はてなキーワード: デジカメとは
先日、引越しをした。引越し先の駅前にはバス乗り場があり、そこからシャトルバスに乗ることができる。ヨーカドー行きの無料バスだ。
ヨーカドーは駅前から15分の少し離れた場所にあるが、かえって住宅地に近いといえる好立地だ。ここには衣類、食料品、生活雑貨はもちろんのこと、薬、化粧品、書籍、CDやDVD、美容院、歯科、眼科、クリーニング、靴の修理、マッサージ、旅券の購入など、生活するうえで必要なありとあらゆるものが集積されている。 若者はヨーカドーの中のゲームセンターでプリクラを撮り、ヨーカドーの中のボウリング場でデートを楽しんでいる。家族連れはヨーカドーの中のマクドナルドでハッピーセットを注文している。爺さんはヨーカドーの中の保険屋で50歳から入れる保険の説明を熱心に聞いている。ヨーカドーには生活の全てがある。
昔は個人商店や中堅の商店も近所にあったと聞くが、ヨーカドーの出現が全てを変えてしまったようだ。ヨーカドーの裏手にまわると、かつてスーパーマーケットであった廃墟や、かつて薬局だった跡地が残されている。
駅前から少し歩くと中堅のスーパーマーケットもある。実際、仕事帰りの買い物はこちらの方が便利だ。しかし、スーパーで買い物をすると、買い忘れをすることがままある。帰り道にはセブンイレブンがある。少し割高だが、スーパーに買い直しにいくよりはるかに便利だ。スーパーから自宅までの経路はいくつかあるが、その経路上には必ずセブンイレブンが出現する。どうも周到に出店計画が練られている気配がある。駅前徒歩0分の位置にもセブンイレブンがある。駅から帰ると、セブンイレブンの前を必ず1回は通過する。
ヨーカドーとセブンイレブンにライフラインを握られている。生活をしていると、たいていこのうちのどちらかに世話になる。どちらもセブン&アイHDの子会社だ。
とても厄介なことになっているのではないか、と思う。
店舗にはカメラがある。防犯カメラだ。防犯カメラの映像は普通、ハードディスクに記録されている。要するに、コンピュータに接続されたカメラが店舗の至る所に配置されている。俺らは犯罪者ではないが、否応なしに記録される。それが安全を担保していると俺らは知っている。だから受け入れている。
今、映像をチェックしているのは警備員。コンピュータではなく、人が見ている。
ところで、あらゆる経費の中で最も高いのはなんだろう。人件費だ。
だから、映像を監視するのはまもなく人ではなくコンピュータになるだろう。そんなことが可能だろうか? と思うだろうか。可能だ。
迷惑メールの検出に使われている、ベイジアンフィルタというアルゴリズムがある。ベイジアンフィルタはメールに何が書かれているのか、ということを理解することはできない。日本語は理解しないし、英語も理解しない。だが日本語や英語で書かれたスパムを検出することができる。ベイジアンフィルタがやっていることは単純だ。単語にスコアを割り当て、スコアが一定の値を超えると「どうやらスパムっぽい」と判定しているに過ぎない。とても単純だが、効果は抜群だ。
同じことを映像にも適用できる。犯罪者はたいてい現場を下見する。滞在時間、店内での移動距離、買った物の種類、など、精緻に見れば必ず異なるパターンが現れるはずだ。今時、コンパクトデジカメですらリアルタイムに顔認識するくらいの芸当はできる。SONYのは笑顔すら判定できる。企業で持っているサーバではもっと精密な分析ができてもちっともおかしくない。今ある技術の組み合わせだけで、「犯罪予見システム」を作ることはそう難しくはないはずだ。
もちろんアルゴリズムはミスをする。スパムフィルタも俺の母ちゃんからのメールを迷惑フォルダにぶち込む。だが、ほとんどの場合、誤検知は問題にならないはずだ。少しばかり余計にセコムさんを呼び出してしまっても、ほんとうの強盗が現れたときにセコムさんがいてくれたほうがいいはずだ。案外、おにぎりやお弁当を買ってくれてチャラになるかもしれない。
「万引きGメン」も不要なコストだ。そのための人を雇うくらいなら、カメラを増やして不法行為の現場を撮影し、アルゴリズムでアラートを上げたほうがよい。絶対に人件費より安くつくはずだ。証拠の写真さえ押さえることができれば、たとえとり逃しても、犯罪者は二度とセブン&アイHD傘下の店の敷居を跨げない。入店した途端に、犯罪者データベースと顔認識の結果のマッチングを行えばよいだけだからだ。
このように、俺たちの生活をコンピュータに接続されたカメラが取り囲む世の中が出現するのは規程路線だ。俺は10年ほど前に「エネミー・オブ・アメリカ」って映画を見て、「アメリカやばいはww」って笑ってた。今この映画を見ると、もはや単なる現実に過ぎないから、「何がすごいの?」ってなるだけだと思う。でも、この映画ですら、生活のシーンの大半を撮影するカメラを私企業が握るとは予見していない。
俺たちは、ヨーカドーとセブンイレブン、セブン&アイHDにライフラインを依存している。セブン&アイHDはカメラを持っている。サーバも持っている。
おそらく、短期的には、とても便利なサービスが次々と出現するのではないかと思う。
さきほど、顔認識について触れた。カメラは映像から人間の特徴を識別できる。これは今では簡単なことだ。もう少しソフトウェアが進歩すれば、「この人は何を見ているか」、「この人は誰を見ているか」くらいは判定できるだろう。ひょっとすると、とっくの昔にできているかもしれない。人が誰を見ているか、何を見ているか。それがわかる。
セブン&アイHDはそれをリアルタイムに握る。人間関係をそれとなく掌握できるということだ。「何を見ているか」もわかるはずだから、趣味の傾向などもわかるだろう。
ところで、「犯罪予見システム」の可能性について触れたが、ソーシャルグラフを使ってこの技術を適用するとどうなるだろう。
「過去のソーシャルグラフの傾向と照らし合わせると、そろそろこのカップルは結婚しそうだ」
「この人たちは住んでいる場所も違うし、今まで出会ったことは一度もないが、食べ物の趣向や映画など趣味の傾向が近いから、結婚すると70%の確率でよい家庭になりそうだ」
未だかつてない高精度で相性のマッチングを行うことができる。ほかにも、それこそTwitterやFacebookなどと連携してもっとデータを預ければ、もっと素晴らしいサービスが実現できるだろう。
とても便利。だからきっと俺らはこれを受け入れるだろう。防犯カメラを受け入れたように。
もう少し、掘り下げてこのシステムの応用を考えるとどうなるだろうか。「過去の事例」が蓄積していくと、アルゴリズムもどんどん賢くなり、予見できる物事の対象が広がっていくはずだ。ヨーカドーがもっと儲かれば、就職、レジャー、冠婚葬祭、ありとあらゆる局面で「予見」や「マッチング」が可能になるだろう。それがもたらすサービスが便利なら、俺たちは最終的にはそれを受け入れてしまうだろう。
俺にはそれのもたらす行く末がどうなるのか、見当がつかない。
これって健全?
