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はてなキーワード: 隣家とは

2022-02-27

anond:20220227094408

プーチンだけじゃなくロシア人気質だよ。冬に食料の備蓄が尽きたら隣家から奪うか餓死するか。そういう世界

2022-02-18

anond:20220218124514

から隣家に投げ込みます

イッヌが喜んで遊び道具にするやで

2022-02-02

息子のイヤイヤ期が来ない(3歳8ヶ月)

子育てマニュアルによるとイヤイヤ期は自己確立必要な時期だのなんだの書いてある。

子育てに正解は無い、みな試行錯誤言い訳するが、先人の知恵は素直にリスペクトすべきだろう。

息子にも正規プロセスでイヤイヤ期を経て欲しい。

だが4歳が近づいているにも関わらず反抗もイヤイヤもしない、兆候すらない、どうなってる。

おとうちゃん心配です。

イヤイヤするように指導しているがちっとも聞いてくれない。

イヤイヤ期イヤイヤ症か

 

イヤイヤを抑えつけて育てているつもりはない。

息子に暴力指導は一度もない。

マニュアルダメだと書いてあったのでデコピンすら無い。

勿論しつこくグズることもあるがタイムアウト(一旦場所を移し一人で黙って反省させる)を数回しただけ。

三歳までは公園とか納得するまで遊ばせていた。

真っ暗の砂場小一時間遊んでたこともある。

面倒くさいのでグズらせない戦法であったがこれが間違いだったのか。

そういうやり方はダメとはマニュアル記載がなかったと記憶している。

三歳半頃にはグズらず帰宅承諾するようになってしまった。

まれに泣いてグズることもあるがママと違っておとうちゃんは折れる率が高いとナメてネゴってるだけで嘘泣きバレバレ

キトーに泣かしているとすぐに諦める。

 

すんごいイヤイヤ期を楽しみにしていたのに肩透かし。魔の三才児、どこにおるねん。

コンビニアンパンマンキャンディーを買ってくれと床に寝転がって手足バタバタしたことがあった。

絵に書いたような見事なフォルム

俺はとうとう来たかと喜び記念撮影スマホ取り出したら察して辞めやがった。

もう一回やってくれと頼んでもイヤイヤだと。

その程度のイヤイヤしか無い。

夫婦に息子がおり2歳年上、子育て先輩で話を聞くが、三歳で手がつけられなくなり鬱ったと聞いていた。

半分は同じ遺伝子から期待していたのに。

 

一度マクドナルドに行きたいとしつこくグズったときタイムアウトを課した。

三歳だから三分、俺が我慢できずに2分で終了。

しかし相当応えたのか数日後とつぜん真面目な顔して

「パパお話があります、昨日は電車の中でマクドナルドに行きたいと泣いて困らせてごめんなさい」(原文ママ)と曰う。

まだ時制が未分化過去はすべて昨日と表現してしまうのだが。

それから毎日。寝しなに突然真顔になって同じセリフ。その他なにかの拍子に言い出すようになった。

俺に罪悪感持たせようという企みか。騙されんぞ。

「怒ってるわけじゃないよ、反省したのならもう終わり、今度同じことやらなきゃそれでいいんだよ。

おとうちゃんはキミの望みは可能な限りは叶えてあげる。愛してるから。だけど金銭的、物理的、教育的配慮、その他諸条件で

不可能もの不可能からダメダメというからその時は察して我慢してくれ。それだけわかってくれればいいんだよ」と返す。

マクドナルドは面倒くさくて拒否っただけだがそれは内緒だ。

ともかくそんな調子で、また翌日同じように「パパ、お話があります」と来る。

なんなんだ。もう三週間続いてる。

 

自己主張が苦手なわけでもなく、行動を自己抑制している様子も無い。

ガリガリ自己主張してくる、我も強い。

やりたい放題やってる。

適度に言うことを聞かないが、道路に近いトコロでは手を離しちゃダメ、ひとりで出ちゃダメ

こういう言いつけはきちんと守ってくれる。

ところが公園内だと止まれというてもケラケラ笑いながら走って逃げる。

分別があるというか、空気を読んでる。

 

息子と2人の時にスマホを無くした事があった。

バスを降りた瞬間に気がつき焦る俺、座席に置き忘れ。

京都市内でバス会社が入り乱れている。

キトーに飛び乗ったバスなので路線会社不明、かなり難易度の高い状況。

各所に連絡しバタバタしていると息子が最高ランクのお利口モードになった。

位置情報を調べようとネカフェに入ってゴニョゴニョしてても大人しくしてる。

バスセンターに問い合わせやら、取りに向かう移動やら、黙ってついてくる。

ってか、なんか励ましてくれてるし。

ニコニコ明るく振る舞い、危機的状況であることは理解しております

こんな悲惨な状況でもボクは楽しんでいるので問題ありません的なオーラを出してる。

ところがバスセンターでスマホが戻った途端おバカモード豹変

腹減った、抱っこしろマクドに連れていけ。ポテトを食わせろと。

わかるの?状況理解しててやってんの?すげぇんだけど。

それから二ヶ月経ってもバスに乗るたび「スマホ忘れちゃダメだよ」と注意喚起しやがる。

挙げ句に「なぜあのとき忘れたのか」と詰問。嫌味な奴だ。

 

ともかく、現在3歳8ヶ月

どうすればイヤイヤ期してくれるのか、もう時間が無い。

ぶっちゃけダイレクト相談してみた。

ねぇねぇJクン、子供はイヤイヤ期をしなきゃならないと決まってる。

なにをいうてもイヤー、靴下履くのもイヤー、歯磨きもイヤー、お風呂もイヤー、保育園もイヤー

そういうのをやってほしいのだけど。できる?

