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はてなキーワード: DIYとは

2023-11-18

編み物書き込み見て思い出したんだけど元カノに編んでもらったひざ掛けを別れて次の彼女できても未だに使ってるのって普通に考えてキモイよね?彼氏常識で考えておかしいし捨てて欲しいって何回も話したのに「店で買ったひざ掛けとか使ったけどこれが一番暖かくて普通に実用性高いんだよ」「流石に5年も前に別れた元カノの事なんか一切未練ない」「じゃあもしDIY得意な元カレがめちゃくちゃ機能性高い家具作ってくれたとして別れたらちゃん処分するって言い切れる?自分だって便利だったらくれた奴との関係性にかかわらず使うかもしれないだろ?それと同じ」「じゃあ君の手作りくれたら処分する」とかぐだぐだ言って未だに捨ててくれないんだけど絶対向こうがおかしいよね?これで私が心狭いとか、編み物習って作ってあげない私が悪いとか思う奴普通いないよね???無断で捨ててやりたい

2023-11-15

anond:20231115184027

一般的には、ネガティブ要素とされるんだけれども、僕(あなた)には全く気にならない点とかがあれば。

俺、DIYリフォームしたいんだよねー。

anond:20231115104238

この2つは後回しにしていたのでやらないといけない

2023-11-14

anond:20231112145956

本当にこれなんだよな。向き不向きはあるんだろうが田舎に暮らすことを楽しむにはDIYマインドは要る

2023-11-06

anond:20231106161553

「どっちがいい」じゃなくて「どちらが必要か」だからな。

理想間取りが欲しかったり、犬猫複数飼いたい(ペットに壁とかドアとかグッチャグチャにされる可能性大)とか、ゴリゴリDIYしたいなら持ち家の方が良いし。

なんで持ち家が欲しいの?持ち家を通じて何を達成したいの?それは持ち家じゃなきゃダメなの?って話で、

まずは持ち家でなければいけない理由を列挙することから始めなきゃ。

特にやりたいことがないなら賃貸でいい。

2023-11-05

ジャパンモビリティショーの感想【完成車メーカー編】

機械大学4年。

就職先がジャパンモビリティショー(旧東京モーターショー)のチケットをタダで配っていた。強制ではないが「勉強してこい」ってことなんだろうなあと思い行ってみることに。

ジャパンモビリティショーとは?

自動車メーカー部品メーカー(サプライヤー)が新型車やコンセプトカーの展示や新しい技術の紹介を行う催しであるコロナ前は東京モーターショーという名前だった。場所東京ビッグサイト

「モビリティショー」に名前が変わった理由は、車以外の次世代モビリティも展示するよ!というコンセプトを打ち出しているから。車だけではなく、車でもバイクでもない新しい乗り物を発表する場というコンセプトが、今回開催されたジャパンモビリティショーだ。

以下、各メーカーブース感想見学した順番に感想を書く。

長いので完成車メーカーブースから

部品ブースやそれ以外の感想は、思い立ったら書く

トヨタ

トヨタは新発表のコンセプトカー数台と新型クラウンランクルSUVセンチュリー、そしてモトコンポのような小型バイク(っぽい三輪車)を展示していた。

詳しい説明プレゼンなどは特にないが電飾などによる装飾は豪華で、イメージ重視な展示だったように感じた。

EVだと見られるコンセプトカー、特にオレンジ色スポーツカーに注目が集まっていたが、感想としてはかっこいいなあと思うだけ。具体的なメカニズム開発者の熱い想いが分からないと、正直面白くない。

また、新型クラウンなどもディーラー行けばじっくり眺められる訳で、人混みに揉まれながら見るもんでも無いと思った。

しかしとても良いと感じたのが、「ネオステア」と名付けられた新型のステアリングハンドルアクセルブレーキハンドル操作できるため、車椅子の人でも車を運転できる。調べてみるとパラアスリートが開発に関わっているらしい。

ネオステアグランツーリスモプレイできる体験ブースがあり実際に体験してみたが、これが面白かった。ただ単に足を使わず運転できる、という話ではなく、だれもが運転の楽しさを味わえるという点でとても良い技術だと感じた。是非市販化してほしい。

マツダ

唯我独尊、「人馬一体」のわが道を突き進むマツダブースには「だれもが、しあわせになる」というキャッチフレーズを掲げるパネルの前に初代ロードスターが展示されていた。

マツダブースの目玉は、世界初発表のコンセプトカーであるアイコニックSP」。とんでもない人だかりができていて全く近づけず、自分の目で見るのは諦めた。

また、マツダ福祉車両仕様の現行ロードスターを展示。アクセルブレーキハンドル左側に設けられたレバーで行い、シフトダウン・アップは右手だけで操作できるよう改造されている。

存在自体は知っていたものの、実際に現物を見たり運転席に座るのは初めて。車椅子ドライバーでも、スポーツカー運転を楽しんでほしい、というマツダの想いが強く伝わってきた。トヨタネオステアと並んでとても良い展示だった。

やはり、マツダエモーショナル価値観を伝えるのが巧い。「だれもが、幸せになる」初代ロードスター福祉車両仕様NDロードスター、そして往年のマツダ車と写る家族写真を何枚も載せたパネルからは、マツダが訴える運転の楽しさや車の素晴らしさがひしひしと伝わってくるし、こちらも感動して目が潤んでしまう。就職先が作る車ではないが、ロードスターだけは新車絶対に手に入れようと決意した。

スバル

スバルはアウトトレックソルテラのようなイチオシ現行モデルに加え、新型車であるレイバックを展示。コンセプトカーはEVスポーツカーの一台のみ。

そして、何よりも一番の目玉が「空飛ぶクルマであるスバルエアモビリティコンセプト。特大ファンを6つ搭載するドローン型の航空機だ。驚くべきことに、実証実験では実際に飛んでいるらしい。実証実験を含め、世界で公開されたのはこれが初。