はてな民は理系では難関と言われる大学、大学院を卒業し、大手企業の技術系研究職や社長職やエリート社員として勤務しています。しかし情強らしい事が何もできないのです。普通情強だったらハッキングとかお手のものだと思うのですが、はてな民はトロイすら自分で取り付けられません。パソコンも私よりは使えますが、壊れたデジカメのデータ復元を頼んでも、それをやるには色々調べないといけないから、できるかどうかは分からないと言われました。他にも日曜大工もIKEAの組み立てはできますが、ホームセンターで木を買って子どもの椅子や机を作る事もできないのか、頼んでもやってくれません。子どもと一緒に粘土遊びやブロック遊びをしてる時、何か工夫した凄いものを作ってと言っても、出来上がった作品は小学生レベルです。絵心もありません。
さらに、私が資格試験で物理みたいな問題があり、分からずはてなで聞いたのですが、はてな民もできませんでした。普段の単純計算も私の方が早いです。国語力は無いので、情強か情弱かと言われればはてな民は情強だとは思うのですが、それで情強が務まるのと疑問で仕方ありません。仕事は周りの話だと一様そつなくこなしているみたいです。こんな情強男子いますか?
エネループ騒動、その背景に独禁法がある、という指摘があったが、
公取的発想はこうであろう。
無競争状態と化して、価格が高止まりして、消費者利益が損なわれるから、合併に注文を付けるべし」
この発想の背後には
「企業は、超過利潤を溜め込み、消費者に還元するハズがない」という企業性悪説に立っていると思う。
「欧州では、独禁規制が厳しいため、携帯通信でガリバーとなる企業が存在せず、群雄割拠状態。
そのため、通信費は確かに安くなっているが、一方で、次世代通信に投資する体力が
どの通信会社も乏しいため、LTEなどの高機能通信の普及が日米に比べて遅れている」
確かに欧州の消費者は、独禁法規制のおかげで「通信費が安い」というメリットは享受できたが、
トータルで見て、「幸せ」と言えるのか?
ある程度通信会社に利潤を渡して、その資金で以て次世代通信投資をさせた方が、
これをパナ+三洋に応用すると、世界シェア8割、という状況を現出させて、
その超過利益で以て、次元が違う新商品、新サービスを創出させた方が、
トータルでは消費者の利益になる、ということは、なかったのか?
現代経済では、「現業種で世界の7割・8割」というガリバーであっても、
異業種が競合イノベーション商品を創出することで、あっという間にシェアを失ってしまう。
世界の過半のシェアを占めたコダックフィルムだったが、いくらフィルム市場を独占したところで、
異業種(デジタル業界)が「デジカメ」というイノベーションを巻き起こしたせいで、
あるいは、固定電話の世界、これは電電公社・NTTがガリバーで、
それに対して第二電電とか日本テレコムとかが挑んでいたが、ガリバーのシェアは安泰だった。
だが、携帯電話、デザリングというイノベーションによって、固定電話のシェアを語ること自体が無意味になった。
「市場の独占はいけない」として独禁法の必要性が語られていた時代(今から50年以上前)は、
イノベーションの進行は緩やかで、「市場そのものの消滅」という自体は想定外だった。
万一、市場が喪失するとしても、それは数十年先でしょ?その間の独占が問題でしょ?というスタンス。
しかし、現代はイノベーションが加速しており、うかうかしていると10年で市場が消滅してしまう。
このような時代においては、「市場の過半数を占めるメガ企業」と言えども、
超過利潤にあぐらをかくことは、許されなくなってきている。
超過利潤を更なる新サービス研究に注ぎ込み、イノベーション異業種とのガチンコ対決に備えなければ、
「異業種イノベーションによる市場喪失」という概念なき、伝統的独禁法運用のポリシーを、
そろそろ見直すべきではないか?