はーい、と快諾、いや、そこで「イヤッ!」でしょ、筋が悪い。

時間後、「歯磨きするよ、プラレールを片付けなさい」と指示すると颯爽と片付け始めた。

全然覚えてない。アホなんだろうか。

最近コロコロもってきて掃除までしやがる、いい子か。

 

マンション隣家女の子が壮絶イヤイヤ、近所付き合いがないので年齢は知らないが

4歳か5歳くらい。

15時幼稚園から戻り毎日小一時間、長い時は二時間ほど絶叫ルーティン

羨ましい。

きっと聡明健全お嬢さんに育つだろう。

日々泣き叫ぶ内容もクリアに聞こえるが、ママ約束お話を聞いてくれないとかなんとか、リボンがどーとか

5歳くらいなので理屈の通る自己主張の伴った反抗期

超絶面倒くさそう。コロナ在宅始まって一年、聞こえなかった日はほぼ無い。いいなぁ

 

恥を忍んで隣家にコツを伝授してもらおうか、あるいは娘さんに直接指導して貰えるなら有り難い。

このままでは息子はアイデンティティ喪失したフニャフニャ人間になってしまう。ヤバい

 

育てやす子供を自慢しているように読めるかもしれないが、正直そのとおりなのだが、

俺のたった一人の息子であり、年齢的に次はありえないので子育てメニューを堪能したいというのもマジな気持ち

壮絶なイヤイヤ、夫婦ともに戦い、悩み、疲弊挫折夫婦喧嘩、それが全て寛解したときのハレの喜び、

いずれ成人する息子に、子供の頃は手を焼いて苦労したよと、目を細めて回顧したいではないか

このままでは子育てチョロすぎる

「なんかテキトーに飯食わしてたら大きくなったわ、キミ偏食も無かったし、ははは」てか。

 

先日、息子と海岸遊んだ

冬の海岸を走りまわり、嬉々と貝殻と松ぼっくりを拾ってる。

子供はこういうの集めたがるよね、うふふと眺める、人の幸せってこういうのでいいんだよね。莞爾。

息子は集めた貝殻と松ぼっくりを厳選

かばんに入れて必ず持ち帰るようドヤ顔で指示された。へへぇ

 

帰宅すると早速「ボクの貝殻と松ぼっくりはどこだ」

貝殻を洗浄し渡してやった、新しい宝物なんだろう。

かわいいなぁ、うふふ、タダだし

 

翌日、俺の誕生日プレゼントされた。

もしかしておとうちゃんプレゼントのために取ってきてくれたの?」

「そうだよ、パパ大好き」

 

こんなんどうやったらグレてくれるのか。先が思いやられる。

おとうちゃん指導力不足で申し訳ない。

 

ともかく貝殻はレジンで固めて保管してやる。

海岸シーンは証拠動画が残ってる。

16歳くらいでイヤイヤ期が来たら見せてやろう。いひひひひ

2022-01-25

マトリックス外伝

マトリックス レザレクションズ』を観に行って、わたしが観たかったのはコレじゃない感があって、だったらどういうのが観たかったのかという妄想が膨らんだのだけれど、そういうのを書くと2次創作になるのかな。著作権侵害? ウォシャウスキーに怒られる? でも膨らんだ妄想放出しておきたいのでここに。

わたしが好きなのは『MATRIX』。1999年3月全米公開。

ぜんぶ妄想です。

1998年9月モンタナ州ロッキー山脈のふもとに住む14歳のジョージは、遂にボンダイブルーiMacを手に入れた。8月Appleから発売された最新機種で、ディスプレイ一体型のパーソナルコンピュータは、長らく遅れのAmigaしか与えられていなかったジョージ狂気乱舞しても足りないほどのものであった。

インターネット接続し、睡眠時間も惜しんでありとあらゆるもの検索した。様々な都市伝説真偽不明陰謀論、そしてハッカーという恐ろしくも魅力的なソフトウェア魔術師たちの存在も知るようになった。

コンピュータに齧りついているジョージを見かねて母親は言う。

「裏山にトレッキングにでも行ってみては?」

父親

ティエイジャーの男ならそれくらいの冒険必要だ」

と言う。ジョージiMacを取り上げられる可能性があるとみて素直に両親の提言に従った。

その日、ジョージリュックサンドウィッチ飲料水を詰め込んだ。母親父親陸軍病院に車で連れて行くという。父は軍属だったが、数年前のハイチでの作戦に参加して負傷して車椅子生活になり、何よりも精神を病んで家族はこのモンタナ州に越して来たのだった。軍医自然豊かな土地で療養することを父に勧めたらしい。

幾つかキノコでも採ってくれば両親は納得するだろう、そんな気持ちジョージは出発したのだった。

から少し離れた森の中でキノコを狩り、昼時にサンドウィッチをもそもそ食べて、もう帰ってもいい頃だろう、そんな風に思った時に遠くから人が近づいてくる気配がした。そして遠くから銃声。ジョージは素早く大きな木の根本の窪みに身を隠した。誰か、恐らく二人の人間が走り去る足音がする。

しばらくすると数人の足音がする。ジョージ好奇心を抑えられず音のする方向をそっと見ると黒のスーツサングラス、耳には大統領の警護官のようなイヤフォンをした男たちがいた。先程の二人を追っているのだろうか。男たちはまた走り去ってしまった。

ジョージは走って山を降り、森を抜け出した。家に着いた時には助かったという気持ちでいっぱいだった。キッチンでコップに水を汲んでがぶがぶと飲んだ。その時、家の呼び鈴が鳴る。両親が帰ってきたのだと思ったが、玄関には見知らぬ男と女が立っていた。

白いスーツの短髪の女と黒いスーツに髪を後ろに撫でつけた男、女は男の腕を肩に抱えて男はうつむいている。女は言う。

友達怪我をしたの、電話を貸してくれませんか?」

電話を貸すだけなら別に構わない。隣家も離れているこんな田舎ではこういうことも仕方ない。最近普及している携帯電話を持っていない人たちなのだろう。父親のように分厚いモトローラ電話を持っている人はまだ少ないのだから