一般的にはあまり知られていないが、スバル前身中島飛行機という航空機メーカーで、現在航空機部品の開発を行っている。「航空機メーカーとしての歴史を元に、陸空で運転の愉しさを提供します」という発表には説得力があった。

また、展示してそれっきりのトヨタマツダと違い、女性コンパニオン積極的プレゼンテーションを行い、展示車両を丁寧に紹介していた。スバル安全と楽しさの取り組みを熱心に紹介していたのが印象的だった。

メルセデスベンツ

車以外のモビリティの展示は一切なし。SクラスCクラスAMG(セダンスーパーカーエンジンをぶちこんだ超高級車)やEVなど、よくも悪くも現実的普通モーターショーな展示だった。

注目を集めていたのが、GクラスEVバージョンであるEQG。Gクラスデザインネオクラシックデザインにまとめており、普通にカッコよかった。

ルノー

現行モデルを、値段付きで数台展示するのみ。あまり人だかりはできていなかった。

もっとやる気出せ、と言いたくなるものの、出展していただけるだけでも有り難い。

トヨタ車体

ハイエースなど、トヨタ車の一部の開発を請け負うトヨタ車体。ハイエースのBEVコンセプトカー(グローバルハイエースBEVコンセプト)や、新型ヴェルファイアの4席超高級仕様である、スペーシャスラウンジ コンセプトなどを展示。

ハイエースのコンセプトカーはボンネットが長く荷室もそれほど高さがなかったため、そのままのパッケージングでは日本ユーザーは満足しないだろうと感じた。あくまでもグローバル向け、ということなのだろうか。

日産

日産は現行モデルのほか、R35GT-RnismoフェアレディZnismoスカイライン400Rを展示。そして目玉は、パキッパキデザインのBEVコンセプトカー数台だ。

コンセプトカーは相当未来を先取りしていて正直何を伝えたいのか正直良く分からない。ただ、今後は曲線ではなく面とエッジを多用したデザイン推していきたいんだろうな、ということは感じた。最近トヨタ(レクサス)やスバルもそんな感じのデザインだし、トレンドなのかもしれない。

日産ホームページを見てみるとFORTNITE とコラボしているらしく、ペルソナとなるキャラクター説明などもあるが、やっぱり良く分からない。FORTNITEをプレイできれば楽しいのかもしれないが...。

コンセプトカーの中でもひときわめだつのハイパーフォースコンセプトの名を称したスポーツカー日産としては「GT-Rかもしれないね、ふふふ...」といった雰囲気を出したいのだろうが、来場者はGT-Rしか見ていない。

車体側面にゴールド描かれた「4ORCE」の文字は6代目スカイラインRS-TURBOが由来なので全部が全部GT-Rのコンセプトカーではない。日産ハイパフォーマンスカーの歴史と、それを踏まえた未来へのイメージを表したコンセプトカーであるはずだが、ほとんどの来場客がGT-Rしか見てなかった(であろう)状況は日産ちょっと可哀想だった。

BMW

欧州メーカーでおそらく最も気合いが入っていたのがBMW。といっても、欧州メーカーベンツBMWルノーくらいしか出展していなかったが。

基本的に発売後、ないし発売間近のBEVモデルが発表の主体。コンセプトカーがどうこうというより、新型車の感触を確かめる来場客が多かった印象。しかしBEVのくせに豚鼻キドニーグリル採用するのは何とかならんのかと。

BMWもその辺は考えているらしく、次世代BEVモデルと思われるコンセプトカーの「ビジョン ノイエラッセ」で、豚鼻から脱却したデザイン披露ノイエラッセBMW70年代生産していた大衆セダンで、往年の名車をここで復活させてくるあたりは流石。

直線的なデザインであるものの、写真で見るよりもコロッとしたデザインだったのが印象的だった。フロントグリルは上から見ると大きく湾曲しており、豚鼻キドニーとは違い暖かみがあるデザインだ。4ドアセダンだが、ハッチバックSUVなど、様々なタイプにも発展していきそうな可能性を感じさせられる。今後に期待したい。

BYD

中国から黒船BYD。ネットである程度情報仕入れていたが、実物を見るのはこれが初めてだ。

エアコン吹き出し口やドアレバーなどの意匠写真で見たことがあるものの、実際に触ってみるとそのアバンギャルドさに改めて驚かされた。atto3の側面のパネルにはウェーブプレスラインが入っているなど、写真ではわからないような細かい所にも独特な意匠が施されている。リアの「BUILD YOUR DREAMS」のバッジアバンギャルドだ。はっきり言ってダサい

(モデルにもよるが)全体的に曲線主体デザインで、最新を売りにするブランドにしてはデザインの古くささが否めない。私はデザインに関しては素人だが、ダイソン20年前から続けているデザインと同じ系統ではないだろうか。

アーバンSUVセダンに加え、レンジローバー意識したようなラグジュアリーSUV「U8」や、ミニバン「D9」を展示。ゴリゴリのコンセプトカーは用意せず、現行モデルなどの現実的車両の展示が主体だった。これは「フルナインナップ戦略日経メーカーを犯すぞ」のサインだと思った。来年就職の私としては、背筋が伸びるような展示だった。

スズキ

そんなBYDの真向かいに大きな風呂敷を広げるのがスズキ。展示内容は、四輪・二輪新型モデルに加え、小型船外機や空飛ぶクルマ、小型モビリティなど、まさに様々なモビリティを展示していた。

舞台ではたくさんのダンサーが踊る演出や、MCバトルを模したような内容が含まれるなど、良くも悪くもスズキらしくポップでコッテコテな内容なので共感性羞恥がヤバかった。実用性をめちゃめちゃプッシュするのもスズキしかった。