「おしゃれKIDSホームページランキング」が2008年に終了していたらしい。
10代女子向けのポータルサイト「ふみコミュ」(http://www.fumi23.com/)の中で運営されていたランキングである。
今は後釜となる別のランキングがあるようだ。
私も2000年代前半、中学生のころに自作サイトを登録していたランキングだけれど、
当時は「おしゃれKIDS…」という名前に何とも言えない後ろめたさを感じていた。
おしゃれなどとは程遠い、教室の端っこでくすぶっているタイプの日陰女子だったから。
スクールカーストとかいう言葉を持ち出すまでもなく、中高の教室の中に暗黙のグループ分けが存在したのはみなさんご存じだろう。
かわいくて、男子と臆せず話して同性や先生からの人気も集めるキラキラ女子のグループ、
……そういうキラキラ女子も、あの頃ネット上に沢山居て自分のHPを作ったりしていた記憶がある。
ブログだけ、とかテンプレそのまま、とかではなくHTMLやCSSをごりごりいじっている場合も多かった。
メインコンテンツはレンタルCGIの日記で、それはどのサイトも大体似ていたけれど、
デザイン面での差別化にかける情熱が大きく、各々工夫を凝らしていた。
「モデル募集」の言葉を個人サイトや掲示板の様々な場所で見かけた。
一般の女子がデジカメで自分の写真を撮り、応募する。かわいくないと採用されないこともある。
「加工屋さん」担当の女子がレタッチソフトでデコる。光を当て、ラインストーン風ブラシをかける。
キラキラした画像は大体ファイルサイズが巨大になる。あまりサイトが重いとクレームがついたり人気が下がるので、
なんだか意外な気がした。
教室にいるキラキラ女子達は、放課後や休日、好んでPCを開くことなどなさそうだったから。
当時の数少ない接点を思い出しても、バレー部やバスケ部といった運動部の活動の合間、
近所のイオンで買い物にプリクラ、というのが彼女達の生態だった。
私にネット上の友達がいることを明かすとオタク呼ばわり、ということもあったし。
(もっとも、これは私が醸し出す全体的な雰囲気のせいであったことは否めない)
彼女らのその後が気になる。
私は順当に(?)女子向けポータルサイトから2ch等に流れ、工学部に来てみたりした今、周りにキラキラ女子はやっぱり少ない。
WEB制作等への興味はそのまま、趣味として別の道に進んだのか。
FacebookやTwitterによるリアルのつながりだけで充分、になったのか。
何かのきっかけで日陰女化して私の近くにいるのか。
甘く見積もっても「まだ子供だから」とは言えない年齡に片足を突っ込んでいることだし、
今年の目標を「余裕のあるカッコイイ人間になる」にしたところ、年が明けてから5回はテンパった。
どうも私は、いっつもいっぱいいっぱいで、何かとすぐにワタワタしてしまう。
振り返ってみれば私は、精神的なこと以前にまず普段の生活に余裕が無い。
5分前行動ができない。
そのくせプライドは高いから、間に合わなかった時にヘラヘラできない。
さらに言えば失くし物がすごく多い。
大事なものだろうが、30秒前に使っていようが容赦なく失くす。
例えば、読みかけの本の続きを読んで、キリがいいので栞をはさもうとしたら、無い。
さすがにここ数年は自分の行動パターンが掴めているので、たいていの失くし物はすぐに見つけられる。
本を置いたテーブルかなーとか、変なページにはさんでないかなーとか、確認すればすぐに出てくる。
それなのに飽きもせず凝りもせず、なくしては焦り、なくしては嘆く。
こうしてみると業は深い。
まず第一に悟るべきものは、日々の具体的な行動に余裕を持たせることの価値だ。
待ち合わせ時間には余裕を持っていく。時間を余らせるつもりで動く。
このあまった時間はムダなんかじゃない、ということを気持ちでわからなければならない。
次に、持ち物を整理すべきだ。
正直、自分の紛失癖については半分諦めている。
その上で最近(世間に一足遅れて)思ってきたことは、持ち物は少ないほうがラクということだ。
無くてもいいものを持っていることは生活の豊かさのように思えるけれど、
その上で、棚に飾られた食玩ひとつとったって、ただただ置いておくだけでホコリがつもってくるし、
ふとしたときに、大袈裟に言えば、たまには眺めて楽しんでやらないといけないようなオーラを放って面倒くさい。
それに私みたいな人間は、デジカメの充電ケーブルやUSBメモリが隠れこむ場所を減らさなければならない。
急にやるべきことが増えて休日が潰れると悲しいけれど、いざ土日になれば平常心でちゃっちゃとこなせる。
そんな経験をもう、何度もしてきただろう。
これはこれでしょうがないって、やれるだけはやろうって、切り替えができない人間じゃない。
だからそんなに嘆かなくていい。
嫌なことがあって、3日後の自分を想像すると――あるいは1か月後の自分を想像すると、
たぶん、そんなこと、ただの過去の出来事のひとつになっているだろう。
かっこいい大人への道は遠い。
http://anond.hatelabo.jp/20121230131023
元増田の内容とはまったく関係ない、アラサー30歳のおじさんの昔話で申し訳ないけど、最後の写真を見て、これが今時の高校生かーと思ってしまった。
1.携帯
授業中に鳴らしたらその場で没収、後で職員室に呼び出し。
と一人ムカついていたのはいい思い出。
2.デジカメ
「せっかくパソコン買ったのならデジカメで写真を残しておきたいね。」
「2万9千円で131万画素のデジカメがあるよ。131万画素ならそこそこ良い画質だし、3万円切ってるし、買おうよ」
などと家族で会話した10年前。
当時300万画素のデジカメ(携帯のカメラじゃないぞ。デジカメだぞ。通話もメールもできない、カメラ専用機だぞ)って言ったら6万はする上位機種の画素数。
それが今や携帯の一機能として備わって、しかもそれを高校生が持っているという。
とまあ、こんな感じでカルチャーショックを受けつつも、その一方でああやはり10年たっても高校生は数学でベクトルをやってるんだなあという安心感も。
10年後の高校生はどんなモノを持ってるのかな?
今のデジタルビデオカメラ並みの画質の映像がほいほい撮れる携帯を持ってるのかな?