家に二人を招き入れたが、男の方は腹部に血が滲んでいる。その時に気づいた。あの黒いスーツの男たちに追われていたのはこの二人なのではないのかと。

電話場所に二人を案内すると女は言う。

「私はスイッチ、彼はエイポックと言うの、ありがとうこれで助かるわ」

不安に思っているジョージを尻目に、部屋を見回したスイッチiMacを見つけたのだろう。

あなたコンピュータに興味があるようね」と言う。

ジョージは頷く。

「どんなものインターネットで見つけたの?」スイッチは言う。エイポックは体の傷が痛むのか椅子腰掛けうずくまっている。

ジョージは素直に陰謀論都市伝説、そしてハッカーのことを調べたということを話した。スイッチは言う。

国税局侵入したハッカーのことは知ってる?」

トリニティ?」ジョージは答える。

その時FAX兼用固定電話が鳴った。

エイポックは受話器を取りスイッチ差し出したが、スイッチ

あなた怪我をしている、先に行くべきよ」と言った。

エイポックは素直に受話器を耳に押し付ける。すると驚くべきことに彼の姿は受話器に吸い込まれるように消えてしまった。

「今のを見たわよね?」スイッチは言う。ジョージ言葉を失ってうなずくしかなかった。

あなたが見た都市伝説陰謀論の中には真実が少しだけある、この世界ソフトウェアだという話を目にしたことは?」

ジョージは確かにそのような荒唐無稽な話をインターネットで読んだことがあった。

「それはマトリックスよ、トリニティを探しなさい、そうすればあなたも目覚めることができるわ」スイッチのその言葉の返事としてジョージ

あなた達は何を探してるの?」と訊いた。

スイッチは少し逡巡して

救世主を探している、ネオと言う名よ」

そして電話機がまた鳴った。

「行くわね」スイッチ笑顔で受話器を取って耳に押し付けると彼女の姿も消えて、コードにぶら下がった受話器だけが残った。

マトリックスとは?

ジョージは、インターネットに今すぐ接続すべきだと思った。

おしまい

2022-01-16

異常独身男性だけど子連れ親の高慢が鼻につく

自宅が最寄り駅から下ったところにあるのね

から帰途で石造りの階段を下るわけだが、その階段って最上から初段まですっぽりと左右を建造物の擁壁に挟まれていて、降りきるとそこからT字に幅員の狭い歩道(人2人分)が開けていて、前方にはガードレールを挟んで二車線の車道歩道に平行して開けてるのね

先日俺がその階段下り終え歩道に半身を乗り出した瞬間に、ママチャリが徐行しながら突っ込んできたのよ

俺は急いで身を引いたけどギョッとしたよね

ママチャリ運転者は急ブレーキをかけると右によろけた車体を片足で何とか抑えて停止した

見ると、ママチャリの後部座席に、見た目学齢期未満って感じの男児が眠っていた

運転者はその母親と思しき女で、その右隣には彼女の夫らしき男性もいて、こちらは徒歩の装いをしており、どうやら二人は顔を向き合わせながら談笑しつつこ歩道を歩いてきた様子だった

いや、おかしいだろ

人2人分の幅員しかない歩道を、1人が徒歩で、1人がママチャリを徐行しながら並んで歩くこともそうだが、後部座席男児が眠った状態で座っているのに、夫の歩行速度に合わせて徐行するのは危ないだろ

実際件のママチャリは左右にゆらゆらと揺れながら突撃してきたからね

俺が持ち前の電光石火で避けたから事なきを得たけど、子供を乗せたチャリの動きじゃないよあれは

で、その母親、俺に対して謝りもせず、後ろの息子を気に掛けるでもなく、体制を立て直すと何事もなかったかの様に例の徐行を再開。夫の方はそんな彼女に連れ添いながら今度は彼女の腰に手を添えることで安全性を確保したつもりでいた

俺は思い出しだよ、今年の夏のことだ

俺の家の庭に向かいの家の男児が闖入して、高さ6尺ほどの物置の屋根に登って遊び始めた

俺は注意したよね。そんなところで遊んでいると転んで怪我をしても知らないぞ、と

男児は俺の顔と暫し凝然と見つめたかと思うと、さっと身を翻して庭から立ち去ったよね

ごめんなさい、わかりました、うーせーばーか、何れもなし

実はこれ、初めてのことじゃない

もう何度もこの無愛想な小人に庭を踏み荒らされているんだよ俺は

親は知ってるはずだ、決して共働き親の鍵っ子待機児童の類いではない

先週、出社の際に玄関先で隣家の子供とばったり出くわした

おはようございます!」と元気に挨拶してくれる

発達障がいで時間管理を不得手とする俺は、朝は毎回バス停留所まで走らなければならない

急いでいるのに、挨拶などされても有難迷惑しかない

おはようございます!」とこちらも返してやると、返事が返ることを予想していなかったのだろうが、円らな瞳を一際丸く拡げて狐につままれた様子だった

ガキが……

毎週末深夜2時過ぎに隣家JDカラオケしながら爆笑してんだけどほんと死んで欲しい

平日昼間も在宅してると独り言かなんか喋ってたり大声で歌ってたりしててキレそう

誤配送かなんかで隣の家の郵便届いた時には近所の大学封筒だったから多分在学生なんだろう

2022-01-03

anond:20220103182705

実家で親と同居だろ?なら世帯主も親だろ、親だけ挨拶すればそれでええんでない

隣家の子供と会話したことないとかザラにあることだし

甘んじて子供扱いされていこうぜ

2021-12-06

anond:20211206112939

俺も東京住みだけど、コロナどころかコロナで一度死んでゾンビになってると思うわ。思えば、最近家族も虚な目線であーとかうーとかしか言わないし、隣家から腐臭みたいな匂いが漂っている。

2021-11-30

谷崎潤一郎が妻を譲り渡したのを「小田原事件」というが

こんな小田原事件もある

加害者Sは事件の3か月前[8]、自宅2階の窓から現場となった隣家銭湯田浦湯」の女湯を覗いていたところ、経営者である男性A(当時45歳)に発見されて注意された[23]。それ以降「田浦湯」は女湯覗きの防止策として、隣家との境界にある薪置場の屋根の上に目隠し用の簾を立てたが、Sはこれを逆恨みし[24]、Aの殺害を決意

