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はてなキーワード: 一時的とは

2024-04-21

anond:20240420224125

仏の教えは合理的基本的理屈の前提となっているのは、この世界には「因果関係」があって、あらゆる物事因果関係連鎖で成り立っていますってことだけ。

・絶え間ない因果関係の連なりがあるから諸行無常」。諸行無常ってのは、あらゆる物事は変化し続けているってこと。

諸行無常世界普通人間経験すると、「一切皆苦」と感じる。あらゆる物事が変化し続けているってことは、やがては人の望まない状態になり得るし、たいていはそうなるから人生には「四苦八苦」がつきもの

普通人間は、永遠不変の私がいることを素朴に信じていて、その『私』に強く執着している。しかし実際は、「諸法無我」。つまり永遠不変の私は存在しないということ。なぜなら、私はこの世界の一部であって、世界の一部であるからには因果関係連鎖によって一時的に立ち現れている物事しかいから。身体五感思考欲求一時的に立ち現れているものに過ぎない。私という存在もまた、諸行無常であり、ゆえに諸法無我

普通人間諸行無常世界に在って一切皆苦と感じるのは、『私』に強く執着しているから。世界も私も変化し続けているものから、『私』の思い通りになるとは限らない。それなのに、思い通りにならないとそのたびに苦しい。

一切皆苦と感じる原因が『私』に対する強い執着であるなら、その執着を薄め、消し去ればいい。この世界諸行無常であり諸法無我であることを、知識としてではなく、感得することができたなら、『私』への強いこだわりは霧散し、世界一切皆苦とは感じなくなるし、副産物として利己性も消える。これが悟りの境地。

・この世界諸行無常であり諸法無我であることを感得するには、感得するトレーニングを繰り返して感得する認知能力を高める必要がある。自転車に乗れるようになりたいなら自転車に乗るしかないのと同じ。このトレーニング仏教修行の中核。昨今では「ヴィパッサナー瞑想」とか「マインドフルネス」とか呼ばれている。ヴィパッサナー瞑想で得られる認知能力を「智慧」あるいは単に「慧」と呼ぶ。

・『私』に対する強い執着を薄める方法ヴィパッサナー瞑想以外にもう一つのアプローチがある。「慈悲」つまり利他的な心を育てる瞑想利他的実践を繰り返すこと。

ヴィパッサナー瞑想だけしていれば悟れるかというと、そうでもない。「戒」:瞑想に集中するための環境や習慣を整え、「定」:ヴィパッサナー瞑想必要集中力を高めるための瞑想も行う。これらをヴィパッサナー瞑想と合わせて「戒定慧」と呼ぶ。仏教実践基本的にこの三つ。もう少し詳しくは「八正道」と言う。

というのが、私の理解もっと詳しく知りたければ「」でくくった単語検索して一つずつ調べるか、書籍なら仏教思想ゼロポイントおすすめ

思想史的な観点ちょっとだけ補足。仏教教祖である釈迦の没後、スリランカミャンマーあたりに伝わったものが初期のノウハウ比較的色濃く伝えている。これは上座部仏教南伝仏教小乗仏教とか呼ばれてる。一方、中央アジア等を経由して中国に至るうちにかなりの変貌を遂げたのが、北伝仏教大乗仏教とか呼ばれてる。日本仏教中国経由で伝わったもので、基本的大乗仏教輪廻転生仏教オリジナルアイデアではなくて、インドネパールあたりにもっとから根付いていたアイデア(輪廻転生だの神や悪魔だのの有無は、今生きているあなたが苦から逃れるために重要なことではないですよ、肝心なのは八正道実践、ってのが仏教スタンス)。天国地獄アイデアはおそらく中央アジアあたりで仏教に混淆した。先祖の供養が大事みたいなアイデアはたぶん中国で混ざった。

anond:20240420195020

cloq 一生公共の場に来るなと言われているのとは明らかに違うので増田が混乱してるのが悪い。

このコメント、さすがに屁理屈が過ぎるかと。

一時的に緩和する方法がない人たちにさえ、静かにできないなら〜 が言われてる状況。

「いつだったら来ていい?」のかを誰も言わないならば、それは恒久的に来るなと受け取られても文句は言えない。

例のブックマークコメントには、映画館お気持ちを代弁してルールを語る人たちさえ存在した。

映画館から文句を言われない限り、映画館は、その程度の騒音を受忍している。

観客のあなたが気に入らないからと言って、あたか映画館側の方針違反してるかのように非難するのは、詐術だ。

あなたが悪いと思う、あなたが考えるモラルに照らして悪いと思う——…それだけでしょ。

必要なのは「来ていいよ」と受け入れを表明する態度です。

マジョリティ普通の快適さを優先して、症状を持つ人たち、赤ちゃんを持つお母さんたちをも排除するのは、多様性のある社会ではない。「普通」の人に都合のいい「一様な」ソーシャルだ。

