語仕様が美しく、それゆえにファンが多い。Ruby on RailsというWeb用フレームワークの登場で、Webアプリでの採用例も一気に増えている。
基本的には他のスクリプト言語と同じくサーバサイドでのプログラミングに用いられることがほとんどである。
スクリプト言語で何かを作成するのであれば、Rubyを選んでおけばそう失敗することはない万能言語。
サーバサイドで何かすることに興味を持っているならば、最初に覚える言語としてはとてもオススメ出来る。
一方で、なぜかRubyが採用するWeb側のフレームワーク(具体的にはprototype.jsやCoffeeScript)はいつもクソなので、そちらは深入りしないのが吉。
ブラウザで動くスプリクト言語。ブラウザ戦争が勃発していた18年前、奇跡のようなめぐり合わせでベンダー間の合意が取れ実装された言語。
言語としてはプロトタイプベースのオブジェクト指向という少しめずらしい形式を取っているが、実際にはあまりその特徴は利用されていない。
言語仕様がイマイチで、大変バグを生みやすい言語であり、また関数のスタックが深くなる特性もあり、あまり積極的に使うべき言語ではないが
ブラウザで動く言語が現在これしかないので、大きなシェアを持っている。
一部の物好きがサーバサイドでこの言語を使おうと(主にnode.jsで)四苦八苦している(とはいえ、1つの言語でWebとサーバが完結するのは大きなメリットだ)。
ブラウザで動く唯一の言語のくせにとにかく書くのが面倒ということもあり、多数のAltJSと呼ばれるJavaScriptに変換される別言語を生み出されている。
まあJavaScript本体人が手で書く言語ではない…というのがECMAScript5までの印象だったが、新しい規格が順次導入されており、今後に期待。
Web業界で生きていくならば、好むと好まざるとにかかわらず覚えなければいけない言語である。
最初に覚える言語としては、ブラウザ上でゲームなども作れるし、node.jsでサーバサイドもできるしで、意外とオススメだったりする。
C、C++やJavaと同じでコンパイル言語。サーバサイドで高速かつ安定なバイナリを出力することを目的とされ設計されたGoogle発の言語。
その目的においてはかなり高性能を誇るので、特に速度を要求されるサーバサイドでのプロジェクトでは導入が進んでいる。
それ以外の目的ではあまりこの言語を採用するメリットはないが、ニッチな用途をピンポイントで抑えており、これから広く利用されることも期待される。
コミュニティも活発であり、初めて言語を覚える人が参入すれば喜ばれるだろう。言語としても美しい言語なので、サーバ系のプログラムに興味があればオススメである。
繰り返しだけれど、それぞれの言語ごとに特徴があり、特徴のない言語は廃れていく。
ここに挙げた言語は何らかの特徴があり、何らかの用途で必要なので生き残っている。
その背景を知った上で、ここにある言語は全部ある程度読み書きが出来るようになると素晴らしいと思う。