四輪のモーターショーと変わらないような展示をする出展企業がいる中、後述するヤマハ発動機ホンダと並び、ちゃんと「モビリティショー」らしい展示内容で非常に好感が持てた。個人的には最も良い展示だったと思う。

特に小型モビリティブースは素晴らしく、四脚に小型のタイヤを装備し階段上り降りできる「MOQBA」や、高校生から高齢者まで、荷物を積んで安全かつ楽しく移動できる「SUZU-RIDE」など、いかんとも形容しがたい小型モビリティを多数発表してきた。

形容しがたい、ということは、今までにない形やコンセプトの乗り物で、例えに持ち出せる前例が無いということである。新しい価値をいくつも提案するスズキのコンセプトモデルは素晴らしい仕事だと震えたし、良質な刺激を得ることができたと感じた。

ヤマハ発動機

スズキ地元浜松のお隣磐田市に城を構えるヤマハ発動機も、「モビリティショー」らしい展示で面白かった。

3輪フルオープンEVのTRICERAは3輪操舵のシステムで、自動運転に向かう時代からこそ運転する楽しさを提案。トリシティのような3輪オートバイのTMWは(おそらく)TW225の改造車で、DIYで作ったような荒削りな車体は、かなりワクワクした。

また、ヤマハ(株)の協力のもと楽器関連の展示もあり、もはやモビリティ関係無いじゃないか突っ込みたくなってしまうが、何でもかんでも事業化してしまヤマハ発動機らしい所でもあった。

二輪車は125ccの新型車三台と、かつての伝説レーサーYZR500をモチーフにしたXSR900GPを公開。125ccの三台には列が出来ており、来場者がまたがってサイズ感を試していた。

長いスカート女性ネオクラシックモデルのXSR125に試乗していたのが印象的だった。コロナ好調だった二輪業界としては、この波に乗って若い女ライダーを増やしていきたいはず。かわいいデザインユーザーフレンドリーな車格のXSR125は、ヤマハ発動機がプッシュしたい製品であるだろう。

本田技研工業

ホンダも「モビリティショー」な展示が多く楽しめた。浜松にゆかりのある企業がモビリティショーな展示を行っているのは、実に興味深い。

ホンダジェットのコクピットに座れる展示は45分待ち。流石に断念した。

目玉は何と言っても新型プレリュードのコンセプト。新型もデートにぴったりなスペシャリティカーとしてきれいにまとまっており、GR86/BRZのようにゴリゴリスポーツカーではない。今の時代にこの価値観ウケる微妙だが、セリカシルビア亡き今、ライバルが居ない立場であることも事実。今後の動きに目が話せない車だ。

SUSTAINA-C Concept / Pocket Conceptはシティ/モトコンポ意識したようなコンセプトカー。テールライトはフルLEDスクリーンで、テールライトデザインを変えたり、後続車に「Thank You!」などのメッセージを伝えられる。サンキューハザードは誤解を生むこともあるので、是非製品化してほしいアイデアだ。

ホンダらしいと感じたのは、無塗装リサイクルアクリル外装パネル。素材の発色が良ければ塗装しなくていいじゃん!というアイデアは思いきりが良い。

レクサス

レクサストヨタとは別ブースで発表。

BEVのコンセプトカーは良く分からん。が、ゴリゴリバギーであるROVコンセプトと、アーバンSUVRZヘビーデューティーにカスタムしたRZアウトドアコンセプトには少し驚かされた。レクサスゴリゴリアウトドアはあまり似合わないような気もするが、泥遊びもレクサスラグジュアリーに楽しんで欲しいというコンセプトなのだろう。

地味に人だかりを集めていたのが、ギガキャストで作られたボディとバッテリーの見本。新型車が置いてあるスペースの裏側で目立たない所だったが、十数人の来場者がまじまじと観察していた。

特にギガキャストのボディは興味深く、スポット溶接が一切無いその様子は異様。さらに、適宜リブを配置されるなど、今までの作り方では不可能設計も見られた。「柔と剛が調和する」と銘打たれているが、剛性の最適化のためには、自動車づくりのノウハウが強く要求されそうだ。

ダイハツ

ダイハツは着せ替え可能自動車ミーモや、小型オープンカーのオサンポ、市販ささやかれるビジョンコペンなどを展示。展示車両は全体的にかわいらしいデザインで、女性来場者がかわいいと口にする声が頻繁に耳に入った。

近所を散歩するように楽しく移動できるというコンセプトのオサンポは、風を感じられるオープンカー。車高も高めなので、ちょっとした未舗装なら走れそう。買い物の帰りに、知らない道に突撃したくなるようなコンセプトカーだ。

車格は軽自動車サイズなので、オートバイに比べればお散歩の気楽さは無いだろうと感じてしまったが、あくまでも気楽に乗り出せる「クルマ」がコンセプトなのでそういうツッコミは野暮だろう。誰もがオートバイや小型モビリティを望んでいるわけではない。

ビジョンコペンはかなり話題だが、軽規格を飛び出し1.3L、FRオープンカー、となるとロードスター個性がだいぶ被ってしまう。超個人的意見だが、ロードスタータイマンするのはかなりしんどいんじゃないだろうか。値段次第な所もあるが私ならロードスター買う。

カワサキ

カワサキは二輪メインの展示。目玉はネオレトロオートバイメグロ復活。最近ネオレトロが本当に流行っているが、あらゆるメーカーがプッシュする様子を見ると、ぼちぼち流行ピークなのでは?とも感じてしまう。

また、BEVハイブリッドのニンジャを展示。カワサキターボやったりスーパーチャージャやったり、攻めた製品がやっぱり多い。ハイブリッドのバイクは車体重量を押さえられるのだろうか。