2024-04-20

anond:20240420105549

完全に世界の男の魅力のトレンドと逆を行ってるな。

日本女の要求する男への「清潔感」てのは欧米とくにアメリカに行ったら典型的ゲイの特徴なんだよ。

髭を生やしてなかったら大人らしさや男らしさに欠けるし、ましてや髭脱毛とか化粧とか始めたら完全にゲイ判定されんだよ。

最近心配なのは10代、20代の男が彼女に言われたからと言って完全髭脱毛してることが多い件。

髭を剃れというだけなら一時的日本適応するだけなのでともかく、脱毛しちまうと将来外国で暮らすときゲイやしょぼい男扱いされてナメられるんだぞ。

日本男が外国でナメられやすいのは日本女がナヨナヨした「清潔感」というスタイル要求してるからだ。

出世恋愛とか、生きやす全般に影響あるからな。

とりあえずアメリカ大人で魅力的な男であるためには、髭を生やして、日焼けして、筋肉つけて、寒くても薄着短パンはいて、肌ケアなんてしないことだ。

国によってここまで要求されるものは違うし、特に日本の「清潔感」は異常な要求なので、少なくとも髭脱毛みたいな取り返しのつかない身体への変更を他人要求するな。

とにかく、おまえら日本女の要求する男への「清潔感」は異常だってことを理解して反省しろ

あとスメハラとか言って他人体臭文句つけてるが、海外だと他人体臭文句つけること自体ハラスメントだし殺されても知らんぞ。そもそも日本人は男も女も魚や味噌臭いしてんじゃん。なんかおまえら自覚ない奴多いけど。

映画館マナーモード?電源オフ

仕事が忙しいときでも週末はよく映画を観に出かける。話題作は公開日の週末のレイトショーで観るし、観たい作品が重なったときは翌週、出直して、観たりする。本当に映画好きな人に比べれば、まだまだ少ない方だけど、自分の周囲では結構映画館に出かけている部類に入るようだ。

映画館に着き、チケットを買い、ポップコーン飲み物を手にして、シアターに入ったら、次にやるべき作業携帯電話のチェック。本編前に流れる鑑賞マナームービーでも触れられているけど、上映中の携帯電話操作は周囲の人の迷惑になるので、携帯電話操作しないのはもちろん、あらかじめ利用できない状態にしておくのが基本。

つい先日、映画館に出かけたとき予告編が始まるや、前の席に座った2人組の女がスマートフォンを取り出し、端末をスクリーンに向けたときは「おいおい、それはダメだろ!」って思ったら、暗闇でツーショット自撮りをはじめて、ちょっと驚かされたなんてこともあった。予告編の間とは言え、ちょっとねぇ……。

じゃあ、何をもってして、「利用できない状態」というのか。普通に考えると、マナーモードか、電源OFFってことになるんだろうけど、以前、どこかで見かけたアンケートではマナーモードと電源OFFが半々くらいの比率だったと記憶している。「通常のマナーモードで十分じゃないの?」っていう人が多そうだけど、着信時にバイブが振動して、映画のシーンによっては周囲に振動音が響いてしまうかもしれないし、自分の席の前の荷物フック(前の席の背中側)にカバンをかけておいたら、カバンの中に入っている端末が着信時振動して、前の席に伝わってしまった……なんていうこともありそう。

最近自身NTTドコモ回線で使っているAQUOS ZETA SH-03Gは、本体側面にイルミネーションが備えられていて、メール着信などを光で知らせてくれるんだけど、これも胸ポケットなどに入れておくと、上映中に煌煌と光ったりして、目立ってしまう。映画館以外でも気になることがあるので、サイレントマナーなどと連動して、イルミネーション一時的に光らないモードも用意しておいて欲しいところだ。

また、もうひとつ気になる存在なのが最近増えてきた腕時計型のウェアラブル端末。たとえば、Apple Watchは腕を傾けると、ディスプレイ文字盤などが表示される。普段はこれが便利なんだけど、映画館などではポップコーンに手を伸ばすたびにApple Watchが光ってしまうなんていうことも……。しかたないので、最近は上映開始前に腕から外して、ジーンズポケットしまってますApple Watchに限った話ではないけど、ディスプレイが光るウェアラブル端末一定時間、表示を簡単にOFFにできるモードがあると、便利

さて、最終的に「利用できない状態」をどうするか。本編上映前の鑑賞マナームービーでは「電源をOFF!」なんてアナウンスされているし、映画館によっては鑑賞マナーWebページを用意していて、TOHOシネマズのページでは「上映中は携帯電話の電源はお切りください」と明記されているので、やっぱり、電源OFFが基本なのかな。ただ、一度、電源を切っちゃうと、「次に起動に時間がかかるからイヤだ」なんていう人も居るだろうから、そういう人は飛行機に搭乗するときなどに使う「機内モード」にしてみるの手。