2021-11-23

anond:20211121150218

なのにA家に度々預けたり、A家の家族が遊びに出かける時も一緒に連れて行って貰ったりと、

どちらかというとA家の娘さんたちの方が、遊びに出かける時に一緒に連れて行って貰っているのでセーフ。

ただし、隣家に出入りする怪しい独身男性たちには怪しい動きが見られるので、今後注意した方がいいと思います

2021-11-22

家を建てる前に知っておくべきこと

https://anond.hatelabo.jp/20211122102416


玄関は広い方がいい、が、どのスペースも広い方がいい

そして、広くしたところの満足度が上がるし、多くの場合人は住み比べをしないし、できない。

結局は数千万をかけて建てたものに対し、人は一度必ず満足をするのである

収納はい

常識的に考えてスペースが取れるのならばあったほうがスッキリする。自明である

しかし、上記のようにどのスペースも広い方がよく、

広くしたところの満足度は上がるし、多くの場合人は住み比べをしないし、できない。

結局は数千万をかけて建てたものに対し、人は一度必ず満足をするのである

サッシはそんなにも重要じゃよ

冷えが入ってくるのもあるのだが、樹脂とアルミでは、結露防止性能が神とミジンコほどの差がある。

これはハイブリッド(樹脂-アルミ)でも防げないところがある。

結露防止は躯体の健全性を長期的に保つのに非常に有効であるのだが、

日本は「結露?するもんだろ?」という認識がまかり通ってるため、

そういった諸々で住宅寿命が諸外国比較してめっちゃ短い(国交省によると30年程度)。

樹脂サッシが耐久性に難があるという印象を持たれがちなのも間違いあるあるだ。

使用されている樹脂は屋外で長期の使用実績があるものだし、

加速試験ではない実際の耐久試験が30年以上続けられているが、致命的な問題は今のところ出ていない。

しかし、多くの場合人は住み比べをしないし、できない。

所詮実家比較して「結露しにくいね〜〜〜(してるけど)」で終わる。

結局は数千万をかけて建てたものに対し、人は一度必ず満足をするのである

気密性が高くても意味が無い、わけは無い

気密性が高い方が熱効率がいいのは確かであり、24時間換気の「有無」によらない。

要は「どの程度の24時間換気を行うか」の設計運用が熱効率重要であって、

それは、それこそ家を建てるときくらいしかできない。

気密性が高いことによって「任意場所から吸って、出せる」ことも

大きなメリットだろう。我が家空気の出口付近にゴミ箱を設けることで夏場も匂いが気にならない。

しかし、多くの場合人は住み比べをしないし、できない。

所詮実家比較して「すきま風少ないね〜〜〜(あるけど)」で終わる。

結局は数千万をかけて建てたものに対し、人は一度必ず満足をするのである


窓は小さくて良い、方角がある

窓を適切に設けることや日射取得/遮蔽を適切に行うことで、

天然でクリーン太陽光を取り入れて精神衛生と熱効率を同時に得ることができる。

まず、自分の家にどのように光が入ってくるのか?家を建てる時にはそこから見るものだ。

かに隣家と密接していたり、太陽光照射しない北側に窓を設けることは熱効率を悪くする。

しかし、適切に光を取り入れる側に(ひさしやシェードで夏場の遮蔽を考えられて)窓を

大きくとることは家を建てる前にしかできない重要設計項目の一つである

しかし、多くの場合人は住み比べをしないし、できない。

所詮実家比較して「暗いけど暖かいね〜〜〜(寒いけど)」で終わる。

結局は数千万をかけて建てたものに対し、人は一度必ず満足をするのである

それでも、人は自分の好きなように家を建てるべきではある

効率家屋寿命も、それが自分の愛する何かとトレードオフであることを

きちんと正しく捉えている限り、人は自由に愛する要素を家に盛り込むべきだ。

多くの場合、人は住み比べをしないし、できない。

「あの時、こうすればよかった」と思わないよう、自分の想いをローンにのせ、

家を建て、住むべきではある。何が起きても大丈夫である

結局は数千万をかけて建てたものに対し、人は一度必ず満足をするのだから

2021-11-10

隣家との境が

猫の喧嘩場所になっている。

ヘッドホンしてると子供が泣き叫んでるように聞こえてドキッとするんだよな

2021-11-09

anond:20211108221751

この世の動物で一番犬が嫌いなあたしには全くビタイチ理解できないわけだがそれはさておき、この世の全ての犬の飼い主にお願いしたいのは、世の中には犬が怖い人犬が苦手な人がいて、そういう人にとって、飼い主にとっては可愛い犬であろうとも、こっちにしてみればただの危険動物しかない、ということを認識理解して配慮をし、家の外に連れ出すときは必ず最小限の長さのリードをつけて自分の手が直接届く範囲から決して犬を離さず、家やマイカーなどの中では必ずケージに入れろ、ということ。リールで伸縮する(しかリード自体も何メートルもあるような)リードをつけて散歩させてる飼い主とか、リードもつけず抱き上げて屋外に連れ歩く飼い主(リアル隣人がマジでこれ。しかもうちも隣家土地込み持ち家なので引っ越しも無理)を見ると、マジで殺意が湧くぞあたしゃ。

2021-10-12

東横インに「性犯罪助長する!」って言ったら言った方がキチガイ扱いされる、というのは世間一般において真だと思うが

途上隣家なぜか変換できない)に「性犯罪助長する!」って言ったら言った方が世間一般においては一理あるとされ、ネット上のオタク界隈ではキチガイ扱いされるというのは何が悪いんだろうかと考えたとき

やっぱブランド力かなって。

ドラえもんに「性犯罪助長する!」って言ったら言った方がキチガイ扱いされると思うのよ一般においても。あい小学生女児風呂突撃してるけど。事故です。事故なら仕方ないな。

2021-09-09

anond:20210909160800

何十年と住んでいた場所の周囲に建売り住宅が建って、子連れが入ってきたという構図なんだなぁ

隣家空き地になったから、そこに新しい家が建てばまた子連れが入ってくる可能性あるぞ!

助けてくれ!