三菱自動車

SUV、というよりRVの展示のみ。 Permalink | 記事への反応(1) | 20:52

2023-11-03

[] めちゃくちゃ共感するが元増田は『弱者男性では無い』

人生必要ものの99%くらいはお金では買えないが、増田ガチャ勝利し既にそれを持っている

これで終わる話なのである

 

いや、俺の親は経済的に太くねーし、一般的に責務と言われることをこなさないどころか俺に負担掛けますけど?かも知れないが、

世の中には、『親が既に死んでいて物理的に対話が不可』とか、『親が文字通りのガチ犯罪者でどうにもならない』とか、

一般的な責務はすべて果たしているが微塵も子どものことを愛していない』とか、『子ども文字通りの意味ペットか道具としか思っていない』とか、

そんな親がゴロゴロいるのである

 

ポンコツで、金なくて、ぶっちゃけ経済的成功の役に立つどころか足枷しかならなくても、

無条件で自分のことを愛してくれて、その上まだ生きていて、ベストな形ではなくてもとりあえず対話が出来るのは、極めて幸運なことだ

 

あとこれもめちゃくちゃ共感するんですけど、

今思えばガキの頃に感謝するべき人たちがたくさんいた。水泳を辞めたときも、初めてのバイトを辞めたときも、高校卒業したときも、俺程度の人間に色紙をくれた人たちがいた。

そういう思い出に浸るだけで、世界は優しい人たちで溢れていると思うのである

逆にいえば、誰にも親切にされたことがない人は、他人の善性を信じることが出来ない

他人の善性を信じることが出来ない人は素直になれないし、素直になれない人は他人から親切にされにくいという無限悪循環なのである

増田環境ガチャキャラクターガチャ勝利したラッキーな人で終わる話である

 

それから、数値化できない財産についても触れておかなきゃいけない

頼りになる親類、友人、農業狩猟技術DIY技術学歴 (税知識・法知識マーケ知識語学など)ほか、

所得としての数値には現れないが、あらゆるもの金銭の発生をゼロに、あるいは超低コストに抑えることができる人たち

彼・彼女らは選択的にその生活を送っており、なおかつなんら困窮しておらず、増田所得水準であっても『貧困状態(弱者男性)では無い』と思います

 

別にそういう数値化できない財産いっさいないが?なら、もしかして増田金銭の受け取りを無意識的に拒否しちゃってるかも知れない

数値化できない財産を持ってるわけでは無いのなら、無駄な贅沢はしなくていいけど、安全や快適を買える程度のお金はあった方がいいです

日本お金に対する考え方がおかしいとか金持ちに対する偏見ガーとか言うけれど、『お金は汚い』と言う考え方は割と普遍的な考え方で

(サイコパスほど金持ちになりやすいと言う事実と、財産の引き継ぎにより強力な金持ちになり独占していくと言う現実があるのだから仕方がない)


アメリカには、Financial Psychology と書くが、投資心理ではなく、自身の不合理なお金の信念に気付き/手放し、お金との付き合い方を健全しましょうという主旨のセラピストもいたりなんかする。

それらの創設に携わったブラッド・クロンツ博士日本語でのざっくりとした紹介はこちら ↓

「金ですべて解決できる」なら億万長者に悩みはないはず?|大富豪ばかり相手にする心理学者の洞察クーリエ・ジャポン
https://courrier.jp/news/archives/87220/?ate_cookie=1569731540


健全ではないお金に対する信念として、


お金回避
(教育レベルが高い人/福祉系に人にありがち。十分な報酬を受け取らない。むしろ無意識的に拒否する)

お金の崇拝
(そのまま。稼げば稼ぐほど幸せになると信じており、それと同時に自分は充分な額を稼げないと信じている。高額商品を購入したり買い物依存症だったりする傾向が強い)

マネーステータス
(自己資本年収自己価値イコールで結び付ける)

・ドケチまたは病的な貯蓄屋
(お金に対し異常な警戒心を持っている。いくら貯蓄しても永久安心出来ない)


 

などがあるそうな

自分マネーステータスかな。もろに年収自己価値 である

不正利用されたら支払え無い枠があるクレカ持ってまさかドヤ顔したりしている。
(まぁ不景気からクレヒスが良好ならグーレドも枠も年収関わらず上がるのが実際のところなんだけども、年収証明として自己満足してる)

  追記2023年現在はデビットに切り替えなんとなくお金残せるようになりました

anond:20231102171926

2023-10-30

anond:20201130124718

ペアガラスと樹脂サッシ入れる前に、簡易内窓入れた方がいいと思う。

既設の窓と、内窓の間で10センチ近い空気層が断熱層になる。

簡易内窓は、プラダンとプラ枠レールでDIYするのがポピュラーだけど、

実は、大き目のポリ袋カットして、窓枠にテープで貼るだけでよい。

気密は気にしなくてよい。

ガラス付近空気が対流で入れ替わるのを妨げるだけでよいのだ。

2023-10-23

宇津野宮という田舎出張になった

車でカンセキというDIYショップに向かっていた。車線の真ん中を1台の自転車が走っていた。初老男性がのろのろ漕ぐ自転車は荷台に巨大なトイレットペーパーのパックをくくりつけ、狭く見通しの悪い車線のまんなかを歩くようなスピードでふらふら進んでいた。道幅がせまく見通しもわるく、この自転車をどうしても追い抜くことができなかった。後続車が5台、6台と溜まりはじめ、やがてバックミラー最後尾を確認できなくなった。ナビの画面はこの道が渋滞していることを示していた。