2024-04-19

anond:20240418200740

増田が書いたような「地方都市よりの田舎」なら、移住者や転勤で一時的に住んでる人間もかなり多いし、他人の出入りが結構あるからそこまでベタベタ地域の繋がりはないと思うんだけど、書かれてる悪口はいわゆる「土着型の田舎者」って感じなので、なんか違和感ある 

anond:20240419133058

から政府としてはこう読みます」っていう解釈

憲法学者裁判官と言った憲法や法の専門家がことごとく否定している、

たか一時的政権に過ぎない自民党解釈を正とする時点でお察し。

馬鹿丸出しはお前だよ。

anond:20240419121647

移民少子化対策じゃないのでちょっと話が違うかも

少子化の結果である労働力不足を一時的に補う事はできるけど

2024-04-18

地デジとか健康保険証とか、旧式を完全に捨てられるパターンはもうちょっと一般的になってほしい。

旧式を末永く引きずるより一時的に混乱する方がずっとマシだ。

anond:20240417213550

その死んだウリボウです。

増田の体を一時的に借りて話しています

憐れんで下さってありがとうございます

あなたのような方がいるということだけで、私は浮かばます

野生のわたしたちは、そのまま死んで山に還るのが一番なのです。

から大丈夫ですよ。

あなたに良きことが起こるよう、天国から祈っています

それではさようなら

増田の体から出る音)


あれ?何書いてるんだ俺は?

ウリボウ

訳わかんねえの

それよりクンニせい!

anond:20240417234838

シレン好きには Dungeon Crawl Stone Stoup (DCSS) をやってほしい。オリジナルDungeon Crawl でも良い。

難易度もっと不思議クラス。最悪2Fで即死することもある。シレンをやった後で驚くのは、敵のAIが段違いに賢いところ。待ち伏せしようとしたら、逆に奇襲されたりする。群れで行動したり。麻痺アビス送りといった即死級の攻撃を受けることもあるが、モンスターの詳細を見ることができるので、初めて出会う敵でもある程度対策を立てることはできる。

攻略としてはスキル配分が最重要レベルに相当するもので、スキルを伸ばさないと火力がでない。武器スキルに振るか、防御スキルに振るべきか、悩むのが楽しい種族職業信仰の組み合わせが豊富なので何度でも違ったプレイできる。脳筋のMinotaur Fighter Okawaru、術師のDeep Elf Earth Elementalist Makhleb、暗殺ならSpriggan Enchanter Dithmenos、遠距離武器ならHunter Fedhas Madash。特に信仰によって得られる力が強い。

スペルの種類も多い。術師系は領域が多くて本当に面白い。例えば、数マス距離を取るBlink、氷の雲で継続ダメージ死霊術で無敵状態になったり、一時的な味方召喚したり。脳筋場合は基本殴るだけだけど、神器に相当するアーティファクトエゴがあり、耐性をどのように組み合わせるか考えるのが楽しい

自動探索、自動攻撃が便利。便利ダッシュを究極に快適にした機能があり、「o」キーと「Tabキー連打で退屈な場面はサクサク進める。最近のDCSSは如何に単調なつまらないプレイ排除するかという方向にアップデートしていってる。呪いや食料、サビ等のアイテム破壊される行為も一切なくなった。シレンだと矢稼ぎとか、デビル狩りとか、いわゆるスカミングができてしまうが、これらも徹底してできなくなった。シレンはこの辺が辛い。

anond:20240418110000

受験勉強時間ゴミ箱だよ。一切覚えてない、って誰に聞いてもそう返ってくるから

大学受験のために必死で詰め込んだ内容は、今では全く覚えてません。

……一流企業に勤めてる連中も口を揃えて言うんだから

受験勉強って、入社試験大学ネームバリューに頼りきりになってる現状の歪みをついたハックでしかない。SEO検索エンジン最適化)みたいなもんよ。

能力を測るんじゃなく代わりに肩書きを競わせるゲームのようなこと繰り返してたら、いつか破綻するぜ。今の壊れた Google 検索みたいにさ。

こういう話すると怒る人もいるとおもうけどね、だけど考えてもみてくれよ。

テストって理解度確認する検査だろ?

テスト前に一時的に詰め込んで回避するって……、それじゃテスト意味がない。不正じゃん。

若い頃の豊かな感性を、不要情報を詰め込む灰色マシーンになってドブに捨てるより、感情をフルに使えて心から楽しいと思える遊びを全力でして、恋愛もして、青春謳歌した方が、ずっといいさ。

広告ブロッカーが問いかける、インターネット広告理想現実

インターネット広告を巡る議論は、常に賛否両論を呼んできた。広告情報流通に不可欠な存在である一方、ユーザー体験を損ねるものとしても認識されてきた。近年、広告ブロッカーの普及により、この議論に新たな火種が投じられている。

広告本来目的は、広告主の商品サービスについて、ユーザー有益情報提供することにある。それは、ユーザー広告主の間のコミュニケーションの一環であり、両者にとってWin-Win関係を築くことが理想とされる。しか現実には、多くの広告本来目的を見失い、ただ単に広告収入を得ることだけを目的としているように見受けられる。

特にブログアフィリエイトサイト上の広告は、質の低下が顕著だ。ユーザーを騙してクリックさせるような広告ばかりが目につき、ユーザー体験を大きく損ねている。これらは一時的には収入を得られるかもしれないが、長期的にはユーザーの信頼を失い、広告主のブランドイメージも傷つける。広告収入というシステムから利益を得ようとするあまり本末転倒な状況に陥っているのだ。