フィルム厨さんはデジカメ厨さんと仲良くしたほうがいいですよ。
いま、全世界の殆どの人はAndroidやi-phoneで撮影してFacebookなどのクラウドで共有してたのしくコミュニケーションしています。
つったって高感度撮影もダイナミックレンジも解像度、解像力、解像感、
何れもフィルムがこの先10世紀進化したって辿りつけないレベルまで行っちゃってるし
引き延ばすのもクッソダルいし取り込まないとPhotoshopもligntroomも使えないし。
何よりもフィルムに戻った所でデジタルに慣れすぎてっからシャッターチャンスを逃しまくると思うんだよね。
一発いくらだし、画質求めて中大判ともなると機材の設置からとかダルいし。
ライティングと構図を詰めれば思った通りのレスポンスを返してくれるデジカメ最高ッス。
最新フルサイズ使ってババァのスナップレベルの写真撮るクソ共は死ね。
書き忘れ追記
フィルム厨だけど、デジカメ買ってキャッキャワイワイ騒いでるのってサムい。
写真にも色んな楽しみ方があるのは知っているけどなんだか浅く感じる。
それでも、超高感度撮影とかHDRとかしてる人はすごいと思う。
そもそもデジタルの特性を活かせる人はすごいと思う。自分はできないから。そこまでのめり込めないから。
ただ、同じくキャッキャワイワイするにしても、デジカメでするのと、フィルムでするのだと違う気がする。
なんて言うか、そのカメラが最新型であることを礼賛している態度が気に食わない。というか、写真を楽しむんじゃなくて、カメラを楽しんでるのが嫌だ。
あと、即時性とか話題性とかそういうのばかりが目に付くから嫌いだ。
コミュニケーションツールとしてだけ楽しんでるのが腹立つんだ。
そんな人ばっかりなわけはないのだけれど。
傍から見てるとすごく薄っぺらく見える。
色々あるんだろうけど。
今の普通のユーザがローカルで持ってるデータ量も知らないようなこんな連中が
写真でも音楽でも自炊データでもヘビーユーザはネットの向こう側に上げられないほどのデータを持っているし、
そしてそれらのヘビーユーザーかどうかはコンピュータの使いこなし度合いとかとはあまり関係ないんだ。
(追記)
普通に一般家庭でデジカメ使ってて32GBのSDHCカードを半年で溢れさせてるのはよく見かける。
そしてMLCのSDHCは5年以上も放置してたら読めなくなってしまう可能性が出てくる。
SDHCの寿命に関しては5年くらいしか信頼できないってのは合っていると思うが20GBで足りると思ってるのはお花畑としか思えない。
少し前まで、結婚式とかの改まった場では携帯なんかのカメラで撮るのは失礼なことであり、
撮影するための専用機器でとるべきだとどこのブライダルマナーを扱うサイトにも記載があった。
だが、昨今のスマホ(特にiPhone)の台頭によりこのマナーが無かったことにされている。
「結婚式用カメラ」のアプリがあったりもするので、むしろ歓迎されているとも言える。
どちらも撮影するための専用機器ではない以上、スマホと携帯とで何が違うというのだろうか。
今思うと、携帯カメラで撮るとは何事だ!と息巻いてた記事の裏ではデジカメ業界が糸ひいてたんじゃないかと。
携帯のときはそれでなんとか抑圧出来たかもしれないけど、海外からきたスマートなフォンには日本のマナーが通用しなかったと。
それでかなんだかしらないけど、みんなやりだしたからじゃあそれがスタンダードって、
マナーっていい加減なんだなあと今更ながらに感じた。
30歳主任エンジニア手取り年収210万のときの家計簿を出すよ。今じゃないよ。
職種はプログラマとかSEとかそのあたりで、レンタカーや駅まで5km、バスが1日に10本くらい、市の人口が10万以下という田舎。
給与安くないか?という疑問については、入社時の月給が税込み14万で同期の中でも多い方だったので察してね。
金額については家計簿があるので間違いないけど、端数は多少丸めてるよ。
項目 | 金額 | 補足 |
---|---|---|
衛生 | 5500 | シャンプーなど衛生面を保つために必要なもの |
雑貨 | 1300 | 文房具などなくても死なないもの |
家電 | 2000 | 電池などの消耗品 |
趣味 | 8500 | 完全な趣味の世界 |
交通費 | 300 | 時々電車にも乗る |
項目 | 金額 | 補足 |
---|---|---|
食費 | 19000 | 仕事中に飲む飲料代3400円を含む |
光熱費 | 14000 | 内訳は電気6200円、ガス6100円、水道1700円 |
通信費 | 11100 | 内訳はNTT5000円、ドコモ4000円、プロバイダ2100円 |
家賃 | 50000 | 駐車場代5000円を含む |
衛生 | 5000 | 美容院代 |
生命保険 | 12000 | 満期で帰ってくるけどここでは計算しない |
車 | 6000 | ガソリン代、コインパーキング代、洗車代の合計 |
車の任意保険 | 7500 | 車両保険を付けてるのでちょっと高い |
車検 | 7300 | 12ヶ月点検を含む |
スポーツについては週末に近所の山というか丘に登ったりしていて、健康診断では「理想的」と言われるほど健康的です。
趣味はプログラミング、絵を描く(PC限定)、写真撮影(デジカメ、ケータイ)、山野草植物観察、ジオキャッシング、読書、などがメインで、映画鑑賞、鉱物収集、お香、がサブです。
全ての趣味には、発表の場としてサイト運営がおまけでついてます。
一般化はしてないと思う。
70手前の親はメール、デジカメ画像の管理、ネット閲覧、ブログ書き込みくらいはやる。
高卒であっという間に結婚して主婦になった友人は物凄い勢いで携帯のメールは打つが
パソコンをまったく触れないっていうのが複数居る。
地方に住んでる親戚には、未だにインターネット見たい時は実家でパソコン借りるって人がいる。
逆に自分の仕事関係は誰もが使いこなして当たり前って人が多い。
自分の周りの例だけだけど、話を聞いてると類は友を呼ぶというか
パソコンやインターネットを使いこなす人の周りは使いこなしている人が多いし
全然駄目な人の周りは苦手な人が多い気がする。
パソコンやインターネットを使うってことに抵抗がないか、使う環境かどうかってことに左右されるのかな。
そう考えると、使うこと自体の難易度は高くないのかもしれないね。
4ヶ月行って帰ってきたから書いとく。結論として自分の英語は伸びたのかというと、ちょっぴり伸びた。TOEIC800点だけどあんまり喋れない、中級にありがちな状態の人が、日常生活で困らないぐらいに会話できるようになったぐらいの進捗。帰国後TOEICは未受験。あくまで参考程度に。