2021-08-21

敷地内で喫煙する工務店条例対象にしてほしい。

隣の棟が内装工事工務店入れてるんだが。

リーマン喫煙者便所より多く喫煙所に行くノリで屋外でタバコふかす。そして隣接した自分の部屋の窓から煙入ってくる。煙い、煙いんだよ、咳がでちゃうだろうが。

夏だから常時窓開けてるわけじゃないけど、掃除とか料理中とか換気するだろうが。というか軽量鉄骨は換気窓が必ずついてて換気推奨だろうが平素から。そうでなくとも、このご時世だから換気するだろうが。ご時世の話するならタバコの煙と判別できる距離他人が居るの不快の極みなんだが?住人じゃなくて工務店野郎なのが本当に腹立ちますね。

一歩でも横にズレてくれれば公道なので嫌らしく証拠写真を撮って大家罵倒してストレス発散してやるのに。

小賢しくも公道に出ない。

あと個人工務店なのか車に店舗名とか何も書いてない。お掃除本舗とかはフランチャイズ?だけど必ずそれと分かる車に乗ってるので、それだけで好感度が上がって自分も何かあったら頼もうと思える。実情がどうであれ広報が上手いのは評価高くつけがちになる庶民感覚

この喫煙工務店下請けで、元請けはソレナリの規模の業者という所まではアパート大家に聞いた。

闇深い建設業界を見習って元請け名前入のヘルメットつける下請けのノリで車に元請けステッカー張るのが常識ですくらいに世の中が変わればいいのに。そもそもオマエの会社名を車に入れろという。

どうせ会社名わからないと思うから人様に迷惑をかける事を平気でやるんだ。タバコの煙なんてご近所トラブル代名詞だろうが。あと騒音

モーター音が出る工具を使うなら工事だと思うので大家は隣の棟の住人にも工期予定を知らせてください、会社スカイプ的なアレしてる最中にギャイーンってなって驚かれたし仕事できる環境なのかと心配されたじゃないか工数通りに成果物レポートも上げてるしバッファ侵食してないので仕事は出来てます環境については指摘しないでくださいむしろ貸与のパソコンスペックモニタ解像度心配してくださいと言いたいけど社会人はそんな事言わない。通勤地獄から開放されて幸せに引きこもっている人間を引きずり出す手伝いをしないで。

こっちが窓閉めてても工事元が窓全開どころか隣接する庭部分でフローリングみたいなのカットしてるのが目に入るんだが。せめて部屋の中でやって、できれば部屋の窓を閉めて、平日の昼間なのよ?熱中症クーラーついてるでしょその部屋って笑いながら言い放ちたい。大家電気負担して上げてくださいって半笑いでお願いしたい。ところでそのモーターがついてるっぽい工具の電源はどこですの?アパートコンセントですの?コード見えてるわりに発電機は見えませんけど。クーラー使わせてあげてって笑いながら土下座したい。

工務店どころか大家ダメだ。タバコは住人トラブルの元になるんですよ。事実、今回は自分のような神経質な人間にわざとらしく噎せながら話しかけられるという苦行を強いられてしまったじゃないか別に咳はわざとじゃないしマスクもしてましたけけど。好き好んで汗ばんだデブオッサンに近寄る趣味もないので距離開けてましたけど。むしろデブオッサンが近寄ってきてキモかったですが。是非オッサンこちらをキモがって距離をとって欲しい。

しか工事部屋の隣の住人まで合流してきちゃったじゃないか。密ですねって笑いながら罵倒したい。

から住民トラブルになるっていうんだよ。

工事部屋隣家の住人は庭でタバコ吸われたので洗濯物干せないし窓も開けられないって、溜まったウップンを恨みがましく吐き出しちゃったよ。認知たかぎり一週間も工事入ってたもんな、もっと早くキレてくれれば自分デブオッサンと会話する必要もなかったんだけど二人掛かりで大家対応できたのは良かった。

ところで共用部分は屋外でも施設内じゃなかった?条例解釈的にどうなるのか知らんし該当したとしてもお縄にはならないわけだが。

時節柄、行政の受付が早じまいだったし勤務時間中なので問い合わせも出来なかった。というか行政に問い合わせようというまでに思い詰める繊細な人間も居るので共用部分タバコ吸うのはヤメてくれないか

というか灰皿無いので吸い殻どうするつもりですか。灰が散るのは放火にならないんですか。すれ違うと火がぶつかりかねないし化繊の服なら割とアッサリ燃えるか溶けるかしますが傷害器物損壊みたいなものにならないですか。

工事部屋の隣も気の毒だけどウチにも煙くるので洗濯物が臭いんですけど、ベランダに出ると高確率タバコふかしてるって、どんだけ休憩時間が長いんですか恨めしいって半笑いになるので止めて欲しい。

しか今日土曜日自分休日なので仕事中よりもむしろ音とか煙が気になります仕事中は無心というかオフィスだったらもっと煩いから意識の切り替えが出来て我慢できる。タバコ臭いオッサンとかお嬢さんも居るので内心で罵倒するだけで済ませられる時もある。

でも休日ダメだ。だって休日から。体休めてるからタバコの煙は体が休まらない。

他人迷惑をかけない場所で吸って。

あと工務店マジで元請けを明かせ、元請けにお願いのお電話してやるからコールセンターお嬢さんリスペクトの声色で丁寧に現状を説明して配慮をお願いしてやるから

名を明かさないとかチンピラすぎて震える。

2021-08-03

となりの犬を静かにさせてやった

となりの家が外の敷地内に小型犬放し飼いにしてた

なにもなかったらほえないけど、家の周囲の道路を人、自転車、車、バイクが通るたびにほえる

しかもくるったように吠え立てるからすげーうるさい

かといって隣家とは近所関係上言いにくい

からチラシを入れた

役所が作ったやつ

ポイントは、うるせえっていう言い方をしてない表現になってるところ

飼い主は広いほうが自由でいいだろうと思って放し飼いにするかもだけど、犬にとっては縄張りが増えたように感じてストレスになってるんだよという感じになってる

とおもったらまたちょこちょこ出すようになってるうぜえ

またビラ入れてやる

2021-07-29

隣人が怖い

昨日、定時で仕事終わってマンションに着いて

自分ちのドアに近づいたタイミングで手前の隣家のドアが開いてビクッてなった

すごい偶然だったなぁと思って家に入ったんだけど

今日、いま同じ時間に帰ってきたらまた同じ隣人のドアが勢いよく開いて死ぬかと思った

さすがに昨日の今日で不自然だなと思って

咄嗟にドアを閉めたフリしてコソッと開けてしばらく確認したけど隣人は出掛ける様子はなかった

気持ち悪い

マジで気持ち悪いわ

2021-07-12

anond:20210711184538 anond:20210711185558

夢見過ぎ。そもそも貼ったリンク高学歴じゃんっていう見ろや

なお、日本学者医者どもはニュースで取り上げられるレベル論文科学読み物で取り上げられるレベル論文に目を通していない、

海外学会見解/動向/共有を無視どころか、 日本国内学会見解/共有とすらも一致してない発言繰り返してる(anond:20210125115242)のであげきれない

本当、国際学会や著名な学術誌で是非ともそれやってみて欲しいと常々思ってるわ

直球でネトウヨ大学教授もいるし(例: 東大最年少准教授、藝大、音大)