特に深刻なのが、SNS上でのAIを利用した詐欺的な広告蔓延だ。巧妙に作られたこれらの広告は、ユーザーを欺いて個人情報を盗み取ったり、偽のサービス誘導したりする。健全広告というよりは、もはやサイバー犯罪一種と言っても過言ではない。プラットフォーム信頼性根本から揺るがす由々しき事態と言えよう。

こうした状況下で、広告ブロッカー存在無視できない。ユーザー立場に立てば、質の低い広告ブロックするのは正当な権利だと言える。しかし、媒体運営者にとっては死活問題だ。広告収入依存するビジネスモデルは、存続の危機に直面している。だが、ユーザーによる広告ブロックを「不当」で「利己的」な行為と決めつけるのは短絡的だろう。問題本質は、広告収入のみに依存し、広告の質の向上よりも単価の上昇で対応してきた媒体運営者側にあるのではないか

さらに、広告主の視点から見ても、課題は山積している。詐欺的な広告主と正当な広告主の区別は容易ではない。ユーザーからすれば、どの広告が信頼できるのか判断しづらいという実情がある。そしてこの問題の背景には、広告業界全体の不透明構造がある。広告代理店やアドネットワークが介在することで、広告主とユーザー距離が離れ、悪質な広告主が紛れ込む余地が生まれしまう。広告主側も、自社広告配信状況を十分に把握できていない可能性がある。

結局のところ、問題本質利権問題に行き着く。質の低い広告詐欺的な広告を野放しにしているのは広告提供業者であり、その広告提供業者を公に許しているのは各種大型プラットフォーム(SNS及び動画サイト)や中小ウェブサイト経営者だ。そしてこの中で、詐欺広告や質の低い広告自主的制限可能なのは提供業者と大型プラットフォーム経営者のみ。特に大型プラットフォーム経営者は、広告主と消費者を結ぶ重要結節点であり、交渉力を持ち合わせる業界ルールメイカーとしての立場にある。

ここで問われるのは、消費者が大型プラットフォーム経営者に対して、質の低い広告詐欺的な広告を載せるなと要求する権利があるのかどうかだ。言い換えれば、消費者利益のために、プラットフォーム経営者の「しない自由」を制限する正当性があるのかという問題だ。

この問いに対しては、肯定的な答えが導き出せるだろう。今やインターネット公共の場であり、現実ビジネスの場となっている。プラットフォーム経営者には、その公共性を維持する責任がある。そして何より、消費者が実際に被害を受けているという現実がある。詐欺的な広告による経済的損失や、プライバシー侵害への懸念看過できない。にもかかわらず、プラットフォーム経営者がその要望真摯対応してこなかったのは問題だ。

この状況を打開するには、消費者広告主、プラットフォーム運営者の三者が協力し、具体的なアクションを起こしていく必要がある。

まず、プラットフォーム運営者は、消費者からフィードバック積極的活用し、広告審査体制を強化すべきだ。AI活用した自動検知と並行して、人間の目による確認を徹底することが求められる。また、広告主の身元確認厳格化し、広告内容の事前審査義務付けることも重要だ。広告ポリシーを明確に定め、違反広告には厳正に対処する姿勢を示さなければならない。

広告主側にも、自社広告配信状況を適切に管理し、質の高い広告提供する責任がある。業界団体などと連携し、自主規制ガイドライン作りを進めることも有効だろう。

そして消費者は、問題のある広告積極的通報し、健全広告環境作りに主体的に参加することが求められる。プラットフォームに対しても、改善を粘り強く要請していく必要がある。

プラットフォーム経営者には、「しない自由」よりも、「すべき責任」がある。業界リードする立場である以上、消費者の信頼に応える努力を怠ってはいけない。もちろん、行き過ぎた規制表現の自由市場健全な発展を阻害する恐れもある。だからこそ、消費者広告主、プラットフォーム経営者三者が対等な立場議論を重ね、バランスの取れたルール作りをしていくことが大切なのだ行政にも、この取り組みをサポートする役割が期待される。

ここで、インターネット本質的な位置づけについても考えてみたい。インターネットは、当初は「市場原理に任された自由な場」という性格が強かった。規制は最小限に留め、自由競争を促すことが重視されてきた。しかし、インターネット社会に不可欠の基盤となった現在、その公共性は著しく高まっている。フェイクニュースヘイトスピーチプライバシー侵害など、弊害への対策が急務となっている。

こうした認識の下、各国で法規制の動きが強まっているのは事実だ。だが、だからと言って行き過ぎた規制は避けなければならない。インターネットイノベーション表現の自由を阻害しないことが肝要だ。市場原理と公的規制バランスいかに取るかは、社会全体で知恵を出し合うべき課題である

今こそ、従来の広告依存ビジネスモデル見直し、新しい価値交換の形を模索すべき時だ。サブスクリプションモデルや有料記事など、ユーザーに直接的な価値提供し、対価を得るビジネスモデルへの転換も一つの選択肢となるだろう。情報に対する価値観も変化し、良質なコンテンツには対価を払うという意識が広がりつつある。