郊外古民家買って手入れして失敗した増田です

Youtubeとか見て将来に不安もってやってみて見事に失敗しました。その際の体験を書きます

車無いと無理

不安覚えるような奴は車持ってません。レンタカーカーシェアで済ませると結構かかる。この際買うか!とは当然なりません。駐車場無いし

初期投資えぐい

Youtube動画とか平気で工具とか出てくるけど普通の家にはない。100均のものは使えない。結局買いそろえることに。必要になったら買えば良いと思ってもそもそも郊外にすぐ買える場所は無い。

材料も高い

別にDIYだと安くなる訳でなく人件費がかからないだけでそれなりに金かかった

何をどうすればいいか悩む

そもそも自分が住みたい訳じゃないので古民家をどうしたいかプランが無い。とりあえず人が住めるようにと言ってもつまりどうすれば良いかからない。

掃除も面倒

家の掃除とほったらかしの古民家掃除マジで次元が違った。フローリング壁紙とか言うレベルじゃなくなってどんどん予算が増える。あと草刈り面倒。庭狭い方が良い。

行くのも面倒

土日はほぼ潰れる。天気が悪いと行かない理由になるので嬉しい。他に趣味があったり人づきあいが多い人は無理(コミュ強は無料人材として呼ぶのかもしれないけど)

全然終わらない

Youtube早送りみたいになりませんし進みは凄く遅い。半日でこんだけ?ってのが多いです

諦めて業者居れるとまぁまぁ高い

安いのは同業他社が多い地域郊外は少ないので言い値です。じぶんでやれば良いのですが水回りとか壁や床壊すレベルは無理

何とか出来ても別に人はすぐ入らないし売れない

こんな場所に人は来ないし、特段観光地でも無いので自分行きたくない。貸すにしてもなんか外人しか来ない。そして全然儲かってない

まとめ

本や動画はこれまでの過程とかを端折っているので簡単そうに見えても実際は難しいです。自分の失敗で家自体を駄目にする可能性があるのはホント辛いです

投資した分回収できる所に買えば良いと言いますがそういうところはそこそこ高く、なによりあなたが見ている本や動画の人が大体先に居たりします。

DIY経験が参入してどうにかなるようなブルーオーシャンではもはや無いので家の近所でもない限りは止めた方が良いと思います

2023-10-22

[] 人生に本当に必要な物はなにひとつとしてお金では買えない

家族恋人友達、生きがい、健康、それらはもちろんのこと、ペットすらそうだ

ペット自体は生体販売お金で買えるけど、ペットとの絆はお金では買えない

  

でもいうて、成熟していないので、結局は些細な贅沢を辞めれず、ある程度はお金奴隷なっちゃう部分はあるのかな・・・とは思いつつも、

これらについてぼんやり考えてる

 

まず、田舎職業として農業やるとか猟師自給自足するとかは、ツテも能力もまったくないので無理だ

東京まれとは言いつつも周囲には住宅しかなかったので都会っ子の自認はまったくないのだが、

やっぱ、街灯がまばらで青年会が山道の整備とかしている地域とか、雪かき必須地域で生まれ育った人らと比べると、あらゆる面において貧弱だ

メンタルもやしでツテが無くても、器用でDIY得意だとか、人付き合い能力めっちゃ高いとか、大柄で筋肉隆々だったら、またぜんぜん違ったんだろうけどな

宝くじとか当たって家庭菜園レンタル畑をやれたらいいなとは思う

でも、薄ぼんやりとした食糧不安をずっと持っているので(農業従事者の平均年齢が70歳を超えてしまっている。あと円安)

宝くじ当たらなくても、農家サブスクレンタル畑くらいはやってもいいかも知れない

 

次に必要お金

円がゴミ屑にならない前提・食糧に困らない前提で、雑に月30万くらいあれば特別なことが無きゃ老後過ごせると思っている

60歳から40年で1億4400必要で、所得もしくは売上げを全額貯金に回せば余裕でイケる額だけど、当然ながら全額貯金は出来ない

娯楽(ゲームマンガエロ)で一発当てるか、人を雇う規模感でのビジネス成功か、投資で爆益が必要なわけなんだが、

宝くじに期待するのとあんま変わらん気がする

なので基本的には一生INを確保する・・・まり一生働ける方法を考えなきゃいけない

 

あれ?お金奴隷にならないってのはどうしたんだって話だが、どうあってもお金の話はついて回る

家族恋人友達、生きがい、健康を買わない(買えない)のに、『お金でなにを買うつもりなんだ?』と言ったら、

"安全" と "快適" だよね

 

日本は今のところ先進国かつ銃でヒャッハーしている人はいないので "安全" は多少目は瞑ってもいいが(いうて、侵入窃盗ひったくり放火・寝タバコが多い地域は避けた方がいい)

"快適" は、世界中どこでも価値のあるものだよね、もちろん日本においても

"快適" と "不要な贅沢" の線引きは難しいが、人間幸福には下記のどちらかは必要だ(両方あるとより望ましい)

 

 

このどちらかを維持するのに必要な経費が "快適" だろう

 

 

 

しかし、任天堂山内氏の経営哲学は、本当に "それはそう"感 あるな

面白いと思うものをつくれ

商品が売れるか売れないかは、正直いって誰もわからんよ。しかし、面白いか、面白くないかは誰にでもわかる。おもしろものをつくれば会議検討したり、市場調査をしたりする必要もないわけや。事実ゲームソフトで370万本売って超ベストセラーになった「スーパーマリオブラザーズ」など、100人中90人までがおもしろいと評価していたよ。

実力だけではなく運も認める

運を認めないといけない。運を実力だと錯覚するということは、これほど愚かなことはないんです。経営者としてね。ところが、人間ですからついつい運の存在無視して「俺の力だ。俺のやり方が良かったんだ」と言いたいんですわ、人というものはね。それは駄目。