日本人は20~30代がほとんどで、大抵は超初心者。(60代以上など年配の人はチラホラ。40~50代はあまり見かけない。)TOEIC200~300点台レベルが大半。中1レベルの動詞の過去形を知らない人もいる。1~2ヶ月の留学では気休めにもならない。マンツーマンの先生は進歩をほめてくれるが、内心ではもっと基礎を勉強してから来ないとあんまり意味ないよね…と思っている(複数の先生が実際そう言ってた)。準上級以上の日本人はほぼ皆無。まれに居たとしても、周囲の日本人とレベルが違うため「何であの人ここに留学しに来たの?」状態になっていた。韓国人では上級はチラホラ居たが多数派ではなかった。
せめて高校生レベル、さらに欲を言えばCラン以上ぐらいの大学生レベル(TOEIC400超えるぐらい?)で、「中級以上の文法とスピーキングを伸ばすために、最低でも3ヶ月以上留学する」というのが投資に見合ったリターンを得るのに最も適していると思われた。残念なことにそういう大学生はあまり居なかった。個人的には、とりあえず中学レベルの基礎文法と、DUOとかキクタンとかメジャーな単語本の1冊丸暗記ぐらいは終えてから行った方がいいんじゃないかと思った。マンツーマンの先生たちは皆口を揃えて、初心者を教えるのはすーーーーっごいすーーーーっごい大変だと言ってた。最初の自己紹介すら通じなくてただ微笑んでるだけとか、ほぼ無言とかの状態から始まる生徒も居るんだと。そして先生たちは大抵明るくて話好きなため、ぬっちゃけ、会話が成り立つ生徒のほうがクラスを持ってて楽しいらしい。(もちろん仕事だからどんな生徒でも普通に教えてはくれるが)
ESL学生の大部分を占める韓国人大学生たちは大抵が中の下~上の下ぐらのレベル。文化の違いはあるものの、政治的思想を持ち込むおかしなヤツというのはまず居らず、クラスメイトとして普通に友達になれる。ただし基本的に仲間内で群れるため、輪に入りたければある程度積極性が必要になる。クラブで遊んで女を買いまくってるDQNも居れば、まじめなインテリ学生も居た。留学に来ているのは基本的にそこそこいい家の子ばかりのようで、付き合いに不安はなかった。
日本人では、カナダやオーストラリアへワーホリで行く前の準備段階としてセブに来ているという人が結構いた。セブで3ヶ月程度英語を学んでからネイティブの国へ行き、そこでまた現地の語学学校に通うものの、マンツーマン授業は無いため語学の勉強としてはあまり役に立たないとの経験談を複数聞いた。セブで学んでからオーストラリアへ行ったものの、勉強にならずもう一度セブに戻った韓国人学生は結構いるとのことだった。
どの先生も基本的には真面目に教えようと頑張ってくれる。伝わらなくても生徒の能力を伸ばそうと努力を惜しまず向き合ってくれる。教材も十分ある。訛りの強い先生も居るが、それに文句を言えるレベルの語学力の学生はまず居ない。ただし、フィリピン人先生のクラスの後でネイティブ先生の英語を聞くと、すごくわかりやすく感じることもあるらしい。超絶ビギナーすぎると、ほんの少しの訛りでわからなくなるのかもしれない。(自分はそこまで初心者でもなかったので特に困らなかった)
先生と仲良くなると、一緒に遊びに行ったり、家に呼んで貰ったりすることもある。プライベートな話もよくする。ちなみに自分が通ってた語学学校は安月給(ESLの最低基本給が月額8000ペソ程度、ベテランで11000ペソ程度に皆勤手当て等の数千ペソ付加)なため、自分が受け持った生徒の帰国後に、副業としてオンラインで英会話教室をやっている先生も多い。これは普通のオンライン英会話と同程度の授業料(1時間300ペソ以上)だが、生徒としては気心の知れたプロ語学教師に学べるというメリットがある。自分が行った学校では先生は正社員というよりはバイトに近いような雇われ方をしているようで、健康保険や有給休暇は基本的には無いらしかった(大ベテランのみ?)。病気や急用の時は代理の先生が来た。急に退職してしまう先生もごくまれに居た。
先生は大抵が若い人で、教育学部や看護学部を卒業してそのままESLに就職したか、あるいは数年だけ他の職場で働いたという人が大多数であるため、所謂ビジネス英語や専門的な英語を学ぶことは難しい。教えれる先生がほとんどいない。ESLのうたい文句でビジネス英語「も」学べる!なんて書いているところもあるが、気休め程度とか初歩だけと考えていいと思う。(本気のビジネス英語を学びたがるレベルの学生がそもそも来ないからだろうと思われる)例えば日本人の看護士が留学して、運がよければマンツーマンで看護学部卒の先生を探せるなんてこともあるかもしれない。
ちなみにESLの先生という職は現地ではそこそこ勝ち組な部類とのことで、「ちゃんと英語が話せる」というのは現地でも一応ステータスではあるようだった。タクシー運転手でもなんとなく英語は通じるが、普通に英会話ができるとは言えないドライバーがほとんどだった。現地の大卒というのは日本ほどの価値がなく、ファーストフードやショッピングモールの店員ですら大卒らしい。日本のいい大学を出てるレベルとゆーのは、あちらでは院卒レベルなのかもしれない。
Forestとか薄めの文法参考書と、単語本の2冊があれば十分だと思う。向こうでも教科書買うし。毎日の授業で新しいことたくさん学ぶので、日本から持っていった自習教材でバリバリ勉強しちゃうぜ!という人はあまり居ない。というかそこまでやる気が持つ人が少ない。毎日宿題出す先生も多いし、友達できて楽しすぎるし。そして盲点なのが、本が多いと国際線の手荷物重量で引っかかるとかそっちの心配もある。行きは良くても帰りにおみやげ増えて重量オーバーとか。
日々のレッスンは、何をしていくか先生と相談したりもする。基本的な文法がなんとなくわかってる人は、こつこつライティングの勉強も並行してやると、脳内英作文が早くなるからスピーキングも伸びやすい。毎日作文して毎日先生に添削してもらう。脱ブロークンのためにもオヌヌメ。
女の人は以下もあるといいらしい。
観光、食べる&飲む、クラブ行く、ダイビング行く、買い物するぐらい。正直遊ぶのは2ヶ月で飽きる。フィリピン人の女買う奴も居るけど、ゴムしてれば全部大丈夫とか思ってるアフォが多すぎ。あとオカマ多くてびびる。綺麗なのに・・・なにその喉仏。
行って本当に良かった。色んな人との出会いも良かったが、フィリピン人のテキトーさに触れ、自由を満喫して、日本以外にも生きていける場所が見つかったという開放感がパネェ。何となくいま閉塞してしんどい人も、軽い気持ちで行って見たらいいと思う。大人しくしてれば安全に過ごすことも十分に可能だから。こまけぇこたぁいいんだよ!