また、広告収入の一部を広告審査の強化に充てる仕組みを作ることも検討に値する。広告の質を高めることが、結果としてプラットフォーム収益向上につながるのだという認識を、業界全体で共有することが重要だ。

健全広告業界の発展は、ひいては健全インターネットの発展につながる。広告主、メディアユーザー三者が協力し合い、透明性と信頼を高めることで、より良い広告の在り方を模索していくことが求められる。広告ブロッカーの普及は、そのための重要な転換点となるはずだ。

インターネットは、「市場原理に委ねられた自由な場」から公共性を帯びた社会基盤」へと変貌を遂げつつある。そして、我々はその変化の只中にいる。だからこそ今、インターネット広告の在り方を問い直し、健全インターネット未来を築くために行動を起こす必要がある。広告ブロッカーが投げかける問いは、そのための重要な一歩なのだ私たち一人一人が、その問いを自分事として捉え、できるアクションを起こしていくこと。それが、より良いインターネット未来を切り拓く鍵となるだろう。

2024-04-17

anond:20240417155341

Xでの発言が原因で誹謗中傷受けるようになったけど、

一度、そう言う層から敵と認定されたらXは勿論、

PixivとかFanboxも常に誹謗中傷が届くようになるし、

マシュマロは毒マロしか届かなくなるし、

Xで相互フォローの昔から友達に火を付ける奴も出てくるし、

それが原因でブロックされたり、ディスコから追い出されたりするし、

一時的に鎮火しても昔の発言を掘り返して火をつけようとしてきたり、

当たり障りのない生活ポストをしても反省の態度がないって燃やされるしで本当に参るよ。

私は幸い、リアル生活が割と充実していたので、SNS関連をすっぱり切って何とか乗り切ったけど、

SNSへの依存度が高い人なら自殺を考えるのもおかしくないし、

逆に自殺するまで誹謗中傷は止まないものだと思ってる。

まあその人達の根っこにあるのが「和解協調」なのか、それとも反対の「闘争支配」なのかは見てりゃ分かるよね

後者だと見抜けたらその人やコミュニティには近づかないのが一番かと

一時的勝利したとしても永久に次の攻撃目標を探しだすのが後者なので

2024-04-16

anond:20240410135624

SEEDの次はGガンだし、ガンダムはもう老人向けの終活作品なんだよ。

実際、若い人達に人気の高かった水星魔女は、古参ガノタから酷評されてただろ?

作る側は世代交代の為に頑張ってるけど、古参ガノタ若い人間排除するから

一時的に盛り上がっても、最後は老人向けの内輪作品に収まってしまうんだよ。

anond:20240416143815

1. 買収の可能性について

投票先に関わらず報酬がある場合でも、金銭インセンティブ設計によっては、特定候補者政党への投票誘導する可能性は依然として存在します。例えば、高額な報酬を設定することで、富裕層特定利益団体に有利に働く可能性があります

報酬制度設計には、公平性と透明性を確保することが重要です。また、報酬額が投票行動に与える影響について、十分な調査検討を行う必要があります

2. 財政負担について

かに、国が通貨発行権を持っているため、財源そのもの原理的に問題になることはないと言えますしかし、**通貨発行量を増加させることは、インフレリスクを伴います。**特に国内産業脆弱供給能力が不足している状況下では、インフレ懸念はより高くなります

また、金銭配布による財政負担は、将来世代にまで影響を与える可能性があります。長期的な視点に立った財政規律を維持するためには、金銭配布以外の投票率向上策も検討する必要があります

3. 倫理的問題について

投票は、市民としての義務であり、権利です。金銭投票誘導することは、市民自主性と責任感を損なう可能性があります

投票率向上は重要課題ですが、**倫理的観点からも慎重に検討する必要があります。**投票の意義や重要性について、国民全体の意識を高めることが、より根本的な解決策につながると考えられます

4. 循環論法について

政治不信政治参加への無関心は、投票率低下の原因の一つです。これらの問題解決することで、投票率向上につながると考えられます

提案されている金銭配布は、一時的効果しか期待できない可能性があります。なぜなら、金銭インセンティブだけでは、政治への関心や理解を高めることはできないからです。

5. 反論の生成について

ご指摘の通り、**AIを用いて反論を生成することは可能です。**しかし、今回提示した反論は、AIによる自動生成ではなく、人間専門家による分析に基づいています

anond:20240416142257

まず投票先に関わらず投票自体報酬がある場合の話をしているので2の買収の話は関係ない。

3,5に関しては国が通貨発行して負担すればいいだけ。自国通貨を発行可能な国で財源そのもの問題になることは原理的にありえない。国内産業がろくになくて供給不足で高インフレになってるとしてもそれは供給能力の不足が問題なのであって財源は関係がない。

4はそもそもその投票義務が果たされないからそれを解決するための解決策として提示してるのだから倫理的問題を言うのであれば倫理的解決策を述べるべき。そもそも投票権を売買してるわけではないのだから商品化しているという表現は奇妙である

1だが政治不信問題根本的に解決されるわけがないし、政治不信投票率を上げる提案にはそもそも関係がない。政治参加への無関心を解決するための提案なので循環論法になっている。投票に関する情報不足広報問題であってこの解決策の反論にならない。一時的しか効果がないというが根拠がない。