 

ちなみに後世に名を残す偉大なエンジニアだけど、どうしようもない人の例
イアン・マードック(Ian Murdoc)

5:13pm: 俺は今夜自殺する…話すことがたくさんあるんだ、介入はしないでくれ、彼らに一緒に死んで欲しいとは思わないでくれ

5:14pm: 後でブログを見て欲しい http://ianmurdock.com

5:17pm: https://t.co/I1CSCJErWf

5:20pm: 後でブログもっと書く予定だ。でも隣の家をノックしただけで警察に殴られたんだ…彼らは俺を病院送りにした

5:20pm: その後も何回も殴られた

5:21pm: 「警察暴力をふるった」事への保釈金は$25,000だった

5:22pm: 後でもっと詳しく書く。警察はいまだにカメラが無かった。これを止めるために私はちょっとだけ地位を利用するつもりだ。

(※警察が好き勝手に殴るためにカメラを置かないのはよくあるらしい)

5:23pm: 「俺たちは警察だ。俺たちはいつでも勝つんだよ」

5:25pm: 私のキャリアは終わってしまった。もうすぐ逝こうと思う。

5:27pm: 私はある程度成功したビジネスマンでニガーではない、自殺は注目されるかもしれない

5:30pm: 今日はまだ自殺しない。まずはこれをすべて書き上げ、警察蛮行自由の国に知らしめる

5:34pm: 誰かが私のところへ警察に何をされたのか聞きに来てくれたらとても嬉しい

5:35pm: 彼らは私を二回殴ってバッテリー代として$25000を課した

5:36pm: 病院に行かなければいけない

5:36pm: 彼らは家までついてきた

5:36pm: そして彼らは私を家の外に引きずり出して更に殴った

5:37pm: 私は意見を変えなければならなかった

5:37pm: 彼らはそこから家まで追ってきたんだ

5:38pm: 私はカメラは無いのかと訪ねた

5:38pm: 答えはnoだった

5:45pm: 警察抵抗して出来たアザの写真を上げようか?

5:45pm: 小便で床に文字を書く事以外何も教えずに独房に押し込めるのはどこだ?

5:48pm: 私の経験を書き上げることで警察虐待を防ぐことになり再び同じことを聞かなくなるといいのだが

6:00pm: @jacksormwriterは私に死んで欲しがっている

6:06pm: ブログに私のケースを書こう…誰かがhacker newsかに投稿してくれたら感謝する

6:31pm: (1/2) 私の残りの人生警察職権乱用と戦うことに費やす俺は白人で去年は一億四千万稼いだんだ

6:33pm: (2/2) 彼らは無教養で、自分のための力にしか興味が無い。助けになってくれる人は連絡をくれ imurdock@imurdock.com -ian

6:41pm: 警察は無教養邪悪サディスティックだ。奴らを信じるな。

6:42pm: 残りの人生警察と闘う…奴らは友達ではない、決して信じるな。

6:49pm: 友に聞いている、なんだって賢い教育を受けた奴が警察になんかなるんだ

7:03pm: 「俺たちは警察だ, 俺達がやりたいことはなんでも出来る」

7:08pm: これは女性警察官が私のパンツを下ろした後の事だった…もしあなたレイプされた女性でなければこれはレイプとは思われないかもしれないが。

7:12pm: 俺は白人だ。たくさん稼いでたくさん税金を払った。でも彼らの虐待は同じくやってくる。一線を超えるな!!

 

 

警察トラブルになった理由:隣の家にレイプ目的で侵入通報された模様

 

ちなみに騒ぎを起こしたのは三度目で

一度目(2015年1月頃)は酔ってその隣家敷地内に侵入

二度目(2015年8月頃)も同じく酔って、その時は別の家の庭に半裸で侵入し、

その家の奥さんに「俺とfXXXしろ」と迫った模様

その時、裁判所から、年内に転居するよう命令が出ていたらしい

 

三度目で、しか裁判所命令に従ってもいないようだったので、警察マークしていたらしい

またそのフォロワー12月始めに自宅に行った際、弁護士とも口論していた、と

 

 

Debian開発者自殺直前のツイートヤバい話題 

https://fox.5ch.net/test/read.cgi/poverty/1451721467/

2021-06-29

anond:20210629120043

からなんで外交の話で外国で国単位で別の国との話になるのかな?

バベルでなくてもたった一段でいいの

自分の家の柿の木が自分の庭でどういう生え方するのかが内政で

他人とのの境界でどうするというのは自分の自宅の総面積の問題の内政にプラスされる

たった1点の隣接境界地についてその隣家の在り方(内政)との交渉外交)の話じゃないの?

その1点についてのみつきつめて「政治であるという話じゃないよね?

お隣さんが「ええよええよ、生やしとき」っていう内政をもってて、こちらの内政と折り合いが付いたら別にいいんじゃないの?



あ、やばいっておもったからすぐだけど追記するね

①折り合いがつかなかったときに云々…

 それも内政は連携するけど外交問題だよね


国内企業紛争についても

 国内政治のありかたは国ごとに違うので、その国が定めた内容で内政がとられてたら、諸外国から干渉でもないかぎり「それが法であり正義」だよね

 女性には参政権がないとか、財産権をみとめないとか、移住審査必要という国もあるよね

 それが利害、ってそれを比較して相対的に利だったり害だったりと当該国の当該政府の当該政治の下にないところが言ってるわけで

 その国の「政治」はその評価を全体として「利」としてやってるからあえていうなら政治には利しかないと思うのだけど

 政治機能しているといわれる視点からみて合法正義権力だしそうでないもの反政府分子といわれるのは

 勢力が逆転したら善悪も利害も逆転するので政治という共通項ではなくて、それぞれの政治政治が国単位であるとしたら

 カテゴリ的に国になっていても一国に2政府は、1地域に2国、というのに近いとおもうのでそれでいえば「政治の利害」はやっぱり

 それぞれの利、しかない(害や損のもとは外国にある)という形になるんじゃないのかな

2021-06-17

東京のいわゆる住宅街に住んでると

隣家生活音とかバリバリ聴こえてくるんだけどこれが普通なのか。

2021-06-06

ティ

中野区中央は狭い敷地に同じような家が同じように建ち、みっしりと並んだ区画が続く。歩いているうちに自分がどこへ向かっているのかわからなくなる。東京住宅地はそんなものだといえばそうだが、中央と名乗るからには、もうすこし街らしい華やかさがあってもよさそうなものではないか? 中野区中央は、その種のにぎわいとは無縁な場所だった。