http://anond.hatelabo.jp/20120511124327
論点1,論点2について。
レアケースとして、難病、特殊な性癖等、それ単体で自分で珍しい属性と思えるよって個人の特定が発生するという話になっています。人に寄っては「自分はそんな特殊な属性なんか持ってないその他大勢だから問題ない」と考えている人がいるかもしれませんね。また、武雄市市長は
僕が言っているのは、「5月6日20時40分、42歳の市内在住の男性が、「深夜特急」「下町ロケット」「善の研究」」を借りた。」ということそのものについては、個人が特定できない
と述べています。(http://hiwa1118.exblog.jp/15827483/)これを見て「この程度の属性ならば個人情報は特定できない。安心だ」と思っている人も多いかも知れません。
が、実際にはそんなこと無く、普通の属性の人でも、いくつかの条件を組み合わせていくと簡単に個人が特定できるよと言う話をします。図書館側から、CCCに対して、上記武雄市市長が挙げている情報が渡ると仮定した場合、ある程度の行動に法則性がある人であれば、かなりの確率で個人の特定ができます。
例えば、
これらはみな高確率で本人の特定が可能です。
簡単に言うと
これらはそれぞればらばらには該当する人間は多数います。しかし、これが組み合わさると(さらに5月6日20時40分に図書館を利用、タイムスタンプ情報が組み合わさると)どんどん対象は絞り込まれていきます。非常に尖ったそれ単体で個人を特定できる様な属性がなくとも、複数の属性が一致する人というのは少ないため、さらにそれを通常のTカード利用履歴データと照合すると、本人の特定ができてしまうと言う事です。
なお、私も武雄市の市政の問題と言うより、プライバシーやセキュリティの問題にのみ関心があるので、以下は架空の市「武雌市」を舞台としておきます。
武雌市立中学校に通う武雌太郎君(14)は、学校帰りに図書館に寄ることがあります。両親共に仕事が夕方シフトの仕事で帰宅も遅く食事も遅いので帰宅途中にあるファミリーマートで軽食を買って帰るのが日課です。
ある日、太郎君は図書館で本を借りました。この場合、図書館から出て行く情報は、仮に以下の様になるとします。
△月○日16時32分、14歳の市内在住の男性が、『暗黒神話体系シリーズ クトゥルー 第1巻』『這い寄れ!ニャル子さん(1)』を借りた。
次に彼はいつものようにファミマで買い物をします。するとこちらは以下の様な情報が記録されると思われます。
△月○日16:48分
会員IDxxxxxxxxx
購入品目
当然ながら後者のファミマの利用履歴にある会員IDを照合すると、登録時に申告した個人情報、氏名や年齢、住所、電話番号などと結びつきます。
この時、『時間16時台で、年齢14歳男性、武雄市内または周辺で使われたTカード履歴』と言う、図書館から得られる範囲の条件でTカードの利用履歴からデータを引き出してみます。利用状況にも寄りますが、この時点で確率的にそんなにたくさんが引っかからないと思われます。まず武雌市の14歳男性は国勢調査によると約300人でした。さらにこの中から、16時台に武雄市周辺でTカードを利用した人というのはどれだけのいるのでしょうか。
さらに「クトゥルーとニャル子さんを借りている事から、彼はオタクが好むアイテムを購入している可能性がある」としたとき、ヴァイシュスバルツ(アニメ・ゲームなどのキャラクターを題材にしたカードゲーム)を購入しているので引っかかります。こうなると、ほぼ間違いなく誰が借りたか特定ができてしまうでしょう。このオタク属性等と言うのはレアな属性でもなんでもありません。またこの他、例えばここで車好きでもいいし、スポーツ好きでもかまいません。そう言うありふれた属性で良いのですが、年齢と性別、時間と地理という条件が重なると、絞り込みの条件になって、特定がより簡単になっていくのです。
次に彼がまた同じ行動をとったとします。
図書館で本を借りて、ファミマで買い食いして以下の履歴が残りました。
△月×日16時28分、14歳の市内在住の男性が、『暗黒神話体系シリーズ クトゥルー 第2巻』『這い寄れ!ニャル子さん(2)』を借りた。
△月○日16:48分、会員IDxxxxxxxxx
購入品目
この時、前回と同じ条件『時間16時台で、年齢14歳男性、武雄市内または周辺で使われたTカード履歴』でTカードの利用履歴情報を引き出します。さらに、これを以前の記録の中から、ほぼ同一の行動パターンをとっている人物を引き出してきます。すると、ほぼ一人が浮かび上がってくるのではないでしょうか。
この時点で逆のアプローチが可能になります。つまり『会員IDxxxxxxxxがファミマを利用するとき、同一の属性の人物が同じ時間帯で図書館を利用している場合、高確率で同一人物である』と言う事が言えるようになります。これでファミマで利用が合った時、図書館から出された情報を検索すれば彼の利用履歴が作れる事になります。
さらに何回も似たような行動を繰り返します。するとどんどん彼の行動パターンができあがっていきます。行動パターンの積み上げにより太郎君を特定するための情報がどんどん積み上がっていきます。こうして積み上がった情報から、例えば彼がファミマを利用しなかったとしても特定が可能になっていくでしょう。「16時台に、同一シリーズのニャル子さん4巻を借りている。履歴から照合すると高い確率で会員IDxxxxxxxxの情報である」と判断することができる様になっていくのです。