ていうか1~5の反論AIで生成してるだろ。

anond:20240416141829

1. 本質的問題解決にならない

投票率が低い理由は、金銭的なインセンティブの欠如以外にも、政治への不信感、政治参加への無関心、投票に関する情報不足など、様々な要因が考えられます金銭配布は、一時的投票率を上げるかもしれませんが、これらの根本的な問題解決することはできません。

2. 金銭で買収される可能

金銭配布は、金銭投票を左右してしま可能性があります金銭に困窮している人や、政治に関心がない人は、金銭目当てで投票する可能性が高くなります。これは、民主主義の根幹を揺るがす重大な問題です。

3. 財政負担が大きい

すべての投票者に金銭を配布するには、莫大な財政負担がかかります。限られた財源を金銭配布に費やすよりも、政治教育の充実や投票手続き簡素化など、より効果的な投票率向上策に投資すべきでしょう。

4. 倫理的問題

金銭配布は、投票を「商品」として扱うという倫理的問題があります投票は、市民としての義務であり、権利です。金銭投票誘導することは、市民自主性と責任感を損なうことになります

5. 他の政策への影響

金銭配布は、他の政策への影響も懸念されます。例えば、最低賃金の引き上げや社会保障制度の充実など、より重要政策への財源が不足してしま可能性があります

2024-04-15

じいちゃんばあちゃん若返る 第一話に寄せて

どうもこんにちは

面倒くさいアニメファンです。

じいちゃんばあちゃん若返る の第一話を見て、どうしても突っ込みたいところを突っ込むので気が向いた人だけ読んでくれ。

なお、アニメしか見てない。

漫画の方は今後買う予定だけど今月クレカの支払いがヤバいので来月以降の予定。

ちなみにこれは「こう書かなきゃ行けない」という話では無く、興味を持ってくれた人により深く楽しんでもらうための解説であるからして、そのつもりでひとつよろしく

りんごの木について

りんごの木の書き方が妙にリアル

りんご高木にあたるので、そのままにしておくと凄く大木になってしまう。すると作業性が著しく悪くなる。剪定、収穫、防除が難しくなる。

また、日の光が均等にかからないとまずいので、背が高くならないように、また横に向かって伸ばすように育てる。

そのため、上から見ると、枝が放射状に横に向かってにょろにょろと手を出すように広がっていく。

ただし、こうするとりんごの実がることによって枝が折れたりする。それを木の棒で支えている。これも作中で描かれているね。

これを丸木栽培と言って、最も古いりんごの育て方だ。

じいさんばあさんが昔植えたという、そして黄金りんごを実らせた木がこれにあたる。古木に多い。

一方で、作中には、並木状になっているりんごの木があったと思う。これを「矮化栽培」という育て方だ。

先ほど言ったように、りんごというのはそのまま置いておくと大木になる。またコントロールが難しい。そこで、わざと大きくならないりんごの木を作って、それを高密度に植える育て方、それが矮化栽培だ。

りんごに限らず果樹は基本接ぎ木である。根っこの部分には生命力と根が強い木を台木にし、更にその上に目的の木を接ぎ木する。通常はそれだけなのだが、そのままで大木になる。

そこで、根っこの台木の上に、一度矮台という大きくならない木を間に挟んで、更にその上に目的品種を継いだ特殊な苗を使う。これを矮化栽培という。これによって木が大きくならずに育てる事ができる。

のだが、しかしこの矮化栽培も、だんだんと木が大きくなってきて、旧来型の丸木栽培に近くなっていく。こうして、並木のように並んでいる大きなりんごの木ができる。

じいさんばあさんは戦中派なので、最低でも90歳オーバーであることを考えると、ちょうどこの矮化栽培の普及時期に開拓をしていると思われる。

じいさんばあさん若返った後は?

若返ったので、今後、じいさんばあさんは改植を進めていくものと思われる。

大きくなった矮化栽培は、矮化栽培メリットがほぼ無くなる上に、丸木栽培よりも高密度なので丸木栽培メリットも無い。と言う事で、通常は一定より大きくなったら切り倒してしまって、新しい苗を植える。この時に最新の品種を取り入れたりする。これを改植と言って、果樹農家基本的に絶えず行っていく。

のだが、改植すると当然一時的収入が減る。また高齢になってくるとなかなか未来の事を考えて行動するということができにくくなってきて、改植が進まない。

そこで、じいさんばあさんは大きくなった矮化の木を残していた(矮化栽培は枝を支える手を使うレベルまで育てるのは育てすぎ)と思われる。

が、若返ったので、この後は矮化栽培を進めていくと思われる。

さて、今の時代は、更に進んだ栽培方法がある。じいさんばあさんは、日本りんご栽培が本格化するところ、その近代化を担ってきた世代である。当時最先端技術を使ったベンチャー企業みたいなものだ。そう言う精神を持っている2人なので、今後は新しいことを入れていくと思われる。例えば以下の様な栽培方法がある