べつに好き好んで中央まで歩いて来たわけではない。職場の寺元さんがこの1週間ほど出勤せず、連絡もとれない。社長に渡された住所のメモ住宅地図のコピーを頼りに寺元さんの居所を探し、様子を探るよう、依頼を受けて来た。他に社員は私しかいなかったからそうなったわけだ。

ファート商会という会社私たち職場だった。本社中野にあり、放屁の気体用保存容器を製造販売している。このシリンダー状の容器に放屁を閉じこめておくと、どれほど時間が経っても、栓を開けさえすれば、気体が肛門を通って出てきた瞬間のフレッシュ臭気を嗅ぐことができる。このような器具にどれほどの需要があるものかと、最初私は半信半疑だった。が、細々と着実に注文が入り、会社は今まで生き延びてきた。

中野では誰もがその日を生き延びるのに精一杯だった。いちど中野駅で電車が止まれば、もう中野を出て行くことはできなかったからだ。

もう何年も前の話だ。夕方、私は仕事を終えて秋葉原から総武線に乗り、荻窪アパートへ帰ろうとしていた。電車中野で停まり、ドアが開いた。もともと中野での停車時間は不自然に長かった。新たに乗り込んでくる人はおらず、車内に放置された乗客は、列車が再び動き出すまで忍耐強く黙っているのが常だった。だがその日の停車時間は長すぎた。15分を過ぎた頃から、いらいらと外の様子をうかがったり、ホームへ降りたりする乗客が出はじめた。それでも列車は動く気配がなかった。30分が経過した頃、当駅で列車運行を終了する旨のアナウンスが流れ、乗客は全員が外に出された。それ以来、私たち中野暮らしている。

中野は孤絶している。東京の他の区からも、日本の他の地域から隔離されたままだ。新宿よりも西に向かう列車選択的にブロックするよう、政府からJR東日本命令があったとかいう噂だ。感染症拡散を防ぎ、テレワークの普及を急ぐためらしかった。通勤を控えるようにこれまでさんざん忠告したのだから都心通勤した輩はもう帰宅させなくてもよろしいというわけだ。だが噂は噂で、なぜ中野以西への鉄道運行が突然終了したのか、本当のことを知る人はいない。少なくとも中野はいないと思う。

中野で足止めされたら、人生中野でやり直すしかなかった(生き続けていくのであれば)。テレワークをしていなかった乗客は一瞬で路頭に迷った。中野で住みかを見つけ、仕事を見つけ、生活の糧を得ていくしかなかった。

練馬杉並新宿中野境界には有刺鉄線を張ったバリケードが設置され、高いコンクリート壁の建設が始まっていた。20小銃を抱えた警備隊が昼も夜もバリケードの前を行き来していた。こうした措置に抗議したり、やけを起こしたりして境界突入する人はときどきいたが、その場で「管理」され、戻ってくることはなかった。「管理」されたくなければ、望んで降りたわけでもない中野で生きていく他はなかった。

ファート商会は、中野へ流れ着いた人間で始めた会社だった。偶然に同じ場所居合わせた三人、空き家になっていた蔦だらけの木造家屋を見つけて寝泊まりしていた三人だった。私たちは手持ちの金を出し合って米を炊き、駅前広場で獲った鳩を焼いて共同生活を送った。放屁を保存するシリンダー型容器というアイディアを出したのは、社長の鬼澤さんだった。本人の話では、食品品質検査に使う精密機器会社に勤めていたそうで、その方面知識豊富だった。最初中国から大量に取り寄せたシリンダー小箱に詰め替えて転売していた(中野から移動はできなかったが郵便物は届いた)。仕入元と取引を重ねるうちに、小ロットでも自社ロゴマーク入りの製品を作ってもらえるようになった。

その頃には空き家相続人を名乗る人物から弁護士経由で文書が届いて、私たちは追い出された(急激な人口増加のため中野地価は上がったらしい)。駅近くの雑居ビルたまたま空きがあったのでそこに移り、事務所で共同生活をしながら放屁の保存容器を日本中に送り続けた。事務所とは名ばかりで、中国から届いた段ボール箱が積み重なる室内には洗濯物が下がり、夕食の豚肉を焼くにおいが漂っていた。

三人がそれぞれに部屋を借りて事務所から引越したのは、それからさら一年ほど経ってからだ。そうするだけの資金がようやくできた、そろそろ仕事プライベートを分けたい、当面は中野から出られる見込みがなさそうだ、といった思惑や妥協が交差した結果、私たちはそろって職住同一から職住近接の体制へ移行したのだった。

鬼澤さんに渡された地図コピーを見ても、寺元さんの住みかはさっぱりわからない。どの角を曲がっても同じような家並みばかりで、ときおり家の塀に貼ってある番地表示板だけが現在地を知る手がかりだった。ひと昔前までは、スマートフォン地図アプリを見れば迷わずにいろいろなところへ行けた。中野に閉じこめられてから、その類のアプリはなぜかいっさい起動しなくなった。だから中野住宅地図は貴重品になっていた。

何度も同じ所を行ったり来たりして、ようやく見つけた寺元さんの居宅は、路地の奥にあった。旗竿地というのか、家と家の間を通って行くと不意に現れる隙間がある。そこへはまりこむようにして古アパートが建っていた。鉄柵にかかるプラ板に、かすれた文字で「シャトーひまわり」と書いてある。柵のペンキはささくれ立った指の皮のように、いたるところから剥けて、露出した地金から赤錆が吹き出していた。一階の通路には落ち葉が吹き溜まり、繰り返し人が通った箇所では砕けて粉になっていた。各戸の前に置かれた洗濯機のカバーは、もとは水色だったらしいが、雨と埃をかぶり続けて黒くなっていた。

