■バックアップの手段など

この年末年始、デジカメで撮りためた写真やら年賀状の宛名データなどを整理していて気づいたこと。

• MO
  • ○：元祖大容量メディア。圧倒的な信頼感。
  • ×：一般向けの容量は640MBでほぼ頭打ちに。DVDなどの光ディスクに押されてドライブもメディアももはや入手することが困難になってしまった。下手をすればバックアップしてきたデータを読み出すことさえ危うい。

• CD
  • ○：昔のPCでも読める。
  • ×：CDの容量でカバーできるのは文書やせいぜい音楽まで。画像を扱い始めると枚数がどんどん増えてきて整理と収納に苦労することになる。

• DVD
  • ○：10年近く使っている実績があり、馴染みがある。値段がこなれている。
  • △：一眼レフに手を出すと写真の枚数が増え、動画を扱い始めるとデータ量が爆発的に増える。こうなればかつてのCD-Rと同様容量不足に泣かされることに。増えたディスクをその都度整理しておかなければデータにたどり着くまで一苦労させられる。

• BD
  • ○：2層タイプで容量がDVDの実に10倍の50GB。バックアップのディスクが増えて苦労する場面は減った。
  • △：容量が増える＝ディスクが読み取れなくなったときのダメージが大きい。ディスクの枚数が減ることを歓迎していたはずなのに、このジレンマ。

• HDD
  • ○：光ディスクだと分けて保存せざるをえなかったデータでも一気に書き出して開くことができる。転送の速度が高速なのもポイントが高い。
  • △：HDD自体が定期的に故障は避けられないので、これをバックアップの決定版とするわけにはいかない。

• クラウド（Googleドキュメントなどのウェブサービス）
  • ○：引き出したいときに引き出せる。どこにデータを保管したか、データがクラッシュしないか、さほど神経質になる必要がない。
  • △：サービスが増えてきたとはいえ、アップできる容量は光メディアの数分の一程度で、すべてのファイルをクラウドに移せるわけではない。

書庫行きのファイルはBDに書き出して、アクセスする可能性のあるファイルはクラウドにも保存、というのが現時点では比較的安心で便利なやり方か。

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