作画の都合上省略されたり変更されたりしていると思われる部分

まず、OP 果樹農家が使うのは三脚なのだが、これが脚立になっているのは、おそらく参考になる品物が近くになかったからかな。

基本的果樹農家が使うのは三脚である。足が多い方が安定するように思うかもしれないが、三脚場合は3本目の足の位置を調整することで下が安定していない坂などでも安全に安定させる事ができると言う特徴がある。これが脚立の3本足だと、一本が浮いてしまうのだ。

日本では、伝統的に平坦な場所コメまたは麦を育てる場所として使われる。そのため、果樹園は傾斜地にある事が多いのである

物語的に変更されたと思われる部分

先祖伝来の土地はあまり多くない

りんご栽培が本格化したのはここ150年ほどで、更に言うと戦後である戦争から引き上げてきた人々が、食っていくために開拓をした土地りんごを植えた所から本格化している。

日本農業は米を重視していて、それに適した所はほぼ開拓されていた。その残りと言うのは、傾斜地で水がなかったりとするところである。そこを開拓した所だ。

じいさんばあさんは戦中に生まれ若い時期を戦後の混乱期を過ごした人たちなので、恐らく先祖伝来の土地よりも、自分たちで開拓した土地の方が多いと思われる。

ただ、聞くところによると、2人とも元々地元豪農の生まれらしいので、そういう点ではあるのかもしれない。

津軽りんご農家豪農が多く、後継者も多い

りんご農家豪農が多く収益率も高い領域だ。

全国から考えると比較収益性が高く後継者も多い優良な事例が多い。また、じいさんばあさんは最低でも90歳と考えると、恐らく息子さんは定年直前ぐらいではにだろうか。

一緒に暮らそう、と言うよりも、どちらかというと定年帰農を考える話になっていくのが現実によくある話だと思う。

そうすると話が複雑になってしまうので、省略されたのだと思う。

まとめ

りんご農家アニメ化するってのは結構レアなんで農協とかコラボやろうぜ

まだりんごシーズン本格化前田からやれるって。

anond:20240415190323

一時的にはそうだけど、最終的には消費者が減って仕事のもの消滅するからしかないぞ。

大阪万博は想定以上の失敗となり、責任の追求を躱したい政治家大阪に巨大なカジノ建設し、経済効果を実積にしようと奔走する。

カジノ海外観光客ターゲットとしていたが、そもそもギャンブル好きの日本人にも好評、一時的には大きな経済効果話題になるも、その影では多くのギャンブル中毒者を生み出し、カジノ破産者も多く現れた。

破産者たちはドヤ街に溢れるようになり、大きな社会問題化観光への悪影響を懸念した行政は、ドヤ街を囲う巨大な壁の建設を始める。

壁に囲まれた巨大な都市空白地帯を、人々は「ネオ西成」と呼んだ…

anond:20240415091941

怪獣がいる世界線では、限界集落化した村落に山に住んでる怪獣が現れて暴れることもあるけど、

国も国民メディア一時的には興味があってもすぐに興味をなくしてしまって「なかったこと」になってるんじゃない?

阪神淡路大震災東日本大震災は未だにその日になると振り返りとかされるけど、

その間や前後にあった閑散地域で起きた、かなりの被害が出た震度6以上の地震に限っても覚えている人がほとんどいないのと同じなのだと思う。

anond:20240415082941

お仕事でやっている人はガチgeekには勝てない これよくわかんないな 少なくともTwitterご意見番やってるようなやつは実務はできないってのはほぼ真実 一部例外もある

(anond:20240415142336)

 

そこで、𝕏・・・・って感じですけど、まぁそれは横に置いておいて、前提は、下記なんですよね

最前線の開発だとポンコツはいなくていいというか積極的排除したい

https://anond.hatelabo.jp/20240415080921#

 

何を持って最先端としているかはわからないですが、

とりあえず、ポンコツが入り込まないだろう(例外的に入ることもあるけど身バレするレベル)の案件を想定しました

geek以外は働いていない・採用されない・勤務していない認識です

ITサラリーマン必要なのは技術じゃなくて、テキトーさしすせそなんで

 

某ミドルウエアとデストリにいた時、見ている限りでは技術的な正論は歓迎されてましたけど、

それ以外のところではあらゆる正論が歓迎されてるの見たことないですね

 

まぁ万規模のインフラ構築も炎上していなくてエンドの担当者がやる気あれば正論通るか

https://anond.hatelabo.jp/20240207225600#

 

 

あと、そもそもなんですけど、主題そこじゃない

[] アニメーターIT屋さん



アニメ制作の流れや、趣味商業目的使用されている技術についての説明に使えそうな動画を探してたら、かなり辛辣というかキツい主張をしているアニメーターの動画を見つけた

動画主(アニメーター) の主張は雑にこんな感じ

  1. アニメーターの平均年収は440万円で、日本の平均よりも若干高い
  2. トップ層のアニメーターは年収が1000万円を超えるし、原画トップ層は1600万円を稼ぐこともある。トップ層には届かずとも、監督であれば600万円台の年収が見込める(これは地方役職付き社員首都圏の中堅社員と同等の水準)