武雌市内にある和平電機につとめている女性、小町花子さん(29)。在所は隣接する小町町で、勤務先の和平電機は毎週火曜日がノー残業デー、定時で退社する日と決まっています。協定でいつも1時間程度は必ず残業があるお仕事ですが、この日は17時に退社できるので、いつもこの日に用事を済ましています。
彼女は節約上手なのでポイントカードの提示を忘れません。Tポイントカードも例外ではなく、たくさんポイントを貯めるためにあちこちでポイントカードを使っていました。勤務先のある武雌市の図書館も利用しています。
この条件の場合、上記太郎君の場合のパターンでも特定が可能ですが、実はさらにそれより一発で特定ができてしまう可能性があります。それは、普段が彼女がTカードを使って作り上げた、行動パターンがあるから。
花子さんの利用履歴では、最近カメラのキタムラで高価なカメラを購入している情報、地元のTSUTAYAでカメラ関連の本を購入していたりする履歴があると、花子さんは最近カメラにはまっているようだ、と言う事が見えてきます。またガストではドリンクバーは2つのことが多いだとか行った情報から2人暮らしである事、一度名義を変更していることから結婚している事、ウエルシアでは愛犬用の用品をよく買っている事、などから犬を飼っている事、等々、どんどん情報が見えてきます。
△月×日17時20分、29歳の小町町在住の女性が、『デジタルカメラ入門 -2- 愛猫、愛犬を撮る』『なぜか夫婦がうまくいく3つの習慣―二人の危機を救う本』を借りた。
この時Tカードのデータベースから『デジカメ好きの30前後の女性、ペットを飼っている。既婚者』という検索条件で検索した場合、花子さんのTカード利用情報からの情報と、図書館の利用履歴の両方が抽出される事になります。
ここから、小町町の住人の29歳女性、と言うカテゴリで見ると、ほぼ間違いなく同一人物の情報だという事が分かる事になります。ちなみに小町町に在住する29歳女性は国勢調査によると約40人でした。
ここで彼女のTカードの情報には「図書館利用者である」という属性が蓄積される事になります。この後は豊富に蓄積された情報を元に、彼女の図書館利用履歴のトラッキングは比較的簡単に、高精度にできることになります。
武雌市に在住の、武雌和也さん(41)は、最近母親が難病にかかってしまいました。何しろ情報が無いのであらゆる手段を使って調べています。Yahoo!で検索して見たりしているのですが、欲しい情報が見つからりません。普段は全然利用していませんが、思い立って図書館に行ってみることにした。図書館では興味深い話を見つけましたが、情報が若干古いのでさらにYahoo!で検索をして新しい情報も仕入れたりもしています。ちなみに和也さんは、普段は奥さん任せでほとんど買い物などはしない人です。
和也さんの場合、ほとんどTカードを提示する機会は無い人ですので情報が少なくて照合などできないように見えます。が、ここで出てくるのがYahoo!IDです。和也さんは以前、Yahoo!で趣味の釣りの道具を購入したことがありました。その時、市が図書館カードとしてアピールしていた時に惰性で作ったTカードと結びつけを行っていました。
それによって、Yahoo! IDにTカードの情報が結びついている状態になっていたのです。
実はこのように、Tカードというのは非常に広範囲に利用域が広がっています。一度しか使ったことが無くても、使用した時に別のIDと結びつくような形になっているのであれば、TカードのIDそのものを利用しなくても、芋づる式に情報がつながってしまうと言う事が起きます。
Tカードは絶対に図書館以外で使わない、と言うのが一番シンプルです。図書館専用のTカードと、図書館以外のTカードを別けてもあまり意味がありません。Tカードによって記録されるデータベースに、図書館以外の部分で乗るような事をしてはいけません。従って、今、Tカードを利用している人が、図書館でTカードを利用し、尚且つTカードと図書館のデータを結びつけたくない人は、どちらかあきらめる事が必要です。図書館をあきらめるか、Tカードの利用を停止するか、どちらかになります。すでにTカードを利用しながら、結びつけたくない人は、図書館にて利用を開始する前に、一度CCCに個人情報保護法に基づく情報削除を依頼しておくことも忘れてはいけません。
おそらくこれらの指摘に対しては
情報分析については、コンピュータの大容量化、高速化によって不可能ではなくなりつつあります。近頃「ビッグデータ」処理システムなどを用いることによって実際に行われています。
これが「容易に」と言えるかどうかと言う事になるのですが、個人的な見解としては容易だと言って良いと思います。完全にデータベース上だけで照合が完結できてしまうと言う時点で、後はリソースの問題であるからです。コンピュータのリソースなどは数年もたてば倍にと言った世界です。そして毎回膨大なデータを処理しておかなくても、あらかじめデータをあらかじめ整理してあれば、許可を受けた店舗のマーケティング担当者レベルでも情報を引き出せるようになるでしょう。さらに言えば、観覧したい個人がすでに決まっていて、本人を知っている場合(標的を絞っている場合)はもっと簡単に情報を引き出せます。そこにダイレクトに個人を特定するID(名前も含む)が含まれているかどうかは関係ありません。