世間にはよく成功した人間尊敬する人がいるけれど、それが僕には不思議でしようがない。たまたま運が良かっただけの人を、どうして尊敬できるんでしょうかね。

ーーーー

「世の中でうまくいっている人の言葉金言のように聞いて、『なるほど』と言って真似をしたがる人がいるけれど、自分にはそれが理解できない」

「なぜなら、うまくいっているのは全て運だからだ」

運を天に任せる

人事を尽くして天命を待つというが、人事なんてなかなか尽くせるものではない。そのときは、やるだけやった、あとはどうなっても満足だと思うかもしれないが、しくじったら、そのとたんに、ああしておけばよかった、こうもすればよかったと、次から次に反省が生まれものです。だから、どんなに人事を尽くしたつもりでも、人間所詮天命を待つ心境にはなれない。そういう意味でもわたしは、任天堂の名の由来のごとく、人事を尽くして天命を待つのではなく、単純に「運を天に任せる」という発想を積極的に取りたいと思っています

 

経済的成功出来るかは知らんけど、少なくとも自分自身面白いと思える作品や、自分自身は役に立つと思うシステムについて、もっと真剣に考えたいなって改めて思いました

あと、立派な人は経済的成功していなくても誰の目から見ても立派なので、世間評価がどうこうではなく、やはり引き続き、善行ができる人を目指したいと思いました

2023-10-17

anond:20231016031323

裁縫とかどうかね、刺繍おすすめ

男性女性も今時裁縫する人少ないし技術上がる実感は得やすいと思う

工作DIY系だと置く場所に困るが、刺繍場合場所もとらない

ハンドメイド界隈は売るとなると大変だけど趣味程度なら荒れないし

anond:20231017105430

分解修理動画かいくらでも上がってるからDIYすりゃいいじゃん

2023-10-16

動のジョンウィックと静のイコライザー、似たような二作を同時期に観たけど対照的なサマを感じられて良かった。

ジョンウィックアクションに遊びがあった気がする。一騎当千に飽きさせない工夫というか。満身創痍で暴れ回りつつ、ヌンチャクアクションコミカルな感じもあった。MGSみたいな俯瞰映像も嫌いじゃない。凱旋門の往来は敵に囲まれるというよりオブジェクトに襲われる特殊ステージのような緊迫感があった。最後決闘で締めるのも良いね

犬のくだりとかで一応「報い」というテーマは挟むけど、総じてアクション面で魅せてくる印象だった。

イコライザーの方はもはや敵に倒されてしまうかもしれないなんて不安すらなく、スプラッター映画のように淡々粛清する感じ。

序盤で惨殺死体の果てに登場する時の佇まいとか、完全に悪役のそれ。教会や十字を挟んで、やりすぎじゃね……?って感じの自問めいたシーン。スントを外してドンパチ抜きの休養で、美しい街と善良な人々の生活をじっくり映す。そしてそれを踏みにじる存在をねっとりと描いて、溜めて溜めての制裁。もはや戦いではなく、一方的。ぶっ刺したチンピラにじっと目を合わせる所とか、瀕死相手をのたうち回らせて何をするでもなく側についている所とか、完全に異常者のそれ。一作目のDIY戦法、二作目のステーションバーじみたお節介殺戮おじさんときて、最後平穏というテーマに重きを置いた感がある。良いね

イコライザーって音楽とかのやつを先に思い浮かべちゃうけど、確かにイコライズしてたわ。平等にするものが転じて銃をそう呼ぶの知らんかった。ピースメーカーとかと同じか。ホンマに平等になっとるか?

二作とも観て思ったけど、ただ銃で撃ち殺されるとか轢き殺されるとかよりも、ナイフで手を刺す所をジッと映すシーンのほうがウッてなるな。痛みが想像出来る分そっちの方がキツい。アウトレイジ拷問とかもそうだけど。

anond:20231016031323

レザークラフトとかDIYとかええやで

黙々とやれるしできたもん使うと気分ええで

2023-10-14

anond:20231014084627

人との関わりが薄くなるほどお金技術必要になる仕様なので増田認識は正しい

ガチ厭世家DIYスキルも金を稼ぐ能力もすごい。だいたいは山や無人島仙人みたいな暮らしをしているが、

最上クラス厭世家独立国家を作ったこともあった

シーランド公国の“建国から50年。自称世界最小の独立国」とは?

https://www.huffingtonpost.jp/kenji-ando/principality-of-sealand_a_23194493/

 

それでも現代は自前でセーフティネット作らないでいい程度には

無理して人付き合いする必要無くなったからいい時代になったもんだ

 

でもまぁ他人が気になって仕方なさそうな元増田は一度ひとりになった方が良さそう

自分自分だぞ

2023-10-12

消費税増税の夢と現実

<夢>

老人「うわ~やられた~!」

反社「うわ~やられた~!」

現実

老人「医療費家賃、非課税!食料・新聞軽減税率年金支給額、物価スライド増税分アップ!時間があるのでDIY丁寧な暮らしそもそも増税分は老人のための介護医療費に!」

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2023-10-05

木製家具処分に困る

合板に化粧板を貼り付けた安物ではなく本物の木を加工して作ったタンスの処分に困っている。解体して粗大ごみとして捨てれば済むが、まだ使えるものを捨てる勇気がない。今の時代は木製家具なんて誰も使わないから売ることもできない。DIYタンスを机に作り替えようとも考えたが、それだと別の家具が増えるだけだ。結局、捨てるしかないのか。

2023-09-27

anond:20230919141733

言語がどうとか意味ない。グダグダわずにノーコードでもなんでもいいかアプリなりゲームなりwebサイトなり作れ。

言語がどうとか言ってるのはDIYをするのにハンマーが良いのか、ドライバーが良いのかとか言ってるようなもん。

まず何を作るかが先にある。

2023-09-25

デカボール

君は成形された段ボールをどのように持つだろうか?

大きさは問わない。小さな段ボールで考えても良いし、大きな段ボールで考えたとしても構わない。

...