    ※1と2は、一般社団法人日本アニメーター・演出協会の情報を参考にしている模様

  3. アニメーターは誰でも目指せる職業だが、そのためにトップクラスとそれ以外の間に大きな差が生じている。技術が低いアニメーターのポンコツ作画修正するのは、作画監督やより優れたアニメーターの仕事となっている
  4. 稼げない、生活できないのは単純にアニメーターに向いていないからでは?トップクラスになれなくても、必要技術能力があれば、平均的なサラリーマンよりも稼ぐことが可能
  5. ポンコツをクビにしたくてもできないというか、技術が低いポンコツアニメーターが多いことがアニメ業界の本当の闇

 

動画主(アニメーター) の主張を聞いたワイの感想は、その意見も一理あるというか、ほぼ全面的に『まあ、そうでしょうね』という感じ

特に動画主(アニメーター)が指摘する『トップクラスとそれ以外の間に大きな差が生じている』という現象は、アニメ業界に限らず、ほとんどの分野で見られる

 

例えば、『20代から40代までなんとなく続けてきた人』と、『40代から新たに挑戦する能力の高い人』だと、後者が勝つ傾向にあったりする

これは、人間能力が、身長のように目に見えるほど差があるという、残酷現実を示す一端だ

 

からこそ、世に溢れる自己啓発書では、わがままが許される状況下なら、『特別に好きなこと』もしくは『競争に勝てる得意なこと』のどちらかを仕事に選ぶべきだと大昔から説いているんだね

競争に勝てなくても三度のメシより好きなことに情熱を注ぎ続けられるなら、後悔のない自分らしい人生を送れる可能性が高いし、好きなことでなくても競争に勝ち続けられることなら、プライベートに注力できる時間や余裕が生まれから

 

ちなみに、年収が低いアニメーターはアニメーターに向いていないという意見だが、IT業界にも当てはまる。年収が低いIT屋が、IT屋に向いていない可能性はそこそこ高い(もちろん、金銭的な成功ではなく、技術探求に情熱を注ぐ人もたくさんいるし、無給で自宅で勉強するのではなく、会社給与を得ながら学ぶ戦略一時的に取る人もいるので、そういうのは例外)

 

強いて動画主(アニメーター)の主張に対してワイがツッコミを入れるとしたら、ポンコツアニメーターも人間であり、尊重されるべき存在であること、ポンコツにも生活があることを忘れずに、接しましょうかな。気軽にクビに〜とか言ってるけどね。つか、業務を依頼したり、雇用した時点で、責任は伴うもんでしょうよ

自分がどのポジションにあっても、すべての人に敬意と思いやりを持って接するべきだよね、スキル関係なくさ

 

 

ちなみに、日本IT業界も、アニメ業界と似ていて、業務必要スキルを持った人を揃えることができない問題に直面することがそこそこある

要領が悪いSISEや社内開発のプロジェクトリーダーが、業後や休日ポンコツ技術者の作業を手直しているケースを見かけたりもする(おそロシア)

これは、過労死リスクを高めるだけでなく、まぁフツーにプロジェクトの遅延にもつながるよね

 

しかし、本当にやるべきなのは、適切なスキルを持つ人材を事前に準備し、アサインすることなんだよね

事前準備や根回しが間に合わない場合でも、『いや、○○の経験をある人揃えられないなら無理ッス』とハッキリ言って、とにかく周囲に理解を求め、状況に抗う姿勢を示すことが大事なのよ(無理なものは無理)

 

政治的または予算的な制約で人材確保がどうしても不可能場合は、開き直って、誰が参画してもスムーズ業務を進められるような効率的ワークフローを構築することに全力を注ぐべき。社内の過去案件資産を徹底活用し、チームで仕事ができる環境を整えることが最優先。つか、IT本来効率的ワークフローを作るお仕事から

 

もちろん、ちょっとナレッジ整えて教育したくらい、枠整えたくらいでは、どうにもならねぇポンコツメンバーってケースもあるだろう

しかし、それでもやっぱりやるべきことは、ワークフロー構築に全力を注ぐだよね

なぜなら、どうにもならねぇことはどうにもならねぇからだ。選択肢は、『メンバーが育つのを待つ』か、『危機感を持った人が人材を投入してくれるのを待つ』か、『プロジェクトから逃げる』の3つだよ

 

いや、それで査定は乗り切れない、俺私の無限残業リカバリーする!!!!って言ったって、どのみち、俺私に社内やプライベートで予期せぬ予定が入る度に、プロジェクトは遅延するよ

同じ体力と時間を使うなら、予期せぬ事態にも対応できる体制を作り上げることの方に使おう(次回も使える)

 

IT屋さん(geekではなく、並な人々や技術ポンコツな人々)にとって、効率的に少人数で業務を回し、負荷が偏らないようにチームで仕事をする仕組みを作ることは何よりも重要だけど、

アニメーターのような芸術職ではまた考え方が異なるのかな?

動画主(アニメーター) の辛辣な主張のように、パヤオのような天才トップ層だけいれば、ポンコツな人々はいなくていいみたいなマッチョ思想の人が多い業界なのかしらねって思いました

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