また情報を際限なく結びつける事を許さないので問題ない、と言う話についてはまず、Tカードの利用規約がすでにそれを許す形になっていることがあります。もちろん企業の内規等でそれができないようにしている可能性はあります。しかし、そこは行政が直接的に知る事も、コントロールする事もできません。何しろTカードの加盟店は膨大ですのでそれら全てに行政が行うべき情報保護に対する規律を求める事ができるのか、と言うと不可能でしょう。
であれば、共通的にTカードの規約を変更する等が必要になるでしょう。また技術的な原則論を超えて、特別な条例を作ってそれによってCCCを縛る事をするだとか、そういった政治的解決法はあります。しかし裾野が広いだけあって、規約だけでは駄目で、実際には不可能な形にしておかないと不十分である、と私は思います。
これはプライバシー問題の特殊さ、難しさが絡んでいます。プライバシー問題の難しさは、観覧された時点ですでに侵害が発生しており、さらに原状回復が不可能である(予防しかない)事、さらに発覚しにくいためです。
ちなみにこれは、公共サービスをそのような民間ベースのID認証に付け加えると、毎回このような情報の取り扱いについて問題が発生していくことになりますし、それらが適正に処理されているかの確認は行政側が行わなければなりません。住基ネットの住民票コードが民間利用禁止されているのもこう言った難しい問題があるからです。
次に「これらの事は民間ではすでに当たり前である」という話もあります。何を今更、と言う事ですね。これは全く持ってその通りで「俺はそうであっても気にしない」と同じような立場になります。しかし、事問題が行政サービスに関わる事であると言う事を忘れてはなりません。また、気にする気にしないと言う話は本質的には個人情報かどうかには直接関係はしないと思います。
もはや落としどころとしては、Tポイントカードを単なるユニークなIDが振られたカードとしてのみ図書館で利用する形にするしかないと思います。情報の流れを一方通行にする。図書館側からは一切CCCに情報を渡さない事ですね。
ではポイントの付加はどうするのか、と言う事になりますが、これはあきらめるか、さもなくば独立したシステムでポイントを加えるしかないでしょう。これでも「このIDは図書館を利用した」という情報は発生することになります。これも解釈によっては個人情報ですが、独立したシステムにすることによって、情報を渡したくないからポイントをつけない、と言う選択肢も可能にするべきです。当然Tカード以外のカードでも利用可能になっていないといけません。
こうなると「図書カードとTカードを別々に持つ必要がない」程度しかメリットが残りませんが仕方が無いでしょう。
最後に。セキュリティ論じゃないところに踏み込むと…正直CCCが戦略を誤ったとしか思えませんね。Tカードの話なんか出さなけりゃ良かったんですよ。あとポイントも。分かり易いメリットのつもりで市長に売り込んで、市長がそれを大々的に宣伝してこうなったのです。本を買わずにレンタルで済ます層の情報に商売としてのうまみがそれほどあるとは思えませんし。CCCグループはTSUTAYAを始めとした幅広い販売チャンネルから得られるPOS情報に、自前の取次MPD、流用出来るノウハウなども多数持っているんだからそっちで責めれば良かった。その上で競争入札に入れば良かったんですよ。
確かに「Tカードを全面に出さなければならなかったと言う事は、その他のメリットがなかったためでは?」と言う話はありますけど、それならば他の既存の業者を選んだ方が市のためになるわけですから今より悪い事にはならないはずです。
「そういやデジカメや家庭用PC、プリンタの普及で写真プリントのお店って激減したよな~、
おまけにセルフプリントの機械が置かれたりコンビニでプリントもできたりして、プロの仕事奪いすぎ。ダンピングってレベルじゃない」
って思った。
いや、思うわけがない。プロに頼んで質のいいプリントを頼まなくても高性能な機械が
それなりに高画質に安くプリントしてくれる世の中になったんだからしょうがない。
ならイラストレーターも同じだ。プロに頼んで質のいいイラストを買わなくてもちょっと絵が上手いレベルの専門学生が
それなりに見栄えのする絵を安く描いてくれる世の中になったんだからしょうがない。
入浴中も睡眠中もけっして外さない指輪に、ID番号を掘り込んでおいて、
津波で薬や処方箋がながされてしまっても、その患者がどの薬を使っていたのかわかる。
身内の連絡先なども関連付けておけば、ボケや痴呆や記憶喪失になった時でも
専門機関がその個人を特定することが出来る。
あるいは、専用のサイトを設けずとも、極小サイズのQRコードを掘り込むのでもいい。
(デジカメのマクロ撮影で拡大するなり、顕微鏡の類が必要かもしれないけど)
緊急時の生命維持に必要な最低限の情報を指輪に刻み込んでおくというのを徹底しよう。
・指紋だと、個人情報流出になりやすい。
・皮下埋め込みのRFIDは、逆に知らぬ間に盗まれやすそうだし、異物に抵抗がある人も多そう
休日だったんで家族連れが多かったけど、カメラ片手に一人で来てるっぽい同士もちらほら。
ごついカメラを持ったいかにもマニアという感じの人だけじゃなくて、コンデジ持った若い女の子も結構いた。
園内をまわって動物見たり撮ったりしてたら後ろで女の人の声がした。
一瞬自分が言われたのかと思ったけど違った。
聞こえた話では女性は自分の子供が男性のカメラで撮られたんじゃないかと疑っているらしい。
確認と、もし写っていたらデータの削除を要求していて男性は応じていた。
結局どうなったのかはわからない。
変な形でネットに貼られるなどの危険を考えるとあの女性の行動は間違ってないんだろうけど