さて、今思い浮かべてもらった持ち方は、意外にもこれから述べる「2つの持ち方」のいづれかに該当するはずだ。

1つ目は「両手を段ボールの底に引っ掛けて持つ」という持ち方だ。

クレーンゲームの2本爪アームを思い浮かべると良い。まさしくあの構図である

しかし、あの貧弱さはどこへやら、我々が実践した途端、とても高い安定性を提供してくれる。

「片方の手を手前の底角に引っかけ、もう片方の手を対角線上の底角を引っかける」とより更に安定するが、これはこの持ち方の一派とさせて欲しい。

さて、この持ち方をするまでもない小さな段ボールがあったとする。

それは自然と「小脇に抱えるように持つ」だろう。これが2つ目の持ち方だ。

およそ出回っている段ボールはこの2つの持ち方でなんとかなる。

なんとかなるという表現より、「段ボールを持つ」と心の中で思ったなら、その時既に行動は終わっているという表現が正しい。

思考する間も無く、我々は「2つの持ち方」のいづれかを実践してしまっているはずだからだ。

ん?なんでこんな話をするかって?

そりゃあ、

「この2つの持ち方では持てないほど大きな段ボールの話をするため」だ。

~

中野坂上で借りた特大のハイエースの車高はとても高かった。

彼女の旧邸から荷物を運び出すべく、長い時間運転していたおれは、その車高に慣れてしまったせいか、旧邸に積み上げられていた段ボールの大きさを見誤っていた。

「あっ」

おれが抱えようとした段ボールは、その底面が地面から完全に離れる前に、鈍く沈んでいった。

まるで、装着したロングバレルの重さに耐えきれず、かかとが浮いてしまったバトルビーダマンのように、前傾姿勢になったとき、おれは初めて気付いた。

その段ボールはとてつもなく大きかったのだ。

印字を見るからに、その段ボールは「6ロール入りのティッシュペーパー」を12ロットほど詰める用途で使われていたようだ。

おおかた、近くのドラッグストアなどから拝借したのだろう。こんなにデカ段ボール生活の中では見たことがない。

(この段ボールは以降デカボールと呼ぶ。)

新居には「そのデカボール14個分の衣類」が運び込まれた。

引っ越しは難航した。2人でなければ運べないデカボール。あまりの多さに、1往復で済むはずだった運搬作業は3往復にも及び、東京の端から端へ反復横跳びするような1日だった。

返却期限が迫るハイエース

使わなくなる家電引っ越し当日に引き取りに来た彼女の旧友。

連れ猫もいた。大きくハイエースが揺れるたび、猫を気遣った彼女視線を受けた。

手伝ってもらった友人の機嫌もどんどん悪くなり、23時半まで引っ越し作業が及んだ。

友人が帰った後、「14個てw」と散々弄った。この服の量は明らかにおかしいことに気付いて欲しかった。

弄るたび不機嫌になる彼女は、シーツもかけずに床に直置きしたマットレスの上でいつの間にか寝ていた。よほど疲れていたのだろう。その日はデカボール言及することなく、おれも瞳を閉じた。

...

「いい加減服を捨てろよ!!!

数ヶ月後、新居でデカボールを指差し、おれは怒鳴っていた。

デカボールの中の衣類は、季節毎ではなくアイテム毎に分かれていた。

そのため「積み重ねると取り出すとき利便性を損なう」という理由で、14個のデカボールは積み上げられることなく平置きされていた。

引っ越してきたあの日から、ずっと平置きされてきた。

広い家に、素敵な家具を少しだけ置くことを思い描くおれは、あの日から何度も彼女に伝えてきた。

数を減らしてくれないか

着ないものはないか

この服は最後にきたのいつなのか?

シーズンじゃないものは預けてみないか

分類だけしてみようか?

いずれも聞き入れられず、新居がデカボールに犯されているように見えてならなかった。

新居はなるべく広く間取るために、収納限界まで削られていたワンルームだった。

この物件は駅からも遠かった。最寄駅は職場からも遠かったし、栄えている街でもなかった。

しかし「大好きなインテリアをスペースを取りつつ配置したくて」この部屋にした。

幼少の頃から部屋を与えられなかったおれが、1人暮らしを始めてインテリアに興味を持つの必然だった。

就職してからというもの、100円ローソンのかしわおにぎりセットで飢えを凌いで貯めたお金は、全てインテリアに使うようになった。

美容整形外科で使われていたというAD COREのコーナーソファACME Funitureの木工曲線見事なマガジンラック。綴化に綴化を重ねて要塞のように大きくなったユーフォルビア。

フルーツを置いて楽しむイメージパッケージに印字されたiittalaステンレスプレート。

実家を出てからフルーツなんて買えたことはない。そんなおれだが、インテリアにだけは心血を注いで来た。

このインテリアたちがいつか小さな六畳一間を飛び出して、大きな広い部屋でディスプレイされる日を夢見て。

そんな日々を夢見れば、100円ローソンのかしわおにぎりセットなどいくらでも食べることができた。

しかし今。

おれが掴みかけた夢は、デカボールに押し出され、ヴィンテージソファ彼女の連れ猫に切り裂かれ、集めたインテリアたちはこんなに広い部屋の隅で、暖を取るように固まり、一部はベランダで鯖つくのを待っている状態ですらある。

日々を切り詰めて手に入れたこの広い部屋は、インテリアを配置するための広い部屋は、目を薄めて見ると全て同じに見えるような服をパンパンに孕んだデカボール占領されている。

おれの大切なもの害するデカボールをどうにかしては欲しい。そう伝えても何も行動しない、協力する気もない、そんな彼女にふとしたきっかけで言ってしまった。

「いい加減服を捨てろよ!!!

