車でカンセキというDIYショップに向かっていた。車線の真ん中を1台の自転車が走っていた。初老の男性がのろのろ漕ぐ自転車は荷台に巨大なトイレットペーパーのパックをくくりつけ、狭く見通しの悪い車線のまんなかを歩くようなスピードでふらふら進んでいた。道幅がせまく見通しもわるく、この自転車をどうしても追い抜くことができなかった。後続車が5台、6台と溜まりはじめ、やがてバックミラーで最後尾を確認できなくなった。ナビの画面はこの道が渋滞していることを示していた。
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