103号室には表札も呼び鈴もついていない。寺元さんの居所はここらしいが、本当にそうであることを示す手がかりはない。ドアをノックしたら全く無関係他人が出てきて、警戒心に満ちた視線を向けてくるかもしれない。そういう可能性を考えると、ドアをコツコツとやる力が自然に弱々しくなる。返事はない。中に人の気配があるのかどうかも分からない。洗濯機の上にはすりガラスの小窓がついているが、その奥で人影が動く様子もない。小声で名前を呼びながら再びノックしてもやはり返事はなかった。

寺元さんは出かけているのだろうか。あるいは先週あたりに部屋の中で倒れて誰にも気づかれず……不意にそんな想念にとりつかれたが、辺りは埃っぽい臭いがするだけだ。やはり出かけているのだろう。

その場を離れようとして歩き始めた瞬間、背後で音がした。振り返ると、寺元さんがドアの隙間から半分だけ身を乗り出し、こちらを見ていた。禿げ上がった丸顔はいつもより青白く、無精ひげの生えた頬がこけて見えた。「田村さん、なんで……ああ、そうか……まあ、ここじゃなんなので、どうぞ……」

「散らかってるけど」

といいながら寺元さんは私を部屋に招き入れたが、中は私の部屋よりもきれいに片づいていた。ローテーブルの上にはA4サイズポスターみたいなものが散らばっていた。猫の写真の下に黄色い枠が印刷してあり、「さがしています」という文字が見えた。

「先週から急にいなくなっちゃってね、ずっと探してたんだけど……」

猫を飼いはじめたと寺元さんが言ったのは半年ぐらい前だったかランチの時に写真を見せてきたのを覚えている。たしか、ニティンとかい名前だった。額の毛が富士山のような形に、白と黒に分かれている猫だ。

「この近所では、見つからない感じ?」

毎日そこらじゅうの路地に入って見て、電柱ポスターも貼ったんだけどね。今のところ手がかりはなくて……」

寺元さんは俯いたままTVリモコンをいじくり回していた。目の下にできた隈が濃かった。

中野では孤独死が増えているらしい。突然にそれまでの生活人間関係から切り離され、中野に閉じこめられた人々が、生き残りをかけてあがき続け、一息ついたあとに待っていたものは、容赦のない孤絶だったというわけだ。

職場への連絡も忘れ、一週間にわたって捜索を続けていた寺元さんと猫との個人的な結びつきは、どれほどのものだったのだろう。そして突然に去られたと知ったときの衝撃は……いや、仕事を忘れていたのではなくて、猫を探すために休むと言えなかったから、連絡できなかったのかもしれない。猫の存在が、どれほど寺元さんの柔らかいところに入り込んでいたか、誰にも知られたくなかったから、中野ではそれなりに気心が知れているはずの私たちにも、失踪事件とそれがもたらした内面緊急事態について、口を閉ざしていたのではないだろうか……

「鬼澤さんには、寺元さんが体調崩して寝込んでたとか言っておくので、ニティンの捜索、続けてください」

「気遣わせちゃって、ごめん。僕の方からも、後で連絡入れておこうと思うから……」

寺元さんはアルミサッシを静かに開け、冷蔵庫から麦茶を出した。梅雨時の空気で蒸し暑くなり始めた部屋にかすかな風が入ってきた。窓の外に見えるのは隣家の壁ばかりで、申し訳程度についたコンクリート製のバルコニーの下には、古い落ち葉が厚く積もっていた。その隙間に何か、木の根か、古い革製品のような、黒に近い焦げ茶色のものが突き出ている。表面には緑の苔か黴のようなものが吹いて、時折、びくり、びくりと脈動しているように見える。

「寺元さん、そこに、何かいるみたいなんだけど」

「ああ、それ、引っ越してきたときからずっとそこにあって……え、動いてる?」

その「何か」の動きはしだいに大きくなり、周辺の落ち葉がめくれて露出した土には蚯蚓や百足が這っていた。そこに埋まっていた朽木のようなものは、地表面に見えていた一部分よりもはるかに大きかった。それは蛹のように蠕動しながら室内へどたりと入ってきた。麦茶のグラスが倒れ、中身がフローリングの上に広がった。

その「何か」は動き続けるうちに表皮が剥がれて、琥珀色をしたカブトムシの蛹的なものが姿を現した。痙攣的な動きはしだいにゆっくりと、動物らしい所作が読みとれるようなものになってきた。やがて内側から被膜が裂け、現れたのは肌だった。真白なその表面へしだいに赤みが差してきた。寝袋のように床へ残された被膜から、人型をしたものが起きあがる。

それは姉だった。間違いなく姉だった。17歳の夏の夕方高校の帰り道、自転車ごと、農道のどこかで消えた姉。警察が公開捜査に踏み切り、全国の交番写真が貼り出されても、けっして戻ってくることのなかった姉。落ち着いたピンク色のフレンチスリーブワンピースを着て、薔薇色の頬に薄い唇と切れ長の眼が微笑み、当時の面影はそのままに、だが記憶の中の姉よりもはるか大人びた姉が私を見ていた。

「背、伸びたじゃん」

といいながら姉が私の腕に触れた瞬間、思わず涙がこぼれた。

「そうか、田村さんのお姉さんだったのか。だからずっとそこに……」

寺元さんは何か遠く、眩しいものを見るような目で、姉と私を見ていた。

「ニティンくん、きっと戻ってきますよ」

姉は寺元さんに微笑みかけながらも決然と言った。寺元さんは照れくささと寂しさの入り交じったような顔で笑った。が、不意に真顔に戻った。

「待って。聞こえる……ニティン、ニティン!」

というが早いか、寺元さんは部屋から駆けだしていった。

かすかに、猫の鳴き声のような音が聞こえる。涼しい夕方空気が窓から入ってくる。

「もうすぐディオニュソスお祭りだね」

どこか遠いところを見ながら姉が言う。

「もうそんな季節か」

中野ディオニューシアまつりは毎年初夏に行われる。今年もたくさんの供物を捧げた行列が、狂乱状態の男女が、鍋屋横町を練り歩くのだろう。中野で過ごす何度目の夏になるだろう。いつの間にか、夏の風物詩を繰り返す季節の一部として、中野で受け入れつつある私がいた。

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