しまった...と思いきや、彼女は倍の声量で言葉を返した。

「は?なんでそうやってあたしの好きなものを奪うわけ!?絶対捨てないから。服って一期一会から。大体さ、このワンルーム収納がないのがいけないんじゃん!!収納があれば片付けるよ?でも無いじゃん!!そんな中でデカボールのこと言われてもあたしにどうしろっていうわけ!?引っ越す??引っ越そっか!!!でもあたしは1円も出さないからね!!!だいたいs...」

おれは怒りで「口喧嘩がとんでもなく強い彼女」だということを忘れていた。

普段は気さくな彼女だが、いざ衝突するとなると、論理で攻めるときひろゆきのように、論理で攻めあぐねたら田中みなみのように感情で攻めてくる。ディベートケルベロスとでも言おうか。

いくつか火花を散らしたが、そのときは結局捨てさせることができなかった。

おれ自身反省し、捨てろとは言わなくなった。確かに収納があればこのようなことにはなっていないかもしれない。

いくらデカボールがおれが好むインテリアを迎え入れることを拒んだとしても、彼女が既に持っている服を奪う権利はおれにはない。

「初めから独りっきりだったてめーに!!オレの何が分かるんだってんだ!!!アァ!!?つながりがあるこそ苦しいんだ!!それを失うことがどんなもんかお前なんかに・・・!!」

という、とある忍者セリフがある。

これはその通りで、最初から手元にないことと、手元にあるものを失うことはまるで違う。

彼女クリティカルな返しで怒鳴り合いは幕を閉じ、おれは服を捨てさせるのを諦めた。

春が終わるころ、デカボール彼女が新たに迎え入れた夏服を飲み込むために、その体裁を崩し始めていた。

~

冬。

もうデカボールは服にまみれて見えなくなっていた。

東京を知らない若者になら「これが文化服装学院です!」と伝えても納得して貰えるほどの服の要塞が出来上がっていた。

この要塞の基礎工事と成り下がったデカボールだが、「もー、なんで見つからないのー??」という声と共に、その要塞が掘削されるとき、彼らは隙間から顔を覗かせてくれた。

デカボールには服の重圧で紙皺が出来ていた。その紙皺は、インテリアを諦めたおれを憐んでいるようにも見えた。

捨てさせることを諦めたおれは、収納を新たに設ける方針に切り替え、何度か提案をした。

「せめて段ボールはやめてさ、かっこいい収納を買おうよ。」

「着ない分はさ、レンタルスペースとかに出してみようよ。」

ベランダに服の収納作ろっか?そしたら生活空間が少しは確保できるかもよ?」

「ベッド下に収納を作っても良い?引き出し型のやつ、おれが買うからさ」

実家に送るのはどう?おれの実家でも良いよ?」

彼女からおれの痛みを和らげる提案はない。おれだけがおれの痛みを解消できる唯一の存在だった。おれは思いつく限りの提案をした。

しかし、論理的かつ狡猾に、おれが余力を絞って書き連ねる処方箋は破られていく。

この量の服を飲み込みつつも、デザインを維持できるかっこいい収納などなかった。

着たい時に着れない服は持ってないのと同じらしい。レンタルスペースに置く=捨てることだと言う。重ね着のため、シーズンが違うものでも着ることがあるらしい。

ベランダに置くと湿度日光で服がダメになるらしい。

ベッド下の収納は、床が見えなくなるため、家が狭く見えてしまうからダメらしい。おれも同じことは思っていた。その感性が一致しているからこそ余計苦しくなった。

実家にはスペースがなく、おれの実家に送るにしても申し訳ないらしい。

全ての処方箋が破られたころ、おれはもうデザインインテリアはどうでもよくなっていた。

生活スペースにはみ出た服を収納するためだけに、アイリスオーヤマプラボックスを購入した時、これまでに積み上げた感性が死んでいく気がした。

羽立った木材を色も塗らないままDIYを始めた。

しかし、作った収納はすぐに服が食い尽くした。また作る。服が食い尽くす。また作る。服が食い尽くす。希望が見えなくなっていく。

電動ドライバーの矛先を向けるべきなのは果たしてネジなのか、分からなくなってくる。

この間にもベランダ家具は錆びていく。青いスタンドライトには服が、ベルトが掛けられていく。ソファは猫に削られ、ステンレスの棚の上にはZOZO段ボールが積み上がり、靴箱はさんざん揺られた弁当箱具材のようにひしゃげた靴で溢れている。

余白はどんどん服で埋め尽くされる。余白が埋め尽くされるたびに、おれの理想は霧がかってゆく。

好きだった雑誌Casa」を買うのも辞めてしまった。

おれはあの頃から、もうインテリアを買っていない。いつの間にか100円ローソンにも行かなくなった。

 

...

最近は時々夢をみる。

服に火をつける夢を。

デカボールが役目を終え、空は灰となって消えていく夢を。

服が、家が燃え尽きたのちも、 iittalaステンレスプレートだけが、美しく残っているのだろうと思う。

その煤だらけのプレートだけを持って、おれはこの家を出たい。

2023-09-24

DIY技術学びてーなあ

土日だけ職業訓練的なの受けてーわ

あるんか知らんけど

2023-08-19

anond:20230819173640

スマートホームDIYで逆に不便になったとか家族からウザがられてる奴なら聞いたことあるやでという話

anond:20230819162248

これはほんとそうよな

作る側に回る奴はそこにあるもんで何か作ってる

漫画の傍ら消しゴムハンコ作ったり、O村ミニフィギュア造形したり、隙あらばDIYしたり、入院したら折り紙ちぎり絵作ったり、庭の落ち葉自画像キャラみたいなの作ったりしてる桜玉吉見てそう思ったわ

クリエイターアーティストはもう何か作ってなきゃいられない性質なんだよな

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